JP2002367655A - 燃料電池 - Google Patents
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Abstract
両面の含水率を一定に保持することによって、燃料電池
の出力を一定に保つ。 【解決手段】 カソード側の空気極26の拡散層52、
撥水カーボン層54、触媒層56が、アノード側の水素
極22の拡散層42、撥水カーボン層44、触媒層46
に比べ、排水性が抑制されている燃料電池であって、拡
散層52と撥水カーボン層54の気孔径、気孔量を拡散
層42、撥水カーボン層44に比べて小さくしたり、ま
たは拡散層52、撥水カーボン層54、触媒層56の厚
みを、拡散層42、撥水カーボン層44、触媒層46に
比べ厚くしたり、または撥水カーボン層54、触媒層5
6の疎水性を、撥水カーボン層44、触媒層46に比べ
高くすることにより構成された燃料電池である。
Description
ける電気化学反応時の電解質のカソード側及びアノード
側の乾燥及び濡れすぎを抑制した高効率の燃料電池に関
する。
料電池は、高効率と優れた環境特性を有することから小
電力電池として近年脚光を浴びている。燃料電池の原理
は、水の電気分解の逆反応、すなわち水素と酸素が結び
ついて電子イオンと水とが生成する仕組みを利用してい
る。
電解質とするリン酸型燃料電池と、炭酸リチウムと炭酸
カリウムとの混合炭酸塩を含浸させた電界質板を用いる
溶融炭酸塩型燃料電池と、リン酸水溶液や溶融炭酸塩の
ような液体上材料の代わりにイオン導電性を有する固体
の安定化ジルコニアを電解質とし作動温度1000℃の
固体電解質型燃料電池と、水酸化カリウム水溶液を電解
質とするアルカリ型燃料電池と、水素イオン導電性のフ
ッ素樹脂系のイオン交換膜(例えばナフィオン(Nafion
デュポン社の登録商標))を電解質として作動温度8
0〜90℃である固体高分子型燃料電池がある。
なく、常温で起動しかつ起動時間が極めて早い等の利点
を有する固体高分子型燃料電池が注目されている。この
固体高分子型燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyt
e Fuel Cells)の構造は、固体高分子電解質膜を2枚の
ガス拡散電極で挟み、これらを一体として接合したセル
が少なくとも1つ以上が積層されスタックを形成してな
る。
ように、電解質11に上述した高分子イオン交換膜を用
い、この電解質11の両側には、それぞれアノード側触
媒電極12とカソード側触媒電極16(いずれも例えば
触媒として白金を含む)が配置され、更に両触媒電極1
2,16の外側には、それぞれアノード側ガス拡散電極
14とカソード側ガス拡散電極18が配置され、セル1
0が形成される。
水素は、アノード側ガス拡散電極14を介してアノード
側触媒電極12に送られ、アノード側触媒電極12にお
いて水素イオン化され、水素イオンは、電解質11中を
水を介在のもとH+・xH2Oとしてカソード側に移動す
る。移動した水素イオンは、カソード側触媒電極16に
おいて、カソード側ガス拡散電極18に供給された酸化
ガス中の酸素と外部回路20を流通してきた電子
(e-)と反応して水を生成する。この生成した水は、
カソード側から排出される。このとき、外部回路20を
流通した電子の流れを直流の電気エネルギーとして利用
することができる。
14とアノード側触媒電極12とからなる水素極に燃料
ガス(水素又は水素リッチの改質ガス)を供給すること
によって、次式の反応が生じる。
極16とからなる空気極に酸化ガス(酸素又は空気)を
供給することにより、次の反応が起こる。
電力を呈する。ここで、電解質11における水素イオン
の透過性を良好に維持するためには、電解質11を十分
な保水状態に保つ必要がある。
に示すような構成を有し、空気極26に酸化ガスを供給
するセパレータ30には、一定方向に並列して複数のリ
ブが設けられ、このリブを介して酸素ガスが一定の方向
に流通する。一方、水素極22に燃料ガスを供給するセ
パレータ32にも、一定方向に並列して複数のリブが設
けられ、このリブを介して燃料ガスが流通する。ここ
で、セパレータ30,32のそれぞれのリブは、一般に
燃料ガスと酸化ガスとの流通方向が異なるように形成さ
れている。
水素極22において、加湿された燃料ガスの供給される
リブ上流側では、加湿のために水蒸気分圧が高いが、燃
料ガスの排出されるリブ下流側では、電池反応によって
水素極22から水が空気極26に移動するため、燃料ガ
スに対する水蒸気分圧が低下する。これにより、燃料ガ
スの下流側の水素極22に面する電解質11は乾燥しす
ぎてしまい(ドライアップ状態)、アノード側からカソ
ード側にプロトンを移動する際に随伴させる水が不足
し、その結果電解質11の抵抗が高くなり、固体高分子
型燃料電池の出力が低下してしまうおそれがあった。
酸化ガスの供給されるリブ上流側では、乾燥した空気が
供給されるため水蒸気分圧が低いが、酸化ガスが排出さ
れるリブ下流側では、電池反応により供給された空気中
の酸素が消費され、水が生成すると同時にアノード側か
らプロトンとともに水が移動してくるため、酸化ガスに
対する水蒸気分圧が高くなり、その結果カソード側の空
気極26のガス拡散基材(図7に示すカソード側ガス拡
散電極18)の細孔が水により閉塞され(フラッディン
グ状態)、カソード側への酸化ガスの拡散が阻害され
る。これにより、固体高分子型燃料電池の出力が低下す
るおそれがあった。
「固体高分子電解質燃料電池」では、カソード側の水に
よるガス拡散電極細孔の閉塞を防止するために、電解質
に付設されたカソード側のガス拡散用カーボン電極にお
いて、酸化ガスの上流流路域から下流流路域に沿って空
隙率を徐々に大きくし、空隙率を酸化ガス流路に沿って
変化させた燃料電池が提案されている。
「固体高分子電解質燃料電池」では、上述同様に、カソ
ード側の水によるガス拡散電極細孔の閉塞を防止するた
めに、電解質に付設されたカソード側のガス拡散用カー
ボン電極に酸化ガスを供給する酸化剤配流板の酸化ガス
流路の深さあるいは幅を少なくともいずれかを、酸化ガ
スの上流流路域から下流流路域に沿って徐々に小さく
し、酸化ガスの流速を早くすることによって、排出効率
を高めた燃料電池が提案されている。
いずれの燃料電池においても、水素極の燃料ガス流通下
流側の水不足による、アノード側の電解質面の乾燥しす
ぎを防止できなかった。このため、電池反応における水
素極から空気極側へのプロトン移動が阻害され、その結
果燃料電池の出力が低下してしまうおそれがあった。
たものであり、その目的は、燃料電池の水素極と空気極
の局所的な乾燥しすぎ又は濡れすぎによる燃料電池の出
力低下を抑制する燃料電池を提供することである。
に、本発明の燃料電池は、以下の特徴を有する。
側ガス拡散電極とアノード側ガス拡散電極とが配置され
た積層体を有する燃料電池であって、前記電解質とカソ
ード側ガス拡散電極との間に設けられたカソード側触媒
電極と、前記電解質とアノード側ガス拡散電極との間に
設けられたアノード側触媒電極と、を有し、前記カソー
ド側触媒電極及びカソード側ガス拡散電極の少なくとも
一方は、前記アノード側触媒電極及びアノード側ガス拡
散電極の少なくとも一方に比べ排水性能が抑制されてい
る燃料電池である。
ぎの部分に対向するカソード側ガス拡散電極及び触媒電
極の少なくとも一方の排水を抑制することによって、バ
ックディフュージョン(逆拡散)勾配により、カソード
側からアノード側に水が移動する。これにより、電池反
応において、電解質両面、すなわち全体の含水率を均一
に保つことができる。ここで、バックディフュージョン
(逆拡散)勾配とは、電解質のアノード側とカソード側
の表面含水濃度を一定比率に保つために、プロトンが水
を随伴してアノード側からカソード側に向かって移動す
る際に、カソード側からアノード側に水が移動する現象
をいう。
高分子電解質面では、一般に乾燥し易いが、カソード側
ガス拡散電極及び触媒電極の少なくとも一方の排水性を
アノード側のガス拡散電極及び触媒電極の少なくとも一
方に比べ抑制することによって、電池反応によるプロト
ンに随伴した水により、乾燥を抑制することができる。
プロトンに随伴する水の移動及び逆拡散によって、高分
子電解質の両面全体の含水率を一定に保つことができ、
それにより、燃料電池の出力を一定に保つことができ
る。
て、前記アノード側触媒電極及びアノード側ガス拡散電
極の少なくとも一方の気孔率は、前記カソード側触媒電
極及びカソード側ガス拡散電極の少なくとも一方の気孔
率に比べ高い燃料電池である。
側に比べカソード側の排水性を抑制することができ、上
述したように、電解質両面全体を均一な含水率に保つこ
とができる。従って、燃料電池の出力を一定に保つこと
ができる。
て、前記カソード側ガス拡散電極及びカソード側触媒電
極の少なくとも一方の厚みは、前記アノード側ガス拡散
電極及びアノード側触媒電極の少なくとも一方の厚みに
比べ厚い燃料電池である。
極の厚みより厚くすることによって、カソード側の電極
内の水の保有量を高めることができ、これにより、上述
したように、電解質両面全体を均一な含水率に保つこと
ができる。
て、前記カソード側ガス拡散電極及びカソード側触媒電
極の少なくとも一方の疎水性は、前記アノード側ガス拡
散電極及びアノード側触媒電極の少なくとも一方の疎水
性に比べ高い燃料電池である。
極の疎水性を高めることによって、カソード側の電極内
の水保有量を高めることができる。これにより、プロト
ンに随伴する水の移動と逆拡散とによって、電解質両面
全体の含水率の均一化が図れ、燃料電池の出力を一定に
保つことができる。
説明する。なお、先に説明した従来の燃料電池と同じ構
成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
態が例示されている。図1に示すように、高分子イオン
交換膜からなる電解質膜13を挟むように両面には、水
素極22と空気極26が配置されている。また、水素極
22は、電解質膜13のアノード面近傍から触媒層4
6、撥水カーボン層44、拡散層基材42の順で配置さ
れ形成されている。一方、空気極26は、電解質膜13
のカソード側近傍から触媒層56、撥水カーボン層5
4、拡散層基材52の順で配置され形成されている。
水カーボン層44は、アノード側ガス拡散電極であり、
水素極22の触媒層46はアノード側触媒電極である。
一方、空気極26の拡散層基材52と撥水カーボン層5
4は、カソード側ガス拡散電極であり、空気極26の触
媒層56はカソード側触媒電極である。
スの中の水素が水素極22の触媒層46における触媒反
応により電子(e-)とプロトン(H+)とになり、プロ
トンは水を随伴して空気極26に移動する。一方、空気
極26では、移動したきたプロトンと、外部回路(図示
せず)を流通してきた電子と、酸化ガス(例えば空気)
中の酸素とが反応して、水が生成する。
ーボン層44,54は、カーボン粒子66,86から形
成され、触媒層46,56は、担体カーボン60,80
の表面に白金等の触媒62,82が担持され、更に電解
質(図示せず)で被覆された触媒粒子から形成されてい
る。また、拡散層基材42,52は、カーボン繊維より
形成されている。
スである酸化ガスとアノードガスである燃料ガスとは、
図4に示すように、その流通方向が対向するように配流
されることがより好ましい。
対向するように配流されている燃料電池を例に説明す
る。
ド側の水素極22に比べ抑制するためには、カソード側
の特に水蒸気の排出を抑制する一方、アノード側の水蒸
気の流通性を促して水交換を促進することによりなされ
る。
施例では、図2,3に示すように、カソード側の撥水カ
ーボン層54又は触媒層56の気孔率、すなわち気孔径
及び/又は気孔量を、アノード側の撥水カーボン層44
又は触媒層46の気孔径及び/又は気孔量に比べ、小さ
くする。これにより、アノード側に対してカソード側の
排水性が抑制される。
は触媒層56の気孔径を縮小するためには、アノード側
のカーボン粒子66の粒径、担体カーボン60の粒径に
比べ、カソード側のカーボン粒子86の粒径、担体カー
ボン80の粒径を縮小する。
4又は触媒層56の気孔量を減少させるためには、アノ
ード側のカーボン粒子66、担体カーボン60に比べ、
カソード側のカーボン粒子86、担体カーボン80のカ
ーボン粒子を小さくする。例えば、カソード側のカーボ
ン粒子86、担体カーボン80の低ストラクチャ化、す
なわち二次粒子を少なくすることによって達成される。
または、触媒層56中の担体カーボン80を被覆する電
界質量を増大させても良い。また、カソード側の撥水カ
ーボン層54又は触媒層56の形成時プレス圧を、アノ
ード側の撥水カーボン層44又は触媒層46の形成時プ
レス圧より高いすることにより、気孔量を調整してもよ
い。
2,3に示すように、カソード側の撥水カーボン層54
又は触媒層56の厚みを、アノード側の撥水カーボン層
44又は触媒層46の厚みより厚くすることによって、
排水性を調整することができる。例えば、カソード側の
撥水カーボン層54は、アノード側撥水カーボン層44
に比べ、基材の撥水カーボン層を形成する材料の塗布量
を多くすることによって達成できる。
くすることに伴って、触媒82の量の増大はコストへの
影響があるため、触媒担持密度の低減を図ることが好ま
しく、例えば、触媒の担体への添加量を低減することに
より達成できる。溶液上の触媒を析出させて担持させる
場合、触媒の添加量を低減すると、触媒粒径が微細化す
るため、触媒活性も向上する。
くすることに伴って、触媒量が低減しないように、担体
に対する触媒添加量を多くすることにより、触媒粒子の
担持密度を高めることができる。
をアノード側の拡散層基材42の厚みに比べ、厚くする
ことによっても達成できる。
図2,3に示すように、カソード側の撥水カーボン層5
4中における疎水性物質64の量を、アノード側の撥水
性カーボン層44における疎水性物質64の量に比べ多
くすることにより、アノード側に対するカソード側の排
水性を抑制することができる。上記疎水性物質として
は、例えばフッ素系樹脂が挙げられ、フッ素系樹脂とし
ては、ポリテチラフルオロエチレン(PTFE)が好ま
しい。
ノード側のカーボン粒子66に比べ疎水性を強化する。
例えば、カーボン粒子86を黒鉛化する。または、アノ
ード側のカーボン粒子66の親水性化を強化し、例えば
親水性の官能基をカーボン粒子66に導入することによ
り達成される。
をアノード側の拡散層基材42の基材に比べ疎水性を強
化する。例えば、拡散層基材52の記載に撥水剤処理を
施してもよい。またはアノード側の拡散層基材42の基
材に親水性処理を施してもよい。
側に比べ排水性が抑制され、これによって、図4に示す
ように、電解質膜13の保水バランスが達成される。以
下に、燃料ガス上流側に対向して酸化ガスの下流側が配
置され、また燃料ガス下流側に対向して酸化ガスの上流
側が配置されている場合を例にとって説明する。
側では、電解質膜13が乾燥し易い。しかし、対向する
酸化ガス下流側では、電池反応により生成した水の排出
が抑制されているために濡れており、一方、アノード側
では水の燃料ガス中への拡散が促進されているため、カ
ソード側から水の逆拡散が生じて、電解質膜13を介し
てカソードからアノード側に向かって水が移動する。従
って、燃料ガス上流側の電解質膜13のアノード側面含
水率は、一定に保たれる。
ス上流側では、電解質膜13が乾燥し易い。しかし、対
向する燃料ガス下流側では、上述の通り、上流側にて水
をカソード側から移動させているため、水を多く含んだ
状態になっている。この水は、電池反応によりプロトン
に随伴させて電解質膜13を介してカソード側に移動さ
せているため、カソード側上流の電解質膜13のカソー
ド側面の含水率は、一定に保たれる。
水循環(二点鎖線により図示)により、電解質膜13の
両面全体が均一に保水された状態となる。
加湿することなく運転した場合(無加湿運転時)の電流
密度は、カソードガス入口(酸化ガス上流側)からカソ
ードガス出口(酸化ガス下流側)にかけて、本発明の構
成によれば、従来に比べ、ほぼ一定の電流密度を保つこ
とができた。
H2→H2Oであり、この反応は発熱反応である。従っ
て、電池反応の経時に応じて、セル温度は上昇する。そ
こで、上述同様、無加湿運転において、電池反応の経時
におけるセル温度と燃料電池の放電特性との関係を測定
すると、図6に示すように、従来に比べ、本発明の構成
によれば、電池反応において常時高い放電特性を得るこ
とができた。
両面全体の保水を均一に保つことができるため、燃料電
池の出力を一定に保つことができる。
模式図である。
である。
である。
る。
湿運転時の電流密度分布を示すグラフ図である。
湿運転時の放電特性を示すグラフ図である。
の図である。
視図である。
図である。
極、13 電解質膜、14 アノード側拡散電極、16
カソード側触媒電極、18 カソード側拡散電極、2
0 外部回路、22 水素極、26 空気極、42,5
2 拡散層基材、44,54 撥水カーボン層、46,
56 触媒層。
Claims (4)
- 【請求項1】 電解質の両面側にそれぞれカソード側ガ
ス拡散電極とアノード側ガス拡散電極とが配置された積
層体を有する燃料電池であって、 前記電解質とカソード側ガス拡散電極との間に設けられ
たカソード側触媒電極と、 前記電解質とアノード側ガス拡散電極との間に設けられ
たアノード側触媒電極と、を有し、 前記カソード側触媒電極及びカソード側ガス拡散電極の
少なくとも一方は、前記アノード側触媒電極及びアノー
ド側ガス拡散電極の少なくとも一方に比べ排水性能が抑
制されていることを特徴とする燃料電池。 - 【請求項2】 請求項1に記載の燃料電池において、 前記アノード側触媒電極及びアノード側ガス拡散電極の
少なくとも一方の気孔率は、前記カソード側触媒電極及
びカソード側ガス拡散電極の少なくとも一方の気孔率に
比べ高いことを特徴とする燃料電池。 - 【請求項3】 請求項1に記載の燃料電池において、 前記カソード側ガス拡散電極及びカソード側触媒電極の
少なくとも一方の厚みは、前記アノード側ガス拡散電極
及びアノード側触媒電極の少なくとも一方の厚みに比べ
厚いことを特徴とする燃料電池。 - 【請求項4】 請求項1に記載の燃料電池において、 前記カソード側ガス拡散電極及びカソード側触媒電極の
少なくとも一方の疎水性は、前記アノード側ガス拡散電
極及びアノード側触媒電極の少なくとも一方の疎水性に
比べ高いことを特徴とする燃料電池。
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JP2001176346A JP4956870B2 (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | 燃料電池および燃料電池の製造方法 |
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