JP2002246290A - パターン形成方法 - Google Patents
パターン形成方法Info
- Publication number
- JP2002246290A JP2002246290A JP2001040618A JP2001040618A JP2002246290A JP 2002246290 A JP2002246290 A JP 2002246290A JP 2001040618 A JP2001040618 A JP 2001040618A JP 2001040618 A JP2001040618 A JP 2001040618A JP 2002246290 A JP2002246290 A JP 2002246290A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- solution
- ozone water
- ozone
- developing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/027—Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/26—Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
- G03F7/30—Imagewise removal using liquid means
- G03F7/32—Liquid compositions therefor, e.g. developers
- G03F7/322—Aqueous alkaline compositions
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/26—Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
- G03F7/38—Treatment before imagewise removal, e.g. prebaking
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
び微小領域における寸法差を抑制し、現像工程で生じる
欠陥を低減する。 【解決手段】露光された感光性レジスト膜301a,b
の表面に、酸化作用を有する酸化性液体を塗布し、該酸
化性液体により該レジスト膜の表面を酸化して酸化層3
10を形成する前処理を行う工程と、表面が酸化された
前記感光性レジスト膜に対して現像液302を供給し
て、該レジスト膜の現像を行う工程と、前記被処理基板
の表面に洗浄液を供給して、該基板を洗浄する工程とを
含む。
Description
ULSI、電子回路部品、液晶表示素子等の製造に於け
る、パターン形成方法に関する。
径化とにともない、従来の現像方法による現像起因の致
命的欠陥の発生、基板面内、チップ内でのパターン寸法
の不均一性などが大きな問題となってきている。これら
の問題に対し、一般には、現像時間の制御、現像液の改
善、リンス液の薬液化、リンス時間延長、リンス回数増
加など、プロセスをより複雑にする方向で、解決策の探
求が行われており、単純かつ効果の大きい新規プロセス
が必要とされている。
は、一般的に、被処理基板に直接現像液を吐出し現像を
開始するか、純水を吐出し低回転で振り切り基板表面に
薄い水の層を形成させ、予め基板をぬらすことで見かけ
上被処理基板表面の現像液に対するぬれ性を向上させた
後、現像液と基板上に吐出し、現像を行う方法が用いら
れている。
ぬらすことで基板上で現像液がはじかれることがある程
度防ぐことができ、面内均一性を向上させることができ
た。しかし、加工寸法の微細化に伴い、従来法では解決
できない、微小領域での寸法の差の問題が発生し、現像
をより精密に行う必要がでている。また、現像起因によ
る欠陥が多数発生し、歩留まり低下をもたらす重大な問
題となっている。従来の現像工程では、これらの問題を
解決しえず、純水による前処理ではこれらの問題に対
し、全く効果を示さない。
体素子の寸法の微細化と基板の大口径化とにともない、
現像工程における微小領域の寸法差および基板面内全域
での寸法差が生じ、現像をより精密に行う必要があっ
た。また、現像により発生する致命的欠陥を削減する必
要があった。
パターンの基板全域および微小領域における寸法差を抑
制し、現像工程における欠陥を低減し得るパターン形成
方法を提供することにある。
目的を達成するために以下のように構成されている。
理基板上に感光性レジスト膜を塗布する工程と、前記感
光性レジスト膜に対して露光を行う工程と、露光された
感光性レジスト膜の表面に、酸化作用を有する酸化性液
体を塗布し、該酸化性液体により該レジスト膜の表面を
酸化して酸化層を形成する前処理を行う工程と、表面が
酸化された前記感光性レジスト膜に対して現像液を供給
して、該レジスト膜の現像を行う工程と、前記被処理基
板の表面に洗浄液を供給して、該基板を洗浄する工程と
を含むことを特徴とする。
する酸化性液体を晒して、感光性レジスト膜表面を酸化
することにより、現像工程において、現像液中に存在す
るイオン分子、パーティクル分子とレジスト表面との間
に働く相互作用を変化させることができる。マクロな立
場からみると、基板上の露光部と非露光部のレジスト膜
表面の接触角を変化させることを意味し、この結果、局
所的な領域内での非露光部に対する露光部の面積比の大
小により生じる現像初期の現像速度の差を低減し、現像
初期の現像液流動の速度、方向を均一にすることができ
る。現像中の生成される溶解生成物は現像液の流動に乗
り、現像液とともに流れるが、現像液の流れを制御する
ことにより、結果的に現像中に発生する生成物を制御す
ることができる。
を有する液体としてレジストを侵蝕しない程度の低濃度
オゾン水を用い、現像前のレジスト表面改質によりレジ
スト表面の接触角を低下させることで、現像により発生
する有機物パーティクルの表面の分子とレジスト表面分
子との間に現像液または洗浄液を介して生じる相互作用
の効果を低下させ、現像中及び洗浄中の有機物パーティ
クルの付着を防ぐことで歩留まり向上に著しい効果があ
る。
パターンの均一性を著しく向上させ、また、現像工程に
おける致命的欠陥の発生を著しく低減することができ
る。したがって、現像工程での歩留まりを大幅に向上さ
せることができる。
前記前処理は、前記感光性レジスト膜に対する前記現像
液及び洗浄液の接触角が低下するまで行うこと。前記前
処理では、前記酸化層は、該レジスト膜の深さ方向に5
nm以上形成されないようにすること。前記酸化性液体
として、オゾンの濃度が5ppm以下の水溶液を用いる
こと。前記酸化層内の前記感光性レジスト膜を構成する
高分子が前記酸化性液体により分解された侵蝕層が形成
されないこと。
記酸化層内の該レジスト膜を構成する高分子が分解され
た侵蝕層が、該レジスト膜の深さ方向に5nm未満形成
される工程であって、前記感光性レジスト膜上に前記現
像液を供給する際、前記侵蝕層に該現像液が染みこんだ
膨潤層を形成する工程と、前記洗浄液を被処理基板上に
供給し、前記膨潤層を剥離する工程とを含むこと。現像
時に侵蝕領域に対してレジスト表層に現像液を染み込ま
せて薄い膨潤層を形成し、洗浄時に該膨潤層を剥離する
ことにより、有機物パーティクルがレジスト表面に付着
することを防ぐことで歩留まり向上に著しい効果があ
る。
給を行う際、前記感光性レジスト膜表面に対して現像液
吐出ノズルから現像液を供給しつつ、前記被処理基板と
前記現像液吐出ノズルとを相対的に移動させて、現像液
膜を形成すること。
ノズルから現像液を供給しつつ、前記被処理基板と前記
現像液吐出ノズルとを相対的に移動させて現像液を供給
するスキャン現像における現像時間の均一化、現像初期
における液流動の抑制、局所的な領域における露光部非
露光部の面積比の大小により生じる現像速度差の低減に
よる、基板面内でのレジスト加工寸法の均一化に著しい
効果を有する。
性液体からなる液膜を薄膜化する工程と、薄膜化された
液膜が形成された状態で前記現像液膜の形成を行うこ
と。被処理基板上に僅かに液膜を残し、液膜上にアルカ
リ液を供給することによって、現像液中のアルカリイオ
ンを失活させることができ、それにより現像吐出開始端
と現像吐出終端における現像時間の差の緩和させて、現
像開始時間を面内で揃えることができ、現像を均一に行
うことができる。
使用したオゾン水中に残存するオゾンを速やかに分解し
て排出する手段は以下のように構成されている。
薬液処理方法は、主面に薄膜が形成された被処理基板の
外部に設けられた薬液保持部にアルカリ溶液を供給する
工程と、前記被処理基板の主面上に、オゾンを含む水溶
液であるオゾン水を供給して前記薄膜の表面を改質しつ
つ、改質に用いられたオゾン水を、前記アルカリ溶液が
保持されている前記薬液保持部に誘導する工程と、前記
薬液保持部に誘導されたオゾン水中のオゾンを、該薬液
保持部に保持されているアルカリ溶液により分解する工
程と、前記アルカリ溶液と、オゾンが分解されたオゾン
水とを前記薬液保持部から排出する工程とを含むことを
特徴とする。例えば、現像前に被処理基板主面上の薄膜
の表面改質に用いられたオゾン水を処理することができ
る。
に薄膜が形成された被処理基板の外部に設けられた薬液
保持部にアルカリ溶液を供給する工程と、前記被処理基
板の主面上に、オゾンを含む水溶液であるオゾン水を供
給して前記薄膜の表面を改質しつつ、改質に用いられた
オゾン水を前記アルカリ溶液が保持されている薬液保持
部に誘導する工程と、前記薬液保持部に誘導されたオゾ
ン水中のオゾンを、該薬液保持部に保持されているアル
カリ溶液により分解する工程と、表面が改質された前記
被処理基板の主面上にアルカリ溶液を供給し、該アルカ
リ溶液により該薄膜を選択的にエッチングしつつ、エッ
チングに用いられたアルカリ溶液を前記薬液保持部に保
持する工程と、前記アルカリ溶液と、オゾンが分解され
たオゾン水とを前記薬液保持部から排出する工程とを含
むことを特徴とする。現像前に被処理基板主面上の薄膜
の表面改質に用いられたオゾン水の処理を行うことがで
きる。
に薄膜が形成された被処理基板の主面上にアルカリ溶液
を供給し、該アルカリ溶液により該薄膜を選択的にエッ
チングする工程と、前記エッチングに用いられたアルカ
リ溶液を前記被処理基板の外部に設けられた薬液保持部
に保持する工程と、エッチングが行われた前記被処理基
板の主面にオゾンを含む水溶液であるオゾン水を供給し
て該基板主面を洗浄しつつ、洗浄に用いられたオゾン水
を前記薬液保持部に誘導する工程と、前記薬液保持部に
誘導されたオゾン水中のオゾンを、該薬液保持部に保持
されているアルカリ溶液により分解する工程と、洗浄が
行われた前記被処理基板を乾燥させる工程と、前記アル
カリ溶液と、オゾンが分解されたオゾン水とを前記薬液
保持部から排出する工程とを含むことを特徴とする。
オゾン水の処理を行うことができる。
に薄膜が形成された被処理基板の外部に設けられた薬液
保持部にアルカリ溶液を供給する工程と、前記被処理基
板の主面上にオゾンを含む水溶液であるオゾン水を供給
して前記薄膜の表面を改質しつつ、改質に用いられたオ
ゾン水を前記アルカリ溶液が保持されている前記薬液保
持部に誘導する工程と、前記薄膜が改質された前記被処
理基板の主面上にアルカリ溶液を供給して該薄膜を選択
的にエッチングしつつ、エッチングに用いられたアルカ
リ溶液を前記薬液保持部に保持する工程と、前記薄膜が
エッチングされた前記被処理基板主面をオゾン水にさら
して洗浄しつつ、洗浄に用いられたオゾン水を前記薬液
保持部に誘導する工程と、前記薬液保持部に誘導された
オゾン水中のオゾンを、該薬液保持部に保持されている
アルカリ溶液により分解する工程と、洗浄された前記被
処理基板を乾燥させる工程と、前記アルカリ溶液と、オ
ゾンが分解されたオゾン水とを前記薬液保持部から排出
する工程とを含むことを特徴とする。現像前に被処理基
板主面上の薄膜の表面改質、更に現像後のリンス工程に
用いられたオゾン水の処理を行うことができる。
を参照して説明する。
る。図1は、本発明の第1の実施形態に係わる薬液塗布
装置の概略構成を示す図である。図1に示すように、表
面に被処理基板100が固定される固定台101が、固
定台101を回転させる回転機構102に接続されてい
る。固定台101上には被処理基板100表面に対して
オゾン水、現像液、洗浄液等の薬液を吐出する薬液供給
ノズル103が設けられている。薬液供給ノズル103
は駆動機構により駆動され、被処理基板に対して相対的
に移動する。薬液供給ノズル103の相対的な移動に伴
い、薬液を被処理基板100上に吐出することによっ
て、被処理基板上に薬液が塗布される。
持ち、オゾン水、現像液、洗浄液(純水)はそれぞれ独
立のノズルから供給される。また、薬液供給ノズル10
3は薬液吐出時、基板周外から被処理基板上を一方向に
走査することで薬液を供給する。
理基板100上に塗布された薬液を攪拌する攪拌機構と
して、中央に吸気孔を設けた平板状の回転円盤からなる
整流板104、及び整流板の昇降機構が設置されてい
る。
板上に均一に薬液を供給できるのであれば上記の形態に
限らない。また、攪拌機構は、現像中、現像液を攪拌す
る作用があれば上記の形態に限らない。
ン形成方法について図2〜図4を参照して説明する。図
2(a)に示すように、被処理基板100上に反射防止
膜、化学増幅型レジストを塗布し、KrFエキシマレーザ
ーを用いて露光用マスクを介し所望のパターンを縮小投
影露光する。被処理基板基板を熱処理(PEB)し、現
像ユニットへ搬送した後、固定台101にて保持する。
基板100表面に、薬液供給ノズル103から2ppm
程度の低濃度オゾン水を吐出しオゾン水液膜201形成
して、基板100表面全体をオゾン水に5〜30秒間晒
すことによりレジスト表面のみ僅かに酸化させる。
機構102により被処理基板100を2000rpmで
回転させることで、被処理基板100上に形成されたオ
ゾン水液膜201を除去する。
給ノズル103からカーテン状に現像液を吐出させつ
つ、薬液供給ノズルを基板100の一方の端から他方の
端の走査させることで、被処理基板100表面に現像液
膜202を形成し、被処理基板上のレジスト膜の現像を
30〜45秒間行う。従来現像を行うのに60秒間必要
であったが、オゾン水前処理を行うことで現像時間が3
0〜45秒間で行うことが出来た。
スト膜に所望のパターンが得られる時間が経過した後、
洗浄ノズルより超純水を被処理基板上へ吐出し、現像を
停止させ、現像液及び溶解生成物等を洗い流す。次い
で、純水による洗浄を10秒間行った後、図3(f)に
示すように、回転機構102により被処理基板100を
高速回転させて表面の純水203’を振り切る。そし
て、図4(g)に示すように、被処理基板100表面を
乾燥させ、現像工程を終了する。
レジスト表面は酸化される。この結果、レジストの表面
にカルボン酸が多く形成され、純水及び現像液に対して
ぬれ性が増し、より親水性なレジスト表面に改質され
る。現像および洗浄に関し以下に示す作用及び効果があ
る。
作用および効果を説明する。現像液に対するオゾン水前
処理の効果は、現像の極めて初期段階、現像液がレジス
ト表面に触れる過程において顕著に現れる。通常、図5
に示すように、露光済みのレジスト301a(露光
部),301b(非露光部)に直接現像液302を盛る
場合、現像液の分子であるアルカリイオン303は、レ
ジスト表面の分子との間に働く分子間相互作用により、
特に非露光部301bより強い斥力を受ける。そのた
め、現像液302はレジスト301bの非露光部表面か
らはじかれ、周辺に広い非露光部を有する露光部301
aは非処理基板面全域でみると現像開始時間に差が生
じ、レジスト上各点での現像時間にバラツキを発生させ
る。
後の現像液の流れる方向と流速に影響を与える。この流
れに現像中に現像により発生するレジスト中からの溶解
生成物が乗り、溶解生成物が基板内をわずかに運搬され
る。これらの要因により、現像後のパターンの寸法に基
板面内で不均一性が生じる。
現像前にレジスト表面の酸化処理を行うことにより、レ
ジスト301a,bの表面に酸化層310が形成され
る。図6(b)に示すように、酸化層310に対する現
像液302の接触角はレジストより低いので、レジスト
301、表面分子と現像液中のアルカリイオン303と
の分子間相互作用は弱まり、現像液吐出直後に現像液が
レジスト表面ではじかれることがなくなり、現像ムラ、
現像時間のバラツキが発生することを防ぐ。
の現像液に対する溶解速度の著しい違いと表面での接触
角の違いから、基板上での現像液の流れに対して実効的
な抵抗摩擦が生じ、現像液流の流速、方向にバラツキが
生じ、基板上で現像のバラツキを発生させる。オゾン水
処理により露光部、非露光部とも酸化させることで露光
部、非露光部間の接触角の差を低減し、実効的な抵抗摩
擦を小さくすることができる。このため、現像液の流れ
が整流化され、基板面内でのパターンの寸法均一性が向
上する。
密に入り混じったパターン領域において、本来なら現像
が速やかに進行すべき露光部パターンに対し、その近接
する非露光部パターンによる現像液中のアルカリイオン
に対する分子間の斥力および露後部からの引力により、
密なパターン領域上で、アルカリイオンには下方の露光
部パターンへ動く力よりも、むしろその領域を滑るよう
に横方向へ流動する力が大きく作用する。結果的に現像
初期において現像液はパターンの密な領域ではじかれる
現象が起こり、アルカリイオンの浸透が妨げられ、露光
部と非露光部とが密に入り混じっていないパターン領域
と比較して現像後のパターンの寸法に違いを生じる。
ることで、被処理基板のレジスト表面は露後部及び非露
光部に拘わらず酸化し、現像液に対する接触角を低下さ
せることで、現像液中のアルカリイオンに対し、非露光
部からの分子間相互作用による斥力は弱まる。このた
め、現像液は露光部、非露光部の密に入り混じった微細
パターン領域上ではじかれることなく、露光部に対し、
速やかに現像を行うことができる。この結果、従来問題
になっていた微細パターンにおける露光部、非露光部の
密に入り混じった領域と密でない領域との寸法差の発生
を防ぐことができる。
成されてから現像液がレジスト表面を浸透し実質的な現
像が開始されるまでの時間を、オゾン水処理によりレジ
スト表面からの浸透を早められるため、短縮されること
になる。このため、現像工程でのスループットが向上す
る。
基板上レジストパターン(0.15μmL/S、0.1
8μmL/S)の被処理基板面内での寸法バラツキのオ
ゾン水処理時間に対する変化を、図7に示す。オゾン水
処理を施すことにより、明らかに3σ値の低下がみられ
た。
面内均一性向上の結果を表1に示す。
処理を行って形成されたレジストの寸法バラツキの3σ
と従来の方法で形成されたレジストの寸法バラツキの3
σとの比を100分率で表したものである。表1に示す
ように、オゾン水処理により基板面内での寸法バラツキ
が従来法で形成されたものに比べて70%以下に低減さ
れたことが分かる。
ジスト膜の表面に酸化されて酸化層が形成されるだけで
はなく、該酸化層内ではレジスト膜を構成する高分子が
分解され、酸化層が侵蝕層となる。侵蝕層(酸化層)が
5nm以上形成されると、現像時に現像が必要以上に促
進され、現像工程後のエッチング工程におけるマスクと
してのエッチング耐性が劣化する可能性がある。そこ
で、侵蝕層(酸化層が5nm以上形成されないように、
オゾン濃度が5ppm以下のオゾン水を用いることが好
ましい。より好ましくは、侵蝕層が形成されないことが
好ましい。
で、オゾン水によるレジスト樹脂の分解を発生させず
に、レジスト表面分子のみを酸化させることができ、現
像工程後のエッチング工程におけるマスクとしてのエッ
チング耐性に影響を与えない。
作用および効果を説明する。従来、図8に示すように、
現像の過程においてレジスト中に含まれていた有機分子
403が現像液402中に溶け出し、これらが現像液中
もしくは洗浄液中で凝集や急激なpH変化のためにより
析出し、レジスト401表面に再付着する欠陥が発生す
ることが知られている。なお、図8において。符号40
0は基板である。
くには化学薬液を使用したり、洗浄時間を長くとった
り、洗浄回数を増加したりするなどして対処されてい
る。しかし、現在行われている欠陥除去方法は、既に一
度付着してしまった欠陥を如何に取り除くかに注力して
おり、欠陥が予め発生することを前提としていて、本質
的な解決にはなっていない。有機物再付着欠陥の発生す
るメカニズムは以下のように考えられる。
いた有機分子によるパーティクルは、一般に接触角が高
いことが知られている。接触角が高いということは純水
中、あるいは現像液中で、有機パーティクルと液の分子
との界面におけるエネルギーが高いということである。
このことは、有機パーティクルの表面分子が液中で、洗
浄液(水)または現像液の分子と隣り合って存在するこ
とが、エネルギー的に安定でないことを意味する。この
ため、有機パーティクルは、よりエネルギー的に安定な
場所へ動こうとする。レジスト表面の接触角が高い場
合、レジスト表面と水または現像液の界面でやはりエネ
ルギーは高く、不安定となる。液中に存在している有機
パーティクルが接触角の高いレジストの表面近傍まで来
た場合、有機パーティクルの表面分子は、隣接して水分
子、現像液分子を配するよりも、レジスト表面と隣接し
たほうがエネルギー的に得であり、安定である。レジス
ト表面分子も、隣接して水分子または現像液分子を配す
ることより、有機パーティクルの分子を配したほうがよ
りエネルギー的に安定となる。この結果、有機パーティ
クルはレジスト表面に付着する。
を行うことにより、現像前にレジスト表面が酸化され、
純水及び現像液に対して接触角を低くする効果が確認さ
れている。オゾン水処理により接触角の低くなったレジ
スト表面では、親水性が増し、レジスト表面分子に隣接
して水分子、現像液分子を配したとき、その界面におけ
るエネルギーは低下し、エネルギー的により安定とな
る。このため、図9に示すように、現像液402中で有
機パーティクル403がレジスト401状の酸化層41
0付近に接近した場合、水分子または現像液分子と隣接
するのと、有機パーティクル分子と隣接する場合のどち
らがエネルギー的に得になるかのトレードオフになり、
水分子または現像液分子と隣接したほうがエネルギー的
に安定な場合には、レジスト表面に有機パーティクルは
付着しなくなる。このため、有機物再付着による欠陥は
著しく低減される。
ードオフを利用し、レジスト表面分子が有機パーティク
ル分子と隣接するより水分子または現像液分子と隣接す
るほうが安定となるようにすることにより有機物付着欠
陥を低減する。この技術は従来技術と比べ、付着欠陥を
発生させないため、洗浄時間の大幅な短縮を実現するこ
とが可能である。また、従来技術と比べ、化学薬液を使
用しない点で環境性に優れている。しかし僅かに水中に
残存するオゾン水は大気中へ拡散するため、大量に使用
する場合は、オゾン水のオゾンを分解することが好まし
い。オゾン水を分解して排出する場合には第4の実施形
態のような手段を行うことが望ましい。
低減の結果を図10に示す。本実施形態により致命的欠
陥となる有機物付着欠陥を完全に除去することができた
ことがわかる。
基板に対し、レジスト膜の現像液に対する接触角の測定
を行った。結果を図11,12,13に示す。図11
は、オゾン水処理時間に対する現像液の接触角変化であ
る。測定は露光部と非露光部に対して行った。オゾン水
処理時間0秒すなわち未処理基板では、露光部と非露光
部との接触角の差が10度弱見受けられるが、15秒後
にはその差はほぼ0になった。
理無し基板、オゾン水30秒処理基板の現像液滴下から
の経過時間に対する接触角である。図12に示すよう
に、オゾン水処理のない場合では、現像液滴下直後10
度程度の接触角の差が見受けら、時間とともにその差は
減少はしているものの、その差は0にならなかった。一
方、図13に示すように、オゾン水処理を30秒間行っ
た基板では、現像液適下開始直後から露光部と非露光部
の接触角の差はなかった。以上の結果から、本発明のオ
ゾン水処理による現像工程へ著しい効果が定量的に裏付
けられた。
2ppmとし、5〜30秒間処理を行ったが、レジスト
にダメージを与えず、本実施形態記載の効果を有する濃
度ならば、本実施形態記載の値に依らない。
体としてオゾン水を用いたが、同様にレジスト表面を5
nm以上侵蝕しない、酸化作用を有する液体であれば、
オゾン水に限らない。例えば、酸素、一酸化炭素などを
含む水溶液や過酸化水素水などを用いても良い。
して本実施形態のレジスト膜形成方法について説明す
る。先ず、被処理基板100上に反射防止膜、化学増幅
型レジストを塗布し、KrFエキシマレーザーを用い、露
光用レチクルを介し所望のパターンを縮小投影露光す
る。該基板を熱処理し、現像ユニットへ搬送した後、支
持台にて保持する(図14(a))。
供給ノズル103から吐出被処理基板上に2ppm程度
の低濃度オゾン水を吐出してオゾン水液膜201を形成
し、基板表面全体をオゾン水により5〜30秒間晒し、
レジストの表面を僅かに酸化させる(図14(b))。
で2〜5秒間回転させることでオゾン水201を振り切
りにより基板上に形成されたオゾン水液膜201を大部
分除去し、数ミクロンから数十ミクロン程度のオゾン水
液膜201を基板上に残す(図14(c))。
ン状に現像液を吐出させつつ、薬液供給ノズル103を
基板100の一方の端から他方の端の走査させることで
基板上に厚さ500μm程度の現像液膜202を形成す
る(図15(d))。
アルカリイオンを除去し、かつ現像中に発生するレジス
ト溶解生成物等を局所的に停滞させないために、被処理
基板上の現像液とオゾン水の攪拌を行う(図15
(e))。現像液及びオゾン水201,202の攪拌
は、基板上に中央に吸気孔を持つ整流板104を基板1
00上から適当な高さで回転させることで、被処理基板
100表面に気流を発生させることで行った。
後、薬液供給ノズル103より超純水を被処理基板10
0上へ吐出して現像を停止させ、現像液及び溶解生成物
等を洗い流す(図15(f))。
理基板100を高速回転させ、乾燥させる(図16
(g))。以上により現像工程を終了する(図16
(h))。
上に配置された吸気孔を有する整流板を用いたが、同様
の効果があれば攪拌機構の形態は問わない。たとえば他
の攪拌機構として、基板自体を回転させ、その上にある
現像液を攪拌する機構や、基板上に不活性ガスを吹き付
けることにより現像液を攪拌する機構などが同様の効果
を有するものとして考えられる。
1の実施形態と同様であるが、さらに、現像初期におい
て基板上にオゾン水液膜が数十μm程度形成されている
ことにより、基板上での現像開始時間の差を緩和する効
果がある。薬液供給ノズルからカーテン状に現像液を吐
出させつつ、ノズルを基板の一方の端から他方の端の走
査させることで、基板上に現像液膜を形成させた場合、
基板上で走査開始端と走査終了端において、現像時間の
差が発生し、パターンの寸法に影響がでる。
失活させうる低濃度オゾン水液膜を形成しておくことに
より、現像液吐出開始時には、基板上のオゾン水により
アルカリイオンを失活させ、現像開始時間を遅らせ、現
像液吐出終端付近では、すでに基板上のオゾン水がアル
カリにより失活し、現像液吐出の走査開始端と終端とで
生じる現像時間差を緩和することができる。
し、現像中に攪拌を行うことで、基板上の薬液が効果的
に流動しうる膜厚500μm程度の、少量の現像液量を
供給するだけですみ、化学薬液の使用量を低減すること
ができる。
mとし、10秒間処理を行ったが、レジストにダメージ
を与えず、本実施形態記載の効果を有する濃度ならば、
本実施形態記載の値に依らない。
形成方法は第1の実施形態と同様なので、図示を省略す
る。
ジストを塗布し、KrFエキシマレーザーを用い、露光
用レチクルを介し所望のパターンを縮小投影露光する。
該基板を熱処理し、現像ユニットへ搬送した後、支持台
にて保持する。本実施形態では、ここで吐出被処理基板
上に、第1,第2の実施形態よりも濃度が高い、3pp
m程度の低濃度オゾン水を吐出し、基板表面全体をオゾ
ン水により酸化させる。引き続き、基板を2000rp
mで回転させることで振り切りにより基板上に形成され
たオゾン水の液膜を除去する。
現像液を吐出させつつ、直線状に薬液供給ノズルを基板
の一方の端から他方の端の走査させることで基板上に現
像液膜を形成する。所望のパターンが得られる時間が経
過した後、洗浄ノズルより超純水を被処理基板上へ吐出
し、現像を停止させ、現像液及び溶解生成物等を洗い流
す。10秒間純水により洗浄した後、基板を高速回転さ
せ、乾燥させる。
実施形態と同様である。本実施形態では、さらに追加と
して、以下に記す効果を有する。すなわち、本実施形態
では、オゾン水のオゾン濃度が第1の実施形態に比べ高
いため、オゾン水処理により、レジスト表面は第1の実
施形態の場合よりもより、酸化された分子が多く、レジ
スト表面の高分子が分解される割合が高くなっている。
レジスト表面の非露光部に対してその表層にアルカリ現
像液が浸透し、レジスト501の表面に僅かに膨潤層5
02が形成される。現像から引き続き純水による洗浄を
開始する段階で、アルカリの濃度が急激に下がることに
より、レジスト上に形成されている膨潤層502中のア
ルカリが再び洗浄液503中へ拡散しようとする。この
ときに作用する力により、レジスト501表層の膨潤層
502を剥離し、レジスト501上に付着しているあら
ゆる欠陥を除去することができる。
より溶けきらず、数μm程度の大きさでレジスト表面に
付着する欠陥がみられたが、本実施形態では、このよう
な欠陥が全く見つからなかった。
mとし、5〜30秒間処理を行ったが、レジスト表面を
わずかに膨潤させるのみでそれ以上にダメージを与え
ず、本実施形態に記載された効果を有する濃度ならば、
本実施形態に記載された値に依らない。
法に係る実施形態を述べる。
スの現像工程では、現像液を被処理基板の主面に対して
供給する際、その前工程で露光した部分と露光しない部
分の表面状態の差により現像液の流動が生じたり、現像
遅れが生じたりすることにより、加工寸法精度が悪いと
いう問題があった。また、現像液が薄膜をエッチングす
ることで生じる溶解生成物に起因した欠陥が生じ、歩留
まりが低下するという問題があった。
表面をオゾン水に晒して表面状態の差をなくすことが行
われている。また、現像後のパターンをオゾン水に晒し
て、薄膜に付着した溶解生成物を酸化除去するなどの手
法が行われてきた。オゾン水は現像工程に対して非常に
大きい効果をもたらす反面、下流の配管を腐食させると
いう問題や、排水として河川に流された場合に環境への
負荷が大きいことが問題であった。
000−12535号ではオゾン廃液にアルカリ性薬品
を添加する手法が記載されている。しかし、この手法で
はアルカリ性薬品を添加する前にオゾン廃液からオゾン
が大気中に廃棄され、オゾンを完全に分解するとは言い
がたかった。
た後のオゾン水の廃液処理方法について、図18〜図2
0を用いて説明する。なお、以下のオゾン水処理は、第
1〜第3の実施形態で説明したオゾン水処理に限るもの
ではない。本実施形態は、半導体製造工程にあるシリコ
ン基板主面に下地加工のためのマスク材として有機感光
性樹脂膜が形成されたもので、有機感光性樹脂膜の選択
的な加工を行う手法に関する。
m)に感度を有する化学増幅型レジストが用いられ、A
rF露光装置により配線加工用パターンが転写されたも
ので、露光後に130℃の加熱処理を施したものであ
る。
00を現像装置の基板保持部601に載置した。基板保
持部601には回転機構が設けられており、被処理基板
600を回転させることができる。被処理基板600の
周囲にはインナーカップ602とアウターカップ603
とからなるカップが設けられている。カップにはアルカ
リ現像液供給口604と、カップの底にたまった溶液を
排出させるための弁606とが設けられている。
の現像液に対する親和性の差が大きいため、このまま現
像すると、液供給時に親和性の差により液移動が生じて
最終的に得られる寸法の均一性及び露光面積差に伴う寸
法変動が生じることが予想された。そこで、現像液を供
給する前に、オゾン水を用いて表面を僅かに酸化させ
て、露光部と非露光部の親和性の差を小さくする第1の
オゾン水処理工程を施した。
管に流すと、排水管内でオゾンが発生し、それが排水管
と接続している他の装置に悪影響を及ぼすことが懸念さ
れた。そこで、弁606を閉じた状態で、アルカリ現像
液供給口604からアルカリ現像液をカップ側面から基
板に触れることなく注ぎ、カップの底にアルカリ現像液
607の溜りを形成した次いで、図18(b)に示すよ
うに、基板保持部601の回転機構により、被処理基板
600を回転させつつ、被処理基板600主面上に、オ
ゾン水供給ノズル608から2ppmのオゾン水609
を供給する。被処理基板600主面上に供給されたオゾ
ン水609は、被処理基板主面を改質したのち、被処理
基板600外周部からインナーカップ602の壁面を伝
ってカップに捨てられ、予めためられた現像液に注がれ
た。カップ内で大気中に放出されるオゾンは0.5pp
m程度であるが、予め溜められた現像液の蒸気(ミス
ト)により、大気に放出されたオゾンは直ちに分解され
た。また、現像液は強アルカリ(pH13.8程度)の
ため、注がれたオゾン水中のオゾン濃度は1秒で0.2
ppmまで減少した。
回転させて基板主面上に残留したオゾン水をカップに受
け、3秒放置の後(オゾン濃度は供給時の1/100
0:図18(c))、弁606を開放し、死活した(即
ちオゾンが殆ど全て酸素に分解された)オゾン水を含む
現像液613を排水管に廃棄した。
加順位依存性 オゾン水 vs 現像液(pH=13.8))
を示す。図21に示すように、オゾン水に現像液を添加
する(従来方法)と、現像液にオゾン水を添加する(本
発明方法)とを比べると、明らかに本発明方法を用いた
方が、処理時間の短縮を図ることが出来ることが分か
る。なお、前述した放置時間(3秒)は、図21を参照
して決定した。また、図22には、残留オゾン濃度が1
/10になるのに要する時間のpHとの関係を示した。
理基板600主面に現像液供給ノズル611から現像液
612を供給する。このとき、現像後に再度オゾン水で
基板主面の洗浄を行うことを意識してカップ下部の弁6
06を閉とし、処理に用いた現像液がカップ下部で溜ま
るようにした。現像は60秒程度行った。
理基板600を回転させて現像液を振りきりカップの底
に現像液612を溜めながら(図19(e))、被処理
基板600主面にオゾン水供給ノズル608からオゾン
水を供給した(第2のオゾン水処理工程)(図19
(f))。このオゾン水は、基板主面に現像により形成
された化学増幅型レジストパターン上に付着した溶解生
成物及び膨潤層を除去する目的で用いている。表面を洗
浄したオゾン水は基板主面からカップを伝い、図20
(g)に示すように、予めカップ下部にためられた処理
済現像液上に注がれる。処理を行った現像液のpHは1
3程度であるため、オゾン水中のオゾンを十分分解でき
る能力があった。このため、カップ内で大気中に生じた
オゾンはカップ内の現像液のミストと接触して分解し、
更に注がれたオゾン水中のオゾンも数秒で十分分解する
ことができた。図20(h)に示すように、カップ下部
の弁を開にして、分解したオゾン水は処理済の現像液と
共に排水管に排出したこれらの処理により110nm幅
の配線パターンを寸法精度良く、且つ、欠陥が殆どない
状態で基板主面に形成でき、更にドライエッチングを行
い、電気的特性に優れた配線を形成することができた。
また、これら一連の工程で使用したオゾンをカップ内で
ほぼ完全に分解することによりオゾンを環境に放出させ
ること無く、処理を行うことができた。
の後、カップ弁を開にして廃液を廃棄したが、連続処理
を行う場合、バルブを閉状態にして廃液を溜めておき、
次の基板の第1のオゾン水処理工程終了まで保持したほ
うが、2枚目以降、第2のオゾン水処理工程に用いる現
像液を削減でき、より廃棄量を少なくすることができ環
境への負荷を低減できる。
ラインを別途設けているがこれに限るもので無く、現像
ノズルの移動によりカップ上部から供給を行うなど、様
々な形態をとることができる。また、オゾン水供給方式
や現像液供給方式もこれに限るもので無く、公開されて
いる様々な現像液供給ノズル、リンス液供給ノズル、オ
ゾン水供給ノズルとそれらの供給方法を用いることがで
きる。また、排水管に通じる弁の位置も図示した位置に
限るもので無く、適切な溜めが形成できればどのような
形態であっても良い。
にオゾン水を用いたがこれに限るものではない。露光領
域と非露光領域の現像液に対する親和性の差が小さい場
合には第1のオゾン水処理工程は行わなくて良い。ま
た、現像処理後、レジストパターンへの溶解生成物の付
着が殆ど生じない場合には第2のオゾン水処理工程は行
わなくて良い。
用例であるがこれに限るものではない。KrF(248
nm)、F2(157nm)エキシマ光を用いた露光工
程、高加速・低加速電子ビーム露光、X線露光、EUV
露光などに用いられるレジスト膜に対する現像工程にも
適用可能である。
オゾンの放出は薬液混合の順番で大きく異なる。先にオ
ゾン水がある場合には、オゾン水から大気中へオゾンの
拡散が始まるため、アルカリを供給する前に高い濃度に
なる場合があり、また、大気中に放出されたオゾンは徐
々に分解するものの、ある程度安定した状態で存在して
しまう。しかし、予めアルカリが存在し、そのアルカリ
の蒸気圧が本実施形態で用いているテトラアンモニウム
ハイドロオキサイド(TMAH)のように比較的高い場
合には、アルカリが存在する雰囲気中にもアルカリが存
在するため、そこにオゾン水が注がれると注がれた物理
的ショックで大気放出されたオゾンは大気中に予め存在
するアルカリにより分解され、また、オゾン水中のオゾ
ンもアルカリで分解され、本実施形態の如く使用済みの
オゾン水中のオゾンを効率良く分解することが可能にな
る。
の分解に限るものではなく、他のオゾン水使用工程に適
用することもできる。
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変
形して実施することが可能である。
光後の感光性レジスト膜に酸化作用を有する酸化性液体
を晒して、感光性レジスト膜表面を酸化することによ
り、現像液に対する露光部と非露光部のレジスト膜表面
の接触角を変化させ、局所的な領域内での非露光部に対
する露光部の面積比の大小により生じる現像初期の現像
速度の差を低減し、現像初期の現像液流動の速度、方向
を均一にすることにより、微小領域における寸法差を抑
制し得る。また、現像工程に起因する多数発生したパー
ティクルがレジスト膜表面に付着することを抑制し、歩
留まりの向上を図ることができる。
成を示す図。
形成方法の説明に用いる図。
形成方法の説明に用いる図。
形成方法の説明に用いる図。
ストと現像液との説明に用いる図。
処理された、レジスト膜と現像液との説明に用いる図。
バラツキに対するオゾン水処理時間を示す図。
す図。
効果を説明するための図。
減の結果示す図。
化を示す図。
過時間に対する接触角を示す図。
経過時間に対する接触角を示す図。
の説明に用いる図。
の説明に用いる図。
の説明に用いる図。
における作用・効果を説明に用いる図。
の説明に用いる図。
の説明に用いる図。
の説明に用いる図。
度の時間変化を示す図。
時間のpHとの関係を示す図。
Claims (15)
- 【請求項1】被処理基板上に感光性レジスト膜を塗布す
る工程と、 前記感光性レジスト膜に対して露光を行う工程と、 露光された感光性レジスト膜の表面に、酸化作用を有す
る酸化性液体を塗布し、該酸化性液体により該レジスト
膜の表面を酸化して酸化層を形成する前処理を行う工程
と、 表面が酸化された前記感光性レジスト膜に対して現像液
を供給して、該レジスト膜の現像を行う工程と、 前記被処理基板の表面に洗浄液を供給して、該基板を洗
浄する工程とを含むことを特徴とするパターン形成方
法。 - 【請求項2】前記前処理は、前記感光性レジスト膜に対
する前記現像液及び洗浄液の接触角が低下するまで行う
ことを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。 - 【請求項3】前記酸化性液体として、オゾン,酸素,一
酸化炭素及び過酸化水素の少なくとも一つを含む水溶液
を用いることを特徴とする請求項1に記載のパターン形
成方法。 - 【請求項4】前記前処理では、 前記酸化層は、該レジスト膜の深さ方向に5nm以上形
成されないようにすることを特徴とする請求項1に記載
のパターン形成方法。 - 【請求項5】前記酸化性液体として、オゾンの濃度が5
ppm以下の水溶液を用いることを特徴とする請求項4
に記載のパターン形成方法。 - 【請求項6】前記前処理では、前記酸化性液体により該
レジスト膜を構成する高分子が分解されないように、前
記感光性レジスト膜の表面を酸化して前記酸化層を形成
することを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方
法。 - 【請求項7】前記前処理では、前記酸化性液体により前
記酸化層内の該レジスト膜を構成する高分子が分解され
た侵蝕層が、該レジスト膜の深さ方向に5nm未満形成
される工程であって、 前記感光性レジスト膜上に前記現像液を供給する際、前
記侵蝕層に該現像液が染みこんだ膨潤層を形成する工程
と、 前記洗浄液を被処理基板上に供給し、前記膨潤層を剥離
する工程とを含むことを特徴とする請求項1又は2に記
載のパターン形成方法。 - 【請求項8】前記感光性レジスト膜に対して現像液の供
給を行う方法は、前記感光性レジスト膜表面に対して現
像液吐出ノズルから現像液を吐出しつつ、前記被処理基
板と前記現像液吐出ノズルとを相対的に移動させて、現
像液膜を形成することを特徴とする請求項1に記載のパ
ターン形成方法。 - 【請求項9】前記感光性レジスト膜の表面に供給された
前記酸化性液体を除去し、被処理基板表面を乾燥させる
ことを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。 - 【請求項10】前記酸化性液体を塗布し、塗布された酸
化性液体からなる液膜を薄膜化する工程と、 薄膜化された液膜が形成された状態で前記現像液膜の形
成を行う工程とを有する特徴とする請求項1に記載のパ
ターン形成方法。 - 【請求項11】前記現像を行う工程は、前記現像液膜の
形成後、該現像液膜を攪拌する工程を含むことを特徴と
する請求項1に記載のパターン形成方法。 - 【請求項12】主面に薄膜が形成された被処理基板の外
部に設けられた薬液保持部にアルカリ溶液を供給する工
程と、 前記被処理基板の主面上に、オゾンを含む水溶液である
オゾン水を供給して前記薄膜の表面を改質しつつ、改質
に用いられたオゾン水を、前記アルカリ溶液が保持され
ている前記薬液保持部に誘導する工程と、 前記薬液保持部に誘導されたオゾン水中のオゾンを、該
薬液保持部に保持されているアルカリ溶液により分解す
る工程と、 前記アルカリ溶液と、オゾンが分解されたオゾン水とを
前記薬液保持部から排出する工程とを含むことを特徴と
する薬液処理方法。 - 【請求項13】主面に薄膜が形成された被処理基板の外
部に設けられた薬液保持部にアルカリ溶液を供給する工
程と、 前記被処理基板の主面上に、オゾンを含む水溶液である
オゾン水を供給して前記薄膜の表面を改質しつつ、改質
に用いられたオゾン水を前記アルカリ溶液が保持されて
いる薬液保持部に誘導する工程と、 前記薬液保持部に誘導されたオゾン水中のオゾンを、該
薬液保持部に保持されているアルカリ溶液により分解す
る工程と、 表面が改質された前記被処理基板の主面上にアルカリ溶
液を供給し、該アルカリ溶液により該薄膜を選択的にエ
ッチングしつつ、エッチングに用いられたアルカリ溶液
を前記薬液保持部に保持する工程と、 前記アルカリ溶液と、オゾンが分解されたオゾン水とを
前記薬液保持部から排出する工程とを含むことを特徴と
するパターン形成方法。 - 【請求項14】主面に薄膜が形成された被処理基板の主
面上にアルカリ溶液を供給し、該アルカリ溶液により該
薄膜を選択的にエッチングする工程と、 前記エッチングに用いられたアルカリ溶液を前記被処理
基板の外部に設けられた薬液保持部に保持する工程と、 エッチングが行われた前記被処理基板の主面にオゾンを
含む水溶液であるオゾン水を供給して該基板主面を洗浄
しつつ、洗浄に用いられたオゾン水を前記薬液保持部に
誘導する工程と、 前記薬液保持部に誘導されたオゾン水中のオゾンを、該
薬液保持部に保持されているアルカリ溶液により分解す
る工程と、 洗浄が行われた前記被処理基板を乾燥させる工程と、 前記アルカリ溶液と、オゾンが分解されたオゾン水とを
前記薬液保持部から排出する工程とを含むことを特徴と
するパターン形成方法。 - 【請求項15】主面に薄膜が形成された被処理基板の外
部に設けられた薬液保持部にアルカリ溶液を供給する工
程と、 前記被処理基板の主面上にオゾンを含む水溶液であるオ
ゾン水を供給して前記薄膜の表面を改質しつつ、改質に
用いられたオゾン水を前記アルカリ溶液が保持されてい
る前記薬液保持部に誘導する工程と、 前記薄膜が改質された前記被処理基板の主面上にアルカ
リ溶液を供給して該薄膜を選択的にエッチングしつつ、
エッチングに用いられたアルカリ溶液を前記薬液保持部
に保持する工程と、 前記薄膜がエッチングされた前記被処理基板主面をオゾ
ン水にさらして洗浄しつつ、洗浄に用いられたオゾン水
を前記薬液保持部に誘導する工程と、 前記薬液保持部に誘導されたオゾン水中のオゾンを、該
薬液保持部に保持されているアルカリ溶液により分解す
る工程と、 洗浄された前記被処理基板を乾燥させる工程と、 前記アルカリ溶液と、オゾンが分解されたオゾン水とを
前記薬液保持部から排出する工程とを含むことを特徴と
するパターン形成方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001040618A JP4564186B2 (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | パターン形成方法 |
CNB02103561XA CN1220245C (zh) | 2001-02-16 | 2002-02-07 | 图形形成方法 |
TW091102155A TW538452B (en) | 2001-02-16 | 2002-02-07 | Method for forming a pattern |
KR10-2002-0008054A KR100452898B1 (ko) | 2001-02-16 | 2002-02-15 | 패턴 형성 방법 및 약액 처리 방법 |
US10/075,619 US6818387B2 (en) | 2001-02-16 | 2002-02-15 | Method of forming a pattern |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001040618A JP4564186B2 (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | パターン形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002246290A true JP2002246290A (ja) | 2002-08-30 |
JP4564186B2 JP4564186B2 (ja) | 2010-10-20 |
Family
ID=18903191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001040618A Expired - Fee Related JP4564186B2 (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | パターン形成方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6818387B2 (ja) |
JP (1) | JP4564186B2 (ja) |
KR (1) | KR100452898B1 (ja) |
CN (1) | CN1220245C (ja) |
TW (1) | TW538452B (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007173274A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2008042019A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Tokyo Electron Ltd | パターン形成方法およびパターン形成装置 |
JP2011176218A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Toshiba Corp | 基板処理方法、euvマスクの製造方法、euvマスクおよび半導体装置の製造方法 |
KR101109902B1 (ko) * | 2009-01-06 | 2012-01-31 | 호야 가부시키가이샤 | 포토마스크의 제조 방법, 패턴 전사 방법, 포토마스크 기판용 처리 장치, 및 박막 패터닝 방법 |
JP2019004108A (ja) * | 2017-06-19 | 2019-01-10 | 東京エレクトロン株式会社 | 成膜方法、記憶媒体及び成膜システム |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4015823B2 (ja) * | 2001-05-14 | 2007-11-28 | 株式会社東芝 | アルカリ現像液の製造方法,アルカリ現像液,パターン形成方法,レジスト膜の剥離方法,及び薬液塗布装置 |
US7018481B2 (en) * | 2002-01-28 | 2006-03-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Substrate treating method, substrate-processing apparatus, developing method, method of manufacturing a semiconductor device, and method of cleaning a developing solution nozzle |
TWI238465B (en) * | 2002-07-24 | 2005-08-21 | Toshiba Corp | Method of forming pattern and substrate processing apparatus |
FR2852190B1 (fr) * | 2003-03-03 | 2005-09-23 | Procede de fabrication d'un composant ou d'un module electronique et composant ou module correspondant | |
JP3993549B2 (ja) * | 2003-09-30 | 2007-10-17 | 株式会社東芝 | レジストパターン形成方法 |
AU2005219734B2 (en) * | 2004-03-05 | 2010-07-01 | Kitz Corporation | Method of preventing nickel leaching from copper alloy made liquid-contact equipment item, protective film forming agent for nickel leaching prevention and cleaner for nickel leaching prevention |
JP3917601B2 (ja) * | 2004-04-14 | 2007-05-23 | 株式会社東芝 | 薬液の認定方法および半導体装置の製造方法 |
JP2006024692A (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-26 | Toshiba Corp | レジストパターン形成方法 |
US7671347B2 (en) * | 2006-10-10 | 2010-03-02 | Asml Netherlands B.V. | Cleaning method, apparatus and cleaning system |
JP5911757B2 (ja) * | 2012-06-08 | 2016-04-27 | ソニー株式会社 | 基板処理方法、基板処理装置、および記録媒体 |
JP7420586B2 (ja) * | 2019-03-28 | 2024-01-23 | Hoya株式会社 | フォトマスク、フォトマスクの製造方法、および表示装置の製造方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01132126A (ja) * | 1987-08-28 | 1989-05-24 | Arrowhead Ind Water Inc | 集積回路製作方法 |
JPH04131857A (ja) * | 1990-09-25 | 1992-05-06 | Kawasaki Steel Corp | フォトレジストの現像方法 |
JPH04217258A (ja) * | 1990-12-18 | 1992-08-07 | Sharp Corp | レジストパターンの作製方法及びその装置 |
JPH05308048A (ja) * | 1992-02-10 | 1993-11-19 | Tadahiro Omi | リソグラフィ工程 |
JPH10172946A (ja) * | 1996-12-05 | 1998-06-26 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板処理方法及び装置 |
JPH11288877A (ja) * | 1998-04-03 | 1999-10-19 | Texas Instr Japan Ltd | レジストパターンの形成方法及び微細加工方法 |
JP2000012535A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-14 | Toshiba Corp | 半導体製造装置 |
JP2001215734A (ja) * | 2000-02-04 | 2001-08-10 | Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd | レジストパターンの表面欠陥減少方法及びそれに用いる表面欠陥減少用処理液 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63128715A (ja) * | 1986-11-19 | 1988-06-01 | Sanyo Electric Co Ltd | レジストパタ−ンの形成方法 |
JPH02275618A (ja) | 1989-04-17 | 1990-11-09 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPH04155914A (ja) * | 1990-10-19 | 1992-05-28 | Fujitsu Ltd | X線露光方法 |
US5464480A (en) | 1993-07-16 | 1995-11-07 | Legacy Systems, Inc. | Process and apparatus for the treatment of semiconductor wafers in a fluid |
JP3642841B2 (ja) | 1994-09-26 | 2005-04-27 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | エッチング方法及び半導体装置の作製方法 |
JP3475314B2 (ja) | 1995-10-12 | 2003-12-08 | 大日本印刷株式会社 | レジストパターン形成方法 |
KR970023811A (ko) * | 1995-10-25 | 1997-05-30 | 김주용 | 반도체 소자의 포토레지스트 현상 방법 |
KR970051923A (ja) * | 1995-12-29 | 1997-07-29 | ||
KR100468667B1 (ko) * | 1997-06-17 | 2005-03-16 | 삼성전자주식회사 | 포토리소그래피공정에의한반도체장치의패턴형성방법 |
KR100265014B1 (ko) * | 1997-12-31 | 2000-11-01 | 김영환 | 반도체 소자의 제조 방법 |
JP4320805B2 (ja) | 1998-10-16 | 2009-08-26 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | リニアモータ |
JP2000241990A (ja) | 1999-02-22 | 2000-09-08 | Nec Corp | フォトレジストパターンの形成方法 |
JP3696156B2 (ja) * | 2000-12-26 | 2005-09-14 | 株式会社東芝 | 塗布膜の加熱装置、レジスト膜の処理方法 |
-
2001
- 2001-02-16 JP JP2001040618A patent/JP4564186B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-02-07 TW TW091102155A patent/TW538452B/zh not_active IP Right Cessation
- 2002-02-07 CN CNB02103561XA patent/CN1220245C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2002-02-15 US US10/075,619 patent/US6818387B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-02-15 KR KR10-2002-0008054A patent/KR100452898B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01132126A (ja) * | 1987-08-28 | 1989-05-24 | Arrowhead Ind Water Inc | 集積回路製作方法 |
JPH04131857A (ja) * | 1990-09-25 | 1992-05-06 | Kawasaki Steel Corp | フォトレジストの現像方法 |
JPH04217258A (ja) * | 1990-12-18 | 1992-08-07 | Sharp Corp | レジストパターンの作製方法及びその装置 |
JPH05308048A (ja) * | 1992-02-10 | 1993-11-19 | Tadahiro Omi | リソグラフィ工程 |
JPH10172946A (ja) * | 1996-12-05 | 1998-06-26 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板処理方法及び装置 |
JPH11288877A (ja) * | 1998-04-03 | 1999-10-19 | Texas Instr Japan Ltd | レジストパターンの形成方法及び微細加工方法 |
JP2000012535A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-14 | Toshiba Corp | 半導体製造装置 |
JP2001215734A (ja) * | 2000-02-04 | 2001-08-10 | Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd | レジストパターンの表面欠陥減少方法及びそれに用いる表面欠陥減少用処理液 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007173274A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP4746979B2 (ja) * | 2005-12-19 | 2011-08-10 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
JP2008042019A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Tokyo Electron Ltd | パターン形成方法およびパターン形成装置 |
US8133663B2 (en) | 2006-08-08 | 2012-03-13 | Tokyo Electron Limited | Pattern forming method and apparatus |
KR101109902B1 (ko) * | 2009-01-06 | 2012-01-31 | 호야 가부시키가이샤 | 포토마스크의 제조 방법, 패턴 전사 방법, 포토마스크 기판용 처리 장치, 및 박막 패터닝 방법 |
JP2011176218A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Toshiba Corp | 基板処理方法、euvマスクの製造方法、euvマスクおよび半導体装置の製造方法 |
JP2019004108A (ja) * | 2017-06-19 | 2019-01-10 | 東京エレクトロン株式会社 | 成膜方法、記憶媒体及び成膜システム |
JP7001374B2 (ja) | 2017-06-19 | 2022-02-04 | 東京エレクトロン株式会社 | 成膜方法、記憶媒体及び成膜システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20020067656A (ko) | 2002-08-23 |
US20020155391A1 (en) | 2002-10-24 |
CN1371121A (zh) | 2002-09-25 |
KR100452898B1 (ko) | 2004-10-15 |
JP4564186B2 (ja) | 2010-10-20 |
TW538452B (en) | 2003-06-21 |
US6818387B2 (en) | 2004-11-16 |
CN1220245C (zh) | 2005-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100509536B1 (ko) | 알칼리액의 제조 방법, 알칼리액, 패턴 형성 방법,레지스트막의 박리 방법, 약액 도포 장치, 기판 처리 방법및 약액 공급 방법 | |
JP2002246290A (ja) | パターン形成方法 | |
NL1032068C2 (nl) | Reductie van defecten bij immersielithografie. 1810 | |
JP4157185B2 (ja) | 洗浄液及び洗浄方法 | |
US20060151015A1 (en) | Chemical liquid processing apparatus for processing a substrate and the method thereof | |
TW503457B (en) | Substrate treatment method | |
JP2007047782A (ja) | 半導体基板の液浸リソグラフィ形成方法および半導体ウェハの処理方法 | |
JP3774413B2 (ja) | 現像方法 | |
JPH10116809A (ja) | 洗浄方法及び洗浄システム | |
TWI438562B (zh) | 光罩之製造方法、圖案轉印方法、光罩基板用處理裝置及薄膜圖案化方法 | |
JP2010225871A (ja) | 塗布液の塗布方法、塗膜の形成方法、ならびにそれを利用したパターンの形成方法および半導体装置の製造方法 | |
JPH11288877A (ja) | レジストパターンの形成方法及び微細加工方法 | |
JPH07335519A (ja) | パタン形成方法 | |
JP4025341B2 (ja) | 現像液供給ノズルの洗浄方法 | |
JP4477019B2 (ja) | 基板処理方法 | |
JPH10282637A (ja) | レチクルの異物除去方法及び装置 | |
JP2008244323A (ja) | ステンシルマスク | |
JP2006120681A (ja) | 被処理体の洗浄処理装置と洗浄処理方法 | |
JP2002141259A (ja) | 半導体装置の製法 | |
JPH07106226A (ja) | レジスト現像方法および装置 | |
JP2002371384A (ja) | 板状基板の流体処理方法および処理装置 | |
JPH11162926A (ja) | パターン形成方法 | |
JP2015005586A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH05144723A (ja) | 現像方法 | |
JP2008153328A (ja) | 薄膜パターン形成方法及び半導体装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050311 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080805 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100706 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100730 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |