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JP2002299385A - 電子部品実装用フィルムキャリアテープ及びその製造方法 - Google Patents

電子部品実装用フィルムキャリアテープ及びその製造方法

Info

Publication number
JP2002299385A
JP2002299385A JP2001095117A JP2001095117A JP2002299385A JP 2002299385 A JP2002299385 A JP 2002299385A JP 2001095117 A JP2001095117 A JP 2001095117A JP 2001095117 A JP2001095117 A JP 2001095117A JP 2002299385 A JP2002299385 A JP 2002299385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier tape
wiring
wiring pattern
pattern
film carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001095117A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Iguchi
裕 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP2001095117A priority Critical patent/JP2002299385A/ja
Priority to TW91105159A priority patent/TW538486B/zh
Priority to KR1020020016955A priority patent/KR20020077173A/ko
Publication of JP2002299385A publication Critical patent/JP2002299385A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁フィルムを良好に搬送でき、製品不良の
発生を防止した電子部品実装用フィルムキャリアテープ
及びその製造方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 連続する絶縁フィルム11の表面に導電
層12からなる配線パターン13と、当該配線パターン
13の両側に設けられた複数のスプロケットホール14
とを有し、前記配線パターン13上に電子部品が実装さ
れる電子部品実装用フィルムキャリアテープにおいて、
前記複数のスプロケットホール14のそれぞれの周りに
ダミー配線15が間欠的に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICあるいはLS
Iなどの電子部品を実装する電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】エレクトロニクス産業の発達に伴い、IC
(集積回路)、LSI(大規模集積回路)等の電子部品
を実装するプリント配線板の需要が急激に増加している
が、電子機器の小型化、軽量化、高機能化が要望され、
これら電子部品の実装方法として、最近ではTABテー
プ、T−BGAテープ、ASICテープ及びCOFテー
プ等の電子部品実装用フィルムキャリアテープを用いた
実装方式が採用されている。特に、パーソナルコンピュ
ータ、携帯電話等のように、高精細化、薄型化、液晶画
面の額縁面積の狭小化が要望されている液晶表示素子
(LCD)を使用する電子産業において、その重要性が
高まっている。
【0003】この電子部品実装用フィルムキャリアテー
プの製造方法としては、一般的に、幅方向両側にスプロ
ケットホールを有する長尺の絶縁フィルムを連続的に搬
送させながら、この絶縁フィルム上に複数の配線パター
ン等を形成する。
【0004】また、このような電子部品実装用フィルム
キャリアテープは、電子機器の小型化等に伴い、それ自
体の薄型化が望まれており、近年、比較的膜厚の薄い絶
縁フィルムを用いたものが提案されている。
【0005】しかしながら、上述したように電子部品実
装用フィルムキャリアテープは、絶縁フィルムを連続的
に搬送させながら、配線パターン等を形成するため、絶
縁フィルムの膜厚が薄いと搬送時に絶縁フィルムが変形
したり、あるいは切れるという問題がある。また、スプ
ロケットホールの強度を十分に確保することができず、
搬送時にスプロケットホールが変形し、配線パターン及
びソルダーレジストパターン等を所定の位置に高精度に
形成できなかったり、電子部品を高精度に実装すること
ができないという問題もあった。
【0006】このような問題を解決するために、例え
ば、特開平5−29394号公報に開示されているよう
に、絶縁フィルムのスプロケットホールの周りにダミー
配線を設けることで、絶縁フィルムの強度を確保した構
造が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造では、ダミー配線がスプロケットホールの周囲
の比較的広い範囲に帯状に形成されているため、配線パ
ターンを形成する領域と比較してダミー配線の領域の剛
性が大きくなり過ぎて、フィルムキャリアテープの折れ
や変形、あるいは搬送不良が発生するという問題があ
る。
【0008】また、上述した構造では、ダミー配線が絶
縁フィルムの幅方向端部まで形成されているため、ダミ
ー配線が搬送経路に設けられるガイド等に接触して削ら
れ、金属片が配線パターンに付着して短絡する等、製品
不良が発生するという問題もある。
【0009】本発明は、このような事情に鑑み、絶縁フ
ィルムを良好に搬送でき、製品不良の発生を防止した電
子部品実装用フィルムキャリアテープ及びその製造方法
を提供することを課題とする。
【0010】
【発明が解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、連続する絶縁フィルムの表面に導電
層からなる配線パターンと、当該配線パターンの両側に
設けられた複数のスプロケットホールとを有し、前記配
線パターン上に電子部品が実装される電子部品実装用フ
ィルムキャリアテープにおいて、前記複数のスプロケッ
トホールのそれぞれの周りにダミー配線が間欠的に設け
られていることを特徴とする電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープにある。
【0011】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記絶縁フィルムの幅方向端部と前記ダミー配線と
の間に所定間隔を有することを特徴とする電子部品実装
用フィルムキャリアテープにある。
【0012】本発明の第3の態様は、第1又は2の態様
において、前記スプロケットホールの幅方向外側に、複
数の補助スプロケットホールが形成されていることを特
徴とする電子部品実装用フィルムキャリアテープにあ
る。
【0013】本発明の第4の態様は、第3の態様におい
て、前記配線パターンと、当該配線パターンの両側に形
成された前記スプロケットホールとが幅方向に複数列並
設されていることを特徴とする電子部品実装用フィルム
キャリアテープにある。
【0014】本発明の第5の態様は、第1〜4の何れか
の態様において、前記絶縁フィルムの裏面に補強フィル
ムが設けられていることを特徴とする電子部品実装用フ
ィルムキャリアテープにある。
【0015】本発明の第6の態様は、連続する絶縁フィ
ルムの表面に導電層からなる配線パターンと、当該配線
パターンの幅方向両側に設けられた複数のスプロケット
ホールとを有し、前記配線パターン上に電子部品が実装
される電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造方
法において、前記導電層上にレジストパターンを形成し
てエッチングすることにより、前記配線パターンを形成
すると共に前記複数のスプロケットホールの周囲に間欠
的にダミー配線を形成する工程を具備することを特徴と
する電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造方法
にある。
【0016】本発明の第7の態様は、第6の態様におい
て、ダミー配線を形成するためのダミー配線用レジスト
パターンと前記配線パターンを形成するための配線パタ
ーン用レジストパターンとを同じ工程で形成することを
特徴とする電子部品実装用フィルムキャリアテープの製
造方法にある。
【0017】本発明の第8の態様は、第6の態様におい
て、ダミー配線を形成するためのダミー配線用レジスト
パターンと前記配線パターンを形成するための配線パタ
ーン用レジストパターンとを別の工程で形成することを
特徴とする電子部品実装用フィルムキャリアテープの製
造方法にある。
【0018】本発明の第9の態様は、第8の態様におい
て、少なくとも前記ダミー配線用レジストパターンを転
写法によって形成することを特徴とする電子部品実装用
フィルムキャリアテープの製造方法にある。
【0019】本発明の第10の態様は、第6の態様にお
いて、前記スプロケットホールの幅方向外側に、補助用
スプロケットホールが形成され、前記導電層が前記絶縁
フィルムの前記補助スプロケットホールを除く領域に形
成されており、前記導電層の全面にレジスト層を形成
し、当該レジスト層をパターニングすることにより、ダ
ミー配線を形成するためのダミー配線用レジストパター
ンと前記配線パターンを形成するための配線パターン用
レジストパターンとを同時に形成することを特徴とする
電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造方法にあ
る。
【0020】かかる本発明の電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープは、スプロケットホールの周りに、それぞ
れダミー配線を形成させることにより、テープの幅方向
に亘った剛性が略均一となり、且つ確実に搬送可能な程
度に向上するため、テープの折れ、変形、搬送不良等を
引き起こすことなく、容易に製品を製造することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る電
子部品実装用フィルムキャリアテープをその製造方法と
共に説明する。なお、以下の実施形態では、電子部品実
装用フィルムキャリアテープとして、TABテープ、C
OFテープを例示して説明するが、勿論、TABテープ
及びCOFテープのそれぞれに対して、本発明の何れの
実施形態を採用するかは、以下の実施形態に限定される
ものではない。
【0022】図1は実施形態1に係る電子部品実装用フ
ィルムキャリアテープを示す正面図及び断面図である。
【0023】図1(a)に示すように、本実施形態の電
子部品実装用フィルムキャリアテープ10は、テープ状
の絶縁フィルム11の一方面側に設けられた導電層12
からなる配線パターン13と、配線パターン13の幅方
向両側に設けられたスプロケットホール14とを有す
る。また、このスプロケットホール14の周りには、そ
れぞれ間欠的にダミー配線15が設けられている。
【0024】さらに、配線パターン13の中央部には、
図1(b)に示すように、それぞれ、デバイスホール1
6が設けられている。なお、このデバイスホール16
は、例えば、スプロケットホール14と同様に、パンチ
ング等を用いて、絶縁フィルム11を貫通することで設
けられている。なお、図1(c)に示すように、デバイ
スホール16がなく、ICを実装する部分に絶縁フィル
ム11が残っている場合もある。
【0025】絶縁フィルム11としては、可撓性を有す
ると共に、耐薬品性及び耐熱性を有する材料を用いるこ
とができる。かかる絶縁フィルム11の材料としては、
例えばポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリエ
ーテルサルホン、液晶ポリマー等を挙げることができ、
特に、ビフェニル骨格を有する全芳香族ポリイミド(例
えば、商品名:ユーピレックス;宇部興産(株))が好
ましい。なお、絶縁フィルム11の厚さは、一般的に
は、12.5〜75μmであり、好ましくは、12.5
〜50μmである。
【0026】配線パターン13は、それぞれ、実装され
る電子部品の大きさにほぼ対応した大きさで、絶縁フィ
ルム11の表面に連続的に設けられている。また、この
配線パターン13は、絶縁フィルム11の表面に設けら
れた、例えば、銅やアルミニウムからなる導電体箔など
の導電層12をパターニングすることによって形成され
ている。
【0027】また、ダミー配線15は、各スプロケット
ホール14毎に、その周囲に形成されている。このダミ
ー配線15の大きさは、隣接するダミー配線15と連続
しない程度の大きさであれば、特に限定されないが、こ
のダミー配線15が絶縁フィルム11の幅方向端部まで
延設されていないことが好ましい。すなわち、ダミー配
線15と絶縁フィルム11の幅方向端部との間に所定の
間隔を有することが好ましい。さらに、絶縁フィルム1
1の幅方向両側のダミー配線15が、それぞれ略同一形
状、すなわち、絶縁フィルム11の幅方向で断面構造が
略均一となるように形成されていることが好ましい。
【0028】ここで、ダミー配線15とは、導電層12
をパターニングすることにより形成された配線パターン
13と不連続に設けられた配線をいう。
【0029】このようなダミー配線15をスプロケット
ホール14毎に間欠的に設けることにより、絶縁フィル
ム11を確実に搬送可能な程度に剛性を向上でき、且つ
絶縁フィルム11の剛性が大きくなりすぎることがな
い。したがって、テープ製造時に、絶縁フィルム11を
確実且つ良好に搬送できると共に、折れや変形等の不良
が発生することがない。
【0030】また、ダミー配線15を端部まで設けず、
ダミー配線15と絶縁フィルム11の幅方向端部との間
に間隔を設けることにより、配線パターン13の短絡等
が発生するのを防止することができる。すなわち、製造
時に絶縁フィルム11を搬送する際、ダミー配線15が
搬送経路に設けられたガイド等に接触して金属片が発生
し、この金属片が配線パターン13に接触して短絡等の
不良が発生するのを防止できる。
【0031】また、テープ全体の剛性が大きくなりすぎ
ることがないため、搬送経路が湾曲している場合であっ
ても、テープ自体が自在に搬送経路に追従することがで
き、好適に搬送することができる。
【0032】さらに、配線パターン13上には、ソルダ
ーレジスト材料塗布溶液をスクリーン印刷法にて塗布し
て形成したソルダーレジスト層17を有する。
【0033】このようにして製造された電子部品実装用
フィルムキャリアテープは、例えば、搬送されながら電
子部品の実装工程に用いられ、電子部品が実装される
が、この際、スプロケットホール14の周りにダミー配
線15が設けられているので、スプロケットホール14
部分が変形することがない程度の強度を確保でき、高精
度に電子部品を実装することができる。
【0034】図2は、実施形態2に係る電子部品実装用
フィルムキャリアテープ示す断面図である。
【0035】図2に示すように、本実施形態に係る電子
部品実装用フィルムキャリアテープ10Aは、絶縁フィ
ルム11の裏面に補強フィルム18を設けている以外は
基本的には上述した実施形態1と同様であるため、同一
部分には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0036】補強フィルム18は、電子部品実装用フィ
ルムキャリアテープを製造する場合に絶縁フィルム11
の裏面に貼着して形成する。この際、補強フィルム18
は絶縁フィルム11の裏面の全面、または、一部に形成
する。
【0037】また、この補強フィルム18は、電子部品
実装用フィルムキャリアテープを製造した後に除去でき
るように粘着剤等で固着しておくことが好ましい。勿
論、必要に応じて、絶縁フィルム11の裏面に貼着した
まま電子部品実装用フィルムキャリアテープとして使用
してもよい。
【0038】このように、本実施形態によれば、絶縁フ
ィルム11の裏面に補強フィルム18を設けることによ
り、電子部品実装用フィルムキャリアテープを製造する
場合に、所望の強度が得られると共に、スプロケットホ
ール14の強度をさらに向上することができる。また、
絶縁フィルム11の裏面に貼着したまま電子部品実装用
フィルムキャリアテープとして使用する場合には、電子
部品を実装する際に所望の強度を確保することができ
る。なお、補強フィルム18は、デバイスホール16を
有する電子部品実装用フィルムキャリアテープに設けて
もよいことはいうまでもない。
【0039】図3は、実施形態3に係る電子部品実装用
フィルムキャリアテープを示す正面図及び断面図であ
る。
【0040】図3(a)及び(b)に示すように、本実
施形態に係る電子部品実装用フィルムキャリアテープ1
0Bは、スプロケットホール14の幅方向外側に補助ス
プロケットホール19を設けた以外は基本的には上述し
た実施形態1と同一であるため、同一部分には同一の符
号を付して重複する説明は省略する。
【0041】補助スプロケットホール19は、矩形・円
形・長丸形等の形状で、絶縁フィルム11の幅方向外側
に設けられ、最終的に切り取って電子部品実装用フィル
ムキャリアテープとする。
【0042】この補助スプロケットホール19を電子部
品実装用フィルムキャリアテープを製造する際のフォト
リソグラフィー工程での位置決めに用いれば、配線パタ
ーン13の短絡等の発生を防ぐことができる。なお、こ
の位置決めについては、詳しく後述する。
【0043】また、本実施形態においても、絶縁フィル
ム11の裏面に補強フィルム18を設けてもよい。
【0044】また、図3(c)に示すように、実施形態
1と同様にデバイスホール16がない場合もある。
【0045】さらに、図4に示すように、補助スプロケ
ットホール19の周囲に、ダミー配線15Aを形成して
もよく、このダミー配線15Aも、スプロケットホール
14の周囲に設けられるダミー配線15と同様に、補助
スプロケットホール19の周りに、それぞれ間欠的に設
けられる。また、絶縁フィルム11の幅方向端部とダミ
ー配線15Aとの間には所定間隔を有することが好まし
い。
【0046】このように、補助スプロケットホール19
の周りに、それぞれ間欠的にダミー配線15Aを設ける
ことにより、補助スプロケットホール19に所望の強度
を持たせることができるので、電子部品実装用フィルム
キャリアテープの製造の際に補助スプロケットホール1
9が変形することなく、良好に搬送することができる。
【0047】図5は、実施形態4に係る電子部品実装用
フィルムキャリアテープを示す正面図及び断面図であ
る。
【0048】図5(a)及び(b)に示すように、本実
施形態に係る電子部品実装用フィルムキャリアテープ1
0Cは、配線パターン13と、この配線パターン13の
両側に形成されたスプロケットホール14とが、絶縁フ
ィルム11の幅方向に2列並設されている以外は基本的
には上述した実施形態3と同一であるため、同一部分に
は同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0049】すなわち、本実施形態では、絶縁フィルム
11の幅方向外側に、補助スプロケットホール19を設
けると共に、この補助スプロケットホール19の内側
に、配線パターン13と、この配線パターン13の両側
に形成したスプロケットホール14とを幅方向に2列並
設するようにした。これにより製造コストを削減するこ
とができる。
【0050】また、幅方向に略均一な断面構造となり、
テープ全体の強度を確保することができ、好適に搬送す
ることができる。
【0051】また、本実施形態においても、絶縁フィル
ム11の裏面に補強フィルム18を設けてもよく、必要
に応じて、補助スプロケットホール19の周りにそれぞ
れ間欠的にダミー配線を設けてもよい。
【0052】このように、配線パターン13と、この配
線パターン13の両側に設けられたスプロケットホール
14とを2列並設したとしても、ダミー配線15を設け
ることにより絶縁フィルム11の剛性を確実に搬送可能
な程度に向上でき、且つ絶縁フィルム11の剛性が大き
くなりすぎることがない。したがって、テープ製造時
に、絶縁フィルム11を確実且つ良好に搬送できると共
に、折れや変形等の不良が発生することがない。
【0053】また、本実施形態では、配線パターン13
と、この配線パターン13の両側に設けられたスプロケ
ットホール14とを2列設けたが、複数列、例えば3列
以上並設してもよい。
【0054】以上、本発明の電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープの構造の変形例を説明したが、勿論これら
に限定されるものではない。
【0055】以下、上述した電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープの製造方法を例示してさらに詳細に説明す
る。
【0056】図6には一実施例に係る製造方法を示す。
この製造方法では、実施形態1に係る電子部品実装用フ
ィルムキャリアテープを用いて説明する。
【0057】このような製造方法では、まず、図6
(a)に示すように、絶縁フィルム11上に導電層12
を形成した材料を用意する。
【0058】この導電層12は、絶縁フィルム11の表
面に直接積層してもよく(例えば、商品名:エスパネッ
クス;新日鐵化学(株))、また、接着剤等を用いて熱
圧着等により形成してもよい。この導電層12の厚さ
は、例えば3〜35μmであり、好ましくは、5〜18
μmである。なお、導電層12としては、電解銅箔や電
解めっき銅層が好ましい。
【0059】次に、図6(b)に示すように、パンチン
グ等によって、絶縁フィルム11及び導電層12を貫通
させてスプロケットホール14を形成する。このスプロ
ケットホール14は、絶縁フィルム11の表面上から形
成してもよく、また、絶縁フィルム11の裏面から形成
してもよい。
【0060】次に、図6(c)に示すように、一般的な
フォトリソグラフィー法を用いて、導電層12上の配線
パターン13が形成される領域に亘ってフォトレジスト
材料塗布溶液を塗布してフォトレジスト材料塗布層20
を形成する。さらに、スプロケットホール14内に位置
決めピンを挿入して絶縁フィルム11の位置決めを行っ
た後、フォトマスク21を介して露光・現像すること
で、フォトレジスト材料塗布層20をパターニングし
て、図6(d)に示すような配線パターン用レジストパ
ターン22を形成する。
【0061】次いで、図6(d)に示すように、例え
ば、転写法を用いて、レジスト材料塗布溶液をスプロケ
ットホール14のそれぞれの周りに部分的に塗布して、
ダミー配線15を形成するためのダミー配線用レジスト
パターン23を形成する。なお、このダミー配線用レジ
ストパターン23の形成方法は、転写法に限定されず、
スプロケットホール14のそれぞれの周りに部分的に塗
布できる方法であればよい。
【0062】ここで、上述したように、フォトレジスト
材料塗布層20を露光・現像する際に、スプロケットホ
ール14に位置決めピンを挿入することによって絶縁フ
ィルム11とフォトマスク21との位置決めを行ってい
る。このとき、スプロケットホール14内に塗布液等が
付着していると、位置決めピンによってその塗布液が配
線パターン13となる領域に飛散して、配線パターン1
3が短絡する虞がある。しかしながら、本実施形態で
は、スプロケットホール14とダミー配線15とを分割
して形成しているため、スプロケットホール14の周囲
にフォトレジスト材料塗布層20が形成されないので、
スプロケットホール14に塗布液が付着することがな
い。したがって、スプロケットホール14内に塗布液等
が付着することが原因で配線パターン13の短絡等の製
品不良が発生するのを防止することができる。
【0063】なお、ダミー配線用レジストパターン23
は、配線パターン用レジストパターン22を形成する前
に形成してもよく、スプロケットホール14を形成する
前に転写法で別途形成してもよい。
【0064】次に、配線パターン用レジストパターン2
2及びダミー配線用レジストパターン23とをマスクパ
ターンとして導電層12をエッチング液で溶解して除去
し、さらに配線パターン用レジストパターン22及びダ
ミー配線用レジストパターン23をアルカリ溶液等にて
溶解除去することにより、図6(e)に示すように配線
パターン13とダミー配線15とを形成する。
【0065】図6(f)に示すように、例えば、スクリ
ーン印刷法を用いて、ソルダーレジスト層17を形成す
る。
【0066】以上説明したように、ダミー配線用レジス
トパターン23は、配線パターン用レジストパターン2
2と別の工程により形成することで、スプロケットホー
ル14内に、フォトレジスト材料塗布液が混入すること
がないため、位置決めピンを用いて位置決めをする際
に、フォトレジスト材料塗布液が配線パターン13上に
飛散して、短絡等の不良が発生するのを防止できる。
【0067】なお、スプロケットホール14をフォトリ
ソグラフィー工程の位置決めとして用いない場合、例え
ばセンサ等によって位置決めをする装置を用いる場合に
は、導電層12上にフォトレジスト材料塗布溶液を全面
に塗布して、配線パターン13及びダミー配線15を同
時に形成してもよい。
【0068】図7には他の実施例に係る製造方法を示
す。この製造方法では、実施形態3に係る電子部品実装
用フィルムキャリアテープを用いて説明する。
【0069】このような製造方法では、まず、図7
(a)に示すように、パンチング等を用いて、絶縁フィ
ルム11を貫通してスプロケットホール14、デバイス
ホール16及び補助スプロケットホール19を形成す
る。
【0070】次に、図7(b)に示すように、絶縁フィ
ルム11上の補助スプロケットホール19が設けられて
いる領域以外の部分に導電層12を形成する。
【0071】次いで、図7(c)に示すように、フォト
リソグラフィー法を用いて、導電層12の全面に、フォ
トレジスト材料塗布溶液を塗布してフォトレジスト材料
塗布層20を形成し、フォトマスク21を介して露光・
現像することで、図7(d)に示すような配線パターン
用レジストパターン22及びダミー配線用レジストパタ
ーン23を同時に形成する。すなわち、スプロケットホ
ールの周りにダミー配線用レジストパターン23が形成
される。
【0072】このように導電層12をパターニングする
ためのレジストパターンを形成するには、補助スプロケ
ットホール19に位置決めピンを挿入して、絶縁フィル
ム11とフォトマスク21との位置決めをしている。し
たがって、上述した製造方法のときと同様に、位置決め
ピンによる位置決めに起因する配線パターン13の短絡
等を防止できる。また、スプロケットホール14を位置
決めに使用しないため、スプロケットホール14内にフ
ォトレジスト材料塗布液が付着していても問題がなく、
配線パターン13及びダミー配線15を形成するための
レジストパターンを同時に形成することができ、製造工
程を簡略化できる。
【0073】勿論、この場合においてもダミー配線用レ
ジストパターン23を、配線パターン13を形成する工
程と別の工程で、転写法等により形成してもよい。
【0074】次に、この配線パターン用レジストパター
ン22及びダミー配線用レジストパターン23で覆われ
ていない導電層12をエッチング及び溶解して除去し、
さらに配線パターン用レジストパターン22及びダミー
配線用レジストパターン23をアルカリ溶液等にて溶解
除去することにより、図7(e)に示すように配線パタ
ーン13とダミー配線15とを同時に形成する。
【0075】その後、図7(f)に示すように、配線パ
ターン13上にソルダーレジスト層17を形成する。こ
こで、ソルダーレジスト層17は、例えば、フォトリソ
グラフィー法を用いてパターニングすることにより形成
する。
【0076】最後に、補助スプロケットホール19を形
成した両端部分を切断して電子部品実装用フィルムキャ
リアテープとする。
【0077】上述した製造方法では、絶縁フィルム11
に補助スプロケットホール19を設けるようにしたの
で、導電層12の全面にフォトレジスト材料塗布液を塗
布することができるため、製造工程を簡略化できる。ま
た、絶縁フィルム11の補助スプロケットホール19に
対応する領域には、導電層12が形成されていないた
め、搬送経路等に設けられたガイドに接触して金属片が
発生することなく配線パターン13の短絡等を防止する
ことができる。
【0078】図8には他の実施例に係る製造方法を示
す。この製造方法では、実施形態3に係る電子部品実装
用フィルムキャリアテープを用いて説明する。
【0079】このような製造方法では、まず、図8
(a)に示すように、絶縁フィルム11の全面に導電層
12を形成する。
【0080】次に、図8(b)に示すように、補助スプ
ロケットホール19、スプロケットホール14をパンチ
ング等により、導電層12及び絶縁フィルム11を貫通
して形成する。
【0081】次いで、図8(c)に示すように、フォト
リソグラフィー法を用いて、補助スプロケットホール1
9を除く領域の導電層12上に、フォトレジスト材料塗
布溶液を塗布してフォトレジスト材料塗布層20を形成
し、フォトマスク21を介して露光・現像することで、
図8(d)に示すような配線パターン用レジストパター
ン22及びダミー配線用レジストパターン23を同時に
形成する。
【0082】次に、図8(d)に示すように、補助スプ
ロケットホール19のそれぞれの周りに転写法等を用い
て、ダミー配線用レジストパターン23Aを形成する。
【0083】次いで、配線パターン用レジストパターン
22及びダミー配線用レジストパターン23、23Aを
マスクパターンとしてエッチング液で導電層12を溶解
して除去し、さらに配線パターン用レジストパターン2
2及びダミー配線用レジストパターン23、23Aをア
ルカリ溶液等にて溶解除去することにより、図8(e)
に示すように配線パターン13とダミー配線15、15
Aとを形成する。
【0084】なお、本実施例のように、絶縁フィルム1
1の全面に導電層12を設けた場合においても、ダミー
配線用レジストパターン23Aを設けないで、補助スプ
ロケットホール19の周囲の導電層12をエッチングに
よって完全に除去してもよいことはいうまでもない。
【0085】その後、図8(f)に示すように、配線パ
ターン13上にソルダーレジスト層17を形成する。
【0086】最後に、補助スプロケットホール19を形
成した絶縁フィルム11の両側端部を切断して電子部品
実装用フィルムキャリアテープとする。
【0087】このような製造方法によっても、補助スプ
ロケットホール19を位置決めとして使用すれば、位置
決めピンによる位置決めに起因する配線パターン13の
短絡等を防止できる。
【0088】また、絶縁フィルム11の幅方向端部とダ
ミー配線15Aとの間に所定間隔を有するため、搬送経
路等に設けられたガイドに接触して金属片が発生するこ
となく配線パターン13の短絡等を防止することができ
る。
【0089】図9には他の実施例に係る製造方法を示
す。この製造方法では、実施形態3に係る電子部品実装
用フィルムキャリアテープを用いて説明する。
【0090】このような製造方法では、まず、図9
(a)に示すように、補助スプロケットホール19を除
く領域の絶縁フィルム11上に導電層12を形成する。
【0091】次に、図9(b)に示すように、補助スプ
ロケットホール19のみをパンチング等により、絶縁フ
ィルム11を貫通して形成する。
【0092】次いで、図9(c)に示すように、フォト
リソグラフィー法を用いて、導電層12上に、フォトレ
ジスト材料塗布溶液を塗布してフォトレジスト材料塗布
層20を形成し、フォトマスク21を介して露光・現像
することで、図9(d)に示すような配線パターン用レ
ジストパターン22及びダミー配線用レジストパターン
23Bを同時に形成する。なお、このダミー配線用レジ
ストパターン23Bは、ダミー配線15となる部分のみ
に形成してもよいし、スプロケットホール14部分まで
設けるようにしてもよい。
【0093】次に、配線パターン用レジストパターン2
2及びダミー配線用レジストパターン23Bをマスクパ
ターンとしてフォトレジスト材料塗布層20をエッチン
グ液で導電層12を溶解して除去し、さらに配線パター
ン用レジストパターン22及びダミー配線用レジストパ
ターン23Bをアルカリ溶液等にて溶解除去することに
より、図9(e)に示すように、配線パターン13とダ
ミー配線15とを同時に形成する。
【0094】その後、図9(f)に示すように、パンチ
ング等によって、ダミー配線15及び絶縁フィルム11
を貫通させてスプロケットホール14を形成する。
【0095】その後、配線パターン13上にフォトソル
ダーレジスト材料塗布液を塗布した後、パターニングし
てソルダーレジスト層17を形成する。
【0096】最後に、補助スプロケットホール19を形
成した絶縁フィルム11の両端部分を切断して電子部品
実装用フィルムキャリアテープとする。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、スプ
ロケットホールの周りにダミー配線を間欠的に設けるこ
とで、テープ全体の剛性が、確実に搬送可能な程度に向
上し、且つ剛性が大きくなりすぎることがないため、テ
ープの折れ、変形、搬送不良等を引き起こすことなく、
容易に製品を製造することができる。また、搬送経路等
に設けられたガイドに接触して金属片が発生することな
いため配線パターンの短絡等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る電子部品実装用フィ
ルムキャリアテープを示す概略構成図であって、(a)
は平面図であり、(b)及び(c)は断面図である。
【図2】本発明の実施形態2に係る電子部品実装用フィ
ルムキャリアテープの他の例を示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態3に係る電子部品実装用フィ
ルムキャリアテープの一例を示す概略構成図であって、
(a)は平面図であり、(b)及び(c)は断面図であ
る。
【図4】本発明の実施形態3に係る電子部品実装用フィ
ルムキャリアテープの他の例を示す概略構成図である。
【図5】本発明の実施形態4に係る電子部品実装用フィ
ルムキャリアテープを示す概略構成図であって、(a)
は平面図であり、(b)は断面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る電子部品実装用フィ
ルムキャリアテープの製造方法の一例を示す断面図であ
る。
【図7】本発明の他の実施形態に係る電子部品実装用フ
ィルムキャリアテープの製造方法の一例を示す断面図で
ある。
【図8】本発明の他の実施形態に係る電子部品実装用フ
ィルムキャリアテープの製造方法の一例を示す断面図で
ある。
【図9】本発明の他の実施形態に係る電子部品実装用フ
ィルムキャリアテープの製造方法の一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10,10A,10B,10C 電子部品実装用フィル
ムキャリアテープ 11 絶縁フィルム 12 導電層 13 配線パターン 14 スプロケットホール 15,15A ダミー配線 16 デバイスホール 17 ソルダーレジスト層 18 補強フィルム 19 補助スプロケットホール 20 フォトレジスト材料塗布層 21 フォトマスク 22 配線パターン用レジストパターン 23,23A,23B ダミー配線用レジストパターン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続する絶縁フィルムの表面に導電層か
    らなる配線パターンと、当該配線パターンの両側に設け
    られた複数のスプロケットホールとを有し、前記配線パ
    ターン上に電子部品が実装される電子部品実装用フィル
    ムキャリアテープにおいて、 前記複数のスプロケットホールのそれぞれの周りにダミ
    ー配線が間欠的に設けられていることを特徴とする電子
    部品実装用フィルムキャリアテープ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記絶縁フィルムの
    幅方向端部と前記ダミー配線との間に所定間隔を有する
    ことを特徴とする電子部品実装用フィルムキャリアテー
    プ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記スプロケ
    ットホールの幅方向外側に、複数の補助スプロケットホ
    ールが形成されていることを特徴とする電子部品実装用
    フィルムキャリアテープ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記配線パターン
    と、当該配線パターンの両側に形成された前記スプロケ
    ットホールとが幅方向に複数列並設されていることを特
    徴とする電子部品実装用フィルムキャリアテープ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記絶
    縁フィルムの裏面に補強フィルムが設けられていること
    を特徴とする電子部品実装用フィルムキャリアテープ。
  6. 【請求項6】 連続する絶縁フィルムの表面に導電層か
    らなる配線パターンと、当該配線パターンの幅方向両側
    に設けられた複数のスプロケットホールとを有し、前記
    配線パターン上に電子部品が実装される電子部品実装用
    フィルムキャリアテープの製造方法において、 前記導電層上にレジストパターンを形成してエッチング
    することにより、前記配線パターンを形成すると共に前
    記複数のスプロケットホールの周囲に間欠的にダミー配
    線を形成する工程を具備することを特徴とする電子部品
    実装用フィルムキャリアテープの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、ダミー配線を形成す
    るためのダミー配線用レジストパターンと前記配線パタ
    ーンを形成するための配線パターン用レジストパターン
    とを同じ工程で形成することを特徴とする電子部品実装
    用フィルムキャリアテープの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6において、ダミー配線を形成す
    るためのダミー配線用レジストパターンと前記配線パタ
    ーンを形成するための配線パターン用レジストパターン
    とを別の工程で形成することを特徴とする電子部品実装
    用フィルムキャリアテープの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、少なくとも前記ダミ
    ー配線用レジストパターンを転写法によって形成するこ
    とを特徴とする電子部品実装用フィルムキャリアテープ
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項6において、前記スプロケット
    ホールの幅方向外側に、補助スプロケットホールが形成
    され、前記導電層が前記絶縁フィルムの前記補助スプロ
    ケットホールを除く領域に形成されており、前記導電層
    の全面にレジスト層を形成し、当該レジスト層をパター
    ニングすることにより、ダミー配線を形成するためのダ
    ミー配線用レジストパターンと前記配線パターンを形成
    するための配線パターン用レジストパターンとを同時に
    形成することを特徴とする電子部品実装用フィルムキャ
    リアテープの製造方法。
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