JP2002366102A - 表示装置、その駆動方法及び製造方法 - Google Patents
表示装置、その駆動方法及び製造方法Info
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- JP2002366102A JP2002366102A JP2001177338A JP2001177338A JP2002366102A JP 2002366102 A JP2002366102 A JP 2002366102A JP 2001177338 A JP2001177338 A JP 2001177338A JP 2001177338 A JP2001177338 A JP 2001177338A JP 2002366102 A JP2002366102 A JP 2002366102A
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- G02B26/02—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the intensity of light
- G02B26/026—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the intensity of light based on the rotation of particles under the influence of an external field, e.g. gyricons, twisting ball displays
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F9/00—Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements
- G09F9/30—Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転動作のばらつきを少なくし、高品質な像
表示を行うことが可能な表示装置を提供する。 【解決手段】 回転粒子内に、色及び電気的特性の異な
る少なくとも2つの領域が画定されている。回転粒子
は、外部電界の作用によって回転モーメントを受ける。
基材が、回転粒子の各々を回転可能に保持する。電界発
生手段が、回転粒子の配置された空間に、ある電界発生
期間だけ電界を発生させる。電界発生期間のうち、少な
くとも後寄りの1/3の期間は、電界の大きさが単調に
減少する。
表示を行うことが可能な表示装置を提供する。 【解決手段】 回転粒子内に、色及び電気的特性の異な
る少なくとも2つの領域が画定されている。回転粒子
は、外部電界の作用によって回転モーメントを受ける。
基材が、回転粒子の各々を回転可能に保持する。電界発
生手段が、回転粒子の配置された空間に、ある電界発生
期間だけ電界を発生させる。電界発生期間のうち、少な
くとも後寄りの1/3の期間は、電界の大きさが単調に
減少する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置及びその
駆動方法に関し、特に表面上に色及び電気的特性の異な
る少なくとも2つの領域が画定された回転粒子の配置さ
れた空間に、電界を発生させ、その回転粒子を回転さ
せ、所望の位置で停止させることにより表示を行う表示
装置及びその駆動方法に関する。
駆動方法に関し、特に表面上に色及び電気的特性の異な
る少なくとも2つの領域が画定された回転粒子の配置さ
れた空間に、電界を発生させ、その回転粒子を回転さ
せ、所望の位置で停止させることにより表示を行う表示
装置及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ペーパ、ペーパライクディスプレ
イ、デジタルペーパ等と呼ばれ、電界により光学的吸収
率や光学的反射率を変化させて像表示を行うシート状表
示媒体及び表示装置が提案されている。特開平1−86
116号公報に、電気泳動粒子を分散させた溶媒を着色
し、この溶媒を内包したマイクロカプセルを有する表示
装置が開示されている。特開平8−234686号公報
に、色と電気的特性の双方が異なる半球を合わせた回転
体を内包したマイクロカプセルを有する表示装置が開示
されている。また、2色性色素とスメクチック液晶とを
含む液晶/高分子複合膜を含む表示装置も知られてい
る。
イ、デジタルペーパ等と呼ばれ、電界により光学的吸収
率や光学的反射率を変化させて像表示を行うシート状表
示媒体及び表示装置が提案されている。特開平1−86
116号公報に、電気泳動粒子を分散させた溶媒を着色
し、この溶媒を内包したマイクロカプセルを有する表示
装置が開示されている。特開平8−234686号公報
に、色と電気的特性の双方が異なる半球を合わせた回転
体を内包したマイクロカプセルを有する表示装置が開示
されている。また、2色性色素とスメクチック液晶とを
含む液晶/高分子複合膜を含む表示装置も知られてい
る。
【0003】これらの表示装置は、電源が無くても像情
報を保持することができるメモリ性を有する。また、電
極が形成されたPETフィルム上に表示層を形成するこ
とができるため、薄く、軽くかつ曲げることができるシ
ート型の表示装置として期待されている。
報を保持することができるメモリ性を有する。また、電
極が形成されたPETフィルム上に表示層を形成するこ
とができるため、薄く、軽くかつ曲げることができるシ
ート型の表示装置として期待されている。
【0004】米国特許第4,126,854号及び第
4,143,103号の各明細書に記載されている表示
媒体、すなわち回転粒子の表面に、色と帯電特性との双
方が相互に異なる2つの半球状領域を形成した回転粒子
を含む表示媒体は、他の方式に比べて優れたコントラス
トを示す。
4,143,103号の各明細書に記載されている表示
媒体、すなわち回転粒子の表面に、色と帯電特性との双
方が相互に異なる2つの半球状領域を形成した回転粒子
を含む表示媒体は、他の方式に比べて優れたコントラス
トを示す。
【0005】図6を参照して、米国特許第4,126,
854号等に記載された表示媒体の動作原理について説
明する。
854号等に記載された表示媒体の動作原理について説
明する。
【0006】光学的に透明な基材100の内部に複数の
空隙101が形成されている。空隙101内に回転粒子
103が装填されると共に、透光性の液体102が充填
されている。回転粒子103の表面上に、色及び帯電特
性の双方が相互に異なる2つの半球状領域、例えば白領
域及び黒領域が画定されている。回転粒子103の表面
は、透光性の液体102との摩擦により帯電している。
白領域の表面電荷密度と黒領域の表面電荷密度とは異な
る。
空隙101が形成されている。空隙101内に回転粒子
103が装填されると共に、透光性の液体102が充填
されている。回転粒子103の表面上に、色及び帯電特
性の双方が相互に異なる2つの半球状領域、例えば白領
域及び黒領域が画定されている。回転粒子103の表面
は、透光性の液体102との摩擦により帯電している。
白領域の表面電荷密度と黒領域の表面電荷密度とは異な
る。
【0007】このため、空隙101内に電界を発生させ
ると、電界の向きに応じて回転粒子103が電気泳動す
るとともに回転移動する。例えば、図6(A)は、回転
粒子103が白領域を下に向けて空隙101内の下に沈
んでいる状態を示している。電界を発生させると、図6
(B)に示すように、回転粒子103が回転しながら浮
き上がる。最終的には、図6(C)に示すように、回転
粒子103は、白領域を上方に向けると共に空隙101
内の上側に移動する。
ると、電界の向きに応じて回転粒子103が電気泳動す
るとともに回転移動する。例えば、図6(A)は、回転
粒子103が白領域を下に向けて空隙101内の下に沈
んでいる状態を示している。電界を発生させると、図6
(B)に示すように、回転粒子103が回転しながら浮
き上がる。最終的には、図6(C)に示すように、回転
粒子103は、白領域を上方に向けると共に空隙101
内の上側に移動する。
【0008】図6(A)の状態で、図の上方から表示装
置を見ると、黒色が視認される。また、図6(C)の状
態では、白色が視認される。このように、回転粒子10
3を回転移動させることにより、白表示と黒表示とを切
り替えることができる。
置を見ると、黒色が視認される。また、図6(C)の状
態では、白色が視認される。このように、回転粒子10
3を回転移動させることにより、白表示と黒表示とを切
り替えることができる。
【0009】次に、回転粒子103の従来の製造方法に
ついて説明する。色の異なる2種類の溶融したワックス
粒子を結合させ、表面張力によって球形化させた後に固
化させる方法が米国特許第5,262,908号の明細
書に開示されている。この場合、回転粒子の材料とし
て、カーボンブラック含有カルナバワックス及び酸化チ
タン含有カルナバワックス等が用いられる。
ついて説明する。色の異なる2種類の溶融したワックス
粒子を結合させ、表面張力によって球形化させた後に固
化させる方法が米国特許第5,262,908号の明細
書に開示されている。この場合、回転粒子の材料とし
て、カーボンブラック含有カルナバワックス及び酸化チ
タン含有カルナバワックス等が用いられる。
【0010】光透過性粒子の表面に金属、カーボンブラ
ック、酸化アンチモン等を蒸着または塗布する方法が、
特開平11−85067号公報及び特開平9−2467
39号公報に開示されている。光透過性粒子の材料とし
て、ガラスまたは樹脂が用いられる。
ック、酸化アンチモン等を蒸着または塗布する方法が、
特開平11−85067号公報及び特開平9−2467
39号公報に開示されている。光透過性粒子の材料とし
て、ガラスまたは樹脂が用いられる。
【0011】酸化亜鉛球の表面にコロナ帯電を生じさ
せ、半球部分を露光し、黒色トナーで反転現像を行うこ
とにより、回転粒子を作製する方法が特開平11−85
069号公報に開示されている。ハロゲン化銀塩を含有
する不透明な感光性粒子の一部表面を露光し、現像液に
浸漬させて露光された部分に着色し、定着させることに
より回転粒子を作製する方法が特開平11−16120
6号公報に開示されている。
せ、半球部分を露光し、黒色トナーで反転現像を行うこ
とにより、回転粒子を作製する方法が特開平11−85
069号公報に開示されている。ハロゲン化銀塩を含有
する不透明な感光性粒子の一部表面を露光し、現像液に
浸漬させて露光された部分に着色し、定着させることに
より回転粒子を作製する方法が特開平11−16120
6号公報に開示されている。
【0012】複数の回転粒子をシート内に回転可能に保
持し、シートの両面に電極を形成することにより表示装
置が得られる。電極間に電圧を印加することにより、シ
ート内に電界が発生し、回転粒子を回転移動させること
ができる。
持し、シートの両面に電極を形成することにより表示装
置が得られる。電極間に電圧を印加することにより、シ
ート内に電界が発生し、回転粒子を回転移動させること
ができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】表示装置の電極間に直
流電圧パルスを印加すると、回転動作にばらつきが生
じ、正常な表示を行うことができなかった。
流電圧パルスを印加すると、回転動作にばらつきが生
じ、正常な表示を行うことができなかった。
【0014】本発明の目的は、回転動作のばらつきを少
なくし、高品質な像表示を行うことが可能な表示装置及
びその駆動方法を提供することである。
なくし、高品質な像表示を行うことが可能な表示装置及
びその駆動方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、色及び電気的特性の異なる少なくとも2つの領域が
画定され、外部電界の作用によって回転モーメントを受
ける複数の回転粒子と、前記回転粒子の各々を回転可能
に保持する基材と、前記回転粒子の配置された空間に、
ある電界発生期間だけ電界を発生させる電界発生手段で
あって、該電界発生期間のうち、少なくとも後寄りの1
/3の期間は、大きさが単調に減少するような電界を発
生させる前記電界発生手段とを有する表示装置が提供さ
れる。
と、色及び電気的特性の異なる少なくとも2つの領域が
画定され、外部電界の作用によって回転モーメントを受
ける複数の回転粒子と、前記回転粒子の各々を回転可能
に保持する基材と、前記回転粒子の配置された空間に、
ある電界発生期間だけ電界を発生させる電界発生手段で
あって、該電界発生期間のうち、少なくとも後寄りの1
/3の期間は、大きさが単調に減少するような電界を発
生させる前記電界発生手段とを有する表示装置が提供さ
れる。
【0016】本発明の他の観点によると、色及び電気的
特性の異なる少なくとも2つの領域が画定され、外部電
界の作用によって回転モーメントを受ける複数の回転粒
子の各々を回転可能に保持し、該回転粒子の各々の配置
された空間に、ある電界発生期間だけ電界を発生させ該
回転粒子の各々を回転移動させ、所望の位置で停止させ
ることにより表示を行う表示装置の駆動方法であって、
前記電界発生期間のうち、少なくとも後寄りの1/3の
期間は、大きさが単調に減少するような電界を発生させ
て表示を行う工程を有する表示装置の駆動方法が提供さ
れる。
特性の異なる少なくとも2つの領域が画定され、外部電
界の作用によって回転モーメントを受ける複数の回転粒
子の各々を回転可能に保持し、該回転粒子の各々の配置
された空間に、ある電界発生期間だけ電界を発生させ該
回転粒子の各々を回転移動させ、所望の位置で停止させ
ることにより表示を行う表示装置の駆動方法であって、
前記電界発生期間のうち、少なくとも後寄りの1/3の
期間は、大きさが単調に減少するような電界を発生させ
て表示を行う工程を有する表示装置の駆動方法が提供さ
れる。
【0017】電界の大きさを単調に減少させることによ
り、回転粒子の回りすぎを抑制することができる。
り、回転粒子の回りすぎを抑制することができる。
【0018】本発明のさらに他の観点によると、色及び
電気的特性の異なる少なくとも2つの領域が画定された
複数の粒子を準備する工程と、前記複数の粒子を2液性
の室温硬化性ゴムに混合し、加熱することにより、該粒
子の球形化を行うと共に該ゴムの硬化を行う工程とを有
する表示装置の製造方法が提供される。
電気的特性の異なる少なくとも2つの領域が画定された
複数の粒子を準備する工程と、前記複数の粒子を2液性
の室温硬化性ゴムに混合し、加熱することにより、該粒
子の球形化を行うと共に該ゴムの硬化を行う工程とを有
する表示装置の製造方法が提供される。
【0019】室温硬化性ゴム内で粒子の球形化を行うた
め、球形化のための専用の工程を設ける必要がない。
め、球形化のための専用の工程を設ける必要がない。
【0020】
【発明の実施の形態】表面上に、色及び帯電特性の双方
が相互に異なる2つの領域が画定された回転粒子(以
後、単に2色回転粒子と呼ぶ場合がある)の配置された
空間を挟むように配置された一対の電極に直流パルス電
圧を印加すると、回転粒子が回転移動する。ところが、
回転粒子の慣性モーメントのために、電圧が0になって
も、回転粒子の回転は完全には停止しない。これによ
り、回転粒子の回転動作(回転角)にばらつきが生じて
しまうと考えられる。
が相互に異なる2つの領域が画定された回転粒子(以
後、単に2色回転粒子と呼ぶ場合がある)の配置された
空間を挟むように配置された一対の電極に直流パルス電
圧を印加すると、回転粒子が回転移動する。ところが、
回転粒子の慣性モーメントのために、電圧が0になって
も、回転粒子の回転は完全には停止しない。これによ
り、回転粒子の回転動作(回転角)にばらつきが生じて
しまうと考えられる。
【0021】図3を参照して、2色回転粒子に加わる回
転モーメントの大きさについて説明する。図3(A)に
示すように、色の異なる2つの半球状領域の境界2がy
軸に平行に配置され、電界Eの向きがz軸の負の向きと
なるxyz直交座標系を考える。xy面に対する境界2
の傾きをθとし、z軸の正の向きからの極角をφ、xy
面内におけるx軸の正の向きからの方位角をψとする
と、回転粒子1に働く回転モーメントMは、
転モーメントの大きさについて説明する。図3(A)に
示すように、色の異なる2つの半球状領域の境界2がy
軸に平行に配置され、電界Eの向きがz軸の負の向きと
なるxyz直交座標系を考える。xy面に対する境界2
の傾きをθとし、z軸の正の向きからの極角をφ、xy
面内におけるx軸の正の向きからの方位角をψとする
と、回転粒子1に働く回転モーメントMは、
【0022】
【数1】 と表される。ここで、Eは電界の大きさ、Rは回転粒子
の半径、σは2つの半球面の表面電荷密度差である。上
式から、回転モーメントMは、2つの半球状領域の境界
2の傾きθに依存し、正弦関数に従って変化することが
わかる。そこで、表示装置に印加する電圧波形を正弦関
数状にして回転粒子の回転運動を生じさせたところ、複
数の粒子の回りすぎを防止することができ、表示のばら
つきを少なくすることができた。以下、上述の考察に基
づいた第1の実施例について説明する。
の半径、σは2つの半球面の表面電荷密度差である。上
式から、回転モーメントMは、2つの半球状領域の境界
2の傾きθに依存し、正弦関数に従って変化することが
わかる。そこで、表示装置に印加する電圧波形を正弦関
数状にして回転粒子の回転運動を生じさせたところ、複
数の粒子の回りすぎを防止することができ、表示のばら
つきを少なくすることができた。以下、上述の考察に基
づいた第1の実施例について説明する。
【0023】図1に、第1の実施例による表示装置の概
略断面図を示す。300μmのシート基材10の内部に
複数の空隙11が形成されている。シート基材10とし
て、室温で固化する2液性RTVシリコーンゴム(信越
化学社製KE109)を用いた。各空隙11の内部に、
2色回転粒子12が装填されると共に、透明液体13が
充填されている。2色回転粒子12として、カーボンブ
ラックで黒色に、酸化チタンで白色に着色したポリエス
テル樹脂球を用いた。2色回転粒子12の粒径は、10
0±70μmである。カーボンブラックを含有する半球
部分の表面と、酸化チタンを含有する半球部分の表面と
は、相互に異なる帯電特性を有する。透明液体13とし
て、シリコーンオイル(東レダウコーニングシリコーン
社製SH200、20cS)を用いた。
略断面図を示す。300μmのシート基材10の内部に
複数の空隙11が形成されている。シート基材10とし
て、室温で固化する2液性RTVシリコーンゴム(信越
化学社製KE109)を用いた。各空隙11の内部に、
2色回転粒子12が装填されると共に、透明液体13が
充填されている。2色回転粒子12として、カーボンブ
ラックで黒色に、酸化チタンで白色に着色したポリエス
テル樹脂球を用いた。2色回転粒子12の粒径は、10
0±70μmである。カーボンブラックを含有する半球
部分の表面と、酸化チタンを含有する半球部分の表面と
は、相互に異なる帯電特性を有する。透明液体13とし
て、シリコーンオイル(東レダウコーニングシリコーン
社製SH200、20cS)を用いた。
【0024】シート基材10の一方の面上に、インジウ
ムティンオキサイド(ITO)からなる透明電極15A
が形成された透明フィルム17Aが密着している。他方
の面上にも同様に、ITOからなる透明電極15Bが形
成された透明フィルム17Bが密着している。透明電極
15A及び15Bの平面形状は、一辺の長さが2cmの
正方形である。電源21が、電極15A及び15Bに駆
動電圧を印加する。
ムティンオキサイド(ITO)からなる透明電極15A
が形成された透明フィルム17Aが密着している。他方
の面上にも同様に、ITOからなる透明電極15Bが形
成された透明フィルム17Bが密着している。透明電極
15A及び15Bの平面形状は、一辺の長さが2cmの
正方形である。電源21が、電極15A及び15Bに駆
動電圧を印加する。
【0025】次に、図1に示した第1の実施例による表
示装置の製造方法について説明する。架橋反応前のシリ
コーンゴム等のエラストマと回転粒子とを体積比で1:
1になるように混合してシート状に成形し、真空中に配
置して脱泡させ、常温で48時間放置して硬化させる。
示装置の製造方法について説明する。架橋反応前のシリ
コーンゴム等のエラストマと回転粒子とを体積比で1:
1になるように混合してシート状に成形し、真空中に配
置して脱泡させ、常温で48時間放置して硬化させる。
【0026】硬化したシートをシリコーンオイルに浸漬
して12時間放置する。シリコーンゴム中にシリコーン
オイルが侵入し、シリコーンゴムが膨潤する。回転粒子
12はシリコーンオイルに不溶であるか、またはシリコ
ーンオイルをほとんど吸収しないため、回転粒子12の
周囲に、シリコーンオイル13が充填された空隙11が
形成される。
して12時間放置する。シリコーンゴム中にシリコーン
オイルが侵入し、シリコーンゴムが膨潤する。回転粒子
12はシリコーンオイルに不溶であるか、またはシリコ
ーンオイルをほとんど吸収しないため、回転粒子12の
周囲に、シリコーンオイル13が充填された空隙11が
形成される。
【0027】なお、熱可塑性樹脂フィルムに機械的に穴
を開け、この穴の中に回転粒子と透明液体を充填し、樹
脂フィルムで蓋をすることによっても、同様の構造の表
示用シートを作製することができる。
を開け、この穴の中に回転粒子と透明液体を充填し、樹
脂フィルムで蓋をすることによっても、同様の構造の表
示用シートを作製することができる。
【0028】このシートの両面に、ITOを蒸着した透
明フィルム17A及び17Bを密着させる。なお、IT
Oの代わりに、SnO2、TiO2、ZnO等の透明導電
性材料を用いてもよい。
明フィルム17A及び17Bを密着させる。なお、IT
Oの代わりに、SnO2、TiO2、ZnO等の透明導電
性材料を用いてもよい。
【0029】次に、図1に示した第1の実施例による表
示装置の駆動方法について説明する。液体中に粒子を浸
漬すると、粒子と液体との間で電荷の授受が行われ、粒
子が正または負に帯電する。回転粒子の白色の半球部分
と黒色の半球部分とは、相互に帯電特性が異なるため、
一方が他方に対して相対的に正に帯電する。実施例の場
合には、黒色の半球部分が相対的に正に帯電し、白色の
半球部分が相対的に負に帯電する。
示装置の駆動方法について説明する。液体中に粒子を浸
漬すると、粒子と液体との間で電荷の授受が行われ、粒
子が正または負に帯電する。回転粒子の白色の半球部分
と黒色の半球部分とは、相互に帯電特性が異なるため、
一方が他方に対して相対的に正に帯電する。実施例の場
合には、黒色の半球部分が相対的に正に帯電し、白色の
半球部分が相対的に負に帯電する。
【0030】まず、透明電極15A及び15B間に、電
圧100V、周波数5Hzの交流電圧を印加する。その
後、交流電圧の周波数を10Hz程度まで上昇させる。
周波数を10Hzまで上昇させると、回転粒子12の回
転移動が電界の変動に追随できなくなり、回転運動が停
止する。これにより、複数の回転粒子12の向きを、黒
色の半球部分と白色の半球部分とが透明フィルム17A
の面に垂直になるように揃えることができる。なお、黒
の半球部分に磁性材料を含有させ、磁気的作用によって
回転粒子の向きを揃えてもよい。
圧100V、周波数5Hzの交流電圧を印加する。その
後、交流電圧の周波数を10Hz程度まで上昇させる。
周波数を10Hzまで上昇させると、回転粒子12の回
転移動が電界の変動に追随できなくなり、回転運動が停
止する。これにより、複数の回転粒子12の向きを、黒
色の半球部分と白色の半球部分とが透明フィルム17A
の面に垂直になるように揃えることができる。なお、黒
の半球部分に磁性材料を含有させ、磁気的作用によって
回転粒子の向きを揃えてもよい。
【0031】図2(A)に示すように、周波数1Hz、
電圧100Vの交流電圧のうち、位相0からπまでの部
分を、透明電極15Aと15Bとの間に印加する。電圧
が印加されている期間、回転粒子12の配置された空間
に電界が発生する。この電界の強さは、透明電極15A
と15Bとの間に印加される電圧の大きさに比例する。
相対的に正に帯電している黒色の半球部分が負極側を向
くように、回転粒子12が回転移動する。印加される電
圧の極性によって、白及び黒のいずれかの表示を行うこ
とができる。
電圧100Vの交流電圧のうち、位相0からπまでの部
分を、透明電極15Aと15Bとの間に印加する。電圧
が印加されている期間、回転粒子12の配置された空間
に電界が発生する。この電界の強さは、透明電極15A
と15Bとの間に印加される電圧の大きさに比例する。
相対的に正に帯電している黒色の半球部分が負極側を向
くように、回転粒子12が回転移動する。印加される電
圧の極性によって、白及び黒のいずれかの表示を行うこ
とができる。
【0032】白表示状態の表示面の反射率が24%であ
り、黒表示状態の表示面の反射率が1.5%であった。
比較のために、矩形波状の電圧を印加した場合の反射率
を測定したところ、白表示状態及び黒表示状態の反射率
がそれぞれ15%及び7%であった。電圧の大きさを正
弦関数状に変化させることにより、高いコントラストを
得られることがわかる。電圧波形を矩形波にしたときに
コントラストが低下するのは、回転粒子12が回りすぎ
て白または黒の半球面が正面ではなく斜め方向を向いて
しまうためと考えられる。実際に、任意の10個の回転
粒子12の向きを観察したところ、回りすぎているもの
があることがわかった。これに対し、図2(A)に示し
た波形の電圧を印加したときには、白または黒の半球面
が斜めを向いている回転粒子はほとんど観察されなかっ
た。
り、黒表示状態の表示面の反射率が1.5%であった。
比較のために、矩形波状の電圧を印加した場合の反射率
を測定したところ、白表示状態及び黒表示状態の反射率
がそれぞれ15%及び7%であった。電圧の大きさを正
弦関数状に変化させることにより、高いコントラストを
得られることがわかる。電圧波形を矩形波にしたときに
コントラストが低下するのは、回転粒子12が回りすぎ
て白または黒の半球面が正面ではなく斜め方向を向いて
しまうためと考えられる。実際に、任意の10個の回転
粒子12の向きを観察したところ、回りすぎているもの
があることがわかった。これに対し、図2(A)に示し
た波形の電圧を印加したときには、白または黒の半球面
が斜めを向いている回転粒子はほとんど観察されなかっ
た。
【0033】図2(A)に示した波形の電圧を印加した
場合に、回転粒子の回りすぎを抑制できるのは、電界が
発生している期間の後寄りの部分において、電圧の大き
さが単調に減少しているためと考えられる。回りすぎを
抑制するためには、電界が発生している期間の後寄りの
1/3の部分において、電圧の大きさが単調に減少する
ようにすればよいであろう。また、式(1)に示したよ
うに、回転粒子に加わる回転モーメントMは、傾き角θ
に依存し、正弦関数に従って変化する。このため、電界
が発生している期間の後寄りの1/3の部分において、
電圧波形が正弦関数の位相π/2からπまでの波形にな
るようにすることが好ましいであろう。
場合に、回転粒子の回りすぎを抑制できるのは、電界が
発生している期間の後寄りの部分において、電圧の大き
さが単調に減少しているためと考えられる。回りすぎを
抑制するためには、電界が発生している期間の後寄りの
1/3の部分において、電圧の大きさが単調に減少する
ようにすればよいであろう。また、式(1)に示したよ
うに、回転粒子に加わる回転モーメントMは、傾き角θ
に依存し、正弦関数に従って変化する。このため、電界
が発生している期間の後寄りの1/3の部分において、
電圧波形が正弦関数の位相π/2からπまでの波形にな
るようにすることが好ましいであろう。
【0034】次に、回転粒子の粒径を揃えた第2の実施
例について説明する。第2の実施例による表示装置の基
本構造は、図1に示した第1の実施例による表示装置の
構造と同一である。
例について説明する。第2の実施例による表示装置の基
本構造は、図1に示した第1の実施例による表示装置の
構造と同一である。
【0035】第2の実施例で用いられる回転粒子の製造
方法について説明する。カーボンブラックで黒色に着色
した熱可塑性樹脂、及び酸化チタンで白色に着色した熱
可塑性樹脂を用いて、直径50±10μmの黒色繊維と
白色繊維とを作製する。黒色繊維と白色繊維とを密着さ
せて熱処理を行うことにより、断面の半分が黒色、他の
半分が白色の1本の繊維を形成する。この繊維を、長さ
50μm程度に裁断し、2色の円柱状粒子を得る。この
円柱状粒子を加熱することにより球形化させる。ここま
での工程で回転粒子が得られる。以降の工程は、第1の
実施例の場合と同様である。上記方法で作製した回転粒
子の粒径は100±20μmであり、そのばらつきは、
第1の実施例で用いた回転粒子の粒径のばらつきよりも
小さい。
方法について説明する。カーボンブラックで黒色に着色
した熱可塑性樹脂、及び酸化チタンで白色に着色した熱
可塑性樹脂を用いて、直径50±10μmの黒色繊維と
白色繊維とを作製する。黒色繊維と白色繊維とを密着さ
せて熱処理を行うことにより、断面の半分が黒色、他の
半分が白色の1本の繊維を形成する。この繊維を、長さ
50μm程度に裁断し、2色の円柱状粒子を得る。この
円柱状粒子を加熱することにより球形化させる。ここま
での工程で回転粒子が得られる。以降の工程は、第1の
実施例の場合と同様である。上記方法で作製した回転粒
子の粒径は100±20μmであり、そのばらつきは、
第1の実施例で用いた回転粒子の粒径のばらつきよりも
小さい。
【0036】第2の実施例による表示装置を、図2
(A)に示した波形の電圧で駆動したとき、白表示状態
の反射率が30%であり、黒表示状態の反射率が1%で
あった。これに対し、矩形波で駆動したときの白表示状
態及び黒表示状態の反射率は、それぞれ18%及び3%
であった。第2の実施例においても、駆動電圧波形を正
弦関数状にすることにより、高いコントラストが得られ
る。また、回転粒子の粒径が揃っているため、第1の実
施例の表示装置よりも高いコントラストが得られてい
る。
(A)に示した波形の電圧で駆動したとき、白表示状態
の反射率が30%であり、黒表示状態の反射率が1%で
あった。これに対し、矩形波で駆動したときの白表示状
態及び黒表示状態の反射率は、それぞれ18%及び3%
であった。第2の実施例においても、駆動電圧波形を正
弦関数状にすることにより、高いコントラストが得られ
る。また、回転粒子の粒径が揃っているため、第1の実
施例の表示装置よりも高いコントラストが得られてい
る。
【0037】上記第2の実施例では、円柱状の粒子を球
形化した後に、シート基材に混合したが、以下に説明す
る方法を採用してもよい。
形化した後に、シート基材に混合したが、以下に説明す
る方法を採用してもよい。
【0038】2液性の室温硬化性ゴムの硬化前のゴム
に、円柱状の粒子を混合する。硬化前のゴムをシート状
にして加熱することにより、円柱状粒子の球形化を行う
とともに、ゴムの硬化を行う。2液性の室温硬化性ゴム
は、硬化するまでの時間が比較的長いため、硬化する前
に球形化を行うことが可能になる。
に、円柱状の粒子を混合する。硬化前のゴムをシート状
にして加熱することにより、円柱状粒子の球形化を行う
とともに、ゴムの硬化を行う。2液性の室温硬化性ゴム
は、硬化するまでの時間が比較的長いため、硬化する前
に球形化を行うことが可能になる。
【0039】次に、図2(B)及び(C)を参照して、
駆動電圧波形の他の例について説明する。
駆動電圧波形の他の例について説明する。
【0040】図2(B)に示した駆動電圧波形は、図2
(A)に示した波形に直流バイアス成分を重畳させた波
形である。図1に示した回転粒子12が回転を始めるま
でに必要な力は、透明液体13の粘性抵抗に依存し、R
2ηに比例する。ここで、Rは回転粒子12の粒径であ
り、ηは透明液体13の粘性抵抗率である。透明液体1
3の粘性抵抗率ηが大きい場合には、図2(B)に示し
たように、直流バイアス成分を重畳させることが好まし
い。
(A)に示した波形に直流バイアス成分を重畳させた波
形である。図1に示した回転粒子12が回転を始めるま
でに必要な力は、透明液体13の粘性抵抗に依存し、R
2ηに比例する。ここで、Rは回転粒子12の粒径であ
り、ηは透明液体13の粘性抵抗率である。透明液体1
3の粘性抵抗率ηが大きい場合には、図2(B)に示し
たように、直流バイアス成分を重畳させることが好まし
い。
【0041】図2(C)に示した駆動電圧波形は、正弦
関数の位相π/2からπまでの部分の波形に等しい。図
1に示した回転粒子12の2色の境界面が、シート基材
10の表示面に対して垂直になっている場合、図2
(C)に示した電圧波形にすればよいであろう。
関数の位相π/2からπまでの部分の波形に等しい。図
1に示した回転粒子12の2色の境界面が、シート基材
10の表示面に対して垂直になっている場合、図2
(C)に示した電圧波形にすればよいであろう。
【0042】上記実施例で用いられる回転粒子の材料と
して、例えばポリスチレン、ポリアクリル、ポリエチレ
ン等の樹脂や、ガラス等を用いることができる。なお、
粒子の形状、色分け、帯電性の制御を容易に行うことが
できる材料が好ましい。また、粒子の回転及び停止の運
動制御の観点から比重も重要である。さらに、化学的に
安定であり、回転粒子の周囲に配置される透明液体に実
質的に不溶であり、透明液体との相互作用の小さな物質
であることが好ましい。このような好ましい物質とし
て、分子量50000以下、比重0.70〜1.20で
あるワックス状物質が挙げられる。
して、例えばポリスチレン、ポリアクリル、ポリエチレ
ン等の樹脂や、ガラス等を用いることができる。なお、
粒子の形状、色分け、帯電性の制御を容易に行うことが
できる材料が好ましい。また、粒子の回転及び停止の運
動制御の観点から比重も重要である。さらに、化学的に
安定であり、回転粒子の周囲に配置される透明液体に実
質的に不溶であり、透明液体との相互作用の小さな物質
であることが好ましい。このような好ましい物質とし
て、分子量50000以下、比重0.70〜1.20で
あるワックス状物質が挙げられる。
【0043】ワックス状物質として、高級脂肪酸類、高
級脂肪酸金属塩類、高級脂肪酸の誘導体類、ワックス
類、低分子量のオレフィン重合体及び共重合体等が挙げ
られる。高級脂肪酸の具体例として、ステアリン酸、パ
ルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸等が挙げられ
る。高級脂肪酸金属塩類の具体例として、ステアリン酸
アルミニウム、ステアリン酸カリウム、パルミチン酸亜
鉛等が挙げられる。高級脂肪酸の誘導体類として、木ロ
ウ、密ロウ、カルナバワックス、マイクロクリスタリン
ワックス、パラフィンワックス等が挙げられる。低分子
量のオレフィン重合体及び共重合体の具体例として、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−ビニルアルキルエーテル等が挙げら
れる。
級脂肪酸金属塩類、高級脂肪酸の誘導体類、ワックス
類、低分子量のオレフィン重合体及び共重合体等が挙げ
られる。高級脂肪酸の具体例として、ステアリン酸、パ
ルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸等が挙げられ
る。高級脂肪酸金属塩類の具体例として、ステアリン酸
アルミニウム、ステアリン酸カリウム、パルミチン酸亜
鉛等が挙げられる。高級脂肪酸の誘導体類として、木ロ
ウ、密ロウ、カルナバワックス、マイクロクリスタリン
ワックス、パラフィンワックス等が挙げられる。低分子
量のオレフィン重合体及び共重合体の具体例として、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−ビニルアルキルエーテル等が挙げら
れる。
【0044】図1に示した実施例による表示装置では、
表示面の全面が白または黒になる。所望の画像を表示す
るためには、一方の透明電極を複数に分割して画素を構
成する必要がある。以下に説明する第3の実施例では、
像表示を行うための画素が構成されている。
表示面の全面が白または黒になる。所望の画像を表示す
るためには、一方の透明電極を複数に分割して画素を構
成する必要がある。以下に説明する第3の実施例では、
像表示を行うための画素が構成されている。
【0045】図4は、第3の実施例による表示装置の断
面図を示す。図1に示した一方の透明電極15Bが、複
数の画素電極に分割されている。2色回転粒子12の直
径は、1画素の大きさ以下である。直流電源25が、透
明電極15Aに正電圧を印加している。駆動回路20
が、制御回路22からの制御信号に基づき、複数の画素
電極15Bのうち特定の電極に選択的に信号電圧を印加
する。
面図を示す。図1に示した一方の透明電極15Bが、複
数の画素電極に分割されている。2色回転粒子12の直
径は、1画素の大きさ以下である。直流電源25が、透
明電極15Aに正電圧を印加している。駆動回路20
が、制御回路22からの制御信号に基づき、複数の画素
電極15Bのうち特定の電極に選択的に信号電圧を印加
する。
【0046】図5(A)及び(B)に、それぞれ画素電
極15B及び透明電極15Aの平面図を示す。複数の画
素電極15Bが行列状に配置されている。各画素電極1
5Bに配線18が接続されている。配線18は、画素列
の間を経由し、表示装置の縁近傍に設けられた外部接続
端子まで延在する。配線18を介して複数の画素電極1
5Bに選択的に信号電圧を印加することにより、画像表
示を行うことができる。なお、各画素電極15Bと、そ
れに対向する透明電極15Aとの間に印加する電圧波形
は、図2(A)〜(C)に示した上記実施例による表示
装置の駆動方法で用いられる波形と同一である。
極15B及び透明電極15Aの平面図を示す。複数の画
素電極15Bが行列状に配置されている。各画素電極1
5Bに配線18が接続されている。配線18は、画素列
の間を経由し、表示装置の縁近傍に設けられた外部接続
端子まで延在する。配線18を介して複数の画素電極1
5Bに選択的に信号電圧を印加することにより、画像表
示を行うことができる。なお、各画素電極15Bと、そ
れに対向する透明電極15Aとの間に印加する電圧波形
は、図2(A)〜(C)に示した上記実施例による表示
装置の駆動方法で用いられる波形と同一である。
【0047】図5(C)は、透明電極の他の構成例を示
す。一方の透明電極15Cを、列方向に延在する複数の
直線状の電極とし、他方の透明電極15Dを、行方向に
延在する複数の直線状の電極としてもよい。特定の電極
15Cと15Dとの間に電圧を印加することにより、そ
の交差箇所に電界を発生させることができる。
す。一方の透明電極15Cを、列方向に延在する複数の
直線状の電極とし、他方の透明電極15Dを、行方向に
延在する複数の直線状の電極としてもよい。特定の電極
15Cと15Dとの間に電圧を印加することにより、そ
の交差箇所に電界を発生させることができる。
【0048】上述の実施例から、以下の付記に示された
発明が導出される。 (付記1) 色及び電気的特性の異なる少なくとも2つ
の領域が画定され、外部電界の作用によって回転モーメ
ントを受ける複数の回転粒子と、前記回転粒子の各々を
回転可能に保持する基材と、前記回転粒子の配置された
空間に、ある電界発生期間だけ電界を発生させる電界発
生手段であって、該電界発生期間のうち、少なくとも後
寄りの1/3の期間は、大きさが単調に減少するような
電界を発生させる前記電界発生手段とを有する表示装
置。 (付記2) 前記電界発生手段が、前記電界を発生する
ための電極と、前記電極に電圧を印加するための電源と
を有する付記1に記載の表示装置。 (付記3) 前記電源により印加される電圧の波形のう
ち、前記電界発生期間の後寄りの1/3の期間の波形
が、正弦関数の位相π/2からπまでの波形の一部と等
しい付記2に記載の表示装置。 (付記4) 前記電界発生期間の終点が、正弦関数の位
相πの点に相当する付記3に記載の表示装置。 (付記5) 前記電源により印加される電圧に、直流バ
イアス電圧が重畳されている付記3または4に記載の表
示装置。 (付記6) 前記電源により印加される電圧波形が正弦
関数の位相0からπまでの波形である付記1〜5のいず
れかに記載の表示装置。 (付記7) 色及び電気的特性の異なる少なくとも2つ
の領域が画定され、外部電界の作用によって回転モーメ
ントを受ける複数の回転粒子の各々を回転可能に保持
し、該回転粒子の各々の配置された空間に、ある電界発
生期間だけ電界を発生させ該回転粒子の各々を回転移動
させ、所望の位置で停止させることにより表示を行う表
示装置の駆動方法であって、前記電界発生期間のうち、
少なくとも後寄りの1/3の期間は、大きさが単調に減
少するような電界を発生させて表示を行う工程を有する
表示装置の駆動方法。 (付記8) 前記表示を行う工程において、前記電界を
発生させるための電極に印加する電圧の波形のうち、前
記電界発生期間の後寄りの1/3の期間の波形が、正弦
関数の位相π/2からπまでの波形の一部と等しい電圧
を前記電極に印加する付記7に記載の表示装置の駆動方
法。 (付記9) 前記表示を行う工程の前に、さらに、電界
を発生させて前記複数の回転粒子を回転移動させ、該回
転粒子の各々の表面上に画定された色の異なる2つの領
域のうち一方の領域の中心から他方の領域の中心へ向か
うベクトルの向きを揃える工程を有する付記7または8
に記載の表示装置の駆動方法。 (付記10) 色及び電気的特性の異なる少なくとも2
つの領域が画定された複数の粒子を準備する工程と、前
記複数の粒子を2液性の室温硬化性ゴムに混合し、加熱
することにより、該粒子の球形化を行うと共に該ゴムの
硬化を行う工程とを有する表示装置の製造方法。
発明が導出される。 (付記1) 色及び電気的特性の異なる少なくとも2つ
の領域が画定され、外部電界の作用によって回転モーメ
ントを受ける複数の回転粒子と、前記回転粒子の各々を
回転可能に保持する基材と、前記回転粒子の配置された
空間に、ある電界発生期間だけ電界を発生させる電界発
生手段であって、該電界発生期間のうち、少なくとも後
寄りの1/3の期間は、大きさが単調に減少するような
電界を発生させる前記電界発生手段とを有する表示装
置。 (付記2) 前記電界発生手段が、前記電界を発生する
ための電極と、前記電極に電圧を印加するための電源と
を有する付記1に記載の表示装置。 (付記3) 前記電源により印加される電圧の波形のう
ち、前記電界発生期間の後寄りの1/3の期間の波形
が、正弦関数の位相π/2からπまでの波形の一部と等
しい付記2に記載の表示装置。 (付記4) 前記電界発生期間の終点が、正弦関数の位
相πの点に相当する付記3に記載の表示装置。 (付記5) 前記電源により印加される電圧に、直流バ
イアス電圧が重畳されている付記3または4に記載の表
示装置。 (付記6) 前記電源により印加される電圧波形が正弦
関数の位相0からπまでの波形である付記1〜5のいず
れかに記載の表示装置。 (付記7) 色及び電気的特性の異なる少なくとも2つ
の領域が画定され、外部電界の作用によって回転モーメ
ントを受ける複数の回転粒子の各々を回転可能に保持
し、該回転粒子の各々の配置された空間に、ある電界発
生期間だけ電界を発生させ該回転粒子の各々を回転移動
させ、所望の位置で停止させることにより表示を行う表
示装置の駆動方法であって、前記電界発生期間のうち、
少なくとも後寄りの1/3の期間は、大きさが単調に減
少するような電界を発生させて表示を行う工程を有する
表示装置の駆動方法。 (付記8) 前記表示を行う工程において、前記電界を
発生させるための電極に印加する電圧の波形のうち、前
記電界発生期間の後寄りの1/3の期間の波形が、正弦
関数の位相π/2からπまでの波形の一部と等しい電圧
を前記電極に印加する付記7に記載の表示装置の駆動方
法。 (付記9) 前記表示を行う工程の前に、さらに、電界
を発生させて前記複数の回転粒子を回転移動させ、該回
転粒子の各々の表面上に画定された色の異なる2つの領
域のうち一方の領域の中心から他方の領域の中心へ向か
うベクトルの向きを揃える工程を有する付記7または8
に記載の表示装置の駆動方法。 (付記10) 色及び電気的特性の異なる少なくとも2
つの領域が画定された複数の粒子を準備する工程と、前
記複数の粒子を2液性の室温硬化性ゴムに混合し、加熱
することにより、該粒子の球形化を行うと共に該ゴムの
硬化を行う工程とを有する表示装置の製造方法。
【0049】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転粒子の配置された空間に発生する電界の大きさを、
電界発生期間の後寄りの1/3の期間において単調に減
少させることにより、回転粒子の回りすぎを抑制し、像
の表示品質を高めることができる。
回転粒子の配置された空間に発生する電界の大きさを、
電界発生期間の後寄りの1/3の期間において単調に減
少させることにより、回転粒子の回りすぎを抑制し、像
の表示品質を高めることができる。
【図1】本発明の第1の実施例による表示装置の概略断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の第1の実施例による表示装置の駆動方
法で用いられる電圧波形を示すグラフである。
法で用いられる電圧波形を示すグラフである。
【図3】回転粒子と電界とに適用される座標系を説明す
るための図である。
るための図である。
【図4】本発明の第3の実施例による表示装置の概略断
面図である。
面図である。
【図5】(A)及び(B)は、それぞれ画素電極及び透
明電極の一構成例を示す平面図であり、(C)は透明電
極の他の構成例を示す平面図である。
明電極の一構成例を示す平面図であり、(C)は透明電
極の他の構成例を示す平面図である。
【図6】回転粒子の回転動作を説明するための回転粒子
及び空隙の断面図である。
及び空隙の断面図である。
1 回転粒子 2 色の異なる2つの半球状部分の境界 10 シート基材 11 空隙 12 回転粒子 13 透明液体 15A、15B 透明電極 17A、17B 透明フィルム 21 電源 22 制御装置 25 直流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 光男 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5C080 AA18 BB05 CC01 DD05 JJ04 JJ06
Claims (5)
- 【請求項1】 色及び電気的特性の異なる少なくとも2
つの領域が画定され、外部電界の作用によって回転モー
メントを受ける複数の回転粒子と、 前記回転粒子の各々を回転可能に保持する基材と、 前記回転粒子の配置された空間に、ある電界発生期間だ
け電界を発生させる電界発生手段であって、該電界発生
期間のうち、少なくとも後寄りの1/3の期間は、大き
さが単調に減少するような電界を発生させる前記電界発
生手段とを有する表示装置。 - 【請求項2】 前記電界発生手段が、 前記電界を発生するための電極と、 前記電極に電圧を印加するための電源とを有する請求項
1に記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記電源により印加される電圧の波形の
うち、前記電界発生期間の後寄りの1/3の期間の波形
が、正弦関数の位相π/2からπまでの波形の一部と等
しい請求項2に記載の表示装置。 - 【請求項4】 前記電源により印加される電圧波形が正
弦関数の位相0からπまでの波形である請求項1〜3の
いずれかに記載の表示装置。 - 【請求項5】 色及び電気的特性の異なる少なくとも2
つの領域が画定され、外部電界の作用によって回転モー
メントを受ける複数の回転粒子の各々を回転可能に保持
し、該回転粒子の各々の配置された空間に、ある電界発
生期間だけ電界を発生させ該回転粒子の各々を回転移動
させ、所望の位置で停止させることにより表示を行う表
示装置の駆動方法であって、 前記電界発生期間のうち、少なくとも後寄りの1/3の
期間は、大きさが単調に減少するような電界を発生させ
て表示を行う工程を有する表示装置の駆動方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001177338A JP2002366102A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 表示装置、その駆動方法及び製造方法 |
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JP2001177338A JP2002366102A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 表示装置、その駆動方法及び製造方法 |
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---|---|
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US (1) | US6894676B2 (ja) |
JP (1) | JP2002366102A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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