JP2002285966A - 制御弁フィルタ - Google Patents
制御弁フィルタInfo
- Publication number
- JP2002285966A JP2002285966A JP2001091554A JP2001091554A JP2002285966A JP 2002285966 A JP2002285966 A JP 2002285966A JP 2001091554 A JP2001091554 A JP 2001091554A JP 2001091554 A JP2001091554 A JP 2001091554A JP 2002285966 A JP2002285966 A JP 2002285966A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control valve
- filter
- hook
- claw
- mooring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims abstract description 44
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 18
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D29/00—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
- B01D29/11—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with bag, cage, hose, tube, sleeve or like filtering elements
- B01D29/114—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with bag, cage, hose, tube, sleeve or like filtering elements arranged for inward flow filtration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D29/00—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
- B01D29/11—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with bag, cage, hose, tube, sleeve or like filtering elements
- B01D29/13—Supported filter elements
- B01D29/15—Supported filter elements arranged for inward flow filtration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2201/00—Details relating to filtering apparatus
- B01D2201/40—Special measures for connecting different parts of the filter
- B01D2201/4084—Snap or Seeger ring connecting means
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】一度係合手段が係合されると外部からの衝撃等
があっても容易には係合が外れない制御弁フィルタの構
造の提供。 【解決手段】フィルタ51のフック部55において分断
部の一方には鉤部55aが、他方には係留部55bが設
けられている。制御弁本体へのフィルタ51の組付けの
際には、枠体53を弾性力に抗して拡径し、組付け位置
において弾性力に服させる。すると枠体53は徐々に環
状に復帰し、鉤部55aは係留部55b方向へ移動す
る。この時、鉤部55aの爪部56側のエッジ部が、爪
部56の傾斜面56aに当接する。さらに鉤部55aを
係留部55b方向へ押圧すると爪部56及びリング枠5
3aが徐々に外部に撓み、鉤部55aの端面が爪部56
先端を通過可能な状態となる。鉤部55aが係留部55
bに係合されると同時に、爪部56及びリング枠53a
は元位置に戻り、固定面56bにより係合状態が保持さ
れる。
があっても容易には係合が外れない制御弁フィルタの構
造の提供。 【解決手段】フィルタ51のフック部55において分断
部の一方には鉤部55aが、他方には係留部55bが設
けられている。制御弁本体へのフィルタ51の組付けの
際には、枠体53を弾性力に抗して拡径し、組付け位置
において弾性力に服させる。すると枠体53は徐々に環
状に復帰し、鉤部55aは係留部55b方向へ移動す
る。この時、鉤部55aの爪部56側のエッジ部が、爪
部56の傾斜面56aに当接する。さらに鉤部55aを
係留部55b方向へ押圧すると爪部56及びリング枠5
3aが徐々に外部に撓み、鉤部55aの端面が爪部56
先端を通過可能な状態となる。鉤部55aが係留部55
bに係合されると同時に、爪部56及びリング枠53a
は元位置に戻り、固定面56bにより係合状態が保持さ
れる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、可変容量型圧縮機
に用いる制御弁において、制御弁内に異物が侵入するの
を防ぐための制御弁フィルタに関するものである。
に用いる制御弁において、制御弁内に異物が侵入するの
を防ぐための制御弁フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、可変容量型圧縮機に用いる制御弁
において、吐出圧領域としての吐出室、吸入圧領域とし
ての吸入室、及び制御室内の磨耗紛等の異物が制御弁内
へ侵入すると制御弁の弁座に噛み込む等して制御弁の正
常な動作を妨げる場合があった。そのため、例えば特開
平6−336978号公報には、吐出室、吸入室及び制
御室と連通する制御弁の流体導通ポートの全てに、濾過
手段としての制御弁フィルタ(以下、フィルタという)
を各々設置し、制御弁内への異物の侵入を防止する技術
が開示されている。
において、吐出圧領域としての吐出室、吸入圧領域とし
ての吸入室、及び制御室内の磨耗紛等の異物が制御弁内
へ侵入すると制御弁の弁座に噛み込む等して制御弁の正
常な動作を妨げる場合があった。そのため、例えば特開
平6−336978号公報には、吐出室、吸入室及び制
御室と連通する制御弁の流体導通ポートの全てに、濾過
手段としての制御弁フィルタ(以下、フィルタという)
を各々設置し、制御弁内への異物の侵入を防止する技術
が開示されている。
【0003】図10に示すように、フィルタ51は、側
面に複数箇所の窓部53cを持つとともに一箇所に分断
部を有する環状の枠体53と、各窓部53cに張設され
た濾過材としての網部54とからなる。枠体53は弾性
部材により構成されている。前記分断部の一方には先端
が鉤状の鉤部55aが設けられており、他方には鉤部5
5aと係脱可能な係留部55bが設けられている。鉤部
55a及び係留部55bにより係合手段としてのフック
部55が構成されている。
面に複数箇所の窓部53cを持つとともに一箇所に分断
部を有する環状の枠体53と、各窓部53cに張設され
た濾過材としての網部54とからなる。枠体53は弾性
部材により構成されている。前記分断部の一方には先端
が鉤状の鉤部55aが設けられており、他方には鉤部5
5aと係脱可能な係留部55bが設けられている。鉤部
55a及び係留部55bにより係合手段としてのフック
部55が構成されている。
【0004】一方、図示しない制御弁には、制御弁の胴
部周面に環溝が凹設されている。該環溝内には前記各室
と連通する流体導通ポートが開口しており、フィルタ5
1が該環溝に嵌入されている。
部周面に環溝が凹設されている。該環溝内には前記各室
と連通する流体導通ポートが開口しており、フィルタ5
1が該環溝に嵌入されている。
【0005】フィルタ51の制御弁への組付けは、次の
ように行われる。枠体53を弾性力に抗して拡径しつ
つ、制御弁の胴部周面において流体導通ポートが開口す
る環溝に位置させる。この時、フック部55は外れた状
態である。その後、枠体53を弾性力に服させると、枠
体53が弾性力により環状に復帰して環溝に嵌入され
る。この時、フック部55は係合状態となる。これによ
り、フィルタ51により流体導通ポートが確実に被覆さ
れる。
ように行われる。枠体53を弾性力に抗して拡径しつ
つ、制御弁の胴部周面において流体導通ポートが開口す
る環溝に位置させる。この時、フック部55は外れた状
態である。その後、枠体53を弾性力に服させると、枠
体53が弾性力により環状に復帰して環溝に嵌入され
る。この時、フック部55は係合状態となる。これによ
り、フィルタ51により流体導通ポートが確実に被覆さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
フィルタの構造では、フィルタの組み付けられた制御弁
を圧縮機本体に設けた収納孔に組付けた後、外部からの
衝撃等によりフック部の係合が外れる場合があった。収
納孔への組付け後にフィルタのフック部が外れてしまう
と、フィルタの外径よりも収納孔の内径は多少なりとも
大きく構成されているため、フィルタが収納孔と制御弁
との隙間に入ったり、組付位置がずれたりして流体導通
ポートを被覆しない状態となる。このため、異物の制御
弁内への侵入を十分防ぐことができない場合があった。
フィルタの構造では、フィルタの組み付けられた制御弁
を圧縮機本体に設けた収納孔に組付けた後、外部からの
衝撃等によりフック部の係合が外れる場合があった。収
納孔への組付け後にフィルタのフック部が外れてしまう
と、フィルタの外径よりも収納孔の内径は多少なりとも
大きく構成されているため、フィルタが収納孔と制御弁
との隙間に入ったり、組付位置がずれたりして流体導通
ポートを被覆しない状態となる。このため、異物の制御
弁内への侵入を十分防ぐことができない場合があった。
【0007】本発明の目的は、一度係合手段が係合され
ると外部からの衝撃等があっても容易には係合が外れな
い制御弁フィルタの構造を提供することにある。
ると外部からの衝撃等があっても容易には係合が外れな
い制御弁フィルタの構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、吸入室、吐出室及び制御室を
有する可変容量型圧縮機の制御弁に用いられ、前記各室
に連なる流体導通ポートの少なくとも一つに組付けられ
た制御弁フィルタであって、該制御弁フィルタは少なく
とも一箇所に分断部を有し、該分断部には互いに係合可
能な係合手段と、該係合手段の係合状態を保持する保持
手段とが設けられていることを要旨とする。
め、請求項1の発明では、吸入室、吐出室及び制御室を
有する可変容量型圧縮機の制御弁に用いられ、前記各室
に連なる流体導通ポートの少なくとも一つに組付けられ
た制御弁フィルタであって、該制御弁フィルタは少なく
とも一箇所に分断部を有し、該分断部には互いに係合可
能な係合手段と、該係合手段の係合状態を保持する保持
手段とが設けられていることを要旨とする。
【0009】前記発明によると、一度係合された係合手
段が外部からの衝撃を受けた際に、係合が外れようとし
ても、保持手段により係合状態が保持されるため制御弁
フィルタの正常な組付けが保たれる。
段が外部からの衝撃を受けた際に、係合が外れようとし
ても、保持手段により係合状態が保持されるため制御弁
フィルタの正常な組付けが保たれる。
【0010】請求項2の発明では、前記制御弁フィルタ
は、一対の環状の枠体と該枠体の間に被装された濾過材
とからなり、前記係合手段は、鉤部と該鉤部と係合可能
な係留部とからなり、前記保持手段は前記係留部側に設
けられた爪部であって、前記鉤部の係留部への係合を許
容し、係合離脱を阻止することを要旨とする。
は、一対の環状の枠体と該枠体の間に被装された濾過材
とからなり、前記係合手段は、鉤部と該鉤部と係合可能
な係留部とからなり、前記保持手段は前記係留部側に設
けられた爪部であって、前記鉤部の係留部への係合を許
容し、係合離脱を阻止することを要旨とする。
【0011】前記発明によると、制御弁フィルタの鉤部
と係留部が係合される際に、爪部の形状を利用すること
で爪部側又は鉤部側が変形しながら係合される。さら
に、係合と同時に自動的に爪部により係合状態が保持さ
れる。
と係留部が係合される際に、爪部の形状を利用すること
で爪部側又は鉤部側が変形しながら係合される。さら
に、係合と同時に自動的に爪部により係合状態が保持さ
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第一実施形態)以下、本発明を
具体化した第一実施形態を可変容量型圧縮機における制
御弁フィルタにおいて図1〜図5を参照して説明する。
具体化した第一実施形態を可変容量型圧縮機における制
御弁フィルタにおいて図1〜図5を参照して説明する。
【0013】可変容量型圧縮機(以下、圧縮機という)
の基本構造自体は、従来から知られている各種構造を採
用できるので、従来と同様の部分については説明を簡略
化し、本発明の特徴である制御弁フィルタ(以下、フィ
ルタという)を中心に説明する。
の基本構造自体は、従来から知られている各種構造を採
用できるので、従来と同様の部分については説明を簡略
化し、本発明の特徴である制御弁フィルタ(以下、フィ
ルタという)を中心に説明する。
【0014】まず、図1に示す圧縮機70は、複数のシ
リンダボア1aを有するシリンダブロック1と、フロン
トハウジング2及びリアハウジング3とを備えている。
シリンダブロック1は、フロントハウジング2及びリア
ハウジング3との間に接合固定され、シリンダブロック
1とフロントハウジング2との間には制御室4が区画形
成されている。
リンダボア1aを有するシリンダブロック1と、フロン
トハウジング2及びリアハウジング3とを備えている。
シリンダブロック1は、フロントハウジング2及びリア
ハウジング3との間に接合固定され、シリンダブロック
1とフロントハウジング2との間には制御室4が区画形
成されている。
【0015】駆動軸5はシリンダブロック1とフロント
ハウジング2との間にラジアル軸受7、8を介して相対
回転可能に支持されている。駆動軸5がフロントハウジ
ング2外部に突出する部分には軸封装置6が設けられて
いる。以後、駆動軸5が圧縮機70外に突出し、図示し
ない外部駆動源と連結される側をフロント側と称し、そ
の反対側をリア側と称する。
ハウジング2との間にラジアル軸受7、8を介して相対
回転可能に支持されている。駆動軸5がフロントハウジ
ング2外部に突出する部分には軸封装置6が設けられて
いる。以後、駆動軸5が圧縮機70外に突出し、図示し
ない外部駆動源と連結される側をフロント側と称し、そ
の反対側をリア側と称する。
【0016】回転支持体9は、制御室4内において駆動
軸5に一体回転可能に止着されている。ヒンジ機構10
は、回転支持体9と斜板11との間に介在されている。
斜板11は、ヒンジ機構10の案内により、駆動軸5の
軸線方向へスライド移動可能かつ傾動可能であり、さら
に駆動軸5と一体回転可能となっている。斜板11の外
周部にはシュー12を介してピストン13が係留されて
おり、斜板11の回転運動に伴ってピストン13はシリ
ンダボア1a内を往復運動する。
軸5に一体回転可能に止着されている。ヒンジ機構10
は、回転支持体9と斜板11との間に介在されている。
斜板11は、ヒンジ機構10の案内により、駆動軸5の
軸線方向へスライド移動可能かつ傾動可能であり、さら
に駆動軸5と一体回転可能となっている。斜板11の外
周部にはシュー12を介してピストン13が係留されて
おり、斜板11の回転運動に伴ってピストン13はシリ
ンダボア1a内を往復運動する。
【0017】リアハウジング3には外周側に吐出室1
4、内周側に吸入室15が区画形成されている。シリン
ダブロック1と吐出室14及び吸入室15を構成するリ
アハウジング3との間には、吐出弁20及び吸入弁18
を構成する弁形成体16が介在されている。
4、内周側に吸入室15が区画形成されている。シリン
ダブロック1と吐出室14及び吸入室15を構成するリ
アハウジング3との間には、吐出弁20及び吸入弁18
を構成する弁形成体16が介在されている。
【0018】吸入室15の冷媒ガスはピストン13の復
動動作、即ち図1において、右から左への動作により、
弁形成体16に形成されている吸入ポート17及び吸入
弁18を介してシリンダボア1aに吸入される。シリン
ダボア1aに吸入された冷媒ガスは、ピストン13の往
動動作、即ち図1において、左から右への動作により所
定の圧力まで圧縮され、弁形成体16に形成されている
吐出ポート19及び吐出弁20を介して吐出室14へ吐
出される。
動動作、即ち図1において、右から左への動作により、
弁形成体16に形成されている吸入ポート17及び吸入
弁18を介してシリンダボア1aに吸入される。シリン
ダボア1aに吸入された冷媒ガスは、ピストン13の往
動動作、即ち図1において、左から右への動作により所
定の圧力まで圧縮され、弁形成体16に形成されている
吐出ポート19及び吐出弁20を介して吐出室14へ吐
出される。
【0019】さらに、弁形成体16の中央部には制御室
4と吸入室15とを連通する抽気通路24が形成されて
いる。シリンダブロック1及びリアハウジング3には、
吐出室14と制御室4とを連通する給気通路21が貫通
されている。給気通路21の途中には制御弁30が介在
されている。また、リアハウジング3には吸入室15と
制御弁30とを連通する連通路22が設けられている。
4と吸入室15とを連通する抽気通路24が形成されて
いる。シリンダブロック1及びリアハウジング3には、
吐出室14と制御室4とを連通する給気通路21が貫通
されている。給気通路21の途中には制御弁30が介在
されている。また、リアハウジング3には吸入室15と
制御弁30とを連通する連通路22が設けられている。
【0020】吐出室14及び吸入室15よりリア側のリ
アハウジング3内には、制御弁30を収納する収納孔3
1が設けられている。収納孔31は制御弁30の外形に
ほぼ沿った形状に形成されている。
アハウジング3内には、制御弁30を収納する収納孔3
1が設けられている。収納孔31は制御弁30の外形に
ほぼ沿った形状に形成されている。
【0021】次に、制御弁30は、図2に示すように、
制御弁本体34とソレノイド部35とから構成されてい
る。そして制御弁本体34と、該制御弁本体34の一端
に設けられた凹部を被うキャップ状の蓋体36とにより
感圧室37が区画形成されている。感圧室37内には感
圧部材としてのベローズ38が変位可能に収納されてい
る。
制御弁本体34とソレノイド部35とから構成されてい
る。そして制御弁本体34と、該制御弁本体34の一端
に設けられた凹部を被うキャップ状の蓋体36とにより
感圧室37が区画形成されている。感圧室37内には感
圧部材としてのベローズ38が変位可能に収納されてい
る。
【0022】伝達ロッド39は、制御弁本体34内に設
けられた挿通孔40に挿通されて延在しており、一端を
ベローズ38に当接させている。この伝達ロッド39の
他端には、弁体41の一端が当接している。
けられた挿通孔40に挿通されて延在しており、一端を
ベローズ38に当接させている。この伝達ロッド39の
他端には、弁体41の一端が当接している。
【0023】弁体41は、制御弁本体34の他端に設け
られた凹部と、制御弁本体34に接して設けられた固定
鉄心42とによって区画形成される弁室43内に収納さ
れている。さらに、弁体41は弁室43内の挿通孔40
周辺部の弁座43aを、ベローズ38の伸縮に応じて開
閉する。
られた凹部と、制御弁本体34に接して設けられた固定
鉄心42とによって区画形成される弁室43内に収納さ
れている。さらに、弁体41は弁室43内の挿通孔40
周辺部の弁座43aを、ベローズ38の伸縮に応じて開
閉する。
【0024】固定鉄心42の他端には可動鉄心44がバ
ネ45を介して設けられ、この固定鉄心42と可動鉄心
44とを覆うようにチューブ46が設けられている。さ
らにチューブ46の外周部には固定鉄心42と可動鉄心
44との間に電磁力を作用させる磁界印加手段としての
電磁コイル47が設けられてソレノイド部35を構成し
ている。
ネ45を介して設けられ、この固定鉄心42と可動鉄心
44とを覆うようにチューブ46が設けられている。さ
らにチューブ46の外周部には固定鉄心42と可動鉄心
44との間に電磁力を作用させる磁界印加手段としての
電磁コイル47が設けられてソレノイド部35を構成し
ている。
【0025】制御弁本体34と、吐出室14と連通する
給気通路21との接続部には、第一の流体導通ポートと
しての高圧口50が制御弁本体34の胴部外周面に凹設
された環溝52内に開口している。該高圧口50を覆う
ように濾過材としてのフィルタ51が環溝52に嵌入さ
れて組付けされている。
給気通路21との接続部には、第一の流体導通ポートと
しての高圧口50が制御弁本体34の胴部外周面に凹設
された環溝52内に開口している。該高圧口50を覆う
ように濾過材としてのフィルタ51が環溝52に嵌入さ
れて組付けされている。
【0026】また、制御弁本体34と、制御室4と連通
する給気通路21との接続部には、第二の流体導通ポー
トとしての制御口60が高圧口50と同様に制御弁本体
34の胴部外周面に凹設された環溝62内に開口してい
る。該制御口60を覆うようにフィルタ61が環溝62
に嵌入されて組付けされている。
する給気通路21との接続部には、第二の流体導通ポー
トとしての制御口60が高圧口50と同様に制御弁本体
34の胴部外周面に凹設された環溝62内に開口してい
る。該制御口60を覆うようにフィルタ61が環溝62
に嵌入されて組付けされている。
【0027】図3に示すようにフィルタ51の枠体53
は、弾性部材により構成されている一対のリング枠53
aと、複数の棒材53bとによりなる。棒材53bはリ
ング枠53aの間に介在されている。さらに、リング枠
53aと棒材53bとにより形成される窓部53cには
濾過材としての網材54が張設されている。フィルタ5
1は、枠体53と網材54とによりなる一体成形品とし
て構成されている。
は、弾性部材により構成されている一対のリング枠53
aと、複数の棒材53bとによりなる。棒材53bはリ
ング枠53aの間に介在されている。さらに、リング枠
53aと棒材53bとにより形成される窓部53cには
濾過材としての網材54が張設されている。フィルタ5
1は、枠体53と網材54とによりなる一体成形品とし
て構成されている。
【0028】各リング枠53aの一箇所は棒材53bの
端面で、図面垂直方向に分断されている。前記分断部に
は、分断部を整合させるための係合手段としてのフック
部55が設けられている。フィルタ51の中心軸線に対
して、フック部55の対称側ではリング枠53aの幅が
狭く構成され、これにより組付けの際の枠体53の拡径
が容易となっている。
端面で、図面垂直方向に分断されている。前記分断部に
は、分断部を整合させるための係合手段としてのフック
部55が設けられている。フィルタ51の中心軸線に対
して、フック部55の対称側ではリング枠53aの幅が
狭く構成され、これにより組付けの際の枠体53の拡径
が容易となっている。
【0029】図4に示すように、一方の分断部には、先
端が曲がった鉤部55aが他方の分断部の方向に突出す
るように設けられている。他方の分断部には、鉤部55
aと係合可能な係留部55bが棒材53bの一部より構
成されている。鉤部55aと係留部55bとによりフッ
ク部55が構成されている。
端が曲がった鉤部55aが他方の分断部の方向に突出す
るように設けられている。他方の分断部には、鉤部55
aと係合可能な係留部55bが棒材53bの一部より構
成されている。鉤部55aと係留部55bとによりフッ
ク部55が構成されている。
【0030】さらに、係留部55b側のリング枠53a
の一方には略台形状の爪部56が設けられている。爪部
56は、リング枠53aの外周側に設けられており、先
端は窓部53c上に張り出している。爪部56の先端の
フィルタ51外周側には、鉤部55aの係留部55bへ
の係合を許容し、係合離脱を防止すべく、傾斜面56a
が形成されている。また、爪部56の先端のフィルタ5
1内周側には、鉤部55aを固定する固定面56bが傾
斜面56aと鋭角θを挟んで形成されている。
の一方には略台形状の爪部56が設けられている。爪部
56は、リング枠53aの外周側に設けられており、先
端は窓部53c上に張り出している。爪部56の先端の
フィルタ51外周側には、鉤部55aの係留部55bへ
の係合を許容し、係合離脱を防止すべく、傾斜面56a
が形成されている。また、爪部56の先端のフィルタ5
1内周側には、鉤部55aを固定する固定面56bが傾
斜面56aと鋭角θを挟んで形成されている。
【0031】鉤部55aの爪部56に面した側は側面部
57であり、側面部57の内周側のヘリはエッジ部57
aとなっている。
57であり、側面部57の内周側のヘリはエッジ部57
aとなっている。
【0032】以下、前述のように構成されたフィルタ5
1の制御弁30への組付けについて、図4のX−X線断
面図である図5を参照して説明する。
1の制御弁30への組付けについて、図4のX−X線断
面図である図5を参照して説明する。
【0033】まず、制御弁本体34の胴部に枠体53を
弾性力に抗して拡径しつつ、胴部周面において高圧口5
0が開口する部位に位置させる。そして、枠体53を弾
性力に服させる。この時、図5(a)に示すように鉤部
55aは、爪部56よりもフィルタ51の中心方向から
みて外周側にあり、エッジ部57aが傾斜面56aに当
接した状態となる。
弾性力に抗して拡径しつつ、胴部周面において高圧口5
0が開口する部位に位置させる。そして、枠体53を弾
性力に服させる。この時、図5(a)に示すように鉤部
55aは、爪部56よりもフィルタ51の中心方向から
みて外周側にあり、エッジ部57aが傾斜面56aに当
接した状態となる。
【0034】続いて係留部55bに対して鉤部55aを
押え込んでいくと、図5(b)に示すように傾斜面56
aが鉤部55aの側面部57により押圧される。この押
圧力により、爪部56及び爪部56の設けられたリング
枠53aが、徐々にフィルタ51の幅Zより外部に撓
み、鉤部55aの側面部57が爪部56先端を通過可能
な状態となる。
押え込んでいくと、図5(b)に示すように傾斜面56
aが鉤部55aの側面部57により押圧される。この押
圧力により、爪部56及び爪部56の設けられたリング
枠53aが、徐々にフィルタ51の幅Zより外部に撓
み、鉤部55aの側面部57が爪部56先端を通過可能
な状態となる。
【0035】図5(c)に示すように、鉤部55aがさ
らに係留部55b方向に移動し、鉤部55aの側面部5
7が爪部56先端を通過して、鉤部55aが係留部55
bに係合される。係合状態では鉤部55aは爪部56よ
り内周側に位置するため、爪部56を押圧するものがな
くなる。このため、爪部56及びリング枠53aは弾性
力に服し元の位置に戻る。これにより爪部56の固定面
56bが鉤部55aの上面に覆い被さる形となり、フッ
ク部55の係合状態が保持される。
らに係留部55b方向に移動し、鉤部55aの側面部5
7が爪部56先端を通過して、鉤部55aが係留部55
bに係合される。係合状態では鉤部55aは爪部56よ
り内周側に位置するため、爪部56を押圧するものがな
くなる。このため、爪部56及びリング枠53aは弾性
力に服し元の位置に戻る。これにより爪部56の固定面
56bが鉤部55aの上面に覆い被さる形となり、フッ
ク部55の係合状態が保持される。
【0036】上記構成の本実施形態においては、以下の
効果がある。 (1)一度フック部55が係合されると、外部からの衝
撃等によりフック部55の係合が外れようとしても、保
持手段としての爪部56の固定面56bにより係合状態
が保持される。これにより、フィルタ51の正常な組付
けが保たれる。 (2)従来のフィルタに爪部56を設けるだけの簡易な
構造で、鉤部55aと係留部55bとの係合と同時に、
爪部56による係合状態の保持が自動的に行われる。
効果がある。 (1)一度フック部55が係合されると、外部からの衝
撃等によりフック部55の係合が外れようとしても、保
持手段としての爪部56の固定面56bにより係合状態
が保持される。これにより、フィルタ51の正常な組付
けが保たれる。 (2)従来のフィルタに爪部56を設けるだけの簡易な
構造で、鉤部55aと係留部55bとの係合と同時に、
爪部56による係合状態の保持が自動的に行われる。
【0037】(第二実施形態)次に、第一実施形態とは
制御弁フィルタのフック部の構造が異なる第二実施形態
について、図6及び図7を参照して説明する。尚、フッ
ク部の構造以外は第一実施形態と同様の構成であり、説
明を省略する。
制御弁フィルタのフック部の構造が異なる第二実施形態
について、図6及び図7を参照して説明する。尚、フッ
ク部の構造以外は第一実施形態と同様の構成であり、説
明を省略する。
【0038】図6に示すようにフィルタ81の一方の分
断部には、先端が曲がった鉤部58が他方の分断部の方
向に突出するように設けられている。さらに、鉤部58
は幅広部58aと幅狭部58bに分割され二股となって
いる。幅狭部58bの幅は、幅広部58aの幅よりも狭
く構成され、さらに、幅広部58aと、幅狭部58bと
の間の空間は隙間59となっている。
断部には、先端が曲がった鉤部58が他方の分断部の方
向に突出するように設けられている。さらに、鉤部58
は幅広部58aと幅狭部58bに分割され二股となって
いる。幅狭部58bの幅は、幅広部58aの幅よりも狭
く構成され、さらに、幅広部58aと、幅狭部58bと
の間の空間は隙間59となっている。
【0039】他方の分断部では、鉤部58が係合される
係留部55b及び爪部56が第一実施形態と同様に構成
されている。尚、幅狭部58bは、爪部56側に設けら
れている。さらに、幅狭部58bの爪部56に面した側
の側面は側面部63であり、側面部63のフィルタ81
内周側のヘリはエッジ部63aとなっている。鉤部58
と、係留部55bとによりフック部55が構成される。
係留部55b及び爪部56が第一実施形態と同様に構成
されている。尚、幅狭部58bは、爪部56側に設けら
れている。さらに、幅狭部58bの爪部56に面した側
の側面は側面部63であり、側面部63のフィルタ81
内周側のヘリはエッジ部63aとなっている。鉤部58
と、係留部55bとによりフック部55が構成される。
【0040】以下、前述のように構成されたフィルタ8
1の組付けについて図7を参照して説明する。
1の組付けについて図7を参照して説明する。
【0041】まず、制御弁本体34の胴部に枠体53を
弾性力に抗して拡径しつつ、胴部周面において高圧口5
0が開口する部位に位置させる。そして、枠体53を弾
性力に服させる。この時、図7(a)に示すように、鉤
部58は、爪部56よりもフィルタ81の中心方向から
みて外周側にあり、幅狭部58bのエッジ部63aが傾
斜面56aに当接した状態となる。
弾性力に抗して拡径しつつ、胴部周面において高圧口5
0が開口する部位に位置させる。そして、枠体53を弾
性力に服させる。この時、図7(a)に示すように、鉤
部58は、爪部56よりもフィルタ81の中心方向から
みて外周側にあり、幅狭部58bのエッジ部63aが傾
斜面56aに当接した状態となる。
【0042】続いて、係留部55bに対して鉤部58を
押え込んでいくと、図7(b)に示すように、爪部56
の傾斜面56aにより幅狭部58bの側面部63が押圧
される。この押圧力により、幅狭部58bが矢印V1方
向、即ち隙間59内に徐々に撓み、側面部63が爪部5
6先端を通過可能な状態となる。
押え込んでいくと、図7(b)に示すように、爪部56
の傾斜面56aにより幅狭部58bの側面部63が押圧
される。この押圧力により、幅狭部58bが矢印V1方
向、即ち隙間59内に徐々に撓み、側面部63が爪部5
6先端を通過可能な状態となる。
【0043】図7(c)に示すように、鉤部58がさら
に係留部55b方向に移動し、幅狭部58bの側面部6
3が爪部56先端を通過し、フック部58の鉤部58b
が係留部55bに係合される。係合状態では、幅狭部5
8bを押圧するものがなくなる為、幅狭部58bは弾性
力に服し矢印V2方向である元の位置に戻る。これによ
り、爪部56の固定面56bが幅狭部58b即ち鉤部5
5aの上面に覆い被さる形となり、フック部55の係合
状態が保持される。
に係留部55b方向に移動し、幅狭部58bの側面部6
3が爪部56先端を通過し、フック部58の鉤部58b
が係留部55bに係合される。係合状態では、幅狭部5
8bを押圧するものがなくなる為、幅狭部58bは弾性
力に服し矢印V2方向である元の位置に戻る。これによ
り、爪部56の固定面56bが幅狭部58b即ち鉤部5
5aの上面に覆い被さる形となり、フック部55の係合
状態が保持される。
【0044】上記構成の本実施形態においては、以下の
効果がある。 (1)鉤部58側が撓む構成となっているため、爪部5
6及びフィルタ81の枠体53aを撓ませる必要のあっ
た第一実施形態の場合に比して爪部56及び枠体53a
を頑丈な部材とすることができる。 (2)鉤部58を二股に構成し、幅の狭い方を撓ませる
ことにより、鉤部58側を無理なく撓ませることができ
る。
効果がある。 (1)鉤部58側が撓む構成となっているため、爪部5
6及びフィルタ81の枠体53aを撓ませる必要のあっ
た第一実施形態の場合に比して爪部56及び枠体53a
を頑丈な部材とすることができる。 (2)鉤部58を二股に構成し、幅の狭い方を撓ませる
ことにより、鉤部58側を無理なく撓ませることができ
る。
【0045】上記実施形態は、以下のように変更して実
施することも可能である。 ○第一実施形態及び第二実施形態においては、爪部56
は一箇所に設けられているが、複数箇所に設けた構成と
することも可能である。例えば、図8に示すようにリン
グ枠53aの向かい合う両側に爪部56を設ける構成が
考えられる。 ○第一実施形態及び第二実施形態においては、爪部56
をリング枠53aの外周に設けて鉤部55a、58をフ
ィルタ51、81の外周側から保持しているが、爪部5
6の位置や形状を変更して実施することも可能である。
例えば、図9に示すように爪部82を鉤部55a側に設
け、凹部83をリング枠53aの爪部82に対応する位
置に設けて、爪部82が凹部83に係留されることでフ
ック部55の係合が保持される構成などが考えられる。 ○第一実施形態及び第二実施形態において、フィルタ5
1、81の組付けられる制御弁は制御弁30に限らず、
形式の異なる他の制御弁であっても同様に構成すること
が可能である。 ○第一実施形態及び第二実施形態において、フィルタ5
1、81の設置される流体導通ポートは高圧口50であ
るが、これに限らず制御弁における流体導通ポートであ
れば、同様に構成することが可能である。 ○第一実施形態及び第二実施形態において、フィルタ5
1、81は枠体53と網材54により構成される一体成
形品となっているが、これに限定されるものではない。
例えば前記実施形態のように異なる部材により構成せ
ず、フィルタ全体を同じ部材で構成することも可能であ
る。 ○第一実施形態及び第二実施形態において、枠体53の
分断は一箇所であるが、複数箇所とすることも可能であ
る。例えば、分断箇所が2箇所あって、半月状の二つの
枠体が整合される構成等が実施可能である。
施することも可能である。 ○第一実施形態及び第二実施形態においては、爪部56
は一箇所に設けられているが、複数箇所に設けた構成と
することも可能である。例えば、図8に示すようにリン
グ枠53aの向かい合う両側に爪部56を設ける構成が
考えられる。 ○第一実施形態及び第二実施形態においては、爪部56
をリング枠53aの外周に設けて鉤部55a、58をフ
ィルタ51、81の外周側から保持しているが、爪部5
6の位置や形状を変更して実施することも可能である。
例えば、図9に示すように爪部82を鉤部55a側に設
け、凹部83をリング枠53aの爪部82に対応する位
置に設けて、爪部82が凹部83に係留されることでフ
ック部55の係合が保持される構成などが考えられる。 ○第一実施形態及び第二実施形態において、フィルタ5
1、81の組付けられる制御弁は制御弁30に限らず、
形式の異なる他の制御弁であっても同様に構成すること
が可能である。 ○第一実施形態及び第二実施形態において、フィルタ5
1、81の設置される流体導通ポートは高圧口50であ
るが、これに限らず制御弁における流体導通ポートであ
れば、同様に構成することが可能である。 ○第一実施形態及び第二実施形態において、フィルタ5
1、81は枠体53と網材54により構成される一体成
形品となっているが、これに限定されるものではない。
例えば前記実施形態のように異なる部材により構成せ
ず、フィルタ全体を同じ部材で構成することも可能であ
る。 ○第一実施形態及び第二実施形態において、枠体53の
分断は一箇所であるが、複数箇所とすることも可能であ
る。例えば、分断箇所が2箇所あって、半月状の二つの
枠体が整合される構成等が実施可能である。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、一度係合
された係合手段が外部からの衝撃等により係合が外れよ
うとしても、保持手段により係合状態が保持されるた
め、制御弁フィルタの正常な組付けが保持される構造が
実現できる。
された係合手段が外部からの衝撃等により係合が外れよ
うとしても、保持手段により係合状態が保持されるた
め、制御弁フィルタの正常な組付けが保持される構造が
実現できる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、爪部の傾斜
面を利用することで爪部側又は鉤部側が変形しながら係
合される。このため、係合と同時に自動的に爪部の固定
面により係合状態が保持される構造が実現できる。
面を利用することで爪部側又は鉤部側が変形しながら係
合される。このため、係合と同時に自動的に爪部の固定
面により係合状態が保持される構造が実現できる。
【図1】第一実施形態の可変容量コンプレッサの断面図
である。
である。
【図2】第一実施形態の制御弁の断面図である。
【図3】第一実施形態のフィルタの斜視図である。
【図4】第一実施形態のフィルタの要部を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】(a)〜(c)は図4におけるX−X線断面図
である。
である。
【図6】第二実施形態のフィルタの要部を示す斜視図で
ある。
ある。
【図7】(a)〜(c)は図4におけるW方向からみた
平面図である。
平面図である。
【図8】その他の実施形態の要部の拡大図である。
【図9】その他の実施形態の要部の拡大図である。
【図10】従来技術の制御弁フィルタの斜視図である。
4 制御室 14 吐出室 15 吸入室 30 制御弁 50、60 流体導通ポートとしての高圧口及び制御口 51、61、81 制御弁フィルタとしてのフィルタ 53 枠体 54 網材 55 係合手段としてのフック部 55a 鉤部 55b 係留部 56 保持手段としての爪部 56a 爪部に設けられた傾斜面 56b 固定面 70 可変容量型圧縮機 θ 鋭角。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱崎 勝 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3H003 AA03 BG02 3H076 AA06 BB13 CC41 CC84 CC85 CC93 4D064 AA03 BB01 BB11
Claims (2)
- 【請求項1】吸入室、吐出室及び制御室を有する可変容
量型圧縮機の制御弁に用いられ、前記各室に連なる流体
導通ポートの少なくとも一つに組付けられた制御弁フィ
ルタであって、該制御弁フィルタは少なくとも一箇所に
分断部を有し、該分断部には互いに係合可能な係合手段
と、該係合手段の係合状態を保持する保持手段とが設け
られていることを特徴とする制御弁フィルタ。 - 【請求項2】前記制御弁フィルタは、一対の環状の枠体
と該枠体の間に被装された濾過材とからなり、前記係合
手段は、鉤部と該鉤部と係合可能な係留部とからなり、
前記保持手段は前記係留部側に設けられた爪部であっ
て、前記鉤部の係留部への係合を許容し、係合離脱を阻
止することを特徴とする請求項1に記載の制御弁フィル
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001091554A JP2002285966A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 制御弁フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001091554A JP2002285966A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 制御弁フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002285966A true JP2002285966A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18946150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001091554A Pending JP2002285966A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 制御弁フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002285966A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006043700A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Ina Schaeffler Kg | リングフィルタ |
US7041217B1 (en) * | 2004-12-20 | 2006-05-09 | Filtertek Inc. | Filter rings |
JP2007000791A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Piolax Inc | 制御弁用フィルタ |
KR200451954Y1 (ko) * | 2009-02-02 | 2011-01-25 | 서문원 | 거름망 유닛 및 그를 구비한 진공펌프 |
CN102563205A (zh) * | 2010-12-24 | 2012-07-11 | 百乐仕株式会社 | 控制阀过滤装置 |
US8241012B2 (en) | 2007-11-29 | 2012-08-14 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Structure for mounting a filter in a compressor |
JP2013504419A (ja) * | 2009-09-15 | 2013-02-07 | カルル・キューフナー・コマンディトゲゼルシャフト | 液体媒体又は気体媒体用のフィルタ |
WO2013183616A1 (ja) | 2012-06-08 | 2013-12-12 | 株式会社ミクニ | 制御弁用フィルタおよび制御弁の挿入構造 |
JP2015021605A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 株式会社テージーケー | 電磁弁 |
-
2001
- 2001-03-28 JP JP2001091554A patent/JP2002285966A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006043700A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Ina Schaeffler Kg | リングフィルタ |
US7041217B1 (en) * | 2004-12-20 | 2006-05-09 | Filtertek Inc. | Filter rings |
EP1838408A2 (en) * | 2004-12-20 | 2007-10-03 | Filtertek, Inc. | Filter rings |
EP1838408A4 (en) * | 2004-12-20 | 2009-06-03 | Filtertek Inc | FILTERING RINGS |
JP4675694B2 (ja) * | 2005-06-24 | 2011-04-27 | 株式会社パイオラックス | 制御弁用フィルタ |
JP2007000791A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Piolax Inc | 制御弁用フィルタ |
US8241012B2 (en) | 2007-11-29 | 2012-08-14 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Structure for mounting a filter in a compressor |
KR200451954Y1 (ko) * | 2009-02-02 | 2011-01-25 | 서문원 | 거름망 유닛 및 그를 구비한 진공펌프 |
JP2013504419A (ja) * | 2009-09-15 | 2013-02-07 | カルル・キューフナー・コマンディトゲゼルシャフト | 液体媒体又は気体媒体用のフィルタ |
US9339751B2 (en) | 2009-09-15 | 2016-05-17 | Karl Kuefner Kg | Filter for liquid or gaseous media |
CN102563205A (zh) * | 2010-12-24 | 2012-07-11 | 百乐仕株式会社 | 控制阀过滤装置 |
US8936161B2 (en) | 2010-12-24 | 2015-01-20 | Piolax, Inc. | Control valve filter device |
CN102563205B (zh) * | 2010-12-24 | 2016-03-02 | 百乐仕株式会社 | 控制阀过滤装置 |
WO2013183616A1 (ja) | 2012-06-08 | 2013-12-12 | 株式会社ミクニ | 制御弁用フィルタおよび制御弁の挿入構造 |
EP2860429A4 (en) * | 2012-06-08 | 2016-03-02 | Mikuni Kogyo Kk | CONTROL VALVE FILTER AND CONTROL VALVE INSTALLATION STRUCTURE |
US9950285B2 (en) | 2012-06-08 | 2018-04-24 | Mikuni Corporation | Control valve filter and control valve insertion structure |
JP2015021605A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 株式会社テージーケー | 電磁弁 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1052407B1 (en) | Compact pump | |
US5379799A (en) | Discharge valve apparatus for compressor | |
JP2002285966A (ja) | 制御弁フィルタ | |
KR100249573B1 (ko) | 역지 밸브 | |
KR20000071352A (ko) | 압축기에 있어서의 밸브형성체의 위치결정구조 | |
US5934872A (en) | Washer pump for selectively supplying wash fluid to two areas | |
US6174147B1 (en) | Refrigerant compressor with an improved discharge valve assembly | |
US6668862B2 (en) | Fluid bearing mechanism | |
JP2000257552A (ja) | 可変容量圧縮機における制御弁の取付構造 | |
JPH0428911B2 (ja) | ||
JPH11257523A (ja) | 高圧電磁弁 | |
JPH10110691A (ja) | 吐出弁構造 | |
JPH11247759A (ja) | 圧縮機及び圧縮機のピストン組付方法 | |
JPH11304027A (ja) | 圧力制御弁のシール構造 | |
JP2003021183A (ja) | 回転型オイルダンパー | |
EP1134469A3 (en) | Multiway valve with cap element fixing means | |
KR0176827B1 (ko) | 리니어 압축기의 흡입 밸브 고정구조 | |
JP2001182511A (ja) | バルブタイミングコントロール装置用シール部材 | |
JP2002130235A (ja) | 保持用リング装置 | |
JP2006226113A (ja) | 圧縮機に用いられる弁板のポート構造 | |
JP3713650B2 (ja) | 小型ポンプ | |
JP4642998B2 (ja) | パイロット式電磁弁 | |
JPH10103230A (ja) | 可変容量型の斜板型圧縮機 | |
JP2576921Y2 (ja) | 圧縮機の圧力調整弁取付構造 | |
KR100375167B1 (ko) | 사판식 피스톤 모터 |