JP2002258955A - 半導体装置 - Google Patents
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- Read Only Memory (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 貫通電流を抑制した電圧制御回路を有する半
導体装置を提供する。 【解決手段】 レギュレータ23は、内部電圧発生回路
の出力端子と接地端子の間に直列接続されたプルアップ
用トランジスタQP2とプルダウン用トランジスタQN
2を備えて、プルアップ用トランジスタQP2とプルダ
ウン用トランジスタQN2の接続ノードを制御電圧出力
端子N0として、内部電圧発生回路の出力電圧Vppに
追随した制御電圧Vregを出力するドライバ1を有す
る。制御電圧出力端子N0には、出力される制御電圧V
regを分圧する分圧回路2が設けられる。第1のオペ
アンプOP1は、第1の基準電圧Vref1と分圧回路
2の出力の差に応じて、プルダウン用トランジスタQN
2の電流駆動能力を制御する。第2のオペアンプOP2
は、第2の基準電圧Vref2と分圧回路2の出力の差
に応じてプルアップ用トランジスタQP2の電流駆動能
力を、プルダウン用トランジスタQN2の電流駆動能力
とは逆方向に制御する。
導体装置を提供する。 【解決手段】 レギュレータ23は、内部電圧発生回路
の出力端子と接地端子の間に直列接続されたプルアップ
用トランジスタQP2とプルダウン用トランジスタQN
2を備えて、プルアップ用トランジスタQP2とプルダ
ウン用トランジスタQN2の接続ノードを制御電圧出力
端子N0として、内部電圧発生回路の出力電圧Vppに
追随した制御電圧Vregを出力するドライバ1を有す
る。制御電圧出力端子N0には、出力される制御電圧V
regを分圧する分圧回路2が設けられる。第1のオペ
アンプOP1は、第1の基準電圧Vref1と分圧回路
2の出力の差に応じて、プルダウン用トランジスタQN
2の電流駆動能力を制御する。第2のオペアンプOP2
は、第2の基準電圧Vref2と分圧回路2の出力の差
に応じてプルアップ用トランジスタQP2の電流駆動能
力を、プルダウン用トランジスタQN2の電流駆動能力
とは逆方向に制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内部電圧発生回
路の出力電圧に追随した制御電圧を出力する電圧制御回
路を有する半導体装置に関する。
路の出力電圧に追随した制御電圧を出力する電圧制御回
路を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気的書き換え可能な不揮発
性半導体メモリとして、EEPROMフラッシュメモリ
が知られている。EEPROMフラッシュメモリでは、
浮遊ゲートと制御ゲートが積層されたスタックゲート構
造のMISFETが不揮発性メモリセルとして用いら
れ、その浮遊ゲートの電荷蓄積状態に応じて2値データ
を記憶する。例えば、浮遊ゲートが電子を蓄積したしき
い値電圧の高い状態を“0”データ、浮遊ゲートの電子
を放出したしきい値電圧の低い状態を“1”データとす
る。
性半導体メモリとして、EEPROMフラッシュメモリ
が知られている。EEPROMフラッシュメモリでは、
浮遊ゲートと制御ゲートが積層されたスタックゲート構
造のMISFETが不揮発性メモリセルとして用いら
れ、その浮遊ゲートの電荷蓄積状態に応じて2値データ
を記憶する。例えば、浮遊ゲートが電子を蓄積したしき
い値電圧の高い状態を“0”データ、浮遊ゲートの電子
を放出したしきい値電圧の低い状態を“1”データとす
る。
【0003】NOR型メモリセルアレイの場合、行方向
のメモリセルのドレインがビット線に共通接続され、列
方向のメモリセルの制御ゲートがワード線に共通接続さ
れる。データ書き込みは、セルアレイの前記メモリセル
を一括消去した後に行われる。一括消去は、セルアレイ
の全ワード線に例えば−7V程度の負電圧を与え、共通
ソースに10V程度の正電圧を与えて、浮遊ゲートの電
子を基板側にF−Nトンネリングにより放出させる。こ
れにより、全メモリセルはデータ“1”の消去状態にな
る。
のメモリセルのドレインがビット線に共通接続され、列
方向のメモリセルの制御ゲートがワード線に共通接続さ
れる。データ書き込みは、セルアレイの前記メモリセル
を一括消去した後に行われる。一括消去は、セルアレイ
の全ワード線に例えば−7V程度の負電圧を与え、共通
ソースに10V程度の正電圧を与えて、浮遊ゲートの電
子を基板側にF−Nトンネリングにより放出させる。こ
れにより、全メモリセルはデータ“1”の消去状態にな
る。
【0004】データ書き込みは、選択ワード線に10V
程度の書き込み電圧を与え、ビット線にはデータ
“0”,“1”に応じてVdd,Vssを与える。これ
により、“0”データが与えられたセルでは、ホットエ
レクトロンが浮遊ゲートに注入されてしきい値電圧が正
方向にシフトし、“1”データの場合にはしきい値電圧
の変化が生じない。データ読み出しは、選択ワード線に
読み出し電圧を与えて、セル電流の有無を検出すること
により行われる。
程度の書き込み電圧を与え、ビット線にはデータ
“0”,“1”に応じてVdd,Vssを与える。これ
により、“0”データが与えられたセルでは、ホットエ
レクトロンが浮遊ゲートに注入されてしきい値電圧が正
方向にシフトし、“1”データの場合にはしきい値電圧
の変化が生じない。データ読み出しは、選択ワード線に
読み出し電圧を与えて、セル電流の有無を検出すること
により行われる。
【0005】以上の動作において一般に、データ書き込
み時には、書き込み状態を確認するための書き込みベリ
ファイ読み出し動作が組み合わされる。即ち、書き込み
電圧印加とその後の書き込みベリファイ読み出し動作と
を繰り返すことにより、書き込み状態のしきい値電圧を
所定の分布内に追い込む。データ消去の場合も同様に、
消去電圧印加と消去ベリファイ読み出しを繰り返すこと
により、消去状態のしきい値電圧を所定の分布内に追い
込むことができる。
み時には、書き込み状態を確認するための書き込みベリ
ファイ読み出し動作が組み合わされる。即ち、書き込み
電圧印加とその後の書き込みベリファイ読み出し動作と
を繰り返すことにより、書き込み状態のしきい値電圧を
所定の分布内に追い込む。データ消去の場合も同様に、
消去電圧印加と消去ベリファイ読み出しを繰り返すこと
により、消去状態のしきい値電圧を所定の分布内に追い
込むことができる。
【0006】以上のような書き込み、消去制御では、ワ
ード線等に対して、動作モードに応じて最適化された安
定な制御電圧を供給することが必要になる。具体的にそ
の様な制御電圧を発生するには、内部電源としての昇圧
回路の出力に基づいて、複数種の制御電圧を発生する電
圧制御回路(電圧レギュレータ)が用いられる(例え
ば、J.F.Dickson,“On-Chip High-Voltage Generatio
n in NMOS Integrated Circuits Using an Improved Vo
ltage Multiplier Technique", IEEE J.Solid-State Ci
rcuits, Vol.SC-11,No.3,pp.374-8,Jun.1976,A.Umeza
wa,et al.,“A 5V-Only Opereation 0.6μm Flash EEPR
OM with Row Decoder Scheme in Triple-Well Structur
e," IEEE J.Solid-State Circuits, Vol.27,No.11.pp.1
540-6,Nov.,1992)。
ード線等に対して、動作モードに応じて最適化された安
定な制御電圧を供給することが必要になる。具体的にそ
の様な制御電圧を発生するには、内部電源としての昇圧
回路の出力に基づいて、複数種の制御電圧を発生する電
圧制御回路(電圧レギュレータ)が用いられる(例え
ば、J.F.Dickson,“On-Chip High-Voltage Generatio
n in NMOS Integrated Circuits Using an Improved Vo
ltage Multiplier Technique", IEEE J.Solid-State Ci
rcuits, Vol.SC-11,No.3,pp.374-8,Jun.1976,A.Umeza
wa,et al.,“A 5V-Only Opereation 0.6μm Flash EEPR
OM with Row Decoder Scheme in Triple-Well Structur
e," IEEE J.Solid-State Circuits, Vol.27,No.11.pp.1
540-6,Nov.,1992)。
【0007】図18は、その様な従来の電圧レギュレー
タの構成を示している。ドライバ1は、昇圧回路から出
力される昇圧電圧Vppがソースに供給されるプルアッ
プ用PMOSトランジスタQP2と、ソースが接地され
たプルダウン用NMOSトランジスタQN2の直列回路
を持つ。これらのPMOSトランジスタQP2とNMO
SトランジスタQN2の接続ノードN0が制御電圧Vr
egの出力端子である。
タの構成を示している。ドライバ1は、昇圧回路から出
力される昇圧電圧Vppがソースに供給されるプルアッ
プ用PMOSトランジスタQP2と、ソースが接地され
たプルダウン用NMOSトランジスタQN2の直列回路
を持つ。これらのPMOSトランジスタQP2とNMO
SトランジスタQN2の接続ノードN0が制御電圧Vr
egの出力端子である。
【0008】NMOSトランジスタQN2のゲートを制
御するのは、オペアンプOP1である。PMOSトラン
ジスタQP2のゲートを制御するのは、オペアンプOP
2とその出力により制御されるNMOSトランジスタQ
N1及びこのNMOSトランジスタQN1の電流源負荷
となるPMOSトランジスタQP1である。PMOSト
ランジスタQP1とQP2とはカレントミラー回路を構
成している。
御するのは、オペアンプOP1である。PMOSトラン
ジスタQP2のゲートを制御するのは、オペアンプOP
2とその出力により制御されるNMOSトランジスタQ
N1及びこのNMOSトランジスタQN1の電流源負荷
となるPMOSトランジスタQP1である。PMOSト
ランジスタQP1とQP2とはカレントミラー回路を構
成している。
【0009】出力端子N0には、抵抗R1,R2,R3
及びスイッチングNMOSトランジスタQN3を直列接
続してなる分圧回路2が設けられている。抵抗R1,R
2の接続ノードN1には、書き込み用制御信号PROG
により制御されてノードN1を接地するためのNMOS
トランジスタQN4が接続されている。NMOSトラン
ジスタQN3のゲートは、ベリファイ読み出し用制御信
号VRFYにより制御されて、これにより抵抗R3とN
MOSトランジスタQN3の接続ノードN3が接地され
る。
及びスイッチングNMOSトランジスタQN3を直列接
続してなる分圧回路2が設けられている。抵抗R1,R
2の接続ノードN1には、書き込み用制御信号PROG
により制御されてノードN1を接地するためのNMOS
トランジスタQN4が接続されている。NMOSトラン
ジスタQN3のゲートは、ベリファイ読み出し用制御信
号VRFYにより制御されて、これにより抵抗R3とN
MOSトランジスタQN3の接続ノードN3が接地され
る。
【0010】一方のオペアンプOP2は、非反転入力端
子に基準電圧Vrefが与えられ、反転入力端子にノー
ドN1の電圧が帰還される。他方のオペアンプOP1
は、反転入力端子に基準電圧Vrefが与えられ、非反
転入力端子にノードN1の電圧が帰還される。
子に基準電圧Vrefが与えられ、反転入力端子にノー
ドN1の電圧が帰還される。他方のオペアンプOP1
は、反転入力端子に基準電圧Vrefが与えられ、非反
転入力端子にノードN1の電圧が帰還される。
【0011】このレギュレータは、分圧回路2のノード
N1がオペアンプOP1,OP2に入る基準電圧Vre
fに等しくなるように帰還制御がかかって、昇圧出力V
ppに追随して安定な制御電圧Vregを出力する。即
ち、書き込み制御電圧PROGが“H”になり、昇圧出
力Vppが上昇を開始すると、当初は、分圧回路2のノ
ードN1の電圧は基準電圧Vrefより低い。このと
き、一方のオペアンプOP2の出力は高く、他方のオペ
アンプOP1の出力は低い。これにより、NMOSトラ
ンジスタQN1がオン、QN2がオフ状態になり、カレ
ントミラー回路により、PMOSトランジスタQP2に
プルアップ電流Iupが流れる。
N1がオペアンプOP1,OP2に入る基準電圧Vre
fに等しくなるように帰還制御がかかって、昇圧出力V
ppに追随して安定な制御電圧Vregを出力する。即
ち、書き込み制御電圧PROGが“H”になり、昇圧出
力Vppが上昇を開始すると、当初は、分圧回路2のノ
ードN1の電圧は基準電圧Vrefより低い。このと
き、一方のオペアンプOP2の出力は高く、他方のオペ
アンプOP1の出力は低い。これにより、NMOSトラ
ンジスタQN1がオン、QN2がオフ状態になり、カレ
ントミラー回路により、PMOSトランジスタQP2に
プルアップ電流Iupが流れる。
【0012】出力端子N0の電圧が上昇すると、オペア
ンプOP1,OP2の出力は逆方向に遷移し、NMOS
トランジスタQN1がオフの方向に、従ってプルアップ
用PMOSトランジスタQP2がオフの方向に遷移す
る。これにより、プルアップ電流Iupが減少し、ノー
ドN1の電圧が基準電圧Vrefになると、プルアップ
電流Iupがゼロになって、出力制御電圧Vregとし
て、昇圧電圧Vppから少し下がった安定した書き込み
電圧が得られる。
ンプOP1,OP2の出力は逆方向に遷移し、NMOS
トランジスタQN1がオフの方向に、従ってプルアップ
用PMOSトランジスタQP2がオフの方向に遷移す
る。これにより、プルアップ電流Iupが減少し、ノー
ドN1の電圧が基準電圧Vrefになると、プルアップ
電流Iupがゼロになって、出力制御電圧Vregとし
て、昇圧電圧Vppから少し下がった安定した書き込み
電圧が得られる。
【0013】書き込みが終了して、書き込み制御信号P
ROGが“L”、代わってベリファイ制御信号VRFY
が“H”になると、ノードN3が接地電位となり、ノー
ドN1の電圧は上昇する。これにより、NMOSトラン
ジスタQN2にプルダウン電流Idnが流れる方向にオ
ペアンプOP1,OP2が働く。そして、出力端子N0
の電圧を引き下げて、書き込み電圧より低いベリファイ
読み出し電圧が得られる。
ROGが“L”、代わってベリファイ制御信号VRFY
が“H”になると、ノードN3が接地電位となり、ノー
ドN1の電圧は上昇する。これにより、NMOSトラン
ジスタQN2にプルダウン電流Idnが流れる方向にオ
ペアンプOP1,OP2が働く。そして、出力端子N0
の電圧を引き下げて、書き込み電圧より低いベリファイ
読み出し電圧が得られる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図18に示した電圧レ
ギュレータでは、オペアンプOP1,OP2が入力オフ
セットのない理想的な特性を持つ場合には、ドライバ1
のPMOSトランジスタQP2によるプルアップ電流I
upと、NMOSトランジスタQN2によるプルダウン
電流Idnの特性は、図19(a)のようになり、制御
電圧出力時の貫通電流Ionは小さい。しかし、オペア
ンプOP1,OP2が大きな入力オフセット電圧を持つ
場合には、その特性は図19(b)のようになり、大き
な貫通電流Ionが流れる。
ギュレータでは、オペアンプOP1,OP2が入力オフ
セットのない理想的な特性を持つ場合には、ドライバ1
のPMOSトランジスタQP2によるプルアップ電流I
upと、NMOSトランジスタQN2によるプルダウン
電流Idnの特性は、図19(a)のようになり、制御
電圧出力時の貫通電流Ionは小さい。しかし、オペア
ンプOP1,OP2が大きな入力オフセット電圧を持つ
場合には、その特性は図19(b)のようになり、大き
な貫通電流Ionが流れる。
【0015】この様な貫通電流は、集積回路の消費電力
の増大をもたらす。また、昇圧出力Vppを出す昇圧回
路の電流供給能力は一般に小さいから、レギュレータで
の貫通電流が大きいと昇圧回路の昇圧能力を制限するこ
とになる。この結果、昇圧出力Vppやこれに追随して
作られる制御電圧Vregの昇圧に時間がかかり、場合
によっては所望の制御電圧値を得ることができなくな
る。
の増大をもたらす。また、昇圧出力Vppを出す昇圧回
路の電流供給能力は一般に小さいから、レギュレータで
の貫通電流が大きいと昇圧回路の昇圧能力を制限するこ
とになる。この結果、昇圧出力Vppやこれに追随して
作られる制御電圧Vregの昇圧に時間がかかり、場合
によっては所望の制御電圧値を得ることができなくな
る。
【0016】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、貫通電流を抑制した電圧制御回路を有する半導
体装置を提供することを目的としている。
もので、貫通電流を抑制した電圧制御回路を有する半導
体装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、内部電圧発
生回路の出力電圧に追随する制御電圧を出力する電圧制
御回路を有する半導体装置において、前記電圧制御回路
は、前記内部電圧発生回路の出力端子と基準電位端子の
間に直列接続されたプルアップ用トランジスタとプルダ
ウン用トランジスタを備えて、前記プルアップ用トラン
ジスタとプルダウン用トランジスタの接続ノードを制御
電圧出力端子として前記内部電圧発生回路の出力電圧に
追随した制御電圧を出力するドライバと、前記制御電圧
出力端子に設けられて出力される制御電圧を分圧する分
圧回路と、第1の基準電圧と前記分圧回路の出力の差に
応じて前記プルダウン用トランジスタの電流駆動能力を
制御する第1のオペアンプと、第2の基準電圧と前記分
圧回路の出力の差に応じて前記プルアップ用トランジス
タの電流駆動能力を、前記プルダウン用トランジスタの
電流駆動能力とは逆方向に制御する第2のオペアンプ
と、を有することを特徴とする。
生回路の出力電圧に追随する制御電圧を出力する電圧制
御回路を有する半導体装置において、前記電圧制御回路
は、前記内部電圧発生回路の出力端子と基準電位端子の
間に直列接続されたプルアップ用トランジスタとプルダ
ウン用トランジスタを備えて、前記プルアップ用トラン
ジスタとプルダウン用トランジスタの接続ノードを制御
電圧出力端子として前記内部電圧発生回路の出力電圧に
追随した制御電圧を出力するドライバと、前記制御電圧
出力端子に設けられて出力される制御電圧を分圧する分
圧回路と、第1の基準電圧と前記分圧回路の出力の差に
応じて前記プルダウン用トランジスタの電流駆動能力を
制御する第1のオペアンプと、第2の基準電圧と前記分
圧回路の出力の差に応じて前記プルアップ用トランジス
タの電流駆動能力を、前記プルダウン用トランジスタの
電流駆動能力とは逆方向に制御する第2のオペアンプ
と、を有することを特徴とする。
【0018】この発明はまた、内部電圧発生回路の出力
電圧に追随する制御電圧を出力する電圧制御回路を有す
る半導体装置において、前記電圧制御回路は、前記内部
電圧発生回路の出力端子と基準電位端子の間に直列接続
されたプルアップ用トランジスタとプルダウン用トラン
ジスタを備えて、前記プルアップ用トランジスタとプル
ダウン用トランジスタの接続ノードを制御電圧出力端子
として前記内部電圧発生回路の出力電圧に追随した制御
電圧を出力するドライバと、前記制御電圧出力端子に設
けられて出力される制御電圧を分圧して第1の分圧出力
と第2の分圧出力を得る分圧回路と、基準電圧と前記分
圧回路の第1の分圧出力の差に応じて前記プルダウン用
トランジスタの電流駆動能力を制御する第1のオペアン
プと、前記基準電圧と前記分圧回路の第2の分圧出力の
差に応じて前記プルアップ用トランジスタの電流駆動能
力を、前記プルダウン用トランジスタの電流駆動能力と
は逆方向に制御する第2のオペアンプと、を有すること
を特徴とする。
電圧に追随する制御電圧を出力する電圧制御回路を有す
る半導体装置において、前記電圧制御回路は、前記内部
電圧発生回路の出力端子と基準電位端子の間に直列接続
されたプルアップ用トランジスタとプルダウン用トラン
ジスタを備えて、前記プルアップ用トランジスタとプル
ダウン用トランジスタの接続ノードを制御電圧出力端子
として前記内部電圧発生回路の出力電圧に追随した制御
電圧を出力するドライバと、前記制御電圧出力端子に設
けられて出力される制御電圧を分圧して第1の分圧出力
と第2の分圧出力を得る分圧回路と、基準電圧と前記分
圧回路の第1の分圧出力の差に応じて前記プルダウン用
トランジスタの電流駆動能力を制御する第1のオペアン
プと、前記基準電圧と前記分圧回路の第2の分圧出力の
差に応じて前記プルアップ用トランジスタの電流駆動能
力を、前記プルダウン用トランジスタの電流駆動能力と
は逆方向に制御する第2のオペアンプと、を有すること
を特徴とする。
【0019】この発明による電圧制御回路では、プルア
ップ用トランジスタとプルダウン用トランジスタの電流
駆動能力制御を行う二つのオペアンプに対して、異なる
基準電圧を与え、或いは異なる分圧出力を帰還するよう
にしている。これにより、二つのオペアンプに入力オフ
セット電圧があったとしても、プルアップ用トランジス
タとプルダウン用トランジスタに貫通電流が流れない条
件で制御電圧を発生することが可能になる。
ップ用トランジスタとプルダウン用トランジスタの電流
駆動能力制御を行う二つのオペアンプに対して、異なる
基準電圧を与え、或いは異なる分圧出力を帰還するよう
にしている。これにより、二つのオペアンプに入力オフ
セット電圧があったとしても、プルアップ用トランジス
タとプルダウン用トランジスタに貫通電流が流れない条
件で制御電圧を発生することが可能になる。
【0020】この発明において、電圧制御回路のドライ
バは例えば、プルアップ用トランジスタとしての第1の
PMOSトランジスタと、第1のオペアンプの出力によ
りゲートが制御される、プルダウン用トランジスタとし
ての第1のNMOSトランジスタと、第2のオペアンプ
の出力によりゲートが制御される第2のNMOSトラン
ジスタと、この第2のNMOSトランジスタと内部電圧
発生回路の出力端子との間に接続されて、第1のPMO
Sトランジスタの電流を決定するカレントミラーを構成
する第2のPMOSトランジスタとを備えて構成され
る。
バは例えば、プルアップ用トランジスタとしての第1の
PMOSトランジスタと、第1のオペアンプの出力によ
りゲートが制御される、プルダウン用トランジスタとし
ての第1のNMOSトランジスタと、第2のオペアンプ
の出力によりゲートが制御される第2のNMOSトラン
ジスタと、この第2のNMOSトランジスタと内部電圧
発生回路の出力端子との間に接続されて、第1のPMO
Sトランジスタの電流を決定するカレントミラーを構成
する第2のPMOSトランジスタとを備えて構成され
る。
【0021】また、この様なドライバ構成において、二
つのオペアンプに対して互いに異なる第1及び第2の基
準電圧を用いる方式の場合、第1の基準電圧は第2の基
準電圧より高く設定され、第1のオペアンプでは、第1
の基準電圧が反転入力端子に、分圧回路の出力が非反転
入力端子にそれぞれ入力され、第2のオペアンプでは、
第2の基準電圧が非反転入力端子に、分圧回路の出力が
反転入力端子にそれぞれ入力されるようにすればよい。
つのオペアンプに対して互いに異なる第1及び第2の基
準電圧を用いる方式の場合、第1の基準電圧は第2の基
準電圧より高く設定され、第1のオペアンプでは、第1
の基準電圧が反転入力端子に、分圧回路の出力が非反転
入力端子にそれぞれ入力され、第2のオペアンプでは、
第2の基準電圧が非反転入力端子に、分圧回路の出力が
反転入力端子にそれぞれ入力されるようにすればよい。
【0022】更に、上述のドライバ構成において、二つ
のオペアンプに共通の基準電圧を用いる方式の場合は、
第1の分圧出力は第2の分圧出力より低く設定され、第
1のオペアンプでは、基準電圧が反転入力端子に、分圧
回路の第1の分圧出力が非反転入力端子にそれぞれ入力
され、第2のオペアンプでは、基準電圧が非反転入力端
子に、分圧回路の第2の分圧出力が反転入力端子にそれ
ぞれ入力されるようにすればよい。
のオペアンプに共通の基準電圧を用いる方式の場合は、
第1の分圧出力は第2の分圧出力より低く設定され、第
1のオペアンプでは、基準電圧が反転入力端子に、分圧
回路の第1の分圧出力が非反転入力端子にそれぞれ入力
され、第2のオペアンプでは、基準電圧が非反転入力端
子に、分圧回路の第2の分圧出力が反転入力端子にそれ
ぞれ入力されるようにすればよい。
【0023】この発明において、内部電圧発生回路は例
えば、電源電圧を昇圧する昇圧回路により構成される。
えば、電源電圧を昇圧する昇圧回路により構成される。
【0024】この発明において、第1及び第2の基準電
圧はその絶対値よりも差が重要である。従ってこれらの
基準電圧を発生するには、別々の基準電圧発生回路を用
いず、第1の基準電圧の出力端子と第2の基準電圧の出
力端子とを持つ一つの基準電圧発生回路を用いることが
好ましい。またこの様な基準電圧発生回路として例え
ば、第3の基準電圧を出力する第1の基準電圧発生部
と、この第1の基準電圧発生部から出力される第3の基
準電圧に基づいて第1及び第2の基準電圧を生成する第
2の基準電圧発生部とを備えて構成することができる。
圧はその絶対値よりも差が重要である。従ってこれらの
基準電圧を発生するには、別々の基準電圧発生回路を用
いず、第1の基準電圧の出力端子と第2の基準電圧の出
力端子とを持つ一つの基準電圧発生回路を用いることが
好ましい。またこの様な基準電圧発生回路として例え
ば、第3の基準電圧を出力する第1の基準電圧発生部
と、この第1の基準電圧発生部から出力される第3の基
準電圧に基づいて第1及び第2の基準電圧を生成する第
2の基準電圧発生部とを備えて構成することができる。
【0025】この発明は具体的には、不揮発性半導体メ
モリに適用される。この場合不揮発性半導体メモリは、
電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列された
メモリセルアレイと、このメモリセルアレイのワード線
を選択して前記電圧制御回路から出力される制御電圧に
より駆動するロウデコーダ/ワード線ドライバと、前記
メモリセルアレイから読み出されるデータをセンスする
センスアンプ回路と、前記メモリセルアレイに書き込む
データを保持するデータラッチ回路と、を備えて構成さ
れる。
モリに適用される。この場合不揮発性半導体メモリは、
電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列された
メモリセルアレイと、このメモリセルアレイのワード線
を選択して前記電圧制御回路から出力される制御電圧に
より駆動するロウデコーダ/ワード線ドライバと、前記
メモリセルアレイから読み出されるデータをセンスする
センスアンプ回路と、前記メモリセルアレイに書き込む
データを保持するデータラッチ回路と、を備えて構成さ
れる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。図1は、この発明を適用した
NOR型のEEPROMフラッシュメモリの構成を示
す。メモリセルアレイ11は、図2に示すように、複数
個のメモリセルMCをマトリクス配列して構成される。
メモリセルMCは、図3に示すように、浮遊ゲート33
と制御ゲート34が積層されたスタックゲート構造のM
OSFETである。列方向に並ぶメモリセルMCのドレ
インは共通にビット線BLに接続され、行方向に並ぶメ
モリセルMCの制御ゲートは共通にワード線WLに接続
される。ソースは共通ソース線SLに接続される。
の実施の形態を説明する。図1は、この発明を適用した
NOR型のEEPROMフラッシュメモリの構成を示
す。メモリセルアレイ11は、図2に示すように、複数
個のメモリセルMCをマトリクス配列して構成される。
メモリセルMCは、図3に示すように、浮遊ゲート33
と制御ゲート34が積層されたスタックゲート構造のM
OSFETである。列方向に並ぶメモリセルMCのドレ
インは共通にビット線BLに接続され、行方向に並ぶメ
モリセルMCの制御ゲートは共通にワード線WLに接続
される。ソースは共通ソース線SLに接続される。
【0027】メモリセルアレイ11のビット線BLは、
カラムゲート12を介して、読み出されるデータをセン
スするセンスアンプ回路14及び書き込むべきデータを
保持するデータラッチ回路142に接続される。センス
アンプ回路14及びデータラッチ回路15はI/Oバッ
ファ16に接続される。
カラムゲート12を介して、読み出されるデータをセン
スするセンスアンプ回路14及び書き込むべきデータを
保持するデータラッチ回路142に接続される。センス
アンプ回路14及びデータラッチ回路15はI/Oバッ
ファ16に接続される。
【0028】メモリセルアレイ11のワード線の選択及
び駆動を行うのが、ロウデコーダ/ワード線駆動回路1
3である。外部アドレスは、アドレスバッファ17に保
持されて、カラムデコーダ18及びロウデコーダ/ワー
ド線駆動回路13に供給される。
び駆動を行うのが、ロウデコーダ/ワード線駆動回路1
3である。外部アドレスは、アドレスバッファ17に保
持されて、カラムデコーダ18及びロウデコーダ/ワー
ド線駆動回路13に供給される。
【0029】内部電圧発生回路21は、書き込み時に選
択された制御ゲート線に供給される書き込み電圧、デー
タ消去時にウェルに供給される消去電圧等の各種制御電
圧を発生する回路である。この内部電圧発生回路21か
ら発生される書き込み用の昇圧電圧Vppは電圧レギュ
レータ23に入り、昇圧電圧Vppに追随する制御電圧
を発生して、これをロウデコーダ/ワード線駆動回路1
3に供給する。電圧レギュレータ23には、基準電圧発
生回路22からの基準電圧が入力される。
択された制御ゲート線に供給される書き込み電圧、デー
タ消去時にウェルに供給される消去電圧等の各種制御電
圧を発生する回路である。この内部電圧発生回路21か
ら発生される書き込み用の昇圧電圧Vppは電圧レギュ
レータ23に入り、昇圧電圧Vppに追随する制御電圧
を発生して、これをロウデコーダ/ワード線駆動回路1
3に供給する。電圧レギュレータ23には、基準電圧発
生回路22からの基準電圧が入力される。
【0030】コントローラ20は、コマンドレジスタ1
9に取り込まれるコマンドに基づいて、データ書き込み
とその後のベリファイ読み出し動作更に、データ消去と
その後のベリファイ読み出し等を制御する。
9に取り込まれるコマンドに基づいて、データ書き込み
とその後のベリファイ読み出し動作更に、データ消去と
その後のベリファイ読み出し等を制御する。
【0031】図4は、各動作モードの電圧関係を示して
いる。データ消去は、メモリセルアレイ11に対して一
括消去が行われる。データ消去時は、全ワード線WLに
−7V、ソース線SLに10Vを与え、ビット線をフロ
ーティングとする。これにより、浮遊ゲートの電子がF
−Nトンネリングにより基板に放出され、しきい値電圧
の低い消去状態になる。図5は、データ“0”,“1”
のメモリセルのしきい値分布を電流−電圧特性で示して
おり、しきい値電圧の低いデータ“1”が消去状態であ
る。
いる。データ消去は、メモリセルアレイ11に対して一
括消去が行われる。データ消去時は、全ワード線WLに
−7V、ソース線SLに10Vを与え、ビット線をフロ
ーティングとする。これにより、浮遊ゲートの電子がF
−Nトンネリングにより基板に放出され、しきい値電圧
の低い消去状態になる。図5は、データ“0”,“1”
のメモリセルのしきい値分布を電流−電圧特性で示して
おり、しきい値電圧の低いデータ“1”が消去状態であ
る。
【0032】データ書き込みは、選択ワード線WLに9
Vの書き込み電圧を印加し、ビット線BLにデータ
“0”,“1”に応じて、Vdd=5V,Vss=0V
を与える。これにより、“0”データが与えられたメモ
リセルでは、ホットエレクトロンが浮遊ゲートに注入さ
れて、図5に示すしきい値電圧の高い“0”データ状態
になる。
Vの書き込み電圧を印加し、ビット線BLにデータ
“0”,“1”に応じて、Vdd=5V,Vss=0V
を与える。これにより、“0”データが与えられたメモ
リセルでは、ホットエレクトロンが浮遊ゲートに注入さ
れて、図5に示すしきい値電圧の高い“0”データ状態
になる。
【0033】データ読み出しは、選択ワード線に、図5
に示す読み出し電圧Vrとして例えば5Vを与えて、メ
モリセルのオン、オフを検出することにより行われる。
図5に示すVpv,Vevは、それぞれ書き込みベリフ
ァイ読み出し電圧、消去ベリファイ読み出し電圧を示し
ている。データ書き込み及び消去は、それぞれ書き込み
及び消去パルス電圧の印加とベリファイ読み出しを交互
に繰り返して、所定のしきい値分布に追い込むという制
御が行われる。
に示す読み出し電圧Vrとして例えば5Vを与えて、メ
モリセルのオン、オフを検出することにより行われる。
図5に示すVpv,Vevは、それぞれ書き込みベリフ
ァイ読み出し電圧、消去ベリファイ読み出し電圧を示し
ている。データ書き込み及び消去は、それぞれ書き込み
及び消去パルス電圧の印加とベリファイ読み出しを交互
に繰り返して、所定のしきい値分布に追い込むという制
御が行われる。
【0034】データ書き込み時に、内部電圧発生回路2
1の昇圧出力Vppに基づいて、書き込み電圧やその後
のベリファイ読み出し電圧を発生するのが、レギュレー
タ23である。従って内部電圧発生回路21及びレギュ
レータ23は、図6に示すように、制御信号が入って、
図7に示すような制御電圧Vregを発生する。昇圧イ
ネーブル信号VPPE、レギュレータイネーブル信号R
EGE、書き込み制御信号PROGが立ち上がると(時
刻t0)、Vdd=5Vから立ち上がる昇圧出力Vpp
とこれに追随する制御電圧Vregが発生される。この
制御電圧Vregが選択ワード線に与えられる書き込み
電圧となる。昇圧出力Vppは約10Vであり、制御電
圧Vregは約9Vとなる。
1の昇圧出力Vppに基づいて、書き込み電圧やその後
のベリファイ読み出し電圧を発生するのが、レギュレー
タ23である。従って内部電圧発生回路21及びレギュ
レータ23は、図6に示すように、制御信号が入って、
図7に示すような制御電圧Vregを発生する。昇圧イ
ネーブル信号VPPE、レギュレータイネーブル信号R
EGE、書き込み制御信号PROGが立ち上がると(時
刻t0)、Vdd=5Vから立ち上がる昇圧出力Vpp
とこれに追随する制御電圧Vregが発生される。この
制御電圧Vregが選択ワード線に与えられる書き込み
電圧となる。昇圧出力Vppは約10Vであり、制御電
圧Vregは約9Vとなる。
【0035】その後、書き込み制御信号PROGが
“L”になり、ベリファイ制御信号VRFYが“H”に
なると(時刻t1)、レギュレータ23の出力する制御
電圧Fregが低下し、これが選択ワード線に与えられ
るベリファイ読み出し用の電圧約7Vとなる。更に、ベ
リファイ制御信号VRFYが“L”になると(時刻t
2)、レギュレータ23の出力は5Vに戻る。
“L”になり、ベリファイ制御信号VRFYが“H”に
なると(時刻t1)、レギュレータ23の出力する制御
電圧Fregが低下し、これが選択ワード線に与えられ
るベリファイ読み出し用の電圧約7Vとなる。更に、ベ
リファイ制御信号VRFYが“L”になると(時刻t
2)、レギュレータ23の出力は5Vに戻る。
【0036】内部電圧発生回路21は、具体的には図8
に示すような、電源電圧Vddを昇圧する昇圧回路を含
む。昇圧回路本体81は、整流用トランジスタQN1
2,QN13とキャパシタC1,C2を用いて構成され
るチャージポンプ回路であり、キャパシタの端子はリン
グオシレータ82により駆動される。昇圧出力端子に
は、電圧リミッタ回路83が設けられて、一定の昇圧出
力Vppが得られるようになっている。
に示すような、電源電圧Vddを昇圧する昇圧回路を含
む。昇圧回路本体81は、整流用トランジスタQN1
2,QN13とキャパシタC1,C2を用いて構成され
るチャージポンプ回路であり、キャパシタの端子はリン
グオシレータ82により駆動される。昇圧出力端子に
は、電圧リミッタ回路83が設けられて、一定の昇圧出
力Vppが得られるようになっている。
【0037】図9は、この実施の形態に用いられるレギ
ュレータ23の構成を示している。図18に示した従来
のレギュレータと基本的な構成は同様であり、プルアッ
プ用PMOSトランジスタQP2とプルダウン用NMO
SトランジスタQN2を持つドライバ1と、その出力制
御電圧を分割する抵抗分圧回路2と、この分圧回路2の
出力を帰還してドライバ2の制御を行うオペアンプOP
1,OP2を有する。
ュレータ23の構成を示している。図18に示した従来
のレギュレータと基本的な構成は同様であり、プルアッ
プ用PMOSトランジスタQP2とプルダウン用NMO
SトランジスタQN2を持つドライバ1と、その出力制
御電圧を分割する抵抗分圧回路2と、この分圧回路2の
出力を帰還してドライバ2の制御を行うオペアンプOP
1,OP2を有する。
【0038】NMOSトランジスタQN2,PMOSト
ランジスタQP2の電流駆動能力を制御するのがそれぞ
れ、オペアンプOP1,OP2である。一方のオペアン
プOP1の出力は直接NMOSトランジスタQN2のゲ
ートを制御する。他方のオペアンプOP2の出力は、N
MOSトランジスタQN1のゲートを制御する。このN
MOSトランジスタQN1の電流源負荷となるPMOS
トランジスタQP1とPMOSトランジスタQP2とは
カレントミラー回路を構成しており、従ってNMOSト
ランジスタQN1の電流駆動能力を制御することにより
PMOSトランジスタQP2の電流が制御されるように
なっている。
ランジスタQP2の電流駆動能力を制御するのがそれぞ
れ、オペアンプOP1,OP2である。一方のオペアン
プOP1の出力は直接NMOSトランジスタQN2のゲ
ートを制御する。他方のオペアンプOP2の出力は、N
MOSトランジスタQN1のゲートを制御する。このN
MOSトランジスタQN1の電流源負荷となるPMOS
トランジスタQP1とPMOSトランジスタQP2とは
カレントミラー回路を構成しており、従ってNMOSト
ランジスタQN1の電流駆動能力を制御することにより
PMOSトランジスタQP2の電流が制御されるように
なっている。
【0039】ドライバ1の出力端子N0には、抵抗R
1,R2,R3及びスイッチングNMOSトランジスタ
QN3を直列接続してなる分圧回路2が設けられてい
る。抵抗R1,R2の接続ノードN1には、書き込み用
制御信号PROGにより制御されてノードN1を接地す
るためのNMOSトランジスタQN4が接続されてい
る。NMOSトランジスタQN3のゲートは、ベリファ
イ読み出し用制御信号VRFYにより制御されて、これ
により抵抗R3とNMOSトランジスタQN3の接続ノ
ードN3が接地される。
1,R2,R3及びスイッチングNMOSトランジスタ
QN3を直列接続してなる分圧回路2が設けられてい
る。抵抗R1,R2の接続ノードN1には、書き込み用
制御信号PROGにより制御されてノードN1を接地す
るためのNMOSトランジスタQN4が接続されてい
る。NMOSトランジスタQN3のゲートは、ベリファ
イ読み出し用制御信号VRFYにより制御されて、これ
により抵抗R3とNMOSトランジスタQN3の接続ノ
ードN3が接地される。
【0040】この実施の形態のレギュレータが図18の
構成と異なる点は、オペアンプOP1の反転入力端子に
入る基準電圧Vref1と、オペアンプOP2の非反転
入力端子に入る基準電圧Vref2とが異なり、Vre
f1がVref2より僅かに高い値に設定されているこ
とである。分圧回路2の抵抗R1,R2の接続ノードN
1の分圧出力がオペアンプOP1,OP2のそれぞれ非
反転入力端子、反転入力端子に帰還されることは図18
と同じである。
構成と異なる点は、オペアンプOP1の反転入力端子に
入る基準電圧Vref1と、オペアンプOP2の非反転
入力端子に入る基準電圧Vref2とが異なり、Vre
f1がVref2より僅かに高い値に設定されているこ
とである。分圧回路2の抵抗R1,R2の接続ノードN
1の分圧出力がオペアンプOP1,OP2のそれぞれ非
反転入力端子、反転入力端子に帰還されることは図18
と同じである。
【0041】図9のレギュレータ23のもう一つ特徴的
な点は、二つの基準電圧Vref1,Vref2を発生
するために、それぞれ別個の基準電圧発生回路を用意せ
ず、図12に示したように、主要部が一体であって二つ
の基準電圧出力端子を持つ一つの基準電圧発生回路22
を用いている点である。この点については更に後述す
る。
な点は、二つの基準電圧Vref1,Vref2を発生
するために、それぞれ別個の基準電圧発生回路を用意せ
ず、図12に示したように、主要部が一体であって二つ
の基準電圧出力端子を持つ一つの基準電圧発生回路22
を用いている点である。この点については更に後述す
る。
【0042】オペアンプOP1,OP2は、具体的には
図10に示すように、PMOSトランジスタQP21,
QP22からなるカレントミラーと、NMOSトランジ
スタQN21,QN22からなるドライバを持つCMO
Sカレントミラー型アンプである。ドライバトランジス
タQN21,QM22の共通ソースは電流源I0を介し
て接地され、PMOSトランジスタQP21,QP22
の共通ソースは、活性化用PMOSトランジスタQP2
0を介して電源に接続される。イネーブル信号REGE
は、インバータINV11を介して活性化用PMOSト
ランジスタQP20のゲートに入り、また出力端子をリ
セットするためのNMOSトランジスタQN23に入
る。
図10に示すように、PMOSトランジスタQP21,
QP22からなるカレントミラーと、NMOSトランジ
スタQN21,QN22からなるドライバを持つCMO
Sカレントミラー型アンプである。ドライバトランジス
タQN21,QM22の共通ソースは電流源I0を介し
て接地され、PMOSトランジスタQP21,QP22
の共通ソースは、活性化用PMOSトランジスタQP2
0を介して電源に接続される。イネーブル信号REGE
は、インバータINV11を介して活性化用PMOSト
ランジスタQP20のゲートに入り、また出力端子をリ
セットするためのNMOSトランジスタQN23に入
る。
【0043】この実施の形態のレギュレータ23は、上
述のように二つの異なる基準電圧Vref1,Vref
2により制御されるようにしているから、そのプルアッ
プ電流Iupとプルダウン電流Idnの特性は、図11
のようになる。即ち、プルアップ電流Iupは、基準電
圧Vref2で決まる出力電圧Vout1でゼロにな
り、プルダウン電流Idnは、基準電圧Vref2より
高い基準電圧Vref1で決まる出力電圧Vout2で
ゼロになる。
述のように二つの異なる基準電圧Vref1,Vref
2により制御されるようにしているから、そのプルアッ
プ電流Iupとプルダウン電流Idnの特性は、図11
のようになる。即ち、プルアップ電流Iupは、基準電
圧Vref2で決まる出力電圧Vout1でゼロにな
り、プルダウン電流Idnは、基準電圧Vref2より
高い基準電圧Vref1で決まる出力電圧Vout2で
ゼロになる。
【0044】具体的に例えば、書き込み制御信号PRO
Gが“H”であって、分圧回路2のノードN2が接地さ
れている状態を考える。出力制御電圧Vregが小さい
間は、オペアンプOP2によりNMOSトランジスタQ
N1がオン駆動され、PMOSトランジスタQP2によ
りプルアップ電流Iupが流れる。従って、昇圧出力V
ppの上昇に追随して制御電圧Vregも上昇する。出
力制御電圧Vregが上昇すると、オペアンプOP2の
出力は下がり、Vout1=Vref2・(R1+R
2)/R2になると、NMOSトランジスタQN1がオ
フになって、プルアップ電流Iupはゼロになり、上昇
は止まる。
Gが“H”であって、分圧回路2のノードN2が接地さ
れている状態を考える。出力制御電圧Vregが小さい
間は、オペアンプOP2によりNMOSトランジスタQ
N1がオン駆動され、PMOSトランジスタQP2によ
りプルアップ電流Iupが流れる。従って、昇圧出力V
ppの上昇に追随して制御電圧Vregも上昇する。出
力制御電圧Vregが上昇すると、オペアンプOP2の
出力は下がり、Vout1=Vref2・(R1+R
2)/R2になると、NMOSトランジスタQN1がオ
フになって、プルアップ電流Iupはゼロになり、上昇
は止まる。
【0045】この間、オペアンプOP1は出力は低レベ
ルであって、プルダウン電流Idnは流れない。制御電
圧Vregが更に上昇して、Vout2=Vref1・
(R1+R2)/R2を越えると、オペアンプOP1の
出力が上昇してNMOSトランジスタQN2がオン駆動
され、プルダウン電流Idnが流れ始める。
ルであって、プルダウン電流Idnは流れない。制御電
圧Vregが更に上昇して、Vout2=Vref1・
(R1+R2)/R2を越えると、オペアンプOP1の
出力が上昇してNMOSトランジスタQN2がオン駆動
され、プルダウン電流Idnが流れ始める。
【0046】この様に、この実施の形態のレギュレータ
23では、二種の異なる基準電圧Vref1,Vref
2を用いることにより、プルアップ用NMOSトランジ
スタQP2とプルダウン用NMOSトランジスタQN2
が同時にオンしないようにしている。従って、オペアン
プOP1,OP2に僅かの入力オフセット電圧があった
としても、図19(a)に示す理想状態になることはあ
っても、図19(b)に示すような大きな貫通電流が流
れる事態は確実に防止される。即ち、ドライバ2での貫
通電流をほぼゼロにすることができ、この結果として昇
圧出力の昇圧時間を短縮することができる。これによ
り、EEPROMフラッシュメモリの書き込み時間の短
縮、ひいては消費電力の低減が可能になる。
23では、二種の異なる基準電圧Vref1,Vref
2を用いることにより、プルアップ用NMOSトランジ
スタQP2とプルダウン用NMOSトランジスタQN2
が同時にオンしないようにしている。従って、オペアン
プOP1,OP2に僅かの入力オフセット電圧があった
としても、図19(a)に示す理想状態になることはあ
っても、図19(b)に示すような大きな貫通電流が流
れる事態は確実に防止される。即ち、ドライバ2での貫
通電流をほぼゼロにすることができ、この結果として昇
圧出力の昇圧時間を短縮することができる。これによ
り、EEPROMフラッシュメモリの書き込み時間の短
縮、ひいては消費電力の低減が可能になる。
【0047】この実施の形態において、プルアップ用P
MOSトランジスタQP2とプルダウン用NMOSトラ
ンジスタQN2が共にオフである不定出力範囲は、回路
動作の安定のためにはできる限り小さい方がよい。この
意味で、二つの基準電圧Vref1,Vref2は例え
ば、約10mV程度の僅かの差を持つように設定され
る。
MOSトランジスタQP2とプルダウン用NMOSトラ
ンジスタQN2が共にオフである不定出力範囲は、回路
動作の安定のためにはできる限り小さい方がよい。この
意味で、二つの基準電圧Vref1,Vref2は例え
ば、約10mV程度の僅かの差を持つように設定され
る。
【0048】従ってこの実施の形態では、二つの基準電
圧Vref1,Vref2はそれらの絶対値の安定性よ
りも、差の安定性が重要である。このような観点から、
前述のように、二つの基準電圧Vref1,Vref2
を一つの基準電圧発生回路22により発生させるように
している。この様にすれば、基準電圧発生回路22にプ
ロセス等に起因するばらつきがあったとしても、基準電
圧Vref1,Vref2が連動して小さく、或いは大
きくなり、その差分を一定に保つことができる。
圧Vref1,Vref2はそれらの絶対値の安定性よ
りも、差の安定性が重要である。このような観点から、
前述のように、二つの基準電圧Vref1,Vref2
を一つの基準電圧発生回路22により発生させるように
している。この様にすれば、基準電圧発生回路22にプ
ロセス等に起因するばらつきがあったとしても、基準電
圧Vref1,Vref2が連動して小さく、或いは大
きくなり、その差分を一定に保つことができる。
【0049】具体的にこの様な基準電圧発生回路22と
して、例えば図14或いは図15に示す回路が用いられ
る。これらは、バンドギャップリファレンス(BGR)
回路141を用いて安定な基準電流源を構成し、この基
準電流源により電流が供給される抵抗分圧回路を用い
て、二つの基準電圧Vref1,Vref2を発生させ
るものである。この様にすれば、基準電流値そのものが
多少ばらついたとしても、二つの基準電圧Vref1,
Vref2の差は保持される。
して、例えば図14或いは図15に示す回路が用いられ
る。これらは、バンドギャップリファレンス(BGR)
回路141を用いて安定な基準電流源を構成し、この基
準電流源により電流が供給される抵抗分圧回路を用い
て、二つの基準電圧Vref1,Vref2を発生させ
るものである。この様にすれば、基準電流値そのものが
多少ばらついたとしても、二つの基準電圧Vref1,
Vref2の差は保持される。
【0050】二つの基準電圧Vref1,Vref2
は、回路特性のばらつきに応じて連動すればよいので、
基準電圧発生回路22を図13のように構成することも
できる。この基準電圧発生回路22は、大元の基準電圧
Vrefを発生する第1の基準電圧発生部221と、そ
の出力に基づいて二つの基準電圧Vref1,Vref
2を発生する第2の基準電圧発生部222により構成さ
れている。
は、回路特性のばらつきに応じて連動すればよいので、
基準電圧発生回路22を図13のように構成することも
できる。この基準電圧発生回路22は、大元の基準電圧
Vrefを発生する第1の基準電圧発生部221と、そ
の出力に基づいて二つの基準電圧Vref1,Vref
2を発生する第2の基準電圧発生部222により構成さ
れている。
【0051】具体的に、第2の基準電圧発生部222
は、図16(a)〜(d)に示すように、第1の基準電
圧発生部221から出力される基準電圧Vrefを受け
るオペアンプOP31を用いた電圧フォロアと、その出
力に設けられた抵抗分圧回路とにより構成することがで
きる。これにより、大元の基準電圧Vrefそのものが
多少ばらついたとしても、二つの基準電圧Vref1,
Vref2の差は安定に保持される。
は、図16(a)〜(d)に示すように、第1の基準電
圧発生部221から出力される基準電圧Vrefを受け
るオペアンプOP31を用いた電圧フォロアと、その出
力に設けられた抵抗分圧回路とにより構成することがで
きる。これにより、大元の基準電圧Vrefそのものが
多少ばらついたとしても、二つの基準電圧Vref1,
Vref2の差は安定に保持される。
【0052】図16(a)の場合は、電圧フォロアの出
力を基準電圧Vref1とし、これが供給される抵抗R
31,R32の接続ノードから基準電圧Vref2を得
る。従って、第1の基準電圧Vref1は、元に基準電
圧Vrefと等しく第2の基準電圧Vref2はこれよ
り僅かに低い値になる。図16(b)の場合は、抵抗R
31,R32,R33の直列回路を用いて、基準電圧V
refより小さい二つの基準電圧Vref1,Vref
2を発生させる。
力を基準電圧Vref1とし、これが供給される抵抗R
31,R32の接続ノードから基準電圧Vref2を得
る。従って、第1の基準電圧Vref1は、元に基準電
圧Vrefと等しく第2の基準電圧Vref2はこれよ
り僅かに低い値になる。図16(b)の場合は、抵抗R
31,R32,R33の直列回路を用いて、基準電圧V
refより小さい二つの基準電圧Vref1,Vref
2を発生させる。
【0053】図16(c)及び(d)では、オペアンプ
OP31の出力により制御される電流源PMOSトラン
ジスタQP41を設けて、そのドレインを抵抗分圧回路
に接続している。図16(c)の場合は、PMOSトラ
ンジスタQP41のドレインを基準電圧Vref1の出
力端子とし、これをオペアンプOP31の入力に帰還し
ている。従って、第1の基準電圧Vref1は元の基準
電圧Vrefと等しく、第2の基準電圧Vref2はこ
れより僅かに低く設定される。図16(c)では、抵抗
R41,R42の接続ノードをオペアンプOP31の入
力に帰還している。従って、第2の基準電圧Vref2
が元の基準電圧Vrefと等しく、第1の基準電圧Vr
ef1はこれより僅かに高く設定される。
OP31の出力により制御される電流源PMOSトラン
ジスタQP41を設けて、そのドレインを抵抗分圧回路
に接続している。図16(c)の場合は、PMOSトラ
ンジスタQP41のドレインを基準電圧Vref1の出
力端子とし、これをオペアンプOP31の入力に帰還し
ている。従って、第1の基準電圧Vref1は元の基準
電圧Vrefと等しく、第2の基準電圧Vref2はこ
れより僅かに低く設定される。図16(c)では、抵抗
R41,R42の接続ノードをオペアンプOP31の入
力に帰還している。従って、第2の基準電圧Vref2
が元の基準電圧Vrefと等しく、第1の基準電圧Vr
ef1はこれより僅かに高く設定される。
【0054】図17は、この発明の別の実施の形態によ
るレギュレータ23の構成を示している。図9の実施の
形態と対応する部分には同一符号を付して詳細な説明は
省略する。図9の実施の形態と異なる点は、二つのオペ
アンプOP1,OP2に共通の基準電圧Vrefを与
え、その代わりに、それぞれに対する帰還電圧を異なら
せていることである。
るレギュレータ23の構成を示している。図9の実施の
形態と対応する部分には同一符号を付して詳細な説明は
省略する。図9の実施の形態と異なる点は、二つのオペ
アンプOP1,OP2に共通の基準電圧Vrefを与
え、その代わりに、それぞれに対する帰還電圧を異なら
せていることである。
【0055】即ち、分圧回路2は、4つの抵抗R1〜R
4を直列接続して構成している。そして、抵抗R2,R
3の接続ノードN2に得られる第1の分圧出力DBou
t1を、プルダウン電流Idnの制御に用いられるオペ
アンプOP1の非反転入力端子に帰還する。また抵抗R
1,R2の接続ノードN1に得られる第2の分圧出力
を、プルアップ電流Iupの制御に用いられるオペアン
プOP2の反転入力端子に帰還する。
4を直列接続して構成している。そして、抵抗R2,R
3の接続ノードN2に得られる第1の分圧出力DBou
t1を、プルダウン電流Idnの制御に用いられるオペ
アンプOP1の非反転入力端子に帰還する。また抵抗R
1,R2の接続ノードN1に得られる第2の分圧出力
を、プルアップ電流Iupの制御に用いられるオペアン
プOP2の反転入力端子に帰還する。
【0056】この様にすれば、オペアンプOP1に帰還
される分圧出力DVout1が、オペアンプOP2に帰
還される分圧出力DVout2より低いから、二つのオ
ペアンプOP1,OP2に異なる基準電圧Vref1,
Vref2を与えて同じ分圧出力を帰還した先の実施の
形態と実質的に等価の動作になる。従って、先の実施の
形態と同様に、オペアンプOP1,OP2に多少の入力
オフセットがあっても、ドライバ1での貫通電流をほぼ
ゼロに抑えることができる。
される分圧出力DVout1が、オペアンプOP2に帰
還される分圧出力DVout2より低いから、二つのオ
ペアンプOP1,OP2に異なる基準電圧Vref1,
Vref2を与えて同じ分圧出力を帰還した先の実施の
形態と実質的に等価の動作になる。従って、先の実施の
形態と同様に、オペアンプOP1,OP2に多少の入力
オフセットがあっても、ドライバ1での貫通電流をほぼ
ゼロに抑えることができる。
【0057】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明による電圧制
御回路は、プルアップ用トランジスタとプルダウン用ト
ランジスタの電流駆動能力制御を行う二つのオペアンプ
に対して、僅かに異なる基準電圧を与え、或いは僅かに
異なる分圧出力を帰還するようにしている。これによ
り、電圧制御回路の貫通電流をほぼゼロにすることがで
きる。
御回路は、プルアップ用トランジスタとプルダウン用ト
ランジスタの電流駆動能力制御を行う二つのオペアンプ
に対して、僅かに異なる基準電圧を与え、或いは僅かに
異なる分圧出力を帰還するようにしている。これによ
り、電圧制御回路の貫通電流をほぼゼロにすることがで
きる。
【図1】この発明の実施の形態によるEEPROMの構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】同EEPROMのメモリセルアレイの構成を示
す図である。
す図である。
【図3】同EEPROMのメモリセルの構造を示す図で
ある。
ある。
【図4】同EEPROMの各動作モードの電圧関係を示
す図である。
す図である。
【図5】同EEPROMのデータ分布状態を示す図であ
る。
る。
【図6】図1の内部電圧発生回路とレギュレータの部分
の制御信号関係を示す図である。
の制御信号関係を示す図である。
【図7】同じく書き込みサイクルの動作波形を示す図で
ある。
ある。
【図8】同EEPROMの内部電圧発生回路の具体構成
を示す図である。
を示す図である。
【図9】同EEPROMのレギュレータの具体構成を示
す図である。
す図である。
【図10】図9のレギュレータに用いられるオペアンプ
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図11】図9のレギュレータの電流電圧特性を示す図
である。
である。
【図12】図9の基準電圧発生回路の構成を示す図であ
る。
る。
【図13】図9の基準電圧発生回路の他の構成を示す図
である。
である。
【図14】図12の基準電圧発生回路の構成例を示す図
である。
である。
【図15】図12の基準電圧発生回路の他の構成例を示
す図である。
す図である。
【図16】図13の第2の基準電圧発生部の構成例を示
す図である。
す図である。
【図17】他の実施の形態によるレギュレータの構成を
示す図である。
示す図である。
【図18】従来のレギュレータの構成を示す図である。
【図19】従来のレギュレータの電流電圧特性を示す図
である。
である。
11…メモリセルアレイ、12…カラムゲート、13…
ロウデコーダ/ワード線ドライバ、14…センスアンプ
回路、15…データラッチ回路、16…I/Oバッフ
ァ、17…アドレスバッファ、18…カラムデコーダ、
19…コマンドレジスタ、20…コントローラ、21…
内部電圧発生回路、22…基準電圧発生回路、23…レ
ギュレータ、1…ドライバ、2…分圧回路、OP1,O
P2…オペアンプ、QP2…プルアップ用PMOSトラ
ンジスタ、QN2…プルダウン用NMOSトランジス
タ。
ロウデコーダ/ワード線ドライバ、14…センスアンプ
回路、15…データラッチ回路、16…I/Oバッフ
ァ、17…アドレスバッファ、18…カラムデコーダ、
19…コマンドレジスタ、20…コントローラ、21…
内部電圧発生回路、22…基準電圧発生回路、23…レ
ギュレータ、1…ドライバ、2…分圧回路、OP1,O
P2…オペアンプ、QP2…プルアップ用PMOSトラ
ンジスタ、QN2…プルダウン用NMOSトランジス
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD03 AD09 AD10 AE06 5F038 AV06 BB01 BB05 BB08 BG03 DF05 DF06 EZ20 5H430 BB03 BB05 BB09 BB11 EE06 FF04 FF13 GG01 HH03
Claims (9)
- 【請求項1】 内部電圧発生回路の出力電圧に追随する
制御電圧を出力する電圧制御回路を有する半導体装置に
おいて、 前記電圧制御回路は、 前記内部電圧発生回路の出力端子と基準電位端子の間に
直列接続されたプルアップ用トランジスタとプルダウン
用トランジスタを備えて、前記プルアップ用トランジス
タとプルダウン用トランジスタの接続ノードを制御電圧
出力端子として前記内部電圧発生回路の出力電圧に追随
した制御電圧を出力するドライバと、 前記制御電圧出力端子に設けられて出力される制御電圧
を分圧する分圧回路と、 第1の基準電圧と前記分圧回路の出力の差に応じて前記
プルダウン用トランジスタの電流駆動能力を制御する第
1のオペアンプと、 第2の基準電圧と前記分圧回路の出力の差に応じて前記
プルアップ用トランジスタの電流駆動能力を、前記プル
ダウン用トランジスタの電流駆動能力とは逆方向に制御
する第2のオペアンプと、を有することを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項2】 内部電圧発生回路の出力電圧に追随する
制御電圧を出力する電圧制御回路を有する半導体装置に
おいて、 前記電圧制御回路は、 前記内部電圧発生回路の出力端子と基準電位端子の間に
直列接続されたプルアップ用トランジスタとプルダウン
用トランジスタを備えて、前記プルアップ用トランジス
タとプルダウン用トランジスタの接続ノードを制御電圧
出力端子として前記内部電圧発生回路の出力電圧に追随
した制御電圧を出力するドライバと、 前記制御電圧出力端子に設けられて出力される制御電圧
を分圧して第1の分圧出力と第2の分圧出力を得る分圧
回路と、 基準電圧と前記分圧回路の第1の分圧出力の差に応じて
前記プルダウン用トランジスタの電流駆動能力を制御す
る第1のオペアンプと、 前記基準電圧と前記分圧回路の第2の分圧出力の差に応
じて前記プルアップ用トランジスタの電流駆動能力を、
前記プルダウン用トランジスタの電流駆動能力とは逆方
向に制御する第2のオペアンプと、を有することを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項3】 前記ドライバは、 前記プルアップ用トランジスタとしての第1のPMOS
トランジスタと、 前記第1のオペアンプの出力によりゲートが制御され
る、前記プルダウン用トランジスタとしての第1のNM
OSトランジスタと、 前記第2のオペアンプの出力によりゲートが制御される
第2のNMOSトランジスタと、 この第2のNMOSトランジスタと前記内部電圧発生回
路の出力端子との間に接続されて、前記第1のPMOS
トランジスタの電流を決定するカレントミラーを構成す
る第2のPMOSトランジスタと、を有することを特徴
とする請求項1又は2記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記第1の基準電圧は前記第2の基準電
圧より高く設定され、 前記第1のオペアンプでは、前記第1の基準電圧が反転
入力端子に、前記分圧回路の出力が非反転入力端子にそ
れぞれ入力され、 前記第2のオペアンプでは、前記第2の基準電圧が非反
転入力端子に、前記分圧回路の出力が反転入力端子にそ
れぞれ入力されることを特徴とする請求項3記載の半導
体装置。 - 【請求項5】 前記第1の分圧出力は前記第2の分圧出
力より低く設定され、 前記第1のオペアンプでは、前記基準電圧が反転入力端
子に、前記分圧回路の第1の分圧出力が非反転入力端子
にそれぞれ入力され、 前記第2のオペアンプでは、前記基準電圧が非反転入力
端子に、前記分圧回路の第2の分圧出力が反転入力端子
にそれぞれ入力されることを特徴とする請求項3記載の
半導体装置。 - 【請求項6】 前記内部電圧発生回路は、電源電圧を昇
圧する昇圧回路であることを特徴とする請求項1又は2
記載の半導体装置。 - 【請求項7】 前記第1の基準電圧の出力端子と前記第
2の基準電圧の出力端子とを持つ一つの基準電圧発生回
路を有することを特徴とする請求項1記載の半導体装
置。 - 【請求項8】 前記基準電圧発生回路は、第3の基準電
圧を出力する第1の基準電圧発生部と、この第1の基準
電圧発生部から出力される第3の基準電圧に基づいて前
記第1及び第2の基準電圧を生成する第2の基準電圧発
生部とから構成されていることを特徴とする請求項8記
載の半導体装置。 - 【請求項9】 電気的書き換え可能な不揮発性メモリセ
ルが配列されたメモリセルアレイと、 このメモリセルアレイのワード線を選択して前記電圧制
御回路から出力される制御電圧により駆動するロウデコ
ーダ/ワード線ドライバと、 前記メモリセルアレイから読み出されるデータをセンス
するセンスアンプ回路と、 前記メモリセルアレイに書き込むデータを保持するデー
タラッチ回路と、を有することを特徴とする請求項1乃
至8のいずれかに記載の半導体装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052588A JP2002258955A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 半導体装置 |
KR10-2002-0010092A KR100471330B1 (ko) | 2001-02-27 | 2002-02-26 | 전압 제어 회로를 구비한 반도체 장치 |
US10/082,104 US6600692B2 (en) | 2001-02-27 | 2002-02-26 | Semiconductor device with a voltage regulator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052588A JP2002258955A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002258955A true JP2002258955A (ja) | 2002-09-13 |
Family
ID=18913197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001052588A Pending JP2002258955A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 半導体装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
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US (1) | US6600692B2 (ja) |
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KR (1) | KR100471330B1 (ja) |
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