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JP2002236096A - 光トポグラフィ装置とデータ生成装置 - Google Patents

光トポグラフィ装置とデータ生成装置

Info

Publication number
JP2002236096A
JP2002236096A JP2001032416A JP2001032416A JP2002236096A JP 2002236096 A JP2002236096 A JP 2002236096A JP 2001032416 A JP2001032416 A JP 2001032416A JP 2001032416 A JP2001032416 A JP 2001032416A JP 2002236096 A JP2002236096 A JP 2002236096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
head
irradiating
blood
brain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001032416A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Ohashi
宏介 大橋
Hironari Nakada
裕也 中田
Takeshi Yamamoto
剛 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001032416A priority Critical patent/JP2002236096A/ja
Publication of JP2002236096A publication Critical patent/JP2002236096A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 念じるとこに伴う脳活動の変化を捕らえて操
作対象を制御すること。 【解決手段】 操作者の頭部26に固定具18を装着
し、頭部26に近赤外線光を照射し、頭部26に照射さ
れた光のうち脳の血液を透過した光の反射光を光ファイ
バ24で集光し、集光した光をその強度に応じた電気信
号に光電変換器22で変換し、この電気信号に基づいて
コントローラ10によりキャラクタ34の移動を制御す
る。すなわち、操作者の念じ方が大きいときにはキャラ
クタ34を孔36の位置まで移動させ、念じ方が小さい
ときには孔36から外れた位置までキャラクタ34を移
動させる。これにより、手や足などを使わずに操作者の
脳の活動のみによってキャラクタ34の移動を制御する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光トポグラフィ装
置とデータ生成装置に係り、特に、光や近赤外線光を用
いて脳機能の活動を反映した信号を検出し、この検出信
号を利用して制御対象や操作対象などを制御するに好適
な光トポグラフィ装置とデータ生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲーム装置やコンピュータなどを
操作するに際しては、ジョイスティックやハンドル、キ
ーボードなどが用いられており、これらの操作手段は操
作者の操作に応答して信号を発生するようになってい
る。
【0003】一方、操作者の操作を要することなく、脳
波を利用してゲーム装置を操作するものとして、例え
ば、特開平6−296757号公報、特開平7−124
331号公報に記載されているものがある。脳波を利用
した場合、操作者の操作が不要となるが、脳波を利用す
る場合、脳波を電気信号に変換しなければならず、しか
も、この電気信号は微弱な電気信号として検出されるた
め、筋肉を動かしたときに生じる電気ノイズや外来ノズ
ルの影響を受けやすい。
【0004】この欠点を補うものとして、例えば、特開
平9−149894号公報に記載されているように、脳
の活動を光学的な手法で測定し、この測定値を各種装置
への入力に利用するものが提案されている。
【0005】しかし、脳機能信号をデータ入力や制御信
号に用いる場合、入力データや制御信号そのものが操作
者の意図した内容になっているか否かを直ちに確認する
ことが困難である。特に、脳波は色々な電気信号が重複
しているため、計測した信号から不必要な信号を除去す
るなどの信号処理を行わなければならない。そのため、
操作者の現在の脳機能信号がどのようになっているかを
直ちに確認することが難しく、また誤ったデータを入力
したときにすぐに修正することが困難である。
【0006】そこで、近赤外線光を用いて、操作者の手
の操作に伴う脳機能信号を検出し、検出した脳機能信号
にしたがって機器を制御するようにしたものが提案され
ている(特開2000−172407号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
近赤外線光を用いて、操作者の手の操作に伴う脳機能信
号を検出し、検出した脳機能信号にしたがって機器を制
御しているため、手の操作状態に応じて機器を制御する
ことができる。
【0008】しかし、機器を制御するにも、操作者が手
を操作しなければならず、脳活動そのものを検出して、
すなわち手や足などを操作することなく、脳の活動の変
化を検出して機器などを制御することについては配慮さ
れていない。
【0009】本発明の第1の課題は、念じるとこに伴う
脳活動の変化を捕らえて制御対象または操作対象を制御
することができる光トポグラフィ装置を提供することに
ある。
【0010】本発明の第2の課題は、念じることに伴う
脳部活動の変化の状態を表示することができる光トポグ
ラフィ装置を提供することにある。
【0011】本発明の第3の課題は、念じることに伴う
脳活動の変化に関するデータを生成することができるデ
ータ生成装置およびデータ生成装置によって生成された
データを格納したデータベースを提供することにある。
【0012】本発明の第4の課題は、念じることに伴う
脳活動の変化に関するデータが格納されたデータベース
の利用方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記第1の課題を解決す
るために、脳を含む頭部に光を照射する光照射手段と、
前記光照射手段から前記頭部に照射された光のうち前記
頭部内の血液を透過した光の反射光を集光する集光手段
と、前記集光手段により集光された光の強度に基づいて
制御対象を制御する制御手段とを備えてなる光ポトグラ
フィ装置を構成したものである。
【0014】また、前記第2の課題を解決するために、
本発明は、脳を含む頭部に光を照射する光照射手段と、
前記光照射手段から前記頭部に照射された光のうち前記
頭部内の血液を透過した光の反射光を集光する集光手段
と、前記集光手段により集光された光をその強度に応じ
た電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手
段の出力による電気信号のレベルに応じた画像を画面上
に表示する表示手段とを備えてなる光ポトグラフィ装置
を構成したものである。
【0015】前記光トポグラフィ装置を構成するに際し
ては、前記表示手段の代わりに、以下の要素を付加する
ことができる。
【0016】(1)前記光電変換手段の出力による電気
信号のレベルと設定値とを比較しこの比較結果に応じた
操作信号を出力する操作信号出力手段と、前記操作信号
に応じた画像を画面上に表示する表示手段とを備えてな
る。
【0017】(2)前記光電変換手段の出力による電気
信号のレベルと設定値とを比較しこの比較結果に応じた
操作信号を出力する操作信号出力手段と、画面上に操作
対象を含む画像を表示する表示手段と、前記操作信号に
応答して前記画面上の操作対象の移動を制御する画像制
御手段とを備えてなる。
【0018】(3)前記光電変換手段の出力による電気
信号のレベルと設定値とを比較しこの比較結果に応じた
操作信号を出力する操作信号出力手段と、画面上にキャ
ラクタを含む画像を表示する表示手段と、前記操作信号
に応答して前記画面上のキャラクタの移動を制御する画
像制御手段とを備えてなる。
【0019】前記各光トポグラフィ装置を構成するに際
しては、光として近赤外線光を用いることができる。
【0020】第3の課題を解決するために、本発明は、
脳を含む頭部に光を照射する光照射手段と、前記頭部に
照射された光のうち前記頭部内の血液を透過した光の反
射光を集光する集光手段と、前記集光手段により集光さ
れた光をその強度に応じた電気信号に変換する光電変換
手段と、前記光電変換手段によって得られた電気信号を
基に前記血液の変化を示すデータを時間軸に関連づけて
生成するデータ生成手段とを備えてなるデータ生成装置
を構成したものである。
【0021】前記データ生成手段を構成するに際して
は、以下の要素を付加することができる。
【0022】(1)前記血液の変化は、血液の量または
血液中のヘモグロビン濃度の変化である。
【0023】(2)生成すべきデータに対する複数のパ
ラメータに関連づけて前記脳に刺激を与える刺激手段を
備えてなる。
【0024】(3)前記光は近赤外線光である。
【0025】また、前記いずれかのデータ生成装置によ
り生成されたデータを格納してなるデータベースを構成
することができる。
【0026】第4の課題を解決するために、本発明は、
前記いずれかのデータ生成装置により生成されたデータ
を格納してなるデータベースをネットワークを介して利
用するに際して、予め設定された登録番号を含むアクセ
スに対してのみ前記データベースを開放することを特徴
とするデータベースの利用方法を採用したものである。
【0027】前記した手段によれば、脳を含む頭部に光
が照射され、頭部内の血液を透過した光の反射光が集光
され、集光された光の強度が検出されると、この光の強
度は、体験者(操作者)が念じることによって体験者の
頭部内の血液の量あるいはヘモグロビン濃度が変化し、
この変化が光の透過率の変化として表れ、この光の透過
率の変化が光の強度に反映されるので、光の強度に基づ
いて制御対象を制御することができる。すなわち、体験
者(操作者)が手や足を使わずに念じることで、念じの
度合いに応じて制御対象を制御することができる。
【0028】また、光の強度を電気信号に変換し、この
電気信号に基づいた画像を表示した場合、体験者(操作
者)の念じ方に応じた画像を表示たり、念じ方によって
操作対象やギャラクタの移動を制御することができる。
【0029】また、光の強度に応じた電気信号のレベル
と設定値を比較し、この比較結果に応じた操作信号によ
る画像を画面上に表示する場合、この画面上の画像を見
ることで、体験者の理解度や診断などに利用することが
できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態であっ
て、データ生成装置を含む光トポグラフィ装置のブロッ
ク構成図である。図1において、光トポグラフィ装置
は、例えば、パーソナルコンピュータで構成されたコン
トローラ10を備えており、コントローラ10はスイッ
チ(制御ライン)12、光源14、光ファイバ16を介
して固定具18に接続されているとともに、A/D(ア
ナログ・デジタル)コンバータ20、光電変換器22、
光ファイバ24を介して固定具18に接続されている。
スイッチ12は、コントローラ10からの指令にしたが
って回路を開閉するようになっており、回路が閉じたと
きには光源14に電力が供給される。この光源14は、
例えば、発振波長が近赤外線領域にある半導体レーザで
構成されており、光源14から発生する近赤外線光が光
ファイバ16を介して固定具18に伝送されるようにな
っている。
【0031】固定具18は帯状に構成され、体験者の頭
部26に装着されるようになっている。そして光ファイ
バ16の端部が固定具18の一端に接続され、固定具1
8の他端に光ファイバ24の端部が接続されている。固
定具18が頭部26に装着された状態で、光源14から
の近赤外線光が光ファイバ16を介して頭部26に照射
されると、頭部26に照射された近赤外線光は頭部26
の頭蓋骨を透過した後脳内の血液を透過し、血液を透過
した光の一部は散乱し、その一部は反射光として光ファ
イバ24に集光されるようになっている。すなわち、光
源14、光ファイバ16は光照射手段として構成されて
おり、光ファイバ24は集光手段として構成されてい
る。
【0032】光ファイバ24によって集光された光は光
電変換器22に導かれ、光電変換器22により、その強
度に応じてレベル(振幅)が変化するアナログ量の電気
信号に変換される。この光電変換器22は、例えば、ア
バランシェエフォトダイオードで構成されており、光電
変換手段としての光電変換器22によって得られた電気
信号はA/Dコンバータ20に出力されるようになって
いる。A/Dコンバータ20は光電変換器22からの電
気信号であるアナログ信号をデジタル信号に変換し、こ
のデジタル信号を順次コントローラ10に伝送するよう
になっている。
【0033】コントローラ10は、光ファイバ24によ
って集光された光がその強度に応じた電気信号に変換さ
れてデジタル信号として入力されたときに、電気信号の
レベルに応じた画像を表示するための画像信号を生成
し、この画像信号を表示手段としてのディスプレイ28
に出力し、ディスプレイ28の画面上に画像信号に応じ
た画像を表示させるようになっている。
【0034】また、コントローラ10は、制御手段とし
ての機能を備え、電気信号に応じた制御信号を生成し、
この制御信号にしたがって機器30の駆動を制御するよ
うになっている。
【0035】さらに、コントローラ10は、操作信号出
力手段としての機能を備え、入力された電気信号のレベ
ルと設定値とを比較し、この比較結果に応じた操作信号
を出力するとともに、画像制御手段としての機能を備
え、操作信号に応答して操作信号にしたがった画像信号
を生成し、ディスプレイ28の画面上に表示された操作
対象あるいはキャラクタの移動を制御するようになって
いる。
【0036】また、コントローラ10は、データ生成手
段としての機能を備え、入力された電気信号(デジタル
信号)を基に、血液の変化を示すデータを時間軸に関連
付けて生成し、生成したデータをデータベース32に格
納するようになっている。
【0037】データを生成するに際しては、体験者の脳
の活動の変化を捕らえてデータを収集することとしてい
る。すなわち、体験者に近赤外線光を照射しているとき
に、体験者が念じると、体験者の脳に含まれる血液に変
化が生じる。
【0038】具体的には、体験者の念じ方に応じて脳中
の血液の量または血液中のヘモグロビン濃度(還元、酸
化ヘモグロビンの濃度)が変化する。血液の量または血
液中のヘモグロビン濃度が変化すると、体験者の頭部2
6に照射された近赤外線光の透過率が変化し、この変化
は光ファイバ24によって集光される光の強度に反映さ
れる。このため、集光された光の強度に応じた電気信号
にしたがったデータを蓄積することで、体験者の念じ方
の度合いを示すデータを収集することができる。
【0039】データを収集するに際しては、体験者の頭
部26に近赤外線光を照射しているときに、生成すべき
データに対する複数のパラメータに関連づけて体験者の
脳に刺激を与えるための質問事項、例えば、体験者の体
調等に関する質問事項をコントローラ10に接続された
スピーカ(刺激手段)から音声で出力することで、各種
パラメータに対する念じ方の度合いを示す個人情報を収
集することができる。
【0040】この個人情報として得られたデータをデー
タベース32に格納することで、データベース32に格
納されたデータを、リハビリ教育ツールとして、小児麻
痺などの自主リハビリトレーニング教育に利用したり、
自動車の緊急回避ツールとして、癲癇発生時の対応に利
用したりすることもできる。
【0041】次に、光トポグラフィ装置をゲームに利用
したときの作用を図2および図3にしたがって説明す
る。まず、コントローラ10にゲームに関するプログラ
ム(ゲームソフト)や画像情報が入力されると、この画
像情報にしたがった画像がディスプレイ28の画面上に
表示される。このとき操作者(ゲーム利用者)の頭部2
6に固定具18が装着されると、光源14からの近赤外
線光が頭部26に照射される。
【0042】操作者の操作によりゲームが開始される
と、ゲームソフトの進行に伴ってディスプレイ28の画
面上にはキャラクタ34が表示される(ステップS
1)。この後、ディスプレイ28の画面上にはキャラク
タ34の移動方向が矢印で示される(ステップS2)。
このとき、操作者がキャラクタ34を、目標となる孔3
6を通過させるように念じると、念じ方に応じた光の強
度が光ファイバ24を介して光電変換器22で検出され
る(ステップS3)。光電変換器22で検出された光が
電気信号に変換されると、この電気信号はA/Dコンバ
ータ20を介してデジタル信号に変換されてコントロー
ラ10に出力される。コントローラ10は、入力された
デジタル信号の値を数値化し(ステップS4)、数値化
されたデータを体験者に対応づけて補正するための演算
を行う(ステップS5)。
【0043】この後、コントローラ10は、補正された
値にしたがった操作信号を生成し、操作信号にしたがっ
てキャラクタ34を移動させる(ステップS6)。この
とき、操作者の念じ方の度合いに応じて生成された電気
信号に基づいてキャラクタ34が移動し、入力された電
気信号のレベルが設定値を超えたときにはキャラクタ3
4は目標となる孔36を通過することになる。
【0044】一方、入力された電気信号のレベルが設定
値以下のとき、あるいは設定値の範囲から外れたときに
はキャラクタ34は孔36を通過することなく、念じ方
の度合いに応じた位置に移動する。
【0045】そして、キャラクタ34が孔36を通過し
たときにはステップS2に戻り、キャラクタ34が孔3
6を通過しないと判定されたときには(ステップS
7)、ステップS4で検出された検出値とキャラクタ3
4の移動結果が比較される(ステップS8)。この後、
比較結果に応じて、ステップS5で用いた補正値を変化
させるための演算を行い(ステップS9)、この演算結
果から新たな補正値を求め(ステップS10)、ステッ
プS2に戻る。
【0046】この後の処理は、ステップS2〜ステップ
S10までの処理が繰り返され、ステップS8〜S10
に移るごとに補正値が順次更新されるが、補正値の更新
を1回行うだけで、キャラクタ34が目標の位置に到達
しないときには、補正値を更新せず、キャラクタ34の
移動結果を表示するだけで同じゲームを繰り返したり、
他のゲームに移行させることもできる。
【0047】このように、本実施形態によれば、操作者
の念じ方によってキャラクタ34を移動させることがで
き、手や足を用いることなく、操作者の脳の活動そのも
のを利用してキャラクタ34を移動させることができ
る。
【0048】また、ゲームを行うに際しては、ゲームが
始まる前に、操作者個人のデータベースを相性診断のデ
ータとして利用するために、操作者個人の念じ方の度合
いを示すデータを収集し、収集されたデータをゲームに
組み込むこともできる。この場合、操作者個人のスキル
および傾向に合わせたゲームを行うことが可能になる。
【0049】例えば、個人のスキルに合わせて、ゲーム
の内容、安易性、難易度などゲームのシーン(場面)を
変えることができる。
【0050】また、操作者の念じ方の度合いを画像表示
する場合、この念じ方に応じてキャラクタ34の色を、
例えば、赤、緑、青で変化させることもできる。
【0051】前記実施形態においては、光トポグラフィ
装置をゲームに利用したものについて述べたが、この装
置は教育などに利用することができる。例えば、各生徒
に固定具18を装着させ、先生の言ったことを理解して
いるか否かを各生徒の念じ方の度合で判定することがで
きる。
【0052】個人情報として収集されたデータベース3
2を利用するに際しては、例えば、データベース32を
ネットワーク(インターネット)に接続し、ネットワー
クに接続されたものに、データベース32内のデータを
利用させる場合、予め設定された登録番号を含むアクセ
スに対してのみデータベース32を開放する方法を採用
することができる。この場合、登録番号を暗号で構成す
ることもできる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
体験者(操作者)が手や足を使わずに念じることで、念
じの度合いに応じて制御対象を制御することができる。
【0054】また、本発明によれば、体験者(操作者)
の念じ方に応じた画像を表示たり、念じ方によって操作
対象やギャラクタの移動を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す光トポグラフィ装置
のブロック構成図である。
【図2】光トポグラフィ装置をゲームに用いたときの操
作方法を説明するための図である。
【図3】光トポグラフィ装置をゲームに用いたときの作
用を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 コントローラ 12 スイッチ 14 光源 16 光ファイバ 18 固定具 20 A/Dコンバータ 22 光電変換器 24 光ファイバ 26 頭部 28 ディスプレイ 30 機器 32 データべース 34 キャラクタ 36 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 剛 埼玉県比企郡鳩山町赤沼2520番地 株式会 社日立製作所基礎研究所内 Fターム(参考) 2C001 BB08 BC06 CA00 CA09 2G059 AA01 AA05 BB12 CC18 EE01 EE02 FF04 GG01 HH01 JJ17 KK02 MM01 MM05 MM09 MM10 PP04 4C038 KK00 KK01 KL05 KL07 KM00 KX01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脳を含む頭部に光を照射する光照射手段
    と、前記光照射手段から前記頭部に照射された光のうち
    前記頭部内の血液を透過した光の反射光を集光する集光
    手段と、前記集光手段により集光された光の強度に基づ
    いて制御対象を制御する制御手段とを備えてなる光ポト
    グラフィ装置。
  2. 【請求項2】 脳を含む頭部に光を照射する光照射手段
    と、前記光照射手段から前記頭部に照射された光のうち
    前記頭部内の血液を透過した光の反射光を集光する集光
    手段と、前記集光手段により集光された光をその強度に
    応じた電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変
    換手段の出力による電気信号のレベルに応じた画像を画
    面上に表示する表示手段とを備えてなる光ポトグラフィ
    装置。
  3. 【請求項3】 脳を含む頭部に光を照射する光照射手段
    と、前記光照射手段から前記頭部に照射された光のうち
    前記頭部内の血液を透過した光の反射光を集光する集光
    手段と、前記集光手段により集光された光をその強度に
    応じた電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変
    換手段の出力による電気信号のレベルと設定値とを比較
    しこの比較結果に応じた操作信号を出力する操作信号出
    力手段と、前記操作信号に応じた画像を画面上に表示す
    る表示手段とを備えてなる光ポトグラフィ装置。
  4. 【請求項4】 脳を含む頭部に光を照射する光照射手段
    と、前記光照射手段から前記頭部に照射された光のうち
    前記頭部内の血液を透過した光の反射光を集光する集光
    手段と、前記集光手段により集光された光をその強度に
    応じた電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変
    換手段の出力による電気信号のレベルと設定値とを比較
    しこの比較結果に応じた操作信号を出力する操作信号出
    力手段と、画面上に操作対象を含む画像を表示する表示
    手段と、前記操作信号に応答して前記画面上の操作対象
    の移動を制御する画像制御手段とを備えてなる光ポトグ
    ラフィ装置。
  5. 【請求項5】 脳を含む頭部に光を照射する光照射手段
    と、前記光照射手段から前記頭部に照射された光のうち
    前記頭部内の血液を透過した光の反射光を集光する集光
    手段と、前記集光手段により集光された光をその強度に
    応じた電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変
    換手段の出力による電気信号のレベルと設定値とを比較
    しこの比較結果に応じた操作信号を出力する操作信号出
    力手段と、画面上にキャラクタを含む画像を表示する表
    示手段と、前記操作信号に応答して前記画面上のキャラ
    クタの移動を制御する画像制御手段とを備えてなる光ポ
    トグラフィ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5のうちい
    ずれか1項に記載の光ポトグラフィ装置において、前記
    光は近赤外線光であることを特徴とする光ポトグラフィ
    装置。
  7. 【請求項7】 脳を含む頭部に光を照射する光照射手段
    と、前記頭部に照射された光のうち前記頭部内の血液を
    透過した光の反射光を集光する集光手段と、前記集光手
    段により集光された光をその強度に応じた電気信号に変
    換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって得ら
    れた電気信号を基に前記血液の変化を示すデータを時間
    軸に関連づけて生成するデータ生成手段とを備えてなる
    データ生成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のデータ生成装置におい
    て、前記血液の変化は、血液の量または血液中のヘモグ
    ロビン濃度の変化であることを特徴とするデータ生成装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載のデータ生成装
    置において、生成すべきデータに対する複数のパラメー
    タに関連づけて前記脳に刺激を与える刺激手段を備えて
    なることを特徴とするデータ生成装置。
  10. 【請求項10】 請求項7、8または9のうちいずれか
    1項に記載のデータ生成装置において、前記光は近赤外
    線光であることを特徴とするデータ生成装置。
  11. 【請求項11】 請求項7、8、9または10のうちい
    ずれか1項に記載のデータ生成装置により生成されたデ
    ータを格納してなるデータベース。
  12. 【請求項12】 請求項7、8、9または10のうちい
    ずれか1項に記載のデータ生成装置により生成されたデ
    ータを格納してなるデータベースをネットワークを介し
    て利用するに際して、予め設定された登録番号を含むア
    クセスに対してのみ前記データベースを開放することを
    特徴とするデータベースの利用方法。
JP2001032416A 2001-02-08 2001-02-08 光トポグラフィ装置とデータ生成装置 Pending JP2002236096A (ja)

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