JP2002124162A - 開閉装置 - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/02—Details
- H01H33/28—Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism
- H01H33/285—Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using electro-dynamic repulsion
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/666—Operating arrangements
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量で、剛性の高い可動コイルにより効率的
な電磁力の発生を可能にし、応答性が良く信頼性の高い
開閉装置を得る。 【解決手段】 固定電極1及び可動電極2から成るスイ
ッチ部3と、可動軸5と、固定コイル11及び12、可
動コイル10及び接圧投入開放ばね13を有する操作機
構9とを備えた開閉装置の可動コイル10を樹脂モール
ドしてケースに収納する等の剛性補強手段を用いること
により、電磁力による高速移動に耐え、その移動による
固定コイルとの衝突に伴う衝撃に耐えうる可動コイルと
して、応答性が良く信頼性の高い開閉装置が得られる。
な電磁力の発生を可能にし、応答性が良く信頼性の高い
開閉装置を得る。 【解決手段】 固定電極1及び可動電極2から成るスイ
ッチ部3と、可動軸5と、固定コイル11及び12、可
動コイル10及び接圧投入開放ばね13を有する操作機
構9とを備えた開閉装置の可動コイル10を樹脂モール
ドしてケースに収納する等の剛性補強手段を用いること
により、電磁力による高速移動に耐え、その移動による
固定コイルとの衝突に伴う衝撃に耐えうる可動コイルと
して、応答性が良く信頼性の高い開閉装置が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、接離自在な電極
を有し、この電極が接触・隔離をすることによって、一
対の電極の開極・閉極の動作が行われる開閉装置に関す
るもので、特に、電磁反発駆動の開閉装置に関するもの
である。
を有し、この電極が接触・隔離をすることによって、一
対の電極の開極・閉極の動作が行われる開閉装置に関す
るもので、特に、電磁反発駆動の開閉装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の電磁反発力を利用した
開閉装置の構成図である。図において、開閉装置は、電
路の開閉を直接行うスイッチ部3と、スイッチ部3の開
閉をする駆動力を伝える可動軸5と、この可動軸5に駆
動力を与えてスイッチ3を開閉させる操作機構9と、こ
の操作機構9を駆動する駆動電源とから構成されてい
る。
開閉装置の構成図である。図において、開閉装置は、電
路の開閉を直接行うスイッチ部3と、スイッチ部3の開
閉をする駆動力を伝える可動軸5と、この可動軸5に駆
動力を与えてスイッチ3を開閉させる操作機構9と、こ
の操作機構9を駆動する駆動電源とから構成されてい
る。
【0003】スイッチ部3は、固定板16に固定された
固定電極1と、この固定電極1に対向して配置される可
動電極2とから構成され、これらの電極1、2の消弧性
を良くするためにスイッチ部3は真空バルブ4に収納さ
れている。また、固定電極1には固定側端子14、可動
電極2には可動側端子15が接続され、電路とスイッチ
部3との接続を可能にしている。
固定電極1と、この固定電極1に対向して配置される可
動電極2とから構成され、これらの電極1、2の消弧性
を良くするためにスイッチ部3は真空バルブ4に収納さ
れている。また、固定電極1には固定側端子14、可動
電極2には可動側端子15が接続され、電路とスイッチ
部3との接続を可能にしている。
【0004】可動電極2には可動軸5が接続され、可動
軸5はスイッチ部3から操作機構9への電流の流れ込み
を防止するためにその間に絶縁ロッド8が介挿され、そ
のスイッチ部3側が充電部6、反対側が無充電部7とな
っている。
軸5はスイッチ部3から操作機構9への電流の流れ込み
を防止するためにその間に絶縁ロッド8が介挿され、そ
のスイッチ部3側が充電部6、反対側が無充電部7とな
っている。
【0005】操作機構9は、開極コイル固定板17に固
定された開極用固定コイル11と、閉極コイル固定板1
8に固定された閉極用コイル12と、可動軸5に固定さ
れ、開極用固定コイル11及び閉極用固定コイル12の
間に配置された可動コイル10と、ばね固定板19に固
定されるとともに無充電部7に固定された接圧投入開放
ばね13とから構成されている。可動コイル10は可動
軸5が開極コイル固定板17及び閉極コイル固定板18
を移動可能に貫通しているので、開極用固定コイル11
及び閉極用固定コイル12の間を往復自在に移動できる
構成となっている。また、接圧投入開放ばね13は可動
軸5の移動によって付勢方向の変化する非線形の性質を
持ったばねで、閉極状態では閉極方向(紙面上向き)、
開極状態では開極方向(紙面下向き)に荷重をかけるよ
う設定してある。
定された開極用固定コイル11と、閉極コイル固定板1
8に固定された閉極用コイル12と、可動軸5に固定さ
れ、開極用固定コイル11及び閉極用固定コイル12の
間に配置された可動コイル10と、ばね固定板19に固
定されるとともに無充電部7に固定された接圧投入開放
ばね13とから構成されている。可動コイル10は可動
軸5が開極コイル固定板17及び閉極コイル固定板18
を移動可能に貫通しているので、開極用固定コイル11
及び閉極用固定コイル12の間を往復自在に移動できる
構成となっている。また、接圧投入開放ばね13は可動
軸5の移動によって付勢方向の変化する非線形の性質を
持ったばねで、閉極状態では閉極方向(紙面上向き)、
開極状態では開極方向(紙面下向き)に荷重をかけるよ
う設定してある。
【0006】次に、開極動作について説明する。図10
(a)のような閉極状態に於いて、駆動電源(図示して
ない)からパルス電流が開極用固定コイル11及び可動
コイル10に流れると、各コイル11、10に磁界が発
生し、互いに相反する電磁反発力が発生する。この電磁
反発力によって可動コイル10は紙面に沿って下向きに
押し下げられ、この可動コイル10の移動に伴って可動
軸5及び可動電極2が下方に移動し、スイッチ部3が開
極される。この時、接圧投入開放ばね13は閉極方向
(紙面上向き)への付勢から開極方向(紙面下向き)へ
の付勢に変化し、図10(b)のようにスイッチ部3の
開極状態が保持される。
(a)のような閉極状態に於いて、駆動電源(図示して
ない)からパルス電流が開極用固定コイル11及び可動
コイル10に流れると、各コイル11、10に磁界が発
生し、互いに相反する電磁反発力が発生する。この電磁
反発力によって可動コイル10は紙面に沿って下向きに
押し下げられ、この可動コイル10の移動に伴って可動
軸5及び可動電極2が下方に移動し、スイッチ部3が開
極される。この時、接圧投入開放ばね13は閉極方向
(紙面上向き)への付勢から開極方向(紙面下向き)へ
の付勢に変化し、図10(b)のようにスイッチ部3の
開極状態が保持される。
【0007】次に、閉極動作について説明する。図10
(b)における開極状態に於いて、駆動電源(図示して
ない)からパルス電流が閉極用固定コイル12及び可動
コイル10に流れると、各コイル12、10に磁界が発
生し、互いに相反する電磁反発力が発生する。この電磁
反発力によって可動コイル10は紙面に沿って上向きに
押し上げられ、この可動コイル10の移動に伴って可動
軸5及び可動電極2が上方へ移動し、固定電極1に可動
電極2が接触することによって、スイッチ部3は閉極さ
れる。この時、接圧投入開放ばね13は開極方向の付勢
(紙面下向き)から閉極方向(紙面上向き)に変化し、
図10(a)のようにスイッチ部3の閉極状態が保持さ
れる。
(b)における開極状態に於いて、駆動電源(図示して
ない)からパルス電流が閉極用固定コイル12及び可動
コイル10に流れると、各コイル12、10に磁界が発
生し、互いに相反する電磁反発力が発生する。この電磁
反発力によって可動コイル10は紙面に沿って上向きに
押し上げられ、この可動コイル10の移動に伴って可動
軸5及び可動電極2が上方へ移動し、固定電極1に可動
電極2が接触することによって、スイッチ部3は閉極さ
れる。この時、接圧投入開放ばね13は開極方向の付勢
(紙面下向き)から閉極方向(紙面上向き)に変化し、
図10(a)のようにスイッチ部3の閉極状態が保持さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉装置は以上
のように、コイル同士の電磁反発作用によって開閉動作
を行っているため動作速度が速く、この動作によるコイ
ル同士の衝突により可動コイル及び各固定コイルに大き
な衝撃力が生じるため、コイル自体が損傷するという問
題があった。
のように、コイル同士の電磁反発作用によって開閉動作
を行っているため動作速度が速く、この動作によるコイ
ル同士の衝突により可動コイル及び各固定コイルに大き
な衝撃力が生じるため、コイル自体が損傷するという問
題があった。
【0009】また、可動コイルは扁平であるため軸付近
のモーメントが大きくなり、衝撃力に耐えうる剛性の大
きなコイルを作成するためにコイル厚さを大きくする
と、コイルの中心間距離が大きくなり効率の良い電磁反
発力を発生できないし、また開閉装置自体も大型になる
という問題点もあった。
のモーメントが大きくなり、衝撃力に耐えうる剛性の大
きなコイルを作成するためにコイル厚さを大きくする
と、コイルの中心間距離が大きくなり効率の良い電磁反
発力を発生できないし、また開閉装置自体も大型になる
という問題点もあった。
【0010】そこで、この発明は上記のような問題点を
解決するためになされたもので、コイルの損傷を防止す
るとともに効率の良い電磁反発力の発生を供給し、高速
応答性を確保したままで信頼性の高い開閉装置を得るこ
とを目的とする。
解決するためになされたもので、コイルの損傷を防止す
るとともに効率の良い電磁反発力の発生を供給し、高速
応答性を確保したままで信頼性の高い開閉装置を得るこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、上述
の課題を解決するための手段は次の通りである。 (1)接離自在な固定電極及び可動電極から構成される
スイッチ部と、前記可動電極から延出する可動軸と、前
記可動軸を移動させて前記スイッチ部を開放又は投入す
る操作機構と、前記操作機構を駆動する電源とを備え、
前記操作機構は、前記可動軸に固定された可動コイル
と、前記可動コイルに対向して設けられた固定コイルと
を有し、前記コイルは扁平で前記スイッチ部の開放又は
投入によって前記可動軸方向に衝撃を受けており、前記
可動コイルは、コイルの剛性を高めるためのコイル剛性
手段によって固められたものである。
の課題を解決するための手段は次の通りである。 (1)接離自在な固定電極及び可動電極から構成される
スイッチ部と、前記可動電極から延出する可動軸と、前
記可動軸を移動させて前記スイッチ部を開放又は投入す
る操作機構と、前記操作機構を駆動する電源とを備え、
前記操作機構は、前記可動軸に固定された可動コイル
と、前記可動コイルに対向して設けられた固定コイルと
を有し、前記コイルは扁平で前記スイッチ部の開放又は
投入によって前記可動軸方向に衝撃を受けており、前記
可動コイルは、コイルの剛性を高めるためのコイル剛性
手段によって固められたものである。
【0012】(2)前記可動コイルは、外径が厚さの9
〜11倍であるものである。
〜11倍であるものである。
【0013】(3)前記コイル剛性手段は、樹脂モール
ドによる固定を有したものである。
ドによる固定を有したものである。
【0014】(4)前記コイル剛性手段は、ワニスによ
る固定を有したものである。
る固定を有したものである。
【0015】(5)前記コイル剛性手段は、前記可動コ
イルをケースに収納したものである。
イルをケースに収納したものである。
【0016】(6)前記ケースは、非磁性金属である。
【0017】(7)前記ケースは、前記固定コイルに対
向する面に径方向に沿ってスリットが設けられたもので
ある。
向する面に径方向に沿ってスリットが設けられたもので
ある。
【0018】(8)前記ケースは、前記固定コイルに対
向する面に径方向に沿って溝が設けられたものである。
向する面に径方向に沿って溝が設けられたものである。
【0019】(9)前記ケース及び前記可動コイルの間
に絶縁材料を介したものである。
に絶縁材料を介したものである。
【0020】(10)前記ケースの内径側に鉄心を配し
たものである。
たものである。
【0021】(11)前記ケースの内径側にリブを設け
たものである。
たものである。
【0022】(12)前記リブは、径方向に放射状に設
けられた複数の突出部を有し、前記複数の突出部の間に
鉄心を配したものである。
けられた複数の突出部を有し、前記複数の突出部の間に
鉄心を配したものである。
【0023】(13)前記リブ及び前記鉄心の間に絶縁
材を介したものである。
材を介したものである。
【0024】(14)前記ケースは、内径側の軸方向厚
さが外径側の軸方向厚さより大きいものである。
さが外径側の軸方向厚さより大きいものである。
【0025】(15)前記ケースは、前記固定コイルに
対向する側の肉厚がこの反対側の肉厚より小さいもので
ある。
対向する側の肉厚がこの反対側の肉厚より小さいもので
ある。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係る開閉装置の構成を示す概略図であ
る。図1において、この実施の形態1に係る開閉装置
は、電路の接続又は遮断を直接行うスイッチ部3と、こ
のスイッチ部3に駆動力を伝達する可動軸5と、この可
動軸5に伝達する駆動力を発生する操作機構9とを備え
ており、この操作機構9には駆動電源(図示してない)
を接続することができる。
実施の形態1に係る開閉装置の構成を示す概略図であ
る。図1において、この実施の形態1に係る開閉装置
は、電路の接続又は遮断を直接行うスイッチ部3と、こ
のスイッチ部3に駆動力を伝達する可動軸5と、この可
動軸5に伝達する駆動力を発生する操作機構9とを備え
ており、この操作機構9には駆動電源(図示してない)
を接続することができる。
【0027】スイッチ部3は、外枠である固定板16に
固定された固定電極1と、この固定電極に対向する可動
電極2とを有しており、固定電極1及び可動電極2はそ
れぞれ固定側端子14及び可動側端子15に接続され、
電路との連絡を確保している。また、可動電極2は紙面
上下方向に移動可能であり、この可動電極2の移動によ
る固定電極1との接触又は隔離によって、スイッチ部3
は閉極又は開極するようになっている。
固定された固定電極1と、この固定電極に対向する可動
電極2とを有しており、固定電極1及び可動電極2はそ
れぞれ固定側端子14及び可動側端子15に接続され、
電路との連絡を確保している。また、可動電極2は紙面
上下方向に移動可能であり、この可動電極2の移動によ
る固定電極1との接触又は隔離によって、スイッチ部3
は閉極又は開極するようになっている。
【0028】可動軸5は、操作機構9への電流の介入を
防止するため間に絶縁ロッド8が挿入されており、可動
電極2側が充電部6、操作機構9側が無充電部7であ
る。
防止するため間に絶縁ロッド8が挿入されており、可動
電極2側が充電部6、操作機構9側が無充電部7であ
る。
【0029】操作機構9は、可動軸5がゆるく貫通され
た開極コイル固定板17に固定された開極用固定コイル
11と、同じく可動軸5がゆるく貫通された閉極コイル
固定板18に固定された閉極用固定コイル12と、開極
用固定コイル11及び閉極用固定コイル12の間に配置
され、可動軸5に固定された可動コイル10と、ばね固
定板19に固定されるとともに可動軸5に固定された接
圧投入開放ばね13とを有している。可動コイル10
は、移動による慣性力のモーメントや各固定コイルとの
衝突による衝撃力のモーメントによる影響が大きい扁平
形状であるが、この扁平形状は、磁束を十分に発生する
径を持つために、かつ、大きな電磁反発力を発生するた
めの十分小さな固定コイル11及び12との中心間距離
を確保するために必要な形状である。例えば、外径が厚
さの約9〜11倍になると電磁反発力は効率良く発生
し、この扁平形状にすれば、従来応答速度が2〜3ms
後であった動作が1ms後に動作するというメリットが
ある。そのため図2に示すように、可動コイル10自体
は樹脂モールド30によって固定されており、更に、こ
の樹脂モールドされた可動コイル10は非磁性金属例え
ばステンレス304のケース31に収納されて可動軸5
に固定されて剛性をアップしている。また、接圧投入開
放ばね13は、可動軸5の移動によって付勢方向の変化
する非線形の性質を持ったばねで、閉極状態では閉極方
向(紙面上向き)、開極状態では開極方向(紙面下向
き)に荷重をかけるよう設定してある。
た開極コイル固定板17に固定された開極用固定コイル
11と、同じく可動軸5がゆるく貫通された閉極コイル
固定板18に固定された閉極用固定コイル12と、開極
用固定コイル11及び閉極用固定コイル12の間に配置
され、可動軸5に固定された可動コイル10と、ばね固
定板19に固定されるとともに可動軸5に固定された接
圧投入開放ばね13とを有している。可動コイル10
は、移動による慣性力のモーメントや各固定コイルとの
衝突による衝撃力のモーメントによる影響が大きい扁平
形状であるが、この扁平形状は、磁束を十分に発生する
径を持つために、かつ、大きな電磁反発力を発生するた
めの十分小さな固定コイル11及び12との中心間距離
を確保するために必要な形状である。例えば、外径が厚
さの約9〜11倍になると電磁反発力は効率良く発生
し、この扁平形状にすれば、従来応答速度が2〜3ms
後であった動作が1ms後に動作するというメリットが
ある。そのため図2に示すように、可動コイル10自体
は樹脂モールド30によって固定されており、更に、こ
の樹脂モールドされた可動コイル10は非磁性金属例え
ばステンレス304のケース31に収納されて可動軸5
に固定されて剛性をアップしている。また、接圧投入開
放ばね13は、可動軸5の移動によって付勢方向の変化
する非線形の性質を持ったばねで、閉極状態では閉極方
向(紙面上向き)、開極状態では開極方向(紙面下向
き)に荷重をかけるよう設定してある。
【0030】次に、開極動作について説明する。図3
(a)のような閉極状態であって、駆動電源からパルス
電流が開極用固定コイル11及び可動コイル10に流れ
ると、各コイル11、10に磁界が発生し、互いに相反
する電磁反発力が発生する。この電磁反発力によって可
動コイル10は紙面下向きに押し下げられ、この可動コ
イル10の移動に伴って可動軸5及び可動電極2が下方
に移動し、スイッチ部3が開極される。この時、接圧投
入開放ばね13は閉極方向(紙面上向き)への付勢から
開極方向(紙面下向き)への付勢に変化し、図3(b)
のようにスイッチ部3の開極状態が保持される。
(a)のような閉極状態であって、駆動電源からパルス
電流が開極用固定コイル11及び可動コイル10に流れ
ると、各コイル11、10に磁界が発生し、互いに相反
する電磁反発力が発生する。この電磁反発力によって可
動コイル10は紙面下向きに押し下げられ、この可動コ
イル10の移動に伴って可動軸5及び可動電極2が下方
に移動し、スイッチ部3が開極される。この時、接圧投
入開放ばね13は閉極方向(紙面上向き)への付勢から
開極方向(紙面下向き)への付勢に変化し、図3(b)
のようにスイッチ部3の開極状態が保持される。
【0031】次に、閉極動作について説明する。図3
(b)における開極状態であって、駆動電源からパルス
電流が閉極用固定コイル12及び可動コイル10に流れ
ると、各コイル12、10に磁界が発生し、互いに相反
する電磁反発力が発生する。この電磁反発力によって可
動コイル10は紙面上向きに押し上げられ、この可動コ
イル10の移動に伴って可動軸5及び可動電極2が上方
へ移動し、固定電極1に可動電極2が接触することによ
って、スイッチ部3は閉極される。この時、接圧投入開
放ばね13は開極方向の付勢(紙面に沿って下向き)か
ら閉極方向(紙面に沿って上向き)に変化し、図3
(a)のようにスイッチ部3の開極状態が保持される。
(b)における開極状態であって、駆動電源からパルス
電流が閉極用固定コイル12及び可動コイル10に流れ
ると、各コイル12、10に磁界が発生し、互いに相反
する電磁反発力が発生する。この電磁反発力によって可
動コイル10は紙面上向きに押し上げられ、この可動コ
イル10の移動に伴って可動軸5及び可動電極2が上方
へ移動し、固定電極1に可動電極2が接触することによ
って、スイッチ部3は閉極される。この時、接圧投入開
放ばね13は開極方向の付勢(紙面に沿って下向き)か
ら閉極方向(紙面に沿って上向き)に変化し、図3
(a)のようにスイッチ部3の開極状態が保持される。
【0032】可動コイルは、樹脂モールド30によって
固められ、ステンレス製のケース31に収納されている
ので、扁平という形状により生じる軸方向の慣性力や衝
撃力及びそれらによるモーメントに対して耐えうる剛性
を有する。従って、扁平形状によるメリット、即ち、中
心間距離を小さくして電磁反発力の発生効率を上げるこ
とができるというメリットを有したままで、扁平形状の
デメリットである軸方向の力やモーメントに対する弱さ
を克服することができる。
固められ、ステンレス製のケース31に収納されている
ので、扁平という形状により生じる軸方向の慣性力や衝
撃力及びそれらによるモーメントに対して耐えうる剛性
を有する。従って、扁平形状によるメリット、即ち、中
心間距離を小さくして電磁反発力の発生効率を上げるこ
とができるというメリットを有したままで、扁平形状の
デメリットである軸方向の力やモーメントに対する弱さ
を克服することができる。
【0033】また、ケース31は非磁性金属であるステ
ンレスを用いており、強度が大きく、磁力線をあまり通
さないので磁力線の収束の妨げにならない。
ンレスを用いており、強度が大きく、磁力線をあまり通
さないので磁力線の収束の妨げにならない。
【0034】なお、可動コイル10を固める樹脂モール
ド30は、ワニスやナイロン、またガラスが入っていて
も同様の効果が得られるので、構わない。更に、コイル
をそのままケース31の中に収納しても構わない。
ド30は、ワニスやナイロン、またガラスが入っていて
も同様の効果が得られるので、構わない。更に、コイル
をそのままケース31の中に収納しても構わない。
【0035】また、可動コイル10はケース31に収納
しなくて樹脂モールド又はワニスによって固めただけで
も構わない。
しなくて樹脂モールド又はワニスによって固めただけで
も構わない。
【0036】また、ケース31はステンレス304でな
くても非磁性金属であれば上記効果を有するので、構わ
ない。更に、ケース31は金属でなくエポキシ樹脂等で
作製しても構わない。
くても非磁性金属であれば上記効果を有するので、構わ
ない。更に、ケース31は金属でなくエポキシ樹脂等で
作製しても構わない。
【0037】また、ケース31及びコイルの間に更に絶
縁材料を介挿してもコイルの絶縁破壊を防止して可動コ
イル10の信頼性を高めることができるので、望まし
い。
縁材料を介挿してもコイルの絶縁破壊を防止して可動コ
イル10の信頼性を高めることができるので、望まし
い。
【0038】また、可動コイル10の内側に鉄心を取り
付けると、鉄心を通る磁束の密度が大きくなるので望ま
しい。
付けると、鉄心を通る磁束の密度が大きくなるので望ま
しい。
【0039】実施の形態2.図4は、この発明の実施の
形態2に係る開閉装置の要部を説明する構成図である。
図4において、可動コイル10は樹脂モールド30され
て非磁性金属のケース31に収納されている。ケース3
1は径方向に沿ってスリット32が複数設けられてお
り、内径側には鉄心33が固定されている。なお、他の
構成及び動作は実施の形態1のものと同様である。
形態2に係る開閉装置の要部を説明する構成図である。
図4において、可動コイル10は樹脂モールド30され
て非磁性金属のケース31に収納されている。ケース3
1は径方向に沿ってスリット32が複数設けられてお
り、内径側には鉄心33が固定されている。なお、他の
構成及び動作は実施の形態1のものと同様である。
【0040】この構成により、ケース31にスリット3
2が径方向に複数設けられたので、ケース31上に発生
する渦電流の流れる余地をなくして渦電流損を少なくす
ることができる。
2が径方向に複数設けられたので、ケース31上に発生
する渦電流の流れる余地をなくして渦電流損を少なくす
ることができる。
【0041】また、内側に鉄心33を配置したので、鉄
心33に磁束を集中させて電磁力を効率良く発生するこ
とができる。
心33に磁束を集中させて電磁力を効率良く発生するこ
とができる。
【0042】なお、スリット32は溝となっていてもよ
い。この構成により、上記のように渦電流損を少なくで
きるとともにケース31の剛性も大きくなる。
い。この構成により、上記のように渦電流損を少なくで
きるとともにケース31の剛性も大きくなる。
【0043】実施の形態3.図5は、この発明の実施の
形態3に係る開閉装置の可動コイルのケース内部の分解
斜視図であり、図5(a)は鉄心部分を示す図、図5
(b)はケース部分を示す図である。図6は、この実施
の形態3に係る開閉装置の可動コイルのケース内部の組
立図である。可動コイル10は、図6に示すようなケー
ス31に収納されている。ケース31は内径側にリブ3
4を有し、リブ34は径方向に放射状に突出する複数の
突出部35を有している。この突出部35の間に複数の
鉄心33が挿入され図6に示すように鉄心33が固定さ
れている。なお、他の構成及び動作は実施の形態2のも
のと同様になっている。
形態3に係る開閉装置の可動コイルのケース内部の分解
斜視図であり、図5(a)は鉄心部分を示す図、図5
(b)はケース部分を示す図である。図6は、この実施
の形態3に係る開閉装置の可動コイルのケース内部の組
立図である。可動コイル10は、図6に示すようなケー
ス31に収納されている。ケース31は内径側にリブ3
4を有し、リブ34は径方向に放射状に突出する複数の
突出部35を有している。この突出部35の間に複数の
鉄心33が挿入され図6に示すように鉄心33が固定さ
れている。なお、他の構成及び動作は実施の形態2のも
のと同様になっている。
【0044】この構成によれば、上記実施の形態1及び
2の効果を奏する他、リブ34を有することにより、ケ
ース31自体の剛性がアップし、可動コイルの内径側部
分での応力やモーメントに対する耐性がアップする。
2の効果を奏する他、リブ34を有することにより、ケ
ース31自体の剛性がアップし、可動コイルの内径側部
分での応力やモーメントに対する耐性がアップする。
【0045】また、リブ34に突出部35を設けて、そ
の間に鉄心33を挿入することにより、鉄心に渦電流が
発生する余地を少なくして渦電流損を小さくすることが
できる。
の間に鉄心33を挿入することにより、鉄心に渦電流が
発生する余地を少なくして渦電流損を小さくすることが
できる。
【0046】なお、鉄心33は、図7に示すように一体
とすることによって渦電流損を小さくした状態で部品数
を削減できる。
とすることによって渦電流損を小さくした状態で部品数
を削減できる。
【0047】また、リブ34及び突出部35と鉄心33
との間に絶縁紙を挿入することにより、より確実に渦電
流の発生を低減できる。
との間に絶縁紙を挿入することにより、より確実に渦電
流の発生を低減できる。
【0048】実施の形態4.図8は、この発明の実施の
形態4に係る開閉装置の可動コイルにおけるケースの断
面図である。図8に示すように可動コイル10の収納さ
れたケース31は、コイル内径側(図8の中央)の軸方
向厚さがコイル外径側(図8の両端)の軸方向厚さより
大きくなっている。なお、他の構成は実施の形態1と同
様になっている。
形態4に係る開閉装置の可動コイルにおけるケースの断
面図である。図8に示すように可動コイル10の収納さ
れたケース31は、コイル内径側(図8の中央)の軸方
向厚さがコイル外径側(図8の両端)の軸方向厚さより
大きくなっている。なお、他の構成は実施の形態1と同
様になっている。
【0049】このような構成により、開閉動作に伴う衝
撃力や慣性力、これらによるモーメントが最も大きくな
る箇所であるコイル内径側の強度を補強することによ
り、可動コイルの剛性をアップさせ、開閉装置の信頼性
を高めることができる。
撃力や慣性力、これらによるモーメントが最も大きくな
る箇所であるコイル内径側の強度を補強することによ
り、可動コイルの剛性をアップさせ、開閉装置の信頼性
を高めることができる。
【0050】実施の形態5.図9は、この発明の実施の
形態5に係る開閉装置の可動コイルにおけるケースの断
面図である。図9に示すように、固定コイルに対向する
面のケース31の肉厚Aはその反対側の面の肉厚Bより
薄くなっている。なお、他の構成は実施の形態1と同様
である。
形態5に係る開閉装置の可動コイルにおけるケースの断
面図である。図9に示すように、固定コイルに対向する
面のケース31の肉厚Aはその反対側の面の肉厚Bより
薄くなっている。なお、他の構成は実施の形態1と同様
である。
【0051】この構成により、可動コイル10は固定コ
イルに結果的に近づいたことになり、コイル中心間距離
を小さくすることができ、電磁力を効率的に発生するこ
とができる。
イルに結果的に近づいたことになり、コイル中心間距離
を小さくすることができ、電磁力を効率的に発生するこ
とができる。
【0052】また、肉厚Bが肉厚Aより大きいので可動
コイル10自体の剛性も高めることができる。
コイル10自体の剛性も高めることができる。
【0053】なお、上記各実施の形態は確実に絶縁破壊
を防止するためにケースとこのケースに収納された可動
コイルとの間に絶縁材料を介しても構わない。
を防止するためにケースとこのケースに収納された可動
コイルとの間に絶縁材料を介しても構わない。
【0054】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0055】(1)この発明の開閉装置は、接離自在な
固定電極及び可動電極から構成されるスイッチ部と、前
記可動電極から延出する可動軸と、前記可動軸を移動さ
せて前記スイッチ部を開放又は投入する操作機構と、前
記操作機構を駆動する電源とを備え、前記操作機構は、
前記可動軸に固定された可動コイルと、前記可動コイル
に対向して設けられた固定コイルとを有し、前記コイル
は扁平で前記スイッチ部の開放又は投入によって前記可
動軸方向に衝撃を受けており、前記可動コイルは、コイ
ルの剛性を高めるためのコイル剛性手段によって固めら
れているので、高速動作に耐え得る可動コイルが作製で
き、応答性の良い状態で信頼性の高い開閉装置を得るこ
とができる。
固定電極及び可動電極から構成されるスイッチ部と、前
記可動電極から延出する可動軸と、前記可動軸を移動さ
せて前記スイッチ部を開放又は投入する操作機構と、前
記操作機構を駆動する電源とを備え、前記操作機構は、
前記可動軸に固定された可動コイルと、前記可動コイル
に対向して設けられた固定コイルとを有し、前記コイル
は扁平で前記スイッチ部の開放又は投入によって前記可
動軸方向に衝撃を受けており、前記可動コイルは、コイ
ルの剛性を高めるためのコイル剛性手段によって固めら
れているので、高速動作に耐え得る可動コイルが作製で
き、応答性の良い状態で信頼性の高い開閉装置を得るこ
とができる。
【0056】(2)また、前記可動コイルは、外径が厚
さの9〜11倍であるので、効率的に電磁反発力を発生
し、応答速度の速い開閉装置を得ることができる。
さの9〜11倍であるので、効率的に電磁反発力を発生
し、応答速度の速い開閉装置を得ることができる。
【0057】(3)また、前記コイル剛性手段は、樹脂
モールドによる固定を有したので、軽量で、剛性の大き
い可動コイルが作製でき、応答性の良い状態で信頼性の
高い開閉装置を得ることができる。
モールドによる固定を有したので、軽量で、剛性の大き
い可動コイルが作製でき、応答性の良い状態で信頼性の
高い開閉装置を得ることができる。
【0058】(4)また、前記コイル剛性手段は、ワニ
スによる固定を有したので、軽量で、剛性の大きい可動
コイルが作製でき、応答性の良い状態で信頼性の高い開
閉装置を得ることができる。
スによる固定を有したので、軽量で、剛性の大きい可動
コイルが作製でき、応答性の良い状態で信頼性の高い開
閉装置を得ることができる。
【0059】(5)また、前記コイル剛性手段は、前記
可動コイルをケースに収納したので、軽量で、剛性の大
きい可動コイルが作製でき、応答性の良い状態で信頼性
の高い開閉装置を得ることができる。
可動コイルをケースに収納したので、軽量で、剛性の大
きい可動コイルが作製でき、応答性の良い状態で信頼性
の高い開閉装置を得ることができる。
【0060】(6)また、前記ケースは、非磁性金属で
あるので、軽量で、剛性の大きい可動コイルが作製でき
るとともに磁束の発散を防止することができ効率の良い
電磁力の発生が可能となる開閉装置を得ることができ
る。
あるので、軽量で、剛性の大きい可動コイルが作製でき
るとともに磁束の発散を防止することができ効率の良い
電磁力の発生が可能となる開閉装置を得ることができ
る。
【0061】(7)また、前記ケースは、前記固定コイ
ルに対向する面に径方向に沿ってスリットが設けられた
ので、渦電流損を抑制することができ、効率良く電磁力
を発生し応答性の良い開閉装置を得ることができる。
ルに対向する面に径方向に沿ってスリットが設けられた
ので、渦電流損を抑制することができ、効率良く電磁力
を発生し応答性の良い開閉装置を得ることができる。
【0062】(8)また、前記ケースは、前記固定コイ
ルに対向する面に径方向に沿って溝が設けられたので、
ケースの剛性を保ったまま渦電流損を抑制することがで
き、効率良く電磁力を発生し応答性の良い開閉装置を得
ることができる。
ルに対向する面に径方向に沿って溝が設けられたので、
ケースの剛性を保ったまま渦電流損を抑制することがで
き、効率良く電磁力を発生し応答性の良い開閉装置を得
ることができる。
【0063】(9)また、前記ケース及び前記可動コイ
ルの間に絶縁材料を介したので、高速動作による衝撃に
よりコイルとケース間の絶縁が破壊されるのを防止して
信頼性及び安全性の高い開閉装置を得ることができる。
ルの間に絶縁材料を介したので、高速動作による衝撃に
よりコイルとケース間の絶縁が破壊されるのを防止して
信頼性及び安全性の高い開閉装置を得ることができる。
【0064】(10)また、前記ケースの内径側に鉄心
を配したので、磁束密度を効率的に高めることができ、
大きな電磁反発力を発生して応答速度が早く確実に開極
動作又は閉極動作をすることができる開閉装置を得るこ
とができる。
を配したので、磁束密度を効率的に高めることができ、
大きな電磁反発力を発生して応答速度が早く確実に開極
動作又は閉極動作をすることができる開閉装置を得るこ
とができる。
【0065】(11)また、前記ケースの内径側にリブ
を設けたので、可動コイルの剛性が高まり、衝撃力に耐
えうる信頼性の高い開閉装置を得ることができる。
を設けたので、可動コイルの剛性が高まり、衝撃力に耐
えうる信頼性の高い開閉装置を得ることができる。
【0066】(12)また、前記リブは、径方向に放射
状に設けられた複数の突出部を有し、前記複数の突出部
の間に鉄心を配したので、可動コイルの剛性を高めると
ともに鉄心に発生する渦電流を突出部によって遮断し、
渦電流損を少なくすることができ、同時に磁束密度を効
率的に高める開閉装置を得ることができる。
状に設けられた複数の突出部を有し、前記複数の突出部
の間に鉄心を配したので、可動コイルの剛性を高めると
ともに鉄心に発生する渦電流を突出部によって遮断し、
渦電流損を少なくすることができ、同時に磁束密度を効
率的に高める開閉装置を得ることができる。
【0067】(13)また、前記リブ及び前記鉄心の間
に絶縁材を介したので、鉄心に発生する渦電流を確実に
遮断し、渦電流損を少なくする開閉装置を得ることがで
きる。
に絶縁材を介したので、鉄心に発生する渦電流を確実に
遮断し、渦電流損を少なくする開閉装置を得ることがで
きる。
【0068】(14)また、前記ケースは、内径側の軸
方向厚さが外径側の軸方向厚さより大きいので、最も大
きな応力及びモーメントのかかるケースの内径側を補強
することができ、効率良く応力及びモーメントに耐える
可動コイルを有した開閉装置を得ることができる。
方向厚さが外径側の軸方向厚さより大きいので、最も大
きな応力及びモーメントのかかるケースの内径側を補強
することができ、効率良く応力及びモーメントに耐える
可動コイルを有した開閉装置を得ることができる。
【0069】(15)また、前記ケースは、前記固定コ
イルに対向する側の肉厚がこの反対側の肉厚より小さい
ので、可動コイルに剛性を保ったまま固定コイルとの中
心間距離を小さくでき、効率的に電磁力を発生し応答性
の良い開閉装置を得ることができる。
イルに対向する側の肉厚がこの反対側の肉厚より小さい
ので、可動コイルに剛性を保ったまま固定コイルとの中
心間距離を小さくでき、効率的に電磁力を発生し応答性
の良い開閉装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る開閉装置の構
成を示す概略図である。
成を示す概略図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る開閉装置の要
部である可動コイルの構成を示す断面図である。
部である可動コイルの構成を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る開閉装置の開
閉動作を説明する概略図であり、(a)は閉極状態を示
す図、(b)は開極状態を示す図である。
閉動作を説明する概略図であり、(a)は閉極状態を示
す図、(b)は開極状態を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る開閉装置の要
部である可動コイルのケースの正面図である。
部である可動コイルのケースの正面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に係る開閉装置の可
動コイルのケース内部の分解斜視図であり、(a)は鉄
心部分を示す図、(b)はケース部分を示す図である。
動コイルのケース内部の分解斜視図であり、(a)は鉄
心部分を示す図、(b)はケース部分を示す図である。
【図6】 この実施の形態3に係る開閉装置の可動コイ
ルのケース内部の組立図である。
ルのケース内部の組立図である。
【図7】 この実施の形態3に係る開閉装置の可動コイ
ルのケースに装着する鉄心の例を示す斜視図である。
ルのケースに装着する鉄心の例を示す斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係る開閉装置の可
動コイルにおけるケースの断面図である。
動コイルにおけるケースの断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態5に係る開閉装置の可
動コイルにおけるケースの断面図である。
動コイルにおけるケースの断面図である。
【図10】 従来の開閉装置の全体構成を示す概略図で
あり、(a)は閉極状態を示す図、(b)は開極状態を
示す図である。
あり、(a)は閉極状態を示す図、(b)は開極状態を
示す図である。
1 固定電極、2 可動電極、3 スイッチ部、4 真
空バルブ、5 可動軸、9 操作機構、10 可動コイ
ル、11 開極用固定コイル、12 閉極用固定コイ
ル、13 接圧投入開放ばね、14 固定側端子、15
可動側端子、30、31、34、35 コイル剛性手
段、30 樹脂モールド、31 ケース、32 スリッ
ト、33 鉄心、34 リブ、35 突出部。
空バルブ、5 可動軸、9 操作機構、10 可動コイ
ル、11 開極用固定コイル、12 閉極用固定コイ
ル、13 接圧投入開放ばね、14 固定側端子、15
可動側端子、30、31、34、35 コイル剛性手
段、30 樹脂モールド、31 ケース、32 スリッ
ト、33 鉄心、34 リブ、35 突出部。
フロントページの続き (72)発明者 笹尾 博之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小山 健一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 岸田 行盛 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 月間 満 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 竹内 敏恵 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G028 AA01 AA08 DB07 DB08
Claims (15)
- 【請求項1】 可動電極を含み開閉可能なスイッチ部
と、前記可動電極から延出する可動軸と、前記可動軸に
固定された可動コイル及び前記可動コイルに対向して設
けられた固定コイルを有し、電源により駆動され前記可
動軸を移動させて前記スイッチ部を開放又は投入する操
作機構とを備え、 前記可動コイルは、前記スイッチ部の開放又は投入のた
めに前記可動軸方向に大きな電磁反発力を発生するよう
に前記固定コイルとの中心間距離が小さく、かつ、磁束
を十分に発生しうる径となっている扁平形状であり、 前記可動コイルは、前記可動コイルの前記可動軸方向の
剛性を高めるためのコイル剛性手段を備えたことを特徴
とする開閉装置。 - 【請求項2】 前記可動コイルは、外径が厚さの9〜1
1倍であることを特徴とする請求項1に記載の開閉装
置。 - 【請求項3】 前記コイル剛性手段は、樹脂モールドに
よる固定を有したことを特徴とする請求項1又は請求項
2に記載の開閉装置。 - 【請求項4】 前記コイル剛性手段は、ワニスによる固
定を有したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記
載の開閉装置。 - 【請求項5】 前記コイル剛性手段は、前記可動コイル
をケースに収納したことを特徴とする請求項1乃至請求
項4の何れかに記載の開閉装置。 - 【請求項6】 前記ケースは、非磁性金属であることを
特徴とする請求項5に記載の開閉装置。 - 【請求項7】 前記ケースは、前記固定コイルに対向す
る面に径方向に沿ってスリットが設けられたことを特徴
とする請求項6に記載の開閉装置。 - 【請求項8】 前記ケースは、前記固定コイルに対向す
る面に径方向に沿って溝が設けられたことを特徴とする
請求項6に記載の開閉装置。 - 【請求項9】 前記ケース及び前記可動コイルの間に絶
縁材料を介したことを特徴とする請求項5乃至請求項8
の何れかに記載の開閉装置。 - 【請求項10】 前記ケースの内径側に鉄心を配したこ
とを特徴とする請求項5乃至請求項9の何れかに記載の
開閉装置。 - 【請求項11】 前記ケースの内径側にリブを設けたこ
とを特徴とする請求項5乃至請求項10の何れかに記載
の開閉装置。 - 【請求項12】 前記リブは、径方向に放射状に設けら
れた複数の突出部を有し、前記複数の突出部の間に鉄心
を配したことを特徴とする請求項11に記載の開閉装
置。 - 【請求項13】 前記リブ及び前記鉄心の間に絶縁材を
介したことを特徴とする請求項12に記載の開閉装置。 - 【請求項14】 前記ケースは、内径側の軸方向厚さが
外径側の軸方向厚さより大きいことを特徴とする請求項
5乃至請求項13の何れかに記載の開閉装置。 - 【請求項15】 前記ケースは、前記固定コイルに対向
する側の肉厚がこの反対側の肉厚より小さいことを特徴
とする請求項5乃至請求項14の何れかに記載の開閉装
置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000315191A JP2002124162A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 開閉装置 |
US09/867,751 US6580345B2 (en) | 2000-10-16 | 2001-05-31 | Switching device |
DE10128617A DE10128617A1 (de) | 2000-10-16 | 2001-06-13 | Schaltvorrichtung |
CNB011210257A CN1208797C (zh) | 2000-10-16 | 2001-06-15 | 开闭装置 |
FR0107902A FR2815461B1 (fr) | 2000-10-16 | 2001-06-15 | Dispositif de commutation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000315191A JP2002124162A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002124162A true JP2002124162A (ja) | 2002-04-26 |
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ID=18794336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000315191A Pending JP2002124162A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 開閉装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6580345B2 (ja) |
JP (1) | JP2002124162A (ja) |
CN (1) | CN1208797C (ja) |
DE (1) | DE10128617A1 (ja) |
FR (1) | FR2815461B1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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CN104701064A (zh) * | 2015-03-26 | 2015-06-10 | 江苏现代电力科技股份有限公司 | 基于柔性分合闸技术的智能集成中压交流真空开关设备 |
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