JP2002216733A - 密閉型鉛蓄電池用セパレータ並びにその製造方法 - Google Patents
密閉型鉛蓄電池用セパレータ並びにその製造方法Info
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- JP2002216733A JP2002216733A JP2001008851A JP2001008851A JP2002216733A JP 2002216733 A JP2002216733 A JP 2002216733A JP 2001008851 A JP2001008851 A JP 2001008851A JP 2001008851 A JP2001008851 A JP 2001008851A JP 2002216733 A JP2002216733 A JP 2002216733A
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 微細ガラス繊維と、無機粉体を含有した無機
材料を主体として湿式混抄される密閉型鉛蓄電池用セパ
レータにおいて、抄紙時のシートに対する無機粉体の歩
留まりを向上させ、抄紙時に抄造ワイヤーを通過して水
中に流出する無機粉体の量を抑えること。 【解決手段】 微細ガラス繊維と、無機粉体を含有した
無機材料を主体として湿式混抄される密閉型鉛蓄電池用
セパレータにおいて、無機凝集剤を用いて前記無機材料
間を結合したことを特徴とする。
材料を主体として湿式混抄される密閉型鉛蓄電池用セパ
レータにおいて、抄紙時のシートに対する無機粉体の歩
留まりを向上させ、抄紙時に抄造ワイヤーを通過して水
中に流出する無機粉体の量を抑えること。 【解決手段】 微細ガラス繊維と、無機粉体を含有した
無機材料を主体として湿式混抄される密閉型鉛蓄電池用
セパレータにおいて、無機凝集剤を用いて前記無機材料
間を結合したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解液の保持性と
極板との密着性と耐短絡性に優れた微細ガラス繊維と無
機粉体を含有した無機材料を主体とした密閉型鉛蓄電池
用セパレータに関する。
極板との密着性と耐短絡性に優れた微細ガラス繊維と無
機粉体を含有した無機材料を主体とした密閉型鉛蓄電池
用セパレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、耐短絡性に優れた密閉型鉛蓄電池
用セパレータとして、ガラス繊維と無機粉体で構成した
ものや、ガラス繊維、合成繊維及SiO2び無機粉体で
構成したものが知られている。例えば、特開昭58−2
06046号公報には、粒子を保持したガラス繊維もし
くは合成繊維からなるセパレータが開示されている。ま
た、特開昭61−269852号公報には、平均直径
1.0〜5.0μmの含アルカリ珪酸塩ガラスを主体と
する繊維と、比表面積100m2/g以上のシリカを主
体とする粉末を、このシリカ粉末量がセパレータ重量の
40質量%となるように湿式混抄し、ガラス繊維の間隙
に粉末粒子を介在させて孔径を微細化すると共に、繊維
間同士または繊維と粉末粒子とを、主として抄造の際に
生じる水ガラス状物質によって相互に結合するようにし
たセパレータが開示されている。さらに、特開平6−1
76749号公報には、ポリオレフィン系合成パルプ、
ガラス繊維、合成繊維及び無機粉体を配合し、混抄した
セパレータが開示されている。
用セパレータとして、ガラス繊維と無機粉体で構成した
ものや、ガラス繊維、合成繊維及SiO2び無機粉体で
構成したものが知られている。例えば、特開昭58−2
06046号公報には、粒子を保持したガラス繊維もし
くは合成繊維からなるセパレータが開示されている。ま
た、特開昭61−269852号公報には、平均直径
1.0〜5.0μmの含アルカリ珪酸塩ガラスを主体と
する繊維と、比表面積100m2/g以上のシリカを主
体とする粉末を、このシリカ粉末量がセパレータ重量の
40質量%となるように湿式混抄し、ガラス繊維の間隙
に粉末粒子を介在させて孔径を微細化すると共に、繊維
間同士または繊維と粉末粒子とを、主として抄造の際に
生じる水ガラス状物質によって相互に結合するようにし
たセパレータが開示されている。さらに、特開平6−1
76749号公報には、ポリオレフィン系合成パルプ、
ガラス繊維、合成繊維及び無機粉体を配合し、混抄した
セパレータが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のセパレータにおいては、それぞれ次のような問題点
を有する。つまり、結合剤を使用しないセパレータで
は、電池組立時に無機粉体が脱落し易いため、組立作業
性が悪くなる。また、水ガラス状物質によって繊維同士
または繊維と無機粉体を結合するようにしたセパレータ
では、pHを2.5〜3.5に保った水の中で一定時間
分散させる必要があり、工程が複雑化する上、無機質か
らなる水ガラス状物質を結合剤としていることからセパ
レータが硬くて脆く、電池組立作業性が悪くなる。ま
た、高分子凝集剤や無機凝集剤を使用しないセパレータ
では、無機粉体と各種繊維材料との水中での結合力に乏
しいため、抄紙時のシートに対する無機粉体の歩留まり
が悪く、甚だしくは、使用した無機粉体の20〜40質
量%が抄造ワイヤーを通過して水中に流出してしまう。
また、合成パルプ及び合成繊維からなる合成樹脂をバイ
ンダーとしたセパレータでは、材料相互間を強く結合す
るため、前記のセパレータと同様にセパレータが硬くな
り、電池組立作業性が悪くなる。
来のセパレータにおいては、それぞれ次のような問題点
を有する。つまり、結合剤を使用しないセパレータで
は、電池組立時に無機粉体が脱落し易いため、組立作業
性が悪くなる。また、水ガラス状物質によって繊維同士
または繊維と無機粉体を結合するようにしたセパレータ
では、pHを2.5〜3.5に保った水の中で一定時間
分散させる必要があり、工程が複雑化する上、無機質か
らなる水ガラス状物質を結合剤としていることからセパ
レータが硬くて脆く、電池組立作業性が悪くなる。ま
た、高分子凝集剤や無機凝集剤を使用しないセパレータ
では、無機粉体と各種繊維材料との水中での結合力に乏
しいため、抄紙時のシートに対する無機粉体の歩留まり
が悪く、甚だしくは、使用した無機粉体の20〜40質
量%が抄造ワイヤーを通過して水中に流出してしまう。
また、合成パルプ及び合成繊維からなる合成樹脂をバイ
ンダーとしたセパレータでは、材料相互間を強く結合す
るため、前記のセパレータと同様にセパレータが硬くな
り、電池組立作業性が悪くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の密閉型鉛蓄電池
用セパレータは、上記従来の問題点を解決するべく、請
求項1記載の通り、微細ガラス繊維と無機粉体を含有し
た無機材料を主体として湿式混抄される密閉型鉛蓄電池
用セパレータにおいて、無機凝集剤を用いて前記無機材
料間を結合したことを特徴とする。また、請求項2記載
の密閉型鉛蓄電池用セパレータは、請求項1記載のセパ
レータにおいて、前記無機凝集剤と共に接着性合成繊維
を併用して前記無機材料間を結合したことを特徴とす
る。また、請求項3記載の密閉型鉛蓄電池用セパレータ
は、請求項1または2記載のセパレータにおいて、前記
無機凝集剤は、硫酸チタニルを主成分としたチタン系無
機凝集剤であることを特徴する。また、請求項4記載の
密閉型鉛蓄電池用セパレータは、請求項2または3記載
のセパレータにおいて、前記接着性合成繊維は、変性ポ
リエステル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル樹
脂、エチレン/ビニルアルコール共重合樹脂から選択さ
れる接着成分を含む単一または複合型の繊維であると共
に、該繊維の1種または2種以上を前記セパレータに対
して5〜30質量%配合したことを特徴とする。本発明
の密閉型鉛蓄電池用セパレータの製造方法は、請求項5
記載の通り、微細ガラス繊維、無機粉体を含有した無機
材料主体の材料を水中で混合分散した後、無機凝集剤を
含有させた水溶液を添加、混合して抄紙用スラリーを
得、これを抄造、乾燥することを特徴とする。また、請
求項6記載の密閉型鉛蓄電池用セパレータの製造方法
は、微細ガラス繊維、無機粉体を含有した無機材料主体
の材料を接着性合成繊維と共に水中で混合分散した後、
無機凝集剤を含有させた水溶液を添加、混合して抄紙用
スラリーを得、これを抄造後、乾燥、熱処理することを
特徴とする。
用セパレータは、上記従来の問題点を解決するべく、請
求項1記載の通り、微細ガラス繊維と無機粉体を含有し
た無機材料を主体として湿式混抄される密閉型鉛蓄電池
用セパレータにおいて、無機凝集剤を用いて前記無機材
料間を結合したことを特徴とする。また、請求項2記載
の密閉型鉛蓄電池用セパレータは、請求項1記載のセパ
レータにおいて、前記無機凝集剤と共に接着性合成繊維
を併用して前記無機材料間を結合したことを特徴とす
る。また、請求項3記載の密閉型鉛蓄電池用セパレータ
は、請求項1または2記載のセパレータにおいて、前記
無機凝集剤は、硫酸チタニルを主成分としたチタン系無
機凝集剤であることを特徴する。また、請求項4記載の
密閉型鉛蓄電池用セパレータは、請求項2または3記載
のセパレータにおいて、前記接着性合成繊維は、変性ポ
リエステル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル樹
脂、エチレン/ビニルアルコール共重合樹脂から選択さ
れる接着成分を含む単一または複合型の繊維であると共
に、該繊維の1種または2種以上を前記セパレータに対
して5〜30質量%配合したことを特徴とする。本発明
の密閉型鉛蓄電池用セパレータの製造方法は、請求項5
記載の通り、微細ガラス繊維、無機粉体を含有した無機
材料主体の材料を水中で混合分散した後、無機凝集剤を
含有させた水溶液を添加、混合して抄紙用スラリーを
得、これを抄造、乾燥することを特徴とする。また、請
求項6記載の密閉型鉛蓄電池用セパレータの製造方法
は、微細ガラス繊維、無機粉体を含有した無機材料主体
の材料を接着性合成繊維と共に水中で混合分散した後、
無機凝集剤を含有させた水溶液を添加、混合して抄紙用
スラリーを得、これを抄造後、乾燥、熱処理することを
特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、微細ガラス繊維と、無
機粉体を含有した無機材料を主体として湿式混抄される
密閉型鉛蓄電池用セパレータにおいて、無機凝集剤を使
用するため、無機粉体と各種繊維材料との水中での結合
力が高まり、抄紙時のシートに対する無機粉体の歩留ま
りが向上し、抄紙時に抄造ワイヤーを通過して水中に流
出する無機粉体の量を抑えることができる。
機粉体を含有した無機材料を主体として湿式混抄される
密閉型鉛蓄電池用セパレータにおいて、無機凝集剤を使
用するため、無機粉体と各種繊維材料との水中での結合
力が高まり、抄紙時のシートに対する無機粉体の歩留ま
りが向上し、抄紙時に抄造ワイヤーを通過して水中に流
出する無機粉体の量を抑えることができる。
【0006】前記微細ガラス繊維としては、繊維径0.
6〜5μmの耐酸性ガラス繊維が一般的に適用され、こ
れらの繊維単独又は2種以上を混合することで平均繊維
径0.6〜1.5μmの範囲で使用される。
6〜5μmの耐酸性ガラス繊維が一般的に適用され、こ
れらの繊維単独又は2種以上を混合することで平均繊維
径0.6〜1.5μmの範囲で使用される。
【0007】また、前記無機粉体としては、二酸化珪
素、珪藻土、タルク、マイカ、アルミナ等の耐酸性無機
微粉体の中より選択されるが、不純物が少なく、耐酸性
に優れている点で、二酸化珪素が好ましい。該耐酸性無
機微粉体のセパレータに対する配合量は、10〜40質
量%の範囲が一般的であり、10質量%未満では、無機
粉体を配合したことによる効果が期待できず、また40
質量%を超えるとセパレータの強度低下が著しいため好
ましくない。
素、珪藻土、タルク、マイカ、アルミナ等の耐酸性無機
微粉体の中より選択されるが、不純物が少なく、耐酸性
に優れている点で、二酸化珪素が好ましい。該耐酸性無
機微粉体のセパレータに対する配合量は、10〜40質
量%の範囲が一般的であり、10質量%未満では、無機
粉体を配合したことによる効果が期待できず、また40
質量%を超えるとセパレータの強度低下が著しいため好
ましくない。
【0008】また、接着性合成繊維の適量を併用した場
合、即ち、接着性合成繊維をセパレータに対して5〜3
0質量%配合した場合は、前記の無機粉体の歩留まり向
上効果に加え、接着性合成繊維の柔軟性と接着性により
材料相互間を適度な結合力で結合できるため、柔軟なセ
パレータとすることができる。尚、接着性合成繊維の配
合量が5質量%未満では無機材料相互間を効果的に結合
できないため、実質的な強度向上効果が得られず、ま
た、30質量%を超えると電解液の保液性が低下するた
め好ましくない。尚、前記接着性合成繊維としては、変
性ポリエステル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル
樹脂、エチレン/ビニルアルコール共重合樹脂から選択
される接着成分を含む単一または複合型の繊維等が挙げ
られる。
合、即ち、接着性合成繊維をセパレータに対して5〜3
0質量%配合した場合は、前記の無機粉体の歩留まり向
上効果に加え、接着性合成繊維の柔軟性と接着性により
材料相互間を適度な結合力で結合できるため、柔軟なセ
パレータとすることができる。尚、接着性合成繊維の配
合量が5質量%未満では無機材料相互間を効果的に結合
できないため、実質的な強度向上効果が得られず、ま
た、30質量%を超えると電解液の保液性が低下するた
め好ましくない。尚、前記接着性合成繊維としては、変
性ポリエステル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル
樹脂、エチレン/ビニルアルコール共重合樹脂から選択
される接着成分を含む単一または複合型の繊維等が挙げ
られる。
【0009】前記無機凝集剤としては、硫酸チタニルを
主成分としたチタン系無機凝集剤や硫酸アルミニウムを
主成分とした硫酸バンドが使用できるが、過度の使用に
対して電池への影響が少ない点で硫酸チタニルが好適で
ある。また、カチオン性アクリルアミド等の高分子凝集
剤との比較においても過度の使用に対する電池への影響
が少ない点で優れており、無機粉体に対する歩留まり向
上効果についても僅かに高分子凝集剤に劣るものの実質
的に同等の効果を有する。
主成分としたチタン系無機凝集剤や硫酸アルミニウムを
主成分とした硫酸バンドが使用できるが、過度の使用に
対して電池への影響が少ない点で硫酸チタニルが好適で
ある。また、カチオン性アクリルアミド等の高分子凝集
剤との比較においても過度の使用に対する電池への影響
が少ない点で優れており、無機粉体に対する歩留まり向
上効果についても僅かに高分子凝集剤に劣るものの実質
的に同等の効果を有する。
【0010】尚、前記セパレータの製造は、所定量に配
合された、微細ガラス繊維、無機粉体を含有した無機材
料主体の材料を水中で混合分散した後、無機凝集剤を含
有させた水溶液を添加、混合して抄紙用スラリーを得、
これを抄造、乾燥すればよく、接着性合成繊維を含ませ
る場合には、抄造後、乾燥と共に熱処理を行うようにす
るのがよい。
合された、微細ガラス繊維、無機粉体を含有した無機材
料主体の材料を水中で混合分散した後、無機凝集剤を含
有させた水溶液を添加、混合して抄紙用スラリーを得、
これを抄造、乾燥すればよく、接着性合成繊維を含ませ
る場合には、抄造後、乾燥と共に熱処理を行うようにす
るのがよい。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を比較例と共に説明す
る。 (実施例1)平均繊維径0.7μmの耐酸性ガラス繊維
80部(質量部、以下同じ)と、比表面積230m2/
gの二酸化珪素20部を水流型分散機を用いて混合分散
させた後、これに、硫酸チタニル0.2部を含む水溶液
を添加し、10分間混合して抄紙用スラリーを得た。次
いで、該スラリーを用いて抄造、乾燥し、厚さ1.0m
mの密閉型鉛蓄電池用セパレータを得た。
る。 (実施例1)平均繊維径0.7μmの耐酸性ガラス繊維
80部(質量部、以下同じ)と、比表面積230m2/
gの二酸化珪素20部を水流型分散機を用いて混合分散
させた後、これに、硫酸チタニル0.2部を含む水溶液
を添加し、10分間混合して抄紙用スラリーを得た。次
いで、該スラリーを用いて抄造、乾燥し、厚さ1.0m
mの密閉型鉛蓄電池用セパレータを得た。
【0012】(実施例2)平均繊維径0.7μmの耐酸
性ガラス繊維70部、繊度1.5デニール、長さ5mm
の変性ポリエステル樹脂を接着成分、ポリエステルを芯
成分とした芯鞘型接着性合成繊維1.0部と、比表面積
230m2/gの二酸化珪素20部を水流型分散機を用
いて混合分散させた後、これに、硫酸チタニル0.2部
を含む水溶液を添加し、10分間混合して抄紙用スラリ
ーを得た。次いで、該スラリーを用いて抄造後、乾燥、
熱処理し、厚さ約1.0mmの密閉型鉛蓄電池用セパレ
ータを得た。
性ガラス繊維70部、繊度1.5デニール、長さ5mm
の変性ポリエステル樹脂を接着成分、ポリエステルを芯
成分とした芯鞘型接着性合成繊維1.0部と、比表面積
230m2/gの二酸化珪素20部を水流型分散機を用
いて混合分散させた後、これに、硫酸チタニル0.2部
を含む水溶液を添加し、10分間混合して抄紙用スラリ
ーを得た。次いで、該スラリーを用いて抄造後、乾燥、
熱処理し、厚さ約1.0mmの密閉型鉛蓄電池用セパレ
ータを得た。
【0013】(実施例3)平均繊維径0.7μmの耐酸
性ガラス繊維60部、繊度1.5デニール、長さ5mm
の変性ポリエステル樹脂を接着成分、ポリエステルを芯
成分とした芯鞘型接着性合成繊維20部と、比表面積2
30m2/gの二酸化珪素20部を水流型分散機を用い
て混合分散させた後、これに、硫酸チタニル0.2部を
含む水溶液を添加し、10分間混合して抄紙用スラリー
を得た。次いで、該スラリーを用いて抄造後、乾燥、熱
処理し、厚さ約1.0mmの密閉型鉛蓄電池用セパレー
タを得た。
性ガラス繊維60部、繊度1.5デニール、長さ5mm
の変性ポリエステル樹脂を接着成分、ポリエステルを芯
成分とした芯鞘型接着性合成繊維20部と、比表面積2
30m2/gの二酸化珪素20部を水流型分散機を用い
て混合分散させた後、これに、硫酸チタニル0.2部を
含む水溶液を添加し、10分間混合して抄紙用スラリー
を得た。次いで、該スラリーを用いて抄造後、乾燥、熱
処理し、厚さ約1.0mmの密閉型鉛蓄電池用セパレー
タを得た。
【0014】(比較例1)平均繊維径0.7μmの耐酸
性ガラス繊維70部、繊度1.5デニール、長さ5mm
の変性ポリエステル樹脂を接着成分、ポリエステルを芯
成分とした芯鞘型接着性合成繊維1.0部と、比表面積
230m2/gの二酸化珪素20部を水流型分散機を用
いて混合分散させた後、分散液のpHを3に調整し、1
0分間混合して抄紙用スラリーを得た。次いで、該スラ
リーを用いて抄造後、乾燥、熱処理を行なったが、二酸
化珪素のガラス繊維に対する定着効率が悪いため厚さ
0.85mmの密閉型鉛蓄電池用セパレータとなった。
性ガラス繊維70部、繊度1.5デニール、長さ5mm
の変性ポリエステル樹脂を接着成分、ポリエステルを芯
成分とした芯鞘型接着性合成繊維1.0部と、比表面積
230m2/gの二酸化珪素20部を水流型分散機を用
いて混合分散させた後、分散液のpHを3に調整し、1
0分間混合して抄紙用スラリーを得た。次いで、該スラ
リーを用いて抄造後、乾燥、熱処理を行なったが、二酸
化珪素のガラス繊維に対する定着効率が悪いため厚さ
0.85mmの密閉型鉛蓄電池用セパレータとなった。
【0015】(比較例2)平均繊維径0.7μmの耐酸
性ガラス繊維80部と、比表面積230m2/gの二酸
化珪素20部を水流型分散機を用いて混合分散させた
後、10分間混合して抄紙用スラリーを得た。次いで、
該スラリーを用いて抄造、乾燥を行ったが、比較例1と
同様に、二酸化珪素のガラス繊維に対する定着効率が悪
いため厚さ0.85mmの密閉型鉛蓄電池用セパレータ
となった。
性ガラス繊維80部と、比表面積230m2/gの二酸
化珪素20部を水流型分散機を用いて混合分散させた
後、10分間混合して抄紙用スラリーを得た。次いで、
該スラリーを用いて抄造、乾燥を行ったが、比較例1と
同様に、二酸化珪素のガラス繊維に対する定着効率が悪
いため厚さ0.85mmの密閉型鉛蓄電池用セパレータ
となった。
【0016】(比較例3)平均繊維径0.7μmの耐酸
性ガラス繊維80部と、比表面積230m2/gの二酸
化珪素20部を水流型分散機を用いて混合分散させた
後、硫酸を添加して分散液のpHを3として分子量10
0万のカチオン性アクリルアミド0.2部を含む水溶液
を添加し、10分間混合して抄紙用スラリーを得た。次
いで、該スラリーを用いて抄造、乾燥し、厚さ1.0m
mの密閉型鉛蓄電池用セパレータを得た。
性ガラス繊維80部と、比表面積230m2/gの二酸
化珪素20部を水流型分散機を用いて混合分散させた
後、硫酸を添加して分散液のpHを3として分子量10
0万のカチオン性アクリルアミド0.2部を含む水溶液
を添加し、10分間混合して抄紙用スラリーを得た。次
いで、該スラリーを用いて抄造、乾燥し、厚さ1.0m
mの密閉型鉛蓄電池用セパレータを得た。
【0017】実施例1乃至3及び比較例1乃至3で得ら
れた密閉型鉛蓄電池用セパレータの特性を測定し、その
測定結果を表1に示した。
れた密閉型鉛蓄電池用セパレータの特性を測定し、その
測定結果を表1に示した。
【0018】
【表1】
【0019】表1から明らかなように、実施例1乃至3
の本発明のセパレータでは、硫酸チタニルを主成分とし
たチタン系の無機凝集剤の使用により、無機粉体の歩留
まりは、比較例3(カチオン性ポリアクリルアミド使
用)とほぼ同等の優秀な結果が得られており、また、無
機凝集剤を配合したことにより得られた無機材料相互間
の緩い結合により、電池組立時のセパレータからの無機
粉体の脱落が抑制されている。また、抄紙時のpHを中
性域としているため、水ガラス状物質による無機材料相
互間の強い結合がないことから、圧縮時相対厚さは83
%と小さく、セパレータが軟らかいことを示している。
さらに、接着性合成繊維を配合した実施例2及び3のセ
パレータでは、該繊維の柔軟性と接着性により材料相互
間が適度な結合力で結合されていることから、脆さの改
善が図れ、強度の強い柔軟なセパレータとなっている。
の本発明のセパレータでは、硫酸チタニルを主成分とし
たチタン系の無機凝集剤の使用により、無機粉体の歩留
まりは、比較例3(カチオン性ポリアクリルアミド使
用)とほぼ同等の優秀な結果が得られており、また、無
機凝集剤を配合したことにより得られた無機材料相互間
の緩い結合により、電池組立時のセパレータからの無機
粉体の脱落が抑制されている。また、抄紙時のpHを中
性域としているため、水ガラス状物質による無機材料相
互間の強い結合がないことから、圧縮時相対厚さは83
%と小さく、セパレータが軟らかいことを示している。
さらに、接着性合成繊維を配合した実施例2及び3のセ
パレータでは、該繊維の柔軟性と接着性により材料相互
間が適度な結合力で結合されていることから、脆さの改
善が図れ、強度の強い柔軟なセパレータとなっている。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、微細ガ
ラス繊維と、無機粉体を含有した無機材料を主体として
湿式混抄される密閉型鉛蓄電池用セパレータにおいて、
無機凝集剤を使用するため、無機粉体と各種繊維材料と
の水中での結合力が高まり、抄紙時のシートに対する無
機粉体の歩留まりが向上し、抄紙時に抄造ワイヤーを通
過して水中に流出する無機粉体の量を抑えることができ
る。さらに、該無機凝集剤に起因した無機材料相互間の
緩い結合によりセパレータからの無機粉体の脱落が抑制
され、しかもセパレータは硬くならぬため、電池組立作
業性の向上を図ることができる。また、接着性合成繊維
の適量を併用した場合、即ち、接着性合成繊維を5〜3
0質量%配合した場合は、前記の無機粉体の歩留まり向
上効果に加え、接着性合成繊維の柔軟性と接着性により
材料相互間を適度な結合力で結合できることから脆さの
改善が図れ、強度の強い柔軟なセパレータとすることが
できる。このように本発明の密閉型鉛蓄電池用セパレー
タを電池に適用すれば、電池組立が容易となり、また、
セパレータに配合した無機粉体が電池使用時に生ずる短
絡を抑制するため電池寿命延長の効果を有する。
ラス繊維と、無機粉体を含有した無機材料を主体として
湿式混抄される密閉型鉛蓄電池用セパレータにおいて、
無機凝集剤を使用するため、無機粉体と各種繊維材料と
の水中での結合力が高まり、抄紙時のシートに対する無
機粉体の歩留まりが向上し、抄紙時に抄造ワイヤーを通
過して水中に流出する無機粉体の量を抑えることができ
る。さらに、該無機凝集剤に起因した無機材料相互間の
緩い結合によりセパレータからの無機粉体の脱落が抑制
され、しかもセパレータは硬くならぬため、電池組立作
業性の向上を図ることができる。また、接着性合成繊維
の適量を併用した場合、即ち、接着性合成繊維を5〜3
0質量%配合した場合は、前記の無機粉体の歩留まり向
上効果に加え、接着性合成繊維の柔軟性と接着性により
材料相互間を適度な結合力で結合できることから脆さの
改善が図れ、強度の強い柔軟なセパレータとすることが
できる。このように本発明の密閉型鉛蓄電池用セパレー
タを電池に適用すれば、電池組立が容易となり、また、
セパレータに配合した無機粉体が電池使用時に生ずる短
絡を抑制するため電池寿命延長の効果を有する。
フロントページの続き (72)発明者 清水 真琴 岐阜県不破郡垂井町630 日本無機株式会 社垂井工場内 Fターム(参考) 5H021 BB08 BB11 CC02 EE02 EE22 EE32 HH01 5H028 AA05 BB06 CC08 EE04 EE06 HH01
Claims (6)
- 【請求項1】 微細ガラス繊維と、無機粉体を含有した
無機材料を主体として湿式混抄される密閉型鉛蓄電池用
セパレータにおいて、無機凝集剤を用いて前記無機材料
間を結合したことを特徴とする密閉型鉛蓄電池用セパレ
ータ。 - 【請求項2】 前記無機凝集剤と共に接着性合成繊維を
併用して前記無機材料間を結合したことを特徴とする請
求項1記載の密閉型鉛蓄電池用セパレータ。 - 【請求項3】 前記無機凝集剤は、硫酸チタニルを主成
分としたチタン系無機凝集剤であることを特徴とする請
求項1または2記載の密閉型鉛蓄電池用セパレータ。 - 【請求項4】 前記接着性合成繊維は、変性ポリエステ
ル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル樹脂、エチレ
ン/ビニルアルコール共重合樹脂から選択される接着成
分を含む単一または複合型の繊維であると共に、該繊維
の1種または2種以上を前記セパレータに対して5〜3
0質量%配合したことを特徴とする請求項2または3記
載の密閉型鉛蓄電池用セパレータ。 - 【請求項5】 微細ガラス繊維、無機粉体を含有した無
機材料主体の材料を水中で混合分散した後、無機凝集剤
を含有させた水溶液を添加、混合して抄紙用スラリーを
得、これを抄造、乾燥することを特徴とする密閉型鉛蓄
電池用セパレータの製造方法。 - 【請求項6】 微細ガラス繊維、無機粉体を含有した無
機材料主体の材料を接着性合成繊維と共に水中で混合分
散した後、無機凝集剤を含有させた水溶液を添加、混合
して抄紙用スラリーを得、これを抄造後、乾燥、熱処理
することを特徴とする密閉型鉛蓄電池用セパレータの製
造方法。
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---|---|---|---|
JP2001008851A JP2002216733A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | 密閉型鉛蓄電池用セパレータ並びにその製造方法 |
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JP2001008851A JP2002216733A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | 密閉型鉛蓄電池用セパレータ並びにその製造方法 |
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ID=18876411
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JP2001008851A Withdrawn JP2002216733A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | 密閉型鉛蓄電池用セパレータ並びにその製造方法 |
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Country | Link |
---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2001
- 2001-01-17 JP JP2001008851A patent/JP2002216733A/ja not_active Withdrawn
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