JP2002341040A - 放射線検出器 - Google Patents
放射線検出器Info
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- JP2002341040A JP2002341040A JP2001145297A JP2001145297A JP2002341040A JP 2002341040 A JP2002341040 A JP 2002341040A JP 2001145297 A JP2001145297 A JP 2001145297A JP 2001145297 A JP2001145297 A JP 2001145297A JP 2002341040 A JP2002341040 A JP 2002341040A
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- Japan
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- radiation
- tube
- radiation detector
- molded
- scintillator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 可動型の放射性薬剤自動投与装置等、設置ス
ペースや重量に制限がある場所に用いる小型高精度の放
射能検出器を提供する。 【解決手段】 測定対象が流通される、形状が固定され
た成形チューブ10〜13と、該成形チューブ10〜1
3内を流通する測定対象から放出される放射線を検出す
る放射線検出手段とを備える。
ペースや重量に制限がある場所に用いる小型高精度の放
射能検出器を提供する。 【解決手段】 測定対象が流通される、形状が固定され
た成形チューブ10〜13と、該成形チューブ10〜1
3内を流通する測定対象から放出される放射線を検出す
る放射線検出手段とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線検出器に係
り、特に、可動型の放射性薬剤自動投与装置等、設置ス
ペースや重量に制限がある場所に用いるのに好適な、小
型高精度の放射線検出器に関する。
り、特に、可動型の放射性薬剤自動投与装置等、設置ス
ペースや重量に制限がある場所に用いるのに好適な、小
型高精度の放射線検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】病院で被験者に投与する短寿命核種とし
ては、201T1や131I等のシングルフォトン核種、ある
いは、18Fや15O等のポジトロン核種が用いられる。こ
れらの核種は、一般に、崩壊に伴って、固有のエネルギ
を持つγ線を、全空間に均等に放出する。放射線検出器
は、このエネルギを、計数装置と増幅器を用いて計測
し、放射線の種類やエネルギ等の情報を与えることによ
って、核種に応じた放射能量を計測する。この際、検出
器に対する核種の位置関係、及び、その核種が液体中に
ある場合には、容器の材質や厚みによって計測値が影響
される。
ては、201T1や131I等のシングルフォトン核種、ある
いは、18Fや15O等のポジトロン核種が用いられる。こ
れらの核種は、一般に、崩壊に伴って、固有のエネルギ
を持つγ線を、全空間に均等に放出する。放射線検出器
は、このエネルギを、計数装置と増幅器を用いて計測
し、放射線の種類やエネルギ等の情報を与えることによ
って、核種に応じた放射能量を計測する。この際、検出
器に対する核種の位置関係、及び、その核種が液体中に
ある場合には、容器の材質や厚みによって計測値が影響
される。
【0003】液体を測定する検出器は、一般に、電離箱
やシンチレータ(NaI等)からなる井戸型検出器を配
置し、その内部に容器を入れ、容器からの外周放射を検
出する方法が採られる。この方法では、外部への遮蔽と
ノイズを防ぐために、検出器そのものが、かなりの厚み
を持っている上、その外周に、かなりの厚みの遮蔽を必
要とする。
やシンチレータ(NaI等)からなる井戸型検出器を配
置し、その内部に容器を入れ、容器からの外周放射を検
出する方法が採られる。この方法では、外部への遮蔽と
ノイズを防ぐために、検出器そのものが、かなりの厚み
を持っている上、その外周に、かなりの厚みの遮蔽を必
要とする。
【0004】この装置で測定される放射性液体は、チュ
ーブ内やシリンジ(注射筒)内に存在しており、この放
射能量を測定するには、一般に次の方法がある。
ーブ内やシリンジ(注射筒)内に存在しており、この放
射能量を測定するには、一般に次の方法がある。
【0005】(1)シリンジを前記の井戸型検出器に挿
入して測定する。
入して測定する。
【0006】(2)チューブ内の放射性液体の動きを停
止させ、その液体をチューブごと井戸型検出器に挿入し
て測定する。
止させ、その液体をチューブごと井戸型検出器に挿入し
て測定する。
【0007】(3)チューブ流路の一部に放射線検出器
を取り付け、チューブ内を通過する放射性液体の速度を
一定にすることによって、計数値を積分することで、放
射能量を得る。
を取り付け、チューブ内を通過する放射性液体の速度を
一定にすることによって、計数値を積分することで、放
射能量を得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、井戸型
検出器の場合、(1)のように、定められた形状のもの
を測定する場合には、正確に測定することができるが、
(2)に示す、形状が毎回変わるチューブ内の放射能量
を測定する場合には、検出器内部におけるチューブの位
置や状態が同じでないため、正確に測定することが困難
である。又、(3)の方法は、液体を停止した状態で測
定できない上、液体の移送速度によって計測値が異なる
等、使用法に制約が生じる等の問題点を有していた。
検出器の場合、(1)のように、定められた形状のもの
を測定する場合には、正確に測定することができるが、
(2)に示す、形状が毎回変わるチューブ内の放射能量
を測定する場合には、検出器内部におけるチューブの位
置や状態が同じでないため、正確に測定することが困難
である。又、(3)の方法は、液体を停止した状態で測
定できない上、液体の移送速度によって計測値が異なる
等、使用法に制約が生じる等の問題点を有していた。
【0009】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、チューブ内の放射性液体の放射能量
を測定する際に、井戸型検出器と同レベルの正確性を保
ち、且つ、しかも、軽量、簡易、安価な放射線検出器を
提供することを課題とする。
くなされたもので、チューブ内の放射性液体の放射能量
を測定する際に、井戸型検出器と同レベルの正確性を保
ち、且つ、しかも、軽量、簡易、安価な放射線検出器を
提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、放射線検出器
において、測定対象が流通される、形状が固定された成
形チューブと、該成形チューブ内を流通する測定対象か
ら放出される放射線を検出する放射線検出手段とを備え
ることにより、前記課題を解決したものである。
において、測定対象が流通される、形状が固定された成
形チューブと、該成形チューブ内を流通する測定対象か
ら放出される放射線を検出する放射線検出手段とを備え
ることにより、前記課題を解決したものである。
【0011】又、前記成形チューブをコイル状に成形
し、前記放射線検出手段により、該コイルの内側に放出
される放射線を検知するようにしたものである。
し、前記放射線検出手段により、該コイルの内側に放出
される放射線を検知するようにしたものである。
【0012】あるいは、前記チューブを渦巻状に成形
し、前記放射線検出手段により、該渦巻の片側又は両側
に放出される放射線を検知するようにしたものである。
し、前記放射線検出手段により、該渦巻の片側又は両側
に放出される放射線を検知するようにしたものである。
【0013】あるいは、前記成形チューブをコーン状に
成形し、前記放射線検出手段により、該コーンの内側に
放出される放射線を検知するようにしたものである。
成形し、前記放射線検出手段により、該コーンの内側に
放出される放射線を検知するようにしたものである。
【0014】又、前記放射線検出手段が、前記成形チュ
ーブの近傍に配設されるシンチレータと、放射線により
該シンチレータで発生した光を増倍する光電子増倍管を
含むようにしたものである。
ーブの近傍に配設されるシンチレータと、放射線により
該シンチレータで発生した光を増倍する光電子増倍管を
含むようにしたものである。
【0015】又、前記シンチレータと光電子増倍管の間
に導光体を配設して、シンチレータで発生する螢光の検
出効率を高めたものである。
に導光体を配設して、シンチレータで発生する螢光の検
出効率を高めたものである。
【0016】又、前記チューブを外部から遮蔽するため
の遮蔽手段を設けて、放射線被曝を防いだものである。
の遮蔽手段を設けて、放射線被曝を防いだものである。
【0017】本発明は、又、前記遮蔽手段が、前記チュ
ーブの位置決めも行うようにして、簡単な構成で、正確
な測定を繰り返し行えるようにしたものである。
ーブの位置決めも行うようにして、簡単な構成で、正確
な測定を繰り返し行えるようにしたものである。
【0018】又、前記放射線検出器を含み、放射線検出
時に、測定対象が常に前記成形チューブ内の同じ位置に
停止するようにされた放射線自動測定装置を提供するも
のである。
時に、測定対象が常に前記成形チューブ内の同じ位置に
停止するようにされた放射線自動測定装置を提供するも
のである。
【0019】又、前記放射線自動測定装置を含む放射性
薬剤自動投与装置を提供するものである。
薬剤自動投与装置を提供するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施形態を詳細に説明する。
施形態を詳細に説明する。
【0021】ここでは、主にポジトロン核種の定量に用
いるために、511KeVのエネルギを計測する放射線検
出器について説明するが、エネルギの異なるシングルフ
ォトン核種にも、同様に適用できることは言うまでもな
い。
いるために、511KeVのエネルギを計測する放射線検
出器について説明するが、エネルギの異なるシングルフ
ォトン核種にも、同様に適用できることは言うまでもな
い。
【0022】放射線検出器は、通常、目的とするγ線を
計測する放射線センサと、該センサが目的としない周囲
の線源(ノイズ)を遮断するための遮蔽容器とを備えて
いる。
計測する放射線センサと、該センサが目的としない周囲
の線源(ノイズ)を遮断するための遮蔽容器とを備えて
いる。
【0023】本発明の第1実施形態は、図1(成形チュ
ーブが測定位置にある時の斜視図)、図2(装置に取り
付けた状態の縦断面図)、図3(同じく側面図)、図4
(分解斜視図)に示す如く、測定対象が流通される、接
着等により形状がコイル状に固定された成形チューブ1
0と、該成形チューブ10内を流通する測定対象から放
出される放射線を検知する放射線センサ20とから主に
構成されている。
ーブが測定位置にある時の斜視図)、図2(装置に取り
付けた状態の縦断面図)、図3(同じく側面図)、図4
(分解斜視図)に示す如く、測定対象が流通される、接
着等により形状がコイル状に固定された成形チューブ1
0と、該成形チューブ10内を流通する測定対象から放
出される放射線を検知する放射線センサ20とから主に
構成されている。
【0024】前記成形チューブ10は、予め、例えば接
着剤によってコイル状に成形、固定されている。
着剤によってコイル状に成形、固定されている。
【0025】前記放射線センサ20は、図5に詳細に示
す如く、前記成形チューブ10の内側に配置される、シ
ンチレータ保護用の遮光ケース24、該遮光ケース24
内に設けられた、放射線により螢光を発生する、筒状の
プラスチックシンチレータ26、及び、該プラスチック
シンチレータ26の内側に配設された、例えば棒状の透
明プラスチックからなる導光体28を含む放射線検出部
22と、前記導光体28によって導かれた光を検出する
ための光電子増倍管32、該光電子増倍管32に高圧を
与えると共に、その出力信号を増幅する信号アンプ・高
圧電源34、及びケーブル36を含むアンプ部30と、
これらを収容するセンサケース38と、放射線センサ2
0を取付筐体12(図2参照)に固定するための取付フ
ランジ40と、を含んで構成されている。図5におい
て、成形チューブ10内の網かけ部は、測定時に放射性
液体が入る部分、同じく空白部は水(食塩水)が入る部
分を示す。
す如く、前記成形チューブ10の内側に配置される、シ
ンチレータ保護用の遮光ケース24、該遮光ケース24
内に設けられた、放射線により螢光を発生する、筒状の
プラスチックシンチレータ26、及び、該プラスチック
シンチレータ26の内側に配設された、例えば棒状の透
明プラスチックからなる導光体28を含む放射線検出部
22と、前記導光体28によって導かれた光を検出する
ための光電子増倍管32、該光電子増倍管32に高圧を
与えると共に、その出力信号を増幅する信号アンプ・高
圧電源34、及びケーブル36を含むアンプ部30と、
これらを収容するセンサケース38と、放射線センサ2
0を取付筐体12(図2参照)に固定するための取付フ
ランジ40と、を含んで構成されている。図5におい
て、成形チューブ10内の網かけ部は、測定時に放射性
液体が入る部分、同じく空白部は水(食塩水)が入る部
分を示す。
【0026】前記放射線センサ20の放射線検出部22
は、図2及び図4によく示される如く、筒状で、例えば
鉛製の内側遮蔽体42の内側に通され、該内側遮蔽体4
2の外側に前記成形チューブ10が配置され、該成形チ
ューブ10の外側に、筒状で、例えば鉛製の外側遮蔽体
44が配置される。
は、図2及び図4によく示される如く、筒状で、例えば
鉛製の内側遮蔽体42の内側に通され、該内側遮蔽体4
2の外側に前記成形チューブ10が配置され、該成形チ
ューブ10の外側に、筒状で、例えば鉛製の外側遮蔽体
44が配置される。
【0027】前記外側遮蔽体44には、成形チューブ1
0の挿入深さを規定するためのスリット44Aが形成さ
れている。
0の挿入深さを規定するためのスリット44Aが形成さ
れている。
【0028】前記成形チューブ10は、放射線検出部2
2に輪投げのように挿入され、そのスリット44Aは、
チューブの出入口として使用される。
2に輪投げのように挿入され、そのスリット44Aは、
チューブの出入口として使用される。
【0029】この放射線センサ20においては、図6に
示す如く、成形チューブ10内の放射性薬剤(検液と称
する)8より全方位に発生した放射線の一部を、プラス
チックシンチレータ26により蛍光に変換し、更に、導
光体28により光電子増倍管32に導く。ここで、導光
体28は、光電子増倍管32の光電変換部(シンチレー
タ面)32Aとプラスチックシンチレータ26の双方
(特に光電子増倍管32)の光屈折に近い透明材質で、
プラスチックシンチレータ26と光電子増倍管32を結
合している。即ち、導光体28が無い場合には、双方の
表面反射により光の利用効率が極端に減少するので、こ
の導光体28によって光と波長を一体化して、これを防
止する。
示す如く、成形チューブ10内の放射性薬剤(検液と称
する)8より全方位に発生した放射線の一部を、プラス
チックシンチレータ26により蛍光に変換し、更に、導
光体28により光電子増倍管32に導く。ここで、導光
体28は、光電子増倍管32の光電変換部(シンチレー
タ面)32Aとプラスチックシンチレータ26の双方
(特に光電子増倍管32)の光屈折に近い透明材質で、
プラスチックシンチレータ26と光電子増倍管32を結
合している。即ち、導光体28が無い場合には、双方の
表面反射により光の利用効率が極端に減少するので、こ
の導光体28によって光と波長を一体化して、これを防
止する。
【0030】図6に示すように、プラスチックシンチレ
ータ26上での発光で、光電子増倍管32のシンチレー
タ面32Aを透過できる角度(透過臨界角)に飛び込む
光は極く一部であり、大半は、反射拡散を繰り返した光
を光電変換している。従って、導光体28が無いと、光
電子増倍管32のシンチレータ面32Aで反射が起きた
り、反射拡散回数も増加し、結果として、検出効率が極
端(例えば1/100以下)に低下する。
ータ26上での発光で、光電子増倍管32のシンチレー
タ面32Aを透過できる角度(透過臨界角)に飛び込む
光は極く一部であり、大半は、反射拡散を繰り返した光
を光電変換している。従って、導光体28が無いと、光
電子増倍管32のシンチレータ面32Aで反射が起きた
り、反射拡散回数も増加し、結果として、検出効率が極
端(例えば1/100以下)に低下する。
【0031】前記導光体28の材質は、屈折率が合う透
明材であれば、例えば、ガラス、プラスチック、結晶体
のいずれを用いることもできる。本実施形態では、加工
性の良いプラスチック(アクリル)を使用している。
明材であれば、例えば、ガラス、プラスチック、結晶体
のいずれを用いることもできる。本実施形態では、加工
性の良いプラスチック(アクリル)を使用している。
【0032】又、該導光体28の形状は、光電子増倍管
32のシンチレータ面32Aとプラスチックシンチレー
タ26の双方の結合面形状で損失がない形状であればよ
い。本実施形態のように、コイル状に巻いた成形チュー
ブ10を計測する場合には、プラスチックシンチレータ
26を円筒にし、双方の距離を均一にして、変換効率を
高めることができる。これに伴い、導光体28の形状も
円柱にすることができる。
32のシンチレータ面32Aとプラスチックシンチレー
タ26の双方の結合面形状で損失がない形状であればよ
い。本実施形態のように、コイル状に巻いた成形チュー
ブ10を計測する場合には、プラスチックシンチレータ
26を円筒にし、双方の距離を均一にして、変換効率を
高めることができる。これに伴い、導光体28の形状も
円柱にすることができる。
【0033】導光体28により光を導かれた光電子増倍
管32は、光入射面であるシンチレータ面32Aで光を
電子に変換し、増倍管で増幅して、電気信号として、飛
び込んだ光の数及びエネルギを計測する回路に出力す
る。
管32は、光入射面であるシンチレータ面32Aで光を
電子に変換し、増倍管で増幅して、電気信号として、飛
び込んだ光の数及びエネルギを計測する回路に出力す
る。
【0034】放射能検出器を用いて、チューブ10内の
放射性液体を測定する場合、チューブから検出器までの
距離、又は、放射性液体の位置による計数率の変化を考
慮する必要がある。従って、放射能量を正確に測定する
には、次の条件を満たすことが望まれる。
放射性液体を測定する場合、チューブから検出器までの
距離、又は、放射性液体の位置による計数率の変化を考
慮する必要がある。従って、放射能量を正確に測定する
には、次の条件を満たすことが望まれる。
【0035】(1)検出器内で測定するチューブの形状
が、測定の都度、毎回同じ形状を採ること。
が、測定の都度、毎回同じ形状を採ること。
【0036】(2)チューブの形状が固定された場合
に、チューブ内で放射性液体の位置が常に同じ位置にあ
ること。
に、チューブ内で放射性液体の位置が常に同じ位置にあ
ること。
【0037】チューブを本実施形態のように成形しない
場合は、例えば、アクリル等の樹脂や硬い紙でチューブ
を巻く芯を作り、その周囲に隙間無く巻き付けていくと
いう方法が一般的であるが、これには、手間と時間がか
かり、使用の都度交換するチューブについて、このよう
な動作を強制させることは現実的ではない。
場合は、例えば、アクリル等の樹脂や硬い紙でチューブ
を巻く芯を作り、その周囲に隙間無く巻き付けていくと
いう方法が一般的であるが、これには、手間と時間がか
かり、使用の都度交換するチューブについて、このよう
な動作を強制させることは現実的ではない。
【0038】更に、本実施形態では、コイルの両端が毎
回同じ位置にくるように、検出器の外側遮蔽体44に、
図4に示す如く、チューブが通過する程度の小さいスリ
ット44Aを入れ、放射性液体が含まれない成形チュー
ブの入口と出口の位置が常に同じ位置に来るようにして
いる。これにより、成形チューブ10の検出器内でのふ
らつきが防止され、正確な測定が可能となる。更に、成
形チューブの長さを最短として、外部機構と最短距離で
接することが可能になる。なお、位置決め手段は、スリ
ットに限定されない。
回同じ位置にくるように、検出器の外側遮蔽体44に、
図4に示す如く、チューブが通過する程度の小さいスリ
ット44Aを入れ、放射性液体が含まれない成形チュー
ブの入口と出口の位置が常に同じ位置に来るようにして
いる。これにより、成形チューブ10の検出器内でのふ
らつきが防止され、正確な測定が可能となる。更に、成
形チューブの長さを最短として、外部機構と最短距離で
接することが可能になる。なお、位置決め手段は、スリ
ットに限定されない。
【0039】例えば出願人が特開2000−35078
3で提案したような放射性薬剤自動与装置の場合、放射
性薬剤を自動的に検出器内のチューブに導入する機構を
有している。従って、コントローラにより、移送する放
射性液体の移送速度と移送時間を設定することによっ
て、毎回、成形チューブ10内の同じ位置に放射性液体
を留めることが可能となり、放射性液体の存在場所によ
る繰り返し誤差を減少させることが可能となる。
3で提案したような放射性薬剤自動与装置の場合、放射
性薬剤を自動的に検出器内のチューブに導入する機構を
有している。従って、コントローラにより、移送する放
射性液体の移送速度と移送時間を設定することによっ
て、毎回、成形チューブ10内の同じ位置に放射性液体
を留めることが可能となり、放射性液体の存在場所によ
る繰り返し誤差を減少させることが可能となる。
【0040】本実施形態においては、放射線センサ20
を成形チューブ10の内側に配置しているので、遮蔽体
の小型化が可能である。又、測定対象が検出部を取り巻
いているため、環境放射線等のノイズの影響を受け難
い。
を成形チューブ10の内側に配置しているので、遮蔽体
の小型化が可能である。又、測定対象が検出部を取り巻
いているため、環境放射線等のノイズの影響を受け難
い。
【0041】特に、特開2000−350783で提案
した装置に使用して放射線の測定を行う場合には、検出
器が小型軽量であるため、簡便に装置に搭載することが
できる。
した装置に使用して放射線の測定を行う場合には、検出
器が小型軽量であるため、簡便に装置に搭載することが
できる。
【0042】本実施形態の放射線センサ20を、出願人
が特開2000−350783で提案した放射性薬剤自
動投与装置に配置した例を図7に示す。図において、5
0は、生理食塩水(又は注射用蒸留水)が入れられた生
食用バック、54は、該生食用バック50から希釈用の
生理食塩水等を抽出するための、滅菌され、先端に注射
針52が設けられたエクステンションチューブ(単にチ
ューブと称する)、56は、三方活栓付バルブ(以下単
に三方活栓と称する)58を介して前記チューブ54内
の生理食塩水等をチューブ60内に注入するための、例
えばパルスモータによるシリンジ駆動装置(図示省略)
を備えた押込み用のディスポーザブルシリンジ(以下、
単にシリンジと称する)、62は、前記チューブ60を
介して前記三方活栓58と接続されたチューブ66内に
放射性薬剤(検液8)を注入するための薬液用シリン
ジ、63は、該シリンジ62を外部から遮蔽するため
の、例えばタングステン製の放射線遮蔽、70は、前記
放射線センサ20によって放射能量が測定された後の薬
剤を、患者に注入するか廃棄するか切換えるための三方
活栓、72は、該三方活栓70で分岐された薬剤を、患
者毎に交換可能なエアベントフィルタ74及び翼付針7
6を介して患者の体内に注入するためのチューブ、80
は、該チューブ72を通過する薬剤の放射線を検出し
て、薬剤の排出を感知するための放射線通過センサ、8
4は、前記三方活栓により切換えられ、チューブ82に
より供給される廃液を収容するための廃液用ボトル、8
6は、主要部を外部から遮蔽するための、例えば鉛製の
放射線遮蔽である。
が特開2000−350783で提案した放射性薬剤自
動投与装置に配置した例を図7に示す。図において、5
0は、生理食塩水(又は注射用蒸留水)が入れられた生
食用バック、54は、該生食用バック50から希釈用の
生理食塩水等を抽出するための、滅菌され、先端に注射
針52が設けられたエクステンションチューブ(単にチ
ューブと称する)、56は、三方活栓付バルブ(以下単
に三方活栓と称する)58を介して前記チューブ54内
の生理食塩水等をチューブ60内に注入するための、例
えばパルスモータによるシリンジ駆動装置(図示省略)
を備えた押込み用のディスポーザブルシリンジ(以下、
単にシリンジと称する)、62は、前記チューブ60を
介して前記三方活栓58と接続されたチューブ66内に
放射性薬剤(検液8)を注入するための薬液用シリン
ジ、63は、該シリンジ62を外部から遮蔽するため
の、例えばタングステン製の放射線遮蔽、70は、前記
放射線センサ20によって放射能量が測定された後の薬
剤を、患者に注入するか廃棄するか切換えるための三方
活栓、72は、該三方活栓70で分岐された薬剤を、患
者毎に交換可能なエアベントフィルタ74及び翼付針7
6を介して患者の体内に注入するためのチューブ、80
は、該チューブ72を通過する薬剤の放射線を検出し
て、薬剤の排出を感知するための放射線通過センサ、8
4は、前記三方活栓により切換えられ、チューブ82に
より供給される廃液を収容するための廃液用ボトル、8
6は、主要部を外部から遮蔽するための、例えば鉛製の
放射線遮蔽である。
【0043】この装置に搭載した場合の、具体的な操作
は、次のとおりである。
は、次のとおりである。
【0044】(1)予め決められた方法によって、成形
チューブ10を、放射線センサ20を含めた所定の位置
にセットする。
チューブ10を、放射線センサ20を含めた所定の位置
にセットする。
【0045】(2)所定のシリンジ62に放射性薬剤を
とり、所定の位置に設定する。
とり、所定の位置に設定する。
【0046】(3)別のシリンジ56で、放射性薬剤の
全量を、成形チューブ10の所定の位置に送り込む。
全量を、成形チューブ10の所定の位置に送り込む。
【0047】(4)放射線センサ20により、成形チュ
ーブ10内の薬剤の放射能量を測定する。測定は、一定
時間γ線を計測し、計測量を予め放射能量が既知の溶液
で作成された検量線と比較し、正確な放射能量を表示す
る。
ーブ10内の薬剤の放射能量を測定する。測定は、一定
時間γ線を計測し、計測量を予め放射能量が既知の溶液
で作成された検量線と比較し、正確な放射能量を表示す
る。
【0048】(5)被験者にチューブ72先端の翼付針
76を挿入して、薬剤の全量を自動的に被験者に投与す
る。
76を挿入して、薬剤の全量を自動的に被験者に投与す
る。
【0049】(6)(1)に戻り、成形チューブ10を
交換して、同様の動作を行う。
交換して、同様の動作を行う。
【0050】本実施形態においては、成形チューブ10
の形状がコイル状とされているので、その内側に放射線
センサ20の放射線検出部22を配置することによっ
て、放射線センサを特に小型化できる。
の形状がコイル状とされているので、その内側に放射線
センサ20の放射線検出部22を配置することによっ
て、放射線センサを特に小型化できる。
【0051】なお、成形チューブ10の形状はコイル状
に限定されず、図8(縦断面図)及び図9(側面図)に
示す第2実施形態のように、渦巻状の成形チューブ11
として、その片側又は両側(図では片側)に、平板状の
プラスチックシンチレータ26´と、先端側が渦巻状チ
ューブ11の外径、光電子増倍管32側が、そのシンチ
レータサイズに合わせた漏斗形状の導光体28´を組み
合わせて用いることも可能である。図9において、成形
チューブ11内の網かけ部は、測定時に放射性液体が入
る部分、同じく空白部は水(食塩水)が入る部分を示
す。
に限定されず、図8(縦断面図)及び図9(側面図)に
示す第2実施形態のように、渦巻状の成形チューブ11
として、その片側又は両側(図では片側)に、平板状の
プラスチックシンチレータ26´と、先端側が渦巻状チ
ューブ11の外径、光電子増倍管32側が、そのシンチ
レータサイズに合わせた漏斗形状の導光体28´を組み
合わせて用いることも可能である。図9において、成形
チューブ11内の網かけ部は、測定時に放射性液体が入
る部分、同じく空白部は水(食塩水)が入る部分を示
す。
【0052】更に、計数検出効率が高く、光電子増倍管
32のシンチレータサイズが成形チューブに対して十分
な大きさがあれば、図10に示す第3実施形態のよう
に、導光体を省略することもでき、小型化可能である。
32のシンチレータサイズが成形チューブに対して十分
な大きさがあれば、図10に示す第3実施形態のよう
に、導光体を省略することもでき、小型化可能である。
【0053】あるいは、図11(縦断面図)及び図12
(側面図)に示す第4実施形態のように、つづら折状の
成形チューブ12を用いることも可能である。図12に
おいて、成形チューブ12内の網かけ部は、測定時に放
射性液体が入る部分、同じく空白部は水(食塩水)が入
る部分を示す。
(側面図)に示す第4実施形態のように、つづら折状の
成形チューブ12を用いることも可能である。図12に
おいて、成形チューブ12内の網かけ部は、測定時に放
射性液体が入る部分、同じく空白部は水(食塩水)が入
る部分を示す。
【0054】あるいは、図13に示す第5実施形態のよ
うに、成形チューブ13自体をコーン状とし、プラスチ
ックシンチレータ26"及び導光体28"を、これに合せ
たコーン形状とすることも可能である。
うに、成形チューブ13自体をコーン状とし、プラスチ
ックシンチレータ26"及び導光体28"を、これに合せ
たコーン形状とすることも可能である。
【0055】本実施形態によれば、プラスチックシンチ
レータ26"で発生した螢光を、非常に効率良く、光電
子増倍管32に取込むことができる。
レータ26"で発生した螢光を、非常に効率良く、光電
子増倍管32に取込むことができる。
【0056】なお、前記実施形態においては、プラスチ
ックシンチレータが用いられていたが、シンチレータの
種類はこれに限定されず、用途に応じて、NaI等の結
晶シンチレータを用いることも可能である。
ックシンチレータが用いられていたが、シンチレータの
種類はこれに限定されず、用途に応じて、NaI等の結
晶シンチレータを用いることも可能である。
【0057】又、前記説明においては、投与装置に適用
する際に、ポジトロン核種で説明していたが、エネルギ
の異なるシングルフォトン核種においても、検出するエ
ネルギを変更することによって、簡便に本発明を適用で
きる。又、投与装置は自動である必要はなく、更に投与
装置である必要もない。チューブに含まれる放射能量を
正確に測定し、作業者の被曝を防ぎながら、その全量を
次工程に移動することを目的とする装置一般に適用可能
である。
する際に、ポジトロン核種で説明していたが、エネルギ
の異なるシングルフォトン核種においても、検出するエ
ネルギを変更することによって、簡便に本発明を適用で
きる。又、投与装置は自動である必要はなく、更に投与
装置である必要もない。チューブに含まれる放射能量を
正確に測定し、作業者の被曝を防ぎながら、その全量を
次工程に移動することを目的とする装置一般に適用可能
である。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、チューブを交換する度
に放射能を測定する繰り返し測定の精度を保った状態
で、検出器の小型化、軽量化が可能となる。
に放射能を測定する繰り返し測定の精度を保った状態
で、検出器の小型化、軽量化が可能となる。
【図1】本発明に係る放射線検出器の第1実施形態で、
成形チューブが測定位置にある時の斜視図
成形チューブが測定位置にある時の斜視図
【図2】同じく装置に取り付けた状態の縦断面図
【図3】同じく側面図
【図4】同じく分解斜視図
【図5】同じく放射線センサの要部構成を示す縦断面図
【図6】同じく検出原理を説明するための概念図
【図7】第1実施形態が搭載された放射性薬剤自動投与
装置の全体構成を示す管格図
装置の全体構成を示す管格図
【図8】本発明の第2実施形態を示す縦断面図
【図9】同じく側面図
【図10】本発明の第3実施形態を示す斜視図
【図11】本発明の第4実施形態を示す縦断面図
【図12】同じく側面図
【図13】本発明の第5実施形態を示す縦断面図
10〜13…成形チューブ 12…取付筐体 20…放射線センサ 22…放射線検出部 24…遮光ケース 26、26´、26″…プラスチックシンチレータ 28、28´、28″…導光体 30…アンプ部 32…光電子増倍管 32A…シンチレータ面 34…信号アンプ・高圧電源 38…センサケース 42、44…遮蔽体 44A…スリット
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 基仁 東京都品川区北品川五丁目9番11号 住友 重機械工業株式会社内 (72)発明者 叶井 徹 神奈川県小田原市前川66番地4号 株式会 社ユニバーサル技研内 (72)発明者 神主 英弘 神奈川県小田原市前川66番地4号 株式会 社ユニバーサル技研内 Fターム(参考) 2G088 EE25 FF04 GG18 JJ09 JJ29 4C066 AA09 BB01 CC01 DD08 EE14 FF04 GG06 GG08 GG11 GG20 HH12 JJ02 JJ10 KK09 LL07 LL19 QQ15 QQ41 4C082 AA05 AC03 AC05 AE05 AG04 AP02 AR01 AR12
Claims (10)
- 【請求項1】測定対象が流通される、形状が固定された
成形チューブと、 該成形チューブ内を流通する測定対象から放出される放
射線を検出する放射線検出手段と、 を備えたことを特徴とする放射線検出器。 - 【請求項2】前記成形チューブがコイル状に成形され、
前記放射線検出手段が、該コイルの内側に放出される放
射線を検知するようにされていることを特徴とする請求
項1に記載の放射線検出器。 - 【請求項3】前記成形チューブが渦巻状に成形され、前
記放射線検出手段が、該渦巻の片側又は両側に放出され
る放射線を検知するようにされていることを特徴とする
請求項1に記載の放射線検出器。 - 【請求項4】前記成形チューブがコーン状に成形され、
前記放射線検出手段が、該コーンの内側に放出される放
射線を検知するようにされていることを特徴とする請求
項1に記載の放射線検出器。 - 【請求項5】前記放射線検出手段が、前記成形チューブ
の近傍に配設されるシンチレータと、放射線により該シ
ンチレータで発生した光を増倍する光電子増倍管を含む
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の放
射線検出器。 - 【請求項6】前記シンチレータと光電子増倍管の間に導
光体が配設されていることを特徴とする請求項5に記載
の放射線検出器。 - 【請求項7】前記成形チューブを外部から遮蔽するため
の遮蔽手段が設けられていることを特徴とする請求項1
乃至6のいずれかに記載の放射線検出器。 - 【請求項8】前記遮蔽手段が、前記成形チューブの位置
決めも行うようにされていることを特徴とする請求項7
に記載の放射線検出器。 - 【請求項9】請求項1乃至8のいずれかに記載の放射線
検出器を含み、放射線検出時に、測定対象が、常に前記
成形チューブ内の同じ位置に停止するようにされている
ことを特徴とする放射線自動測定装置。 - 【請求項10】請求項9に記載の放射線自動測定装置を
含む放射性薬剤自動投与装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001145297A JP2002341040A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 放射線検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001145297A JP2002341040A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 放射線検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002341040A true JP2002341040A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18991137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001145297A Pending JP2002341040A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 放射線検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002341040A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005326398A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-11-24 | General Electric Co <Ge> | 放射性医薬品の注入のためのシステム、方法、及び装置 |
US7713239B2 (en) | 2003-04-08 | 2010-05-11 | Medrad, Inc. | System for delivery of hazardous pharmaceuticals |
JP2013011441A (ja) * | 2009-12-14 | 2013-01-17 | Medrad Inc | 放射性医薬物質の放射能を決定するための装置及び方法 |
US9056164B2 (en) | 2007-01-01 | 2015-06-16 | Bayer Medical Care Inc. | Radiopharmaceutical administration methods, fluid delivery systems and components thereof |
US9056200B2 (en) | 2008-06-06 | 2015-06-16 | Bayer Medical Care Inc. | Apparatus and methods for delivery of fluid injection boluses to patients and handling harmful fluids |
US9108047B2 (en) | 2010-06-04 | 2015-08-18 | Bayer Medical Care Inc. | System and method for planning and monitoring multi-dose radiopharmaceutical usage on radiopharmaceutical injectors |
US9707342B2 (en) | 2012-06-07 | 2017-07-18 | Bayer Healthcare | Shield adapted to fit medical injector syringe |
US9889288B2 (en) | 2012-06-07 | 2018-02-13 | Bayer Healthcare Llc | Tubing connectors |
US10272263B2 (en) | 2012-06-07 | 2019-04-30 | Bayer Healthcare Llc | Radiopharmaceutical delivery and tube management system |
-
2001
- 2001-05-15 JP JP2001145297A patent/JP2002341040A/ja active Pending
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US8454561B2 (en) | 2003-04-08 | 2013-06-04 | Medrad, Inc. | Fluid delivery systems for delivery of pharmaceutical fluids |
US9005166B2 (en) | 2003-04-08 | 2015-04-14 | Bayer Medical Care Inc. | Fluid delivery systems, devices and methods for delivery of hazardous fluids |
US9561344B2 (en) | 2003-04-08 | 2017-02-07 | Bayer Healthcare Llc | Fluid delivery systems, devices, and methods for delivery of hazardous fluids |
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US9913941B2 (en) | 2007-01-01 | 2018-03-13 | Bayer Healthcare Llc | Radiopharmaceutical administration methods, fluid delivery systems and components thereof |
US9750953B2 (en) | 2008-06-06 | 2017-09-05 | Bayer Healthcare Llc | Apparatus and methods for delivery of fluid injection boluses to patients and handling harmful fluids |
US9056200B2 (en) | 2008-06-06 | 2015-06-16 | Bayer Medical Care Inc. | Apparatus and methods for delivery of fluid injection boluses to patients and handling harmful fluids |
JP2013011441A (ja) * | 2009-12-14 | 2013-01-17 | Medrad Inc | 放射性医薬物質の放射能を決定するための装置及び方法 |
JP2016095321A (ja) * | 2009-12-14 | 2016-05-26 | バイエル メディカル ケア インコーポレーテッド | 放射性医薬物質の放射能を決定するための装置及び方法 |
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US9889288B2 (en) | 2012-06-07 | 2018-02-13 | Bayer Healthcare Llc | Tubing connectors |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050322 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050726 |