JP2002361930A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
画像形成装置および画像形成方法Info
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- JP2002361930A JP2002361930A JP2001183589A JP2001183589A JP2002361930A JP 2002361930 A JP2002361930 A JP 2002361930A JP 2001183589 A JP2001183589 A JP 2001183589A JP 2001183589 A JP2001183589 A JP 2001183589A JP 2002361930 A JP2002361930 A JP 2002361930A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】画像パターンとパターン検出マトリクスとの位
置関係によってパターン検出処理回路で生成されるコー
ドが異なる場合でも、同じ網点パターンの集合からなる
画像出力の濃度が同じとなるようにパターン検出処理回
路が生成するコードに対応したパルス幅の設定を行なえ
る画像形成装置を提供する。 【解決手段】オン画素密度が同じで、パターン検出マト
リクスとの相対位置が異なる複数のテストパターンを出
力し、それらの濃度が同じになるように、コードに対応
するパルス幅を設定する。
置関係によってパターン検出処理回路で生成されるコー
ドが異なる場合でも、同じ網点パターンの集合からなる
画像出力の濃度が同じとなるようにパターン検出処理回
路が生成するコードに対応したパルス幅の設定を行なえ
る画像形成装置を提供する。 【解決手段】オン画素密度が同じで、パターン検出マト
リクスとの相対位置が異なる複数のテストパターンを出
力し、それらの濃度が同じになるように、コードに対応
するパルス幅を設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像パターンとパ
ターン検出マトリクスとの位置関係によってパターン検
出処理回路で生成されるコードが異なる場合でも、同じ
網点パターンの集合からなる画像出力の濃度が同じとな
るようにパターン検出処理回路が生成するコードに対応
したパルス幅の設定を行うことができる画像形成装置お
よび画像形成方法に関する。
ターン検出マトリクスとの位置関係によってパターン検
出処理回路で生成されるコードが異なる場合でも、同じ
網点パターンの集合からなる画像出力の濃度が同じとな
るようにパターン検出処理回路が生成するコードに対応
したパルス幅の設定を行うことができる画像形成装置お
よび画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体上の画像部にレーザ光を照
射して、照射した部分にトナーを付着させて画像形成を
行ういわゆるネガ/ポジプロセス方式を用いる電子写真
方式の画像形成装置における副走査方向の画素密度を倍
増する方式として、重複走査方式を称される方式が知ら
れている。この方式では、副走査ピッチよりも大きいビ
ーム径の光ビームで記録媒体上を走査し、複数のビーム
が重なった位置にも画像が形成されるようになってい
る。
射して、照射した部分にトナーを付着させて画像形成を
行ういわゆるネガ/ポジプロセス方式を用いる電子写真
方式の画像形成装置における副走査方向の画素密度を倍
増する方式として、重複走査方式を称される方式が知ら
れている。この方式では、副走査ピッチよりも大きいビ
ーム径の光ビームで記録媒体上を走査し、複数のビーム
が重なった位置にも画像が形成されるようになってい
る。
【0003】例えば、1200dpiの2値の画像デー
タ入力を、600dpiの書き込み周期の多値のPWM
出力に変換する機能を持ち、600dpiプリントエン
ジンに光学的、機械的な変更を加えることなく、120
0dpi相当の印刷出力を可能とする製品も知られてい
る。
タ入力を、600dpiの書き込み周期の多値のPWM
出力に変換する機能を持ち、600dpiプリントエン
ジンに光学的、機械的な変更を加えることなく、120
0dpi相当の印刷出力を可能とする製品も知られてい
る。
【0004】重複走査方式を用いた画像形成装置の書き
込み信号処理部の動作について図16を参照しながら説
明する。なお、ここでは、主/副走査方向とも600d
piの記録密度を有する画像形成装置を使用して、主/
副走査方向とも1200dpiの記録密度の画像を形成
する場合について説明する。
込み信号処理部の動作について図16を参照しながら説
明する。なお、ここでは、主/副走査方向とも600d
piの記録密度を有する画像形成装置を使用して、主/
副走査方向とも1200dpiの記録密度の画像を形成
する場合について説明する。
【0005】図16において従来例に係る画像形成装置
の書き込み信号処理部は、ラインメモリ1、パターン検
出処理回路2、LUT(ルックアップテーブル)回路
3、PWM(パルス幅変調)回路4、LD(レーザダイ
オード)ドライバ5およびLD(レーザダイオード)6
から構成されている。ラインメモリ1は、3ライン分の
1200dpiの画像データを保持し、記録しようとす
る主走査方向位置に応じた画像データを、パターン検出
処理部2へ送る。パターン検出処理回路2は、1200
dpiの画像データの内、記録しようとする主走査方向
に連続した2ドット、それらの上下の4ドット、併せて
6ドットのオン/オフ情報を参照し(以下、この参照す
る主2×副3のマトリクスをパターン検出マトリクスと
呼ぶ)、そのパターンに応じたコードをLUT回路3へ
送る。LUT回路3は、パターン検出処理回路2から送
られたコードに対応して、あらかじめ設定されたパルス
幅、パルス位置信号を、PWM回路4へ送る。PWM回
路4は、受け取ったパルス幅、パルス位置信号に基づい
てLDドライバ5へPWM信号を送る。PWM信号は、
ビデオクロック信号(600dpiの周波数)に同期し
て出力される。LDドライバ5は、「オン」信号を受け
ると駆動電流を、「オフ」信号を受けるとオフセット電
流をLD6へ供給する。
の書き込み信号処理部は、ラインメモリ1、パターン検
出処理回路2、LUT(ルックアップテーブル)回路
3、PWM(パルス幅変調)回路4、LD(レーザダイ
オード)ドライバ5およびLD(レーザダイオード)6
から構成されている。ラインメモリ1は、3ライン分の
1200dpiの画像データを保持し、記録しようとす
る主走査方向位置に応じた画像データを、パターン検出
処理部2へ送る。パターン検出処理回路2は、1200
dpiの画像データの内、記録しようとする主走査方向
に連続した2ドット、それらの上下の4ドット、併せて
6ドットのオン/オフ情報を参照し(以下、この参照す
る主2×副3のマトリクスをパターン検出マトリクスと
呼ぶ)、そのパターンに応じたコードをLUT回路3へ
送る。LUT回路3は、パターン検出処理回路2から送
られたコードに対応して、あらかじめ設定されたパルス
幅、パルス位置信号を、PWM回路4へ送る。PWM回
路4は、受け取ったパルス幅、パルス位置信号に基づい
てLDドライバ5へPWM信号を送る。PWM信号は、
ビデオクロック信号(600dpiの周波数)に同期し
て出力される。LDドライバ5は、「オン」信号を受け
ると駆動電流を、「オフ」信号を受けるとオフセット電
流をLD6へ供給する。
【0006】図17には、画像データとパターンの検出
マトリクス例を示す。図17の『x0』、『x1』・・
・は主走査方向の600dpiでのスキャン位置を示
す。また、『y0』、『y1』・・・は、副走査方向の
600dpiでのスキャン位置を示す。この例では、P
WM回路4は、2ラインにわたって主走査方向において
同一の位置で、設定されたパルス幅のPWM信号を出力
する。このとき、光ビームの照射領域が重なった領域に
画像が形成される。こうして、600dpi記録密度の
画像形成装置を使用して、ビデオクロック周波数や副走
査方向の送り速度は変えずに、1200dpiの画像形
成が可能となる。
マトリクス例を示す。図17の『x0』、『x1』・・
・は主走査方向の600dpiでのスキャン位置を示
す。また、『y0』、『y1』・・・は、副走査方向の
600dpiでのスキャン位置を示す。この例では、P
WM回路4は、2ラインにわたって主走査方向において
同一の位置で、設定されたパルス幅のPWM信号を出力
する。このとき、光ビームの照射領域が重なった領域に
画像が形成される。こうして、600dpi記録密度の
画像形成装置を使用して、ビデオクロック周波数や副走
査方向の送り速度は変えずに、1200dpiの画像形
成が可能となる。
【0007】上述したように、LUT回路3へは、パタ
ーン検出処理回路2から送られるコードに対応したパル
ス幅およびパルス位置を設定しておく必要がある。そし
て、パルス幅を設定する際には、下記の、 黒ベタ画像を出力した際に、黒ベタ部が適正な濃度
となるように、最大パルス幅を設定する。 副走査方向での位置が、1200dpiずれた複数
の1ドット幅水平ラインを出力した際に、光ビームのス
キャン位置に形成される水平ラインと、2つのスキャン
位置の中間に形成される水平ラインの、それぞれの濃度
が同じであるように、対応するコードに対するパルス幅
を設定する。 連続的にオン画素密度が変化する網点パターンから
なるグレースケールを出力した際に、グレースケールの
濃度変化が連続的であるように、各コードに対応するパ
ルス幅を設定する。 の3点を実行する必要がある。
ーン検出処理回路2から送られるコードに対応したパル
ス幅およびパルス位置を設定しておく必要がある。そし
て、パルス幅を設定する際には、下記の、 黒ベタ画像を出力した際に、黒ベタ部が適正な濃度
となるように、最大パルス幅を設定する。 副走査方向での位置が、1200dpiずれた複数
の1ドット幅水平ラインを出力した際に、光ビームのス
キャン位置に形成される水平ラインと、2つのスキャン
位置の中間に形成される水平ラインの、それぞれの濃度
が同じであるように、対応するコードに対するパルス幅
を設定する。 連続的にオン画素密度が変化する網点パターンから
なるグレースケールを出力した際に、グレースケールの
濃度変化が連続的であるように、各コードに対応するパ
ルス幅を設定する。 の3点を実行する必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、上述した点に留意して設定したLUT
を使用して画像を出力した場合、不具合が発生すること
がある。例えば、図18に示す網点パターンの集合から
なる画像を出力した場合、両パターンでオン画素の密度
は同じであるにもかかわらず、出力する画像は濃度が異
なることがあった。これは、図18(a)、(b)の2
つのパターンで、網点パターンの主走査方向位置がそれ
ぞれ1200dpiの1ドット分だけずれているため
に、パターン検出処理回路で生成するコードが異なって
しまうことに起因する。
来技術によれば、上述した点に留意して設定したLUT
を使用して画像を出力した場合、不具合が発生すること
がある。例えば、図18に示す網点パターンの集合から
なる画像を出力した場合、両パターンでオン画素の密度
は同じであるにもかかわらず、出力する画像は濃度が異
なることがあった。これは、図18(a)、(b)の2
つのパターンで、網点パターンの主走査方向位置がそれ
ぞれ1200dpiの1ドット分だけずれているため
に、パターン検出処理回路で生成するコードが異なって
しまうことに起因する。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、その第1の目的は、画像パターンとパターン検出マ
トリクスとの位置関係によってパターン検出処理回路で
生成されるコードが異なる場合でも、同じ網点パターン
の集合からなる画像出力の濃度が同じとなるようにパタ
ーン検出処理回路が生成するコードに対応したパルス幅
の設定が可能な画像形成装置および画像形成方法を提供
することにある。
で、その第1の目的は、画像パターンとパターン検出マ
トリクスとの位置関係によってパターン検出処理回路で
生成されるコードが異なる場合でも、同じ網点パターン
の集合からなる画像出力の濃度が同じとなるようにパタ
ーン検出処理回路が生成するコードに対応したパルス幅
の設定が可能な画像形成装置および画像形成方法を提供
することにある。
【0010】また、このようにして前記濃度が同じにな
るように全階級のコードに対応するパルス幅を設定した
ときに、パターン検出処理回路で生成される全コードに
対して濃度比較によりパルス幅設定を行なうのは効率的
でない。
るように全階級のコードに対応するパルス幅を設定した
ときに、パターン検出処理回路で生成される全コードに
対して濃度比較によりパルス幅設定を行なうのは効率的
でない。
【0011】そこで、本発明の第2の目的は、画像パタ
ーンとパターン検出マトリクスとの位置関係によって、
パターン検出処理回路で生成されるコードが異なる場合
でも、同じ網点パターンの集合からなる画像出力の濃度
が同じとなるように、パターン検出処理回路が生成する
コードに対応したパルス幅の設定を効率良く行うことが
できる画像形成装置および画像形成方法を提供すること
にある。
ーンとパターン検出マトリクスとの位置関係によって、
パターン検出処理回路で生成されるコードが異なる場合
でも、同じ網点パターンの集合からなる画像出力の濃度
が同じとなるように、パターン検出処理回路が生成する
コードに対応したパルス幅の設定を効率良く行うことが
できる画像形成装置および画像形成方法を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の手段は、ビーム中心の光強度に対して、光強
度が1/e2となる値で定義されたビーム径を有する光
ビームを、ビーム径よりも小さい副走査ピッチで記録媒
体上を走査することにより、記録媒体上に画像を形成す
る画像形成装置において、形成しようとする画像データ
から検出マトリクスによりコードを生成する手段と、こ
のコードに対応して設定されたパルス幅の光ビームで記
録媒体上を走査することにより、機械的な副走査ピッチ
よりも小さなピッチで記録媒体上に画像を形成する際
に、コードに対応して出力する光ビームのパルス幅を同
じオン画素密度の画像パターンから作成する手段と、前
記検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数のテス
トパターンを出力し、形成された同じオン画素密度のテ
ストパターンの濃度が同じとなるように設定する手段と
を備えていることを特徴とする。
め、第1の手段は、ビーム中心の光強度に対して、光強
度が1/e2となる値で定義されたビーム径を有する光
ビームを、ビーム径よりも小さい副走査ピッチで記録媒
体上を走査することにより、記録媒体上に画像を形成す
る画像形成装置において、形成しようとする画像データ
から検出マトリクスによりコードを生成する手段と、こ
のコードに対応して設定されたパルス幅の光ビームで記
録媒体上を走査することにより、機械的な副走査ピッチ
よりも小さなピッチで記録媒体上に画像を形成する際
に、コードに対応して出力する光ビームのパルス幅を同
じオン画素密度の画像パターンから作成する手段と、前
記検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数のテス
トパターンを出力し、形成された同じオン画素密度のテ
ストパターンの濃度が同じとなるように設定する手段と
を備えていることを特徴とする。
【0013】第2の手段は、ビーム中心の光強度に対し
て、光強度が1/e2となる値で定義されたビーム径を
有する光ビームを、ビーム径よりも小さい副走査ピッチ
で記録媒体上を走査することにより、記録媒体上に画像
を形成する画像形成装置において、形成しようとする画
像データから検出マトリクスにより複数の階級のコード
を生成する手段と、この複数の階級のコードに対応して
各々設定されたパルス幅の光ビームで記録媒体上を走査
することにより、機械的な副走査ピッチよりも小さなピ
ッチで記録媒体上に画像を形成する際に、前記複数の階
級のコードに対応して出力する光ビームのパルス幅を、
設定すべき階級数のうち少なくとも3つの階級について
は、同じオン画素密度の画像パターンから作成する手段
と、前記検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数
のテストパターンを出力し、形成された同じオン画素密
度のテストパターンの濃度が同じとなるように設定し、
残りの階級に対応するパルス幅は、すでに定めた階級に
対するパルス幅の値から補間して定める手段とを備えて
いることを特徴とする。
て、光強度が1/e2となる値で定義されたビーム径を
有する光ビームを、ビーム径よりも小さい副走査ピッチ
で記録媒体上を走査することにより、記録媒体上に画像
を形成する画像形成装置において、形成しようとする画
像データから検出マトリクスにより複数の階級のコード
を生成する手段と、この複数の階級のコードに対応して
各々設定されたパルス幅の光ビームで記録媒体上を走査
することにより、機械的な副走査ピッチよりも小さなピ
ッチで記録媒体上に画像を形成する際に、前記複数の階
級のコードに対応して出力する光ビームのパルス幅を、
設定すべき階級数のうち少なくとも3つの階級について
は、同じオン画素密度の画像パターンから作成する手段
と、前記検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数
のテストパターンを出力し、形成された同じオン画素密
度のテストパターンの濃度が同じとなるように設定し、
残りの階級に対応するパルス幅は、すでに定めた階級に
対するパルス幅の値から補間して定める手段とを備えて
いることを特徴とする。
【0014】第3の手段は、第2の手段において、前記
補間して定める手段が、前記補間して定めたパルス幅を
仮の値として定め、前記仮の値を初期値として、同じオ
ン画素密度の画像パターンであって、検出マトリクスに
対する相対位置が異なる複数のテストパターンを出力
し、形成された同じオン画素密度のテストパターンの濃
度が同じとなるように設定することを特徴とする。
補間して定める手段が、前記補間して定めたパルス幅を
仮の値として定め、前記仮の値を初期値として、同じオ
ン画素密度の画像パターンであって、検出マトリクスに
対する相対位置が異なる複数のテストパターンを出力
し、形成された同じオン画素密度のテストパターンの濃
度が同じとなるように設定することを特徴とする。
【0015】第4の手段は、第1ないし第3の手段にお
いて、記録媒体面の光反射率を測定する濃度検出部を複
数設け、検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数
のテストパターンを記録媒体面上に形成し、形成された
複数のテストパターンの濃度を濃度検出部により測定す
る手段をさらに備えていることを特徴とする。
いて、記録媒体面の光反射率を測定する濃度検出部を複
数設け、検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数
のテストパターンを記録媒体面上に形成し、形成された
複数のテストパターンの濃度を濃度検出部により測定す
る手段をさらに備えていることを特徴とする。
【0016】第5の手段は、第1ないし第3の手段にお
いて、前記コードに対応するパルス幅の設定を画像形成
装置の電源がオフからオンとなったときに実施する手段
をさらに備えていることを特徴とする。
いて、前記コードに対応するパルス幅の設定を画像形成
装置の電源がオフからオンとなったときに実施する手段
をさらに備えていることを特徴とする。
【0017】第6の手段は、ビーム中心の光強度に対し
て、光強度が1/e2となる値で定義されたビーム径を
有する光ビームを、ビーム径よりも小さい副走査ピッチ
で記録媒体上を走査することにより、記録媒体上に画像
を形成する画像形成方法において、形成しようとする画
像データから検出マトリクスによりコードを生成する工
程と、このコードに対応して設定されたパルス幅の光ビ
ームで記録媒体上を走査することにより、機械的な副走
査ピッチよりも小さなピッチで記録媒体上に画像を形成
する際に、コードに対応して出力する光ビームのパルス
幅を同じオン画素密度の画像パターンから作成する工程
と、検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数のテ
ストパターンを出力する工程と、出力された同じオン画
素密度のテストパターンの濃度が同じになるように設定
する工程とを備えていることを特徴とする。
て、光強度が1/e2となる値で定義されたビーム径を
有する光ビームを、ビーム径よりも小さい副走査ピッチ
で記録媒体上を走査することにより、記録媒体上に画像
を形成する画像形成方法において、形成しようとする画
像データから検出マトリクスによりコードを生成する工
程と、このコードに対応して設定されたパルス幅の光ビ
ームで記録媒体上を走査することにより、機械的な副走
査ピッチよりも小さなピッチで記録媒体上に画像を形成
する際に、コードに対応して出力する光ビームのパルス
幅を同じオン画素密度の画像パターンから作成する工程
と、検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数のテ
ストパターンを出力する工程と、出力された同じオン画
素密度のテストパターンの濃度が同じになるように設定
する工程とを備えていることを特徴とする。
【0018】第7の手段は、ビーム中心の光強度に対し
て、光強度が1/e2となる値で定義されたビーム径を
有する光ビームを、ビーム径よりも小さい副走査ピッチ
で記録媒体上を走査することにより、記録媒体上に画像
を形成する画像形成方法において、形成しようとする画
像データから検出マトリクスにより複数の階級のコード
を生成する工程と、この複数の階級のコードに対応して
各々設定されたパルス幅の光ビームで記録媒体上を走査
することにより、機械的な副走査ピッチよりも小さなピ
ッチで記録媒体上に画像を形成する際に、前記複数の階
級のコードに対応して出力する光ビームのパルス幅を、
設定すべき階級数のうち少なくとも3つの階級について
は、同じオン画素密度の画像パターンから作成する工程
と、検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数のテ
ストパターンを出力する工程と、形成された同じオン画
素密度のテストパターンの濃度が同じとなるように設定
する工程と、すでに定めた階級に対するパルス幅の値か
ら残りの階級に対応するパルス幅を補間して定める工程
とを備えていることを特徴とする。
て、光強度が1/e2となる値で定義されたビーム径を
有する光ビームを、ビーム径よりも小さい副走査ピッチ
で記録媒体上を走査することにより、記録媒体上に画像
を形成する画像形成方法において、形成しようとする画
像データから検出マトリクスにより複数の階級のコード
を生成する工程と、この複数の階級のコードに対応して
各々設定されたパルス幅の光ビームで記録媒体上を走査
することにより、機械的な副走査ピッチよりも小さなピ
ッチで記録媒体上に画像を形成する際に、前記複数の階
級のコードに対応して出力する光ビームのパルス幅を、
設定すべき階級数のうち少なくとも3つの階級について
は、同じオン画素密度の画像パターンから作成する工程
と、検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数のテ
ストパターンを出力する工程と、形成された同じオン画
素密度のテストパターンの濃度が同じとなるように設定
する工程と、すでに定めた階級に対するパルス幅の値か
ら残りの階級に対応するパルス幅を補間して定める工程
とを備えていることを特徴とする。
【0019】第8の手段は、第6または第7の手段にお
いて、記録媒体面の光反射率を測定する濃度検出部を複
数設け、検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数
のテストパターンを記録媒体面上に形成し、形成された
複数のテストパターンの濃度を濃度検出部により測定す
る工程をさらに備えていることを特徴とする。
いて、記録媒体面の光反射率を測定する濃度検出部を複
数設け、検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数
のテストパターンを記録媒体面上に形成し、形成された
複数のテストパターンの濃度を濃度検出部により測定す
る工程をさらに備えていることを特徴とする。
【0020】第9の手段は、第6または第7の手段にお
いて、前記コードに対応するパルス幅の設定を画像形成
装置の電源がオフからオンとなったときに実施する工程
をさらに備えていることを特徴とする。
いて、前記コードに対応するパルス幅の設定を画像形成
装置の電源がオフからオンとなったときに実施する工程
をさらに備えていることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】<第1の実施形態>図1は、本発明の第1
の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図
である。
の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図
である。
【0023】この第1の実施形態に係る画像形成装置
は、前述の図16に示した従来から実施されている書き
込み信号処理部に対して、ポリゴンミラー7、レンズ
8、感光体ドラム9、同期検知器10およびメモリ制御
回路11をさらに設け、画像形成装置を構成したもので
ある。その他、ラインメモリ1、パターン検出処理回路
2、LUT(ルックアップテーブル)回路3、PWM
(パルス幅変調)回路4、LD(レーザダイオード)ド
ライバ5およびLD(レーザダイオード)6の書き込み
処理に関する各部は、前述の従来例と同等に構成されて
いるので重複する説明は適宜省略する。
は、前述の図16に示した従来から実施されている書き
込み信号処理部に対して、ポリゴンミラー7、レンズ
8、感光体ドラム9、同期検知器10およびメモリ制御
回路11をさらに設け、画像形成装置を構成したもので
ある。その他、ラインメモリ1、パターン検出処理回路
2、LUT(ルックアップテーブル)回路3、PWM
(パルス幅変調)回路4、LD(レーザダイオード)ド
ライバ5およびLD(レーザダイオード)6の書き込み
処理に関する各部は、前述の従来例と同等に構成されて
いるので重複する説明は適宜省略する。
【0024】このような構成した第1の実施形態に係る
画像形成装置では、LD6から出射したビームは、定速
回転するポリゴンミラー7により主走査方向に走査さ
れ、レンズ8を介して感光体ドラム9面上に結像され
る。以後、公知の画像形成プロセスを経て、画像が転写
された転写材に出力される。
画像形成装置では、LD6から出射したビームは、定速
回転するポリゴンミラー7により主走査方向に走査さ
れ、レンズ8を介して感光体ドラム9面上に結像され
る。以後、公知の画像形成プロセスを経て、画像が転写
された転写材に出力される。
【0025】同期検知器10は、光電変換素子および信
号波形整形回路を有し、ビームを検出して検出信号を同
期検知信号としてメモリ制御回路11へ送る。メモリ制
御回路11は、同期検知信号に基づき、ラインメモリ1
からパターン検出処理回路2へ画像データを出力させ
る。パターン検出処理回路2は、1200dpiの画像
データの内、記録しようとする主走査方向に連続した2
ドットと、それらの上下の4ドット、併せて6ドットの
オン/オフ情報を参照する。この参照する主2×副3の
マトリクスが前述のパターン検出マトリクスである。そ
して、このパターンに応じたコードをLUT回路3へ送
る。LUT回路3は、パターン検出処理回路2から送ら
れたコードに対応して、あらかじめ設定されたパルス
幅、パルス位置信号を、PWM回路4へ送る。
号波形整形回路を有し、ビームを検出して検出信号を同
期検知信号としてメモリ制御回路11へ送る。メモリ制
御回路11は、同期検知信号に基づき、ラインメモリ1
からパターン検出処理回路2へ画像データを出力させ
る。パターン検出処理回路2は、1200dpiの画像
データの内、記録しようとする主走査方向に連続した2
ドットと、それらの上下の4ドット、併せて6ドットの
オン/オフ情報を参照する。この参照する主2×副3の
マトリクスが前述のパターン検出マトリクスである。そ
して、このパターンに応じたコードをLUT回路3へ送
る。LUT回路3は、パターン検出処理回路2から送ら
れたコードに対応して、あらかじめ設定されたパルス
幅、パルス位置信号を、PWM回路4へ送る。
【0026】PWM回路4は、受け取ったパルス幅、パ
ルス位置信号に基づき、LDドライバ5へPWM信号を
送る。PWM信号は、ビデオクロック信号(600dp
iの周波数)に同期して出力する。なお、ここでは、P
WM回路4として、600dpiの書き込み周期内で、
パルス幅およびパルス開始位置を書き込み周期の1/2
56分解能で設定したパルス信号を出力可能なものを用
いて説明する。LDドライバ5は、「オン」信号を受け
ると駆動電流を、「オフ」信号を受けるとオフセット電
流をLD6へ供給する。LD6は駆動電流によってオン
され、ポリゴンミラー7の回転に同期してレーザを発光
し、ポリゴンミラー7で反射され、等角速度で走査され
たレーザビームがレンズ8によって等速度偏向に変換さ
れ、感光体ドラム9上を走査する。
ルス位置信号に基づき、LDドライバ5へPWM信号を
送る。PWM信号は、ビデオクロック信号(600dp
iの周波数)に同期して出力する。なお、ここでは、P
WM回路4として、600dpiの書き込み周期内で、
パルス幅およびパルス開始位置を書き込み周期の1/2
56分解能で設定したパルス信号を出力可能なものを用
いて説明する。LDドライバ5は、「オン」信号を受け
ると駆動電流を、「オフ」信号を受けるとオフセット電
流をLD6へ供給する。LD6は駆動電流によってオン
され、ポリゴンミラー7の回転に同期してレーザを発光
し、ポリゴンミラー7で反射され、等角速度で走査され
たレーザビームがレンズ8によって等速度偏向に変換さ
れ、感光体ドラム9上を走査する。
【0027】パターン検出処理回路2が、画像データの
オン/オフ情報に応じて生成するコードを図2に示す。
同図において、幅コードcはパターン検出マトリクスの
左列、右列の3ドットずつの検出結果から、下記式1〜
4により決定する。
オン/オフ情報に応じて生成するコードを図2に示す。
同図において、幅コードcはパターン検出マトリクスの
左列、右列の3ドットずつの検出結果から、下記式1〜
4により決定する。
【0028】
【数1】 上記式2、3においてli、riは、それぞれ、パター
ン検出マトリクスの左列および右列に当てはまる画像デ
ータのオン/オフ情報を表わす(オンが1、オフが
0)。添え字iは、マトリクス内での縦方向の位置を示
す(上から0、1、2)。幅コードcに対応するパルス
幅Wは、LUTに設定する。
ン検出マトリクスの左列および右列に当てはまる画像デ
ータのオン/オフ情報を表わす(オンが1、オフが
0)。添え字iは、マトリクス内での縦方向の位置を示
す(上から0、1、2)。幅コードcに対応するパルス
幅Wは、LUTに設定する。
【0029】書き込み周期内でのパルス開始位置Sは、
下記式5により決定する。
下記式5により決定する。
【0030】
【数2】 ここで、Pは書き込み周期内の分解能の最大階級値(1
/256分解能の場合には255)である。また、kは
下記式6により決定する。
/256分解能の場合には255)である。また、kは
下記式6により決定する。
【0031】
【数3】 幅コードcに対するパルス幅Wを、図3のように設定す
ると、パルス開始位置Sは、図4のようになる。
ると、パルス開始位置Sは、図4のようになる。
【0032】図5ないし図10に、幅コードcに対応す
るパルス幅Wを設定するために出力するテストパターン
の例を示す。図5は2ドット幅垂直ライン、図6は1ド
ット幅水平ライン、図7は3ドット幅水平ライン、図8
は横2ドット網点、図9は3ドットL型網点、図10は
5ドットL型網点の例である。ここで示す各テストパタ
ーンは、オン画素密度は同じだが、パターン検出マトリ
クスとの相対位置が異なるために、パターン検出処理回
路が生成する幅コードが異なるものを選択している。な
お、図5ないし図10に示したパターンは、テストパタ
ーンの一部分であり、実際に出力したパターンのサイズ
は20mm×20mmのものを採用した。
るパルス幅Wを設定するために出力するテストパターン
の例を示す。図5は2ドット幅垂直ライン、図6は1ド
ット幅水平ライン、図7は3ドット幅水平ライン、図8
は横2ドット網点、図9は3ドットL型網点、図10は
5ドットL型網点の例である。ここで示す各テストパタ
ーンは、オン画素密度は同じだが、パターン検出マトリ
クスとの相対位置が異なるために、パターン検出処理回
路が生成する幅コードが異なるものを選択している。な
お、図5ないし図10に示したパターンは、テストパタ
ーンの一部分であり、実際に出力したパターンのサイズ
は20mm×20mmのものを採用した。
【0033】パルス幅Wの設定の手順を図11のフロー
チャートに示す。図中のW[0]〜W[8]は、幅コー
ドc=0〜8に対応するWを表す。図11に示したフロ
ーチャートでは、ステップS1からステップS25まで
の処理が実行される。
チャートに示す。図中のW[0]〜W[8]は、幅コー
ドc=0〜8に対応するWを表す。図11に示したフロ
ーチャートでは、ステップS1からステップS25まで
の処理が実行される。
【0034】ステップS1:幅コードc=0〜8に対応
するパルス幅Wを設定する。このパルス幅W[0]〜W
[8]はデフォールト値となる。 ステップS2:黒ベタパターンを出力する。 ステップS3:黒ベタ部の濃度は適正かどうかをチェッ
クする。このチェックは、転写材に出力された画像を目
視にて評価する。なお、以下の濃度チェックステップも
同様の評価方法を採っている。この評価で適正でないと
判断するとステップS4へ、適正であると判断するとス
テップS5のステップにそれぞれ進む。
するパルス幅Wを設定する。このパルス幅W[0]〜W
[8]はデフォールト値となる。 ステップS2:黒ベタパターンを出力する。 ステップS3:黒ベタ部の濃度は適正かどうかをチェッ
クする。このチェックは、転写材に出力された画像を目
視にて評価する。なお、以下の濃度チェックステップも
同様の評価方法を採っている。この評価で適正でないと
判断するとステップS4へ、適正であると判断するとス
テップS5のステップにそれぞれ進む。
【0035】ステップS4:パルス幅W[8]の設定を
変更し、ステップS2の処理に戻って以降の処理を実行
する。 ステップS5:図5に示す2ドット幅の垂直ラインを出
力する。 ステップS6:出力された図5の2ドット幅の垂直ライ
ン(A)と(B)の濃度が同じかどうかチェックする。
このチェックで同じでないと判断したときにはステップ
S7へ、同じであると判断したときにはステップS8に
進む。 ステップS7:パルス幅W[4]の設定を変更し、ステ
ップS5の処理に戻って以降の処理を実行する。 ステップS8:図6に示す1ドット幅の水平ラインを出
力する。 ステップS9:出力された図6の1ドット幅の水平ライ
ン(A)と(B)の濃度が同じかどうかチェックする。
このチェックで同じでないと判断したときにはステップ
S10へ、同じであると判断したときにはステップS1
1に進む。
変更し、ステップS2の処理に戻って以降の処理を実行
する。 ステップS5:図5に示す2ドット幅の垂直ラインを出
力する。 ステップS6:出力された図5の2ドット幅の垂直ライ
ン(A)と(B)の濃度が同じかどうかチェックする。
このチェックで同じでないと判断したときにはステップ
S7へ、同じであると判断したときにはステップS8に
進む。 ステップS7:パルス幅W[4]の設定を変更し、ステ
ップS5の処理に戻って以降の処理を実行する。 ステップS8:図6に示す1ドット幅の水平ラインを出
力する。 ステップS9:出力された図6の1ドット幅の水平ライ
ン(A)と(B)の濃度が同じかどうかチェックする。
このチェックで同じでないと判断したときにはステップ
S10へ、同じであると判断したときにはステップS1
1に進む。
【0036】ステップS10:パルス幅W[2]の設定
を変更し、ステップS8の処理に戻って以降の処理を実
行する。 ステップS11:図7に示す3ドット幅の水平ラインを
出力する。 ステップS12:出力された図7の3ドット幅の水平ラ
イン(A)と(B)の濃度が同じかどうかチェックす
る。このチェックで同じでないと判断したときにはステ
ップS13へ、同じであると判断したときにはステップ
S14に進む。 ステップS13:パルス幅W[6]の設定を変更し、ス
テップS11の処理に戻って以降の処理を実行する。 ステップS14:図8の横2ドット網点を出力する。 ステップS15:出力された図8の横2ドット網点
(A)と(B)の濃度は同じかどうかチェックする。こ
のチェックで同じでないと判断したときにはステップS
16へ、同じであると判断したときにはステップS17
に進む。
を変更し、ステップS8の処理に戻って以降の処理を実
行する。 ステップS11:図7に示す3ドット幅の水平ラインを
出力する。 ステップS12:出力された図7の3ドット幅の水平ラ
イン(A)と(B)の濃度が同じかどうかチェックす
る。このチェックで同じでないと判断したときにはステ
ップS13へ、同じであると判断したときにはステップ
S14に進む。 ステップS13:パルス幅W[6]の設定を変更し、ス
テップS11の処理に戻って以降の処理を実行する。 ステップS14:図8の横2ドット網点を出力する。 ステップS15:出力された図8の横2ドット網点
(A)と(B)の濃度は同じかどうかチェックする。こ
のチェックで同じでないと判断したときにはステップS
16へ、同じであると判断したときにはステップS17
に進む。
【0037】ステップS16:パルス幅W[1]の設定
を変更し、ステップS14の処理に戻って以降の処理を
実行する。 ステップS17:図9の3ドットL型網点を出力する。 ステップS18:出力された図9の3ドットL型網点
(A)と(B)の濃度は同じかどうかチェックする。こ
のチェックで同じでないと判断したときにはステップS
19へ、同じであると判断したときにはステップS20
に進む。 ステップS19:パルス幅W[5]の設定を変更し、ス
テップS17の処理に戻って以降の処理を実行する。 ステップS20:図9の3ドットL型網点を出力する。 ステップS21:出力された図9の3ドットL型網点
(A)と(C)の濃度は同じかどうかチェックする。こ
のチェックで同じでないと判断したときにはステップS
22へ、同じであると判断したときにはステップS23
に進む。
を変更し、ステップS14の処理に戻って以降の処理を
実行する。 ステップS17:図9の3ドットL型網点を出力する。 ステップS18:出力された図9の3ドットL型網点
(A)と(B)の濃度は同じかどうかチェックする。こ
のチェックで同じでないと判断したときにはステップS
19へ、同じであると判断したときにはステップS20
に進む。 ステップS19:パルス幅W[5]の設定を変更し、ス
テップS17の処理に戻って以降の処理を実行する。 ステップS20:図9の3ドットL型網点を出力する。 ステップS21:出力された図9の3ドットL型網点
(A)と(C)の濃度は同じかどうかチェックする。こ
のチェックで同じでないと判断したときにはステップS
22へ、同じであると判断したときにはステップS23
に進む。
【0038】ステップS22:パルス幅W[3]の設定
を変更し、ステップS20の処理に戻って以降の処理を
実行する。 ステップS23:図10の5ドットL型網点を出力す
る。 ステップS24:出力された図10の5ドットL型網点
(A)と(B)の濃度は同じかどうかチェックする。こ
のチェックで同じでないと判断したときにはステップS
25へ、同じであれは処理を終える。 ステップS25:パルス幅W[7]の設定を変更し、ス
テップS20の処理に戻って以降の処理を実行し、前記
ステップS24で濃度が同じになった時点で処理を終え
る。
を変更し、ステップS20の処理に戻って以降の処理を
実行する。 ステップS23:図10の5ドットL型網点を出力す
る。 ステップS24:出力された図10の5ドットL型網点
(A)と(B)の濃度は同じかどうかチェックする。こ
のチェックで同じでないと判断したときにはステップS
25へ、同じであれは処理を終える。 ステップS25:パルス幅W[7]の設定を変更し、ス
テップS20の処理に戻って以降の処理を実行し、前記
ステップS24で濃度が同じになった時点で処理を終え
る。
【0039】前述のように、この手順にしたがって幅コ
ードcに対応するパルス幅を設定したLUTを使用し、
図5ないし図10のテストパターン全てと、連続的にオ
ン画素密度が変化する網点パターンからなるグレースケ
ールとを含む画像を転写材へ出力し、目視にて評価し
た。その結果、以下のような結果が得た。
ードcに対応するパルス幅を設定したLUTを使用し、
図5ないし図10のテストパターン全てと、連続的にオ
ン画素密度が変化する網点パターンからなるグレースケ
ールとを含む画像を転写材へ出力し、目視にて評価し
た。その結果、以下のような結果が得た。
【0040】・ 黒ベタ部の濃度は適正。 ・ 1dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は同
じ。 ・ グレースケールの濃度変化は連続的。 ・ 2dot幅垂直ライン(A)と(B)の濃度は同
じ。 ・ 3dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は同
じ。 ・ 横2dot網点(A)と(B)の濃度は同じ。 ・ 3dotL型網点(A)と(B)と(C)の濃度は
同じ。 ・ 5dotL型網点(A)と(B)の濃度は同じ。 なお、この結果は、濃度が異なった際に、パルス幅を変
更して再度濃度を比較するという工程を繰り返してLU
Tを作成することから、他の条件が変わらない限り当然
のことであり、安定した出力結果を得ることができる。
じ。 ・ グレースケールの濃度変化は連続的。 ・ 2dot幅垂直ライン(A)と(B)の濃度は同
じ。 ・ 3dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は同
じ。 ・ 横2dot網点(A)と(B)の濃度は同じ。 ・ 3dotL型網点(A)と(B)と(C)の濃度は
同じ。 ・ 5dotL型網点(A)と(B)の濃度は同じ。 なお、この結果は、濃度が異なった際に、パルス幅を変
更して再度濃度を比較するという工程を繰り返してLU
Tを作成することから、他の条件が変わらない限り当然
のことであり、安定した出力結果を得ることができる。
【0041】<第2の実施形態>第2の実施形態に係る
画像形成装置の構成を図12に示す。この実施形態は図
4に示した第1の実施形態に対して、感光体ドラム9面
の光反射率を測定する第および第2の濃度検出部12,
13と、両濃度検出部11,13からの出力比較する比
較器14を設けたものである。その他各部の構成は前述
の第1の実施形態と同等に構成されているので重複する
説明は省略する。
画像形成装置の構成を図12に示す。この実施形態は図
4に示した第1の実施形態に対して、感光体ドラム9面
の光反射率を測定する第および第2の濃度検出部12,
13と、両濃度検出部11,13からの出力比較する比
較器14を設けたものである。その他各部の構成は前述
の第1の実施形態と同等に構成されているので重複する
説明は省略する。
【0042】このように構成した第2の実施形態におい
ては、濃度検出部12,13の測定領域に、濃度が同じ
であるべき一対のテストパターンの静電潜像を形成して
トナーを付着させ、トナー付着部の光反射率を濃度検出
部12,13により測定し、測定結果を比較器14で逐
次比較し、比較結果を画像形成装置本体制御部へ送るよ
うにした。このように構成することによって前記第1の
実施形態における図11のフローチャートの濃度比較判
定部分はハードウェア化することができる。また、図1
1のフローチャートに従ったLUT設定手順は、画像形
成装置本体の制御ソフトウェアにより自動化することが
できる。
ては、濃度検出部12,13の測定領域に、濃度が同じ
であるべき一対のテストパターンの静電潜像を形成して
トナーを付着させ、トナー付着部の光反射率を濃度検出
部12,13により測定し、測定結果を比較器14で逐
次比較し、比較結果を画像形成装置本体制御部へ送るよ
うにした。このように構成することによって前記第1の
実施形態における図11のフローチャートの濃度比較判
定部分はハードウェア化することができる。また、図1
1のフローチャートに従ったLUT設定手順は、画像形
成装置本体の制御ソフトウェアにより自動化することが
できる。
【0043】その他、特に説明しない各部は前述の第1
の実施形態と同等に構成され、同様に機能する。
の実施形態と同等に構成され、同様に機能する。
【0044】<第3の実施形態>図13は第3の実施形
態に係る画像形成装置のパルス幅Wの設定の手順を示す
フローチャートである。なお、この第3の実施形態は、
前述の第1の実施形態とこの図13のフローチャートに
示した手順が異なるだけで、画像形成装置の構成や図5
ないし図10に示したテストパターンなども同一なの
で、重複する説明は省略する。
態に係る画像形成装置のパルス幅Wの設定の手順を示す
フローチャートである。なお、この第3の実施形態は、
前述の第1の実施形態とこの図13のフローチャートに
示した手順が異なるだけで、画像形成装置の構成や図5
ないし図10に示したテストパターンなども同一なの
で、重複する説明は省略する。
【0045】図13において、W[0]ないしW[8]
は、幅コードc=0〜8に対応するWを表わしている。
W[0]は、マトリクス内の画像データが全てオフの場
合に相当するが、このとき光パルスを出力すると、画像
の白地に不要な画像が描かれる、いわゆる地汚れが発生
することがあるため、W[0]=0固定とした。
は、幅コードc=0〜8に対応するWを表わしている。
W[0]は、マトリクス内の画像データが全てオフの場
合に相当するが、このとき光パルスを出力すると、画像
の白地に不要な画像が描かれる、いわゆる地汚れが発生
することがあるため、W[0]=0固定とした。
【0046】図13に示したフローチャートでは、ステ
ップS31からステップS41までの処理が実行され
る。
ップS31からステップS41までの処理が実行され
る。
【0047】ステップS31:幅コードc=0〜8に対
応するパルス幅Wを設定する。このパルス幅W[0]〜
W[8]はでフォールト値となる。 ステップS32:黒ベタパターンを出力する。 ステップS33:黒ベタ部の濃度は適正かどうかをチェ
ックする。このチェックで適正でないと判断するとステ
ップS34へ、適正であると判断するとステップS35
のステップにそれぞれ進む。
応するパルス幅Wを設定する。このパルス幅W[0]〜
W[8]はでフォールト値となる。 ステップS32:黒ベタパターンを出力する。 ステップS33:黒ベタ部の濃度は適正かどうかをチェ
ックする。このチェックで適正でないと判断するとステ
ップS34へ、適正であると判断するとステップS35
のステップにそれぞれ進む。
【0048】ステップS34:パルス幅W[8]の設定
を変更し、ステップS32の処理に戻って以降の処理を
実行する。 ステップS35:図5の2ドット幅の垂直ラインを出力
する。 ステップS36:出力された図5の2ドット幅の垂直ラ
イン(A)と(B)の濃度が同じかどうかチェックす
る。このチェックで同じでないと判断したときにはステ
ップS37へ、同じであると判断したときにはステップ
S38に進む。 ステップS37:パルス幅W[4]の設定を変更し、ス
テップS35の処理に戻って以降の処理を実行する。 ステップS38:図6の1ドット幅の水平ラインを出力
する。 ステップS39:出力された図6の1ドット幅の水平ラ
イン(A)と(B)の濃度が同じかどうかチェックす
る。このチェックで同じでないと判断したときにはステ
ップS40へ、同じであると判断したときにはステップ
S41に進む。
を変更し、ステップS32の処理に戻って以降の処理を
実行する。 ステップS35:図5の2ドット幅の垂直ラインを出力
する。 ステップS36:出力された図5の2ドット幅の垂直ラ
イン(A)と(B)の濃度が同じかどうかチェックす
る。このチェックで同じでないと判断したときにはステ
ップS37へ、同じであると判断したときにはステップ
S38に進む。 ステップS37:パルス幅W[4]の設定を変更し、ス
テップS35の処理に戻って以降の処理を実行する。 ステップS38:図6の1ドット幅の水平ラインを出力
する。 ステップS39:出力された図6の1ドット幅の水平ラ
イン(A)と(B)の濃度が同じかどうかチェックす
る。このチェックで同じでないと判断したときにはステ
ップS40へ、同じであると判断したときにはステップ
S41に進む。
【0049】ステップS40:パルス幅W[2]の設定
を変更し、ステップS38の処理に戻って以降の処理を
実行する。 ステップS41:設定したパルス幅W[8]、W
[4]、W[0]から補完法によってW[7]、W
[6]、W[5]、W[3]、W[1]を決定する。
を変更し、ステップS38の処理に戻って以降の処理を
実行する。 ステップS41:設定したパルス幅W[8]、W
[4]、W[0]から補完法によってW[7]、W
[6]、W[5]、W[3]、W[1]を決定する。
【0050】この手順にしたがって幅コードcに対応す
るパルス幅を設定したLUTを使用して、図5のテスト
パターン全てと、連続的にオン画素密度が変化する網点
パターンからなるグレースケールとを含む画像を転写材
へ出力し、目視にて評価した結果、 ・黒ベタ部の濃度は適正。 ・1dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・グレースケールの濃度変化は連続的。 ・2dot幅垂直ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・3dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・横2dot網点(A)と(B)の濃度は同じ。 ・3dot L型網点(A)と(B)と(C)の濃度は
同じ。 ・5dot L型網点(A)と(B)の濃度は同じ。 であった。
るパルス幅を設定したLUTを使用して、図5のテスト
パターン全てと、連続的にオン画素密度が変化する網点
パターンからなるグレースケールとを含む画像を転写材
へ出力し、目視にて評価した結果、 ・黒ベタ部の濃度は適正。 ・1dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・グレースケールの濃度変化は連続的。 ・2dot幅垂直ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・3dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・横2dot網点(A)と(B)の濃度は同じ。 ・3dot L型網点(A)と(B)と(C)の濃度は
同じ。 ・5dot L型網点(A)と(B)の濃度は同じ。 であった。
【0051】なお、前述の第1の実施形態と同様のパル
ス幅Wの設定を、図11のフローチャートに示す手順で
実施し、幅コードcに対応するパルス幅を設定したLU
Tを使用して、図5のテストパターン全てと、連続的に
オン画素密度が変化する網点パターンからなるグレース
ケールとを含む画像を転写材へ出力し、目視にて評価し
た結果は、第3の実施形態と同等であった。
ス幅Wの設定を、図11のフローチャートに示す手順で
実施し、幅コードcに対応するパルス幅を設定したLU
Tを使用して、図5のテストパターン全てと、連続的に
オン画素密度が変化する網点パターンからなるグレース
ケールとを含む画像を転写材へ出力し、目視にて評価し
た結果は、第3の実施形態と同等であった。
【0052】なお、前記図13のフローチャートに示し
た手順をハードウェア化すると前述の第2の実施形態と
同様になる。また、フローチャートに従ったLUT設定
手順は、画像形成装置本体の制御ソフトウェアにより自
動化することができる。
た手順をハードウェア化すると前述の第2の実施形態と
同様になる。また、フローチャートに従ったLUT設定
手順は、画像形成装置本体の制御ソフトウェアにより自
動化することができる。
【0053】<第4の実施形態>この実施形態に係る処
理手順を図14のフローチャートに示す。この実施形態
は、一度定めたLUT(コードに対応するパルス幅)
を、使用し続けた場合、副走査位置に形成される画像
と、2つの副走査の中間位置に形成される画像とは、感
光体ドラムの特性の経時変化や、LDの経時劣化による
光量低下などにより、濃度が異なってくるが、画像形成
装置の電源がオンとなるたびにLUTを設定し、濃度の
差異が生じないようにしたものである。
理手順を図14のフローチャートに示す。この実施形態
は、一度定めたLUT(コードに対応するパルス幅)
を、使用し続けた場合、副走査位置に形成される画像
と、2つの副走査の中間位置に形成される画像とは、感
光体ドラムの特性の経時変化や、LDの経時劣化による
光量低下などにより、濃度が異なってくるが、画像形成
装置の電源がオンとなるたびにLUTを設定し、濃度の
差異が生じないようにしたものである。
【0054】すなわち、この処理では、電源をオンする
と(ステップS51)、作像のためのプロセスを設定し
(ステップS52)、次いでLUTを設定する(ステッ
プS53)。そして、この状態でスタンバイする(ステ
ップS54)。これにより画像形成装置の電源がオンに
なるたびにLUTが設定されるので、濃度の差が生じる
ことはない。
と(ステップS51)、作像のためのプロセスを設定し
(ステップS52)、次いでLUTを設定する(ステッ
プS53)。そして、この状態でスタンバイする(ステ
ップS54)。これにより画像形成装置の電源がオンに
なるたびにLUTが設定されるので、濃度の差が生じる
ことはない。
【0055】その他、特に説明しない各部は前述の第1
および第3の実施形態と同等に構成され、同様に機能す
る。
および第3の実施形態と同等に構成され、同様に機能す
る。
【0056】<第5の実施形態>前記第3の実施形態で
は、設定すべき階級のうち、少なくとも3つの階級につ
いては、オン画素密度が同じで、パターン検出マトリク
スとの相対位置が異なる複数のテストパターンを出力
し、それらの濃度が同じになるように、コードに対応す
るパルス幅を設定し、残りの階級については、すでに定
めた階級値を使用して補間により定めるようにすること
で、パルス幅設定の手順を簡単化している。
は、設定すべき階級のうち、少なくとも3つの階級につ
いては、オン画素密度が同じで、パターン検出マトリク
スとの相対位置が異なる複数のテストパターンを出力
し、それらの濃度が同じになるように、コードに対応す
るパルス幅を設定し、残りの階級については、すでに定
めた階級値を使用して補間により定めるようにすること
で、パルス幅設定の手順を簡単化している。
【0057】しかしながら、このような手順でパルス幅
設定の手順を簡略化してLUTを設定した場合、出力画
像に不具合が発生することがある。たとえば、ある露光
量対出力画像濃度特性を持つ感光体を使用する画像形成
装置で、前記第3の実施形態の方法でLUTを設定し、
テストパターン画像を出力したところ、オン画素密度が
同じで、パターン検出マトリクスとの相対位置が異なる
テストパターンの濃度は同じであるが、露光量対出力画
像濃度の特性が異なる感光体を使用する画像形成装置で
は、オン画素密度が同じで、パターン検出マトリクスと
の相対位置が異なるテストパターン間で、濃度が異なる
現象が生じることが合った。これは、すでに定めた階級
値を使用して補間により定めたパルス幅の値が、適切で
なかったと考えられる。
設定の手順を簡略化してLUTを設定した場合、出力画
像に不具合が発生することがある。たとえば、ある露光
量対出力画像濃度特性を持つ感光体を使用する画像形成
装置で、前記第3の実施形態の方法でLUTを設定し、
テストパターン画像を出力したところ、オン画素密度が
同じで、パターン検出マトリクスとの相対位置が異なる
テストパターンの濃度は同じであるが、露光量対出力画
像濃度の特性が異なる感光体を使用する画像形成装置で
は、オン画素密度が同じで、パターン検出マトリクスと
の相対位置が異なるテストパターン間で、濃度が異なる
現象が生じることが合った。これは、すでに定めた階級
値を使用して補間により定めたパルス幅の値が、適切で
なかったと考えられる。
【0058】そこで、この第5の実施形態では、画像パ
ターンとパターン検出マトリクスとの位置関係によっ
て、パターン検出処理回路で生成されるコードが異なる
場合でも、同じ網点パターンの集合からなる画像出力の
濃度が同じとなるように、パターン検出処理回路が生成
するコードに対応したパルス幅の設定を効率良く行なえ
るようにしたものである。
ターンとパターン検出マトリクスとの位置関係によっ
て、パターン検出処理回路で生成されるコードが異なる
場合でも、同じ網点パターンの集合からなる画像出力の
濃度が同じとなるように、パターン検出処理回路が生成
するコードに対応したパルス幅の設定を効率良く行なえ
るようにしたものである。
【0059】この第5の実施形態に係るパルス幅Wの設
定の手順を図15のフローチャートに示す。図中のW
[0]〜W[8]は、幅コードc=0〜8に対応するW
を表わしている。W[0]は、マトリクス内の画像デー
タが全てオフの場合に相当するが、このとき光パルスを
出力すると、画像の白地に不要な画像が描かれる、いわ
ゆる地汚れが発生することがあるため、W[0]=0固
定とした。
定の手順を図15のフローチャートに示す。図中のW
[0]〜W[8]は、幅コードc=0〜8に対応するW
を表わしている。W[0]は、マトリクス内の画像デー
タが全てオフの場合に相当するが、このとき光パルスを
出力すると、画像の白地に不要な画像が描かれる、いわ
ゆる地汚れが発生することがあるため、W[0]=0固
定とした。
【0060】この実施形態は、図11に示した第3の実
施形態のステップS9の後段であって、ステップS11
の前段にステップS26を挿入したものである。ステッ
プS26は、ステップS26:ステップS9で1ドット
幅水平ライン(A)と(B)の濃度が同じであれば、W
[1]、W[3]、W[5]、W[6]、W[7]の濃
度比較時に使用するパルス幅の初期値を、すでに定めた
W[2]、W[4]、W[8]から補間により決定す
る。という処理で、この処理で決定されたパルス幅の初
期値に基づいてステップS11で3ドット幅水平ライン
を出力する。その他、ステップS1ないしステップS2
5の処理は、前記第1の実施形態と同一である。
施形態のステップS9の後段であって、ステップS11
の前段にステップS26を挿入したものである。ステッ
プS26は、ステップS26:ステップS9で1ドット
幅水平ライン(A)と(B)の濃度が同じであれば、W
[1]、W[3]、W[5]、W[6]、W[7]の濃
度比較時に使用するパルス幅の初期値を、すでに定めた
W[2]、W[4]、W[8]から補間により決定す
る。という処理で、この処理で決定されたパルス幅の初
期値に基づいてステップS11で3ドット幅水平ライン
を出力する。その他、ステップS1ないしステップS2
5の処理は、前記第1の実施形態と同一である。
【0061】この手順にしたがって幅コードcに対応す
るパルス幅を設定したLUTを使用して、図5ないし図
10のテストパターン全てと、連続的にオン画素密度が
変化する網点パターンからなるグレースケールとを含む
画像を転写材へ出力し、目視にて評価した結果、 ・黒ベタ部の濃度は適正。 ・1dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・グレースケールの濃度変化は連続的。 ・2dot幅垂直ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・3dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・横2dot網点(A)と(B)の濃度は同じ。 ・3dot L型網点(A)と(B)と(C)の濃度は
同じ。 ・5dot L型網点(A)と(B)の濃度は同じ。 であった。
るパルス幅を設定したLUTを使用して、図5ないし図
10のテストパターン全てと、連続的にオン画素密度が
変化する網点パターンからなるグレースケールとを含む
画像を転写材へ出力し、目視にて評価した結果、 ・黒ベタ部の濃度は適正。 ・1dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・グレースケールの濃度変化は連続的。 ・2dot幅垂直ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・3dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・横2dot網点(A)と(B)の濃度は同じ。 ・3dot L型網点(A)と(B)と(C)の濃度は
同じ。 ・5dot L型網点(A)と(B)の濃度は同じ。 であった。
【0062】本実施形態の方法は、W[1]、W
[3]、W[5]、W[6]、W[7]の濃度比較時に
使用するパルス幅の初期値を、すでに定めたW[2]、
W[4]、W[8]から補間により定めているので、前
述の第1の実施形態の方法に比べて、W[1]、W
[3]、W[5]、W[6]、W[7]のパルス幅を決
定するための濃度比較作業の繰り返し回数が少なく、効
率的である。
[3]、W[5]、W[6]、W[7]の濃度比較時に
使用するパルス幅の初期値を、すでに定めたW[2]、
W[4]、W[8]から補間により定めているので、前
述の第1の実施形態の方法に比べて、W[1]、W
[3]、W[5]、W[6]、W[7]のパルス幅を決
定するための濃度比較作業の繰り返し回数が少なく、効
率的である。
【0063】一方、この第5の実施形態と同様のパルス
幅Wの設定を、第3の実施形態に係る図13のフローチ
ャートに示す手順で実施し、幅コードcに対応するパル
ス幅を設定したLUTを使用して、図5ないし図10の
テストパターン全てと、連続的にオン画素密度が変化す
る網点パターンからなるグレースケールとを含む画像を
転写材へ出力し、目視にて評価した結果、 ・黒ベタ部の濃度は適正。 ・1dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・グレースケールの濃度変化は連続的。 ・2dot幅垂直ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・3dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は(A)
>(B)。 ・横2dot網点(A)と(B)の濃度は(A)>
(B)。 ・3dot L型網点(A)と(B)と(C)の濃度は
(A)>(B)=(C)。 ・5dot L型網点(A)と(B)の濃度は同じ。 であった。
幅Wの設定を、第3の実施形態に係る図13のフローチ
ャートに示す手順で実施し、幅コードcに対応するパル
ス幅を設定したLUTを使用して、図5ないし図10の
テストパターン全てと、連続的にオン画素密度が変化す
る網点パターンからなるグレースケールとを含む画像を
転写材へ出力し、目視にて評価した結果、 ・黒ベタ部の濃度は適正。 ・1dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・グレースケールの濃度変化は連続的。 ・2dot幅垂直ライン(A)と(B)の濃度は同じ。 ・3dot幅水平ライン(A)と(B)の濃度は(A)
>(B)。 ・横2dot網点(A)と(B)の濃度は(A)>
(B)。 ・3dot L型網点(A)と(B)と(C)の濃度は
(A)>(B)=(C)。 ・5dot L型網点(A)と(B)の濃度は同じ。 であった。
【0064】なお、図12に示した前述の第2の実施形
態に係る画像形成装置のように感光体ドラム9表面の光
反射率を測定する濃度検出部を第1および第2の濃度検
出部12,13として2個設け、濃度検出部12,13
の測定領域に、濃度が同じであるべき一対のテストパタ
ーンの静電潜像を形成し、トナーを付着させ、トナー付
着部の光反射率を濃度検出部12,13により測定し、
測定結果を逐次比較し、比較結果を画像形成装置本体制
御部へ送るようにすることもできる。このように構成す
ることにより、図15のフローチャートの濃度比較判定
部分はハードウェア化でき、また、フローチャートに従
ったLUT設定手順も画像形成装置本体の制御ソフトウ
ェアにより自動化することができる。
態に係る画像形成装置のように感光体ドラム9表面の光
反射率を測定する濃度検出部を第1および第2の濃度検
出部12,13として2個設け、濃度検出部12,13
の測定領域に、濃度が同じであるべき一対のテストパタ
ーンの静電潜像を形成し、トナーを付着させ、トナー付
着部の光反射率を濃度検出部12,13により測定し、
測定結果を逐次比較し、比較結果を画像形成装置本体制
御部へ送るようにすることもできる。このように構成す
ることにより、図15のフローチャートの濃度比較判定
部分はハードウェア化でき、また、フローチャートに従
ったLUT設定手順も画像形成装置本体の制御ソフトウ
ェアにより自動化することができる。
【0065】また、前述の図14のフローチャートに示
すように、一度定めたLUT(コードに対応するパルス
幅)を使用し続けた場合、副走査位置に形成される画像
と、2つの副走査の中間位置に形成される画像とは、感
光体ドラムの特性の経時変化や、LDの経時劣化による
光量低下などにより、濃度が異なってくるが、画像形成
装置の電源がオンとなるたびにLUTを設定すること
で、濃度の差異は生じない。
すように、一度定めたLUT(コードに対応するパルス
幅)を使用し続けた場合、副走査位置に形成される画像
と、2つの副走査の中間位置に形成される画像とは、感
光体ドラムの特性の経時変化や、LDの経時劣化による
光量低下などにより、濃度が異なってくるが、画像形成
装置の電源がオンとなるたびにLUTを設定すること
で、濃度の差異は生じない。
【0066】その他、特に説明しない各部は前述の第
1、第2および第3の実施形態と同等に構成されている
ので、重複する説明は省略する。
1、第2および第3の実施形態と同等に構成されている
ので、重複する説明は省略する。
【0067】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1および5記載の発明によれば、オン画素密度が同じ
で、パターン検出マトリクスとの相対位置が異なる複数
のテストパターンを出力し、それらの濃度が同じになる
ように、コードに対応するパルス幅を設定するようにし
たので、同じ網点パターンで、パターン検出マトリクス
との相対位置が異なる画像を出力した場合でも、パター
ン検出処理回路が生成するコードの違いによる濃度の違
いは発生しない。
1および5記載の発明によれば、オン画素密度が同じ
で、パターン検出マトリクスとの相対位置が異なる複数
のテストパターンを出力し、それらの濃度が同じになる
ように、コードに対応するパルス幅を設定するようにし
たので、同じ網点パターンで、パターン検出マトリクス
との相対位置が異なる画像を出力した場合でも、パター
ン検出処理回路が生成するコードの違いによる濃度の違
いは発生しない。
【0068】また、請求項2および6記載の発明によれ
ば、設定すべき階級のうち、少なくとも3つの階級につ
いては、オン画素密度が同じで、パターン検出マトリク
スとの相対位置が異なる複数のテストパターンを出力
し、それらの濃度が同じになるように、コードに対応す
るパルス幅を設定し、残りの階級については、すでに定
めた階級値を使用して補間により定めるようにしたの
で、同じ網点パターンで、パターン検出マトリクスとの
相対位置が異なる画像を出力した場合でも、パターン検
出処理回路が生成するコードの違いによる濃度の違いは
発生しない。
ば、設定すべき階級のうち、少なくとも3つの階級につ
いては、オン画素密度が同じで、パターン検出マトリク
スとの相対位置が異なる複数のテストパターンを出力
し、それらの濃度が同じになるように、コードに対応す
るパルス幅を設定し、残りの階級については、すでに定
めた階級値を使用して補間により定めるようにしたの
で、同じ網点パターンで、パターン検出マトリクスとの
相対位置が異なる画像を出力した場合でも、パターン検
出処理回路が生成するコードの違いによる濃度の違いは
発生しない。
【0069】また、請求項3記載の発明によれば、すで
に定めた階級値を使用して補間により定めた値を初期値
として濃度比較を行うので、濃度比較作業の繰り返し回
数が少なく効率的に濃度の安定した出力結果を得ること
ができる。
に定めた階級値を使用して補間により定めた値を初期値
として濃度比較を行うので、濃度比較作業の繰り返し回
数が少なく効率的に濃度の安定した出力結果を得ること
ができる。
【0070】また、請求項4記載の発明によれば、複数
の位置に濃度が同じであるべきテストパターンを形成
し、そのテストパターンの濃度を測定して比較すること
により、濃度比較判定部分をハードウエア化することが
できる。
の位置に濃度が同じであるべきテストパターンを形成
し、そのテストパターンの濃度を測定して比較すること
により、濃度比較判定部分をハードウエア化することが
できる。
【0071】また、請求項7記載の発明によれば、複数
の階級のコードに対応して出力する光ビームのパルス幅
を、設定すべき階級数のうち少なくとも3つの階級につ
いては、同じオン画素密度の画像パターンから作成し、
検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数のテスト
パターンを出力し、形成された同じオン画素密度のテス
トパターンの濃度が同じとなるように設定し、すでに定
めた階級に対するパルス幅の値から残りの階級に対応す
るパルス幅を補間して定めるので、同じ網点パターンで
パターン検出マトリクスとの相対位置が異なる画像を出
力した場合でも、パターン検出処理回路が生成するコー
ドの違いによる濃度の違いが発生することはない。
の階級のコードに対応して出力する光ビームのパルス幅
を、設定すべき階級数のうち少なくとも3つの階級につ
いては、同じオン画素密度の画像パターンから作成し、
検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数のテスト
パターンを出力し、形成された同じオン画素密度のテス
トパターンの濃度が同じとなるように設定し、すでに定
めた階級に対するパルス幅の値から残りの階級に対応す
るパルス幅を補間して定めるので、同じ網点パターンで
パターン検出マトリクスとの相対位置が異なる画像を出
力した場合でも、パターン検出処理回路が生成するコー
ドの違いによる濃度の違いが発生することはない。
【0072】また、請求項8記載の発明によれば、テス
トパターンの濃度を、感光体ドラム面上に付着したトナ
ーによる、感光体面の反射率低下量として濃度検出部に
より測定するので、LUT設定手順を自動化できる。
トパターンの濃度を、感光体ドラム面上に付着したトナ
ーによる、感光体面の反射率低下量として濃度検出部に
より測定するので、LUT設定手順を自動化できる。
【0073】さらに、請求項9記載の発明によれば、L
UT設定を画像形成装置の電源がオンとなるたびに実施
するので、感光体ドラムの特性の経時変化や、LDの経
時劣化による光量低下に起因する副走査位置に形成され
る画像と2つの副走査の中間位置に形成される画像との
濃度差が発生することはない。
UT設定を画像形成装置の電源がオンとなるたびに実施
するので、感光体ドラムの特性の経時変化や、LDの経
時劣化による光量低下に起因する副走査位置に形成され
る画像と2つの副走査の中間位置に形成される画像との
濃度差が発生することはない。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態で使用したパターン検出処理
回路生成コード例を示す図である。
回路生成コード例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態で使用したLUTの設定例を
示す図である。
示す図である。
【図4】本発明の実施形態で使用したパルス開始位置S
の設定例を示す図である。
の設定例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態で使用される2dot幅垂直
ラインの画像パターンと幅コードの例を示す図である。
ラインの画像パターンと幅コードの例を示す図である。
【図6】本発明の実施形態で使用される1dot幅水平
ラインの画像パターンと幅コードの例を示す図ある。
ラインの画像パターンと幅コードの例を示す図ある。
【図7】本発明の実施形態で使用される3dot幅水平
ラインの画像パターンと幅コードの例を示す図である。
ラインの画像パターンと幅コードの例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態で使用される横2dot網点
の画像パターンと幅コードの例を示す図である。
の画像パターンと幅コードの例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態で使用される3dotのL型
網点の画像パターンと幅コードの例を示す図である。
網点の画像パターンと幅コードの例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態で使用される5dotのL
型網点の画像パターンと幅コードの例を示す図である。
型網点の画像パターンと幅コードの例を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置
の処理手順を示すフローチャートである。
の処理手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置
の処理手順を示すフローチャートである。
の処理手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置
の処理手順を示すフローチャートである。
の処理手順を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第5の実施形態に係る画像形成装置
の処理手順を示すフローチャートである。
の処理手順を示すフローチャートである。
【図16】従来から実施されている画像形成装置の書き
込み信号処理部の構成を示すブロック図である。
込み信号処理部の構成を示すブロック図である。
【図17】従来から使用されている画像データとパター
ン検出マトリクスの例を示す図である。
ン検出マトリクスの例を示す図である。
【図18】従来から使用されている網点パターン画像の
例を示す図である。
例を示す図である。
1 ラインメモリ 2 パターン検出回路 3 LUT 回路 4 PWM 回路 5 LD ドライバ 6 LD 7 ポリゴンミラー 8 レンズ 9 感光体ドラム 10 同期検知器 11 メモリ制御回路 12,13 濃度検出部 14 比較器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/405 H04N 1/40 B 5C077 Fターム(参考) 2C362 CA04 CA09 CA13 2H027 DA10 DB01 DE02 EA02 EB01 EC03 EC07 EC11 ED04 EF01 5B057 AA11 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB16 CC01 CE13 CH07 CH08 5C072 AA03 BA15 HA02 HA13 UA17 XA05 5C074 AA05 BB03 BB26 CC22 DD05 DD07 EE11 FF05 5C077 LL04 MM27 NN17 PQ12 PQ23 RR10 SS02 TT03
Claims (9)
- 【請求項1】 ビーム中心の光強度に対して、光強度が
1/e2となる値で定義されたビーム径を有する光ビー
ムを、ビーム径よりも小さい副走査ピッチで記録媒体上
を走査することにより、記録媒体上に画像を形成する画
像形成装置において、 形成しようとする画像データから検出マトリクスにより
コードを生成する手段と、 このコードに対応して設定されたパルス幅の光ビームで
記録媒体上を走査することにより、機械的な副走査ピッ
チよりも小さなピッチで記録媒体上に画像を形成する際
に、コードに対応して出力する光ビームのパルス幅を同
じオン画素密度の画像パターンから作成する手段と、 前記検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数のテ
ストパターンを出力し、形成された同じオン画素密度の
テストパターンの濃度が同じとなるように設定する手段
と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 ビーム中心の光強度に対して、光強度が
1/e2となる値で定義されたビーム径を有する光ビー
ムを、ビーム径よりも小さい副走査ピッチで記録媒体上
を走査することにより、記録媒体上に画像を形成する画
像形成装置において、 形成しようとする画像データから検出マトリクスにより
複数の階級のコードを生成する手段と、 この複数の階級のコードに対応して各々設定されたパル
ス幅の光ビームで記録媒体上を走査することにより、機
械的な副走査ピッチよりも小さなピッチで記録媒体上に
画像を形成する際に、前記複数の階級のコードに対応し
て出力する光ビームのパルス幅を、設定すべき階級数の
うち少なくとも3つの階級については、同じオン画素密
度の画像パターンから作成する手段と、 前記検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数のテ
ストパターンを出力し、形成された同じオン画素密度の
テストパターンの濃度が同じとなるように設定し、残り
の階級に対応するパルス幅は、すでに定めた階級に対す
るパルス幅の値から補間して定める手段と、を備えてい
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 前記補間して定める手段は、前記補間し
て定めたパルス幅を仮の値として定め、前記仮の値を初
期値として、同じオン画素密度の画像パターンであっ
て、検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数のテ
ストパターンを出力し、形成された同じオン画素密度の
テストパターンの濃度が同じとなるように設定すること
を特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 記録媒体面の光反射率を測定する濃度検
出部を複数設け、検出マトリクスに対する相対位置が異
なる複数のテストパターンを記録媒体面上に形成し、形
成された複数のテストパターンの濃度を濃度検出部によ
り測定する手段をさらに備えていることを特徴とする請
求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記コードに対応するパルス幅の設定を
画像形成装置の電源がオフからオンとなったときに実施
する手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1
ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 ビーム中心の光強度に対して、光強度が
1/e2となる値で定義されたビーム径を有する光ビー
ムを、ビーム径よりも小さい副走査ピッチで記録媒体上
を走査することにより、記録媒体上に画像を形成する画
像形成方法において、 形成しようとする画像データから検出マトリクスにより
コードを生成する工程と、 このコードに対応して設定されたパルス幅の光ビームで
記録媒体上を走査することにより、機械的な副走査ピッ
チよりも小さなピッチで記録媒体上に画像を形成する際
に、コードに対応して出力する光ビームのパルス幅を同
じオン画素密度の画像パターンから作成する工程と、 検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数のテスト
パターンを出力する工程と、 出力された同じオン画素密度のテストパターンの濃度が
同じになるように設定する工程と、を備えていることを
特徴とする画像形成方法。 - 【請求項7】 ビーム中心の光強度に対して、光強度が
1/e2となる値で定義されたビーム径を有する光ビー
ムを、ビーム径よりも小さい副走査ピッチで記録媒体上
を走査することにより、記録媒体上に画像を形成する画
像形成方法において、 形成しようとする画像データから検出マトリクスにより
複数の階級のコードを生成する工程と、 この複数の階級のコードに対応して各々設定されたパル
ス幅の光ビームで記録媒体上を走査することにより、機
械的な副走査ピッチよりも小さなピッチで記録媒体上に
画像を形成する際に、前記複数の階級のコードに対応し
て出力する光ビームのパルス幅を、設定すべき階級数の
うち少なくとも3つの階級については、同じオン画素密
度の画像パターンから作成する工程と、 検出マトリクスに対する相対位置が異なる複数のテスト
パターンを出力する工程と、 形成された同じオン画素密度のテストパターンの濃度が
同じとなるように設定する工程と、 すでに定めた階級に対するパルス幅の値から残りの階級
に対応するパルス幅を補間して定める工程と、を備えて
いることを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項8】 記録媒体面の光反射率を測定する濃度検
出部を複数設け、検出マトリクスに対する相対位置が異
なる複数のテストパターンを記録媒体面上に形成し、形
成された複数のテストパターンの濃度を濃度検出部によ
り測定する工程をさらに備えていることを特徴とする請
求項6または7に記載の画像形成方法。 - 【請求項9】 前記コードに対応するパルス幅の設定を
画像形成装置の電源がオフからオンとなったときに実施
する工程をさらに備えていることを特徴とする請求項6
または7に記載の画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001183589A JP2002361930A (ja) | 2001-02-02 | 2001-06-18 | 画像形成装置および画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001027110 | 2001-02-02 | ||
JP2001-107475 | 2001-04-05 | ||
JP2001-27110 | 2001-04-05 | ||
JP2001107475 | 2001-04-05 | ||
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002361930A true JP2002361930A (ja) | 2002-12-18 |
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ID=27345893
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---|---|---|---|
JP2001183589A Pending JP2002361930A (ja) | 2001-02-02 | 2001-06-18 | 画像形成装置および画像形成方法 |
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---|---|
JP (1) | JP2002361930A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6917374B2 (en) * | 2002-03-20 | 2005-07-12 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus having an exposure device changing pulse width of a light beam based on pattern data of an image |
JP2021072596A (ja) * | 2019-11-01 | 2021-05-06 | 株式会社リコー | 画像形成装置および画像形成方法 |
-
2001
- 2001-06-18 JP JP2001183589A patent/JP2002361930A/ja active Pending
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