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JP2002261899A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

Info

Publication number
JP2002261899A
JP2002261899A JP2001059978A JP2001059978A JP2002261899A JP 2002261899 A JP2002261899 A JP 2002261899A JP 2001059978 A JP2001059978 A JP 2001059978A JP 2001059978 A JP2001059978 A JP 2001059978A JP 2002261899 A JP2002261899 A JP 2002261899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
skin layer
resin material
portable telephone
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001059978A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hayashi
浩司 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2001059978A priority Critical patent/JP2002261899A/ja
Publication of JP2002261899A publication Critical patent/JP2002261899A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】個々の使用者の手の大きさや形が異なっていて
も、各使用者にぴったりの凹凸形状が形成でき、ホール
ド性が極めて良好な携帯電話機を得る。 【解決手段】筐体1の表面の一部を、常温で塑性変形可
能な樹脂材料からなるスキン層7で覆うことで解決でき
る。また、スキン層として、常温で塑性変形可能な樹脂
材料からなる本体層10と、この本体層を覆い、且つ本
体層の変形に追従可能なエラストマーからなる表層との
2層構造のものが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話、PH
Sなどに使われる携帯電話機に関し、その把持性(ホー
ルド性)を高めたものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機の筐体の側面の一部または全
部をエラストマーなどの衝撃吸収材で形成し、落下等に
よる衝撃を吸収するとともに、この衝撃吸収材の外面を
波形状として把持性を高めるように工夫したものが提案
されている(特開平8−9448号公報参照)。
【0003】しかしながら、この先行発明における衝撃
吸収材の外面を波形状に形成したものでは、使用者の年
齢、性別、体格等により手の形、大きさが異なるため、
波形状が個々の使用者の手の形状にぴったり合わない場
合が生じる。このため、携帯電話機のホールド性を高め
る手段としては、問題が残る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明におけ
る課題は、個々の使用者の手の大きさや形が異なってい
ても、各使用者にぴったりの凹凸形状が形成でき、ホー
ルド性が極めて良好な携帯電話機を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、筐体の表
面の一部を、常温で塑性変形可能な樹脂材料からなるス
キン層で覆った携帯電話機で解決できる。また、スキン
層として、常温で塑性変形可能な樹脂材料からなる本体
層と、この本体層を覆い、且つ本体層の塑性変形に追従
可能なエラストマーからなる表層との2層構造のものが
好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1ないし図5は、本発明の携帯電話機の一例を示すも
ので、これらの図において、符号1は携帯電話機の筐体
を示す。この筐体1は、ABS樹脂、ポリカーボネイト
樹脂、ポリスチレン樹脂、ガラス繊維強化プラスチック
などの合成樹脂やアルミニウム合金、マグネシウム合金
などの軽合金からなるもので、その前面上部には受話部
であるスピーカ2が設けられ、前面下部には送話部であ
るマイク3が設けられている。
【0007】また、筐体1のスピーカ2の下方には、文
字等を表示する液晶表示部4が設けられ、この液晶表示
部4の下方には、テンキーなどの操作キーが配置された
操作部5が設けられている。さらに、筐体1の上部に
は、電波を送受信するアンテナ6が設けられている。ま
た、筐体1内部には、電源電池、電子回路などの内部機
構が組み込まれている。
【0008】そして、図1ないし図4に示すように、こ
の筐体1の背面、両側面および前面の両端部には、斜線
で示したスキン層7が形成されている。このスキン層7
が形成されている部位は、この携帯電話を把持する際
に、掌および指が触れる部分であり、図5に示すよう
に、筐体1の表面上に形成されている。
【0009】このスキン層7は、常温で塑性変形可能な
樹脂材料からなる厚み2〜3mmの層である。本発明に
おいて、常温で塑性変形可能な樹脂材料とは、温度15
〜30℃の温度域において、指などでこの樹脂を軽く押
さえることで簡単に変形し、この変形が自然に復元しな
い性質を有する樹脂材料を言う。
【0010】この常温で塑性変形可能な樹脂材料の具体
的なものとしては、酢酸ビニル含有量70〜90wt%
のエチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、シ
リコーン樹脂パテ、アタクチックポリプロピレン、高可
塑化ポリ塩化ビニルなどが挙げられる。このようなスキ
ン層7の形成は、筐体1との同時射出成形法や筐体1の
射出成形後再度スキン層7を射出成形する方法などで行
うことができる。
【0011】このような携帯電話機にあっては、図6に
示すように、使用者がこれを把持する際、やや強めに握
り締めるなどして、掌および指をスキン層7に押しつけ
ると、図7に示すように、スキン層7が塑性変形して、
スキン層7に掌および指の凹凸形状が転写、形成され、
スキン層7に図7に示すような凹凸8が残る。
【0012】このスキン層7に残る凹凸8は、その使用
者の掌および指の形状にぴったり合致する形状になって
いるので、握りやすく、長時間この携帯電話を使用して
も疲れにくいものとなる。また、スキン層7に残った凹
凸8は、新たな力を加えない限りそのまま保持される
が、新たに力を加えるとその力の加わりかたに応じた新
しい凹凸8が再形成される。このため、使用者が変わっ
て手の形状が変わった際や、電話に使用する場合と電子
メールに使用する場合等、把持の形態が変化した際で
も、ホールド性が良好なものとなる。
【0013】図8は、本発明におけるスキン層の他の形
態を示すものである。この例のスキン層9は、本体層1
0と、この本体層10全体を被覆し、本体層10と接合
された表層11とからの2層構造となっている。本体層
10は、先の例の常温で塑性変形可能な樹脂材料からな
る層である。また、表層11は、本体層10の塑性変形
に追従して変形し、弾性復元しない薄いエラストマーの
層であり、厚み0.1〜0.3mm程度の天然ゴム、合
成ゴムなどのゴム、スチレン系熱可塑性エラストマー、
オレフィン系熱可塑性エラストマー、エステル系熱可塑
性エラストマーなどの熱可塑性エラストマーからなるも
のである。
【0014】この例の携帯電話機にあっても、先の例と
同様の作用、効果を得ることができる。また、常温で塑
性変形可能な樹脂材料として、具体的に例示した上記各
樹脂材料は、いずれも多少の粘着性を有し、手触りが劣
り、汚れ等が付着しやすい不具合がある。しかし、この
例では熱可塑性エラストマーなどからなる表層11で覆
われているので、このような不具合もなく、実用性に優
れたものとなる。
【0015】図9は、本発明におけるスキン層の被覆形
態の他の例を示すものである。この例では、スキン層9
が覆われる部位の筐体1が電話機内方に部分的にへこん
でおり、このへこんだ部分にスキン層9が形成され、ス
キン層9の表面と、スキン層9が存在しない筐体1の部
分の表面とが同一面(ツライチ)となるようになってい
る。このものでは、筐体1上にスキン層9を設けること
による部分的な表面の盛り上がりがなく、外観がすっき
りし、意匠的に美麗なものとなる。
【0016】また、本発明では、スキン層を設ける部位
としては先の例に限られるものではなく、例えば筐体1
の両側面および前面両端部のスキン層を設けてもよい。
さらに、いずれのスキン層も同時に衝撃吸収性をも有し
ているので、落下などの際の筐体1や、その内部の電子
部品等の破損、故障を防止することもできる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯電話
機は、その筐体の一部を常温で塑性変形可能な樹脂材料
からなるスキン層で覆ったものであるので、個々の使用
者の手の形状に合った凹凸がスキン層に形成され、ホー
ルド性が極めて良好となる。また、スキン層に形成され
る凹凸は、繰り返し再形成が可能であるので、使用者が
変わったり、把持形態が変わったりしてもこれに応じた
凹凸となるため、ホールド性が常に良好なものとなる。
【0018】また、スキン層を常温で塑性変形可能な樹
脂材料からなる本体層と、これを覆い、この本体層の塑
性変形に追従しうるエラストマーからなる表層との2層
構造としたものでは、使用感が優れ、汚れやゴミなどが
付着することがないものとなるなどの優れた効果が得ら
れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話機の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の携帯電話機の一例を示す正面図であ
る。
【図3】本発明の携帯電話機の一例を示す側面図であ
る。
【図4】本発明の携帯電話機に一例を示す背面図であ
る。
【図5】本発明におけるスキン層の一例を概略断面図で
ある。
【図6】本発明の携帯電話機の使用形態を示す正面図で
ある。
【図7】本発明の携帯電話機の使用形態を示す正面図で
ある。
【図8】本発明におけるスキン層の他の例を示す概略断
面図である。
【図9】本発明におけるスキン層の取り付け形態を示す
概略断面図である。
【符号の説明】
1…筐体、7、9…スキン層、10…本体層、11…表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体の表面の一部を、常温で塑性変形可能
    な樹脂材料からなるスキン層で覆ったことを特徴とする
    携帯電話機。
  2. 【請求項2】スキン層が、常温で塑性変形可能な樹脂材
    料からなる本体層と、この本体層を覆い、且つ本体層の
    塑性変形に追従可能なエラストマーからなる表層とから
    なることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
JP2001059978A 2001-03-05 2001-03-05 携帯電話機 Pending JP2002261899A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2409433A (en) * 2003-12-23 2005-06-29 Nokia Corp Personalised key mat structure
JP2006198037A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波探触子
JP2021045951A (ja) * 2019-10-25 2021-03-25 ユニチカ株式会社 造形物

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