JP2002300383A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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- JP2002300383A JP2002300383A JP2001097767A JP2001097767A JP2002300383A JP 2002300383 A JP2002300383 A JP 2002300383A JP 2001097767 A JP2001097767 A JP 2001097767A JP 2001097767 A JP2001097767 A JP 2001097767A JP 2002300383 A JP2002300383 A JP 2002300383A
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Abstract
周期を算出することのできる画像処理方法および画像処
理装置を提供することにある。 【解決手段】 デジタル画像データのエッジ量を算出す
るエッジ量算出工程と画素値同士の差分に基づく評価値
を算出する評価値算出工程とエッジ量算出工程および評
価値算出工程から得られる値に基づいて前記デジタル画
像データの周期を算出する周期算出工程とから構成され
たので、演算処理量が少なく安定して画像データの周期
を算出することができる。
Description
リ、デジタル複写機等の機器で入力されるデジタル画像
データを対象とし、画像の属性によって異なる処理をお
こなうことにより画像の高画質化やデータ圧縮、通信の
高速化などをおこなう画像処理方法および画像処理装置
並びその情報記録媒体に関するものである。
最適におこなうために画像の属性を判別する技術とし
て、像域分離技術がある。この像域分離の結果、網点で
あると判断された場合に網点の線数に応じた処理をおこ
なっていた。
処理装置では、画像を所定サイズのブロックに分割し、
ブロック内の網点写真の画素濃度を示すパルス波形をカ
ウントすることにより線数を検出し、線数に応じた平滑
化処理をおこなう方法が開示されている。
装置では、自己相関係数を用いて網点線数を検出し、RO
M内に格納された各種フィルタの係数を選択して、網点
領域のみにフィルタ処理をおこない、網点を中間調に変
換する技術思想が開示されている。
−48894号に開示された画像処理装置では、以下の
ような問題点を有していた。
ウントすることによって線数を検出するために、画像濃
度の波形が理想的にきれいに現れる場合にしか適用でき
ず、実際の画像において、このような理想的な画像が得
られることはほとんどなく、現実的ではなかった。
示された画像処理装置では、自己相関係数を用いて網点
ピッチを求めるのであるが、先ず自己相関係数を算出す
るために多くの乗算および除算処理が必要となり、これ
を実現するには非常に多くの演算量を要するものであ
る。
もので、乗算や除算処理が不要で演算処理量が少なく、
多少のノイズを含む画像データであっても安定して画像
データの周期を算出できる画像処理方法およびそれを実
現するための画像処理装置を提供することを目的とす
る。
め、請求項1に記載の発明にかかる画像処理装置は、デ
ジタル画像データのエッジ量を算出するエッジ量算出手
段と、画素値同士の差分に基づく評価値を算出する評価
値算出手段と、エッジ量算出手段および評価値算出手段
から得られる値に基づいて前記デジタル画像データの周
期を算出する周期算出手段と、を備えたことを特徴とす
る。
処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記エッ
ジ量算出手段において、前記デジタル画像データ中の注
目画素の画素値と隣接または近傍の画素の画素値との差
分からエッジ量を算出することを特徴とする。
処理装置は、請求項1に記載の発明の、前記評価値算出
手段において、前記デジタル画像データ中の注目画素を
含むブロックと大きさが同じで該ブロックの近傍にある
ブロックを対象とし、該ブロック間で対応する全ての画
素値同士の差の合計或いは平均を用いて評価値を算出す
ることを特徴とする。
処理装置は、請求項1に記載の発明の、前記評価値算出
手段において、前記デジタル画像データ中の注目画素を
含むブロックと大きさが同じで該ブロックの近傍にある
ブロックを対象とし、該ブロック間で対応する特定の画
素値同士の差の合計或いは平均を用いて評価値を算出す
ることを特徴とする。
処理装置は、請求項1に記載の発明の、前記周期算出手
段において、注目画素のエッジ量が予め決定した閾値よ
りも大きい場合のみ算出をおこなうことを特徴とする。
処理装置は、請求項1に記載の発明の、前記評価値算出
手段および周期算出手段において、注目画素の2次元方
向の近傍を対象とすることを特徴とする。
処理装置は、請求項1に記載の発明の、前記評価値算出
手段および周期算出手段において、注目画素の一次元方
向のみの近傍を対象とすることを特徴とする。
処理方法は、デジタル画像データのエッジ量を算出する
エッジ量算出工程と、画素値同士の差分に基づく評価値
を算出する評価値算出工程と、エッジ量算出工程および
評価値算出工程から得られる値に基づいて前記デジタル
画像データの周期を算出する周期算出工程と、を含んだ
ことを特徴とする。
処理方法は、請求項8に記載の発明の、前記エッジ量算
出工程において、前記デジタル画像データ中の注目画素
の画素値と隣接または近傍の画素の画素値との差分から
エッジ量を算出することを特徴とする。
像処理方法は、請求項8に記載の発明の、前記評価値算
出工程において、前記デジタル画像データ中の注目画素
を含むブロックと大きさが同じで該ブロックの近傍にあ
るブロックを対象とし、該ブロック間で対応する全ての
画素値同士の差の合計或いは平均を用いて評価値を算出
することを特徴とする。
像処理方法は、請求項8に記載の発明の、前記評価値算
出工程において、前記デジタル画像データ中の注目画素
を含むブロックと大きさが同じで該ブロックの近傍にあ
るブロックを対象とし、該ブロック間で対応する特定の
画素値同士の差の合計或いは平均を用いて評価値を算出
することを特徴とする。
像処理方法は、請求項8に記載の発明の、前記周期算出
工程において、注目画素のエッジ量が予め決定した閾値
よりも大きい場合のみ算出をおこなうことを特徴とす
る。
像処理方法は、請求項8に記載の発明の、前記評価値算
出工程および周期算出工程において、注目画素の2次元
方向の近傍を対象とすることを特徴とする。
像処理方法は、請求項8に記載の発明の、前記評価値算
出工程および周期算出工程において、注目画素の一次元
方向のみの近傍を対象とすることを特徴とする。
ログラムは、デジタル画像データのエッジ量を算出する
エッジ量算出工程と、画素値同士の差分に基づく評価値
を算出する評価値算出工程と、エッジ量算出工程および
評価値算出工程から得られる値に基づいて前記デジタル
画像データの周期を算出する周期算出工程と、を含む各
工程をコンピュータに実行させることを特徴とする。
ログラムは、請求項15に記載の発明の、前記エッジ量
算出工程において、前記デジタル画像データ中の注目画
素の画素値と隣接または近傍の画素の画素値との差分か
らエッジ量を算出することを特徴とする。
ログラムは、請求項15に記載の発明の、前記評価値算
出工程において、前記デジタル画像データ中の注目画素
を含むブロックと大きさが同じで該ブロックの近傍にあ
るブロックを対象とし、該ブロック間で対応する全ての
画素値同士の差の合計或いは平均を用いて評価値を算出
することを特徴とする。
ログラムは、請求項15に記載の発明の、前記評価値算
出工程において、前記デジタル画像データ中の注目画素
を含むブロックと大きさが同じで該ブロックの近傍にあ
るブロックを対象とし、該ブロック間で対応する特定の
画素値同士の差の合計或いは平均を用いて評価値を算出
することを特徴とする。
ログラムは、請求項15に記載の発明の、前記周期算出
工程において、注目画素のエッジ量が予め決定した閾値
よりも大きい場合のみ算出をおこなうことを特徴とす
る。
ログラムは、請求項15に記載の発明の、前記評価値算
出工程および周期算出工程において、注目画素の2次元
方向の近傍を対象とすることを特徴とする。
ログラムは、請求項15に記載の発明の、前記評価値算
出工程および周期算出工程において、注目画素の一次元
方向のみの近傍を対象とすることを特徴とする。
ンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記請求項15
〜21のいずれか一つに記載されたプログラムを記録し
たことを特徴とする。
項15〜21に記載された方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したことで、そのプログラムをコ
ンピュータ読み取り可能となり、これによって、前記請
求項15〜21の動作をコンピュータによって実現する
ことができる。
単なデータ処理により、デジタル画像データの周期を求
めることができる。
ば、前記エッジ量算出手段において、前記デジタル画像
データ中の注目画素の画素値と隣接または近傍の画素の
画素値との差分からエッジ量を算出するので、エッジ量
を減算処理のみによって算出することができる。また、
前記エッジ量算出工程において、前記デジタル画像デー
タ中の注目画素の画素値と隣接または近傍の画素の画素
値との差分からエッジ量を算出するので、エッジ量を減
算処理のみによって算出することができる。
前記評価値算出手段において、前記デジタル画像データ
中の注目画素を含むブロックと大きさが同じで該ブロッ
クの近傍にあるブロックを対象とし、該ブロック間で対
応する全ての画素値同士の差の合計或いは平均を用いて
算出するので、周期を算出するための評価値として2つ
のブロック同士の全ての画素値の差の合計或いは平均値
を使用するので、画像にノイズが含まれている場合でも
精度よく評価値を算出することができる。
デジタル画像データ中の注目画素を含むブロックと大き
さが同じで該ブロックの近傍にあるブロックを対象と
し、該ブロック間で対応する全ての画素値同士の差の合
計或いは平均を用いて算出するので、周期を算出するた
めの評価値として2つのブロック同士の全ての画素値の
差の合計或いは平均値を使用するので、画像にノイズが
含まれている場合でも精度よく評価値を算出することが
できる。
前記評価値算出手段において、前記デジタル画像データ
中の注目画素を含むブロックと大きさが同じで該ブロッ
クの近傍にあるブロックを対象とし、該ブロック間で対
応する特定の画素値同士の差の合計或いは平均を用いて
評価値を算出するので、周期を算出するための評価値と
して、2つのブロック同士の特定の画素の差の合計或い
は平均値を使用するので、非常に高速で評価値を算出す
ることができる。
デジタル画像データ中の注目画素を含むブロックと大き
さが同じで該ブロックの近傍にあるブロックを対象と
し、該ブロック間で対応する特定の画素値同士の差の合
計或いは平均を用いて評価値を算出するので、周期を算
出するための評価値として、2つのブロック同士の特定
の画素の差の合計或いは平均値を使用するので、非常に
高速で評価値を算出することができる。
前記周期算出手段において、注目画素のエッジ量が予め
決定した閾値よりも大きい場合のみ算出をおこなうの
で、周期を算出する対象データをエッジ部分だけとする
ことができるために、非常に精度よく周期を求めること
ができる。つまり、エッジ部分でない平坦な部分につい
ては、請求項1の評価算出工程で算出される評価は、画
像が周期性を有していなくても、概ね小さくなる傾向が
あり、そのような評価値は信頼性が低い。したがって、
周期を算出する対象としてエッジ部分だけとすること
で、評価値の信頼性が向上する。
素のエッジ量が予め決定した閾値よりも大きい場合のみ
算出をおこなうので、周期を算出する対象データをエッ
ジ部分だけとすることができるために、非常に精度よく
周期を求めることができる。つまり、エッジ部分でない
平坦な部分については、請求項1の評価算出工程で算出
される評価は、画像が周期性を有していなくても、概ね
小さくなる傾向があり、そのような評価値は信頼性が低
い。したがって、周期を算出する対象としてエッジ部分
だけとすることで、評価値の信頼性が向上する。
前記評価値算出手段および周期算出手段において、注目
画素の2次元方向の近傍を対象とするので、評価値およ
び周期を2次元的な距離で算出できるため、デジタル画
像データが2次元的な周期を有していても、正確に求め
ることができる。たとえば、網点印刷の場合、スクリー
ン角と称して30度や45度方向に網点のパターンが繰
り返し印刷され、このような場合でも、網点の周期を正
確に算出できる。
工程において、注目画素の2次元方向の近傍を対象とす
るので、評価値および周期を2次元的な距離で算出でき
るため、デジタル画像データが2次元的な周期を有して
いても、正確に求めることができる。たとえば、網点印
刷の場合、スクリーン角と称して30度や45度方向に
網点のパターンが繰り返し印刷され、このような場合で
も、網点の周期を正確に算出できる。
前記評価値算出手段および周期算出手段において、注目
画素の一次元方向のみの近傍を対象とするために、評価
値および周期を一次元方向のみで算出することができ、
非常に少ない処理量で評価値および周期を算出すること
ができる。
工程において、注目画素の一次元方向のみの近傍を対象
とするために、評価値および周期を一次元方向のみで算
出することができ、非常に少ない処理量で評価値および
周期を算出することができる。
方法の一具体例の構成を図面を参照しながら詳細に説明
する。本発明は、デジタル画像データの種類(2値、多
値、カラー、動画等)に限定されることなく適用が可能
であるが、ここでは、多値画像、或いはカラー画像の一
成分(たとえば、R,G,B中のG成分)に適用した場
合を例に説明する。特に、処理量を少なく実現するため
の実施の形態として、一次元方向のみの演算としその方
向と主走査方向の周期を求める実施の形態を示す。
ための画像処理装置の構成を示すブロック図である。こ
こで画像処理装置は、デジタル画像データを装置本体内
に取り込む画像入力部10と、デジタル画像データの注
目画素に対してエッジ量を算出するエッジ量算出部11
と、画素値同士の差分に基づく評価値を算出する評価値
算出部12と、エッジ量および評価値から画像の周期を
算出する周期算出部13と、各種制御をおこなう制御部
14と、画像などの各データを表示するデータ表示部1
5と、画像データや中間データ、プログラム、結果など
を蓄えておくデータ保存部16と、情報記録媒体を駆動
する外部記憶装置17とから構成されている。
装置が1画素単位の画像データの周期を算出する動作に
ついて、図2に示すフローチャートおよび図3に示す評
価算出処理の例にしたがって説明する。
力装置または外部記憶装置等からデジタル画像データを
装置本体内のメモリに取り込む。処理ステップS102
では、注目画素として画像の始点にセットする。
ッジ量(傾き)を算出する。注目画素をg[0]とし、
主走査方向の画素値をg[i]とするとエッジ量は、
(g[n]−g[0])/nで求めることができる。こ
こで、nはエッジ量を求める間隔であるが、これは通常
1〜3程度が適当である。
S103で求めたエッジ量が閾値よりも大きいか否かを
判定する。閾値よりも大きい場合は処理ステップS10
5へ進み、閾値よりも小さい場合は処理ステップS11
0へ進む。
する。評価値pは、図3に示すように対応する2つのブ
ロック内の対応する画素値同士の差分の平均として求め
ることができる。 即ち、
価対象とする画素の周囲の画素値が近いことを表してい
る。
S105で求めた評価値が閾値よりも小さいか否かを判
定する。閾値よりも小さい場合は、処理ステップS10
7へ進み、閾値よりも大きい場合は、処理ステップS1
08へ進む。
決定する。即ち、処理ステップS105で求めた評価値
pが小さいため、評価対象の画像までの距離が周期であ
るとみなし、式(1)のxを注目画素の周期とする。
素がまだあるか否かを判定する。評価対象の画素は求め
たい周期の範囲までとすればよい。即ち、式(1)のx
が求めたい周期の最大値に達していれば、処理ステップ
S109へ進み、達していなければ処理ステップS11
0へ進む。
素を一つ進める。即ち、式(1)のxの値を1だけ増
す。処理ステップS110では、求めたい周期の範囲内
に閾値よりも小さい評価値が得られなかったので、周期
は不定(求まらず)と判定する。
対象の画素がまだ存在するか否かを判定し、まだ存在す
る場合は、処理ステップS112へ進み、処理ステップ
S103からの処理を繰り返し、存在しない場合には、
全ての処理を終了する。
価値pを2つのブロック内の対応する画素値同士の差分
の平均として求めたが、差分の合計を用いてもよい。
工程において、デジタル画像データ中の注目画素を含む
ブロックと大きさが同じで該ブロックの近傍にあるブロ
ックを対象とし、該ブロック間で対応する全ての画素値
同士の差の合計或いは平均を用いて評価値を算出しても
よい。
或いは差分の平均値を用いた場合には、画像にノイズが
含まれていても、精度のよい評価値を得ることができ
る。
工程において、デジタル画像データ中の注目画素を含む
ブロックと大きさが同じで該ブロックの近傍にあるブロ
ックを対象とし、該ブロック間で対応する特定の画素値
同士の差の合計或いは平均を用いて評価値を算出しても
よい。
るための評価値として、2つのブロック同士の特定の画
素の差の合計或いは平均値を使用するので、非常に高速
で評価値を算出することができる。
程において、注目画素のエッジ量が予め決定した閾値よ
りも大きい場合のみ算出をおこなうものであってもよ
い。
る対象データをエッジ部分だけとすることができるため
に、非常に精度よく周期を求めることができる。つま
り、エッジ部分でない平坦な部分については、請求項1
の評価算出工程で算出される評価は、画像が周期性を有
していなくても、概ね小さくなる傾向があり、そのよう
な評価値は信頼性が低い。したがって、周期を算出する
対象としてエッジ部分だけとすることで、評価値の信頼
性が向上する。
工程および周期算出工程において、注目画素の2次元方
向の近傍を対象とするものであってもよい。
周期を2次元的な距離で算出できるため、デジタル画像
データが2次元的な周期を有していても、正確に求める
ことができる。たとえば、網点印刷の場合、スクリーン
角と称して30度や45度方向に網点のパターンが繰り
返し印刷され、このような場合でも、網点の周期を正確
に算出できる。
工程および周期算出工程において、注目画素の一次元方
向のみの近傍を対象とするものであってもよい。
期を一次元方向のみで算出することができ、非常に少な
い処理量で評価値および周期を高速に算出することがで
きる。
像データのエッジ量を算出するエッジ量算出手段と、画
素値同士の差分に基づく評価値を算出する評価値算出手
段と、エッジ量算出手段および評価値算出手段から得ら
れる値に基づいて前記デジタル画像データの周期を算出
する周期算出手段とをコンピュータが実行可能なプログ
ラムで実現し、該プログラムをコンピュータが読み取り
可能な形態で記録した情報記録媒体であってもよい。
理によってデジタル画像データの周期を求めることがで
きる。
本発明の技術思想に基づいて種々の設計変更が可能であ
る。
少のノイズを含む画像データであっても、安定した画像
データの周期を算出することができる。また、乗算や除
算処理を必要とせず、演算処理量を少なくすることがで
きる。更に、その周期に基づいて、画像の特性に応じた
最適な処理を選択できる。
能的な構成を示すブロック図である。
要を示すフローチャートである。
を示す説明図である。
Claims (22)
- 【請求項1】 デジタル画像データのエッジ量を算出す
るエッジ量算出手段と、 画素値同士の差分に基づく評価値を算出する評価値算出
手段と、 エッジ量算出手段および評価値算出手段から得られる値
に基づいて前記デジタル画像データの周期を算出する周
期算出手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記エッジ量算出手段において、前記デ
ジタル画像データ中の注目画素の画素値と隣接または近
傍の画素の画素値との差分からエッジ量を算出すること
を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記評価値算出手段において、前記デジ
タル画像データ中の注目画素を含むブロックと大きさが
同じで該ブロックの近傍にあるブロックを対象とし、該
ブロック間で対応する全ての画素値同士の差の合計或い
は平均を用いて評価値を算出することを特徴とする請求
項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記評価値算出手段において、前記デジ
タル画像データ中の注目画素を含むブロックと大きさが
同じで該ブロックの近傍にあるブロックを対象とし、該
ブロック間で対応する特定の画素値同士の差の合計或い
は平均を用いて評価値を算出することを特徴とする請求
項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 前記周期算出手段において、注目画素の
エッジ量が予め決定した閾値よりも大きい場合のみ算出
をおこなうことを特徴とする請求項1に記載の画像処理
装置。 - 【請求項6】 前記評価値算出手段および周期算出手段
において、 注目画素の2次元方向の近傍を対象とすることを特徴と
する請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 前記評価値算出手段および周期算出手段
において、 注目画素の一次元方向のみの近傍を対象とすることを特
徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 デジタル画像データのエッジ量を算出す
るエッジ量算出工程と、 画素値同士の差分に基づく評価値を算出する評価値算出
工程と、 エッジ量算出工程および評価値算出工程から得られる値
に基づいて前記デジタル画像データの周期を算出する周
期算出工程と、 を含んだことを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項9】 前記エッジ量算出工程において、前記デ
ジタル画像データ中の注目画素の画素値と隣接または近
傍の画素の画素値との差分からエッジ量を算出すること
を特徴とする画像処理方法。 - 【請求項10】 前記評価値算出工程において、前記デ
ジタル画像データ中の注目画素を含むブロックと大きさ
が同じで該ブロックの近傍にあるブロックを対象とし、
該ブロック間で対応する全ての画素値同士の差の合計或
いは平均を用いて評価値を算出することを特徴とする画
像処理方法。 - 【請求項11】 前記評価値算出工程において、前記デ
ジタル画像データ中の注目画素を含むブロックと大きさ
が同じで該ブロックの近傍にあるブロックを対象とし、
該ブロック間で対応する特定の画素値同士の差の合計或
いは平均を用いて評価値を算出することを特徴とする画
像処理方法。 - 【請求項12】 前記周期算出工程において、注目画素
のエッジ量が予め決定した閾値よりも大きい場合のみ算
出をおこなうことを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項13】 前記評価値算出工程および周期算出工
程において、 注目画素の2次元方向の近傍を対象とすることを特徴と
する画像処理方法。 - 【請求項14】 前記評価値算出工程および周期算出工
程において、 注目画素の一次元方向のみの近傍を対象とすることを特
徴とする画像処理方法。 - 【請求項15】 デジタル画像データのエッジ量を算出
するエッジ量算出工程と、 画素値同士の差分に基づく評価値を算出する評価値算出
工程と、 エッジ量算出工程および評価値算出工程から得られる値
に基づいて前記デジタル画像データの周期を算出する周
期算出工程と、 を含む各工程をコンピュータに実行させるプログラム。 - 【請求項16】 前記エッジ量算出工程において、前記
デジタル画像データ中の注目画素の画素値と隣接または
近傍の画素の画素値との差分からエッジ量を算出するこ
とを特徴とする請求項15に記載のプログラム。 - 【請求項17】 前記評価値算出工程において、前記デ
ジタル画像データ中の注目画素を含むブロックと大きさ
が同じで該ブロックの近傍にあるブロックを対象とし、
該ブロック間で対応する全ての画素値同士の差の合計或
いは平均を用いて評価値を算出することを特徴とする請
求項15に記載のプログラム。 - 【請求項18】 前記評価値算出工程において、前記デ
ジタル画像データ中の注目画素を含むブロックと大きさ
が同じで該ブロックの近傍にあるブロックを対象とし、
該ブロック間で対応する特定の画素値同士の差の合計或
いは平均を用いて評価値を算出することを特徴とする請
求項15に記載のプログラム。 - 【請求項19】 前記周期算出工程において、注目画素
のエッジ量が予め決定した閾値よりも大きい場合のみ算
出をおこなうことを特徴とする請求項15に記載のプロ
グラム。 - 【請求項20】 前記評価値算出工程および周期算出工
程において、 注目画素の2次元方向の近傍を対象とすることを特徴と
する請求項15に記載のプログラム。 - 【請求項21】 前記評価値算出工程および周期算出工
程において、 注目画素の一次元方向のみの近傍を対象とすることを特
徴とする請求項15に記載のプログラム。 - 【請求項22】 前記請求項15〜21のいずれか一つ
に記載されたプログラムを記録したことを特徴とするコ
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JPH0730752A (ja) * | 1993-07-09 | 1995-01-31 | Konica Corp | 画像領域判別装置 |
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