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JP2002126932A - エンドミル - Google Patents

エンドミル

Info

Publication number
JP2002126932A
JP2002126932A JP2000323174A JP2000323174A JP2002126932A JP 2002126932 A JP2002126932 A JP 2002126932A JP 2000323174 A JP2000323174 A JP 2000323174A JP 2000323174 A JP2000323174 A JP 2000323174A JP 2002126932 A JP2002126932 A JP 2002126932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flank
outer peripheral
corner
end mill
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000323174A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsugo Kawai
龍吾 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSG Corp
Original Assignee
OSG Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OSG Corp filed Critical OSG Corp
Priority to JP2000323174A priority Critical patent/JP2002126932A/ja
Publication of JP2002126932A publication Critical patent/JP2002126932A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/20Number of cutting edges
    • B23C2210/207Number of cutting edges eight

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンドミルのコーナの刃先強度を確保しつつ
コーナ逃げ面摩耗を抑制する。 【解決手段】 外周刃16の第一逃げ面20a、第二逃
げ面20bと、底刃18の第一逃げ面22a、第二逃げ
面22bとの交線上であって、コーナ24から所定寸法
tだけ離間した位置に、逃げ32を設けた。所定寸法t
は、0.2mm〜0.3mmの範囲内の寸法で、逃げ3
2は、外周刃16の第一逃げ面20a、第二逃げ面20
b、および底刃18の第一逃げ面22aによって構成さ
れる略三角錐形状の凸状部、および底刃18の第一逃げ
面22a、第二逃げ面22b、および外周刃16の第二
逃げ面20bによって構成される略三角錐形状の凸状
部、を共に面取り除去するように設けられた単一の平坦
面にて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンドミルに係り、
特に、外周刃と底刃とが繋がるコーナの刃先強度を確保
しつつ逃げ面摩耗を抑制する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外周刃および底刃を有するエンドミル
が、各種の切削加工において多用されている。図4は、
このような従来のエンドミルの一例を示す図で、(a) は
軸心と直角な方向から見た正面図、(b) は先端側(底刃
側)から見た底面図、(c) は(a)におけるC部の拡大
図、(d) は(b) におけるD部の拡大図である。かかるエ
ンドミル10は、シャンク12および刃部14を軸方向
に連続して一体に備えており、刃部14の外周面には右
まわりにねじれた多数(図では8枚)の外周刃16が一
体に設けられているとともに、刃部14の先端には、そ
の外周刃16に連続するように多数の底刃18が設けら
れており、シャンク12側からみて右まわりに回転駆動
されることにより切削加工を行う。また、外周刃16に
は、第一逃げ面20aおよび第二逃げ面20bが設けら
れており、底刃18には、第一逃げ面22aおよび第二
逃げ面22bが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエンドミル10においては、外周刃16と底
刃18とが繋がるコーナ24の刃先が、図4(c) から明
らかなように外周刃16のねじれ角に応じて鋭利になる
一方、コーナ24の落ち量が不足して背当りが生じ、コ
ーナ逃げ面摩耗26(図4(c) の斜線部)の逃げ面摩耗
幅VBC が大きくなり易い。また、このコーナ逃げ面摩
耗26によってコーナ24の刃先が丸くなり、図5(a)
に示すようにワーク28に端面削りを行った場合、同図
の(b) に示すようにコーナ24によって切削加工される
角Rの寸法が拡大して、刃先寿命が短くなる。
【0004】これに対し、外周刃16の第一逃げ面20
aの逃げ角を大きくすれば、コーナ24の背当たりが軽
減されてコーナ逃げ面摩耗26が抑制されるが、コーナ
24の刃先強度が低下してチッピングが生じ易くなる。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、コーナの刃先強度を
確保しつつコーナ逃げ面摩耗を抑制することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、外周刃および底刃を有するエンドミ
ルにおいて、前記外周刃の逃げ面と前記底刃の逃げ面と
の交線上であってその外周刃とその底刃とが繋がるコー
ナから所定寸法だけ離間した位置に逃げを設けたことを
特徴とする。
【0007】第2発明は、第1発明のエンドミルにおい
て、前記逃げは、前記コーナから0.1mm〜0.5m
mの範囲内の所定の寸法だけ離間して設けられているこ
とを特徴とする。
【0008】第3発明は、第1発明または第2発明のエ
ンドミルにおいて、前記外周刃の逃げ面は、第一逃げ面
および第二逃げ面を備えており、前記逃げは、その第一
逃げ面、第二逃げ面、および前記底刃の逃げ面によって
構成される略三角錐形状の凸状部を面取り除去したもの
であることを特徴とする。
【0009】
【発明の効果】このようなエンドミルにおいては、外周
刃の逃げ面と底刃の逃げ面との交線上であってコーナか
ら所定寸法だけ離間した位置に逃げが設けられているた
め、コーナの刃先強度を確保しつつコーナ逃げ面摩耗の
進行が抑制され、コーナによる角部の加工精度が良好に
維持されて刃先寿命が向上する。
【0010】第2発明では、コーナから0.1mm〜
0.5mmの範囲内の所定の寸法だけ離間して逃げが設
けられているため、上記効果を良好に享受できる。ま
た、第3発明では、外周刃の第一逃げ面、第二逃げ面、
および底刃の逃げ面によって構成される略三角錐形状の
凸状部を面取り除去すれば良いため、逃げの加工を容易
に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、外周刃が軸線まわりに
ねじれたつる巻き線上に位置するねじれ刃のエンドミ
ル、特にシャンク側から見て切削回転方向と外周刃のね
じれ方向とが一致する場合、に好適に適用されるが、外
周刃が軸線と平行な直刃のエンドミルにも適用され得
る。
【0012】また、外周刃や底刃がボディに一体に設け
られているエンドミルの他、ボディと別体のブレードや
チップなどに外周刃や底刃が設けられているエンドミル
など、種々のエンドミルに適用され得る。外周刃や底刃
の数も、1枚刃や2枚刃、3枚以上の多刃エンドミルな
ど、適宜定められる。
【0013】逃げの形状は、C面取りによる単一或いは
複数の平坦面であっても良いし、R面取りによる湾曲面
などでも良く、種々の面形状が可能である。第3発明の
面取り除去は、C面取りでもR面取りでも良い。
【0014】逃げの位置は、第2発明のように0.1m
m〜0.5mmの範囲内の所定寸法だけコーナから離間
して設けることが望ましく、更に好適には0.2mm〜
0.3mmの範囲内が良い。外周刃のねじれ角の大きさ
などによって異なるが、一般にコーナから逃げまでの離
間寸法が0.1mmより小さいと、コーナの刃先強度が
損なわれ、0.5mmよりも大きくなると、コーナ逃げ
面摩耗を抑制する効果が十分に得られなくなる。
【0015】第3発明では、外周刃の逃げ面として第一
逃げ面および第二逃げ面が設けられているが、底刃にも
同様に第一逃げ面および第二逃げ面が設けられても良
い。また、外周刃および底刃が何れも単一の逃げ面のみ
で構成されている場合にも、本発明は適用可能で、例え
ばヒールまで逃げを設けるようにすれば良い。
【0016】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1〜図3のエンドミル30は、本発
明が前記図4のエンドミル10に適用された場合の一実
施例で、エンドミル10に比較して逃げ32が設けられ
ている点が異なるだけであり、他の部分についてはエン
ドミル10と同一の符号を付して詳しい説明を省略す
る。図1の(a) 〜(d) は、それぞれ前記図4の(a) 〜
(d) に対応する図で、図2は逃げ32の近傍を示す斜視
図で、図3は図1(d) におけるIII− III断面図であ
る。
【0017】かかるエンドミル30において、外周刃1
6の第一逃げ面20a、第二逃げ面20bと、底刃18
の第一逃げ面22a、第二逃げ面22bとの交線上であ
って、コーナ24から所定寸法tだけ離間した位置には
逃げ32が設けられている。所定寸法tは、0.2mm
〜0.3mmの範囲内の寸法で、逃げ32は、外周刃1
6の第一逃げ面20a、第二逃げ面20b、および底刃
18の第一逃げ面22aによって構成される略三角錐形
状の凸状部、および底刃18の第一逃げ面22a、第二
逃げ面22b、および外周刃16の第二逃げ面20bに
よって構成される略三角錐形状の凸状部、を共に面取り
除去するように設けられており、本実施例では単一の平
坦面にて構成されている。図3は、第一逃げ面22aに
垂直で、且つエンドミル30の軸線と平行な断面図で、
第一逃げ面22aと逃げ32との間の傾斜角度θは、3
0°〜60°の範囲内で、本実施例では約45°であ
る。
【0018】このようなエンドミル30においては、外
周刃16の第一逃げ面20a、第二逃げ面20bと、底
刃18の第一逃げ面22a、第二逃げ面22bとの交線
上であって、コーナ24から所定寸法t=0.2〜0.
3mmだけ離間した位置に逃げ32が設けられているた
め、コーナ24の刃先強度を確保しつつコーナ逃げ面摩
耗の進行が抑制され、コーナ24による角部の加工精度
が良好に維持されて刃先寿命が向上する。
【0019】また、本実施例では、外周刃16の第一逃
げ面20a、第二逃げ面20b、および底刃18の第一
逃げ面22aによって構成される略三角錐形状の凸状
部、および底刃18の第一逃げ面22a、第二逃げ面2
2b、および外周刃16の第二逃げ面20bによって構
成される略三角錐形状の凸状部、を共に除去するよう
に、第一逃げ面22aに対して所定の傾斜角度θ≒45
°で傾斜するように平坦な面取りを施すだけで良いた
め、逃げ32の加工を容易に行うことができる。
【0020】因みに、外周刃16の外径がφ14、ねじ
れ角が30°で、超硬合金にて構成されている8枚刃の
エンドミル30と、同じ寸法、材質で逃げ32が設けら
れていない従来のエンドミル10とを用いて、以下の切
削条件で切削加工を行い、120m切削時のコーナ逃げ
面摩耗幅VBC を測定したところ、エンドミル10(従
来品)では約0.46mmであったのに対し、エンドミ
ル30(本発明品)では約0.27mmで、摩耗の進行
が40%程度抑制された。 (切削条件) 被削材:FC250(ねずみ鋳鉄) 機械:横型 加工方法:底面仕上げ 切削油:水溶性 切削速度:180m/min 送り速度:0.05mm/t 切込み量:aa =35mm、ar =0.3mm
【0021】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加
えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるエンドミルを示す図
で、(a) は軸心と直角な方向から見た正面図、(b) は先
端側(底刃側)から見た底面図、(c) は(a) におけるC
部の拡大図、(d) は(b) におけるD部の拡大図である。
【図2】図1のエンドミルの逃げ付近を拡大して示す斜
視図である。
【図3】図1の(d) における III− III断面図である。
【図4】従来のエンドミルの一例を示す図で、図1に対
応する図である。
【図5】(a) は図4のエンドミルを用いた端面削りを説
明する断面図で、(b) は(a) の加工によって切削加工さ
れた切削形状を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
16:外周刃 18:底刃 20a:外周刃の第一
逃げ面 20b:外周刃の第二逃げ面 22a:底
刃の第一逃げ面 22b:底刃の第二逃げ面 24:コーナ 30:エンドミル 32:逃げ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周刃および底刃を有するエンドミルに
    おいて、 前記外周刃の逃げ面と前記底刃の逃げ面との交線上であ
    って該外周刃と該底刃とが繋がるコーナから所定寸法だ
    け離間した位置に逃げを設けたことを特徴とするエンド
    ミル。
  2. 【請求項2】 前記逃げは、前記コーナから0.1mm
    〜0.5mmの範囲内の所定の寸法だけ離間して設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載のエンドミ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記外周刃の逃げ面は、第一逃げ面およ
    び第二逃げ面を備えており、前記逃げは、該第一逃げ
    面、該第二逃げ面、および前記底刃の逃げ面によって構
    成される略三角錐形状の凸状部を面取り除去したもので
    あることを特徴とする請求項1または2に記載のエンド
    ミル。
JP2000323174A 2000-10-23 2000-10-23 エンドミル Pending JP2002126932A (ja)

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Cited By (5)

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