JP2002362253A - ナンバープレート取付部材 - Google Patents
ナンバープレート取付部材Info
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- JP2002362253A JP2002362253A JP2001175961A JP2001175961A JP2002362253A JP 2002362253 A JP2002362253 A JP 2002362253A JP 2001175961 A JP2001175961 A JP 2001175961A JP 2001175961 A JP2001175961 A JP 2001175961A JP 2002362253 A JP2002362253 A JP 2002362253A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来では自動車からナンバープレートを容易
に取外すことができ、盗難にあうという問題があった。
そこで本発明においては、取外しの困難なナンバープレ
ート取付部材を提供することを目的とする。 【解決手段】 皿ネジ11とカバー部材12と第1の封
止部材13と蓋材14を備えたナンバープレート取付部
材である。カバー部材12は、貫通孔12fと挿通口1
2hとネジ頭係止面12aを有し、その厚みW1は、ネ
ジ頭部11aの高さW0より大きい厚みを有する。第1
の封止部材13のネジ操作ヘッド16は離脱可能であ
り、カバー部12に第1の封止部材13を装着後、ネジ
操作ヘッド16を雄ネジ部15から外すと、雄ネジ部1
5は離脱不能となる。ナンバープレート取付け後は、カ
バー部材12,雄ネジ部15,蓋材14によって、皿ネ
ジが隠され、外せない。
に取外すことができ、盗難にあうという問題があった。
そこで本発明においては、取外しの困難なナンバープレ
ート取付部材を提供することを目的とする。 【解決手段】 皿ネジ11とカバー部材12と第1の封
止部材13と蓋材14を備えたナンバープレート取付部
材である。カバー部材12は、貫通孔12fと挿通口1
2hとネジ頭係止面12aを有し、その厚みW1は、ネ
ジ頭部11aの高さW0より大きい厚みを有する。第1
の封止部材13のネジ操作ヘッド16は離脱可能であ
り、カバー部12に第1の封止部材13を装着後、ネジ
操作ヘッド16を雄ネジ部15から外すと、雄ネジ部1
5は離脱不能となる。ナンバープレート取付け後は、カ
バー部材12,雄ネジ部15,蓋材14によって、皿ネ
ジが隠され、外せない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車にナンバー
プレートを取付ける際に用いるナンバープレート取付部
材に関するものである。
プレートを取付ける際に用いるナンバープレート取付部
材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車には自動車登録番号標といったナ
ンバープレートが取付けらているが、このナンバープレ
ートは一般に、ナンバープレートに設けられた取付孔に
ボルトを通して自動車に取付けられる。
ンバープレートが取付けらているが、このナンバープレ
ートは一般に、ナンバープレートに設けられた取付孔に
ボルトを通して自動車に取付けられる。
【0003】図7は自動車のナンバープレートを表す正
面図であり、特に自動車の後側に取付けられるナンバー
プレートを表している。
面図であり、特に自動車の後側に取付けられるナンバー
プレートを表している。
【0004】上記の様にナンバープレート50の上部に
は2つの取付孔51,52が設けられており、この取付
孔51,52にそれぞれボルト53,54を通し、自動
車側に固定されたナットに螺合することにより、ナンバ
ープレート50を自動車に取り付けている。またナンバ
ープレート50表側における上記ボルト53,54の突
出した箇所に対し、六角ナットを締め付けることにより
取付ける場合もある。そして自動車後側のナンバープレ
ート50においては、左側のナット53を覆う様に陸運
事務所の封印55がなされている。
は2つの取付孔51,52が設けられており、この取付
孔51,52にそれぞれボルト53,54を通し、自動
車側に固定されたナットに螺合することにより、ナンバ
ープレート50を自動車に取り付けている。またナンバ
ープレート50表側における上記ボルト53,54の突
出した箇所に対し、六角ナットを締め付けることにより
取付ける場合もある。そして自動車後側のナンバープレ
ート50においては、左側のナット53を覆う様に陸運
事務所の封印55がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで昨今、ナンバ
ープレートを盗んでこれを他の自動車に取付け、この擬
装した自動車を別の犯罪に利用するということが社会問
題として指摘されている。
ープレートを盗んでこれを他の自動車に取付け、この擬
装した自動車を別の犯罪に利用するということが社会問
題として指摘されている。
【0006】自動車後側のナンバープレート50は上述
の様に左側のボルト53に封印55がなされ、一旦この
封印55を外すと再びこの封印55を取付けることがで
きない様になっている。しかしながら、ナンバープレー
ト50自体の取外しは容易であり、封印55のないまま
であってもあまり目立たないことから、犯罪目的で自動
車を短期間使用する場合に、犯罪者は上述の様に自動車
の擬装を行っているのが現状である。そして自動車前側
のナンバープレートにあっては封印もないことから、取
り外して他の自動車に取付けることが一層容易である。
の様に左側のボルト53に封印55がなされ、一旦この
封印55を外すと再びこの封印55を取付けることがで
きない様になっている。しかしながら、ナンバープレー
ト50自体の取外しは容易であり、封印55のないまま
であってもあまり目立たないことから、犯罪目的で自動
車を短期間使用する場合に、犯罪者は上述の様に自動車
の擬装を行っているのが現状である。そして自動車前側
のナンバープレートにあっては封印もないことから、取
り外して他の自動車に取付けることが一層容易である。
【0007】そこで本発明者らは、ナンバープレート5
0の盗難の防止を図るべく、取外しの困難なナンバープ
レート取付部材を提供することを目的とする。
0の盗難の防止を図るべく、取外しの困難なナンバープ
レート取付部材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るナンバープ
レート取付部材は、ナンバープレート固定部材と、カバ
ー部材と、封止部材を備え、前記ナンバープレート固定
部材が、ネジ頭部と雄ネジ部を有し、前記カバー部材
が、前記雄ネジ部の貫通孔と、前記ネジ頭部の挿通口
と、ネジ頭の係止面を有すると共に、前記ネジ頭部の高
さより大きい厚みを有し、前記封止部材が、前記挿通口
の開放側を、離脱不能に封止するカバー部を有すること
を要旨とする。
レート取付部材は、ナンバープレート固定部材と、カバ
ー部材と、封止部材を備え、前記ナンバープレート固定
部材が、ネジ頭部と雄ネジ部を有し、前記カバー部材
が、前記雄ネジ部の貫通孔と、前記ネジ頭部の挿通口
と、ネジ頭の係止面を有すると共に、前記ネジ頭部の高
さより大きい厚みを有し、前記封止部材が、前記挿通口
の開放側を、離脱不能に封止するカバー部を有すること
を要旨とする。
【0009】直接的には自動車側の雌ネジ(例えばナッ
ト)に対して上記ナンバープレート固定部材を用いてナ
ンバープレートを固定するのであるが、このナンバープ
レート固定部材は上記カバー部材と上記封止部材で覆わ
れているから、ナンバープレート固定部材を操作できな
い。そして上記カバー部材は、そのネジ頭係止面が上記
ナンバープレート固定部材のネジ頭部に引っ掛かるから
離脱することがなく、また上記封止部材は上記カバー部
材から離脱不能であるから、上記ナンバープレート固定
部材を容易に露出させることができない。従ってナンバ
ープレートを取外すことが困難となる。
ト)に対して上記ナンバープレート固定部材を用いてナ
ンバープレートを固定するのであるが、このナンバープ
レート固定部材は上記カバー部材と上記封止部材で覆わ
れているから、ナンバープレート固定部材を操作できな
い。そして上記カバー部材は、そのネジ頭係止面が上記
ナンバープレート固定部材のネジ頭部に引っ掛かるから
離脱することがなく、また上記封止部材は上記カバー部
材から離脱不能であるから、上記ナンバープレート固定
部材を容易に露出させることができない。従ってナンバ
ープレートを取外すことが困難となる。
【0010】更に本発明においては、前記ナンバープレ
ート固定部材が、前記雄ネジ部の少なくとも一部に接着
剤或いは粘着剤が塗布されたものであることが好まし
い。
ート固定部材が、前記雄ネジ部の少なくとも一部に接着
剤或いは粘着剤が塗布されたものであることが好まし
い。
【0011】この様に接着剤や粘着剤を塗布しておく
と、自動車側の雌ネジと上記固定部材の雄ネジ部が接着
(或いは粘着)され、自動車に対するナンバープレート
固定部材の取付が強固になる上、カバー部材や封止部材
ごと引っ張る様にして回して取付部材を外そうとして
も、上記ナンバープレート固定部材に対して上記カバー
部材等が空回りする様になり、外すことができない。
と、自動車側の雌ネジと上記固定部材の雄ネジ部が接着
(或いは粘着)され、自動車に対するナンバープレート
固定部材の取付が強固になる上、カバー部材や封止部材
ごと引っ張る様にして回して取付部材を外そうとして
も、上記ナンバープレート固定部材に対して上記カバー
部材等が空回りする様になり、外すことができない。
【0012】尚上記接着剤や粘着剤の接着力(粘着力)
としては、カバー部材や封止部材ごと引っ張る様にして
回したときの、カバー部材とナンバープレート固定部材
の摩擦抵抗よりも強ければ良い。
としては、カバー部材や封止部材ごと引っ張る様にして
回したときの、カバー部材とナンバープレート固定部材
の摩擦抵抗よりも強ければ良い。
【0013】また本発明おいては、前記ナンバープレー
ト固定部材が、前記雄ネジ部におけるネジ山の一部を潰
したものであることが好ましい。
ト固定部材が、前記雄ネジ部におけるネジ山の一部を潰
したものであることが好ましい。
【0014】この様にネジ山を潰すことによって、自動
車側の雌ネジと上記固定部材の雄ネジ部との螺合を解く
際の抵抗が大きくなり、つまりこの螺合解除時の抵抗が
カバー部材とナンバープレート固定部材の摩擦抵抗より
遥かに大きな抵抗値となるから、上記と同様にカバー部
材や封止部材ごと引っ張る様にして回して取付部材を外
そうとしても、上記カバー部材等が空回りする様にな
り、外すことができない。
車側の雌ネジと上記固定部材の雄ネジ部との螺合を解く
際の抵抗が大きくなり、つまりこの螺合解除時の抵抗が
カバー部材とナンバープレート固定部材の摩擦抵抗より
遥かに大きな抵抗値となるから、上記と同様にカバー部
材や封止部材ごと引っ張る様にして回して取付部材を外
そうとしても、上記カバー部材等が空回りする様にな
り、外すことができない。
【0015】また本発明においては、前記ナンバープレ
ート固定部材が皿ネジであることが好ましい。
ート固定部材が皿ネジであることが好ましい。
【0016】加えて本発明においては、前記カバー部材
が、ナンバープレート側の外周面の一部または全部に切
欠きが設けられたものであることが好ましい。
が、ナンバープレート側の外周面の一部または全部に切
欠きが設けられたものであることが好ましい。
【0017】ナンバープレートに表示される数字や文字
は、ナンバープレート表面よりも隆起した状態で表され
ているのが通常である。そして場合によっては、この数
字等と上記カバー部材が重なって位置することがあり、
上記取付部材の装着に支障をきたす恐れがある。しかし
上述の様に切欠きを設け、上記重なって位置する数字等
にこの切欠きの部分が位置する様にすることにより、取
付部材によりナンバープレートをしっかりと取り付ける
ことができる。
は、ナンバープレート表面よりも隆起した状態で表され
ているのが通常である。そして場合によっては、この数
字等と上記カバー部材が重なって位置することがあり、
上記取付部材の装着に支障をきたす恐れがある。しかし
上述の様に切欠きを設け、上記重なって位置する数字等
にこの切欠きの部分が位置する様にすることにより、取
付部材によりナンバープレートをしっかりと取り付ける
ことができる。
【0018】更に本発明においては、前記カバー部材の
前記ネジ頭係止面より上方側(反ナンバープレート側)
に雌ネジ部が設けられ、前記封止部材が、この雌ネジ部
に螺合する雄ネジ部と、この雄ネジ部の頭側に、螺合後
に離脱可能なネジ操作ヘッドが形成されたものであるこ
とが好ましい。
前記ネジ頭係止面より上方側(反ナンバープレート側)
に雌ネジ部が設けられ、前記封止部材が、この雌ネジ部
に螺合する雄ネジ部と、この雄ネジ部の頭側に、螺合後
に離脱可能なネジ操作ヘッドが形成されたものであるこ
とが好ましい。
【0019】まず上記封止部材を上記カバー部材に取付
ける際には、上記ネジ操作ヘッドに対して工具を作用さ
せ、カバー部材の上記雌ネジ部と封止部材の上記雄ネジ
部を螺合させる。次に上記ネジ操作ヘッドを前記雄ネジ
部から取り除けば、雄ネジ部が操作できないようにな
り、この雄ネジ部をカバー部材から取外すことができな
くなる。従って上記ナンバープレート固定部材を露出さ
せることができず、よってナンバープレートの取り外し
が非常に困難なものとなる。尚ネジ操作ヘッド離脱後の
雄ネジ部が上記カバー部となる。
ける際には、上記ネジ操作ヘッドに対して工具を作用さ
せ、カバー部材の上記雌ネジ部と封止部材の上記雄ネジ
部を螺合させる。次に上記ネジ操作ヘッドを前記雄ネジ
部から取り除けば、雄ネジ部が操作できないようにな
り、この雄ネジ部をカバー部材から取外すことができな
くなる。従って上記ナンバープレート固定部材を露出さ
せることができず、よってナンバープレートの取り外し
が非常に困難なものとなる。尚ネジ操作ヘッド離脱後の
雄ネジ部が上記カバー部となる。
【0020】上記ネジ操作ヘッドが前記雄ネジ部から除
去可能に突出する構成としては、例えばネジ操作ヘッド
と雄ネジ部が細い径の首部により連結されたものが挙げ
られ、このものにおいては、上記ネジ操作ヘッドに一定
以上のトルクを加えて上記首部をねじ切ることにより、
ネジ操作ヘッドを雄ネジ部から外すと良い。
去可能に突出する構成としては、例えばネジ操作ヘッド
と雄ネジ部が細い径の首部により連結されたものが挙げ
られ、このものにおいては、上記ネジ操作ヘッドに一定
以上のトルクを加えて上記首部をねじ切ることにより、
ネジ操作ヘッドを雄ネジ部から外すと良い。
【0021】加えて本発明においては、前記ネジ操作ヘ
ッドの離脱後の前記雄ネジ部の頭側に接着または粘着さ
れる蓋材を備えたものであることが好ましい。即ち封止
部材として、上記雄ネジ部とネジ操作ヘッドを有する部
材(以下、第1の封止部材と称することがある)と、上
記蓋材(以下、第2の封止部材と称することがある)の
2つを用いるというものである。
ッドの離脱後の前記雄ネジ部の頭側に接着または粘着さ
れる蓋材を備えたものであることが好ましい。即ち封止
部材として、上記雄ネジ部とネジ操作ヘッドを有する部
材(以下、第1の封止部材と称することがある)と、上
記蓋材(以下、第2の封止部材と称することがある)の
2つを用いるというものである。
【0022】上記第1の封止部材は前述と同様に、カバ
ー部材の雌ネジ部に雄ネジ部を螺合後、上記ネジ操作ヘ
ッドを前記雄ネジ部から取り除いて雄ネジ部を操作でき
ないようするものであり、これによってカバー部材から
上記第1の封止部材が離脱困難なものとなるが、更に上
記蓋材(第2の封止部材)によりネジ操作ヘッド除去後
の雄ネジ部の面を覆うことにより、より一層第1の封止
部材の離脱が困難なものとなる。
ー部材の雌ネジ部に雄ネジ部を螺合後、上記ネジ操作ヘ
ッドを前記雄ネジ部から取り除いて雄ネジ部を操作でき
ないようするものであり、これによってカバー部材から
上記第1の封止部材が離脱困難なものとなるが、更に上
記蓋材(第2の封止部材)によりネジ操作ヘッド除去後
の雄ネジ部の面を覆うことにより、より一層第1の封止
部材の離脱が困難なものとなる。
【0023】また本発明においては、前記カバー部材の
最頂面に環状突出部が形成され、前記封止部材として、
この環状突出部に無理嵌め可能な蓋部材を用いることが
好ましい。
最頂面に環状突出部が形成され、前記封止部材として、
この環状突出部に無理嵌め可能な蓋部材を用いることが
好ましい。
【0024】例えば上記蓋部材或いは上記環状突出部を
弾性変形可能な素材で構成し、弾性変形させつつ環状突
出部内に蓋部材を嵌め込む。この様にして嵌め込まれた
後、蓋部材は外せない様になる。よってナンバープレー
ト固定部材が隠されて、ナンバープレートを自動車から
外すのが困難になる。
弾性変形可能な素材で構成し、弾性変形させつつ環状突
出部内に蓋部材を嵌め込む。この様にして嵌め込まれた
後、蓋部材は外せない様になる。よってナンバープレー
ト固定部材が隠されて、ナンバープレートを自動車から
外すのが困難になる。
【0025】尚封止部材としてこの蓋部材と上記第1の
封止部材の両方を用いても良く、この場合も2重に上記
挿通口が封止されるから、より安全である。尚上記蓋部
材が第2の封止部材となる。
封止部材の両方を用いても良く、この場合も2重に上記
挿通口が封止されるから、より安全である。尚上記蓋部
材が第2の封止部材となる。
【0026】更に本発明においては、前記封止部材とし
て、前記カバー部材の外周及び頂部を無理嵌めによって
被覆できるカップ材を備えたものであることが好まし
い。この様にカバー部材の全体を覆うカップ材を封止部
材として用いても良い。また封止部材としてこのカップ
材と上記第1の封止部材の両方を用いても良い。
て、前記カバー部材の外周及び頂部を無理嵌めによって
被覆できるカップ材を備えたものであることが好まし
い。この様にカバー部材の全体を覆うカップ材を封止部
材として用いても良い。また封止部材としてこのカップ
材と上記第1の封止部材の両方を用いても良い。
【0027】
【発明の実施の形態】<実施形態1>図1は本発明の実
施形態1に係るナンバープレート取付部材を示す分解斜
視図、図2はこのナンバープレート取付部材の側面或い
は断面を表す分解図である。また図3はこのナンバープ
レート取付部材を用いてナンバープレートを自動車に取
り付けた様子を表す断面図で、図4はこの取付操作の途
中段階を表す断面図である。
施形態1に係るナンバープレート取付部材を示す分解斜
視図、図2はこのナンバープレート取付部材の側面或い
は断面を表す分解図である。また図3はこのナンバープ
レート取付部材を用いてナンバープレートを自動車に取
り付けた様子を表す断面図で、図4はこの取付操作の途
中段階を表す断面図である。
【0028】上記ナンバープレート取付部材は、ナンバ
ープレート固定部材である皿ネジ(皿ボルト)11と、
カバー部材12と、第1の封止部材13と、第2の封止
部材(蓋材)14からなる。上記皿ネジ11はネジ頭部
11aと雄ネジ部11eを有し、ネジ頭部11aの頂面
に、工具と嵌合してその操作を受ける操作受部11dが
形成されている。
ープレート固定部材である皿ネジ(皿ボルト)11と、
カバー部材12と、第1の封止部材13と、第2の封止
部材(蓋材)14からなる。上記皿ネジ11はネジ頭部
11aと雄ネジ部11eを有し、ネジ頭部11aの頂面
に、工具と嵌合してその操作を受ける操作受部11dが
形成されている。
【0029】上記カバー部材12は略ドーナツ状をして
おり、上記皿ネジ11の雄ネジ部11eを通す貫通孔1
2fと、ネジ頭部11aの挿通口12hを備えている。
この貫通孔12fと挿通口12hは連続しており、皿ネ
ジ11をカバー部材12に挿着したときに上記挿通口1
2hを通して皿ネジ11の操作受部11dを外部に開放
するようになっている。カバー部材12の上記貫通孔1
2fは、上記皿ネジ11の雄ネジ部11eが丁度挿通可
能な大きさとなっている。また上記カバー部材12にお
ける上記皿ネジ11のネジ頭部11aの裏面が当接する
ネジ頭係止面12aは、このネジ頭部11aに沿ったテ
ーパとなっており、これに続く挿通口12hの内壁には
雌ネジ部12bが形成されている。この雌ネジ部12b
は後述する第1の封止部材13の雄ネジ部15と丁度螺
合する大きさであり、そしてこの雌ネジ部12bと上記
ネジ頭係止面12aの間(螺合止め部12m)は上記雄
ネジ部15よりも径が小さく且つ上記ネジ頭部11aよ
りも大きな径となっている。またこのカバー部材12の
反ナンバープレート側面(上方側)には第2の封止部材
装着用の窪み12cが形成されている。またカバー部材
12のナンバープレート側面には、その外側全周に沿っ
て切欠き12iが形成されている。またカバー部材12
の厚みW1はネジ頭部11aの高さ(ナンバープレート
表面よりの突出高さ)W0より大きくなっている。
おり、上記皿ネジ11の雄ネジ部11eを通す貫通孔1
2fと、ネジ頭部11aの挿通口12hを備えている。
この貫通孔12fと挿通口12hは連続しており、皿ネ
ジ11をカバー部材12に挿着したときに上記挿通口1
2hを通して皿ネジ11の操作受部11dを外部に開放
するようになっている。カバー部材12の上記貫通孔1
2fは、上記皿ネジ11の雄ネジ部11eが丁度挿通可
能な大きさとなっている。また上記カバー部材12にお
ける上記皿ネジ11のネジ頭部11aの裏面が当接する
ネジ頭係止面12aは、このネジ頭部11aに沿ったテ
ーパとなっており、これに続く挿通口12hの内壁には
雌ネジ部12bが形成されている。この雌ネジ部12b
は後述する第1の封止部材13の雄ネジ部15と丁度螺
合する大きさであり、そしてこの雌ネジ部12bと上記
ネジ頭係止面12aの間(螺合止め部12m)は上記雄
ネジ部15よりも径が小さく且つ上記ネジ頭部11aよ
りも大きな径となっている。またこのカバー部材12の
反ナンバープレート側面(上方側)には第2の封止部材
装着用の窪み12cが形成されている。またカバー部材
12のナンバープレート側面には、その外側全周に沿っ
て切欠き12iが形成されている。またカバー部材12
の厚みW1はネジ頭部11aの高さ(ナンバープレート
表面よりの突出高さ)W0より大きくなっている。
【0030】上記第1の封止部材13は、上記の如く上
記雌ネジ部12bに螺合可能な雄ネジ部15と、六角レ
ンチに嵌合可能な六角形のネジ操作ヘッド16と、これ
ら雄ネジ部15とネジ操作ヘッド16を連結する細首部
17から構成されている。尚上記ネジ操作ヘッド16は
上記この雄ネジ部15から反皿ネジ側(雄ネジ部の頭
側)に突出するように形成されている。
記雌ネジ部12bに螺合可能な雄ネジ部15と、六角レ
ンチに嵌合可能な六角形のネジ操作ヘッド16と、これ
ら雄ネジ部15とネジ操作ヘッド16を連結する細首部
17から構成されている。尚上記ネジ操作ヘッド16は
上記この雄ネジ部15から反皿ネジ側(雄ネジ部の頭
側)に突出するように形成されている。
【0031】上記第2の封止部材14は円形の平板状を
しており、上記カバー部材12の窪み12cに丁度装着
される大きさである。
しており、上記カバー部材12の窪み12cに丁度装着
される大きさである。
【0032】また、上記皿ネジ11の雄ネジ部11e表
面の一部には、揮発性の接着剤が塗布されている。
面の一部には、揮発性の接着剤が塗布されている。
【0033】尚図中、56は自動車側に設けられている
ナットであり、このナット56の雌ネジ56eが上記皿
ネジ11の雄ネジ部11eと螺合できるようになってい
る。また50gはナンバープレート表側に隆起した数字
部分である。
ナットであり、このナット56の雌ネジ56eが上記皿
ネジ11の雄ネジ部11eと螺合できるようになってい
る。また50gはナンバープレート表側に隆起した数字
部分である。
【0034】次にこのナンバープレート取付部材を用い
てナンバープレートを自動車に取り付ける方法について
説明する。
てナンバープレートを自動車に取り付ける方法について
説明する。
【0035】まずナンバープレート50の取付孔52
と、自動車側のナット56のネジ穴と、カバー部材12
の貫通孔12fの位置を合わせ、これらに皿ネジ11の
雄ネジ部11eを通し、自動車側の雌ネジ56e(ナッ
ト56)に皿ネジ11の雄ネジ部11eを螺合させ、ナ
ンバープレート50を自動車に固定する。このとき皿ネ
ジ11のネジ頭部11aによってカバー部材12のネジ
頭係止面12aが引っ掛かることになるから、カバー部
材12が皿ネジ11から脱離しない状態となる。尚、皿
ネジ11の螺合にあたっては、ネジ回しによる回転力を
操作受部11dに作用させて皿ネジ11を回すが、上記
操作受部11dはカバー部材12の挿通口12hから外
部に露出されており、工具(ネジ回し)を容易に作用さ
せることができる。
と、自動車側のナット56のネジ穴と、カバー部材12
の貫通孔12fの位置を合わせ、これらに皿ネジ11の
雄ネジ部11eを通し、自動車側の雌ネジ56e(ナッ
ト56)に皿ネジ11の雄ネジ部11eを螺合させ、ナ
ンバープレート50を自動車に固定する。このとき皿ネ
ジ11のネジ頭部11aによってカバー部材12のネジ
頭係止面12aが引っ掛かることになるから、カバー部
材12が皿ネジ11から脱離しない状態となる。尚、皿
ネジ11の螺合にあたっては、ネジ回しによる回転力を
操作受部11dに作用させて皿ネジ11を回すが、上記
操作受部11dはカバー部材12の挿通口12hから外
部に露出されており、工具(ネジ回し)を容易に作用さ
せることができる。
【0036】次に、カバー部材12の雌ネジ部12b
に、第1の封止部材13の雄ネジ部15を螺合させる。
この螺合にあたっては、六角レンチを第1の封止部材1
3のネジ操作ヘッド16に嵌合させ、この六角レンチ
(工具)による回転力をネジ操作ヘッド16に作用させ
ることによって雄ネジ部15を回転させて螺合を行う
(図4)。雄ネジ部15の先端が螺合止め部12mに差
し掛かる直前で、これら雌ネジ部12bと雄ネジ部15
の螺合が完了し、この様に完了してもなお回転力を作用
させると、強度の弱い細首部17がねじ切られ、雄ネジ
部15からネジ操作ヘッド16が離脱する。尚雌ネジ部
12bと雄ネジ部15の螺合が完了した状態で、皿ネジ
11の操作受け部11dと雄ネジ部15の皿ネジ側面1
5dとの間に隙間が空いている。
に、第1の封止部材13の雄ネジ部15を螺合させる。
この螺合にあたっては、六角レンチを第1の封止部材1
3のネジ操作ヘッド16に嵌合させ、この六角レンチ
(工具)による回転力をネジ操作ヘッド16に作用させ
ることによって雄ネジ部15を回転させて螺合を行う
(図4)。雄ネジ部15の先端が螺合止め部12mに差
し掛かる直前で、これら雌ネジ部12bと雄ネジ部15
の螺合が完了し、この様に完了してもなお回転力を作用
させると、強度の弱い細首部17がねじ切られ、雄ネジ
部15からネジ操作ヘッド16が離脱する。尚雌ネジ部
12bと雄ネジ部15の螺合が完了した状態で、皿ネジ
11の操作受け部11dと雄ネジ部15の皿ネジ側面1
5dとの間に隙間が空いている。
【0037】この様にして第1の封止部材13の雄ネジ
部15(上記カバー部となる)をカバー部材12に取付
けて上記挿通口12hを閉鎖することにより、上記皿ネ
ジ11の操作受部11dが完全に隠され、皿ネジ11に
工具を作用させることができなくなる。
部15(上記カバー部となる)をカバー部材12に取付
けて上記挿通口12hを閉鎖することにより、上記皿ネ
ジ11の操作受部11dが完全に隠され、皿ネジ11に
工具を作用させることができなくなる。
【0038】次いで、上記第2の封止部材14をカバー
部材12の窪み12cに装着する。この装着にあたって
は、予め第2の封止部材14の裏面に接着剤を塗布して
おき、上記窪み12cやネジ操作ヘッド16除去後の雄
ネジ部15頭側に接着する(図3)。
部材12の窪み12cに装着する。この装着にあたって
は、予め第2の封止部材14の裏面に接着剤を塗布して
おき、上記窪み12cやネジ操作ヘッド16除去後の雄
ネジ部15頭側に接着する(図3)。
【0039】この様にして上記ナンバープレート取付部
材によりナンバープレート50が自動車に一旦取付けら
れると、皿ネジ11におけるナンバープレート50表側
に張り出した部分の全体が上記カバー部材12,雄ネジ
部15,第2の封止部材14によって覆われることにな
るから、皿ネジ11を操作することができず、よってナ
ンバープレート50を容易に外すことができない。
材によりナンバープレート50が自動車に一旦取付けら
れると、皿ネジ11におけるナンバープレート50表側
に張り出した部分の全体が上記カバー部材12,雄ネジ
部15,第2の封止部材14によって覆われることにな
るから、皿ネジ11を操作することができず、よってナ
ンバープレート50を容易に外すことができない。
【0040】そして特に皿ネジ11の操作受部11d
は、雄ネジ部15と第2の封止部材14によって2重に
覆われているから、この操作受部11dを容易に露出さ
せることができない。
は、雄ネジ部15と第2の封止部材14によって2重に
覆われているから、この操作受部11dを容易に露出さ
せることができない。
【0041】また上記カバー部材12の周囲をプライヤ
ーで掴んで引っ張る様に回転させても、カバー部材12
のネジ頭係止面12aと皿ネジ11のネジ頭部11aの
接触面が摺動して空回りする様になるから、皿ネジ11
を回転させることができない。この理由は、ネジ頭係止
面12aとネジ頭部11a裏面との摩擦抵抗よりも、上
記自動車側の雌ネジ56eと皿ネジ11の雄ネジ部11
eとの接着力が勝っているからである。尚皿ネジ11の
雄ネジ部11eに接着剤を塗布しない場合であっても、
ネジ頭係止面12aとネジ頭部11aとの摩擦抵抗が小
さければ、カバー部材12が空回りして皿ネジ11を回
転させることができない。なお本実施形態1のように雄
ネジ部11eに接着剤を塗布しておけば、より安全であ
る。
ーで掴んで引っ張る様に回転させても、カバー部材12
のネジ頭係止面12aと皿ネジ11のネジ頭部11aの
接触面が摺動して空回りする様になるから、皿ネジ11
を回転させることができない。この理由は、ネジ頭係止
面12aとネジ頭部11a裏面との摩擦抵抗よりも、上
記自動車側の雌ネジ56eと皿ネジ11の雄ネジ部11
eとの接着力が勝っているからである。尚皿ネジ11の
雄ネジ部11eに接着剤を塗布しない場合であっても、
ネジ頭係止面12aとネジ頭部11aとの摩擦抵抗が小
さければ、カバー部材12が空回りして皿ネジ11を回
転させることができない。なお本実施形態1のように雄
ネジ部11eに接着剤を塗布しておけば、より安全であ
る。
【0042】以上の様に皿ネジ11が取り外せないか
ら、ナンバープレート50を容易に外すことができな
い。尚自動車後側のナンバープレート50の取付にあた
って、左側のボルト取付け部に対しては陸運事務所の封
印を行う必要性から、上記実施形態1のナンバープレー
ト取付部材を用いることが難しいものの、右側のボルト
取付け部に対して上記実施形態1のナンバープレート取
付部材を用いて取付ければ、十分にナンバープレートの
取外しが困難となって、盗難の防止が可能となる。自動
車前側のナンバープレートの取付にあたっては、左右両
方のボルト取付け部に対して上記実施形態1のナンバー
プレート取付部材を用いて取付けることが推奨され、よ
り一層盗難防止の効果がある。
ら、ナンバープレート50を容易に外すことができな
い。尚自動車後側のナンバープレート50の取付にあた
って、左側のボルト取付け部に対しては陸運事務所の封
印を行う必要性から、上記実施形態1のナンバープレー
ト取付部材を用いることが難しいものの、右側のボルト
取付け部に対して上記実施形態1のナンバープレート取
付部材を用いて取付ければ、十分にナンバープレートの
取外しが困難となって、盗難の防止が可能となる。自動
車前側のナンバープレートの取付にあたっては、左右両
方のボルト取付け部に対して上記実施形態1のナンバー
プレート取付部材を用いて取付けることが推奨され、よ
り一層盗難防止の効果がある。
【0043】またナンバープレート50表側に隆起した
数字部分50gの箇所と、カバー部材12の位置が重な
っても、図3に示すように、カバー部材12の切欠き1
2iにより形成された空間に数字部分50gが位置する
から、邪魔にならず、カバー部材12とナンバープレー
ト50の間に浮きを生じることなく、しっかりと取り付
けることが可能となる。
数字部分50gの箇所と、カバー部材12の位置が重な
っても、図3に示すように、カバー部材12の切欠き1
2iにより形成された空間に数字部分50gが位置する
から、邪魔にならず、カバー部材12とナンバープレー
ト50の間に浮きを生じることなく、しっかりと取り付
けることが可能となる。
【0044】尚、第2の封止部材14の表側面(露出側
面)に図柄等をデザインしておけば、美観が向上するの
でより好ましい。
面)に図柄等をデザインしておけば、美観が向上するの
でより好ましい。
【0045】<実施形態2>図5は本発明の実施形態2
に係るナンバープレート取付部材をナンバープレート5
0に取付けた様子を表す断面図である。尚図1と同じ構
成部分については同一の符号を付して重複説明を避け
る。
に係るナンバープレート取付部材をナンバープレート5
0に取付けた様子を表す断面図である。尚図1と同じ構
成部分については同一の符号を付して重複説明を避け
る。
【0046】本実施形態2における蓋部材(第2の封止
部材)24は弾性変形可能な素材で構成された円盤形で
ある。またカバー部材22の最頂面(反ナンバープレー
ト側面)には環状突出部22kが形成されている。この
環状突出部22kには内周側に張り出した鍔部22jが
全周にわたって設けられている。他の構成は上記実施形
態1と同様である。
部材)24は弾性変形可能な素材で構成された円盤形で
ある。またカバー部材22の最頂面(反ナンバープレー
ト側面)には環状突出部22kが形成されている。この
環状突出部22kには内周側に張り出した鍔部22jが
全周にわたって設けられている。他の構成は上記実施形
態1と同様である。
【0047】上記蓋部材24を上記カバー部材22に取
付けるにあたっては、上記環状突出部22kの内側の窪
み22cに向かって蓋部材24を押圧することにより、
無理嵌めの要領で該蓋部材24を弾性変形させて鍔部2
2jより内側に押し入れる。この様にして蓋部材24が
一度押し入れられると、蓋部材24の裏側から押圧する
ことができないから、外すことができない。また蓋部材
24の縁部分を引っかけてこじ開けようとしても、鍔部
22jによって蓋部材24の縁部分が隠されているか
ら、こじ開けることも困難である。従って蓋部材24が
外せず、上記雄ネジ部15と共に皿ネジ11の操作受部
11dをしっかりと覆うことができる。
付けるにあたっては、上記環状突出部22kの内側の窪
み22cに向かって蓋部材24を押圧することにより、
無理嵌めの要領で該蓋部材24を弾性変形させて鍔部2
2jより内側に押し入れる。この様にして蓋部材24が
一度押し入れられると、蓋部材24の裏側から押圧する
ことができないから、外すことができない。また蓋部材
24の縁部分を引っかけてこじ開けようとしても、鍔部
22jによって蓋部材24の縁部分が隠されているか
ら、こじ開けることも困難である。従って蓋部材24が
外せず、上記雄ネジ部15と共に皿ネジ11の操作受部
11dをしっかりと覆うことができる。
【0048】この様に本実施形態2においても、皿ネジ
11を容易に外すことができないから、ナンバープレー
ト50を外すことが非常に困難となる。
11を容易に外すことができないから、ナンバープレー
ト50を外すことが非常に困難となる。
【0049】<実施形態3>図6は本発明の実施形態3
に係るナンバープレート取付部材をナンバープレート5
0に取付けた様子を表す断面図である。尚図1と同じ構
成部分については同一の符号を付して重複説明を避け
る。
に係るナンバープレート取付部材をナンバープレート5
0に取付けた様子を表す断面図である。尚図1と同じ構
成部分については同一の符号を付して重複説明を避け
る。
【0050】本実施形態3においては、第2の封止部材
としてカップ材34を用い、上記カバー部材12の表側
(反ナンバープレート側)全体を上記カップ材34によ
って被覆したものである。他の構成は上記実施形態1と
同様である。
としてカップ材34を用い、上記カバー部材12の表側
(反ナンバープレート側)全体を上記カップ材34によ
って被覆したものである。他の構成は上記実施形態1と
同様である。
【0051】本実施形態3においても、皿ネジ11が完
全に隠され、皿ネジ11を容易に外すことができないか
ら、ナンバープレート50を外すことが非常に困難とな
る。
全に隠され、皿ネジ11を容易に外すことができないか
ら、ナンバープレート50を外すことが非常に困難とな
る。
【0052】以上の様に本発明に係るナンバープレート
取付部材に関して、例を示す図面を参照しつつ具体的に
説明したが、本発明はもとより図示例に限定される訳で
はなく、前記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加
えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発
明の技術的範囲に包含される。
取付部材に関して、例を示す図面を参照しつつ具体的に
説明したが、本発明はもとより図示例に限定される訳で
はなく、前記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加
えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発
明の技術的範囲に包含される。
【0053】例えば上記実施形態1〜3では、封止部材
として第1,第2の封止部材の2種類を備えたものを示
したが、いずれか一方の封止部材を備えたものであって
も良い。また上記実施形態1〜3では第1の封止部材の
ネジ操作ヘッドとして六角レンチに嵌合可能な六角形の
ものを示したが、これに限るものではなく、例えばネジ
操作ヘッドをネジ回しに嵌合可能な形状としたものであ
っても良い。
として第1,第2の封止部材の2種類を備えたものを示
したが、いずれか一方の封止部材を備えたものであって
も良い。また上記実施形態1〜3では第1の封止部材の
ネジ操作ヘッドとして六角レンチに嵌合可能な六角形の
ものを示したが、これに限るものではなく、例えばネジ
操作ヘッドをネジ回しに嵌合可能な形状としたものであ
っても良い。
【0054】また上記実施形態では皿ネジ11の雄ネジ
部11e表面に接着剤を塗布する場合を示したが、これ
に限らず、例えば雄ネジ部11eのネジ山を少々叩き潰
し、螺合を解除する際に抵抗が大きくなる様にしても良
い。
部11e表面に接着剤を塗布する場合を示したが、これ
に限らず、例えば雄ネジ部11eのネジ山を少々叩き潰
し、螺合を解除する際に抵抗が大きくなる様にしても良
い。
【0055】
【発明の効果】本発明に係るナンバープレート取付部材
を用いれば、ナンバープレートを取外すことが極めて困
難となるから、ナンバープレートの盗難を防止でき、ひ
いては2次犯罪の防止にも寄与する。
を用いれば、ナンバープレートを取外すことが極めて困
難となるから、ナンバープレートの盗難を防止でき、ひ
いては2次犯罪の防止にも寄与する。
【図1】本発明の実施形態1に係るナンバープレート取
付部材を示す分解斜視図。
付部材を示す分解斜視図。
【図2】本発明の実施形態1に係るナンバープレート取
付部材の側面或いは断面を表す分解図。
付部材の側面或いは断面を表す分解図。
【図3】本発明の実施形態1に係るナンバープレート取
付部材を用いてナンバープレートを自動車に取り付けた
様子を表す断面図。
付部材を用いてナンバープレートを自動車に取り付けた
様子を表す断面図。
【図4】実施形態1に係るナンバープレート取付部材の
取付操作の途中段階を表す断面図。
取付操作の途中段階を表す断面図。
【図5】本発明の実施形態2に係るナンバープレート取
付部材をナンバープレート50に取付けた様子を表す断
面図。
付部材をナンバープレート50に取付けた様子を表す断
面図。
【図6】本発明の実施形態3に係るナンバープレート取
付部材をナンバープレート50に取付けた様子を表す断
面図。
付部材をナンバープレート50に取付けた様子を表す断
面図。
【図7】自動車のナンバープレートを表す正面図。
11 皿ネジ 11a ネジ頭部 11d 操作受部 11e 雄ネジ部 12,22 カバー部材 12a ネジ頭係止面 12b 雌ネジ部 12c 窪み 12f 貫通孔 12h 挿通口 12i 切欠き 12m 螺合止め部 13 第1の封止部材 14 第2の封止部材(蓋材) 15 雄ネジ部 15d 皿ネジ側面 16 ネジ操作ヘッド 17 細首部 22k 環状突出部 24 蓋部材(第2の封止部材) 50 ナンバープレート 52 取付孔
Claims (9)
- 【請求項1】 自動車にナンバープレートを取付ける為
の取付部材であって、 該取付部材は、ナンバープレート固定部材と、カバー部
材と、封止部材を備え、 前記ナンバープレート固定部材は、ネジ頭部と雄ネジ部
を有し、 前記カバー部材は、前記雄ネジ部の貫通孔と、前記ネジ
頭部の挿通口と、ネジ頭の係止面を有すると共に、前記
ネジ頭部の高さより大きい厚みを有し、 前記封止部材は、前記挿通口の開放側を、離脱不能に封
止するカバー部を有することを特徴とするナンバープレ
ート取付部材。 - 【請求項2】 前記ナンバープレート固定部材は、前記
雄ネジ部の少なくとも一部に接着剤或いは粘着剤が塗布
されたものである請求項1に記載のナンバープレート取
付部材。 - 【請求項3】 前記ナンバープレート固定部材は、前記
雄ネジ部におけるネジ山の一部を潰したものである請求
項1または2に記載のナンバープレート取付部材。 - 【請求項4】 前記ナンバープレート固定部材が皿ネジ
である請求項1〜3のいずれかに記載のナンバープレー
ト取付部材。 - 【請求項5】 前記カバー部材は、ナンバープレート側
の外周面の一部または全部に切欠きが設けられたもので
ある請求項1〜4のいずれかに記載のナンバープレート
取付部材。 - 【請求項6】 前記カバー部材の前記ネジ頭係止面より
上方側に雌ネジ部が設けられ、 前記封止部材が、この雌ネジ部に螺合する雄ネジ部と、
この雄ネジ部の頭側に、螺合後に離脱可能なネジ操作ヘ
ッドが形成されたものである請求項1〜5のいずれかに
記載のナンバープレート取付部材。 - 【請求項7】 前記ネジ操作ヘッドの離脱後の前記雄ネ
ジ部の頭側に接着または粘着される蓋材を備えたもので
ある請求項6に記載のナンバープレート取付部材。 - 【請求項8】 前記カバー部材の最頂面に環状突出部が
形成され、 前記封止部材として、この環状突出部に無理嵌め可能な
蓋部材を用いる請求項1〜6のいずれかに記載のナンバ
ープレート取付部材。 - 【請求項9】 前記封止部材として、前記カバー部材の
外周及び頂部を無理嵌めによって被覆できるカップ材を
備えたものである請求項1〜6のいずれかに記載のナン
バープレート取付部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001175961A JP2002362253A (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | ナンバープレート取付部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001175961A JP2002362253A (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | ナンバープレート取付部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002362253A true JP2002362253A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19017015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001175961A Withdrawn JP2002362253A (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | ナンバープレート取付部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002362253A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012512115A (ja) * | 2008-12-16 | 2012-05-31 | シク ユン、イル | エレベータードアのガラス板固定装置 |
KR20150069503A (ko) * | 2014-08-12 | 2015-06-23 | 제우기공 주식회사 | 블록 리프트 장치 |
JP2016159821A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | 久 佐々木 | 電子ナンバープレート |
CN108860004A (zh) * | 2018-05-21 | 2018-11-23 | 刘海燕 | 一种新型防盗防拆机动车号牌固封装置 |
-
2001
- 2001-06-11 JP JP2001175961A patent/JP2002362253A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012512115A (ja) * | 2008-12-16 | 2012-05-31 | シク ユン、イル | エレベータードアのガラス板固定装置 |
KR20150069503A (ko) * | 2014-08-12 | 2015-06-23 | 제우기공 주식회사 | 블록 리프트 장치 |
KR101698358B1 (ko) * | 2014-08-12 | 2017-01-23 | 제우기공 주식회사 | 블록 리프트 장치 |
JP2016159821A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | 久 佐々木 | 電子ナンバープレート |
CN108860004A (zh) * | 2018-05-21 | 2018-11-23 | 刘海燕 | 一种新型防盗防拆机动车号牌固封装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080902 |