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JP2002235023A - インクジェットプリンタ及びそれに用いるインク組成物 - Google Patents

インクジェットプリンタ及びそれに用いるインク組成物

Info

Publication number
JP2002235023A
JP2002235023A JP2001033082A JP2001033082A JP2002235023A JP 2002235023 A JP2002235023 A JP 2002235023A JP 2001033082 A JP2001033082 A JP 2001033082A JP 2001033082 A JP2001033082 A JP 2001033082A JP 2002235023 A JP2002235023 A JP 2002235023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
paper
pigment
printing
jet printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001033082A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Ouchi
明美 大内
Tsutomu Maekawa
勉 前川
Kunihiro Tamahashi
邦裕 玉橋
Atsushi Tsunoda
角田  敦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2001033082A priority Critical patent/JP2002235023A/ja
Publication of JP2002235023A publication Critical patent/JP2002235023A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速、高信頼性印字品質および低ランニング
コストを図ったインクジェット記録方式に用いるインク
組成物及び記録方法の提供。 【解決手段】 用紙の両面がともに、ベック平滑度80
s以下、pHが6.5以下の普通用紙に10ips以上
の記録速度で印刷を行うインクジェットプリンタにおい
て、使用するインク組成物が、少なくとも顔料、水およ
びウレタン樹脂エマルジョンを含有し、裏面の影響によ
る色差が△Eで15以下とする。さらにインク組成物は
固形分30%以上のウレタン樹脂エマルジョンを10〜
60wt%含み、前記ウレタン樹脂エマルジョンの固形
分がアクリル樹脂を0〜90重量パーセント含有するも
のであるとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、普通紙に高速記録
を行うためのインクジェット記録装置に用いられるイン
ク組成物及び記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット記録用インク
組成物としては、水溶性液体インク組成物が広く使われ
ている。しかし、オフィスで一般に使われているコピー
用紙等の普通紙に印字を行うと、印字したインクが紙の
繊維に沿って広がるため、ドット形状が不定形となりい
わゆるにじみが発生した。
【0003】にじみと乾燥性を改善する目的で種々の改
良がなされている。例えば特公昭60-34992号公報には、
多量の界面活性剤によりインクの表面張力を低下させ乾
燥性を高めることが提案されている。また、特開昭58-1
08271号公報には室温で固体のワックス等を素材とした
ホットメルト型インク組成物を用いて記録する方法等が
記載されている。米国特許第4,391,369号、4,484,948号
には、紙質に関係なく良好な印刷品質を提供するインク
組成物が記述されている。
【0004】インクジェット記録においては、インク滴
の過剰な浸透、にじみを防止して濃度及び彩度の高い印
刷を実現し、更には耐水性、保存特性を向上するため
に、特殊な基体(インクジェット専用紙)が使用される
ことが通例であった。これに関しては既に多くの報告が
なされているが、例えばUSP 5,854,649号、USP 5,853,8
99号、特開平11-192778号、特開平11-129610号、特開平
11-078223号、特開平11-078221号、特開平11-034485
号、特開平11-028861号、特開平11-020300号、特許2845
832号、特表平11-506991号等には、特定の水溶性レジン
を塗工することでインク吸着性を向上することが記載さ
れており、例えばUSP 5,516,364号、特開平11-192775
号、特開平11-157207号、特開平11-129606号、特開平11
-048604号、特開平11-034481号、特許2938917号、特許2
887098号、特許2883299号、特許2877740号等には、特定
のクレイ、アルミナ等無機材料を含有することで、同様
にインク吸着性を向上し高品質の印刷を行うことが記載
されている。
【0005】用紙pHに関しては、特開2000-119572号
および特開2000-154344号公報において報告がある。
【0006】併行して、高画質な印刷を実現するための
インクジェット用インク組成物に関しても多数の報告が
なされている。膨大なので一部を例示すると、特許2136
873号、特許2116198号、特許2037450号、特許2037453
号、特許2894568号、特許2710138号、特許2792135号、
特許2841678号、特許1927399号等にはにじみの少ない印
刷、あるいは耐水性を可能にするインク等が記載されて
いる。
【0007】用紙及びインクの物理特性の関連性に関し
ても多くの報告があり、特開平10-330666号、特開平10-
316915号、特開平10-272828号、特開平10-279870号、特
開平10-237370号、特開平11-129460号、特許2618361
号、特許2801295号、特許2529154号、特許2516218号、
特許2825224号等には、最適な印刷を得るための用紙の
ステキヒトサイズ度、用紙及びインクのブリストー濡れ
時間、吸収係数、インクの蒸発速度に関する報告等が記
載されている。
【0008】上記のインク及び用紙(基体)に関する一
般的な解説書としては、例えば「インクジェット記録の
高画質、高速化技術と関連材料の開発」、技術情報協
会、1999年出版、「印刷・情報記録における紙の特
性と印刷適性および分析、評価」、技術情報協会、19
99年出版等がある。
【0009】近年インクジェット用に特別に製造された
専用紙ではなく、一般的な用紙(普通紙)に対しても高
品質の印刷を実施したいとの需要が高まってきた。これ
は、用紙の価格低減のみならず、従来他の印刷方法で処
理されていた分野(オフセット、フレキソ印刷等インキ
印刷分野、レーザプリンタ、感熱記録等ノンインパクト
プリンタ分野、インパクトプリンタ分野等)にもインク
ジェット記録方法を適用する場合不可避的に遭遇する課
題である。特に定型文書、伝票、帳票等の多数の事務書
類を高速で印刷する事務用分野に関しては、普通紙の利
用及び高速印刷が不可欠の用件であり、従来の専用紙を
想定したインクジェット用インク及び記録方法では実現
は極めて困難であった。
【0010】水溶性液体インク組成物としては、特開平
2-233781号公報に、水溶性媒体と染料を用いた記録液に
ジエチレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリ
コールからなる水溶性有機溶剤を4〜20重量パーセン
ト(以下wt%と記載する)、保湿剤として含有する記
録液が示されている。特許番号第2516218号は、染料、
湿潤剤および水を含有する組成物が、動的表面張力と粘
度の和が42〜49とし、これを用いてステキヒトサイ
ズ度が10以上の紙に印字する記録方法を示している。
特許番号第02801295号では、染料濃度を最適化してステ
キヒトサイズ度0〜15の被記録材に記録を行う方法が
開示されている。特許第2529154号には、蒸発速度が酢
酸ブチルの10分の1より小さい非水性溶媒を使用した
インクジェット組成物が示されている。
【0011】他方、印刷物の耐候性を向上するために、
インクの着色剤として顔料を用いることが一般的で、レ
ーザプリンタ、溶融転写型プリンタ、液体インクジェッ
トプリンタ及びソリッドインクジェットプリンタ等の各
種のプリンタ用インクとして使用されている。
【0012】例えば、顔料インクに関して、特開平3−3
7278号、特開平4−339871号、特開平5−16343号、特開
平5−105832号、特開平6−49400号、特開平6−228479
号、特開平6−228480号、特開平6−306319号、特開平7
−109432号、特開平7−196968号、特開平7−278477号、
特開平7−306319号、特開平7−316479号、特開平7−331
141号、特開平8−295836号公報等多くの報告がなされて
いる。
【0013】しかし、一般に普及しているインクジェッ
ト記録用記録液は、ほとんどが水性媒体と染料を用いた
記録液であった。これは、顔料を用いた場合は、顔料の
分散を安定に保つことができるように構成材料を込み合
わせることが難しく、記録液を長期安定保存することが
困難なためである。水性媒体に可溶である染料を用いた
記録液と異なり、顔料を用いた記録液は、顔料が水性媒
体に不溶であり固体状態であるため、記録ヘッドのノズ
ル孔における目詰まりが発生しやすく多量のポリアルキ
レングリコールやグリセリン等の保湿剤が必要となる。
【0014】例えば、特開平3-157464号公報には、顔料
を用いた記録液が示されているが保湿剤は水100部に
対して30〜80部使用することが好ましいとされてい
た。顔料凝集を防止するために多量の保湿剤を添加する
手法も試みられているが、記録液の粘度が高くなり吐出
性が低下してしまう。特公平5-30870号公報では、粘度
が上昇せずにペン先の耐乾燥性を向上させるため、トリ
メチルペンタンジオールモノイソブチレートとエチレン
グリコールモノブチルエーテルを含む水性顔料インキを
開示している。特公平6-21250号公報では、ジアルキル
エーテルを含有することにより定着速度が速い記録液を
示している。特開平11-228884号公報では、顔料、保湿
剤および水性媒体から成るインク100g中、残存水分
量が0.5〜10gであることを特徴としている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】水及び水溶性溶剤を溶
媒としたインクにおいては、紙のセルロース繊維への浸
透、吸着に起因するにじみ、裏移り(ブリードスルー)
等の印刷品質を低下させる現象が原理的に阻止できな
い。このため、前述のように基本的な方策として用紙
(基体)を処理することにより印刷品質を維持する方法
が採られてきたが、本発明の意図する普通紙(非コート
紙)印刷には適合しない。また、特に普通紙に対してイ
ンクの乾燥性(セット性)とにじみは通常相反的な性質
であり、にじみを防止すると、乾燥性が低下し高速の印
刷が不可能になった。同様に、インクの印刷濃度とにじ
みは相関があり、適当な高い濃度を実現するインク量に
おいては、にじみが過剰でかつ裏移りを生じ易く、品質
の悪い印刷しか得られなかった。速乾性の利点から溶剤
インクが使用される場合があるが、可燃性および環境安
全性の点から望ましいとは言えない。ホットメルトタイ
プの油性インクは高速印刷は可能であるが、インクの性
質上印字ドットが厚いもので10〜20μm程度にな
り、耐擦性が低く印刷後の信頼性を得るのが難しかっ
た。
【0016】本発明は、これら従来同時に達成すること
は不可能とされてきた事項を可能にするインクジェット
プリンタ及このプリンタに用いられるびインク組成物を
提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
には、両面印刷機構を備え、両面がともに、ベック平滑
度80s以下、pHが6.5以下の普通用紙に10ip
s以上の記録速度で印刷を行うインクジェットプリンタ
において、使用するインク組成物が、少なくとも水と顔
料およびウレタン樹脂エマルジョンを含有し、裏面の影
響による色差が△Eで15以下であるものとする。
【0018】好ましくはウレタン樹脂エマルジョンを1
0〜60wt%含み、固形分を30%以上でアクリル樹
脂を0〜90wt%含有する。また、顔料がカーボンブ
ラックであるか、さらにはカーボンブラック、あるいは
カーボンブラックと、イエロー、マゼンタおよびシアン
の有機顔料よりなるインクの少なくとも一種以上が含ま
れているインクセットであるとよい。
【0019】なお、インクジェットプリンタには水分を
乾燥させる機構を具備すると画質が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の目的とする分野のプリン
タの印刷速度は、従来のインクジェット記録より著しく
高速であることが特徴である。ノズル及び用紙の間の相
対速度が10ips(inch/s)以上となる記録速
度が好ましい。高速に記録するには、インク滴が記録媒
体上に付着後直ちに定着(セット)することが必要であ
り、不十分の場合には、付着したインク溜が重ねられた
他の用紙の裏面に転写する、記録装置中の送りロールに
付着する、記録ドットが乱れる等の致命的な不具合を生
じてしまう。記録速度10ipsを実現するには、例え
ば記録後約1s以内に記録が定着することが必要であ
る。すなわち、本発明によれば、約1s以内に実質的に
記録は取り扱い可能(手が触ふれる等)となる。
【0021】圧電素子を用いたオンデマンド型インクジ
ェット記録の記録ヘッドあるいは記録方法には、ライン
型記録、シリアル型記録、転写型(シャトル型)記録
等、様々な様式があるが、本発明はこれらに特に限定さ
れることなく使用される。いずれにおいても、ノズル及
び用紙(記録媒体)との相対的な移動速度が10ips
以上となる工程であり、例えばライン型記録の如く、ヘ
ッド部分が固定され用紙のみ移動する場合は用紙搬送速
度(紙送り速度)が上記相対速度に該当し、シリアル型
記録、すなわちヘッドが紙送り方向に垂直に移動して順
次記録し間欠的に紙送りが行われる場合は、ヘッド移動
速度(キャリジ速度)が上記相対速度に該当する。用紙
が回転するドラム等に設置されこれに記録を行う、ある
いは一旦ドラムに記録し次いでこれを用紙に転写する転
写型の場合は、移動する用紙ないしはドラム面とノズル
間の相対位置の変化する速度と理解する。
【0022】上記のいずれの記録形態の場合も、記録速
度はノズル吐出周波数及び記録解像度に直接関係する。
例えば、ライン型記録の紙送り速度あるいはシリアル型
のヘッド移動速度(すなわち記録速度)Vは、インク滴
の吐出周波数f、記録解像度Rにより、V=f×Rで示
される。従来の5ips以下(通常は1ips以下)の
記録においては従来報告されている多数のインク組成物
がそのまま適用出来る。しかし、本発明は少なくとも1
0ips以上の高速度記録において、効果的に利用出来
る点で他と相違する。
【0023】本発明は、乾燥加熱工程を特に用いなくと
も十分実用的な印刷特性を実現できるものであるが、本
発明の高速度をより効果的に実施するために、加熱、乾
燥工程等を付加することも可能である。記録媒体に接触
してインクまたは記録媒体を加熱するものであっても、
赤外線等を照射し、または熱風を吹き付けるなど記録媒
体に接触せずに過熱するものであってもよい。乾燥に適
切な温度としては、記録紙が発煙や変色を起こさないよ
うに、180℃以下であることが望ましい。
【0024】次に、本発明で使用可能な用紙について説
明する。用紙の分類としては、通商産業省の生産統計に
使用されている方法がよく使用される。これによると、
大別して印刷情報用紙、包装用紙、衛生用紙、雑用紙に
区分され、印刷情報用紙には非塗工用紙、微塗工用紙、
塗工用紙、特殊印刷用紙、情報用紙の区分がある。本発
明の目的とする用途の用紙は、非塗工用紙、特殊印刷用
紙及び情報用紙の一部に属する。用紙の組成は多岐に渡
っており、パルプ素材、塗料の種類及び量、製造方法で
多様であり、また、紙を評価区分する多数の方法があ
る。例えば紙の密度、厚さ、表裏差、縦目/横目(漉き
方向)、細孔の空隙率、透気性、吸水/吸油性、サイズ
度、表面粗さ、光沢度、pH、表面強度、剥離強度、剛
度、折り強度、帯電性等があり、各々印刷品質に影響す
る。
【0025】本発明者は、本発明の意図する分野の用紙
を一般的に規定する方法として、特に表面平滑度に着目
した。これらにはベック平滑度、スムースター平滑度、
チャップマン平滑度等がありTAPPI−T479、JIS P8119頭
に規定されている。ベック平滑度、スムースター平滑度
および王研式平滑度試験機による平滑度はいずれも空気
流速ないしは圧力変化を測定するもので互いに変換可能
である。本発明の意図する用紙はいずれも非コート紙で
両面ともにベック平滑度80s以下のものである。
【0026】また、カラーインクジェット記録方式にお
いては、それぞれの色のインク組成物自体が良好な色再
現域を有していることが重要となる。pHが6.5以上
のインクジェット用コート紙では良好な色再現性を実現
できても、酸性度が高い普通紙においては依然として色
再現性に劣ることが多い。本発明は酸性紙において良好
な色を再現できることが目的である。用紙のpHは公知
の方法で簡単に測定することができる。JAPAN TAPPI 紙
パルプ試験方法No.6として規定されている方法で測
定できる。試験片の測定面にpH測定用指示薬溶液を滴
下し、脱脂綿で薄く塗り広げる。色が均一になった後、
pH標準変色表の色相と比較してpHを測定する方法で
ある。非コート紙とは実質的な塗料(填料)の量が両面
で12g/m2以下(上述の生産統計の定義で微塗工紙
以下)の用紙を意味している。これらに該当しない用紙
等に関するインクジェット印刷は本発明の目的の範囲外
である。本発明の用紙としては、例えば上級印刷紙、中
級印刷紙、下級印刷紙、薄様印刷紙、微塗工印刷用紙、
色上質紙等特殊印刷用紙、フォーム用紙、PPC用紙、
その他情報用紙等があり、具体的には下記用紙及びこれ
らを用いた各種の変性/加工用紙がある。なお、用紙の
厚さは80〜200μmが主として用いられるが、本発
明は特にこれらに限定されるものではない。
【0027】OK上質紙、ニューOK上質紙、サンフラ
ワー、フェニックス、OKロイヤルホワイト、輸出上質
紙(NPP、NCP、NWP、ロイヤルホワイト)、O
Kフォーム、OKH、NIP−N、OKエバーライト、
OKエバーライトW、OKスターライト、OKスノーラ
イト、白苫用紙、OKニューライト、OKマガジンペー
パー、OKクリームエバーライト、OKハイパルキー、
OKハイマガジンペーパー、OKスカイライト、OK上
質紙L、エバーライトR、OKブライト、OKロイヤル
ライトS、ロイヤルライトH、ニューライトR、ニュー
ライトRS、ロイヤルライトN、クリーンヒットM、ク
リーヒットD、クリーンヒットS、JJ、OKF、OK
H、NIP、KSフォーム、3800用紙、KIP−N
(以上新王子製紙製)、連続伝票用紙、上質NIP用
紙、金王、東光、輸出上質紙、特需上質紙、ピレーヌ、
ハイランド、アンデス、ロッキー、軽量オフ輪、アルプ
ス、ヒマラヤ、セーヌ、ハイセラスター、イースターD
X、ピレーヌDX、スーパーピレーヌDX、アンデスD
X、スーパーアンデスDX、セーヌDX、スーパーセー
ヌDX、ゴールデンフォーム、シルバーフォーム、エク
セレントフォーム、シルバーリサイクルNIP、KRF
スーパー、SKF、GOLF−NIP、PPC用紙、NP
IフォームDX(以上日本製紙)、パール、金菱、ダイヤ
フォーム、ルビーライトO、ルビーライト、ルビーライ
トL、三菱NIP、インクジェットフォーム(以上三菱
製紙製)、金毬V、金毬SW、白象、高級出版用紙、H
NFセミ上質紙、シロマリ、トクギンマリ、キンマリ
L、アルファスーパー、セミ上KL、ハイベーター、ベ
ータースーパー、シロマリL、ハイガンマー、ガンマス
ーパー、HNK、HNF(以上北越製紙製)、しらお
い、DSK、HAKURO、シャロン、特雪獅子、白獅
子、リビアン、スーパー商伝用紙、AAヘンリー、BB
ヘンリー、CCヘンリー、DDヘンリー、EEヘンリ
ー、EEヘンリーS、DSK、DSK38、DSK−N
(以上大昭和製紙製)、銀環、金環、金陽(W)、ブリ
ッジ、キャピタル、エクセレントフォーム、シルバーフ
ォーム、KRF、FPLB、KCR(以上日本製紙)、
せんだいMP上質紙、錦江、雷鳥上質、掛紙、色紙原
紙、連続伝票用紙、シャトン、エミネ、RCP、せんだ
いフォーム、雷鳥フォーム(以上中越パルプ製)、OP
金桜(以上チューエツ)、金砂、参考書用紙、交換証用
紙(白)、フォーム印刷用紙、KRF、白フォーム、カ
ラーフォーム、(K)NIP、ファインPPC、紀州イン
クジェット用紙(以上紀州製紙製)、たいおう、ブライ
トフォーム、カント、カントホワイト、ダンテ、CM用
紙、ダンテコミック、ハイネ、文庫本用紙、ハイネS、
ニューAD用紙、ユトリロエクセル、エクセルスーパー
A、カントエクセル、エクセルスーパーB、ダンテエク
セル、ハイネエクセル、エクセルスーパーC、エクセル
スーパーD、ADエクセル、エクセルスーパーE、ニュ
ーブライトフォーム、ニューブライトNIP(以上大王
製紙製)、日輪、月輪、雲嶺、銀河、白雲、ワイス、月
輪エース、白雲エース、雲岑エース(以上日本紙業
製)、たいおう、ブライトフォーム、ブライトニップ
(以上名古屋パルプ)、牡丹A、金鳩、特牡丹、白牡丹
A、白牡丹C、銀鳩、スーパー白牡丹A、淡クリーム白
牡丹、特中質紙、白鳩、スーパー中質紙、青鳩、赤鳩、
金鳩Mスノービジョン、スノービジョン、金鳩スノービ
ジョン、白鳩M、スーパーDX、はまなすO、赤鳩M、
HKスーパー印刷紙(以上本州製紙製)、スターリンデ
ン(A・AW)、スターエルム、スターメイプル、スタ
ーローレル、スターポプラ、MOP、スターチェリー
I、チェリーIスーパー、チェリーIIスーパー、スタ
ーチェリーIII、スターチェリーIV、チェリーII
Iスーパー、チェリーIVスーパー(以上丸住製紙
製)、SHF(以上東洋パルプ製)、TRP(以上東海
パルプ製)。
【0028】記録媒体としては、膜厚80〜200μm
の用紙でJIS P8122「紙のステキヒトサイズ度
試験方法」によりサイズ度2以上の用紙が特に制限なく
使用可能である。例えば、55kg紙、70kg紙、9
0kg紙、135kg紙等の上質紙および色上質紙、X
erox4024、インクジェット用上質普通紙、再生
紙および伝票用紙等があげられる。通常普通紙として広
範に使用される膜厚95〜115μmの用紙が本発明の
目的に特に好ましい。
【0029】本発明の対象とする記録媒体としては、非
コート紙が望ましく、例えば用紙の元素成分の比率(E
DX測定)でいえば、炭素元素100に対して、アルミ
ニウム、けい素元素数が各々150、200以下である
ことが望ましい。
【0030】本発明の主旨はベック平滑度で規定される
物性とインクジェット記録の関係にあり、記録媒体は紙
に限定されず、同様の特性を有する金属、プラスチッ
ク、その他可能な媒体全てに適用出来る。
【0031】本発明の特徴である用紙裏面の印字領域へ
の影響について以下説明する。インクジェット記録にお
いては、インクが媒体の表面にとどまるのではなく、定
着、発色することが特徴である。このため、従来、印字
媒体にはインクを吸収するような構造が必要であるとさ
れてきた。紙は木材細胞に由来する直径5〜30μm程
度の繊維からなっているので、インクは繊維に沿って拡
散しやすい。また普通用紙は不透明度が高い方が良いの
でクレーや炭酸カルシウム等の無機てん料を加えてある
が、インクジョット用インクは紙層に染み込むため不透
明度が高いとインクが隠れて発色が悪くなる。また、通
常印刷用の塗工層は緻密で疎水性のためインクジェット
用のインクは全く浸透せず表面で凝集するため、劣悪な
発色となる。
【0032】これらの点を改善するために行われるの
が、親水性かつ多孔性のインクジェット用塗工である。
一般に行われているのがシリカゲルと親水性バインダを
用いた塗工である。この種の紙ではインクが微細な空隙
に速やかに浸透し、小さくかつ色濃度の高いドットを作
る。しかし、インクジェット塗工では吸液性を良くする
ために多孔質シリカを用いるので表面が粗くなり、また
熱可塑性の疎水性ラテックスをバインダに用いることが
できないのでカレンダ処理による光沢化が難しい。この
ためインクジェット用紙では塗工直後に鏡面ロールに押
し付けながら乾燥するキャスト塗工によらなければなら
ない。この方法は一般に低速での操業となりコストが高
い。印刷品質は十分に高いが高価であまり手軽に利用で
きるものではない。このため、普通紙を使用しても電子
写真方式と同等の印字品質、特に両面印刷の際の裏面の
影響を低減することを課題として本発明に至った。
【0033】具体的には裏面の影響による色差はD50
光源、視角10°で測定したCIE:L*、a*、b*
表色系で定義される。類似の他の定義、例えばD65
源、視角10°等にもとづく測定結果を本発明で指定し
た値に対応するには吸収スペクトル、色度関数等を用い
た数値上の変換が必要である。色差△E*は下記で定義
される。
【0034】
【数1】
【0035】ここで、△L*は印刷部1(裏面印刷無
し)の明度(L*)と印刷部2(印刷部1の裏面部に同
色または他色で印刷)のL*との差を示す。同様に△a
*および△b*は彩度差を示す。つまり、印刷部1を純
水色とした場合、印刷部2は一般に裏面印刷の影響によ
り明度および彩度が純水色と異なり色差を生じる。例え
ば、表面にイエロー(Y)を印刷し、裏面に、それぞれイ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、レッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)およびブラック
(K)各色で印刷を行い、印刷部1との色差△E*がす
べてのケースにおいて15以下になることが望ましく、
4以下であることが最も望ましい。両面印刷の分野では
電子写真方式のプリンタが先行しており、これにおいて
はページ内の色差△E*が10〜15程度であることか
らも、15以下にする必要がある。しかし、例えば封筒
や裏面をコートしたり他の基材に接着したりすることに
より用紙裏面への滲み等の影響が問題にならない場合は
この限りではない。また、例えば用紙が200μm程度
と十分に厚く裏面の影響を全く受けない場合もあるが、
本発明のインク組成物は用紙の厚み80〜130μmの
とき最も効果を発揮する。
【0036】本発明のインク組成物としては、限定なく
各種の材料が使用される。一般的に着色剤、溶剤の主材
料に、補助的に結着剤、粘度、表面張力、pH等の物性
調整剤、防カビ剤、その他を添加して構成する。着色剤
は染料または顔料であり、溶剤は水、水溶性有機溶剤が
主として使用されるが、非水系溶剤の添加も可能であ
る。これら溶剤は単に溶媒としての機能以外に乾燥防止
剤(湿潤剤)、浸透剤(表面張力低下剤)、粘度、蒸発
速度制御剤等の作用を有する場合もあり、様々な粘度、
表面張力、溶解性、沸点、蒸発速度、引火点等を示す材
料が使用される。すなわち、浸透性は表面張力の低下と
共に顕著に増大し、本発明の非コート紙に対しては、著
しいにじみ、裏移りを生じるため、25℃の静的表面張
力が30〜43mN/mのインク組成物において、特に
好ましく浸透性と乾燥性の両立が図れる。また、高い表
面張力のインク周辺部剤との濡れ性が悪く、気泡を生じ
吐出が不安定になる。
【0037】本発明のインク組成物の粘度は特に限定す
ることはないが、25℃の静的粘度は7〜15mPa・
sの範囲が安定な吐出特性を維持する上で好ましい。低
粘度のインクは、インク滴の形状、周波数特性が不良と
なりやすく、高い粘度の場合は吐出が困難で安定しにく
い。本発明のインク組成物は使用する温度条件でニュー
トン流体挙動を示すことが望ましいが、通常測定に使用
されるシェア速度(約100rpm前後)で上記条件に
合致すれば、見かけの粘度が多少のシェア速度依存性が
存在しても問題とはならない。
【0038】例えば、メチルグリコール、メチルジグリ
コール、メチルトリグリコール、メチルポリグリコー
ル、イソプロピルグリコール、ブチルグリコール、ブチ
ルジグリコール、ブチルトリグリコール、イソブチルグ
リコール、イソブチルジグリコール(以上、日本乳化剤
製)等のエチレングリコール系エーテルおよびメチルプ
ロピレングリコール、メチルプロピレンジグリコール、
メチルプロピレントリグリコール、プロピルプロピレン
グリコール、 プロピルプロピレンジグリコール、ブチ
ルプロピレングリコール、ブチルプロピレンジグリコー
ル、フェニルプロピレングリコール(以上、日本乳化剤
製)等のプロピレングリコール系エーテル等のエーテル
を添加できる。
【0039】特性向上のために例えば、アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール等のケトンおよび低
級アルコール類やエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジエチレングリコールおよびジプロピレングリ
コール等のグリコール類、アセテート類、チオジグリコ
ール、 N−メチル−2−ピロリドン、1、3−ジメチ
ルイミダゾリジノン、アミノアルコール等の含窒素化合
物類を単独または混合溶剤として使用しても良い。その
他、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
アセチレングリコール、グリセリン、NMP、乳酸ナト
リウム、DMSO、エチレングリコールアルキルエーテ
ル、ジエチレングリコールアルキルエーテル等がある。
【0040】物性調整剤としては、KOH等の金属水酸
化物、各種界面活性剤、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等のアルコールアミン類、りん酸、強酸の
アルコールアミン塩、アンモニウム塩、低級カルボン
酸、グリコール酸、乳酸等のヒドロキシカルボン酸、安
息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、チアベンダゾ
ール、ベンズイミダゾール等の防かび剤、キレート化
剤、脱酸素剤、消泡剤、静電気防止剤、導電性付与剤等
各種の添加剤が用途に応じて使用できる。
【0041】アニオン系界面活性剤としてはカルボン酸
塩、硫酸エステル塩、スルホン酸塩、燐酸エステル塩類
がある。カチオン系界面活性剤としては、アルキルアミ
ン塩、ジアルキルアミン塩、テトラアルキルアンモニウ
ム塩ベンザルコニウム塩、アルキルピリジウム塩、イミ
ダゾリニウム塩等がある。両性界面活性剤としては、カ
ルボキシベタイン、スルホベタインアミノカルボン酸、
燐酸エステル塩等がある。非イオン系界面活性剤として
は、エーテル系、エステル系、エーテルエステル系、含
窒素系があり具体的には、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコー
ル、グリセリンエステル、ソルビタンエステル、ショ糖
エステル、グリセリンエステルのポリオキシエチレンエ
ーテル、ソルビタンエステルのポリオキシエチレンエー
テル、ソルビトールエステルのポリオキシエチレンエー
テル、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレン
脂肪酸アミド、アミンオキシド等がある。食品用に添加
が許可されているグリセリン脂肪酸エステルやショ糖エ
ステルは安全性が高く、広く利用できる。
【0042】高分子界面活性剤では、アニオン系界面活
性剤として、合成系ではスチレン−無水マレイン酸共重
合物、オレフィン−無水マレイン酸共重合物、ナフタレ
ンスルホン酸のホルマリン縮合物、ポリアクリル酸ソー
ダ、ポリアクリルアミド部分加水分解物、天然系ではア
ルギン酸ソーダ等がある。カチオン系界面活性剤では、
合成系ではポリエチレンイミン、ポリビニルイミダゾリ
ン、アミノアルキル(メタ)アクリレート・アクリルア
ミド共重合物、ポリアクリルアミドマンニッヒ変性物、
天然系ではキトサン等がある。非イオン系界面活性剤で
は、合成系はポリビニルアルコール、ポリオキシエチレ
ンエーテルエステルのコポリマー、ポリアクリルアミ
ド、天然系ではデンプン等が使用できる。本発明におい
ては特に水、ウレタン樹脂エマルジョン及び顔料を必須
成分とするインク組成物が好適に使用出来る。
【0043】水は10〜95重量%含有することができ
る。特に、オンデマンドタイプのプリンタにおいては9
5重量%を超えるとノズル内での乾燥が速く噴射が不安
定になるため、最も好ましいのは30〜70重量%であ
る。
【0044】本発明の目的を達成する成分である色材と
しては、特にカーボンブラックおよび有機顔料が望まし
い。染料を主な色材とするインク組成物は製造が容易で
多くの長所を有するものの、本発明の目的とする普通紙
への高速印刷に関しては、画像の滲み、耐水性の不足等
から使用は困難である。本発明に使用される顔料として
は上記ビヒクルに良分散して耐候性に優れたものが望ま
しい。本発明に特に使用される顔料の発色性(添加濃度
当たりの色濃度)は必ずしも高くなく、加えて均質の微
粒子分散体の製造が困難なため、高濃度とすると過剰に
溶融粘度が増大する現象があって、インクジェット用イ
ンクとしては従来実用化されていなかった。特に限定さ
れるわけではないが、本発明には例えばカラーインデッ
クスに記載される下記の番号の有機又は無機顔料が使用
できる。顔料の色調はフルカラー印刷、スポット(部分
的)カラー印刷、多色(マルチカラー)印刷等の種類に
より、適宜選択される。
【0045】赤あるいはマゼンタ顔料としては、Pigmen
t Red 3、5、19、22、31、38、43、48:1、48:2、48:
3、48:4、48:5、49:1、53:1、57:1、57:2、58:
4、63:1、81、81:1、81:2、81:3、81:4、88、10
4、108、112、122、123、144、146、149、166、168、16
9、170、177、178、179、184、185、208、216、226、25
7、Pigment Violet 3、19、23、29、30、37、50、88、P
igment Orange 13、16、20、36、青またはシアン顔料と
しては、pigment Blue 1、15、15:1、15:2、15:3、1
5:4、15:6、16、17−1、22、27、28、29、36、60、緑
顔料としては、Pigment Green 7、26、36、50、黄顔料
としては、Pigment Yellow 1、3、12、13、14、17、3
4、35、37、55、74、81、83、93、94、95、97、108、10
9、110、137、138、139、153、154、155、157、166、16
7、168、180、185、193、黒顔料としては、Pigment Bla
ck 7、28、26などが目的に応じて使用できる。
【0046】具体的に商品名を示すと、例えば、クロモ
ファインイエロー2080、5900、5930、AF−1300、2700
L、クロモファインオレンジ3700L、6730、クロモファイ
ンスカーレット6750、クロモファインマゼンタ6880、68
86、6891N、6790、6887、クロモファインバイオレット
RE、クロモファインレッド6820、6830、クロモファイン
ブルーHS−3、5187、5108、5197、5085N、SR−5020、50
26、5050、4920、4927、4937、4824、4933GN−EP、494
0、4973、5205、5208、5214、5221、5000P、クロモファ
イングリーン2GN、2GO、2G−550D、5310、5370、6830、
クロモファインブラックA−1103、セイカファストエロ
ー10GH、A−3、2035、2054、2200、2270、2300、2400
(B)、2500、2600、ZAY−260、2700(B)、2770、セイ
カファストレッド8040、C405(F)、CA120、LR−116、1
531B、8060R、1547、ZAW−262、1537B、GY、4R−4016、
3820、3891、ZA−215、セイカファストカーミン6B1476T
−7、1483LT、3840、3870、セイカファストボルドー10B
−430、セイカライトローズR40、セイカライトバイオレ
ットB800、7805、セイカファストマルーン460N、セイカ
ファストオレンジ900、2900、セイカライトブルーC71
8、A612、シアニンブルー4933M、4933GN−EP、4940、49
73(以上大日精化工業製)、KET Yellow 401、402、40
3、404、405、406、416、424、KET Orange 501、KET Re
d 301、302、303、304、305、306、307、308、309、31
0、336、337、338、346、KET Blue 101、102、103、10
4、105、106、111、118、124、KET Green 201(以上大
日本インキ化学製)、Colortex Yellow 301、314、31
5、316、P−624、314、U10GN、U3GN、UNN、UA−414、U2
63、Finecol Yellow T−13、T−05、Pigment Yellow170
5、Colortex Orange 202、Colortex Red101、103、11
5、116、D3B、P−625、102、H−1024、105C、UFN、UC
N、UBN、U3BN、URN、UGN、UG276、U456、U457、105C、U
SN、Colortex Maroon601、Colortex BrownB610N、Color
tex Violet600、PigmentRed 122、Colortex Blue516、5
17、518、519、A818、P−908、510、Colortex Green40
2、403、Colortex Black 702、U905(以上山陽色素
製)、Lionol Yellow1405G、Lionol Blue FG7330、FG73
50、FG7400G、FG7405G、ES、ESP−S(以上東洋インキ
製)、Toner Magenta E02、Permanent RubinF6B、Tone
r Yellow HG、Permanent Yellow GG−02、Hostapeam Bl
ueB2G(以上ヘキストインダストリ製)、カーボンブラ
ック#2600、#2400、#2350、#2200、#1000、#99
0、#980、#970、#960、#950、#850、MCF88、#75
0、#650、MA600、MA7、MA8、MA11、MA100、MA100R、MA
77、#52、#50、#47、#45、#45L、#40、#33、#3
2、#30、#25、#20、#10、#5、#44、CF9、(以上
三菱化学製)などが挙げられる。
【0047】顔料粒子を樹脂でコートしたマイクロカプ
セル型の顔料や、シェルも持たず高分子基材中に顔料を
分散させたマイクロスフェア型の顔料微粒子も使用でき
る。また、顔料を予め水や溶剤に高濃度分散した分散液
を使用することもできる。
【0048】例えば、MICROPIGMO WMBK-5、WMBE-5、WMR
D-5、WMYW-5、AMBK-2、AMYW-2、AMBE-4(以上オリエン
ト化学製)、JA Black 25W、GA Black 2821、GA Yellow
1、GA Magenta1、GA Cyan 2(以上御国色素製)CAB-O-
JET200、 CAB-O-JET300(以上キャホ゛ットスヘ゜シャルティケミカルス゛)
などが挙げられ、顔料濃度が10重量パーセント以上の
高濃度で分散されているものが特に望ましい。
【0049】添加量は顔料濃度1.5〜10wt%が適
量である。1.5wt%未満では画像品質が低下し、1
0wt%より多いとインク粘度特性に悪影響を与える。
また色の調整等で2種類以上の着色剤を適時混合して使
用できる。
【0050】本発明においてはウレタン樹脂エマルジョ
ンの添加が有効である。水または水およびアルコールに
懸濁させたもので環境対応型のものが好ましい。特に、
中央のコア成分がアクリル樹脂で構成され、シェル成分
がポリウレタンからなるアクリル/ウレタンハイブリッ
ド系のマイクロエマルジョンが優れた特性を示す。ウレ
タン樹脂は、強靭性、耐摩耗性に優れる。また、耐油性
に優れるためドットが定着乾燥後、記録物への指触に対
してもにじみや混色を生じない。この特性とアクリル樹
脂の長所である光沢性、耐候性、硬度、顔料分散性とを
兼ね備えた特性を持つ。これ以外にも印刷濃度の向上や
浸透性の制御に効果がある。添加量に特に規定はないが
固形分30wt%以上の樹脂エマルジョンをインク組成
物に10〜60wt%添加することがもっとも望まし
い。固形分が多過ぎたり過剰に添加すると粘度が高くな
り噴射が困難になる。
【0051】具体的にはAQ-7、AQ-9、AQ-11、EM-90、EM
-92(荒川化学製)、アクリットWEM-202U、030U、321U、3
06U、162、WBR-183U、601U、401U、3DR-057、829、828
(大成化工)等が使用でき、これらの中から選ばれる1
種、または2種以上を混合して用いることができる。
【0052】最も好ましいのはウレタン樹脂エマルジョ
ンの固形分が、アクリル樹脂とポリウレタンの割合、
0:1〜9:1のハイブリッド樹脂である。ウレタン樹
脂は多くの良好な特性において周知の材料である。しか
し、本発明で目的とする普通紙に高速度で記録する分
野、特に両面印刷を可能とするものに対しては、未だ十
分な検討がなされていなかった。高粘度化して、吐出を
安定化する効果もある。グリセリンもインクの高粘度化
にも有効である。乾燥を防止する効果もある。添加量は
20wt%以下では効果が現れない。40〜50wt%
添加した場合は、インク組成物の凝固点が−30℃以下
になり、輸送を想定した評価においても凍結せずに顔料
の分散を安定に保持できる。
【0053】これらはインクジェット用インクの主成分
として十分な印刷物保管安定性が得られる。インク溶融
時の流動性が安定している他に、印刷画像を擦ったり折
り曲げたりすることに耐えうる強度を持っている。いず
れも記録媒体へのぬれ性が良好で広範囲の各種被着体物
質に対し密着性に優れる。本発明のインク組成物に更に
機能性を発現するため、磁性体、光安定化剤、表面処理
剤、界面活性剤、粘度低下剤、導電率調整剤、酸化防止
剤、老化防止剤、架橋促進剤、酸素吸収剤、可塑剤、防
腐剤、防錆剤、蒸発促進剤、pH調整剤、消泡剤、保湿
剤、分散剤、染料等を混合することができる。上記した
ビヒクル、顔料及びその他の成分の混合、分散には、ス
ターラー、ビーズミル、ホモジナイザ、アトライターが
最適であるが周知の各種の撹拌、粉砕又は分散装置が特
に制限無く使用できる。
【0054】高品質のインクジェット用インクの調製に
は多くの重要な因子のバランスを必要とする。これらの
要件は複雑で、本発明のインクについて必ずしも明瞭に
数値化できるわけではないが、本発明のインクは、イン
クジェットプリンタに適用するために、周知の幾つかの
要件を満足する。すなわち、このインクは搬送および保
管温度で十分な安定性があり、印刷後の画質においても
信頼性がある。また記録媒体に付着硬化後は十分な透明
性と彩度を有し、かつ均一な薄膜を形成して良好な画質
の印刷物を与える。印刷物を重ねておいた状態で、オフ
セットが発生しないこと、また、環境および人体に配慮
した安全性が高い組成物であることが必要である。
【0055】更に、この組成物は、印刷を必要とすると
きのみインク小滴を噴射させる、従来公知のインクジェ
ットプリンタ例えば、オフィス用プリンタ、工業用マー
キングに使用されているプリンタ、ワイドフォーマット
型プリンタ、刷版及び製版用プリンタ、ラベルプリンタ
およびこの典型的操作を持つすべてのタイプの高速プリ
ンタにも使用可能である。高速乾燥が可能であるため、
記録媒体としては、上述した用紙以外にもプラスチック
フィルム、カプセル、ジェル、金属箔、ガラス、アクリ
ル板、木材、天然繊維、合成繊維およびそれらの混紡か
らなる布等が使用できる。非接触印刷が可能なだけに媒
体の形状は広範なものが使用でき、これらに限定される
ものではない。
【0056】次に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、記載例に限定されるものではない。 〔実施例1〜12〕10〜95wt%の精製水と、5〜
90wt%のウレタン樹脂エマルジョン(大成化工製WE
M-202U)、これに対して黒顔料水分散液(オリエント化
学製Micropigmo WMBK−5、顔料含有量20wt%)、
マゼンタ顔料水分散体(御国色素製GA Magenta1、顔料
含有量15wt%)、イエロ顔料水分散体(御国色素製
GA Yellow1、顔料含有量15wt%)シアン顔料水分
散体(御国色素製GA Cyan2、顔料含有量15重量%)
をそれぞれ顔料濃度を全量に対して4wt%になるよう
に混合し、各組成物全300gをホモジナイザ(日立工
機製HG30)を用いて、回転数2,000rpmで均質な混合
物が得られるまで分散し、続いてろ過を行い不純物等を
除去し、均質なインク組成物12種を得た。
【0057】粘度は回転粘度計(トキメック製EDLモ
デル)、表面張力は自動表面張力計(協和界面科学社製
CVBP-Zモデル)、ベック平滑度は王研式透気度平滑度試
験機(旭精工製KY-5)、裏面の影響による色差△E*は
色差計(日本電色製Σ90)で測定した。いずれも測定
温度は25℃である。
【0058】評価用に55kg紙(小林記録紙製、NI
P紙)を記録媒体として、ダイレクト刷版作成機(日立
工機製SJ02A)のヘッド部分を摘出して固定した印
刷試験機を使用し、まず用紙表面にインク吐出速度3k
Hz、用紙送り速度を10ipsとして、解像度300
(×600)dpiでイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、レッド(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)、ブラック(K)各色の印刷を行っ
た。裏面に対しても同様に印刷し、各色の汚染が測定可
能なサンプルを得た。該記録媒体のベック平滑度は表面
が46.5sおよび裏面が41sであった。pHは両面
ともに2.8であった。
【0059】本実施例の各インク組成物の成分と、印刷
サンプルの評価結果について、表1に示す。
【0060】
【表1】
【0061】なお、印刷結果は下記2項にて、評価し
た。 (1)濃度:裏面が白色時の表面印刷部をマクベス RD9
19にて測定。1.2以上を◎良好、1.0〜1.2未満
を○良好、1.0未満をX不十分で示した。 (2)耐水性:印刷後5s以内に、流水に晒してインク
の流出等の変化を目視観察。表中、◎は優秀、○は良
好、×は使用不可を意味している。
【0062】実施例1〜12のインク組成物はいずれも
△E*15以下を示した。表面張力は30mN/m以
上、粘度は6mPa・s以上である。印刷評価結果はい
ずれも優秀〜良好で、普通強酸性紙に対して良好な印刷
が可能なことが判った。 〔比較例1〕精製水を98wt%とニューコール865
(日本乳化剤製:非イオン界面活性剤)を2wt%使用
し、これに対して実施例1に示す黒顔料分散液を、顔料
濃度を全量に対して4wt%になるように混合したイン
ク類似物を製造した。表面張力は356mN/m、粘度
は2.6mPa・s、△E*abは18であった。すな
わち、比較例1のインク類似物は、耐水性は優秀なもの
の、濃度は0.9と不十分で、普通酸性紙に対して不適
なことが判った(具体的な評価結果は表2に示す)。 〔実施例13〜25・比較例2、3〕水、ウレタン樹脂
エマルジョン(大成化工製、商品名:アクリットWEM
−162およびアクリットWBR183U)を10〜6
0wt%、この他にグリセリン(和光純薬製)を20w
t%添加し、表2に示す組成で本発明のインク組成物1
3〜20を製造した。
【0063】更に、比較のために市販のインクA及びB
を使用した。
【0064】実施例1と同様の測定及び評価結果を表2
中に示した。
【0065】
【表2】
【0066】実施例13〜20のインク組成物はいずれ
も△E*15以下を示した。本発明のインク組成物はい
ずれも表面張力は30mN/m以上、粘度は6mPa・
s以上であり、各項目とも優秀な印刷結果が得られた。
【0067】このうち本発明のインク組成物14、1
6、18、20の4種及び市販インク2種を用いて、1
1種類の市販用紙に印刷を行い、ドット面積及びドット
形状係数(=(周長)2/(4π・ドット面積))を比較し
た。ドット形状の測定には倍率20倍の顕微鏡からCC
Dカメラにより取り込んだ画像を、自動画像品質評価ソ
フトウェア(Media Cybemetrics製Image Pro Plus)を
用いて解析した。測定ドット数は30〜100個であ
る。表3には各市販用紙の特性及び付着したインクのド
ット面積を示し、表4には上述したドット形状係数を示
す。
【0068】
【表3】
【0069】インクジェット(IJ)専用紙1〜5はい
ずれも表面にインク受容層が積層した構造であり、普通
紙1〜6は非コート紙である。表3に記載した通り、イ
ンクジェット専用紙はいずれもベック平滑度は80sよ
り大きく、ほとんどの用紙はpH6.5を超す値を示
し、普通紙はいずれも80s以下、pH6.5未満の値
を示すものである。
【0070】表3にはドット面積の測定結果を示してい
るが、比較例2、3に比べ本発明のインク組成物14、
16、18、20はいずれも顕著にドット径が小さいこ
と(すなわち滲みによるドット拡大が少ない)ことが判
った。
【0071】
【表4】
【0072】表4にはドット形状係数の測定結果を示し
ているが、本発明のインク組成物は形状係数が小さく
(すなわち形状がより真円形に近い)、インクドット形
状の乱れが少ないことが判った。インクジェット専用紙
の場合はこれらの差違があるとはいえ、いずれも微少な
ドット径(例えば10,000μm2以下)、ドット形状
係数(例えば2以下)で両者ともにほぼ実用に供し得
る。しかしながら、ベック平滑度80s以下の非コート
紙の印刷結果を見ると、比較例のインクの場合、ドット
径は滲みにより10,000μm2を超す過大な拡大を示
し、ドット形状係数も殆ど4を超える著しい乱れ(フェ
ザリング等)を示して到底実用に供し得ない。これに反
し、本発明のインク組成物14、16、18、20はこ
れら普通紙に対しても実用に供し得る特性を示す大きな
長所を示した。
【0073】
【発明の効果】本発明で用いたインクジェットプリンタ
では、少なくとも水と顔料およびウレタン樹脂エマルジ
ョンを含有し、裏面の影響による色差が△Eで15以下
のインク組成物を用いたため、従来水性インク組成物を
使用した際に問題とされていたインクの速乾性および保
存安定性が改善される。また、色剤として顔料を用いて
いるため、着色剤分散安定性と噴射特性の両立が図ら
れ、染料を主着色剤としたインクに比べ耐候性に優れて
いるため、高速性および低価格の要求を満たし得る。更
に、両面印刷が可能であるためランニングコストを大幅
に改善した用途が広いインクの製造が可能になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 敦 北海道千歳市末広七丁目2番2−722 Fターム(参考) 2C056 EA01 EA13 EA24 FC01 FC02 2H086 BA02 BA11 BA21 BA41 BA44 BA55 BA59 4J039 AD09 AE04 BA04 BA29 BC07 BC09 BC13 BC16 BC19 BC20 BC50 BC51 BC54 BD03 BE01 CA06 EA10 EA15 EA16 EA17 EA19 EA34 EA36 EA42 EA45 EA47 GA24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両面印刷機構を備え、両面がともに、ベッ
    ク平滑度80s以下、pHが6.5以下の普通用紙に1
    0ips(inch/s)以上の記録速度で印刷を行う
    インクジェットプリンタにおいて、 使用するインク組成物が、少なくとも水と顔料およびウ
    レタン樹脂エマルジョンを含有し、裏面の影響による色
    差が△Eで15以下であることを特徴とするインクジェ
    ットプリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインクジェットプリンタに
    おいて、 記録された普通用紙およびインクを乾燥させる機構を具
    備することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のインクジェットプ
    リンタにおいて、 前記インク組成物はウレタン樹脂エマルジョンを10〜
    60重量パーセント含むことを特徴とするインクジェッ
    トプリンタ用インク組成物。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3記載のインクジェットプ
    リンタにおいて、 前記ウレタン樹脂エマルジョンは固形分を30%以上含
    むことを特徴とするインクジェットプリンタ用インク組
    成物。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4記載のインクジェットプ
    リンタにおいて、 前記ウレタン樹脂エマルジョンの固形分がアクリル樹脂
    を0〜90重量パーセント含有することを特徴とするイ
    ンクジェットプリンタ用インク組成物。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5記載のインクジェットプ
    リンタにおいて、 前記顔料がカーボンブラックであることを特徴とするイ
    ンクジェットプリンタ用インク組成物。
  7. 【請求項7】請求項1ないし5記載のインクジェットプ
    リンタにおいて、 前記インク組成物は顔料としてカーボンブラックを含む
    黒インクと、有機顔料を含むカラーインクの少なくとも
    2色からなるインクセットであることを特徴とするイン
    クジェットプリンタ用インク組成物。
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