JP2002234908A - α−オレフィンの重合触媒およびこの触媒を用いる重合方法 - Google Patents
α−オレフィンの重合触媒およびこの触媒を用いる重合方法Info
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- C08F10/00—Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 重合活性に優れ、柔軟性を大きく
損なうことなく、粘着性の改善された軟質のα−オレフ
ィン重合体を製造できる新規な触媒およびこの触媒を用
いる重合方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 [A]マグネシウム、チタン、
ハロゲン元素を必須とする触媒固体成分、[B]有機ア
ルミニウム化合物成分、並びに[C]一般式(1)で表
されるエーテル化合物成分とを含むα−オレフィンの重
合触媒。 【化1】 (但し、(1)において、R1は炭素数1〜8の炭化水
素基を示し、R2は炭素数1〜24の炭化水素基を示
す)
損なうことなく、粘着性の改善された軟質のα−オレフ
ィン重合体を製造できる新規な触媒およびこの触媒を用
いる重合方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 [A]マグネシウム、チタン、
ハロゲン元素を必須とする触媒固体成分、[B]有機ア
ルミニウム化合物成分、並びに[C]一般式(1)で表
されるエーテル化合物成分とを含むα−オレフィンの重
合触媒。 【化1】 (但し、(1)において、R1は炭素数1〜8の炭化水
素基を示し、R2は炭素数1〜24の炭化水素基を示
す)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の構造を有す
るエーテル化合物を用いるα−オレフィンの重合触媒お
よびこの触媒を用いるα−オレフィンの重合方法に関す
る。さらにこの重合触媒により、柔軟性があり、且つ、
粘着性のない軟質のα−オレフィン重合体を製造する重
合方法に関する。
るエーテル化合物を用いるα−オレフィンの重合触媒お
よびこの触媒を用いるα−オレフィンの重合方法に関す
る。さらにこの重合触媒により、柔軟性があり、且つ、
粘着性のない軟質のα−オレフィン重合体を製造する重
合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軟質の重合体としては、軟質ポリ
塩化ビニルが利用されている。しかし、軟質ポリ塩化ビ
ニルは、環境ホルモン、ダイオキシンなどを発生する場
合があり、今後はハロゲンおよびフタル酸ジエステルを
含有しない軟質のオレフィン重合体の利用が望まれてい
る。
塩化ビニルが利用されている。しかし、軟質ポリ塩化ビ
ニルは、環境ホルモン、ダイオキシンなどを発生する場
合があり、今後はハロゲンおよびフタル酸ジエステルを
含有しない軟質のオレフィン重合体の利用が望まれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、オレフィンを重
合するために、マグネシウム、チタン、ハロゲン元素、
及び電子供与体を必須とする触媒固体成分、周期率表1
〜3族金属の有機金属化合物、及び電子供与体からなる
高活性担持型触媒系が、特開昭57−63310号公
報、特開昭58−83016号公報、特開昭59−58
010号公報、特開昭60−44507号公報などに数
多く提案されている。さらに、特開昭62−11705
号公報、特開昭63−259807号公報、特開平2−
84404号公報、特開平4−202505号公報、特
開平4−370103号公報などには、電子供与体とし
て特定の有機ケイ素化合物を用いることを特徴とする重
合触媒が開示され、一般に重合活性が高い。これらの重
合触媒より得られるポリプロピレンは、結晶性の高い、
柔軟性のない重合体が得られる。
合するために、マグネシウム、チタン、ハロゲン元素、
及び電子供与体を必須とする触媒固体成分、周期率表1
〜3族金属の有機金属化合物、及び電子供与体からなる
高活性担持型触媒系が、特開昭57−63310号公
報、特開昭58−83016号公報、特開昭59−58
010号公報、特開昭60−44507号公報などに数
多く提案されている。さらに、特開昭62−11705
号公報、特開昭63−259807号公報、特開平2−
84404号公報、特開平4−202505号公報、特
開平4−370103号公報などには、電子供与体とし
て特定の有機ケイ素化合物を用いることを特徴とする重
合触媒が開示され、一般に重合活性が高い。これらの重
合触媒より得られるポリプロピレンは、結晶性の高い、
柔軟性のない重合体が得られる。
【0004】一方、軟質ポリプロピレン製造用の触媒と
して、特開昭47−9342号公報、特開昭59−19
7409号公報、特開昭59−59708号公報、特開
昭60−235812号公報、特開昭60−13060
5公報、特開平5−43621号公報、特開平11−2
28615号公報、特公昭32−10596号公報、特
公昭42−10610号公報、特公昭53−46799
号公報などが開示されている。
して、特開昭47−9342号公報、特開昭59−19
7409号公報、特開昭59−59708号公報、特開
昭60−235812号公報、特開昭60−13060
5公報、特開平5−43621号公報、特開平11−2
28615号公報、特公昭32−10596号公報、特
公昭42−10610号公報、特公昭53−46799
号公報などが開示されている。
【0005】本発明は、重合活性に優れ、柔軟性を大き
く損なうことなく、粘着性の改善された軟質のα−オレ
フィン重合体を製造できる新規な触媒およびこの触媒を
用いる重合方法を提供することを目的とする。
く損なうことなく、粘着性の改善された軟質のα−オレ
フィン重合体を製造できる新規な触媒およびこの触媒を
用いる重合方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、[A]マグネ
シウム、チタン、ハロゲン元素を必須とする触媒固体成
分、[B]有機アルミニウム化合物成分、並びに[C]
一般式(1)で表されるエーテル化合物成分とを含むα
−オレフィンの重合触媒に関する。(請求項1)
シウム、チタン、ハロゲン元素を必須とする触媒固体成
分、[B]有機アルミニウム化合物成分、並びに[C]
一般式(1)で表されるエーテル化合物成分とを含むα
−オレフィンの重合触媒に関する。(請求項1)
【化2】 (但し、(1)において、R1は炭素数1〜8の炭化水
素基を示し、R2は炭素数1〜24の炭化水素基を示
す)
素基を示し、R2は炭素数1〜24の炭化水素基を示
す)
【0007】上記α−オレフィンの重合触媒を用いるα
−オレフィンの重合方法に関する。
−オレフィンの重合方法に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のα−オレフィンの重合触
媒は、[A]マグネシウム、チタン、ハロゲン元素を必
須とする触媒固体成分、[B]有機アルミニウム化合物
成分、並びに[C]一般式(1)で表されるエーテル化
合物成分とを含むα−オレフィンの重合触媒である。
媒は、[A]マグネシウム、チタン、ハロゲン元素を必
須とする触媒固体成分、[B]有機アルミニウム化合物
成分、並びに[C]一般式(1)で表されるエーテル化
合物成分とを含むα−オレフィンの重合触媒である。
【化3】 (但し、(1)において、R1は炭素数1〜8の炭化水
素基を示し、R2は炭素数1〜24の炭化水素基を示
す)
素基を示し、R2は炭素数1〜24の炭化水素基を示
す)
【0009】本発明のα−オレフィンの重合触媒は、
[A]マグネシウム、チタン、ハロゲン元素を必須とす
る触媒固体成分、[B]有機アルミニウム化合物成分、
並びに[C]一般式(1)で表されるエーテル化合物成
分とからなるα−オレフィンの重合触媒が好ましい。
[A]マグネシウム、チタン、ハロゲン元素を必須とす
る触媒固体成分、[B]有機アルミニウム化合物成分、
並びに[C]一般式(1)で表されるエーテル化合物成
分とからなるα−オレフィンの重合触媒が好ましい。
【化4】 (但し、(1)において、R1は炭素数1〜8の炭化水
素基を示し、R2は炭素数1〜24の炭化水素基を示
す)
素基を示し、R2は炭素数1〜24の炭化水素基を示
す)
【0010】本発明において、[A]触媒固体成分とし
てマグネシウム、チタン、ハロゲン元素を必須とする触
媒固体成分を用いることができ、好ましくは[A]触媒
固体成分としてマグネシウム、チタン、ハロゲン元素を
含むまたはマグネシウム、チタン、ハロゲン元素からな
るマグネシウム化合物およびハロゲン化チタンを必須と
する触媒固体成分を用いることが好ましい。マグネシウ
ム、チタンおよびハロゲン元素は、マグネシウム化合物
とハロゲン化チタン化合物として用いることができ、
[A]触媒固体成分としてマグネシウム化合物とハロゲ
ン化チタン化合物とを必須とする触媒固体成分を用いる
ことが好ましい。
てマグネシウム、チタン、ハロゲン元素を必須とする触
媒固体成分を用いることができ、好ましくは[A]触媒
固体成分としてマグネシウム、チタン、ハロゲン元素を
含むまたはマグネシウム、チタン、ハロゲン元素からな
るマグネシウム化合物およびハロゲン化チタンを必須と
する触媒固体成分を用いることが好ましい。マグネシウ
ム、チタンおよびハロゲン元素は、マグネシウム化合物
とハロゲン化チタン化合物として用いることができ、
[A]触媒固体成分としてマグネシウム化合物とハロゲ
ン化チタン化合物とを必須とする触媒固体成分を用いる
ことが好ましい。
【0011】[A]触媒固体成分の製造方法は特に限定
されないが、[A]触媒固体成分の代表的な製造方法と
して、(1)マグネシウム化合物と四塩化チタンなどのハ
ロゲン化チタン化合物とを共粉砕する方法、(2)マグネ
シウム化合物と四塩化チタンなどのハロゲン化チタン化
合物とを共粉砕した後、トルエンなどの溶媒中でさらに
四塩化チタンと接触処理する方法、(3)溶媒にマグネシ
ウム化合物を溶解し、この溶液にハロゲン化チタン化合
物を添加して触媒固体を析出させる方法など公知の方法
用いることが出来る。
されないが、[A]触媒固体成分の代表的な製造方法と
して、(1)マグネシウム化合物と四塩化チタンなどのハ
ロゲン化チタン化合物とを共粉砕する方法、(2)マグネ
シウム化合物と四塩化チタンなどのハロゲン化チタン化
合物とを共粉砕した後、トルエンなどの溶媒中でさらに
四塩化チタンと接触処理する方法、(3)溶媒にマグネシ
ウム化合物を溶解し、この溶液にハロゲン化チタン化合
物を添加して触媒固体を析出させる方法など公知の方法
用いることが出来る。
【0012】[A]触媒固体成分としてマグネシウム、
またはマグネシウム化合物の具体例としては、エチルマ
グネシウムクロライド、プロピルマグネシウムクロライ
ド、ブチルマグネシウムクロライド、ヘキシルマグネシ
ウムクロライド、オクチルマグネシウムクロライド、エ
チルマグネシウムブロマイド、プロピルマグネシウムブ
ロマイド、ブチルマグネシウムブロマイド、エチルマグ
ネシウムアイオダイドなどのグリニャール化合物が挙げ
られる。また、塩化マグネシウム、ジメトキシマグネシ
ウム、ジエトキシマグネシウム、ジプロポキシマグネシ
ウム、ジブトキシマグネシウム、エトキシ(メトキシ)
マグネシウム、エトキシ(プロポキシ)マグネシウム、
ブトキシ(エトキシ)マグネシウムなどが挙げられ、中
でも塩化マグネシウム、ジエトキシマグネシウム、ジプ
ロポキシマグネシウムが好ましい。これらのマグネシウ
ム化合物は2種類以上併用して用いることもできる。
またはマグネシウム化合物の具体例としては、エチルマ
グネシウムクロライド、プロピルマグネシウムクロライ
ド、ブチルマグネシウムクロライド、ヘキシルマグネシ
ウムクロライド、オクチルマグネシウムクロライド、エ
チルマグネシウムブロマイド、プロピルマグネシウムブ
ロマイド、ブチルマグネシウムブロマイド、エチルマグ
ネシウムアイオダイドなどのグリニャール化合物が挙げ
られる。また、塩化マグネシウム、ジメトキシマグネシ
ウム、ジエトキシマグネシウム、ジプロポキシマグネシ
ウム、ジブトキシマグネシウム、エトキシ(メトキシ)
マグネシウム、エトキシ(プロポキシ)マグネシウム、
ブトキシ(エトキシ)マグネシウムなどが挙げられ、中
でも塩化マグネシウム、ジエトキシマグネシウム、ジプ
ロポキシマグネシウムが好ましい。これらのマグネシウ
ム化合物は2種類以上併用して用いることもできる。
【0013】マグネシウム、またはマグネシウム化合物
の溶媒としては、例えば、ジエチルエ−テル、ジブチル
エ−テル、ジイソプロピルエ−テル、ジイソアミルエ−
テル等の脂肪族エ−テル、テトラヒドロフランなどの脂
肪族環状エ−テルを使用することができる。
の溶媒としては、例えば、ジエチルエ−テル、ジブチル
エ−テル、ジイソプロピルエ−テル、ジイソアミルエ−
テル等の脂肪族エ−テル、テトラヒドロフランなどの脂
肪族環状エ−テルを使用することができる。
【0014】チタンおよびハロゲン元素は、ハロゲン化
チタン化合物として用いることができる。チタン、ハロ
ゲン元素、またはハロゲン化チタン化合物の具体例とし
ては、テトラクロロチタン、テトラブロモチタン、トリ
クロロモノブトキシチタン、トリブロモモノエトキシチ
タン、トリクロロモノイソプロポキシチタン、ジクロロ
ジエトキシチタン、ジクロロジブトキシチタン、モノク
ロロトリエトキシチタン、モノクロロトリブトキシチタ
ンなどを挙げることができる。特に、テトラクロロチタ
ン、トリクロロモノブトキシチタンが好ましい。
チタン化合物として用いることができる。チタン、ハロ
ゲン元素、またはハロゲン化チタン化合物の具体例とし
ては、テトラクロロチタン、テトラブロモチタン、トリ
クロロモノブトキシチタン、トリブロモモノエトキシチ
タン、トリクロロモノイソプロポキシチタン、ジクロロ
ジエトキシチタン、ジクロロジブトキシチタン、モノク
ロロトリエトキシチタン、モノクロロトリブトキシチタ
ンなどを挙げることができる。特に、テトラクロロチタ
ン、トリクロロモノブトキシチタンが好ましい。
【0015】本発明の有機アルミニウム化合物成分
[B]としては、アルキルアルミニウム、アルキルアル
ミニウムハライドなどが使用できるが、アルキルアルミ
ニウムが好ましく、特に好ましいのはトリアルキルアル
ミニウムである。有機アルミニウム化合物成分[B]の
具体例としては、トリメチルアルミニウム、トリエチル
アルミニウム、トリn−プロピルアルミニウム、トリイ
ソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、ト
リオクチルアルミニウムなどが挙げられる。前記有機ア
ルミニウム化合物成分は、単独で使用することもできる
が、2種類以上混合させて使用することもできる。ま
た、アルキルアルミニウムと水との反応によって得られ
るポリアルミノキサンも使用することができる。
[B]としては、アルキルアルミニウム、アルキルアル
ミニウムハライドなどが使用できるが、アルキルアルミ
ニウムが好ましく、特に好ましいのはトリアルキルアル
ミニウムである。有機アルミニウム化合物成分[B]の
具体例としては、トリメチルアルミニウム、トリエチル
アルミニウム、トリn−プロピルアルミニウム、トリイ
ソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、ト
リオクチルアルミニウムなどが挙げられる。前記有機ア
ルミニウム化合物成分は、単独で使用することもできる
が、2種類以上混合させて使用することもできる。ま
た、アルキルアルミニウムと水との反応によって得られ
るポリアルミノキサンも使用することができる。
【0016】本発明のエーテル化合物成分[C]は、一
般式(1)で表されるエーテル化合物成分である。
般式(1)で表されるエーテル化合物成分である。
【化5】 R1は炭素数1〜8の炭化水素基であり、炭素数1〜8
の不飽和あるいは飽和脂肪族炭化水素基などが挙げられ
る。R1の具体例としては、メチル基、エチル基、n−
プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、is
o−ブチル基、ter−ブチル基、sec−ブチル基、
n−ペンチル基、iso−ペンチル基、シクロペンチル
基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル基、n−ヘプチル
基、n−オクチル基などが挙げられる。特に好ましくは
メチル基である。また、2個のR 1は互いに同じであっ
ても良いし、異なっていても良い。
の不飽和あるいは飽和脂肪族炭化水素基などが挙げられ
る。R1の具体例としては、メチル基、エチル基、n−
プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、is
o−ブチル基、ter−ブチル基、sec−ブチル基、
n−ペンチル基、iso−ペンチル基、シクロペンチル
基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル基、n−ヘプチル
基、n−オクチル基などが挙げられる。特に好ましくは
メチル基である。また、2個のR 1は互いに同じであっ
ても良いし、異なっていても良い。
【0017】R2は炭素数1〜24の炭化水素基であ
り、炭素数1〜24の不飽和あるいは飽和脂肪族炭化水
素基などが挙げられる。R2の具体例としては、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、
n−ブチル基、iso−ブチル基、ter−ブチル基、
sec−ブチル基、n−ペンチル基、iso−ペンチル
基、シクロペンチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシ
ル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基などが挙げられ
る。特に好ましくはメチル基、エチル基である。2個の
R2は互いに同じであっても良いし異なっていても良
い。
り、炭素数1〜24の不飽和あるいは飽和脂肪族炭化水
素基などが挙げられる。R2の具体例としては、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、
n−ブチル基、iso−ブチル基、ter−ブチル基、
sec−ブチル基、n−ペンチル基、iso−ペンチル
基、シクロペンチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシ
ル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基などが挙げられ
る。特に好ましくはメチル基、エチル基である。2個の
R2は互いに同じであっても良いし異なっていても良
い。
【0018】エーテル化合物成分[C]の具体的な化合
物としては、2,2−ジメトキシプロパン、2−エトキ
シ−2−メトキシプロパン、2,2−ジエトキシプロパ
ン、2−エトキシ−2−プロポキシジメトキシシラン、
2,2−ジプロポキシプロパン、2−プロポキシ−2−
ブトキシプロパン、2,2−ジブトキシプロパン、2,
2−ジメトキシブタン、2−エトキシ−2−メトキシブ
タン、2,2−ジエトキシブタン、2−エトキシ−2−
プロポキシブタン、2,2−ジプロポキシブタン、2−
プロポキシ−2−ブトキシブタン、2,2−ジブトキシ
ブタン、3,3−ジメトキシペンタン、3−エトキシ−
3−メトキシペンタン、3,3−ジエトキシペンタン、
3−エトキシ−3−プロポキシペンタン、3,3−ジプ
ロポキシペンタン、3−プロポキシ−3−ブトキシペン
タン、3,3−ジブトキシペンタン、3,3−ジメトキ
シヘキサン、3−エトキシ−3−メトキシヘキサン、
3,3−ジエトキシヘキサン、3−エトキシ−3−プロ
ポキシヘキサン、3,3−ジプロポキシヘキサン、3−
プロポキシ−3−ブトキシヘキサン、3,3−ジブトキ
シヘキサン、4,4−ジメトキシヘプタン、4−エトキ
シ−4−メトキシヘプタン、4,4−ジエトキシヘプタ
ン、4−エトキシ−4−プロポキシヘプタン、4,4−
ジプロポキシヘプタン、4−プロポキシ−4−ブトキシ
ヘプタン、4,4−ジブトキシヘプタンなどが挙げら
れ、特に2,2−ジメトキシプロパンが好ましい。
物としては、2,2−ジメトキシプロパン、2−エトキ
シ−2−メトキシプロパン、2,2−ジエトキシプロパ
ン、2−エトキシ−2−プロポキシジメトキシシラン、
2,2−ジプロポキシプロパン、2−プロポキシ−2−
ブトキシプロパン、2,2−ジブトキシプロパン、2,
2−ジメトキシブタン、2−エトキシ−2−メトキシブ
タン、2,2−ジエトキシブタン、2−エトキシ−2−
プロポキシブタン、2,2−ジプロポキシブタン、2−
プロポキシ−2−ブトキシブタン、2,2−ジブトキシ
ブタン、3,3−ジメトキシペンタン、3−エトキシ−
3−メトキシペンタン、3,3−ジエトキシペンタン、
3−エトキシ−3−プロポキシペンタン、3,3−ジプ
ロポキシペンタン、3−プロポキシ−3−ブトキシペン
タン、3,3−ジブトキシペンタン、3,3−ジメトキ
シヘキサン、3−エトキシ−3−メトキシヘキサン、
3,3−ジエトキシヘキサン、3−エトキシ−3−プロ
ポキシヘキサン、3,3−ジプロポキシヘキサン、3−
プロポキシ−3−ブトキシヘキサン、3,3−ジブトキ
シヘキサン、4,4−ジメトキシヘプタン、4−エトキ
シ−4−メトキシヘプタン、4,4−ジエトキシヘプタ
ン、4−エトキシ−4−プロポキシヘプタン、4,4−
ジプロポキシヘプタン、4−プロポキシ−4−ブトキシ
ヘプタン、4,4−ジブトキシヘプタンなどが挙げら
れ、特に2,2−ジメトキシプロパンが好ましい。
【0019】一般式(1)で表されるエーテル化合物成
分[C]は、たとえば、アルコールとケトンの当量反応
により得られるものを用いることが出来る。
分[C]は、たとえば、アルコールとケトンの当量反応
により得られるものを用いることが出来る。
【0020】本発明のα−オレフィンの重合触媒におい
て、触媒固体成分[A]、有機アルミニウム化合物成分
[B]およびエーテル化合物成分[C]の各成分の使用
量は、α−オレフィンが重合可能であれば、どのような
配合割合でもよい。触媒固体成分[A]と有機アルミニ
ウム化合物成分[B]との使用量は、例えば、触媒固体
成分[A]中のチタンと有機アルミニウム化合物とのモ
ル比([有機アルミニウム化合物]/[チタン])は、
好ましくは1〜10000の範囲、、さらに好ましくは
2〜8000の範囲、より好ましくは5〜5000の範
囲、特に好ましくは10〜1000の範囲が好ましい。
エーテル化合物成分[C]と有機アルミニウム化合物成
分[B]との使用量は、エーテル化合物量と有機アルミ
ニウム化合物成分[B]とのモル比([エーテル化合物]
/[有機アルミニウム化合物])が、好ましくは0.0
01〜1の範囲が好ましく、特に0.01〜0.3の範囲
が好ましい。
て、触媒固体成分[A]、有機アルミニウム化合物成分
[B]およびエーテル化合物成分[C]の各成分の使用
量は、α−オレフィンが重合可能であれば、どのような
配合割合でもよい。触媒固体成分[A]と有機アルミニ
ウム化合物成分[B]との使用量は、例えば、触媒固体
成分[A]中のチタンと有機アルミニウム化合物とのモ
ル比([有機アルミニウム化合物]/[チタン])は、
好ましくは1〜10000の範囲、、さらに好ましくは
2〜8000の範囲、より好ましくは5〜5000の範
囲、特に好ましくは10〜1000の範囲が好ましい。
エーテル化合物成分[C]と有機アルミニウム化合物成
分[B]との使用量は、エーテル化合物量と有機アルミ
ニウム化合物成分[B]とのモル比([エーテル化合物]
/[有機アルミニウム化合物])が、好ましくは0.0
01〜1の範囲が好ましく、特に0.01〜0.3の範囲
が好ましい。
【0021】本発明の触媒においては、α−オレフィン
を重合する場合、水素などの連鎖移動剤を併せて使用す
ることができる。所望の分子量を有する軟質オレフィン
重合体を製造するための水素の使用量は、重合方法及び
重合条件によって、適宜決定することができるが、通
常、水素/α−オレフィン分圧比が0.001〜0.5
の範囲が好ましい。
を重合する場合、水素などの連鎖移動剤を併せて使用す
ることができる。所望の分子量を有する軟質オレフィン
重合体を製造するための水素の使用量は、重合方法及び
重合条件によって、適宜決定することができるが、通
常、水素/α−オレフィン分圧比が0.001〜0.5
の範囲が好ましい。
【0022】本発明の触媒の製造方法として、触媒の各
成分の接触順序について特に制限はないが、触媒固体成
分[A]と有機アルミニウム化合物成分[B]をあらか
じめ接触してから、エーテル化合物成分[C]を接触さ
せることが好ましく、または有機アルミニウム化合物成
分[B]とエーテル化合物成分[C]をあらかじめ接触
してから、触媒固体成分[A]を接触させることが好ま
しい。
成分の接触順序について特に制限はないが、触媒固体成
分[A]と有機アルミニウム化合物成分[B]をあらか
じめ接触してから、エーテル化合物成分[C]を接触さ
せることが好ましく、または有機アルミニウム化合物成
分[B]とエーテル化合物成分[C]をあらかじめ接触
してから、触媒固体成分[A]を接触させることが好ま
しい。
【0023】本発明において、α−オレフィンとして
は、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、4−メチルペンテン
−1、1−オクテンなど鎖状α−オレフィン、シクロヘ
キセン−1などの環状α−オレフィンなどを挙げること
ができる。特に、エチレン、プロピレン、1−ブテンな
どが好ましい。α−オレフィンは、単独の使用、2種類
以上を用いることができ、α−オレフィン単独では、ホ
モ重合体が得られ、2種類以上のα−オレフィンを用い
る場合は共重合体が得られる。本発明のα−オレフィン
の重合触媒は、低結晶性α−オレフィン重合体、非晶性
α−オレフィン重合体を製造することが出来る。本発明
において、α−オレフィン重合体は、α−オレフィンの
ホモ重合体および2種以上のα−オレフィンより製造さ
れるブロック共重合体、ランダム共重合体などの共重合
体を意味する。
は、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、4−メチルペンテン
−1、1−オクテンなど鎖状α−オレフィン、シクロヘ
キセン−1などの環状α−オレフィンなどを挙げること
ができる。特に、エチレン、プロピレン、1−ブテンな
どが好ましい。α−オレフィンは、単独の使用、2種類
以上を用いることができ、α−オレフィン単独では、ホ
モ重合体が得られ、2種類以上のα−オレフィンを用い
る場合は共重合体が得られる。本発明のα−オレフィン
の重合触媒は、低結晶性α−オレフィン重合体、非晶性
α−オレフィン重合体を製造することが出来る。本発明
において、α−オレフィン重合体は、α−オレフィンの
ホモ重合体および2種以上のα−オレフィンより製造さ
れるブロック共重合体、ランダム共重合体などの共重合
体を意味する。
【0024】本発明のα−オレフィンの重合触媒は、好
ましくはプロピレン、1−ブテンから選ばれるα−オレ
フィン30〜100重量%とプロピレンおよび1−ブテ
ンを除く他のα−オレフィン70〜0重量%との重合、
さらに好ましくはプロピレン、1−ブテンから選ばれる
α−オレフィン40〜100重量%とプロピレンおよび
1−ブテンを除く他のα−オレフィン60〜0重量%と
の重合、特に好ましくはプロピレン、1−ブテンから選
ばれるα−オレフィン51〜100重量%とプロピレン
および1−ブテンを除く他のα−オレフィン49〜0重
量%との重合に好ましく用いることが出来る。
ましくはプロピレン、1−ブテンから選ばれるα−オレ
フィン30〜100重量%とプロピレンおよび1−ブテ
ンを除く他のα−オレフィン70〜0重量%との重合、
さらに好ましくはプロピレン、1−ブテンから選ばれる
α−オレフィン40〜100重量%とプロピレンおよび
1−ブテンを除く他のα−オレフィン60〜0重量%と
の重合、特に好ましくはプロピレン、1−ブテンから選
ばれるα−オレフィン51〜100重量%とプロピレン
および1−ブテンを除く他のα−オレフィン49〜0重
量%との重合に好ましく用いることが出来る。
【0025】本発明のα−オレフィンの重合触媒は、好
ましくはプロピレン、1−ブテンから選ばれるα−オレ
フィンの(共)重合に好ましく用いることが出来る。本
発明のα−オレフィンの重合触媒は、好ましくはプロピ
レン50〜100重量%と1−ブテン50〜0重量%と
の重合、さらに好ましくはプロピレン55〜100重量
%と1−ブテン45〜0重量%との重合、特に好ましく
はプロピレン60〜100重量%と1−ブテン40〜0
重量%との重合に好ましく用いることが出来る。特に、
本発明のα−オレフィンの重合触媒は、好ましくはプロ
ピレン70〜90重量%と1−ブテン30〜10重量%
との重合に好ましく用いることが出来る。
ましくはプロピレン、1−ブテンから選ばれるα−オレ
フィンの(共)重合に好ましく用いることが出来る。本
発明のα−オレフィンの重合触媒は、好ましくはプロピ
レン50〜100重量%と1−ブテン50〜0重量%と
の重合、さらに好ましくはプロピレン55〜100重量
%と1−ブテン45〜0重量%との重合、特に好ましく
はプロピレン60〜100重量%と1−ブテン40〜0
重量%との重合に好ましく用いることが出来る。特に、
本発明のα−オレフィンの重合触媒は、好ましくはプロ
ピレン70〜90重量%と1−ブテン30〜10重量%
との重合に好ましく用いることが出来る。
【0026】本発明のα−オレフィンの重合触媒は、好
ましくは1−ブテン50〜100重量%とプロピレン5
0〜0重量%との重合、さらに好ましくは1−ブテン5
5〜100重量%とプロピレン45〜0重量%との重
合、特に好ましくは1−ブテン60〜100重量%とプ
ロピレン40〜0重量%との重合に好ましく用いること
が出来る。
ましくは1−ブテン50〜100重量%とプロピレン5
0〜0重量%との重合、さらに好ましくは1−ブテン5
5〜100重量%とプロピレン45〜0重量%との重
合、特に好ましくは1−ブテン60〜100重量%とプ
ロピレン40〜0重量%との重合に好ましく用いること
が出来る。
【0027】本発明の触媒を用いる重合方法としては、
エチレン、プロピレンなどの公知の重合方法に用いるこ
とができる。重合方法の具体例として、ブタン、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンなどの無極性溶媒を使
用するスラリ−重合法、モノマ−を気体状態で触媒と接
触して重合を行う気相重合法、あるいは液化状態のモノ
マ−を溶媒としてその中で重合させるバルク重合法など
を挙げることが出来、特にバルク重合が好ましい。ま
た、上記重合方法で、1段重合、2段重合などの多段重
合、連続重合、バッチ重合のいずれを行ってもよい。重
合圧力は、重合可能であればどのような圧力でもよく、
好ましくは0.1〜10MPa、さらに好ましくは1〜
6MPaの範囲が好ましい。重合温度は、重合可能であ
ればどのような温度でもよく、好ましくは10〜150
℃、さらに好ましくは30〜100℃、特に好ましくは
50〜90℃の範囲が好ましい。重合時間は、重合可能
であればどのような時間でもよく、好ましくは0.1〜
10時間、さらに好ましくは0.5〜7時間の範囲が好
ましい。
エチレン、プロピレンなどの公知の重合方法に用いるこ
とができる。重合方法の具体例として、ブタン、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンなどの無極性溶媒を使
用するスラリ−重合法、モノマ−を気体状態で触媒と接
触して重合を行う気相重合法、あるいは液化状態のモノ
マ−を溶媒としてその中で重合させるバルク重合法など
を挙げることが出来、特にバルク重合が好ましい。ま
た、上記重合方法で、1段重合、2段重合などの多段重
合、連続重合、バッチ重合のいずれを行ってもよい。重
合圧力は、重合可能であればどのような圧力でもよく、
好ましくは0.1〜10MPa、さらに好ましくは1〜
6MPaの範囲が好ましい。重合温度は、重合可能であ
ればどのような温度でもよく、好ましくは10〜150
℃、さらに好ましくは30〜100℃、特に好ましくは
50〜90℃の範囲が好ましい。重合時間は、重合可能
であればどのような時間でもよく、好ましくは0.1〜
10時間、さらに好ましくは0.5〜7時間の範囲が好
ましい。
【0028】本発明のα−オレフィンの重合触媒は、重
合活性が好ましくは5000g/(g・hr)以上、さ
らに好ましくは7000g/(g・hr)以上、より好
ましくは12000g/(g・hr)以上、特に好まし
くは15000g/(g・hr)以上が好ましい。
合活性が好ましくは5000g/(g・hr)以上、さ
らに好ましくは7000g/(g・hr)以上、より好
ましくは12000g/(g・hr)以上、特に好まし
くは15000g/(g・hr)以上が好ましい。
【0029】本発明のα−オレフィンの重合触媒より製
造されるα−オレフィン(共)重合体は、溶融粘度が好
ましくは50000cps以下、さらに好ましくは25
000cps以下、さらに好ましくは20000cps
以下、さらに好ましくは15000cps以下、さらに
好ましくは12000cps以下、より好ましくは10
000cps以下、特に好ましくは9000cps以下
が好ましい。また、本発明のα−オレフィンの重合触媒
より製造されるα−オレフィン(共)重合体は、溶融粘
度が好ましくは130〜50000cpsの範囲、さら
に好ましくは150〜25000cpsの範囲、さらに
好ましくは160〜20000cpsの範囲、さらに好
ましくは170〜15000cpsの範囲、さらに好ま
しくは200〜12000cpsの範囲、より好ましく
は220〜10000cpsの範囲、特に好ましくは2
50〜9000cpsの範囲が好ましい。
造されるα−オレフィン(共)重合体は、溶融粘度が好
ましくは50000cps以下、さらに好ましくは25
000cps以下、さらに好ましくは20000cps
以下、さらに好ましくは15000cps以下、さらに
好ましくは12000cps以下、より好ましくは10
000cps以下、特に好ましくは9000cps以下
が好ましい。また、本発明のα−オレフィンの重合触媒
より製造されるα−オレフィン(共)重合体は、溶融粘
度が好ましくは130〜50000cpsの範囲、さら
に好ましくは150〜25000cpsの範囲、さらに
好ましくは160〜20000cpsの範囲、さらに好
ましくは170〜15000cpsの範囲、さらに好ま
しくは200〜12000cpsの範囲、より好ましく
は220〜10000cpsの範囲、特に好ましくは2
50〜9000cpsの範囲が好ましい。
【0030】本発明のα−オレフィンの重合触媒より製
造されるα−オレフィン重合体は、引張弾性率が好まし
くは200MPa以下、さらに好ましくは150MPa
以下、さらに好ましくは120MPa以下、より好まし
くは100MPa以下、より好ましくは80MPa以
下、より好ましくは60MPa以下、特に好ましくは5
0MPa以下が好ましい。
造されるα−オレフィン重合体は、引張弾性率が好まし
くは200MPa以下、さらに好ましくは150MPa
以下、さらに好ましくは120MPa以下、より好まし
くは100MPa以下、より好ましくは80MPa以
下、より好ましくは60MPa以下、特に好ましくは5
0MPa以下が好ましい。
【0031】本発明のα−オレフィンの重合触媒より製
造されるα−オレフィン重合体は、沸騰n−ヘプタン不
溶分が好ましくは60%以下、さらに好ましくは40%
以下、さらに好ましくは30%以下、より好ましくは2
0%以下、より好ましくは15%以下、より好ましくは
10%以下、特に好ましくは8%以下が好ましい。
造されるα−オレフィン重合体は、沸騰n−ヘプタン不
溶分が好ましくは60%以下、さらに好ましくは40%
以下、さらに好ましくは30%以下、より好ましくは2
0%以下、より好ましくは15%以下、より好ましくは
10%以下、特に好ましくは8%以下が好ましい。
【0032】本発明のα−オレフィンの重合触媒より製
造されるα−オレフィン重合体は、数平均分子量(M
n)が好ましくは1000〜25000の範囲、さらに
好ましくは1100〜22000の範囲、さらに好まし
くは1200〜20000の範囲、より好ましくは15
00〜18000の範囲、より好ましくは1600〜1
5000の範囲、より好ましくは1800〜12000
の範囲、特に好ましくは2000〜10000の範囲が
好ましい。
造されるα−オレフィン重合体は、数平均分子量(M
n)が好ましくは1000〜25000の範囲、さらに
好ましくは1100〜22000の範囲、さらに好まし
くは1200〜20000の範囲、より好ましくは15
00〜18000の範囲、より好ましくは1600〜1
5000の範囲、より好ましくは1800〜12000
の範囲、特に好ましくは2000〜10000の範囲が
好ましい。
【0033】本発明の触媒より得られるα−オレフィン
重合体は単独で製品として使用することもできるし、他
のオレフィン重合体、ポリアミド、ポリエステル、エラ
ストマーなどとブレンドして使用することもできる。
重合体は単独で製品として使用することもできるし、他
のオレフィン重合体、ポリアミド、ポリエステル、エラ
ストマーなどとブレンドして使用することもできる。
【0034】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づきさらに詳細に
説明する。但し、本発明は下記実施例により制限される
ものでない。
説明する。但し、本発明は下記実施例により制限される
ものでない。
【0035】以下に本発明の実施例を説明する。実施例
において、 重合活性: 触媒固体1g当たり、1時間重合を行う
時のα−オレフィン重合体の収量(g/g.hr)であ
らわす。 溶融粘度: α−オレフィン重合体(8g)を採取
し、ブルックフィールドRVT粘度計ModelDV−
IIを用い、ASTM・D3236に準拠して190℃に
おける粘度を測定した。
において、 重合活性: 触媒固体1g当たり、1時間重合を行う
時のα−オレフィン重合体の収量(g/g.hr)であ
らわす。 溶融粘度: α−オレフィン重合体(8g)を採取
し、ブルックフィールドRVT粘度計ModelDV−
IIを用い、ASTM・D3236に準拠して190℃に
おける粘度を測定した。
【0036】α−オレフィン重合体のブテン含量[w
t%]: ホットプレスにて100μm厚のフィルムを
作成し、パーキンエルマー製FT−IR1600シリー
ズを用いて4500〜400cm−1を走査し、ブテン
に帰属する766cm−1のピーク面積とプロピレンに
帰属する4320cm−1のピーク面積比から求めた。
t%]: ホットプレスにて100μm厚のフィルムを
作成し、パーキンエルマー製FT−IR1600シリー
ズを用いて4500〜400cm−1を走査し、ブテン
に帰属する766cm−1のピーク面積とプロピレンに
帰属する4320cm−1のピーク面積比から求めた。
【0037】機械的特性の評価:ホットプレスにて1
mm厚のシートを作成し、23℃の恒温室に48時間放
置した後、ダンベル状1号形の打ち抜き型を用いて打ち
抜き、試験片とした。引張り試験は、テンシロン万能試
験機を用い、23℃で引張り速度5mm/minで測定
した。引張り弾性率は、応力−ひずみ曲線の最初の直線
部分を用いて計算し求めた。
mm厚のシートを作成し、23℃の恒温室に48時間放
置した後、ダンベル状1号形の打ち抜き型を用いて打ち
抜き、試験片とした。引張り試験は、テンシロン万能試
験機を用い、23℃で引張り速度5mm/minで測定
した。引張り弾性率は、応力−ひずみ曲線の最初の直線
部分を用いて計算し求めた。
【0038】ブリードアウト: ブリードアウトは粘
着性の評価である。その方法は、α−オレフィン重合体
をホットプレスにて1mm厚のシートを作成し、23℃
で1ヶ月放置した後、シートの表面状態を目視で観察し
た。評価は、 ○:シート表面にブリードアウト成分が見られない状
態、 ×:シート表面にブリードアウト成分が見られる状態、
の2段階で行った。
着性の評価である。その方法は、α−オレフィン重合体
をホットプレスにて1mm厚のシートを作成し、23℃
で1ヶ月放置した後、シートの表面状態を目視で観察し
た。評価は、 ○:シート表面にブリードアウト成分が見られない状
態、 ×:シート表面にブリードアウト成分が見られる状態、
の2段階で行った。
【0039】沸騰n−ヘプタン不溶分の測定:α−オ
レフィン重合体約2gを乾燥した筒状ろ紙に入れて、そ
の重量を測定した後、二重管式ソックスレー抽出器にセ
ットした。n−ヘプタン150gをこのソックスレー容
器に入れ、加熱して、10時間、沸騰還流させ、非晶性
ポリオレフィン中の溶解成分を抽出した。その後、沸騰
n−ヘプタン不溶分の残った筒状ろ紙を取出し、恒量に
なるまで減圧乾燥し、その重量を測定した。沸騰n−ヘ
プタン抽出前後の重量比から数式(1)により沸騰n−
ヘプタン不溶分を算出した。
レフィン重合体約2gを乾燥した筒状ろ紙に入れて、そ
の重量を測定した後、二重管式ソックスレー抽出器にセ
ットした。n−ヘプタン150gをこのソックスレー容
器に入れ、加熱して、10時間、沸騰還流させ、非晶性
ポリオレフィン中の溶解成分を抽出した。その後、沸騰
n−ヘプタン不溶分の残った筒状ろ紙を取出し、恒量に
なるまで減圧乾燥し、その重量を測定した。沸騰n−ヘ
プタン抽出前後の重量比から数式(1)により沸騰n−
ヘプタン不溶分を算出した。
【数1】
【0040】[実施例1] (1)触媒固体成分[A]の調製 直径16mmのステンレスボール60個の入った内容積
450mlの粉砕用ポットに窒素雰囲気下で、無水塩化
マグネシウム10gおよび四塩化チタン2mlを入れ、
振動ボールミルに装着して30時間粉砕した。粉砕終了
後、粉砕物2gを窒素雰囲気下でスターラーピースおよ
びG4のガラスフィルターを備えた容量200mlの2
連球に入れ、蒸留・脱水トルエン30ml、四塩化チタ
ン20mlを順次導入し、90℃で2時間攪拌反応させ
た。その後、熱時ろ過し、蒸留・脱水ヘプタン50ml
で5回、固形成分を洗浄した。その後、蒸留・脱水へプ
タン50mlでスラリー化した。得られた固形成分はT
iを2.0wt%含有していた。
450mlの粉砕用ポットに窒素雰囲気下で、無水塩化
マグネシウム10gおよび四塩化チタン2mlを入れ、
振動ボールミルに装着して30時間粉砕した。粉砕終了
後、粉砕物2gを窒素雰囲気下でスターラーピースおよ
びG4のガラスフィルターを備えた容量200mlの2
連球に入れ、蒸留・脱水トルエン30ml、四塩化チタ
ン20mlを順次導入し、90℃で2時間攪拌反応させ
た。その後、熱時ろ過し、蒸留・脱水ヘプタン50ml
で5回、固形成分を洗浄した。その後、蒸留・脱水へプ
タン50mlでスラリー化した。得られた固形成分はT
iを2.0wt%含有していた。
【0041】(2)α−オレフィンの重合 攪拌機付の内容積2Lのステンレス製オ−トクレ−ブ内
を窒素で充分置換した後、蒸留・脱水へプタン10ml
を入れ、触媒固体成分[A]のn−ヘプタンスラリ−を
触媒固体成分として10mg(Ti=0.004mmo
l)、有機アルミニウム化合物成分[B]としてトリエ
チルアルミニウム2.2mmol、エーテル化合物成分
[C]として2,2−ジメトキシプロパン0.04mm
olを仕込んだ。続いて、ゲージ圧で水素2.7kg/
cm2導入後、液化1−ブテン200ml、液化プロピ
レン1000mlを順次導入してオ−トクレ−ブを振と
うした。オ−トクレ−ブを68℃に昇温し、68℃で1
時間重合を行った。重合終了後、未反応モノマーを放出
し、酸化防止剤(イルガノックス1010)0.5gお
よびエタノール2mlを溶解したn−ヘプタン500m
lをオートクレーブ内に注入し、引き続き68℃で30
分攪拌を行った。その後オートクレーブを開放し、アル
ミニウム製のバットに溶解した重合体を取り出し、真空
乾燥した。重合活性および得られた重合体の特性を表1
にまとめた。得られた重合体の沸騰n−ヘプタン不溶分
は、0%であった。
を窒素で充分置換した後、蒸留・脱水へプタン10ml
を入れ、触媒固体成分[A]のn−ヘプタンスラリ−を
触媒固体成分として10mg(Ti=0.004mmo
l)、有機アルミニウム化合物成分[B]としてトリエ
チルアルミニウム2.2mmol、エーテル化合物成分
[C]として2,2−ジメトキシプロパン0.04mm
olを仕込んだ。続いて、ゲージ圧で水素2.7kg/
cm2導入後、液化1−ブテン200ml、液化プロピ
レン1000mlを順次導入してオ−トクレ−ブを振と
うした。オ−トクレ−ブを68℃に昇温し、68℃で1
時間重合を行った。重合終了後、未反応モノマーを放出
し、酸化防止剤(イルガノックス1010)0.5gお
よびエタノール2mlを溶解したn−ヘプタン500m
lをオートクレーブ内に注入し、引き続き68℃で30
分攪拌を行った。その後オートクレーブを開放し、アル
ミニウム製のバットに溶解した重合体を取り出し、真空
乾燥した。重合活性および得られた重合体の特性を表1
にまとめた。得られた重合体の沸騰n−ヘプタン不溶分
は、0%であった。
【0042】[比較例1]オレフィン重合において、エ
ーテル化合物成分[C]を用いず、水素圧をゲージ圧で
1.4kg/cm2、液化1−ブテンを300ml、液
化プロピレンを900ml仕込んだ以外は実施例1と同
様に重合を行った。重合活性および得られた重合体の特
性を表1にまとめた。
ーテル化合物成分[C]を用いず、水素圧をゲージ圧で
1.4kg/cm2、液化1−ブテンを300ml、液
化プロピレンを900ml仕込んだ以外は実施例1と同
様に重合を行った。重合活性および得られた重合体の特
性を表1にまとめた。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明の触媒は、α−オレフィンの重合
活性が高く、柔軟性を有するα−オレフィン重合体を得
ることが出来る。本発明の触媒は、粘着成分のブリード
アウトのないα−オレフィン重合体を製造することがで
きる。さらに本発明の触媒は、粘着成分のブリードアウ
トのない低結晶性または非晶性のα−オレフィン重合体
を製造することができる。
活性が高く、柔軟性を有するα−オレフィン重合体を得
ることが出来る。本発明の触媒は、粘着成分のブリード
アウトのないα−オレフィン重合体を製造することがで
きる。さらに本発明の触媒は、粘着成分のブリードアウ
トのない低結晶性または非晶性のα−オレフィン重合体
を製造することができる。
【図1】 本発明の触媒の各成分の調製過程および本発
明の触媒を用いる重合方法を示すフローチャートであ
る。
明の触媒を用いる重合方法を示すフローチャートであ
る。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J028 AA01A AB01A AC04A AC05A AC06A BA01A BA01B BA02A BB01A BB01B BC06A BC07A BC15A BC15B CA16A CB27A CB29A CB29B CB29C CB35A EA01 EA02 EB02 EB04 EB05 EB07 EB08 EB09 EB10 EB26 EC01 EC02 EC03 FA02 FA03 FA04 FA07 GA01 GB01 4J128 AA01 AB01 AC04 AC05 AC06 BA01A BA01B BA02A BB01A BB01B BC06A BC07A BC15A BC15B CA16A CB27A CB29A CB29B CB29C CB35A EA01 EA02 EB02 EB04 EB05 EB07 EB08 EB09 EB10 EB26 EC01 EC02 EC03 FA02 FA03 FA04 FA07 GA01 GB01
Claims (2)
- 【請求項1】[A]マグネシウム、チタン、ハロゲン元
素を必須とする触媒固体成分、[B]有機アルミニウム
化合物成分、並びに[C]一般式(1)で表されるエー
テル化合物成分とを含むα−オレフィンの重合触媒。 【化1】 (但し、(1)において、R1は炭素数1〜8の炭化水
素基を示し、R2は炭素数1〜24の炭化水素基を示
す) - 【請求項2】請求項1に記載のα−オレフィンの重合触
媒を用いるα−オレフィンの重合方法。
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