JP2002300025A - レベルシフト回路 - Google Patents
レベルシフト回路Info
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- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
- H03K3/353—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
- H03K3/356—Bistable circuits
- H03K3/356104—Bistable circuits using complementary field-effect transistors
- H03K3/356113—Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit
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- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/0175—Coupling arrangements; Interface arrangements
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- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/10—Modifications for increasing the maximum permissible switched voltage
- H03K17/102—Modifications for increasing the maximum permissible switched voltage in field-effect transistor switches
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Abstract
(57)【要約】
【課題】より高速に動作するレベルシフト回路を提供す
る。 【解決手段】VDD1<VDD2なる電源電位VDD2
と基準電位VSSとの間に接続された第1のインバータ
を構成するPMOSトランジスタP1とNMOSトラン
ジスタN1Sとの間にさらに、NMOSトランジスタN
3及びNS3が直列接続され、同様に第2のインバータ
を構成するPMOSトランジスタP2とNMOSトラン
ジスタN2Sとの間にさらに、NMOSトランジスタN
4及びN44Sが直列接続されている。PMOSトラン
ジスタP1、P2及びNMOSトランジスタN3及びN
4のゲート絶縁膜はNMOSトランジスタN1S〜N4
Sのそれらよりも厚い。NMOSトランジスタN3及び
N4のゲートはVDD2に接続され、NMOSトランジ
スタN3S及びN4SのゲートはVDD1に接続され、
これらのトランジスタは常時オンである。
る。 【解決手段】VDD1<VDD2なる電源電位VDD2
と基準電位VSSとの間に接続された第1のインバータ
を構成するPMOSトランジスタP1とNMOSトラン
ジスタN1Sとの間にさらに、NMOSトランジスタN
3及びNS3が直列接続され、同様に第2のインバータ
を構成するPMOSトランジスタP2とNMOSトラン
ジスタN2Sとの間にさらに、NMOSトランジスタN
4及びN44Sが直列接続されている。PMOSトラン
ジスタP1、P2及びNMOSトランジスタN3及びN
4のゲート絶縁膜はNMOSトランジスタN1S〜N4
Sのそれらよりも厚い。NMOSトランジスタN3及び
N4のゲートはVDD2に接続され、NMOSトランジ
スタN3S及びN4SのゲートはVDD1に接続され、
これらのトランジスタは常時オンである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レベルシフト回路
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】CMOS集積回路では、動作電圧がMO
Sトランジスタの最小サイズにほぼ比例してスケーリン
グされるのに対し、この集積回路に接続されるメモリや
ハードディスクなどのデバイスの電源仕様はトランジス
タのスケーリングと無関係に高く維持されるので、外部
から供給される電源電圧と内部で使用される電源電圧と
が異なる場合が多い。このような場合、集積回路の入出
力部と内部回路でのデータ信号の振幅が異なるので、集
積回路内にレベルシフト回路を備える必要がある。
Sトランジスタの最小サイズにほぼ比例してスケーリン
グされるのに対し、この集積回路に接続されるメモリや
ハードディスクなどのデバイスの電源仕様はトランジス
タのスケーリングと無関係に高く維持されるので、外部
から供給される電源電圧と内部で使用される電源電圧と
が異なる場合が多い。このような場合、集積回路の入出
力部と内部回路でのデータ信号の振幅が異なるので、集
積回路内にレベルシフト回路を備える必要がある。
【0003】図5は、レベルシフト回路を備えた従来の
CMOS集積回路10の概略構成を示す。
CMOS集積回路10の概略構成を示す。
【0004】CMOS集積回路10には、外部から電源
電圧VDD2が供給され、これが降圧回路20で電源電
圧VDD1に降圧されて低電圧動作回路30に供給され
る。例えば、VDD2及びVDD1はそれぞれ3.3V
及び1.2Vである。低電圧動作回路30の回路から出
力される振幅VDD1のデータ信号SIを振幅VDD2
のデータ信号SOに変換して外部に出力するために、レ
ベルシフト回路40が備えられている。
電圧VDD2が供給され、これが降圧回路20で電源電
圧VDD1に降圧されて低電圧動作回路30に供給され
る。例えば、VDD2及びVDD1はそれぞれ3.3V
及び1.2Vである。低電圧動作回路30の回路から出
力される振幅VDD1のデータ信号SIを振幅VDD2
のデータ信号SOに変換して外部に出力するために、レ
ベルシフト回路40が備えられている。
【0005】低電圧動作回路30とレベルシフト回路4
0とではトランジスタサイズが異なり、異なるテクノロ
ジーでこれらの回路が形成される。すなわち、低電圧動
作回路30及びレベルシフト回路40にはそれぞれ、電
源電圧VDD1及びVDD2の動作に最適化されたゲー
ト絶縁膜厚やゲート長を有したトランジスタが用いられ
る。これにより、レベルシフト回路40のトランジスタ
のゲート絶縁膜厚は低電圧動作回路30のそれよりも厚
く、レベルシフト回路40のNMOSトランジスタN1
及びN2の閾値電圧Vthnは低電圧動作回路30内のそ
れよりも高い。
0とではトランジスタサイズが異なり、異なるテクノロ
ジーでこれらの回路が形成される。すなわち、低電圧動
作回路30及びレベルシフト回路40にはそれぞれ、電
源電圧VDD1及びVDD2の動作に最適化されたゲー
ト絶縁膜厚やゲート長を有したトランジスタが用いられ
る。これにより、レベルシフト回路40のトランジスタ
のゲート絶縁膜厚は低電圧動作回路30のそれよりも厚
く、レベルシフト回路40のNMOSトランジスタN1
及びN2の閾値電圧Vthnは低電圧動作回路30内のそ
れよりも高い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、低電圧動作
回路30のトランジスタの微小化に伴い電源電圧VDD
1が低下すると、VDD1がNMOSトランジスタN1
及びN2の閾値電圧Vthnに近づき、低電圧動作回路3
0でNMOSトランジスタN1又はN2をオンにしたと
き、オン抵抗が大きく流れる電流値が小さいために、レ
ベルシフト回路40の動作速度が低下する。
回路30のトランジスタの微小化に伴い電源電圧VDD
1が低下すると、VDD1がNMOSトランジスタN1
及びN2の閾値電圧Vthnに近づき、低電圧動作回路3
0でNMOSトランジスタN1又はN2をオンにしたと
き、オン抵抗が大きく流れる電流値が小さいために、レ
ベルシフト回路40の動作速度が低下する。
【0007】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、より高速に動作するレベルシフト回路を提供するこ
とにある。
み、より高速に動作するレベルシフト回路を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】本発明
によるレベルシフト回路の一態様では、第1電源電位V
DD1より高い第2電源電位VDD2と基準電位VSS
との間に、PMOSトランジスタとNMOSトランジス
タとが直列接続された第1及び第2のインバータを有
し、該第1及び第2のインバータのPMOSトランジス
タがクロス接続されてフリップフロップが構成されてい
る。該第1及び第2のインバータのNMOSトランジス
タのゲート絶縁膜厚は、該第1及び第2のインバータの
PMOSトランジスタのそれより小さい。
によるレベルシフト回路の一態様では、第1電源電位V
DD1より高い第2電源電位VDD2と基準電位VSS
との間に、PMOSトランジスタとNMOSトランジス
タとが直列接続された第1及び第2のインバータを有
し、該第1及び第2のインバータのPMOSトランジス
タがクロス接続されてフリップフロップが構成されてい
る。該第1及び第2のインバータのNMOSトランジス
タのゲート絶縁膜厚は、該第1及び第2のインバータの
PMOSトランジスタのそれより小さい。
【0009】この構成によれば、該第1及び第2のイン
バータのNMOSトランジスタの同一入力レベルに対す
る電流駆動能力が高くなるので、該第1電源電位と基準
電位との間の電圧で動作する回路により該第1及び第2
のインバータのNMOSトランジスタが高速にオン/オ
フされ、これによりレベルシフト回路の動作が従来より
も高速になる。
バータのNMOSトランジスタの同一入力レベルに対す
る電流駆動能力が高くなるので、該第1電源電位と基準
電位との間の電圧で動作する回路により該第1及び第2
のインバータのNMOSトランジスタが高速にオン/オ
フされ、これによりレベルシフト回路の動作が従来より
も高速になる。
【0010】本発明によるレベルシフト回路の他の態様
では、上記構成においてさらに、上記第1及び第2のイ
ンバータのPMOSトランジスタとNMOSトランジス
タとの間に、常時オンになるようにゲートに所定電位V
AA(VDD1≦VAA≦VDD2)が印加されたNM
OSトランジスタが挿入されている。
では、上記構成においてさらに、上記第1及び第2のイ
ンバータのPMOSトランジスタとNMOSトランジス
タとの間に、常時オンになるようにゲートに所定電位V
AA(VDD1≦VAA≦VDD2)が印加されたNM
OSトランジスタが挿入されている。
【0011】この構成によれば、該挿入NMOSトラン
ジスタにより該第1及び第2のインバータのNMOSト
ランジスタのドレイン・ゲート間電圧の最大値がVDD
A−Vthniと低くなるので、より低い第1電源電位に対
し適用可能となる。ここにVthniは、該挿入NMOSト
ランジスタの閾値電圧である。
ジスタにより該第1及び第2のインバータのNMOSト
ランジスタのドレイン・ゲート間電圧の最大値がVDD
A−Vthniと低くなるので、より低い第1電源電位に対
し適用可能となる。ここにVthniは、該挿入NMOSト
ランジスタの閾値電圧である。
【0012】本発明によるレベルシフト回路のさらに他
の態様では、上記構成において、上記挿入NMOSトラ
ンジスタはそのゲート絶縁膜厚が上記第1及び第2のイ
ンバータのPMOSトランジスタのそれにほぼ等しく且
つゲートが上記第2電源電位に接続され、さらに、該挿
入NMOSトランジスタと該第1及び第2のインバータ
のNMOSトランジスタとの間にそれぞれ第2のNMO
Sトランジスタが挿入されている。この第2の挿入NM
OSトランジスタは、ゲート絶縁膜厚が該第1及び第2
のインバータのNMOSトランジスタのそれにほぼ等し
く且つゲートが第1電源電位に接続されている。
の態様では、上記構成において、上記挿入NMOSトラ
ンジスタはそのゲート絶縁膜厚が上記第1及び第2のイ
ンバータのPMOSトランジスタのそれにほぼ等しく且
つゲートが上記第2電源電位に接続され、さらに、該挿
入NMOSトランジスタと該第1及び第2のインバータ
のNMOSトランジスタとの間にそれぞれ第2のNMO
Sトランジスタが挿入されている。この第2の挿入NM
OSトランジスタは、ゲート絶縁膜厚が該第1及び第2
のインバータのNMOSトランジスタのそれにほぼ等し
く且つゲートが第1電源電位に接続されている。
【0013】この構成によれば、ゲート絶縁膜厚が小さ
い方の挿入NMOSトランジスタのドレイン・ゲート間
電圧が、ゲート絶縁膜厚が大きい方の挿入NMOSトラ
ンジスタにより低下され、ゲート絶縁膜厚が小さい第1
及び第2のインバータのNMOSトランジスタのドレイ
ン・ゲート間電圧が、ゲート絶縁膜厚が小さい方の挿入
NMOSトランジスタにより低下されるので、ゲート絶
縁膜厚が小さい方のトランジスタ耐圧に対するマージン
が大きくなり、より低い第1電源電位に対し適用可能と
なる。
い方の挿入NMOSトランジスタのドレイン・ゲート間
電圧が、ゲート絶縁膜厚が大きい方の挿入NMOSトラ
ンジスタにより低下され、ゲート絶縁膜厚が小さい第1
及び第2のインバータのNMOSトランジスタのドレイ
ン・ゲート間電圧が、ゲート絶縁膜厚が小さい方の挿入
NMOSトランジスタにより低下されるので、ゲート絶
縁膜厚が小さい方のトランジスタ耐圧に対するマージン
が大きくなり、より低い第1電源電位に対し適用可能と
なる。
【0014】本発明の他の目的、構成及び効果は以下の
説明から明らかになる。
説明から明らかになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
施形態を説明する。
【0016】[第1実施形態]図1は、本発明の第1実
施形態のレベルシフト回路40Aが適用されたCMOS
集積回路10Aの概略構成を示す。
施形態のレベルシフト回路40Aが適用されたCMOS
集積回路10Aの概略構成を示す。
【0017】レベルシフト回路40Aでは、電源電位V
DD2と基準電位VSS=0Vとの間に、PMOSトラ
ンジスタP1とNMOSトランジスタN1Sとが直列接
続されて第1のインバータが構成され、PMOSトラン
ジスタP2とNMOSトランジスタN2Sとが直列接続
されて第2のインバータが構成されている。また、PM
OSトランジスタP1とP2とがクロス接続されてフリ
ップフロップが構成されている。すなわち、PMOSト
ランジスタP1及びP2のゲートがそれぞれNMOSト
ランジスタN2S及びN1Sのドレインに接続されてい
る。NMOSトランジスタN2Sのゲートには低電圧動
作回路30の回路からデータ信号SIが供給され、NM
OSトランジスタN1Sのゲートにはデータ信号SIの
論理値をインバータ32で反転した信号*SIが供給さ
れる。
DD2と基準電位VSS=0Vとの間に、PMOSトラ
ンジスタP1とNMOSトランジスタN1Sとが直列接
続されて第1のインバータが構成され、PMOSトラン
ジスタP2とNMOSトランジスタN2Sとが直列接続
されて第2のインバータが構成されている。また、PM
OSトランジスタP1とP2とがクロス接続されてフリ
ップフロップが構成されている。すなわち、PMOSト
ランジスタP1及びP2のゲートがそれぞれNMOSト
ランジスタN2S及びN1Sのドレインに接続されてい
る。NMOSトランジスタN2Sのゲートには低電圧動
作回路30の回路からデータ信号SIが供給され、NM
OSトランジスタN1Sのゲートにはデータ信号SIの
論理値をインバータ32で反転した信号*SIが供給さ
れる。
【0018】NMOSトランジスタN1S及びN2Sは
低電圧動作回路30と同一CMOS製造プロセスで形成
され、NMOSトランジスタN1S及びN2Sのゲート
絶縁膜厚は、ばらつきを無視すれば低電圧動作回路30
のそれに等しい。これに対しPMOSトランジスタP1
及びP2は、そのゲート絶縁膜厚がNMOSトランジス
タN1S及びN2Sのそれよりも厚い。したがって、N
MOSトランジスタN1S及びN2Sの閾値電圧Vthns
は図5のそれVthnよりも低く、また、入力信号SI、
*SIに対する駆動能力も高くなる。
低電圧動作回路30と同一CMOS製造プロセスで形成
され、NMOSトランジスタN1S及びN2Sのゲート
絶縁膜厚は、ばらつきを無視すれば低電圧動作回路30
のそれに等しい。これに対しPMOSトランジスタP1
及びP2は、そのゲート絶縁膜厚がNMOSトランジス
タN1S及びN2Sのそれよりも厚い。したがって、N
MOSトランジスタN1S及びN2Sの閾値電圧Vthns
は図5のそれVthnよりも低く、また、入力信号SI、
*SIに対する駆動能力も高くなる。
【0019】上記構成において、トランジスタオン時の
そのゲート電圧と閾値電圧との差VDD1−Vthnsが図
5の場合の値VDD1−Vthnより大きいので、信号S
Iが低レベルから高レベルに遷移すると、すなわち、N
MOSトランジスタN2S及びN1Sのゲート電圧がそ
れぞれVDD1及び0Vに変化すると、NMOSトラン
ジスタN2S及びN1Sがそれぞれ高速にオン及びオフ
状態に遷移する。これにより、信号出力端子SOからN
MOSトランジスタN2Sへ電流が高速に流れ込み、動
作の高速化が達成される。
そのゲート電圧と閾値電圧との差VDD1−Vthnsが図
5の場合の値VDD1−Vthnより大きいので、信号S
Iが低レベルから高レベルに遷移すると、すなわち、N
MOSトランジスタN2S及びN1Sのゲート電圧がそ
れぞれVDD1及び0Vに変化すると、NMOSトラン
ジスタN2S及びN1Sがそれぞれ高速にオン及びオフ
状態に遷移する。これにより、信号出力端子SOからN
MOSトランジスタN2Sへ電流が高速に流れ込み、動
作の高速化が達成される。
【0020】NMOSトランジスタN2Sのオンにより
信号SOが低レベルになるので、PMOSトランジスタ
P1がオンになり、これによりPMOSトランジスタP
2のゲート電位がVDD2になってPMOSトランジス
タP2がオフになる。
信号SOが低レベルになるので、PMOSトランジスタ
P1がオンになり、これによりPMOSトランジスタP
2のゲート電位がVDD2になってPMOSトランジス
タP2がオフになる。
【0021】次に信号SIが低レベルに遷移すると、す
なわち、NMOSトランジスタN2S及びN1Sのゲー
ト電圧がそれぞれ0及びVDD1に変化すると、NMO
SトランジスタN1S及びN2Sがそれぞれ高速にオン
及びオフ状態に遷移する。これにより、PMOSトラン
ジスタP2のゲートが低レベルになってPMOSトラン
ジスタP2が高速にオンになり、VDD2からPMOS
トランジスタP2を通って信号出力端子SOへ電流が流
出し、動作の高速化が達成される。
なわち、NMOSトランジスタN2S及びN1Sのゲー
ト電圧がそれぞれ0及びVDD1に変化すると、NMO
SトランジスタN1S及びN2Sがそれぞれ高速にオン
及びオフ状態に遷移する。これにより、PMOSトラン
ジスタP2のゲートが低レベルになってPMOSトラン
ジスタP2が高速にオンになり、VDD2からPMOS
トランジスタP2を通って信号出力端子SOへ電流が流
出し、動作の高速化が達成される。
【0022】PMOSトランジスタP2のオンによりP
MOSトランジスタP1のゲート電位がVDD2になっ
て、PMOSトランジスタP1がオフになる。
MOSトランジスタP1のゲート電位がVDD2になっ
て、PMOSトランジスタP1がオフになる。
【0023】[第2実施形態]図2は、本発明の第2実
施形態のレベルシフト回路40Bが適用されたCMOS
集積回路10Bの概略構成を示す。
施形態のレベルシフト回路40Bが適用されたCMOS
集積回路10Bの概略構成を示す。
【0024】図1において、*SI=VSSのときPM
OSトランジスタP1及びNMOSトランジスタN1S
がそれぞれオン及びオフでNMOSトランジスタN1S
のドレイン・ゲート間電圧が最大値VDD2になる。こ
のため、電源電圧VDD2がNMOSトランジスタN1
S及びN2Sのゲート絶縁膜を破壊する程度に大きい場
合には、レベルシフト回路40Aを使用することができ
ないという制約がある。
OSトランジスタP1及びNMOSトランジスタN1S
がそれぞれオン及びオフでNMOSトランジスタN1S
のドレイン・ゲート間電圧が最大値VDD2になる。こ
のため、電源電圧VDD2がNMOSトランジスタN1
S及びN2Sのゲート絶縁膜を破壊する程度に大きい場
合には、レベルシフト回路40Aを使用することができ
ないという制約がある。
【0025】そこで、この制約を緩和するために図2の
レベルシフト回路40Bでは、PMOSトランジスタP
1のドレインとNMOSトランジスタN1Sのドレイン
との間にNMOSトランジスタN3が接続され、PMO
SトランジスタP2のドレインとNMOSトランジスタ
N2Sのドレインとの間にNMOSトランジスタN4が
接続され、NMOSトランジスタN3及びN4のゲート
がVDD2に接続されている。これにより、NMOSト
ランジスタN3及びN4は常時オンになっている。NM
OSトランジスタN3及びN4はPMOSトランジスタ
P1及びP2と同一CMOS製造プロセスで形成され、
これらのゲート絶縁膜厚は、ばらつきを無視すれば互い
に等しい。NMOSトランジスタN3及びN4のバック
ゲートはVSSに接続されている。
レベルシフト回路40Bでは、PMOSトランジスタP
1のドレインとNMOSトランジスタN1Sのドレイン
との間にNMOSトランジスタN3が接続され、PMO
SトランジスタP2のドレインとNMOSトランジスタ
N2Sのドレインとの間にNMOSトランジスタN4が
接続され、NMOSトランジスタN3及びN4のゲート
がVDD2に接続されている。これにより、NMOSト
ランジスタN3及びN4は常時オンになっている。NM
OSトランジスタN3及びN4はPMOSトランジスタ
P1及びP2と同一CMOS製造プロセスで形成され、
これらのゲート絶縁膜厚は、ばらつきを無視すれば互い
に等しい。NMOSトランジスタN3及びN4のバック
ゲートはVSSに接続されている。
【0026】NMOSトランジスタN3及びN4が常時
オンであるので、信号SIに対するレベルシフト回路4
0Bの論理動作は図1の場合と同一である。
オンであるので、信号SIに対するレベルシフト回路4
0Bの論理動作は図1の場合と同一である。
【0027】NMOSトランジスタN1Sのドレイン電
位V1は、NMOSトランジスタN1S及びPMOSト
ランジスタP1がそれぞれオン及びオフのとき0V、N
MOSトランジスタN1S及びPMOSトランジスタP
1がそれぞれオフ及びオンのときVDD2−Vthnにな
り、ここにVthnはNMOSトランジスタN3の閾値電
圧である。したがって、V1の範囲は次式で表される。
位V1は、NMOSトランジスタN1S及びPMOSト
ランジスタP1がそれぞれオン及びオフのとき0V、N
MOSトランジスタN1S及びPMOSトランジスタP
1がそれぞれオフ及びオンのときVDD2−Vthnにな
り、ここにVthnはNMOSトランジスタN3の閾値電
圧である。したがって、V1の範囲は次式で表される。
【0028】0≦V1≦VDD2−Vthn NMOSトランジスタN3のソース・バックゲート間に
逆電圧−V1が印加されるので、閾値電圧Vthnはソー
ス・バックゲート間電圧が0の場合のそれVthn 0よりも
高くなり、結果としてV1がさらに低下し、NMOSト
ランジスタN1Sのドレイン・ゲート間電圧Vdgがより
低くなる。この電圧Vdgは、信号*SIがVSSのとき
最大値Vdgmax=VDD2−Vthnになり、図1の場合よ
りもVthnだけ低くなって、上記制約が緩和される。例
えば、VDD2=3.3V、VDD1=1.1V、Vth
n0=1.5VのときVthn=2.0Vになり、Vdgmax=
1.3Vになる。NMOSトランジスタN2Sのドレイ
ン・ゲート間電圧についても同様である。
逆電圧−V1が印加されるので、閾値電圧Vthnはソー
ス・バックゲート間電圧が0の場合のそれVthn 0よりも
高くなり、結果としてV1がさらに低下し、NMOSト
ランジスタN1Sのドレイン・ゲート間電圧Vdgがより
低くなる。この電圧Vdgは、信号*SIがVSSのとき
最大値Vdgmax=VDD2−Vthnになり、図1の場合よ
りもVthnだけ低くなって、上記制約が緩和される。例
えば、VDD2=3.3V、VDD1=1.1V、Vth
n0=1.5VのときVthn=2.0Vになり、Vdgmax=
1.3Vになる。NMOSトランジスタN2Sのドレイ
ン・ゲート間電圧についても同様である。
【0029】Vthn0<VthnによりNMOSトランジス
タN3及びN4のオン抵抗が増加するが、レベルシフト
回路40Bの動作は図5のレベルシフト回路40のそれ
よりも遙かに高速(VDD1=1.2V及びVDD2=
3.3Vの条件で約10,000倍高速)であることが
シミュレーションにより確かめられた。
タN3及びN4のオン抵抗が増加するが、レベルシフト
回路40Bの動作は図5のレベルシフト回路40のそれ
よりも遙かに高速(VDD1=1.2V及びVDD2=
3.3Vの条件で約10,000倍高速)であることが
シミュレーションにより確かめられた。
【0030】[第3実施形態]図3は、本発明の第3実
施形態のレベルシフト回路40Cが適用されたCMOS
集積回路10Cの概略構成を示す。
施形態のレベルシフト回路40Cが適用されたCMOS
集積回路10Cの概略構成を示す。
【0031】この回路では、図2のNMOSトランジス
タN3及びN4の替わりに、低電圧動作回路30と同一
CMOS製造プロセスで形成されるNMOSトランジス
タN3S及びN4Sが用いられている。したがって、N
MOSトランジスタN3S及びN4Sのゲート絶縁膜厚
は、ばらつきを無視すればNMOSトランジスタN1S
及びN2Sのそれに等しい。NMOSトランジスタN3
S及びN4SのゲートにはVDD1が印加されて、NM
OSトランジスタN3S及びN4Sは常時オンになって
いる。NMOSトランジスタN3S及びN4Sのバック
ゲートはVSSに接続されている。
タN3及びN4の替わりに、低電圧動作回路30と同一
CMOS製造プロセスで形成されるNMOSトランジス
タN3S及びN4Sが用いられている。したがって、N
MOSトランジスタN3S及びN4Sのゲート絶縁膜厚
は、ばらつきを無視すればNMOSトランジスタN1S
及びN2Sのそれに等しい。NMOSトランジスタN3
S及びN4SのゲートにはVDD1が印加されて、NM
OSトランジスタN3S及びN4Sは常時オンになって
いる。NMOSトランジスタN3S及びN4Sのバック
ゲートはVSSに接続されている。
【0032】NMOSトランジスタN1Sのドレイン・
ゲート間最大電圧Vdgmax=VDD1−Vthnsは、図3
の場合よりも低くなる。ここにVthnsは、NMOSトラ
ンジスタN1Sの閾値電圧である。例えば、VDD2=
3.3V、VDD1=1.7V、Vthns=0.8Vのと
き、Vdgmax=0.9Vになる。NMOSトランジスタ
N2Sのドレイン・ゲート間電圧についても同様であ
る。
ゲート間最大電圧Vdgmax=VDD1−Vthnsは、図3
の場合よりも低くなる。ここにVthnsは、NMOSトラ
ンジスタN1Sの閾値電圧である。例えば、VDD2=
3.3V、VDD1=1.7V、Vthns=0.8Vのと
き、Vdgmax=0.9Vになる。NMOSトランジスタ
N2Sのドレイン・ゲート間電圧についても同様であ
る。
【0033】シミュレーションの結果、このレベルシフ
ト回路40Cは図2のレベルシフト回路40Bよりも動
作が高速であることが確かめられた。
ト回路40Cは図2のレベルシフト回路40Bよりも動
作が高速であることが確かめられた。
【0034】[第4実施形態]図4は、本発明の第4実
施形態のレベルシフト回路40Dが適用されたCMOS
集積回路10Dの概略構成を示す。
施形態のレベルシフト回路40Dが適用されたCMOS
集積回路10Dの概略構成を示す。
【0035】図3のレベルシフト回路40Cの場合、N
MOSトランジスタN3Sのドレイン・ゲート間電圧最
大値がVDD2−VDD1となるので、NMOSトラン
ジスタN3S及びN4Sの耐圧条件として一般に、VD
D2−VDD1≦VDD1、すなわちVDD2/2≦V
DD1を満たさなければならないという制約がある。
MOSトランジスタN3Sのドレイン・ゲート間電圧最
大値がVDD2−VDD1となるので、NMOSトラン
ジスタN3S及びN4Sの耐圧条件として一般に、VD
D2−VDD1≦VDD1、すなわちVDD2/2≦V
DD1を満たさなければならないという制約がある。
【0036】そこで、この制約を緩和するために図4の
レベルシフト回路40Dでは、PMOSトランジスタP
1のドレインとNMOSトランジスタN1Sのドレイン
との間に図2のNMOSトランジスタN3と図3のNM
OSトランジスタN3Sとが直列に接続され、PMOS
トランジスタP2のドレインとNMOSトランジスタN
2Sのドレインとの間に図2のNMOSトランジスタN
4と図3のNMOSトランジスタN4Sとが直列に接続
されている。NMOSトランジスタN3及びN4のゲー
トはVDD2に接続され、NMOSトランジスタN3S
及びN4SのゲートはVDD1に接続されている。NM
OSトランジスタN3、N4、N3S及びN4Sのバッ
クゲートはいずれもVSSに接続されている。
レベルシフト回路40Dでは、PMOSトランジスタP
1のドレインとNMOSトランジスタN1Sのドレイン
との間に図2のNMOSトランジスタN3と図3のNM
OSトランジスタN3Sとが直列に接続され、PMOS
トランジスタP2のドレインとNMOSトランジスタN
2Sのドレインとの間に図2のNMOSトランジスタN
4と図3のNMOSトランジスタN4Sとが直列に接続
されている。NMOSトランジスタN3及びN4のゲー
トはVDD2に接続され、NMOSトランジスタN3S
及びN4SのゲートはVDD1に接続されている。NM
OSトランジスタN3、N4、N3S及びN4Sのバッ
クゲートはいずれもVSSに接続されている。
【0037】NMOSトランジスタN3Sのドレイン電
位V2はVDD2−Vthnであり、NMOSトランジス
タN3Sのドレイン・ゲート間電圧VdgはVDD2−V
thn−VDD1である。すなわち、Vdgは図3の場合よ
りもNMOSトランジスタN3の閾値電圧Vthnだけ低
くなる。例えば、VDD2=3.3V、VDD1=1.
2Vの場合、Vthnを0.8V程度にすればVdgが0.
3V程度になるので、NMOSトランジスタN3Sのゲ
ート絶縁膜破壊を充分防止することができる。また、N
MOSトランジスタN3Sのソース電位V1がVDD1
−Vthnsであるので、NMOSトランジスタN3Sのド
レイン・ソース間電圧V2−V1は、VDD2−Vthn
−VDD1+Vthnsとなる。上記の例でさらにVthns=
0.2Vとした場合、V2−V1=3.3−0.8−
1.2+0.2=1.5V程度と少々高めになる。しか
し、通常、ドレイン・ソース間耐圧はゲート絶縁膜のそ
れよりもかなり大きいので、この程度の値はなんら問題
はない。
位V2はVDD2−Vthnであり、NMOSトランジス
タN3Sのドレイン・ゲート間電圧VdgはVDD2−V
thn−VDD1である。すなわち、Vdgは図3の場合よ
りもNMOSトランジスタN3の閾値電圧Vthnだけ低
くなる。例えば、VDD2=3.3V、VDD1=1.
2Vの場合、Vthnを0.8V程度にすればVdgが0.
3V程度になるので、NMOSトランジスタN3Sのゲ
ート絶縁膜破壊を充分防止することができる。また、N
MOSトランジスタN3Sのソース電位V1がVDD1
−Vthnsであるので、NMOSトランジスタN3Sのド
レイン・ソース間電圧V2−V1は、VDD2−Vthn
−VDD1+Vthnsとなる。上記の例でさらにVthns=
0.2Vとした場合、V2−V1=3.3−0.8−
1.2+0.2=1.5V程度と少々高めになる。しか
し、通常、ドレイン・ソース間耐圧はゲート絶縁膜のそ
れよりもかなり大きいので、この程度の値はなんら問題
はない。
【0038】本第4実施形態のレベルシフト回路40D
によれば、トランジスタ耐圧に対するマージンが第2及
び第3実施形態の場合よりも大きいので、VDD2に対
しVDD1をかなり低く設定することが可能である。例
えばVDD2=3.3Vに対し、VDD1=0.6〜
0.8Vと設定しても耐圧上問題は生じない。
によれば、トランジスタ耐圧に対するマージンが第2及
び第3実施形態の場合よりも大きいので、VDD2に対
しVDD1をかなり低く設定することが可能である。例
えばVDD2=3.3Vに対し、VDD1=0.6〜
0.8Vと設定しても耐圧上問題は生じない。
【0039】レベルシフト回路40Dの動作速度は、図
3のレベルシフト回路40Cよりも少し遅いが、シミュ
レーションの結果、ほぼ同じであることが確かめられ
た。
3のレベルシフト回路40Cよりも少し遅いが、シミュ
レーションの結果、ほぼ同じであることが確かめられ
た。
【0040】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。例えば、挿入されたNMOSトランジスタN3
及びN4、又は、N3S及びN4Sのゲートに印加され
る電位は、上記値に限定されず、耐圧上問題がない値で
且つ低電圧動作NMOSトランジスタのドレイン・ゲー
ト間電圧を低下させるものであればよい。
まれる。例えば、挿入されたNMOSトランジスタN3
及びN4、又は、N3S及びN4Sのゲートに印加され
る電位は、上記値に限定されず、耐圧上問題がない値で
且つ低電圧動作NMOSトランジスタのドレイン・ゲー
ト間電圧を低下させるものであればよい。
【0041】(付記1) 第1電源電位と基準電位との
間の電圧で動作するCMOS回路の相補出力信号SI及
び*SIを、該第1電源電位より高い第2電源電位と該
基準電位との間の電圧で動作する回路の信号SOに変換
するレベルシフト回路であって、ソースがそれぞれ該第
2電源電位に接続された第1及び第2PMOSトランジ
スタと、ドレインがそれぞれ該第1及び第2PMOSト
ランジスタのドレインに接続され、ソースが該基準電位
に接続された第1及び第2NMOSトランジスタと、を
有し、該第1PMOSトランジスタのゲート及びドレイ
ンがそれぞれ該第2PMOSトランジスタのドレイン及
びゲートに結合され、該第1及び第2NMOSトランジ
スタのゲートにそれぞれ該相補出力信号SI及び*SI
が供給され、該第2PMOSトランジスタのドレインか
ら該信号SOが取り出されるレベルシフト回路におい
て、該第1及び第2NMOSトランジスタのゲート絶縁
膜厚が該第1及び第2PMOSトランジスタのそれより
小さいことを特徴とするレベルシフト回路。
間の電圧で動作するCMOS回路の相補出力信号SI及
び*SIを、該第1電源電位より高い第2電源電位と該
基準電位との間の電圧で動作する回路の信号SOに変換
するレベルシフト回路であって、ソースがそれぞれ該第
2電源電位に接続された第1及び第2PMOSトランジ
スタと、ドレインがそれぞれ該第1及び第2PMOSト
ランジスタのドレインに接続され、ソースが該基準電位
に接続された第1及び第2NMOSトランジスタと、を
有し、該第1PMOSトランジスタのゲート及びドレイ
ンがそれぞれ該第2PMOSトランジスタのドレイン及
びゲートに結合され、該第1及び第2NMOSトランジ
スタのゲートにそれぞれ該相補出力信号SI及び*SI
が供給され、該第2PMOSトランジスタのドレインか
ら該信号SOが取り出されるレベルシフト回路におい
て、該第1及び第2NMOSトランジスタのゲート絶縁
膜厚が該第1及び第2PMOSトランジスタのそれより
小さいことを特徴とするレベルシフト回路。
【0042】(付記2) 上記第1PMOSトランジス
タのドレインと上記第1NMOSトランジスタとの間及
び上記第2PMOSトランジスタのドレインと上記第2
NMOSトランジスタとの間にそれぞれ結合された第3
及び第4NMOSトランジスタをさらに有し、該第3及
び第4NMOSトランジスタのゲートが上記第2電源電
位以下かつ上記第1電源電位以上の所定電位に接続され
ていることを特徴とする付記1記載のレベルシフト回
路。
タのドレインと上記第1NMOSトランジスタとの間及
び上記第2PMOSトランジスタのドレインと上記第2
NMOSトランジスタとの間にそれぞれ結合された第3
及び第4NMOSトランジスタをさらに有し、該第3及
び第4NMOSトランジスタのゲートが上記第2電源電
位以下かつ上記第1電源電位以上の所定電位に接続され
ていることを特徴とする付記1記載のレベルシフト回
路。
【0043】(付記3) 上記所定電位は上記第2電源
電位であり、上記第3及び第4NMOSトランジスタの
ゲート絶縁膜厚は上記第1及び第2PMOSトランジス
タのそれにほぼ等しいことを特徴とする付記2記載のレ
ベルシフト回路。
電位であり、上記第3及び第4NMOSトランジスタの
ゲート絶縁膜厚は上記第1及び第2PMOSトランジス
タのそれにほぼ等しいことを特徴とする付記2記載のレ
ベルシフト回路。
【0044】(付記4) 上記所定電位は上記第1電源
電位であり、上記第3及び第4NMOSトランジスタの
ゲート絶縁膜厚は上記第1及び第2NMOSトランジス
タのそれにほぼ等しいことを特徴とする付記2記載のレ
ベルシフト回路。
電位であり、上記第3及び第4NMOSトランジスタの
ゲート絶縁膜厚は上記第1及び第2NMOSトランジス
タのそれにほぼ等しいことを特徴とする付記2記載のレ
ベルシフト回路。
【0045】(付記5) 上記第3及び第4NMOSト
ランジスタのバックゲートには上記基準電位が印加され
ていることを特徴とする付記2乃至4のいずれか1つに
記載のレベルシフト回路。
ランジスタのバックゲートには上記基準電位が印加され
ていることを特徴とする付記2乃至4のいずれか1つに
記載のレベルシフト回路。
【0046】(付記6) 上記第3NMOSトランジス
タのドレインと上記第1NMOSトランジスタとの間及
び上記第4NMOSトランジスタのドレインと上記第2
NMOSトランジスタとの間にそれぞれ結合された、ゲ
ート絶縁膜厚が上記第1及び第2NMOSトランジスタ
のそれにほぼ等しい第5及び第6NMOSトランジスタ
をさらに有し、該第5及び第6NMOSトランジスタの
ゲートが上記第1電源電位に接続されていることを特徴
とする付記3記載のレベルシフト回路。
タのドレインと上記第1NMOSトランジスタとの間及
び上記第4NMOSトランジスタのドレインと上記第2
NMOSトランジスタとの間にそれぞれ結合された、ゲ
ート絶縁膜厚が上記第1及び第2NMOSトランジスタ
のそれにほぼ等しい第5及び第6NMOSトランジスタ
をさらに有し、該第5及び第6NMOSトランジスタの
ゲートが上記第1電源電位に接続されていることを特徴
とする付記3記載のレベルシフト回路。
【0047】(付記7) 上記第1及び第2PMOSト
ランジスタと上記第3及び第4NMOSトランジスタと
は同一CMOS製造プロセスで形成されたものであり、
上記第1及び第2NMOSトランジスタは上記CMOS
回路と同一CMOS製造プロセスで形成されたものであ
ることを特徴とする付記3記載のレベルシフト回路。
ランジスタと上記第3及び第4NMOSトランジスタと
は同一CMOS製造プロセスで形成されたものであり、
上記第1及び第2NMOSトランジスタは上記CMOS
回路と同一CMOS製造プロセスで形成されたものであ
ることを特徴とする付記3記載のレベルシフト回路。
【0048】(付記8) 上記第1及び第2PMOSト
ランジスタは同一MOS製造プロセスで形成されたもの
であり、上記第1乃至第4NMOSトランジスタは上記
CMOS回路と同一CMOS製造プロセスで形成された
ものであることを特徴とする付記4記載のレベルシフト
回路。
ランジスタは同一MOS製造プロセスで形成されたもの
であり、上記第1乃至第4NMOSトランジスタは上記
CMOS回路と同一CMOS製造プロセスで形成された
ものであることを特徴とする付記4記載のレベルシフト
回路。
【0049】(付記9) 上記第1及び第2PMOSト
ランジスタと上記第3及び第4NMOSトランジスタと
は同一CMOS製造プロセスで形成されたものであり、
上記第1、第2、第5及び第6NMOSトランジスタは
上記CMOS回路と同一CMOS製造プロセスで形成さ
れたものであることを特徴とする付記6記載のレベルシ
フト回路。
ランジスタと上記第3及び第4NMOSトランジスタと
は同一CMOS製造プロセスで形成されたものであり、
上記第1、第2、第5及び第6NMOSトランジスタは
上記CMOS回路と同一CMOS製造プロセスで形成さ
れたものであることを特徴とする付記6記載のレベルシ
フト回路。
【0050】(付記10) 付記1乃至9のいずれか1
つに記載のレベルシフト回路が半導体チップに形成され
ていることを特徴とするCMOS集積回路装置。
つに記載のレベルシフト回路が半導体チップに形成され
ていることを特徴とするCMOS集積回路装置。
【図1】本発明の第1実施形態のレベルシフト回路が適
用されたCMOS集積回路の概略回路図である。
用されたCMOS集積回路の概略回路図である。
【図2】本発明の第2実施形態のレベルシフト回路が適
用されたCMOS集積回路の概略回路図である。
用されたCMOS集積回路の概略回路図である。
【図3】本発明の第3実施形態のレベルシフト回路が適
用されたCMOS集積回路の概略回路図である。
用されたCMOS集積回路の概略回路図である。
【図4】本発明の第4実施形態のレベルシフト回路が適
用されたCMOS集積回路の概略回路図である。
用されたCMOS集積回路の概略回路図である。
【図5】レベルシフト回路を備えた従来のCMOS集積
回路の概略回路図である。
回路の概略回路図である。
10、10A〜10D CMOS集積回路 20 降圧回路 30 低電圧動作回路 31 回路 32 インバータ 40、40A〜40D レベルシフト回路 P1、P2 PMOSトランジスタ N1、N2、N1S、N2S、N3、N4、N3S、N
4S NMOSトランジスタ SI、*SI、SO 信号
4S NMOSトランジスタ SI、*SI、SO 信号
Claims (7)
- 【請求項1】 第1電源電位と基準電位との間の電圧で
動作するCMOS回路の相補出力信号SI及び*SI
を、該第1電源電位より高い第2電源電位と該基準電位
との間の電圧で動作する回路の信号SOに変換するレベ
ルシフト回路であって、 ソースがそれぞれ該第2電源電位に接続された第1及び
第2PMOSトランジスタと、 ドレインがそれぞれ該第1及び第2PMOSトランジス
タのドレインに接続され、ソースが該基準電位に接続さ
れた第1及び第2NMOSトランジスタと、 を有し、該第1PMOSトランジスタのゲート及びドレ
インがそれぞれ該第2PMOSトランジスタのドレイン
及びゲートに結合され、該第1及び第2NMOSトラン
ジスタのゲートにそれぞれ該相補出力信号SI及び*S
Iが供給され、該第2PMOSトランジスタのドレイン
から該信号SOが取り出されるレベルシフト回路におい
て、 該第1及び第2NMOSトランジスタのゲート絶縁膜厚
が該第1及び第2PMOSトランジスタのそれより小さ
いことを特徴とするレベルシフト回路。 - 【請求項2】 上記第1PMOSトランジスタのドレイ
ンと上記第1NMOSトランジスタとの間及び上記第2
PMOSトランジスタのドレインと上記第2NMOSト
ランジスタとの間にそれぞれ結合された第3及び第4N
MOSトランジスタをさらに有し、該第3及び第4NM
OSトランジスタのゲートが上記第2電源電位以下かつ
上記第1電源電位以上の所定電位に接続されていること
を特徴とする請求項1記載のレベルシフト回路。 - 【請求項3】 上記所定電位は上記第2電源電位であ
り、上記第3及び第4NMOSトランジスタのゲート絶
縁膜厚は上記第1及び第2PMOSトランジスタのそれ
にほぼ等しいことを特徴とする請求項2記載のレベルシ
フト回路。 - 【請求項4】 上記所定電位は上記第1電源電位であ
り、上記第3及び第4NMOSトランジスタのゲート絶
縁膜厚は上記第1及び第2NMOSトランジスタのそれ
にほぼ等しいことを特徴とする請求項2記載のレベルシ
フト回路。 - 【請求項5】 上記第3及び第4NMOSトランジスタ
のバックゲートには上記基準電位が印加されていること
を特徴とする請求項2乃至4のいずれか1つに記載のレ
ベルシフト回路。 - 【請求項6】 上記第3NMOSトランジスタのドレイ
ンと上記第1NMOSトランジスタとの間及び上記第4
NMOSトランジスタのドレインと上記第2NMOSト
ランジスタとの間にそれぞれ結合された、ゲート絶縁膜
厚が上記第1及び第2NMOSトランジスタのそれにほ
ぼ等しい第5及び第6NMOSトランジスタをさらに有
し、該第5及び第6NMOSトランジスタのゲートが上
記第1電源電位に接続されていることを特徴とする請求
項3記載のレベルシフト回路。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の
レベルシフト回路が半導体チップに形成されていること
を特徴とするCMOS集積回路装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001098051A JP2002300025A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | レベルシフト回路 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
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TW (1) | TW517346B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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---|---|---|---|---|
US6980194B2 (en) * | 2002-03-11 | 2005-12-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Amplitude conversion circuit for converting signal amplitude |
US20030169224A1 (en) * | 2002-03-11 | 2003-09-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Amplitude conversion circuit for converting signal amplitude and semiconductor device using the amplitude conversion circuit |
JP4800781B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2011-10-26 | セイコーインスツル株式会社 | 電圧レベルシフト回路、および半導体集積回路 |
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US20090058493A1 (en) * | 2007-08-31 | 2009-03-05 | Matthias Arnold | Signal Level Converter |
US20090066396A1 (en) * | 2007-09-11 | 2009-03-12 | Mediatek Inc. | Level shifting circuit |
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JP3179350B2 (ja) * | 1996-09-09 | 2001-06-25 | 日本電気株式会社 | レベルシフト回路 |
JP2001036388A (ja) * | 1999-07-16 | 2001-02-09 | Sharp Corp | レベルシフト回路および半導体装置 |
-
2001
- 2001-03-30 JP JP2001098051A patent/JP2002300025A/ja not_active Withdrawn
- 2001-11-20 US US09/988,616 patent/US20020140455A1/en not_active Abandoned
- 2001-11-27 TW TW090129319A patent/TW517346B/zh not_active IP Right Cessation
- 2001-11-30 KR KR1020010075297A patent/KR100757283B1/ko not_active IP Right Cessation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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TW517346B (en) | 2003-01-11 |
KR20020077025A (ko) | 2002-10-11 |
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