JP2002267478A - ナビゲーション装置および予約確認サービスシステム - Google Patents
ナビゲーション装置および予約確認サービスシステムInfo
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Abstract
利便性の向上を図ること。 【解決手段】 制御回路2は、ブルートゥース通信部8
を介して携帯情報端末21に格納されているスケジュー
ルデータを入力する。スケジュールデータは、各イベン
トの位置データと日時データとから構成される。また、
制御回路2は、電話通信部9を介して店の位置データと
予約日時データとを含む予約確認データを受信し、店へ
の予約をスケジュールデータに追加設定する。制御回路
2は、スケジュールデータに合致したタイミングで経路
検索および経路案内を実行し、その経路案内をディスプ
レイ装置20に表示する。
Description
路検索手段とを備えたナビゲーション装置、およびこの
ナビゲーション装置を利用した予約確認サービスシステ
ムに関する。
使用者は、目的地までの案内情報を得る場合、初めにタ
ッチパネルやリモコンなどを操作して目的地の地名、住
所、店・施設等の名称、店・施設等の電話番号、緯度・
経度などを入力する。そして、その入力作業が終了した
後、入力した目的地までの経路検索を実行させ、その検
索結果である案内経路データに基づく経路案内をディス
プレイ装置に表示させる。この場合、ナビゲーション装
置には十分なマンマシンインターフェースが具備されて
いないため、入力の作業性が悪く、入力に時間を要した
り入力ミスが発生し易いといった問題がある。
など比較的マンマシンインターフェースが充実している
機器を用いて目的地の入力作業および経路検索を実行
し、その目的地データおよび案内経路データを記録媒体
(例えばメモリカード)や近距離通信手段(例えばブル
ートゥース)を用いてナビゲーション装置に転送する手
段が提案されている。この手段を用いれば入力の作業性
は向上する。
ョン装置も、使用者が経路検索機能を利用しようとする
毎に目的地の入力操作および経路検索実行の指示操作を
行う必要がある点において差異はない。こうした手間を
要する結果、使用者は、例えば時間(スケジュール)に
余裕がないような場合においては、操作するためまたは
経路検索の実行終了を待つための十分な時間を確保でき
ず、ナビゲーション装置を十分に利用できない場合があ
った。
5号公報には、使用者の行動予定を記録、管理するスケ
ジュール機能と、ナビゲーション機能で算出される推定
移動体位置と現在時刻とを得て使用者のスケジュール管
理を行うスケジュール管理機能とを備えたナビゲーショ
ン装置が開示されている。このナビゲーション装置によ
れば、例えば目的地の入力作業などにより使用者のスケ
ジュールに遅れが発生すると、スケジュール管理機能が
それを検出し、スケジュール調整やスケジュール修正が
行われる。しかし、このナビゲーション装置は、スケジ
ュールを監視するとともに発生したスケジュールの遅れ
を調整する手段であって、操作の手間を改善してスケジ
ュールの遅れを未然に防ぐものではない。また、実際の
使用状況では、既に確定している使用者のスケジュール
を変更できない場合も多い。
操作の手間を低減することで利便性の向上を図ったナビ
ゲーション装置を提供すること、およびそのナビゲーシ
ョン装置を利用した予約確認サービスシステムを提供す
ることにある。
によれば、スケジュール情報入力手段は、使用者に予定
される各イベントの位置情報と日時情報とからなるスケ
ジュール情報を入力する。ここでの位置情報は、イベン
トが実施される地名、住所、店・施設等の名称などその
実施位置が特定できる情報であれば良く、日時情報は、
イベントの実施日時(つまり到着日時)の他、その実施
位置への出発日時であっても良い。
検出される現在位置、日時取得手段により取得される現
在日時およびスケジュール情報入力手段により入力され
たスケジュール情報に基づいて、各イベントの実施位置
への移動開始に先行するように、経路検索手段に対しそ
の実施位置を目標位置とする経路検索の実行を指示す
る。ここで、移動開始とは、位置情報により与えられる
各イベントの実施位置への出発日時、または位置情報に
より与えられる到着日時から逆算される出発すべき日時
を意味する。
装置に対し一旦自己のスケジュール情報を入力すれば、
その後、使用者は何ら操作することなくそのスケジュー
ル情報に合致したタイミングで検索結果である案内経路
データを得ることができる。これにより、使用者は、ス
ケジュール情報に従って各イベントの実施位置へ移動す
る場合、その移動毎の目的地の入力作業および経路検索
の実行指示作業から開放され、操作の手間が大幅に減少
して利便性が向上する。
内制御手段は、各イベントの実施位置への移動開始に先
行するように、経路案内手段に対しその実施位置を目標
位置とする経路案内の実行を指示するので、使用者は何
ら操作することなくそのスケジュール情報に合致したタ
イミングで案内経路データに基づく経路案内を受けられ
る。
報としてイベントの実施日時(到着日時)が与えられた
場合、現在日時が次に予定されるイベントの実施日時に
対し少なくとも現在位置からイベントの実施位置までの
移動所要時間だけ前の時点において経路案内が提供され
るので、使用者は、その経路案内が提供された時点で次
に予定されるイベントの実施位置への移動を開始する限
り、そのイベントの実施日時までにその実施位置に確実
に到着することが可能となる。
ュール情報を管理する個人情報管理手段を備えているの
で、使用者は、ナビゲーション装置を用いたスケジュー
ル情報の追加、変更、削除、加工などを一層容易に行う
ことができる。また、個人情報管理機能と経路検索制御
機能とを結合させることにより、使用者のスケジュール
管理に止まらず、使用者のスケジュール情報に合致した
移動態様(出発日時、到着日時、移動経路など)の管理
までを自動的に行うことが可能となり、利便性が一層向
上する。
ナビゲーション装置の使用者が店、施設等に予約したこ
となどに応じて、その店、施設等から通信網を経由して
予約確認情報が送信されてきた場合、無線通信手段で受
信した上記予約確認情報に含まれる当該店、施設等の位
置情報および予約日時情報をそれぞれ上記イベントの位
置情報および日時情報と見なしてスケジュール情報とす
る。このナビゲーション装置を用いると、請求項6に記
載した予約確認サービスシステムを提供可能となる。
スを提供する店、施設等に設置されたサーバは、サービ
スの予約があった場合に、少なくともその予約日時と予
約者が所有する上記ナビゲーション装置の移動体通信端
末の端末識別番号とからなる予約情報を記憶する。そし
て、サーバは、その移動体通信端末に対し通信網を介し
て少なくとも当該店、施設等の位置情報と予約日時情報
とからなる予約確認情報を送信する。これに対し、予約
者のナビゲーション装置は、移動体通信装置により受信
した予約確認情報に含まれる当該店、施設等の位置情報
と予約日時情報とをスケジュール情報として入力する。
ナビゲーション装置は、使用者(予約者)が何ら操作す
ることなく送信されてきた予約確認情報を使用者のスケ
ジュール情報として入力し、その店、施設等への移動開
始に先行して経路検索を実行する。従って、使用者は、
予約日時に間に合うように、予約した店、施設等への案
内経路データを得ることが可能となる。また、店、施設
等においては、予約者が予約を忘れることによるキャン
セルを防止でき、さらに、予約確認情報に付加して種々
のサービス情報を提供可能となる。
をカーナビゲーション装置に適用した第1の実施形態に
ついて、図1および図2を参照しながら説明する。全体
の電気的構成を概略的に示す図1において、カーナビゲ
ーション装置1は、制御回路2、およびこの制御回路2
にそれぞれ接続された位置検出器3、地図データ入力器
4、操作スイッチ群5、外部メモリ6、表示装置7、ブ
ルートゥース通信部8、電話通信部9、リモコンセンサ
10およびリモコン11から構成されている。
段、経路検索制御手段、経路案内制御手段に相当)は、
カーナビゲーション装置1の動作全般を制御する機能を
有しており、マイクロコンピュータを主体として構成さ
れている。すなわち、制御回路2は、CPU、ROM、
RAM、I/Oインターフェース、これらを接続するバ
スなど(いずれも図示せず)を備えた構成となってい
る。また、制御回路2は、個人情報を管理するPIM部
12(個人情報管理手段に相当)と、現在の日時を取得
するカレンダー機能部13(日時取得手段に相当)とを
備えている。
1がナビゲーション動作を実行するためのナビゲーショ
ン実行プログラムと、PIM部12が個人情報を管理す
るための個人情報管理プログラムとが格納されている。
また、上記RAMにはプログラム実行時の一時データ、
地図データ入力器4から取得した地図データ、後述する
スケジュールデータなどが一時的に格納されるようにな
っている。
地磁気センサ14、ジャイロスコープ15、距離センサ
16およびGPS受信機17から構成され、車両の現在
位置情報を検出するものである。この位置検出器3の各
構成要素はそれぞれ性質の異なる検出誤差を有するの
で、制御回路2は、位置検出器3からの各信号入力を互
いに補間しながら使用することにより、車両の現在位
置、進行方向、速度、走行距離などを高精度で検出でき
るようになっている。なお、位置検出器3において、要
求される検出精度で現在位置を検出可能であれば、全て
の構成要素を備える必要はない。また、ステアリングホ
イールの回転センサや各タイヤの回転を検出する車輪セ
ンサなどを組み合わせて位置検出器3を構成しても良
い。
どの情報記録媒体からなる地図ディスク18からデータ
を読み取るように構成されている。この場合、地図ディ
スク18には、地図データ、位置検出精度向上のための
マップマッチング用データ、建物等の高さデータや形状
データを含む各種建造物の目印データ、店・施設名称デ
ータベース、電話番号と店・施設との対応を示す電話番
号データベース、店・施設等により提供されるWEBペ
ージの情報等の各種データが記録されている。なお、上
記情報記録媒体としては、例えばCD−ROMやメモリ
カードなどを用いても良い。
などにより構成されるもので、例えば、後述する制御回
路2による経路検索処理により得られた目的地までの案
内経路データ、後述するスケジュールデータなどを記憶
するものである。なお、この外部メモリ6の機能を制御
回路2内の記憶要素(RAMなど)により実現すること
も可能であり、この場合には外部メモリ6を必要に応じ
て設ければ良い。
9により駆動されるカラー液晶パネルのディスプレイ装
置20とから構成されている。このディスプレイ装置2
0は、車両の運転席近傍に設置され、地図、文字、画像
等を表示する。また、操作スイッチ群5は、メカニカル
スイッチおよびディスプレイ装置20のパネル上に形成
されたタッチスイッチなどからなり、データを入力した
り設定事項を入力するために用いられる。リモコンセン
サ10は、リモコン11からの操作入力を受信して制御
回路2に与えるようになっている。
手帳など個人情報管理機能を有する携帯情報端末21の
ブルートゥース通信部(図示せず)との間で通信を行
い、携帯情報端末21に格納されているスケジュールデ
ータ(スケジュール情報に相当)を入力するように構成
されている。
移動体通信端末である携帯電話装置として構成されてい
る。電話通信部9を構成する制御部22、ベースバンド
部23および無線部24は、周知のようにアンテナ24
aを介して送受信する電波信号を変調・復調、符号化・
複号化するように構成されている。また、この電話通信
部9は、インターネット(通信網に相当)に接続可能に
構成されている。なお、上述した操作スイッチ群5、ブ
ルートゥース通信部8、電話通信部9、リモコンセンサ
10およびリモコン11が、本発明でいうスケジュール
情報入力手段に相当する。
2は、基本機能として、使用者が操作スイッチ群5やリ
モコン11を操作して目的地を設定すると現在位置から
目的地までの案内経路データを算出する経路検索機能、
その案内経路データにより示される経路をディスプレイ
装置20に表示する経路案内機能、現在位置を地図上に
位置付けるマップマッチング機能、電話通信部9を介し
て得たHTML情報(インターネット情報)を閲覧する
機能などを備えている。また、操作スイッチ群5やリモ
コン11を操作して目的地を入力する際には、ディスプ
レイ装置20に店・施設名称データベースの索引や電話
番号データベースの索引を表示させ、その索引の中から
目的地を選択できるようになっている。
特には制御回路2が実行する経路検索制御および経路案
内制御について、図2に示すフローチャートも参照しな
がら説明する。制御回路2は、位置検出器3により検出
される車両の現在位置、カレンダー機能部13により取
得される現在日時、およびカーナビゲーション装置1の
使用者に関するスケジュールデータに基づき、各イベン
ト(予定する行事)の実施位置への移動開始に先行して
その実施位置を目的地とする経路検索を行う経路検索制
御を実行する。この場合のスケジュールデータとして
は、ブルートゥース通信部8により入力されたもの、P
IM部12により管理されているもの、または電話通信
部9により入力されたものが用いられる。
予定する各イベント毎の位置データ(位置情報に相当)
と日時データ(日時情報に相当)とから構成されてい
る。このうち位置データは、イベントの実施位置を示す
もので、地名、住所、店・施設名称などの形式で表され
ている。この位置データは、経路検索制御において経路
検索の目的地として使用される。制御回路2は、地図デ
ィスク18に記録されている種々のデータに基づいてそ
の実施位置を特定することができる。また、日時データ
は、イベントの開始日時に対応するその実施位置への到
着日時の形式、またはその実施位置に移動を開始する出
発日時の形式の何れかで表されている。この日時データ
は、経路案内制御において実施位置を目的地とする経路
検索、経路案内の実行開始日時を決定するために使用さ
れる。
ており、カーナビゲーション装置1自体が、その使用者
のスケジュール管理、住所録、メモなどの個人情報を管
理することができる。
フローチャートを示す図2において、制御回路2は、初
期の処理として車両の現在位置を含む地図をディスプレ
イ装置20に表示する(ステップS1)。この段階で
は、外部メモリ6にスケジュールデータが設定されてい
ない。続いてステップS2において、「目的地を設定し
ますか?」というメッセージをディスプレイ装置20に
表示し、それに対する使用者の選択結果を判断する。使
用者が操作スイッチ群5またはリモコン11を用いて
「設定しない」を選択すると「NO」に従ってステップ
S1に移行し、使用者が「設定する」を選択すると「Y
ES」に従ってステップS3に移行する。なお、後述の
説明から明らかとなるように、「目的地を設定する」こ
とには、単に目的地を設定して経路検索を実行すること
の他、スケジュールデータを入力することも含まれる。
「他の機器からスケジュールデータを受信しますか?」
というメッセージをディスプレイ装置20に表示し、そ
れに対する使用者の選択結果を判断する。本実施例の場
合、他の機器とは携帯情報端末21に相当する。ここ
で、使用者が「受信しない」を選択すると「NO」に従
ってステップS4に移行する。そして、制御回路2は、
そのステップS4において、「スケジュールデータを入
力しますか?」というメッセージをディスプレイ装置2
0に表示し、それに対する使用者の選択結果を判断す
る。
と、制御回路2は「YES」に従ってステップS5に移
行し、スケジュールデータを構成するイベントの日時デ
ータを使用者の選択により到着日時または出発日時の何
れかの形成で入力する。さらに、ステップS6に移行
し、そのイベントの位置データつまり目的地を入力す
る。入力したイベントの日時データと位置データとは、
スケジュールデータとして外部メモリ6に記憶される。
「スケジュールデータの入力を終了しますか?」という
メッセージをディスプレイ装置20に表示し、それに対
する使用者の選択結果を判断する。ここで、使用者が
「終了しない」を選択すると「NO」に従ってステップ
S5に移行し、使用者が「終了する」を選択すると「Y
ES」に従って後述のステップS10に移行する。
「(スケジュールデータを)入力しない」を選択する
と、制御回路2は「NO」に従ってステップS8に移行
し、経路検索を行うための目的地を入力する。この場合
の目的地は、スケジュールデータを構成するイベントの
位置データではなく、通常の経路検索および経路案内の
目的地とされるものである。その後、制御回路2は、後
述のステップS10に移行する。
「(他の機器からスケジュールデータを)受信する」を
選択すると、「NO」に従ってステップS9に移行す
る。制御回路2は、このステップS9において、ブルー
トゥース通信部8を介して携帯情報端末21と通信を行
い、携帯情報端末21に格納されているスケジュールデ
ータを受信する。この受信したスケジュールデータは、
外部メモリ6に記憶される。
置1に対するスケジュールデータの入力が終了すると、
制御回路2は、各イベントの実施位置への移動開始に先
行して経路案内を提供するため、ステップS10におい
て直ちに経路検索を実行する。すなわち、制御回路2
は、距離、平均速度予測、渋滞予測などに基づいて、時
系列に設定された各イベントの実施位置からその次のイ
ベントの実施位置までの最適な経路を検索し案内経路デ
ータを算出する。この案内経路データには予測される所
要時間も含まれる。
おいて、カレンダー機能部13から現在日時を取得し、
さらにステップS12において、現在日時が次のイベン
トに対する出発日時になったかどうかを判断する。この
出発日時とは、スケジュールデータにおいてイベントの
日時データが出発日時の形式で表されている場合にはそ
の出発日時であり、スケジュールデータにおいてイベン
トの日時データが到着日時の形式で表されている場合に
は、後述するステップS15において算出された出発日
時である。なお、スケジュールデータにおいて次のイベ
ントの日時データが未だ到着日時の形式で表されている
場合には、ステップS12において「NO」と判断され
る。
出発日時になったと判断すると、制御回路2は「YE
S」に従ってステップS13に移行し、次のイベントの
実施位置を目的地とする案内経路データをディスプレイ
装置20に表示する。そして、ステップS14におい
て、次のイベントが設定されているか(つまり残りの予
定があるか)否かを判断し、あると判断すると「YE
S」に従ってステップS11に移行し、ないと判断する
と「NO」に従ってステップS1に移行する。
が出発日時前であるまたは次のイベントの日時データが
未だ到着日時の形式で表されていると判断すると、制御
回路2は「NO」に従ってステップS15に移行する。
前者の判断をした場合、制御回路2はこのステップS1
5において何ら処理を行わないが、後者の判断をした場
合、制御回路2は次のイベントの到着日時から所要時間
を減算して出発日時を算出する。その後、ステップS1
1に移行する。なお、図2には示されていないが、操作
スイッチ群5やリモコン11を操作することによりスケ
ジュールデータを変更可能になっており、変更要求が入
力されると処理はステップS3に移行する。
制御回路2は、カーナビゲーション装置1の使用者のス
ケジュールデータを入力し、そのスケジュールデータを
構成する各イベントの位置データおよび日時データとカ
レンダー機能部13により取得した現在日時とに基づい
て、スケジュールデータに合致したタイミングで経路検
索および経路案内を実行する。本実施例の場合、制御回
路2は、スケジュールデータの入力が終了すると、その
終了時点以降最初のイベントの実施位置への経路案内が
間に合うように移動開始に先行して直ちに経路検索を実
行し、その後各イベントの実施位置への出発日時に合わ
せて自動的に経路案内を実行する。従って、使用者は、
その経路案内が提供された時点で次に予定されるイベン
トの実施位置への移動を開始する限り、そのイベントの
実施日時までにその実施位置に確実に到着することが可
能となる。
し一旦自己のスケジュールデータを入力すれば、その
後、使用者は何ら操作することなくそのスケジュールデ
ータに合致したタイミングで経路案内を受けられるの
で、スケジュールデータに従って各イベントの実施位置
へ移動する限りにおいて、移動毎の目的地の入力作業お
よび経路検索、経路案内の実行指示作業から開放され、
操作の手間が大幅に減少して利便性が向上する。
離無線通信手段であるブルートゥース通信部8を介して
携帯情報端末21と通信を行い、携帯情報端末21に格
納されているスケジュールデータを受信することができ
るので、使用者は、地名、住所、店・施設名称などを入
力する手間が省け利便性が一層向上する。
時の形式または出発日時の形式の何れでも表すことが可
能であるため、使用者は自己の行動形態に適した形式を
選択してスケジュールデータを作成できる。また、日時
データが到着日時の形式で表されている場合であって
も、距離、平均速度予測、渋滞予測などに基づいて所要
時間が算出され、それにより正確な出発日時が得られ
る。
12を備えているので、使用者は、スケジュールデータ
の追加、変更、削除、加工などを一層容易に行うことが
できる。また、個人情報管理機能と経路検索制御機能と
を結合させることにより、使用者のスケジュール管理に
止まらず、使用者のスケジュールデータに合致した移動
態様(出発日時、到着日時、移動経路など)の管理まで
を自動的に行うことが可能となり、利便性が一層向上す
る。
タに従って各イベントの実施位置へ移動するものとした
が、例えばスケジュールデータのイベントとイベントと
の間に他の場所に移動したり、全ての予定がスケジュー
ルデータとして設定されていない場合もある。このよう
な場合には、制御回路2は、位置検出器3により検出さ
れる車両の現在位置がスケジュールデータから外れたこ
とを検出して、現在位置からの経路検索を再度実行して
も良い。また、次のイベントの実施位置への出発日時が
近付いてきた時点で、その時の車両の位置からその実施
位置への経路検索を実行するようにしても良い。
実施形態について図3および図4を参照しながら説明す
る。本実施形態は、上述したナビゲーション装置1を用
いた予約確認サービスシステムに関するもので、図3に
はその概略的な電気的構成が示されている。この図3に
おいて、車両25に搭載されたナビゲーション装置1の
電話通信部9は、基地局26を介して携帯電話通信網2
7(通信網に相当)に接続され、さらにインターネット
28(通信網に相当)に接続可能とされている。
には、パソコンなどにより構成されるサーバ30とハー
ドディスクなどにより構成されるデータベース31とが
設置されている。サーバ30は、固定電話通信網32
(通信網に相当)を介してインターネット28に常時接
続されている。なお、データベース31はサーバ30内
に設けても良い。
は電話により客からの予約を受け付けると、その予約デ
ータがサーバ30に入力される。予約データは、予約日
時、利用時間、利用人数、予約者の自宅の住所・電話番
号、予約メニュー、イベント情報、クーポン券の利用有
無などのデータに加え、予約者がナビゲーション装置1
を所有している場合には携帯電話装置である電話通信部
9の電話番号(端末識別番号に相当)を含んで構成され
ている。
を介して予約を受け付ける場合に実行する予約処理プロ
グラムのフローチャートを示している。ナビゲーション
装置1を所有している者は、そのナビゲーション装置1
を用いてまたは別の機器を用いてサーバ30が提供する
予約用のWEBページにアクセスし、上記予約データを
送信して予約を完了する。サーバ30は、インターネッ
ト28を介して予約入力があるか否かを判断し(ステッ
プT1)、ない場合には「NO」に従ってステップT1
に移行し、ある場合には「YES」に従ってステップT
2に移行する。サーバ30は、ステップT2において、
入力された上記予約データをデータベース31に格納す
る。
いて、予約データにナビゲーション装置1の電話番号が
含まれているか否かに基づいて、予約確認データ(後
述)をナビゲーション装置1に送信するか否かを判断す
る。ここで、ナビゲーション装置1の電話番号が含まれ
ていない場合には送信しないと判断し、「NO」に従っ
てステップT1に移行する。
含まれている場合には送信すると判断し、「YES」に
従ってステップT4に移行する。そして、このステップ
T4において、サーバ30は、予約用のWEBページへ
のアクセスがナビゲーション装置1から行われている場
合には直ちに予約確認データを送信し、ナビゲーション
装置1以外の機器から行われている場合には、予約者の
所有するナビゲーション装置1に電話して予約確認デー
タを送信する。送信が完了すると、ステップT1に移行
する。
店29の住所とを含んでおり、さらに店29の電話番号
や種々のサービス情報を含んでいても良い。ナビゲーシ
ョン装置1が予約確認データを受信すると、制御回路2
(図1参照)は、その予約確認データに含まれる予約日
時、店29の住所をそれぞれ日時データ(到着日時)、
位置データとするイベントとして認識し、そのイベント
(店29に対する予約)をスケジュールデータに追加設
定する。これにより、ナビゲーション装置1は、その予
約日時に間に合うために出発すべき日時に合わせて、店
29を目的地とする経路案内をディスプレイ装置20に
表示するようになる。
よれば、店29に対しサービスの予約をすると、予約者
の所有するナビゲーション装置1は、店29から送信さ
れてくる予約確認データに基づいてスケジュールデータ
に当該予約を追加設定し、予約日時に合致したタイミン
グで店29への経路案内を提供する。従って、予約者
は、ナビゲーション装置1に従うことにより予約を忘れ
ることがなくなり、予約日時に遅れることなく店29に
到着することができる。また、店29においては、予約
者が予約を忘れることによるキャンセルを防止でき、さ
らに、予約確認データに付加して種々のサービス情報を
提供可能となる。
し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではな
く、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
カーナビゲーション装置に限らず、個人が携帯するモバ
イル型のナビゲーション装置にも適用できる。携帯情報
端末21からスケジュールデータを入力するスケジュー
ル情報入力手段として、メモリカードやIrDAなどを
用いても良い。また、カーナビゲーション装置1と携帯
情報端末21とをケーブルにより接続しても良い。カー
ナビゲーション装置1には、必要に応じてPIM部12
を設ければ良い。カーナビゲーション装置1に電話通信
部9を内蔵したが、カーナビゲーション装置1と電話通
信部9とを別体として構成しても良い。
ョン装置の概略的な電気的構成図
チャート
スシステムの概略的な構成図
2は制御回路(経路検索手段、経路案内手段、経路検索
制御手段、経路案内制御手段)、3は位置検出器(位置
検出手段)、5は操作スイッチ群(スケジュール情報入
力手段)、8はブルートゥース通信部(スケジュール情
報入力手段)、9は電話通信部(スケジュール情報入力
手段、無線通信手段、移動体通信装置)、10はリモコ
ンセンサ(スケジュール情報入力手段)、11はリモコ
ン(スケジュール情報入力手段)、12はPIM部(個
人情報管理手段)、13はカレンダー機能部(日時取得
手段)、27は携帯電話通信網(通信網)、28はイン
ターネット(通信網)、29は店、30はサーバ、32
は固定電話通信網(通信網)である。
Claims (6)
- 【請求項1】 現在位置を検出する位置検出手段と目標
位置までの経路検索を実行する経路検索手段とを備えて
構成されるナビゲーション装置において、 使用者に予定される各イベントの位置情報と日時情報と
からなるスケジュール情報を入力するスケジュール情報
入力手段と、 現在日時を取得する日時取得手段と、 前記位置検出手段により検出される現在位置、前記日時
取得手段により取得される現在日時、および前記スケジ
ュール情報入力手段により入力されたスケジュール情報
に基づいて、前記各イベントの実施位置への移動開始に
先行するように、前記経路検索手段に対しその実施位置
を目標位置とする経路検索の実行を指示する経路検索制
御手段とを備えて構成されていることを特徴とするナビ
ゲーション装置。 - 【請求項2】 前記経路検索手段から出力された案内経
路データに基づいて経路案内を行う経路案内手段と、 前記各イベントの実施位置への移動開始に先行するよう
に、前記経路案内手段に対しその実施位置を目標位置と
する経路案内の実行を指示する経路案内制御手段とを備
えて構成されていることを特徴とする請求項1記載のナ
ビゲーション装置。 - 【請求項3】 前記経路案内制御手段は、前記日時取得
手段により取得される現在日時が、次に予定されるイベ
ントの実施日時に対し、少なくとも、前記位置検出手段
により検出される現在位置から前記イベントの実施位置
までの移動所要時間だけ前の時点において、前記経路案
内の実行を指示するように構成されていることを特徴と
する請求項2記載のナビゲーション装置。 - 【請求項4】 前記スケジュール情報を管理する個人情
報管理手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし3
の何れかに記載のナビゲーション装置。 - 【請求項5】 前記スケジュール情報入力手段は、通信
網に接続可能な無線通信手段を備え、この無線通信手段
を介して受信した店、施設等の予約確認情報に含まれる
当該店、施設等の位置情報と予約日時情報とを前記スケ
ジュール情報として入力するように構成されていること
を特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のナビゲ
ーション装置。 - 【請求項6】 無線通信手段として移動体通信端末を備
えた請求項5記載のナビゲーション装置と、 店、施設等に設置され、前記ナビゲーション装置の所有
者が当該店、施設等に対してサービスの予約をした場合
に、少なくともその予約日時と前記移動体通信端末の端
末識別番号とからなる予約情報を記憶するとともに、前
記移動体通信装置に対し通信網を介して少なくとも当該
店、施設等の位置情報と予約日時情報とからなる予約確
認情報を送信するサーバとを備えて構成されていること
を特徴とする予約確認サービスシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001066937A JP2002267478A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | ナビゲーション装置および予約確認サービスシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001066937A JP2002267478A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | ナビゲーション装置および予約確認サービスシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002267478A true JP2002267478A (ja) | 2002-09-18 |
Family
ID=18925362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001066937A Pending JP2002267478A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | ナビゲーション装置および予約確認サービスシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002267478A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-03-09 JP JP2001066937A patent/JP2002267478A/ja active Pending
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