JP2002363058A - 敏感肌又は不耐性皮膚の許容限界を増大させるための少なくとも一のキレート剤を含む組成物の使用 - Google Patents
敏感肌又は不耐性皮膚の許容限界を増大させるための少なくとも一のキレート剤を含む組成物の使用Info
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Abstract
また敏感肌又は不耐性皮膚に関連した知覚的微候を低減
又は除去すること。 【解決手段】外的攻撃に対する皮膚の反応は、感覚皮膚
神経の興奮性に関連していることが知られている。ま
た、免疫学的メカニズムが関与していない限りではアレ
ルギー性皮膚でもなく炎症でもない敏感肌又は不耐性皮
膚は、正常な皮膚と同じ徴候により外的攻撃に反応する
が、より速やかに、しばしばより激しく反応することも
知られている。本出願人は、EDTAを有効量含有する
組成物を局所適用することで、乳酸刺激テストにおける
敏感肌を有する患者の皮膚の過剰反応が低減されること
を見いだした。
Description
容限界(耐性閾値)を増加させ、また敏感肌又は不耐性
皮膚に関連した知覚的徴候を低減又は除去さえするため
の、少なくとも一のイオンキレート剤を有効量含有する
組成物の使用に関する。この出願において、皮膚とは体
の任意の皮膚領域、頭皮、ヒトの体の粘膜(頬、頬骨、
歯肉及び結膜)を意味すると理解されるべきものであ
る。この出願において、皮膚の許容限界(耐性閾値)と
は、それを越えると、知覚的徴候、例えば刺すような痛
み(stinging)、熱、筋肉痛、痒み(itching)、皮膚の不
快感で、しばしば赤い斑点を伴うものにより現れる皮膚
の過剰反応により、皮膚が外的攻撃に反応する興奮度の
限界(閾値)を意味すると理解すべきものである。外的
攻撃には、刺激性製品、例えば界面活性剤、防腐剤、香
料、石鹸、高カルシウム濃度の硬水、羊毛、並びに環
境、例えば温度変化や風、又は物理的摩擦、例えばアレ
ルゲン物質によるものではない髭剃発疹が含まれる。
と反応し、ある皮膚はこれらの攻撃に非常に素早く反応
し、正常な皮膚よりもより過敏になるか、より不耐性と
なることが知られている。皮膚がこれらの攻撃に反応す
るメカニズムはこれまで知られていなかった。よって、
例えば、敏感肌又は不耐性皮膚に関与するプロセスは明
確には理解されていない。敏感肌は、化粧品に反応した
皮膚であると考えた者もいれば、必ずしも化粧品に関連
してはいない幾つかの外的要因に反応した皮膚であると
考える者もいる。さらに敏感肌又は不耐性皮膚はまたア
レルギー性皮膚と共に分類されていた。
られていないために、これらの攻撃に対する皮膚の反応
性、特に敏感肌又は不耐性皮膚を治療することは、今ま
では非常に困難であった。よって、これらは、例えば界
面活性剤、防腐剤又は香料のような刺激性製品の化粧品
用組成物における使用を制限することによって、間接的
に治療されていた。実際、敏感肌を特定するために幾つ
かの試験法、例えば刺激性物質であることが知られてい
るDMSO及び乳酸を用いた試験法が開発されている:
例えば、エル・ラミントースタ(L. Lammintausta)らの皮
膚疾患(Dermatoses)、1988、36、45-49頁の論文及びテ
ィー・アグナー(T. Agner)とジェイ・セラップ(J. Serup)
の臨床及び実験の皮膚科学(Clinical and Experimental
Dermatology)」、1989、14、214-217頁の論文を参照さ
れたい。残念なことに、これらの試験法では、皮膚が外
的攻撃に反応するメカニズムを正確に特徴付けること
も、敏感肌又は不耐性皮膚を支配しているメカニズムを
理解することもできなかった。
神経の興奮性に関連していることが今は知られている。
また、免疫学的メカニズムが関与していない限りではア
レルギー性皮膚でもなく炎症でもない敏感肌又は不耐性
皮膚は、正常な皮膚と同じ徴候により外的攻撃に反応す
るが、より速やかに、しばしばより激しく反応すること
も知られている。よって、敏感肌又は不耐性皮膚は、浮
腫のような炎症の徴候及びアレルギーの徴候(常に炎症
反応が関与しており、よって浮腫が出現する)が明確に
除去される一連の徴候によって特徴付けられる。しかし
て、仏国特許出願第9710853号には、敏感肌を治
療するために、皮膚の末梢神経系の感覚神経繊維の塩素
及びカリウム管レセプターを活性化させる一又は複数の
アゴニスト物質を使用することが開示されている。さら
に、仏国特許出願第9802783号には、皮膚、より
特定的には敏感肌又は不耐性皮膚の許容限界を増加させ
るために、皮膚の末梢神経系の感覚神経繊維のナトリウ
ム及びカルシウム管の活性を阻害する化合物を使用する
ことが開示されている。
ト剤を有効量含有する組成物を局所適用することによ
り、敏感肌又は不耐性皮膚の許容限界を増加させ、よっ
て敏感肌を有する個人の皮膚の快適性が改善されること
を見出した。より特定的には、本出願人は、EDTAを
有効量含有する組成物を局所適用することで、乳酸刺激
テストにおける敏感肌を有する患者の皮膚の過剰反応が
低減されることを見出した。乳酸刺激テストとは、敏感
肌であると既に明確に定義されている患者の皮膚の反応
性を評価するためのテストである。乳酸刺激テストは、
乳酸の溶液を鼻溝の皮膚領域に適用し、この適用に起因
する自覚徴候、特に刺すような痛みの出現性及び強度を
観察することからなる。当業者には、皮膚又は頭皮に局
所適用される組成物にキレート剤を使用することは知ら
れている。
あり、ピーリング状態の、加齢又は光加齢した皮膚の外
観を改善するためのα-ヒドロキシ酸(AHA)を含有す
る局所治療用の組成物が開示されている。イオンキレー
ト剤、特にZn2+及びMg 2+イオンのキレート剤
が、AHAの有効性を改善するために使用され、相乗効
果によりAHAの濃度を低減することが可能になってい
る。刺激性及び刺痛感の低減度合いはAHA濃度に減少
度合いに関連している。さらに、仏国特許出願第980
2130号には、鉱水から取り出された微量元素と、植
物由来のタンパク質加水分解物から誘導されたキレート
剤を含有する化粧品用組成物が開示されており、これ
は、皮膚、毛髪及び爪のコンディション及び外観を改善
し、細胞の再生を刺激し、皮膚加齢に抗し、その光保護
性、抗菌性、抗ウイルス性、抗真菌性及び抜毛防止性の
故に使用されているものである。同様に、欧州特許第7
00896号には、皮膚、毛髪及び粘膜を光及び加齢か
ら保護するために、化粧品用又は皮膚科用組成物に金属
性キレート剤を使用することが開示されている。
び日本国特許第0182407号には、それぞれ、乾燥
肌を改善するために、キレート剤とポリマーを含有する
保湿用化粧品、及び炎症、加齢及び皮膚の黒化を防止
し、乾燥肌を改善するために、鉄キレート剤とモモーデ
ィカル・フィンクタス(momordical finctus:ニガウ
リ)の抽出物を含有する局所用組成物が開示されてい
る。これらの公報は、いずれも敏感肌又は不耐性皮膚の
許容限界を増大させるための方法に関するものではな
い。さらに、敏感肌又は不耐性皮膚を鎮静するといった
キレート剤の作用については、何ら記載されていない。
めの、少なくとも一のイオンキレート剤を有効量含有す
る化粧品用及び/又は皮膚科用及び/又は衛生用組成物
の使用にある。
特にNa+、K+、Ca2+及びCl−イオンを封鎖す
ることにより、皮膚細胞周囲の細胞周囲イオン環境を改
変又は変更する能力を有する化学的又は生物学的(タン
パク質、ペプチド等)化合物を意味すると理解されるべ
きものである。化学的キレート剤の例には: − アミノトリメチルホスホン酸、 − β-アラニン二酢酸、 − クエン酸、 − シクロデキストリン、 − シクロヘキサンジアミン四酢酸、 − ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸、 − ジエタノールアミンN-酢酸、 − エチレンジアミン四酢酸(EDTA又はYH4)とそ
のナトリウム塩(YH3Na、Y2H2Na2、YHN
a3及びYNa4)、カリウム塩(YH3K、Y2H3K
3及びYK4)、カルシウム二ナトリウム塩、及びジア
ンモニウム塩とそのトリエタノールアミンとの塩類(T
EA-EDTA)、 − エチドロン酸、 − ガラクタン酸、 − ヒドロキシエチル-エチレンジアミン四酢酸(HED
TA)とその三ナトリウム塩、 − グルコン酸、 − グルクロン酸、 − ニトリロ三酢酸(NTA)とその三ナトリウム塩、 − ペンテト酸、 − フィチン酸、 − リボン酸、 − クエン酸ジアンモニウム、 − アザシクロヘプタン二ホスホン酸二ナトリウム、 − ピロリン酸二ナトリウム、 − ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、 − メチルシクロデキストリン、 − 三リン酸五カリウム、 − アミノトリメチレンホスホン酸五ナトリウム、 − エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸五ナト
リウム、 − ペンテト酸五ナトリウム、 − 三リン酸五ナトリウム、 − クエン酸カリウム、 − EDTMPカリウム、 − EDTMPナトリウム、 − キトサンメチレンホスホン酸ナトリウム、 − ヘキサメタリン酸ナトリウム、 − メタリン酸ナトリウム、 − ポリリン酸カリウム、 − ポリリン酸ナトリウム、 − トリメタリン酸ナトリウム、 − ジヒドロキシエチルグリシン酸ナトリウム、 − グルコン酸カリウム、 − グルコン酸ナトリウム、 − グルコペプチン酸ナトリウム(sodium glucopeptat
e)、 − グリセレス-1-ポリリン酸ナトリウム(sodium glyc
ereth-1 polyphosphate)、 − ピロリン酸四カリウム、 − ポリリン酸トリエタノールアミン(TEA)、 − ピロリン酸四ナトリウム、 − リン酸三ナトリウム、 − カリウムトリホスホノメチルアミンオキシド、 − メタケイ酸ナトリウム、 − フィチン酸ナトリウム、 − ポリジメチルグリシノフェノールスルホン酸ナトリ
ウム、 − テトラヒドロキシエチルエチレンジアミン、 − テトラヒドロキシプロピルエチレンジアミン、 − エチドロン酸四カリウム、 − エチドロン酸四ナトリウム、 − イミノ二コハク酸四ナトリウム、 − エチレンジアミン二コハク酸三ナトリウム、 − エタノールアミンN,N-二酢酸、 − 酢酸二ナトリウム、 − ジメルカプロール、 − デフェロキサミン、 − ジロックス(Zylox)、国際公開第94/61338
号に開示され請求されているイオン性キレート剤、 が含まれるが、この列挙に限定されるものではない。
ネイン、トランスフェリン、カルモジュリン、及びキト
サンメチレンホスホン酸ナトリウムが含まれる。本発明
の好ましい化学キレート剤は、エチレンジアミン四酢酸
(EDTA)とそのナトリウム塩、カリウム塩、カルシウ
ム二ナトリウム塩、ジアンモニウム塩、及びトリエタノ
ールアミン塩(TEA-EDTA)、ヒドロキシエチルエ
チレンジアミン四酢酸(HEDTA)とその三ナトリウム
塩、及びそれらの混合物から選択される。キレート剤
は、組成物の全重量に対して10−6〜10重量%、好
ましくは0.1〜5重量%、より好ましくは約2重量%
の濃度で、本発明の方法に使用される組成物に存在す
る。
くとも一の液状又は固体状の脂肪相をさらに含有してよ
い。この出願において、液状脂肪相は、油とも呼ばれる
周囲温度(25℃)で液状であり、互いに融和性のある一
又は複数の脂肪体からなる、周囲温度で液状の脂肪相を
意味すると理解されるべきものである。本発明の組成物
の脂肪相の油は、化粧品に従来から使用されている油か
ら選択される、極性又は無極性で揮発性又は非揮発性の
油であってよい。
アルコール官能基を有する炭化水素油又はそれらの混合
物、例えば: − 脂肪酸が可変鎖長を有してもよく、また直鎖状又は
分枝状で飽和又は不飽和であってもよい、脂肪酸とグリ
セロールのエステルからなる高含量のトリグリセリドを
持つ炭化水素油;これらの油には、特に小麦胚芽、コー
ン、ヒマワリ及びシアー、スイートアーモンド、マカダ
ミア、アプリコット、大豆、菜種、綿、アルファルフ
ァ、ケシ、カボチャ、ゴマ、ゼニアオイ(marrow)、アボ
カド、ヘーゼルナッツ、グレープシード、クロフサスグ
リ、マツヨイグサ、キビ、大麦、キノア(quinoa)、オリ
ーブ、ライ麦、ベニバナ、バンコールアブラギリ(banco
ulier)、トケイソウ、ローズヒップ油及びヒマシ油;又
はステアリネリデュボア社又はダイナミットノーベル社
からミグリオール810、812及び818として販売
されているカプリル/カプリン酸のトリグリセリドが含
まれる; − 式R1COOR2の合成油であって、R1は7〜1
9の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の高級脂肪酸残
基を表し、R2は3〜20の炭素原子を有する分枝状炭
化水素鎖を表すもの、例えばプルセリン油(オクタン酸
ケトステアリル)、イソノナン酸イソノニル、安息香酸
アルキルエステル、 − 合成エステル類又はエーテル類、例えばミリスチン
酸イソプロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ア
ルコールまたはポリアルコールのオクタン酸エステル、
デカン酸エステル又はリノール酸エステル、 − ヒドロキシエステル類、例えば乳酸イソステアリ
ル、リンゴ酸ジイソステアリル、及びペンタエリトリト
ールエステル、 − C8〜C26脂肪アルコール、例えばオレイルアル
コール;及び − それらの混合物、 が含まれる。
囲温度で液状のシリコーン油、例えば2〜24の炭素原
子を有し、シリコーン鎖にペンダントして又は該鎖の末
端にアルキル、アルコキシ又はフェニル基を有するポリ
ジメチルシロキサン(PDMS);フェニル化シリコー
ン、例えばフェニルトリメチコーン、フェニルジメチコ
ーン、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサ
ン、ジフェニルジメチコーン、ジフェニルメチルジフェ
ニルトリシロキサン、2-フェニルエチルトリメチルシ
ロキシシリケート、 − 直鎖状又は分枝状で合成又は無機由来であってよい
炭化水素又はフッ化炭化水素、例えばパラフィン油(例
えばイソパラフィン)、及び脂肪族炭化水素(例えばイソ
ドデカン)、及びそれらの誘導体、ワセリン、ポリデセ
ン、水素化ポリイソブテン、例えばパーリーム(parlea
m)、スクアラン、及びそれらの混合物、が含まれる。
0℃〜200℃の融点を有し、周囲温度(25℃)で固体
状である親油性の脂肪化合物を意味すると理解されるべ
きものであって、換言すればロウである。ロウは、化粧
品又は皮膚科学の分野で一般的に使用されるものであ
る。それらは、主として天然由来のもの、例えばミツロ
ウ、カルナウバ、キャンデリラ、オーリクーリー又はモ
クロウ、コルク又はサトウキビ繊維、パラフィンロウ、
褐炭、マイクロクリスタリンロウ、ラノリンロウ、モン
タンロウ、オゾケライト、水素化ホホバ油等の水素化
油、合成由来のもの、例えばエチレンの重合により得た
ポリエチレンロウ、フィッシャー−トロプッシュ合成法
によって得られるロウ、脂肪酸エステルおよび40℃で
固形のグリセリド、40℃で固形のポリ(ジ)メチルシロ
キサンのエステル及び/又はアルキル、アルコキシのよ
うなシリコーンロウである。
組成物は、化粧品の分野でに従来から使用されているア
ジュバント、例えば、場合によっては水相の増粘剤又は
ゲル化剤によって増粘又はゲル化された水、精油、中和
剤、脂溶性ポリマー、化粧品用又は皮膚病用活性成分、
例えばエモリエント、保湿剤、ビタミン類、必須脂肪
酸、日光遮蔽剤、乳化剤及び共乳化剤、親水性又は親油
性のゲル化剤、親水性又は親油性の添加剤、防腐剤、酸
化防止剤、溶媒、香料、フィラー、遮蔽剤、臭気吸収
剤、着色料及びそれらの混合物をさらに含有してよい。
これらの異なるアジュバントの量は、化粧品において従
来から使用されている量、例えば組成物の全重量に対し
て0.01%〜10%である。これらのアジュバントは
それらの性質に依存して、脂肪相、水相及び/又は脂質
小球体に導入され得る。
ステアリン酸グリセロール、ポリソルベイト(polysorba
te)60、及びガッテフォセ社(Gattefosse)からテフォ
ース(Tefose)63(登録商標)の名称で市販されているP
EG-6/PEG-32/ステアリン酸グリコールの混合
物が含まれる。本発明で使用可能な溶媒には、低級アル
コール、特にエタノール、イソプロパノール及びプロピ
レングリコールが含まれる。
は、カルボキシビニルポリマー(カルボマー:carbome
r)、アクリルコポリマー、例えばアクリラート/アルキ
ルアクリラートのコポリマー、ポリアクリルアミド、多
糖類、例えばヒドロキシプロピルセルロース、天然ガム
及びクレー類が含まれる。本発明で使用可能な親油性の
ゲル化剤には、変性クレー類、例えばベントーン、脂肪
酸の金属塩、例えばステアリン酸アルミニウム、及び疎
水性シリカ、エチルセルロース、ポリエチレンが含まれ
る。
他の親水性の活性成分、例えばタンパク質又はタンパク
質加水分解物、アミノ酸、多価アルコール、尿素、アラ
ントイン、糖類及び糖類誘導体、水溶性ビタミン類、植
物抽出物、及びヒドロキシ酸を含有してもよい。親油性
の活性成分には、レチノール(ビタミンA)及びその誘導
体、トコフェロール(ビタミンE)及びその誘導体、必須
脂肪酸、セラミド、精油、サリチル酸及びその誘導体を
含み得る。
くとも一の金属イオン性キレート剤と組合せて、特に皮
膚病の処置及び/又は制御を意図した他の活性成分をさ
らに含有することができる。これらの活性成分には、例
えば: − 皮膚の色素沈着及び/又は増殖及び/又は分化を調
節する薬剤、例えばレチノイン酸及びその異性体、レチ
ノール及びそのエステル類、ビタミンD及びその誘導
体、エストロゲン、例えばエストラジオール、コウジ酸
又はヒドロキノン; − 抗菌剤、例えばリン酸クリンダマイシン、エリスロ
マイシン又はテトラサイクリン類の抗生物質; − 駆虫剤、特にメトロニダゾール、クロタミトン又は
ピレスロイド; − 抗真菌剤、特にイミダゾール類に属する化合物、例
えばエコナゾール、ケトコナゾール又はミコナゾール又
はその塩類、ポリエン化合物、例えばアンホテリシン
B、アリルアミンファミリーの化合物、例えばテルビナ
フィン、又はオクトピロキシ(octopiroxy); − 抗ウィルス剤、例えばアシクロビル; − ステロイド系の抗炎症剤、例えばヒドロコルチゾ
ン、吉草酸ベタメタゾン又はプロピオン酸クロベタゾー
ル、又は非ステロイド系の抗炎症剤、例えばイブプロフ
ェン及びその塩類、ジクロフェナク及びその塩類、アセ
チルサリチル酸、アセトアミノフェン又はグリシルレチ
ン酸; − 麻酔剤、例えば塩酸リドカイン及びその誘導体; − 止痒剤、例えばテナルジン、トリメプラジン又はシ
プロヘプタジン; − 角質溶解剤、例えばアルファ-及びベータ-ヒドロキ
シカルボン酸、又はβ-ケトカルボン酸、その塩類、ア
ミド類又はエステル類、特にヒドロキシ酸、例えばグリ
コール酸、乳酸、サリチル酸、クエン酸及び一般的な果
実の酸、及び5-n-オクタノイルサリチル酸; − 抗フリーラジカル剤、例えばアルファ-トコフェロ
ール又はそのエステル類、ジスムターゼスーパーオキシ
ド、ある種の金属キレート剤、又はアスコルビン酸及び
そのエステル類; − 抗脂漏剤、例えばプロゲステロン; − 抗フケ剤、例えばオクトピロックス又はジンクピリ
チオン; − 抗ざ瘡剤、例えばレチノイン酸又は過酸化ベンゾイ
ル; が含まれ得る。
又は皮膚病用組成物に通常使用されている親油性着色
料、親水性着色料、顔料及び真珠光沢顔料が含まれる。
この着色料は、一般的に組成物の全重量に対して0.0
1〜40%、好ましくは5〜25%の濃度で使用され
る。脂溶性着色料は、例えば、スーダンレッド、DCレ
ッド17、DCグリーン6、カロチン、大豆油、スーダ
ンブラウン、DCイエロー11、DCバイオレット2、
DCオレンジ5、キノリンイエローである。
有機の、被覆された又は被覆されていないものであって
よい。無機顔料には、二酸化チタン、場合によっては表
面処理されたもの、ジルコニウム又はセリウムの酸化
物、鉄及びクロムの酸化物、マンガンバイオレット、ウ
ルトラマリンブルー、クロム水和物及びフェリックブル
ーが含まれる。好ましい無機顔料は、酸化鉄、特に赤酸
化鉄、黄酸化鉄、赤黄酸化鉄、褐酸化鉄、黒酸化鉄、及
び二酸化チタンである。有機顔料には: − カーボンブラック、 − D&C型の顔料、例えばD&Cレッド36、及び − カルシウム、ストロンチウム、バリウム、コチニー
ルカルミンをベースとしたレーキ類、例えばD&Cレッ
ド7カルシウムレーキ、アルミニウム、例えばD&Cレ
ッド27アルミニウムレーキ、D&Cレッド21アルミ
ニウムレーキ、FD&Cイエロー5アルミニウムレー
キ、FD&Cイエロー6アルミニウムレーキ、D&Cレ
ッド7及びFD&Cブルー1、が含まれる。
えばチタン又はオキシ塩化ビスマスで被覆されたマイ
カ、有色の真珠光沢顔料、例えば酸化鉄を有するチタン
マイカ、特にフェリックブルー又は酸化クロムを有する
チタンマイカ、上述した種類の有機顔料を有するチタン
マイカ、及びオキシ塩化ビスマスをベースとした真珠光
沢顔料から選択することができる。
(体の任意の部分)、頭皮又は粘膜(頬、頬骨、歯肉及び
結膜)に適用することができる。投与方法に応じて、本
発明の方法に使用される組成物は、通常使用される任意
の製薬的形態をとることができる。
物は、特に、水性又は油性の溶液、又はローション又は
セラム型の分散液、又は水相に脂肪相を分散させる(O
/W)か、逆(W/O)によって得られるミルク型の液体
又は半液体状のコンシステンシーのエマルション、又は
水性もしくは無水ゲル又はクリーム型の希薄なコンシス
テンシーのエマルション又は懸濁液、又はマイクロカプ
セル又は微小粒子、又はイオン性及び/又は非イオン性
の小胞分散液の形態であってもよい。これらの組成物は
通常の方法で調製される。
性、アルコール又は水性-アルコール溶液の形態、又は
クリーム、ゲル、エマルション、フォームの形態、又は
加圧下で噴霧剤をさらに含有するエアゾール組成物の形
態で、頭皮に適用することもできる。本発明の方法に使
用される組成物の種々の成分の量は、考慮される分野で
従来より使用されている量である。
に、顔、手、足、大きな皮膚のヒダ又はボディのクレン
ジング、保護、トリートメント又は手入れ用のクリーム
(例えば、デイクリーム、ナイトクリーム、メークアッ
プ除去用クリーム、ファンデーションクリーム、抗日光
用クリーム)、液状ファンデーション、クレンジングミ
ルク、ボディ保護用又は手入れ用ミルク、抗日光用ミル
ク、スキンケア用ローション、ゲル又はフォーム、例え
ばクレンジングローション、抗日光用ローション、人工
的な日焼け用ローション、入浴用組成物(bath composi
tion)、殺菌剤を含有する脱臭用組成物、アフターシェ
ービングゲル又はローション、脱毛クリーム、昆虫忌避
用組成物、鎮痛用組成物、ある種の皮膚病、例えば湿
疹、酒さ、乾癬、苔蘚及び激しい痒みの治療用の組成物
が含まれる。さらに、本発明の方法に使用される組成物
には、ソープケーク又は他のクレンジング用製品を含む
固体状の調製物も含まれる。また、本発明の方法に使用
される組成物は、加圧下で噴霧剤をさらに含有するエア
ゾール組成物の形態に包装されてもよい。
ケア用組成物、特にシャンプー、ヘアセット用ローショ
ン、トリートメントローション、スタイリングクリーム
又はゲル、カラーリングシャンプーの形態であってもよ
い染色用組成物(特に、酸化染色用のもの)、傷んだ毛髪
用のコンディショニングローション、パーマネントウエ
ーブ用組成物(特に、パーマネントウエーブ処理の第1
工程用のもの)、抜毛防止用ローション又はゲル、駆虫
用シャンプー等であってもよい。また、本発明の方法に
使用される組成物は歯科用途のもの、例えば練り歯磨き
であってもよい。この場合、組成物は、歯科用組成物用
に通常の使用されるアジュバント及び添加剤、特に、界
面活性剤、増粘剤、湿潤剤、研磨剤、例えばシリカ、種
々の活性成分、例えばフッ化物、特にフッ化ナトリウ
ム、及び任意の甘味料、例えば糖酸ナトリウム(sodium
saccharinate)を含有してもよい。
される分野で従来より使用されている量である。本発明
の方法は、衛生用又は化粧品用組成物、例えば上述した
組成物を、該組成物を使用する通常の技術に従い使用す
るものである。例えば、クリーム、ゲル、セラム、ロー
ション、クレンジングミルク又は抗日光用組成物の皮膚
又は乾燥した毛髪への適用、毛髪用ローション、シャン
プーの湿った毛髪への適用、又は歯肉への歯磨き剤の適
用である。
ものであって、限定するものではない。組成物において
特に示さない限りは、割合は重量%である。
反応性に対するEDTAの効果 鼻顎のヒダに乳酸溶液(又は刺激物質)を適用することに
より誘発される刺痛感に対するキレート剤(EDTA)に
よる前処理(1回適用)の緩和効果を、敏感肌の集団につ
いて実証する機能的インビボ試験を行った。 被験者 ・18〜45才で、フォトタイプ(phototype)I〜IV
の敏感肌の12人の健康な女性ボランティア 製品 ・キレート剤:エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩
(EDTA) ・10%乳酸溶液 ・ゲルの形態で2%のEDTAを含有する本発明の化粧
品用組成物であるCM1 ・ゲルの形態でEDTAを含有しない化粧品用組成物
(CM1のビヒクル)であるCM0 組成物CM1及びCM0を表1に示す。
個体内比較(右の鼻顎のヒダ/左の鼻顎のヒダ)による予
見的、一中心、二重盲検式で無作為方式の試験であっ
た。化粧品用組成物CM0はt=0に鼻顎のヒダの一方
に適用し、組成物CM1は他方の鼻顎のヒダに適用し
た。10%の乳酸溶液を、t=30に、一方は組成物C
M0で、他方は組成物CM 1で予め処理された領域に適
用した。続いて、t=30分とt=35分の間で、患者
が知覚する刺痛を、次の尺度を使用して評価した: 0=知覚なし 1=軽度又は不確かな程度 2=中程度 3=重度
す。得られた結果が統計的に有意であることを証明する
ために、組成物CM1と組成物CM0のそれぞれの効果
に差異がないという仮説をたてた。次に、この仮説の確
率pを、対になったデータのウィルコクソン検定で算出
することにより証明した。pが0.05以下である場
合、結果(平均刺痛スコア)は統計的に有意である。 刺痛スコアが統計的有意に低減したことが、2%のED
TAを含有する化粧品用組成物CM1の先の適用後に観
察された。
Claims (16)
- 【請求項1】 有効量の少なくとも一のイオンキレート
剤を含む化粧品用及び/又は皮膚科用及び/又は衛生用
組成物の局所適用を含む、敏感肌又は不耐性皮膚の許容
限界を増大させるための使用。 - 【請求項2】 キレート剤が、エチレンジアミン四酢酸
(EDTA)とそのナトリウム塩、カリウム塩、カルシウ
ム二ナトリウム塩、ジアンモニウム塩、及びトリエタノ
ールアミン塩(TEA-EDTA)、ヒドロキシエチルエ
チレンジアミン四酢酸(HEDTA)とその三ナトリウム
塩、及びそれらの混合物から選択される化学キレート剤
であることを特徴とする請求項1に記載の使用。 - 【請求項3】 イオンキレート剤が、メタロチオネイ
ン、トランスフェリン、カルモジュリン、メチレンホス
ホン酸キトサン及びそれらの混合物から選択される生物
学的キレート剤であることを特徴とする請求項1又は2
に記載の使用。 - 【請求項4】 キレート化されるイオンが好ましくはN
a+、K+、Ca2 +及びCl−イオンであることを特
徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の使
用。 - 【請求項5】 キレート剤が、組成物の全重量に対して
10−6〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%、
より好ましくは約2重量%の量で組成物に存在している
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記
載の使用。 - 【請求項6】 組成物が、少なくとも一の液状又は固体
状の脂肪相を含有していることを特徴とする請求項1な
いし5のいずれか1項に記載の使用。 - 【請求項7】 脂肪相が液状であり、炭化水素油、植物
性油、動物性油、合成油、シリコーン油及びフッ化油か
ら選択される少なくとも一の油を含有することを特徴と
する請求項6に記載の使用。 - 【請求項8】 脂肪相が固体状であり、シリコーンロ
ウ、脂肪アルコール、脂肪酸のエステル類、パラフィン
ロウ、カルナウバロウ、ミツロウ等の天然ロウから選択
される少なくとも一のロウを含有することを特徴とする
請求項6に記載の使用。 - 【請求項9】 組成物が少なくとも一の化粧品用活性成
分を含むことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか
1項に記載の使用。 - 【請求項10】 組成物が、水、酸化防止剤、精油、防
腐剤、中和剤、脂溶性ポリマー、フィラー、香料、乳化
剤、ゲル化剤、フィラー、臭気吸収剤及び着色料から選
択される少なくとも一の添加剤を含有することを特徴と
する請求項1ないし9のいずれか1項に記載の使用。 - 【請求項11】 組成物が、皮膚に局所適用するため
の、水性又は油性の溶液、又はローション又はセラムタ
イプの分散液の形態であることを特徴とする請求項1な
いし10のいずれか1項に記載の使用。 - 【請求項12】 組成物が、皮膚に局所適用するため
の、水相に脂肪相を分散させる(O/W)か、脂肪相に水
相を分散させる(W/O)ことによって得られるミルクタ
イプの液体又は半液体状のコンシステンシーのエマルシ
ョンの形態であることを特徴とする請求項1ないし10
のいずれか1項に記載の使用。 - 【請求項13】 組成物が、皮膚に局所適用するため
の、クリーム又は水性もしくは無水ゲルタイプの希薄な
コンシステンシーのエマルション又は懸濁液の形態であ
ることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項
に記載の使用。 - 【請求項14】 組成物が、頭皮に適用するための、水
性、アルコール又は水性アルコール溶液の形態であるこ
とを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記
載の使用。 - 【請求項15】 組成物が、頭皮に適用するための、ク
リーム、ゲル、エマルション又はフォームの形態である
ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に
記載の使用。 - 【請求項16】 組成物が、頭皮に適用するためのエア
ゾールの形態であり、加圧下で噴霧剤を含有しているこ
とを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記
載の使用。
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