JP2002224224A - ステント - Google Patents
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Abstract
の収縮がなく、血管が収縮しようとする力に対する抵抗
が非常に大きく、ストラットを均一に拡張させることが
可能で、更に拡張時にステント両端部が中央部よりも大
きな径に反り上ることがないステントを提供する。 【解決手段】略管状体に形成されたステントで、前記ス
テントが円周方向に伸張可能な略波形構成要素2と3か
らなり、複数の前記円周方向に伸張可能な略波形構成要
素2が互いに直接には連結せずにステントの略円周方向
に配置されると共に、複数の前記軸方向に伸張可能な略
波形構成要素3が互いに直接には連結せずにステントの
略円周方向に配置され、それらが互いにステント軸方向
に交互に周期的に連続してなるステント。
Description
るためのステントに関する。
管腔が狭窄もしくは閉塞することによって生じる様々な
疾患を治療するために、その狭窄もしくは閉塞部位を拡
張し、その管腔サイズを維持するためにそこに留置する
医療用具であって、1本の線状の金属もしくは高分子材
料からなるコイル状のステントからなるもの、金属チュ
ーブをレーザーによって切り抜いて加工したもの、線状
の部材をレーザーによって溶接して組み立てたもの、複
数の線状金属を織って作ったもの等がある。
ルーンによって拡張されるものと、外部からの拡張を抑
制する部材を取り除くことによって自ら拡張していくも
のとに分類することが出来る。
ントは、広げようとする管状組織の状態やステントの機
械的な強度によって拡張圧を調整して用いられる。近
年、特に心臓や頚動脈の血管形成術に対してこれらのス
テントが多用されるようになってきている。
後、構成要素が連続した菱形形状となるステントが記載
されている。このステントは、血管が収縮しようとする
力に対する抵抗が非常に大きいという利点があった。し
かしながら、このステントは非拡張時に軸方向での柔軟
性に欠けため、屈曲した血管に挿入するのが非常に困難
であり、かつ血管内部を損傷してしまう可能性もあっ
た。また、拡張後においても軸方向柔軟性に欠けるため
に、屈曲した血管に移植した場合に、血管に過剰な刺激
を与えてしまい再狭窄を促進してしまう問題点があっ
た。また、拡張の際に、ステント軸方向長さが収縮して
しまい、血管の狭窄全体を拡張しずらい等の問題があっ
た。
ヤーをジグザグ状に変形させ、これを更に円筒形状にな
るように螺旋状に巻いたステントが記載されている。こ
のステントは、軸方向の柔軟性に富んでおり、屈曲した
血管への挿入性に優れている。しかしながら、血管が収
縮しようとする力に対する抵抗が非常に小さく、血管が
収縮しようとする圧力により収縮しやすいという問題が
あった。また、目的とする径まで拡張させる際に、ステ
ントのストラットを均一に拡張させることが困難であ
り、同一周内でも部分的に大きく拡張する部分と、あま
り拡張しない部分が出来やすいという問題点があった。
このような不均一な拡張をしてしまうと、ストラットが
大きく開いた部分からは管状組織の内皮組織が大きくは
み出してきてしまい、再狭窄の原因となってしまうこと
がある。また、不均一拡張がひどい場合は、断面的に真
円を維持できなくなってしまうこともある。この問題を
解決するために、ステントをマウントするバルーンの折
り畳み方法に工夫がなされているが、それでも十分に均
一拡張させることは困難である。別な方法では、バルー
ン表面に均一拡張しやすいような部材を張り付ける等の
工夫が試みられているが、バルーンのプロファイルが大
きくなってしまい、ステントを目的とする部位までデリ
バリーさせることが困難になるという問題が生じてい
る。
トの大半は、拡張の際にステント両端部が中央部よりも
大きな径に反り上がってしまう問題がある。ステント両
端部が反り上がってしまうと、、管状組織の内皮組織を
刺激してしまい、細胞増殖により再狭窄の原因となる場
合があった。
にステントストラット間により形成される空隙部分が大
きく、この空隙部分より管状組織の内皮組織が大きくは
み出してきてしまい、再狭窄の原因となってしまうこと
がある。これは、ステントを構成する基本セルの大きさ
が大きいためであるが、これを小さくするためにはスト
ラットの幅を小さくする必要があるが、単純にそうする
と、得られるラジアルフォース、すなわち外周から受け
る径方向の応力に対して耐えうる力が小さくなってしま
う問題がある。
発明が解決しようとするところは、軸方向に柔軟で、か
つ、拡張の際に、ステント軸方向長さに収縮がなく、血
管が収縮しようとする力に対する抵抗が非常に大きく、
ステントのストラットを均一に拡張させることが可能で
あり、さらには、拡張の際にステント両端部が中央部よ
りも大きな径に反り上がってしまう問題が生じないステ
ントを提供することにある。
成され、かつ略管状体の半径方向外方に伸張可能なステ
ントであって、前記ステントが円周方向に伸張可能な略
波形構成要素2と軸方向に伸張可能な略波形構成要素3
とからなり、複数の前記円周方向に伸張可能な略波形構
成要素2が互いに直接には連結せずにステントの略円周
方向に配置されると共に、複数の前記軸方向に伸張可能
な略波形構成要素3が互いに直接には連結せずにステン
トの略円周方向に配置され、それらが互いにステント軸
方向に交互に周期的に連続してなることを特徴とするス
テントとして提供される。
略管状体の半径方向外方に伸張可能なステントであっ
て、前記ステントが円周方向に伸張可能な略波形構成要
素2と軸方向に伸張可能な略波形構成要素3とからな
り、前記円周方向に伸張可能な略波形構成要素2の一端
の連結部207と前記軸方向に伸張可能な略波形構成要
素3の一端の連結部301が連結し、かつ前記軸方向に
伸張可能な略波形構成要素3の残りの一端の連結部30
9と前記とは別体の円周方向に伸張可能な略波形構成要
素2の前記207とは逆側の一端の連結部201が連結
することにより円周方向に伸張可能な前記略波形構成要
素2と軸方向に伸張可能な略波形構成要素3が周期的に
連続し、さらに前記円周方向に伸張可能な略波形構成要
素2の山または谷の凸部の連結部203と前記軸方向に
伸張可能な略波形構成要素3の一端の連結部301が連
結し、かつ前記軸方向に伸張可能な略波形構成要素3の
残りの一端の連結部309と前記とは別体の円周方向に
伸張可能な略波形構成要素2の前記とは逆側に存在する
山または谷の凸部の連結部205が連結することによ
り、前記円周方向に伸張可能な略波形構成要素2と軸方
向に伸張可能な略波形構成要素3が周期的に連続して形
成されるステントとしても提供される。
張可能な要素と軸方向に伸張可能な要素とを併せ持つこ
とにより、拡張の際にステントの軸方向の収縮を低減す
ることができ、更に略波形構成要素の適切な配置によ
り、軸方向に柔軟で、拡張の際に均一に拡張し、更に血
管の収縮しようとする力に対し大きい抵抗力を示すこと
ができ、上記課題を達成するものである。
が、直接に連続した複数の前記円周方向に伸張可能な略
波形構成要素2がステントの円周に沿って配列されて形
成されたことを特徴とする上記ステントとしても提供さ
れるが、これによりステント両端はステント中央部分に
比して、血管が収縮しようとする力に対する抵抗が大き
くなり、かつ拡張の際にステント両端部が中央部よりも
大きな径に反り上がることを低減し、上記課題を達成す
るものである。
実施形態について、図面を参照しながら説明するが、本
発明はこれに制限されるものではない。
ある。ステント1は略管状体に形成され、かつ管状体の
半径方向外方に伸張可能なステントであって、円周方向
に伸張可能な略波形構成要素2と軸方向に伸張可能な略
波形構成要素3とからなり、3つの前記円周方向に伸張
可能な略波形構成要素2が互いに直接には連結せずにス
テントの略円周方向に配置されると共に、6つの前記軸
方向に伸張可能な略波形構成要素3が互いに直接には連
結せずにステントの円周方向に配置され、それらが互い
にステントの軸方向に交互に周期的に連続してステント
を構成する。円周1周あたりの前記円周方向に伸張可能
な略波形構成要素2および前記軸方向に伸張可能な略波
形構成要素3の個数は、作製するステントの長さ、外径
に合わせて決定され、3つの前記円周方向に伸張可能な
略波形構成要素2および6つの前記軸方向に伸張可能な
略波形構成要素3に限定するものではない。ステント1
はステントの円周方向に伸張可能な要素と軸方向に伸張
可能な要素とを併せ持つことにより、半径方向外方に拡
張可能で、その際にステントの軸方向の収縮を低減する
ことができる。更に前記円周方向または軸方向に伸張可
能な略波形構成要素2、3各々が互いに直接には連結せ
ずにステントの略円周方向に配置されることにより、ス
テントへの柔軟性付与が可能である。
可能な構成要素とは、それぞれ管状のステントの円周方
向、ステントの軸方向(長手方向)に伸びることが可能
な構造を有する要素を意味するが、更に収縮が可能な構
造であることが望ましい。例えば、ステントがまっすぐ
な血管に配置される場合には基本的に伸張するのみの変
形で問題はないが、屈曲した血管に配置される場合に
は、屈曲部の外側では、拡張時に生じる伸張以外に血管
の形状に配置する為の余計な伸張が生じることとなる。
この場合、屈曲部の内側において収縮変形が可能であれ
ば、屈曲血管の外側での過剰な伸張によるステントスト
ラット間が大きくなりすぎることが低減できる。ステン
ト1に示す円周方向、更に軸方向に伸張可能な略波形構
成要素2,3は、それぞれ収縮も可能な構造である。
円周方向、軸方向に伸張できる構造であれば、図1に示
した以外に各種形状が可能である。例えば、円周方向に
伸張可能な略波形構成要素2は、要求される伸張時寸
法、拡張力の調整のために、角度等の調整、また全体を
曲面で形成する等の形状変更が可能である。但し、前記
円周方向に伸張可能な略波形構成要素2は山と谷の頂部
を合わせて2個以上を有する構造であることが望まし
く、2よりも少ないと伸張能力をもった上で連結箇所の
数を確保することが難しい。更に好ましくは4個を有す
る構造が好ましい。図1に示したステント1の円周方向
に伸張可能な略波形構成要素2は、端部に山と谷の頂部
を有し、その端部を含み山と谷の頂部を合わせた数が4
個である。更に軸方向に伸張可能な略波形構成要素3
は、要求される伸張時寸法、拡張力の調整のために、例
えば屈曲箇所の数、角度等に対し各種形状が可能であ
る。但し、軸方向に伸張可能な略波形構成要素3の山と
谷の頂部を合わせた数は1個以上を有する構造であるこ
とが望ましく、1つもないと伸張能力を持たせることが
難しい。更に好ましくは2または4個、更に好ましくは
4個を有する構造が好ましい。図1に示したステント1
の軸方向に伸張可能な略波形構成要素3の山と谷を合わ
せた数は4個である。
向に伸張可能な略波形構成要素2がステントの略円周方
向に配置され構成する円周要素4は、その軸方向長さが
短いほうが、屈曲した血管へ挿入される場合に、ステン
トが滑らかに屈曲するために、血管壁を傷つけることが
なく好適である。好ましくは、ステント10mmあたり
5個以上の円周要素4を有するほうが望ましい。
な略波形構成要素2および軸方向に伸張可能な略波形構
成要素3の個数が少なければ、大きな血管保持力が期待
できない。好ましくは、円周1周あたり、前記円周方向
に伸張可能な略波形構成要素2が3つ以上、前記軸方向
に伸張可能な略波形構成要素3が6つ以上であり、この
場合には高い血管保持力が発現できる。
能な略波形構成要素2が直接に連続的に連結されてお
り、円周方向に伸張可能な略波形形状が1周にわたって
構成される。これによりステント両端はステント中央部
分に比して、血管が収縮しようとする力に対する抵抗が
大きくなり、かつ拡張の際にステント両端部が中央部よ
りも大きな径に反り上がってしまう問題も生じない。
周方向に伸張可能な略波形構成要素2のステント軸方向
長さが、ステントの軸方向両端以外を構成する円周方向
に伸張可能な略波形構成要素2のステント軸方向長さと
比して短くすることが可能である。この場合、これを行
なわない場合に比してさらに血管が収縮しようとする力
に対する抵抗が大きくなり、かつ拡張の際にステント両
端部が中央部よりも大きな径に反り上がってしまう問題
も生じない。
ント軸方向両端以外の箇所と比して、円周方向に伸張可
能な略波形構成要素2のストラットの幅を広くすること
が可能である。この場合、これを行なわない場合に比し
てさらに血管が収縮しようとする力に対する抵抗が大き
くなり、かつ拡張の際にステント両端部が中央部よりも
大きな径に反り上がってしまう問題も生じない。但しこ
こでいうストラットとは、ステントを構成する線状部材
を意味する。
ント軸方向両端以外の箇所と比して、円周方向に伸張可
能な略波形構成要素2のストラットの厚みを厚くするこ
とが可能である。この場合、これを行なわない場合に比
してさらに血管が収縮しようとする力に対する抵抗が大
きくなり、かつ拡張の際にステント両端部が中央部より
も大きな径に反り上がってしまう問題も生じない。
ント軸方向両端以外の箇所と比して、円周方向に伸張可
能な略波形構成要素2のステント軸方向長さが短いこ
と、ストラットの幅が広いこと、ストラットの厚みが厚
いことを併用することも可能である。 また、ステント
の軸方向の中央部分から端部へ移り変わるに従って、前
記円周方向に伸張可能な略波形構成要素2と前記軸方向
に伸張可能な略波形構成要素3から選ばれる1つ以上の
ステント軸方向の長さを段階的に短くすることが可能で
ある。この場合、これを行なわない場合に比してさらに
血管が収縮しようとする力に対する抵抗が大きくなり、
かつ拡張の際にステント両端部が中央部よりも大きな径
に反り上がってしまう問題も生ず、さらにステント軸方
向柔軟性が大きな変化を有さず、段階的に柔軟性を変化
させることができる。
部へ移り変わるに従って、前記円周方向に伸張可能な略
波形構成要素2と前記軸方向に伸張可能な略波形構成要
素3から選ばれる1つ以上のストラットの幅を段階的に
大きくすることが可能である。この場合、これを行なわ
ない場合に比してさらに血管が収縮しようとする力に対
する抵抗が大きくなり、かつ拡張の際にステント両端部
が中央部よりも大きな径に反り上がってしまう問題も生
ず、さらにステント軸方向柔軟性が大きな変化を有さ
ず、段階的に柔軟性を変化させることができる。
部へ移り変わるに従って、前記円周方向に伸張可能な略
波形構成要素2と前記軸方向に伸張可能な略波形構成要
素3から選ばれる1つ以上のストラットの厚みを段階的
に大きくすることが可能である。この場合、これを行な
わない場合に比してさらに血管が収縮しようとする力に
対する抵抗が大きくなり、かつ拡張の際にステント両端
部が中央部よりも大きな径に反り上がってしまう問題も
生ず、さらにステント軸方向柔軟性が大きな変化を有さ
ず、段階的に柔軟性を変化させることができる。
部へ移り変わるに従って、前記円周方向に伸張可能な略
波形構成要素2と前記軸方向に伸張可能な略波形構成要
素3から選ばれる1つ以上のステント軸方向の長さを段
階的に短くする、ストラットの幅を段階的に広くする、
ストラットの厚みを段階的に厚くする等を併用すること
が可能である。
両端を含めた前記円周方向に伸張可能な略波形構成要素
2が9列、前記軸方向に伸張可能な略波形構成要素3が
8列、交互に連続して構成されている。この両端を含め
た前記円周方向に伸張可能な略波形構成要素2が9列、
前記軸方向に伸張可能な略波形構成要素3が8列は、作
製するステントの長さ、外径に合わせて決定され、両端
を含めた前記円周方向に伸張可能な略波形構成要素2が
9列、前記軸方向に伸張可能な略波形構成要素3が8列
に限定されるものではない。
能な略波形構成要素2はステントの円周方向に並び、し
かも直接には連続しない。また前記軸方向に伸張可能な
略波形構成要素3もステントの円周方向に並び、しかも
直接には連続しない。
素2の1態様、図3に軸方向に伸張可能な略波形構成要
素3の1態様を示した。前記円周方向に伸張可能な略波
形構成要素2は直線部202、204、206と連結部
201、203、205、207から構成され、前記軸
方向に伸張可能な略波形構成要素3は直線部303、3
05、307と連結部301、309および湾曲部30
2、304、306、308から構成される。すべての
連結部201、203、205、207がそれぞれ連結
部301もしくは309のいずれかと連結されているた
め、ステントが拡張される際に、前記円周方向に伸張可
能な略波形構成要素2および前記軸方向に伸張可能な略
波形構成要素3に力が均等に伝わりやすく、ステントス
トラットを均一に拡張することが可能である。
2の直線部202、204、206および前記軸方向に
伸張可能な略波形構成要素3の直線部303、305、
307に関し、ストラットの幅および厚みを大きく(厚
く)するとステント軸方向の柔軟性を損ない、逆に幅お
よび厚みを小さく(薄く)すると外周から受ける径方向
の応力に対して耐えうる力が小さくなってしまう。従っ
て、ステント軸方向の柔軟性、および外周から受ける径
方向の応力に対して耐えうる力の双方の性能を好適に満
たすために、前記円周方向に伸張可能な略波形構成要素
2の直線部202、204、206は幅80マイクロメ
ートルから150マイクロメートルかつ厚み70マイク
ロメートルから150マイクロメートルが好ましく、さ
らに好ましくは幅120マイクロメートルから140マ
イクロメートルかつ厚み100マイクロメートルから1
20マイクロメートルが好ましい。また前記軸方向に伸
張可能な略波形構成要素3の直線部303、305、3
07は幅50マイクロメートルから100マイクロメー
トルかつ厚み50マイクロメートルから150マイクロ
メートルが好ましく、さらに好ましくは幅60マイクロ
メートルから80マイクロメートルかつ厚み80マイク
ロメートルから120マイクロメートルが好ましい。但
し、円周方向に伸張可能な略波形構成要素2、3共に、
ステントを構成する材料、使用される部位によっては、
上記寸法以外の各種サイズに調整をすることが可能であ
る。
2の軸方向長さが長いと、ステントが屈曲した血管へ挿
入される時に、ステントが滑らかに屈曲できずにストラ
ットの角が立ちやすく、逆に前記円周方向に伸張可能な
略波形構成要素2の軸方向長さが短いと、ステントを拡
張するときに必要なステント径まで拡張することができ
ない。また前記軸方向に伸張可能な略波形構成要素3の
軸方向長さが長いと、拡張時にステントストラット間に
より形成される空隙が大きくなり、この空隙部分から管
状組織の内皮細胞が大きくはみ出してきてしまい、再狭
窄の原因となる場合もある。逆に前記軸方向に伸張可能
な略波形構成要素3の軸方向長さが短いと、ステント軸
方向柔軟性が損なわれることとなる。従って、前記円周
方向に伸張可能な略波形構成要素2の軸方向長さは0.
8ミリメートルから1.8ミリメートルであることが好
ましく、さらに好ましくは1.0ミリメートルから1.
4ミリメートルである。また前記軸方向に伸張可能な略
波形構成要素3の軸方向長さは、0.5ミリメートルか
ら1.5ミリメートルであることが好ましく、さらに好
ましくは、0.7ミリメートルから1.0ミリメートル
である。但し、略波形構成要素2、3共に、ステントを
構成する材料、使用される部位によっては、上記寸法以
外の各種サイズに調整をすることが可能である。
弾性を有するステンレス鋼、Ni−Ti合金、Cu−A
l−Mn合金等の金属、適切な剛性かつ弾性を有する高
分子素材で作製することが可能である。
ーティング、医薬品の含浸及び材料でのカバーのうちい
ずれかにより仕上げられても良い。
加工法、放電加工法、機械的な切削方法、エッチング方
法などが可能である。
た時の、本発明にかかるステントの展開図を示す。図4
に示すとおり、バルーンカテーテルにマウントされた時
においても、前記円周方向に伸張可能な略波形構成要素
2はステントの円周方向に並び、かつ前記軸方向に伸張
可能な略波形構成要素3もステントの円周方向に並び、
かつ前記円周方向に伸張可能な略波形構成要素2が円周
方向に並んでなる円周要素4と、前記軸方向に伸張可能
な略波形構成要素3が円周方向に並んでなる円周要素と
が、ステントの軸方向に交互に連続する。これにより、
ステントが拡張される際、円周方向に伸張可能な略波形
構成要素2が軸方向に収縮しても、軸方向に伸張可能な
略波形構成要素3が軸方向に拡張されるため、ステント
全長は、ステント拡張前後でほぼ同じ長さを保つことが
できる。
って、ステントの軸方向両端のみが、直接に連続した複
数の円周方向に伸張可能な略波形構成要素2がステント
の円周方向に配列されて形成され、さらに軸方向長さ
が、ステントの軸方向両端以外を構成する円周方向に伸
張可能な略波形構成要素2の軸方向長さと比して短くな
っている。これにより、ステント端部のストラットの反
り返りを低減できると共に、両端部の血管が収縮しよう
とする力に対する抵抗力を大きくすることができる。さ
らに両端部のみのストラット幅、厚みを厚くすること
で、血管が収縮しようとする力に対する抵抗力を大きく
することが可能である。
拡張の際に、ステント軸方向長さに収縮がなく、血管が
収縮しようとする力に対する抵抗が非常に大きく、ステ
ントのストラットを均一に拡張させることが可能であ
り、さらには、拡張の際にステント両端部が中央部より
も大きな径に反り上がってしまう問題が生じないステン
トが提供される。
Claims (11)
- 【請求項1】 略管状体に形成され、かつ略管状体の半
径方向外方に伸張可能なステントであって、前記ステン
トが円周方向に伸張可能な略波形構成要素2と軸方向に
伸張可能な略波形構成要素3とからなり、複数の前記円
周方向に伸張可能な略波形構成要素2が互いに直接には
連結せずにステントの略円周方向に配置されると共に、
複数の前記軸方向に伸張可能な略波形構成要素3が互い
に直接には連結せずにステントの略円周方向に配置さ
れ、それらが互いにステント軸方向に交互に周期的に連
続してなることを特徴とするステント。 - 【請求項2】 略管状体に形成され、かつ略管状体の半
径方向外方に伸張可能なステントであって、前記ステン
トが円周方向に伸張可能な略波形構成要素2と軸方向に
伸張可能な略波形構成要素3とからなり、前記円周方向
に伸張可能な略波形構成要素2の一端の連結部207と
前記軸方向に伸張可能な略波形構成要素3の一端の連結
部301が連結し、かつ前記軸方向に伸張可能な略波形
構成要素3の残りの一端の連結部309と前記とは別体
の円周方向に伸張可能な略波形構成要素2の前記207
とは逆側の一端の連結部201が連結することにより円
周方向に伸張可能な前記略波形構成要素2と軸方向に伸
張可能な略波形構成要素3が周期的に連続し、さらに前
記円周方向に伸張可能な略波形構成要素2の山または谷
の凸部の連結部203と前記軸方向に伸張可能な略波形
構成要素3の一端の連結部301が連結し、かつ前記軸
方向に伸張可能な略波形構成要素3の残りの一端の連結
部309と前記とは別体の円周方向に伸張可能な略波形
構成要素2の前記とは逆側に存在する山または谷の凸部
の連結部205が連結することにより、前記円周方向に
伸張可能な略波形構成要素2と軸方向に伸張可能な略波
形構成要素3が周期的に連続して形成されるステント。 - 【請求項3】 前記円周方向に伸張可能な略波形構成要
素2が、波の進行方向がステントの円周方向で、山と谷
の頂部を合わせた数が2以上である略波形で、前記軸方
向に伸張可能な略波形構成要素3が、波の進行方向がス
テントの軸方向で、山と谷の頂部を合わせた数が1以上
である略波形である、請求項1、2記載のステント。 - 【請求項4】 前記円周方向に伸張可能な略波形構成要
素2が、その端部に山と谷の頂部を有し、その端部を含
み山と谷の頂部を合わせた数が4の略波形であり、前記
軸方向に伸張可能な略波形構成要素3が、波の進行方向
がステントの軸方向で、山と谷の頂部を合わせた数が4
の略波形である、請求項3記載のステント。 - 【請求項5】 略管状体に形成され、かつ略管状体の半
径方向外方に伸張可能なステントであって、前記ステン
トが図2に示した円周方向に伸張可能な略波形構成要素
2と、図3に示した軸方向に伸張可能な略波形構成要素
3とからなり、前記略波形構成要素2の連結部207と
前記略波形構成要素3の連結部301が連結し、かつ前
記略波形構成要素3の連結部309と前記略波形構成要
素2の連結部201が連結することにより前記略波形構
成要素2と略波形構成要素3が周期的に連続し、さらに
前記略波形構成要素2の連結部203と前記略波形構成
要素3の連結部301が連結し、また、前記略波形構成
要素2の連結部205と前記略波形構成要素3の連結部
309が連結することにより前記略波形構成要素2と略
波形構成要素3が周期的に連続し、前記略波形構成要素
2の連結部201、203、205、207の総てが、
前記略波形構成要素3の連結部301、309のいずれ
かと連結され、かつ前記略波形構成要素3の連結部30
1、309の総てが、前記略波形構成要素2の連結部2
01、203、205、207のいずれかと連結される
ことを特徴とするステント。 - 【請求項6】 略管状体に形成され、かつ略管状体の半
径方向外方に伸張可能な、図1に展開図を示したステン
ト。 - 【請求項7】 前記円周方向に伸張可能な略波形構成
要素2が直接には連結せずに円周方向に配置されてなる
円周要素が、隣り合った該円周要素とは所定の角度ずれ
を有して配置され、更に該円周要素同士が間に前記軸方
向に伸張可能な略波形構成要素3を介して連続している
請求項1から6記載のステント。 - 【請求項8】 ステントの軸方向両端のみが、直接に連
続した複数の前記円周方向に伸張可能な略波形構成要素
2がステントの円周に沿って配列されて形成されたこと
を特徴とする請求項1から7記載ののステント。 - 【請求項9】 ステントの軸方向両端を構成する前記円
周方向に伸張可能な略波形構成要素2が、ステントの軸
方向両端以外を構成する前記円周方向に伸張可能な略波
形構成要素2に比べて、 1.ステント軸方向の長さが短い 2.ストラットの幅が広い 3.ストラットの厚みが厚い から選ばれる1つ以上に該当する請求項8記載ののステ
ント。 - 【請求項10】 前記円周方向に伸張可能な略波形構成
要素2と前記軸方向に伸張可能な略波形構成要素3から
選ばれる1つ以上が、ステントの軸方向の中央部分から
端部へ移り変わるに従って、 1.ステント軸方向の長さが段階的に短くなる 2.ストラットの幅が段階的に広くなる 3.ストラットの厚みが厚くなる から選ばれる1つ以上に該当する請求項8記載のステン
ト。 - 【請求項11】 前記円周方向に伸張可能な略波形構成
要素2が互いに直接には連結せずにステントの略円周方
向に配置されてなる円周要素が、ステントの軸方向長さ
10mmあたり5個以上含まれることを特徴とする請求
項1から7記載のステント。
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