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JP2002347915A - 異物除去装置 - Google Patents

異物除去装置

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Publication number
JP2002347915A
JP2002347915A JP2001153900A JP2001153900A JP2002347915A JP 2002347915 A JP2002347915 A JP 2002347915A JP 2001153900 A JP2001153900 A JP 2001153900A JP 2001153900 A JP2001153900 A JP 2001153900A JP 2002347915 A JP2002347915 A JP 2002347915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
foreign matter
blade
removing device
matter removing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001153900A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tanaka
浩 田中
Akihiko Tawara
昭彦 俵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2001153900A priority Critical patent/JP2002347915A/ja
Publication of JP2002347915A publication Critical patent/JP2002347915A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビニール紐等の薄物の異物がプーリに絡まっ
た場合にも容易且つ確実に異物を切断して除去でき、し
かも刃物及びプーリが摩耗しないようにする。 【解決手段】 刃物部12bは、プーリ4外周部のコン
ベヤベルト7が巻き掛けられていない部分に近接、離反
し得るよう構成されていると共に、プーリ4の軸方向中
間部を基準として左右で逆方向に傾いた螺旋状に形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異物除去装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ベルトコンベヤの運転中にプーリにビニ
ール紐等の異物が絡まることがある。このような事態が
発生した場合、運転に悪影響を及ぼさないように、プー
リから異物を除去しなければならない。しかし、運転中
に作業員が異物除去作業を行うのは危険が伴う。又、異
物除去のために運転を停止するのはベルトコンベヤの稼
働率の低下を招来する。そこで、従来はプーリから異物
を除去するために、図7に示すような異物除去装置が用
いられている。
【0003】図7において、aはベルトコンベヤにおけ
るテール部の回転可能なプーリ、bはプーリaに巻き掛
けられているコンベヤベルト、cはプーリa外周部のコ
ンベヤベルトbの巻き掛けられていない部分に配置され
た異物除去装置である。
【0004】異物除去装置cは、先端がプーリa外周に
対し略接線方向へ向けて配置されると共に先端がプーリ
a外周に対し僅かの隙間を置いて配置された、プーリa
軸線方向へ延びる鋼製の刃物d、刃物dを取付ける取付
け板e、刃物dにより切断されて取付け板e前面に落下
したビニール紐等の異物がコンベヤベルトbの下方の部
分の上面に落下しないよう、異物を下方のコンベヤベル
トbの幅方向両側に排除するガイド板fを備えており、
ガイド板fはコンベヤベルトbの幅方向中央側から幅方
向外側に向かって下り勾配の二つの斜辺を備えている。
【0005】プーリaにビニール紐等の異物が絡み付く
と、上記異物除去装置cでは刃物dが異物を切断し、切
断された異物は、取付け板eの前面からガイド板f上に
落下し、ガイド板fの斜辺を滑ってコンベヤベルトbの
幅方向両側部に排除される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記異物除去装置cの
刃物dの先端は、プーリaに対し接触する虞があると共
に、接触した場合は線接触となりしかも刃物dとプーリ
aとの間にプーリaの回転による摩擦が生じるため、刃
物d及びプーリa共に摩耗により損傷する虞がある。こ
のため、確実に刃物dの先端をプーリaの外周に当接さ
せないように、刃物d先端とプーリaとの間の隙間を大
きくすると、ビニール紐等の薄物がプーリaに絡まった
場合に、刃物dは異物を切断し除去することができず、
異物除去装置cはその機能を発揮することができない。
又、刃物dを可動式として、異物除去作業時以外は刃物
dとプーリaとが接触しないようにしても、刃物d及び
プーリaには、異物除去時に接触による摩耗が生じると
いう問題は解決されない。
【0007】本発明は、上述の実情に鑑み、ビニール紐
等の薄物の異物がプーリに絡まった場合にも容易且つ確
実に異物を切断して除去でき、しかも刃物及びプーリが
摩耗しないようにした異物除去装置を提供することを目
的としてなしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、プーリに絡ん
だ異物を切断し除去するための回動可能な刃物部を備え
た異物除去装置であって、刃物部は、プーリ外周部の搬
送用帯状体が巻き掛けられていない部分に近接、離反し
得るよう形成されていると共に、プーリの軸方向へ向け
て螺旋状に形成されているものである。
【0009】本発明においては、刃物部は、プーリの軸
方向中間部を基準として左右で逆方向に傾いた螺旋状に
形成されている。
【0010】又、本発明においては、刃物部は、搬送物
の搬送方向と平行な方向へ往復動し得るようにしたレバ
ーの先端に、プーリと平行に配置した軸部を介し枢支さ
れている。
【0011】本発明においては、プーリにビニール紐の
ような異物が絡んだ場合、刃物部を回転しているプーリ
の外周に近接させる。そうすると、刃物部は、プーリに
絡んでいる異物に接触して、異物により回転させられる
と共に、プーリに絡んでいる異物を掻き取って切断し、
切断された異物は、刃物部により搬送用帯状体の幅方向
外側へ送られ、除去される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。図1〜図6は本発明を実施する形態
の一例である。図1中、1はベルトコンベヤであり、ホ
ッパ2から払出されたばら物Mを前方の容器3に搬送し
得るようになっている。又、各図中、4は架台5上に配
置した軸受6に回転可能に支持された、ベルトコンベヤ
テール部のプーリ、7はテール部のプーリ4とヘッド部
のプーリ4’に巻き掛けられたコンベヤベルト、8はプ
ーリ4のコンベヤベルト7が巻き掛けられていない部分
に配置された異物除去装置である。
【0013】異物除去装置8は、架台5の前面において
コンベヤベルト7の幅方向両側外側に位置するよう配置
されたブラケット9を備えており、両ブラケット9に
は、軸線がプーリ4の軸線と平行となるよう配置した水
平ピン10を介して、上下に延在するレバー11が枢支
されている。レバー11の上端には、プーリ4のコンベ
ヤベルト7が巻き掛けられていない外周面側に位置する
よう、刃物12が配置されている。
【0014】而して、刃物12は、レバー11の上端に
回転可能に枢支されてプーリ4と平行に延在すると共
に、軸方向の長さがプーリ4よりも若干長い軸部12a
と軸部12aの外周に全長に亘り取付けられた螺旋状で
鋼製の刃物部12bを備えている。刃物部12bの外径
はプーリ4の外径よりも小径に形成されている。又、刃
物部12bは、軸方向中間部を基準として左右で螺旋の
傾き方向が逆になっており、切断された異物をコンベヤ
ベルト7の幅方向左右外側へ送り得るようになってい
る。
【0015】なお、図中、13は左右のレバー11を接
続するよう、レバー11の下端に取付けられたロッド、
14,15は異物除去装置8の刃物12における刃物部
12bにより切断されて落下した異物をコンベヤベルト
7の幅方向左右外方へ案内するようにしたガイド板であ
り、ガイド板14,15は、夫々コンベヤベルト7の幅
方向中央側から幅方向外側に向って下り勾配の二つの斜
辺を備えている。
【0016】次に、上記図示例の作動を説明する。異物
除去を行わない場合、異物除去装置8の刃物12におけ
る刃物部12bの外周は、図1、2に示すごとく、プー
リ4の外周から所定の間隔だけ離反している。従って、
刃物12は回転せずに停止している。
【0017】ベルトコンベヤの稼動中にプーリ4の外周
にビニール紐等の異物が絡まったような場合、作業員は
レバー11を水平ピン10を基準として図1、2の反時
計方向へ回動させ、刃物12の刃物部12b外周先端を
プーリ4の外周部に近接させる(図6参照)。そうする
と、プーリ4は図6の時計方向へ向け回転しているた
め、刃物12はプーリ4に絡まっている異物との摩擦力
で反時計方向へ回転すると共に、刃物部12bはプーリ
4に絡まっている異物を掻き取って切断する。切断され
た異物は刃物部12bの螺旋により、軸方向外側へ送ら
れ、コンベヤベルト7の幅方向左右外側へ落下する。又
ガイド板14,15上に落下した異物は、ガイド板1
4,15の斜辺にガイドされてコンベヤベルト7の幅方
向左右外方へ落下する。
【0018】刃物部12bとプーリ4とは直接接触しな
いため、刃物部12bとプーリ4との間に摩擦が生じ
ず、従って両者は摩耗することはなく、摩耗による損傷
を防止することができる。又、万一、刃物部12bとプ
ーリ4とが接触しても両者は点接触であり、しかも回転
しているため、刃物部12bとプーリ4との間には摩擦
は生じず、従って、何れにしても両者は摩耗により損傷
することはない。
【0019】異物の切断及び除去が終了したら、作業員
は刃物12の刃物部12bをプーリ4側から離反させ、
もとの位置に戻す。
【0020】なお、本発明の異物除去装置は、上述の図
示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜3記載の異物除去装置によれば、プーリに絡み付いた
異物の切断除去をスムーズに行うことができると共に、
刃物部やプーリの摩耗による損傷を防止できるという優
れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異物除去装置が適用されるベルトコン
ベヤの全体側面図である。
【図2】本発明の異物除去装置の実施の形態を示す一例
の側面図である。
【図3】図2のIII−III方向矢視図である。
【図4】図2のIV−IV方向矢視図である。
【図5】本発明の異物除去装置に適用するガイド板の斜
視図である。
【図6】本発明の異物除去装置の使用状態を示す側面図
である。
【図7】従来の異物除去装置の斜視図である。
【符号の説明】
4 プーリ 7 コンベヤベルト(搬送用帯状体) 8 異物除去装置 11 レバー 12a 軸部 12b 刃物部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プーリに絡んだ異物を切断し除去するた
    めの回動可能な刃物部を備えた異物除去装置であって、
    刃物部は、プーリ外周部の搬送用帯状体が巻き掛けられ
    ていない部分に近接、離反し得るよう形成されていると
    共に、プーリの軸方向へ向けて螺旋状に形成されている
    ことを特徴とする異物除去装置。
  2. 【請求項2】 刃物部は、プーリの軸方向中間部を基準
    として左右で逆方向に傾いた螺旋状に形成されている請
    求項1に記載の異物除去装置。
  3. 【請求項3】 刃物部は、搬送物の搬送方向と平行な方
    向へ往復動し得るようにしたレバーの先端に、プーリと
    平行に配置した軸部を介し枢支されている請求項1又は
    2に記載の異物除去装置。
JP2001153900A 2001-05-23 2001-05-23 異物除去装置 Pending JP2002347915A (ja)

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Cited By (3)

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