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JP2002281375A - 電子カメラ及び自動焦点調節時の画像表示方法 - Google Patents

電子カメラ及び自動焦点調節時の画像表示方法

Info

Publication number
JP2002281375A
JP2002281375A JP2001076473A JP2001076473A JP2002281375A JP 2002281375 A JP2002281375 A JP 2002281375A JP 2001076473 A JP2001076473 A JP 2001076473A JP 2001076473 A JP2001076473 A JP 2001076473A JP 2002281375 A JP2002281375 A JP 2002281375A
Authority
JP
Japan
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image
brightness
image signal
subject
focus adjustment
Prior art date
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Application number
JP2001076473A
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Inventor
Akihiro Uchida
亮宏 内田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001076473A priority Critical patent/JP4013026B2/ja
Publication of JP2002281375A publication Critical patent/JP2002281375A/ja
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  • Optical Filters (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像素子から得られる画像信号に基づく自動焦
点調節時に、動画を表示することにより合焦していく様
子や画角を確認することができ、また動画表示に不具合
が生じる場合には静止画やモノクロ動画に切換え表示で
きるようにする。 【解決手段】CCDから得られる画像信号に基づいて自
動的に焦点調節を行うとともに、被写体の画像を表示す
る。自動焦点調節時に被写体の画像を表示する際に、そ
の被写体の明るさを検出し、シャッタースピードや自動
焦点調節時のCCDの画素混合モードを決定する(ステ
ップS10、S12)。シャッタースピードがスミアが
目立つ被写体の明るさに対応する所定値S以上の場合に
は静止画に決定し(ステップS16)、色が混ざる画素
混合モードが決定されると、静止画又はモノクロ動画に
決定し(ステップS24)、それ以外の場合はカラー動
画に決定する(ステップS22)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子カメラ及び自動
焦点調節時の画像表示方法に係り、特に撮像素子から得
られる画像信号に基づいて自動的に焦点調節を行うとと
もに、自動焦点調節中に被写体の画像を表示する電子カ
メラ及び自動焦点調節時の画像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子カメラでの自動焦点調節
は、撮影光学系のうち焦点調節に作用するフォーカスレ
ンズを移動させながら撮像を行い、その出力画像信号か
ら高周波成分を抽出して合焦のための評価値を算出し、
この評価値が最大になるところにフォーカスレンズを移
動させて合焦させるようにしている。
【0003】また、上記自動焦点調節中に電子カメラの
液晶モニタに画像を表示する画像表示方式としては、撮
像素子から出力される画像信号に基づいて動画を表示す
る方法や、特開平10−294889号公報に記載のよ
うにフォーカスレンズを動かす直前の画像を静止画とし
て表示する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】とろこで、電子カメラ
の電子ファインダ(LCD、EDF等)で合焦を確認す
る場合は、自動焦点調節時に静止画を表示すると、被写
体の追従が困難になり、撮影者が希望する画角での撮影
が難しくなる。そのため自動焦点調節時にはフォーカス
レンズを駆動し、合焦していく様子を動画として表示す
ることが望ましい。
【0005】一方、自動焦点調節時に動画を表示する場
合には、液晶モニタに動画を出力するための画像信号を
取得する必要があるが、自動焦点調節時に必要な画像信
号と、液晶モニタに動画出力するために必要な画像信号
とは必ずしも一致しない。
【0006】即ち、近年の電子カメラに使用される撮像
素子は画素数が多くなる傾向にあり、数百万画素のもの
があるが、高画素の撮像素子を使用し、且つ焦点調節の
高速化を図るためには、撮像素子の垂直方向の画素の情
報(電荷)を間引いて読み出す必要がある。また、自動
焦点調節時に被写体の明るさが暗い場合、良好な評価値
を取得するために撮像素子の垂直方向の数画素の電荷を
混合することが行われているが、混合する画素数によっ
ては異なる色情報が混ざってしまう場合があり、この場
合には液晶モニタに表示される動画が見にくくなるとい
う問題がある。
【0007】また、高輝度の被写体がある場合、撮像素
子の垂直転送路にはスミアが混入する。撮像素子から垂
直方向の画素の電荷を間引いて読み出すと、画素の電荷
は間引かれるが、スミアは間引かれずに加算されるた
め、特に被写体が明るい場合には、自動焦点調節時に液
晶モニタに表示される動画にスミアが目立つという問題
がある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、撮像素子から得られる画像信号に基づいて自動
的に焦点調節を行う際に、動画を表示することにより合
焦していく様子や画角を確認することができ、また動画
表示に不具合が生じる場合には静止画やモノクロ動画に
切り換えることができる電子カメラ及び自動焦点調節時
の画像表示方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本願請求項1に係る電子カメラは、撮像素子を駆動す
る複数の動作モードを有し、該複数の動作モードから1
つの動作モードを決定する動作モード決定手段と、前記
動作モード決定手段によって決定された動作モードで前
記撮像素子を駆動して画像信号を取得する画像信号取得
手段と、前記画像信号取得手段で取得した画像信号に基
づいて自動的に焦点調節を行う自動焦点調節手段と、前
記画像信号取得手段で取得した画像信号に基づいて動画
又は静止画を表示する表示手段と、前記動作モード決定
手段によって決定された動作モードに応じて前記表示手
段で表示させる画像を動画又は静止画に切り換える切換
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0010】本願請求項2に係る電子カメラは、撮像素
子を駆動する複数の動作モードを有し、該複数の動作モ
ードから1つの動作モードを決定する動作モード決定手
段と、前記動作モード決定手段によって決定された動作
モードで前記撮像素子を駆動して画像信号を取得する画
像信号取得手段と、前記画像信号取得手段で取得した画
像信号に基づいて自動的に焦点調節を行う自動焦点調節
手段と、前記画像信号取得手段で取得した画像信号に基
づいてカラー動画又はモノクロ動画を表示する表示手段
と、前記動作モード決定手段によって決定された動作モ
ードに応じて前記表示手段に表示させる画像をカラー動
画又はモノクロ動画に切り換える切換手段と、を備えた
ことを特徴としている。
【0011】即ち、自動焦点調節時における撮像素子の
動作モードによっては、その動作モード時に取得した画
像信号に基づいて良好な動画の表示ができない場合があ
り、この場合には、動画に代えて静止画又はモノクロ動
画を表示するようにしている。
【0012】本願請求項3に示すように被写体の明るさ
を検出する検出手段を有し、前記動作モード決定手段
は、前記検出手段によって検出された被写体の明るさに
応じて前記複数の動作モードから1つの動作モードを決
定するようにしている。
【0013】本願請求項4に示すように前記撮像素子
は、1ライン置きに水平ラインが同じカラー配列となる
カラーフィルタを有し、前記複数の動作モードは、前記
撮像素子から2n(nは2以上の整数)ラインごとに1
ラインの画像信号を読み出すモードであって、前記2n
ラインの垂直方向のn個以下の画素の情報を混合して1
ラインの画像信号を読み出す第1の画素混合モードと、
前記2nラインの垂直方向のn個よりも多い画素の情報
を混合して1ラインの画像信号として読み出す第2の画
素混合モードとを含み、前記動作モード決定手段は、前
記検出手段によって検出された被写体の明るさが暗い
程、混合する画素数が多い画素混合モードを選択し、前
記切換手段は、前記動作モード決定手段により第1の画
素混合モードが決定されると、前記表示手段に表示させ
る画像を動画に切り換え、前記第2の混合モードが決定
されると、前記表示手段に表示させる画像を静止画に切
り換えることを特徴としている。
【0014】即ち、被写体の明るさによって撮像素子の
動作モードとして第1の画素混合モードが使用される場
合には、その画素混合により色情報が混ざることがない
ため、動画を表示し、一方、第2の画素混合モードが使
用された場合には、その画素混合により色情報が混ざる
ため、静止画を表示するようにしている。
【0015】本願請求項5に示すように前記撮像素子
は、1ライン置きに水平ラインが同じカラー配列となる
カラーフィルタを有し、前記複数の動作モードは、前記
撮像素子から2n(nは2以上の整数)ラインごとに1
ラインの画像信号を読み出すモードであって、前記2n
ラインの垂直方向のn個以下の画素の情報を混合して1
ラインの画像信号を読み出す第1の画素混合モードと、
前記2nラインの垂直方向のn個よりも多い画素の情報
を混合して1ラインの画像信号として読み出す第2の画
素混合モードとを含み、前記動作モード決定手段は、前
記検出手段によって検出された被写体の明るさが暗い
程、混合する画素数が多い画素混合モードを選択し、前
記切換手段は、前記動作モード決定手段により第1の画
素混合モードが決定されると、前記表示手段に表示させ
る画像をカラー動画に切り換え、前記第2の混合モード
が決定されると、前記表示手段に表示させる画像をモノ
クロ動画に切り換えることを特徴としている。
【0016】即ち、被写体の明るさによって撮像素子の
動作モードとして第1の画素混合モードが使用される場
合には、その画素混合により色情報が混ざることがない
ため、カラー動画を表示し、一方、第2の画素混合モー
ドが使用された場合には、その画素混合により色情報が
混ざるため、モノクロ動画を表示するようにしている。
【0017】本願請求項6に係る電子カメラは、撮像素
子を駆動して画像信号を取得する画像信号取得手段と、
前記画像信号取得手段で取得した画像信号に基づいて自
動的に焦点調節を行う自動焦点調節手段と、前記画像信
号取得手段で取得した画像信号に基づいて動画又は静止
画を表示する表示手段と、被写体の明るさを検出する検
出手段と、前記検出手段によって検出された被写体の明
るさに応じて前記表示手段で表示させる画像を動画又は
静止画に切り換える切換手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0018】即ち、自動焦点調節時における被写体の明
るさによっては、その時に取得した画像信号に基づいて
良好な動画の表示ができない場合があり、この場合に
は、動画に代えて静止画を表示するようにしている。
【0019】本願請求項7に示すように前記切換手段
は、前記検出手段によって検出された被写体の明るさ
が、前記表示手段に表示される画像にスミアが目立つ所
定の明るさ以上の場合に前記表示手段で表示させる画像
を静止画に切り換えることを特徴としている。
【0020】本願請求項8に示すように前記画像信号取
得手段は、前記自動焦点調節手段による焦点調節時に前
記撮像素子の垂直方向の画素の情報を間引いて読み出す
ことを特徴としている。
【0021】本願請求項9に係る発明は、撮像素子から
得られる画像信号に基づいて自動的に焦点調節を行うと
ともに、被写体の画像を表示する自動焦点調節時の画像
表示方法において、被写体の明るさを検出するステップ
と、前記検出した被写体の明るさが第1の明るさよりも
明るいか否かによって自動焦点調節時における前記撮像
素子の動作モードを切り換えるステップと、前記自動焦
点調節時に前記撮像素子から取得した画像信号に基づい
て自動的に焦点調節を行うステップと、前記検出された
被写体の明るさが、前記第1の明るさよりも明るい場合
には前記自動焦点調節中に前記撮像素子から取得した画
像信号に基づいて動画を表示するステップと、前記検出
された被写体の明るさが、前記第1の明るさよりも暗い
場合には前記自動焦点調節直前に前記撮像素子から取得
した画像信号に基づいて静止画を表示するステップと、
を含むことを特徴としている。
【0022】本願請求項10に係る発明は、撮像素子か
ら得られる画像信号に基づいて自動的に焦点調節を行う
とともに、被写体の画像を表示する自動焦点調節時の画
像表示方法において、被写体の明るさを検出するステッ
プと、前記検出した被写体の明るさが第1の明るさより
も明るいか否かによって自動焦点調節時における前記撮
像素子の動作モードを切り換えるステップと、前記自動
焦点調節時に前記撮像素子から取得した画像信号に基づ
いて自動的に焦点調節を行うステップと、前記検出され
た被写体の明るさが、前記第1の明るさよりも明るい場
合には前記自動焦点調節中に前記撮像素子から取得した
画像信号に基づいてカラー動画を表示するステップと、
前記検出された被写体の明るさが、前記第1の明るさよ
りも暗い場合には前記自動焦点調節中に前記撮像素子か
ら取得した画像信号に基づいてモノクロ動画を表示する
ステップと、を含むことを特徴としている。
【0023】即ち、少なくとも被写体の明るさが第1の
明るさよりも明るいか否かによって撮像素子の動作モー
ドが切り換えられる。そして、自動焦点調節時における
被写体の明るさが第1の明るさよりも暗い場合には、そ
のときの動作モードによって取得した画像信号に基づく
動画の表示は行わずに、自動焦点調節直前に撮像素子か
ら取得した画像信号に基づいて静止画を表示するか、又
は自動焦点調節時に取得した画像信号に基づいてモノク
ロ動画を表示するようにしている。
【0024】本願請求項11に示すように前記撮像素子
は、1ライン置きに水平ラインが同じカラー配列となる
カラーフィルタを有し、前記撮像素子の動作モードは、
該撮像素子から2n(nは2以上の整数)ラインごとに
1ラインの画像信号を読み出すモードであって、前記2
nラインの垂直方向のn個以下の画素の情報を混合して
1ラインの画像信号を読み出す第1の画素混合モード
と、前記2nラインの垂直方向のn個よりも多い画素の
情報を混合して1ラインの画像信号として読み出す第2
の画素混合モードとを有し、前記動作モードを切り換え
るステップは、自動焦点調節時に前記検出した被写体の
明るさが、前記第1の明るさよりも明るい場合には前記
第1の画素混合モードに切り換え、前記第1の明るさよ
りも暗い場合には前記第2の画素混合モードに切り換え
ることを特徴としている。
【0025】即ち、被写体の明るさが第1の明るさより
も明るいか否かに応じて撮像素子の動作モードとして第
1の画素混合モード又は第2の画素混合モードが使用さ
れる。そして、第1の画素混合モードが使用される場合
には、その画素混合により色情報が混ざることがないた
め、該第1の画素混合モードによって取得した画像信号
に基づいて動画を表示し、第2の画素混合モードが使用
される場合には、その画素混合により色情報が混ざるた
め、自動焦点調節直前に撮像素子から取得した画像信号
に基づいて静止画を表示するか、又は自動焦点調節時に
取得した画像信号に基づいてモノクロ動画を表示するよ
うにしている。
【0026】本願請求項12に係る発明は、撮像素子か
ら得られる画像信号に基づいて自動的に焦点調節を行う
とともに、被写体の画像を表示する自動焦点調節時の画
像表示方法において、被写体の明るさを検出するステッ
プと、自動焦点調節時に前記撮像素子から取得した画像
信号に基づいて自動的に焦点調節を行うステップと、前
記検出された被写体の明るさが、第2の明るさ以上の場
合には前記自動焦点調節直前に撮像素子から取得した画
像信号に基づいて静止画を表示するステップと、前記検
出された被写体の明るさが、前記第2の明るさよりも暗
い場合には前記自動焦点調節中に前記撮像素子から取得
した画像信号に基づいて動画を表示するステップと、を
含むことを特徴としている。
【0027】即ち、自動焦点調節時における被写体の明
るさによっては、その時に取得した画像信号に基づいて
良好な動画の表示ができない場合があり、この場合に
は、動画に代えて静止画を表示するようにしている。
【0028】本願請求項13に示すように、前記検出さ
れた被写体の明るさが前記第2の明るさ以上の場合に
は、前記撮像素子の動作モードは該撮像素子から垂直方
向の画素の情報を間引いて読み出す間引きモードであ
り、前記第2の明るさは、前記自動焦点調節中に前記撮
像素子から取得した画像信号に基づいて動画を表示した
場合にスミアが目立つ明るさであることを特徴としてい
る。
【0029】即ち、自動焦点調節時における被写体の明
るさによっては、スミアの発生により、その時に取得し
た画像信号に基づいて良好な動画の表示ができない場合
があり、この場合には動画に代えて静止画を表示するよ
うにしている。
【0030】尚、請求項1又は2に係る発明と請求項6
に係る発明とを組み合わせてもよし、請求項9又は10
に係る発明と請求項12に係る発明とを組み合わせても
よい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る電子カメラ及び自動焦点調節時の画像表示方法の好ま
しい実施の形態について詳説する。
【0032】図1は本発明に係る電子カメラの外観図で
ある。この電子カメラ10の前面には、撮影レンズ1
2、ファインダー窓14、ストロボ発光部16が設けら
れ、カメラ上面には、シャッターボタン18及び電源ス
イッチ20が配設されている。また、グリップ部22と
反対側のカメラ側面には、メモリカード24を装着する
ためのカードスロット26が設けられている。
【0033】撮影レンズ12にはズームレンズが適用さ
れ、撮影レンズ12の後方に撮像素子として、例えば数
百万画素のCCDカラーイメージセンサ(図1中不図
示、図3において符号52として記載)が配置されてい
る。シャッターボタン18は2段階式に構成され、シャ
ッターボタン18を軽く押して止める「半押し」の状態
で自動焦点調節(AF)及び自動露出制御(AE)が作
動してAFとAEをロックし、「半押し」から更に押し
込む「全押し」の状態で撮影が実行される。
【0034】電源スイッチ20は、モード切換スイッチ
と兼用されており、電源OFFとなる「OFF位置」、
静止画撮影モードで電源ONとなる「撮影ON位置」、
及び再生モードで電源ONとなる「再生ON位置」の3
ポジションを切り換えることができる。尚、本例のよう
な電源スイッチ(以下、電源兼用モードスイッチとい
う。)20に代えて、電源ON/OFFのみの電源スイ
ッチと、静止画撮影モード及び再生モードを切り換える
モードダイヤル等のモード切換手段を設けてもよい。
【0035】図2は電子カメラ10の背面側外観図であ
る。電子カメラ10の背面には、ファインダー28、液
晶モニタ30、ズームスイッチ32、多機能の十字ボタ
ン34、AEロックボタン36、メニューキー38、実
行キー40及びキャンセルキー42が設けられている。
液晶モニタ30は、撮影時に画角確認用の電子ファイン
ダーとして使用できるとともに、撮影した画像のプレビ
ュー画やメモリカード24から読み出した再生画像等を
表示可能な表示手段である。また、十字ボタン34を使
用したメニューの選択や各メニューにおける各種項目の
設定なども液晶モニタ30の表示画面を用いて行われ
る。
【0036】ズームスイッチ32は、上下方向に操作可
能なレバースイッチで構成され、該スイッチを上方向に
操作することで望遠(TELE)方向にズーム移動し、下方
向に操作することで広角(WIDE)方向にズーム移動す
る。十字ボタン34は、上下左右のいずれかの縁部を押
圧することによって、対応する4方向(上、下、左、
右)の指示を入力できるようにしたもので、メニュー画
面における各種設定項目の選択や設定内容の変更を指示
する操作ボタンとして使用されるとともに、電子ズーム
の倍率調整や再生コマの送り/戻しを指示する手段とし
て用いられる。
【0037】メニューキー38は、各モードの通常画面
からメニュー画面へ遷移させる時に使用される。実行キ
ー40は、選択内容の確定、処理の実行(確認)指示の
時などに使用される。キャンセルキー42は、メニュー
から選んだ項目の取消(キャンセル)や一つ前の操作状
態に戻る時などに使用される。
【0038】撮影者は、ファインダー28又は液晶モニ
タ30に映し出される画像(スルー画)を確認しなが
ら、ズームスイッチ32を操作して画角を決定し、シャ
ッターボタン18を押下して撮影を行う。
【0039】図3は電子カメラ10の内部構成を示すブ
ロック図である。撮影レンズ12は、固定レンズ44、
変倍レンズ46A、補正レンズ46B及びフォーカスレ
ンズ48の4群型インナーフォーカス式ズームレンズで
構成されている。
【0040】変倍レンズ46Aと補正レンズ46Bは、
図示せぬカム機構によって両者の位置関係が規制されな
がら光軸に沿って移動し、焦点距離を変更する。尚、説
明の便宜上、変倍レンズ46Aと補正レンズ46Bから
成る変倍光学系を「ズームレンズ46」と呼ぶことにす
る。
【0041】撮影レンズ12を通過した光は、絞り50
により光量が調節された後、CCDイメージセンサ(以
下、CCDという。)52に入射する。このCCD52
には、図4に示すようにGストライプ配列のカラーフィ
ルタが設けられている。Gストライプ配列のカラーフィ
ルタは、水平方向にGRGBGRG…のフィルタ配列を
有するとともに、Gのフィルタが垂直方向に並び、更に
1ライン置き(奇数ライン同士又は偶数ライン同士)に
同じフィルタ配列を有している。また、この実施の形態
では、絞り50は、FナンバーがF=2.8 、8(AV
(アパーチャー・バリュー)=3、6)の2段階に切り
換えられるものが使用されている。
【0042】CCD52の受光面には、フォトセンサが
平面的に配列されており、撮影レンズ12を介してCC
D52の受光面に結像された被写体像は、各フォトセン
サによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換され
る。尚、CCD52は、シャッターゲートパルスのタイ
ミングによって各フォトセンサの電荷蓄積時間(シャッ
タースピード)を制御する、いわゆる電子シャッター機
能を有している。
【0043】各フォトセンサに蓄積された信号電荷は、
CCDドライバ54から与えられるパルスに基づいて信
号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出
される。CCD52から出力された画像信号は、アナロ
グ処理部56に送られる。アナログ処理部56は、サン
プリングホールド回路、色分離回路、ゲイン調整回路等
の信号処理回路を含み、このアナログ処理部56におい
て、相関二重サンプリング(CDS)処理並びにR,
G,Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信号レ
ベルの調整(プリホワイトバランス処理)が行われる。
【0044】アナログ処理部56から出力された信号
は、A/D変換器58によりデジタル信号に変換された
後、メモリ60に格納される。タイミングジェネレータ
(TG)62は、CPU64の指令に従ってCCDドラ
イバ54、アナログ処理部56及びA/D変換器58に
対してタイミング信号を与えており、このタイミング信
号によって各回路の同期がとられている。また、TG6
2は、シャッターレリーズ時、スルー画の出力時、及び
自動焦点調節時ごとにCCD52を異なる動作モードで
駆動するためのタイミングパルスをCCDドライバ54
に出力しており、自動焦点調節時にも被写体の明るさに
応じてCCD52を異なる動作モードで駆動するための
タイミングパルスを出力している。尚、自動焦点調節時
におけるCCD52の各動作モードの詳細については後
述する。
【0045】メモリ60に格納されたデータは、バス6
6を介して信号処理部68に送られる。信号処理部68
は、輝度・色差信号生成回路、ガンマ補正回路、シャー
プネス補正回路、コントラスト補正回路、ホワイトバラ
ンス補正回路等を含むデジタルシグナルプロセッサ(D
SP)で構成された画像処理手段であり、CPU64か
らのコマンドに従って画像信号を処理する。
【0046】信号処理部68に入力された画像データ
は、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb 信号)
に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施
された後、メモリ60に格納される。撮影画像を表示出
力する場合、メモリ60から画像データが読み出され、
表示用メモリ70に転送される。表示用メモリ70に記
憶されたデータは、表示用の所定方式の信号(例えば、
NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換された後、
D/A変換器72を介して液晶モニタ(LCD)30に
出力される。こうして、当該画像データの画像内容が液
晶モニタ30の画面上に表示される。
【0047】CCD52から出力される画像信号によっ
てメモリ60内の画像データが定期的に書き換えられ、
その画像データから生成される映像信号が液晶モニタ3
0に供給されることにより、CCD52を介して入力す
る画像がリアルタイムに液晶モニタ30に表示される。
撮影者は、液晶モニタ30に映し出される画像(スルー
画)、或いは光学式のファインダー28によって撮影画
角を確認することができる。
【0048】撮影者がズームスイッチ32を操作する
と、その指示信号がCPU64に入力され、CPU64
はズームスイッチ32からの信号に基づいてズーム駆動
部74を制御してズームレンズ46をテレ(TELE)方向
又はワイド(WIDE)方向に移動させる。ズーム駆動部7
4は図示せぬモータを含み、該モータの駆動力によって
ズームレンズ46が駆動される。ズームレンズ46の位
置(ズーム位置)は、ズーム位置センサ76によって検
出され、該センサ76の検出信号はCPU64に入力さ
れる。
【0049】同様に、フォーカス駆動部78は図示せぬ
モータを含み、該モータの駆動力によってフォーカスレ
ンズ48が光軸に沿って前後動する。フォーカスレンズ
48の位置(フォーカス位置)は、フォーカス位置セン
サ80によって検出され、該センサ80の検出信号はC
PU64に入力される。
【0050】電源兼用モードスイッチ20によって静止
画撮影モードが設定され、シャッターボタン18が押下
されると、撮影開始指示(レリーズON)信号が発せら
れる。CPU64は、レリーズON信号を検知して記録
用の撮像動作を実行する。即ち、CPU64は、後述す
る評価値演算の結果に基づいてフォーカス駆動部78を
制御してフォーカスレンズ48を合焦位置に移動させる
とともに、絞り50の開口径やCCD52の電子シャッ
ターを制御することにより露出制御を行う。また、CP
U64は必要に応じてストロボ制御回路82にコマンド
を送り、ストロボ発光部16の発光を制御する。
【0051】こうして、シャッターボタン18の押下操
作に応動して、記録用の画像データの取り込みが開始さ
れる。画像データを圧縮記録するモードが選択されてい
る場合、CPU64は圧縮伸張回路84にコマンドを送
る。圧縮伸張回路84は、メモリ60に取り込まれた画
像データをJPEGその他の所定の形式に従って圧縮す
る。
【0052】圧縮された画像データは、カードインター
フェース86を介してメモリカード24に記録される。
非圧縮の画像データを記録するモード(非圧縮モード)
が選択されている場合には、圧縮伸張回路84による圧
縮処理は省略され、非圧縮のまま画像データがメモリカ
ード24に記録される。
【0053】本例の電子カメラ10では、画像データを
保存する手段として、例えばスマートメディア(Solid-
State Floppy Disk Card)が適用される。記録メディア
の形態はこれに限定されず、PCカード、コンパクトフ
ラッシュ(登録商標)、磁気ディスク、光ディスク、光
磁気ディスク、メモリスティックなどでもよく、電子
的、磁気的、若しくは光学的、又はこれらの組み合わせ
による方式に従って読み書き可能な種々の媒体を用いる
ことができる。使用される媒体に応じた信号処理手段と
インターフェースが適用される。異種、同種の記録メデ
ィアを問わず、複数の媒体を装着可能な構成にしてもよ
い。また、画像ファイルを保存する手段は、カメラ本体
に着脱可能なリムーバブルメディアに限らず、電子カメ
ラ10に内蔵された記録媒体(内部メモリ)であっても
よい。
【0054】電源兼用モードスイッチ20によって再生
モードが設定されると、メモリカード24から画像ファ
イルが読み出される。読み出された画像データは、必要
に応じて圧縮伸張回路84によって伸張処理され、表示
メモリ70を介して液晶モニタ30に出力される。
【0055】CPU64は、本カメラシステムの各回路
を統括制御する制御部である。CPU64は、電源兼用
モードスイッチ20、シャッターボタン18、ズームス
イッチ32その他の操作部から受入する入力信号に基づ
き、対応する回路の動作を制御するとともに、液晶モニ
タ30における表示制御、自動焦点(AF)調節及び自
動露出(AE)制御等を行う。
【0056】ここで、AF調節について説明する。
【0057】シャッターボタン18が半押しされると、
A/D変換器58によってデジタル信号に変換された画
像信号は、評価値演算部88に入力される。評価値演算
部88は、高周波成分抽出回路90と積算回路92を有
し、入力される画像信号のうちG成分のデータをサンプ
リングしてAF検出対象エリア内での高周波成分を抽出
するとともにその絶対値をとり、AF検出対象エリア内
で絶対値データを積算して得られた値(評価値に相当)
をCPU64に提供する。
【0058】AF検出の対象エリアは、画像領域の全体
である必要はなく、画像の中央部分の一部領域として設
定されている。AF動作時にCPU64は、フォーカス
レンズ48を焦点調節領域内で無限遠から至近(又は至
近から無限遠)の方向に移動させながら、複数のAF検
出ポイント(サーチポイント)で画像中央部分のコント
ラストを検出し、評価値を算出する。そして、各ポイン
トで算出された評価値を総合して、評価値が最大となる
レンズ位置を合焦位置として決定し、求めた合焦位置に
フォーカスレンズ48を移動させるようにフォーカス駆
動部78を制御し、自動焦点調節を行う。
【0059】その後、CPU64によってシャッターボ
タン18の全押しが確認されると、現在のズーム位置及
び合焦されたフォーカス位置によって被写体が撮像さ
れ、所定の信号処理を経た画像データが付属情報ととも
にメモリカード24に記録される。
【0060】次に、上記AF調節時のおけるCCD52
の動作モード及び液晶モニタ30における表示画像につ
いて説明する。
【0061】液晶モニタ30にスルー画を表示する場合
には、CCD52は4ラインごとに1ライン分の画像信
号を読み出す4分の1間引きモードで駆動される。尚、
上記間引きモードで液晶モニタ30を駆動しても液晶モ
ニタ30に表示されるスルー画の画質は低下しない。こ
れは、CCD52の画素数が液晶モニタ30の画素数よ
りも非常に大きいからである。
【0062】AF調節時には、CCD52は8ラインご
とに1ライン分の画像信号を読み出す動作モードで駆動
される。これは、AF調節時にCCD52からの画像信
号の読出速度を高速にするためである。
【0063】上記AF調節時のCCD52の動作モード
は、図5に示すAF検出露出プログラム線図に示すよう
に被写体の明るさに応じて2画素混合モード、4画素混
合モード又は8画素混合モードが使用される。
【0064】即ち、図5に示すように被写体の明るさが
8EV(エクスポージャ・バリュー)以上の場合には2
画素混合モードが使用され、7EV以上8EV未満の場
合には4画素混合モードが使用され、7EV未満の場合
には8画素混合モードが使用される。尚、被写体の明る
さが11EV未満の場合には、F=2.8 の絞りが使用さ
れ、11EV以上の場合には、F=8の絞りが使用され
る。
【0065】次に、図6乃至図8により2画素混合モー
ド、4画素混合モード及び8画素混合モードについて説
明する。
【0066】AF調節時にはCCD52の8ラインL1
〜L8ごとに1ライン分の画像信号が読み出されるが、
2画素混合モードでCCD52を駆動する場合には、図
6に示すように8ラインL1〜L8のうちのラインL
1、L5の画素のフォトセンサに蓄積された信号電荷の
みがCCD52の垂直転送路52Aに転送される。
【0067】垂直転送路52Aは、垂直転送路上の信号
電荷を垂直方向に8画素分シフトし、順次水平転送路5
2Bに転送する。従って、水平転送路52Bでは、ライ
ンL1、L5の画素の信号電荷が混合されることにな
る。その後、水平転送路52Bでは、水平転送路上の信
号電荷を水平方向にシフトし、これによりGBGRGB
GR…の点順次の画像信号として読み出す。上記のよう
に垂直転送路52Aにより信号電荷を垂直方向へ8ライ
ン分転送するごとに、水平転送路52B上の電荷をシフ
トして1ライン分の画像信号を読み出すようにしてい
る。
【0068】同様に、4画素混合モードでCCD52を
駆動する場合には、図7に示すように8ラインL1〜L
8のうちのラインL1、L3、L5、L7の画素のフォ
トセンサに蓄積された信号電荷のみをCCD52の垂直
転送路52Aに転送し、8画素混合モードでCCD52
を駆動する場合には、図8に示すように8ラインL1〜
L8の全ての画素のフォトセンサに蓄積された信号電荷
をCCD52の垂直転送路52Aに転送する。
【0069】図6及び図7からも明らかなように、2画
素混合モード及び4画素混合モードの場合には、同じ色
の画素同士が混合されるが、8画素混合モードでは、B
とRの画素の信号電荷が混合され、色が混ざることにな
る。
【0070】即ち、Gストライプ配列のカラーフィルタ
のように垂直方向2画素ごとに同じ水平ラインが並んだ
配列の場合、CCDから2n(n:2以上の整数、実施
の形態ではn=4で固定)ラインごとに1ラインの画像
信号を読み出す際に、n個以下の画素の信号電荷を混合
して1ラインの画像信号を読み出す画素混合モード(実
施の形態では、2画素混合モード、4画素混合モード)
では、色が混ざることはないが、n個よりも多い画素の
信号電荷を混合して1ラインの画像信号として読み出す
画素混合モード(実施の形態では、8画素混合モード)
では、色が混ざることになる。
【0071】そこで、被写体の明るさが暗く(図5に示
す実施の形態では、被写体の明るさが7EV未満)、A
F調節時のCCD52の動作モードとして8画素混合モ
ードを使用する場合には、AF調節中に取得する画像信
号は混色しているため、AF調節開始直前のスルー画を
静止させたカラーの静止画を液晶モニタ30に表示させ
るか、又はAF調節中に取得する画像信号から輝度信号
やG信号を抽出し、これに基づいてモノクロの動画を液
晶モニタ30に表示させる。
【0072】一方、高輝度の被写体がある場合、図9に
示すようにCCD52の斜線で示すように垂直転送路5
2Aには、スミアが混入する。特に被写体が明るい場合
には、スミアが多くなる。ここで、8ラインL1〜L8
中の2ラインL1、L5を混合する2画素混合モードで
CCD52を駆動すると、画素の情報は2画素加算され
るのに対し、スミアは垂直方向の8画素分が加算される
ことになり、スミアがより目立つことになる。
【0073】そこで、図5に示すように被写体の明るさ
が14EV以上の場合(シャッタースピードが9TV
(タイム・バリュー)以上の場合)には、AF調節開始
直前のスルー画を静止させたカラーの静止画を表示させ
るようにしている。これにより、スミアが目立つ動画が
液晶モニタ30に表示されないようにしている。
【0074】AF調節時において、上記以外の被写体の
明るさ(図5に示す実施の形態では、被写体の明るさが
7EV以上14EV未満)の場合には、AF調節時にC
CD52から読み出した画像信号に基づいてカラーの動
画を液晶モニタ30に表示するようにしている。
【0075】図10はAF調節時の液晶モニタ30での
画像表示方法を示すフローチャートである。
【0076】同図に示すように、まず、被写体の明るさ
を検出する(ステップS10)。この被写体の明るさ
は、画面全体の画像信号の平均積算値を算出することに
よって求めることができる。被写体の明るさが検出され
ると、図5に示したプログラム線図にしたがって絞り、
シャッタースピード、画素混合モードが決定される(ス
テップS12)。
【0077】続いて、決定されたシャッタースピード
が、スミアが目立つ所定値S(図5に示す実施の形態で
は、S=9TV)以上か否かを判別する(ステップS1
4)。シャッタースピード≧S[TV]の場合には、液
晶モニタ30に表示させる画像としてAF調節開始直前
の静止画に決定する(ステップS16)。
【0078】一方、シャッタースピード<S[TV]の
場合には、AF調節時にCCDから2n(n:2以上の
整数ラインごとに1ラインの画像信号を読み出す際のn
を検出する(ステップS18)。尚、この実施の形態で
はn=4で固定である。
【0079】続いて、ステップS12で決定した画素混
合モードで混合される画素数m(この実施の形態では、
m=2、4、8)と上記nとを比較する(ステップS2
0)そして、2n≠m(m=2、4の場合)には、液晶
モニタ30に表示させる画像としてAF調節時にCCD
52から取得する画像信号に基づいて作成されるカラー
動画に決定し(ステップS22)、2n=m(m=8の
場合)には、液晶モニタ30に表示させる画像としてA
F調節開始直前のカラー静止画又はAF調節時にCCD
52から取得した画像信号に基づいて作成されるモノク
ロ動画に決定する。(ステップS24)。
【0080】AF調節時には上記のように決定された画
像を液晶モニタ30に表示するとともに、AF調節を行
う(ステップS26)。
【0081】尚、この実施の形態では、Gストライプ配
列のカラーフィルタが設けられたCCDについて説明し
たが、これに限らず、例えば、ベイヤー配列のCCDに
も適用でき、要は1ライン置きに水平ラインが同じカラ
ー配列となるカラーフィルタを有するものであればよ
い。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像素子から得られる画像信号に基づいて自動的に焦点調
節を行う際に動画を表示するようにしたため、自動焦点
調節時に合焦していく様子や画角を確認することがで
き、また、被写体の明るさによって撮像素子の動作モー
ドが変更され、その結果、色情報が混ざり良好な動画が
表示できない場合には、自動焦点調節直前の静止画やモ
ノクロ動画に切り換えるようにしたため、常時適正な画
像を表示することができる。
【0083】また、自動焦点調節時の間引きモードで取
得した画像信号にスミア成分が多く含まれた場合(高輝
度な被写体が存在する明るい被写体の場合)には、動画
に代えて静止画を表示するようにしたため、スミアが目
立つ動画が表示されるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子カメラの正面側外観図
【図2】図1に示した電子カメラの背面側外観図
【図3】本例の電子カメラの内部構成を示すブロック図
【図4】Gストライプ配列のカラーフィルタの正面図
【図5】AF検出露出プログラム線図
【図6】2画素混合モード時のCCDの読み出し動作を
説明するために用いた図
【図7】4画素混合モード時のCCDの読み出し動作を
説明するために用いた図
【図8】8画素混合モード時のCCDの読み出し動作を
説明するために用いた図
【図9】AF調節時に取り込まれる画像信号にスミア成
分が多くなる理由を説明するために用いた図
【図10】本発明に係る自動焦点調節時の液晶モニタで
の画像表示方法を示すフローチャート
【符号の説明】
10…電子カメラ、12…撮影レンズ、30…液晶モニ
タ、48…フォーカスレンズ、52…CCD(撮像手
段)、52A…垂直転送路、52B…水平転送路、54
…CCDドライバ、62…タイミングジェネレータ、6
4…CPU、78…フォーカス駆動部、88…評価値演
算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 13/36 G03B 19/02 5C022 17/18 H04N 5/225 A 5C065 17/20 9/07 A 19/02 G02B 7/11 N H04N 5/225 D 9/07 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H011 AA03 BA33 BB02 BB04 DA01 DA05 2H048 BB02 BB06 BB46 2H051 AA00 BA47 CE01 DA22 EB01 EB20 GA03 GA13 2H054 AA01 BB11 CD03 2H102 AA66 AB11 BB08 CA01 5C022 AA13 AB28 AC03 AC13 AC18 AC32 AC42 AC54 AC69 AC80 5C065 AA03 BB24 CC02 CC03 CC08 CC09 DD02 DD17 EE05 EE06 FF03 GG18 GG30 GG32

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子を駆動する複数の動作モードを
    有し、該複数の動作モードから1つの動作モードを決定
    する動作モード決定手段と、 前記動作モード決定手段によって決定された動作モード
    で前記撮像素子を駆動して画像信号を取得する画像信号
    取得手段と、 前記画像信号取得手段で取得した画像信号に基づいて自
    動的に焦点調節を行う自動焦点調節手段と、 前記画像信号取得手段で取得した画像信号に基づいて動
    画又は静止画を表示する表示手段と、 前記動作モード決定手段によって決定された動作モード
    に応じて前記表示手段で表示させる画像を動画又は静止
    画に切り換える切換手段と、 を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 撮像素子を駆動する複数の動作モードを
    有し、該複数の動作モードから1つの動作モードを決定
    する動作モード決定手段と、 前記動作モード決定手段によって決定された動作モード
    で前記撮像素子を駆動して画像信号を取得する画像信号
    取得手段と、 前記画像信号取得手段で取得した画像信号に基づいて自
    動的に焦点調節を行う自動焦点調節手段と、 前記画像信号取得手段で取得した画像信号に基づいてカ
    ラー動画又はモノクロ動画を表示する表示手段と、 前記動作モード決定手段によって決定された動作モード
    に応じて前記表示手段に表示させる画像をカラー動画又
    はモノクロ動画に切り換える切換手段と、 を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  3. 【請求項3】 被写体の明るさを検出する検出手段を有
    し、 前記動作モード決定手段は、前記検出手段によって検出
    された被写体の明るさに応じて前記複数の動作モードか
    ら1つの動作モードを決定することを特徴とする請求項
    1又は2の電子カメラ。
  4. 【請求項4】 前記撮像素子は、1ライン置きに水平ラ
    インが同じカラー配列となるカラーフィルタを有し、 前記複数の動作モードは、前記撮像素子から2n(nは
    2以上の整数)ラインごとに1ラインの画像信号を読み
    出すモードであって、前記2nラインの垂直方向のn個
    以下の画素の情報を混合して1ラインの画像信号を読み
    出す第1の画素混合モードと、前記2nラインの垂直方
    向のn個よりも多い画素の情報を混合して1ラインの画
    像信号として読み出す第2の画素混合モードとを含み、 前記動作モード決定手段は、前記検出手段によって検出
    された被写体の明るさが暗い程、混合する画素数が多い
    画素混合モードを選択し、 前記切換手段は、前記動作モード決定手段により第1の
    画素混合モードが決定されると、前記表示手段に表示さ
    せる画像を動画に切り換え、前記第2の混合モードが決
    定されると、前記表示手段に表示させる画像を静止画に
    切り換えることを特徴とする請求項3の電子カメラ。
  5. 【請求項5】 前記撮像素子は、1ライン置きに水平ラ
    インが同じカラー配列となるカラーフィルタを有し、 前記複数の動作モードは、前記撮像素子から2n(nは
    2以上の整数)ラインごとに1ラインの画像信号を読み
    出すモードであって、前記2nラインの垂直方向のn個
    以下の画素の情報を混合して1ラインの画像信号を読み
    出す第1の画素混合モードと、前記2nラインの垂直方
    向のn個よりも多い画素の情報を混合して1ラインの画
    像信号として読み出す第2の画素混合モードとを含み、 前記動作モード決定手段は、前記検出手段によって検出
    された被写体の明るさが暗い程、混合する画素数が多い
    画素混合モードを選択し、 前記切換手段は、前記動作モード決定手段により第1の
    画素混合モードが決定されると、前記表示手段に表示さ
    せる画像をカラー動画に切り換え、前記第2の混合モー
    ドが決定されると、前記表示手段に表示させる画像をモ
    ノクロ動画に切り換えることを特徴とする請求項3の電
    子カメラ。
  6. 【請求項6】 撮像素子を駆動して画像信号を取得する
    画像信号取得手段と、 前記画像信号取得手段で取得した画像信号に基づいて自
    動的に焦点調節を行う自動焦点調節手段と、 前記画像信号取得手段で取得した画像信号に基づいて動
    画又は静止画を表示する表示手段と、 被写体の明るさを検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された被写体の明るさに応じ
    て前記表示手段で表示させる画像を動画又は静止画に切
    り換える切換手段と、 を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  7. 【請求項7】 前記切換手段は、前記検出手段によって
    検出された被写体の明るさが、前記表示手段に表示され
    る画像にスミアが目立つ所定の明るさ以上の場合に前記
    表示手段で表示させる画像を静止画に切り換えることを
    特徴とする請求項6の電子カメラ。
  8. 【請求項8】 前記画像信号取得手段は、前記自動焦点
    調節手段による焦点調節時に前記撮像素子の垂直方向の
    画素の情報を間引いて読み出すことを特徴とする請求項
    7の電子カメラ。
  9. 【請求項9】 撮像素子から得られる画像信号に基づい
    て自動的に焦点調節を行うとともに、被写体の画像を表
    示する自動焦点調節時の画像表示方法において、 被写体の明るさを検出するステップと、 前記検出した被写体の明るさが第1の明るさよりも明る
    いか否かによって自動焦点調節時における前記撮像素子
    の動作モードを切り換えるステップと、 前記自動焦点調節時に前記撮像素子から取得した画像信
    号に基づいて自動的に焦点調節を行うステップと、 前記検出された被写体の明るさが、前記第1の明るさよ
    りも明るい場合には前記自動焦点調節中に前記撮像素子
    から取得した画像信号に基づいて動画を表示するステッ
    プと、 前記検出された被写体の明るさが、前記第1の明るさよ
    りも暗い場合には前記自動焦点調節直前に前記撮像素子
    から取得した画像信号に基づいて静止画を表示するステ
    ップと、 を含むことを特徴とする自動焦点調節時の画像表示方
    法。
  10. 【請求項10】 撮像素子から得られる画像信号に基づ
    いて自動的に焦点調節を行うとともに、被写体の画像を
    表示する自動焦点調節時の画像表示方法において、 被写体の明るさを検出するステップと、 前記検出した被写体の明るさが第1の明るさよりも明る
    いか否かによって自動焦点調節時における前記撮像素子
    の動作モードを切り換えるステップと、 前記自動焦点調節時に前記撮像素子から取得した画像信
    号に基づいて自動的に焦点調節を行うステップと、 前記検出された被写体の明るさが、前記第1の明るさよ
    りも明るい場合には前記自動焦点調節中に前記撮像素子
    から取得した画像信号に基づいてカラー動画を表示する
    ステップと、 前記検出された被写体の明るさが、前記第1の明るさよ
    りも暗い場合には前記自動焦点調節中に前記撮像素子か
    ら取得した画像信号に基づいてモノクロ動画を表示する
    ステップと、 を含むことを特徴とする自動焦点調節時の画像表示方
    法。
  11. 【請求項11】 前記撮像素子は、1ライン置きに水平
    ラインが同じカラー配列となるカラーフィルタを有し、 前記撮像素子の動作モードは、該撮像素子から2n(n
    は2以上の整数)ラインごとに1ラインの画像信号を読
    み出すモードであって、前記2nラインの垂直方向のn
    個以下の画素の情報を混合して1ラインの画像信号を読
    み出す第1の画素混合モードと、前記2nラインの垂直
    方向のn個よりも多い画素の情報を混合して1ラインの
    画像信号として読み出す第2の画素混合モードとを有
    し、 前記動作モードを切り換えるステップは、自動焦点調節
    時に前記検出した被写体の明るさが、前記第1の明るさ
    よりも明るい場合には前記第1の画素混合モードに切り
    換え、前記第1の明るさよりも暗い場合には前記第2の
    画素混合モードに切り換えることを特徴とする請求項9
    又は10の自動焦点調節時の画像表示方法。
  12. 【請求項12】 撮像素子から得られる画像信号に基づ
    いて自動的に焦点調節を行うとともに、被写体の画像を
    表示する自動焦点調節時の画像表示方法において、 被写体の明るさを検出するステップと、 自動焦点調節時に前記撮像素子から取得した画像信号に
    基づいて自動的に焦点調節を行うステップと、 前記検出された被写体の明るさが、第2の明るさ以上の
    場合には前記自動焦点調節直前に撮像素子から取得した
    画像信号に基づいて静止画を表示するステップと、 前記検出された被写体の明るさが、前記第2の明るさよ
    りも暗い場合には前記自動焦点調節中に前記撮像素子か
    ら取得した画像信号に基づいて動画を表示するステップ
    と、 を含むことを特徴とする自動焦点調節時の画像表示方
    法。
  13. 【請求項13】 前記検出された被写体の明るさが前記
    第2の明るさ以上の場合には、前記撮像素子の動作モー
    ドは該撮像素子から垂直方向の画素の情報を間引いて読
    み出す間引きモードであり、 前記第2の明るさは、前記自動焦点調節中に前記撮像素
    子から取得した画像信号に基づいて動画を表示した場合
    にスミアが目立つ明るさであることを特徴とする請求項
    12の自動焦点調節時の画像表示方法。
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