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JP2002265377A - 米糠由来の生理活性組成物 - Google Patents

米糠由来の生理活性組成物

Info

Publication number
JP2002265377A
JP2002265377A JP2001071484A JP2001071484A JP2002265377A JP 2002265377 A JP2002265377 A JP 2002265377A JP 2001071484 A JP2001071484 A JP 2001071484A JP 2001071484 A JP2001071484 A JP 2001071484A JP 2002265377 A JP2002265377 A JP 2002265377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extract
rice bran
oil
acid
bioactive composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001071484A
Other languages
English (en)
Inventor
Kakuei Dobashi
確英 土橋
Tomoko Sugishita
朋子 杉下
Tsutomu Arimura
勉 有村
Tadashi Okada
忠司 岡田
Hiromichi Murai
弘道 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oryza Oil and Fat Chemical Co Ltd
Original Assignee
Oryza Oil and Fat Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oryza Oil and Fat Chemical Co Ltd filed Critical Oryza Oil and Fat Chemical Co Ltd
Priority to JP2001071484A priority Critical patent/JP2002265377A/ja
Publication of JP2002265377A publication Critical patent/JP2002265377A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 副作用がなく安全性の高い米糠を原料とし、
低コストで容易に生産することが可能で、医薬品、飲食
品、化粧品等に利用可能な生理活性組成物を提供する。 【解決手段】 本発明の米糠由来の生理活性組成物は、
米糠の発酵物を極性溶媒で抽出してなることを特徴とす
る。前記米糠は脱脂米糠であるとよい。前記発酵物は麹
菌による発酵物であるとよい。前記極性溶媒は水または
エタノールであることよい。本発明の皮膚外用剤は、前
記生理活性組成物を含有してなることを特徴とする。本
発明の飲食品は、前記生理活性組成物を含有してなるこ
とを特徴とする。本発明の薬品は、前記生理活性組成物
を含有してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、医薬品、
医薬部外品、飲食品、化粧品等に適用される米糠由来の
生理活性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】米の精米技術の向上により良質の米糠が
多量に生じている。一部の米糠は、米油の原料として用
いられる他、漬物原料、キノコ培地、家畜飼料などに用
いられる。また、米油の製造工程で副産物として生じる
脱脂米糠は、主に農産物の肥料として利用されるにすぎ
ない。このように米糠は、古くから栄養価値があると認
められているにもかかわらず、十分な利用が図られてい
ないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような背景の下、
本発明者らは、米糠の抽出物について各種実験を行い、
抽出物の生理活性について研究を行った。その結果、米
糠発酵物の極性溶媒による抽出成分に種々の生理活性作
用があることを知見し、医薬品や飲食品に利用可能な米
糠由来の生理活性組成物を見出すに至った。
【0004】本発明の目的は、副作用がなく安全性の高
い米糠を原料とし、低コストで容易に生産することが可
能で、医薬品、飲食品、化粧品等に利用可能な生理活性
組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の米糠由来の生理活性組成物は、米糠の発酵物
を極性溶媒で抽出してなることを特徴とする。前記米糠
が脱脂米糠であることを特徴とする。前記発酵物が麹菌
による発酵物であることを特徴とする。前記極性溶媒が
水またはエタノールであることを特徴とする。本発明の
皮膚外用剤は、前記生理活性組成物を含有してなること
を特徴とする。本発明の飲食品は、前記生理活性組成物
を含有してなることを特徴とする。本発明の薬品は、前
記生理活性組成物を含有してなることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の生理活性組成物の原料と
なる米糠には、玄米の精米工程で生じる生糠を用いると
よい。玄米は、果皮,種皮,胚乳および胚芽からなり、
胚乳組織の外層には糊粉層という薄い層がある。精米が
進むに従って,果皮、種皮だけでなく、糊粉層までが米
糠(生糠)として排除される。必要に応じて、果皮、種
皮、米胚芽または糊粉の混合物を用いるか、果皮、種
皮、米胚芽または糊粉のいずれかを分離したものを用い
ることができる。
【0007】前記脱脂米糠は、米糠を有機溶媒により脱
脂することにより得られる。脱脂用の溶媒としてはヘキ
サンを用いるとよい。抽出された油脂分を食用油として
使用し得るからである。本発明としては、ヘキサンに限
ることなく、その他の非極性溶媒を用いることも可能で
ある。
【0008】米油の精製工程で生じる脱脂米糠は、一部
が飼料として利用される他、産業廃棄物として処理され
るのが現状であり、油分離後の圧搾粕から、付加価値の
高い有効成分を抽出し、資源の有効利用を図ることは極
めて有意義である。
【0009】米糠より原油を抽出する前に原料の米糠を
スクリュー式押出機で加圧成型し、25℃以下の低温で
脱脂する。その後蒸気または温水を用いて80℃以上で
加熱乾燥し、脱脂米糠を得る。本発明では、上記のよう
に米糠を高温で乾燥した脱脂米糠を使用することができ
る。
【0010】また、脱脂米糠を得るため米糠から原油を
抽出する前に、原料の生糠をスクリュー式押出機で加圧
成型し、25℃以下の低温で脱脂後、25℃以下の冷風
で低温乾燥する方法もある。本発明では、上記のように
米糠を低温で乾燥する脱脂米糠を使用することも可能で
ある。なお、米糠の低温脱脂には、本件出願人により既
に提案される方法および装置を用いることができる(特
公昭58−24479号公報参照)。
【0011】前記米糠(脱脂米糠を含む。)の発酵に
は、麹菌、乳酸菌、納豆菌、枯草菌、酵母などをいずれ
か一種用いるか、またはこれらを組み合わせて用いるこ
とができる。特に、麹菌(Aspergillus oryzae )によ
り発酵させると、生理活性の良好な組成物が得られる。
【0012】麹菌による発酵温度は、30〜40℃、望
ましくは35〜40℃にするとよい。菌糸の増殖および
胞子の形成が早くなり、かつ、有効成分が生成しやすい
ためである。一般には麹菌の発酵温度は、30℃程度が
最適とされる。本発明では、通常よりも高い温度で発酵
させることで生理活性の高い組成物を得ることができ
る。特に、免疫賦活作用に優れた生理活性組成物を得る
場合には、麹菌の発酵温度を35〜40℃にするのが望
ましい。
【0013】前記極性溶媒としては、水、メタノール、
エタノール、イソプロピルアルコール、アセトン、1,
3−ブチレングリコール、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、グリセリン等を使用することができ
る。特に、水またはエタノールを溶媒として用いると、
有効成分が効率よく抽出される。また、これらの極性溶
媒を2種以上混合させて用いることもできる。
【0014】前記極性溶媒として水を使用する場合、抽
出温度20〜100℃、望ましくは80〜100℃程度
で行うとよい。抽出温度が低すぎると、米糠の有効成分
が抽出されにくくなるためである。水抽出の時間は、少
なくとも30分以上行う。抽出時間が短いと、有効成分
が十分に抽出されないからである。
【0015】前記極性溶媒にアルコールを使用する場
合、濃度20〜100%、抽出温度20〜80℃、望ま
しくは50〜80℃にするとよい。特に、含水エタノー
ルを用いる場合には、上記抽出条件を満たすことにより
有効成分の含量が高くなる。
【0016】後述の試験例で明らかにされるように、前
記生理活性組成物は、プロリルエンドペプチダーゼ阻害
作用、免疫賦活作用、ラジカル捕捉作用、および抗酸化
作用(SOD様活性)において優れた活性を示す。前記
生理活性組成物を配合することにより、機能性に優れた
付加価値の高い各種製品が得られる。
【0017】本発明の生理活性組成物は、化粧品、医薬
品、医薬部外品等の皮膚外用剤に含有させることができ
る。化粧品としては、乳液、石鹸、洗顔料、入浴剤、ク
リーム、乳液、化粧水、オーデコロン、ひげ剃り用クリ
ーム、ひげ剃り用ローション、化粧油、日焼け・日焼け
止めローション、おしろいパウダー、ファンデーショ
ン、香水、パック、爪クリーム、エナメル、エナメル除
去液、眉墨、ほお紅、アイクリーム、アイシャドー、マ
スカラ、アイライナー、口紅、リップクリーム、シャン
プー、リンス、染毛料、分散液、洗浄料等が挙げられ
る。医薬品または医薬部外品としては、軟膏剤、クリー
ム剤、外用液剤等の医薬品等が挙げられる。
【0018】また、本発明の皮膚外用剤には前記生理活
性組成物のほか本発明の効果を損なわない範囲で化粧
品、医薬部外品などの皮膚外用剤に配合される成分、油
分、高級アルコール、脂肪酸、紫外線吸収剤、粉体、顔
料、界面活性剤、多価アルコール・糖、高分子、生理活
性成分、溶媒、酸化防止剤、香料、防腐剤等を配合する
ことができる。例を以下に羅列するが、本発明はこれら
の例に限定されるものではない。 (1)油分の例エステル系の油相成分 :トリ2-エチルヘキサン酸グリセ
リル、2-エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸イソプ
ロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピ
ル、ステアリン酸エチル、パルミチン酸オクチル、イソ
ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、ミリス
チン酸ブチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロ
ピル、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソセチル、ミ
リスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソステアリ
ル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸
イソセチル、セバシン酸ジエチル、アジピン酸ジイソプ
ロピル、ネオペンタン酸イソアラキル、トリ(カプリル
・カプリン酸)グリセリル、トリ2-エチルヘキサン酸ト
リメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチ
ロールプロパン、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリ
スリトール、カプリル酸セチル、ラウリン酸デシル、ラ
ウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸デシル、ミリスチン酸
ミリスチル、ミリスチン酸セチル、ステアリン酸ステア
リル、オレイン酸デシル、リシノレイン酸セチル、ラウ
リン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、
ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリ
ル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステア
リル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸イソセチ
ル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オクチルドデシ
ル、リノール酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イ
ソプロピル、2-エチルヘキサン酸セトステアリル、2-エ
チルヘキサン酸ステアリル、イソステアリン酸ヘキシ
ル、ジオクタン酸エチレングリコール、ジオレイン酸エ
チレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコー
ル、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコー
ル、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸
ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグ
リコール、トリカプリル酸グリセリル、トリウンデシル
酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリ
イソステアリン酸グリセリル、ネオペンタン酸オクチル
ドデシル、オクタン酸イソステアリル、イソノナン酸オ
クチル、ネオデカン酸ヘキシルデシル、ネオデカン酸オ
クチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、イソス
テアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸オクチル
デシル、ポリグリセリンオレイン酸エステル、ポリグリ
セリンイソステアリン酸エステル、炭酸ジプロピル、炭
酸ジアルキル(C12-18)、クエン酸トリイソセチル、ク
エン酸トリイソアラキル、クエン酸トリイソオクチル、
乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、乳酸オク
チルデシル、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチルト
リエチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリ
オクチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ヒドロキシステ
アリン酸2-エチルヘキシル、コハク酸ジ2-エチルヘキシ
ル、アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸ジイソプロピ
ル、セバシン酸ジオクチル、ステアリン酸コレステリ
ル、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステア
リン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイ
ン酸ジヒドロコレステリル、イソステアリン酸フィトス
テリル、オレイン酸フィトステリル、12-ステアロイル
ヒドロキシステアリン酸イソセチル、12-ステアロイル
ヒドロキシステアリン酸ステアリル、12-ステアロイル
ヒドロキシステアリン酸イソステアリル等が挙げられ
る。炭化水素系の油相成分 :スクワラン、流動パラフィン、
α-オレフィンオリゴマー、イソパラフィン、セレシ
ン、パラフィン、流動イソパラフィン、ポリブテン、マ
イクロクリスタリンワックス、ワセリン等が挙げられ
る。動植物油とその硬化油、および天然由来のロウ:牛
脂、硬化牛脂、豚脂、硬化豚脂、馬油、硬化馬油、ミン
ク油、オレンジラフィー油、魚油、硬化魚油、卵黄油等
の動物油およびその硬化油、アボカド油、アルモンド
油、オリブ油、カカオ脂、杏仁油、ククイナッツ油、ゴ
マ油、小麦胚芽油、コメ胚芽油、コメヌカ油、サフラワ
ー油、シアバター、大豆油、月見草油、シソ油、茶実
油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、硬化ナタネ
油、パーム核油、硬化パーム核油、パーム油、硬化パー
ム油、ピーナッツ油、硬化ピーナッツ油、ヒマシ油、硬
化ヒマシ油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、ホホバ油、硬
化ホホバ油、マカデミアナッツ油、メドホーム油、綿実
油、硬化綿実油、ヤシ油、硬化ヤシ油等の植物油および
その硬化油、ミツロウ、高酸価ミツロウ、ラノリン、還
元ラノリン、硬化ラノリン、液状ラノリン、カルナバロ
ウ、モンタンロウ等のロウ等が挙げられる。シリコーン系の油相成分 :ジメチルポリシロキサン、メ
チルフェニルポリシロキサン、メチルシクロポリシロキ
サン、オクタメチルポリシロキサン、デカメチルポリシ
ロキサン、ドデカメチルシクロシロキサン、メチルハイ
ドロジェンポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノ
ポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチルセチルオ
キシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル
ステアロキシシロキサン共重合体、アルキル変性オルガ
ノポリシロキサン、末端変性オルガノポリシロキサン、
アミノ変性シリコーン油、アミノ変性オルガノポリシロ
キサン、ジメチコノール、シリコーンゲル、アクリルシ
リコーン、トリメチルシロキシケイ酸、シリコーンRTV
ゴム等が挙げられる。 フッ素系の油相成分:パーフルオロポリエーテル、フッ
素変性オルガノポリシロキサン、フッ化ピッチ、フルオ
ロカーボン、フルオロアルコール、フルオロアルキル・
ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサン等
が挙げられる。 (2)高級アルコールの例 ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルア
ルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアル
コール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール、2-
エチルヘキサノール、ヘキサデシルアルコール、オクチ
ルドデカノール等が挙げられる。 (3)脂肪酸の例 カプリル酸、カプリン酸、ウンデシレン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、
ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノー
ル酸、リノレン酸、アラキン酸、アラキドン酸、ベヘン
酸、エルカ酸、2-エチルヘキサン酸等が挙げられる。 (4)紫外線吸収剤の例 パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸アミル、パラ
アミノ安息香酸エチルジヒドロキシプロピル、パラアミ
ノ安息香酸グリセリル、パラアミノ安息香酸エチル、パ
ラアミノ安息香酸オクチル、パラアミノ安息香酸オクチ
ルジメチル、サリチル酸エチレングリコール、サリチル
酸オクチル、サリチル酸トリエタノールアミン、サリチ
ル酸フェニル、サリチル酸ブチルフェニル、サリチル酸
ベンジル、サリチル酸ホモメンチル、ケイ皮酸ベンジ
ル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、パラメトキシケイ
皮酸2-エチルヘキシル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ2-
エチルヘキサン酸グリセリル、パラメトキシケイ皮酸イ
ソプロピル、パラメトキシヒドロケイ皮酸ジエタノール
アミン塩、ジイソプロピル・ジイソプロピルケイ皮酸エ
ステル混合物、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、ヒ
ドロキシメトキシベンゾフェノン、ヒドロキシメトキシ
ベンゾフェノンスルホン酸及びその塩、ジヒドロキシメ
トキシベンゾフェノン、ジヒドロキシメトキシベンゾフ
ェノンジスルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシベンゾフ
ェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ヒド
ロキシオクトキシベンゾフェノン、テトラヒドロキシベ
ンゾフェノン、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、2,
4,6-トリアニリノ-p-(カルボ-2-エチルヘキシル-1-オ
キシ)-1,3,5-トリアジン、2-(2-ヒドロキシ-5-メチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、メチル-O-アミノベン
ゾエート、2-エチルヘキシル-2-シアノ-3,3-ジフェニル
アクリレート、フェニルベンゾイミダゾール硫酸、3-
(4-メチルベンジリデン)カンフル、イソプロピルジベ
ンゾイルメタン、4-(3,4-ジメトキシフェニルメチレ
ン)-2,5-ジオキソ-1-イミダゾリジンプロピオン酸2-エ
チルヘキシル等、およびこれらの高分子誘導体やシラン
誘導体等が挙げられる。 (5)粉体・顔料の例 赤色104号、赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号
等の色素、黄色4号ALレーキ、黄色203号BAレーキ等のレ
ーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、ウレタ
ンパウダー、テフロン(登録商標)パウダー、シリコー
ンパウダー、ポリメタクリル酸メチルパウダー、セルロ
ースパウダー、デンプン、シリコーンエラストマー球状
粉体、ポリエチレン末等の高分子、黄酸化鉄、赤色酸化
鉄、黒酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、
紺青等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウ
ム等の白色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリ
ン、板状硫酸バリウム等の体質顔料、雲母チタン等のパ
ール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネ
シウム、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム等の金属
塩、シリカ、アルミナ等の無機粉体、ステアリン酸アル
ミニウム、ステアリン酸マグネシウム、パルミチン酸亜
鉛、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、ラ
ウリン酸亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛等の金属セッケン、
ベントナイト、スメクタイト、窒化ホウ素等が挙げられ
る。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不
定形状、燐片状、紡錘状等)および粒子径に特に制限は
ない。なおこれらの粉体は、従来公知の表面処理、例え
ばフッ素化合物処理、シリコーン処理、シリコーン樹脂
処理、ペンダント処理、シランカップリング剤処理、チ
タンカップリング剤処理、油剤処理、N-アシル化リジン
処理、ポリアクリル酸処理、金属セッケン処理、アミノ
酸処理、レシチン処理、無機化合物処理、プラズマ処
理、メカノケミカル処理等によって事前に表面処理され
ていてもいなくても構わない。 (6)界面活性剤の例アニオン性界面活性剤 :脂肪酸セッケン、α-アシルス
ルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリルス
ルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキ
ル硫酸塩、POEアルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミ
ド硫酸塩、アルキルリン酸塩、POEアルキルリン酸塩、
アルキルアミドリン酸塩、アルキロイルアルキルタウリ
ン塩、N-アシルアミノ酸塩、POEアルキルエーテルカル
ボン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホ
酢酸ナトリウム、アシル化加水分解コラーゲンペプチド
塩、パーフルオロアルキルリン酸エステル等が挙げられ
る。カチオン性界面活性剤 :塩化アルキルトリメチルアンモ
ニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化
ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セトステアリ
ルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチル
アンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモ
ニウム、臭化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ベ
ンザルコニウム、塩化ベヘニン酸アミドプロピルジメチ
ルヒドロキシプロピルアンモニウム、ステアリン酸ジエ
チルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノ
プロピルアミド、ラノリン誘導体第四級アンモニウム塩
等が挙げられる。両性界面活性剤 :カルボキシベタイン型、アミドベタイ
ン型、スルホベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン
型、アミドスルホベタイン型、ホスホベタイン型、アミ
ノカルボン酸塩型、イミダゾリン誘導体型、アミドアミ
ン型等が挙げられる。ノニオン性界面活性剤 :プロピレングリコール脂肪酸エ
ステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビ
タン脂肪酸エステル、POEソルビット脂肪酸エステル、P
OEグリセリン脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル、P
OE脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油、PO
E・POP共重合体、POE・POPアルキルエーテル、ポリエーテ
ル変性シリコーンラウリン酸アルカノールアミド、アル
キルアミンオキシド、水素添加大豆リン脂質等が挙げら
れる。天然系界面活性剤 :レシチン、サポニン、糖系界面活性
剤等が挙げられる。 (7)多価アルコール、糖の例 エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、
ジグリセリン、ポリグリセリン、3-メチル-1,3-ブタン
ジオール、1,3-ブチレングリコール、ソルビトール、マ
ンニトール、ラフィノース、エリスリトール、グルコー
ス、ショ糖、果糖、キシリトール、ラクトース、マルト
ース、マルチトール、トレハロース、アルキル化トレハ
ロース、混合異性化糖、硫酸化トレハロース、プルラン
等が挙げられる。またこれらの化学修飾体等も使用可能
である。 (8)高分子の例 アクリル酸エステル/メタクリル酸エステル共重合体
(プラスサイズ、互応化学社製)、酢酸ビニル/クロト
ン酸共重合体(レジン28-1310、NSC社製)、酢酸ビニル
/クロトン酸/ビニルネオデカネート共重合体(28-293
0、NSC社製)、メチルビニルエーテルマレイン酸ハーフ
エステル(ガントレッツES、ISP社製)、T-ブチルアク
リレート/アクリル酸エチル/メタクリル酸共重合体
(ルビマー、BASF社製)、ビニルピロリドン/ビニルア
セテート/ビニルプロピオネート共重合体(ルビスコー
ルVAP、BASF社製)、ビニルアセテート/クロトン酸共
重合体(ルビセットCA、BASF社製)、ビニルアセテート
/クロトン酸/ビニルピロリドン共重合体(ルビセット
CAP、BASF社製)、ビニルピロリドン/アクリレート共
重合体(ルビフレックス、BASF社製)、アクリレート/
アクリルアミド共重合体(ウルトラホールド、BASF社
製)、ビニルアセテート/ブチルマレエート/イソボル
ニルアクリラート共重合体(アドバンテージ、ISP社
製)、カルボキシビニルポリマー(カーボポール、BFGo
odrich社製)、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重
合体(ペミュレン、BF Goodrich社製)等のアニオン性
高分子化合物や、ジアルキルアミノエチルメタクリレー
ト重合体の酢酸両性化物(ユカフォーマー、三菱化学社
製)、アクリル酸オクチルアクリルアミド/アクリル酸
ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル
共重合体(AMPHOMER、NSC社製)等の両性高分子化合
物、ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリ
レートの4級化物(GAFQUAT、ISP社製)、メチルビニル
イミダゾリウムクロリド/ビニルピロリドン共重合体
(ルビコート、BASF社製)等のカチオン性高分子化合
物、ポリビニルピロリドン(ルビスコールK、BASF社
製)、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体(ルビス
コールVA、BASF社製)、ビニルピロリドン/ジメチルア
ミノエチルメタクリレート共重合体(コポリマー937、I
SP社製)、ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドン/
ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体(コポリ
マーVC713、ISP社製)等のノニオン性高分子化合物等が
ある。また、セルロースまたはその誘導体、ケラチン及
びコラーゲンまたはその誘導体、アルギン酸カルシウ
ム、プルラン、寒天、ゼラチン、タマリンド種子多糖
類、キサンタンガム、カラギーナン、ハイメトキシルペ
クチン、ローメトキシルペクチン、グアーガム、アラビ
アゴム、結晶セルロース、アラビノガラクタン、カラヤ
ガム、トラガカントガム、アルギン酸、アルブミン、カ
ゼイン、カードラン、ジェランガム、デキストラン等の
天然由来高分子化合物も好適に用いることができる。 (9)生理活性成分の例 生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何
らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、美
白成分、抗炎症剤、老化防止剤、紫外線防御剤、スリミ
ング剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、発毛剤、育毛剤、保湿
剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温
感剤、ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩
和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。
これらの好適な配合成分の例としては、例えばアシタバ
エキス、アボカドエキス、アマチャエキス、アルテアエ
キス、アルニカエキス、アロエエキス、アンズエキス、
アンズ核エキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、
ウコンエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、エ
チナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オ
ウレンエキス、オオムギエキス、オトギリソウエキス、
オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジ
エキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解エラスチ
ン、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキ
ス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、甘草エキ
ス、カルカデエキス、カキョクエキス、キウイエキス、
キナエキス、キューカンバ-エキス、グアノシン、クチ
ナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエ
キス、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、
クロレラエキス、クワエキス、ゲンチアナエキス、紅茶
エキス、酵母エキス、ゴボウエキス、コメヌカ発酵エキ
ス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラーゲン、コケ
モモエキス、サイシンエキス、サイコエキス、サイタイ
抽出液、サルビアエキス、サボンソウエキス、ササエキ
ス、サンザシエキス、サンショウエキス、シイタケエキ
ス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノ
キエキス、シモツケソウエキス、シャクヤクエキス、シ
ョウブ根エキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイ
ヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウ
ニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨ
ウハッカエキス、セ-ジエキス、ゼニアオイエキス、セ
ンキュウエキス、センブリエキス、ダイズエキス、タイ
ソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チョウジエキ
ス、チガヤエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウ
キンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒエキス、ド
クダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエ
キス、ニンニクエキス、ノバラエキス、ハイビスカスエ
キス、バクモンドウエキス、パセリエキス、蜂蜜、ハマ
メリスエキス、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキ
ス、ビサボロール、ビワエキス、フキタンポポエキス、
フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブル
ームエキス、ブドウエキス、プロポリス、ヘチマエキ
ス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュ
エキス、ボタンエキス、ホップエキス、マツエキス、マ
ロニエエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエキス、
メリッサエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキス、ユ
ーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ヨクイ
ニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、リンゴ
エキス、レタスエキス、レモンエキス、レンゲソウエキ
ス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツ
レエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができ
る。また、デオキシリボ核酸、ムコ多糖類、ヒアルロン
酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コラー
ゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜
などの生体高分子、アミノ酸、加水分解ペプチド、乳酸
ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、
ベタイン、ホエイ、トリメチルグリシンなどの保湿成
分、スフィンゴ脂質、セラミド、フィトスフィンゴシ
ン、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質
などの油性成分、ε-アミノカプロン酸、グリチルリチ
ン酸、β-グリチルレチン酸、塩化リゾチーム、グアイ
アズレン、ヒドロコールチゾン等の抗炎症剤、ビタミン
A、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンD、
ビタミンE、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコ
チン酸アミド、ビタミンCエステル等のビタミン類、ア
ラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテー
ト、4-アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性
成分、トコフェロール、カロチノイド、フラボノイド、
タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤、α-ヒド
ロキシ酸、β-ヒドロキシ酸などの細胞賦活剤、γ-オリ
ザノール、ビタミンE誘導体などの血行促進剤、レチノ
ール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤、アルブチン、
コウジ酸、プラセンタエキス、イオウ、エラグ酸、リノ
ール酸、トラネキサム酸、グルタチオン等の美白剤、セ
ファランチン、カンゾウ抽出物、トウガラシチンキ、ヒ
ノキチオール、ヨウ化ニンニクエキス、塩酸ピリドキシ
ン、DL-α-トコフェロール、酢酸DL-α-トコフェロー
ル、ニコチン酸、ニコチン酸誘導体、パントテン酸カル
シウム、D-パントテニルアルコール、アセチルパントテ
ニルエチルエーテル、ビオチン、アラントイン、イソプ
ロピルメチルフェノール、エストラジオール、エチニル
エストラジオール、塩化カプロニウム、塩化ベンザルコ
ニウム、塩酸ジフェンヒドラミン、タカナール、カンフ
ル、サリチル酸、ノニル酸バニリルアミド、ノナン酸バ
ニリルアミド、ピロクトンオラミン、ペンタデカン酸グ
リセリル、L-メントール、モノニトログアヤコール、レ
ゾルシン、γ-アミノ酪酸、塩化ベンゼトニウム、塩酸
メキシレチン、オーキシン、女性ホルモン、カンタリス
チンキ、シクロスポリン、ジンクピリチオン、ヒドロコ
ールチゾン、ミノキシジル、モノステアリン酸ポリオキ
シエチレンソルビタン、ハッカ油、ササニシキエキス等
の育毛剤などが挙げられる。 (10)酸化防止剤の例 亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、エリソルビ
ン酸、エリソルビン酸ナトリウム、チオジプロピオン酸
ジラウリル、トコフェロール、トリルビグアナイド、ノ
ルジヒドログアヤレチン酸、パラヒドロキシアニソー
ル、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシ
トルエン、ステアリン酸アスコルビル、パルミチン酸ア
スコルビル、没食子酸オクチル、没食子酸プロピル、カ
ロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポ
ニン、リンゴエキスやチョウジエキスなどの酸化防止効
果の認められる植物エキス等が挙げられる。 (11)溶媒の例 精製水、エタノール、低級アルコール、エーテル類、LP
G、フルオロカーボン、N-メチルピロリドン、フルオロ
アルコール、揮発性直鎖状シリコーン、次世代フロン等
が挙げられる。
【0019】本発明の生理活性組成物は、皮膚外用剤に
限ることなく、経口投与で用いる薬品(医薬品および医
薬部外品を含む。)に含有させることができる。例え
ば、軟・硬カプセル剤または錠剤、顆粒剤、細粒剤、散
剤、液剤等の製品形態にするとよい。
【0020】また、本発明の生理活性組成物は、飲食品
に含有させることができる。例えば、菓子類(ガム、キ
ャンディー、キャラメル、チョコレート、クッキー、ス
ナック、ゼリー、グミ、錠菓等)、麺類(そば、うど
ん、ラーメン等)、乳製品(ミルク、アイスクリーム、
ヨーグルト等)、調味料(味噌、醤油等)、スープ類、
飲料(ジュース、コーヒー、紅茶、茶、炭酸飲料、スポ
ーツ飲料等)をはじめとする一般食品や、健康食品(錠
剤、カプセル等)、栄養補助食品(栄養ドリンク等)等
が挙げられる。インスタント食品に本発明の免疫賦活用
組成物を添加してもよい。例えば、免疫賦活用組成物を
粉末セルロースとともにスプレードライまたは凍結乾燥
したものを、粉末、顆粒、打錠または溶液にすることで
容易に飲食品に含有させることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような優れた効果を奏する。 (a) 米糠を原料として安全で付加価値の高い生理活性
組成物を得ることができる。 (b) 人の健康増進に役立つ飲食品、化粧品、医薬品等
の素材として米糠を有効利用することができる。 (c) 米糠の抽出溶媒に水を使用することができるた
め、製造コストの節約に役立つ。 (d) 米油の製造工程で生じる脱脂米糠の用途が拡大さ
れ、産業廃棄物の減量にも役立つ。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。なお、以
下に示す生理活性組成物およびその製法は、生理活性作
用を確認するために用いられるもので、これらに限定さ
れるものではない。
【0023】(1)生理活性組成物の製造 脱脂工程 米糠1kgに対して5倍量のヘキサンを加え、25℃、
2時間抽出して油分が2%以下になるまで脱脂を行っ
た。ろ過により残渣と抽出液に分け、得られた残渣は9
0〜100℃で40分間乾燥した後、粉砕して脱脂米糠
を得た。
【0024】発酵工程 脱脂米糠150gに150mlの水を加えてよく混合し
た後、オートクレーブで滅菌処理を行った。放冷後、麹
菌60mgを摂取し、均一になるように混合した。麹菌
にはAspergillus oryzae KBN943胞子(株式会社
ビオック製)を使用した。発酵条件は、30℃または3
7℃、湿度90%とし、2日目、3日目、4日目、およ
び6日目にサンプリングを行い、発酵脱脂米糠を得た。
【0025】抽出工程 抽出溶媒としては、純エタノール、50%エタノール水
溶液(以下50%エタノールという。)および水を使用
した。脱脂発酵米糠(20g)に対して10倍量の溶媒
を加え、2時間加熱還流して抽出を行った。エタノール
抽出および50%エタノール抽出の場合はろ過、水抽出
の場合は遠心分離により抽出液と残渣に分け、得られた
抽出液は溶媒を除去して発酵脱脂米糠抽出物(生理活性
組成物)を得た。
【0026】
【表1】 表1に示すように、30℃で2日、3日、4日、6日間
発酵させた脱脂米糠を、それぞれ純エタノール、50%
エタノールまたは水で抽出して得られた発酵脱脂米糠抽
出物を実施例1〜12とした。また、37℃で2日、3
日、4日、6日間発酵させた脱脂米糠を、それぞれ純エ
タノール、50%エタノールまたは水で抽出して得られ
た発酵脱脂米糠抽出物を実施例13〜24とした。ま
た、脱脂米糠を発酵させないで、純エタノール、50%
エタノールまたは水で抽出して得られた脱脂米糠抽出物
を比較例1〜3として、下記の試験に用いた。
【0027】(2)プロリルエンドペプチダーゼ活性阻害
試験 プロリルエンドペプチダーゼ(以下、PEPという。)
の活性阻害作用を試験した。PEP阻害活性の測定は、
酵素にフラボバクテリウム属(Flavobactereium mening
oseepticum)由来のPEP、基質にZ−Gly−Pro−p
NAを使用し、PEPのエステラーゼ作用により、基質
から遊離されるp−NA(バラニトロアニリン)の吸光
度を410nmで測定する方法で行った。本測定法に用
いた各抽出物の終濃度は1.9mg/mlとした。
【0028】0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH
7.0)1.0mlに、各々40%ジオキサン溶液に溶
解したサンプル125μlと2mM Z−Gly−Pro−
pNA125μlを加え、30℃で5分間プレインキュ
ベーションした。5分後に、0.05Mリン酸ナトリウ
ム緩衝液に溶解したPEP(0.175U/ml)10
0μlを加え、10分間の反応を実施した。その後、
2.0mlのTriton X−100溶液により反応
を停止させ、410nmの吸光度を測定した。
【0029】PEP阻害率の評価は、上記の操作(A)
の他に、(B)Aのコントロールのために酵素反応前に
Triton X−100溶液を加え、(C)サンプル
溶液の代わりに40%ジオキサン溶液を用いて測定し、
(D)Cのコントロールのために酵素反応前にTrit
on X−100溶液を加える、という操作手順をふ
み、各々の段階で、吸光度の測定値を下式に代入するこ
とにより算出した。
【数1】
【0030】図1および図2に示すように、発酵日数0
日の脱脂米糠抽出物(比較例1〜3)に比べ、発酵日数
2日、3日、4日、および6日の発酵脱脂米糠抽出物
(実施例1〜24)のPEP阻害活性が高くなった。特
に、30℃で6日間発酵させた純エタノールによる抽出
物(実施例10)に強いPEP阻害活性が認められた
(図1参照)。また、図1の結果から、30℃発酵エタ
ノール抽出物は発酵時間が長くなるにつれてPEP阻害
活性が強くなることが判る。
【0031】正常な脳内にはペプチドの新陳代謝に関係
するPEPが存在するが、アルツハイマー型痴呆症の患
者の脳内にはPEPが多量に存在し、脳機能関連ペプチ
ドの分解が異常に亢進されるため、脳機能の変調が引き
起こされることが報告されている。本発明による生理活
性組成物は、上記試験の結果から明らかなように、その
優れたPEP阻害活性によりアルツハイマー型痴呆症の
予防や治療に役立つ。
【0032】なお、発明者らの調査によると、米糠抽出
物のPEP阻害活性は、従来報告されたものがない。本
発明による生理活性組成物(発酵脱脂米糠抽出物)のみ
ならず、発酵工程を省略した米糠抽出物(純エタノール
または50%エタノール抽出物)についても、PEP阻
害活性組成物として用いることができる。
【0033】(3)免疫賦活活性試験 ラット肝臓に常在するマクロファージである肝Kupffer
細胞の貧食能を測定した。肝Kupffer細胞は、12−1
4週令ウィスター系雄ラットを開腹し、経門脈的にコラ
ゲナーゼ液にて潅流後、エリトリエータ・ロータを使用
して分離し、さらに37℃にて24時間培養したものを
用いた。0.10ng/mlのGdCl3・6H2Oを添
加、37℃にて1時間処理することにより肝Kupffer細
胞の貧食能を低下させた後、各抽出物をそれぞれ200
μg/ml添加した培地に交換し、37℃にて2時間処
理した。コントロール群はGdCl3・6H2O処理を行わ
ないものを用いた。処理後、ラテックスビーズ(直径
0.8μm)を添加して37℃で2時間貧食させ、位相
差顕微鏡で細胞あたりの貧食されたビーズ数を計測し、
50細胞あたりの平均値を求めた。有意差検定には分散
分析およびポストホックテストとしてFisherのPLSD
法を使用し、有意水準は5%とした。
【0034】結果を図3および図4に示す。図3に示す
ように、30℃発酵脱脂米糠抽出物(実施例5,6,1
1,12)は、発酵日数0日の脱脂米糠抽出物(比較例
2、3)と比較してもマクロファージ賦活作用は変化し
ないが、37℃発酵脱脂米糠の50%エタノール抽出物
(実施例5,11)は、マクロファージ賦活作用が高く
なった。特に、発酵日数3日の50%エタノール抽出物
は、マクロファージ貧食能が大幅に上昇した。すなわ
ち、免疫賦活作用に優れた生理活性物を得る場合には、
麹菌による発酵温度を35〜40℃程度とし、米糠発酵
物を50%エタノール抽出するのが有効であることが判
る。
【0035】免疫機構はマクロファージ、NK細胞、B
細胞、各種T細胞など他種類の白血球によって担われて
いる複雑かつ重要な生体恒常性維持機構である。このシ
ステムは特に感染初期の抵抗性、ガンや生活習慣病の予
防、組織修復の観点から、特異免疫より非特異免疫の方
がより重要な位置を占めている。本発明による生理活性
組成物は、上記試験の結果から明らかなように、非特異
免疫機構を賦活化することにより、ガンや生活習慣病の
予防や治療に役立つ。
【0036】(4)ラジカル捕捉活性試験 DPPH(1,1−diphenyl-2-picrylhydrazyl)分光測定
法によりラジカル捕捉活性を測定した。本測定法に用い
た各抽出物の終濃度は0.1mg/mlとした。結果を
図5および図6に示す。
【0037】発酵日数0日の脱脂米糠抽出物(比較例1
〜3)に比べ、発酵日数2日、3日、4日、および6日
の発酵脱脂米糠抽出物(実施例1〜24)は、いずれも
ラジカル捕捉活性が高くなることが判る。
【0038】(5)SOD様活性試験 SODテストワコー(和光純薬工業製)を用い、NBT
還元法にて測定した。SOD様活性はジホルマザン形成
の減少の程度を、阻害率として求めた。本測定法に用い
た各抽出物の終濃度は、1mg/mlとした。結果を図
7および図8に示す。
【0039】発酵日数0日の脱脂米糠抽出物(比較例1
〜3)に比べ、発酵日数2日、3日、4日、および6日
の発酵脱脂米糠抽出物(実施例1〜24)は、いずれも
SOD様活性が高くなることが判る。
【0040】生体の最外層を形成する皮膚は、直接空気
中の酸素に触れるため、生体の他の部位に比べて酸素ス
トレスも強く、紫外線などにより発生した活性酸素・フ
リーラジカルなどの影響を受けやすい。また、皮脂、化
粧品、外用薬など、皮膚と接触する種々の化合物の中に
は炎症や脂質過酸化反応を誘起する物質が存在するため
に組織障害を受けやすい。このような皮膚の酸化的組織
障害が肌の老化を引き起こす。また、生体内で生じた活
性酸素は脳神経、肺、循環器、消化器、肝臓、腎臓など
の疾患、ガン、糖尿病などと密接に関与していることが
明らかとなっており、活性酸素を消去することにより様
々な疾病の予防が可能であると考えられている。本発明
による生理活性組成物は、上記試験(4)および(5)の結果
から明らかなように、その優れた抗酸化作用により、皮
膚の老化を防止し、活性酸素に起因する疾病の予防や治
療に役立つ。
【0041】(7)配合例 本発明による生理活性組成物は、次の処方により皮膚外
用剤に配合することができる。 配合例1:化粧クリーム スクワラン 20.0wt% ミツロウ 5.0 精製ホホバ油 5.0 グリセリン 5.0 グリセリンモノステアレート 2.0 ホ゜リオキシエチレン(20)ソルヒ゛タンモノステアレート 2.0 生理活性組成物 2.0 防腐剤 適量 香料 適量 精製水 残余 100.0wt%
【0042】 配合例2:クリームファンデーション 流動パラフィン 10.0wt% ミリスチン酸イソプロピル 7.0 ステアリン酸 4.0 モノステアリン酸グリセリン 3.0 サラシミツロウ 3.0 カオリン 3.0 トリエタノールアミン 3.0 グリセリン 3.0 セタノール 1.5 タルク 1.0 着色顔料 1.0 ベントナイト 1.0 生理活性組成物 1.0 防腐剤 適量 香料 適量 精製水 残余 100.0wt%
【0043】 配合例3:化粧水 エタノール 5.0wt% グリセリン 2.0 1,3−ブチレングリコール 2.0 ポリエチレンオレイルエーテル 0.5 クエン酸ナトリウム 0.1 クエン酸 0.1 生理活性組成物 0.1 精製水 残余 100.0wt%
【0044】 配合例4:乳液 スクワラン 4.0wt% ワセリン 2.5 セタノール 2.0 グリセリン 2.0 親油型モノステアリン酸グリセリン 1.0 ステアリン酸 1.0 L−アルギニン 1.0 生理活性組成物 0.5 水酸化カリウム 0.1 香料 微量 精製水 残余 100.0wt%
【0045】 配合例5:口紅 液体ラノリン 18.0wt% パラフィン 15.0 雲母チタン 10.0 有機色素 8.0 カプリル酸トリグリセリル 6.0 カプリン酸トリグリセリル 6.0 パラベン 0.1 生理活性組成物 0.1 リシン油 残余 100.0wt%
【0046】 配合例6:浴用剤(液状) プロピレングリコール 50.0wt% エタノール 20.0 硫酸ナトリウム 5.0 生理活性組成物 0.5 ラノリン 0.5 アボガド油 0.5 色素 1.5 香料 22.0 100.0wt%
【0047】また、本発明による生理活性組成物は、次
の処方により飲食品に配合することができる。 配合例7:チューインガム 砂糖 53.0wt% ガムベース 20.0 グルコース 10.0 水飴 16.0 香料 0.5 生理活性組成物 0.5 100.0wt%
【0048】 配合例8:グミ 還元水飴 40.0wt% グラニュー糖 20.0 ブドウ糖 20.0 ゼラチン 4.7 水 9.68 ウメ果汁 4.0 ウメフレーバー 0.6 色素 0.02 生理活性組成物 1.0 100.0wt%
【0049】 配合例9:キャンディー 砂糖 50.0wt% 水飴 33.0 水 14.4 有機酸 2.0 香料 0.2 生理活性組成物 0.4 100.0wt%
【0050】 配合例10:ソフトカプセル 玄米胚芽油 87.0wt% 乳化剤 12.0 生理活性組成物 1.0 100.0wt%
【0051】 配合例11:清涼飲料 果糖ブドウ糖液糖 30.0wt% 乳化剤 0.5 生理活性組成物 0.05 香料 微量 精製水 残余 100.0wt%
【0052】 配合例12:錠剤 乳糖 54.0wt% 結晶セルロース 30.0 澱粉分解物 10.0 グリセリン脂肪酸エステル 5.0 生理活性組成物 1.0 100.0wt%
【0053】 配合例13:錠菓 砂糖 76.4wt% グルコース 19.0 ショ糖脂肪酸エステル 0.2 生理活性組成物 0.5 精製水 3.9 100.0wt%
【図面の簡単な説明】
【図1】30℃発酵脱脂米糠由来の生理活性組成物のP
EP阻害活性を示すグラフである。
【図2】37℃発酵脱脂米糠由来の生理活性組成物のP
EP阻害活性を示すグラフである。
【図3】30℃発酵脱脂米糠由来の生理活性組成物のマ
クロファージ賦活作用を示すグラフである。
【図4】37℃発酵脱脂米糠由来の生理活性組成物のマ
クロファージ賦活作用を示すグラフである。
【図5】30℃発酵脱脂米糠由来の生理活性組成物のラ
ジカル捕捉活性を示すグラフである。
【図6】37℃発酵脱脂米糠由来の生理活性組成物のラ
ジカル捕捉活性を示すグラフである。
【図7】30℃発酵脱脂米糠由来の生理活性組成物のS
OD様活性を示すグラフである。
【図8】37℃発酵脱脂米糠由来の生理活性組成物のS
OD様活性を示すグラフである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 2/52 A23L 2/38 Z 2/38 A61K 7/00 K A61K 7/00 7/025 7/025 7/48 7/48 A61P 25/28 A61P 25/28 37/04 37/04 39/06 39/06 43/00 111 43/00 111 A23L 2/00 F (72)発明者 有村 勉 愛知県一宮市北方町北方字沼田一番地 オ リザ油化株式会社内 (72)発明者 岡田 忠司 愛知県一宮市北方町北方字沼田一番地 オ リザ油化株式会社内 (72)発明者 村井 弘道 愛知県一宮市北方町北方字沼田一番地 オ リザ油化株式会社内 Fターム(参考) 4B014 GB06 GB07 GB13 GG01 GK11 GP27 4B017 LC03 LG12 LK21 LL07 LP01 LP05 4B018 LB01 LB08 LE01 LE02 LE05 MD49 MD80 ME06 ME14 MF01 4C083 AA111 AA112 AA122 AB032 AB352 AB432 AB442 AC012 AC022 AC072 AC082 AC102 AC122 AC172 AC242 AC302 AC352 AC392 AC422 AC442 AC482 AC542 AC582 AD512 CC04 CC05 CC12 CC13 CC25 DD21 DD23 DD27 DD31 EE10 4C088 AB74 AC04 BA09 BA10 BA37 CA05 CA06 CA25 MA02 MA17 MA28 MA35 MA41 MA52 MA63 NA14 ZA16 ZB09 ZC20 ZC21 ZC80

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米糠の発酵物を極性溶媒で抽出してなる
    生理活性組成物。
  2. 【請求項2】 前記米糠が脱脂米糠である請求項1記載
    の生理活性組成物。
  3. 【請求項3】 前記発酵物が麹菌による発酵物である請
    求項1または2記載の生理活性組成物。
  4. 【請求項4】 前記極性溶媒が水またはエタノールであ
    る請求項1〜3のいずれか一項記載の生理活性組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項記載の生理
    活性組成物を含有する皮膚外用剤。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか一項記載の生理
    活性組成物を含有する飲食品。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれか一項記載の生理
    活性組成物を含有する薬品。
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