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JP2002352221A - 読みやすさ評価方法及び評価システム - Google Patents

読みやすさ評価方法及び評価システム

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Publication number
JP2002352221A
JP2002352221A JP2001132554A JP2001132554A JP2002352221A JP 2002352221 A JP2002352221 A JP 2002352221A JP 2001132554 A JP2001132554 A JP 2001132554A JP 2001132554 A JP2001132554 A JP 2001132554A JP 2002352221 A JP2002352221 A JP 2002352221A
Authority
JP
Japan
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evaluation
readability
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background
visual
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Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001132554A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Iwai
彌 岩井
Kazuteru Obara
和輝 小原
Koki Noguchi
公喜 野口
Manabu Inoue
学 井上
Katsunori Okajima
克典 岡嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2001132554A priority Critical patent/JP2002352221A/ja
Publication of JP2002352221A publication Critical patent/JP2002352221A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】読みやすさ評価を行う上での実用的な条件の範
囲において人間の感覚に適合した読みやすさ評価値を算
出できる計算式を用いることで読みやすさを評価する読
みやすさ評価方法を提供する。 【解決手段】視対象と背景との輝度差の関数を分子と
し、背景輝度の関数を分母とする関数を第1項とし、視
対象の大きさの関数を第2項とする評価式から計算され
る値により読みやすさを評価する。例えば下記評価式 V=5.5{log10(ΔL +1) / log10( Lb+4)}+5.
5log10 α−8 .7 を用いて、輝度差△L(cd/m2 ) と、背景輝度Lb(c
d/m2 )と、視対象の視角サイズα(分)から計算した
読みやすさ評価値により読みやすさを評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技衝分野】本発明は、読書作業などの文
字や文章を読む視作業における読みやすさを評価する読
みやすさ評価方法及び評価システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】過去の研究により、読みやすさは、視対
象の視角サイズ、背景輝度、輝度対比(背景輝度Lb、
視対象の輝度Ltとしたときに、lLb−Ltl/Lb
から計算される値)の3つの要因(以下3要因と呼ぶ)
により規定できることが明らかにされている(例えば、
佐藤隆二、原 直也:「明視三要素で構成される3次元
空間における種々の見やすさレベルを表す曲面」、照明
学会全国大会講演論文集、PP.130−131(19
99)などの報告)。
【0003】しかしこれらの報告では、各評価値(例え
ば、「読みやすい」など)を得るための3要因の組み合
わせがグラフの形で示されているだけである。従って、
実際の視環境に対する評価で3要因の値が明確になって
も、評価値を明確にするためには、呈示されているグラ
フからの読み取り作業が必要となり、評価の簡便性にお
いては問題があった。
【0004】評価の簡便性から考えると、式の形で読み
やすさを評価できるのが望ましい。読みやすさ評価式と
して知られているのは、JISの照度基準の設定にも採
用された数4の下記式(1)である(JISZ9110
- 1979照度基準解説、P.19(1979))。
【0005】
【数4】
【0006】しかし、他の研究(原 直也:「視覚情報
機器併用時の見やすさに基づく室の視環境設計に関する
研究」、大阪大学博士論文(1999))で報告されて
いる読みやすさ評価データから、式(1)を用いて計算
した読みやすさ評価値(計算値)と、読みやすさ評価デ
ータで示されている読みやすさ評価値(実験値)との関
係を図17に示すが、文字の視角サイズ毎に計算値と実
験値との関係が異なっている。すなわち、式(1)は様
々な視角サイズの組み合わせに対して読みやすさを評価
できる式ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べてきたよう
に、読みやすさ評価実験を行った実験結果はいくつか報
告されているものの、実際に読みやすさ評価を実施しよ
うとした場合には、データが示されているだけで評価の
簡便性に乏しいものや、式化されていてもある限定され
た条件においてのみ成り立つものだけが存在していた。
【0008】本発明は、上記課題を解決するもので、読
みやすさ評価を行う上での実用的な条件の範囲において
人間の感覚に適合した読みやすさ評価値を算出できる計
算式を用いることで読みやすさを評価する読みやすさ評
価方法及び評価システムを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の読みやすさ評価方法は、
これに用いられる式が、数5の式(2)に示すように、
視対象と背景との輝度差△Lの関数f(△L)を分子と
し、背景輝度Lbの関数g(Lb)を分母とする関数を
第1項とし、視対象の視角サイズαの関数k(α)を第
2項とする評価式であることを特徴としている。
【0010】
【数5】
【0011】そして、請求項2から請求項4に記載の本
発明の読みやすさ評価方法は、数6の下記式(3)〜
(5)に示す評価式(△L:視対象と背景との輝度差
(cd/m2 )、Lb:背景輝度(cd/m2 )、α:
視対象の視角サイズ(分))を用いていることを特徴と
している。これら評価式はいずれも請求項1に記載の上
記式(2)の関数の形を有している。
【0012】
【数6】
【0013】なお、ここで計算される読みやすさ評価値
Vの数値は、図4に示すように各評価カテゴリーに対応
した値である。
【0014】これら評価式(3)〜(5)を用いて、既
往研究で報告されている読みやすさ評価データ(原直
也:「視覚情報機器併用時の見やすさに基づく室の視環
境設計に関する研究」、大阪大学博士論文(199
9))から計算した読みやすさ評価値(計算値)と、読
みやすさ評価データで示されている読みやすさ評価値
(実験値)との関係をそれぞれ図1〜3に示すが、いず
れの図も計算値と評価値との関係が良い対応関係にある
ことを示している。これら図に示されている背景輝度の
範囲は15〜1500(cd/m2 )である。なお、計
算値と評価値との対応関係の度合いを示す相関係数は、
式(3)では0.987、式(4)では0.982、そ
して式(5)では0.984と、式(3)による計算結
果が最も精度良く実験値を説明している。
【0015】さらに他の研究で報告されている読みやす
さ評価データ(Inoue、Y.and Akizuk
i、Y.:”Influence of age and
visual acuity on Readabi
lity and Brightness −The
proper illuminance for re
ading(Part1)−”、Proceeding
s Lux Pacifica’97、A- 55- 60
(1997))から式(3)〜(5)を用いて、読みや
すさ評価値を計算した結果をそれぞれ図5〜7に示す。
【0016】この報告では、「普通に読める」以上と評
価される確率が20(%)、50(%)、80(%)と
なる各読みやすさ評価に対して、同じ読みやすさ評価と
なる背景輝度Lb(cd/m2 )、輝度差△L(cd/
2 )、視角サイズα(分)の組み合わせのデータが示
されている。従って、評価式(3)〜(5)が文章の読
みやすさを評価できる式として妥当なものであれば、そ
の計算値は視角サイズ、背景輝度によらず同じ評価値で
ある必要がある。
【0017】図5〜図7より、評価式(3)〜(5)に
よる計算値は異なる背景輝度と視角サイズの組み合わせ
に対して計算したのにも関わらず、10(cd/m2
以上の背景輝度に限れば、ほほ一定の値、すなわち同じ
読みやすさ評価値となっていることが分かる。さらに式
(5)では一定の計算値を示す範囲が3(cd/m2
の範囲にまで拡がっている。
【0018】以上の検討により、10〜1500(cd
/m2 )の背景輝度の範囲に限定すれば、評価式(3)
〜(5)は、2つの異なる研究で得られた実験データを
精度良く説明できる式であり、読みやすさを評価できる
式として妥当な式であることが示された。10〜150
0(cd/m2 )の背景輝度の範囲は、一般的な紙面の
反射率80%を用いて照度に換算すると、40〜580
0(lx)の範囲であり読みやすさ評価をする上で実用
的な範囲である。
【0019】また、本発明の評価方法に用いられる式
(3)〜(5)の読みやすさ評価式はそれぞれ長所があ
り、請求項2に記載の評価式(3)は10〜1500
(cd/m2 )の背景輝度の範囲において他の評価式よ
りも既往研究データに対する予測精度が最も高いという
特徴を有している。
【0020】請求項3に記載の評価式(4)は、対数関
数により構成されていることから、計算の簡易性が他の
評価式よりも高いという特徴がある。
【0021】そして、請求項4に記載の評価式(5)
は、図7に示すように他の評価式よりも低い背景輝度ま
で適用可能であり、3〜1500(cd/m2 )の広い
範囲で読みやすさ評価をすることのできる式である。
【0022】さらに本発明の請求項5に記載の評価シス
テムの構成図を図8に示す。本発明の評価システムは、
入力部と計算部、そして表示部とから構成されており、
入力部では、背景輝度Lb(cd/m2 )、視対象と背
景との輝度差△L(cd/m 2 )、そして視対象の視角
サイズα(分)を入力する機能を有し、計算部では、入
力部から得られた背景輝度Lb(cd/m2 )、視対象
と背景との輝度差ΔL(cd/m2 )、そして視対象の
視角サイズα(分)のデータから式(3)〜(5)に示
す式のいずれかを用いて評価値を自動的に計算する。そ
して表示部で、計算部で得られた計算結果を表示すると
いう特徴を持っている。
【0023】請求項6に記載の本発明の評価システム
は、図9の構成図において示すように請求項5に記載の
入力部の一部が輝度計で構成されていることを特徴とし
ている。輝度計により測定して得られた背景輝度と輝度
差、そして、別途あらかじめ測定された視対象の視角サ
イズの各測定値が計算部に入カされると、計算部で式
(3)〜(5)に示す式のいずれかを用いて評価値を自
動的に計算され、表示部にその計算結果が呈示される。
【0024】請求項7に記載の本発明の評価システム
は、図10の構成図において示すように、請求項5に記
載の入力部の一部がCCD(Charge Coupl
edDevice)カメラとCCDカメラによる撮影デ
ータから輝度値を算出する輝度算出部とから構成される
ことを特徴としている。
【0025】輝度計を用いた場合、背景輝度と視対象の
輝度を別々に測定する手間が生じるだけでなく、視対象
は文字等の極めて小さい対象であるため、三脚等で輝度
計のぶれを防止しての狙いを定めての測定が必要である
などの測定時間のかかる問題が生じる。
【0026】その点、CCDカメラとCCDによる撮影
データを輝度値に変換する算出部を具備した測定システ
ムであれば、視対象と背景とを合む視野内の輝度の分布
を面情報として一括で測定可能である(岩井ら:「部屋
空間における輝度分布と明るさ感との関係」、松下電工
技報、68、PP.43−48(1999))。従って
請求項5に記載の測定部において、上記CCDカメラを
用いた輝度分布測定システムと、画像処理技術等を用い
てCCDカメラによる輝度分布撮影情報から背景輝度と
視対象の輝度の値をそれぞれ抽出し、背景輝度と背景と
視対象との輝度差を算出する輝度算出部を具備すること
により、観察位置から視対象を含む視野を一回測定する
だけで、しかも小さい視対象に対して狙いを定めての測
定をする必要もなく背景輝度と輝度差を測定することが
可能となり、輝度計による測定に比べ、より早く手間の
かからない測定が可能となる。
【0027】視角サイズα(分)は、観察者と視対象と
の距離と視対象の大きさとから、計算しなければならな
いものである。しかし、測定部にCCDカメラが具備さ
れていれば、CCDカメラにより撮影された輝度分布情
報のデータは観察者からの視野を撮影した画像データで
もあることと、カメラで用いられるレンズのほとんどが
レンズ中心からの入射角θに対する像面中心からの距離
Xとの関係が明確になっている(例えば、レンズの焦点
距離をfとすると、x=ftanθやx=fθなど)こ
とから、請求項7に記載の測定部でCCDカメラを用い
て測定された輝度分布情報のデータから画像処理技術等
を用いて視角サイズα(分)を算出することは可能であ
る。
【0028】請求項8に記載の測定部は、図11の構成
図において示すように、請求項7に記載の入力部に、上
記CCDカメラによる撮影データから視対象の視角サイ
ズを算出する機能を付加したことを特徴としている。
【0029】
【発明の実施の形態】
【0030】
【実施例】図12は、コンピュータで良く知られるMi
crosoft社製のExcelに代表される表計算シ
ートを使っての請求項1から請求項4に記載の実施例で
ある。本実施例の表計算シートは、他セルの入力値から
自動的に計算をしてセルにその計算値を表示する表計算
シートの機能を活用し、あらかじめ測定した背景輝度L
b(cd/m2 )と輝度差△L(cd/m2 )、そし
て、視角サイズα(分)の値を指定したセルに入カする
と、それら値から、式(3)〜(5)のうちのいずれか
の式を用いて読みやすさ評価値を計算し、読みやすさ評
価値を呈示するセルにその計算結果を表示する。
【0031】図13は、請求項5に記載の発明の実施例
である。入力部がカーソルキーとテンキーで構成されて
おり、これらカーソルキーとテンキーを用いて、あらか
じめ測定した背景輝度Lb(cd/m2 )と視対象と背
景との輝度差△L(cd/m 2 )、そして、視角サイズ
α(分)を表示部で確認しながら入力すると、計算部に
具備された計算回路により式(3)〜(5)のうちのい
ずれかの式を用いて読みやすさ評価値が計算され、表示
部にその計算結果である読みやすさ評価値が表示され
る。
【0032】図14は請求項6に記載の発明の実施例で
あり、入力部の一部がスポット型輝度計で構成されてい
る。
【0033】図15は、請求項7に記載の発明の実施例
であり、入力部の一部を構成するCCDカメラに一眼レ
フカメラ型のCCDカメラを用いている。
【0034】図16は、請求項8に記載の発明の実施例
であり、図15の実施例の入力部にCCDカメラによる
撮影データから視対象の視角サイズを算出する機能が付
加され、計算部にその視角サイズ値を読みやすさ評価の
入力値とする機能が付加されている。
【0035】
【発明の効果】請求項1から請求項4に記載の本発明の
読みやすさ評価方法は、輝度計などを用いて測定して得
られる背景輝度Lb(cd/m2 )と視対象と背景との
輝度差ΔL(cd/m2 )、そして、定規などで測定し
た文字の大きさと観察距離とから計算して得られる視角
サイズα(分)の3つの値を明らかにさえすれば、それ
ら値を目的に応じて式(3)〜(5)のいずれかの式に
代入して計算することで読みやすさ評価値をすぐに得る
ことができる。すなわち、本発明の評価方法により読み
やすさ評価を行うことで、たとえ3つの値が明確になっ
ても評価値を得るためにはグラフから評価値を読みとら
なければならなかった従来の読みやすさ評価方法に比べ
てより高効率で時間のかからない評価をすることができ
るという効果がある.さらに、本発明に用いられる評価
式は、読みやすさ評価を行う上で実用的な範囲である1
0〜1500(cd/m2 )(請求項4に記載の評価式
では3〜1500(cd/m2 ))において、背景輝
度、輝度差、視対象のサイズの組み合わせによらず人間
の感覚に適合した評価値を算出する式である。一方で従
来の評価方法のように、背景輝度、輝度差、視対象のサ
イズの組み合わせ毎に数値の意味が異なっていた場合に
は、条件毎に数値と評価カテゴリーとの対応を示した表
を別途用意しなければならないなどの不便な問選が生じ
ていた。従って、本発明の評価方法は、算出された評価
値の値をそのまま用いて効率の良い読みやすさ評価がで
きる。
【0036】請求項5に記載の評価システムは、上記の
効果を有する評価方法で読みやすさ評価を行うシステム
ではあるが、より高い効率で実際の視環境に対して読み
やすさ評価ができるように、評価式への代入値である背
景輝度、輝度差を入力するための機能を付加しており、
入力終了後にただちに読みやすさ評価値を得ることがで
きる。
【0037】そして、請求項6に記載の評価システム
は、その背景輝度と輝度差を測定する輝度計で入力部を
構成しており、この輝度計を用いて背景輝度と視対象の
輝度を測定し、視対象の視角サイズを別途測定して明確
にしておけば、後は自動的に速やかに読みやすさ評価値
を表示部で見ることができる。
【0038】請求項7に記載の評価システムは、入力部
にCCDカメラを用いた輝度分布測走機能があり、観察
位置から視対象を含む視野を一回測定するだけで背景輝
度と輝度差の測定が完了するので、読みやすさ評価をよ
り速やかに行うことができる。
【0039】請求項8に記載の評価システムでは、CC
Dカメラにより撮影された輝度分布情報データから視対
象の視角サイズも自動的に測定する機能が付加されてい
るので、上記システムよりもより高い効率で読みやすさ
評価を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の評価式(3)から計算された読みやす
さ評価値(計算値)に対する読みやすさ評価値(実験
値)のグラフである。
【図2】本発明の評価式(4)から計算された読みやす
さ評価値(計算値)に対する読みやすさ評価値(実験
値)のグラフである。
【図3】本発明の評価式(5)から計算された読みやす
さ評価値(計算値)に対する読みやすさ評価値(実験
値)のグラフである。
【図4】評価式(3)〜(5)により算出される読みや
すさ評価値と評価カテゴリーとの対応関係の説明図であ
る。
【図5】背景輝度に対する評価式(3)から計算された
読みやすさ評価値のグラフである。
【図6】背景輝度に対する評価式(4)から計算された
読みやすさ評価値のグラフである。
【図7】背景輝度に対する評価式(5)から計算された
読みやすさ評価値のグラフである。
【図8】請求項5に記載の評価システムの構成図であ
る。
【図9】請求項6に記載の評価システムの構成図であ
る。
【図10】請求項7に記載の評価システムの構成図であ
る。
【図11】請求項8に記載の評価システムの構成図であ
る。
【図12】コンピュータの画面の表計算シートの一部を
示す説明図である。
【図13】請求項5に記載の発明の実施例の説明図であ
る。
【図14】請求項6に記載の発明の実施例の説明図であ
る。
【図15】請求項7に記載の発明の実施例の説明図であ
る。
【図16】請求項8に記載の発明の実施例の説明図であ
る。
【図17】従来の式(1)から計算された読みやすさ評
価値(計算値)に対する読みやすさ評価値(実験値)の
グラフである。
フロントページの続き (72)発明者 野口 公喜 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 井上 学 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 岡嶋 克典 神奈川県横須賀市走水二丁目25番地I− 405号 Fターム(参考) 5B057 BA02 CA08 CA12 CA16 CE11 DB02 DB09 DC22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視対象と背景との輝度差の関数を分子と
    し、背景輝度の関数を分母とする関数を第1項とし、視
    対象の大きさの関数を第2項とする評価式から計算され
    る値により読みやすさを評価することを特徴とする読み
    やすさ評価方法。
  2. 【請求項2】 視対象と背景との輝度差△L(cd/m
    2 )、背景輝度Lb(cd/m2 )、視対象の視角サイ
    ズα(分)としたときに、読みやすさVを評価するため
    の評価式が 【数1】 である請求項1記載の読みやすさ評価方法。
  3. 【請求項3】 視対象と背景との輝度差△L(cd/m
    2 )、背景輝度Lb(cd/m2 )、視対象の視角サイ
    ズα(分)としたときに、読みやすさVを評価するため
    の評価式が 【数2】 である請求項1記載の読みやすさ評価方法。
  4. 【請求項4】 視対象と背景との輝度差△L(cd/m
    2 )、背景輝度Lb(cd/m2 )、視対象の視角サイ
    ズα(分)としたときに、読みやすさVを評価するため
    の評価式が 【数3】 である請求項1記載の読みやすさ評価方法。
  5. 【請求項5】 背景輝度、視対象と背景との輝度差、視
    対象の視角サイズを入力する入力部と、この入力部から
    得られた背景輝度、視対象と背景との輝度差、視対象の
    視角サイズを用いて、請求項1記載の読みやすさ評価方
    法により読みやすさ評価値を自動的に計算する計算部
    と、この計算部による計算結果を示す表示部とを備えた
    読みやすさ評価システム。
  6. 【請求項6】 前記入力部の一部が輝度計で構成される
    請求項5記載の読みやすさ評価システム。
  7. 【請求項7】 前記入力部の一部がCCDカメラと、こ
    のCCDカメラによる撮影データから輝度値を算出する
    輝度算出部とを有する請求項5記載の読みやすさ評価シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記入力部に前記CCDカメラによる撮
    影データから視対象の視角サイズを算出する機能が付加
    された請求項7記載の読みやすさ評価システム。
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