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JP2002252124A - チップ型電子部品及びその製造方法 - Google Patents

チップ型電子部品及びその製造方法

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JP2002252124A
JP2002252124A JP2001046071A JP2001046071A JP2002252124A JP 2002252124 A JP2002252124 A JP 2002252124A JP 2001046071 A JP2001046071 A JP 2001046071A JP 2001046071 A JP2001046071 A JP 2001046071A JP 2002252124 A JP2002252124 A JP 2002252124A
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chip
external electrode
type electronic
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弘治 西村
Tomoyuki Washisaki
智幸 鷲▲崎▼
Kenzo Isozaki
賢蔵 磯▲崎▼
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01C7/18Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material comprising a plurality of layers stacked between terminals

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板のランド部との実装性が良好
な、さらに容易に製造可能なチップ型電子部品及びその
製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 基体21に埋設された導電部材と、基体
21に設けられ、導電部材と接触した外部電極41とを
備えた電子部品20であって、外部電極41の表面に曲
面を有し、曲面の一部に凹凸、または山形形状の電極領
域を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等に好適
に使用され、特にノイズ対策に使用することが可能なチ
ップ型電子部品及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、フェライト燒結体の貫通孔に内部
導体を設けたチップ型インピーダンス素子やフェライト
グリーンシートと内部導体を積層し燒結体とした電子部
品がノイズ対策部品として小型、薄型化されたデジタル
機器に数多く使用されている。
【0003】以下、従来の積層型のチップ型インピーダ
ンス素子について説明する。図7は、従来の電子部品の
内部構造を示す透視斜視図である。図7において11は
磁性フェライト、12は内部導体、13は内部導体と導
通する外部電極である。以上のように構成された従来の
積層型のチップ型インピーダンス素子は、複数枚の磁性
フェライトシート上に内部導体12を印刷しラミネート
等によって積層し、焼成一体化して燒結体端面に導電ペ
ーストを塗布、焼付けて外部電極を形成して製造してい
る。
【0004】しかしながら、上記従来の構成で素子形状
が小さくなると燒結体端面への導電ペーストの塗布が困
難となり、また外部電極が片面2端子以上になると端子
間および端子間距離を一定に保持しながら塗布する必要
があり、小型化を難しくしている。
【0005】そこでチップ型インピーダンス素子の構成
を改善した次のような従来の技術(特開平2−3390
8号公報)が提案されている。この従来の技術は、磁性
フェライト基体と内部導電部材が焼成一体化している燒
結体端面に凹版印刷により導電ペーストを複数箇所塗布
し、焼付けて電子部品を得ようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、シリコンゴム製の凹版に導体ペーストの
有機溶剤成分が浸透するために、導電ペーストが燒結体
端面に均一の厚みで塗布されず外部電極13と磁性フェ
ライト基体11の接合強度が十分でなかったり、また、
外部電極の厚みムラによるプリント基板等での実装不良
が発生するという問題点があった。
【0007】そこで本発明は上記の従来の問題点を解決
するもので、プリント基板のランド部への実装性を安定
した、さらに容易に製造可能なチップ型電子部品及びそ
の製造方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、基体に埋設された導電部材と、基体に設けられ、導
電部材と接触した外部電極とを備えた電子部品であっ
て、外部電極の表面に曲面を有し、しかも外部電極幅A
と曲面を有する電極表面高さBの比率B/Aが0.01
〜0.50とし、あるいは曲面の一部が凹凸、または山
形形状の電極領域を設けた。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、基体と、
前記基体に埋設された導電部材と前記基体に設けられ、
前記導電部材と接触した外部電極とを備え、導電部材と
接触した外部電極表面が曲面を有するチップ型電子部品
であって、外部電極幅Aと曲面を有する電極表面高さB
の比率B/Aが0.01〜0.50とした事を特徴とす
るチップ型電子部品とするによって、素子の外部電極と
プリント基板との実装性を向上させることができ、導電
性接着剤(例えば、クリーム半田)の溶融時の半田濡れ
性を高めることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、導電部材と接触し
た外部電極表面が曲面を有し、その曲面の一部に凹凸の
形状を有する領域を設ける事を特徴とする請求項1記載
のチップ型電子部品とすることによって、導電性接着剤
がリフロー炉での溶融時に強固に溶融接着されるのでプ
リント基板との実装性を向上させることができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1におい
て、曲面の一部に山形形状の領域を設ける事によって、
導電性接着剤がリフロー炉での溶融時に強固に溶融接着
されるのでプリント基板との実装性を向上させることが
できる。
【0012】請求項4記載の発明は、基体を磁性材料で
構成した請求項1記載のチップ型電子部品とすること
で、ノイズ除去機能を持たせることができる。
【0013】請求項5記載の発明は、基体を略直方体形
状とし、対向する一対の面にそれぞれ複数の外部電極を
設けたことを特徴とする請求項1記載のチップ型電子部
品とすることで、部品の転がりなどを防止でき、実装性
を向上させることができる。
【0014】請求項6記載の発明は、基体中に複数の導
電部材を設けたことを特徴とする請求項1記載のチップ
型電子部品とすることで、一つの部品で複数の機能を持
たせることができる。
【0015】請求項7記載の発明は、基体中にコイル状
の導電部材を埋設した請求項1記載のチップ型電子部品
とすることで、インダクタ成分を構成でき、ノイズ対策
等の機能を持たせることができる。
【0016】請求項8記載の発明は、フェライト粉末と
樹脂バインダーを含むフェライトシートを設ける第1の
工程と、前記シートに印刷等により導電部材による導体
パターンを設ける第2の工程と、前記シートに前記導体
パターンを電気的に接続させる導体スルーホールを設け
る第3の工程と、フェライトシートと導体パターンを設
けたシートおよび導体スルーホールを形成したシートを
積層させる第4の工程と、積層した積層体を所定の寸法
に切断する第5の工程と、前記切断した積層体を800
℃〜1200℃にて焼成する第6の工程と、積層体内の
導体パターンと接触した外部電極を設ける第7の工程
と、前記外部電極を多層構造にする第8の工程と、前記
外部電極の多層構造部分を溶融する第9の工程と、前記
外部電極の一部を加工する第10の工程を備えた電子部
品の製造方法とすることで、素子の形状や外観が品質的
に安定するので、簡便な工程で連続的に大量に製造でき
るという作用を有する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について具体例
を図面を参照しながら説明する。
【0018】図1〜図3はそれぞれ本発明の実施の形態
における電子部品の斜視図、上面図、透視斜視図であ
る。
【0019】図1〜図3において、21は基体で、基体
21は略直方体もしくは略立方体に形成され、特に好ま
しくは、略直方体状の形状にすることが実装性の面で優
れており、しかも断面形状を長方形状とすることが、回
路基板等に実装した際に取り付け高さを低くすることが
できるので、電子機器等の小型化を行うことができる。
【0020】また、基体21は磁性材料や非磁性材料で
構成されているが、特に高いインピーダンス値が必要な
電子部品の場合には磁性材料が好適に用いられ、低いイ
ンピーダンス値が必要な場合には、非磁性材料が好適に
用いられる。
【0021】基体21に磁性材料を用いる場合には、フ
ェライト等の酸化物磁性材料の焼成体が好適に用いら
れ、特にフェライト材料の中でも、Ni―Zn系のフェ
ライトを用いる事が好ましく、Fe23―NiO−Zn
O系のフェライト材料の具体的構成では、40〜60m
ol%:10〜30mol%:20〜40mol%と
し、時にはこの組成で構成された材料に所定の添加物
(Cu等)を外割で所定量配合しても良く、比透磁率が
約400、固有抵抗値が106Ω・cmと大きく良好な
インピーダンス値を得ることができる。
【0022】31は基体21の端面4Aと端面4Bの間
に設けられた導電部材で、導電部材31は、銀、銅、ニ
ッケル、金の少なくとも一つから構成することが好まし
い。特にこの中でも、銀単体か銀合金(例えば、銀―パ
ラジウム)で構成することが好ましい。また導電部材3
1は、コイル状に構成され、線幅が3〜200μm、線
厚み1〜80μmの略長方形状の線材が好適に用いられ
ており、このコイル状の導電部材31は、導体スルーホ
ール6を介在して複数枚接続されている。
【0023】41は基体21の両端面4A、4Bにそれ
ぞれ設けられ、導電部材31と電気的に接触した外部電
極で、外部電極41は端面4A、4Bと上下面4c、4
dの一部に設けられた構成となっており、この構成によ
って回路基板等との接触面積を大きくすることができ、
ランドなどとの接合性を向上させることができる。さら
に、外部電極41の表面が曲面を有しているので、半田
等の溶融接合が良好となる。
【0024】ここで、導電部材31と接触した外部電極
幅Aと曲面を有する電極表面高さBの比率B/Aが0.
01〜0.50が好ましい。0.01以下では半田の溶
融接合が悪く、0.50以上ではプリント基板への実装
時に個々の端子間で半田のぬれ性が不均一になり、その
結果素子がプリント基板上のランド面に立つという現象
が生じ好ましくない。
【0025】また、外部電極41の曲面の一部に図4に
示す凹凸形状の領域を設けることが好ましい。この構成
によって、半田との溶融接合面積が増して実装性が向上
する。
【0026】また、外部電極41の曲面の一部に図5に
示す山形形状の領域を設けることが好ましい。この構成
によって、半田との溶融接合面積が増して実装性が向上
する。
【0027】特に、この様に外部電極41の形状を規定
することで、対向する側面にそれぞれ複数の外部電極4
1を形成する場合に有効である。すなわち、外部電極4
1がたくさん存在することによって、一つのチップ型電
子部品を実装した場合に、接合ポイントが増加し、その
結果各接合ポイントにおける確実な接合が要求される。
従って上述のとおり、外部電極41の形状を規定するこ
とで、確実な外部電極41とランドとの接合を実現で
き、例えば4つ以上の外部電極41を有するチップ部品
において、確実な実装を行うことができ、実装不良を低
減させることができる。
【0028】ここで、プリント基板上のランド部での半
田との密着強度、および半田のぬれ性の値を(表1)、
(表2)に示す。
【0029】
【表1】
【0030】(表1)の結果より、本実施の形態の電子
部品が比較例のものに較べ、電極密着強度が約30%向
上していることから、優れた実装性を有する電子部品を
得ることができた。
【0031】また、半田のぬれ性は、メニスコグラフ法
によりゼロクロスタイムを測定し評価した。測定には、
本実施の形態の電子部品、および比較例の素子を予め1
20℃、2気圧にて2.5時間前処理を行い電極表面を
酸化させたものを試験した。
【0032】
【表2】
【0033】(表2)の結果から本実施の形態の電子部
品が通常比較例の素子に較べゼロクロスタイムが短いこ
とがわかる。これは、半田ぬれ性が良好であることを示
している。
【0034】外部電極41の構成材料としては、銀、
金、銅、ニッケル、スズの少なくとも一つかそれらの合
金が好適に用いられる。更に、半田等の接合材や、Sn
単体もしくはSnとAg、Cu、Zn、Bi、Inの少
なくとも一つから構成される鉛フリー半田等も好適に用
いられる。また、外部電極41を多層構造とすることも
できる。例えば、銀などの導電性金属を塗布して焼き付
け、その上に、耐食性を向上させるためにNi−Snや
Ni−Cr膜を設け、その上に半田や鉛フリー半田等を
設ける。
【0035】最も一般的に用いられるものが、銀単体或
いは銀と他の合金を端面4A、4B、4c、4dに塗布
して焼き付ける方法が用いられ、この様な構成によっ
て、製法が簡単で、生産性などを向上させることができ
る。
【0036】以上の様に構成された、電子部品につい
て、以下その製造方法について説明する。
【0037】まず、第1の工程としてブチラール等の樹
脂とフタール酸系の可塑剤等と酢酸ブチル等の溶剤とを
溶解させたビークルとNi、Zn、Cu、系等のフェラ
イト粉末とを混練してなる磁性体スラリーをPET等の
支持体の上面にドクターブレード法等のシート成形方法
により塗布し、その後連続して乾燥を行い図6のセラミ
ックシート7Aを得る。
【0038】次に第2の工程として、セラミックシート
7Aに銀または銀パラジウム等の導電材料をスクリーン
印刷等の方法により所定のパターンを形成し、導体パタ
ーン77が形成されたセラミックシート7B得る。
【0039】次に第3の工程として、セラミックシート
7Aにパンチング等により直径約0.1mmの貫通孔を
形成する。この貫通孔に銀または銀パラジウム等の導電
材料をスクリーン印刷等で充填し、その後乾燥し図6の
導体スルーホール70が形成されたセラミックシート7
cを得る。
【0040】また、導体スルーホール70が形成された
セラミックシート7cにも銀または銀パラジウム等の導
電材料をスクリーン印刷等の方法により所定のパターン
を形成し、導体パターン77を形成する。このとき導体
スルーホール70と導体パターン77は電気的に接合さ
れている。
【0041】次に第4の工程として、約130℃で発泡
する粘着シート上に導体が形成されていないセラミック
シート7Aを積層しPET等の支持体を剥離する。その
上にセラミックシート同士が接するようにセラミックシ
ート7Aを置き約60℃から120℃で熱圧着して積層
しPET等の支持体を剥離する。この積層を数回繰り返
した後、導体スルーホール70が形成されたセラミック
シート7cの導体パターン77を形成したセラミックシ
ート7Aを同様の方法にて積層する。
【0042】次に導体パターン77を形成したセラミッ
クシート7Bを同様の方法にて積層する。このとき下部
の導体パターン77と導体スルーホール70は電気的に
接合されている。
【0043】次にそれらが積層された上にセラミックシ
ート7Aを同様の方法で圧着積層させ、積層体を得る。
【0044】以上、図6での製造方法は、わかりやすく
説明するために1個の素子を解体した場合であり、実際
の製造では、素子を複数個取りできるように導体パター
ン77、導体スルーホール70がそれぞれ複数個取りで
きるようにして設計製造している。
【0045】次に第5の工程として、複数個取りされる
この積層体を所定のサイズの個片に切断し、発泡シート
を約130℃で約5分間加熱発泡させた後、個片にばら
し、これらをセラミック等のさやに所定量入れ、約90
0℃で3時間焼成した。
【0046】次に第6の工程として、焼結体の対向する
端面に図6の導電パターン77と電気的に接続するよう
に銀等の導電ペーストを塗布・乾燥し約850℃で焼成
して図1に示すような外部電極41を形成する。
【0047】次に第7の工程として、必要に応じて外部
電極を覆うようにニッケル−スズめっき、半田めっき等
を施して外部電極を多層構造にした。
【0048】次に第8の工程として、リフロー炉で約2
60℃にて外部電極の多層構造部分を溶融して曲面を有
する外部電極を得た。
【0049】次に第9の工程として、外部電極の曲面の
一部を凹凸、山形形状に加工して、電子部品20を作製
した。
【0050】
【発明の効果】本発明は、基体に埋設された導電部材
と、基体に設けられ、導電部材と接触した外部電極とを
備えた電子部品であって、外部電極の表面に曲面を有
し、曲面の一部に凹凸、または山形形状の電極領域を設
けたことによって、導電性接着剤(クリーム半田、鉛フ
リー半田)がリフロー炉での溶融時に強固に外部電極の
曲面、および凹凸部分、山形形状部分に溶融接着される
のでプリント基板との実装性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電子部品の斜視図
【図2】本発明の実施の形態における電子部品の上面図
【図3】本発明の表面実施の形態における電子部品の透
視斜視図
【図4】本発明の実施の形態における電子部品の外部電
極を示す上面図
【図5】本発明の実施の形態における電子部品の外部電
極を示す上面図
【図6】本発明の実施の形態における製造方法の積層体
の分解斜視図
【図7】従来の電子部品の内部構造を示す透視斜視図
【符号の説明】
7A セラミックシート 7B 導体パターンを形成したセラミックシート 7c 導体スルーホールを形成したセラミックシート 21 基体 31 導電部材 41 外部電極
フロントページの続き (72)発明者 磯▲崎▼ 賢蔵 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E062 DD04 5E070 AA01 AB01 BA12 CB03 CB13 CB17 EA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体と、前記基体に埋設された導電部材と
    前記基体に設けられ、前記導電部材と接触した外部電極
    とを備え、導電部材と接触した外部電極表面が曲面を有
    するチップ型電子部品であって、外部電極幅Aと曲面を
    有する電極表面高さBの比率B/Aが0.01〜0.5
    0とした事を特徴とするチップ型電子部品。
  2. 【請求項2】導電部材と接触した外部電極表面が曲面を
    有し、その曲面の一部に凹凸の形状を有する領域を設け
    る事を特徴とする請求項1記載のチップ型電子部品。
  3. 【請求項3】導電部材と接触した外部電極表面が曲面を
    有し、その曲面の一部が山形の形状を有する領域を設け
    る事を特徴とする請求項1記載のチップ型電子部品。
  4. 【請求項4】基体を磁性材料で構成した事を特徴とする
    請求項1記載のチップ型電子部品。
  5. 【請求項5】基体を略直方体形状とし、対向する一対の
    面にそれぞれ複数の外部電極を設けた事を特徴とする請
    求項1記載のチップ型電子部品。
  6. 【請求項6】基体中に複数の導電部材を設けた事を特徴
    とする請求項1記載のチップ型電子部品。
  7. 【請求項7】基体中にコイル状の導電部材を埋設した事
    を特徴とする請求項1記載のチップ型電子部品。
  8. 【請求項8】フェライト粉末と樹脂バインダーを含むフ
    ェライトシートを設ける第1の工程と、前記シートに印
    刷等により導電部材による導体パターンを設ける第2の
    工程と、前記シートに前記導体パターンを電気的に接続
    させる導体スルーホールを設ける第3の工程と、フェラ
    イトシートと導体パターンを設けたシートおよび導体ス
    ルーホールを形成したシートを積層させる第4の工程
    と、積層した積層体を所定の寸法に切断する第5の工程
    と、前記切断した積層体を800℃〜1200℃にて焼
    成する第6の工程と、積層体内の導体パターンと接触し
    た外部電極を設ける第7の工程と、前記外部電極を多層
    構造にする第8の工程と、前記外部電極の多層構造部分
    を溶融する第9の工程と、前記外部電極の一部を加工す
    る第10の工程を備えた事を特徴とするチップ型電子部
    品の製造方法。
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