JP2002244754A - イメージ入出力システム - Google Patents
イメージ入出力システムInfo
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- JP2002244754A JP2002244754A JP2001038719A JP2001038719A JP2002244754A JP 2002244754 A JP2002244754 A JP 2002244754A JP 2001038719 A JP2001038719 A JP 2001038719A JP 2001038719 A JP2001038719 A JP 2001038719A JP 2002244754 A JP2002244754 A JP 2002244754A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】顧客に対して使用する機能に相応しい値段で装
置を提供でき、また、ソフトウエアのアップデート、ア
ップデートにかかる手間を省くことができるイメージ入
出力システムを提供する。 【解決手段】 複数のイメージ入出力装置２，３，４
と、ネットワーク分散環境でそれらイメージ入出力装置
２，３の管理およびサービスを統合するブローカとを備
え、サービスセンタ１０とネットワーク回線６−１，６
−２および／または公衆通信回線を使っての通信が可能
なイメージ入出力システムにおいて、イメージ入出力装
置２，３，４には、通信を行なうためのソフトウエアが
出荷時に装備され、利用者はイメージ入出力装置側２，
３，４に設けられた前記ソフトウエアを含む通信手段を
介してサービスセンタ１０からイメージ入出力装置２，
３を制御するための所望のソフトウエアをダウンロード
する。
置を提供でき、また、ソフトウエアのアップデート、ア
ップデートにかかる手間を省くことができるイメージ入
出力システムを提供する。 【解決手段】 複数のイメージ入出力装置２，３，４
と、ネットワーク分散環境でそれらイメージ入出力装置
２，３の管理およびサービスを統合するブローカとを備
え、サービスセンタ１０とネットワーク回線６−１，６
−２および／または公衆通信回線を使っての通信が可能
なイメージ入出力システムにおいて、イメージ入出力装
置２，３，４には、通信を行なうためのソフトウエアが
出荷時に装備され、利用者はイメージ入出力装置側２，
３，４に設けられた前記ソフトウエアを含む通信手段を
介してサービスセンタ１０からイメージ入出力装置２，
３を制御するための所望のソフトウエアをダウンロード
する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、複数のイメージ入
出力装置と、それらイメージ入出力装置の管理およびサ
ービスを統合するブローカを備えるネットワーク分散環
境において、イメージ入出力装置の制御ソフトウエアを
購入してインストールすることができるようにしたイメ
ージ入出力システムに関する。
出力装置と、それらイメージ入出力装置の管理およびサ
ービスを統合するブローカを備えるネットワーク分散環
境において、イメージ入出力装置の制御ソフトウエアを
購入してインストールすることができるようにしたイメ
ージ入出力システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年では、オフィスにおけるネットワー
ク化は広がっており、また、同時にイメージ入出力装置
のネットワーク化も進み、イメージ入出力装置がネット
ワークシステム内に複数組み込まれることが普通の状況
になってきた。また装置の機能の充実により、異なる装
置であっても同じ機能が達成することも可能である。例
えば、コピーする機能はコピー機で達成することも、ス
キャナとプリンタの組み合わせで達成することも、マル
チファンクションのスキャナとプリンタの組み合わせで
達成することも可能である。また、一つの装置内で同じ
機能を達成することに対しても、異なる選択が可能であ
る。例えば、ソート機能に対してはメモリを利用して電
子的にソートすることも可能であるし、複数の排紙ビン
を持つソータを使って機能を達成することも可能であ
る。よって、同じ装置を購入していても、必要の無い機
能が含まれていることが有り得る。また、制御ソフトウ
エアのバージョンアップなどは、プリント基板に装着し
ているＲＯＭの交換や、ＩＣカードを使ってのインスト
ールなどが行われているのが一般的である。
ク化は広がっており、また、同時にイメージ入出力装置
のネットワーク化も進み、イメージ入出力装置がネット
ワークシステム内に複数組み込まれることが普通の状況
になってきた。また装置の機能の充実により、異なる装
置であっても同じ機能が達成することも可能である。例
えば、コピーする機能はコピー機で達成することも、ス
キャナとプリンタの組み合わせで達成することも、マル
チファンクションのスキャナとプリンタの組み合わせで
達成することも可能である。また、一つの装置内で同じ
機能を達成することに対しても、異なる選択が可能であ
る。例えば、ソート機能に対してはメモリを利用して電
子的にソートすることも可能であるし、複数の排紙ビン
を持つソータを使って機能を達成することも可能であ
る。よって、同じ装置を購入していても、必要の無い機
能が含まれていることが有り得る。また、制御ソフトウ
エアのバージョンアップなどは、プリント基板に装着し
ているＲＯＭの交換や、ＩＣカードを使ってのインスト
ールなどが行われているのが一般的である。
【０００３】なお、関連する技術として例えば特開平０
８−３１７１８３号公報および特開平１０−２８９１０
７号公報に開示された発明が公知である。
８−３１７１８３号公報および特開平１０−２８９１０
７号公報に開示された発明が公知である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】イメージ入出力装置
は、機能の膨大化・複雑化により、利用者が使い切れな
い機能も多くある。しかしながら、メーカ側は複雑な機
能を作り込むために、ソフトウエアに多額の開発費をか
けている。メーカ側の立場とすれば、ソフトウエア開発
費を含んだ値段設定をする必要があるが、あまり機能を
使用しない利用者にとっては、使わない分の機能に対応
価格を下げたものの方が好ましい。
は、機能の膨大化・複雑化により、利用者が使い切れな
い機能も多くある。しかしながら、メーカ側は複雑な機
能を作り込むために、ソフトウエアに多額の開発費をか
けている。メーカ側の立場とすれば、ソフトウエア開発
費を含んだ値段設定をする必要があるが、あまり機能を
使用しない利用者にとっては、使わない分の機能に対応
価格を下げたものの方が好ましい。
【０００５】また、このような制御ソフトのバージョン
アップに際しては、必ずサービスパーソンが顧客の所に
出向いてバージョンアップ作業を行う必要がある。しか
し、制御ソフトウエアの機能は、ＰＣアプリケーション
と同等に複雑化・大規模化してきており、作業時間も長
くなる傾向にある。
アップに際しては、必ずサービスパーソンが顧客の所に
出向いてバージョンアップ作業を行う必要がある。しか
し、制御ソフトウエアの機能は、ＰＣアプリケーション
と同等に複雑化・大規模化してきており、作業時間も長
くなる傾向にある。
【０００６】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、イメージ入出力装置
の機械的な構成の部分（ハードウエア）とソフトウエア
の購入を別々に行えるようにすることにある。
みてなされたもので、その目的は、イメージ入出力装置
の機械的な構成の部分（ハードウエア）とソフトウエア
の購入を別々に行えるようにすることにある。
【０００７】また、他の目的は、制御ソフトウエアを簡
単にインストールし、バージョンアップすることを可能
とし、顧客に対して顧客が使用する機能に相応しい値段
で装置を提供できるようにすることにある。
単にインストールし、バージョンアップすることを可能
とし、顧客に対して顧客が使用する機能に相応しい値段
で装置を提供できるようにすることにある。
【０００８】さらに、他の目的は、ソフトウエアのアッ
プデート、アップデートにかかる手間を省き、迅速に処
理することができるようにすることにある。
プデート、アップデートにかかる手間を省き、迅速に処
理することができるようにすることにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、複数のソフトウエア部品から構成された
複数のイメージ入出力装置と、ネットワーク分散環境で
それらイメージ入出力装置の管理およびサービスを統合
するブローカとを備え、前記イメージ入出力装置ベンダ
のサービスセンタとネットワーク回線および公衆通信回
線を使っての通信が可能なイメージ入出力システムにお
いて、前記イメージ入出力装置には、ネットワーク回線
および公衆通信回線を使っての通信を行なうためのソフ
トウエアが出荷時に装備され、利用者はイメージ入出力
装置側に設けられた前記ソフトウエアを含む通信手段を
介して前記サービスセンタから前記イメージ入出力装置
を制御するための所望のソフトウエアをダウンロード
（インストールおよびバージョンアップ）することを特
徴とする。
め、本発明は、複数のソフトウエア部品から構成された
複数のイメージ入出力装置と、ネットワーク分散環境で
それらイメージ入出力装置の管理およびサービスを統合
するブローカとを備え、前記イメージ入出力装置ベンダ
のサービスセンタとネットワーク回線および公衆通信回
線を使っての通信が可能なイメージ入出力システムにお
いて、前記イメージ入出力装置には、ネットワーク回線
および公衆通信回線を使っての通信を行なうためのソフ
トウエアが出荷時に装備され、利用者はイメージ入出力
装置側に設けられた前記ソフトウエアを含む通信手段を
介して前記サービスセンタから前記イメージ入出力装置
を制御するための所望のソフトウエアをダウンロード
（インストールおよびバージョンアップ）することを特
徴とする。
【００１０】この場合、イメージ入出力装置の出荷時
に、操作パネルを制御するためのソフトウエアを更に装
備しておき、ダウンロード時には、イメージ入出力装置
の操作パネルを使って、所望のソフトウエアをダウンロ
ードするようにすることもできる。
に、操作パネルを制御するためのソフトウエアを更に装
備しておき、ダウンロード時には、イメージ入出力装置
の操作パネルを使って、所望のソフトウエアをダウンロ
ードするようにすることもできる。
【００１１】また、ネットワーク分散環境にあるイメー
ジ入出力装置を管理するソフトウエアがインストールさ
れているクライアントＰＣをさらに備え、当該クライア
ントＰＣからイメージ入出力装置に所望のソフトウエア
をダウンロードさせることもできる。
ジ入出力装置を管理するソフトウエアがインストールさ
れているクライアントＰＣをさらに備え、当該クライア
ントＰＣからイメージ入出力装置に所望のソフトウエア
をダウンロードさせることもできる。
【００１２】なお、これらのソフトウエアのダウンロー
ドは対価を別途要することはいうまでもなく、オンライ
ンでクレジットカードやデビットカードでの支払いも可
能である。オンラインでの支払いはあらかじめ通信手段
のソフトウエアあるいはダウンロードされるソフトウエ
アに設定される。
ドは対価を別途要することはいうまでもなく、オンライ
ンでクレジットカードやデビットカードでの支払いも可
能である。オンラインでの支払いはあらかじめ通信手段
のソフトウエアあるいはダウンロードされるソフトウエ
アに設定される。
【００１３】また、通信は例えばインターネットを介し
て行うことも可能である。
て行うことも可能である。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【００１５】１．システム環境 図１は本発明の実施形態に係るイメージ入出力装置のシ
ステム構成を示す図である。図１において、ユーザ環境
１では複写機、プリンタ、ファクシミリ等のサーバ２、
３、スキャナ４、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）５等
が使用され、これらの端末はソフトウエアより動作す
る。ここで、複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャ
ナ等のイメージ入出力装置２〜４やＰＣ５は、スタンド
アロンや１対１の接続で利用されることもあるが、近年
ではネットワーク環境６−２に接続される利用方法も増
加している。また、ベンダもＰＣ１１をコアとするサー
ビスセンタ１０等を設け、ネットワーク６−１，６−２
を介してリモートで各ユーザの装置の動作状況や利用状
況に関するサービスを提供している。ここでは、これら
の既存のシステム環境の外に、ユーザ情報を管理するサ
ービスセンタ１０を設けている。サーバＡ（２）は複写
機に、サーバＢ（３）はプリンタにそれぞれ対応したイ
メージ入出力装置を示しており、以下の説明では、これ
らのイメージ出力装置２，３として表している場合もあ
る。
ステム構成を示す図である。図１において、ユーザ環境
１では複写機、プリンタ、ファクシミリ等のサーバ２、
３、スキャナ４、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）５等
が使用され、これらの端末はソフトウエアより動作す
る。ここで、複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャ
ナ等のイメージ入出力装置２〜４やＰＣ５は、スタンド
アロンや１対１の接続で利用されることもあるが、近年
ではネットワーク環境６−２に接続される利用方法も増
加している。また、ベンダもＰＣ１１をコアとするサー
ビスセンタ１０等を設け、ネットワーク６−１，６−２
を介してリモートで各ユーザの装置の動作状況や利用状
況に関するサービスを提供している。ここでは、これら
の既存のシステム環境の外に、ユーザ情報を管理するサ
ービスセンタ１０を設けている。サーバＡ（２）は複写
機に、サーバＢ（３）はプリンタにそれぞれ対応したイ
メージ入出力装置を示しており、以下の説明では、これ
らのイメージ出力装置２，３として表している場合もあ
る。
【００１６】この実施形態では、ユーザ環境１とサービ
スセンタ１０にそれぞれ記憶装置１−１，１２を設け、
ユーザ登録情報・装置情報を格納するようになってい
る。
スセンタ１０にそれぞれ記憶装置１−１，１２を設け、
ユーザ登録情報・装置情報を格納するようになってい
る。
【００１７】２．ハードウエア構成 図２はシステムのハードウエア構成を示すブロック図で
あり、同図を参照してユーザ環境１側のイメージ入出力
装置２〜４の構成について説明する。このシステムのハ
ードウエアはイメージ入出力装置２０（総括的に符号２
０でイメージ入出力装置を示す。）、ネットワーク６−
２を介して接続されたブローカ４０およびＰＣ５から基
本的に構成されている。
あり、同図を参照してユーザ環境１側のイメージ入出力
装置２〜４の構成について説明する。このシステムのハ
ードウエアはイメージ入出力装置２０（総括的に符号２
０でイメージ入出力装置を示す。）、ネットワーク６−
２を介して接続されたブローカ４０およびＰＣ５から基
本的に構成されている。
【００１８】イメージ入出力装置２０において、プロセ
ッサ（ＣＰＵ）２１はイメージ入出力装置２〜４の各々
の全体の制御を実行し、その制御下にはＲＯＭ２２、Ｒ
ＡＭ２３、ＮＶＲＡＭ２４、操作パネル２５およびパネ
ル制御部２６、スキャン／プリントエンジン２７および
エンジン制御部２８、記憶装置２９およびディスクドラ
イバ３０、通信制御部３１、モデム３２が接続されてい
る。
ッサ（ＣＰＵ）２１はイメージ入出力装置２〜４の各々
の全体の制御を実行し、その制御下にはＲＯＭ２２、Ｒ
ＡＭ２３、ＮＶＲＡＭ２４、操作パネル２５およびパネ
ル制御部２６、スキャン／プリントエンジン２７および
エンジン制御部２８、記憶装置２９およびディスクドラ
イバ３０、通信制御部３１、モデム３２が接続されてい
る。
【００１９】ＲＯＭ２２には予めプログラムコード、フ
ォントおよびその他の静的なデータが格納されている。
ＲＡＭ２３はデータを一時的に記憶するために用いら
れ、ＮＶＲＡＭ２４はデータを不揮発性で記憶するため
に用いられる。操作パネル２５およびパネル制御部２６
はユーザとのインタフェースを司り、スキャン／プリン
トエンジン２７およびエンジン制御部２８はイメージデ
ータの入出力装置として紙原稿の読み取りと転写紙への
印刷を行う。記憶装置２９およびディスクドライバ３０
は大量のイメージデータ等を蓄積したり、データベース
を記憶するために用いられる。通信制御部３１は外部機
器との間で通信を行うためにイーサネット（登録商標）
等のネットワーク６−２に接続され、モデム３２は公衆
回線を介して外部機器との間で通信を行うために用いら
れる。
ォントおよびその他の静的なデータが格納されている。
ＲＡＭ２３はデータを一時的に記憶するために用いら
れ、ＮＶＲＡＭ２４はデータを不揮発性で記憶するため
に用いられる。操作パネル２５およびパネル制御部２６
はユーザとのインタフェースを司り、スキャン／プリン
トエンジン２７およびエンジン制御部２８はイメージデ
ータの入出力装置として紙原稿の読み取りと転写紙への
印刷を行う。記憶装置２９およびディスクドライバ３０
は大量のイメージデータ等を蓄積したり、データベース
を記憶するために用いられる。通信制御部３１は外部機
器との間で通信を行うためにイーサネット（登録商標）
等のネットワーク６−２に接続され、モデム３２は公衆
回線を介して外部機器との間で通信を行うために用いら
れる。
【００２０】ブローカ４０はネットワーク６−２に接続
されているイメージ入出力装置２〜４に必要な機能情報
や管理情報を維持し、クライアント（ここではＰＣ５）
とサーバ（ここではイメージ入出力装置２，３，４）と
の間の接続を確立する役目を有するミドルウエアであ
る。このブローカ４０はＣＰＵ４１、ＲＯＭ４２、ＲＡ
Ｍ４３、通信制御部４４、およびデータベース４５を有
する。なお、このブローカ４０はＰＣ５、イメージ入出
力装置２〜４のどちら側に位置してもよい。また、ブロ
ーカ４０のデータベース４５には、利用者登録のための
各種データが格納されている。
されているイメージ入出力装置２〜４に必要な機能情報
や管理情報を維持し、クライアント（ここではＰＣ５）
とサーバ（ここではイメージ入出力装置２，３，４）と
の間の接続を確立する役目を有するミドルウエアであ
る。このブローカ４０はＣＰＵ４１、ＲＯＭ４２、ＲＡ
Ｍ４３、通信制御部４４、およびデータベース４５を有
する。なお、このブローカ４０はＰＣ５、イメージ入出
力装置２〜４のどちら側に位置してもよい。また、ブロ
ーカ４０のデータベース４５には、利用者登録のための
各種データが格納されている。
【００２１】３．ソフトウエア構成 図３はイメージ入出力装置のソフトウエアの構造を示す
説明図であり、この図を参照してイメージ入出力装置２
〜４のソフトウエア構造について説明する。この構造は
大きく分けてアプリケーション層５０と、カーネル層６
０と、ドライバ層７０とハードウエア層８０の４層で構
成されている。アプリケーション層５０はコピー、ファ
ックス、プリンタ等のアプリケーションを形成する層で
あり、オペレーションマネージャ５１、ドキュメントマ
ネージャ５２、サービスマネージャ５３、デバイスマネ
ージャ５４、およびデータベースマネージャ５５、プロ
グラムファクトリ５６およびインストーラ５７を有す
る。
説明図であり、この図を参照してイメージ入出力装置２
〜４のソフトウエア構造について説明する。この構造は
大きく分けてアプリケーション層５０と、カーネル層６
０と、ドライバ層７０とハードウエア層８０の４層で構
成されている。アプリケーション層５０はコピー、ファ
ックス、プリンタ等のアプリケーションを形成する層で
あり、オペレーションマネージャ５１、ドキュメントマ
ネージャ５２、サービスマネージャ５３、デバイスマネ
ージャ５４、およびデータベースマネージャ５５、プロ
グラムファクトリ５６およびインストーラ５７を有す
る。
【００２２】ドキュメントマネージャ５２はコピー、フ
ァックス、プリンタ等のシナリオに沿ってドキュメント
をハンドリングするアプリケーションとして中心となる
機能であり、サービスマネージャ５３はドキュメントハ
ンドリングの際に共通に必要となる機能であって各種サ
ービスの管理、実行を行う。デバイスマネージャ５４は
ハードウエア部８０のスキャナ２７ａ、プロッタ２７
ｂ、画像バス８６のような物理デバイスの動作を決定す
る機能であって各種サービスの管理、実行を行う。オペ
レーションマネージャ５１は図２に示す操作パネル２５
を制御する機能であってボタンの表示、ボタンオペレー
ションのノーティファイ、アラートの通知等を行う。デ
ータベースマネージャ５５はフォント、定型フォーム、
ファックス受信履歴、装置の利用履歴、課金データ等の
永続的なデータの維持、管理を行い、また、ソフトウエ
ア部品とその課金情報、積み上げ料金の維持・管理も行
う。
ァックス、プリンタ等のシナリオに沿ってドキュメント
をハンドリングするアプリケーションとして中心となる
機能であり、サービスマネージャ５３はドキュメントハ
ンドリングの際に共通に必要となる機能であって各種サ
ービスの管理、実行を行う。デバイスマネージャ５４は
ハードウエア部８０のスキャナ２７ａ、プロッタ２７
ｂ、画像バス８６のような物理デバイスの動作を決定す
る機能であって各種サービスの管理、実行を行う。オペ
レーションマネージャ５１は図２に示す操作パネル２５
を制御する機能であってボタンの表示、ボタンオペレー
ションのノーティファイ、アラートの通知等を行う。デ
ータベースマネージャ５５はフォント、定型フォーム、
ファックス受信履歴、装置の利用履歴、課金データ等の
永続的なデータの維持、管理を行い、また、ソフトウエ
ア部品とその課金情報、積み上げ料金の維持・管理も行
う。
【００２３】プログラムファクトリ５６は、ソフトウエ
ア部品からプログラム実行のための初期化を行う。すな
わち、静的に存在するソフトウエア部品をＲＡＭ２３上
に展開し（オブジェクト指向プログラミングにおけるイ
ンスタンスの生成）、何らかのメッセージを受け取る
（オブジェクト指向プログラミングにおけるメソッドコ
ール）ことによりプログラム部品を動作可能な状態にし
ておく機能を有する。
ア部品からプログラム実行のための初期化を行う。すな
わち、静的に存在するソフトウエア部品をＲＡＭ２３上
に展開し（オブジェクト指向プログラミングにおけるイ
ンスタンスの生成）、何らかのメッセージを受け取る
（オブジェクト指向プログラミングにおけるメソッドコ
ール）ことによりプログラム部品を動作可能な状態にし
ておく機能を有する。
【００２４】カーネル層６０は、通常、ＯＳのカーネル
として組み込まれ、仮想メモリ６１、実行プロセス６
２、ファイルシステム６３、ソケット６４、実行管理６
５ａおよびモード管理６５ｂを有する仮想マシン６５の
各種デバイスを抽象化してアプリケーション５０に対し
てサービスを提供する。アプリケーション層５０はカー
ネル層６０に対してシステムコールすることにより動作
する。
として組み込まれ、仮想メモリ６１、実行プロセス６
２、ファイルシステム６３、ソケット６４、実行管理６
５ａおよびモード管理６５ｂを有する仮想マシン６５の
各種デバイスを抽象化してアプリケーション５０に対し
てサービスを提供する。アプリケーション層５０はカー
ネル層６０に対してシステムコールすることにより動作
する。
【００２５】ドライバ層７０はメモリ管理ドライバ７
１、プロセス管理ドライバ７２、ファイル管理ドライバ
７３、ネットワークドライバ７４、一体型コピードライ
バ７５、ブロッキングデバイスドライバ７６、ページデ
バイスドライバ７７の各種ハードウエアを駆動するため
の制御を実行する機能の集まりである。
１、プロセス管理ドライバ７２、ファイル管理ドライバ
７３、ネットワークドライバ７４、一体型コピードライ
バ７５、ブロッキングデバイスドライバ７６、ページデ
バイスドライバ７７の各種ハードウエアを駆動するため
の制御を実行する機能の集まりである。
【００２６】ハードウエア層８０はＲＯＭ２２、ＲＡＭ
２３、ＮＶＲＡＭ２４、ネットワークインタフェース８
４、スキャナ２７ａ、画像バス８６、プロッタ２７ｂ等
の装置内に存在する制御可能なリソースの集合である。
紙搬送装置のローラ、モータ等のアクチュエータやセン
サはこの層に該当する。
２３、ＮＶＲＡＭ２４、ネットワークインタフェース８
４、スキャナ２７ａ、画像バス８６、プロッタ２７ｂ等
の装置内に存在する制御可能なリソースの集合である。
紙搬送装置のローラ、モータ等のアクチュエータやセン
サはこの層に該当する。
【００２７】４．動作 図４は本発明の実施形態に係るイメージ入出力システム
の動作のシーケンスを示す図である。
の動作のシーケンスを示す図である。
【００２８】利用者は、操作パネル２５を使って使用す
る機能を選択し、インストール開始を要求する。オペレ
ーションマネージャ５１は利用者が選択した複数の機能
を引数として、インストーラ５７に対してインストール
を要求する（４０１）。インストーラ５７はネットワー
クドライバ７４などの通信ドライバを使用して、サービ
スセンタ１０と接続し、ソフトウエア部品のダウンロー
ドを実施する（４０２）。サービスセンタ１０は要求さ
れたソフト部品の実行形式のソフトウエアをイメージ入
出力装置に送信する（４０３）。なお、このステップ４
０３の手順では、サービスセンタ１０が送信している
が、イメージ入出力装置１側が獲得するようにしてもよ
い。インストーラ５７は、前記制御ソフトを受信したら
そのファイルを展開し、イメージ入出力装置の不揮発性
の記憶装置（ハードディスクなど）１−１に展開し、イ
ンストールする（４０４）。インストールが完了する
と、カーネル６０をブートし直す（４０５）。立ち上が
ったら、インストールされたアプリケーションの通常画
面が表示される。
る機能を選択し、インストール開始を要求する。オペレ
ーションマネージャ５１は利用者が選択した複数の機能
を引数として、インストーラ５７に対してインストール
を要求する（４０１）。インストーラ５７はネットワー
クドライバ７４などの通信ドライバを使用して、サービ
スセンタ１０と接続し、ソフトウエア部品のダウンロー
ドを実施する（４０２）。サービスセンタ１０は要求さ
れたソフト部品の実行形式のソフトウエアをイメージ入
出力装置に送信する（４０３）。なお、このステップ４
０３の手順では、サービスセンタ１０が送信している
が、イメージ入出力装置１側が獲得するようにしてもよ
い。インストーラ５７は、前記制御ソフトを受信したら
そのファイルを展開し、イメージ入出力装置の不揮発性
の記憶装置（ハードディスクなど）１−１に展開し、イ
ンストールする（４０４）。インストールが完了する
と、カーネル６０をブートし直す（４０５）。立ち上が
ったら、インストールされたアプリケーションの通常画
面が表示される。
【００２９】前記例では、利用者は操作パネル２５から
使用する機能を選択してインストールを行なうようにし
ているが、この他に、例えば、イメージ入出力装置管理
ソフトウエアが導入されているＰＣから、使用する機能
を選択し、イメージ入出力装置に対してインストールを
行なうように構成することもできる。この例を図５のシ
ーケンス図に示す。
使用する機能を選択してインストールを行なうようにし
ているが、この他に、例えば、イメージ入出力装置管理
ソフトウエアが導入されているＰＣから、使用する機能
を選択し、イメージ入出力装置に対してインストールを
行なうように構成することもできる。この例を図５のシ
ーケンス図に示す。
【００３０】この例では、利用者はイメージ入出力装置
管理ソフトが導入されているＰＣ５からイメージ入出力
装置のインストーラ５７に対してインストールを要求す
る（５０１）。インストーラ５７はネットワークドライ
バ７４などの通信ドライバを使用して、サービスセンタ
１０と接続し、ソフトウエア部品のダウンロードを実施
する（５０２）。サービスセンタ１０は要求されたソフ
ト部品の実行形式のソフトウエアをイメージ入出力装置
に送信する（５０３）。なお、このシーケンス５０３で
は、サービスセンタ１０が送信しているが、イメージ入
出力装置１側が獲得するようにしてもよい。インストー
ラ５７は、前記制御ソフトを受信したらそのファイルを
展開し、イメージ入出力装置の不揮発性の記憶装置（ハ
ードディスクなど）１−１に展開し、インストールする
（５０４）。インストールが完了すると、カーネル６０
をブートし直す（５０５）。立ち上がったら、インスト
ールされたアプリケーションの通常画面が表示される。
管理ソフトが導入されているＰＣ５からイメージ入出力
装置のインストーラ５７に対してインストールを要求す
る（５０１）。インストーラ５７はネットワークドライ
バ７４などの通信ドライバを使用して、サービスセンタ
１０と接続し、ソフトウエア部品のダウンロードを実施
する（５０２）。サービスセンタ１０は要求されたソフ
ト部品の実行形式のソフトウエアをイメージ入出力装置
に送信する（５０３）。なお、このシーケンス５０３で
は、サービスセンタ１０が送信しているが、イメージ入
出力装置１側が獲得するようにしてもよい。インストー
ラ５７は、前記制御ソフトを受信したらそのファイルを
展開し、イメージ入出力装置の不揮発性の記憶装置（ハ
ードディスクなど）１−１に展開し、インストールする
（５０４）。インストールが完了すると、カーネル６０
をブートし直す（５０５）。立ち上がったら、インスト
ールされたアプリケーションの通常画面が表示される。
【００３１】なお、図４に示した場合でも図５に示した
場合にも、ソフトウエアのダウンロードに際しては対価
を必要とする。この対価の支払いは、ダウンロードの前
にオンラインで支払うか否かをサービスセンタ１０から
イメージ入出力装置１に問い合わせ、オンラインで支払
う場合には、オンライン支払いの、別途支払う場合に
は、その旨の手続きの手順が終了した後、前記図４およ
び図５に示した処理が実行される。
場合にも、ソフトウエアのダウンロードに際しては対価
を必要とする。この対価の支払いは、ダウンロードの前
にオンラインで支払うか否かをサービスセンタ１０から
イメージ入出力装置１に問い合わせ、オンラインで支払
う場合には、オンライン支払いの、別途支払う場合に
は、その旨の手続きの手順が終了した後、前記図４およ
び図５に示した処理が実行される。
【００３２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、利用者は
必要なソフトウエアのみをインストールすることができ
るため、通常の装置の使い勝手が向上する。すなわち、
使用しないソフトウエアが存在しないので、通常使用す
る機能しかパネルに表示されないことになり、使用時に
表示画面が煩雑になることがなく、操作も簡単になる。
必要なソフトウエアのみをインストールすることができ
るため、通常の装置の使い勝手が向上する。すなわち、
使用しないソフトウエアが存在しないので、通常使用す
る機能しかパネルに表示されないことになり、使用時に
表示画面が煩雑になることがなく、操作も簡単になる。
【００３３】また、ＲＯＭ交換など、装置を分解した
り、筐体を外す必要なく、組み込みの制御ソフトウエア
の導入やアップデートが行なえるため、サポートにかか
る人件費が不要になる。
り、筐体を外す必要なく、組み込みの制御ソフトウエア
の導入やアップデートが行なえるため、サポートにかか
る人件費が不要になる。
【００３４】また、どのような機能がインストールされ
ているかを、インストールやアップデートの記録を取る
ことにより、ベンダ側で市場で必要とされている機能は
何であるかを調べることが可能となり、今後の商品企画
の参考とすることができる。
ているかを、インストールやアップデートの記録を取る
ことにより、ベンダ側で市場で必要とされている機能は
何であるかを調べることが可能となり、今後の商品企画
の参考とすることができる。
【００３５】また、本発明によれば、イメージ入出力装
置の操作パネルを利用することにより、他の環境設定の
必要なく、簡単にインストールやアップデートができ
る。
置の操作パネルを利用することにより、他の環境設定の
必要なく、簡単にインストールやアップデートができ
る。
【００３６】また、本発明によれば、クライアントＰＣ
からインストールやアップデート操作を行なうことによ
り、普段の慣れた環境で、ＰＣのソフトウエアをインス
トールやアップデートをする感覚で、イメージ入出力装
置に組み込むための制御ソフトウエアのインストールや
アップデートが可能となる。
からインストールやアップデート操作を行なうことによ
り、普段の慣れた環境で、ＰＣのソフトウエアをインス
トールやアップデートをする感覚で、イメージ入出力装
置に組み込むための制御ソフトウエアのインストールや
アップデートが可能となる。
【００３７】また、本発明によれば、必要な機能のみに
代金を支払うため、必要以上の出費がなく、支払いもオ
ンラインで行なえるので面倒さがない。
代金を支払うため、必要以上の出費がなく、支払いもオ
ンラインで行なえるので面倒さがない。
【００３８】さらに、本発明によれば、インターネット
を介して通信を行うので、特別なネットワークを組む必
要なく制御ソフトウエアのインストールやアップデート
が可能となる。
を介して通信を行うので、特別なネットワークを組む必
要なく制御ソフトウエアのインストールやアップデート
が可能となる。
【図１】本発明の実施形態に係るイメージ入出力システ
ムのシステム構成を示す図である。
ムのシステム構成を示す図である。
【図２】図１のイメージ入出力装置の構成を主に示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図３】図１のイメージ入出力装置のソフトウエアの構
造を示す説明図である。
造を示す説明図である。
【図４】イメージ入出力装置からサービスセンタにダウ
ンロード要求を行なってサービスセンタから所望のソフ
トウエアをダウンロードするシーケンスを示す図であ
る。
ンロード要求を行なってサービスセンタから所望のソフ
トウエアをダウンロードするシーケンスを示す図であ
る。
【図５】ＰＣから使用する機能を選択し、イメージ入出
力装置に対してサービスセンタから庶務のソフトウエア
をインストールするシーケンスを示す図である。
力装置に対してサービスセンタから庶務のソフトウエア
をインストールするシーケンスを示す図である。
１ ユーザ環境 ２，３ サーバ（イメージ入出力装置） ４ スキャナ（イメージ入出力装置） ５ パーソナルコンピュータ ６−１，６−２ ネットワーク １０ サービスセンタ ２０ イメージ入出力装置 ４０ ブローカ ５０ アプリケーション層 ６０ カーネル層 ７０ ドライバ層 ８０ ハードウエア層
Claims (5)
- 【請求項１】 複数のソフトウエア部品から構成された
複数のイメージ入出力装置と、ネットワーク分散環境で
それらイメージ入出力装置の管理およびサービスを統合
するブローカとを備え、前記イメージ入出力装置ベンダ
のサービスセンタとネットワーク回線および公衆通信回
線を使っての通信が可能なイメージ入出力システムにお
いて、 前記イメージ入出力装置には、ネットワーク回線および
公衆通信回線を使っての通信を行なうためのソフトウエ
アが出荷時に装備され、利用者はイメージ入出力装置側
に設けられた前記ソフトウエアを含む通信手段を介して
前記サービスセンタから前記イメージ入出力装置を制御
するための所望のソフトウエアをダウンロードすること
を特徴とするイメージ入出力システム。 - 【請求項２】 イメージ入出力装置の出荷時に、操作パ
ネルを制御するためのソフトウエアが更に装備され、ダ
ウンロード時には、イメージ入出力装置の操作パネルを
使って、所望のソフトウエアをダウンロードすることを
特徴とする請求項１記載のイメージ入出力システム。 - 【請求項３】 ネットワーク分散環境にあるイメージ入
出力装置を管理するソフトウエアがインストールされて
いるクライアントＰＣをさらに備え、当該クライアント
ＰＣからイメージ入出力装置の使用する機能を選択し、
イメージ入出力装置に対して所望のソフトウエアをダウ
ンロードさせることを特徴とする請求項１記載のイメー
ジ入出力システム。 - 【請求項４】 前記ソフトウエアのダウンロードの対価
は、クレジットカードまたはデビットカードによりオン
ラインで支払いが可能なように通信手段のソフトウエア
あるいはダウンロードされるソフトウエアに設定されて
いることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項
に記載のイメージ入出力システム。 - 【請求項５】 前記通信がインターネットを介して行わ
れることを特徴とする請求項１記載のイメージ入出力シ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001038719A JP2002244754A (ja) | 2001-02-15 | 2001-02-15 | イメージ入出力システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001038719A JP2002244754A (ja) | 2001-02-15 | 2001-02-15 | イメージ入出力システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002244754A true JP2002244754A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18901640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001038719A Pending JP2002244754A (ja) | 2001-02-15 | 2001-02-15 | イメージ入出力システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002244754A (ja) |
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-
2001
- 2001-02-15 JP JP2001038719A patent/JP2002244754A/ja active Pending
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