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JP2002300135A - Ofdm復調回路における自動利得制御回路 - Google Patents

Ofdm復調回路における自動利得制御回路

Info

Publication number
JP2002300135A
JP2002300135A JP2001100706A JP2001100706A JP2002300135A JP 2002300135 A JP2002300135 A JP 2002300135A JP 2001100706 A JP2001100706 A JP 2001100706A JP 2001100706 A JP2001100706 A JP 2001100706A JP 2002300135 A JP2002300135 A JP 2002300135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
signal
ofdm
attenuator
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001100706A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nakamura
健司 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2001100706A priority Critical patent/JP2002300135A/ja
Publication of JP2002300135A publication Critical patent/JP2002300135A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レベル検出器の時定数を小さくできるととも
に、アッテネータが正しい同期を確立できるものを得る
こと。 【解決手段】 OFDM受信信号の受信信号のレベルを
一定値に制御するとともに、同期処理回路14にて同期
処理を行うようにした復調回路において、アッテネータ
12とレベル検出器15との間に、OFDM信号の既知
のサブキャリアを抽出するBPF17を介在し、かつ、
前記レベル検出器15とA/D変換器13との間に、利
得の固定後に前記同期処理回路14を動作せしめるため
のカウンタ18を介在し、前記BPF17にて抽出した
既知のサブキャリアに基づいて受信信号の利得制御をす
るとともに、利得の固定後に同期処理回路14にて同期
処理を行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OFDM(直交周
波数分割多重)信号の復調回路において、同期シンボル
期間の早期段階で利得を決定し、それ以降は利得制御を
ロックすることができるようにしたOFDM復調回路に
おける自動利得制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のOFDM信号の復調回路
におけるAGC回路は、図5に示すように、入力端子1
0に入力した受信信号を増幅器11で増幅し、アッテネ
ータ12を通った信号のレベルが、図4に示すように、
設定されたレベルより大きいとき、そのレベルをレベル
検出器15で検出し、この検出された信号レベルから減
衰率を決定し、これを前記アッテネータ12にフィード
バックして減衰させる。この動作を何回か繰り返すこと
で受信信号のレベルを一定レベルに制御している。
【0003】又、受信信号を一定レベルに制御する動作
を繰り返して行っている間にも、A/D変換器13でA
/D変換し、その後段の同期処理回路14にて相関演算
が行われ、同期処理がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、OFDM信号
は、数10のサブキャリアから構成されるマルチキャリ
ア方式であるため、受信信号レベルの変動が大きい。従
って、従来のAGC回路では、非常に大きな時定数のレ
ベル検出器が必要となり、これは実際の回路構成上は現
実的でない。又、受信信号のレベル制御を行っている間
にも、同期処理回路14にて相関演算が行われ、同期処
理がなされているので、アッテネータ12が初期段階の
大きなレベルの信号に対しては、誤った同期を確立して
しまう可能性がある、という問題があった。
【0005】本発明は、レベル検出器の時定数を小さく
できるとともに、アッテネータが正しい同期を確立でき
るものを得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、アッテネータ
12を通ったOFDM受信信号のレベルをレベル検出器
15で検出し、この検出信号レベルから減衰率を決定
し、これを前記アッテネータ12にフィードバックして
受信信号のレベルを一定値に制御するとともに、前記ア
ッテネータ12を通った受信信号をA/D変換器13に
よるA/D変換後に同期処理回路14にて同期処理を行
うようにした復調回路において、前記アッテネータ12
とレベル検出器15との間に、OFDM信号の既知のサ
ブキャリアを抽出するBPF17を介在し、かつ、前記
レベル検出器15とA/D変換器13との間に、利得の
固定後に前記同期処理回路14を動作せしめるためのカ
ウンタ18を介在し、前記BPF17にて抽出した既知
のサブキャリアに基づいて受信信号の利得制御をすると
ともに、利得の固定後に同期処理回路14にて同期処理
を行うようにしたことを特徴とするOFDM復調回路に
おける自動利得制御回路である。
【0007】OFDM受信信号レベルは、設定されたレ
ベルより大きいので、レベル検出器15では、BPF1
7で抽出された既知のサブキャリアのレベルを検出し、
この検出された信号レベルから減衰率を決定し、これを
アッテネータ12にフィードハックして減衰させる。こ
の動作を特定の、例えば、ショートトレーニングシンボ
ルの前半の5個分だけ繰り返すことで受信信号のレベル
を一定値に制御する。
【0008】カウンタ18は、利得制御の継続期間また
は回数を計数し、利得が固定したらA/D変換器13に
イネーブル信号を出力して、このA/D変換器13に接
続されている同期処理回路14を動作させてショートト
レーニングシンボルの後半の5個により同期処理を行
う。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1に基づき
説明する。本発明では、アッテネータ12とレベル検出
器15の間にBPF17を介在させるとともに、レベル
検出器15とA/D変換器13との間に利得制御中は同
期処理回路14の動作を遮断するためのカウンタ18を
介在したものである。さらに詳しくは、入力端子10に
増幅器11を介してアッテネータ12を接続し、このア
ッテネータ12の出力側にA/D変換器13とBPF1
7を接続する。このBPF17には、レベル検出器15
が接続され、このレベル検出器15は、前記アッテネー
タ12へフィードバックされるように接続され、かつ、
このレベル検出器15は、カウンタ18を介して前記A
/D変換器13に接続されている。さらに、前記A/D
変換器13には、同期処理回路14,出力端子16が順
次接続されている。
【0010】前記BPF17は、OFDM信号を構成す
る複数のサブキャリアの中から既知の周波数のサブキャ
リアだけを取り出すための水晶フィルタなど狭帯域のフ
ィルタである。また、前記カウンタ18は、アッテネー
タ12、BPF17、レベル検出器15で行われている
利得制御の継続期間又は利得制御の回数を計数し、一定
数に達したらこれまで遮断していたA/D変換器13に
イネーブル信号を出力してA/D変換器13及びその後
段の同期処理回路14を駆動せしめるものである。
【0011】以上のような構成による作用を説明する。
入力端子10に入力した受信信号は、増幅器11で増幅
され、アッテネータ12を通ってBPF17へ送られ
る。信号が受信されたばかりで、まだ利得制御がなされ
ていない初期状態では、A/D変換器13と同期処理回
路14は、遮断されている。アッテネータ12を通った
信号は、BPF17へ送られる。OFDM信号のフレー
ム構成は、例えば、図3に示すように、先頭に10個の
ショートトレーニングシンボルS1、S2、…S10が
あり、その後に、2倍の幅のガードインターバルGI
2、ロングトレーニングシンボルLT1、LT2、ガー
ドインターバルGI、変調方式、伝送速度などの情報の
入ったSIGNAL、ガードインターバルGI、DAT
A1、ガードインターバルGI、DATA2からなる。
【0012】図3に示したショートトレーニングシンボ
ルは、図2(a)に示すようなスペクトラムであり、周
波数誤差推定などの為の既知のサブキャリアとしてOF
DM信号の中に挿入されている。そこで、BPF17
は、図2(b)に示すような狭帯域の伝達関数を持たせ
ることにより、既知のサブキャリアだけが抽出される。
【0013】OFDM信号が受信されたときには、その
レベルが、図4に示すように、設定されたレベルより大
きいので、レベル検出器15では、BPF17で抽出さ
れた既知のサブキャリアのレベルを検出し、この検出さ
れた信号レベルから減衰率を決定し、これをアッテネー
タ12にフィードハックして減衰させる。この動作を1
0個のショートトレーニングシンボルのうちの前半の例
えば5個分だけ繰り返すことで受信信号のレベルを一定
値に制御する。
【0014】カウンタ18は、アッテネータ12、BP
F17、レベル検出器15で行われている利得制御の継
続期間または利得制御の回数を計数し、一定レベルに達
したらこれまで遮断していたA/D変換器13にイネー
ブル信号を出力してA/D変換器13を駆動せしめ、こ
のA/D変換器13に接続されている同期処理回路14
を動作させて10個のショートトレーニングシンボルの
うちの後半の5個により同期処理を行う。
【0015】このように、OFDM信号が受信されたと
きには、まず、受信信号のレベルを一定値に制御し、利
得が固定したら同期処理回路14による相関演算が行わ
れ、正しい同期を確立される。
【0016】前記実施例では、カウンタ18のイネーブ
ル信号が出力すると、それまで駆動していなかったA/
D変換器13を駆動せしめ、このA/D変換器13に接
続されている同期処理回路14を動作させるようにし
た。しかし、これに限られるものではなく、A/D変換
器13と同期処理回路14との間にスイッチ回路を介在
し、このスイッチ回路をカウンタ18のイネーブル信号
で開閉を制御することにより、A/D変換器13は、常
時駆動状態とし、カウンタ18のイネーブル信号が出力
すると、スイッチ回路を閉じ、このスイッチ回路に接続
されている同期処理回路14を動作させて同期処理を行
うようにしてもよい。
【0017】前記実施例では、レベル検出のためにBP
F17で抽出するシンボルとして、ショートトレーニン
グシンボルを用いたが、これは、ショートトレーニング
シンボルが、その後に続くシンボルと比較して帯域中に
存在するサブキャリアの数が少ないため、ガードインタ
ーバルによる各キャリアのサイドローブは無視できるこ
と、ショートトレーニングシンボルは、相互の間が開い
ているのでBPF17の帯域幅の精度があまり問題にな
らないことによるからである。しかし、BPF17の精
度の優れたものを用いて、特定のキャリアを抽出できる
ものであれば、ショートトレーニングシンボルに限られ
るものではない。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、アッテネ
ータ12を通ったOFDM受信信号のレベルをレベル検
出器15で検出し、この検出信号レベルから減衰率を決
定し、これを前記アッテネータ12にフィードバックし
て受信信号のレベルを一定値に制御するようにした復調
回路において、前記アッテネータ12とレベル検出器1
5との間に、OFDM信号の既知のサブキャリアを抽出
するBPF17を介在し、この既知のサブキャリアに基
づいて受信信号の利得制御をするようにしたので、特定
の既知のサブキャリアだけを検出すれば足り、レベル検
出器の時定数を小さくすることができ、受信レベルの変
動の大きなOFDM信号に対するレベル検出に好適であ
る。
【0019】請求項2記載の発明によれば、アッテネー
タ12を通ったOFDM受信信号のレベルをレベル検出
器15で検出し、この検出信号レベルから減衰率を決定
し、これを前記アッテネータ12にフィードバックして
受信信号のレベルを一定値に制御するとともに、前記ア
ッテネータ12を通った受信信号をA/D変換器13に
よるA/D変換後に同期処理回路14にて同期処理を行
うようにした復調回路において、前記アッテネータ12
とレベル検出器15との間に、OFDM信号の既知のサ
ブキャリアを抽出するBPF17を介在し、かつ、前記
レベル検出器15とA/D変換器13との間に、利得の
固定後に前記同期処理回路14を動作せしめるためのカ
ウンタ18を介在し、前記BPF17にて抽出した既知
のサブキャリアに基づいて利得制御をするとともに、利
得の固定後に同期処理回路14にて同期処理を行うよう
にしたので、受信信号のレベル制御を行っている間に同
期処理回路14による相関演算が行われず、アッテネー
タ12が初期段階の大きなレベルの信号に対して、誤っ
た同期を確立してしまうようなことがなく、正しい同期
を確立できる。
【0020】請求項3記載の発明によれば、BPF17
は、既知の1または複数のサブキャリアを抽出するもの
とすることもできる。
【0021】請求項4記載の発明によれば、BPF17
は、OFDM信号の既知のサブキャリアとして、ショー
トトレーニングシンボルの前半の複数個を抽出するよう
にしたので、ショートトレーニングシンボルの後に続く
シンボルと比較して帯域中に存在するサブキャリアの数
が少ないため、ガードインターバルによる各キャリアの
サイドローブは無視でき、また、ショートトレーニング
シンボルは、相互の間が開いているのでBPF17の帯
域幅の精度があまり問題にならない、という効果を有す
る。
【0022】請求項5記載の発明によれば、OFDM信
号の既知のサブキャリアとして、ショートトレーニング
シンボルの前半の複数個で利得を制御し、後半の複数個
で同期処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるOFDM復調回路における自動利
得制御回路の一実施例を示すブロック図である。
【図2】(a)は、OFDM信号のショートトレーニン
グシンボルのスペクトラム、(b)は、BPF17の伝
達関数の説明図、(c)は、BPF17の通過後の既知
のサブキャリアの波形図である。
【図3】OFDM信号のフレーム構成図である。
【図4】既知のサブキャリアによる利得固定までの波形
図である。
【図5】従来のOFDM復調回路における自動利得制御
回路のブロック図である。
【符号の説明】
10…入力端子、11…増幅器、12…アッテネータ、
13…A/D変換器、14…同期処理回路、15…レベ
ル検出器、16…出力端子、17…BPF、18…カウ
ンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J100 JA01 KA05 LA03 LA12 QA02 SA02 5K022 DD01 DD13 DD17 DD19 DD42 5K061 AA11 BB06 BB07 CC25 CC52 CD04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アッテネータ12を通ったOFDM受信
    信号のレベルをレベル検出器15で検出し、この検出信
    号レベルから減衰率を決定し、これを前記アッテネータ
    12にフィードバックして受信信号のレベルを一定値に
    制御するようにした復調回路において、前記アッテネー
    タ12とレベル検出器15との間に、OFDM信号の既
    知のサブキャリアを抽出するBPF17を介在し、この
    既知のサブキャリアに基づいて受信信号の利得制御をす
    るようにしたことを特徴とするOFDM復調回路におけ
    る自動利得制御回路。
  2. 【請求項2】 アッテネータ12を通ったOFDM受信
    信号のレベルをレベル検出器15で検出し、この検出信
    号レベルから減衰率を決定し、これを前記アッテネータ
    12にフィードバックして受信信号のレベルを一定値に
    制御するとともに、前記アッテネータ12を通った受信
    信号をA/D変換器13によるA/D変換後に同期処理
    回路14にて同期処理を行うようにした復調回路におい
    て、前記アッテネータ12とレベル検出器15との間
    に、OFDM信号の既知のサブキャリアを抽出するBP
    F17を介在し、かつ、前記レベル検出器15とA/D
    変換器13との間に、利得の固定後に前記同期処理回路
    14を動作せしめるためのカウンタ18を介在し、前記
    BPF17にて抽出した既知のサブキャリアに基づいて
    受信信号の利得制御をするとともに、利得の固定後に同
    期処理回路14にて同期処理を行うようにしたことを特
    徴とするOFDM復調回路における自動利得制御回路。
  3. 【請求項3】 BPF17は、既知の1または複数のサ
    ブキャリアを抽出するものからなることを特徴とする請
    求項1又は2記載のOFDM復調回路における自動利得
    制御回路。
  4. 【請求項4】 BPF17は、OFDM信号の既知のサ
    ブキャリアとして、ショートトレーニングシンボルの前
    半の複数個を抽出するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載のOFDM復調回路における自動利得制御回
    路。
  5. 【請求項5】 BPF17は、OFDM信号の既知のサ
    ブキャリアとして、ショートトレーニングシンボルの前
    半の複数個を抽出し、後半の複数個で同期処理回路14
    により同期処理を行うするようにしたことを特徴とする
    請求項2記載のOFDM復調回路における自動利得制御
    回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010283717A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Mitsubishi Electric Corp 受信機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001060935A (ja) * 1999-08-24 2001-03-06 Victor Co Of Japan Ltd 直交周波数分割多重変復調装置及びその方法

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