JP2002297148A - カーテンの遮音性能比較体験学習装置 - Google Patents
カーテンの遮音性能比較体験学習装置Info
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- JP2002297148A JP2002297148A JP2001100830A JP2001100830A JP2002297148A JP 2002297148 A JP2002297148 A JP 2002297148A JP 2001100830 A JP2001100830 A JP 2001100830A JP 2001100830 A JP2001100830 A JP 2001100830A JP 2002297148 A JP2002297148 A JP 2002297148A
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- curtain
- sound
- insulation performance
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のカーテンの遮音性能を実際に自分の耳
で確かめつつ正確に比較判断することができるカーテン
の遮音性能比較体験学習装置を提供すること。 【解決手段】 壁部4に形成された複数の開口部5と、
これら複数の開口部5の背面側に各々設けられ、互いに
同一の音を発生させることが可能な複数の発音体6と、
前記開口部5の背面側に設けられて前記発音体6から発
生される音の前記開口部5以外への放出を遮る遮音ボッ
クス7と、前記開口部5を塞ぐようにカーテン8を吊設
するカーテン取付部9と、を備えたカーテンの遮音性能
比較体験学習装置1。
で確かめつつ正確に比較判断することができるカーテン
の遮音性能比較体験学習装置を提供すること。 【解決手段】 壁部4に形成された複数の開口部5と、
これら複数の開口部5の背面側に各々設けられ、互いに
同一の音を発生させることが可能な複数の発音体6と、
前記開口部5の背面側に設けられて前記発音体6から発
生される音の前記開口部5以外への放出を遮る遮音ボッ
クス7と、前記開口部5を塞ぐようにカーテン8を吊設
するカーテン取付部9と、を備えたカーテンの遮音性能
比較体験学習装置1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実際の音に対する
カーテンの遮音性能を耳で確かめながら複数のカーテン
について比較体験学習する、カーテンの遮音性能比較体
験学習装置に関する。
カーテンの遮音性能を耳で確かめながら複数のカーテン
について比較体験学習する、カーテンの遮音性能比較体
験学習装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遮音を目的として特別に作られたカーテ
ン(以下、「遮音カーテン」という。)は、例えば、幹
線道路や鉄道の線路に面した住宅の室内等において、電
車、自動車等が発生する騒音の窓からの進入を減少させ
るために、或いは、より静かな寝室環境等を実現するた
めに窓に取り付けられることが多い。この遮音カーテン
としては、例えば、表面層はドレープ、中間層は遮音性
に優れた軟質塩化ビニル樹脂に鉛の粒子を分散させたフ
ィルム、裏面層は塩化ビニルからなる3層生地のもの等
がある。
ン(以下、「遮音カーテン」という。)は、例えば、幹
線道路や鉄道の線路に面した住宅の室内等において、電
車、自動車等が発生する騒音の窓からの進入を減少させ
るために、或いは、より静かな寝室環境等を実現するた
めに窓に取り付けられることが多い。この遮音カーテン
としては、例えば、表面層はドレープ、中間層は遮音性
に優れた軟質塩化ビニル樹脂に鉛の粒子を分散させたフ
ィルム、裏面層は塩化ビニルからなる3層生地のもの等
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、どの遮音カ
ーテンがどの程度遮音性能に優れているのか、実際に自
分の耳で比較して正確に判断する手段がなく、遮音カー
テンの購入予定者等は、生地の厚さ及び素材、タグに表
示された仕様等に基づいてカーテンを選択するというの
が実情であった。
ーテンがどの程度遮音性能に優れているのか、実際に自
分の耳で比較して正確に判断する手段がなく、遮音カー
テンの購入予定者等は、生地の厚さ及び素材、タグに表
示された仕様等に基づいてカーテンを選択するというの
が実情であった。
【0004】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、複数のカーテンの遮音性能を実際に自分の耳
で確かめつつ正確に比較判断することができるカーテン
の遮音性能比較体験学習装置を提供することを目的とす
る。
のであり、複数のカーテンの遮音性能を実際に自分の耳
で確かめつつ正確に比較判断することができるカーテン
の遮音性能比較体験学習装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較体験学習装
置は、壁部に形成された複数の開口部と、これら複数の
開口部の背面側に各々設けられ、互いに同一の音を発生
させることが可能な複数の発音体と、前記開口部の背面
側に設けられて前記発音体から発生される音の前記開口
部以外への放出を遮る遮音ボックスと、前記開口部を塞
ぐようにカーテンを吊設するカーテン取付部と、を備え
たことを特徴としている。
に、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較体験学習装
置は、壁部に形成された複数の開口部と、これら複数の
開口部の背面側に各々設けられ、互いに同一の音を発生
させることが可能な複数の発音体と、前記開口部の背面
側に設けられて前記発音体から発生される音の前記開口
部以外への放出を遮る遮音ボックスと、前記開口部を塞
ぐようにカーテンを吊設するカーテン取付部と、を備え
たことを特徴としている。
【0006】請求項2記載のカーテンの遮音性能比較体
験学習装置は、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較
体験学習装置において、前記複数の開口部は、互いに形
状及び大きさが同一のものであることを特徴としてい
る。
験学習装置は、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較
体験学習装置において、前記複数の開口部は、互いに形
状及び大きさが同一のものであることを特徴としてい
る。
【0007】請求項3記載のカーテンの遮音性能比較体
験学習装置は、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較
体験学習装置において、前記遮音ボックスは、互いに形
状及び容量が同一のものであることを特徴としている。
験学習装置は、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較
体験学習装置において、前記遮音ボックスは、互いに形
状及び容量が同一のものであることを特徴としている。
【0008】請求項4記載のカーテンの遮音性能比較体
験学習装置は、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較
体験学習装置において、前記発音体は、任意の周波数で
音を発生させることができるものであることを特徴とし
ている。
験学習装置は、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較
体験学習装置において、前記発音体は、任意の周波数で
音を発生させることができるものであることを特徴とし
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
カーテンの遮音性能比較体験学習装置について図面に基
づき説明する。図1乃至3に示すように、前記カーテン
の遮音性能比較体験学習装置1は、例えば、一般的な事
務室、住宅等の室内2の一壁面3において設けることが
できる。該装置1は、実際の住宅等の室内の壁を模擬す
る壁部4に、窓に相当するものとして形成された2つの
開口部5と、これら2つの開口部5の背面側に各々設け
られて互いに同一の音を発生させることが可能な発音体
6と、前記発音体6を覆いつつ前記開口部5の背面側に
設けられて前記発音体6から発生される音の前記開口部
5以外への放出を遮る遮音ボックス7と、前記開口部5
を塞ぐようにカーテン8を吊設するカーテン取付部9
と、を備えている。以下、さらに詳細に説明する。
カーテンの遮音性能比較体験学習装置について図面に基
づき説明する。図1乃至3に示すように、前記カーテン
の遮音性能比較体験学習装置1は、例えば、一般的な事
務室、住宅等の室内2の一壁面3において設けることが
できる。該装置1は、実際の住宅等の室内の壁を模擬す
る壁部4に、窓に相当するものとして形成された2つの
開口部5と、これら2つの開口部5の背面側に各々設け
られて互いに同一の音を発生させることが可能な発音体
6と、前記発音体6を覆いつつ前記開口部5の背面側に
設けられて前記発音体6から発生される音の前記開口部
5以外への放出を遮る遮音ボックス7と、前記開口部5
を塞ぐようにカーテン8を吊設するカーテン取付部9
と、を備えている。以下、さらに詳細に説明する。
【0010】前記壁部4は、実際の住宅等の室内の壁を
模擬するものであって、遮音性を有する防音壁等に前記
開口部5が形成されたものが使用されている。この壁部
4の材料としては、一般的に防音壁と称されないもの等
であっても、前記発音体6から発生する音がこの壁部4
越しに聴こえない程度のものであればよい。
模擬するものであって、遮音性を有する防音壁等に前記
開口部5が形成されたものが使用されている。この壁部
4の材料としては、一般的に防音壁と称されないもの等
であっても、前記発音体6から発生する音がこの壁部4
越しに聴こえない程度のものであればよい。
【0011】前記開口部5は、住宅等の窓に相当するも
のとして前記壁部4に形成されたものであり、2つの開
口部5は、互いに形状及び大きさが同一とされている。
また、この開口部5の形状は、図においては、一般的な
窓の形状である縦長矩形のものとなっているが、丸、楕
円、横長矩形その他の形状であってもよい。
のとして前記壁部4に形成されたものであり、2つの開
口部5は、互いに形状及び大きさが同一とされている。
また、この開口部5の形状は、図においては、一般的な
窓の形状である縦長矩形のものとなっているが、丸、楕
円、横長矩形その他の形状であってもよい。
【0012】前記発音体6は、前記開口部5の背面側に
左右対称に各々1ずつ設けられており、これら2つの発
音体6は互いに同一の音を発生することができるように
同一の仕様のスピーカが使用されている。また、これら
のスピーカは、前記室内2の任意の場所に設置させるこ
とが可能なオーディオ装置11に接続されており、該オ
ーディオ装置11の操作によって、選択したいずれかの
スピーカに音を発生させることができるようになってい
る。また、前記オーディオ装置11は、音楽カセットテ
ープ、CD(コンパクト・ディスク)等の音情報記録媒
体から音情報を読み取り、読み取った音情報に基づきス
ピーカーに音を発生させる機能を備えている。このた
め、様々な音が録音された音情報記録媒体を使用するこ
とによって、前記発音体6に様々な音を発生させること
ができるようになっている。さらに、任意の周波数の音
を前記スピーカに発生させる機能をも備えている。
左右対称に各々1ずつ設けられており、これら2つの発
音体6は互いに同一の音を発生することができるように
同一の仕様のスピーカが使用されている。また、これら
のスピーカは、前記室内2の任意の場所に設置させるこ
とが可能なオーディオ装置11に接続されており、該オ
ーディオ装置11の操作によって、選択したいずれかの
スピーカに音を発生させることができるようになってい
る。また、前記オーディオ装置11は、音楽カセットテ
ープ、CD(コンパクト・ディスク)等の音情報記録媒
体から音情報を読み取り、読み取った音情報に基づきス
ピーカーに音を発生させる機能を備えている。このた
め、様々な音が録音された音情報記録媒体を使用するこ
とによって、前記発音体6に様々な音を発生させること
ができるようになっている。さらに、任意の周波数の音
を前記スピーカに発生させる機能をも備えている。
【0013】前記遮音ボックス7は、前記開口部5を背
面側から覆いつつ前記壁部4の背面側に設けられたもの
であり、前記発音体6がその内部に設けられている。こ
の遮音ボックス7内で前記発音体6により発生された音
が、前記開口部5以外から外へ放出されないように、前
記遮音ボックス7は一定の遮音性能を有する材料から構
成されている。詳細には、図示するように、前記遮音ボ
ックス7は、前記室内2の天井2a、床2b、側壁2c
及び一壁面3と、これらが形成する空間を等分する仕切
板7aから形成されている。そして、この遮音ボックス
を形成する天井2a、床2b、側壁2c、前記室内2の
壁3及び前記仕切板7aには、前記一定の遮音性能を有
する材料が使用され、互いの接続部は、気密処理、遮音
処理が施されて、これらの接続部から音が漏れないよう
になっている。
面側から覆いつつ前記壁部4の背面側に設けられたもの
であり、前記発音体6がその内部に設けられている。こ
の遮音ボックス7内で前記発音体6により発生された音
が、前記開口部5以外から外へ放出されないように、前
記遮音ボックス7は一定の遮音性能を有する材料から構
成されている。詳細には、図示するように、前記遮音ボ
ックス7は、前記室内2の天井2a、床2b、側壁2c
及び一壁面3と、これらが形成する空間を等分する仕切
板7aから形成されている。そして、この遮音ボックス
を形成する天井2a、床2b、側壁2c、前記室内2の
壁3及び前記仕切板7aには、前記一定の遮音性能を有
する材料が使用され、互いの接続部は、気密処理、遮音
処理が施されて、これらの接続部から音が漏れないよう
になっている。
【0014】前記カーテン取付部9は、カーテンを着脱
自在に取り付けるものであり、これに吊設したカーテン
8が前記開口部5を塞ぐ位置にくるように前記開口部5
の上の壁部4に固定されている。該カーテン取付部9と
して、カーテンレール9が使用されており、比較するカ
ーテン8を取付金具等を介してこのカーテンレール10
に着脱自在に吊着できるようになっている。
自在に取り付けるものであり、これに吊設したカーテン
8が前記開口部5を塞ぐ位置にくるように前記開口部5
の上の壁部4に固定されている。該カーテン取付部9と
して、カーテンレール9が使用されており、比較するカ
ーテン8を取付金具等を介してこのカーテンレール10
に着脱自在に吊着できるようになっている。
【0015】前記カーテン8としては、前記開口部5を
覆うサイズのものが使用され、当然に、遮音カーテン、
若しくは一般のカーテンであっても、前記カーテンの遮
音性能比較体験学習装置1によって遮音性能を比較する
ことができる。
覆うサイズのものが使用され、当然に、遮音カーテン、
若しくは一般のカーテンであっても、前記カーテンの遮
音性能比較体験学習装置1によって遮音性能を比較する
ことができる。
【0016】上記構成を備えたカーテンの遮音性能比較
体験学習装置1を使用して、複数のカーテンの遮音性能
の違いについて、実際に自分の耳で比較体験学習をする
場合について、以下に説明する。
体験学習装置1を使用して、複数のカーテンの遮音性能
の違いについて、実際に自分の耳で比較体験学習をする
場合について、以下に説明する。
【0017】まず、図1に示すように、左右のカーテン
レール9に比較すべきカーテン8a、8bを広げた状態
で取付けて、前記開口部5全体を塞ぐ。
レール9に比較すべきカーテン8a、8bを広げた状態
で取付けて、前記開口部5全体を塞ぐ。
【0018】つぎに、観察者10は、図2に示すよう
に、左右の発音体6から発生する音を十分に比較しでき
る程度に前記壁部4から離れ、左右の開口部5の中間に
立つ。このとき、前記オーディオ装置11を手元に置
き、該オーディオ装置11を操作できる状態にしてお
く。
に、左右の発音体6から発生する音を十分に比較しでき
る程度に前記壁部4から離れ、左右の開口部5の中間に
立つ。このとき、前記オーディオ装置11を手元に置
き、該オーディオ装置11を操作できる状態にしてお
く。
【0019】つぎに、前記オーディオ装置11を操作し
て左右いずれか一方の発音体6に音を発生させて、発生
した音をしばらく聴き、そして、前記一方の発音体6に
発生させた音を消すと共に、他方の発音体6にも同じ音
を発生させて、前記一方の発音体6から聴こえた音との
違いを確認する。左右のカーテン8a、8b越しに聴こ
える音の差異が余り感じられないときは、さらに、左右
の発音体6に交互に音を発生させて比較する。
て左右いずれか一方の発音体6に音を発生させて、発生
した音をしばらく聴き、そして、前記一方の発音体6に
発生させた音を消すと共に、他方の発音体6にも同じ音
を発生させて、前記一方の発音体6から聴こえた音との
違いを確認する。左右のカーテン8a、8b越しに聴こ
える音の差異が余り感じられないときは、さらに、左右
の発音体6に交互に音を発生させて比較する。
【0020】ここで、前記左右の遮音ボックス7の形状
及び容量は互いに等しく、前記左右の開口部4の形状及
び大きさも互いに同一であり、左右の発音体6からは同
一の音が発生されるので、カーテン8がない場合は、左
右の開口部5から聴こえる音は全く同様に聴こえるよう
になっている。このことから、カーテン8a、8bを取
付けた状態での左右の開口部5から聴こえる音の違い
は、左右のカーテン8a、8bの遮音性能の違いとして
判断することができる。例えば、右のカーテン8bから
聴こえた音が左のカーテン8aから聴こえた音より小さ
いときは、右のカーテン8bの方が遮音性能に優れてい
るとして判断することができる。
及び容量は互いに等しく、前記左右の開口部4の形状及
び大きさも互いに同一であり、左右の発音体6からは同
一の音が発生されるので、カーテン8がない場合は、左
右の開口部5から聴こえる音は全く同様に聴こえるよう
になっている。このことから、カーテン8a、8bを取
付けた状態での左右の開口部5から聴こえる音の違い
は、左右のカーテン8a、8bの遮音性能の違いとして
判断することができる。例えば、右のカーテン8bから
聴こえた音が左のカーテン8aから聴こえた音より小さ
いときは、右のカーテン8bの方が遮音性能に優れてい
るとして判断することができる。
【0021】ところで、カーテンは、その素材等によっ
て、音の周波数ごとに遮音性能が異なる場合がある。つ
まり、低音の遮音性能については優れているが高音の遮
音性能について劣るもの、その逆のもの、或いは、音の
高低にかかわらず全域において遮音性能が優れているも
のなど様々である。しかし、このカーテンの遮音性能比
較体験学習装置1によれば、前記オーディオ装置11を
操作することにより前記発音体6が発生する音の周波数
を任意に変化させることができ、また、前記音情報記録
媒体により、録音した幹線道路のトラックの音、鉄道、
虫や蛙の鳴き声等の音を発生させることができる。した
がって、これら様々な種類の音についても、前述したよ
うに左右の発音体6に交互に発生させることにより、左
右のカーテン8a、8bの遮音性能の比較を行うことが
できる。
て、音の周波数ごとに遮音性能が異なる場合がある。つ
まり、低音の遮音性能については優れているが高音の遮
音性能について劣るもの、その逆のもの、或いは、音の
高低にかかわらず全域において遮音性能が優れているも
のなど様々である。しかし、このカーテンの遮音性能比
較体験学習装置1によれば、前記オーディオ装置11を
操作することにより前記発音体6が発生する音の周波数
を任意に変化させることができ、また、前記音情報記録
媒体により、録音した幹線道路のトラックの音、鉄道、
虫や蛙の鳴き声等の音を発生させることができる。した
がって、これら様々な種類の音についても、前述したよ
うに左右の発音体6に交互に発生させることにより、左
右のカーテン8a、8bの遮音性能の比較を行うことが
できる。
【0022】このため、カーテン購入予定者等は、前記
カーテンの遮音性能比較体験学習装置1を使用して、そ
の本人の住宅環境において問題となっている遮音すべき
音を左右の発音体6に発生させるなどして、真に必要と
するカーテンを選出することできる。例えば、幹線道路
を走るトラックの低周波数音を遮りたいときには、低周
波数若しくは録音した幹線道路の音を発音体6に発生さ
せてカーテン8a、8bの遮音性能の比較を行うことが
できる。
カーテンの遮音性能比較体験学習装置1を使用して、そ
の本人の住宅環境において問題となっている遮音すべき
音を左右の発音体6に発生させるなどして、真に必要と
するカーテンを選出することできる。例えば、幹線道路
を走るトラックの低周波数音を遮りたいときには、低周
波数若しくは録音した幹線道路の音を発音体6に発生さ
せてカーテン8a、8bの遮音性能の比較を行うことが
できる。
【0023】なお、本実施の形態においては、前記カー
テンの遮音性能比較体験学習装置1は、前述の如く、前
記開口部5、前記発音体6、前記遮音ボックス7等を2
ずつ具備し、前記室内2の一壁面3において設けられた
ものである。しかし、前記開口部5などの数量、前記カ
ーテンの遮音性能比較体験学習装置1が設置される場所
などは、これに限定されずともよく、例えば、図4に示
す他の実施の形態に係るカーテンの遮音性能比較体験学
習装置1Aの如きものでもよい。すなわち、壁部4に3
つの開口部5及びカーテンレール9が等間隔をあけて設
けられ、これら開口部5の背面側に各々独立した、遮音
材からなる遮音ボックス7Aを設け、これら3つの遮音
ボックス7A内に各々同一仕様で同一の音を発生する発
音体6を設け、3つの開口部5を各々塞ぐようにカーテ
ン8を吊設し、前記オーディオ装置11を操作して交互
にこれら発音体6に同一の音を発生させれば、3種類の
カーテン8についても遮音性能の比較体験学習を行うこ
とができる。
テンの遮音性能比較体験学習装置1は、前述の如く、前
記開口部5、前記発音体6、前記遮音ボックス7等を2
ずつ具備し、前記室内2の一壁面3において設けられた
ものである。しかし、前記開口部5などの数量、前記カ
ーテンの遮音性能比較体験学習装置1が設置される場所
などは、これに限定されずともよく、例えば、図4に示
す他の実施の形態に係るカーテンの遮音性能比較体験学
習装置1Aの如きものでもよい。すなわち、壁部4に3
つの開口部5及びカーテンレール9が等間隔をあけて設
けられ、これら開口部5の背面側に各々独立した、遮音
材からなる遮音ボックス7Aを設け、これら3つの遮音
ボックス7A内に各々同一仕様で同一の音を発生する発
音体6を設け、3つの開口部5を各々塞ぐようにカーテ
ン8を吊設し、前記オーディオ装置11を操作して交互
にこれら発音体6に同一の音を発生させれば、3種類の
カーテン8についても遮音性能の比較体験学習を行うこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載のカーテンの遮音性能比較
体験学習装置は、壁部に形成された複数の開口部と、こ
れら複数の開口部の背面側に各々設けられ、互いに同一
の音を発生させることが可能な複数の発音体と、前記開
口部の背面側に設けられて前記発音体から発生される音
の前記開口部以外への放出を遮る遮音ボックスと、前記
開口部を塞ぐようにカーテンを吊設するカーテン取付部
と、を備えたものであるので、観察者は、前記発音体か
ら交互に同一の音を発生させるなどして、複数のカーテ
ンの遮音性能を実際に自分の耳で確かめつつ正確に比較
判断することができる。
体験学習装置は、壁部に形成された複数の開口部と、こ
れら複数の開口部の背面側に各々設けられ、互いに同一
の音を発生させることが可能な複数の発音体と、前記開
口部の背面側に設けられて前記発音体から発生される音
の前記開口部以外への放出を遮る遮音ボックスと、前記
開口部を塞ぐようにカーテンを吊設するカーテン取付部
と、を備えたものであるので、観察者は、前記発音体か
ら交互に同一の音を発生させるなどして、複数のカーテ
ンの遮音性能を実際に自分の耳で確かめつつ正確に比較
判断することができる。
【0025】請求項2記載のカーテンの遮音性能比較体
験学習装置は、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較
体験学習装置において、前記複数の開口部は、互いに形
状及び大きさが同一のものであるので、より正確にカー
テンの遮音性能を比較することができる。
験学習装置は、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較
体験学習装置において、前記複数の開口部は、互いに形
状及び大きさが同一のものであるので、より正確にカー
テンの遮音性能を比較することができる。
【0026】請求項3記載のカーテンの遮音性能比較体
験学習装置は、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較
体験学習装置において、前記遮音ボックスは、互いに形
状及び容量が同一のものであるので、より正確にカーテ
ンの遮音性能を比較することができる。
験学習装置は、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較
体験学習装置において、前記遮音ボックスは、互いに形
状及び容量が同一のものであるので、より正確にカーテ
ンの遮音性能を比較することができる。
【0027】請求項4記載のカーテンの遮音性能比較体
験学習装置は、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較
体験学習装置において、前記発音体は、任意の周波数で
音を発生させることができるものであるので、様々な周
波数の音に対するカーテンの遮音性能について比較する
ことができる。
験学習装置は、請求項1記載のカーテンの遮音性能比較
体験学習装置において、前記発音体は、任意の周波数で
音を発生させることができるものであるので、様々な周
波数の音に対するカーテンの遮音性能について比較する
ことができる。
【図1】本実施の形態に係るカーテンの遮音性能比較体
験学習装置の正面図である。
験学習装置の正面図である。
【図2】本実施の形態に係るカーテンの遮音性能比較体
験学習装置の平面図である。
験学習装置の平面図である。
【図3】図1において、カーテンが取り付けられていな
い状態を示した図である。
い状態を示した図である。
【図4】他の実施の形態に係るカーテンの遮音性能比較
体験学習装置を示した平面図である。
体験学習装置を示した平面図である。
1、1A カーテンの遮音性能比較体験学習装置 4 壁部 5 開口部 6 発音体 7、7A 遮音ボックス 8 カーテン 9 カーテン取付部
Claims (4)
- 【請求項1】 壁部に形成された複数の開口部と、 これら複数の開口部の背面側に各々設けられ、互いに同
一の音を発生させることが可能な複数の発音体と、 前記開口部の背面側に設けられて前記発音体から発生さ
れる音の前記開口部以外への放出を遮る遮音ボックス
と、 前記開口部を塞ぐようにカーテンを吊設するカーテン取
付部と、を備えたことを特徴とするカーテンの遮音性能
比較体験学習装置。 - 【請求項2】 前記複数の開口部は、互いに形状及び大
きさが同一のものであることを特徴とする請求項1記載
のカーテンの遮音性能比較体験学習装置。 - 【請求項3】 前記遮音ボックスは、互いに形状及び容
量が同一のものであることを特徴とする請求項1記載の
カーテンの遮音性能比較体験学習装置。 - 【請求項4】 前記発音体は、任意の周波数で音を発生
させることができるものであることを特徴とする請求項
1記載のカーテンの遮音性能比較体験学習装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001100830A JP2002297148A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | カーテンの遮音性能比較体験学習装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7390868B2 (en) | 2003-05-29 | 2008-06-24 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Catalyst for polycarbonate production and process for producing polycarbonate |
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2001
- 2001-03-30 JP JP2001100830A patent/JP2002297148A/ja active Pending
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US7390868B2 (en) | 2003-05-29 | 2008-06-24 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Catalyst for polycarbonate production and process for producing polycarbonate |
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