JP2002240831A - レーザ加工部を有した窓開き封書体 - Google Patents
レーザ加工部を有した窓開き封書体Info
- Publication number
- JP2002240831A JP2002240831A JP2001037615A JP2001037615A JP2002240831A JP 2002240831 A JP2002240831 A JP 2002240831A JP 2001037615 A JP2001037615 A JP 2001037615A JP 2001037615 A JP2001037615 A JP 2001037615A JP 2002240831 A JP2002240831 A JP 2002240831A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- envelope
- window
- notification sheet
- notification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 開封率の向上を図ったダイレクトメールに適
する窓開き封筒を用いた封書体を提供する。 【解決手段】 封書体1は、窓部3を有する封筒4と、
この封筒4内に封入した通知用シート5からなり、この
通知用シート5の前記窓部3に対応する部分に、レーザ
光で加工した図柄などのレーザ加工部13が位置して、
このレーザ加工部13を窓部3から視認可能にしたもの
であり、レーザ加工部13が印字形成する図柄や文字で
ある場合には、この部分にインキ層や感熱発色剤層を設
けておく。
する窓開き封筒を用いた封書体を提供する。 【解決手段】 封書体1は、窓部3を有する封筒4と、
この封筒4内に封入した通知用シート5からなり、この
通知用シート5の前記窓部3に対応する部分に、レーザ
光で加工した図柄などのレーザ加工部13が位置して、
このレーザ加工部13を窓部3から視認可能にしたもの
であり、レーザ加工部13が印字形成する図柄や文字で
ある場合には、この部分にインキ層や感熱発色剤層を設
けておく。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイレクトメール
として各種の案内を通知する封書体に関し、特に、レー
ザ加工部が施された通知用シートと窓開き封筒を組み合
わせた封書体に関する。
として各種の案内を通知する封書体に関し、特に、レー
ザ加工部が施された通知用シートと窓開き封筒を組み合
わせた封書体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から各種の封書体によるダイレクト
メールが知られている。また、窓部を有する封筒を用い
た封書体も知られているが、一般に、窓部に対応して外
部から視認されるのは宛先表示である。
メールが知られている。また、窓部を有する封筒を用い
た封書体も知られているが、一般に、窓部に対応して外
部から視認されるのは宛先表示である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、受取人は、
差出人表示を確認して内容物がダイレクトメールである
と知ると、封書体を開封することなく廃棄することが多
く、ダイレクトメールとしての目的を果たせない場合が
多かった。本発明は、このような事情に鑑みてなされた
もので、開封率の向上を図ったダイレクトメールに適す
る窓開き封書体を提供することを目的とする。
差出人表示を確認して内容物がダイレクトメールである
と知ると、封書体を開封することなく廃棄することが多
く、ダイレクトメールとしての目的を果たせない場合が
多かった。本発明は、このような事情に鑑みてなされた
もので、開封率の向上を図ったダイレクトメールに適す
る窓開き封書体を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載した窓開き封書体は、窓部
を有する封筒と、この封筒内に封入した通知用シートと
からなり、この通知用シートの前記窓部に対応する部分
に、レーザ光で加工したレーザ加工部が位置して、この
レーザ加工部を前記窓部を透して視認可能にしたもので
ある。ここで、レーザ加工部が図柄や案内文などを印字
形成する印字部である場合には、あらかじめこの部分に
インキ層や感熱発色剤層を設けておくのがよい。
に、本発明の請求項1に記載した窓開き封書体は、窓部
を有する封筒と、この封筒内に封入した通知用シートと
からなり、この通知用シートの前記窓部に対応する部分
に、レーザ光で加工したレーザ加工部が位置して、この
レーザ加工部を前記窓部を透して視認可能にしたもので
ある。ここで、レーザ加工部が図柄や案内文などを印字
形成する印字部である場合には、あらかじめこの部分に
インキ層や感熱発色剤層を設けておくのがよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の好適な実施形態を説明する。ここにおいて、図1は封
書体の概略的な平面図、図2はその一部省略して示すA
−A線断面図、図3は通知用シートの展開状態を示す概
略的な平面図、図4はそのB−B線断面図、図5はレー
ザ加工状態を示す概略的な斜視説明図、図6は制御系統
を示すブロック図である。
の好適な実施形態を説明する。ここにおいて、図1は封
書体の概略的な平面図、図2はその一部省略して示すA
−A線断面図、図3は通知用シートの展開状態を示す概
略的な平面図、図4はそのB−B線断面図、図5はレー
ザ加工状態を示す概略的な斜視説明図、図6は制御系統
を示すブロック図である。
【0006】図1及び図2に示すように、封書体1は、
宛名表示視認用の窓部2と、レーザ加工部視認用の窓部
3を有する封筒4と、この封筒4内に封入した通知用シ
ート5とからなる。また、封筒4の封緘片4aは、接着
剤6によって接着している。前記各窓部2,3は、開口
部3aと、この開口部3aを閉塞するように、封筒4の
内面側に接着した透明フィルム3bとからなる。
宛名表示視認用の窓部2と、レーザ加工部視認用の窓部
3を有する封筒4と、この封筒4内に封入した通知用シ
ート5とからなる。また、封筒4の封緘片4aは、接着
剤6によって接着している。前記各窓部2,3は、開口
部3aと、この開口部3aを閉塞するように、封筒4の
内面側に接着した透明フィルム3bとからなる。
【0007】一方、通知用シート5は、図3及び図4に
示すように、折り兼切り用ミシン目7,8を介して連接
した、第1通知片9と、第2通知片10と、宛先表示片
11とからなる。そして、前記第1通知片9と宛名表示
片11のレーザ加工部である印字部には、宛名表示1
2、受取人の興味を引くための図柄13、案内文14を
印字するものであり、ここにはあらかじめインキ層15
を設けている。一方、第2通知片10のレーザ加工部
は、透孔やスリットを組み合わせてなる透かし彫り模様
18のしおり16を形成する部分で、このしおり16形
成部分はあらかじめ切り用ミシン目17で区画してあ
る。なお、この通知用シート5は、当初連続状態にあ
り、その幅方向両側には、移送孔23を等間隔に設けた
マージナル部を有している(図5参照)。
示すように、折り兼切り用ミシン目7,8を介して連接
した、第1通知片9と、第2通知片10と、宛先表示片
11とからなる。そして、前記第1通知片9と宛名表示
片11のレーザ加工部である印字部には、宛名表示1
2、受取人の興味を引くための図柄13、案内文14を
印字するものであり、ここにはあらかじめインキ層15
を設けている。一方、第2通知片10のレーザ加工部
は、透孔やスリットを組み合わせてなる透かし彫り模様
18のしおり16を形成する部分で、このしおり16形
成部分はあらかじめ切り用ミシン目17で区画してあ
る。なお、この通知用シート5は、当初連続状態にあ
り、その幅方向両側には、移送孔23を等間隔に設けた
マージナル部を有している(図5参照)。
【0008】次に、通知用シート5にレーザ加工を施す
装置について、図5及び図6に基づき説明する。連続通
知用シート51は、上下一対のガイドローラ21,22
間に引き出され、図示していないトラクタに移送孔23
を係合して移送されながら、レーザ加工が施されるもの
で、その移送経路上方に位置して、レーザ加工部にレー
ザを照射するようレーザ発振装置24を配置している。
装置について、図5及び図6に基づき説明する。連続通
知用シート51は、上下一対のガイドローラ21,22
間に引き出され、図示していないトラクタに移送孔23
を係合して移送されながら、レーザ加工が施されるもの
で、その移送経路上方に位置して、レーザ加工部にレー
ザを照射するようレーザ発振装置24を配置している。
【0009】このレーザ発振装置24は、レーザ光をパ
ルス発振する炭酸ガスレーザ発振器25と、レーザ光の
進行方向を変換するスキャンミラー26,27を備えて
いる。これらスキャンミラー26,27は、回転自在に
構成され、また、連続通知用シート51のいかなる部分
に対してもレーザ光を照射できるように、連続通知用シ
ート51の幅方向に移動可能に構成され、スキャンミラ
ー駆動部26a,27aによって駆動される。
ルス発振する炭酸ガスレーザ発振器25と、レーザ光の
進行方向を変換するスキャンミラー26,27を備えて
いる。これらスキャンミラー26,27は、回転自在に
構成され、また、連続通知用シート51のいかなる部分
に対してもレーザ光を照射できるように、連続通知用シ
ート51の幅方向に移動可能に構成され、スキャンミラ
ー駆動部26a,27aによって駆動される。
【0010】図示していないトラクタ装置にはエンコー
ダ28を連繋し、連続通知用シート51の送り量を、前
記トラクタ装置の回転量を前記エンコーダ28によって
パルス信号に変換して検出する。そして、パルス信号
は、前記エンコーダ28から制御部29に送るよう構成
している。
ダ28を連繋し、連続通知用シート51の送り量を、前
記トラクタ装置の回転量を前記エンコーダ28によって
パルス信号に変換して検出する。そして、パルス信号
は、前記エンコーダ28から制御部29に送るよう構成
している。
【0011】制御部29は、エンコーダ28のパルス信
号を受けて、送り量に対応するタイミングで、連続通知
用シート51のレーザ加工予定位置である、インキ層1
5(図4参照)形成部分と、切り用ミシン目17で区画
された部分との各所定位置に、それぞれの加工に適した
出力でレーザ光を照射するように、炭酸ガスレーザ発振
器25とスキャンミラー駆動部26a,27aとを制御
するものである。また、この制御部29には、加工デー
タなどの各種データを入力するためのキーボードなどか
らなる入力部30と、入力デ−タや操作条件などを確認
するためのCRTなどからなる表示装置31を接続して
いる。
号を受けて、送り量に対応するタイミングで、連続通知
用シート51のレーザ加工予定位置である、インキ層1
5(図4参照)形成部分と、切り用ミシン目17で区画
された部分との各所定位置に、それぞれの加工に適した
出力でレーザ光を照射するように、炭酸ガスレーザ発振
器25とスキャンミラー駆動部26a,27aとを制御
するものである。また、この制御部29には、加工デー
タなどの各種データを入力するためのキーボードなどか
らなる入力部30と、入力デ−タや操作条件などを確認
するためのCRTなどからなる表示装置31を接続して
いる。
【0012】さらに、制御部29には、連続通知用シー
ト51の移送経路に対応して、各通知用シート5がレー
ザ加工位置に達したことを検出する検知センサ32を配
置している。そして、この検出のために、図示してはい
ないが、各通知用シート5のマージナル部には、検知マ
ークを設けている。
ト51の移送経路に対応して、各通知用シート5がレー
ザ加工位置に達したことを検出する検知センサ32を配
置している。そして、この検出のために、図示してはい
ないが、各通知用シート5のマージナル部には、検知マ
ークを設けている。
【0013】さらにまた、レーザ照射時にレーザ光の焦
点距離がブレないように、レーザ照射位置に焦点安定用
の吸引ドラム33を配置するとともに、トラクタ装置と
ガイドローラ21,22間に適度なテンションを掛け、
連続通知用シート51が弛まないようにしている。
点距離がブレないように、レーザ照射位置に焦点安定用
の吸引ドラム33を配置するとともに、トラクタ装置と
ガイドローラ21,22間に適度なテンションを掛け、
連続通知用シート51が弛まないようにしている。
【0014】レーザ発振器25としては、炭酸ガスレー
ザ発振器のほか、エキシマレーザ発振器、YAGレーザ
発振器などを使用することができ、特定のレーザに限定
されるものではなく、加工対象物の材質などに応じて選
択する。通知用シート5の場合には、炭酸ガスレーザ発
振器が最適である。また、炭酸ガスレーザ発振器25で
透孔やスリットを形成するための出力は、通知用シート
5が静止状態にあれば4W程度で充分であり、インキ層
15を除去するためには、2W程度の出力で充分である
が、加工部分が受けるエネルギーは、移動速度に反比例
し、出力に比例するので、レーザ出力は加工部分の移動
速度によって調整する。例えば、連続通知用シート51
の移動速度が毎分60mである場合に、インキ層15を
用紙面に至るまで除去して画像や文字を形成するには、
炭酸ガスレーザ発振器25の出力は15〜30w程度が
必要である。
ザ発振器のほか、エキシマレーザ発振器、YAGレーザ
発振器などを使用することができ、特定のレーザに限定
されるものではなく、加工対象物の材質などに応じて選
択する。通知用シート5の場合には、炭酸ガスレーザ発
振器が最適である。また、炭酸ガスレーザ発振器25で
透孔やスリットを形成するための出力は、通知用シート
5が静止状態にあれば4W程度で充分であり、インキ層
15を除去するためには、2W程度の出力で充分である
が、加工部分が受けるエネルギーは、移動速度に反比例
し、出力に比例するので、レーザ出力は加工部分の移動
速度によって調整する。例えば、連続通知用シート51
の移動速度が毎分60mである場合に、インキ層15を
用紙面に至るまで除去して画像や文字を形成するには、
炭酸ガスレーザ発振器25の出力は15〜30w程度が
必要である。
【0015】続いて、上述した装置を用いて行うレーザ
加工動作について説明する。まず、入力部30から加工
データを入力し、この入力内容を表示部31で確認す
る。次いで、トラクタ装置のトラクタピンに、所定の予
備加工を施した連続通知用シート51の移送孔23を係
合して、この連続通知用シート51を所定状態にセット
し、前記トラクタ装置を駆動して前記連続通知用シート
51の移送を開始する。
加工動作について説明する。まず、入力部30から加工
データを入力し、この入力内容を表示部31で確認す
る。次いで、トラクタ装置のトラクタピンに、所定の予
備加工を施した連続通知用シート51の移送孔23を係
合して、この連続通知用シート51を所定状態にセット
し、前記トラクタ装置を駆動して前記連続通知用シート
51の移送を開始する。
【0016】検知センサ32によって、ある通知用シー
ト5の第1通知片9のレーザ加工部が所定の加工位置に
達したことが検知されると、制御部29は炭酸ガスレー
ザ発振器25に対してレーザ照射動作信号を送るととも
に、各スキャンミラー駆動部26a,27aに対しても
回転駆動信号を送る。これによって、第1通知片9のイ
ンキ層15に対して、あらかじめ設定した所定出力で、
印字データにしたがったレーザ照射が行われ、インキ層
15に除去部分15aを形成し、残ったインキ部分で案
内文14の印字がなされる。
ト5の第1通知片9のレーザ加工部が所定の加工位置に
達したことが検知されると、制御部29は炭酸ガスレー
ザ発振器25に対してレーザ照射動作信号を送るととも
に、各スキャンミラー駆動部26a,27aに対しても
回転駆動信号を送る。これによって、第1通知片9のイ
ンキ層15に対して、あらかじめ設定した所定出力で、
印字データにしたがったレーザ照射が行われ、インキ層
15に除去部分15aを形成し、残ったインキ部分で案
内文14の印字がなされる。
【0017】次いで、検知センサ32によって、当該通
知用シート5の第2通知片10のレーザ加工部が所定の
加工位置に達したことが検知されると、制御部29は再
び炭酸ガスレーザ発振器25に対してレーザ照射動作信
号を送るとともに、各スキャンミラー駆動部26a,2
7aに対しても回転駆動信号を送る。これによって、第
2通知片10の切り用ミシン目17で区画された部分に
対して、あらかじめ設定した所定出力で、透かし彫りデ
ータにしたがったレーザ照射が行われ、前記第2通知片
10に透かし彫り模様18を有するしおり16が形成さ
れる。
知用シート5の第2通知片10のレーザ加工部が所定の
加工位置に達したことが検知されると、制御部29は再
び炭酸ガスレーザ発振器25に対してレーザ照射動作信
号を送るとともに、各スキャンミラー駆動部26a,2
7aに対しても回転駆動信号を送る。これによって、第
2通知片10の切り用ミシン目17で区画された部分に
対して、あらかじめ設定した所定出力で、透かし彫りデ
ータにしたがったレーザ照射が行われ、前記第2通知片
10に透かし彫り模様18を有するしおり16が形成さ
れる。
【0018】次に、検知センサ32によって、当該通知
用シート5の宛名表示片10のレーザ加工部が所定の加
工位置に達したことが検知されると、制御部29は再び
炭酸ガスレーザ発振器25に対してレーザ照射動作信号
を送るとともに、各スキャンミラー駆動部26a,27
aに対しても回転駆動信号を送る。これによって、宛名
表示片11のインキ層15に対して、あらかじめ設定し
た所定出力で、印字データにしたがったレーザ照射が行
われ、インキ層15の除去部分15aと残ったインキ部
分で図柄13を形成し、また、案内文14と同様に、イ
ンキ層15の残った部分で宛名表示12の印字がなされ
る。ここで、前記図柄13は、炭酸ガスレーザ発振器2
5の出力を調整することにより、インキ層15の除去量
を調整し、これによって濃淡をつけることができる。
用シート5の宛名表示片10のレーザ加工部が所定の加
工位置に達したことが検知されると、制御部29は再び
炭酸ガスレーザ発振器25に対してレーザ照射動作信号
を送るとともに、各スキャンミラー駆動部26a,27
aに対しても回転駆動信号を送る。これによって、宛名
表示片11のインキ層15に対して、あらかじめ設定し
た所定出力で、印字データにしたがったレーザ照射が行
われ、インキ層15の除去部分15aと残ったインキ部
分で図柄13を形成し、また、案内文14と同様に、イ
ンキ層15の残った部分で宛名表示12の印字がなされ
る。ここで、前記図柄13は、炭酸ガスレーザ発振器2
5の出力を調整することにより、インキ層15の除去量
を調整し、これによって濃淡をつけることができる。
【0019】このようにして、各通知用シート5に所定
のレーザ加工を施した連続通知用シート51は、マージ
ナル部を切断除去するとともに単位化して、図3及び図
4に示す通知用シート5となる。この通知用シート5
は、各折り兼切り用ミシン目7,8で、宛名表示片11
が表出するようにe字状に巻き込むように折り畳んだう
え、封筒4内に、窓部2には宛名表示12が対応位置
し、窓部3には図柄13が対応位置するように挿入し
て、封緘し、図1及び図2に示す封書体1とするもので
ある。
のレーザ加工を施した連続通知用シート51は、マージ
ナル部を切断除去するとともに単位化して、図3及び図
4に示す通知用シート5となる。この通知用シート5
は、各折り兼切り用ミシン目7,8で、宛名表示片11
が表出するようにe字状に巻き込むように折り畳んだう
え、封筒4内に、窓部2には宛名表示12が対応位置
し、窓部3には図柄13が対応位置するように挿入し
て、封緘し、図1及び図2に示す封書体1とするもので
ある。
【0020】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、例えば、インキ層15は一層に限ら
ず異なった色のインキを複数層重ねて積層し、多色の印
字や図柄を形成してもよいし、あるいは、除去部分15
aで印字を形成する白抜き印字でもよい。また、インキ
層15に換えて感熱発色剤層を設け、レーザ光の熱で発
色させて印字し、あるいは図柄を作成することもでき
る。さらに、通知用シート5に対し、直接レーザ光を照
射し、これをもって通知用シート5に孔を開けたり、ハ
ーフカットを入れるなどして彫刻を施しても構わない。
なお、通知用シート5の材質は、通常の紙のほか感熱用
紙や合成紙でもよい。加えて、窓部に対応させるレーザ
加工部は、本実施形態におけるような図柄13のほか、
受取人や差出人、あるいはこれらに関連する人物の写真
(特に顔写真など)や動物や風景などの図柄であっても
よいが、本発明はこのような図柄に限定はされず、幾何
学模様や文字・数字・記号の羅列などであっても構わな
い。
れるものではなく、例えば、インキ層15は一層に限ら
ず異なった色のインキを複数層重ねて積層し、多色の印
字や図柄を形成してもよいし、あるいは、除去部分15
aで印字を形成する白抜き印字でもよい。また、インキ
層15に換えて感熱発色剤層を設け、レーザ光の熱で発
色させて印字し、あるいは図柄を作成することもでき
る。さらに、通知用シート5に対し、直接レーザ光を照
射し、これをもって通知用シート5に孔を開けたり、ハ
ーフカットを入れるなどして彫刻を施しても構わない。
なお、通知用シート5の材質は、通常の紙のほか感熱用
紙や合成紙でもよい。加えて、窓部に対応させるレーザ
加工部は、本実施形態におけるような図柄13のほか、
受取人や差出人、あるいはこれらに関連する人物の写真
(特に顔写真など)や動物や風景などの図柄であっても
よいが、本発明はこのような図柄に限定はされず、幾何
学模様や文字・数字・記号の羅列などであっても構わな
い。
【0021】一方、宛名表示12や案内文14は、別途
他のプリンタにより、あらかじめ印字し、あるいはレー
ザ加工後に印字するものでもよい。またさらに、加工対
象物の材質は、通常の紙のほか感熱用紙や合成紙でもよ
い。さらにまた、宛名表示12は、封筒4に印字しても
よい。
他のプリンタにより、あらかじめ印字し、あるいはレー
ザ加工後に印字するものでもよい。またさらに、加工対
象物の材質は、通常の紙のほか感熱用紙や合成紙でもよ
い。さらにまた、宛名表示12は、封筒4に印字しても
よい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明の請求項
1に記載した封書体によれば、封筒内の通知用シートに
おける、該封筒窓部に対応する部分に、レーザ光で加工
した図柄などのレーザ加工部が位置して、このレーザ加
工部を前記窓部から視認可能に構成したので、窓開き封
筒を利用したダイレクトメールにおいて、受領者の興味
を引き、開封率を向上して、通知内容の伝達を確実に行
うことができるという効果を奏する。
1に記載した封書体によれば、封筒内の通知用シートに
おける、該封筒窓部に対応する部分に、レーザ光で加工
した図柄などのレーザ加工部が位置して、このレーザ加
工部を前記窓部から視認可能に構成したので、窓開き封
筒を利用したダイレクトメールにおいて、受領者の興味
を引き、開封率を向上して、通知内容の伝達を確実に行
うことができるという効果を奏する。
【図1】封書体の概略的な平面図。
【図2】図1の一部省略して示すA−A線断面図。
【図3】通知用シートの展開状態を示す概略的な平面
図。
図。
【図4】図3のB−B線断面図。
【図5】レーザ加工状態を示す概略的な斜視説明図。
【図6】制御系統を示すブロック図。
1 封書体 2,3 窓部 4 封筒 5 通知用シート 9 第1通知片 10 第2通知片 11 宛名表示片 12 宛名表示 13 図柄(レーザ加工部) 14 案内文 15 インキ層 16 しおり 17 切り用ミシン目 18 透かし模様 24 レーザ発振装置 25 レーザ発振器 26,27 スキャンミラー 26a,27a スキャンミラー駆動部 28 エンコーダ 29 制御部 32 検知センサ 51 連続通知用シート
Claims (1)
- 【請求項1】 窓部を有する封筒と、この封筒内に封入
した通知用シートとからなり、この通知用シートの前記
窓部に対応する部分に、レーザ光で加工したレーザ加工
部が位置して、このレーザ加工部を前記窓部を透して視
認可能にしたことを特徴とするレーザ加工部を有した窓
開き封書体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001037615A JP2002240831A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | レーザ加工部を有した窓開き封書体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001037615A JP2002240831A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | レーザ加工部を有した窓開き封書体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002240831A true JP2002240831A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18900713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001037615A Pending JP2002240831A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | レーザ加工部を有した窓開き封書体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002240831A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019028241A (ja) * | 2017-07-30 | 2019-02-21 | 進 中谷 | 郵便物等及び郵便物等群 |
-
2001
- 2001-02-14 JP JP2001037615A patent/JP2002240831A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019028241A (ja) * | 2017-07-30 | 2019-02-21 | 進 中谷 | 郵便物等及び郵便物等群 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4001132B2 (ja) | テープ印刷装置 | |
CA2820822C (en) | Method of half-cut cutout processing of label paper | |
JP5195082B2 (ja) | シート材の加工方法およびシート材加工装置 | |
JP5956164B2 (ja) | 包装フィルムへのレーザマーキング方法、包装フィルム、及び包装体、並びにそれを容器とした容器詰め食品 | |
KR20060045427A (ko) | 테이프 처리 장치, 테이프 처리 장치의 테이프 처리 방법및 프로그램 | |
JP4490849B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム | |
JP4136460B2 (ja) | ウエブの加工方法及び加工装置 | |
JPH10138641A (ja) | レーザマーキングによる印刷方法及び印刷物 | |
JP2002240831A (ja) | レーザ加工部を有した窓開き封書体 | |
JP2000211199A (ja) | テ―プ印刷装置およびその制御方法 | |
JP2016137719A (ja) | 包装フィルムへのレーザマーキング方法、包装フィルム、及び包装体、並びにそれを容器とした容器詰め食品 | |
JP2002205453A (ja) | 偽造防止用の画像形成方法および画像形成装置 | |
JPS5914993A (ja) | カラ−印字又は印刷方式 | |
KR100709968B1 (ko) | 문자 정보 처리 방법 및 문자 정보 처리 장치 | |
JP2002160410A (ja) | インクジェット式プリンタ | |
JP2006145624A (ja) | 点字情報処理装置、点字情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体 | |
JPH10272874A (ja) | 可変情報を有した帳票および可変情報の形成方法 | |
JP4141183B2 (ja) | 感光材料の加工装置、加工システム及び加工方法 | |
JP4329136B2 (ja) | マーキング方法 | |
JP2004042072A (ja) | レーザーマーキング方法及びマーキング装置 | |
JP4198440B2 (ja) | レーザーマーキング方法 | |
JP3816414B2 (ja) | レーザーマーキング方法 | |
JP4137495B2 (ja) | レーザーマーキング方法及び感光材料 | |
JPH08118696A (ja) | レーザ印字方法 | |
JP2021133503A (ja) | 印刷装置、制御方法、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060328 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060529 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070116 |