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JP2002279526A - 伝言システム - Google Patents

伝言システム

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Publication number
JP2002279526A
JP2002279526A JP2001082702A JP2001082702A JP2002279526A JP 2002279526 A JP2002279526 A JP 2002279526A JP 2001082702 A JP2001082702 A JP 2001082702A JP 2001082702 A JP2001082702 A JP 2001082702A JP 2002279526 A JP2002279526 A JP 2002279526A
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JP
Japan
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message
information
user
customer
message information
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001082702A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Yoshimura
斉 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001082702A priority Critical patent/JP2002279526A/ja
Publication of JP2002279526A publication Critical patent/JP2002279526A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者への伝言情報が利用者によって確認さ
れたか否かを判断し、利用者の状況に応じて利用者に伝
言情報を伝達することができる伝言システムを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 伝言システム1は、ストアサーバ2、伝
言装置3およびタグカード4を含んで構成され、伝言装
置3はRFID通信部33を備え、RFID通信部33
が顧客の携帯するタグカード4に記憶される顧客IDを
読出すときに、タグカード4または伝言情報記憶部24
に記憶される伝言確認情報に基づいて、ストアサーバ2
は、前記顧客IDに対応する顧客への伝言情報を、当該
顧客に伝達したり伝達しなかったりすることができるの
で、顧客が既に確認した伝言情報を再び伝達することが
なく、顧客への伝言情報の伝達を効率的に行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個々の利用者に対
応する適切な伝言情報を伝達する伝言システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開2000−30149号公報には、
大規模量販店において、顧客に対して設定される顧客コ
ードを発信する無線タグカードを、会員カードとして店
舗が利用者に貸与し、店舗内に備えられる無線タグリー
ダが無線タグカードから発信される顧客識別コードを受
信すると、顧客識別コードに対応する伝言情報を、店舗
内に備えられる表示装置から送出することによって、伝
言情報を当該顧客に伝達する情報伝達システムが開示さ
れている。
【0003】また特開平9−62887には、入店した
客に発信器がつけられた買い物かごを入り口で配り、そ
のときに前記発信器のアドレス情報と発信器を受け取っ
た客の客層に関するデータとが、来店客入力装置によっ
て入力されて、ファイルサーバに記憶される。店内に設
けられたセンサが、発信器からの信号を受信することに
よって、客の客層に関するデータに合致した内容を表示
部に表示することによって、伝言情報を客に伝達する追
跡データ表示装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】顧客の購買意欲を増進
させるために、店舗から顧客に伝達する情報は、顧客毎
に多種多様であるが、上述の従来技術では、顧客による
店舗からの情報の確認状態に関する情報を記憶すること
ができないので、顧客が店舗からの情報を確認したか否
かを把握することができず、重要度の高い情報を顧客に
対して1度しか表示させることができなかったり、あま
り重要度の高くない情報を顧客に対して不必要に何回も
伝達してしまい、顧客に不快感を与えてしまうなど、効
率の悪い情報伝達を行っていた。また顧客が店舗からの
情報を確認したことを、顧客側から店舗に伝達すること
もできなかった。
【0005】したがって本発明の目的は、利用者への伝
言情報が利用者によって確認されたか否かを判断し、利
用者の状況に応じて利用者に伝言情報を伝達することが
できる伝言システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、利用者が携帯
し、利用者を識別する利用者識別情報を記憶する利用者
識別装置と、利用者に伝言情報を伝達する伝言情報伝達
装置とから構成され、利用者識別装置および伝言情報伝
達装置の少なくとも一方は、利用者が伝言情報を確認済
であるか未確認であるかの伝言確認情報を記憶する伝言
確認記憶手段を有し、前記伝言情報伝達装置は、利用者
への伝言情報を記憶する伝言情報記憶手段と、前記伝言
情報記憶手段に記憶される伝言情報を利用者に伝達する
情報伝達手段と、利用者識別装置に記憶される利用者識
別情報を読出す情報読出手段と、前記情報読出手段が利
用者識別装置に記憶される利用者識別情報を読出したと
き、読出した利用者識別情報に基づいて伝言情報記憶手
段から伝言情報を検索し、検索した伝言情報および伝言
確認記憶手段に記憶される伝言確認情報に基づいて、利
用者が伝言情報を未確認であると判断した場合には、情
報伝達手段を介して当該利用者に伝言情報を伝達すると
ともに、伝言確認記憶手段に記憶される伝言確認情報を
確認済に書替えるように制御する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする伝言システムである。
【0007】本発明に従えば、情報読出手段が利用者の
携帯する利用者識別装置に記憶される利用者識別情報を
読出したときに、伝言確認記憶手段に記憶される伝言確
認情報に基づいて、前記利用者識別情報に対応する利用
者への伝言情報を、当該利用者に伝達したり伝達しなか
ったりすることができるので、利用者が既に確認した伝
言情報を再び伝達することがなく、利用者への伝言情報
の伝達を効率的に行うことができる。
【0008】また本発明は、前記伝言情報伝達装置およ
び利用者識別装置の少なくとも一方は、情報伝達手段か
らの伝言情報を当該利用者が確認したときに、当該利用
者が入力操作して、伝言確認記憶手段に記憶される伝言
確認情報を確認済に書替える入力手段を備えることを特
徴とする。
【0009】本発明に従えば、利用者は、情報伝達手段
および利用者識別装置に設けられる入力手段を介して、
情報伝達手段からの伝言情報を当該利用者が確認したこ
とを入力することができるので、伝言確認情報を確認済
に確実に書替えることができる。
【0010】また本発明は、利用者識別装置を携帯する
利用者が情報伝達手段の近傍に留まる時間、および前記
利用者が情報伝達手段の近傍に来た回数の少なくともい
ずれか一方に基づいて、情報伝達手段からの伝言情報が
当該利用者によって確認されたと判断して、伝言確認記
憶手段に記憶される伝言確認情報を確認済に書替えるこ
とを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、利用者識別装置を携帯す
る利用者が情報伝達手段の近傍に留まる時間、および前
記利用者が情報伝達手段の近傍に来た回数に基づいて、
情報伝達手段からの伝言情報が当該利用者によって確認
されたと判断するので、利用者自身が伝言確認情報を書
替え操作を行うことなく、伝言確認情報を確認済に書替
えることができる。
【0012】また本発明は、制御手段は、利用者が情報
伝達手段の近傍に来た回数、時刻、および前記情報伝達
手段の設置位置の少なくともいずれかを含む利用者状況
に基づいて、伝言情報記憶手段に記憶される伝言情報を
選択し、情報伝達手段を介して当該利用者に伝言情報を
伝達することを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、利用者の利用者状況に基
づいて伝言情報を選択し、情報伝達手段を介して当該利
用者に伝言情報を伝達することができるので、利用者の
利用者状況に応じた適切な内容の伝言情報を当該利用者
に伝達することができる。
【0014】また本発明は、制御手段は、利用者に伝達
した伝言情報に含まれる事柄を利用者が実施しなかった
場合、前記伝言情報を情報伝達手段を介して当該利用者
に再度伝達することを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、利用者に伝達された伝言
情報に含まれる事柄を利用者が実施しなかった場合、前
記伝言情報を当該利用者に再度伝達することができるの
で、当該利用者は伝言情報に含まれる事柄を忘れること
なく実施することができる。
【0016】また本発明は、制御手段は、伝言情報に応
じて、情報伝達手段および該情報伝達手段とは異なる通
信手段を介して利用者に伝言情報を伝達することを特徴
とする。
【0017】本発明に従えば、伝言情報に応じて、情報
伝達手段および通信手段を介して利用者に伝言情報を伝
達することができるので、利用者に伝言情報を効率良く
伝達することができる。
【0018】また本発明は、伝言情報伝達装置は、複数
の情報読出手段を有し、制御手段は、情報読出手段の設
置位置に関する設置位置情報に基づいて、利用者の位置
を検出することを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、情報読出手段の設置位置
に関する設置位置情報に基づいて、利用者識別情報を読
出した情報読出手段の設置位置を検出することができる
ので、利用者識別装置を携帯する利用者の位置を検出す
ることができる。
【0020】また本発明は、伝言情報記憶手段は、利用
者識別装置を携帯する利用者が情報読出手段の近傍を通
過したことを示す利用者通過情報を記憶し、前記利用者
通過情報を時系列的に保持することを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、利用者通過情報を時系列
的に保持することができるので、前記利用者通過情報に
基づいて利用者の行動を分析して、利用者に応じた内容
の伝言情報を伝達することができる。
【0022】また本発明は、情報伝達手段の近傍に利用
者が来たことを検出し、この検出に応答して情報読出手
段および情報伝達手段の電源を入れる電源投入手段を備
えることを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、伝言情報伝達装置の近傍
に利用者が来ると、情報読出手段および情報伝達手段の
電源を入れることができるので、伝言情報伝達装置の省
電力化を達成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある伝言システム1の概略的構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態は、伝言システム1を大規模小売チェ
ーン店舗に適用したものである。本実施の形態において
利用者は、前記チェーン店舗を利用する顧客である。伝
言システム1は、伝言情報伝達装置であるストアサーバ
2および伝言装置3、ならびに利用者識別装置であるタ
グカード4を含んで構成される。具体的には、ストアサ
ーバ2および伝言装置3は、前記チェーン店舗の一店舗
である第1店舗11の出入口付近に設置され、伝言装置
3と同様の複数の伝言装置3A,3B,3Cが、第1店
舗11の所定の位置、たとえば玩具売場、食料品売場お
よび書籍売場などの各売場の出入口付近に設置される。
これによって顧客は、第1店舗11および各売場に出入
りするときに伝言装置3,3A〜3Cの近傍を通過す
る。
【0025】伝言装置3,3A〜3Cとタグカード4と
の間の通信は、電波方式認識(radio frequency identi
fication;略称:RFID)によって行われる。RFI
Dは、情報が記憶されるタグカードと、タグカードの情
報を読取る読取装置とで構成される。タグカードは集積
回路を有し、前記集積回路は情報を記憶したり、読取装
置との通信を行ったりする。読取装置が高周波の電波を
タグカードに送信すると、その電波によって発生する電
磁界によってタグカードの集積回路が作動して、タグカ
ードに記憶される情報を読取装置に送信することで、読
取装置はタグカードに記憶される情報を読取ることがで
きる。すなわちRFID通信範囲は、タグカードの集積
回路が作動する範囲である。また同様にして、タグカー
ドに情報を書込むこともできる。このようにタグカード
の集積回路は読取り装置が発生する電波による電磁界に
よって作動するので、集積回路を作動させるための電源
を必要としない。RFIDにおいて、電磁界は非金属の
物質を透過するので、タグカードを読取装置に直接接触
させる必要がない。
【0026】第1店舗11において、ストアサーバ2と
複数の伝言装置3,3A〜3Cとは、コンピュータネッ
トワークであるローカルエリアネットワーク(略称:L
AN)5を介して接続される。各伝言装置3,3A〜3
Cは、伝言装置を識別する伝言装置識別符号である端末
IDが与えられる。前記チェーン店舗の第1店舗11と
は別の一店舗である第2店舗12には、第1店舗11と
同様にストアサーバ2および伝言装置3が設置される。
第1店舗11のストアサーバ2と第2店舗12のストア
サーバ2とは、コンピュータネットワークであるイント
ラネット13を介して接続される。イントラネット13
は、ウェブサーバ14を介してインターネット15に接
続される。
【0027】インターネット15には、少なくとも電子
メールの受信可能なパーソナルコンピュータ(略称:P
C)などで実現されるインターネット端末装置16と、
少なくともインターネット15に接続可能で、電子メー
ルの受信可能な携帯電話などで実現される携帯端末装置
17とを含む通信手段が接続される。
【0028】またストアサーバ2には、POS端末6が
接続される。POS端末6は、店舗11,12における
商品別売上情報を収集、登録、蓄積および分析する販売
時点情報管理(略称:POS)を行い、店舗11,12
における金銭登録器(レジスター)に組み込まれる。
【0029】図2は、ストアサーバ2、伝言装置3およ
びタグカード4の構成を示すブロック図である。ストア
サーバ2は、制御部21、顧客情報記憶部22、伝言情
報処理部23、伝言情報記憶部24および伝言情報通知
部25から構成される。制御手段である制御部21は、
ストアサーバ2を統括的に制御するとともに、各伝言装
置3,3A〜3Cを統括的に制御する。
【0030】伝言確認記憶手段である顧客情報記憶部2
2は、ハードディスクドライブ(略称:HDD)などの
記憶装置で実現され、伝言装置3,3A〜3Cおよびタ
グカード4から入手した顧客の嗜好予測情報、および各
店舗11,12の利用回数などの顧客情報、および顧客
が伝言情報を確認したか否かの伝言確認情報を記憶す
る。伝言情報記憶手段である伝言情報記憶部24は、H
DDなどの記憶装置で実現され、店舗から不特定多数の
顧客に伝達する伝言情報である一般伝言情報と、特定の
顧客に伝達する伝言情報である固有伝言情報とを記憶す
る。
【0031】表1は、顧客情報記憶部22に記憶され
る、各顧客の好みのカテゴリを順位付けして、顧客ID
に基づいて整理される顧客の嗜好予測情報を示す表であ
る。カテゴリは、家庭電化製品、食品および書籍など
の、店舗における取扱商品分野である。
【0032】
【表1】
【0033】表2および表3は、伝言情報記憶部24に
記憶される、顧客ID:0000001の顧客への伝言
情報の各種属性が、伝言情報別に整理される伝言確認情
報である伝言情報付加データを示す表であり、表2は前
記顧客が端末ID:T−C001−01の伝言装置の近
傍に来たときの伝言情報付加データであり、表3は前記
顧客が端末ID:T−C001−02の伝言装置の近傍
に来たときの伝言情報付加データである。伝言情報付加
データは、伝言情報の識別符号であるメッセージID別
に、伝言情報の提供者の優先順位、嗜好優先順位、端末
表示、優先順位、確認モード、消去回数、確認回数およ
び処理条件などを含んで構成される。
【0034】嗜好優先順位は、表1に示される嗜好予測
情報に基づいて設定される。端末表示は、顧客の近傍に
ある伝言装置3において伝言情報を表示するか否かを示
し、端末表示が「1」とは、該当メッセージIDの伝言
情報は当該伝言装置3で表示することを意味し、端末表
示が「0」とは、該当メッセージIDの伝言情報は当該
伝言装置3で表示しないことを意味する。優先順位は、
提供者優先順位、当該顧客の嗜好優先順位および当該伝
言装置3の設置位置情報などを総合した、当該伝言装置
3における伝言情報の優先順位である。
【0035】伝言情報の確認方法である確認モードに
は、ボタンモードと時間モードとがある。ボタンモード
は、顧客が後述する伝言装置3の入力部32を操作する
ことによって、前記顧客は伝言情報を確認したことをス
トアサーバ2が判断する方法である。時間モードは、顧
客が伝言装置3の近傍に所定の時間を超えて留まってい
ることがストアサーバ2によって判断されることによっ
て、前記顧客は伝言情報を確認したとストアサーバ2が
判断する方法である。たとえば重要度の高い固有伝言情
報をボタンモードに設定すれば、その伝言情報を顧客が
確認したか否かを確実に判断することができ、たとえば
重要度の低い一般伝言情報を時間モードに設定すれば、
その伝言情報を顧客が確認したことを、そのつど顧客が
入力部32に入力したりする煩わしさがない。
【0036】消去回数は、当該メッセージIDの伝言情
報を伝言情報記憶部24から消去するまでに、前記伝言
情報が顧客によって確認される回数である。確認回数
は、当該メッセージIDの伝言情報が顧客によって確認
された回数である。
【0037】処理条件は、当該メッセージIDの伝言情
報がPOSによって処理されるか否かを示す。たとえ
ば、ある顧客への伝言情報が、その顧客が注文した商品
が入荷されたという内容である場合に、その顧客が注文
した商品を購入して精算したときに、レジスターに組み
込まれるPOS端末6によって、その伝言情報を伝言情
報記憶部24から消去される。すなわちこの場合の確認
モードは、精算時のレジスター入力によるボタンモード
となる。
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】表4は、顧客情報記憶部22に記憶され
る、伝言情報の情報提供者、前記情報提供者に付与され
る識別符号である提供者ID、および前記情報提供者に
対して付けられる優先順位を整理した情報提供者データ
を示す表である。表2および表3に示される伝言情報付
加データにおける提供者優先順位は、この情報提供者デ
ータに基づく。
【0041】
【表4】
【0042】表5は、伝言情報記憶部24に記憶され
る、各伝言情報をどの顧客に、どの伝言装置3において
通知するかなどを伝言情報別に整理した伝言情報伝達先
データを示す表である。伝言情報伝達先データは、メッ
セージID別に、提供者ID、カテゴリ、伝達先顧客I
D、対象端末ID、確認モード、消去回数および処理条
件などを含んで構成される。提供者IDは表4に示され
る情報提供者データに基づく。伝達先顧客IDは、当該
メッセージIDの伝言情報が、どの顧客に通知されるの
かを示す。
【0043】
【表5】
【0044】表6は、表5に示される伝言情報伝達先デ
ータにおける対象端末IDを示す表である。
【0045】
【表6】
【0046】表7は、顧客情報記憶部22に記憶され
る、顧客ID:0000001の顧客が、どの伝言装置
3の近傍を通過したかを時系列的に整理した利用者通過
情報および利用者状況である顧客行動ログデータを示す
表である。顧客行動ログデータは、日付時刻に基づい
て、端末ID、メッセージID、メッセージカウンタ書
替成功および顧客の状態などを含んで構成される。
【0047】
【表7】
【0048】また顧客情報記憶部22には、伝言装置3
の店舗における設置位置情報が、端末IDに基づいて記
憶される。
【0049】制御手段である伝言情報処理部23は、表
2および表3に示される伝言情報付加データ、ならびに
表5に示される伝言情報伝達先データに基づいて、一般
伝言情報と固有伝言情報とを識別したり、伝言情報記憶
部24に記憶される伝言情報を消去したりする。情報伝
達手段である伝言情報通知部25は、電子メールに伝言
情報を記載して、イントラネット13およびインターネ
ット15を介して送信することで、伝言情報を顧客に伝
達する。
【0050】伝言装置3は、表示部31、入力部32、
RFID通信部33、時間計測部34、情報記憶部3
5、サーバ通信部36および顧客識別部37から構成さ
れる。サーバ通信部36は、LAN5を介してストアサ
ーバ2との顧客情報および伝言情報などの各種情報の送
受信を行う。情報記憶部35は、受信したストアサーバ
2からの伝言情報などを記憶する。情報伝達手段である
表示部31は、液晶表示装置(略称:LCD)などの表
示装置で実現され、伝言情報を表示する。
【0051】入力手段である入力部32は、ボタンおよ
びタッチパネルなどの入力装置で実現され、顧客が入力
部32を操作することによって、顧客が表示部31に表
示される伝言情報を確信したという情報がストアサーバ
2に送信されたり、表示部31の伝言情報の表示が消去
されたりする。情報読出手段であるRFID通信部33
は、顧客が携帯するタグカード4がRFID通信範囲内
にあるか否かの検出、および顧客が携帯するタグカード
4とのRFIDによる通信を行う。
【0052】顧客識別部37は、ストアサーバ2が顧客
情報記憶部22および伝言情報記憶部24に記憶される
各種情報を検索するときに必要となる顧客の特定を、顧
客が携帯するタグカード4からの情報に基づいて行う。
また伝言装置3の顧客識別部37は、ストアサーバ2に
設けられてもよい。時間計測部34は、タグカード4を
携帯する顧客が伝言装置3の近傍に留まっていた時間を
計測する。
【0053】伝言装置3,3A〜3CのRFID通信範
囲内にタグカード4を携帯する顧客が来ると、伝言装置
3,3A〜3CのRFID通信部33が検出して、この
検出に応答して表示部31の電源が投入される。また伝
言装置3,3A〜3Cに、伝言装置3,3A〜3Cの近
傍に顧客が来たことを検出し、この検出に応答して表示
部31およびRFID通信部33の電源を投入する電源
投入手段である対物センサ部36を設ける構成としても
よい。これによって伝言装置3,3A〜3Cの省電力化
を達成することができる。
【0054】タグカード4は、ID記憶部41およびR
FID通信部42から構成される。タグカード4は、R
FID通信部42は、伝言装置3,3A〜3Cからの問
い合わせによって通信を行う。
【0055】図3は、タグカード4のID記憶部41に
記憶される情報を示す図である。伝言確認記憶手段であ
るID記憶部41は、顧客ID、メッセージカウンタ、
顧客状態およびポイントを記憶する。顧客IDは、タグ
カード4を携帯する顧客の顧客識別情報である。図3に
示されるタグカード4は、顧客ID:0000001で
ある顧客が携帯している。メッセージカウンタは、前記
顧客が伝言情報を確認したか否かなどの伝言確認情報で
あり、伝言確認情報は、伝言情報が未確認であるメッセ
ージ有り状態、伝言情報を確認済であるメッセージ確認
状態、伝言情報を確認したが保留しておくメッセージ保
留状態、および前記顧客宛の伝言情報は無いというメッ
セージ無し状態の4種類の状態に分類され、各状態は表
1に示すような2ビットのコードとして記憶される。こ
れによってタグカード4のID記憶部4に記憶される伝
言確認情報の、ID記憶部4における記憶容量を小さく
できる。
【0056】
【表8】
【0057】顧客状態は、たとえば顧客が店舗にいると
いう入店状態、顧客は店舗にいないという出店状態、顧
客が注文した商品が店舗に入荷されているのに、顧客が
注文した入荷済商品を引き取るのを忘れているという忘
れ物状態などの現在の顧客の状態であり、顧客状態は各
状態に対応するコードとなって記憶される。ポイント
は、顧客が店舗において商品を購入したときに支払う金
額に応じて与えられるポイント数である。少なくともメ
ッセージカウンタ、顧客状態およびポイントは、書替え
可能である。
【0058】タグカード4を携帯する顧客が伝言装置3
の入力部32を操作すると、ID記憶部41に記憶され
るメッセージカウンタがメッセージ有り状態(コード0
0)からメッセージ確認状態(コード01)に書替えら
れる。
【0059】図4は、タグカード4を携帯する顧客が、
伝言装置3Aの近傍に来たときを示す図である。RFI
Dの性質から、顧客はタグカード4を伝言装置3Aにか
ざす必要はなく、たとえばタグカード4を服の胸ポケッ
トに入れておいてもよい。タグカード4を携帯する顧客
が伝言装置3Aの近傍に来ると、伝言装置3AのRFI
D通信部33が発生する電磁界によって、タグカード4
のRFID通信部42が作動して、顧客IDなどのID
記憶部41に記憶される情報を、伝言装置3Aに送信す
る。タグカード4からの情報を受信した伝言装置3A
は、ストアサーバ2に前記情報を送信する。
【0060】図5は、タグカード4を携帯する顧客が、
伝言装置3Aの近傍に来たときに、伝言装置3Aの表示
部31に表示される顧客宛の伝言情報を表示内容を示す
図である。ストアサーバ2の制御部21は、受信した情
報に含まれる顧客IDに基づいて、入店日付および時刻
を顧客情報として顧客情報記憶部22に記憶するととも
に、伝言情報処理部23は、伝言情報記憶部24に記憶
される前記顧客宛の伝言情報を識別して検索し、制御部
21は検索された伝言情報を、伝言装置3Aの表示部3
1に図5(1)のように表示させる。
【0061】表示部31には、前記顧客の氏名と、店舗
から不特定多数の顧客に通知する伝言情報である一般伝
言情報M1aと、特定の顧客に通知する伝言情報である
固有伝言情報M2a,M2bとが表示される。このとき
タグカード4を携帯する顧客が伝言装置3Aの近傍にい
ることを伝言装置3AのRFID通信部33によって監
視し、監視されている間の時間を時間計測部34が計測
する。
【0062】伝言装置3AのRFID通信部33および
時間計測部34の監視および計測に基づいて、タグカー
ド4を携帯する顧客が所定の時間、たとえば3分間、伝
言装置3Aの近傍にいることをストアサーバ2の制御部
21が判断すると、制御部21は、顧客が表示部31に
表示した一般伝言情報M1aを確認したと判断して、伝
言情報記憶部24に記憶される前記一般伝言情報M1a
の伝言情報付加データの確認回数を1増やして伝言情報
付加データを更新するとともに、図5(2)に示すよう
に確認された一般伝言情報M1aの表示を消去して、新
たな一般伝言情報M1bを表示させる。前記所定の時間
は、表示する一般伝言情報M1aのデータ量に基づいて
変更してもよい。
【0063】顧客が伝言装置3Aの入力部32を操作す
ると、ストアサーバ2の制御部21は、顧客が伝言装置
3Aの表示部31に表示した固有伝言情報M2aを読ん
だと判断して、伝言情報記憶部24に記憶される前記固
有伝言情報M2aの伝言情報付加データの確認回数を1
増やして伝言情報付加データを更新するとともに、図5
(3)に示すように確認された固有伝言情報M2aの表
示を消去する。固有伝言情報は、たとえば顧客が注文し
た商品が店舗に入荷されたのに持って帰るのを忘れてい
ることを示す忘れ物情報、および顧客の嗜好に合う催し
物情報などの、顧客固有の伝言情報である。顧客が伝言
装置3の入力部32を操作しなかった場合、所定の時間
が経過した後に、ストアサーバ2の伝言情報通知部25
によって固有伝言情報M2a,M2bを電子メールに記
載して送信することによって、固有伝言情報を顧客に伝
達してもよい。
【0064】伝言装置3,3A〜3Cは、タグカード4
を携帯する顧客がRFIDによる通信範囲内にいた時間
を計測して、その時間をストアサーバ2に送信し、スト
アサーバ2の制御部21は前記情報に基づいて、顧客行
動ログデータを更新して、この顧客行動ログデータに基
づいて顧客の嗜好調査を行い、この嗜好調査に基づいて
顧客に通知する伝言情報の内容を選択することができ
る。
【0065】図6は、顧客に伝言情報を伝達するときの
詳細な手順を示すフローチャートである。顧客は、顧客
ID:0000001であり、伝言情報記憶部24に記
憶される伝言情報付加データにおける全てのメッセージ
IDに対する確認回数は0で、顧客が携帯するタグカー
ド4のID記憶部24に記憶されるメッセージカウンタ
はメッセージ有り状態で、顧客が端末ID:T−C00
1−01の伝言装置3の近傍に来る場合であるとする。
【0066】ステップa0で手順が開始され、ステップ
a1に進む。ステップa1では、顧客が携帯するタグカ
ード4のID記憶部42に記憶され、タグカード4のR
FID通信部42が発生する顧客IDなどの情報を有す
る信号を、伝言装置3のRFID通信部33が受信する
と、ストアサーバ2の伝言情報処理部23は、前記顧客
IDに基づいて、伝言情報記憶部24に記憶される伝言
情報を検索して、ステップa2に進む。
【0067】ステップa2では、ストアサーバ2の伝言
情報処理部23は、ステップa1で検索した伝言情報か
ら、伝言情報付加データにおける優先順位(表2参照)
に基づいて優先される伝言情報を検索し、制御部21
は、優先順位の最も高い伝言情報から順番に伝言装置3
の表示部31に表示させて、ステップa3に進む。
【0068】ステップa3では、ストアサーバ2の制御
部21は、タグカード4のID記憶部41に記憶される
メッセージカウンタを、メッセージ有り状態(コード0
0)からメッセージ確認状態(コード01)に書替える
ように伝言装置3のRFID通信部33を制御して、ス
テップa4に進む。
【0069】ステップa4では、ストアサーバ2の制御
部21は、伝言装置3のRFID通信部33が受信した
タグカード4の発生した信号に基づいて、ステップa3
におけるタグカード4のID記憶部41に記憶されるメ
ッセージカウンタの書替えが成功したか否かを判断し、
書替えが成功したと判断するとステップa5に進み、書
替えが成功しなかったと判断するとステップa6に進
み、全ての手順を終了する。
【0070】ステップa5では、ストアサーバ2の制御
部21は、顧客情報記憶部22に記憶される顧客行動ロ
グデータのメッセージカウンタ書替成功(表7参照)を
Yesにして、ステップa6に進み、全ての手順を終了
する。
【0071】図7は、上述の顧客に伝言情報を伝達する
ときの手順のステップa2における、優先される伝言情
報を検索する手順を示すフローチャートである。ステッ
プb0で手順が開始され、ステップb1に進む。ステッ
プb1では、ストアサーバ2の伝言情報処理部23は、
顧客情報記憶部22に記憶される嗜好予測情報(表1参
照)から当該顧客の嗜好予測情報を検索し、ステップb
2に進む。
【0072】ステップb2では、ストアサーバ2の伝言
情報処理部23は、ステップb1で検索された当該顧客
の嗜好予測情報におけるカテゴリの優先順位に基づい
て、伝言情報記憶部24に記憶される優先順位の高いカ
テゴリに関する伝言情報を検索して、ステップb3に進
み、すべての手順を終了する。
【0073】図8は、上述の顧客に伝言情報を通知する
手順のステップa3およびステップa4における、タグ
カード4に記憶される情報を書替える詳細な手順を示す
フローチャートである。端末ID:T−C001−01
の伝言装置3によって、顧客に伝言情報を通知するもの
とする。
【0074】ステップc0で前記手順が開始され、ステ
ップc1に進む。ステップc1では、タグカード4のR
FID通信部42が発生する顧客IDなどの情報を含む
信号を、伝言装置3のRFID通信部33が受信する
と、ストアサーバ2の制御部21は、現在時刻Now(t)を
受信時刻Tとして、ステップc2に進む。
【0075】ステップc2では、ストアサーバ2の制御
部21は、伝言情報記憶部24に記憶される伝言情報付
加データに基づいて前記顧客への伝言情報の確認モード
が、ボタンモードであると判断するとステップc3に進
み、時間モードであると判断するとステップc11に進
む。
【0076】ステップc2において前記顧客への伝言情
報の確認モードがボタンモードであると判断されてステ
ップc3に進むと、ステップc3ではストアサーバ2の
制御部21は、顧客が伝言装置3の入力部32を操作し
たか否かを判断する。ステップc3において、顧客が伝
言装置3の入力部32を操作したと判断するとステップ
c4に進み、顧客が伝言装置3の入力部32を操作しな
かったと判断されると、ステップc9に進む。
【0077】ステップc4では、ストアサーバ2の制御
部21は、伝言装置3のRFID通信部33を制御し
て、タグカード4のID記憶部41に記憶されるメッセ
ージカウンタをメッセージ有り状態からメッセージ確認
状態へ書替えるとともに顧客状態などの書替えを行い、
さらに伝言情報記憶部24に記憶される伝言情報付加デ
ータの確認回数を1つ増やして、ステップc5に進む。
【0078】ステップc5では、ストアサーバ2の制御
部21は、伝言装置3のRFID通信部33が受信して
いるタグカード4のRFID通信部42が発生する信号
の有するメッセージカウンタに基づいて、ステップc4
における書替えが成功したか否かを判断する。ステップ
c5において、書替えが成功したと判断されるとステッ
プc18に進み、すべての手順を終了し、書替えが成功
しなかったと判断されるとステップc6に進む。
【0079】ステップc6では、ストアサーバ2の制御
部21は、前記タグカード4が伝言装置3の近傍に存在
するか否かを判断する。ステップc6において前記タグ
カード4が伝言装置3の近傍に存在すると判断される
と、ステップc7に進み、前記タグカード4が伝言装置
3の近傍に存在しないと判断されると、ステップc8に
進む。
【0080】ステップc7では、ストアサーバ2の制御
部21は、伝言装置3の時間計測部34によって求めら
れた現在時刻Now(t)から受信時刻Tを減算した値が、予
め設定される第1時間T1を超えるか否かを判断する。
ステップc7において、現在時刻Now(t)から受信時刻T
を減算した値が第1時間T1を超えると判断するとステ
ップc8に進み、現在時刻Now(t)から受信時刻Tを減算
した値が第1時間T1を超えないと判断するとステップ
c4に戻る。
【0081】ステップc8では、ストアサーバ2の制御
部21は、顧客情報記憶部22に記憶される顧客情報ロ
グデータのカウンタ書替成功(表7参照)を、タグカー
ド4のID記憶部41に記憶される情報の書替えが失敗
したことを示すNoにして、ステップc18に進み、す
べての手順を終了する。
【0082】ステップc3において、顧客が伝言装置3
の入力部32を操作しなかったと判断されてステップc
9に進むと、ステップc9では、ストアサーバ2の制御
部21は、伝言装置3のRFID通信部33の前記タグ
カード4からの信号の有無に基づいて、前記タグカード
4が伝言装置3の近傍に存在するか否かを判断する。ス
テップc9において前記タグカード4が伝言装置3の近
傍に存在すると判断されると、ステップc10に進み、
前記タグカード4が伝言装置3の近傍に存在しないと判
断されると、ステップc18に進み、すべての手順を終
了する。
【0083】ステップc10では、ストアサーバ2の制
御部21は、伝言装置3の時間計測部34によって求め
られた現在時刻Now(t)から受信時刻Tを減算した値が、
予め設定される第2時間T2を超えるか否かを判断す
る。ステップc10において、現在時刻Now(t)から受信
時刻Tを減算した値が第2時間T2を超えると判断する
とステップc18に進み、すべての手順を終了し、現在
時刻Now(t)から受信時刻Tを減算した値が第2時間T2
を超えないと判断するとステップc3に戻る。
【0084】ステップc2において、前記顧客への伝言
情報の確認モードが、時間モードであると判断されてス
テップc11に進むと、ステップc11では、ストアサ
ーバ2の制御部21は、伝言装置3の時間計測部34に
よって求められた現在時刻Now(t)から受信時刻Tを減算
した値が、予め設定される第3時間T3を超えるか否か
を判断する。すなわちステップc11では、タグカード
4を携帯する顧客が伝言装置3の近傍に留まる時間が、
第3時間T3を超えるか否かがが判断される。ステップ
c11において、現在時刻Now(t)から受信時刻Tを減算
した値が第3時間T3を超えると判断するとステップc
12に進み、現在時刻Now(t)から受信時刻Tを減算した
値が第3時間T3を超えないと判断するとステップc1
7に進む。
【0085】ステップc12では、ストアサーバ2の制
御部21は、伝言装置3のRFID通信部33を制御し
て、タグカード4のID記憶部41に記憶されるメッセ
ージカウンタをメッセージ有り状態からメッセージ確認
状態へ書替えるとともに顧客状態などの書替えを行い、
さらに伝言情報記憶部24に記憶される伝言情報付加デ
ータの確認回数を1つ増やして、ステップc13に進
む。
【0086】ステップc13では、ストアサーバ2の制
御部21は、伝言装置3のRFID通信部33が受信し
ているタグカード4のRFID通信部42が発生する信
号の有するメッセージカウンタに基づいて、ステップc
4における書替えが成功したか否かを判断する。ステッ
プc13において、書替えが成功したと判断されるとス
テップc18に進み、すべての手順を終了し、書替えが
成功しなかったと判断されるとステップc14に進む。
【0087】ステップc14では、ストアサーバ2の制
御部21は、伝言装置3のRFID通信部33の前記タ
グカード4からの信号の有無に基づいて、前記タグカー
ド4が伝言装置3の近傍に存在するか否かを判断する。
ステップc14において前記タグカード4が伝言装置3
の近傍に存在すると判断されると、ステップc15に進
み、前記タグカード4が伝言装置3の近傍に存在しない
と判断されると、ステップc16に進む。
【0088】ステップc15では、ストアサーバ2の制
御部21は、伝言装置3の時間計測部34によって求め
られた現在時刻Now(t)から受信時刻Tを減算した値が、
予め設定される第4時間T4を超えるか否かを判断す
る。ステップc15において、現在時刻Now(t)から受信
時刻Tを減算した値が第4時間T4を超えると判断する
とステップc16に進み、現在時刻Now(t)から受信時刻
Tを減算した値が第4時間T4を超えないと判断すると
ステップc12に戻る。
【0089】ステップc16では、ストアサーバ2の制
御部21は、顧客情報記憶部22に記憶される顧客情報
ログデータのカウンタ書替成功(表7参照)を、タグカ
ード4のID記憶部41に記憶される情報の書替えが失
敗したことを示すNoにして、ステップc18に進み、
すべての手順を終了する。
【0090】ステップc11において、ストアサーバ2
の制御部21は、現在時刻Now(t)から受信時刻Tを減算
した値が第3時間T3を超えないと判断されてステップ
c17に進むと、ステップc17では、ストアサーバ2
の制御部21は、伝言装置3のRFID通信部33の前
記タグカード4からの信号の有無に基づいて、前記タグ
カード4が伝言装置3の近傍に存在するか否かを判断す
る。ステップc17において前記タグカード4が伝言装
置3の近傍に存在すると判断されると、ステップc11
に戻り、前記タグカード4が伝言装置3の近傍に存在し
ないと判断されると、ステップc18に進み、すべての
手順を終了する。
【0091】上述の顧客が携帯するタグカード4に記憶
される情報を書替える詳細な手順において、顧客が伝言
装置3の入力部32を操作して行うボタンモード、また
は顧客が伝言装置3の近傍に所定の時間を超えて留まっ
ていることが判断される時間モードに基づいて、ストア
サーバ2の制御部21は、顧客が伝言情報を確認したこ
とを判断したが、顧客が同一の伝言装置3の近傍に、所
定の回数以上来ることによって判断する回数モードに基
づいて、制御部21は、前記顧客が伝言情報を確認した
と判断して、ストアサーバ2の制御部21は、伝言装置
3のRFID通信部33を制御して、タグカード4のI
D記憶部41に記憶されるメッセージカウンタをメッセ
ージ有り状態からメッセージ確認状態へ書替えるととも
に、顧客状態などを書替えるとしてもよい。
【0092】図9は、ある顧客および店舗の店員が伝言
装置3を用いて、タグカード4を携帯する特定の顧客の
店舗における位置を検出し、伝言情報を前記特定の顧客
の近傍の伝言装置に表示させる手順を示すフローチャー
トである。ステップd0で手順が開始され、ステップd
1に進む。
【0093】ステップd1では、顧客または店員が伝言
装置3の入力部32を操作して、探し出したい顧客の氏
名または顧客IDを入力して、ステップd2に進む。ス
テップd1において、たとえば顧客ID:000000
1を入力したとする。
【0094】ステップd2では、ストアサーバ2の制御
部21は、顧客情報記憶部22に記憶される探し出した
い顧客の顧客行動ログデータ(表7参照)から、現在時
刻に最も近い時刻の端末IDを検索し、ステップd3に
進む。
【0095】ステップd3では、ストアサーバ2の制御
部21は、ステップd2において検索された端末IDが
与えられる伝言装置3Aの設置位置情報に基づいて、あ
る顧客および店員が操作した伝言装置3の表示部31
に、検索された端末IDが与えられる伝言装置3Aの設
置位置、すなわち探し出したい顧客の位置を視覚的に理
解しやすい形式で表示させて、ステップd4に進む。
【0096】ステップd4では、ストアサーバ2の制御
部21は、ステップd2において検索された端末IDが
与えられる伝言装置3Aに伝言情報を送信するか否か
を、伝言装置3を操作した顧客または店員に問い合わ
せ、その問い合わせに対する顧客または店員による入力
操作に基づいて判断する。ステップd4において、伝言
情報を送信すると判断されると、ステップd5に進み、
伝言情報を送信しないと判断されると、ステップd6に
進み、すべての手順を終了する。
【0097】ステップd5では、ストアサーバ2は、検
出された端末IDが与えられる伝言装置3Aの表示部3
1に最優先の伝言情報を強制的に表示させて、ステップ
d6に進み、すべての手順を終了する。
【0098】図10は、タグカード4を携帯する複数の
顧客が、同時に伝言装置3の近傍に来たときの伝言情報
を表示する手順を示すフローチャートである。ステップ
e0で手順が開始されて、ステップe1に進む。
【0099】ステップe1では、伝言装置3のRFID
通信部33が、複数のタグカード4のRFID通信部4
2が発生する信号を受信して顧客IDを取得して、ステ
ップe2に進む。
【0100】ステップe2では、ストアサーバ2の伝言
情報処理部23は、伝言情報記憶部24に記憶される各
顧客IDに対応する各顧客の伝言情報付加データおよび
伝言情報伝達先データなどを検索して、ステップe3に
進む。
【0101】ステップe3では、ストアサーバ2の伝言
情報処理部23は、ステップe2において検索された伝
言情報付加データおよび伝言情報伝達先データに基づい
て、優先される伝言情報があるか否かを判断する。ステ
ップe3において優先される伝言情報があると判断され
ると、ステップe4に進み、優先される伝言情報がない
と判断されると、ステップe5に進む。
【0102】ステップe4では、ストアサーバ2の伝言
情報処理部23は、優先される伝言情報を有する顧客の
伝言情報を選択して、ストアサーバ2の制御部21は選
択された伝言情報を伝言装置3の表示部31に表示させ
て、ステップe6に進み、全ての手順を終了する。
【0103】ステップe5では、ストアサーバ2の制御
部21は、嗜好予測情報(表1参照)などに基づいて、
複数の顧客の中から最優先顧客を選択して、最優先顧客
への伝言情報を伝言装置3の表示部31に表示させて、
ステップe6に進み、すべての手順を終了する。
【0104】これによって複数の顧客に対して優先順位
をつけることで、複数の顧客が伝言装置3の近傍に来た
ときに、最優先顧客に対して伝言情報を伝達することが
できるので、効率的な伝言情報の伝達を行うことができ
る。
【0105】顧客が店舗および店舗内の各売場、たとえ
ば食料品売場から出るときに、食料品売場の出入口に設
置される伝言装置3の近傍を通過し、顧客が携帯するタ
グカード4のRFID通信部42から送信される信号を
伝言装置3のRFID通信部33が受信すると、ストア
サーバ2の制御部21は、伝言情報付加データおよび顧
客行動ログデータなどに基づいて、既に前記顧客に伝達
した伝言情報に含まれる事柄を前記顧客が実施したか否
かを判断し、実施しなかったと判断すると、前記顧客に
前記伝言情報と同内容の伝言情報を表示するように表示
部31を制御する。
【0106】これによって顧客に伝達された伝言情報に
含まれる事柄を顧客が実施しなかった場合、前記伝言情
報を当該顧客に再度伝達することができるので、当該顧
客は伝言情報に含まれる事柄を忘れることなく実施する
ことができる。
【0107】ストアサーバ2は、伝言情報付加データに
基づいて、イントラネット13、ウェブサーバ14およ
びインターネット15を介して、インターネット端末装
置16および携帯端末装置17を含む通信手段を選択し
て伝言情報を送信して顧客に伝言情報を伝達することが
できる。またウェブサーバ14にホームページを開設
し、そのホームページに伝言情報を記載することによっ
て、顧客に伝言情報を伝達してもよい。
【0108】これによって伝言情報に応じて、伝言装置
3の表示部31、インターネット端末装置16および携
帯端末装置17を介して顧客に伝言情報を伝達すること
ができるので、顧客に伝言情報を効率良く伝達すること
ができる。
【0109】本実施の形態の伝言システム1によれば、
伝言装置3のRFID通信部33が顧客が携帯するタグ
カード4のRFID通信部42が発信する信号に含まれ
るID記憶部41に記憶される顧客IDを読出したとき
に、ストアサーバ2の個人情報記憶部22に記憶される
顧客情報ログデータ、伝言情報記憶部24に記憶される
伝言情報付加データ、およびタグカード4のID記憶部
41に記憶されるメッセージカウンタに基づいて、前記
顧客IDに対応する顧客への伝言情報を、当該顧客に伝
達したり伝達しなかったりすることができので、顧客が
既に確認した伝言情報を再び伝達することがなく、顧客
への伝言情報の伝達を効率的に行うことができる。
【0110】また本実施の形態の伝言システム1によれ
ば、顧客は、伝言装置3の入力部32を操作して、伝言
装置3の表示部31に表示される伝言情報を当該顧客が
確認したことを入力することができるので、ストアサー
バ2の伝言情報記憶部24に記憶される伝言情報付加デ
ータの確認回数およびタグカード4のID記憶部41に
記憶されるメッセージカウンタを確実に書替えることが
できる。
【0111】また本実施の形態の伝言システム1によれ
ば、タグカード4を携帯する顧客が伝言装置3の近傍に
留まる時間、および前記顧客が伝言装置3の近傍に来た
回数に基づいて、伝言装置3の表示部31に表示される
伝言情報が当該顧客によって確認されたと判断するの
で、顧客自身が伝言情報付加データおよびメッセージカ
ウンタの書替え操作を行うことなく、伝言情報付加デー
タの確認回数およびメッセージカウンタを書替えること
ができる。
【0112】また本実施の形態の伝言システム1によれ
ば、顧客毎に時系列に保持される顧客行動ログデータに
基づいて伝言情報を選択し、伝言装置3の表示部31に
伝言情報を表示させて当該顧客に伝言情報を伝達するこ
とができるので、顧客の行動を分析して、顧客に応じた
適切な内容の伝言情報を当該顧客に伝達することができ
る。
【0113】また本実施の形態の伝言システム1によれ
ば、伝言装置3の設置位置に関する設置位置情報に基づ
いて、顧客IDを読出した伝言装置3の設置位置を検出
することができるので、タグカード4を携帯する顧客の
位置を検出することができる。
【0114】本実施の形態において伝言システム1は、
大規模小売チェーン店舗に適用したが、各種学校などの
教育施設、各種病院などの医療施設および企業などに適
用してもよい。
【0115】本実施の形態において、情報伝達手段は画
像によって情報を伝達する表示部31としたが、音声に
よって情報を伝達するスピーカーなどの音響装置であっ
てもよく、また表示装置と音響装置とを組み合わせても
よい。
【0116】本実施の形態の伝言システム1のタグカー
ド4は、ID記憶部41およびRFID通信部42を有
して、電源を有しない構成としたが、携帯情報通信端末
(略称:PDA)にRFID通信部を設けて、このPD
Aをタグカード4の代わりに用いてもよい。この場合、
PDAを携帯する顧客が、伝言装置3,3A〜3Cとの
RFID通信範囲内でPDAの入力手段であるキーパネ
ルなどの入力部を操作することによって、伝言装置3,
3A〜3Cの表示部31に表示される伝言情報を前記顧
客が確認したという情報を有する信号が発生される。前
記信号を伝言装置3,3A〜3CのRFID通信部33
が検出することによって、前記顧客が伝言情報を確認し
たという情報がストアサーバ2に送信される。
【0117】本実施の形態の伝言システム1の利用者識
別装置を、ID記憶部41およびRFID通信部42を
有するタグカード4として、タグカード4と伝言装置3
との間の情報の送受信をRFIDによる無線通信とした
が、タグカード4に代えて記録可能な磁気カードとして
もよい。
【0118】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、情報読出
手段が利用者の携帯する利用者識別装置に記憶される利
用者識別情報を読出したときに、伝言確認記憶手段に記
憶される伝言確認情報に基づいて、前記利用者識別情報
に対応する利用者への伝言情報を、当該利用者に伝達し
たり伝達しなかったりすることができるので、利用者が
既に確認した伝言情報を再び伝達することがなく、利用
者への伝言情報の伝達を効率的に行うことができる。
【0119】また本発明によれば、利用者は、情報伝達
手段および利用者識別装置に設けられる入力手段を介し
て、情報伝達手段からの伝言情報を当該利用者が確認し
たことを入力することができるので、伝言確認情報を確
認済に確実に書替えることができる。
【0120】また本発明によれば、利用者識別装置を携
帯する利用者が情報伝達手段の近傍に留まる時間、およ
び前記利用者が情報伝達手段の近傍に来た回数に基づい
て、情報伝達手段からの伝言情報が当該利用者によって
確認されたと判断するので、利用者自身が伝言確認情報
を書替え操作を行うことなく、伝言確認情報を確認済に
書替えることができる。
【0121】また本発明によれば、利用者の利用者状況
に基づいて伝言情報を選択し、情報伝達手段を介して当
該利用者に伝言情報を伝達することができるので、利用
者の利用者状況に応じた適切な内容の伝言情報を当該利
用者に伝達することができる。
【0122】また本発明によれば、利用者に伝達された
伝言情報に含まれる事柄を利用者が実施しなかった場
合、前記伝言情報を当該利用者に再度伝達することがで
きるので、当該利用者は伝言情報に含まれる事柄を忘れ
ることなく実施することができる。
【0123】また本発明によれば、伝言情報に応じて、
情報伝達手段および通信手段を介して利用者に伝言情報
を伝達することができるので、利用者に伝言情報を効率
良く伝達することができる。
【0124】また本発明によれば、情報読出手段の設置
位置に関する設置位置情報に基づいて、利用者識別情報
を読出した情報読出手段の設置位置を検出することがで
きるので、利用者識別装置を携帯する利用者の位置を検
出することができる。
【0125】また本発明によれば、利用者通過情報を時
系列的に保持することができるので、前記利用者通過情
報に基づいて利用者の行動を分析して、利用者に応じた
内容の伝言情報を伝達することができる。
【0126】また本発明によれば、伝言情報伝達装置の
近傍に利用者が来ると、情報読出手段および情報伝達手
段の電源を入れることができるので、伝言情報伝達装置
の省電力化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である伝言システム1の
概略的構成を示すブロック図である。
【図2】ストアサーバ2、伝言装置3およびタグカード
4の構成を示すブロック図である。
【図3】タグカード4のID記憶部41に記憶される情
報を示す図である。
【図4】タグカード4を携帯する顧客が、伝言装置3A
の近傍に来たときを示す図である。
【図5】タグカード4を携帯する顧客が、伝言装置3A
の近傍に来たときに、伝言装置3Aの表示部31に表示
される顧客宛の伝言情報の表示内容を示す図である。
【図6】顧客に伝言情報を伝達するときの動作の詳細な
手順を示すフローチャートである。
【図7】顧客に伝言情報を伝達するときの手順のステッ
プa2における、優先される伝言情報を検索する手順を
示すフローチャートである。
【図8】顧客に伝言情報を通知する手順のステップa3
およびステップa4における、タグカード4に記憶され
る情報を書替える詳細な手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】ある顧客および店舗の店員が伝言装置3を用い
て、タグカード4を携帯する特定の顧客の店舗における
位置を検出し、伝言情報を前記特定の顧客の近傍の伝言
装置に表示させる手順を示すフローチャートである。
【図10】タグカード4を携帯する複数の顧客が、同時
に伝言装置3の近傍に来たときの伝言情報を表示する手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 伝言システム 2 ストアサーバ 3 伝言装置 4 タグカード 5 LAN 16 インターネット端末装置 17 携帯端末装置 21 制御部 22 顧客情報記憶部 23 顧客情報処理部 24 伝言情報記憶部 25 伝言情報通知部 31 表示部 32 入力部 33 RFID通信部 38 対物センサ部 41 ID記憶部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が携帯し、利用者を識別する利用
    者識別情報を記憶する利用者識別装置と、利用者に伝言
    情報を伝達する伝言情報伝達装置とから構成され、 利用者識別装置および伝言情報伝達装置の少なくとも一
    方は、利用者が伝言情報を確認済であるか未確認である
    かの伝言確認情報を記憶する伝言確認記憶手段を有し、 前記伝言情報伝達装置は、利用者への伝言情報を記憶す
    る伝言情報記憶手段と、 前記伝言情報記憶手段に記憶される伝言情報を利用者に
    伝達する情報伝達手段と、 利用者識別装置に記憶される利用者識別情報を読出す情
    報読出手段と、 前記情報読出手段が利用者識別装置に記憶される利用者
    識別情報を読出したとき、読出した利用者識別情報に基
    づいて伝言情報記憶手段から伝言情報を検索し、検索し
    た伝言情報および伝言確認記憶手段に記憶される伝言確
    認情報に基づいて、利用者が伝言情報を未確認であると
    判断した場合には、情報伝達手段を介して当該利用者に
    伝言情報を伝達するとともに、伝言確認記憶手段に記憶
    される伝言確認情報を確認済に書替えるように制御する
    制御手段とを備えることを特徴とする伝言システム。
  2. 【請求項2】 前記伝言情報伝達装置および利用者識別
    装置の少なくとも一方は、情報伝達手段からの伝言情報
    を当該利用者が確認したときに、当該利用者が入力操作
    して、伝言確認記憶手段に記憶される伝言確認情報を確
    認済に書替える入力手段を備えることを特徴とする請求
    項1記載の伝言システム。
  3. 【請求項3】 利用者識別装置を携帯する利用者が情報
    伝達手段の近傍に留まる時間、および前記利用者が情報
    伝達手段の近傍に来た回数の少なくともいずれか一方に
    基づいて、情報伝達手段からの伝言情報が当該利用者に
    よって確認されたと判断して、伝言確認記憶手段に記憶
    される伝言確認情報を確認済に書替えることを特徴とす
    る請求項1記載の伝言システム。
  4. 【請求項4】 制御手段は、利用者が情報伝達手段の近
    傍に来た回数、時刻、および前記情報伝達手段の設置位
    置の少なくともいずれかを含む利用者状況に基づいて、
    伝言情報記憶手段に記憶される伝言情報を選択し、情報
    伝達手段を介して当該利用者に伝言情報を伝達すること
    を特徴とする請求項1記載の伝言システム。
  5. 【請求項5】 制御手段は、利用者に伝達した伝言情報
    に含まれる事柄を利用者が実施しなかった場合、前記伝
    言情報を情報伝達手段を介して当該利用者に再度伝達す
    ることを特徴とする請求項1記載の伝言システム。
  6. 【請求項6】 制御手段は、伝言情報に応じて、情報伝
    達手段および該情報伝達手段とは異なる通信手段を介し
    て利用者に伝言情報を伝達することを特徴とする請求項
    1記載の伝言システム。
  7. 【請求項7】 伝言情報伝達装置は、複数の情報読出手
    段を有し、 制御手段は、情報読出手段の設置位置に関する設置位置
    情報に基づいて、利用者の位置を検出することを特徴と
    する請求項1記載の伝言システム。
  8. 【請求項8】 伝言情報記憶手段は、利用者識別装置を
    携帯する利用者が情報読出手段の近傍を通過したことを
    示す利用者通過情報を記憶し、前記利用者通過情報を時
    系列的に保持することを特徴とする請求項1記載の伝言
    システム。
  9. 【請求項9】 情報伝達手段の近傍に利用者が来たこと
    を検出し、この検出に応答して情報読出手段および情報
    伝達手段の電源を入れる電源投入手段を備えることを特
    徴とする請求項1記載の伝言システム。
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Cited By (4)

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CN115147140A (zh) * 2021-03-31 2022-10-04 诺欧有限公司 一种为设施处的个人生成个人特定服务建议的系统和方法

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