JP2002128921A - 段差防止用プリプレグ、それを用いた管状体の製造方法および管状体 - Google Patents
段差防止用プリプレグ、それを用いた管状体の製造方法および管状体Info
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シートワインド成形による巻状体
の成形において、シートの巻始めや巻終いの影響による
段差,及び偏肉を防止するプリプレグを提供すること。
また、表面が平滑な管状体を提供すること。 【解決手段】 プリプレグシートの端部が管
状体の厚さ方向に重ならないように周方向にずらして積
層させるシートワインド成形法による管状物の成形方法
において、該積層させるプリプレグシートの巻回両端部
に、幅2〜20mmの織物プリプレグであって、樹脂含
有率50〜90wt%、厚み0.04〜0.10mmで
ある段差防止用プリプレグを突き合わせるように配する
の成形において、シートの巻始めや巻終いの影響による
段差,及び偏肉を防止するプリプレグを提供すること。
また、表面が平滑な管状体を提供すること。 【解決手段】 プリプレグシートの端部が管
状体の厚さ方向に重ならないように周方向にずらして積
層させるシートワインド成形法による管状物の成形方法
において、該積層させるプリプレグシートの巻回両端部
に、幅2〜20mmの織物プリプレグであって、樹脂含
有率50〜90wt%、厚み0.04〜0.10mmで
ある段差防止用プリプレグを突き合わせるように配する
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートワインド成形
による表面が平滑なFRP製管状体に関する。
による表面が平滑なFRP製管状体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス繊維、炭素繊維等を強化材
とし、合成樹脂をマトリックスとしたFRP製成形物は
スポーツ用品、自動車用品を含め広く使用されている。
特に釣竿やゴルフシャフト等の用途ではFRP製管状物
が用いられている。これらは、主にシートワインド成形
や、フィラメントワインド成形により製造される。しか
しながら、シートワインド成形によるFRP製管状物
は、シートの巻き始めや巻き終いの影響で管状物表面に
段差が生じるという問題があり、これを解決するために
種々検討がなされている。
とし、合成樹脂をマトリックスとしたFRP製成形物は
スポーツ用品、自動車用品を含め広く使用されている。
特に釣竿やゴルフシャフト等の用途ではFRP製管状物
が用いられている。これらは、主にシートワインド成形
や、フィラメントワインド成形により製造される。しか
しながら、シートワインド成形によるFRP製管状物
は、シートの巻き始めや巻き終いの影響で管状物表面に
段差が生じるという問題があり、これを解決するために
種々検討がなされている。
【0003】成形された管状物表面の凹凸において凸
部を除去してから表面に樹脂を塗布する方法。この場
合、凸部を除去する際に補強繊維を切断するなどして強
度が低下する問題が生じる
部を除去してから表面に樹脂を塗布する方法。この場
合、凸部を除去する際に補強繊維を切断するなどして強
度が低下する問題が生じる
【0004】成型された管状物の表面に、段差がなく
なるように樹脂を塗布し硬化成形する方法(樹脂による
穴埋めの方法)。この場合、樹脂塗布工程や硬化成形工
程が増えるなど作業効率が非常に悪くなる。
なるように樹脂を塗布し硬化成形する方法(樹脂による
穴埋めの方法)。この場合、樹脂塗布工程や硬化成形工
程が増えるなど作業効率が非常に悪くなる。
【0005】ワインド用のシートに低目付のシートを
用いて幾層も巻き付け段差を目立たなくする方法。この
場合、コスト高になるだけでなく薄物を扱うため作業性
が悪いという問題が生じる。
用いて幾層も巻き付け段差を目立たなくする方法。この
場合、コスト高になるだけでなく薄物を扱うため作業性
が悪いという問題が生じる。
【0006】管状物の巻き終端部の外側に段差部を被
覆するようにテープ状プリプレグを重合接着する方法
(特公平5−44910号)。この場合、段差部を被覆
するため、段差は少なくなるものの解消にはならないと
いう問題がある。
覆するようにテープ状プリプレグを重合接着する方法
(特公平5−44910号)。この場合、段差部を被覆
するため、段差は少なくなるものの解消にはならないと
いう問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うな従来技術の問題を解消すべく、管状成形物の凸部を
除去することによる管状物の強度低下、成形における工
程の繁雑さ、材料の取り扱い性等の作業効率の低下を招
くことがないような、管状物の段差防止用材料(プリプ
レグ)を提供することを目的とする。また、段差のない
表面が平滑な、且つ偏肉や層乱れのないFRP製管状物
を提供することを目的とする。
うな従来技術の問題を解消すべく、管状成形物の凸部を
除去することによる管状物の強度低下、成形における工
程の繁雑さ、材料の取り扱い性等の作業効率の低下を招
くことがないような、管状物の段差防止用材料(プリプ
レグ)を提供することを目的とする。また、段差のない
表面が平滑な、且つ偏肉や層乱れのないFRP製管状物
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を鑑みて、本発
明は以下の構成からなる。 (1)織物プリプレグであって、樹脂含有率50〜90
wt%、厚み0.04〜0.10mmであることを特徴
と段差防止用プリプレグ。 (2)織物プリプレグの強化繊維が無機または有機繊維
であることを特徴とする請求項1記載の段差防止用プリ
プレグ (3)シートワインド成形により成形された管状体であ
って、最内層、または/および、最外層に請求項1およ
び請求項2記載の段差防止用プリプレグによる層を形成
したことを特徴とする表面が平滑な管状体。 (4)プリプレグシートの端部が管状体の厚さ方向に重
ならないように周方向にずらして積層させるシートワイ
ンド成形法による管状物の成形方法において、該積層さ
せるプリプレグシートの巻回両端部に、幅2〜20mm
の請求項1および請求項2記載の段差防止用プリプレグ
を突き合わせるように配すること特徴とする管状体の成
形方法。 (5)プリプレグシートの端部が管状体の厚さ方向に重
ならないように周方向に半周分ずらして積層させるシー
トワインド成形法による管状物の成形方法において、該
積層させるプリプレグシートの巻回両端部に、幅2〜2
0mmの請求項1および請求項2記載の段差防止用プリ
プレグを突き合わせるように配すること特徴とする管状
体の成形方法。 (6)請求項4または5記載の成形法により成形された
表面が平滑な管状体。
明は以下の構成からなる。 (1)織物プリプレグであって、樹脂含有率50〜90
wt%、厚み0.04〜0.10mmであることを特徴
と段差防止用プリプレグ。 (2)織物プリプレグの強化繊維が無機または有機繊維
であることを特徴とする請求項1記載の段差防止用プリ
プレグ (3)シートワインド成形により成形された管状体であ
って、最内層、または/および、最外層に請求項1およ
び請求項2記載の段差防止用プリプレグによる層を形成
したことを特徴とする表面が平滑な管状体。 (4)プリプレグシートの端部が管状体の厚さ方向に重
ならないように周方向にずらして積層させるシートワイ
ンド成形法による管状物の成形方法において、該積層さ
せるプリプレグシートの巻回両端部に、幅2〜20mm
の請求項1および請求項2記載の段差防止用プリプレグ
を突き合わせるように配すること特徴とする管状体の成
形方法。 (5)プリプレグシートの端部が管状体の厚さ方向に重
ならないように周方向に半周分ずらして積層させるシー
トワインド成形法による管状物の成形方法において、該
積層させるプリプレグシートの巻回両端部に、幅2〜2
0mmの請求項1および請求項2記載の段差防止用プリ
プレグを突き合わせるように配すること特徴とする管状
体の成形方法。 (6)請求項4または5記載の成形法により成形された
表面が平滑な管状体。
【0009】本発明の段差防止用プリプレグは樹脂含有
率50〜90wt%と高含有率であるため、これを配す
ると成形時に樹脂がフローすることにより、プリプレグ
シートの巻始めや、巻き終いの段差部が解消され、表面
が滑らかになるだけでなく、偏肉やシート層の乱れが防
止できる。
率50〜90wt%と高含有率であるため、これを配す
ると成形時に樹脂がフローすることにより、プリプレグ
シートの巻始めや、巻き終いの段差部が解消され、表面
が滑らかになるだけでなく、偏肉やシート層の乱れが防
止できる。
【0010】また、成形物の内面や表面のボイド発生防
止効果もある。さらには、成形物表面の研磨補修が不要
なため強化繊維の切断等もなく機械強度の高い管状物を
も提供することができる。
止効果もある。さらには、成形物表面の研磨補修が不要
なため強化繊維の切断等もなく機械強度の高い管状物を
も提供することができる。
【0011】
【本発明の実施の形態】本発明の段差防止用プリプレグ
に用いる織物プリプレグとは、強化繊維織物に硬化剤を
含む樹脂を含浸させたもので、その製法は乾式法や湿式
法と限定するものではないが、樹脂含浸率が高く、寸法
安定性の優れたプリプレグを製造する上でホットメルト
法が好ましい。
に用いる織物プリプレグとは、強化繊維織物に硬化剤を
含む樹脂を含浸させたもので、その製法は乾式法や湿式
法と限定するものではないが、樹脂含浸率が高く、寸法
安定性の優れたプリプレグを製造する上でホットメルト
法が好ましい。
【0012】本発明における段差防止用プリプレグのマ
トリックス樹脂は、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂であ
るが、好ましくは、シートワインド成形で用いるプリプ
レグのマトリックス樹脂と同成分の樹脂を用いること
が、一体成形での相溶性の面からよい。
トリックス樹脂は、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂であ
るが、好ましくは、シートワインド成形で用いるプリプ
レグのマトリックス樹脂と同成分の樹脂を用いること
が、一体成形での相溶性の面からよい。
【0013】本発明の段差防止用プリプレグの樹脂含有
率は50〜90wt%である。50wt%未満である
と、成形時の樹脂フローが少なくなり段差防止効果を妨
げる問題が生じる。また90wt%超であると、成形時
の樹脂のフローが多くなり炉落ち等の問題を生じる可能
性があり好ましくない。
率は50〜90wt%である。50wt%未満である
と、成形時の樹脂フローが少なくなり段差防止効果を妨
げる問題が生じる。また90wt%超であると、成形時
の樹脂のフローが多くなり炉落ち等の問題を生じる可能
性があり好ましくない。
【0014】段差防止用プリプレグの厚みは0.04〜
0.10mmである。段差防止用プリプレグは、シート
ワインド成形用プリプレグの厚みの段差を防止する補助
材のため、シートワインド成形用プリプレグの厚みより
薄いことが望ましい。段差防止用プリプレグの厚みは
0.04未満であると、シートが薄過ぎるため段差防止
効果が出にくくなる。また、0.10mm超であるとワ
インドするシートより厚くなる場合があり、段差防止を
妨げるため好ましくない。
0.10mmである。段差防止用プリプレグは、シート
ワインド成形用プリプレグの厚みの段差を防止する補助
材のため、シートワインド成形用プリプレグの厚みより
薄いことが望ましい。段差防止用プリプレグの厚みは
0.04未満であると、シートが薄過ぎるため段差防止
効果が出にくくなる。また、0.10mm超であるとワ
インドするシートより厚くなる場合があり、段差防止を
妨げるため好ましくない。
【0015】本発明の段差防止用プリプレグに用いる強
化繊維は、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等の強
化繊維が用いられる。また、織物の形態は平織、綾織,
朱子織等の2軸織物が開繊性の面から好ましい。
化繊維は、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等の強
化繊維が用いられる。また、織物の形態は平織、綾織,
朱子織等の2軸織物が開繊性の面から好ましい。
【0016】本発明のプリプレグシートの端部とは、管
状体の軸方向に延びる巻始め及び巻終いの端部をいう。
プリプレグシートは管状体の厚さ方向に重ならないよう
に周方向にずらして積層し、ずらし具合は積層枚数にも
よるが、周方向に半周分、1/3周分等、プリプレグを
積層・巻回した管状体の断面が断面中心に対称になるよ
うにずらすことが管状体の段差や偏肉を抑制するために
好ましい。
状体の軸方向に延びる巻始め及び巻終いの端部をいう。
プリプレグシートは管状体の厚さ方向に重ならないよう
に周方向にずらして積層し、ずらし具合は積層枚数にも
よるが、周方向に半周分、1/3周分等、プリプレグを
積層・巻回した管状体の断面が断面中心に対称になるよ
うにずらすことが管状体の段差や偏肉を抑制するために
好ましい。
【0017】また、バイアスプリプレグを積層する場合
は、半周ずらすことが好ましく、特にバイアスプリプレ
グの上に一方向プリプレグを巻き付ける場合は、バイア
スシート巻き終い端部に連続してまたは半周ずらして巻
き付けることが対称性の点で好ましい。但し、UD層を
複数分割して巻き付ける場合は1/3、1/4周ずらし
て段差を最小限にする。
は、半周ずらすことが好ましく、特にバイアスプリプレ
グの上に一方向プリプレグを巻き付ける場合は、バイア
スシート巻き終い端部に連続してまたは半周ずらして巻
き付けることが対称性の点で好ましい。但し、UD層を
複数分割して巻き付ける場合は1/3、1/4周ずらし
て段差を最小限にする。
【0018】次に、本発明の段差防止用プリプレグを用
いたシートワインド成形による管状体の成形方法につい
て説明する。
いたシートワインド成形による管状体の成形方法につい
て説明する。
【0019】本発明の段差防止用プリプレグを用いる成
形方法は、段差防止用プリプレグを(1)パターンカッ
トしたものを最内層、最外層、または両層に用いる場
合、(2)スリットテープ状のプリプレグを用いる場
合、(3)中間層に部分的に用いる場合、等がある。な
お、本発明の段差防止用プリプレグを用いたシートワイ
ンド成形による管状体の成形方法はこれらの場合に限定
するものではない。
形方法は、段差防止用プリプレグを(1)パターンカッ
トしたものを最内層、最外層、または両層に用いる場
合、(2)スリットテープ状のプリプレグを用いる場
合、(3)中間層に部分的に用いる場合、等がある。な
お、本発明の段差防止用プリプレグを用いたシートワイ
ンド成形による管状体の成形方法はこれらの場合に限定
するものではない。
【0020】各成形方法について説明する。
【0021】(1)の成形方法は、まず本発明の段差防
止用プリプレグを最内層、最外層の1ply長にパター
ンカットしたものを用意し、マンドレルに最内層用段差
防止用プリプレグを巻き付ける。次に、中間層のプリプ
レグシートを必要分巻き付ける。ここで、中間層は成形
物の用途に応じ、バイアスプリプレグや一方向性プリプ
レグを単独または組合わせて用いることができる。例え
ばゴルフシャフトの場合は、中間層(内側)バイアスプ
リプレグと中間層(外側)一方向性プリプレグを組合わ
せて用いるのが適している。また、釣竿の場合は中間層
に一方向性プリプレグを用いることが適する。一方向性
プリプレグを巻き付けた後、最外層用段差防止用プリプ
レグを巻き付ける。このとき、最内層および最外層は1
ply長にカットしたものなので、端部は突き合わせと
なる。最後にテープ状収縮フィルムを螺旋状に巻き付
け、加熱硬化させ、放冷後テープ状収縮フィルムをはが
し管状体を得る。図1は(1)成形法により作製した管
状体の断面図である。最内層1と最外層2に段差防止用プ
リプレグを配して成形したため、管状物の表面は平滑と
なる。
止用プリプレグを最内層、最外層の1ply長にパター
ンカットしたものを用意し、マンドレルに最内層用段差
防止用プリプレグを巻き付ける。次に、中間層のプリプ
レグシートを必要分巻き付ける。ここで、中間層は成形
物の用途に応じ、バイアスプリプレグや一方向性プリプ
レグを単独または組合わせて用いることができる。例え
ばゴルフシャフトの場合は、中間層(内側)バイアスプ
リプレグと中間層(外側)一方向性プリプレグを組合わ
せて用いるのが適している。また、釣竿の場合は中間層
に一方向性プリプレグを用いることが適する。一方向性
プリプレグを巻き付けた後、最外層用段差防止用プリプ
レグを巻き付ける。このとき、最内層および最外層は1
ply長にカットしたものなので、端部は突き合わせと
なる。最後にテープ状収縮フィルムを螺旋状に巻き付
け、加熱硬化させ、放冷後テープ状収縮フィルムをはが
し管状体を得る。図1は(1)成形法により作製した管
状体の断面図である。最内層1と最外層2に段差防止用プ
リプレグを配して成形したため、管状物の表面は平滑と
なる。
【0022】(2)の成形方法は、段差用プリプレグの
スリット状テープをマンドレルに螺旋状にオーバーラッ
プしないように巻き付ける。スリット状テープの幅は2
〜20mmの範囲で一定幅のものが好ましい。次に、中
間層のプリプレグシートを必要分巻き付ける。ここで、
中間層は成形物の用途に応じ、バイアスプリプレグや一
方向性プリプレグを単独または組合わせて用いることが
できる。中間層を巻き付けた後、最外層に段差防止用プ
リプレグのスリット状テープを螺旋状にオーバーラップ
しないように巻き付ける。最後にテープ状収縮フィルム
を螺旋状に巻き付け、加熱硬化させ、放冷後テープ状収
縮フィルムをはがし、管状体を得る。
スリット状テープをマンドレルに螺旋状にオーバーラッ
プしないように巻き付ける。スリット状テープの幅は2
〜20mmの範囲で一定幅のものが好ましい。次に、中
間層のプリプレグシートを必要分巻き付ける。ここで、
中間層は成形物の用途に応じ、バイアスプリプレグや一
方向性プリプレグを単独または組合わせて用いることが
できる。中間層を巻き付けた後、最外層に段差防止用プ
リプレグのスリット状テープを螺旋状にオーバーラップ
しないように巻き付ける。最後にテープ状収縮フィルム
を螺旋状に巻き付け、加熱硬化させ、放冷後テープ状収
縮フィルムをはがし、管状体を得る。
【0023】(3) 図2は(3)の成形方法を用いる
場合の展開図である。この成形方法は、まず、段差防止
用プリプレグのスリット状テープ6をマンドレル11に軸
方向に貼り付け、次いでバイアスプリプレグ層9、一方
向性プリプレグ層10を順に積層しマンドレルに巻き付け
る。ここでは中間層はバイアスプリプレグ層9および一
方向性プリプレグ層10である。その後、最外層に段差防
止用ブリプレグを、1ply相当長にパターンカットし
たものの場合は上述の成形方法(1)、スリット状テー
プをの場合は成形方法(2)の要領で巻付ける。最後に
テープ状収縮フィルムを螺旋状に巻き付け加熱硬化さ
せ、放冷後テープ状収縮フィルムをはがし、管状体を得
る方法である。
場合の展開図である。この成形方法は、まず、段差防止
用プリプレグのスリット状テープ6をマンドレル11に軸
方向に貼り付け、次いでバイアスプリプレグ層9、一方
向性プリプレグ層10を順に積層しマンドレルに巻き付け
る。ここでは中間層はバイアスプリプレグ層9および一
方向性プリプレグ層10である。その後、最外層に段差防
止用ブリプレグを、1ply相当長にパターンカットし
たものの場合は上述の成形方法(1)、スリット状テー
プをの場合は成形方法(2)の要領で巻付ける。最後に
テープ状収縮フィルムを螺旋状に巻き付け加熱硬化さ
せ、放冷後テープ状収縮フィルムをはがし、管状体を得
る方法である。
【0024】特徴とするところは予め作製しておくバイ
アスプリプレグ層9や一方向性プリプレグ層10の各層に
おいて、構成するプリプレグシートの端部に段差防止用
プリプレグのスリット状テープ(7、8)を付き合わせる
ように配置しておくことである。また、バイアスプリプ
レグ層と一方向性プリプレグ層の順序や交互に積層する
等の組合わせは管状体の設計条件により、適宜選択でき
る。段差防止用プリプレグを配したシートを巻付け硬化
するため、段差防止用プリプレグの樹脂がフローし、点
線で示す三角部に樹脂が廻りシート段差が微少になり、
段差部でのシートの乱れが防止できるものとなる。
アスプリプレグ層9や一方向性プリプレグ層10の各層に
おいて、構成するプリプレグシートの端部に段差防止用
プリプレグのスリット状テープ(7、8)を付き合わせる
ように配置しておくことである。また、バイアスプリプ
レグ層と一方向性プリプレグ層の順序や交互に積層する
等の組合わせは管状体の設計条件により、適宜選択でき
る。段差防止用プリプレグを配したシートを巻付け硬化
するため、段差防止用プリプレグの樹脂がフローし、点
線で示す三角部に樹脂が廻りシート段差が微少になり、
段差部でのシートの乱れが防止できるものとなる。
【0025】図3、図4は(3)の成形方法を用いる場
合の他の展開図の一例である。図5は、図3の展開図に
より成形した管状体の中間層の概略断面図である。
合の他の展開図の一例である。図5は、図3の展開図に
より成形した管状体の中間層の概略断面図である。
【0026】このようにして成形された管状体表面は段
差が無く偏肉やシート層の乱れのないため、表面状態が
極めて平滑な成形物がが得られる。本発明でいう表面が
平滑な成形物とは、プリプレグシートの巻始め巻き終い
の影響による管状体の軸方向にのびる段差があらわれな
い成形物をいう。なお、成形方法はこれらに限定するも
のではなく、これらの成形方法を組合せて用いたり、応
用して用いることが可能である。
差が無く偏肉やシート層の乱れのないため、表面状態が
極めて平滑な成形物がが得られる。本発明でいう表面が
平滑な成形物とは、プリプレグシートの巻始め巻き終い
の影響による管状体の軸方向にのびる段差があらわれな
い成形物をいう。なお、成形方法はこれらに限定するも
のではなく、これらの成形方法を組合せて用いたり、応
用して用いることが可能である。
【0027】
【実施例】(実施例1) 段差防止用プリプレグの製造 ビスフェノールA系エポキシ樹脂を主成分とする樹脂フ
ィルム上に、経糸、緯糸がガラス繊維からなる平織物
(繊維重量:24g/m2)を重ね合わせ、約80℃で加熱加
圧し、織物プリプレグを得た。この織物プリプレグの樹
脂含有率は70%、厚みは0.08mmであった。
ィルム上に、経糸、緯糸がガラス繊維からなる平織物
(繊維重量:24g/m2)を重ね合わせ、約80℃で加熱加
圧し、織物プリプレグを得た。この織物プリプレグの樹
脂含有率は70%、厚みは0.08mmであった。
【0028】(実施例2) 成形方法(1)の場合 実施例1で得た段差防止用プリプレグ(厚み:0.08
mm、樹脂含有率:70%)をマンドレルに1ply巻
回する。その上に炭素繊維からなるエポキシ樹脂系一方
向プリプレグ(炭素繊維:ベスファイトHTA−24K
((東邦レーヨン製))、繊維目付125g/m2、RC 30%、厚
さ 0.115mm)を2ply相当になるように繊維軸に対し
+45゜、-45°方向に裁断し、マンドレルに対し半
周ずらし±45゜となるように貼り合わせ、巻回する。
更に、一方向プリプレグの繊維方向をマンドレル軸に沿
うように3ply巻回させる。最外層には実施例1で得
た段差防止用プリプレグを1ply巻回し、収縮テープ
にてテーピングし、加熱硬化を行った。出来上がった管
状体は、周方向でのプリプレグの巻端部により段差は無
く、ボイド傷のない表面状態が極めて平滑な成形物を得
た。
mm、樹脂含有率:70%)をマンドレルに1ply巻
回する。その上に炭素繊維からなるエポキシ樹脂系一方
向プリプレグ(炭素繊維:ベスファイトHTA−24K
((東邦レーヨン製))、繊維目付125g/m2、RC 30%、厚
さ 0.115mm)を2ply相当になるように繊維軸に対し
+45゜、-45°方向に裁断し、マンドレルに対し半
周ずらし±45゜となるように貼り合わせ、巻回する。
更に、一方向プリプレグの繊維方向をマンドレル軸に沿
うように3ply巻回させる。最外層には実施例1で得
た段差防止用プリプレグを1ply巻回し、収縮テープ
にてテーピングし、加熱硬化を行った。出来上がった管
状体は、周方向でのプリプレグの巻端部により段差は無
く、ボイド傷のない表面状態が極めて平滑な成形物を得
た。
【0029】(実施例3) 成形方法(1)(2)
(3)を組み合わせた場合 <最外層に1ply、最内層にスリットテープ、中間層端
部にスリットテープを用いる例>実施例1で得た段差防
止用プリプレグ(厚み:0.08mm、樹脂含有率:7
0%)を、幅8mmのスリット状テープに切断したもの
を、マンドレルに螺旋状に隙間なく巻き付け最内層とし
た。次いで、炭素繊維からなるエポキシ樹脂系一方向プ
リプレグ(炭素繊維:ベスファイトHTA−24K((東
邦レーヨン製))、繊維目付125g/m2、RC30%、厚さ0.11
5mm)の±45°層を2ply分パターンカットしたも
のと、炭素繊維からなるエポキシ樹脂系一方向プリプレ
グ(炭素繊維:ベスファイトHTA−24K((東邦レー
ヨン製))、繊維目付100g/m2、RC30%、厚さ0.092mm)
の0°層3ply分パターンカットしたものをマンドレ
ルに対し半周分ずれるように積層し、±45°層の巻終
い端部と0°層の巻始め端部に、実施例1で得た段差防
止用プリプレグを幅8mmにしたスリット状プリプレグ
を突き合わせるように配置し、先のスリット状テープが
巻付けられているマンドレルにこの積層されたプリプレ
グをバイアス層が内側になるように巻付ける。次いで、
実施例1で得た段差防止用プリプレグを1ply分パタ
ーンカットしたものを0°層のプリプレグと突合わせる
よう配置し巻き付け、収縮テープにてテーピングし、加
熱硬化を行った。出来上がった管状体は、周方向でのプ
リプレグの巻端部により段差は無く、ボイド傷のない表
面状態が極めて平滑な成形物を得た。
(3)を組み合わせた場合 <最外層に1ply、最内層にスリットテープ、中間層端
部にスリットテープを用いる例>実施例1で得た段差防
止用プリプレグ(厚み:0.08mm、樹脂含有率:7
0%)を、幅8mmのスリット状テープに切断したもの
を、マンドレルに螺旋状に隙間なく巻き付け最内層とし
た。次いで、炭素繊維からなるエポキシ樹脂系一方向プ
リプレグ(炭素繊維:ベスファイトHTA−24K((東
邦レーヨン製))、繊維目付125g/m2、RC30%、厚さ0.11
5mm)の±45°層を2ply分パターンカットしたも
のと、炭素繊維からなるエポキシ樹脂系一方向プリプレ
グ(炭素繊維:ベスファイトHTA−24K((東邦レー
ヨン製))、繊維目付100g/m2、RC30%、厚さ0.092mm)
の0°層3ply分パターンカットしたものをマンドレ
ルに対し半周分ずれるように積層し、±45°層の巻終
い端部と0°層の巻始め端部に、実施例1で得た段差防
止用プリプレグを幅8mmにしたスリット状プリプレグ
を突き合わせるように配置し、先のスリット状テープが
巻付けられているマンドレルにこの積層されたプリプレ
グをバイアス層が内側になるように巻付ける。次いで、
実施例1で得た段差防止用プリプレグを1ply分パタ
ーンカットしたものを0°層のプリプレグと突合わせる
よう配置し巻き付け、収縮テープにてテーピングし、加
熱硬化を行った。出来上がった管状体は、周方向でのプ
リプレグの巻端部により段差は無く、ボイド傷のない表
面状態が極めて平滑な成形物を得た。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、プリプレグシートの巻
始めや、巻き終いの段差部が解消された表面が平滑な管
状体を研磨補修や樹脂塗装に頼らずに提供できる。ま
た、偏肉やシート層の乱れが防止でき、成形物の内面や
表面のボイド発生がないの機械的特性に優れた管状体が
得られる。
始めや、巻き終いの段差部が解消された表面が平滑な管
状体を研磨補修や樹脂塗装に頼らずに提供できる。ま
た、偏肉やシート層の乱れが防止でき、成形物の内面や
表面のボイド発生がないの機械的特性に優れた管状体が
得られる。
【図1】本発明による管状体の断面図
【図2】本発明による管状体の展開図
【図3】本発明による管状体の展開図
【図4】本発明による管状体の展開図
【図5】本発明による管状体の中間層部分の断面図。
1:最内層 2:最外層 3:中間層(内側) 4:中間層(外側) 5:突き合わせ端部 6、7,8,12:段差防止用プリプレグ 9:中間層(バイアス層) 10:中間層(一方向性層) 11:マンドレル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 23:00 C08L 63:00 C08L 63:00 B29C 67/14 B Fターム(参考) 3H111 AA01 BA15 BA34 CA03 CB05 CB14 CB29 DA26 DB19 DB27 EA17 4F072 AA04 AA07 AB02 AB09 AB10 AB28 AD28 AG03 AG16 AG20 AG22 AH06 AJ01 AJ04 AK02 AK05 AK11 AL03 4F205 AA36 AD16 AD18 AD19 AD25 AG08 HA02 HA23 HA33 HA35 HA45 HB01 HC02 HC05 HC14 HC16 HC17 HG03 HG05 HK04 HK05 HL02 HL12
Claims (6)
- 【請求項1】織物プリプレグであって、樹脂含有率50
〜90wt%、厚み0.04〜0.10mmであること
を特徴と段差防止用プリプレグ。 - 【請求項2】織物プリプレグの強化繊維が無機または有
機繊維であることを特徴とする請求項1記載の段差防止
用プリプレグ - 【請求項3】シートワインド成形により成形された管状
体であって、最内層、または/および、最外層に請求項
1または請求項2記載の段差防止用プリプレグによる層
を形成したことを特徴とする表面が平滑な管状体。 - 【請求項4】プリプレグシートの端部が管状体の厚さ方
向に重ならないように周方向にずらして積層させるシー
トワインド成形法による管状物の成形方法において、該
積層させるプリプレグシートの巻回両端部に、幅2〜2
0mmの請求項1および請求項2記載の段差防止用プリ
プレグを突き合わせるように配すること特徴とする管状
体の成形方法。 - 【請求項5】プリプレグシートの端部が管状体の厚さ方
向に重ならないように周方向に半周分ずらして積層させ
るシートワインド成形法による管状物の成形方法におい
て、該積層させるプリプレグシートの巻回両端部に、幅
2〜20mmの請求項1および請求項2記載の段差防止
用プリプレグを突き合わせるように配すること特徴とす
る管状体の成形方法。 - 【請求項6】請求項4または5記載の成形法により成形
された表面が平滑な管状体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000330059A JP2002128921A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 段差防止用プリプレグ、それを用いた管状体の製造方法および管状体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000330059A JP2002128921A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 段差防止用プリプレグ、それを用いた管状体の製造方法および管状体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002128921A true JP2002128921A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18806639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000330059A Pending JP2002128921A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 段差防止用プリプレグ、それを用いた管状体の製造方法および管状体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002128921A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015534912A (ja) * | 2012-10-22 | 2015-12-07 | アッシュ・ウー・エフ | 複合材料で作られた自己潤滑性アーティキュレーション要素及び高い動的負荷の下での操作 |
WO2016147646A1 (ja) * | 2015-03-19 | 2016-09-22 | 東レ株式会社 | シート状強化繊維基材、プリフォームおよび繊維強化樹脂成形品 |
CN107614579A (zh) * | 2015-05-22 | 2018-01-19 | 株式会社神户制钢所 | 带状预浸料及纤维强化成形体 |
JP2019193979A (ja) * | 2018-05-01 | 2019-11-07 | 藤倉コンポジット株式会社 | Frp円筒及びその製造方法 |
WO2020026795A1 (ja) | 2018-07-30 | 2020-02-06 | 株式会社豊田自動織機 | Frp製管状体及びfrp製管状体の製造方法 |
-
2000
- 2000-10-30 JP JP2000330059A patent/JP2002128921A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015534912A (ja) * | 2012-10-22 | 2015-12-07 | アッシュ・ウー・エフ | 複合材料で作られた自己潤滑性アーティキュレーション要素及び高い動的負荷の下での操作 |
RU2719817C2 (ru) * | 2015-03-19 | 2020-04-23 | Торэй Индастриз, Инк. | Листовой основной материал из армирующего волокна, заготовка и формованный продукт из армированной волокном смолы |
KR20170129715A (ko) * | 2015-03-19 | 2017-11-27 | 도레이 카부시키가이샤 | 시트상 강화 섬유 기재, 프리폼 및 섬유 강화 수지 성형품 |
JPWO2016147646A1 (ja) * | 2015-03-19 | 2017-12-28 | 東レ株式会社 | シート状強化繊維基材、プリフォームおよび繊維強化樹脂成形品 |
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WO2016147646A1 (ja) * | 2015-03-19 | 2016-09-22 | 東レ株式会社 | シート状強化繊維基材、プリフォームおよび繊維強化樹脂成形品 |
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CN107614579B (zh) * | 2015-05-22 | 2021-02-19 | 株式会社神户制钢所 | 带状预浸料及纤维强化成形体 |
JP2019193979A (ja) * | 2018-05-01 | 2019-11-07 | 藤倉コンポジット株式会社 | Frp円筒及びその製造方法 |
WO2020026795A1 (ja) | 2018-07-30 | 2020-02-06 | 株式会社豊田自動織機 | Frp製管状体及びfrp製管状体の製造方法 |
JPWO2020026795A1 (ja) * | 2018-07-30 | 2021-08-02 | 株式会社豊田自動織機 | Frp製管状体及びfrp製管状体の製造方法 |
US11427939B2 (en) | 2018-07-30 | 2022-08-30 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | FRP tubular body and method for manufacturing FRP tubular body |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050614 |
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A521 | Written amendment |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050830 |