JP2002359351A - データ記憶装置 - Google Patents
データ記憶装置Info
- Publication number
- JP2002359351A JP2002359351A JP2002111873A JP2002111873A JP2002359351A JP 2002359351 A JP2002359351 A JP 2002359351A JP 2002111873 A JP2002111873 A JP 2002111873A JP 2002111873 A JP2002111873 A JP 2002111873A JP 2002359351 A JP2002359351 A JP 2002359351A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron
- emitter
- storage medium
- storage
- electron beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B9/00—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor
- G11B9/10—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor using electron beam; Record carriers therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y10/00—Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B9/00—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor
- G11B9/12—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor using near-field interactions; Record carriers therefor
- G11B9/14—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor using near-field interactions; Record carriers therefor using microscopic probe means, i.e. recording or reproducing by means directly associated with the tip of a microscopic electrical probe as used in Scanning Tunneling Microscopy [STM] or Atomic Force Microscopy [AFM] for inducing physical or electrical perturbations in a recording medium; Record carriers or media specially adapted for such transducing of information
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B9/00—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor
- G11B9/12—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor using near-field interactions; Record carriers therefor
- G11B9/14—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor using near-field interactions; Record carriers therefor using microscopic probe means, i.e. recording or reproducing by means directly associated with the tip of a microscopic electrical probe as used in Scanning Tunneling Microscopy [STM] or Atomic Force Microscopy [AFM] for inducing physical or electrical perturbations in a recording medium; Record carriers or media specially adapted for such transducing of information
- G11B9/1409—Heads
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B9/00—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor
- G11B9/12—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor using near-field interactions; Record carriers therefor
- G11B9/14—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor using near-field interactions; Record carriers therefor using microscopic probe means, i.e. recording or reproducing by means directly associated with the tip of a microscopic electrical probe as used in Scanning Tunneling Microscopy [STM] or Atomic Force Microscopy [AFM] for inducing physical or electrical perturbations in a recording medium; Record carriers or media specially adapted for such transducing of information
- G11B9/1418—Disposition or mounting of heads or record carriers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nanotechnology (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
Abstract
いたテ゛ータ記憶装置の提供。 【解決手段】本発明は、電子ヒ゛ーム流を生成して電子ヒ゛ーム
を放出するように適合され、平坦な放出表面(718)を有
する電子エミッタ(108)と、電子エミッタに近接して配置され、
データを表す少なくとも2つの異なる状態を可能にする
記憶領域(400)を有する記憶媒体とからなるテ゛ータ記憶装
置(100)に関し、記憶領域の状態は、電子エミッタによって
放出される電子ヒ゛ームによるホ゛ンハ゛ート゛に応じて変更可能で
ある。
Description
する。より詳細には、本発明は、バリスティック(ball
istic)または準バリスティック電子エミッタを組み込
むデータ記憶装置に関する。
ライブおよびダイナミックランダムアクセスメモリ(D
RAM)のようなデータ記憶装置の記憶密度を高めると
ともに、コストを削減する試みを続けている。しかしな
がら、それより下では室温で磁気ビットが安定しない、
超常磁性限界のような基本的な限界に起因して、記憶密
度を高めることはますます難しくなってきている。
つかのアプローチが用いられている。1つのアプローチ
は走査型プローブ顕微鏡(SPM)技術に基づく。その
ようなアプローチでは、プローブが記憶媒体に非常に近
接して配置される。一例が原子間力顕微鏡(AFM)で
あり、原子間力顕微鏡では、プローブが記憶媒体と物理
的に接触する。別の例は走査型トンネル顕微鏡(ST
M)であり、走査型トンネル顕微鏡では、プローブが記
憶媒体から数nm(ナノメートル)内に配置され、プロ
ーブが確実に媒体のトンネル効果範囲内に入るようにす
る。これらのアプローチを通して、ある程度の成果が収
められているが、プローブおよび/または媒体の表面に
最後まで損傷を与えることなく、記憶媒体と接触する、
または記憶媒体に非常に接近しているプローブを有する
記憶装置を安価に形成することは容易ではない。さら
に、STMにおいては、間隔が精密に調整されなければ
ならない。当業者には知られているように、そのような
調整を達成するのは困難である。
者達は、非常に接近させる必要性のない方法を開発して
いる。1つのそのような技術は、近視野走査型光学顕微
鏡(NSOM)に基づく。近接性の問題は回避される
が、この技術は、横方向分解能および帯域幅を制限し、
それゆえ応用性が制限される。非接触SFMに基づく他
の技術も開発されているが、これらの技術は典型的に
は、分解能が不十分であり、信号対雑音比が小さい。
有効に実施するには障害がある。1つのそのような障害
は、記憶装置に格納されたデータにアクセスするのに必
要な時間である。具体的には、格納されたデータを検索
するのに長い時間を要する場合には、その記憶装置の有
用性が制限される。したがって、高記憶密度の他に、デ
ータに高速にアクセスできなければならない。
かつ上記の問題を回避することができる、半導体による
電子源が開発されている。そのようなデータ記憶装置の
一例が、米国特許第5,557,596号に記載され
る。その特許に記載された装置は、記憶媒体に面する電
子放出表面を有する多数の電子源を含む。書込み動作
中、電子源は、比較的高い密度の電子ビームで記憶媒体
に衝撃を加える。読出し動作中、電子源は、比較的低い
密度の電子ビームで記憶媒体に衝撃を加える。そのよう
な装置は有利な結果をもたらす。たとえば、そのような
装置内の記憶ビットのサイズは、電子ビームの直径を小
さくすることにより低減され、それにより記憶密度およ
び容量が増加し、記憶コストが削減される。
れた1つのタイプの電子源は、「Spindt」エミッタであ
る。その特許に記載されたように、そのようなエミッタ
は、結果的に電子ビームを放出することができる先端部
になる円錐形状を有する。典型的には、その先端部は、
動作電圧を低減し、非常に集束された電子ビーム径を達
成するために、できる限り鋭くなるように形成される。
残念ながら、Spindtエミッタを利用することにより、他
の問題が生じるようになる。第1に、鋭いエミッタ先端
部を製造するのは難しく、コストが高くつく。さらに、
Spindt先端部からの電子ビームを、時間的および空間的
に安定した態様で集束することは難しい。さらに、その
ような集束をもたらす電子光学系は、複雑になる可能性
がある。さらに、Spindtエミッタは、不十分な真空状態
で良好に動作しない。これらの問題は特に、電子ビーム
径が100nm未満に小さくされると顕著になる。
されるように、電子エミッタを利用するが、上記の認識
されている1つ以上の問題を回避するデータ記憶装置を
得ることが望まれる。
放出するように適合され、それぞれ平坦な放出表面を有
する複数の電子エミッタと、電子エミッタに近接して配
置され、データを表す少なくとも2つの異なる状態を可
能にする複数の記憶領域を有する記憶媒体とからなるデ
ータ記憶装置に関し、記憶領域の状態は、電子エミッタ
によって放出される電子ビームによるボンバード(衝
撃)に応じて変更可能であり、データは、記憶領域の状
態を変更することにより装置に書き込まれ、その記憶領
域に関連する現象を観測することにより装置から読み出
される。
方法に関し、その方法は、平坦な放出表面を含む電子エ
ミッタから電子ビームを放出するステップと、その電子
ビームを複数の記憶領域からなる記憶媒体に向けるステ
ップと、記憶領域の状態を変更するように、電子を含む
記憶領域の1つに電子ビームで衝撃を加えるステップと
からなる。典型的には、必ずというわけではないが、そ
の方法は、電子を含む記憶領域の1つに低電子ビーム流
で衝撃を加えるステップと、記憶領域においてその作用
を観測するステップとをさらに含む。
関連して参酌した場合に、以下の明細書を読むことによ
り明らかになるであろう。
ことにより、より良く理解され得る。図面の構成要素
は、必ずしも一定の縮尺で描かれているわけではなく、
代わりに本発明の原理を明確に示すことに重点が置かれ
ている。
1〜図3は例示的なデータ記憶装置100を示す。な
お、いくつかの図面を通して、同様の参照番号は対応す
る部品を示す。この装置100は、米国特許第5,55
7,596号に記載された構成に類似していることに留
意されたい。その特許は参照により本明細書に組み込ま
れる。
装置100は一般に、その内部に内側空間104を形成
する外側ケーシング102を含む。一例として、ケーシ
ング102は、内側空間104を画定する複数の壁10
6を含むことができる。典型的には、ケーシング102
の壁106は、内側空間104内の真空状態を保持でき
るように、互いに封止される。一例として、ケーシング
102は、その内側空間104を、少なくとも約13.
3Pa(10−3トル)の真空状態に保持する。そのケ
ーシング102のための特定の構成が示されるが、その
ケーシングは、当業者には容易に明らかとなるような多
くの種々の形態をとることができることは理解されるべ
きである。
面する複数の電子エミッタ108がある。図4に関連し
て説明されるように、記憶媒体110は複数の記憶領域
(図1〜図3には示されない)を含む。好適な実施形態
において、記憶媒体110の各記憶領域は、1つあるい
は複数のデータのビットを格納する役割を果たす。
子エミッタに印加される際に、記憶媒体110の記憶領
域に向けて電子ビーム流を放出するように構成される。
エミッタ108と記憶媒体110との間の距離、エミッ
タのタイプ、および必要とされるスポットサイズ(すな
わち、ビットサイズ)によっては、電子ビームを集束す
る際に、電子光学系が有用となる場合がある。そのよう
な光学系の一例が以下に与えられる(図9)。放出され
た電子を加速または減速するために、および/または放
出された電子を集束することを助けるために、記憶媒体
110にも電圧が印加される。
に対するデータの書込みおよび読出しを行うために、多
くの異なる記憶領域に使用できる。各電子エミッタ10
8と、関連する記憶領域との間の位置合わせを容易にす
るために、電子エミッタおよび記憶媒体は、図2に示さ
れるXおよびY方向に互いに対して移動することができ
る。この相対的な移動を可能にするために、データ記憶
装置100は、電子エミッタ108に対して記憶媒体1
10を走査するマイクロムーバ(micromover)112を
含むことができる。図1および図3に示されるように、
マイクロムーバ112は、記憶媒体110に接続される
ロータ114と、ロータに面するステータ116と、記
憶媒体110の側面に配置される1つあるいは複数のば
ね118とを含むことができる。当分野において知られ
ているように、ロータ114、それゆえ記憶媒体110
の移動は、ロータ114を所望の態様で移動させる電界
を生成するように、ステータ116の電極117に適切
な電位を印加することにより、行うことができる。
動するとき、マイクロムーバは、記憶媒体110をX−
Y平面内の種々の場所に走査し、各エミッタ108が特
定の記憶領域上に配置されるようにする。好適なマイク
ロムーバ112は、記憶領域110を電子エミッタ10
8の下側に高い精度で配置するのに十分な範囲および分
解能を有することが好ましい。一例として、マイクロム
ーバ112は、半導体微細加工プロセスを通して製造さ
れ得る。電子エミッタ108と記憶媒体110との間の
相対的な移動は、記憶媒体の移動を通して達成されるも
のとして説明されているが、代案では、そのような相対
的な移動は、電子エミッタを移動させることにより、あ
るいは電子エミッタと記憶媒体との両方を移動させるこ
とにより達成できることは理解されるであろう。さら
に、本明細書において、特定のマイクロムーバ112が
図示および説明されるが、代わりの移動手段を用いて、
そのような相対的な移動を達成できることは当業者には
理解されるであろう。
せは、デフレクタ(図示せず)を用いてさらに容易にす
ることができる。一例として、電子ビームは、たとえ
ば、エミッタ108に隣接して配置される静電および/
または電磁デフレクタを用いて、電子ビームを静電的ま
たは電磁的に偏向させることにより、記憶媒体110の
表面にわたってラスター化することができる。電子ビー
ムを偏向するための多くの異なるアプローチを、走査型
電子顕微鏡(SEM)に関する文献に見いだすことがで
きる。
子ビームで、記憶媒体の記憶領域から情報を読出し、記
憶領域上に情報を書き込む役割を果たす。したがって、
電子エミッタ108は、その記憶媒体110のために望
ましいビット密度を達成し、媒体からの読出しおよび媒
体への書込みのために必要とされる種々の電力密度を供
給するのに十分に狭い電子ビームを生成することが好ま
しい。電子エミッタ108に関する特定の例示的な実施
形態が後に提供される。
記憶装置110は、内側空間104内の所定位置に記憶
媒体110を支持する1つあるいは複数の支持体120
をさらに含む。支持体を設ける場合、その支持体120
は典型的には、記憶媒体110がX方向および/または
Y方向に移動する際に撓む、薄壁形に微細加工された梁
を含む。図1および図2にさらに示されるように、支持
体120は、ケーシング102の壁106にそれぞれ接
続され得る。
は、複数のエミッタを含む2次元のアレイ内に収容され
る。一例として、100×100の電子エミッタ108
のアレイは、XおよびYの両方向において約5〜100
μmのエミッタのピッチを提供できる。上記のように、
各エミッタ108は典型的には、記憶媒体110の複数
の記憶領域にアクセスするために用いられる。図4は、
この関係の概略的な図を提供する。特に、この図は、記
憶媒体110の複数の記憶領域400上に配置される1
つの電子エミッタ108を示す。図4に示されるよう
に、記憶領域400は、電子エミッタ108のように、
二次元のアレイに包含される。特に、記憶領域400
は、記憶媒体110の表面上に、個別の行402および
列404で配列される。好適な実施形態では、各エミッ
タ108は、所定の数の行402の全長の一部のみに対
して役割を果たす。したがって、各エミッタ108は通
常、特定の行402および列404からなる記憶領域4
00のマトリクスにアクセスすることができる。1つの
電子エミッタ108によってアクセスされる各行402
は、1つの外部回路に接続されることが好ましい。
に、マイクロムーバ112が起動され、記憶媒体110
(および/または電子エミッタ108)を移動させ、そ
の記憶領域と特定の電子エミッタとが位置合わせされ
る。このようにして、典型的には、各エミッタ108
は、数万〜数億の記憶領域400にアクセスすることが
できる。記憶媒体110は、任意の2つの記憶領域40
0間で約1〜100nmの周期性を有し、マイクロムー
バ112の範囲は約5〜100μmにすることができ
る。当業者には理解されるように、電子エミッタ108
のそれぞれは、同時にまたは多重化された態様でアドレ
ス指定されることができる。並列アクセス方式を用い
て、記憶装置100のデータ速度を著しく高めることが
できる。
子エミッタ108によって生成される電子ビームの電力
密度を一時的に高め、記憶媒体110の記憶領域400
の表面状態を変更することにより達成される。たとえ
ば、変更された状態はビット「1」を表すことができ、
一方、変更されない状態はビット「0」を表すことがで
きる。さらに、記憶領域は、所望により、3つ以上のビ
ットを表すように、種々の度合いに変更することができ
る。好適な実施形態では、記憶媒体110は、電子ビー
ムによってその構造状態が結晶状態からアモルファス状
態に変化することができる材料から構成される。材料の
一例には、テルル化ゲルマニウム(GeTe)、および
GeTeを基にした3成分の合金がある。アモルファス
状態から結晶状態に変化させるために、ビーム電力密度
を増加し、そしてゆっくりと減少させることができる。
この増加/減少には、アモルファス領域を加熱し、その
後ゆっくりと冷却して、その領域が、アニールされて結
晶状態になるだけの時間をかけるようにする。結晶状態
からアモルファス状態に変化させるために、ビーム電力
密度を高いレベルまで増加し、その後急速に減少させ
る。本明細書では、記憶媒体110の一時的な変更が説
明されるが、追記型(write-once-read-many:WOR
M)機能が望まれる場合には、永続的な変更が可能であ
ることは理解されるであろう。
ームの作用を観測することにより、または電子ビームに
対する記憶領域の作用を観測することにより達成され
る。読出し中、電子ビームの電力密度は、さらなる書込
みが生じないように、十分に低いレベルに維持される。
第1の読出しのアプローチでは、読出しは、比較的低い
(すなわち、書込みに必要とされるレベルより低い)電
力密度を有する電子ビームを記憶媒体110に加える際
に、二次電子および/または後方散乱電子を収集するこ
とにより達成される。アモルファス状態が、結晶状態と
は異なる二次電子放出係数(SEEC)および後方散乱
電子係数(BEC)を有するため、読出し電子ビームで
衝撃が加えられる際に、記憶領域400から異なる数の
二次電子および後方散乱電子が放出される。二次電子お
よび後方散乱電子の数を測定することにより、記憶領域
106の状態を判定することができる。
出しのための例示的な装置を示す。より詳細には、図5
は、記憶媒体110の記憶領域500および502から
読出しを行う電子エミッタ108を概略的に示す。この
図では、記憶領域500の状態が変更されており、一
方、記憶領域502の状態は変更されていない。電子の
ビーム504が記憶領域500、502に衝撃を加える
とき、二次電子および後方散乱電子の両方が電子コレク
タ506によって収集される。当業者には理解されるよ
うに、変更された記憶領域500は、変更されていない
記憶領域502と比べて、異なる数の二次電子および後
方散乱電子を生成するであろう。その数は、材料のタイ
プおよび変更モードのタイプによって多い場合も、少な
い場合もある。電子コレクタ506によって収集される
信号電流の大きさをモニタすることにより、記憶領域5
00および502の状態、さらにはそれらの領域に格納
されるビットを識別することができる。
造を用いて、記憶領域400の状態を判定する。このア
プローチによれば、記憶媒体110はダイオードとして
構成され、そのダイオードは、たとえば、p−n接合、
ショットキーバリア、または実質的にあらゆる他のタイ
プの電子管(electronic valve)からなる。図6は、そ
のような記憶媒体110の例示的な構成を示す。別のダ
イオード構成(米国特許第5,557,596号に示さ
れる構成のような)も実現可能であることは理解される
であろう。この図に示されるように、記憶媒体110
は、2つの層600および602を有するダイオードと
して構成される。一例として、層のうちの一方はp型で
あり、他方はn型である。記憶媒体110は、記憶媒体
に逆方向バイアスをかける外部回路604に接続され
る。この構成を用いて、変更された領域608によって
生成される少数キャリアの収集効率が、変更されない領
域606の収集効率とは異なるように記憶媒体110を
局所的に変更することにより、ビットが格納される。少
数キャリアの収集効率は、媒体が外部回路604によっ
てバイアスをかけられ、信号電流612が外部回路を流
れるとき、記憶媒体110のダイオード接合部610を
横切って移動する、その瞬間の電子によって生成される
少数キャリアの関数として定義されることができる。
体110の表面上へ電子の狭いビーム614を放射し、
媒体の表面付近の電子−正孔対が励起される。媒体11
0には、外部回路604によって逆方向バイアスがかけ
られているので、入射する電子によって生成される少数
キャリアは、ダイオード接合部610に向かって移動す
る。接合部610に達した電子は、その後接合部を横切
って移動する。したがって、接合部610に到達する前
に、多数キャリアと再結合しない少数キャリアは、その
接合を横切って移動し、外部回路604において電流が
生成される。
力密度を、記憶媒体110の物理的な特性を局所的に変
更するのに十分に増加させることにより達成される。媒
体110が図6に示される媒体のように構成される場
合、この変更は、その同じ領域が低い電力密度の読出し
電子ビームを照射されるときに、接合部610を横切っ
て移動する少数キャリアの数に影響を与える。たとえ
ば、書き込まれた(すなわち、変更された)領域608
の再結合の割合は、未書込みの(すなわち、変更されて
いない)領域606に対して増加することになり、書き
込まれた領域内で生成される少数キャリアは、接合部6
10に到達し、それを横切る機会を得る前に、少数キャ
リアと再結合する確率が高くなる。したがって、読出し
電子ビームが未書込みの領域606に入射するときより
も、書き込まれた領域608に入射する際に、外部回路
604に流れる電流が小さくなる。逆に、高い再結合の
割合を有するダイオード構造で開始し、再結合の割合を
局所的に低減することによりビットを書き込むこともで
きる。少数キャリアに起因する電流の大きさは、特定の
記憶領域の状態に依存し、電流は、格納されたビットを
示すために出力信号612を流し続ける。
部)電子エミッタを利用するためには、種々の障害が存
在する。したがって、代替のエミッタ構成が企図され
る。一般的に言うと、これらの代替の電子エミッタは、
バリスティックまたは準バリスティックの電子エミッタ
を含む。より具体的には、その電子エミッタは平坦なエ
ミッタ(フラット電子エミッタ)として構成される。図
7は、ターゲット702(たとえば、記憶媒体110)
に衝撃を加えるために、データ記憶装置100において
用いることができる第1の例示的なフラット電子エミッ
タ700を示す。この図に示されるように、エミッタ7
00は、たとえばシリコンから形成することができるn
++半導体基板704を含む。典型的には、基板の厚み
は、基板を形成するために用いられるウェーハのサイズ
に依存する。一例として、基板704は、約400〜1
000μm厚にすることができる。基板704は、火山
状、じょうご状、またはノズル状の活性領域706を含
むように製造される。言い換えると、活性領域706は
一般に、頸状部708へと急激に狭くなった幅広の底部
を有する。
することができる領域を制限するために、活性領域70
6の幾何学的形状を制限する絶縁領域710によって包
囲される。一例として、絶縁領域710は、酸化プロセ
ス(たとえば、ウエット酸化またはドライ酸化)を通し
て形成される二酸化シリコンからなる。活性領域706
の幾何学的形状を制限することに加えて、絶縁領域71
0は、隣接する活性領域(図示せず)から活性領域70
6を絶縁する。しかしながら、連続した電子エミッタ7
00の活性領域706の底部は、互いに接続され得るこ
とは理解されるであろう。
れる。一例として、半導体層712は、ポリシリコンま
たは炭化ケイ素(SiC)から形成され、約0.01〜
2μmの厚みを有する。好適な構成では、半導体層71
2は、平坦な外側表面714と、多孔性領域716とを
含む。図7に示されるように、多孔性領域716の大き
さは、活性領域706の頸状部708と位置合わせされ
るように制限される。このようにして多孔性領域を制限
することにより、熱エネルギー散逸の増加に起因して、
より高い電流密度が可能になる。多孔性領域716は、
外側表面714において終了し、放出表面718を画定
する。表面714が平坦であることが好ましいため、放
出表面718も同様に平坦であることが好ましい。この
構成によって、エミッタ700から放出される電子ビー
ムは良好に集束することができる。一例として、放出表
面718の面積は、半導体層712の外側表面714の
全面積の約10%未満に制限され得る。放出表面718
の面積は、表面714の全面積の約1%未満に制限され
ることが最も好ましい。
電圧を供給するために用いられる、半導体層712上に
形成される放出電極720をさらに含む。放出電極72
0は、典型的にはクロムのような高い導電性の材料から
なり、約0.1〜1μmの厚みを有することができる。
放出電極720の他に、エミッタ700は、放出表面7
18を含む半導体層712の外側表面714の一部と放
出電極720とを覆う導電層722を含む。この層72
2は薄いことが好ましく、たとえば、約10nm以下の
厚みを有することができる。導電層722は、放出表面
718にわたって電気的接触を提供し、放出表面718
にわたって電界がかけられることを可能にする。導電層
722は、電子エミッタ700の効率に悪影響を及ぼす
ことになるトンネル障壁の形成を回避するために、その
表面上に絶縁性の酸化物または窒化物を形成しない合金
からなることが好ましい。
とえば、グラファイト、導電性ダイヤモンドまたはそれ
らの組み合わせ)、プラチナ、イリジウム、ロジウム、
導電性窒化ホウ素、あるいは他の導体または半導体のよ
うな薄い金属または導電性材料から形成され得る。一般
的に言うと、大きな原子番号を有する材料ほどまで電子
を散乱させる(放出効率を低下させる)ことがないた
め、導電層722のために金の原子番号より実質的に小
さな原子番号を有する材料も用いることができる。小さ
な原子番号の元素として、炭素は、非常に低い電子散乱
確率を示す。導電層722は、全ての導電領域が電気的
に接続されるように多孔性に、または部分的に高密度に
することができる。たとえば、導電層722は、電気的
に相互接続された導電性アイランド、相互接続されたフ
ィラメントのメッシュ、またはそれらの組み合わせを含
むことができる。代替の実施形態では、導電層722
は、図8の詳細図に示されるように、金属からなる多数
の薄い層800からなることができる。
形成されるのと反対側の基板704上に形成される背面
コンタクト724をさらに含むことができる。背面コン
タクト724が設けられる場合、その背面コンタクト
は、半導体基板704および多孔性領域716内の内部
電界のための等電位面を確立する。背面コンタクト72
4は、基板704が高濃度にドーピングされている場合
には、なくすことができ、その場合には、既知の手段を
用いて、前面コンタクトを介して基板に対する接触を行
うことができることは理解されるべきである。
よび背面コンタクト724に種々の電位が印加される
(たとえば、オンチップまたはオフチップドライバを用
いて)。結果として生じた放出電極電圧によって、電子
は、基板704の活性領域706から半導体層712の
多孔性領域716へ注入され、放出表面718から導電
層722を介して放出される。この放出の結果として、
電子ビーム726がターゲット702に当たる。
702上にビーム726を集束するために、集束手段が
必要とされる場合がある。そのような集束手段の一例が
図9に示されており、第2の例示的なフラット電子エミ
ッタ900が示される。この図に示されるように、エミ
ッタ900は、図7に示されるエミッタ700に、いく
つかの態様において類似している。したがって、エミッ
タ900は、活性領域706および絶縁領域710を含
む基板704と、多孔性領域716を含む半導体層71
2と、放出電極720と、導電層722と、背面コンタ
クト724とを備える。さらに、電子エミッタ900
は、エミッタ900から放出される電子ビームを集束す
るために用いられる集束構造902を含む。
は、絶縁層904と、レンズ電極906と、第2の導電
層908とからなる。絶縁層904は、レンズ電極90
6から放出電極720を絶縁する。導電層722と同様
に、導電層908は、電界がレンズ電極906にかけら
れるように、レンズ電極906にわたるコンタクトを提
供する。図9に示されるように、レンズ電極906およ
び導電層908は、電子ビームが通過できるアパーチャ
910を画定するように形成される。使用時に、レンズ
電極906に電位がかけられる。レンズ電極電圧に起因
する、アパーチャ910における電界は、放出された電
子を集束させる。典型的には、この集束は、レンズ電極
906にかけられる電位を変更することにより調整され
得る。電子ビームは、ターゲット(図示せず)上で、た
とえば直径1nm未満の非常に小さなスポットサイズま
で集束させることができる。特定の集束構造が図示およ
び説明されたが、多くの異なる集束構造が実現可能であ
り、他の構造がさらに好ましい場合もあることは、当業
者には理解されるであろう。
用いることができる第3の例示的なフラット電子エミッ
タ1000を示す。電子エミッタ1000は、n++半
導体基板1002と、基板上に形成された半導体層10
04とを含む。一例として、基板1002はシリコンか
らなることができ、層はポリシリコンからなることがで
きる。さらに、エミッタ1000は、絶縁層1006
と、パターニングマスク1008と、導電層1010と
を含む。パターニングマスク1008は、半導体層10
04および絶縁層1006上に堆積される。同じように
して、導電層1010は、パターニングマスク1008
および半導体層1004上に堆積される。半導体層10
04は多孔性領域1012を含む。パターニングマスク
1008内の開口部1014は、エミッタ1000の放
出領域1016を画定する。
タ構造を用いて達成され得る。たとえば、電子源は、室
温以下で、金属−絶縁体−金属(MIM)および金属−
絶縁体−シリコン(MIS)の構造の表面から電子を放
出するように適合され得る。このタイプの電子放出は、
Wade & J. Briggs著、 「Low noise Beams from Tunnel
Cathodes」(Journal of Applied Physics 33, No. 3,
pp. 836-840, 1962)、Julius Cohen著、「Tunnel Emi
ssion into Vacuum」(Applied Physics Letters 1, N
o.3, pp. 61-62, 1962)およびYokoo他著、「Emission
characteristicsof metal-oxide-semiconductor electr
on tunneling cathode」(Journal of Vacuum Science
and Technology, pp. 429-432, 1993)に記載されてい
る。MIMおよびMIS構造からの電子は、R. Hrach
著、Thin Solid Films 15、pp.15、1973に記載されるよ
うに、小さな発散角で真空中に放出される。小さな発散
角によって、放出された電子は、小径の電子ビームに集
束されることが可能になる。
含むフラット電子エミッタ1100を示す。この図に示
されるように、エミッタ1100は、活性領域1104
および絶縁領域1106を含む基板1102と、絶縁層
1108と、放出電極1110と、導電層1112と、
背面コンタクト1114とを含む。絶縁層1108に隣
接する基板1102の活性領域1104には、薄い金属
層1116が含まれる。したがって、金属−絶縁体−金
属の構成は、導電層1112と、絶縁層1108と、金
属層1116とによって得られる。特定のMIMの構成
が図示および説明されたが、別の構成も実現可能である
ことは、当業者には理解されるであろう。
含むフラット電子エミッタ1200を示す。この図に示
されるように、エミッタ1200は、活性領域1204
および絶縁領域1206を含むシリコン基板1202
と、絶縁層1208と、放出電極1210と、導電層1
212と、背面コンタクト1214とを含む。金属−絶
縁体−シリコンの構成は、導電層1212と、絶縁層1
208と、基板1202とによって得られる。特定のM
ISの構成が図示および説明されたが、別の構成も実現
可能であることは、当業者には理解されるであろう。
に、上記の説明および図面において詳細に開示されてき
たが、添付の特許請求の範囲に記載されるような、本発
明の範囲から逸脱することなく、その実施形態に対して
変形および修正を行うことができることは、当業者には
理解されるであろう。
の組み合わせからなる例示的な実施形態を示す。 1.データ記憶装置(100)であって、電子ビーム流を
生成し、電子ビームを放出するように適合され、平坦な
放出表面(718)を有する、電子エミッタ(108)と、及
び前記電子エミッタに近接して配置される記憶媒体(11
0)であって、その記憶媒体が、データを表す少なくと
も2つの異なる状態を可能にする記憶領域(400)を有
し、その記憶領域の状態が、前記電子エミッタによって
放出される電子ビームによるボンバードに応じて変更可
能である、記憶媒体(110)とを含み、前記記憶領域の
状態を変更することにより前記装置にデータが書き込ま
れ、前記記憶領域に関連した現象を観測することにより
前記装置によってデータが読み出される、データ記憶装
置。 2.前記電子エミッタが、前記放出表面を形成する外側
表面(714)を有する半導体層(712)を含む、上記1に
記載の装置。 3.前記放出表面が、前記外側表面の全面積のうちの小
さな部分からなる面積を占める、上記2に記載の装置。 4.前記半導体層が、前記半導体層を通って前記放出表
面まで延びる多孔性領域(716)を含む、上記4に記載
の装置。 5.前記半導体層が形成される基板(704)をさらに含
み、その基板が頸状部(708)まで狭くなる活性領域(7
06)を有し、その頸状部が、前記多孔性領域の断面積に
近い断面積を有する、上記4に記載の装置。 6.前記平坦な放出表面上に形成された導電層(722)
をさらに含む、上記1に記載の装置。 7.前記導電層が、多数の金属層(800)からなる、上
記6に記載の装置。 8.前記電子エミッタが、金属−絶縁体−金属(MI
M)の電子放出構造である、上記1に記載の装置。 9.前記電子エミッタが、金属−絶縁体−シリコン(M
IS)の電子放出構造である、上記1に記載の装置。 10.データ記憶装置(100)であって、平坦な放出表
面を含み、電子ビームを放出するための手段と、及びデ
ータを表す少なくとも2つの異なる状態を可能にする記
憶領域を有する、データを格納するための手段であっ
て、前記記憶領域の状態が、前記電子ビームを放出する
ための手段によって放出された電子ビームによるボンバ
ードに応じて変更可能である、データを格納するための
手段とを含み、前記記憶領域の状態を変更することによ
り、前記装置にデータが書き込まれ、前記記憶領域に関
連する現象を観測することにより前記装置によってデー
タが読み出される、データ記憶装置。
問題点の1つ以上の問題を回避する、電子エミッタを用
いたデータ記憶装置を実現することができる。
る。
の概略的な断面図である。
タ記憶装置の概略的な断面斜視図である。
体の部分概略図である。
示的な読出し構成の概略的な側面図である。
示的な読出し構成の概略的な側面図である。
た第1の電子エミッタの概略的な側面図である。
詳細図である。
た第2の電子エミッタの概略的な側面図である。
した第3の電子エミッタの概略的な側面図である。
した第4の電子エミッタの概略的な側面図である。
した第5の電子エミッタの概略的な側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 データ記憶装置(100)であって、 電子ビーム流を生成し、電子ビームを放出するように適
合され、平坦な放出表面(718)を有する、電子エミッ
タ(108)と、及び前記電子エミッタに近接して配置さ
れる記憶媒体(110)であって、その記憶媒体が、デー
タを表す少なくとも2つの異なる状態を可能にする記憶
領域(400)を有し、その記憶領域の状態が、前記電子
エミッタによって放出される電子ビームによるボンバー
ドに応じて変更可能である、記憶媒体(110)とを含
み、 前記記憶領域の状態を変更することにより前記装置にデ
ータが書き込まれ、前記記憶領域に関連した現象を観測
することにより前記装置によってデータが読み出され
る、データ記憶装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/836,124 US6643248B2 (en) | 2001-04-16 | 2001-04-16 | Data storage device |
US09/836124 | 2001-04-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002359351A true JP2002359351A (ja) | 2002-12-13 |
JP2002359351A5 JP2002359351A5 (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=25271302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002111873A Withdrawn JP2002359351A (ja) | 2001-04-16 | 2002-04-15 | データ記憶装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6643248B2 (ja) |
EP (1) | EP1251503A3 (ja) |
JP (1) | JP2002359351A (ja) |
TW (1) | TW575874B (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7082095B2 (en) * | 2001-05-25 | 2006-07-25 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | System and method for storing data |
US6970413B2 (en) * | 2001-05-25 | 2005-11-29 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Data storage medium utilizing directed light beam and near-field optical sources |
US6700853B2 (en) * | 2001-07-20 | 2004-03-02 | Hewlett-Packard Development Company, Lp. | Data storage devices with wafer alignment compensation |
US6584416B2 (en) * | 2001-08-16 | 2003-06-24 | Hewlett-Packard Development Company | System and methods for forming data storage devices |
US7102979B2 (en) * | 2001-11-07 | 2006-09-05 | Hewlett-Packard Development Company, Lp. | Systems and methods for controlling the voltage on the lens of electron emitter devices |
US6882019B2 (en) | 2002-05-28 | 2005-04-19 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Movable micro-electromechanical device |
US6961299B2 (en) * | 2002-12-05 | 2005-11-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Storage device |
US20040213128A1 (en) * | 2003-04-25 | 2004-10-28 | Marshall Daniel R. | Beam deflector for a data storage device |
US20040218508A1 (en) * | 2003-04-30 | 2004-11-04 | Zhizhang Chen | Data cluster erasure |
US6819587B1 (en) | 2003-06-12 | 2004-11-16 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Thermal-assisted nanotip magnetic memory storage device |
US7161875B2 (en) | 2003-06-12 | 2007-01-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Thermal-assisted magnetic memory storage device |
US6885582B2 (en) | 2003-06-12 | 2005-04-26 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Magnetic memory storage device |
US6872964B2 (en) * | 2003-08-20 | 2005-03-29 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Data storage device |
EP1701868A2 (de) | 2003-09-16 | 2006-09-20 | Inova GmbH Technische Entwicklungen | Airbagvorrichtung und betriebsverfahren dafür |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0367195A3 (en) * | 1988-10-31 | 1991-10-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Mim cold-cathode electron emission elements and methods of manufacture thereof |
US5557596A (en) * | 1995-03-20 | 1996-09-17 | Gibson; Gary | Ultra-high density storage device |
JP3281533B2 (ja) * | 1996-03-26 | 2002-05-13 | パイオニア株式会社 | 冷電子放出表示装置及び半導体冷電子放出素子 |
JP3211752B2 (ja) * | 1997-11-10 | 2001-09-25 | 日本電気株式会社 | Mim又はmis電子源の構造及びその製造方法 |
KR20010083046A (ko) * | 1998-06-11 | 2001-08-31 | 페트르 비스코르 | 평면 전자 방출기 |
US6473388B1 (en) * | 2000-08-31 | 2002-10-29 | Hewlett Packard Company | Ultra-high density information storage device based on modulated cathodoconductivity |
-
2001
- 2001-04-16 US US09/836,124 patent/US6643248B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-12-18 TW TW90131374A patent/TW575874B/zh not_active IP Right Cessation
-
2002
- 2002-04-05 EP EP02252462A patent/EP1251503A3/en not_active Withdrawn
- 2002-04-15 JP JP2002111873A patent/JP2002359351A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6643248B2 (en) | 2003-11-04 |
EP1251503A2 (en) | 2002-10-23 |
US20020150021A1 (en) | 2002-10-17 |
EP1251503A3 (en) | 2004-09-08 |
TW575874B (en) | 2004-02-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5557596A (en) | Ultra-high density storage device | |
US6864624B2 (en) | Electron emitter device for data storage applications | |
JPH0666139B2 (ja) | 電子ビーム形像システム | |
JP2002359351A (ja) | データ記憶装置 | |
US6928042B2 (en) | Data storage device including nanotube electron sources | |
US6815875B2 (en) | Electron source having planar emission region and focusing structure | |
US6735163B2 (en) | Ultra-high density storage device with resonant scanning micromover | |
US20020110074A1 (en) | Methods for conducting current between a scanned-probe and storage medium | |
US6617597B2 (en) | Circuits and methods for electron-beam control | |
US6738336B2 (en) | Data storage device | |
US6872964B2 (en) | Data storage device | |
JP4629314B2 (ja) | 原子分解能記憶デバイス | |
US6930971B2 (en) | Ultra-high density storage device with electron beam steering | |
US6791931B2 (en) | Accelerometer using field emitter technology | |
US20050017624A1 (en) | Electron emitter with epitaxial layers | |
Kuo et al. | Ultracompact electron-beam column | |
US7209430B2 (en) | Data storage device | |
US20040213129A1 (en) | Emitter cluster for a data storage device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040714 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040714 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070911 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20071211 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20071214 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080311 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090205 |