JP2002365170A - トンネル掘削機模型試験方法及び装置 - Google Patents
トンネル掘削機模型試験方法及び装置Info
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- JP2002365170A JP2002365170A JP2001175027A JP2001175027A JP2002365170A JP 2002365170 A JP2002365170 A JP 2002365170A JP 2001175027 A JP2001175027 A JP 2001175027A JP 2001175027 A JP2001175027 A JP 2001175027A JP 2002365170 A JP2002365170 A JP 2002365170A
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
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- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トンネル掘削機模型試験方法及び装置におい
て、容易に高精度な各種の運転データを求める。 【解決手段】 制御装置21はチャンバ内の土圧と掘削
トルクから両者の力学的評価と、推進速度と排土量から
両者のマスバランスの評価を行い、各評価値と予め設定
された許容値とを比較し、比較結果に応じて、推進速
度、あるいは排土量を変更し、地質や掘削機に最適な推
進速度及び排土量を求める。
て、容易に高精度な各種の運転データを求める。 【解決手段】 制御装置21はチャンバ内の土圧と掘削
トルクから両者の力学的評価と、推進速度と排土量から
両者のマスバランスの評価を行い、各評価値と予め設定
された許容値とを比較し、比較結果に応じて、推進速
度、あるいは排土量を変更し、地質や掘削機に最適な推
進速度及び排土量を求める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘削機模
型試験方法及び装置に関し、特に土圧式シールド掘削機
に用いて好適である。
型試験方法及び装置に関し、特に土圧式シールド掘削機
に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】一般に、土圧式シールド掘削機は、円筒
形状をなす掘削機本体の前部にカッタヘッドが回転自在
に装着され、このカッタヘッドが駆動モータにより駆動
回転可能に支持されると共に、掘削土砂を排出するスク
リューコンベヤが配設される一方、後部に掘削機本体を
前進させる多数のシールドジャッキと、既設トンネルの
内壁面にセグメントを組み付けるエレクタ装置が装着さ
れて構成されている。従って、カッタヘッドを回転させ
ながらシールドジャッキを伸長させると、既設セグメン
トからの反力を得て掘削機本体が前進し、カッタヘッド
が前方の地盤を掘削してトンネルを形成する一方、スク
リューコンベヤにより掘削土砂が外部に排出される。
形状をなす掘削機本体の前部にカッタヘッドが回転自在
に装着され、このカッタヘッドが駆動モータにより駆動
回転可能に支持されると共に、掘削土砂を排出するスク
リューコンベヤが配設される一方、後部に掘削機本体を
前進させる多数のシールドジャッキと、既設トンネルの
内壁面にセグメントを組み付けるエレクタ装置が装着さ
れて構成されている。従って、カッタヘッドを回転させ
ながらシールドジャッキを伸長させると、既設セグメン
トからの反力を得て掘削機本体が前進し、カッタヘッド
が前方の地盤を掘削してトンネルを形成する一方、スク
リューコンベヤにより掘削土砂が外部に排出される。
【0003】このような土圧式シールド掘削機によるト
ンネル掘削作業にあっては、カッタヘッドの前方の切羽
と掘削機本体のバルクヘッドとの間に掘削土砂を充満、
加圧して切羽を安定させるために、掘削機の推進量に見
合う土量を排土している。土圧式シールド掘削機は掘削
するトンネル径、地質、掘削深さなどによりその構成や
形状等が異なることから、各シールド掘削機ごとに掘進
速度や排土量等を設定し、掘削を安定して円滑に行われ
るようにする必要がある。
ンネル掘削作業にあっては、カッタヘッドの前方の切羽
と掘削機本体のバルクヘッドとの間に掘削土砂を充満、
加圧して切羽を安定させるために、掘削機の推進量に見
合う土量を排土している。土圧式シールド掘削機は掘削
するトンネル径、地質、掘削深さなどによりその構成や
形状等が異なることから、各シールド掘削機ごとに掘進
速度や排土量等を設定し、掘削を安定して円滑に行われ
るようにする必要がある。
【0004】そこで、土圧式シールド掘削機によるトン
ネル掘削作業時の運転データを得るために、実際の土圧
式シールド掘削機よりも縮小したシールド掘削機模型を
製作し、このシールド掘削機模型を用いて、運転条件や
地盤条件をパラメトリックに変えた作動試験を行い、こ
の試験で各種の運転データを得ることが考えられてい
る。
ネル掘削作業時の運転データを得るために、実際の土圧
式シールド掘削機よりも縮小したシールド掘削機模型を
製作し、このシールド掘削機模型を用いて、運転条件や
地盤条件をパラメトリックに変えた作動試験を行い、こ
の試験で各種の運転データを得ることが考えられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、縮小したシ
ールド掘削機模型を実際の掘削条件下で作動し、掘削が
安定して円滑に行われるように、掘進速度や排土量等を
変更して運転データを得ることは困難である。なお、
「シールド掘進模型試験方法及び装置」として、特開平
8-29297号公報に開示されたものがある。但し、この技
術は、試験土槽の側面開口より外筒に嵌着したトンネル
覆工模型を挿入し、所定量進入後に外筒を抜き出して覆
工荷重センサで検出することで、実際のシールドトンネ
ル掘進に適合した覆工積載荷重を測定・確認するもので
あり、掘進速度や排土量等による掘削の安定性のための
試験方法ではない。
ールド掘削機模型を実際の掘削条件下で作動し、掘削が
安定して円滑に行われるように、掘進速度や排土量等を
変更して運転データを得ることは困難である。なお、
「シールド掘進模型試験方法及び装置」として、特開平
8-29297号公報に開示されたものがある。但し、この技
術は、試験土槽の側面開口より外筒に嵌着したトンネル
覆工模型を挿入し、所定量進入後に外筒を抜き出して覆
工荷重センサで検出することで、実際のシールドトンネ
ル掘進に適合した覆工積載荷重を測定・確認するもので
あり、掘進速度や排土量等による掘削の安定性のための
試験方法ではない。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するもの
であって、容易に高精度な各種の運転データを求めるこ
とができるトンネル掘削機模型試験方法及び装置を提供
することを目的とする。
であって、容易に高精度な各種の運転データを求めるこ
とができるトンネル掘削機模型試験方法及び装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明のトンネル掘削機模型試験方法は、
所定密度及び含水比の地盤材料が充填された試験土槽内
にトンネル掘削機模型を設置して供試体を製作し、該供
試体を遠心加速度場にて前記模型内に実物と同じ土の自
重応力状態を実現して、カッタを回転させながら推進し
て前記地盤材料を掘削し、掘削土砂を前記カッタ後方の
チャンバ内に取り込んでから排土管を通して排出し、こ
の掘削時に、前記チャンバ内の土圧と該チャンバからの
排土量及び掘削速度をモニターしながら該排土量を調整
し、掘削トルクの変化を検出することを特徴とするもの
である。
めの請求項1の発明のトンネル掘削機模型試験方法は、
所定密度及び含水比の地盤材料が充填された試験土槽内
にトンネル掘削機模型を設置して供試体を製作し、該供
試体を遠心加速度場にて前記模型内に実物と同じ土の自
重応力状態を実現して、カッタを回転させながら推進し
て前記地盤材料を掘削し、掘削土砂を前記カッタ後方の
チャンバ内に取り込んでから排土管を通して排出し、こ
の掘削時に、前記チャンバ内の土圧と該チャンバからの
排土量及び掘削速度をモニターしながら該排土量を調整
し、掘削トルクの変化を検出することを特徴とするもの
である。
【0008】請求項2の発明のトンネル掘削機模型試験
方法では、前記チャンバ内の土圧及び前記掘削トルクに
基づいて前記排土量を調整し、最適な推進速度及び排土
量を求めることを特徴としている。
方法では、前記チャンバ内の土圧及び前記掘削トルクに
基づいて前記排土量を調整し、最適な推進速度及び排土
量を求めることを特徴としている。
【0009】請求項3の発明のトンネル掘削機模型試験
方法では、前記チャンバ内の土圧と前記掘削トルクから
両者の力学的評価を行うと共に、前記カッタの推進速度
と前記排土量から両者のマスバランスの評価を行い、評
価値と予め設定された許容値とを比較することで、前記
推進速度及び排土量を調整して最適値を求めることを特
徴としている。
方法では、前記チャンバ内の土圧と前記掘削トルクから
両者の力学的評価を行うと共に、前記カッタの推進速度
と前記排土量から両者のマスバランスの評価を行い、評
価値と予め設定された許容値とを比較することで、前記
推進速度及び排土量を調整して最適値を求めることを特
徴としている。
【0010】また、請求項4の発明のトンネル掘削機模
型試験装置は、所定密度及び含水比の地盤材料が充填さ
れた試験土槽と、該試験土槽に連設された枠体と、前記
試験土槽及び該枠体を遠心加速度場にて前記模型内に実
物と同じ土の自重応力状態を実現する遠心加速度付与装
置と、前記枠体に回転自在で且つ軸方向に所定距離移動
自在に支持された回転軸と、該回転軸を駆動回転する駆
動モータと、前記回転軸の先端部に固結されて前記試験
土槽内の地盤材料を掘削可能なカッタと、該カッタを前
進させる推進手段と、前記カッタの後方に位置して掘削
土砂を取り込むチャンバと、該チャンバ内の土砂を排出
する排土管と、該排土管からの排土量を検出する排土量
検出手段と、前記排土管による排土量を調整する排土量
調整手段と、前記チャンバ内の土圧を検出する土圧検出
手段と、前記カッタによる掘削トルクを検出する掘削ト
ルク検出手段とを具えたことを特徴とするものである。
型試験装置は、所定密度及び含水比の地盤材料が充填さ
れた試験土槽と、該試験土槽に連設された枠体と、前記
試験土槽及び該枠体を遠心加速度場にて前記模型内に実
物と同じ土の自重応力状態を実現する遠心加速度付与装
置と、前記枠体に回転自在で且つ軸方向に所定距離移動
自在に支持された回転軸と、該回転軸を駆動回転する駆
動モータと、前記回転軸の先端部に固結されて前記試験
土槽内の地盤材料を掘削可能なカッタと、該カッタを前
進させる推進手段と、前記カッタの後方に位置して掘削
土砂を取り込むチャンバと、該チャンバ内の土砂を排出
する排土管と、該排土管からの排土量を検出する排土量
検出手段と、前記排土管による排土量を調整する排土量
調整手段と、前記チャンバ内の土圧を検出する土圧検出
手段と、前記カッタによる掘削トルクを検出する掘削ト
ルク検出手段とを具えたことを特徴とするものである。
【0011】請求項5の発明のトンネル掘削機模型試験
装置では、前記土圧検出手段と前記排土量検出手段と前
記掘削トルク検出手段の検出結果が入力される制御手段
を設け、該制御手段は前記土圧及び前記掘削トルクに基
づいて前記排土量を調整し、最適な推進速度及び排土量
を求めることを特徴としている。
装置では、前記土圧検出手段と前記排土量検出手段と前
記掘削トルク検出手段の検出結果が入力される制御手段
を設け、該制御手段は前記土圧及び前記掘削トルクに基
づいて前記排土量を調整し、最適な推進速度及び排土量
を求めることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【0013】図1に本発明の一実施形態に係るトンネル
掘削機模型試験方法のブロック構成、図2にトンネル掘
削機模型試験方法のフローチャート、図3にトンネル掘
削機模型試験装置の概略構成、図4にトンネル掘削機模
型試験装置の断面、図5にトンネル掘削機模型試験装置
の正面視を示す。
掘削機模型試験方法のブロック構成、図2にトンネル掘
削機模型試験方法のフローチャート、図3にトンネル掘
削機模型試験装置の概略構成、図4にトンネル掘削機模
型試験装置の断面、図5にトンネル掘削機模型試験装置
の正面視を示す。
【0014】本実施形態に係るトンネル掘削機模型試験
方法及び装置は、図1及び図3に示すように、所定密度
の地盤材料が充填された試験土槽11内にトンネル掘削
機模型12を設置して供試体13を製作し、この供試体
13を遠心加速度付与装置14に搭載し、実地盤の土圧
が再現できるだけの遠心力を作用させ、この状態で、ト
ンネル掘削機模型12を作動して試験土槽11の地盤材
料を掘削し、この掘削時に、チャンバ内の土圧と排土量
をモニターしながら掘削トルクの変化を検出し、この土
圧及び掘削トルクに基づいて排土量を調整し、最適な推
進速度及び排土量を求めるものである。
方法及び装置は、図1及び図3に示すように、所定密度
の地盤材料が充填された試験土槽11内にトンネル掘削
機模型12を設置して供試体13を製作し、この供試体
13を遠心加速度付与装置14に搭載し、実地盤の土圧
が再現できるだけの遠心力を作用させ、この状態で、ト
ンネル掘削機模型12を作動して試験土槽11の地盤材
料を掘削し、この掘削時に、チャンバ内の土圧と排土量
をモニターしながら掘削トルクの変化を検出し、この土
圧及び掘削トルクに基づいて排土量を調整し、最適な推
進速度及び排土量を求めるものである。
【0015】この遠心加速度付与装置14において、図
3に示すように、架台15上に鉛直方向に沿った回転軸
16が回転自在に支持され、この回転軸16に水平アー
ム17の中間部が連結され、この水平アーム17の各端
部にはそれぞれ支持台18,19が回動自在に吊下げ支
持されており、一方の支持台18には供試体13を搭載
可能であり、他方の支持台19にはカウンタウエイト2
0が搭載可能となっている。そして、遠心加速度付与装
置14には制御装置21が接続されており、制御装置2
1は回転軸16を所定の速度で回転することで、水平ア
ーム17の支持台18に搭載された供試体13に対して
所定の遠心力を付与し、実地盤の土圧を再現できる遠心
加速度場を得ることができる。
3に示すように、架台15上に鉛直方向に沿った回転軸
16が回転自在に支持され、この回転軸16に水平アー
ム17の中間部が連結され、この水平アーム17の各端
部にはそれぞれ支持台18,19が回動自在に吊下げ支
持されており、一方の支持台18には供試体13を搭載
可能であり、他方の支持台19にはカウンタウエイト2
0が搭載可能となっている。そして、遠心加速度付与装
置14には制御装置21が接続されており、制御装置2
1は回転軸16を所定の速度で回転することで、水平ア
ーム17の支持台18に搭載された供試体13に対して
所定の遠心力を付与し、実地盤の土圧を再現できる遠心
加速度場を得ることができる。
【0016】また、供試体13において、図1、図4及
び図5に示すように、試験土槽11は所定密度及び所定
の含水比の地盤材料が充填されたものであり、側部に円
形をなす開口が形成されており、枠体22に取付けられ
ている。この枠体22には試験土槽11に隣接してトン
ネル掘削機の縮尺模型12が取付けられている。
び図5に示すように、試験土槽11は所定密度及び所定
の含水比の地盤材料が充填されたものであり、側部に円
形をなす開口が形成されており、枠体22に取付けられ
ている。この枠体22には試験土槽11に隣接してトン
ネル掘削機の縮尺模型12が取付けられている。
【0017】即ち、枠体22の前壁部23及び後壁部
(図示略)には軸受24により中空の回転軸25が回転
自在で、且つ、軸方向に所定距離移動自在に支持されて
おり、この回転軸25の基端部にはキー26により従動
ギヤ27が固結されている。また、回転軸25には軸受
28が軸方向移動不能に装着され、この軸受28には駆
動モータ29が取付けられ、駆動モータ29の駆動ギヤ
30が従動ギヤ27に噛み合っている。従って、この駆
動モータ29により従動ギヤ27を介して回転軸25を
所定速度で回転することができる。
(図示略)には軸受24により中空の回転軸25が回転
自在で、且つ、軸方向に所定距離移動自在に支持されて
おり、この回転軸25の基端部にはキー26により従動
ギヤ27が固結されている。また、回転軸25には軸受
28が軸方向移動不能に装着され、この軸受28には駆
動モータ29が取付けられ、駆動モータ29の駆動ギヤ
30が従動ギヤ27に噛み合っている。従って、この駆
動モータ29により従動ギヤ27を介して回転軸25を
所定速度で回転することができる。
【0018】一方、回転軸25の先端部に円盤形状をな
すカッタヘッド31が固結されており、このカッタヘッ
ド31の後部にはチャンバ32が一体に軸方向移動可能
で、且つ、相対回転可能に装着されている。このカッタ
ヘッド31は放射状のスポーク33の両側に地盤を掘削
するカッタビット34が多数の取付けられると共に、掘
削土砂をチャンバ32内に取り込む取込開口35が形成
されている。そして、カッタヘッド31の下方には排土
管36が配設され、上端部がチャンバ32に連通し、下
端部が枠体22の下部に配設された収納容器37に延出
されている。また、回転軸25の後方にはこの回転軸2
5を介してカッタヘッド31を前進させる推進ジャッキ
48が装着されている。従って、カッタヘッド31が回
転しながら推進ジャッキ48により前進すると、多数の
カッタビット34が地盤を掘削し、掘削土砂を取込開口
35からチャンバ32内に取り込み、排土管36を通し
て収納容器37に排出することができる。このとき、チ
ャンバ32はカッタヘッド31の回転に伴って回転しな
いが、カッタヘッド31と一体に前進する。
すカッタヘッド31が固結されており、このカッタヘッ
ド31の後部にはチャンバ32が一体に軸方向移動可能
で、且つ、相対回転可能に装着されている。このカッタ
ヘッド31は放射状のスポーク33の両側に地盤を掘削
するカッタビット34が多数の取付けられると共に、掘
削土砂をチャンバ32内に取り込む取込開口35が形成
されている。そして、カッタヘッド31の下方には排土
管36が配設され、上端部がチャンバ32に連通し、下
端部が枠体22の下部に配設された収納容器37に延出
されている。また、回転軸25の後方にはこの回転軸2
5を介してカッタヘッド31を前進させる推進ジャッキ
48が装着されている。従って、カッタヘッド31が回
転しながら推進ジャッキ48により前進すると、多数の
カッタビット34が地盤を掘削し、掘削土砂を取込開口
35からチャンバ32内に取り込み、排土管36を通し
て収納容器37に排出することができる。このとき、チ
ャンバ32はカッタヘッド31の回転に伴って回転しな
いが、カッタヘッド31と一体に前進する。
【0019】そして、排土管36の中途部にはチャンバ
32から収納容器37に排出する排土量を調整可能な調
整開口38を有するシャッタ(排土量調整手段)39が
水平移動自在に設けられ、エアシリンダ40により移動
可能となっている。このエアシリンダ40は制御装置2
1により電磁弁41の開度が制御されることで、作動ス
トロークが変更され、排土量の開口面積を調整可能とな
っている。また、収納容器37の下部には収納した土砂
の重量を計測するロードセル(排土量検出手段)42が
装着されると共に、収納容器37の内部には排土管36
から土砂排出状況を観察するCCDカメラ43が装着さ
れている。
32から収納容器37に排出する排土量を調整可能な調
整開口38を有するシャッタ(排土量調整手段)39が
水平移動自在に設けられ、エアシリンダ40により移動
可能となっている。このエアシリンダ40は制御装置2
1により電磁弁41の開度が制御されることで、作動ス
トロークが変更され、排土量の開口面積を調整可能とな
っている。また、収納容器37の下部には収納した土砂
の重量を計測するロードセル(排土量検出手段)42が
装着されると共に、収納容器37の内部には排土管36
から土砂排出状況を観察するCCDカメラ43が装着さ
れている。
【0020】更に、チャンバ32には内部の土圧を検出
する複数の土圧計(土圧検出手段)44が、その上下方
向において中間部及び下部に装着されている。また、カ
ッタヘッド31による掘削トルク(モータトルク)を検
出するトルクセンサ(掘削トルク検出手段)45が装着
されており、このトルクセンサ45は、例えば、駆動モ
ータ29に接続された電流センサであって、駆動モータ
29の電流波形の変化を検出している。なお、回転軸2
5内にはカッタヘッド31の回転角度位置を検出するロ
ータリエンコーダ46が設けられ、また、枠体22には
従動ギヤ27(カッタヘッド31)の前進位置を検出す
る位置センサ47が設けられている。
する複数の土圧計(土圧検出手段)44が、その上下方
向において中間部及び下部に装着されている。また、カ
ッタヘッド31による掘削トルク(モータトルク)を検
出するトルクセンサ(掘削トルク検出手段)45が装着
されており、このトルクセンサ45は、例えば、駆動モ
ータ29に接続された電流センサであって、駆動モータ
29の電流波形の変化を検出している。なお、回転軸2
5内にはカッタヘッド31の回転角度位置を検出するロ
ータリエンコーダ46が設けられ、また、枠体22には
従動ギヤ27(カッタヘッド31)の前進位置を検出す
る位置センサ47が設けられている。
【0021】このように試験土槽11、トンネル掘削機
模型12、供試体13、遠心加速度付与装置14が構成
されたことで、図1に示すように、制御装置21には、
ロードセル42が検出した土砂の重量(排土量)、土圧
計44が検出したチャンバ32内の土圧、トルクセンサ
45が検出した掘削トルク、予め設定された推進ジャッ
キ48の推進力(推進速度)が入力される。この制御装
置21は評価部51と判定部52とを有しており、評価
部51はチャンバ内の土圧と掘削トルクから両者の力学
的評価と、推進速度と排土量から両者のマスバランスの
評価を行い、判定部52は各評価値と予め設定された許
容値とを比較する。そして、制御装置21はその判定結
果に基づいて推進ジャッキ48とエアシリンダ40の電
磁弁41を制御する。
模型12、供試体13、遠心加速度付与装置14が構成
されたことで、図1に示すように、制御装置21には、
ロードセル42が検出した土砂の重量(排土量)、土圧
計44が検出したチャンバ32内の土圧、トルクセンサ
45が検出した掘削トルク、予め設定された推進ジャッ
キ48の推進力(推進速度)が入力される。この制御装
置21は評価部51と判定部52とを有しており、評価
部51はチャンバ内の土圧と掘削トルクから両者の力学
的評価と、推進速度と排土量から両者のマスバランスの
評価を行い、判定部52は各評価値と予め設定された許
容値とを比較する。そして、制御装置21はその判定結
果に基づいて推進ジャッキ48とエアシリンダ40の電
磁弁41を制御する。
【0022】ここで、上述した本実施形態のトンネル掘
削機模型試験装置による試験方法について説明する。
削機模型試験装置による試験方法について説明する。
【0023】まず、図3に示すように、試験土槽11内
に所定密度の地盤材料を充填し、この試験土槽11の側
部開口にトンネル掘削機模型12の先端部(カッタヘッ
ド31)を挿入して供試体13を製作し、この供試体1
3を遠心加速度付与装置14に搭載する。そして、制御
装置21は回転軸16を所定の速度で回転し、水平アー
ム17の支持台18に搭載された供試体13に対して所
定の遠心加速度を付与することで、トンネル掘削機模型
12に実地盤の土圧と同様の遠心加速度場を作用させ
る。
に所定密度の地盤材料を充填し、この試験土槽11の側
部開口にトンネル掘削機模型12の先端部(カッタヘッ
ド31)を挿入して供試体13を製作し、この供試体1
3を遠心加速度付与装置14に搭載する。そして、制御
装置21は回転軸16を所定の速度で回転し、水平アー
ム17の支持台18に搭載された供試体13に対して所
定の遠心加速度を付与することで、トンネル掘削機模型
12に実地盤の土圧と同様の遠心加速度場を作用させ
る。
【0024】次に、このトンネル掘削機模型12に所定
の土圧が作用した状態で掘削試験を開始する。即ち、図
4に示すように、駆動モータ29によりカッタヘッド3
1を駆動回転しながら、推進ジャッキを所定速度で伸長
すると、回転軸25を介してカッタヘッド31が前進
し、試験土槽11内の地盤を掘削する。そして、掘削土
砂は取込開口35からチャンバ32内に取り込まれ、排
土管36を通して収納容器37に排出される。
の土圧が作用した状態で掘削試験を開始する。即ち、図
4に示すように、駆動モータ29によりカッタヘッド3
1を駆動回転しながら、推進ジャッキを所定速度で伸長
すると、回転軸25を介してカッタヘッド31が前進
し、試験土槽11内の地盤を掘削する。そして、掘削土
砂は取込開口35からチャンバ32内に取り込まれ、排
土管36を通して収納容器37に排出される。
【0025】このとき、図1に示すように、制御装置2
1は推進ジャッキ48を予め設定された推進速度により
作動制御すると共に、電磁弁41を介してエアシリンダ
40をの作動ストロークを制御することで、シャッタ3
9による排土管36の開口面積を予め設定された開口面
積に調整している。そして、制御装置21には、ロード
セル42が検出した排土量、土圧計44が検出したチャ
ンバ32内の土圧、トルクセンサ45が検出した掘削ト
ルクが入力されている。ここで、図2に示すように、こ
の制御装置21は、評価部51がチャンバ32内の土圧
と掘削トルクから両者の力学的評価を行うと共に、推進
速度と排土量から両者のマスバランスの評価を行う。そ
して、判定部52は各評価値と予め設定された許容値と
を比較し、評価値が許容値内にあればそのまま掘削試験
を続行する。一方、評価値が許容値内になければ、制御
装置21は推進ジャッキ48の推進速度を変更するか、
あるいは、電磁弁41を介してエアシリンダ40を制御
し、シャッタ39による排土管36の開口面積を変更し
て排土量を変更する。
1は推進ジャッキ48を予め設定された推進速度により
作動制御すると共に、電磁弁41を介してエアシリンダ
40をの作動ストロークを制御することで、シャッタ3
9による排土管36の開口面積を予め設定された開口面
積に調整している。そして、制御装置21には、ロード
セル42が検出した排土量、土圧計44が検出したチャ
ンバ32内の土圧、トルクセンサ45が検出した掘削ト
ルクが入力されている。ここで、図2に示すように、こ
の制御装置21は、評価部51がチャンバ32内の土圧
と掘削トルクから両者の力学的評価を行うと共に、推進
速度と排土量から両者のマスバランスの評価を行う。そ
して、判定部52は各評価値と予め設定された許容値と
を比較し、評価値が許容値内にあればそのまま掘削試験
を続行する。一方、評価値が許容値内になければ、制御
装置21は推進ジャッキ48の推進速度を変更するか、
あるいは、電磁弁41を介してエアシリンダ40を制御
し、シャッタ39による排土管36の開口面積を変更し
て排土量を変更する。
【0026】このようにチャンバ32内の土圧と掘削ト
ルクに基づく力学的評価と、推進速度と排土量に基づく
マスバランスの評価に応じて、推進速度、あるいは排土
量を変更し、地盤材料に応じた最適な推進速度及び排土
量を求める。特に、土圧式シールド掘削機では、カッタ
ヘッドの前方の切羽と掘削機本体のバルクヘッドとの間
に掘削土砂を充満、加圧して切羽を安定させるために、
掘削機の推進速度に見合う排土量を適正に設定する必要
があり、上述した掘削試験を行うことで、地質や掘削機
に最適な推進速度及び排土量を求めることができる。
ルクに基づく力学的評価と、推進速度と排土量に基づく
マスバランスの評価に応じて、推進速度、あるいは排土
量を変更し、地盤材料に応じた最適な推進速度及び排土
量を求める。特に、土圧式シールド掘削機では、カッタ
ヘッドの前方の切羽と掘削機本体のバルクヘッドとの間
に掘削土砂を充満、加圧して切羽を安定させるために、
掘削機の推進速度に見合う排土量を適正に設定する必要
があり、上述した掘削試験を行うことで、地質や掘削機
に最適な推進速度及び排土量を求めることができる。
【0027】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明のトンネル掘削機模型試験方法に
よれば、所定密度の地盤材料が充填された試験土槽内に
トンネル掘削機模型を設置して供試体を製作し、供試体
を遠心加速度場にて模型内に実物と同じ土の自重応力状
態を実現して、カッタを回転させながら推進して地盤材
料を掘削し、掘削土砂をカッタ後方のチャンバ内に取り
込んでから排土管を通して排出し、この掘削時にチャン
バ内の土圧とチャンバからの排土量をモニターしながら
排土量を調整し、掘削トルクの変化を検出するようにし
たので、最適な排土量と掘削トルクとを設定することが
でき、容易に高精度な各種の運転データを求めることが
できる。
ように請求項1の発明のトンネル掘削機模型試験方法に
よれば、所定密度の地盤材料が充填された試験土槽内に
トンネル掘削機模型を設置して供試体を製作し、供試体
を遠心加速度場にて模型内に実物と同じ土の自重応力状
態を実現して、カッタを回転させながら推進して地盤材
料を掘削し、掘削土砂をカッタ後方のチャンバ内に取り
込んでから排土管を通して排出し、この掘削時にチャン
バ内の土圧とチャンバからの排土量をモニターしながら
排土量を調整し、掘削トルクの変化を検出するようにし
たので、最適な排土量と掘削トルクとを設定することが
でき、容易に高精度な各種の運転データを求めることが
できる。
【0028】請求項2の発明のトンネル掘削機模型試験
方法によれば、チャンバ内の土圧及び掘削トルクに基づ
いて排土量を調整し、最適な推進速度及び排土量を求め
るようにしたので、トンネル掘削機の最適な運転データ
を求めることができる。
方法によれば、チャンバ内の土圧及び掘削トルクに基づ
いて排土量を調整し、最適な推進速度及び排土量を求め
るようにしたので、トンネル掘削機の最適な運転データ
を求めることができる。
【0029】請求項3の発明のトンネル掘削機模型試験
方法によれば、チャンバ内の土圧と掘削トルクから両者
の力学的評価を行うと共に、カッタの推進速度と排土量
から両者のマスバランスの評価を行い、評価値と予め設
定された許容値とを比較することで、推進速度及び排土
量を調整して最適値を求めるようにしたので、最適な運
転データを確実に簡単な手法で求めることができる。
方法によれば、チャンバ内の土圧と掘削トルクから両者
の力学的評価を行うと共に、カッタの推進速度と排土量
から両者のマスバランスの評価を行い、評価値と予め設
定された許容値とを比較することで、推進速度及び排土
量を調整して最適値を求めるようにしたので、最適な運
転データを確実に簡単な手法で求めることができる。
【0030】請求項4の発明のトンネル掘削機模型試験
装置によれば、所定密度の地盤材料が充填された試験土
槽と、試験土槽に連設された枠体と、試験土槽及び枠体
を遠心加速度場にて実物と同じ土の自重応力状態を実現
する遠心加速度付与装置と、枠体に回転自在で且つ軸方
向に所定距離移動自在に支持された回転軸と、回転軸を
駆動回転する駆動モータと、回転軸の先端部に固結され
て試験土槽内の地盤材料を掘削可能なカッタと、カッタ
を前進させる推進手段と、カッタの後方に位置して掘削
土砂を取り込むチャンバと、チャンバ内の土砂を排出す
る排土管と、排土管からの排土量を検出する排土量検出
手段と、排土管による排土量を調整する排土量調整手段
と、チャンバ内の土圧を検出する土圧検出手段と、カッ
タによる掘削トルクを検出する掘削トルク検出手段とを
設けたので、掘削時におけるチャンバ内の土圧とチャン
バからの排土量をモニターしながら、この排土量を調整
して掘削トルクの変化を検出することとなり、最適な排
土量と掘削トルクとを設定することができ、容易に高精
度な各種の運転データを求めることができる。
装置によれば、所定密度の地盤材料が充填された試験土
槽と、試験土槽に連設された枠体と、試験土槽及び枠体
を遠心加速度場にて実物と同じ土の自重応力状態を実現
する遠心加速度付与装置と、枠体に回転自在で且つ軸方
向に所定距離移動自在に支持された回転軸と、回転軸を
駆動回転する駆動モータと、回転軸の先端部に固結され
て試験土槽内の地盤材料を掘削可能なカッタと、カッタ
を前進させる推進手段と、カッタの後方に位置して掘削
土砂を取り込むチャンバと、チャンバ内の土砂を排出す
る排土管と、排土管からの排土量を検出する排土量検出
手段と、排土管による排土量を調整する排土量調整手段
と、チャンバ内の土圧を検出する土圧検出手段と、カッ
タによる掘削トルクを検出する掘削トルク検出手段とを
設けたので、掘削時におけるチャンバ内の土圧とチャン
バからの排土量をモニターしながら、この排土量を調整
して掘削トルクの変化を検出することとなり、最適な排
土量と掘削トルクとを設定することができ、容易に高精
度な各種の運転データを求めることができる。
【0031】請求項5の発明のトンネル掘削機模型試験
装置によれば、土圧検出手段と排土量検出手段と掘削ト
ルク検出手段の検出結果が入力される制御手段を設け、
制御手段が土圧及び掘削トルクに基づいて排土量を調整
し、最適な推進速度及び排土量を求めるので、トンネル
掘削機の最適な運転データを求めることができる。
装置によれば、土圧検出手段と排土量検出手段と掘削ト
ルク検出手段の検出結果が入力される制御手段を設け、
制御手段が土圧及び掘削トルクに基づいて排土量を調整
し、最適な推進速度及び排土量を求めるので、トンネル
掘削機の最適な運転データを求めることができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るトンネル掘削機模型
試験方法のブロック構成図である。
試験方法のブロック構成図である。
【図2】トンネル掘削機模型試験方法のフローチャート
である。
である。
【図3】トンネル掘削機模型試験装置の概略構成図であ
る。
る。
【図4】トンネル掘削機模型試験装置の断面図である。
【図5】トンネル掘削機模型試験装置の正面図である。
11 試験土槽 12 トンネル掘削機模型 13 供試体 14 遠心加速度付与装置 21 制御装置 22 枠体 25 回転軸 29 駆動モータ 31 カッタヘッド 32 チャンバ 36 排土管 37 収納容器 39 シャッタ(排土量調整手段) 40 エアシリンダ 41 電磁弁 42 ロードセル(排土量検出手段) 43 CCDカメラ 44 土圧計(土圧検出手段) 45 トルクセンサ(掘削トルク検出手段) 48 推進ジャッキ 51 評価部 52 判定部
Claims (5)
- 【請求項1】 所定密度及び含水比の地盤材料が充填さ
れた試験土槽内にトンネル掘削機模型を設置して供試体
を製作し、該供試体を遠心加速度場にて前記模型内に実
物と同じ土の自重応力状態を実現して、カッタを回転さ
せながら推進して前記地盤材料を掘削し、掘削土砂を前
記カッタ後方のチャンバ内に取り込んでから排土管を通
して排出し、この掘削時に、前記チャンバ内の土圧と該
チャンバからの排土量及び掘削速度をモニターしながら
該排土量を調整し、掘削トルクの変化を検出することを
特徴とするトンネル掘削機模型試験方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のトンネル掘削機模型試験
方法において、前記チャンバ内の土圧及び前記掘削トル
クに基づいて前記排土量を調整し、最適な推進速度及び
排土量を求めることを特徴とするトンネル掘削機模型試
験方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のトンネル掘削機模型試験
方法において、前記チャンバ内の土圧と前記掘削トルク
から両者の力学的評価を行うと共に、前記カッタの推進
速度と前記排土量から両者のマスバランスの評価を行
い、評価値と予め設定された許容値とを比較すること
で、前記推進速度及び排土量を調整して最適値を求める
ことを特徴とするトンネル掘削機模型試験方法。 - 【請求項4】 所定密度及び含水比の地盤材料が充填さ
れた試験土槽と、該試験土槽に連設された枠体と、前記
試験土槽及び該枠体を遠心加速度場にて前記模型内に実
物と同じ土の自重応力状態を実現する遠心加速度付与装
置と、前記枠体に回転自在で且つ軸方向に所定距離移動
自在に支持された回転軸と、該回転軸を駆動回転する駆
動モータと、前記回転軸の先端部に固結されて前記試験
土槽内の地盤材料を掘削可能なカッタと、該カッタを前
進させる推進手段と、前記カッタの後方に位置して掘削
土砂を取り込むチャンバと、該チャンバ内の土砂を排出
する排土管と、該排土管からの排土量を検出する排土量
検出手段と、前記排土管による排土量を調整する排土量
調整手段と、前記チャンバ内の土圧を検出する土圧検出
手段と、前記カッタによる掘削トルクを検出する掘削ト
ルク検出手段とを具えたことを特徴とするトンネル掘削
機模型試験装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のトンネル掘削機模型試験
装置において、前記土圧検出手段と前記排土量検出手段
と前記掘削トルク検出手段の検出結果が入力される制御
手段を設け、該制御手段は前記土圧及び前記掘削トルク
に基づいて前記排土量を調整し、最適な推進速度及び排
土量を求めることを特徴とするトンネル掘削機模型試験
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001175027A JP2002365170A (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | トンネル掘削機模型試験方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001175027A JP2002365170A (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | トンネル掘削機模型試験方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002365170A true JP2002365170A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19016233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001175027A Withdrawn JP2002365170A (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | トンネル掘削機模型試験方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002365170A (ja) |
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-
2001
- 2001-06-11 JP JP2001175027A patent/JP2002365170A/ja not_active Withdrawn
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