JP2002218875A - 魚釣用リール - Google Patents
魚釣用リールInfo
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- JP2002218875A JP2002218875A JP2001015013A JP2001015013A JP2002218875A JP 2002218875 A JP2002218875 A JP 2002218875A JP 2001015013 A JP2001015013 A JP 2001015013A JP 2001015013 A JP2001015013 A JP 2001015013A JP 2002218875 A JP2002218875 A JP 2002218875A
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- fishing
- flange
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 14
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 21
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】実釣操作時において糸ガミ発生の防止を図ると
共に、スプール及びリール本体の小型化、軽量化を図
り、操作性及び携帯性が向上した魚釣用リールを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】本発明の魚釣用リールは、リール本体3に
スプール20を回転自在に設けており、スプール20の
フランジ23の外周面23aに対向するリール本体側
に、糸ガミ防止用の環状壁部5eを径方向内方に突出形
成したことを特徴としている。
共に、スプール及びリール本体の小型化、軽量化を図
り、操作性及び携帯性が向上した魚釣用リールを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】本発明の魚釣用リールは、リール本体3に
スプール20を回転自在に設けており、スプール20の
フランジ23の外周面23aに対向するリール本体側
に、糸ガミ防止用の環状壁部5eを径方向内方に突出形
成したことを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リール本体に対し
て釣糸が巻回されるスプールを回転自在に支持した魚釣
用リールに関する。
て釣糸が巻回されるスプールを回転自在に支持した魚釣
用リールに関する。
【0002】
【従来の技術】上記した魚釣用リールの内、いわゆる片
軸受リールと称されるものは、リール本体の一側に装着
された支軸にスプールを回転自在に抜け止め支持し、前
記スプールの側部に設けたハンドルツマミ、又は巻取り
駆動機構に連結されたハンドルアームのツマミを保持し
て回転操作することにより、スプールに釣糸を巻回する
ように構成されている。
軸受リールと称されるものは、リール本体の一側に装着
された支軸にスプールを回転自在に抜け止め支持し、前
記スプールの側部に設けたハンドルツマミ、又は巻取り
駆動機構に連結されたハンドルアームのツマミを保持し
て回転操作することにより、スプールに釣糸を巻回する
ように構成されている。
【0003】前記リール本体の内部には、例えば実公平
4−51586号や実用新案登録第2571977号等
に開示されているように、スプール回転の発音機構(ク
リック機構)や、釣糸繰り出し時のスプール回転に制動
力を付与するドラグ機構、或いは、右巻き及び左巻き用
に切換える切換機構等が設けられている。
4−51586号や実用新案登録第2571977号等
に開示されているように、スプール回転の発音機構(ク
リック機構)や、釣糸繰り出し時のスプール回転に制動
力を付与するドラグ機構、或いは、右巻き及び左巻き用
に切換える切換機構等が設けられている。
【0004】また、スプールに巻回されている釣糸が、
釣糸の巻取り操作時や放出操作時に、張力変化、風、糸
グセ等の影響により、スプールフランジ外周からリール
本体内部へ不用意に入り込んで噛み込んでしまう(「糸
ガミ」と称する)のを防止するために、上記公報に開示
されているように、スプールフランジ周縁の径方向内方
に、所定の間隙をもって環状凸部がリール本体内側壁に
形成されている。
釣糸の巻取り操作時や放出操作時に、張力変化、風、糸
グセ等の影響により、スプールフランジ外周からリール
本体内部へ不用意に入り込んで噛み込んでしまう(「糸
ガミ」と称する)のを防止するために、上記公報に開示
されているように、スプールフランジ周縁の径方向内方
に、所定の間隙をもって環状凸部がリール本体内側壁に
形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成によれ
ば、リール本体の糸ガミ防止用の環状凸部の径方向内側
に規定される空間に、発音機構やドラグ機構、あるいは
切換機構等が配設されるため、その分、径方向外方に位
置するスプール及びリール本体が大型化すると共に重量
化してしまい、操作性及び携帯性に劣ってしまう。
ば、リール本体の糸ガミ防止用の環状凸部の径方向内側
に規定される空間に、発音機構やドラグ機構、あるいは
切換機構等が配設されるため、その分、径方向外方に位
置するスプール及びリール本体が大型化すると共に重量
化してしまい、操作性及び携帯性に劣ってしまう。
【0006】本発明は、上記した問題点に基づいて成さ
れたものであり、実釣操作時において糸ガミ発生の防止
を図ると共に、スプール及びリール本体の小型化、軽量
化を図り、操作性及び携帯性が向上した魚釣用リールを
提供することを目的とする。
れたものであり、実釣操作時において糸ガミ発生の防止
を図ると共に、スプール及びリール本体の小型化、軽量
化を図り、操作性及び携帯性が向上した魚釣用リールを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明に係る魚釣用リールは、リール本体にス
プールを回転自在に設けており、前記スプールのフラン
ジ外周面に対向する前記リール本体側に、糸ガミ防止用
の環状壁部を径方向内方に突出形成したことを特徴とし
ている。
ために、本発明に係る魚釣用リールは、リール本体にス
プールを回転自在に設けており、前記スプールのフラン
ジ外周面に対向する前記リール本体側に、糸ガミ防止用
の環状壁部を径方向内方に突出形成したことを特徴とし
ている。
【0008】上記した構成によれば、糸ガミ防止用の環
状壁部は、スプールのフランジ外周面に対向するリール
本体側から径方向内方に突出形成されているため、ドラ
グ機構等の各種機構を収容する空間が径方向に効率的に
大型化される。
状壁部は、スプールのフランジ外周面に対向するリール
本体側から径方向内方に突出形成されているため、ドラ
グ機構等の各種機構を収容する空間が径方向に効率的に
大型化される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る魚釣用リール
の一実施形態を、図1〜図4を参照して具体的に説明す
る。なお、これらの図において、図1は、魚釣用片軸受
リールの中央断面図、図2は、リール本体を内側から見
た部分断面側面図、図3は、図2の要部拡大図、そし
て、図4は、図1の要部拡大図である。
の一実施形態を、図1〜図4を参照して具体的に説明す
る。なお、これらの図において、図1は、魚釣用片軸受
リールの中央断面図、図2は、リール本体を内側から見
た部分断面側面図、図3は、図2の要部拡大図、そし
て、図4は、図1の要部拡大図である。
【0010】魚釣用片軸受リール1は、リール本体3
と、このリール本体3に対して着脱可能に装着されるス
プール20によって構成されている。
と、このリール本体3に対して着脱可能に装着されるス
プール20によって構成されている。
【0011】リール本体3は、略円形状を成した側部5
を備えており、この側部5には、釣竿に装着される脚部
7が設けられた上方支柱5aと、この上方支柱5aと対
向する位置に、釣糸を不用意に膨出させないようにする
下方支柱5bが一体的に形成されている。この場合、下
方支柱を保護するように、その表面に硬質材等による保
護部材5cを取着しておくことが望ましい。
を備えており、この側部5には、釣竿に装着される脚部
7が設けられた上方支柱5aと、この上方支柱5aと対
向する位置に、釣糸を不用意に膨出させないようにする
下方支柱5bが一体的に形成されている。この場合、下
方支柱を保護するように、その表面に硬質材等による保
護部材5cを取着しておくことが望ましい。
【0012】前記リール本体の側部5の中央には、支軸
9が圧入等によって取り付けられており、ここにスプー
ル20の中心に形成された支持部20aが回転可能に支
持されている。なお、スプール20には、公知の着脱機
構が設けられており、その支持部20aの一端面に配設
された押圧ボタン20bを押圧することによって、支軸
9の係合部9aとの係合関係が解除されて、スプール2
0をリール本体3から取外すことができ、また、スプー
ル20の支持部20aを支軸9に嵌め込むことで、係合
部9aと係合して回転可能に支持される。
9が圧入等によって取り付けられており、ここにスプー
ル20の中心に形成された支持部20aが回転可能に支
持されている。なお、スプール20には、公知の着脱機
構が設けられており、その支持部20aの一端面に配設
された押圧ボタン20bを押圧することによって、支軸
9の係合部9aとの係合関係が解除されて、スプール2
0をリール本体3から取外すことができ、また、スプー
ル20の支持部20aを支軸9に嵌め込むことで、係合
部9aと係合して回転可能に支持される。
【0013】前記スプール20は、釣糸が巻回される巻
回胴部21と、巻回胴部21の両端に形成され、巻回さ
れる釣糸の両側を規制する外側フランジ22及び内側フ
ランジ23を備えている。この場合、各フランジ22,
23は、リール本体3の側部5と対応するように円板状
に構成されており、スプール20をリール本体3に装着
した際、側部5の内側壁と、内側フランジ23とが対面
し、その間には、ドラグ機構等を収容するように空間
(収容部)Sが形成されるようになっている。また、フ
ランジ22は、外部に露出した状態となり、その径方向
外側には、ハンドルツマミ25が回転可能に支持され
て、これを握って回転操作することで、スプール20は
一体的にリール本体3に対して回転駆動される。
回胴部21と、巻回胴部21の両端に形成され、巻回さ
れる釣糸の両側を規制する外側フランジ22及び内側フ
ランジ23を備えている。この場合、各フランジ22,
23は、リール本体3の側部5と対応するように円板状
に構成されており、スプール20をリール本体3に装着
した際、側部5の内側壁と、内側フランジ23とが対面
し、その間には、ドラグ機構等を収容するように空間
(収容部)Sが形成されるようになっている。また、フ
ランジ22は、外部に露出した状態となり、その径方向
外側には、ハンドルツマミ25が回転可能に支持され
て、これを握って回転操作することで、スプール20は
一体的にリール本体3に対して回転駆動される。
【0014】前記リール本体3の側部5と、スプール2
0の内側フランジ23との間の空間Sには、釣糸がスプ
ール20に巻回される巻取り方向のスプール回転時にド
ラグ力(制動力)が作動せず、釣糸繰り出し方向の回転
時に自動的にドラグ力を作用させるドラグ機構12が配
設されている。
0の内側フランジ23との間の空間Sには、釣糸がスプ
ール20に巻回される巻取り方向のスプール回転時にド
ラグ力(制動力)が作動せず、釣糸繰り出し方向の回転
時に自動的にドラグ力を作用させるドラグ機構12が配
設されている。
【0015】このドラグ機構12は、側部5に回転可能
に支持された制動歯車13を備えており、この制動歯車
13には、ライニング材14を介在させて、制動歯車1
3を側部5の内側壁に向けて押圧する押圧部材15が係
合している。押圧部材15には、側部5に対して回転可
能に支持されたドラグノブ16の軸部16aが螺合して
おり、ドラグノブ16を回転操作することによって、押
圧部材15は、その螺合関係によって軸方向に移動さ
れ、制動歯車13に対して所定の押圧力を付与するよう
になっている。すなわち、ドラグノブ16を回転操作す
ることで、押圧力が可変し、制動歯車13に作用する回
転負荷が調整されるようになっている。
に支持された制動歯車13を備えており、この制動歯車
13には、ライニング材14を介在させて、制動歯車1
3を側部5の内側壁に向けて押圧する押圧部材15が係
合している。押圧部材15には、側部5に対して回転可
能に支持されたドラグノブ16の軸部16aが螺合して
おり、ドラグノブ16を回転操作することによって、押
圧部材15は、その螺合関係によって軸方向に移動さ
れ、制動歯車13に対して所定の押圧力を付与するよう
になっている。すなわち、ドラグノブ16を回転操作す
ることで、押圧力が可変し、制動歯車13に作用する回
転負荷が調整されるようになっている。
【0016】一方、スプール20側には、制動歯車13
に作用する制動力を伝達する伝達機構が設けられてい
る。この伝達機構は、制動歯車13と、支持部20aの
リール本体側端部に嵌合固定されたスプール歯車27と
の間に配設される伝達歯車(図示せず)を備えており、
スプール20が巻取り操作された際、前記伝達歯車が制
動歯車13から離間し、かつスプール20が釣糸繰り出
し方向に回転した際、前記伝達歯車が制動歯車13に噛
合するようになっている。
に作用する制動力を伝達する伝達機構が設けられてい
る。この伝達機構は、制動歯車13と、支持部20aの
リール本体側端部に嵌合固定されたスプール歯車27と
の間に配設される伝達歯車(図示せず)を備えており、
スプール20が巻取り操作された際、前記伝達歯車が制
動歯車13から離間し、かつスプール20が釣糸繰り出
し方向に回転した際、前記伝達歯車が制動歯車13に噛
合するようになっている。
【0017】すなわち、スプール20が巻取り操作され
た際、制動歯車13に作用している制動力はスプール2
0に伝達されず(ドラグフリー状態)、逆に、スプール
20が釣糸繰り出し方向に回転した際、制動歯車13に
作用している制動力がスプール20に伝達される(ドラ
グ作動状態)ようになっている。
た際、制動歯車13に作用している制動力はスプール2
0に伝達されず(ドラグフリー状態)、逆に、スプール
20が釣糸繰り出し方向に回転した際、制動歯車13に
作用している制動力がスプール20に伝達される(ドラ
グ作動状態)ようになっている。
【0018】前記リール本体の側部5の周縁には、支軸
9方向に沿って円周壁5dが形成されており、前記上方
支柱5a及び下方支柱5bは、その表面が円周壁5dの
表面と面一状になるように、円周壁5dに一体化されて
いる。
9方向に沿って円周壁5dが形成されており、前記上方
支柱5a及び下方支柱5bは、その表面が円周壁5dの
表面と面一状になるように、円周壁5dに一体化されて
いる。
【0019】そして、円周壁5dの内面には、図1及び
図4に示すように、径方向内側に向けて、環状壁部5e
が一体的に形成されている。前記スプールの内側フラン
ジ23、リール本体の円周壁5dおよび環状壁部5e
は、内側フランジ23の外周面23aと円周壁5dの内
周面との間、および、内側フランジ23の周縁部の外側
面と環状壁部5eの内側面との間に、それぞれ僅かな隙
間が形成されて、スプール20が支障なく回転するよう
構成されている。
図4に示すように、径方向内側に向けて、環状壁部5e
が一体的に形成されている。前記スプールの内側フラン
ジ23、リール本体の円周壁5dおよび環状壁部5e
は、内側フランジ23の外周面23aと円周壁5dの内
周面との間、および、内側フランジ23の周縁部の外側
面と環状壁部5eの内側面との間に、それぞれ僅かな隙
間が形成されて、スプール20が支障なく回転するよう
構成されている。
【0020】上記したような環状壁部5eによれば、そ
の壁面(内側面)によって、巻回胴部21に巻回されて
いる釣糸が、内側フランジ23の外周面23aと円周壁
5dの内周面との間の間隙から、前記収容部S内に入り
込むこと(糸ガミ)を効果的に防止することができる。
また、糸ガミ防止用の環状壁部5eを、リール本体の円
周壁5dの内面に、径方向内側に向けて突出形成したこ
とにより、従来の構成よりも、収容部Sの径方向におけ
るスペースを確保することができ、リール本体及びスプ
ールを可及的に小型化して、リール全体の軽量化、コン
パクト化が図れるようになる。
の壁面(内側面)によって、巻回胴部21に巻回されて
いる釣糸が、内側フランジ23の外周面23aと円周壁
5dの内周面との間の間隙から、前記収容部S内に入り
込むこと(糸ガミ)を効果的に防止することができる。
また、糸ガミ防止用の環状壁部5eを、リール本体の円
周壁5dの内面に、径方向内側に向けて突出形成したこ
とにより、従来の構成よりも、収容部Sの径方向におけ
るスペースを確保することができ、リール本体及びスプ
ールを可及的に小型化して、リール全体の軽量化、コン
パクト化が図れるようになる。
【0021】また、このような構成において、図1及び
図4に示すように、環状壁部5eに対するリール本体内
側壁側の内周5d´を、環状壁部5eの内周5fより大
径にして、収容部Sを形成することが望ましい。このよ
うに収容部Sを形成することで、リール本体及びスプー
ルを大型化しないで、各種の駆動機構を無理なく配設す
ることができ、スペースの有効活用が図れる。さらに
は、前記内周5d´を、内側フランジ23の外周面23
aよりも大径に形成しておくことで、よりスペースの有
効活用が図れるようになる。
図4に示すように、環状壁部5eに対するリール本体内
側壁側の内周5d´を、環状壁部5eの内周5fより大
径にして、収容部Sを形成することが望ましい。このよ
うに収容部Sを形成することで、リール本体及びスプー
ルを大型化しないで、各種の駆動機構を無理なく配設す
ることができ、スペースの有効活用が図れる。さらに
は、前記内周5d´を、内側フランジ23の外周面23
aよりも大径に形成しておくことで、よりスペースの有
効活用が図れるようになる。
【0022】また、上記した環状壁部5eによる糸ガミ
防止機能は、その壁面(内側面)によって成されるよう
に構成されているが、図に示すように、その環状壁部の
先端にスプール側に突出する突部5e´を形成しておく
ことで、壁面による糸ガミ防止機構に加えて、さらに収
容部Sへの糸の侵入を効果的に防止することが可能にな
る。なお、内側フランジ23の外周縁部にリール本体側
に突出する突部23bを形成しておき、この突部23b
を、突部5e´より基端側に形成されている凹所内に位
置させることで、より効果的に糸ガミを防止することが
可能になる。
防止機能は、その壁面(内側面)によって成されるよう
に構成されているが、図に示すように、その環状壁部の
先端にスプール側に突出する突部5e´を形成しておく
ことで、壁面による糸ガミ防止機構に加えて、さらに収
容部Sへの糸の侵入を効果的に防止することが可能にな
る。なお、内側フランジ23の外周縁部にリール本体側
に突出する突部23bを形成しておき、この突部23b
を、突部5e´より基端側に形成されている凹所内に位
置させることで、より効果的に糸ガミを防止することが
可能になる。
【0023】本発明の魚釣用リールは、上述したよう
に、スプール20のフランジ23の外周面23aに対向
する部分に、糸ガミ防止用の環状壁部5eを径方向内側
に突出形成することに特徴があり、それ以外の構成につ
いては限定されることはない。したがって、スプール2
0とリール本体3の側部5との間に形成される収容部S
内に配設されるドラグ機構の構成については、種々変形
することが可能であり、それ以外にも、左巻き、右巻き
を切換える機構や、クリック音発生機構等を配設しても
良い。また、本発明の魚釣用リールは、両軸受タイプの
リールに適用することも可能である。
に、スプール20のフランジ23の外周面23aに対向
する部分に、糸ガミ防止用の環状壁部5eを径方向内側
に突出形成することに特徴があり、それ以外の構成につ
いては限定されることはない。したがって、スプール2
0とリール本体3の側部5との間に形成される収容部S
内に配設されるドラグ機構の構成については、種々変形
することが可能であり、それ以外にも、左巻き、右巻き
を切換える機構や、クリック音発生機構等を配設しても
良い。また、本発明の魚釣用リールは、両軸受タイプの
リールに適用することも可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、実釣操作時において糸
ガミ発生の防止が図れると共に、スプール及びリール本
体の小型化、軽量化が図れ、操作性及び携帯性が向上し
た魚釣用リールが得られる。
ガミ発生の防止が図れると共に、スプール及びリール本
体の小型化、軽量化が図れ、操作性及び携帯性が向上し
た魚釣用リールが得られる。
【図1】本発明に係る魚釣用リールの一実施形態を示す
図であり、その中央断面図。
図であり、その中央断面図。
【図2】リール本体を内側から見た部分断面側面図。
【図3】図2の要部拡大図。
【図4】図1の要部拡大図。
1 魚釣用片軸受リール 3 リール本体 5 側部 5d 円周壁 5e 環状壁部 9 支軸 10 制動歯車 20 スプール 22 外側フランジ 23 内側フランジ 23a フランジ外周面
Claims (2)
- 【請求項1】 リール本体にスプールを回転自在に設け
てなる魚釣用リールにおいて、 前記スプールのフランジ外周面に対向する前記リール本
体側に、糸ガミ防止用の環状壁部を径方向内方に突出形
成したことを特徴とする魚釣用リール。 - 【請求項2】 前記環状壁部に対するリール本体内側壁
側の内周を、前記環状壁部の内周より大径にして収容部
を形成したことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リ
ール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001015013A JP2002218875A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 魚釣用リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001015013A JP2002218875A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 魚釣用リール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002218875A true JP2002218875A (ja) | 2002-08-06 |
Family
ID=18881633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001015013A Pending JP2002218875A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 魚釣用リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002218875A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005211656A (ja) * | 2004-01-28 | 2005-08-11 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
JP2006230661A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Bridgestone Sports Co Ltd | マルチピースソリッドゴルフボール |
CN110731316A (zh) * | 2018-07-19 | 2020-01-31 | 株式会社岛野马来西亚配件厂有限公司 | 纺车式卷线器 |
-
2001
- 2001-01-23 JP JP2001015013A patent/JP2002218875A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005211656A (ja) * | 2004-01-28 | 2005-08-11 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
JP2006230661A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Bridgestone Sports Co Ltd | マルチピースソリッドゴルフボール |
CN110731316A (zh) * | 2018-07-19 | 2020-01-31 | 株式会社岛野马来西亚配件厂有限公司 | 纺车式卷线器 |
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