JP2002257931A - レーダ装置 - Google Patents
レーダ装置Info
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- JP2002257931A JP2002257931A JP2001052808A JP2001052808A JP2002257931A JP 2002257931 A JP2002257931 A JP 2002257931A JP 2001052808 A JP2001052808 A JP 2001052808A JP 2001052808 A JP2001052808 A JP 2001052808A JP 2002257931 A JP2002257931 A JP 2002257931A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 背景の種類別に適応した異なる特性をもつ偏
波データを用い、複雑背景下から目標を検出する能力を
向上させることができ、効率的に目標類別を行うことが
できるレーダ装置を得る。 【解決手段】 HH,HV,VVの全ての偏波情報を利用
し、クラッタ抑圧処理と目標類別処理の両立を図り、か
つ処理負荷を低減できる構成をとし、互いに静止状態の
場合の目標類別を実現する。
波データを用い、複雑背景下から目標を検出する能力を
向上させることができ、効率的に目標類別を行うことが
できるレーダ装置を得る。 【解決手段】 HH,HV,VVの全ての偏波情報を利用
し、クラッタ抑圧処理と目標類別処理の両立を図り、か
つ処理負荷を低減できる構成をとし、互いに静止状態の
場合の目標類別を実現する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、対象となる目標
情報を検知する対地防衛機器として使用される航空機等
搭載用レーダ装置において、特に静止目標を検出し、且
つ目標類別をすることを特徴としており、費用対効果を
大幅に向上することができるレーダ装置に関するもので
ある。
情報を検知する対地防衛機器として使用される航空機等
搭載用レーダ装置において、特に静止目標を検出し、且
つ目標類別をすることを特徴としており、費用対効果を
大幅に向上することができるレーダ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の目標類別等に使用される
レーダ装置の構成を示す図である。従来のレーダ装置
は、大きく分けて、前処理部2、クラッタ抑圧処理部
4、画像処理部20とから構成されている。従来は、ド
ップラ情報をもとに、移動目標を検出、画像化するレー
ダ装置、または自機が移動することにより目標を検出、
画像化するレーダ装置が一般的であり、表示器等に出力
された画像化の目標情報をもとに、人が目標を類別して
いた。
レーダ装置の構成を示す図である。従来のレーダ装置
は、大きく分けて、前処理部2、クラッタ抑圧処理部
4、画像処理部20とから構成されている。従来は、ド
ップラ情報をもとに、移動目標を検出、画像化するレー
ダ装置、または自機が移動することにより目標を検出、
画像化するレーダ装置が一般的であり、表示器等に出力
された画像化の目標情報をもとに、人が目標を類別して
いた。
【0003】次に図6に示す従来例に係るレーダ装置の
動作について説明する。前処理部2は、撮像対象となる
背景および目標からの電波を受信し、前処理部2とクラ
ッタ抑圧処理部4とにより、電気信号を必要なレベルに
増幅された目標データからレーダ装置と目標との相対運
動によって生じるドップラ効果を利用して、目標の検出
および追尾を行う。この追尾を継続しながら、通常は、
SARがレーダを移動させて静止目標、地形等に対する
開口面の合成を行うのに対し、ISARは目標の動きを
利用して開口面の合成を行い、高分解能画像を得るため
に、振幅検出データを画像処理部20へ出力する。画像
処理部20は、振幅検出データを受け、画像データを出
力し、人の目を通じて目標の類別等が行われる。
動作について説明する。前処理部2は、撮像対象となる
背景および目標からの電波を受信し、前処理部2とクラ
ッタ抑圧処理部4とにより、電気信号を必要なレベルに
増幅された目標データからレーダ装置と目標との相対運
動によって生じるドップラ効果を利用して、目標の検出
および追尾を行う。この追尾を継続しながら、通常は、
SARがレーダを移動させて静止目標、地形等に対する
開口面の合成を行うのに対し、ISARは目標の動きを
利用して開口面の合成を行い、高分解能画像を得るため
に、振幅検出データを画像処理部20へ出力する。画像
処理部20は、振幅検出データを受け、画像データを出
力し、人の目を通じて目標の類別等が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーダ装置は、
目標および自機のどちらかが移動し発生するドップラ信
号をもとに画像化処理するものであり、ヘリコプタ対戦
車などのように、お互いが静止状態である場合は、画像
化性能が大幅に劣る、もしくは目標を検出できないとい
う大きな課題があった。また、目標類別処理の一つに、
データ相関処理等を行う方式が提案されているが、従来
は、莫大なリファレンスデータを保有しなけらばならな
いこと、および莫大な信号処理量を伴うことから、装置
規模が大きくなり、コスト増にもつながっていた。
目標および自機のどちらかが移動し発生するドップラ信
号をもとに画像化処理するものであり、ヘリコプタ対戦
車などのように、お互いが静止状態である場合は、画像
化性能が大幅に劣る、もしくは目標を検出できないとい
う大きな課題があった。また、目標類別処理の一つに、
データ相関処理等を行う方式が提案されているが、従来
は、莫大なリファレンスデータを保有しなけらばならな
いこと、および莫大な信号処理量を伴うことから、装置
規模が大きくなり、コスト増にもつながっていた。
【0005】この発明は上記のような技術課題を解消す
るためになされたもので、複雑背景下から静止目標を発
見する能力を向上するため、背景の種類別に適応した異
なる特性をもつ偏波データを用い、複雑背景下から目標
を検出する能力を向上させることができ、効率的に目標
類別を行うことができるレーダ装置を得ることを目的と
している。
るためになされたもので、複雑背景下から静止目標を発
見する能力を向上するため、背景の種類別に適応した異
なる特性をもつ偏波データを用い、複雑背景下から目標
を検出する能力を向上させることができ、効率的に目標
類別を行うことができるレーダ装置を得ることを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるレーダ装
置は、撮像対象となる背景および目標から反射した電波
を受信し、偏波に対する電力および位相を検出した目標
データを入力して当該目標データから各偏波のレンジプ
ロファイルを作成する前処理部と、上記前処理部により
作成された各偏波のレンジプロファイルをデータ処理し
クラッタを抑圧するとともに目標が存在する領域分のみ
の領域内抽出目標偏波データを出力するクラッタ抑圧処
理部と、各種対象物の辞書データを保管する辞書データ
保管部と、上記クラッタ抑圧処理部からの領域内抽出目
標偏波データと上記辞書データ保管部からの辞書データ
とに基づいて相関処理を行い目標姿勢角を算出する目標
姿勢角算出部と、上記クラッタ抑圧処理部からの領域内
抽出目標偏波データと上記目標姿勢角算出部からの目標
姿勢角とに基づいて目標を類別処理する目標類別処理部
とを備えたものである。
置は、撮像対象となる背景および目標から反射した電波
を受信し、偏波に対する電力および位相を検出した目標
データを入力して当該目標データから各偏波のレンジプ
ロファイルを作成する前処理部と、上記前処理部により
作成された各偏波のレンジプロファイルをデータ処理し
クラッタを抑圧するとともに目標が存在する領域分のみ
の領域内抽出目標偏波データを出力するクラッタ抑圧処
理部と、各種対象物の辞書データを保管する辞書データ
保管部と、上記クラッタ抑圧処理部からの領域内抽出目
標偏波データと上記辞書データ保管部からの辞書データ
とに基づいて相関処理を行い目標姿勢角を算出する目標
姿勢角算出部と、上記クラッタ抑圧処理部からの領域内
抽出目標偏波データと上記目標姿勢角算出部からの目標
姿勢角とに基づいて目標を類別処理する目標類別処理部
とを備えたものである。
【0007】また、上記クラッタ抑圧処理部は、上記前
処理部からのレンジプロファイルからクラッタを抑圧
し、目標検出データを抽出し、目標検出データから目標
が存在する領域を抽出し、領域内のみの偏波データを領
域内抽出目標偏波データとして出力することを特徴とす
るものである。
処理部からのレンジプロファイルからクラッタを抑圧
し、目標検出データを抽出し、目標検出データから目標
が存在する領域を抽出し、領域内のみの偏波データを領
域内抽出目標偏波データとして出力することを特徴とす
るものである。
【0008】また、上記目標類別処理部は、Diplane An
gleを用いて大局的にデータ処理を行う第1の処理部
と、偏波データから電界強度を基本3成分に分解したDi
planeとHelixおよびTrihedralの寄与度データを用いて
目標物の特徴点を局部的にデータ処理を行う第2の処理
部とを備えたことを特徴とするものである。
gleを用いて大局的にデータ処理を行う第1の処理部
と、偏波データから電界強度を基本3成分に分解したDi
planeとHelixおよびTrihedralの寄与度データを用いて
目標物の特徴点を局部的にデータ処理を行う第2の処理
部とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】また、自己位置を算出する自己位置標定器
と、当該自己位置標定器からの自己位置データと前記前
処理部からの目標距離データとに基づいて撮像対象範囲
の背景の種類を判別し、背景偏波データを出力するデジ
タルマップとをさらに備え、上記クラッタ抑圧処理部
は、上記前処理部から出力されるレンジプロファイルか
ら上記デジタルマップから出力される背景偏波データを
減算してクラッタを抑圧し、目標検出データを抽出する
ことを特徴とするものである。
と、当該自己位置標定器からの自己位置データと前記前
処理部からの目標距離データとに基づいて撮像対象範囲
の背景の種類を判別し、背景偏波データを出力するデジ
タルマップとをさらに備え、上記クラッタ抑圧処理部
は、上記前処理部から出力されるレンジプロファイルか
ら上記デジタルマップから出力される背景偏波データを
減算してクラッタを抑圧し、目標検出データを抽出する
ことを特徴とするものである。
【0010】さらに、対象物偏波データを辞書データと
して保管する辞書偏波データ保管部と、上記目標類別処
理部からの目標類別データと上記辞書データ保管部から
の辞書データ及び上記辞書偏波データ保管部からの対象
物偏波データとに基づいて相関処理を行い敵か味方かを
識別処理する敵味方識別処理部とをさらに備えたことを
特徴とするものである。
して保管する辞書偏波データ保管部と、上記目標類別処
理部からの目標類別データと上記辞書データ保管部から
の辞書データ及び上記辞書偏波データ保管部からの対象
物偏波データとに基づいて相関処理を行い敵か味方かを
識別処理する敵味方識別処理部とをさらに備えたことを
特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1を示すレーダ装置の構成図である。図1
に示すレーダ装置は、撮像対象となる背景および目標か
ら反射した電波を受信し、偏波に対する電力および位相
を検出した目標データ1を入力して当該目標データ1か
ら各偏波のレンジプロファイル3を作成する前処理部2
と、前処理部2により作成された各偏波のレンジプロフ
ァイル3をデータ処理しクラッタを抑圧するとともに目
標が存在する領域分のみの領域内抽出目標偏波データ5
を出力するクラッタ抑圧処理部4と、各種対象物のRC
S、形状データ7を辞書データとして保管する辞書デー
タ保管部6と、クラッタ抑圧処理部4からの領域内抽出
目標偏波データ5と辞書データ保管部6からの辞書デー
タ7とに基づいて相関処理を行い目標姿勢角データ9を
算出する目標姿勢角算出部8と、クラッタ抑圧処理部4
からの領域内抽出目標偏波データ5と目標姿勢角算出部
8からの目標姿勢角データ9とに基づいて目標を類別処
理する目標類別処理部10とを備えている。
の実施の形態1を示すレーダ装置の構成図である。図1
に示すレーダ装置は、撮像対象となる背景および目標か
ら反射した電波を受信し、偏波に対する電力および位相
を検出した目標データ1を入力して当該目標データ1か
ら各偏波のレンジプロファイル3を作成する前処理部2
と、前処理部2により作成された各偏波のレンジプロフ
ァイル3をデータ処理しクラッタを抑圧するとともに目
標が存在する領域分のみの領域内抽出目標偏波データ5
を出力するクラッタ抑圧処理部4と、各種対象物のRC
S、形状データ7を辞書データとして保管する辞書デー
タ保管部6と、クラッタ抑圧処理部4からの領域内抽出
目標偏波データ5と辞書データ保管部6からの辞書デー
タ7とに基づいて相関処理を行い目標姿勢角データ9を
算出する目標姿勢角算出部8と、クラッタ抑圧処理部4
からの領域内抽出目標偏波データ5と目標姿勢角算出部
8からの目標姿勢角データ9とに基づいて目標を類別処
理する目標類別処理部10とを備えている。
【0012】次に上記構成に係る実施の形態1の動作に
ついて説明する。撮像対象となる範囲をレーダ装置で捜
索し、背景および目標から反射した電波を受信し、電力
および位相を検出したものを目標データ1とする。な
お、静止目標を検出および類別するために、背景および
目標の偏波特性を活用する。したがって、目標データ1
は、HVの交差偏波を含み、HH,VVのすべての偏波
に対する電力および位相である。
ついて説明する。撮像対象となる範囲をレーダ装置で捜
索し、背景および目標から反射した電波を受信し、電力
および位相を検出したものを目標データ1とする。な
お、静止目標を検出および類別するために、背景および
目標の偏波特性を活用する。したがって、目標データ1
は、HVの交差偏波を含み、HH,VVのすべての偏波
に対する電力および位相である。
【0013】目標データ1が前処理部2に入力される
と、前処理部2は、HH、HV、VVのすべての偏波に
対して、レンジプロファイル3を算出する。前処理部2
から出力されたレンジプロファイル3をもとに、クラッ
タ抑圧処理部4は、目標を検出するとともに、目標が存
在する領域のレンジプロファイルの抽出を行い、領域内
抽出目標偏波データ5を目標姿勢角算出部8と目標類別
処理部10に出力する。
と、前処理部2は、HH、HV、VVのすべての偏波に
対して、レンジプロファイル3を算出する。前処理部2
から出力されたレンジプロファイル3をもとに、クラッ
タ抑圧処理部4は、目標を検出するとともに、目標が存
在する領域のレンジプロファイルの抽出を行い、領域内
抽出目標偏波データ5を目標姿勢角算出部8と目標類別
処理部10に出力する。
【0014】例えば図2の概念図に示すように、静止目
標の目標類別を行うためには、目標データ1を、例えば
図2の概念図に示すような信号処理部に直接入力しデー
タ処理を行わないといけない。交差偏波情報は微弱であ
るため、偏波情報を利用してクラッタ抑圧し目標検出す
るが、フィルタを通し加工した情報を目標類別処理には
利用することができない。
標の目標類別を行うためには、目標データ1を、例えば
図2の概念図に示すような信号処理部に直接入力しデー
タ処理を行わないといけない。交差偏波情報は微弱であ
るため、偏波情報を利用してクラッタ抑圧し目標検出す
るが、フィルタを通し加工した情報を目標類別処理には
利用することができない。
【0015】そこで、レンジプロファイル3からクラッ
タを抑圧し、目標検出データを抽出する。上記目標検出
データから目標が存在する領域を抽出し、領域内のみの
偏波データを領域内抽出目標偏波データ5として出力す
る。
タを抑圧し、目標検出データを抽出する。上記目標検出
データから目標が存在する領域を抽出し、領域内のみの
偏波データを領域内抽出目標偏波データ5として出力す
る。
【0016】一方、目標姿勢角算出部8は、クラッタ抑
圧処理部4より出力される領域内抽出目標偏波データ5
をもとに、辞書データ保管部6より、各種対象物のRC
S、形状データ7を引き出し相関処理を行い、目標姿勢
角データ9を算出し、目標類別処理部10に出力する。
圧処理部4より出力される領域内抽出目標偏波データ5
をもとに、辞書データ保管部6より、各種対象物のRC
S、形状データ7を引き出し相関処理を行い、目標姿勢
角データ9を算出し、目標類別処理部10に出力する。
【0017】目標類別処理部10は、クラッタ抑圧処理
部4より出力された領域内抽出目標偏波データ5と、目
標姿勢角データ9とをもとに、例えば装輪車か装軌車か
の目標類別を行う。
部4より出力された領域内抽出目標偏波データ5と、目
標姿勢角データ9とをもとに、例えば装輪車か装軌車か
の目標類別を行う。
【0018】例えば図3の概念図に示すように、装輪車
か装軌車かを類別するにあたり、大きく2つに分けて処
理を行う。すなわち、目標類別処理部10は、Diplane
Angleを用いて大局的にデータ処理を行う第1の処理部
10aと、偏波データから電界強度を基本3成分に分解
したDiplaneとHelixおよびTrihedralの寄与度データを
用いて目標物の特徴点を局部的にデータ処理を行う第2
の処理部10bとを備える。
か装軌車かを類別するにあたり、大きく2つに分けて処
理を行う。すなわち、目標類別処理部10は、Diplane
Angleを用いて大局的にデータ処理を行う第1の処理部
10aと、偏波データから電界強度を基本3成分に分解
したDiplaneとHelixおよびTrihedralの寄与度データを
用いて目標物の特徴点を局部的にデータ処理を行う第2
の処理部10bとを備える。
【0019】目標類別処理部10は、クラッタ抑圧処理
部4より出力された領域内抽出目標偏波データ5を入力
として、まず大局的なデータ処理として、例えばDiplan
e Angleの変化率に着目して、偏波特性および誘電率等
の特徴が大幅に異なる偏波データをもとに、装輪車か装
軌車を類別する。そして、偏波情報は物体の形状に大き
く影響を受けるので角度の依存性が高いため、目標類別
確率向上のために、例えば装軌車の特徴が偏波データに
現れる局所部分についてデータ相関処理を行い、目標類
別結果を出力する。
部4より出力された領域内抽出目標偏波データ5を入力
として、まず大局的なデータ処理として、例えばDiplan
e Angleの変化率に着目して、偏波特性および誘電率等
の特徴が大幅に異なる偏波データをもとに、装輪車か装
軌車を類別する。そして、偏波情報は物体の形状に大き
く影響を受けるので角度の依存性が高いため、目標類別
確率向上のために、例えば装軌車の特徴が偏波データに
現れる局所部分についてデータ相関処理を行い、目標類
別結果を出力する。
【0020】実施の形態2.図4は、この発明の実施の
形態2を示す構成図である。図4に示す構成では、図1
に示す実施の形態1に対し、自己位置を算出する自己位
置標定器12と、自己位置標定器12からの自己位置デ
ータ13と前処理部2からの目標距離データ11とに基
づいて撮像対象範囲の背景の種類を判別し、背景偏波デ
ータ15を出力するデジタルマップ14とをさらに備え
ており、クラッタ抑圧処理部4は、前処理部2から出力
されるレンジプロファイル3からデジタルマップ14か
ら出力される背景偏波データ15を減算してクラッタを
抑圧し、目標検出データを抽出するようになされてい
る。
形態2を示す構成図である。図4に示す構成では、図1
に示す実施の形態1に対し、自己位置を算出する自己位
置標定器12と、自己位置標定器12からの自己位置デ
ータ13と前処理部2からの目標距離データ11とに基
づいて撮像対象範囲の背景の種類を判別し、背景偏波デ
ータ15を出力するデジタルマップ14とをさらに備え
ており、クラッタ抑圧処理部4は、前処理部2から出力
されるレンジプロファイル3からデジタルマップ14か
ら出力される背景偏波データ15を減算してクラッタを
抑圧し、目標検出データを抽出するようになされてい
る。
【0021】次に、上記実施の形態2の動作を説明す
る。自己位置標定器12より出力する自己位置データ1
3と、前処理部2から出力される目標距離データ11と
をもとに、地形および背景情報をデジタル情報として保
有しているデジタルマップ14と照合することにより、
撮像対象となっている範囲の背景の種類を判別する。そ
して、デジタルマップ14は、前記判別結果をもとに、
背景の種類に適応する背景偏波データ15をクラッタ抑
圧処理部4に出力する。
る。自己位置標定器12より出力する自己位置データ1
3と、前処理部2から出力される目標距離データ11と
をもとに、地形および背景情報をデジタル情報として保
有しているデジタルマップ14と照合することにより、
撮像対象となっている範囲の背景の種類を判別する。そ
して、デジタルマップ14は、前記判別結果をもとに、
背景の種類に適応する背景偏波データ15をクラッタ抑
圧処理部4に出力する。
【0022】実施の形態1と同様、例えば図2の概念図
に示すように、静止目標の目標類別を行うためには、目
標データ1を、例えば図3の概念図に示すような信号処
理部に直接入力しデータ処理を行わないといけない。交
差偏波情報は微弱であるため、偏波情報を利用してクラ
ッタ抑圧し目標検出するが、フィルタを通し加工した情
報を目標類別処理には、利用することができない。
に示すように、静止目標の目標類別を行うためには、目
標データ1を、例えば図3の概念図に示すような信号処
理部に直接入力しデータ処理を行わないといけない。交
差偏波情報は微弱であるため、偏波情報を利用してクラ
ッタ抑圧し目標検出するが、フィルタを通し加工した情
報を目標類別処理には、利用することができない。
【0023】そこで、クラッタ抑圧処理部4は、レンジ
プロファイル3からデジタルマップ14より出力された
対象となっている背景の背景偏波データ15を減算する
ことによりクラッタを抑圧し、目標検出データを抽出す
る。上記目標検出データから目標が存在する領域を抽出
し、領域内のみの偏波データを領域内抽出目標偏波デー
タ5として出力する。
プロファイル3からデジタルマップ14より出力された
対象となっている背景の背景偏波データ15を減算する
ことによりクラッタを抑圧し、目標検出データを抽出す
る。上記目標検出データから目標が存在する領域を抽出
し、領域内のみの偏波データを領域内抽出目標偏波デー
タ5として出力する。
【0024】一方、目標姿勢角算出部8は、クラッタ抑
圧処理部4より出力される領域内抽出目標偏波データ5
をもとに、辞書データ保管部6より、各種対象物のRC
S、形状データ7を引き出し相関処理を行い、目標姿勢
角データ9を算出し、目標類別処理部10に出力する。
圧処理部4より出力される領域内抽出目標偏波データ5
をもとに、辞書データ保管部6より、各種対象物のRC
S、形状データ7を引き出し相関処理を行い、目標姿勢
角データ9を算出し、目標類別処理部10に出力する。
【0025】目標類別処理部10は、クラッタ抑圧処理
部4より出力された領域内抽出目標偏波データ5と、目
標姿勢角算出部8より出力された目標姿勢角データ9と
をもとに、例えば装輪車か装軌車かの目標類別を行う。
部4より出力された領域内抽出目標偏波データ5と、目
標姿勢角算出部8より出力された目標姿勢角データ9と
をもとに、例えば装輪車か装軌車かの目標類別を行う。
【0026】また、実施の形態1と同様、目標類別処理
部10は、例えば図3の概念図に示すように、装輪車か
装軌車かを類別するにあたり、大きく2つに分けて処理
を行う。第1の処理部10aと第2の処理部10bを備
える。クラッタ抑圧処理部4より出力された領域内抽出
目標偏波データ5を入力として、まず大局的なデータ処
理として、例えばDiplane Angleの変化率に着目して、
偏波特性および誘電率等の特徴が大幅に異なる偏波デー
タをもとに、装輪車か装軌車を類別する。そして、偏波
情報は物体の形状に大きく影響を受けるのいで角度の依
存性が高いため、目標類別確率向上のために、例えば装
軌車の特徴が偏波データに現れる局所部分についてデー
タ相関処理を行い、目標類別結果を出力する。
部10は、例えば図3の概念図に示すように、装輪車か
装軌車かを類別するにあたり、大きく2つに分けて処理
を行う。第1の処理部10aと第2の処理部10bを備
える。クラッタ抑圧処理部4より出力された領域内抽出
目標偏波データ5を入力として、まず大局的なデータ処
理として、例えばDiplane Angleの変化率に着目して、
偏波特性および誘電率等の特徴が大幅に異なる偏波デー
タをもとに、装輪車か装軌車を類別する。そして、偏波
情報は物体の形状に大きく影響を受けるのいで角度の依
存性が高いため、目標類別確率向上のために、例えば装
軌車の特徴が偏波データに現れる局所部分についてデー
タ相関処理を行い、目標類別結果を出力する。
【0027】実施の形態3.図5は、この発明の実施の
形態3を示す構成図である。図5に示す構成では、図1
に示す実施の形態1に対し、対象物偏波データ18を辞
書データとして保管する辞書偏波データ保管部17と、
目標類別処理部10からの目標類別データ16と辞書デ
ータ保管部6からの辞書データ7及び辞書偏波データ保
管部17からの対象物偏波データ18とに基づいて相関
処理を行い敵か味方かを識別処理する敵味方識別処理部
19とをさらに備えている。
形態3を示す構成図である。図5に示す構成では、図1
に示す実施の形態1に対し、対象物偏波データ18を辞
書データとして保管する辞書偏波データ保管部17と、
目標類別処理部10からの目標類別データ16と辞書デ
ータ保管部6からの辞書データ7及び辞書偏波データ保
管部17からの対象物偏波データ18とに基づいて相関
処理を行い敵か味方かを識別処理する敵味方識別処理部
19とをさらに備えている。
【0028】次に上記実施の形態3の動作を説明する。
実施の形態3において、実施の形態1と同様に、クラッ
タ抑圧処理部4と目標姿勢角算出部8の出力をもとに、
目標類別処理部10で目標類別データ16を出力する。
実施の形態3において、実施の形態1と同様に、クラッ
タ抑圧処理部4と目標姿勢角算出部8の出力をもとに、
目標類別処理部10で目標類別データ16を出力する。
【0029】一方、我国では、敵国の例えば装軌車の偏
波データ等を事前に取得することは困難であるが、我国
が所有しているものは事前に偏波データを取得し辞書デ
ータとして保管することができる。そこで、敵味方識別
処理部19は、辞書偏波データ保管部17から対象物偏
波データ18を引き出し相関処理を行い、敵か味方かを
判別し、例えば前記目標類別処理部10から出力された
目標類別データ16と合わせて、武器の選定および攻撃
可否の決定要因に使用する。
波データ等を事前に取得することは困難であるが、我国
が所有しているものは事前に偏波データを取得し辞書デ
ータとして保管することができる。そこで、敵味方識別
処理部19は、辞書偏波データ保管部17から対象物偏
波データ18を引き出し相関処理を行い、敵か味方かを
判別し、例えば前記目標類別処理部10から出力された
目標類別データ16と合わせて、武器の選定および攻撃
可否の決定要因に使用する。
【0030】
【発明の効果】従って、この発明によれば、従来の移動
目標から目標検出し目標類別する機能に加え、背景の種
類別に適応した異なる特性をもつ偏波データを用い、複
雑背景下から静止目標を検出し、目標を類別できるた
め、目標検出能力および目標類別能力にたけ、効率的に
目標類別を行うことができる。
目標から目標検出し目標類別する機能に加え、背景の種
類別に適応した異なる特性をもつ偏波データを用い、複
雑背景下から静止目標を検出し、目標を類別できるた
め、目標検出能力および目標類別能力にたけ、効率的に
目標類別を行うことができる。
【0031】また、レンジプロファイルからクラッタを
抑圧し、目標検出データを抽出し、目標検出データから
目標が存在する領域を抽出し、領域内のみの偏波データ
を領域内抽出目標偏波データを用い、複雑背景下から静
止目標を検出し、目標を類別できるため、目標検出能力
および目標類別能力にたけ、効率的に目標類別を行うこ
とができる。
抑圧し、目標検出データを抽出し、目標検出データから
目標が存在する領域を抽出し、領域内のみの偏波データ
を領域内抽出目標偏波データを用い、複雑背景下から静
止目標を検出し、目標を類別できるため、目標検出能力
および目標類別能力にたけ、効率的に目標類別を行うこ
とができる。
【0032】また、偏波情報を用いて静止目標の類別が
できるとともに、処理部を2つに分けることにより、目
標類別処理に要する負荷の低減を図ることができ、また
コストの低減にもつながる。
できるとともに、処理部を2つに分けることにより、目
標類別処理に要する負荷の低減を図ることができ、また
コストの低減にもつながる。
【0033】また、自己位置標定器と、デジタルマップ
とを付加することにより、背景の種類を判断し、背景の
種類別に適応した偏波データをもとに、クラッタ抑圧で
きるため、目標検出能力にたけている。この向上は、目
標類別処理能力の向上にも影響を与える。
とを付加することにより、背景の種類を判断し、背景の
種類別に適応した偏波データをもとに、クラッタ抑圧で
きるため、目標検出能力にたけている。この向上は、目
標類別処理能力の向上にも影響を与える。
【0034】さらに、敵目標の偏波データを取得し辞書
データとして保有が難しいことから、我国で保有してい
る対象物の偏波データを辞書データとして、データ処理
を行い、敵と見方の区別を行うことができる。
データとして保有が難しいことから、我国で保有してい
る対象物の偏波データを辞書データとして、データ処理
を行い、敵と見方の区別を行うことができる。
【図1】 この発明によるレーダ装置の実施の形態1を
示す図である。
示す図である。
【図2】 この発明に関するクラッタ抑圧処理部の概念
を示す図である。
を示す図である。
【図3】 この発明に関する目標類別処理部の概念を示
す図である。
す図である。
【図4】 この発明によるレーダ装置の実施の形態2を
示す図である。
示す図である。
【図5】 この発明によるレーダ装置の実施の形態3を
示す図である。
示す図である。
【図6】 従来のレーダ装置を示す図である。
1 目標データ、2 前処理部、3 レンジプロファイ
ル、4 クラッタ抑圧処理部、5 領域内抽出目標偏波
データ、6 辞書データ保管部、7 RCS、形状デー
タ、8 目標姿勢角算出部、9 目標姿勢角データ、1
0 目標類別処理部、10a 第1の処理部、10b
第2の処理部、11 目標距離データ、12 自己位置
標定部、13 自己位置データ、14 デジタルマッ
プ、15背景偏波データ、16 目標類別データ、17
辞書偏波データ保管部、18対象物偏波データ、19
敵味方識別処理部。
ル、4 クラッタ抑圧処理部、5 領域内抽出目標偏波
データ、6 辞書データ保管部、7 RCS、形状デー
タ、8 目標姿勢角算出部、9 目標姿勢角データ、1
0 目標類別処理部、10a 第1の処理部、10b
第2の処理部、11 目標距離データ、12 自己位置
標定部、13 自己位置データ、14 デジタルマッ
プ、15背景偏波データ、16 目標類別データ、17
辞書偏波データ保管部、18対象物偏波データ、19
敵味方識別処理部。
Claims (5)
- 【請求項1】 撮像対象となる背景および目標から反射
した電波を受信し、偏波に対する電力および位相を検出
した目標データを入力して当該目標データから各偏波の
レンジプロファイルを作成する前処理部と、 上記前処理部により作成された各偏波のレンジプロファ
イルをデータ処理しクラッタを抑圧するとともに目標が
存在する領域分のみの領域内抽出目標偏波データを出力
するクラッタ抑圧処理部と、 各種対象物の辞書データを保管する辞書データ保管部
と、 上記クラッタ抑圧処理部からの領域内抽出目標偏波デー
タと上記辞書データ保管部からの辞書データとに基づい
て相関処理を行い目標姿勢角を算出する目標姿勢角算出
部と、 上記クラッタ抑圧処理部からの領域内抽出目標偏波デー
タと上記目標姿勢角算出部からの目標姿勢角とに基づい
て目標を類別処理する目標類別処理部とを備えたレーダ
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のレーダ装置において、 上記クラッタ抑圧処理部は、上記前処理部からのレンジ
プロファイルからクラッタを抑圧し、目標検出データを
抽出し、目標検出データから目標が存在する領域を抽出
し、領域内のみの偏波データを領域内抽出目標偏波デー
タとして出力することを特徴とするレーダ装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のレーダ装置に
おいて、 上記目標類別処理部は、Diplane Angleを用いて大局的
にデータ処理を行う第1の処理部と、偏波データから電
界強度を基本3成分に分解したDiplaneとHelixおよびTr
ihedralの寄与度データを用いて目標物の特徴点を局部
的にデータ処理を行う第2の処理部とを備えたことを特
徴とするレーダ装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のレ
ーダ装置において、自己位置を算出する自己位置標定器
と、当該自己位置標定器からの自己位置データと前記前
処理部からの目標距離データとに基づいて撮像対象範囲
の背景の種類を判別し、背景偏波データを出力するデジ
タルマップとをさらに備え、 上記クラッタ抑圧処理部は、上記前処理部から出力され
るレンジプロファイルから上記デジタルマップから出力
される背景偏波データを減算してクラッタを抑圧し、目
標検出データを抽出することを特徴とするレーダ装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のレ
ーダ装置において、 対象物偏波データを辞書データとして保管する辞書偏波
データ保管部と、上記目標類別処理部からの目標類別デ
ータと上記辞書データ保管部からの辞書データ及び上記
辞書偏波データ保管部からの対象物偏波データとに基づ
いて相関処理を行い敵か味方かを識別処理する敵味方識
別処理部とをさらに備えたことを特徴とするレーダ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052808A JP2002257931A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | レーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052808A JP2002257931A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | レーダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002257931A true JP2002257931A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18913382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001052808A Pending JP2002257931A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | レーダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002257931A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007515628A (ja) * | 2003-11-25 | 2007-06-14 | ザ マカリース カンパニーズ,インク.デー.ビー.エイ.セイフ ゾーン システムズ | 物体検出法及び装置 |
JP2007517191A (ja) * | 2003-11-13 | 2007-06-28 | コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 自動車安全装置用の物体認識装置および方法 |
JP2008545121A (ja) * | 2005-05-12 | 2008-12-11 | ザ マカリース カンパニーズ,インク.デー.ビー.エイ.セイフ ゾーン システムズ | オブジェクトの検出方法と装置 |
JP2010197336A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Mitsubishi Space Software Kk | 人工物検出装置及び人工物検出方法及び人工物検出プログラム |
JP2011220824A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置 |
CN103954961A (zh) * | 2014-05-13 | 2014-07-30 | 西安电子科技大学 | 步进频雷达低空障碍物超分辨一维成像方法 |
KR101846020B1 (ko) * | 2017-12-04 | 2018-04-05 | 엘아이지넥스원 주식회사 | W대역 밀리미터파 탐색기에서 scr 향상을 위한 편파 선정 장치 및 방법 |
-
2001
- 2001-02-27 JP JP2001052808A patent/JP2002257931A/ja active Pending
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