[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2002341621A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002341621A
JP2002341621A JP2001147970A JP2001147970A JP2002341621A JP 2002341621 A JP2002341621 A JP 2002341621A JP 2001147970 A JP2001147970 A JP 2001147970A JP 2001147970 A JP2001147970 A JP 2001147970A JP 2002341621 A JP2002341621 A JP 2002341621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive drum
drive
driving
driven
drive shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001147970A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Senda
成一 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2001147970A priority Critical patent/JP2002341621A/ja
Priority to US10/146,960 priority patent/US6801736B2/en
Publication of JP2002341621A publication Critical patent/JP2002341621A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成により、各感光体の駆動を選択的
に切り替えて、カラー画像およびモノクロ画像の選択的
な画像形成を、低コストで実現することのできる画像形
成装置を提供すること。 【解決手段】 各色毎に複数設けられる感光ドラム13
を備えるレーザプリンタ1に、複数の感光ドラム13を
駆動するための駆動軸35を備え、駆動軸35の正方向
駆動および逆方向駆動の切り替えによって、カラー画像
を形成するための感光ドラム13とモノクロ画像を形成
するための感光ドラム13とが選択的に駆動されるよう
に構成する。これにより、駆動軸35の正方向駆動およ
び逆方向駆動を切り替えるのみで、装置構成の簡略化お
よびコストの低減化を図りつつ、カラー画像とモノクロ
画像とを選択的に形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーレーザプリ
ンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像を形成するためのレーザプリ
ンタとしては、たとえば、トナーを担持する現像ローラ
と、この現像ローラと対向して配設され、静電潜像が形
成される感光ドラムと、この感光ドラムに対向して配設
され、感光ドラム上に静電潜像を形成するための帯電器
および露光装置とが、各色毎に複数設けられている、い
わゆるタンデム方式のものが知られている。
【0003】このようなタンデム方式のカラーレーザプ
リンタでは、各色毎に感光ドラムを備えているので、各
色毎に現像された可視像が、その色毎に順次、転写ベル
トに転写されるので、モノクロ画像を形成する速度とほ
ぼ同じ速度でカラー画像が形成される。
【0004】また、このようなタンデム方式のカラーレ
ーザプリンタでは、カラー画像とモノクロ画像とを選択
的に切り替えて形成できるものが知られている。すなわ
ち、このようなカラーレーザプリンタでは、カラー画像
を形成する場合には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの4色にそれぞれ対応して設けられている4つの
感光ドラムをすべて駆動させ、その色毎の可視像を順次
転写ベルトに転写させることによりカラー画像を形成す
る一方、モノクロ画像を形成する場合には、ブラックに
対応して設けられている1つの感光ドラムのみを駆動さ
せ、そのブラックの可視像のみを転写ベルトに転写させ
ることによりモノクロ画像を形成するようにしている。
【0005】しかるに、このようなカラー画像とモノク
ロ画像との選択的な切り替えは、たとえば、4つの感光
ドラムに対応させて4つのモータをそれぞれ設けて、カ
ラー画像を形成する場合には、その4つのモータをすべ
て駆動させ、また、モノクロ画像を形成する場合は、ブ
ラックの感光ドラムに対応するモータのみを駆動するこ
とにより達成することができる。しかし、4つの感光ド
ラムに対応して4つのモータを設けると、コストの上昇
を招き、また、これらのモータを駆動するための制御回
路が必要となり、装置構成が複雑となる。
【0006】そのため、1つのモータから4つの感光ド
ラムに動力が伝達されるような動力伝達経路を構成し、
カラー画像を形成する場合の4つの感光ドラムの駆動
と、モノクロ画像を形成する場合の1つの感光ドラムの
駆動との切り替えを、その動力伝達経路途中に電磁クラ
ッチを介在させて、その電磁クラッチの切り替えにより
行なうことが提案されている。このような電磁クラッチ
による駆動の切り替えによれば、4つの感光ドラムに対
応させて4つのモータをそれぞれ設ける必要がなく、そ
のような場合に比べて、コストの低減化および装置構成
の簡略化を図ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような電
磁クラッチによる駆動の切り替えによっても、やはり、
電磁クラッチそのものや、電磁クラッチを切り替えるた
めの制御回路が必要となり、コストの上昇や装置構成の
複雑化が不回避となる。また、4つの感光ドラムを回転
させるには、通常、大きなトルクが必要となるため、カ
ラー画像を形成する場合には、電磁クラッチのスリップ
を防止すべく大きな電力が必要となり、ランニングコス
トの上昇を生じるという不具合がある。
【0008】本発明は、このような不具合を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、簡
易な構成により、各感光体の駆動を選択的に切り替え
て、カラー画像およびモノクロ画像の選択的な画像形成
を、低コストで実現することのできる画像形成装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、各色毎に複数設けられる
感光体を備える画像形成装置において、複数の前記感光
体を駆動するための駆動手段を備え、前記駆動手段の正
方向駆動および逆方向駆動の切り替えによって、複数の
前記感光体が選択的に駆動されることを特徴としてい
る。
【0010】このような構成によると、駆動手段の正方
向駆動および逆方向駆動を切り替えるのみで、各感光体
毎に駆動源を設けたり、各感光体に動力を伝達するため
の動力伝達経路の途中に電磁クラッチを設けることな
く、複数の感光体を選択的に駆動させることができる。
また、各駆動源の駆動制御回路や電磁クラッチの切替制
御回路も不要となるため、装置構成の簡略化およびコス
トの低減化を図りつつ、複数の感光体を選択的に駆動す
ることができる。しかも、駆動手段の正方向駆動および
逆方向駆動を切り替えるのみであるため、電磁クラッチ
の場合のように、大きな電力を必要とすることもなく、
ランニングコストの低減化を図ることができる。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、各色毎に
複数設けられる感光体を備える画像形成装置において、
複数の前記感光体を駆動するための駆動手段を備え、前
記駆動手段の正方向駆動および逆方向駆動の切り替えに
よって、カラー画像を形成するための感光体と、モノク
ロ画像を形成するための感光体とが選択的に駆動される
ことを特徴としている。
【0012】このような構成によると、駆動手段の正方
向駆動および逆方向駆動を切り替えるのみで、カラー画
像を形成するための感光体と、モノクロ画像を形成する
ための感光体とを選択的に駆動させることができるの
で、たとえば、各感光体毎に駆動源を設けて、カラー画
像を形成するための感光体と、モノクロ画像を形成する
ための感光体とを選択的に駆動制御する場合や、各感光
体に動力を伝達するための動力伝達経路の途中に電磁ク
ラッチを設けて、カラー画像を形成するための感光体
と、モノクロ画像を形成するための感光体とを選択的に
切替制御する場合に比べて、装置構成の簡略化およびコ
ストの低減化を図りつつ、カラー画像およびモノクロ画
像の選択的な画像形成を達成することができる。しか
も、駆動手段の正方向駆動および逆方向駆動を切り替え
るのみであるため、電磁クラッチの場合のように、大き
な電力を必要とすることもなく、ランニングコストの低
減化を図ることができる。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の発明において、複数の前記感光体は、
前記駆動手段の正方向駆動および逆方向駆動のいずれか
一方のみにおいて駆動される第1感光体と、前記駆動手
段の正方向駆動および逆方向駆動の両方において駆動さ
れる第2感光体とから構成され、前記第2感光体は、前
記駆動手段の正方向駆動および逆方向駆動の両方におい
て、前記第1感光体と同方向に駆動されることを特徴と
している。
【0014】このような構成によると、駆動手段が正方
向駆動および逆方向駆動のいずれか一方で駆動される
と、第1感光体および第2感光体が駆動され、また、駆
動手段が正方向駆動および逆方向駆動の他方で駆動され
ると、第2感光体のみが駆動される。そのため、簡易な
構成により、駆動手段の正方向駆動および逆方向駆動の
切り替えによって、複数の感光体の選択的な駆動を、確
実に達成することができる。しかも、第2感光体は、駆
動手段の正方向駆動および逆方向駆動のいずれであって
も、第1感光体と同方向に駆動されるので、円滑な画像
形成を確保することができる。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明において、前記第1感光体と前記駆動手段
との間の動力伝達経路には、前記駆動手段の正方向駆動
および逆方向駆動のいずれか一方のみの動力を伝達する
ための一方向動力伝達手段が設けられるとともに、前記
第2感光体と前記駆動手段との間の動力伝達経路には、
前記一方向動力伝達手段が設けられるとともに、前記一
方向動力伝達手段によって伝達されない他方の動力のみ
を前記第2感光体に伝達するための他方向動力伝達手段
が設けられていることを特徴としている。
【0016】このような構成によると、駆動手段が正方
向駆動および逆方向駆動のいずれか一方で駆動される
と、第1感光体および第2感光体が、一方向動力伝達手
段を介してその動力が伝達されることにより駆動され
る。また、駆動手段が正方向駆動および逆方向駆動の他
方で駆動されると、第2感光体のみが、他方向動力伝達
手段を介してその動力が伝達されることにより駆動され
る。そのため、駆動手段の正方向駆動および逆方向駆動
の切り替えによって、簡易な構成により、第1感光体お
よび第2感光体に選択的に動力を伝達して、これら第1
感光体および第2感光体の選択的な駆動を確実に達成す
ることができる。
【0017】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の発明において、前記一方向動力伝達手段および
前記他方向動力伝達手段が、ワンウェイクラッチ機構を
備えていることを特徴としている。
【0018】一方向動力伝達手段および他方向動力伝達
手段が、ワンウェイクラッチ機構を備えていると、簡易
かつ確実に、一方向のみに動力を伝達することができ
る。そのため、コストの低減化を図りつつ、選択的な動
力の伝達を確実に達成することができる。
【0019】また、請求項6に記載の発明は、請求項3
ないし5のいずれかに記載の発明において、複数の前記
感光体と接触可能な転写部材を備え、前記転写部材は、
前記駆動手段の正方向駆動および逆方向駆動の切り替え
によって、前記第1感光体および前記第2感光体と接触
する第1接触位置と、前記第2感光体のみと接触する第
2接触位置とに切り替え可能に構成されていることを特
徴としている。
【0020】このような構成によると、駆動手段が正方
向駆動および逆方向駆動のいずれか一方で駆動される時
には、転写部材が第1接触位置に配置され、第1感光体
および第2感光体の両方と接触する。また、駆動手段が
正方向駆動および逆方向駆動の他方で駆動される時に
は、転写部材が第2接触位置に配置され、第2感光体の
みと接触する。そのため、駆動手段の正方向駆動および
逆方向駆動の切り替えによって、選択的に駆動された第
1感光体および第2感光体に形成される可視像を、簡易
かつ確実に、それに対応して選択的に転写部材に転写す
ることができる。
【0021】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
ないし6のいずれかに記載の発明において、各前記感光
体は、その外周面において少なくとも前記駆動手段によ
って回転可能に支持されていることを特徴としている。
【0022】このような構成によると、各感光体は、非
常に精度の良い外周面において、駆動手段によって支持
されるので、各感光体は、偏心することなく精度の良い
回転が確保される。そのため、各感光体に形成される可
視像は、転写部材に等速で転写されるので、各感光体の
偏心回転を簡易かつ確実に防止して、良好な画像の形成
を達成することができる。
【0023】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載の発明において、各前記感光体の外周面には、ウ
ォームホイールが設けられるとともに、前記駆動手段に
は、前記ウォームホイールと噛合可能なウォームギヤが
設けられており、各前記感光体には、共通の前記駆動手
段から動力が伝達されるように構成されていることを特
徴としている。
【0024】このような構成によると、各感光体のウォ
ームホイールを、駆動手段に設けられるウォームギヤと
噛合させることにより、簡易な構成によって各感光体の
確実な駆動を達成することができる。しかも、各感光体
には、共通の駆動手段から動力が伝達されるので、各感
光体毎に動力を伝達するための構成や、駆動源を設けな
くても、各感光体を、簡易な構成によって確実に駆動さ
せることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像形成装置と
してのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す要部概
略構成図である。図1において、このカラーレーザプリ
ンタ1は、本体ケーシング2内に、用紙3を給紙するた
めの給紙部4や、給紙された用紙3に所定の画像を形成
するための画像形成部5などを備えている。
【0026】給紙部4は、給紙トレイ6と給紙ローラ7
を備えており、用紙3は、給紙部4内の給紙トレイ6に
積層されている。そして、給紙トレイ6の最上位にある
用紙3は、給紙ローラ7によって1枚毎に画像形成部5
に給紙される。
【0027】画像形成部5は、プロセス部8、中間転写
機構9、2次転写ローラ10、および、定着部11など
を備えている。
【0028】プロセス部8は、本体ケーシング2内の上
部に複数(4つ)、すなわち、イエロー現像プロセス部
8Y、マゼンタ現像プロセス部8M、シアン現像プロセ
ス部8Cおよびブラック現像プロセス部8Kが、水平方
向に所定の間隔を隔てて並列状に設けられている。そし
て、各プロセス部8は、プロセスカートリッジ12、L
EDアレイ14およびスコロトロン型帯電器15を備え
ている。
【0029】各プロセスカートリッジ12は、本体ケー
シング2に対して仮想線で示すように着脱自在に装着さ
れており、感光体としての感光ドラム13(図1におい
て、後で詳述するが、イエロー感光ドラム13Y、マゼ
ンタ感光ドラム13M、シアン感光ドラム13Cが第1
感光体を構成し、ブラック感光ドラム13Kが第2感光
体を構成する)と現像カートリッジ16とを備えてい
る。
【0030】現像カートリッジ16は、プロセスカート
リッジ12に装着されており、現像ローラ17、図示し
ない層厚規制ブレード、供給ローラおよびトナーボック
スなどを備えている。
【0031】現像カートリッジ16のトナーボックス内
には、各現像カートリッジ16毎に、現像剤として、イ
エロー現像プロセス部8Yにはイエロー、マゼンタ現像
プロセス部8Mにはマゼンタ、シアン現像プロセス部8
Cにはシアンおよびブラック現像プロセス部8Kにはブ
ラックの色を有する正帯電性の非磁性1成分のトナーが
それぞれ充填されている。
【0032】トナーボックスの下方には、供給ローラが
回転可能に配設されており、また、この供給ローラの下
方側方には、現像ローラ17が回転可能に配設されてい
る。供給ローラは、金属製のローラ軸に、導電性の発泡
材料からなるローラが被覆されている。
【0033】現像ローラ17は、供給ローラと互いに圧
接される状態で、その供給ローラの下方に配置され、金
属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが
被覆されている。
【0034】また、現像ローラ17の近傍には、図示し
ない層厚規制ブレードが配設されている。この層厚規制
ブレードは、金属の板ばね材からなるブレード本体と、
ブレード本体の先端部に設けられ、絶縁性のシリコーン
ゴムからなる断面半円形状の押圧部分としての押圧部と
を備えており、ブレード本体における押圧部と反対側の
端部が、現像ローラ17の近くにおいて現像カートリッ
ジ16に支持されるとともに、押圧部がブレード本体の
弾性力によって現像ローラ17上に圧接されるように構
成されている。
【0035】そして、トナーボックスから放出されるト
ナーは、供給ローラの回転により、現像ローラ17に供
給され、この時、供給ローラと現像ローラ17との間で
正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ17上に供給さ
れたトナーは、現像ローラ17の回転に伴って、層厚規
制ブレードによってさらに十分に摩擦帯電されて、一定
厚さの薄層として現像ローラ17上に担持される。
【0036】感光ドラム13は、現像ローラ17の下方
において、現像ローラ17に対向するような状態で、現
像カートリッジ16に取り付けられており、後に詳述す
るように、矢印方向(時計方向)に回転可能に配設され
ている。この感光ドラム13は、ドラム本体が接地され
ているとともに、その表面部分がポリカーボネートから
なる有機感光体により構成されている。
【0037】LEDアレイ14およびスコロトロン型帯
電器15は、仮想線で示すように、本体ケーシング2の
上部を開放して、各プロセスカートリッジ12を着脱さ
せるための上部カバー18に設けられている。すなわ
ち、上部カバー18は、本体ケーシング2の上部を覆
い、本体ケーシング2の側壁にヒンジ部19を介して揺
動可能に設けられており、この上部カバー18には各プ
ロセスカートリッジ12に対応して、下方に延びる取付
フレーム20が、それぞれ設けられている。そして、L
EDアレイ14およびスコロトロン型帯電器15は、各
プロセスカートリッジ12に対応して、取付フレーム2
0に一体的に設けられている。
【0038】LEDアレイ14は、上部カバー18のク
ローズ時において、感光ドラム13の上方に配置され、
多数のLEDが配列されることにより構成されており、
所定の画像データに基づくLEDの発光により、感光ド
ラム13の表面を照射するようにしている。
【0039】スコロトロン型帯電器15は、上部カバー
18のクローズ時において、感光ドラム13の側方に、
感光ドラム13に接触しないように、所定の間隔を隔て
て配置される。このスコロトロン型帯電器15は、タン
グステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させ
る正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラ
ム13の表面を一様に正極性に帯電させるように構成さ
れている。
【0040】そして、感光ドラム13の表面は、スコロ
トロン型帯電器15により一様に正帯電された後、LE
Dアレイ14からの発光により露光され、所定の画像デ
ータに基づく静電潜像が形成される。
【0041】次いで、現像ローラ17上に担持されかつ
正帯電されているトナーが、感光ドラム13に対向する
時に、感光ドラム13の表面上に形成される静電潜像、
すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム13の表
面のうち、LEDアレイ14によって露光され電位が下
がっている部分に、選択的に担持されることによって可
視像が形成され、これによって反転現像が達成される。
そして、感光ドラム13上に担持された可視像は、後述
する転写部材としてのエンドレスベルト22が感光ドラ
ム13と対向する時に、エンドレスベルト22に転写さ
れる。
【0042】中間転写機構9は、各感光ドラム13の下
方において対向するように配置されており、3つのロー
ラ、すなわち、第1ローラ23、第2ローラ24および
第3ローラ25と、エンドレスベルト22とを備えてい
る。第1ローラ23は、給紙ローラ7に対して用紙3の
搬送方向下流側に設けられ、第2ローラ24は、この第
1ローラ23よりも上方であって、後述するエンドレス
ベルト22の移動方向において、イエロー現像プロセス
部8Yの上流側に設けられている。また、第3ローラ2
5は、第2ローラ24から水平方向において所定の間隔
が隔てられ、ブラック現像プロセス部8Kの略下方に設
けられている。これら第1ローラ23ないし第3ローラ
25は、第2ローラ24と第3ローラ25との上端縁を
結ぶ水平線が、それぞれの感光ドラム13の下端と接す
るように、また、第1ローラ23が、第2ローラ24の
斜め後方下方であって、第3ローラ25の斜め前方下方
となるような略三角形状に配置されている。
【0043】そして、この第1ローラ23ないし第3ロ
ーラ25の外周には、エンドレスベルト22が巻装され
ており、第2ローラ24および第3ローラ25との間に
おいて、このエンドレスベルト22が各感光ドラム13
の下端に所定の圧力で接触するような状態で、矢印方向
に移動可能とされている。なお、エンドレスベルト22
の材質は、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性
のポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂が用いられ
ている。
【0044】そして、第1ローラ23ないし第3ローラ
25の回転により、エンドレスベルト22を各感光ドラ
ム13と順次対向させることによって、各感光ドラム1
3上に形成された各色毎の可視像を、順次エンドレスベ
ルト22上に重ねていくことによってカラー画像が形成
される。すなわち、たとえば、イエロー現像プロセス部
8Yの現像カートリッジ16に充填されるイエローのト
ナーによって第1感光体としてのイエロー感光ドラム1
3Y上に形成されたイエローの可視像が、エンドレスベ
ルト22上に転写されると、次いで、マゼンタ現像プロ
セス部8Mの現像カートリッジ16に充填されるマゼン
タのトナーによって第1感光体としてのマゼンタ感光ド
ラム13M上に形成されたマゼンタの可視像が、既にイ
エローのトナー画像が転写されているエンドレスベルト
22上に重ねて転写され、同様の操作が、シアン現像プ
ロセス部8Cに充填されるシアンのトナーによって、第
1感光体としてのシアン感光ドラム13C上に形成され
たシアンの可視像、ブラック現像プロセス部8Kに充填
されるブラックのトナーによって、第2感光体としての
ブラック感光ドラム13K上に形成されたブラックの可
視像が重ねて転写されて、これによって、エンドレスベ
ルト22上にカラー画像が形成される。
【0045】2次転写ローラ10は、中間転写機構9の
第1ローラ23と用紙3を介して対向する位置に、回転
可能に配設されている。2次転写ローラ10は、金属製
のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆
されており、所定の転写バイアスが印加されている。そ
して、エンドレスベルト22上に形成されたカラー画像
は、用紙3がエンドレスベルト22と2次転写ローラ1
0との間を通る間に用紙3に一括転写される。
【0046】このように、各感光ドラム13に色毎に担
持される可視像は、一旦、中間転写機構9のエンドレス
ベルト22上に順次転写され、そのエンドレスベルト2
2上において、各色が重ねられることによりカラー画像
として形成された後、そのエンドレスベルト22上から
2次転写ローラ10によって用紙3に一括転写される。
【0047】定着部11は、2次転写ローラ10に対し
て、用紙3の搬送方向下流側に配置されており、加熱ロ
ーラ26、加熱ローラ26を押圧する押圧ローラ27を
備えている。加熱ローラ26は、金属製で加熱のための
ハロゲンランプを備えており、2次転写ローラ10によ
って用紙3上に転写されたカラー画像を、用紙3が加熱
ローラ26と押圧ローラ27との間を通過する間に熱定
着させるようにしている。その後、その用紙3は本体ケ
ーシング2から排紙される。
【0048】このように、このカラーレーザプリンタ1
では感光ドラム13を各色毎に備えているので、いわゆ
るタンデム方式の装置構成とすることができ、モノクロ
画像を形成する速度とほぼ同じ速度でカラー画像を形成
することができる。
【0049】また、このカラーレーザプリンタ1におい
て、各プロセス部8の各感光ドラム13は、図2および
図3に示すように、ウォームギヤとしての第1ウォーム
ギヤ31と、2つの支持ローラ32(以下互いに区別す
るときには、第1支持ローラ32aおよび第2支持ロー
ラ32bとする。)とによって回転可能に軸受け支持さ
れている。
【0050】より具体的には、第1ウォームギヤ31
は、図1に示すように、各感光ドラム13に対応して複
数設けられ、各感光ドラム13の軸方向両側において、
エンドレスベルト22の移動方向に沿って延びる、各感
光ドラム13に共通する駆動手段としての駆動軸35の
周りに、各感光ドラム13と対向する位置において、そ
れぞれ設けられている。
【0051】一方、各感光ドラム13の軸方向両側端部
には、図2にも示すように、円板状の軸受け部材33
と、ウォームホイールとしての第1ウォームホイール3
4とが各感光ドラム13の外周面において、軸方向外側
に向けて順次形成されており、各感光ドラム13におい
て、各第1ウォームホイール34と各第1ウォームギヤ
31とが噛合するように構成されている。
【0052】なお、駆動軸35には、図示しない駆動源
としてのモータからの動力が伝達されるように構成され
ている。
【0053】また、支持ローラ32も、各感光ドラム1
3に対応して複数設けられており、図2にも示すよう
に、第1支持ローラ32aおよび第2支持ローラ32b
は、各軸受け部材33の上部において、互いに所定の間
隔を隔てて配置されている。これら第1支持ローラ32
aおよび第2支持ローラ32bは、詳細は図示しない
が、上部カバー18の取付フレーム20に揺動可能に設
けられており、プロセスカートリッジ12の取り外し時
には、それぞれ感光ドラム13から離反する方向に揺動
し、プロセスカートリッジ12の装着時には、感光ドラ
ム13の軸方向両端部の上部において、互いに所定の間
隔を隔てて軸受け部材33に対して摺動可能に圧接する
ように揺動される。
【0054】そして、感光ドラム13は、装着時におい
て、その軸方向両端部がその下方の1箇所において、第
1ウォームホイール34を介して第1ウォームギヤ31
によって支持され、その上部の2箇所において、第1支
持ローラ32aおよび第2支持ローラ32bが揺動可能
に圧接することによって支持され、つまり、これら1つ
の第1ウォームギヤ31と2つの支持ローラ32によっ
て、3箇所で支持される。
【0055】そのため、感光ドラム13は、非常に精度
の良い外周面において、2つの支持ローラ32とともに
駆動軸35によって3箇所で支持されるので、各感光ド
ラム13は、偏心することなく精度の良い回転が確保さ
れる。そのため、各感光ドラム13に形成される可視像
を、エンドレスベルト22に等速で転写することができ
るので、各感光ドラム13の偏心回転を簡易かつ確実に
防止して、良好な画像の形成を達成することができる。
【0056】そして、図示しない1つのモータからの動
力が、各感光ドラム13に共通する駆動軸35に伝達さ
れると、その駆動軸35に設けられている各第1ウォー
ムギヤ31が回転駆動されるので、各第1ウォームギヤ
31と噛み合っている各第1ウォームホイール34を介
して各感光ドラム13が回転駆動されるので、簡易な構
成によって各感光ドラム13の確実な駆動を達成するこ
とができる。
【0057】すなわち、このカラーレーザプリンタ1で
は、モータからの動力により駆動軸35を回転駆動させ
れば、歯車伝達機構を設けたり、あるいは、各感光ドラ
ム13毎にそれぞれモータを設けなくても、各感光ドラ
ム13を回転駆動させることができ、簡易な構成によ
り、各感光ドラム13の確実な駆動を達成することがで
きる。
【0058】そして、このカラーレーザプリンタ1で
は、駆動軸35の正方向駆動および逆方向駆動の切り替
えによって、駆動軸35の正方向駆動時には、カラー画
像を形成するための4つのの感光ドラム13(イエロー
感光ドラム13Y、マゼンタ感光ドラム13M、シアン
感光ドラム13Cおよびブラック感光ドラム13K)が
駆動される一方、駆動軸35の逆方向駆動時には、モノ
クロ画像を形成するための1つの感光ドラム13(ブラ
ック感光ドラム13K)のみが駆動されるように構成さ
れている。
【0059】より具体的には、このカラーレーザプリン
タ1では、4つの感光ドラム13(イエロー感光ドラム
13Y、マゼンタ感光ドラム13M、シアン感光ドラム
13Cおよびブラック感光ドラム13K)と駆動軸35
との間の動力伝達経路には、駆動軸35の正方向駆動時
にのみ、その動力を伝達する一方向動力伝達手段として
の第1ワンウェイクラッチ機構36が介在されるととも
に、1つの感光ドラム13(ブラック感光ドラム13
K)と駆動軸35との間の動力伝達経路には、第1ワン
ウェイクラッチ機構36とともに、駆動軸35の逆方向
駆動時にのみ動力を伝達する、他方向動力伝達手段とし
ての逆方向動力伝達機構50が設けられている。そのた
め、3つの感光ドラム13(イエロー感光ドラム13
Y、マゼンタ感光ドラム13Mおよびシアン感光ドラム
13C)は、駆動軸35の正方向駆動時のみ駆動され、
1つの感光ドラム13(ブラック感光ドラム13K)
が、駆動軸35の正方向駆動および逆方向駆動の両方に
おいて駆動される。
【0060】第1ワンウェイクラッチ機構36は、4つ
の感光ドラム13に対応する各第1ウォームギヤ31内
にそれぞれ設けられており、図4に示すように、駆動軸
35の外周面に摺動可能な第1筒部42と、第1筒部4
2の内周面に形成された第1凹所43と、さらに、この
第1凹所43内に配置される第1ころ44および第1ば
ね45とを備えている。
【0061】第1筒部42は、第1ウォームギヤ31の
軸方向に沿う筒状をなし、駆動軸35の周りであって第
1ウォームギヤ31の内周において、第1ウォームギヤ
31の内周面に一体的(相対回転不能)に設けられてお
り、その内周面が駆動軸35と摺動可能(相対回転可
能)とされている。
【0062】第1凹所43は、その第1筒部42の内周
面において、周方向に沿って略等間隔で複数(6つ)形
成されている。また、第1凹所43は、第1ウォームギ
ヤ31の軸方向に沿って第1筒部42の内周面が開口さ
れることにより、断面略矩形状の空間として形成されて
おり、駆動軸35の正回転駆動方向(図4(a)の駆動
軸35において矢印で示す方向:反時計周り)における
上流側の空間が、次に述べる第1ころ44を駆動軸35
の外周面との間で遊嵌し得る厚層空間43aとして形成
されるとともに、その下流側の空間が、厚層空間43a
よりも薄く、第1ころ44を駆動軸35の外周面との間
で挟持可能な薄層空間43bとして形成されている。
【0063】すなわち、厚層空間43aは、第1筒部4
2の内周面から第1ころ44の直径よりも大きい均一の
深さを有する厚い空間として形成されており、また、薄
層空間43bは、厚層空間43aに連続する後端上流側
から先端下流側に向かって、第1筒部42の内周面から
の深さが次第に薄くなるテーパ状の空間として形成され
ており、その先端下流側が第1ころ44の直径よりも小
さい深さで形成されている。
【0064】また、第1ころ44は、棒状をなし、第1
凹所43内に第1ウォームギヤ31の軸方向に沿って配
置されており、第1ばね45は、第1凹所43の厚層空
間43aにおける後端上流側に配置されており、常に
は、第1ころ44を薄層空間43bの先端下流側に付勢
している。
【0065】そして、この第1ワンウェイクラッチ機構
36では、駆動軸35の正方向駆動時には、図4(a)
に示すように、駆動軸35の正方向駆動に伴なって、第
1ころ44が第1ばね45の付勢力により、薄層空間4
3bに移動して、その薄層空間43bと駆動軸35の外
周面との間に挟持され、これによって、駆動軸35と第
1筒部42との間における相対回転が規制され、その結
果、駆動軸35からの正方向駆動が第1ワンウェイクラ
ッチ機構36を介して第1ウォームギヤ31に伝達さ
れ、第1ウォームギヤ31は駆動軸35ととも回りす
る。
【0066】一方、駆動軸35の逆方向駆動時には、図
4(b)に示すように、駆動軸35の逆方向駆動(図4
(b)の駆動軸35において矢印で示す方向:時計周
り)に伴なって、第1ころ44が第1ばね45の付勢力
に抗して厚層空間43aに移動して、その厚層空間43
aと駆動軸35の外周面との間に遊嵌され、これによっ
て駆動軸35と第1筒部42との間における相対回転が
許容され、その結果、駆動軸35からの逆方向駆動は、
第1ワンウェイクラッチ機構36を介して第1ウォーム
ギヤ31に伝達されず、駆動軸35は第1ウォームギヤ
31に対して空転する。
【0067】また、逆方向動力伝達機構50は、上記し
たように、ブラック感光ドラム13Kと駆動軸35との
間の動力伝達経路に設けられており、図3に示すよう
に、第2ウォームギヤ40、第2ウォームホイール4
1、第2ギヤ38および第1ギヤ37を備えている。
【0068】第2ウォームギヤ40は、ブラック感光ド
ラム13Kの第1ウォームホイール34に噛合する第1
ウォームギヤ31よりも、駆動軸35の軸方向外側にお
いて、駆動軸35の周りに設けられている。
【0069】一方、第2ウォームギヤ40の上方対向位
置には、本体ケーシング2に回転可能に支持される回転
軸51が設けられており、その回転軸51の軸方向両端
部には、第2ウォームホイール41と第2ギヤ38と
が、軸方向外側に向けて順次一体的に形成されている。
すなわち、第2ウォームホイール41は、その外径が第
1ウォームホイール34とほぼ同径に形成され、第2ウ
ォームギヤ40と噛合するように対向配置されている。
【0070】また、第2ギヤ38は、回転軸51の軸方
向における第2ウォームホイール41の外側において、
次に述べる第1ギヤ37と噛合するように配置されてい
る。
【0071】第1ギヤ37は、ブラック感光ドラム13
Kの外周面において、その外径が第2ギヤ38とほぼ同
様に形成されており、ブラック感光ドラム13Kの軸方
向両端部であって、第1ウォームホイール34よりもさ
らに軸方向外側において、第2ギヤ38と噛合するよう
に配置されている。
【0072】また、この逆方向動力伝達機構50には、
第2ウォームギヤ40内に第2ワンウェイクラッチ機構
39が設けられている。この第2ワンウェイクラッチ機
構39は、図5に示すように、上記の第1ワンウェイク
ラッチ機構36と同様に、駆動軸35の外周面に摺動可
能な第2筒部46と、第2筒部46の内周面に形成され
た第2凹所47と、さらに、この第2凹所47内に配置
される第2ころ48および第2ばね49とを備えてい
る。
【0073】この第2ワンウェイクラッチ機構39は、
第2凹所47の厚層空間47aおよび薄層空間47b
が、第1凹所43の厚層空間43aおよび薄層空間43
bと駆動軸35の回転方向において、逆に配置されてい
る。つまり、駆動軸35の正方向駆動(図5(a)の駆
動軸35において矢印で示す方向:反時計周り)におけ
る下流側の空間が、厚層空間47aとして形成されると
ともに、その上流側の空間が薄層空間47bとして形成
されている。
【0074】そして、この第2ワンウェイクラッチ機構
39では、駆動軸35の正方向駆動時には、図5(a)
で示すように、駆動軸35の正方向駆動に伴なって、第
2ころ48が第2ばね49の付勢力に抗して厚層空間4
7aに移動して、その厚層空間47aと駆動軸35の外
周面との間に遊嵌され、これによって駆動軸35と第2
筒部46との間における相対回転が許容され、その結
果、駆動軸35からの正方向駆動は第2ワンウェイクラ
ッチ機構39を介して第2ウォームギヤ40に伝達され
ず、駆動軸35は第2ウォームギヤ40に対して空転す
る。
【0075】一方、駆動軸35の逆方向駆動時は、図5
(b)で示すように、駆動軸35の逆方向駆動(図5
(b)の駆動軸35において矢印で示す方向:時計周
り)に伴なって、第2ころ48が第2ばね49の付勢力
により、薄層空間47bに移動して、その薄層空間47
bと駆動軸35の外周面との間に挟持され、これによっ
て、駆動軸35と第2筒部46との間における相対回転
が規制され、その結果、駆動軸35からの逆方向駆動が
第2ワンウェイクラッチ機構39を介して第2ウォーム
ギヤ40に伝達され、第2ウォームギヤ40は駆動軸3
5ととも回りする。
【0076】そして、このカラーレーザプリンタ1で
は、図示しないモータは、正逆回転駆動可能に構成され
ており、モータの正回転駆動によって、駆動軸35が正
方向駆動されると、4つの感光ドラム13(イエロー感
光ドラム13Y、マゼンタ感光ドラム13M、シアン感
光ドラム13Cおよびブラック感光ドラム13K)に対
応する各第1ワンウェイクラッチ機構36が、その動力
を各第1ウォームギヤ31に伝達するので、各第1ウォ
ームギヤ31は駆動軸35ととも回りして、各第1ウォ
ームギヤ31に噛合する各第1ウォームホイール34が
駆動され、これによってイエロー感光ドラム13Y、マ
ゼンタ感光ドラム13M,シアン感光ドラム13および
ブラック13Kのすべての感光ドラム13が回転駆動さ
れる。
【0077】なお、この駆動軸35の正方向駆動時にお
いて、逆方向動力伝達機構50の第2ワンウェイクラッ
チ機構39は、その動力を第2ウォームギヤ40に伝達
しないため、駆動軸35は第2ウォームギヤ40に対し
て空転される。そのため、ブラック感光ドラム13Kの
回転駆動に伴なって、第1ギヤ37が回転駆動されるこ
とにより、第2ギヤ38および第2ウォームホイール4
1を介して、第2ウォームギヤ40が駆動軸35の正方
向駆動に対して逆方向に回転駆動されても、その動力が
駆動軸35に伝達されることはなく、駆動軸35の円滑
な正方向駆動が確保される。
【0078】したがって、このカラーレーザプリンタ1
では、図示しないモータを正回転駆動させて、駆動軸3
5を正方向駆動させれば、イエロー感光ドラム13Y、
マゼンタ感光ドラム13M、シアン感光ドラム13Cお
よびブラック感光ドラム13Kのすべての感光ドラム1
3を円滑に回転駆動させて、良好なカラー画像を形成す
ることができる。
【0079】一方、図示しないモータの逆回転駆動によ
って駆動軸35が逆方向駆動されると、1つの感光ドラ
ム13、すなわちブラック感光ドラム13Kに設けられ
る逆方向動力伝達機構50の第2ワンウェイクラッチ機
構39が、その動力を第2ウォームギヤ40に伝達する
ので、第2ウォームギヤ40は駆動軸35ととも回りし
て、その第2ウォームギヤ40に噛合する第2ウォーム
ホイール41が駆動され、第2ギヤ38および第1ギヤ
37を介してブラック感光ドラム13Kが回転駆動され
る。なお、この駆動軸35の逆方向駆動時においても、
ブラック感光ドラム13Kは、逆方向動力伝達機構50
を介して駆動されるため駆動軸35の正方向駆動と同方
向の回転駆動が確保され、円滑な画像形成を達成するこ
とができる。
【0080】また、この駆動軸35の逆方向駆動時にお
いて、各第1ワンウェイクラッチ機構36は、その動力
を第1ウォームギヤ31に伝達しないため、駆動軸35
は第1ウォームギヤ31に対して空転される。そのた
め、3つの感光ドラム13、すなわち、イエロー感光ド
ラム13Y,マゼンタ感光ドラム13M、シアン感光ド
ラム13Cは、第1ウォームホイール34と第1ウォー
ムギヤ31との噛み合いの重みなどによって、その回転
が停止される。
【0081】また、ブラック感光ドラム13Kにおいて
は、ブラック感光ドラム13Kの回転駆動に伴なって、
第1ウォームホイール34が回転駆動されることによ
り、それに噛合する第1ウォームギヤ31が駆動軸35
の逆方向駆動に対して逆方向に回転駆動されるが、その
動力が駆動軸35に伝達されることはないため、駆動軸
35の円滑な逆方向駆動が確保される。
【0082】したがって、このカラーレーザプリンタ1
では、図示しないモータを逆回転駆動させて、駆動軸3
5を逆方向駆動させれば、イエロー感光ドラム13Y、
マゼンタ感光ドラム13Mおよびシアン感光ドラム13
Cの回転駆動を停止させる一方で、ブラック感光ドラム
13Kのみを円滑に回転駆動させて、良好なモノクロ画
像を形成することができる。
【0083】このように、このカラーレーザプリンタ1
においては、カラー画像の形成時には、駆動軸35を正
方向駆動させることによって、第1ウォームギヤ31お
よび第1ウォームホイール34を介してすべての感光ド
ラム13を回転駆動させる一方で、モノクロ画像の形成
時には、駆動軸35を逆方向駆動させることによって、
第2ウォームギヤ40、第2ウォームホイール41、第
2ギヤ38および第1ギヤ37を介してブラック感光ド
ラム13Kのみを回転駆動させており、つまり、駆動軸
35の正方向駆動および逆方向駆動を切り替えるのみ
で、カラー画像を形成するための4つの感光ドラム13
(イエロー感光ドラム13Y、マゼンタ感光ドラム13
M、シアン感光ドラム13Cおよびブラック感光ドラム
13K)と、モノクロ画像を形成するための1つの感光
ドラム13(ブラック感光ドラム13K)とを選択的に
駆動させているので、たとえば、各感光ドラム13毎に
モータを設けて、カラー画像を形成するための感光ドラ
ム13と、モノクロ画像を形成するための感光ドラム1
3とを選択的に駆動制御する場合や、各感光ドラム13
に動力を伝達するための動力伝達経路の途中に電磁クラ
ッチを設けて、カラー画像を形成するための感光ドラム
13と、モノクロ画像を形成するための感光ドラム13
とを選択的に切替制御する場合に比べて、装置構成の簡
略化およびコストの低減化を図りつつ、カラー画像およ
びモノクロ画像の選択的な画像形成を達成することがで
きる。しかも、駆動軸35の正方向駆動および逆方向駆
動を切り替えるのみであるため、電磁クラッチの場合の
ように、大きな電力を必要とすることもなく、ランニン
グコストの低減化を図ることができる。
【0084】また、このカラーレーザプリンタ1におい
ては、複数(4つ)の感光ドラム13は、駆動軸35の
正方向駆動のみにおいて駆動される、イエロー感光ドラ
ム13Y、マゼンタ感光ドラム13Mおよびシアン感光
ドラム13Cと、駆動軸35の正方向駆動および逆方向
駆動の両方において駆動されるブラック感光ドラム13
Kとから構成されているため、駆動軸35が正方向駆動
で駆動されると、すべての感光ドラム13(イエロー感
光ドラム13Y、マゼンタ感光ドラム13M、シアン感
光ドラム13Cおよびブラック感光ドラム13K)が駆
動され、駆動軸35が逆方向駆動で駆動されると、ブラ
ック感光ドラム13Kのみが駆動される。そのため、簡
易な構成により、駆動軸35の正方向駆動および逆方向
駆動の切り替えによる複数(4つ)の感光ドラム13の
選択的な駆動を、確実に達成することができる。しか
も、ブラック感光ドラム13Kは、上記したように、駆
動軸35の正方向駆動および逆方向駆動のいずれであっ
ても、その他の3つの感光ドラム13(イエロー感光ド
ラム13Y、マゼンタ感光ドラム13Mおよびシアン感
光ドラム13C)と同方向に駆動されるので、円滑な画
像形成を確保することができる。
【0085】また、イエロー感光ドラム13Y、マゼン
タ感光ドラム13Mおよびシアン感光ドラム13Cと駆
動軸35との間の動力伝達経路には、駆動軸35の正方
向駆動のみの動力を伝達する第1ワンウェイクラッチ機
構36が設けられるとともに、ブラック感光ドラム13
Kと駆動軸35との間の動力伝達経路には、第1ワンウ
ェイクラッチ機構36の他に、第1ワンウェイクラッチ
機構36によって伝達されない駆動軸35の逆方向駆動
の動力のみを伝達する第2ワンウェイクラッチ機構39
が設けられている。
【0086】そのため、駆動軸35が正方向駆動で駆動
されると、カラー画像を形成するための感光ドラム13
(イエロー感光ドラム13Y、マゼンタ感光ドラム13
M、シアン感光ドラム13Cおよびブラック感光ドラム
13K)が、第1ワンウェイクラッチ機構36を介して
その動力が伝達されることにより駆動される。また、駆
動軸35が逆方向駆動で駆動されると、ブラック感光ド
ラム13Kのみが、第2ワンウェイクラッチ機構39を
介してその動力が伝達されることにより駆動される。そ
のため、このカラーレーザプリンタ1では、駆動軸35
の正方向駆動および逆方向駆動の切り替えによって、簡
易な構成により、カラー画像を形成するための感光ドラ
ム13(イエロー感光ドラム13Y、マゼンタ感光ドラ
ム13M、シアン感光ドラム13Cおよびブラック感光
ドラム13K)と、モノクロ画像を形成するための感光
ドラム13(ブラック感光ドラム13K)とに選択的に
動力を伝達して、これら感光ドラム13の選択的な駆動
を確実に達成することができる。
【0087】しかも、このカラーレーザプリンタ1にお
いては、一方向にのみ動力を伝達する機構として第1ワ
ンウェイクラッチ機構36および第2ワンウェイクラッ
チ機構39を採用しているため、簡易かつ確実に、一方
向のみに動力を伝達して、コストの低減化を図りつつ、
選択的な動力の伝達を確実に達成している。
【0088】なお、このカラーレーザプリンタ1におい
ては、カラー画像の形成とモノクロ画像の形成との切り
替えは、入力された画像データに基づいてCPUが判断
し、駆動軸35の正方向および逆方向駆動を制御するよ
うに構成されている。
【0089】また、このカラーレーザプリンタ1におい
ては、カラー画像の形成時に、駆動軸35が正方向駆動
されることによって、図示しないカムが連動し、第2ロ
ーラ24が、第3ローラ25と同じ水平位置まで上方に
移動され、すべての感光ドラム13とエンドレスベルト
22が接触する第1接触位置(図1の実線参照)に配置
され、また、モノクロ画像の形成時には、駆動軸35が
逆方向駆動されることによって、図示しないカムが連動
し、第2ローラ24が下方に移動され、ブラック感光ド
ラム13Kのみがエンドレスベルト22と接触し、その
他のイエロー感光ドラム13Y、マゼンタ感光ドラム1
3Mおよびシアン感光ドラム13Cが、エンドレスベル
ト22と接触しない第2接触位置(図1の仮想線参照)
に配置されるように構成されている。
【0090】このように、このカラーレーザプリンタ1
においては、駆動軸35が正方向駆動される時には、エ
ンドレスベルト22が第1接触位置に配置され、すべて
の感光ドラム13と接触し、また、駆動軸35が逆方向
駆動される時には、エンドレスベルト22が第2接触位
置に配置され、ブラック感光ドラム13Kのみと接触す
るので、駆動軸35の正方向駆動および逆方向駆動の切
り替えによって、選択的に駆動されたカラー画像を形成
するための感光ドラム13(イエロー感光ドラム13
Y、マゼンタ感光ドラム13M、シアン感光ドラム13
Cおよびブラック感光ドラム13K)に形成された可視
像と、モノクロ画像を形成するための感光ドラム13
(ブラック感光ドラム13K)に形成される可視像と
を、簡易かつ確実に、選択的にエンドレスベルト22に
転写することができる。
【0091】なお、以上に述べたカラーレーザプリンタ
1では、中間転写機構9を設けて、各感光ドラム13に
各色毎に担持される可視像を、一旦、エンドレスベルト
22上に転写して、カラー画像を形成した後、2次転写
ローラ10によってエンドレスベルト22上から用紙3
にそのカラー画像を一括転写するように構成している
が、その目的および用途などによっては、中間転写機構
9を設けずに、各感光ドラム13に転写ローラを対向配
置して、直接、用紙3に、各感光ドラム13に形成され
る可視像を順次転写することにより、カラー画像を形成
するようにしてもよい。
【0092】また、以上の説明では、第1ワンウェイク
ラッチ機構36および第2ワンウェイクラッチ機構39
を用いて、カラー画像の形成とモノクロ画像の形成とを
切り替えたが、この切り替えを、たとえば、2色刷りや
3色刷りなどの切り替えとしてもよい。
【0093】また、以上の説明では、駆動軸35の正方
向駆動または逆方向駆動にカムを連動させることにより
第2ローラ24を上下移動させたが、エンドレスベルト
22を第1接触位置と第2接触位置とに切り替える構成
は、これに限らず、たとえば、プランジャを用いるな
ど、他の機構により構成してもよい。
【0094】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、装置構成の簡略化およびコストの低減化を
図りつつ、複数の感光体を選択的に駆動することがで
き、しかも、ランニングコストの低減化を図ることがで
きる。
【0095】請求項2に記載の発明によれば、装置構成
の簡略化およびコストの低減化を図りつつ、カラー画像
およびモノクロ画像の選択的な画像形成を達成すること
ができ、しかも、ランニングコストの低減化を図ること
ができる。
【0096】請求項3に記載の発明によれば、簡易な構
成により、駆動手段の正方向駆動および逆方向駆動の切
り替えによって、複数の感光体の選択的な駆動を、確実
に達成することができる。しかも、第2感光体は、駆動
手段の正方向駆動および逆方向駆動のいずれであって
も、第1感光体と同方向に駆動されるので、円滑な画像
形成を確保することができる。
【0097】請求項4に記載の発明によれば、駆動手段
の正方向駆動および逆方向駆動の切り替えによって、簡
易な構成により、第1感光体および第2感光体に選択的
に動力を伝達して、これら第1感光体および第2感光体
の選択的な駆動を確実に達成することができる。
【0098】請求項5に記載の発明によれば、コストの
低減化を図りつつ、選択的な動力の伝達を確実に達成す
ることができる。
【0099】請求項6に記載の発明によれば、駆動手段
の正方向駆動および逆方向駆動の切り替えによって、選
択的に駆動された第1感光体および第2感光体に形成さ
れる可視像を、簡易かつ確実に、それに対応して選択的
に転写部材に転写することができる。
【0100】請求項7に記載の発明によれば、各感光体
に形成される可視像は、転写部材に等速で転写されるの
で、各感光体の偏心回転を簡易かつ確実に防止して、良
好な画像の形成を達成することができる。
【0101】請求項8に記載の発明によれば、簡易な構
成によって各感光体の確実な駆動を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置としての、カラーレーザ
プリンタの一実施形態を示す要部概略構成図である。
【図2】図1に示すカラーレーザプリンタのプロセス部
を示す要部斜視図である。
【図3】図1に示すカラーレーザプリンタの要部拡大構
成図である。
【図4】図1に示すカラーレーザプリンタの第1ワンウ
ェイクラッチ機構の断面拡大図であって、(a)は、駆
動軸の正方向駆動時、(b)は駆動軸の逆方向駆動時を
示す。
【図5】図1に示すカラーレーザプリンタの第2ワンウ
ェイクラッチ機構の断面拡大図であって、(a)は、駆
動軸の正方向駆動時、(b)は駆動軸の逆方向駆動時を
示す。
【符号の説明】
1 カラーレーザプリンタ 13 感光ドラム 13Y イエロー感光ドラム 13M マゼンタ感光ドラム 13C シアン感光ドラム 13K ブラック感光ドラム 22 エンドレスベルト 31 第1ウォームギヤ 34 第1ウォームホイール 35 駆動軸 36 第1ワンウェイクラッチ機構 37 第1ギヤ 38 第2ギヤ 39 第2ワンウェイクラッチ機構 40 第2ウォームギヤ 41 第2ウォームホイール 50 逆方向動力伝達機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 550 G03G 15/00 550 15/16 15/16 21/00 370 21/00 370 Fターム(参考) 2H027 ED02 ED24 EE04 EF09 FA28 FA35 2H030 AA05 AB02 AD07 AD16 BB42 BB53 BB63 BB71 2H071 CA02 CA05 DA09 DA15 DA26 EA18 2H200 FA08 FA13 GA12 GA23 GA47 HA02 HB12 JA02 JB13 JC03 JC19 LA24 PA12 PA13 PA26 3J009 DA18 EA06 EA19 EA23 EA34 ED07 FA17 FA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各色毎に複数設けられる感光体を備える
    画像形成装置において、 複数の前記感光体を駆動するための駆動手段を備え、 前記駆動手段の正方向駆動および逆方向駆動の切り替え
    によって、複数の前記感光体が選択的に駆動されること
    を特徴とする、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 各色毎に複数設けられる感光体を備える
    画像形成装置において、 複数の前記感光体を駆動するための駆動手段を備え、 前記駆動手段の正方向駆動および逆方向駆動の切り替え
    によって、カラー画像を形成するための感光体と、モノ
    クロ画像を形成するための感光体とが選択的に駆動され
    ることを特徴とする、画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数の前記感光体は、前記駆動手段の正
    方向駆動および逆方向駆動のいずれか一方のみにおいて
    駆動される第1感光体と、前記駆動手段の正方向駆動お
    よび逆方向駆動の両方において駆動される第2感光体と
    から構成され、 前記第2感光体は、前記駆動手段の正方向駆動および逆
    方向駆動の両方において、前記第1感光体と同方向に駆
    動されることを特徴とする、請求項1または2に記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1感光体と前記駆動手段との間の
    動力伝達経路には、前記駆動手段の正方向駆動および逆
    方向駆動のいずれか一方のみの動力を伝達するための一
    方向動力伝達手段が設けられるとともに、 前記第2感光体と前記駆動手段との間の動力伝達経路に
    は、前記一方向動力伝達手段が設けられるとともに、前
    記一方向動力伝達手段によって伝達されない他方の動力
    のみを前記第2感光体に伝達するための他方向動力伝達
    手段が設けられていることを特徴とする、請求項3に記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記一方向動力伝達手段および前記他方
    向動力伝達手段が、ワンウェイクラッチ機構を備えてい
    ることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 複数の前記感光体と接触可能な転写部材
    を備え、 前記転写部材は、前記駆動手段の正方向駆動および逆方
    向駆動の切り替えによって、前記第1感光体および前記
    第2感光体と接触する第1接触位置と、前記第2感光体
    のみと接触する第2接触位置とに切り替え可能に構成さ
    れていることを特徴とする、請求項3ないし5のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 各前記感光体は、その外周面において少
    なくとも前記駆動手段によって回転可能に支持されてい
    ることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記
    載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 各前記感光体の外周面には、ウォームホ
    イールが設けられるとともに、前記駆動手段には、前記
    ウォームホイールと噛合可能なウォームギヤが設けられ
    ており、 各前記感光体には、共通の前記駆動手段から動力が伝達
    されるように構成されていることを特徴とする、請求項
    7に記載の画像形成装置。
JP2001147970A 2001-05-17 2001-05-17 画像形成装置 Pending JP2002341621A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001147970A JP2002341621A (ja) 2001-05-17 2001-05-17 画像形成装置
US10/146,960 US6801736B2 (en) 2001-05-17 2002-05-17 Image forming device having a plurality of image forming units with a single drive unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001147970A JP2002341621A (ja) 2001-05-17 2001-05-17 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002341621A true JP2002341621A (ja) 2002-11-29

Family

ID=18993369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001147970A Pending JP2002341621A (ja) 2001-05-17 2001-05-17 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6801736B2 (ja)
JP (1) JP2002341621A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007232933A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Brother Ind Ltd 画像形成装置、及び像担持体ユニット
JP2008096466A (ja) * 2006-10-05 2008-04-24 Sharp Corp 画像形成装置
JP2010011520A (ja) * 2009-10-16 2010-01-14 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd カメラ付き携帯端末装置およびプログラム

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8182389B2 (en) * 2008-02-04 2012-05-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Driving force transmitting device, image forming apparatus, and driving force transmitting method
JP2010186155A (ja) * 2008-07-31 2010-08-26 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US8434563B2 (en) 2010-02-26 2013-05-07 Schiller Grounds Care, Inc. Device for cultivating soil or brushing debris
JP5167386B2 (ja) * 2011-06-29 2013-03-21 シャープ株式会社 画像形成装置
JP6136835B2 (ja) * 2013-10-08 2017-05-31 富士ゼロックス株式会社 駆動切替装置および画像形成装置
EP4072859A1 (en) 2019-12-09 2022-10-19 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Cartridge couplable to printing apparatus and having movable driver coupler

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5386286A (en) * 1992-09-24 1995-01-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus
US5933687A (en) * 1997-07-11 1999-08-03 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus having a plurality of image holding components
US5970286A (en) * 1997-08-01 1999-10-19 Casio Computerco., Ltd. Image forming apparatus and image forming unit with an improved phase adjustment means

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007232933A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Brother Ind Ltd 画像形成装置、及び像担持体ユニット
JP2008096466A (ja) * 2006-10-05 2008-04-24 Sharp Corp 画像形成装置
JP2010011520A (ja) * 2009-10-16 2010-01-14 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd カメラ付き携帯端末装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US6801736B2 (en) 2004-10-05
US20020172532A1 (en) 2002-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1715390B1 (en) Image forming apparatus with a cam shaft for selectively operating one of a plurality of developing units
CN106909046B (zh) 显影盒和使用该显影盒的电子照相成像装置
JPH06289666A (ja) 電子写真装置
JP2002341621A (ja) 画像形成装置
JP4467971B2 (ja) 画像形成装置
US9416850B2 (en) Drive transmission mechanism that ensures extended service life in reduced size and image forming apparatus including the same
JP2005265951A (ja) 画像形成装置
KR100636217B1 (ko) 현상기 구동 장치 및 이를 구비하는 화상형성장치
JP2002287570A (ja) 画像形成装置
JP2011081289A5 (ja)
CN104570643B (zh) 图像形成装置
JPH08185005A (ja) カラー画像形成装置
JP4341601B2 (ja) 画像形成装置
JP2005274970A (ja) 画像形成装置
JP2000227745A (ja) 画像形成装置
JP4000443B2 (ja) ロータリー現像ユニット及びカラー画像形成装置
JP2006079002A (ja) 画像形成装置及び転写搬送ベルト位置制御方法
JPH0862923A (ja) 回転式現像装置の駆動装置
KR100580220B1 (ko) 화상형성장치의 회전력 단속 장치
JP2011053412A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2003091125A (ja) カラー画像形成装置
JP2007264420A (ja) 画像形成装置
JP2001235948A (ja) 画像形成装置
JP2006047862A (ja) 接触帯電装置
JP2003162167A (ja) 画像形成装置