JP2002230546A - 画像処理プログラム、画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents
画像処理プログラム、画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、画像処理方法及び画像処理装置Info
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T5/00—Image enhancement or restoration
- G06T5/90—Dynamic range modification of images or parts thereof
- G06T5/94—Dynamic range modification of images or parts thereof based on local image properties, e.g. for local contrast enhancement
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2207/00—Indexing scheme for image analysis or image enhancement
- G06T2207/20—Special algorithmic details
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- Theoretical Computer Science (AREA)
- Image Processing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】操作者の労力を大幅に軽減しつつ画質を改善す
る。 【解決手段】画像特徴量の平均値及び標準偏差を抽出す
る画像統計量抽出部16と、画像特徴量の平均値及び標
準偏差を変量とした2次元正規分布確率関数を用いて画
像が属する画像状態を判定する画像状態判定部18と、
画像特徴量の平均値及び標準偏差に基づいて、判定され
た画像状態における画像補正情報を作成する画像補正情
報作成部20と、作成された画像補正情報に基づいて画
像を補正する画像補正部22と、を含んで画像処理装置
を構成する。
る。 【解決手段】画像特徴量の平均値及び標準偏差を抽出す
る画像統計量抽出部16と、画像特徴量の平均値及び標
準偏差を変量とした2次元正規分布確率関数を用いて画
像が属する画像状態を判定する画像状態判定部18と、
画像特徴量の平均値及び標準偏差に基づいて、判定され
た画像状態における画像補正情報を作成する画像補正情
報作成部20と、作成された画像補正情報に基づいて画
像を補正する画像補正部22と、を含んで画像処理装置
を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像補正処理のた
めのパラメータを自動的かつ高精度に決定し、画像の画
質を改善する画像処理技術に関する。
めのパラメータを自動的かつ高精度に決定し、画像の画
質を改善する画像処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画質改善が必要な画像に対し
て、画像処理装置を用いて、その明るさ又はコントラス
トを変更する等の諧調補正処理が行われている。かかる
画像処理装置では、操作者が主観的に画像の不具合を認
識し、その不具合を改善するためのパラメータを経験等
に基づいて決定し、諧調補正処理が試行錯誤的に行われ
ていた。
て、画像処理装置を用いて、その明るさ又はコントラス
トを変更する等の諧調補正処理が行われている。かかる
画像処理装置では、操作者が主観的に画像の不具合を認
識し、その不具合を改善するためのパラメータを経験等
に基づいて決定し、諧調補正処理が試行錯誤的に行われ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、諧調補
正処理が試行錯誤的に行われるため、操作者が目的とす
る画質が得られるまで、パラメータを種々変更しつつ諧
調補正処理を繰り返し行わなければならないことがあっ
た。この場合、画質改善に要する操作者の労力が大であ
り、特に、フォトレタッチソフトウエア等を利用する一
般ユーザでは、画像処理に関する知識不足からその問題
が顕著であった。
正処理が試行錯誤的に行われるため、操作者が目的とす
る画質が得られるまで、パラメータを種々変更しつつ諧
調補正処理を繰り返し行わなければならないことがあっ
た。この場合、画質改善に要する操作者の労力が大であ
り、特に、フォトレタッチソフトウエア等を利用する一
般ユーザでは、画像処理に関する知識不足からその問題
が顕著であった。
【0004】また、近年では、操作者の労力を軽減する
ため、画像補正処理を自動的に行う技術も開発されてい
る。しかし、かかる技術では、画像中の主要物体を認識
することなく画像補正処理のためのパラメータが決定さ
れていたため、操作者が目的とする画質と大きく異なる
画像となってしまうことが多かった。そこで、本発明は
以上のような従来の問題点に鑑み、画像の特徴量に応じ
て画像補正処理のためのパラメータを自動的かつ高精度
に決定することで、操作者の労力を大幅に軽減しつつ画
質を改善することができる画像処理技術を提供すること
を目的とする。
ため、画像補正処理を自動的に行う技術も開発されてい
る。しかし、かかる技術では、画像中の主要物体を認識
することなく画像補正処理のためのパラメータが決定さ
れていたため、操作者が目的とする画質と大きく異なる
画像となってしまうことが多かった。そこで、本発明は
以上のような従来の問題点に鑑み、画像の特徴量に応じ
て画像補正処理のためのパラメータを自動的かつ高精度
に決定することで、操作者の労力を大幅に軽減しつつ画
質を改善することができる画像処理技術を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
画像処理技術では、画像特徴量の平均値及び標準偏差に
基づいて画像状態を判定すると共に、その画像状態にお
ける画像補正情報を平均値及び標準偏差に応じて作成
し、作成された画像補正情報によって画像を補正するこ
とを特徴とする。ここで、「画像状態」とは、例えば、
画像の明るさに関して「明るい」,「ふつう」又は「暗
い」、コントラストに関して「高い」,「ふつう」又は
「低い」などと分類する指標のことをいう。
画像処理技術では、画像特徴量の平均値及び標準偏差に
基づいて画像状態を判定すると共に、その画像状態にお
ける画像補正情報を平均値及び標準偏差に応じて作成
し、作成された画像補正情報によって画像を補正するこ
とを特徴とする。ここで、「画像状態」とは、例えば、
画像の明るさに関して「明るい」,「ふつう」又は「暗
い」、コントラストに関して「高い」,「ふつう」又は
「低い」などと分類する指標のことをいう。
【0006】このようにすれば、画像の特徴量に応じて
画像補正処理のためのパラメータが自動的かつ高精度に
決定され、そのパラメータによって画像補正処理が行わ
れる。このため、画像処理を行う操作者の労力を大幅に
軽減しつつ、画質を改善することができるようになる。
また、画像状態の判定は、画像特徴量の平均値及び標準
偏差を変量とした2次元正規分布確率関数により演算さ
れた各画像状態に属する確率から判定することが望まし
い。この場合、確率の最大値が所定値より大であるとき
に、最大確率となる画像状態が画像の画像状態であると
判定することが望ましい。一方、確率の最大値が所定値
以下のときには、画像が複数の画像状態に属する、即
ち、中間状態にあるち判定することが望ましい。そし
て、画像が複数の画像状態に属していると判定されたと
きには、各画像状態における画像補正情報を確率に応じ
て統合して画像補正情報を作成することが望ましい。
画像補正処理のためのパラメータが自動的かつ高精度に
決定され、そのパラメータによって画像補正処理が行わ
れる。このため、画像処理を行う操作者の労力を大幅に
軽減しつつ、画質を改善することができるようになる。
また、画像状態の判定は、画像特徴量の平均値及び標準
偏差を変量とした2次元正規分布確率関数により演算さ
れた各画像状態に属する確率から判定することが望まし
い。この場合、確率の最大値が所定値より大であるとき
に、最大確率となる画像状態が画像の画像状態であると
判定することが望ましい。一方、確率の最大値が所定値
以下のときには、画像が複数の画像状態に属する、即
ち、中間状態にあるち判定することが望ましい。そし
て、画像が複数の画像状態に属していると判定されたと
きには、各画像状態における画像補正情報を確率に応じ
て統合して画像補正情報を作成することが望ましい。
【0007】かかる構成において、2次元正規分布確率
関数から画像状態を判定するようにすれば、2次元正規
分布確率関数を適切に設定することで、画像の画像状態
を高精度に判定することができる。また、確率の最大値
が所定値より大であるときに、最大確率となる画像状態
が画像の画像状態であると判定するようにすれば、画像
状態を一意に判定することができる。一方、確率の最大
値が所定値以下のときに、画像が複数の画像状態に属す
ると判定するようにすれば、複数の画像状態の中間にあ
る画像も高精度に処理可能となる。そして、この場合に
は、各画像状態における画像補正情報を確率に応じて統
合して画像補正情報を作成することで、中間状態を考慮
した画像補正情報を作成することができる。
関数から画像状態を判定するようにすれば、2次元正規
分布確率関数を適切に設定することで、画像の画像状態
を高精度に判定することができる。また、確率の最大値
が所定値より大であるときに、最大確率となる画像状態
が画像の画像状態であると判定するようにすれば、画像
状態を一意に判定することができる。一方、確率の最大
値が所定値以下のときに、画像が複数の画像状態に属す
ると判定するようにすれば、複数の画像状態の中間にあ
る画像も高精度に処理可能となる。そして、この場合に
は、各画像状態における画像補正情報を確率に応じて統
合して画像補正情報を作成することで、中間状態を考慮
した画像補正情報を作成することができる。
【0008】さらに、画像を複数領域に分割した各領域
における画像特徴量の平均値及び標準偏差に対して、夫
々、各領域における画像特徴量の最高値と最低値との差
に応じた重み値を積算し、積算値の総和を画像特徴量の
平均値及び標準偏差としてもよい。このようにすれば、
画像の中から主要部分と思われる領域に重点を置き、画
像特徴量の平均値及び標準偏差が抽出されるため、画像
全体から画像特徴量の平均値及び標準偏差を抽出する方
法に比べて、画像状態の判定をより高精度に行うことが
できる。
における画像特徴量の平均値及び標準偏差に対して、夫
々、各領域における画像特徴量の最高値と最低値との差
に応じた重み値を積算し、積算値の総和を画像特徴量の
平均値及び標準偏差としてもよい。このようにすれば、
画像の中から主要部分と思われる領域に重点を置き、画
像特徴量の平均値及び標準偏差が抽出されるため、画像
全体から画像特徴量の平均値及び標準偏差を抽出する方
法に比べて、画像状態の判定をより高精度に行うことが
できる。
【0009】この他には、補正画像が目的とする画像で
あるか否かを入力させると共に、入力結果を保存し、保
存された入力結果に応じて補正画像が目的とする画像で
ある確率を表示するようにしてもよい。このようにすれ
ば、バッチ処理等により一括して大量の画像を処理する
場合、確率が低いものについてのみ、その補正結果を目
視により確認するだけで済み、操作者の労力をより軽減
することができる。
あるか否かを入力させると共に、入力結果を保存し、保
存された入力結果に応じて補正画像が目的とする画像で
ある確率を表示するようにしてもよい。このようにすれ
ば、バッチ処理等により一括して大量の画像を処理する
場合、確率が低いものについてのみ、その補正結果を目
視により確認するだけで済み、操作者の労力をより軽減
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】先ず、本発明に係る画像処理技術
の概要について説明する。本発明では、画像補正処理の
ためのパラメータを決定すべく、データベースが構築さ
れる。即ち、参考画像として、画像状態が異なる複数の
画像を用意し、各画像の濃度が全濃度範囲に亘って分布
するように、レンジ変換を行って濃度の正規化を行い、
これらを正規化画像とする。次に、正規化画像をディス
プレイ等の表示装置に表示し、操作者の目視によって各
画像状態に分類する。ここで、「画像状態」とは、例え
ば、明るさに関して「明るい」,「ふつう」又は「暗
い」、コントラストに関して「高い」,「ふつう」又は
「低い」などと分類する指標のことをいう。なお、操作
者が画像処理に関して十分な知識,経験等を有している
場合には、濃度の正規化を行わずに、参考画像そのもの
を表示するようにしてもよい。
の概要について説明する。本発明では、画像補正処理の
ためのパラメータを決定すべく、データベースが構築さ
れる。即ち、参考画像として、画像状態が異なる複数の
画像を用意し、各画像の濃度が全濃度範囲に亘って分布
するように、レンジ変換を行って濃度の正規化を行い、
これらを正規化画像とする。次に、正規化画像をディス
プレイ等の表示装置に表示し、操作者の目視によって各
画像状態に分類する。ここで、「画像状態」とは、例え
ば、明るさに関して「明るい」,「ふつう」又は「暗
い」、コントラストに関して「高い」,「ふつう」又は
「低い」などと分類する指標のことをいう。なお、操作
者が画像処理に関して十分な知識,経験等を有している
場合には、濃度の正規化を行わずに、参考画像そのもの
を表示するようにしてもよい。
【0011】次に、各画像状態に分類された正規化画像
について、全画素の輝度成分Yを抽出し、次式により輝
度平均値μ及び輝度標準偏差σを夫々算出する。ここ
で、nは、画像の画素数を示す。
について、全画素の輝度成分Yを抽出し、次式により輝
度平均値μ及び輝度標準偏差σを夫々算出する。ここ
で、nは、画像の画素数を示す。
【0012】
【式1】 各画像状態に含まれる画像の輝度平均値μ及び輝度標準
偏差σを変量として、各画像状態ごとに2次元正規分布
確率関数を作成し、これを次式のような画像状態確率関
数Fi(x,y)とする。ここで、μx及びμyは、夫
々、各画像状態における正規化画像の輝度平均値μ及び
輝度標準偏差σの平均値、σx及びσyは、夫々、各画像
状態における正規化画像の輝度平均値μ及び輝度標準偏
差σの標準偏差を示す。また、ρxyは、各画像状態にお
ける正規化画像の輝度平均値μと輝度標準偏差σとの相
関係数を示す。
偏差σを変量として、各画像状態ごとに2次元正規分布
確率関数を作成し、これを次式のような画像状態確率関
数Fi(x,y)とする。ここで、μx及びμyは、夫
々、各画像状態における正規化画像の輝度平均値μ及び
輝度標準偏差σの平均値、σx及びσyは、夫々、各画像
状態における正規化画像の輝度平均値μ及び輝度標準偏
差σの標準偏差を示す。また、ρxyは、各画像状態にお
ける正規化画像の輝度平均値μと輝度標準偏差σとの相
関係数を示す。
【0013】
【式2】 このようにして作成された画像状態確率関数Fi(x,
y)は、各画像状態ごとにデータベースに保存される。
また、各画像状態確率関数Fi(x,y)について、確
率値が等しい点の集合である等確率楕円を統合して、予
め定めておいた複数の確率区分に分ける。このとき、各
確率区分間の確率値は、全て等しくなるようにする。さ
らに、画像状態確率関数を中心部から周辺部に向かって
分割した確率区分ごとに一意な番号を付し、これらを各
画像状態の確率区分番号とする。これらの確率区分番号
に対応して、夫々、「採用画像数」と「不採用画像数」
とを計数するカウンタを設け、初期化としてそれらの内
容を0に設定する。
y)は、各画像状態ごとにデータベースに保存される。
また、各画像状態確率関数Fi(x,y)について、確
率値が等しい点の集合である等確率楕円を統合して、予
め定めておいた複数の確率区分に分ける。このとき、各
確率区分間の確率値は、全て等しくなるようにする。さ
らに、画像状態確率関数を中心部から周辺部に向かって
分割した確率区分ごとに一意な番号を付し、これらを各
画像状態の確率区分番号とする。これらの確率区分番号
に対応して、夫々、「採用画像数」と「不採用画像数」
とを計数するカウンタを設け、初期化としてそれらの内
容を0に設定する。
【0014】このような一連の処理を経て、画像状態が
未知である画像に対する画像処理の準備が完了する。な
お、画像補正処理のためのパラメータを決定するデータ
ベースは、デフォルトとして、代表的な画像状態を示す
複数の画像を用いて設定しておいてもよい。画像状態が
未知である画像に対する画像処理は、次のようにして行
われる。
未知である画像に対する画像処理の準備が完了する。な
お、画像補正処理のためのパラメータを決定するデータ
ベースは、デフォルトとして、代表的な画像状態を示す
複数の画像を用いて設定しておいてもよい。画像状態が
未知である画像に対する画像処理は、次のようにして行
われる。
【0015】先ず、画像の濃度が全濃度範囲に亘って分
布するように、レンジ変換を行って濃度の正規化を行
い、これを正規化画像Pとする。正規化画像Pから全画
素の輝度成分Yを抽出し、輝度平均値μ及び輝度標準偏
差σを夫々算出する。ここで、正規化画像Pの輝度平均
値μ及び輝度標準偏差σは、正規化画像Pをm個の複数
領域に分割し、各領域における輝度平均値μm及び輝度
標準偏差σmを統合して算出するようにしてもよい。即
ち、正規化画像Pをm個の複数領域に分割し、各領域ご
とに輝度成分Yを抽出し、輝度平均値μm及び輝度標準
偏差σmを夫々算出する。そして、各領域における最高
輝度と最低輝度との輝度差を算出し、輝度差に応じて一
意的に決まる重み値を決定する。このとき、輝度差の大
きい領域は、コントラストに変化があるため明度,色相
及び彩度が異なる画素が複数存在し、また、輪郭も他の
領域に比べて多く存在すると判断できる。一方、輝度差
の小さい領域は、コントラストの変化が少なく、輝度差
の大きな領域と比べて相対的に明度,色相及び彩度が異
なる画素が少ないと判断できる。このため、重み値は、
輝度差の大きな領域では大に、輝度差の小さな領域では
小に設定される。
布するように、レンジ変換を行って濃度の正規化を行
い、これを正規化画像Pとする。正規化画像Pから全画
素の輝度成分Yを抽出し、輝度平均値μ及び輝度標準偏
差σを夫々算出する。ここで、正規化画像Pの輝度平均
値μ及び輝度標準偏差σは、正規化画像Pをm個の複数
領域に分割し、各領域における輝度平均値μm及び輝度
標準偏差σmを統合して算出するようにしてもよい。即
ち、正規化画像Pをm個の複数領域に分割し、各領域ご
とに輝度成分Yを抽出し、輝度平均値μm及び輝度標準
偏差σmを夫々算出する。そして、各領域における最高
輝度と最低輝度との輝度差を算出し、輝度差に応じて一
意的に決まる重み値を決定する。このとき、輝度差の大
きい領域は、コントラストに変化があるため明度,色相
及び彩度が異なる画素が複数存在し、また、輪郭も他の
領域に比べて多く存在すると判断できる。一方、輝度差
の小さい領域は、コントラストの変化が少なく、輝度差
の大きな領域と比べて相対的に明度,色相及び彩度が異
なる画素が少ないと判断できる。このため、重み値は、
輝度差の大きな領域では大に、輝度差の小さな領域では
小に設定される。
【0016】次に、各領域ごとに、輝度平均値μm及び
輝度標準偏差σmに対して重み値を積算し、各積算値の
総和を求めることで、正規化画像Pにおける輝度平均値
μ及び輝度標準偏差σを算出する。このようにすると、
画像中に存在する注目すべき主要物体が強調され、画像
補正処理のためのパラメータがより高精度に決定される
ようになる。
輝度標準偏差σmに対して重み値を積算し、各積算値の
総和を求めることで、正規化画像Pにおける輝度平均値
μ及び輝度標準偏差σを算出する。このようにすると、
画像中に存在する注目すべき主要物体が強調され、画像
補正処理のためのパラメータがより高精度に決定される
ようになる。
【0017】正規化画像Pの輝度平均値μ及び輝度標準
偏差σを算出できたら、これらを各画像状態における画
像状態確率関数Fi(x,y)に代入し、各画像状態に
おける確率値を算出する。ここで、最大確率値が所定値
αより大きな場合には、最大確率値をとる画像状態を正
規化画像Pの画像状態とみなす。そして、正規化画像P
の画像状態を一意に決定すべく、最大確率値をとる画像
状態の確率値割合を1、その他の画像状態の確率値割合
を0に設定する。一方、最大確率値が所定値α以下であ
る場合には、正規化画像Pの画像状態が一意に決定でき
ないと判断し、次のようにして、各画像状態における確
率値割合を算出する。即ち、各画像状態における確率値
の合計を算出し、各画像状態の確率値を確率値合計で除
算することで、各画像状態における確率値割合を算出す
る。
偏差σを算出できたら、これらを各画像状態における画
像状態確率関数Fi(x,y)に代入し、各画像状態に
おける確率値を算出する。ここで、最大確率値が所定値
αより大きな場合には、最大確率値をとる画像状態を正
規化画像Pの画像状態とみなす。そして、正規化画像P
の画像状態を一意に決定すべく、最大確率値をとる画像
状態の確率値割合を1、その他の画像状態の確率値割合
を0に設定する。一方、最大確率値が所定値α以下であ
る場合には、正規化画像Pの画像状態が一意に決定でき
ないと判断し、次のようにして、各画像状態における確
率値割合を算出する。即ち、各画像状態における確率値
の合計を算出し、各画像状態の確率値を確率値合計で除
算することで、各画像状態における確率値割合を算出す
る。
【0018】各画像状態における確率値割合が算出でき
たら、画像補正情報を作成する。画像補正情報には、画
像状態を示す輝度平均値μと輝度標準偏差σについて、
最適な画像状態に補正するためのパラメータが含まれ
る。即ち、正規化画像Pの画像状態が一意に決まってい
る場合には、確率値割合が1である画像状態についての
画像補正情報を正規化画像Pの画像補正情報とする。一
方、正規化画像Pの画像状態が一意に決まっていない場
合には、各画像状態における確率値割合に応じて確率値
割合を統合し、これを正規化画像Pの画像補正情報とす
る。
たら、画像補正情報を作成する。画像補正情報には、画
像状態を示す輝度平均値μと輝度標準偏差σについて、
最適な画像状態に補正するためのパラメータが含まれ
る。即ち、正規化画像Pの画像状態が一意に決まってい
る場合には、確率値割合が1である画像状態についての
画像補正情報を正規化画像Pの画像補正情報とする。一
方、正規化画像Pの画像状態が一意に決まっていない場
合には、各画像状態における確率値割合に応じて確率値
割合を統合し、これを正規化画像Pの画像補正情報とす
る。
【0019】そして、正規化画像Pに対して、画像補正
情報を用いて画像補正を行う。このようにすれば、正規
化画像Pは、最適な画像状態に補正される。以下の説明
では、補正された画像を補正画像P’と呼ぶ。次に、各
画像状態について、正規化画像Pの確率値が所属する確
率区間を算出する。そして、算出された確率区間につい
て、採用画像数の総和を各画像状態における採用画像数
と不採用画像数との総和で除算し、これを正規化画像P
の「確からしさ」として操作者に通知する。但し、各画
像状態における採用画像数と不採用画像数との総和が0
である場合には、確からしさを算出せずに、操作者には
確からしさは不明であると通知する。
情報を用いて画像補正を行う。このようにすれば、正規
化画像Pは、最適な画像状態に補正される。以下の説明
では、補正された画像を補正画像P’と呼ぶ。次に、各
画像状態について、正規化画像Pの確率値が所属する確
率区間を算出する。そして、算出された確率区間につい
て、採用画像数の総和を各画像状態における採用画像数
と不採用画像数との総和で除算し、これを正規化画像P
の「確からしさ」として操作者に通知する。但し、各画
像状態における採用画像数と不採用画像数との総和が0
である場合には、確からしさを算出せずに、操作者には
確からしさは不明であると通知する。
【0020】確からしさが通知されたら、補正画像P’
を画面に表示し、操作者の目視によって、目的とする画
像状態に補正された採用画像であるか否かが判断され
る。そして、補正画像P’が採用画像である場合には、
各画像状態の該当する確率区間において、採用画像カウ
ンタに確率値割合を加算する。一方,補正画像P’が不
採用画像である場合には、各画像状態の該当する確率区
間において、不採用画像カウンタに確率値割合を加算す
る。
を画面に表示し、操作者の目視によって、目的とする画
像状態に補正された採用画像であるか否かが判断され
る。そして、補正画像P’が採用画像である場合には、
各画像状態の該当する確率区間において、採用画像カウ
ンタに確率値割合を加算する。一方,補正画像P’が不
採用画像である場合には、各画像状態の該当する確率区
間において、不採用画像カウンタに確率値割合を加算す
る。
【0021】なお、確からしさの表示以降の処理は、操
作者の指定に応じて行うようにしてもよい。次に、添付
された図面を参照して本発明の具体例を詳述する。図1
は、本発明に係る画像処理技術を具現化した画像処理装
置の構成を示す。画像処理装置は、少なくとも、中央処
理装置(CPU)とメモリとを備えたコンピュータ上に
構築され、メモリにロードされたプログラムに従って作
動する。
作者の指定に応じて行うようにしてもよい。次に、添付
された図面を参照して本発明の具体例を詳述する。図1
は、本発明に係る画像処理技術を具現化した画像処理装
置の構成を示す。画像処理装置は、少なくとも、中央処
理装置(CPU)とメモリとを備えたコンピュータ上に
構築され、メモリにロードされたプログラムに従って作
動する。
【0022】画像処理装置は、画像状態DB10と、画
像補正DB12と、採用・不採用画像DB14と、画像
統計量抽出部16と、画像状態判定部18と、画像補正
情報作成部20と、画像補正部22と、採用画像情報通
知部24と、採用画像情報作成部26と、を含んで構成
される。画像状態DB10には、画像状態ごとに、画像
状態確率関数Fi(x,y)が保存される。なお、画像
状態確率関数Fi(x,y)は、前述したような工程を
経て作成される。
像補正DB12と、採用・不採用画像DB14と、画像
統計量抽出部16と、画像状態判定部18と、画像補正
情報作成部20と、画像補正部22と、採用画像情報通
知部24と、採用画像情報作成部26と、を含んで構成
される。画像状態DB10には、画像状態ごとに、画像
状態確率関数Fi(x,y)が保存される。なお、画像
状態確率関数Fi(x,y)は、前述したような工程を
経て作成される。
【0023】画像補正DB12には、画像補正処理のた
めのパラメータとして、画像状態ごとに、輝度平均値μ
及び輝度標準偏差σに応じたガンマ値γiが保存され
る。採用・不採用画像DB14には、ガンマ補正された
画像を受け入れるか否かを示す指標として、採用画像カ
ウンタACin及び不採用画像カウンタRCinが保存され
る。採用画像カウンタACin及び不採用画像カウンタR
Cinは、画像が複数の画像状態に属する場合があること
を考慮し、実数値が計数可能なように構成される。
めのパラメータとして、画像状態ごとに、輝度平均値μ
及び輝度標準偏差σに応じたガンマ値γiが保存され
る。採用・不採用画像DB14には、ガンマ補正された
画像を受け入れるか否かを示す指標として、採用画像カ
ウンタACin及び不採用画像カウンタRCinが保存され
る。採用画像カウンタACin及び不採用画像カウンタR
Cinは、画像が複数の画像状態に属する場合があること
を考慮し、実数値が計数可能なように構成される。
【0024】画像統計量抽出部16では、画像処理対象
たる画像(以下「入力画像」という)の画像特徴量とし
て、輝度平均値μ及び輝度標準偏差σが抽出される。即
ち、入力画像に対してレンジ変換により濃度の正規化が
行われた後、全画素の輝度成分に対する輝度平均値μ及
び輝度標準偏差σが夫々算出される。なお、画像統計量
抽出部16により、統計量抽出機能,統計量抽出工程及
び統計量抽出手段が実現される。
たる画像(以下「入力画像」という)の画像特徴量とし
て、輝度平均値μ及び輝度標準偏差σが抽出される。即
ち、入力画像に対してレンジ変換により濃度の正規化が
行われた後、全画素の輝度成分に対する輝度平均値μ及
び輝度標準偏差σが夫々算出される。なお、画像統計量
抽出部16により、統計量抽出機能,統計量抽出工程及
び統計量抽出手段が実現される。
【0025】画像状態判定部18では、正規化画像Pの
輝度平均値μ及び輝度標準偏差σに基づいて、入力画像
の各画像状態における確率値割合Giが算出される。こ
こで、「確率値割合」とは、入力画像が各画像状態に属
する割合のことをいい、例えば、明るさが多少暗い場合
には、明るい状態,ふつうの状態及び暗い状態における
確率値割合が、夫々、0.0,0.5及び0.5のよう
になる。なお、画像状態判定部18により、画像状態判
定機能,画像状態判定工程及び画像状態判定手段が実現
される。
輝度平均値μ及び輝度標準偏差σに基づいて、入力画像
の各画像状態における確率値割合Giが算出される。こ
こで、「確率値割合」とは、入力画像が各画像状態に属
する割合のことをいい、例えば、明るさが多少暗い場合
には、明るい状態,ふつうの状態及び暗い状態における
確率値割合が、夫々、0.0,0.5及び0.5のよう
になる。なお、画像状態判定部18により、画像状態判
定機能,画像状態判定工程及び画像状態判定手段が実現
される。
【0026】画像補正情報作成部20では、入力画像の
画像状態を最適に補正するための画像補正情報が作成さ
れる。即ち、正規化画像Pの輝度平均値μ及び輝度標準
偏差σに基づいて、画像補正DB12から各画像状態に
おける画像補正情報が読み込まれ、確率値割合Giに応
じて画像全体に対する画像補正情報が作成される。な
お、画像補正情報作成部20により、補正情報作成機
能,補正情報作成工程及び補正情報作成手段が実現され
る。
画像状態を最適に補正するための画像補正情報が作成さ
れる。即ち、正規化画像Pの輝度平均値μ及び輝度標準
偏差σに基づいて、画像補正DB12から各画像状態に
おける画像補正情報が読み込まれ、確率値割合Giに応
じて画像全体に対する画像補正情報が作成される。な
お、画像補正情報作成部20により、補正情報作成機
能,補正情報作成工程及び補正情報作成手段が実現され
る。
【0027】画像補正部22では、画像補正情報作成部
20により作成された画像補正情報に基づいて、入力画
像が補正される。なお、画像補正部22により、画像補
正機能,画像補正工程及び画像補正手段が実現される。
採用画像情報通知部24では、操作者に対して、「確か
らしさ」が通知される。ここで、「確からしさ」とは、
補正画像P’が操作者の目的とする画像状態に補正され
た確率を示す指標である。なお、採用画像情報通知部2
4により、確率表示機能が実現される。
20により作成された画像補正情報に基づいて、入力画
像が補正される。なお、画像補正部22により、画像補
正機能,画像補正工程及び画像補正手段が実現される。
採用画像情報通知部24では、操作者に対して、「確か
らしさ」が通知される。ここで、「確からしさ」とは、
補正画像P’が操作者の目的とする画像状態に補正され
た確率を示す指標である。なお、採用画像情報通知部2
4により、確率表示機能が実現される。
【0028】採用画像情報作成部26では、入力画像に
対して操作者の目的とする補正がなされたか否かを入力
させることで、採用・不採用画像DB14に保存される
採用画像カウンタACin又は不採用画像カウンタRCin
の更新が行われる。なお、採用画像情報作成部26によ
り、入力機能及び入力結果保存機能が実現される。図2
は、画像統計量抽出部16において実行される画像特徴
量の抽出処理を示す。
対して操作者の目的とする補正がなされたか否かを入力
させることで、採用・不採用画像DB14に保存される
採用画像カウンタACin又は不採用画像カウンタRCin
の更新が行われる。なお、採用画像情報作成部26によ
り、入力機能及び入力結果保存機能が実現される。図2
は、画像統計量抽出部16において実行される画像特徴
量の抽出処理を示す。
【0029】ステップ1(図では「S1」と略記する。
以下同様)では、入力画像が入力される。入力画像は、
RGBを色空間とするカラー画像であって、例えば、銀
塩写真をスキャナで走査した画像、デジタルカメラで撮
影した画像が用いられる。ステップ2では、入力画像に
対して、濃度の正規化を行った正規化画像Pが作成され
る。即ち、入力画像の画素の濃度が、濃度として取り得
る全範囲(例えば、各色8ビットの画像では0〜25
5)に分布されるように、入力画像のレンジ変換が行わ
れ、正規化画像Pが作成される。
以下同様)では、入力画像が入力される。入力画像は、
RGBを色空間とするカラー画像であって、例えば、銀
塩写真をスキャナで走査した画像、デジタルカメラで撮
影した画像が用いられる。ステップ2では、入力画像に
対して、濃度の正規化を行った正規化画像Pが作成され
る。即ち、入力画像の画素の濃度が、濃度として取り得
る全範囲(例えば、各色8ビットの画像では0〜25
5)に分布されるように、入力画像のレンジ変換が行わ
れ、正規化画像Pが作成される。
【0030】ステップ3では、正規化画像Pの全画素に
対して、例えば、次式により輝度成分Yが抽出される。
ここで、R,G及びBは、画素のRGB成分の値を示
す。輝度Y=0.30×R+0.59×G+0.11×
Bステップ4では、画像特徴量を画像全体から抽出する
か否かが判定される。画像特徴量を画像全体から抽出す
るか否かは、例えば、画像処理装置の操作を行う画面上
で任意に設定可能に構成されることが望ましい。そし
て、画像特徴量を画像全体から抽出するのであればステ
ップ5へと進み(Yes)、画像特徴量を画像全体から
抽出しないのであればステップ6へと進む(No)。
対して、例えば、次式により輝度成分Yが抽出される。
ここで、R,G及びBは、画素のRGB成分の値を示
す。輝度Y=0.30×R+0.59×G+0.11×
Bステップ4では、画像特徴量を画像全体から抽出する
か否かが判定される。画像特徴量を画像全体から抽出す
るか否かは、例えば、画像処理装置の操作を行う画面上
で任意に設定可能に構成されることが望ましい。そし
て、画像特徴量を画像全体から抽出するのであればステ
ップ5へと進み(Yes)、画像特徴量を画像全体から
抽出しないのであればステップ6へと進む(No)。
【0031】ステップ5では、正規化画像Pの全画素に
ついて、次式により輝度平均値μ及び輝度標準偏差σが
算出される。ここで、nは、正規化画像Pの画素数を示
す。
ついて、次式により輝度平均値μ及び輝度標準偏差σが
算出される。ここで、nは、正規化画像Pの画素数を示
す。
【0032】
【式3】 ステップ6では、正規化画像Pが複数の領域に分割され
る。例えば、正規化画像Pが、図3(A)及び(B)に
示すように、縦方向及び横方向について夫々均等に3分
割され、略均一な面積を有する9個の領域Am(1≦m
≦9)に分割される。
る。例えば、正規化画像Pが、図3(A)及び(B)に
示すように、縦方向及び横方向について夫々均等に3分
割され、略均一な面積を有する9個の領域Am(1≦m
≦9)に分割される。
【0033】ステップ7では、領域Amごとに、次式に
より輝度平均値μm及び輝度標準偏差σmが算出される。
ここで、nmは、領域Amの画素数を示す。
より輝度平均値μm及び輝度標準偏差σmが算出される。
ここで、nmは、領域Amの画素数を示す。
【0034】
【式4】 ステップ8では、領域Amごとに、画素の最高輝度Ymax
及び最低輝度Yminを求め、次式により両者の輝度差Dm
が算出される。 輝度差Dm=Ymax−Ymin ステップ9では、領域Amごとに、図3(C)に示すよ
うに、輝度差Dmに対応して一意的に決定される重み値
Cmが算出される。ここで、重み値Cmは、最大の輝度差
を有する領域の重み値を1.0とし、それ以外の領域の
重み値を1.0未満の値(例えば、0.0)とする。
及び最低輝度Yminを求め、次式により両者の輝度差Dm
が算出される。 輝度差Dm=Ymax−Ymin ステップ9では、領域Amごとに、図3(C)に示すよ
うに、輝度差Dmに対応して一意的に決定される重み値
Cmが算出される。ここで、重み値Cmは、最大の輝度差
を有する領域の重み値を1.0とし、それ以外の領域の
重み値を1.0未満の値(例えば、0.0)とする。
【0035】ステップ10では、各領域Amの特徴を考
慮して、次式により画像全体の輝度平均値μ及び輝度標
準偏差σが算出される。
慮して、次式により画像全体の輝度平均値μ及び輝度標
準偏差σが算出される。
【0036】
【式5】 以上説明したステップ1〜ステップ10の処理によれ
ば、入力画像に対して濃度の正規化を行った正規化画像
Pが作成され、その全画素について輝度Yが抽出され
る。そして、画像特徴量を画像全体から抽出する場合に
は、正規化画像Pの全画素について、輝度平均値μ及び
輝度標準偏差σが算出される。一方、画像特徴量を画像
全体から抽出しない場合には、正規化画像Pが複数の領
域Amに分割され、領域Amごとに画素の輝度平均値μm
及び輝度標準偏差σmが算出される。そして、各領域Am
の輝度差Dmに対応した重み値Cmを用いて、画像全体の
輝度平均値μ及び輝度標準偏差σが算出される。
ば、入力画像に対して濃度の正規化を行った正規化画像
Pが作成され、その全画素について輝度Yが抽出され
る。そして、画像特徴量を画像全体から抽出する場合に
は、正規化画像Pの全画素について、輝度平均値μ及び
輝度標準偏差σが算出される。一方、画像特徴量を画像
全体から抽出しない場合には、正規化画像Pが複数の領
域Amに分割され、領域Amごとに画素の輝度平均値μm
及び輝度標準偏差σmが算出される。そして、各領域Am
の輝度差Dmに対応した重み値Cmを用いて、画像全体の
輝度平均値μ及び輝度標準偏差σが算出される。
【0037】従って、正規化画像Pを複数の領域Amに
分割した場合には、輝度差の大きな領域は、コントラス
トに変化があるため明度,色相及び彩度が異なる画素が
複数存在し、輪郭も他の領域に比べて多く存在すると予
想される。このため、注目すべき主要物体を含む領域に
重点を置いて画像統計量が抽出され、画像の特徴が高精
度に抽出されることとなる。
分割した場合には、輝度差の大きな領域は、コントラス
トに変化があるため明度,色相及び彩度が異なる画素が
複数存在し、輪郭も他の領域に比べて多く存在すると予
想される。このため、注目すべき主要物体を含む領域に
重点を置いて画像統計量が抽出され、画像の特徴が高精
度に抽出されることとなる。
【0038】図4は、画像状態判定部18において実行
される確率値割合の算出処理を示す。ステップ11で
は、輝度平均値μ及び輝度標準偏差σが入力される。ス
テップ12では、輝度平均値μ及び輝度標準偏差σが、
画像状態DB10に保存された画像状態確率関数F
i(x,y)(1≦i≦3)に代入され、各画像状態に
おける確率値Fi(μ,σ)が算出される。
される確率値割合の算出処理を示す。ステップ11で
は、輝度平均値μ及び輝度標準偏差σが入力される。ス
テップ12では、輝度平均値μ及び輝度標準偏差σが、
画像状態DB10に保存された画像状態確率関数F
i(x,y)(1≦i≦3)に代入され、各画像状態に
おける確率値Fi(μ,σ)が算出される。
【0039】ステップ13では、確率値の最大値Fmax
が所定値αより大きいか否かが判定される。そして、最
大値Fmaxが所定値αより大きければステップ14へと
進み(Yes)、最大値Fmaxが所定値α以下であれば
ステップ15へと進む(No)。ステップ14では、確
率値が最大値となった画像状態における確率値割合Gi
が1.0、その他の確率値割合Giが0.0に設定され
る。
が所定値αより大きいか否かが判定される。そして、最
大値Fmaxが所定値αより大きければステップ14へと
進み(Yes)、最大値Fmaxが所定値α以下であれば
ステップ15へと進む(No)。ステップ14では、確
率値が最大値となった画像状態における確率値割合Gi
が1.0、その他の確率値割合Giが0.0に設定され
る。
【0040】ステップ15では、次式のように、全画像
状態の確率値の合計を算出し、各画像状態における確率
値を確率値合計で除算して、これを確率値割合Gi(1
≦i≦3)とする。
状態の確率値の合計を算出し、各画像状態における確率
値を確率値合計で除算して、これを確率値割合Gi(1
≦i≦3)とする。
【0041】
【式6】 以上説明したステップ11〜ステップ15の処理によれ
ば、正規化画像Pの輝度平均値μ及び輝度標準偏差σに
基づいて、各画像状態における確率値割合Giが算出さ
れる。このため、入力画像が各画像状態に属する割合
が、確率値割合G iを介して把握されることとなる。
ば、正規化画像Pの輝度平均値μ及び輝度標準偏差σに
基づいて、各画像状態における確率値割合Giが算出さ
れる。このため、入力画像が各画像状態に属する割合
が、確率値割合G iを介して把握されることとなる。
【0042】図5は、画像補正情報作成部20において
実行される画像補正情報の作成処理を示す。ステップ2
1では、各画像状態における確率値割合Giが入力され
る。ステップ22では、画像補正DB12から、正規化
画像Pの輝度平均値μ及び輝度標準偏差σに応じた画像
補正情報、具体的には、ガンマ値γi(1≦i≦3)が
読み込まれる。
実行される画像補正情報の作成処理を示す。ステップ2
1では、各画像状態における確率値割合Giが入力され
る。ステップ22では、画像補正DB12から、正規化
画像Pの輝度平均値μ及び輝度標準偏差σに応じた画像
補正情報、具体的には、ガンマ値γi(1≦i≦3)が
読み込まれる。
【0043】ステップ23では、入力画像を補正するた
めのガンマ値γpが求められる。即ち、次式のように、
正規化画像Pの各画像状態における確率値割合Giとガ
ンマ値γiとを積算し、これらの総和を画像補正のため
のガンマ値γpとする。
めのガンマ値γpが求められる。即ち、次式のように、
正規化画像Pの各画像状態における確率値割合Giとガ
ンマ値γiとを積算し、これらの総和を画像補正のため
のガンマ値γpとする。
【0044】
【式7】 以上説明したステップ21〜ステップ23の処理によれ
ば、正規化画像Pの輝度平均値μ及び輝度標準偏差σに
対応した各画像状態におけるガンマ値γiが読み込まれ
る。そして、正規化画像Pの各画像状態における確率値
割合Giに応じて、読み込まれたガンマ値γiが分配統合
され、入力画像を補正するためのガンマ値γpが求めら
れる。
ば、正規化画像Pの輝度平均値μ及び輝度標準偏差σに
対応した各画像状態におけるガンマ値γiが読み込まれ
る。そして、正規化画像Pの各画像状態における確率値
割合Giに応じて、読み込まれたガンマ値γiが分配統合
され、入力画像を補正するためのガンマ値γpが求めら
れる。
【0045】図6は、画像補正部22において実行され
る入力画像の画像補正処理を示す。ステップ31では、
入力画像及び画像補正情報が入力される。ステップ32
では、画像補正情報たるガンマ値γpを用い、次式によ
り、入力画像に対してガンマ補正が実行される。ガンマ
補正では、入力画像の画素値xがガンマカーブによって
出力画素値yに変換される。ここでは、入力画像のRG
B各成分に対してガンマ補正を実行し、その出力画像を
補正画像P’とする。
る入力画像の画像補正処理を示す。ステップ31では、
入力画像及び画像補正情報が入力される。ステップ32
では、画像補正情報たるガンマ値γpを用い、次式によ
り、入力画像に対してガンマ補正が実行される。ガンマ
補正では、入力画像の画素値xがガンマカーブによって
出力画素値yに変換される。ここでは、入力画像のRG
B各成分に対してガンマ補正を実行し、その出力画像を
補正画像P’とする。
【0046】
【式8】 ステップ33では、補正画像P’が表示装置を介して表
示される。以上説明したステップ31〜ステップ33の
処理によれば、画像補正情報としてのガンマ値γpによ
り、入力画像に対してガンマ補正が実行される。そし
て、補正画像P’が、表示装置を介して表示される。
示される。以上説明したステップ31〜ステップ33の
処理によれば、画像補正情報としてのガンマ値γpによ
り、入力画像に対してガンマ補正が実行される。そし
て、補正画像P’が、表示装置を介して表示される。
【0047】図7は、採用画像情報通知部24において
実行される「確からしさ」の通知処理を示す。ステップ
41では、各画像状態における正規化画像Pの確率値F
i(μ, p)(1≦i≦3)が入力される。ステップ4
2では、各画像状態における正規化画像Pの確率値Fi
(μ,σ)が所属する確率区間nが算出される。
実行される「確からしさ」の通知処理を示す。ステップ
41では、各画像状態における正規化画像Pの確率値F
i(μ, p)(1≦i≦3)が入力される。ステップ4
2では、各画像状態における正規化画像Pの確率値Fi
(μ,σ)が所属する確率区間nが算出される。
【0048】ステップ43では、算出された確率区間n
について、採用・不採用画像DB14から、各画像状態
における採用画像カウンタACin及び不採用画像カウン
タRCinとを取り出し、次式によって、入力画像の確か
らしさRが算出される。但し、次式において、分母=0
となるときには、確からしさRを算出せず、操作者に対
して確からしさRは不明であると通知する。
について、採用・不採用画像DB14から、各画像状態
における採用画像カウンタACin及び不採用画像カウン
タRCinとを取り出し、次式によって、入力画像の確か
らしさRが算出される。但し、次式において、分母=0
となるときには、確からしさRを算出せず、操作者に対
して確からしさRは不明であると通知する。
【0049】
【式9】 ステップ44では、確からしさRが表示装置を介して表
示される。以上説明したステップ41〜ステップ44の
処理によれば、画像処理装置の操作者に対して、目的と
する補正が行われた確率を示す指標としての確からしさ
Rが通知される。このため、例えば、バッチ処理により
大量の画像を一括処理する場合であっても、確からしさ
Rが所定値以下であるものについてのみ、その補正結果
を目視により確認するだけで済み、操作者の労力をより
軽減することができる。
示される。以上説明したステップ41〜ステップ44の
処理によれば、画像処理装置の操作者に対して、目的と
する補正が行われた確率を示す指標としての確からしさ
Rが通知される。このため、例えば、バッチ処理により
大量の画像を一括処理する場合であっても、確からしさ
Rが所定値以下であるものについてのみ、その補正結果
を目視により確認するだけで済み、操作者の労力をより
軽減することができる。
【0050】図8は、採用画像情報作成部26において
実行される採用画像カウンタ及び不採用画像カウンタの
更新処理を示す。ステップ51では、各画像状態におけ
る確率区間nが入力される。ステップ52では、操作者
の目視によって、補正画像P’が目的とする画像状態に
近い「採用画像」とするか、目的とする画像状態に及ば
ない「不採用画像」とするか、の判別結果が入力され
る。
実行される採用画像カウンタ及び不採用画像カウンタの
更新処理を示す。ステップ51では、各画像状態におけ
る確率区間nが入力される。ステップ52では、操作者
の目視によって、補正画像P’が目的とする画像状態に
近い「採用画像」とするか、目的とする画像状態に及ば
ない「不採用画像」とするか、の判別結果が入力され
る。
【0051】ステップ53では、補正画像P’は採用画
像であるか否かが判定される。そして、補正画像P’が
採用画像であればステップ54へと進み(Yes)、補
正画像P’が不採用画像であればステップ55へと進む
(No)。ステップ54では、各画像状態ごとに、次式
により、採用・不採用画像DBに保存される確率区間n
の採用画像カウンタACinが更新される。
像であるか否かが判定される。そして、補正画像P’が
採用画像であればステップ54へと進み(Yes)、補
正画像P’が不採用画像であればステップ55へと進む
(No)。ステップ54では、各画像状態ごとに、次式
により、採用・不採用画像DBに保存される確率区間n
の採用画像カウンタACinが更新される。
【0052】ACin=ACin+Gi ステップ55では、各画像状態ごとに、次式により、採
用・不採用画像DBに保存される確率区間nの不採用画
像カウンタRCinが更新される。 RCin=RCin+Gi 以上説明したステップ51〜ステップ55の処理によれ
ば、補正画像P’を受け入れるか否かを示す「採用画
像」又は「不採用画像」の判別結果により、採用画像カ
ウンタ又は不採用画像カウンタが更新される。このた
め、画像処理装置の使用回数が増加するに伴って、補正
画像P’の確からしさRを算出する資料が充実し、その
算出精度を向上することができる。
用・不採用画像DBに保存される確率区間nの不採用画
像カウンタRCinが更新される。 RCin=RCin+Gi 以上説明したステップ51〜ステップ55の処理によれ
ば、補正画像P’を受け入れるか否かを示す「採用画
像」又は「不採用画像」の判別結果により、採用画像カ
ウンタ又は不採用画像カウンタが更新される。このた
め、画像処理装置の使用回数が増加するに伴って、補正
画像P’の確からしさRを算出する資料が充実し、その
算出精度を向上することができる。
【0053】かかる構成からなる画像処理装置によれ
ば、入力画像の特徴量を示す輝度平均値μ及び輝度標準
偏差σに基づいて、予め用意された画像状態確率関数F
iにより、入力画像が属する各画像状態における確率値
割合Giが算出される。そして、各画像状態における画
像補正情報としてのガンマ値γiが算出され、算出され
た確率値割合Giに応じてガンマ値γiを分配統合したガ
ンマ値γpが算出される。その後、入力画像がガンマ値
γpによりガンマ補正される。このため、各画像状態に
おける画像状態確率関数Fiを適切に設定することで、
画像補正のためのパラメータが自動設定され、操作者の
介在なしに入力画像が補正されることとなる。従って、
画像の特徴量に応じて画像補正処理のためのパラメータ
が自動的かつ高精度に決定されるため、操作者の労力を
大幅に軽減しつつ画質を改善することができるようにな
る。
ば、入力画像の特徴量を示す輝度平均値μ及び輝度標準
偏差σに基づいて、予め用意された画像状態確率関数F
iにより、入力画像が属する各画像状態における確率値
割合Giが算出される。そして、各画像状態における画
像補正情報としてのガンマ値γiが算出され、算出され
た確率値割合Giに応じてガンマ値γiを分配統合したガ
ンマ値γpが算出される。その後、入力画像がガンマ値
γpによりガンマ補正される。このため、各画像状態に
おける画像状態確率関数Fiを適切に設定することで、
画像補正のためのパラメータが自動設定され、操作者の
介在なしに入力画像が補正されることとなる。従って、
画像の特徴量に応じて画像補正処理のためのパラメータ
が自動的かつ高精度に決定されるため、操作者の労力を
大幅に軽減しつつ画質を改善することができるようにな
る。
【0054】また、補正画像を表示する際、操作者が目
的とする画像である確率を示す指標としての「確からし
さ」を併せて表示することで、操作者の労力をより軽減
することができる。即ち、操作者が全ての補正画像に対
して監視,検査等を行わなくとも、確からしさが低いも
のについて重点的に監視,検査等を行えばよい。ここ
で、確からしさは、操作者の目視による判別結果を蓄積
した採用画像カウンタ及び不採用画像カウンタに基づい
て算出されるため、画像処理装置の使用回数の増加に伴
って、算出のための資料が充実され、精度を向上するこ
とができる。
的とする画像である確率を示す指標としての「確からし
さ」を併せて表示することで、操作者の労力をより軽減
することができる。即ち、操作者が全ての補正画像に対
して監視,検査等を行わなくとも、確からしさが低いも
のについて重点的に監視,検査等を行えばよい。ここ
で、確からしさは、操作者の目視による判別結果を蓄積
した採用画像カウンタ及び不採用画像カウンタに基づい
て算出されるため、画像処理装置の使用回数の増加に伴
って、算出のための資料が充実され、精度を向上するこ
とができる。
【0055】このような機能を実現するプログラムを、
例えば、磁気テープ,磁気ディスク,磁気ドラム,IC
カード,CD−ROM,DVD−ROM等のコンピュー
タ読取可能な記録媒体に記録しておけば、本発明に係る
画像処理プログラムを市場に流通させることができる。
そして、かかる記録媒体を取得した者は、一般的なコン
ピュータを利用して、本発明に係る画像処理装置を容易
に構築することができる。
例えば、磁気テープ,磁気ディスク,磁気ドラム,IC
カード,CD−ROM,DVD−ROM等のコンピュー
タ読取可能な記録媒体に記録しておけば、本発明に係る
画像処理プログラムを市場に流通させることができる。
そして、かかる記録媒体を取得した者は、一般的なコン
ピュータを利用して、本発明に係る画像処理装置を容易
に構築することができる。
【0056】(付記1)画像特徴量の平均値及び標準偏
差を抽出する統計量抽出機能と、該統計量抽出機能によ
り抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、画像状態
を判定する画像状態判定機能と、前記統計量抽出機能に
より抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、前記画
像状態判定機能により判定された画像状態における画像
補正情報を作成する補正情報作成機能と、該補正情報作
成機能により作成された画像補正情報に基づいて、画像
を補正する画像補正機能と、をコンピュータに実現させ
るための画像処理プログラム。(1)
差を抽出する統計量抽出機能と、該統計量抽出機能によ
り抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、画像状態
を判定する画像状態判定機能と、前記統計量抽出機能に
より抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、前記画
像状態判定機能により判定された画像状態における画像
補正情報を作成する補正情報作成機能と、該補正情報作
成機能により作成された画像補正情報に基づいて、画像
を補正する画像補正機能と、をコンピュータに実現させ
るための画像処理プログラム。(1)
【0057】(付記2)前記画像状態判定機能は、画像
が各画像状態に属する確率を演算する、画像特徴量の平
均値及び標準偏差を変量とした2次元正規分布確率関数
を介して、前記画像の画像状態を判定することを特徴と
する付記1記載の画像処理プログラム。(2)
が各画像状態に属する確率を演算する、画像特徴量の平
均値及び標準偏差を変量とした2次元正規分布確率関数
を介して、前記画像の画像状態を判定することを特徴と
する付記1記載の画像処理プログラム。(2)
【0058】(付記3)前記画像状態判定機能は、前記
確率の最大値が所定値より大きいときに、該確率となる
画像状態が前記画像の画像状態であると判定することを
特徴とする付記2記載の画像処理プログラム。
確率の最大値が所定値より大きいときに、該確率となる
画像状態が前記画像の画像状態であると判定することを
特徴とする付記2記載の画像処理プログラム。
【0059】(付記4)前記画像状態判定機能は、前記
確率の最大値が所定値以下のときに、前記画像が複数の
画像状態に属すると判定することを特徴とする付記2又
は付記3に記載の画像処理プログラム。
確率の最大値が所定値以下のときに、前記画像が複数の
画像状態に属すると判定することを特徴とする付記2又
は付記3に記載の画像処理プログラム。
【0060】(付記5)前記補正情報作成機能は、前記
画像状態判定機能により画像が複数の画像状態に属する
と判定されたときに、各画像状態における画像補正情報
を前記確率に応じて統合して画像補正情報を作成するこ
とを特徴とする付記4記載の画像処理プログラム。
画像状態判定機能により画像が複数の画像状態に属する
と判定されたときに、各画像状態における画像補正情報
を前記確率に応じて統合して画像補正情報を作成するこ
とを特徴とする付記4記載の画像処理プログラム。
【0061】(付記6)前記統計量抽出機能は、画像を
複数領域に分割した各領域における画像特徴量の平均値
及び標準偏差に対して、夫々、各領域における画像特徴
量の最高値と最低値との差に応じた重み値を積算し、該
積算値の総和を画像特徴量の平均値及び標準偏差とする
ことを特徴とする付記1〜付記5のいずれか1つに記載
の画像処理プログラム。
複数領域に分割した各領域における画像特徴量の平均値
及び標準偏差に対して、夫々、各領域における画像特徴
量の最高値と最低値との差に応じた重み値を積算し、該
積算値の総和を画像特徴量の平均値及び標準偏差とする
ことを特徴とする付記1〜付記5のいずれか1つに記載
の画像処理プログラム。
【0062】(付記7)前記画像補正機能により補正さ
れた画像が目的とする画像であるか否かを入力させる入
力機能と、該入力機能を介して入力された結果を保存す
る入力結果保存機能と、該入力結果保存機能により保存
された入力結果に基づいて、前記補正画像が目的とする
画像である確率を表示する確率表示機能と、を備えたこ
とを特徴とする付記1〜付記6のいずれか1つに記載の
画像処理プログラム。
れた画像が目的とする画像であるか否かを入力させる入
力機能と、該入力機能を介して入力された結果を保存す
る入力結果保存機能と、該入力結果保存機能により保存
された入力結果に基づいて、前記補正画像が目的とする
画像である確率を表示する確率表示機能と、を備えたこ
とを特徴とする付記1〜付記6のいずれか1つに記載の
画像処理プログラム。
【0063】(付記8)画像特徴量の平均値及び標準偏
差を抽出する統計量抽出機能と、該統計量抽出機能によ
り抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、画像状態
を判定する画像状態判定機能と、前記統計量抽出機能に
より抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、前記画
像状態判定機能により判定された画像状態における画像
補正情報を作成する補正情報作成機能と、該補正情報作
成機能により作成された画像補正情報に基づいて、画像
を補正する画像補正機能と、をコンピュータに実現させ
るための画像処理プログラムを記録したコンピュータ読
取可能な記録媒体。(3)
差を抽出する統計量抽出機能と、該統計量抽出機能によ
り抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、画像状態
を判定する画像状態判定機能と、前記統計量抽出機能に
より抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、前記画
像状態判定機能により判定された画像状態における画像
補正情報を作成する補正情報作成機能と、該補正情報作
成機能により作成された画像補正情報に基づいて、画像
を補正する画像補正機能と、をコンピュータに実現させ
るための画像処理プログラムを記録したコンピュータ読
取可能な記録媒体。(3)
【0064】(付記9)前記画像状態判定機能は、画像
が各画像状態に属する確率を演算する、画像特徴量の平
均値及び標準偏差を変量とした2次元正規分布確率関数
を介して、前記画像の画像状態を判定することを特徴と
する付記8記載の画像処理プログラムを記録したコンピ
ュータ読取可能な記録媒体。
が各画像状態に属する確率を演算する、画像特徴量の平
均値及び標準偏差を変量とした2次元正規分布確率関数
を介して、前記画像の画像状態を判定することを特徴と
する付記8記載の画像処理プログラムを記録したコンピ
ュータ読取可能な記録媒体。
【0065】(付記10)前記画像状態判定機能は、前
記確率の最大値が所定値より大きいときに、該確率とな
る画像状態が前記画像の画像状態であると判定すること
を特徴とする付記9記載の画像処理プログラムを記録し
たコンピュータ読取可能な記録媒体。
記確率の最大値が所定値より大きいときに、該確率とな
る画像状態が前記画像の画像状態であると判定すること
を特徴とする付記9記載の画像処理プログラムを記録し
たコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0066】(付記11)前記画像状態判定機能は、前
記確率の最大値が所定値以下のときに、前記画像が複数
の画像状態に属すると判定することを特徴とする付記9
又は付記10に記載の画像処理プログラムを記録したコ
ンピュータ読取可能な記録媒体。
記確率の最大値が所定値以下のときに、前記画像が複数
の画像状態に属すると判定することを特徴とする付記9
又は付記10に記載の画像処理プログラムを記録したコ
ンピュータ読取可能な記録媒体。
【0067】(付記12)前記補正情報作成機能は、前
記画像状態判定機能により画像が複数の画像状態に属す
ると判定されたときに、各画像状態における画像補正情
報を前記確率に応じて統合して画像補正情報を作成する
ことを特徴とする付記11記載の画像処理プログラムを
記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
記画像状態判定機能により画像が複数の画像状態に属す
ると判定されたときに、各画像状態における画像補正情
報を前記確率に応じて統合して画像補正情報を作成する
ことを特徴とする付記11記載の画像処理プログラムを
記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0068】(付記13)前記統計量抽出機能は、画像
を複数領域に分割した各領域における画像特徴量の平均
値及び標準偏差に対して、夫々、各領域における画像特
徴量の最高値と最低値との差に応じた重み値を積算し、
該積算値の総和を画像特徴量の平均値及び標準偏差とす
ることを特徴とする付記8〜付記12のいずれか1つに
記載の画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取
可能な記録媒体。
を複数領域に分割した各領域における画像特徴量の平均
値及び標準偏差に対して、夫々、各領域における画像特
徴量の最高値と最低値との差に応じた重み値を積算し、
該積算値の総和を画像特徴量の平均値及び標準偏差とす
ることを特徴とする付記8〜付記12のいずれか1つに
記載の画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取
可能な記録媒体。
【0069】(付記14)前記画像補正機能により補正
された画像が目的とする画像であるか否かを入力させる
入力機能と、該入力機能を介して入力された結果を保存
する入力結果保存機能と、該入力結果保存機能により保
存された入力結果に基づいて、前記補正画像が目的とす
る画像である確率を表示する確率表示機能と、を備えた
ことを特徴とする付記8〜付記13のいずれか1つに記
載の画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取可
能な記録媒体。
された画像が目的とする画像であるか否かを入力させる
入力機能と、該入力機能を介して入力された結果を保存
する入力結果保存機能と、該入力結果保存機能により保
存された入力結果に基づいて、前記補正画像が目的とす
る画像である確率を表示する確率表示機能と、を備えた
ことを特徴とする付記8〜付記13のいずれか1つに記
載の画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取可
能な記録媒体。
【0070】(付記15)画像特徴量の平均値及び標準
偏差を抽出する統計量抽出工程と、該統計量抽出工程に
より抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、画像状
態を判定する画像状態判定工程と、前記統計量抽出工程
により抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、前記
画像状態判定工程により判定された画像状態における画
像補正情報を作成する補正情報作成工程と、該補正情報
作成工程により作成された画像補正情報に基づいて、画
像を補正する画像補正工程と、を備えたことを特徴とす
る画像処理方法。(4)
偏差を抽出する統計量抽出工程と、該統計量抽出工程に
より抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、画像状
態を判定する画像状態判定工程と、前記統計量抽出工程
により抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、前記
画像状態判定工程により判定された画像状態における画
像補正情報を作成する補正情報作成工程と、該補正情報
作成工程により作成された画像補正情報に基づいて、画
像を補正する画像補正工程と、を備えたことを特徴とす
る画像処理方法。(4)
【0071】(付記16)画像特徴量の平均値及び標準
偏差を抽出する統計量抽出手段と、該統計量抽出手段に
より抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、画像状
態を判定する画像状態判定手段と、前記統計量抽出手段
により抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、前記
画像状態判定手段により判定された画像状態における画
像補正情報を作成する補正情報作成手段と、該補正情報
作成手段により作成された画像補正情報に基づいて、画
像を補正する画像補正手段と、を含んで構成されたこと
を特徴とする画像処理装置。(5)
偏差を抽出する統計量抽出手段と、該統計量抽出手段に
より抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、画像状
態を判定する画像状態判定手段と、前記統計量抽出手段
により抽出された平均値及び標準偏差に基づいて、前記
画像状態判定手段により判定された画像状態における画
像補正情報を作成する補正情報作成手段と、該補正情報
作成手段により作成された画像補正情報に基づいて、画
像を補正する画像補正手段と、を含んで構成されたこと
を特徴とする画像処理装置。(5)
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
処理技術によれば、画像の特徴量に応じて画像補正処理
のためのパラメータが自動的かつ高精度に決定され、そ
のパラメータによって画像補正処理が行われる。このた
め、画像処理を行う操作者の労力を大幅に軽減しつつ、
画質を改善することができる。
処理技術によれば、画像の特徴量に応じて画像補正処理
のためのパラメータが自動的かつ高精度に決定され、そ
のパラメータによって画像補正処理が行われる。このた
め、画像処理を行う操作者の労力を大幅に軽減しつつ、
画質を改善することができる。
【図1】本発明を具現化した画像処理装置の構成図であ
る。
る。
【図2】画像統計量抽出部における処理内容のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】入力画像を分割して画像統計量を算出する手順
を示し、(A)は入力画像の説明図、(B)は分割した
入力画像の説明図、(C)は各領域における重み値の説
明図
を示し、(A)は入力画像の説明図、(B)は分割した
入力画像の説明図、(C)は各領域における重み値の説
明図
【図4】画像状態認識部における処理内容のフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】画像補正情報作成部における処理内容のフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】画像補正部における処理内容のフローチャート
である。
である。
【図7】採用画像情報判別部における処理内容のフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】採用画像情報作成部における処理内容のフロー
チャートである。
チャートである。
10 画像状態DB 12 画像補正DB 14 採用・不採用画像DB 16 画像統計量抽出部 18 画像状態判定部 20 画像補正情報作成部 22 画像補正部 24 採用画像情報通知部 26 採用画像情報作成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA24 AB11 AC02 AC04 BA09 BA16 BA19 BB03 BB36 BC11 BC13 EA02 EA06 FA14 GA19 5B057 CA08 CA12 CA16 CB08 CB16 CE01 DA16 DB02 DB09 DC30 5L096 AA06 CA22 FA32 FA33 JA11 KA04 MA01 MA03
Claims (5)
- 【請求項1】画像特徴量の平均値及び標準偏差を抽出す
る統計量抽出機能と、 該統計量抽出機能により抽出された平均値及び標準偏差
に基づいて、画像状態を判定する画像状態判定機能と、 前記統計量抽出機能により抽出された平均値及び標準偏
差に基づいて、前記画像状態判定機能により判定された
画像状態における画像補正情報を作成する補正情報作成
機能と、 該補正情報作成機能により作成された画像補正情報に基
づいて、画像を補正する画像補正機能と、 をコンピュータに実現させるための画像処理プログラ
ム。 - 【請求項2】前記画像状態判定機能は、画像が各画像状
態に属する確率を演算する、画像特徴量の平均値及び標
準偏差を変量とした2次元正規分布確率関数を介して、
前記画像の画像状態を判定することを特徴とする請求項
1記載の画像処理プログラム。 - 【請求項3】画像特徴量の平均値及び標準偏差を抽出す
る統計量抽出機能と、 該統計量抽出機能により抽出された平均値及び標準偏差
に基づいて、画像状態を判定する画像状態判定機能と、 前記統計量抽出機能により抽出された平均値及び標準偏
差に基づいて、前記画像状態判定機能により判定された
画像状態における画像補正情報を作成する補正情報作成
機能と、 該補正情報作成機能により作成された画像補正情報に基
づいて、画像を補正する画像補正機能と、 をコンピュータに実現させるための画像処理プログラム
を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。 - 【請求項4】画像特徴量の平均値及び標準偏差を抽出す
る統計量抽出工程と、 該統計量抽出工程により抽出された平均値及び標準偏差
に基づいて、画像状態を判定する画像状態判定工程と、 前記統計量抽出工程により抽出された平均値及び標準偏
差に基づいて、前記画像状態判定工程により判定された
画像状態における画像補正情報を作成する補正情報作成
工程と、 該補正情報作成工程により作成された画像補正情報に基
づいて、画像を補正する画像補正工程と、 を備えたことを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項5】画像特徴量の平均値及び標準偏差を抽出す
る統計量抽出手段と、 該統計量抽出手段により抽出された平均値及び標準偏差
に基づいて、画像状態を判定する画像状態判定手段と、 前記統計量抽出手段により抽出された平均値及び標準偏
差に基づいて、前記画像状態判定手段により判定された
画像状態における画像補正情報を作成する補正情報作成
手段と、 該補正情報作成手段により作成された画像補正情報に基
づいて、画像を補正する画像補正手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001022337A JP2002230546A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 画像処理プログラム、画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、画像処理方法及び画像処理装置 |
PCT/JP2002/000605 WO2002065396A1 (en) | 2001-01-30 | 2002-01-28 | Image processing program, computer-readable recording medium recording image processing program, image processing method and image processing device |
US10/629,718 US7079702B2 (en) | 2001-01-30 | 2003-07-30 | Image processing method and apparatus for judging image condition and correcting image |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001022337A JP2002230546A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 画像処理プログラム、画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、画像処理方法及び画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002230546A true JP2002230546A (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=18887770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001022337A Pending JP2002230546A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 画像処理プログラム、画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、画像処理方法及び画像処理装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7079702B2 (ja) |
JP (1) | JP2002230546A (ja) |
WO (1) | WO2002065396A1 (ja) |
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JP2010531513A (ja) * | 2007-06-27 | 2010-09-24 | コア ロジック,インコーポレイテッド | 非線形低調度補正装置、方法及び該方法を行うためのコンピュータ実行命令を収録したコンピュータで読取り可能な記録媒体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100530746B1 (ko) * | 2002-12-24 | 2005-11-23 | 삼성테크윈 주식회사 | 촬영 상태가 부적절하였음을 알려주는 디지털 카메라 및그 제어방법 |
EP1668316B1 (en) * | 2003-09-16 | 2010-12-22 | Paper Australia PTY Ltd. | Sheet-surface analyser and method of analysing a sheet-surface |
JP4521858B2 (ja) | 2004-02-12 | 2010-08-11 | 株式会社キーエンス | 画像処理装置 |
US7724981B2 (en) * | 2005-07-21 | 2010-05-25 | Ancestry.Com Operations Inc. | Adaptive contrast control systems and methods |
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