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JP2002123723A - セミオーダー化粧品提供システム - Google Patents

セミオーダー化粧品提供システム

Info

Publication number
JP2002123723A
JP2002123723A JP2000314879A JP2000314879A JP2002123723A JP 2002123723 A JP2002123723 A JP 2002123723A JP 2000314879 A JP2000314879 A JP 2000314879A JP 2000314879 A JP2000314879 A JP 2000314879A JP 2002123723 A JP2002123723 A JP 2002123723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
consumer
cosmetic
cosmetics
semi
input means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000314879A
Other languages
English (en)
Inventor
Yaeko Takahashi
八重子 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BEAUTY SAPOO KK
Original Assignee
BEAUTY SAPOO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BEAUTY SAPOO KK filed Critical BEAUTY SAPOO KK
Priority to JP2000314879A priority Critical patent/JP2002123723A/ja
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セミオーダー化粧品を提供するシステムを構
築する。 【解決手段】 成分調整情報が化粧品の種類、消費者の
肌質、消費者の効用及び特性に対する要望であり、消費
者自身が成分調整情報を入力する化粧品入力手段、肌質
入力手段及び要望入力手段を備えたコンピュータ3を用
い、まず化粧品入力手段により消費者に基本化粧品を選
択してもらい、選択した基本化粧品の成分に対して肌質
入力手段及び要望入力手段により消費者に肌質又は要望
を入力してもらって前記肌質又は要望に基づいた調整量
で基本化粧品の調整可能成分を増減して、消費者の肌質
及び要望に適する製品仕様書をコンピュータ3上で自動
作成し、前記製品仕様書に従って消費者毎のセミオーダ
ー化粧品を製造、提供するセミオーダー化粧品提供シス
テムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消費者の肌質及び
要望に適するように消費者自身が成分調整情報を提供し
て発注をかけるセミオーダー化粧品提供システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】化粧品の多く(例えばローション)は肌に
対して用いるものであり、対象となる肌質に個人差があ
るため、メーカー側は仕様の異なる(成分の異なる)同種
の化粧品を揃えなければならなかった。しかし、実際の
肌質はあまりに多種多様であるため、それらすべてに適
した成分配合を図ることは難しく、数種類の仕様を揃
え、その中から消費者自身に選択してもらうほかはなか
った。逆に言えば、消費者はメーカーから提供される限
定された仕様の範囲で、自分に最も好ましいと思われる
化粧品を見つけだし、購入するほかなかったわけであ
る。
【0003】実際には、同じ仕様であっても、化粧品を
構成する多数の成分の配合量が微妙に増減するだけでも
異なる効用をもたらす。好ましくは、消費者毎に前記成
分の配合量を加減できれば、より適切な化粧品を消費者
毎に提供できるようになり、好ましい。すなわち、消費
者毎にオーダーメイドの化粧品を作ればいいことになる
が、こうしたオーダーメイドの化粧品はコストが掛かり
過ぎ、一般的ではなかったので、現在のところ普及する
に至っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ひとつの化粧品に含ま
れる成分は多種多様であり、これらをすべて消費者に合
わせて調整することは不可能に近く、また実際的ではな
い。そう考えると、実際に調整可能な成分は限定される
ことになる。すなわち、消費者に対して好ましいものは
セミオーダー化粧品(完全なオーダー化粧品ではなく、
一部消費者に合わせてカスタマイズした化粧品)、とい
うことになる。ところが、現在のところ、こうしたセミ
オーダー化粧品の提供も見受けられない。これは、セミ
オーダーに必要な成分調整情報を取得するシステムが構
築されておらず、取得後の成分調整情報の管理もできな
いことによる。そこで、容易に消費者毎の成分調整情報
を入手してセミオーダー化粧品の製品仕様書を作成し、
以後成分調整情報の改変があるまで管理可能なシステム
の構築を目指して、検討した。
【0005】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、消費者自身が提供した成分調整情報に従ってセミオ
ーダー化粧品を製造、提供するシステムであって、成分
調整情報が化粧品の種類、消費者の肌質、消費者の効用
及び特性に対する要望であり、消費者自身が成分調整情
報を入力する化粧品入力手段、肌質入力手段及び要望入
力手段を備えたコンピュータを用い、化粧品入力手段に
より消費者に基本化粧品を選択してもらい、肌質入力手
段及び要望入力手段により消費者に肌質又は要望を入力
してもらって前記肌質又は要望に基づいた調整量で基本
化粧品の調整可能成分を増減して、消費者の肌質及び要
望に適する製品仕様書をコンピュータ上で自動作成し、
前記製品仕様書に従って消費者毎のセミオーダー化粧品
を製造、提供するセミオーダー化粧品提供システムであ
る。
【0006】更に、自動生成した製品仕様書をレコード
単位とするデータベースをコンピュータに附随して構築
し、該データベースから呼び出したセミオーダー化粧品
の製品仕様書に従って消費者毎のセミオーダー化粧品を
製造、提供する。得られた製品仕様書は、コンピュータ
ーから外部記憶装置等に保存してデータベース化するこ
とで管理可能となり、以後同じ消費者からの購入希望に
対して、(1)同一のセミオーダー化粧品についてはその
ままデータベースから該当する製品仕様書を呼び出して
利用し、また(2)新たなセミオーダー化粧品を製造する
際の雛形、すなわち一部の成分調整のみをして新規化粧
品の製品仕様書を自動生成する場合に利用できる。
【0007】本発明のシステムでは、セミオーダー化粧
品を製造するために必要な成分情報として、(a)化粧品
の種類、(b)消費者の肌質(肌質に対する質感を含む)、
(c)消費者の効用及び特性に対する要望、の3種類に情
報を絞り、簡易かつ適格な製品仕様書の決定及び製造、
提供を実現する。基本的には、化粧品の種類から選択し
た基本化粧品の調整可能成分(一定に増減範囲において
基本化粧品の基本的性質を損ねずに効用又は特性を変化
させることができる成分)を、肌質、要望又は両者の組
み合せに基づく調整量に従って増減する。ここで、肌質
は主として調整量の幅を決定し、要望は前記幅の範囲で
の具体的な調整量を表す。
【0008】ここで、(1)化粧品入力手段は、列記した
化粧品の種別を排他的に選択可能に入力する、(2)肌質
入力手段は、列記した肌質の種別を排他的に選択可能に
入力する、(3)要望入力手段は、複数の効用及び特性を
列記し、各効用及び特性の強弱を段階的な選択値として
示して、この選択値を排他的に選択可能に入力する、を
それぞれ例示できる。特に、要望入力手段における選択
値は、化粧品の種類又は肌質によって選択可能範囲を制
限するとよい。
【0009】本システムでは、セミオーダー化粧品を製
造することを目的とするから、消費者が混同しないため
にも、選択可能な化粧品の種別は排他的であることが望
ましい((1))。同様に、肌質も排他的にすると、消費者
が自身の肌質を認識しやすくなる((2))。要望は、消費
者に言葉や文章で入力してもらうと自動的な製品仕様書
の作成が難しくなるので、選択した基本化粧品と肌質と
から導かれる調整可能成分に対応した効用又は特性を列
記し、各効用及び特性の強弱を段階的な選択値として示
すことで、コンピュータで扱いやすい数値化した要望を
得ることができる((3))。段階的な選択値として示す強
弱とは、例えば左に弱、右に強を示したスライドバーや
排他的なチェックボックスの配列等を例示できる。この
場合、基本化粧品の選択で基本的な選択範囲を示し、更
に肌質に従って選択可能範囲を制限する段階的な制約を
施すと、消費者が自身の判断で要望を選びやすくなるほ
か、適切なセミオーダー化粧品を提供しやすくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図を参照しながら説明する。図1は本発明のシステ
ムをインターネット1でのサービスとして展開した場合
の構成図、図2は基本的な処理手順を表したフローチャ
ート図、図3はログイン画面、図4はメイン画面、図5
は化粧品入力手段及び肌質入力手段を備えた基本入力画
面、図6は要望入力手段を備えた選択入力画面、図7は
データベース2に登録される製品仕様書の表示画面、図
8は新規化粧品の確認画面、図9は発注書入力画面、図
10は既登録化粧品からの発注画面、図11は発注確認画面
をそれぞれ表す正面図である。
【0011】本発明のシステムは、消費者が来店して店
頭に設置したコンピュータ操作して成分調整情報を提供
してもよいが、より広範かつ利便性のある利用態様とし
て、本例のようにインターネット1を介して利用するの
がよい。また、遠隔地からの発注には、前記インターネ
ットを利用した態様のほか、電話、手紙やファックスを
利用して成分調整情報を声又は紙で送ってもらい、メー
カー側がコンピュータへ入力するようにしてもよい。セ
ミオーダー化粧品は、(1)新規に成分調整して製品仕様
書を自動生成する新規化粧品と、(2)過去に製品仕様書
を自動生成してメーカーのデータベース2に登録してお
いた既登録化粧品とに分けることができる。以下では、
新規化粧品の製品仕様書を自動生成する手順を基本とし
ながら、適宜既登録化粧品を発注する場合を説明する。
【0012】本発明をインターネット1で利用する場
合、図1に見られるような一般的なコンピュータネット
ワークのシステム構成となる。消費者a〜dとメーカー
とは、それぞれインターネット1を介して互いのコンピ
ュータ3,4又はインターネット接続端末5を接続す
る。メーカーは、化粧品入力手段、肌質入力手段及び要
望入力手段を備えたホームページをインターネット1上
に公開しており、消費者が前記ホームページにアクセス
して各成分調整情報を直接入力し、新規化粧品の製品仕
様書を自動生成し、必要個数を発注する。自動生成した
製品仕様書は、各消費者のセミオーダー化粧品の製品仕
様書としてメーカー側のデータベース2に登録するほ
か、工場のコンピュータ6へ送られて製造に供する。工
場のコンピュータ6へは、同じくインターネット1を介
するほか、専用回線や別途紙又は各種記録媒体を用いて
製品仕様書を通知し、工場から直接各消費者へセミオー
ダー化粧品を請求書と共に配送する。代金は、配送毎又
は単位期間毎にメーカーに対して支払う。
【0013】新規化粧品又は既登録化粧品を発注する処
理手順は、図2に見られる流れとなる。本例では、登録
会員を対象としたサービス展開とするため、まずホーム
ページにアクセスした消費者は、ログイン処理をする
(図3)。既登録者はメイン画面(図4)に入るが、新規利
用者は改めて会員登録する。また、既登録者かつ過去に
発注済の利用者であれば、データベースから既登録化粧
品を選択して発注できる(図10)。新規化粧品を発注する
場合、改めて基本化粧品選択、肌質選択、要望入力を経
て基本化粧品の成分調整を図り、製品仕様書を自動生成
してから発注することになる。
【0014】具体的な処理に沿って上記手順(図2)を、
消費者a「佐藤a子」について説明する。ホームページ
にアクセスした消費者aは、図3に見られるログイン画
面で、ユーザーIDである「名前7」及び「パスワード
8」を入力して、メイン画面(図4)へ移る。本例では、
利用者にコンピュータを苦手とする人もいることを考慮
し、一般に記号からなるユーザーIDに代えて名前を用い
ている。ここで、新規利用者は「新規登録」を選び、会
員登録してからメイン画面へ移る。メイン画面では、既
登録者かつ過去に発注済の利用者である消費者のため
に、「既登録化粧品発注9」と「新規化粧品発注10」を
選ぶことができる。「既登録化粧品発注9」を選ぶと、
既登録化粧品からの発注画面(図10)へと移る。ここで
は、「新規化粧品発注10」を選び、化粧品入力手段及び
肌質入力手段を備えた基本入力画面(図5)へ移ったとし
て説明を続ける。
【0015】化粧品入力手段及び肌質入力手段を備えた
基本入力画面(図5)では、発注したい化粧品の種別を選
択し、同時に消費者a自身の肌質及び肌質に対する質感
を、消費者自身が入力する。化粧品入力手段(図5、画
面下段)は、予めメーカーが提供可能な化粧品を並べて
おり、消費者が排他的に一つの化粧品を選択する。選択
の態様は自由であり、本例ではいずれか一つの種類に対
応するチェックボックス11にチェックを付す方式を採用
している。前記チェックは、マウスのクリックで容易に
付すことができる。肌質入力手段(図5、画面上段)も同
様である。各入力手段右の「HELP12」は、列記した項目
の説明ページへのリンクである。こうしたヘルプ機能
は、消費者が化粧品及び肌質を選択する際の判断に資す
る。各入力手段の選択を終えたら、「次へ13」を押して
要望入力手段を備えた選択入力画面(図6)へ移る。
【0016】メーカー側では、基本化粧品の構成成分の
うち、消費者が入力した要望に基づいて調整可能な成分
を予め定めている。しかし、前記調整可能な成分であっ
ても、消費者が直接成分の調整をすることは難しいし、
調整幅に制限を設けないと化粧品の性質が崩れる場合も
起こりかねない。そこで、本発明では、直接成分調整を
各消費者が図るのではなく、成分調整と密接な関係にあ
る効用又は特性を表す要望を消費者に選択してもらうこ
ととし、この要望の選択可能範囲を限定することで、基
本性質を保ったままのセミオーダー化粧品の製造を可能
にしている。例えば、図6に見られるように、メーカー
側が選定した効用又は特性である「ツッパリ感14」、
「サラサラ感15」、「スッキリ感16」や「シットリ感1
7」それぞれに、強弱を表す1〜5の選択幅を有するポ
イント18を配列し、肌質の設定に基づく選択可能範囲を
破線枠19で囲んで表示している。消費者aは、前記破線
枠19の範囲から好みのポイント18を選択して、自身の要
望をメーカーに伝える。各ポイント18は排他的で一つし
か選択できない。こうして要望の入力を終えれば、消費
者aは「決定23」を押して新規化粧品(セミオーダー化
粧品)の確認画面(図8)へ移る。
【0017】選択入力画面(図6又は図7)で「決定23」
を押すと、消費者aに表示される画面が新規化粧品の確
認画面(図8)へと切り替る一方で、メーカー側では消費
者aが提供した成分調整情報(基本化粧品、肌質及び要
望)から新規化粧品の製品仕様書24を自動生成する(図
7)。本例では、この製品仕様書24を消費者aの個人ブ
ランドの特定仕様としてデータベース2(図1参照)に記
録する。このため、調整した成分内容の割合のほか、そ
の他基本的な成分の割合はもちろん、商品登録番号、消
費者名、化粧品の種別、肌質を付加してレコードを構成
している。ここで、化粧品の種別の隣に付された「00/0
9/01仕様」とは、同じ消費者、同じ化粧品の種別でも、
消費者の要望の変化により製品仕様が代わることを考慮
し、一度発注した既登録化粧品(セミオーダー化粧品)を
個別に扱えるように、発注日を仕様名としている。生成
毎の製品仕様書が区別できればよいので、このほか単に
数字を付して「a子ブランドローション1」としてもよ
い。
【0018】消費者に対しては、専門的な成分構成を示
しても分かりにくいので、新規化粧品(セミオーダー化
粧品)の確認画面(図8)を表示する。基本的には、消費
者が入力又は選択した内容を一度に表示するもので、消
費者はここで入力又は選択内容を確認して発注の有無を
決定する。この確認画面で「既登録化粧品と置換25」を
押した場合には、新たに自動生成した製品仕様書を同種
化粧品のレコードに上書きしてデータベースを更新し、
「新規追加26」を押した場合には同種化粧品の製品仕様
書が既に存在していても前記製品仕様書をデータベース
に追加登録する。消費者が「やり直し27」を押した場
合、製品仕様書は破棄されてデータベースの変更は伴わ
ない。「既登録化粧品と置換25」及び「新規追加26」を
分けた理由は、消費者によっては過去に生成した製品仕
様書を残しておきたい場合があることを考慮したもので
ある。この確認画面の「HELP12」は、新規化粧品の使用
感等を表示するもので、発注するか否かの判断材料とな
る。
【0019】「既登録化粧品と置換25」又は「新規追加
26」を押すと、次に発注書入力画面(図9)へ移る。この
発注書は、あくまで現在選択している「a子ブランドロ
ーション」についての発注書である。よって、「数量2
8」とは、この「a子ブランドローション」の数量とな
る。このほか本例の発注書では、「発注者29」、「お届
け先(郵便番号、住所、電話、FAX、e-mail)30」及び
「支払い方法31」を挙げている。「発注者29」は、セミ
オーダー化粧品の届け先氏名となり、必ずしも利用者と
同じとは限らないため、正確を期すために別途入力を促
す。この発注書入力画面は、一般の発注書又はインター
ネットに見られる発注画面と変わりはない。例えば、
「支払い方法31」で「カード32」を選択した場合、カー
ド会社やカード番号、有効期限等を別途入力する。
【0020】既登録化粧品を追加注文するような場合
は、既化粧品の発注画面(図10)から登録済のセミオーダ
ー化粧品を選択して発注する。本例では、既にローショ
ンについて異なる仕様(「99/12/05仕様)」及び「00/03/
25仕様」)の既登録化粧品がある。消費者は、時々に合
わせて改めて成分調整情報を提供しなくても、こうした
既登録化粧品の一群から自身に適したセミオーダー化粧
品を自由に選択して発注できる利点がある。いずれかの
化粧品を選択すると、まず仕様内容の確認画面(図8)へ
移ってから、発注書入力画面(図9)へ移行する。その後
の手順は新規化粧品の発注と同じである。
【0021】こうして発注書を作成して「確認33」を押
すと、発注確認画面(図11)へと移行する。ここでは、発
注したセミオーダー化粧品(新規化粧品又は既登録化粧
品)の種類、数量、価格、配送料及び合計金額のほか、
発注書入力画面(図9)で入力した内容が確認できる。こ
の画面から「発注34」を押すと、売買契約が成立したと
して、メーカーは製品仕様書24(図7参照)をデータベー
ス2(図1参照)に登録すると共に工場へと前記製品仕様
書24を通知して製造に入る。更にセミオーダー化粧品
(新規化粧品又は既登録化粧品)を発注する場合は、「別
商品35」からメイン画面(図3)へ移り、これまでの手順
を繰り返すことになる。最終的には発注確認画面に辿り
着き、消費者aは、必ず発注内容を確認してから発注で
きるので、間違いが少ない。
【0022】本例では、工場で生産を終えたセミオーダ
ー化粧品は、工場から直接消費者aに向けて発送する。
このとき、セミオーダー化粧品に付すラベルには、例え
ば「a子ブランドローション」等と銘打っておくとより
好ましい。ラベルに消費者a個人の名前が入ることで、
オーダーイメージが強くなるからである。また、セミオ
ーダー化粧品と同梱に要望のあった効用や特性を記した
説明書を付しておくと、消費者aにとって送られてきた
セミオーダー化粧品がどういう仕様かが分かりやすく、
便利である。品質保証の意味を込めて、製品仕様書を添
付してもよい。代金は、同時に送付した請求書に基づ
き、発注書に記した支払い方法に沿って、商品発送毎又
は単位期間(月単位)毎に支払うようにする。
【0023】新規化粧品の製品仕様書24(図7参照)は、
消費者aが新規化粧品(セミオーダー化粧品)の確認画面
(図8)で「新規追加26」する度に新規レコードとしてデ
ータベース2(図1参照)に追加登録していく。また、登
録されている製品仕様書は同画面において「既登録化粧
品と置換25」を押さない限り更新しない。よって、デー
タベース2には同種の製品仕様書24が多数蓄積すること
もある。しかし、利用者が多くなれば、こうした製品仕
様書24の重複は、市場における需要度を表すことにな
る。すなわち、多数の製品仕様書24を登録したデータベ
ース2は、間接的に市場動向を知るリサーチ手段にもな
っており、メーカーが製造する市販化粧品の製品仕様を
決定する際の資料にできる利点がある。
【0024】
【発明の効果】本発明により、容易に消費者毎の成分調
整情報を入手してセミオーダー化粧品の製品仕様書を作
成できるようになり、コストを抑えてセミオーダー化粧
品の提供ができる。消費者自身が専門の成分調整を図る
ことは難しいが、化粧品の種類、肌質及び要望ならば、
消費者自身が判断できるので、安心して消費者が化粧品
のカスタマイズできる。また、メーカー側から見れば、
各セミオーダー化粧品の製品仕様書からデータベースを
構築することにより、蓄積した製品仕様書から市場動向
を推測できる等の利点がある。更に消費者側から見れ
ば、自身名義のブランド名で、自身により適した化粧品
をメーカーに作ってもらえる満足度が得られるほか、デ
ータベースで自身名義のブランド名で複数の異なる仕様
の同一種類の化粧品を管理してもらえ、時と場合に応じ
た自分専用の化粧品を容易に入手できる利点もある。こ
のように、本発明はメーカー及び消費者双方の利便性を
図りながら、コストを抑えたセミオーダー化粧品の提供
を可能にする効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムをインターネットでのサービ
スとして展開した場合の構成図である。
【図2】基本的な処理手順を表したフローチャート図で
ある。
【図3】ログイン画面を表す正面図である。
【図4】メイン画面を表す正面図である。
【図5】化粧品入力手段及び肌質入力手段を備えた基本
入力画面を表す正面図である。
【図6】要望入力手段を備えた選択入力画面を表す正面
図である。
【図7】データベースに登録される製品仕様書の表示画
面を表す正面図である。
【図8】新規化粧品の確認画面を表す正面図である。
【図9】発注書入力画面を表す正面図である。
【図10】既登録化粧品からの発注画面を表す正面図であ
る。
【図11】発注確認画面を表す正面図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 データベース 3 メーカーのコンピュータ 4 消費者のコンピュータ 5 消費者のインターネット接続端末 6 工場のコンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消費者自身が提供した成分調整情報に従
    ってセミオーダー化粧品を製造、提供するシステムであ
    って、成分調整情報が化粧品の種類、消費者の肌質、消
    費者の効用及び特性に対する要望であり、消費者自身が
    成分調整情報を入力する化粧品入力手段、肌質入力手段
    及び要望入力手段を備えたコンピュータを用い、化粧品
    入力手段により消費者に基本化粧品を選択してもらい、
    肌質入力手段及び要望入力手段により消費者に肌質又は
    要望を入力してもらって前記肌質又は要望に基づいた調
    整量で基本化粧品の調整可能成分を増減して、消費者の
    肌質及び要望に適する製品仕様書をコンピュータ上で自
    動作成し、前記製品仕様書に従って消費者毎のセミオー
    ダー化粧品を製造、提供するセミオーダー化粧品提供シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 自動生成した製品仕様書をレコード単位
    とするデータベースをコンピュータに附随して構築し、
    該データベースから呼び出したセミオーダー化粧品の製
    品仕様書に従って消費者毎のセミオーダー化粧品を製
    造、提供する請求項1記載のセミオーダー化粧品提供シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 化粧品入力手段は、列記した化粧品の種
    別を排他的に選択可能に入力する請求項1記載のセミオ
    ーダー化粧品提供システム。
  4. 【請求項4】 肌質入力手段は、列記した肌質の種別を
    排他的に選択可能に入力する請求項1記載のセミオーダ
    ー化粧品提供システム。
  5. 【請求項5】 要望入力手段は、複数の効用及び特性を
    列記し、各効用及び特性の強弱を段階的な選択値として
    示して、該選択値を排他的に選択可能に入力する請求項
    1記載のセミオーダー化粧品提供システム。
  6. 【請求項6】 選択可能な選択値は、化粧品の種類又は
    肌質によって選択可能範囲を制限する請求項5記載のセ
    ミオーダー化粧品提供システム。
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