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JP2002368927A - ジョブ表示装置およびその方法 - Google Patents

ジョブ表示装置およびその方法

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JP2002368927A
JP2002368927A JP2001169048A JP2001169048A JP2002368927A JP 2002368927 A JP2002368927 A JP 2002368927A JP 2001169048 A JP2001169048 A JP 2001169048A JP 2001169048 A JP2001169048 A JP 2001169048A JP 2002368927 A JP2002368927 A JP 2002368927A
Authority
JP
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Pending
Application number
JP2001169048A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriko Seto
紀子 瀬戸
Takao Maekawa
貴夫 前川
Kyoko Satake
恭子 佐竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2001169048A priority Critical patent/JP2002368927A/ja
Publication of JP2002368927A publication Critical patent/JP2002368927A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のジョブを蓄積して表示する際に、ジョブ
の発生・完了の状態を、ユーザが見ているぺージに実時
間的に表示する。 【解決手段】 ジョブ表示手段は、ファックスの送信お
よびポーリング通信など、順番に1つずつ処理される1
つ以上のジョブを表示する。ジョブ表示手段は、例え
ば、1枚の画面にn個以下ずつのジョブを表示するよう
になっており、ジョブの数がn個を越える場合、ユーザ
の選択に応じて、複数の画面のいずれかを表示する。実
時間表示手段は、新たなジョブが発生したとき、ジョブ
が完了したときなど、ジョブの数が変化して、ジョブを
表示する画面の枚数に変化が生じたときに、表示されて
いる画面内のページ数を変更し、ジョブ数の変化をユー
ザに示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のジョブを蓄
積して順番に処理する場合において、ユーザに蓄積ジョ
ブの数の変化をリアルタイムに表示することができるジ
ョブ表示装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コピー装置、ファクシミリ装置、プリン
タ装置およびスキャナ装置の機能を一体に構成したコピ
ー複合機が広く用いられている。このようなコピー複合
機においては、これらの機能が1つの印刷装置を共用す
るので、備え付けのスキャナで読みとられた画像デー
タ、あるいは、ネットワークを介して送られてき画像デ
ータは、一旦、メモリに記憶され順番に印刷される。こ
のように、コピー複合機では、複数のジョブが同じ装置
を使用して処理される場合には、これらのジョブは、一
時に1つずつ順番に処理される。
【0003】ここで、コピー複合機など、多くのジョブ
が蓄積される装置においては、待ち状態のジョブを複数
のページにわたって表示しなければならないことがあ
り、このような場合には、通常、ユーザの選択により、
1ページ分の情報だけが表示される。しかしながら、ジ
ョブは常に発生し、また、処理が終わったジョブはリス
トから外されるので、ユーザが見ているページに、常に
このようなジョブの数の変化が反映されるとは限らな
い。
【0004】例えば、「特開平8−106369号公
報」(文献1)は、システムがジョブに優先順位を付与
する発明を開示する。また、「特開平8−83154号
公報」(文献2)は、ユーザがジョブの処理希望時刻を
設定する発明を開示する。また、「特開2000−16
3330号公報」(文献3)は、ジョブを蓄積する前に
優先順位を付すようにした発明を開示する。しかしなが
ら、いずれの文献も、ユーザが見ているページに、ジョ
ブの発生・完了状態を実時間的に反映することができる
発明を開示していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、複数のジ
ョブを蓄積して順番に処理する場合において、蓄積した
ジョブが多くて1つの画面に表示できない場合であって
も、ジョブの発生・完了の状態を、ユーザが見ているぺ
ージの情報として実時間的に表示することができるよう
にしたジョブ表示装置およびその方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】[ジョブ表示装置]上記
目的を達成するために、本発明にかかるジョブ表示装置
は、順番に処理される1つ以上のジョブを1枚以上の画
面に配分し、前記1枚以上の画面のいずれかを表示し、
表示した前記画面に、この画面に配分されたジョブを表
示するジョブ表示手段と、前記表示されている画面以外
の画面の変更を、前記表示されている画面に実時間的に
表示する実時間表示手段とを有する。
【0007】好適には、前記実時間表示手段は、前記表
示されている画面以外の画面に配分される前記ジョブの
数の変化を、前記表示される画面に実時間的に表示す
る。
【0008】好適には、前記ジョブ表示手段は、前記画
面の枚数を、前記ジョブの数の増加または減少に従って
増加または減少させ、前記実時間表示手段は、前記画面
の枚数を実時間的に前記表示されている画面に表示す
る。
【0009】好適には、前記ジョブ表示手段は、前記ジ
ョブを所定数以下ずつ前記1枚以上の画面に分けて表示
し、前記画面の枚数を、前記ジョブの発生または完了に
従って増加または減少させ、前記実時間表示手段は、前
記画面の枚数を実時間的に前記表示されている画面に表
示する。
【0010】好適には、前記ジョブ表示手段は、前記画
面のいずれかを選択する操作に応じて、前記選択された
画面を表示し、前記表示された画面に、この画面に配分
されたジョブを表示する。
【0011】以下、本発明にかかるジョブ表示装置の各
構成部分をさらに例を挙げて説明するが、これは、発明
を具体化してその理解を助けるためであって、本発明の
技術的範囲を例に限定することを意図するものではな
い。
【0012】[ジョブ表示手段]ジョブ表示手段は、受
信したファックス画面の印刷、コピーの印刷、ファック
ス送信および同報通信など、順番に1つずつ処理される
1つ以上のジョブを表示する。ジョブ表示手段は、例え
ば、1枚の画面にn個以下ずつのジョブを表示するよう
になっており、ジョブの数がn個を越える場合、ユーザ
の選択に応じて、複数の画面のいずれかを表示する。
【0013】[実時間表示手段]実時間表示手段は、新
たなジョブが蓄積され(ジョブが発生し)たとき、ジョ
ブが完了したとき、蓄積されたジョブがキャンセルされ
たときなど、ジョブの数が変化し、ジョブを表示する画
面の枚数に変化が生じるときに、表示されている画面内
のページ数を変更し、ジョブ数の変化をユーザに示す。
【0014】[ジョブ表示方法]また、本発明にかかる
ジョブ表示方法は、順番に処理される1つ以上のジョブ
を1枚以上の画面に配分し、前記画面のいずれかを選択
する操作に応じて、前記1枚以上の画面のいずれかを表
示し、前記表示した画面に、この画面に配分されたジョ
ブを表示し、前記表示されている画面以外の画面の変更
を、前記表示されている画面に実時間的に表示する。
【0015】[プログラム]また、本発明にかかるプロ
グラムは、順番に処理される1つ以上のジョブを1枚以
上の画面に配分するステップと、前記画面のいずれかを
選択する操作に応じて、前記1枚以上の画面のいずれか
を表示するステップと、表示した前記画面に、この画面
に配分されたジョブを表示するステップと、前記表示さ
れている画面以外の画面の変更を、前記表示されている
画面に実時間的に表示するステップとをコンピュータに
実行させる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。図1は、本発明にかかる処理順序表示方法およびジ
ョブ処理方法が適用されるネットワークシステム1の構
成を示す図である。図1に示すように、ネットワークシ
ステム1は、例えば、複数のパーソナルコンピュータ
(PC)10−1〜10−n(いずれかを特定せずに示
す場合には単にPC10とも記す)と、コピー複合機2
とがネットワーク12を介して接続されて構成される。
【0017】[コピー複合機2のハードウェア構成]図
2は、図1に示したコピー複合機2のハードウェア構成
を示す図である。図2に示すように、コピー複合機2に
おいては、キーボードインターフェース(キーボードI
F)200、タッチパネルIF210、スキャナIF2
20、プリンタIF230、記録装置IF240、CP
U250、メモリ252およびネットワークIF260
が、バス270を介して接続される。
【0018】さらに、キーボードIF200には、コピ
ー枚数・ファックス番号の設定などに用いられるキーボ
ード202が接続される。タッチパネルIF210に
は、タッチパネル214とLCD表示装置216とが組
み合わされ、LCD表示装置216への表示に応じてユ
ーザがタッチパネル214を押下することにより、コピ
ー複合機2に対する操作を行うことができるタッチパネ
ル入力装置212が接続される。スキャナIF220に
は、コピー機能・FAX機能に必要な画像の読み取りを
行うスキャナ装置222が接続される。プリンタIF2
30には、例えば、ゼログラフィにより画像の印刷を行
うプリンタ装置232が接続される。記録装置IF24
0には、HDD装置・CD−ROMドライブ装置などの
記録装置242が接続される。ネットワークIF260
には、図1に示したネットワーク12が接続される。
【0019】つまり、コピー複合機2は、ネットワーク
12を介してPC10−1〜10−nから画像データを
ネットワークIF260により受信し、プリンタ装置2
32により受信した画像データを印刷するネットワーク
プリンタとしての機能と、スキャナ装置222により読
み込んだ画像データを、PC10−1〜10−nに送信
するスキャナとしての機能と、スキャナ装置222によ
り読み込んだ画像データを、他のFAX端末(図示せ
ず)に送信し、逆に、他のFAX端末から送られてきた
画像データを受信してプリンタ装置232により印刷す
るFAX装置としての機能と、スキャナ装置222によ
り読み込んだ画像データをプリンタ装置232により印
刷するコピー装置としての機能とを一体に含んでいる。
【0020】[ジョブ管理プログラム3]図3は、コピ
ー複合機2により実行されるジョブ管理プログラム3の
構成を示す図である。図3に示すように、ジョブ管理プ
ログラム3は、入力解析部30、ユーザインターフェー
ス管理(UI管理)部32、ジョブ処理管理部36、イ
ベント検出部38、タイマ部40.通信制御部42、同
報・集信制御部44、プリンタ制御部46およびスキャ
ナ制御部48から構成される。また、UI管理部32
は、完了/未完了管理部320、詳細管理部322、ペ
ージ管理部324、優先管理部326およびジョブ管理
部328から構成される。
【0021】ジョブ管理プログラム3は、例えば、CD
−ROMなどの記録媒体244に記録された状態でコピ
ー複合機2に供給され、メモリ252にロードされて実
行される。ジョブ管理プログラム3は、これらの構成部
分により、蓄積されたジョブを一時に一つずつ順番に処
理する。また、ジョブ管理プログラム3は、ユーザによ
るタッチパネル入力装置212へのジョブの処理順序の
変更操作を受け入れ、ユーザが指定した順序でジョブを
処理する。また、ジョブ管理プログラム3は、ユーザに
よるタッチパネル入力装置212への表示内容の変更操
作を受け入れ、ユーザが指定した情報を表示する。
【0022】図4は、本発明にかかるジョブ処理順序の
変更操作に用いられるユーザインターフェース画像を例
示する第1の図である。以下、適宜、図4などをさらに
参照して、ジョブ管理プログラム3の各構成部分を説明
する。
【0023】[入力解析部30]ジョブ管理プログラム
3において、入力解析部30は、ユーザが、タッチパネ
ル入力装置212のタッチパネル214に対して行った
操作を解析してUI管理部32の各構成部分に対して出
力する。タッチパネル入力装置212のタッチパネル2
14(図2)からは、ユーザが行った操作は、単に、ユ
ーザが押下したタッチパネル214上の位置の座標とし
て出力される。入力解析部30は、タッチパネル214
の座標が、図4に例示するユーザインターフェース画像
(UI画像)内のいずれのボタンに対する操作であるか
を解析し、解析の結果をUI管理部32の構成部分に伝
える。
【0024】例えば、ユーザが、「未完了ジョブ」・
「完了ジョブ」(図4左上・中央上)と記されたボタン
(未完了ボタン・完了ボタン)を押下すると、入力解析
部30は、押下位置の座標を解析して、これらのいずれ
かのボタンが押下されたことを検出し、いずれのボタン
が押下されたかをUI管理部32の完了/未完了管理部
320に通知する。
【0025】同様に、例えば、ユーザが同報通信の複数
の宛先の全てを表示させたいような場合に用いる詳細表
示ボタン(図9などを参照して後述)を押下すると、入
力解析部30は、このボタンが押下されたことを詳細管
理部322に通知する。
【0026】同様に、例えば、ユーザが、ページ送り用
の「▲」・「▼」(図4右下)という図形が付されたボ
タン(ページ送りボタン)を押下すると、入力解析部3
0は、これらのいずれかのボタンが押下されたことを検
出し、ページ管理部324に通知する。
【0027】同様に、例えば、ユーザが、図4に示すジ
ョブの優先順位(ジョブの処理順序)を変更する操作を
示す「優先設定」(図4左上、他に「コピー優先」・
「プリンタ優先」・「ファックス優先」;図6などを参
照して後述)と記されたボタン(優先設定ボタン、コピ
ー優先ボタン、プリンタ優先ボタン、ファックス優先ボ
タン)を押下すると、入力解析部30は、このボタンが
押下されたことを検出し、優先管理部326に通知す
る。
【0028】同様に、例えば、ユーザが、蓄積済みのジ
ョブを指定する操作に用いる「00022−コピー」・
「*****−プリンター」(図4下方)などと記され
たリスト(ジョブリスト)の各ボタン(ジョブボタン)
を押下すると、入力解析部30は、これらのいずれのボ
タンが押下されかを検出し、ジョブ管理部328に通知
する。
【0029】また、タッチパネル214に対してユーザ
による操作があるたびに、入力解析部30は、タイマ制
御信号によりタイマ部40を制御し、LCD表示装置2
16をパワーオフするためのタイマをリセットする。
【0030】[UI管理部32]以下、UI管理部32
の各構成部分を説明する。UI管理部32は、ジョブの
処理順序の変更、および、LCD表示装置216に表示
するUI画像の変更を行う。
【0031】[完了/未完了管理部320]完了/未完
了管理部320は、LCD表示装置216(図2)に完
了ジョブボタンおよび未完了ジョブボタンを表示し、ユ
ーザによる完了ジョブボタンおよび未完了ジョブボタン
に対する操作に応じてUI画像を変更する。ユーザが完
了ジョブボタンを押下した場合には、完了/未完了管理
部320は、既に処理が終了したジョブ(完了ジョブ)
を、図4下方部分に表示するようにジョブ管理部328
を制御する。また、ユーザが未完了ジョブボタンを押下
した場合には、完了/未完了管理部320は、処理中の
ジョブ、および、蓄積されているがまだ処理が終了して
いないジョブ(未完了ジョブ)を、図4下方部分に表示
するようにジョブ管理部328を制御する。
【0032】[詳細管理部322]詳細管理部322
は、後述するように、複数の通信相手に対する同報通信
あるいは集信通信それぞれを1つのジョブとしてジョブ
リストに表示するようにジョブ管理部328を制御す
る。また、詳細管理部322は、LCD表示装置216
(図2)に詳細表示ボタンを表示し、ユーザによるジョ
ブの指定および詳細表示ボタンに対する操作に応じて、
同報通信・集信通信を、通信相手それぞれに対する複数
のジョブとしてジョブリストに表示するようにジョブ管
理部328を制御する。
【0033】[ページ管理部324]UI画像において
は、図4に例示するように、完了ジョブあるいは未完了
ジョブが1つの画面に5つ表示され、完了ジョブあるい
は未完了ジョブが5つ以上ある場合には、1つの画面に
5つ以下ずつ、複数の画面にわたって順番に表示され
る。ページ管理部324は、上述したページ送りボタン
を表示し、ユーザが、ページ送りボタンのいずれかを押
下すると、ページ管理部324は、この操作に応じて、
画面を前または後ろに送って表示するようにジョブ管理
部328を制御する。また、ページ管理部324は、前
方あるいは後方に送るべきページがない場合には、その
方向に対応するページ送りボタンの表示の濃度を薄くし
て、ユーザにその旨を示す。
【0034】[優先管理部326]優先管理部326
は、優先設定ボタン、あるいは、コピー優先ボタンなど
を表示し、ユーザによるジョブの指定および優先設定ボ
タンに対する操作に応じて、指定されたジョブの優先順
位を上げ、優先順位が上げられたジョブの表示を、早く
処理されることを示すジョブリストの上の方の位置に変
更するようにジョブ管理部328を制御する。
【0035】[ジョブ管理部328]ジョブ管理部32
8は、ジョブリストの各ジョブボタンに対する操作をU
I管理部32の他の構成部分に通知する。また、ジョブ
管理部328は、タッチパネル214(図2)に対する
ユーザの操作、ネットワーク12を介したPC10から
の印刷コマンドなどを受けて、各ジョブを上の方から早
く処理される順序で示したジョブリストを作成し、表示
する。また、ジョブ管理部328は、UI管理部32の
他の構成部分の制御に従って、ジョブリストを変更す
る。
【0036】[UI画像生成部34]UI画像生成部3
4は、UI管理部32の各構成部分などに従って、図4
などに示すUI画像を作成し、LCD表示装置216に
表示する。
【0037】[ジョブ実行管理36]ジョブ実行管理3
6は、ジョブリストが示す処理順序で各ジョブを処理す
るように通信制御部42〜スキャナ制御部48の各構成
部分を制御する。
【0038】[イベント検出部38]イベント検出部3
8は、通信制御部42〜スキャナ制御部48の各構成部
分から上げられる通信開始・終了、印刷開始・終了、ス
キャン開始・終了、および、タイマ部40から上げられ
るLCD表示装置216のパワーオフタイマの終了など
のイベントを検出し、UI画像生成部34、ジョブ実行
管理36およびUI管理部32に対して出力する。
【0039】[通信制御部42]通信制御部42は、ネ
ットワークIF260(図2)を制御し、PC10との
通信を行う。
【0040】[同報・集信制御部44]同報・集信制御
部44は、通信制御部42を制御し、同報通信(複数の
通信相手に対して同一の画像をFAX送信する通信)お
よび集信通信(複数の通信相手からポーリング通信によ
りFAX画像を受信する通信)を行う。
【0041】[プリンタ制御部46]プリンタ制御部4
6は、プリンタIF230およびプリンタ装置232
(図2)を制御して画像データを印刷する。
【0042】[スキャナ制御部48]スキャナ制御部4
8は、スキャナIF220およびスキャナ装置222を
制御し、画像を読みとって画像データを作成する。
【0043】なお、通信制御部42〜スキャナ制御部4
8の動作の組み合わせにより、コピー複合機2のコピー
機能、ファクシミリ機能およびプリンタ機能が実現され
る。つまり、スキャナ制御部48が画像を読みとって作
成した画像データをプリンタ制御部46が印刷するとコ
ピー機能が実現される。また、スキャナ制御部48が作
成した画像データを、通信制御部42が他のFAX装置
に電送するとFAX送信機能が実現される。また、通信
制御部42が他のFAX装置から電送されてきた画像デ
ータを受信し、プリンタ制御部46が印刷すると、FA
X受信機能が実現される。また、通信制御部42がPC
10から受信した画像データをプリンタ制御部46が印
刷すると、プリンタ機能が実現される。
【0044】[ジョブ処理順序変更]まず、図5〜図7
をさらに参照して、コピー複合機2のジョブ管理プログ
ラム3による第1および第2のジョブ処理順序変更を説
明する。図5〜図7は、本発明にかかるジョブ処理順序
の変更操作に用いられるユーザインターフェース画像を
例示する第2〜第4の図である。
【0045】[第1のジョブ処理順序変更]ユーザがコ
ピー複合機2の各構成部分(図2)およびタッチパネル
入力装置212に対して操作を行い、ジョブを5つ以
上、蓄積させ、タッチパネル入力装置212に表示され
た未完了ジョブボタンを押下すると、UI管理部32お
よびUI画像生成部34(図3)は、図4に示すような
UI画像を作成し、LCD表示装置216に表示する。
【0046】例えば、図4のジョブリストに示す「00
027−コピー」のジョブの処理順序を、まだ処理され
ていない他のジョブよりも早く処理したいと望むと、ユ
ーザは、タッチパネル入力装置212(図2)を操作
し、ジョブリスト内のジョブボタンを押下して、「00
027−コピー」のジョブを指定する。入力解析部30
(図3)は、「00027−コピー」のジョブボタンが
押下されたことをジョブ管理部328に伝えると、ジョ
ブ管理部328は、「00027−コピー」のジョブを
選択し、「00027−コピー」が選択されたことをU
I管理部32の他の構成部分に通知する。ジョブ管理部
328は、さらに、「00027−コピー」のジョブボ
タンの表示の白黒を逆転させたり、あるいは、図4に例
示するように「00027−コピー」のジョブボタンの
枠を太くしたりして、「00027−コピー」のジョブ
が選択されたことを表示する。なお、ジョブボタンにお
ける「スキャナ」のジョブは、例えば、スキャナ機能に
より読み込んだ画像データを、e−mailなどにより
他のノードに送信するジョブを示す。
【0047】ユーザが続いて、図4に太い枠で示す優先
設定ボタンを押下すると、優先管理部326(図3)
は、「00027−コピー」の処理順序を、現在処理中
の「00022−コピー」のジョブの次、つまり、まだ
処理されていないジョブの内で最初に処理される順序に
する。さらに、優先管理部326は、ジョブ管理部32
8を制御して、図5に太い枠で示すように、「0002
7−コピー」のジョブの表示位置を、「00022−コ
ピー」のジョブの直下とし、「00022−コピー」の
ジョブが終了し次第、「00027−コピー」のジョブ
の処理が開始されることを表示する。
【0048】[第2のジョブ処理順序変更]あるいは、
優先管理部326(図3)が、優先設定ボタン(図4,
5)の代わりに、図6,7に示すコピー優先ボタン、プ
リンタ優先ボタンおよびファクス優先ボタンを表示する
場合において、例えば、ユーザが、コピーのジョブの処
理順序を、まだ処理されていない他の種類(プリンタお
よびファックス)のジョブよりも早く処理したいと望む
と、図6に太枠で示すように、ユーザは、タッチパネル
入力装置212(図2)を操作し、コピー優先ボタンを
押下して、コピーのジョブの全てを指定する。
【0049】優先管理部326(図3)は、表示されて
いるか表示されていないかを問わず、全ての画面のジョ
ブリストの全てのコピーのジョブ(図6,7においては
「00022−コピー」・「00023−コピー」)を
選択し、「00022−コピー」および「00023−
コピー」のジョブの処理順序を、図6,7において現在
処理中の「00030−ファックス送信」のジョブの
次、つまり、まだ処理されていないジョブの内で、他の
種類のジョブよりも先に処理される順序にする。さら
に、優先管理部326は、ジョブ管理部328を制御し
て、図7に示すように、「00022−コピー」および
「00023−コピー」のジョブの表示に、例えば★印
を付し、「00022−コピー」および「00023−
コピー」のジョブが他の種類のジョブよりも先に処理さ
れることを表示する。
【0050】図8を参照して、第1および第2のジョブ
処理順序変更をさらに説明する。図8は、図4〜図7に
示した本発明にかかるジョブ処理順序変更の動作(S1
0)を示すフローチャートである。図8に示すように、
ステップ100(S100)において、優先管理部32
6は、図4,5に示したUIの表示内容が選択されてい
るか、図6,7に示したUIの表示内容が選択されてい
るかを判断する。ジョブ管理プログラム3は、図4,5
に示した表示内容が選択されている場合にはS102の
処理に進み、図6,7に示した表示内容が選択されてい
る場合にはS110の処理に進み、これ以外の場合には
S122の処理に進む。
【0051】タッチパネル入力装置212に対する操作
があると、ステップ102(S102)において、優先
管理部326は、ジョブ管理部328から、ユーザによ
りいずれかのジョブボタンが押下され、ジョブが選択さ
れたと通知されたか否かを判断する。ジョブ管理プログ
ラム3は、ジョブボタン以外が押下された場合にはS1
22の処理に進み、これ以外の場合にはS104の処理
に進む。
【0052】ステップ104(S104)において、ジ
ョブ管理部328は、図4に示したように、押下された
ジョブボタンの枠を太くするなどにより、押下されたジ
ョブのボタンの表示を強調し、押下されたジョブボタン
に対応するジョブが選択されたことを表示する。
【0053】ステップ106(S106)において、ジ
ョブ管理部328は、図4に示した優先設定ボタンが押
下されたか否かを判断する。ジョブ管理プログラム3
は、優先設定ボタンが押下された場合にはS108の処
理に進み、これ以外の場合にはS122の処理に進む。
【0054】ステップ108(S108)において、ジ
ョブ管理部328は、選択されたジョブが最先に処理さ
れるように処理順序を変更し、ジョブ管理部328を制
御して、選択されたジョブが、処理中のジョブをのぞい
てジョブリストの最も上に表示されるようにする。
【0055】ステップ110(S110)において、優
先管理部326は、コピー優先ボタン、プリンタ優先ボ
タンおよびファックス優先ボタンのいずれが押下された
かを判断する。ジョブ管理プログラム3は、ファックス
優先ボタンが押下された場合にはS112の処理に進
み、プリンタ優先ボタンが押下された場合にはS114
の処理にすすみ、コピー優先ボタンが押下された場合に
はS116の処理に進む。なお、ジョブ管理プログラム
3は、これら以外の場合にはS122の処理に進む(図
示せず)。
【0056】ステップ112(S112)において、優
先管理部326は、ファックスのジョブを選択する。
【0057】ステップ114(S114)において、優
先管理部326は、プリンタのジョブを選択する。
【0058】ステップ116(S116)において、優
先管理部326は、コピーのジョブを選択する。
【0059】ステップ118(S118)において、優
先管理部326は、ジョブ管理部328を制御して、選
択された機能のジョブに、例えば図7に示したように、
優先して処理される旨の図形を付加する。
【0060】ステップ120(S120)において、優
先管理部326は、選択した機能のジョブが、他の機能
のジョブよりも先に処理されるように処理順序を変更す
る。
【0061】[ジョブ終了表示]以下、図9〜図12を
参照して、本発明にかかるジョブの終了表示を説明す
る。図9〜図12は、本発明にかかるジョブ終了表示に
用いられるユーザインターフェース画像を例示する第1
〜第4の図である。図9に示すように、ユーザがジョブ
管理プログラム3(図3)に未完了ジョブのジョブリス
トを表示させているときに、処理中であった「0003
0−ファックス送信」のジョブが正常に終了すると、イ
ベント検出部38は、このイベントを完了/未完了管理
部320に通知する。
【0062】完了/未完了管理部320(図3)は、図
10に枠を太くして示すように、処理が終了した「00
030−ファックス送信」のジョブボタンに「正常終
了」の文字を表示する。完了/未完了管理部320は、
イベント検出部38から、LCD表示装置216のパワ
ーオフのイベントが通知された場合、ページ管理部32
4からページ送りボタンが押下されたと通知があった場
合、および、完了/未完了管理部320から完了ボタン
が押下されたと通知があった場合に、図11に示すよう
に、ジョブ管理部328を制御して「00030−ファ
ックス送信」のジョブボタンを消去させる。
【0063】なお、図10に示したように、「0003
0−ファックス送信」のジョブボタンに「正常終了」の
文字が表示されている間に、ユーザが完了ジョブボタン
を押下すると、完了/未完了管理部320(図3)は、
図12に示すように、完了ジョブのジョブリストに「0
0030−ファックス送信」の表示を追加する。
【0064】図13を参照して、本発明にかかるジョブ
終了表示をさらに説明する。図13は、図9〜図12に
示したジョブ終了表示の動作(S20)を示すフローチ
ャートである。図13に示すように、ステップ200
(S200)において、完了/未完了管理部320は、
図9に示したように、LCD表示装置216に未完了ジ
ョブを表示しているか否かを判断する。ジョブ管理プロ
グラム3は、未完了ジョブを表示している場合にはS2
02の処理に進み、これ以外の場合にはS210の処理
に進む。
【0065】ステップ202(S202)において、完
了/未完了管理部320は、処理が終了したジョブがあ
るか否かを判断する。ジョブ管理プログラム3は、終了
したジョブがある場合にはS204の処理に進み、これ
以外の場合にはS210の処理に進む。
【0066】ステップ204(S204)において、完
了/未完了管理部320は、終了したジョブのジョブボ
タンに、「正常終了」など、そのジョブが終了した旨を
示す表示を行う。
【0067】イベントが発生すると、ステップ206
(S206)において、完了/未完了管理部320は、
発生したイベントが、LCD表示装置216のパワーオ
フ、ページ送りボタンの押下および完了ボタンの押下
(表示変更イベント)のいずれかであるか否かを判断す
る。ジョブ管理プログラム3は、表示変更イベントが発
生した場合にはS208の処理に進み、これ以外の場合
にはS210の処理に進む。
【0068】ステップ208(S208)において、完
了/未完了管理部320は、ジョブ管理部328を制御
して、図11に示したように、終了したジョブの表示を
未完了ジョブのジョブリストから消去する。
【0069】ステップ210(S210)において、ジ
ョブ管理プログラム3は、他の処理を行う。
【0070】[見えない画面の情報表示]以下、図14
〜17を参照して、本発明にかかる見えない画面の情報
表示を説明する。図14〜図17は、本発明にかかる見
えない画面の情報表示に用いられるユーザインターフェ
ース画像を例示する第1〜第4の図である。
【0071】図14に示すように、ジョブ管理プログラ
ム3(図3)が未完了ジョブのジョブリストを表示して
いる状態で、新たなジョブが追加されることがある。新
たなジョブが追加された場合であっても、図15に示す
ように、LCD表示装置216(図2)に表示されてい
ない(ユーザから見えない)2ページ目の画面のジョブ
リストに4つのジョブしかない場合には、さらに1つジ
ョブが追加されたとしても、ページ数は増加せず、LC
D表示装置216に表示されている(ユーザから見え
る)1ページ目の表示内容に何らの変化も生じない。
【0072】一方、図15に示した2ページ目の画面の
ジョブリストに、2つのジョブが追加されると、図16
に示すように、画面の枚数は2ページから3ページに増
加するので、図17に示すように、ページ送りボタンの
間のページ数の表示を「1/2」から「1/3」に変更
する必要がある。ページ管理部324(図3)は、この
ように、ジョブが追加されたり、あるいは、ジョブが終
了して未完了ジョブから消去されたりした場合に、画面
の枚数の変化を、ページ数を変更することにより、リア
ルタイムに表示中の画面に反映する。
【0073】以下、図18を参照して、本発明にかかる
見えない画面の情報表示をさらに説明する。図18は、
図14〜図17に示した見えない画面の情報表示の動作
(S30)を示すフローチャートである。図18に示す
ように、イベント検出部38が、イベントをページ管理
部324に通知すると、ステップ300(S300)に
おいて、ページ管理部324は、通知されたイベントが
新たなジョブの蓄積(ジョブの発生)あるいはジョブの
完了を示すか否かを判断する。ジョブ管理プログラム3
は、イベント検出部38が、ジョブの発生あるいはジョ
ブの完了を通知した場合にはS302の処理に進み、こ
れ以外の場合にはS306の処理に進む。
【0074】ステップ302(S302)において、ペ
ージ管理部324は、画面のページ数に増減があり、L
CD表示装置216に表示されている画面を変更する必
要があるか否かを判断する。ジョブ管理プログラム3
は、画面の変更が必要な場合にはS304の処理に進
み、これ以外の場合にはS306の処理に進む。
【0075】ステップ304(S304)において、ペ
ージ管理部324は、ページ数を変更する。
【0076】ステップ306(S306)において、ジ
ョブ管理プログラム3は他の処理を行う。
【0077】[同報通信・集信通信の詳細表示]以下、
図19〜図23を参照して、本発明にかかる同報通信・
集信通信表示を説明する。図19は、同報通信・集信通
信ジョブの表示例を示す図である。図20〜図23は、
本発明にかかる同報通信・集信通信表示に用いられるユ
ーザインターフェース画像を例示する第1〜第4の図で
ある。
【0078】同報通信および集信通信には、複数の通信
相手が設定されるので、例えば、3つの通信相手が設定
された場合、通常、ジョブの表示は、図19に示すよう
に、通信相手ごとの3つのジョブとして行われる。
【0079】本発明にかかる同報通信および集信通信の
表示においては、図20に示すように、詳細管理部32
2は、通信相手が3つ設定された場合であっても同じ画
像を送信する同報通信を1つのジョブとしてジョブリス
トに通信相手の数を付して表示し、この同報通信のジョ
ブのが処理されている間は、図21に示すように、通信
中の相手(宛先)をジョブボックスに表示する。
【0080】また、詳細管理部322(図3)は、ユー
ザによるジョブの選択および詳細表示ボックスに対する
操作(例えば押下の回数)に応じて、図22に示すよう
に、通信中の通信を1つのジョブとして表示し、処理が
開始されていない他の複数の通信相手との通信を1つの
ジョブとして表示し、あるいは、図23に示すように、
別の画面に、同報通信のジョブを、通信相手ごとの複数
のジョブとして表示する。なお、以上の説明において
は、同報通信の場合を具体例としたが、集信通信の場合
であっても同様に詳細表示を行えばよいことは明らかで
ある。
【0081】以下、図24を参照して、本発明にかかる
同報通信および集信通信の表示をさらに説明する。図2
4は、図19〜図23に示した同報通信および集信通信
の表示の動作(S40)を示すフローチャートである。
【0082】図24に示すように、詳細管理部322
は、ステップ400(S400)において、完了/未完
了管理部320が未完了ジョブを表示しているか否かを
判断し、未完了ジョブを表示している場合にはS402
の処理に進み、これ以外の場合にはS422の処理に進
む。
【0083】ステップ402(S402)において、詳
細管理部322は、未完了ジョブの中に同報通信・集信
通信が含まれているか否かを判断する。ジョブ管理プロ
グラム3は、未完了ジョブの中に同報通信・集信通信が
含まれている場合にはS404の処理に進み、これ以外
の場合にはS422の処理に進む。
【0084】ステップ404(S404)において、詳
細管理部322は、同報通信および集信通信それぞれを
1つのジョブとして表示すべきか否かを判断する。ジョ
ブ管理プログラム3は、同報通信および集信通信それぞ
れを1つのジョブとして表示すべき場合にはS406の
処理に進み、これ以外の場合にはS418の処理に進
む。
【0085】ステップ406(S406)において、詳
細管理部322は、ジョブ管理部328を制御し、図2
0に示すように、同報通信および集信通信それぞれを1
つのジョブとして宛先数を付してジョブリストに表示す
る。
【0086】ステップ408(S408)において、詳
細管理部322は、イベント検出部38から設定された
通信相手のいずれかとの同報通信・集信通信が終了した
ことを示すイベントが通知されたか否かを判断する。上
記イベントが通知された場合にはS410の処理に進
み、これ以外の場合にはS412の処理に進む。
【0087】ステップ410(S410)において、詳
細管理部322は、その同報通信・集信通信のジョブボ
ックスの宛先数の表示を、残りの通信相手の数に合わせ
て変更する。
【0088】ステップ412(S412)において、詳
細管理部322は、通信中の同報通信・集信通信がある
か否かを判断する。ジョブ管理プログラム3は、通信中
の同報通信・集信通信がある場合にはS414の処理に
進み、これ以外の場合にはS416の処理に進む。
【0089】ステップ414(S414)において、詳
細管理部322は、ユーザの操作に応じてジョブ管理部
328を制御し、通信中の同報通信・集信通信の宛先
を、図21または図22に示したように、その同報通信
・集信通信のジョブボックスに表示する。
【0090】ステップ416(S416)において、詳
細管理部322は、ユーザが詳細表示ボタンを押下した
か否かを判断する。ジョブ管理プログラム3は、詳細表
示ボタンが押下された場合にはS420の処理に進み、
これ以外の場合にはS420の処理に進む。
【0091】ステップ418(S418)において、詳
細管理部322は、ジョブ管理部328を制御して、図
19に示したように、同報通信・集信通信を、通信相手
ごとの複数のジョブとしてジョブボックスに表示する。
【0092】ステップ420(S420)において、詳
細管理部322は、図23に示したように、同報通信・
集信通信を、別の画面を用いて、通信相手ごとの複数の
ジョブとしてジョブボックスに表示する。
【0093】ステップ422(S422)において、ジ
ョブ管理プログラム3は、別の処理を行う。
【0094】[変形例]なお、以上説明した実施形態に
おいては、ユーザがタッチパネル入力装置212のタッ
チパネル214(図2)に対して操作を行い、ジョブ管
理プログラム3がLCD表示装置216に表示を行う場
合を例示したが、例えば、PC10にコピー複合機2を
操作するためのプログラムを実行させ、PC10からネ
ットワーク12を介してコピー複合機2を操作できるよ
うにしてもよい。
【0095】また、同じ画面に優先設定ボタンと、コピ
ー優先ボタンなどとを同時に表示するようにジョブ管理
プログラム3を構成してもよい。また、ページ管理部3
24がページ数を変更する場合を示したが、ページ管理
部324およびその他の構成部分が他の表示内容を変更
するようにジョブ管理プログラム3を構成してもよい。
また、機能ごとに処理の順序を変えた場合(「第2のジ
ョブ処理順序変更」参照)に、ジョブリストにおける表
示順序を変更してもよく(「第1のジョブ処理順序変
更」参照)、また、ジョブを選択して処理の順序を変え
た場合に、優先処理されることを表す図形を付加しても
よい。また、以上の実施形態においてはコピー複合機を
例として説明したが、一時に1つずつ順番に蓄積された
ジョブを処理する装置について、本発明を適用可能であ
ることはいうまでもない。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるジ
ョブ表示装置およびその方法によれば、複数のジョブを
蓄積して、一時に1つずつ順番に処理する場合におい
て、蓄積したジョブが多くて1つの画面に表示できない
場合であっても、ジョブの発生・完了の状態を、ユーザ
が見ているぺージの情報として実時間的に表示すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる処理順序表示方法およびジョブ
処理方法が適用されるネットワークシステムの構成を示
す図である。
【図2】図1に示したコピー複合機のハードウェア構成
を示す図である。
【図3】図1および図2に示したコピー複合機により実
行されるジョブ管理プログラムの構成を示す図である。
【図4】本発明にかかるジョブ処理順序の変更操作に用
いられるユーザインターフェース画像を例示する第1の
図である。
【図5】本発明にかかるジョブ処理順序の変更操作に用
いられるユーザインターフェース画像を例示する第2の
図である。
【図6】本発明にかかるジョブ処理順序の変更操作に用
いられるユーザインターフェース画像を例示する第3の
図である。
【図7】本発明にかかるジョブ処理順序の変更操作に用
いられるユーザインターフェース画像を例示する第4の
図である。
【図8】図4〜図7に示した本発明にかかるジョブ処理
順序変更の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明にかかるジョブ終了表示に用いられるユ
ーザインターフェース画像を例示する第1の図である。
【図10】本発明にかかるジョブ終了表示に用いられる
ユーザインターフェース画像を例示する第2の図であ
る。
【図11】本発明にかかるジョブ終了表示に用いられる
ユーザインターフェース画像を例示する第3の図であ
る。
【図12】本発明にかかるジョブ終了表示に用いられる
ユーザインターフェース画像を例示する第4の図であ
る。
【図13】図9〜図12に示したジョブ終了表示の動作
を示すフローチャートである。
【図14】本発明にかかる見えない画面の情報表示に用
いられるユーザインターフェース画像を例示する第1の
図である。
【図15】本発明にかかる見えない画面の情報表示に用
いられるユーザインターフェース画像を例示する第2の
図である。
【図16】本発明にかかる見えない画面の情報表示に用
いられるユーザインターフェース画像を例示する第3の
図である。
【図17】本発明にかかる見えない画面の情報表示に用
いられるユーザインターフェース画像を例示する第4の
図である。
【図18】図14〜図17に示した見えない画面の情報
表示の動作を示すフローチャートである。
【図19】同報通信・集信通信ジョブの表示例を示す図
である。
【図20】本発明にかかる同報通信・集信通信表示に用
いられるユーザインターフェース画像を例示する第1の
図である。
【図21】本発明にかかる同報通信・集信通信表示に用
いられるユーザインターフェース画像を例示する第2の
図である。
【図22】本発明にかかる同報通信・集信通信表示に用
いられるユーザインターフェース画像を例示する第3の
図である。
【図23】本発明にかかる同報通信・集信通信表示に用
いられるユーザインターフェース画像を例示する第4の
図である。
【図24】図19〜図23に示した同報通信および集信
通信の表示の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・ネットワークシステム 10,10−1〜10−n・・・PC 12・・・ネットワーク 2・・・コピー複合機 200・・・キーボードIF 202・・・キーボード 210・・・タッチパネルIF 212・・・タッチパネル入力装置 214・・・タッチパネル 216・・・LCD表示装置 220・・・スキャナIF 222・・・スキャナ装置 230・・・プリンタIF 232・・・プリンタ装置 240・・・記録装置IF 242・・・記録装置 244・・・記録媒体 250・・・CPU 252・・・メモリ 260・・・ネットワークIF 270・・・バス 3・・・ジョブ管理プログラム 30・・・入力解析部 32・・・UI管理部 320・・・完了/未完了管理部 322・・・詳細管理部 324・・・ページ管理部 326・・・優先管理部 328・・・ジョブ管理部 34・・・UI画像生成部 36・・・ジョブ実行管理 38・・・イベント検出部 40・・・タイマ部 42・・・通信制御部 44・・・同報・集信制御部 46・・・プリンタ制御部 48・・・スキャナ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐竹 恭子 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA05 AA14 AA29 AB20 AB23 AC05 AF06 AF07 BA00 5E501 AA06 AA15 AB04 BA03 BA05 BA09 CA04 CB05 EA05 EA10 FB22 FB23 FB28 FB34 FB44

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】順番に処理される1つ以上のジョブを1枚
    以上の画面に配分し、前記1枚以上の画面のいずれかを
    表示し、表示した前記画面に、この画面に配分されたジ
    ョブを表示するジョブ表示手段と、 前記表示されている画面以外の画面の変更を、前記表示
    されている画面に実時間的に表示する実時間表示手段と
    を有するジョブ表示装置。
  2. 【請求項2】前記実時間表示手段は、前記表示されてい
    る画面以外の画面に配分される前記ジョブの数の変化
    を、前記表示される画面に実時間的に表示する請求項1
    に記載のジョブ表示装置。
  3. 【請求項3】前記ジョブ表示手段は、前記画面の枚数
    を、前記ジョブの数の増加または減少に従って増加また
    は減少させ、 前記実時間表示手段は、前記画面の枚数を実時間的に前
    記表示されている画面に表示する請求項1に記載のジョ
    ブ表示装置。
  4. 【請求項4】前記ジョブ表示手段は、前記ジョブを所定
    数以下ずつ前記1枚以上の画面に分けて表示し、前記画
    面の枚数を、前記ジョブの発生または完了に従って増加
    または減少させ、 前記実時間表示手段は、前記画面の枚数を実時間的に前
    記表示されている画面に表示する請求項1に記載のジョ
    ブ表示装置。
  5. 【請求項5】前記ジョブ表示手段は、前記画面のいずれ
    かを選択する操作に応じて、前記選択された画面を表示
    し、前記表示された画面に、この画面に配分されたジョ
    ブを表示する請求項1〜4のいずれかに記載のジョブ表
    示装置。
  6. 【請求項6】順番に処理される1つ以上のジョブを1枚
    以上の画面に配分し、 前記画面のいずれかを選択する操作に応じて、前記1枚
    以上の画面のいずれかを表示し、 前記表示した画面に、この画面に配分されたジョブを表
    示し、 前記表示されている画面以外の画面の変更を、前記表示
    されている画面に実時間的に表示するジョブ表示方法。
  7. 【請求項7】順番に処理される1つ以上のジョブを1枚
    以上の画面に配分するステップと、 前記画面のいずれかを選択する操作に応じて、前記1枚
    以上の画面のいずれかを表示するステップと、 表示した前記画面に、この画面に配分されたジョブを表
    示するステップと、 前記表示されている画面以外の画面の変更を、前記表示
    されている画面に実時間的に表示するステップとをコン
    ピュータに実行させるプログラム。
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