JP2002118773A - デジタルカメラ - Google Patents
デジタルカメラInfo
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- JP2002118773A JP2002118773A JP2000306354A JP2000306354A JP2002118773A JP 2002118773 A JP2002118773 A JP 2002118773A JP 2000306354 A JP2000306354 A JP 2000306354A JP 2000306354 A JP2000306354 A JP 2000306354A JP 2002118773 A JP2002118773 A JP 2002118773A
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- Japan
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- liquid crystal
- crystal monitor
- monitor
- camera body
- digital camera
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- Studio Devices (AREA)
- Cameras In General (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】カメラ本体に対する取付角度を可変できる可動
式の液晶モニタを有しながら、撮影時の操作性を損なう
ことなく、無駄な電力消費を回避する。 【解決手段】液晶モニタ13をカメラ本体1 に収納しロッ
クした状態から解除するためのロック解除ボタン(26)の
操作により検出信号を出力する液晶モニタロック解除検
出スイッチ50と、このスイッチ50からの検出信号により
液晶モニタ13での表示を開始させるシステムコントロー
ラ33とを備える。
式の液晶モニタを有しながら、撮影時の操作性を損なう
ことなく、無駄な電力消費を回避する。 【解決手段】液晶モニタ13をカメラ本体1 に収納しロッ
クした状態から解除するためのロック解除ボタン(26)の
操作により検出信号を出力する液晶モニタロック解除検
出スイッチ50と、このスイッチ50からの検出信号により
液晶モニタ13での表示を開始させるシステムコントロー
ラ33とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ本体に対す
る取付角度を可変できるカメラ本体に対する取付角度を
可変できる液晶モニタを有するデジタルカメラに関す
る。
る取付角度を可変できるカメラ本体に対する取付角度を
可変できる液晶モニタを有するデジタルカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】広く一般に普及しているデジタルスチル
カメラやアナログ/デジタルのビデオカメラ等では、撮
影内容を確認するための液晶モニタを備えている。しか
し、デジタルスチルカメラでは、ビデオカメラと異な
り、液晶モニタを併設される光学ファインダの代わりと
して用いるか、あるいは再生画像の確認等に用いるのみ
で、光学ファインダを使用して撮影を行なうような場合
には使用しない。
カメラやアナログ/デジタルのビデオカメラ等では、撮
影内容を確認するための液晶モニタを備えている。しか
し、デジタルスチルカメラでは、ビデオカメラと異な
り、液晶モニタを併設される光学ファインダの代わりと
して用いるか、あるいは再生画像の確認等に用いるのみ
で、光学ファインダを使用して撮影を行なうような場合
には使用しない。
【0003】そこで一般にデジタルスチルカメラでは、
液晶モニタによる無駄な電力消費を避けるために、常時
点灯表示するようなことはせず、特に撮影モードでは基
本的に消灯状態としている。
液晶モニタによる無駄な電力消費を避けるために、常時
点灯表示するようなことはせず、特に撮影モードでは基
本的に消灯状態としている。
【0004】そのためにデジタルスチルカメラでは、液
晶モニタを点灯させる際に自動的にオートパワーオフ機
能を実行させ、所定時間点灯したらその後に自動的に消
灯させるようにしたものや、あるいは液晶モニタの点灯
させるためのボタンを設け、このボタンをこまめに操作
して液晶モニタの点灯/消灯を切換えるようにしたもの
などがある。
晶モニタを点灯させる際に自動的にオートパワーオフ機
能を実行させ、所定時間点灯したらその後に自動的に消
灯させるようにしたものや、あるいは液晶モニタの点灯
させるためのボタンを設け、このボタンをこまめに操作
して液晶モニタの点灯/消灯を切換えるようにしたもの
などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような液晶モニタの点灯制御に係る仕様は、逆に撮影の
道具としてのデジタルスチルカメラの操作性を損なうこ
とにもつながる。
ような液晶モニタの点灯制御に係る仕様は、逆に撮影の
道具としてのデジタルスチルカメラの操作性を損なうこ
とにもつながる。
【0006】この点は、特にカメラ本体に対する液晶モ
ニタの取付角度を可変できる、可動式の液晶モニタを有
するデジタルスチルカメラで顕著であり、液晶モニタを
収納位置から引出して任意の取付角度に設定するという
操作がさらに必要となる分だけ、液晶モニタの点灯をボ
タンで操作する等の手間と併せて、撮影開始時に一連の
煩雑な操作が必要なる。
ニタの取付角度を可変できる、可動式の液晶モニタを有
するデジタルスチルカメラで顕著であり、液晶モニタを
収納位置から引出して任意の取付角度に設定するという
操作がさらに必要となる分だけ、液晶モニタの点灯をボ
タンで操作する等の手間と併せて、撮影開始時に一連の
煩雑な操作が必要なる。
【0007】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、カメラ本体に対す
る取付角度を可変できる可動式の液晶モニタを有しなが
ら、撮影時の操作性を損なうことなく、且つ無駄な電力
消費を極力回避することが可能なデジタルカメラを提供
することにある。
たもので、その目的とするところは、カメラ本体に対す
る取付角度を可変できる可動式の液晶モニタを有しなが
ら、撮影時の操作性を損なうことなく、且つ無駄な電力
消費を極力回避することが可能なデジタルカメラを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
カメラ本体に対する取付角度を可変できる液晶モニタ
と、この液晶モニタをカメラ本体に収納した状態でロッ
クするロック手段と、このロック手段によるロック状態
の解除を検出する検出手段と、検出手段の検出信号に対
応して上記液晶モニタでの表示を開始させるモニタ制御
手段とを具備したことを特徴とする。
カメラ本体に対する取付角度を可変できる液晶モニタ
と、この液晶モニタをカメラ本体に収納した状態でロッ
クするロック手段と、このロック手段によるロック状態
の解除を検出する検出手段と、検出手段の検出信号に対
応して上記液晶モニタでの表示を開始させるモニタ制御
手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】このような構成とすれば、液晶モニタのロ
ック解除により自動的に液晶モニタの表示を開始させる
ものとしたため、他に液晶モニタの点灯を指示するボタ
ン操作等が不要となり、必要に操作を簡略化して使用時
の操作性を向上することができる。
ック解除により自動的に液晶モニタの表示を開始させる
ものとしたため、他に液晶モニタの点灯を指示するボタ
ン操作等が不要となり、必要に操作を簡略化して使用時
の操作性を向上することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、カメラ本体に対す
る取付角度を可変できる液晶モニタと、この液晶モニタ
をカメラ本体の収納位置から引出した際にこれを検出す
る検出手段と、この検出手段の検出信号に対応して上記
液晶モニタでの表示を開始させるモニタ制御手段とを具
備したことを特徴とする。
る取付角度を可変できる液晶モニタと、この液晶モニタ
をカメラ本体の収納位置から引出した際にこれを検出す
る検出手段と、この検出手段の検出信号に対応して上記
液晶モニタでの表示を開始させるモニタ制御手段とを具
備したことを特徴とする。
【0011】このような構成とすれば、液晶モニタを収
納位置から引出す際に自動的に液晶モニタの表示を開始
させるものとしたため、他に液晶モニタの点灯を指示す
るボタン操作等が不要となり、必要に操作を簡略化して
使用時の操作性を向上することができる。
納位置から引出す際に自動的に液晶モニタの表示を開始
させるものとしたため、他に液晶モニタの点灯を指示す
るボタン操作等が不要となり、必要に操作を簡略化して
使用時の操作性を向上することができる。
【0012】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明において、上記モニタ制御手段は、上記
液晶モニタを所定時間だけ表示させるための計時を行な
う計時手段と、この計時手段が計時する所定時間を変更
する時間変更手段とを有していることを特徴とする。
は2記載の発明において、上記モニタ制御手段は、上記
液晶モニタを所定時間だけ表示させるための計時を行な
う計時手段と、この計時手段が計時する所定時間を変更
する時間変更手段とを有していることを特徴とする。
【0013】このような構成とすれば、上記請求項1ま
たは2記載の発明の作用に加えて、液晶モニタを継続し
て表示する時間を制限し、且つその時間を使用者が任意
に変更可能としたため、使用者の使い勝手に対応させ
て、無駄な消費を避けながら容量に限りのある電源をよ
り有効に使用することができる。
たは2記載の発明の作用に加えて、液晶モニタを継続し
て表示する時間を制限し、且つその時間を使用者が任意
に変更可能としたため、使用者の使い勝手に対応させ
て、無駄な消費を避けながら容量に限りのある電源をよ
り有効に使用することができる。
【0014】請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至
3いずれか記載の発明において、上記モニタ制御手段
は、上記カメラ本体に設けられる複数の撮影操作部材の
操作に対応し、上記検出手段の検出結果と併せて上記液
晶モニタの表示の有無を制御することを特徴とする。
3いずれか記載の発明において、上記モニタ制御手段
は、上記カメラ本体に設けられる複数の撮影操作部材の
操作に対応し、上記検出手段の検出結果と併せて上記液
晶モニタの表示の有無を制御することを特徴とする。
【0015】このような構成とすれば、上記請求項1乃
至3いずれか記載の発明の作用に加えて、液晶モニタを
使用する状態の検出がなされている場合の液晶モニタの
表示の有無を撮影操作部材の操作状態と併せて制御する
ことで、液晶モニタの点灯をより細かく制御することが
でき、無駄な電力消費を一層回避することができる。
至3いずれか記載の発明の作用に加えて、液晶モニタを
使用する状態の検出がなされている場合の液晶モニタの
表示の有無を撮影操作部材の操作状態と併せて制御する
ことで、液晶モニタの点灯をより細かく制御することが
でき、無駄な電力消費を一層回避することができる。
【0016】請求項5記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明において、上記デジタルカメラはセルフ
タイマ機能を有し、上記モニタ制御手段は、上記セルフ
タイマ機能実行時は上記液晶モニタの表示を停止させる
ことを特徴とする。
は2記載の発明において、上記デジタルカメラはセルフ
タイマ機能を有し、上記モニタ制御手段は、上記セルフ
タイマ機能実行時は上記液晶モニタの表示を停止させる
ことを特徴とする。
【0017】このような構成とすれば、上記請求項1ま
たは2記載の発明の作用に加えて、可動式の液晶モニタ
自体は使用する状態にあるものの、一時的に表示が不要
となるセルフタイマ機能実行時には表示を停止するよう
にしたので、さらに無駄な電力消費を回避することがで
きる。
たは2記載の発明の作用に加えて、可動式の液晶モニタ
自体は使用する状態にあるものの、一時的に表示が不要
となるセルフタイマ機能実行時には表示を停止するよう
にしたので、さらに無駄な電力消費を回避することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態に係る
一眼レフ方式のデジタルスチルカメラについて図面を参
照して説明する。
一眼レフ方式のデジタルスチルカメラについて図面を参
照して説明する。
【0019】図1はその外観構成を示すもので、図
(1)が正面図、図1(2)が背面図である。
(1)が正面図、図1(2)が背面図である。
【0020】これらの図中、カメラ本体1の前面にズー
ムレンズ2が配される。
ムレンズ2が配される。
【0021】また、カメラ本体1の上面前側のズームレ
ンズ2軸上部に内蔵フラッシュ3がここでは伏せた状態
で取付けられ、他にもこのカメラ本体1の上面には、上
記内蔵フラッシュ3の後ろ側に設けられた外部ストロボ
搭載のためのホットシュー4の他に、撮影条件の各種モ
ードを回転操作により設定するモード選択ダイヤル5、
このモード選択ダイヤル5下部に同軸的に配置した電源
レバー6、後述するメインダイヤルの操作と組合わせて
各種撮影条件の設定を行なうサブダイヤル7、及びシャ
ッターレリーズのためのレリーズボタン8が設けられ
る。
ンズ2軸上部に内蔵フラッシュ3がここでは伏せた状態
で取付けられ、他にもこのカメラ本体1の上面には、上
記内蔵フラッシュ3の後ろ側に設けられた外部ストロボ
搭載のためのホットシュー4の他に、撮影条件の各種モ
ードを回転操作により設定するモード選択ダイヤル5、
このモード選択ダイヤル5下部に同軸的に配置した電源
レバー6、後述するメインダイヤルの操作と組合わせて
各種撮影条件の設定を行なうサブダイヤル7、及びシャ
ッターレリーズのためのレリーズボタン8が設けられ
る。
【0022】さらに、カメラ本体1の前面には、上記ズ
ームレンズ2の他に、ここでは図示しないワイヤレスリ
モートコントローラからの赤外線信号を受信する一方、
セルフタイマ使用時に点滅するリモコン受光窓/セルフ
LED9、白い紙などを被写体とした状態で1回の操作
によりホワイトバランスをとらせるためのWB(ワンプ
ッシュオート)入力ボタン10が設けられる。
ームレンズ2の他に、ここでは図示しないワイヤレスリ
モートコントローラからの赤外線信号を受信する一方、
セルフタイマ使用時に点滅するリモコン受光窓/セルフ
LED9、白い紙などを被写体とした状態で1回の操作
によりホワイトバランスをとらせるためのWB(ワンプ
ッシュオート)入力ボタン10が設けられる。
【0023】加えて、カメラ本体1の背面には、光学フ
ァインダ11、この光学ファインダ11からセルフタイ
マ撮影時に入射光が入ってしまうのを防止するためのア
イピースシャッタレバー12、可動式の例えば対角が約
5[cm]弱の液晶モニタ13、上記サブダイヤル7の
操作とも組合わせて各種撮影条件の設定を行なうメイン
ダイヤル14、上記液晶モニタ13のオン(点灯)/オ
フ(消灯)を設定する液晶モニタON/OFFボタン1
5、メニュー項目を液晶モニタ13に表示させるための
メニューボタン16、液晶モニタ13で表示された項目
を選択するための十字ボタン17、選択された項目を選
定するためのOKボタン18、後述するカード蓋の不用
意な開閉を制限するためのカード蓋ロックレバー19、
自動露出状態を一時的にロックするためのAELボタン
20、記録媒体であるメモリカードの収納部を被覆する
カード蓋21、メモリカードの装着状態をインジケータ
表示するカードLED22、画像情報の表示/非表示を
設定するINFOボタン23、撮影した画像をプロテク
ト状態に設定するプロテクトボタン24、及び液晶モニ
タ13で表示している画像を1コマ単位で消去するため
の1コマ消去ボタン25が設けられる。
ァインダ11、この光学ファインダ11からセルフタイ
マ撮影時に入射光が入ってしまうのを防止するためのア
イピースシャッタレバー12、可動式の例えば対角が約
5[cm]弱の液晶モニタ13、上記サブダイヤル7の
操作とも組合わせて各種撮影条件の設定を行なうメイン
ダイヤル14、上記液晶モニタ13のオン(点灯)/オ
フ(消灯)を設定する液晶モニタON/OFFボタン1
5、メニュー項目を液晶モニタ13に表示させるための
メニューボタン16、液晶モニタ13で表示された項目
を選択するための十字ボタン17、選択された項目を選
定するためのOKボタン18、後述するカード蓋の不用
意な開閉を制限するためのカード蓋ロックレバー19、
自動露出状態を一時的にロックするためのAELボタン
20、記録媒体であるメモリカードの収納部を被覆する
カード蓋21、メモリカードの装着状態をインジケータ
表示するカードLED22、画像情報の表示/非表示を
設定するINFOボタン23、撮影した画像をプロテク
ト状態に設定するプロテクトボタン24、及び液晶モニ
タ13で表示している画像を1コマ単位で消去するため
の1コマ消去ボタン25が設けられる。
【0024】なお、上記液晶モニタ13は上述した如く
可動式であり、ここでは示さないが、カメラ本体1の左
側面に設けられる後述するロック解除ボタン26を操作
することで、収納位置におけるロック状態を解除して引
出し、任意の取付角度に設定することができるものとす
る。
可動式であり、ここでは示さないが、カメラ本体1の左
側面に設けられる後述するロック解除ボタン26を操作
することで、収納位置におけるロック状態を解除して引
出し、任意の取付角度に設定することができるものとす
る。
【0025】図2によりその液晶モニタ13の可動状態
を説明する。
を説明する。
【0026】図2(1)において、カメラ本体1左側面
のロック解除ボタン26を図中に矢印Aで示す方向に手
指でスライド操作すると、液晶モニタ13は収納状態か
らその下端側を中心としてヒンジ機構により矢印Bに示
すように上端側を大きく開くことができる。
のロック解除ボタン26を図中に矢印Aで示す方向に手
指でスライド操作すると、液晶モニタ13は収納状態か
らその下端側を中心としてヒンジ機構により矢印Bに示
すように上端側を大きく開くことができる。
【0027】このとき、液晶モニタ13が開く角度が図
示する如く最大20°程度であるとすると、このように
液晶モニタ13を最も開いた状態で今度は図2(2)に
示す如く液晶モニタ13の上端側を中心として、やはり
ヒンジ機構により矢印Cに示すように下端側を大きく、
例えば最大110°開くことができるものとする。
示する如く最大20°程度であるとすると、このように
液晶モニタ13を最も開いた状態で今度は図2(2)に
示す如く液晶モニタ13の上端側を中心として、やはり
ヒンジ機構により矢印Cに示すように下端側を大きく、
例えば最大110°開くことができるものとする。
【0028】液晶モニタ13の取付角度は基本的に上記
範囲内の任意の位置で固定可能であるものとし、こうす
ることで例えばローアングルから被写体を撮影するよう
な場合に液晶モニタ13をローアングルファインダとし
て使用することが可能となる。
範囲内の任意の位置で固定可能であるものとし、こうす
ることで例えばローアングルから被写体を撮影するよう
な場合に液晶モニタ13をローアングルファインダとし
て使用することが可能となる。
【0029】次いで、図3により上記カメラ本体1内の
電子回路の構成について説明する。
電子回路の構成について説明する。
【0030】同図で、撮影モード時に撮像レンズ31を
介して入射された被写体の光像は撮像素子32の撮像面
上に結像する。
介して入射された被写体の光像は撮像素子32の撮像面
上に結像する。
【0031】この撮像素子32は、例えば原色系(RG
B)のカラーフィルタを有するCCDで構成され、後述
するシステムコントローラ33に駆動制御されるもの
で、光電変換によって得た画像データはデジタルプロセ
ス回路34に出力される。
B)のカラーフィルタを有するCCDで構成され、後述
するシステムコントローラ33に駆動制御されるもの
で、光電変換によって得た画像データはデジタルプロセ
ス回路34に出力される。
【0032】デジタルプロセス回路34は、撮像素子3
2から得た画像データをフレームメモリ35に展開記憶
させる。このフレームメモリ35は、システムコントロ
ーラ33からの制御に基づいてメモリコントローラ36
がアドレス等を制御するもので、フレームメモリ35に
記憶された画像データに対してデジタルプロセス回路3
4がホワイトバランス調整、階調変換、色変換(原色系
画像データから輝度色差系画像データへの変換)、シャ
ープネス調整、等の画像処理を施した後にリサイズした
主画像とサムネイル画像の各画像データを生成する。
2から得た画像データをフレームメモリ35に展開記憶
させる。このフレームメモリ35は、システムコントロ
ーラ33からの制御に基づいてメモリコントローラ36
がアドレス等を制御するもので、フレームメモリ35に
記憶された画像データに対してデジタルプロセス回路3
4がホワイトバランス調整、階調変換、色変換(原色系
画像データから輝度色差系画像データへの変換)、シャ
ープネス調整、等の画像処理を施した後にリサイズした
主画像とサムネイル画像の各画像データを生成する。
【0033】このうち、主画像の画像データは、フレー
ムメモリ35から圧縮伸長回路37へ読出され、この圧
縮伸長回路37にて予めこのデジタルカメラで選択設定
されているデータ圧縮方式に従って圧縮され、それから
システムコントローラ33からの信号にしたがって出力
を切換選択するセレクタ38を介して第1のカードイン
ターフェース39または第2のカードインターフェース
40へ送出される。
ムメモリ35から圧縮伸長回路37へ読出され、この圧
縮伸長回路37にて予めこのデジタルカメラで選択設定
されているデータ圧縮方式に従って圧縮され、それから
システムコントローラ33からの信号にしたがって出力
を切換選択するセレクタ38を介して第1のカードイン
ターフェース39または第2のカードインターフェース
40へ送出される。
【0034】また、サムネイル画像の画像データは、上
記液晶モニタ13でモニタ表示される他、フレームメモ
リ35から圧縮伸長回路37へ読出され、所定の圧縮率
をもってJPEG(Joint Photograph
coding Experts Group)方式で
圧縮され、それからやはりセレクタ38を介して第1の
カードインターフェース39または第2のカードインタ
ーフェース40へ送出される。
記液晶モニタ13でモニタ表示される他、フレームメモ
リ35から圧縮伸長回路37へ読出され、所定の圧縮率
をもってJPEG(Joint Photograph
coding Experts Group)方式で
圧縮され、それからやはりセレクタ38を介して第1の
カードインターフェース39または第2のカードインタ
ーフェース40へ送出される。
【0035】ここで、上記主画像の画像データを特にJ
PEG方式で圧縮するべく選択設定がなされている場合
に限っては、主画像とサムネイルの両画像データが1つ
にまとめられ、1つの画像データファイルとして第1の
カードインターフェース39または第2のカードインタ
ーフェース40へ送出される。
PEG方式で圧縮するべく選択設定がなされている場合
に限っては、主画像とサムネイルの両画像データが1つ
にまとめられ、1つの画像データファイルとして第1の
カードインターフェース39または第2のカードインタ
ーフェース40へ送出される。
【0036】しかして、第1のカードインターフェース
39は、セレクタ38を介して受けた画像データを第1
のスロット41に装着されている第1のメモリカード4
2のファイルフォーマットに従って適宜変換した上で該
第1のメモリカード42に書込む。
39は、セレクタ38を介して受けた画像データを第1
のスロット41に装着されている第1のメモリカード4
2のファイルフォーマットに従って適宜変換した上で該
第1のメモリカード42に書込む。
【0037】なお、この第1のスロット41における第
1のメモリカード42の装着の有無は第1のスロット4
1に設けられた、例えばマイクロスイッチで構成される
スロット装着検出手段43により検出され、その検出信
号は上記システムコントローラ33へ送られる。
1のメモリカード42の装着の有無は第1のスロット4
1に設けられた、例えばマイクロスイッチで構成される
スロット装着検出手段43により検出され、その検出信
号は上記システムコントローラ33へ送られる。
【0038】同様にして、第2のカードインターフェー
ス40は、セレクタ38を介して受けた画像データを第
2のスロット44に装着されている第2のメモリカード
45のファイルフォーマットに従って適宜変換した上で
該第2のメモリカード45に書込む。
ス40は、セレクタ38を介して受けた画像データを第
2のスロット44に装着されている第2のメモリカード
45のファイルフォーマットに従って適宜変換した上で
該第2のメモリカード45に書込む。
【0039】なお、この第2のスロット44における第
2のメモリカード45の装着の有無は第2のスロット4
4に設けられた、例えばマイクロスイッチで構成される
スロット装着検出手段46により検出され、その検出信
号は上記システムコントローラ33へ送られる。
2のメモリカード45の装着の有無は第2のスロット4
4に設けられた、例えばマイクロスイッチで構成される
スロット装着検出手段46により検出され、その検出信
号は上記システムコントローラ33へ送られる。
【0040】第1のメモリカード42及び第2のメモリ
カード45は、それぞれ異なる規格に従ったフラッシュ
メモリを封入したものであり、ここでは上記カード蓋2
1内の収納部に収納されるものとし、例えば第1のメモ
リカード42をスマートメディア(登録商標)、第2の
メモリカード45をコンパクトフラッシュ(登録商標)
であるものとする。
カード45は、それぞれ異なる規格に従ったフラッシュ
メモリを封入したものであり、ここでは上記カード蓋2
1内の収納部に収納されるものとし、例えば第1のメモ
リカード42をスマートメディア(登録商標)、第2の
メモリカード45をコンパクトフラッシュ(登録商標)
であるものとする。
【0041】システムコントローラ33は、EEPRO
M47に固定記憶されている動作プログラムにしたがっ
てこのデジタルカメラ全体の動作制御を行なうもので、
ここでは図示しない内部タイマを有し、上記図1及び図
2で示した各種のボタン及びダイヤルの操作に応じた信
号を直接入力し、その入力に対応して撮影モード時及び
再生モード時に他の各回路に制御信号を与える。
M47に固定記憶されている動作プログラムにしたがっ
てこのデジタルカメラ全体の動作制御を行なうもので、
ここでは図示しない内部タイマを有し、上記図1及び図
2で示した各種のボタン及びダイヤルの操作に応じた信
号を直接入力し、その入力に対応して撮影モード時及び
再生モード時に他の各回路に制御信号を与える。
【0042】またシステムコントローラ33は、その時
点での日付と時刻とを計時するカレンダ回路48及び上
記光学ファインダ11内で動作状況を表示するためのフ
ァインダ内LCD49とも接続され、これらの動作を制
御する。
点での日付と時刻とを計時するカレンダ回路48及び上
記光学ファインダ11内で動作状況を表示するためのフ
ァインダ内LCD49とも接続され、これらの動作を制
御する。
【0043】加えてシステムコントローラ33は、上記
図2で示したロック解除ボタン26の操作時に検出信号
を発生する液晶モニタロック解除検出スイッチ(SW)
50、上記図2(1)で示した如く液晶モニタ13をあ
る程度引出した状態で検出信号を発生する液晶モニタ収
納/非収納状態検出スイッチ(SW)51、及び上記液
晶モニタON/OFFボタン15からの信号を直接入力
して、後述する制御動作を実行する。
図2で示したロック解除ボタン26の操作時に検出信号
を発生する液晶モニタロック解除検出スイッチ(SW)
50、上記図2(1)で示した如く液晶モニタ13をあ
る程度引出した状態で検出信号を発生する液晶モニタ収
納/非収納状態検出スイッチ(SW)51、及び上記液
晶モニタON/OFFボタン15からの信号を直接入力
して、後述する制御動作を実行する。
【0044】図4はこのうち液晶モニタ収納/非収納状
態検出スイッチ51の構造例を示すものである。同図で
は、液晶モニタ収納/非収納状態検出スイッチ51の端
子が液晶モニタ13を収納した状態では離間しており、
液晶モニタ13を上記図2(1)でも示したようにある
程度、例えば20°引出した状態で導通することで、端
子の一方に印加されている電圧Vが抵抗Rを介して端子
の他方側のグランドレベルまで降下するのを検出信号I
NT2としてシステムコントローラ33が検知する構造
となっている。
態検出スイッチ51の構造例を示すものである。同図で
は、液晶モニタ収納/非収納状態検出スイッチ51の端
子が液晶モニタ13を収納した状態では離間しており、
液晶モニタ13を上記図2(1)でも示したようにある
程度、例えば20°引出した状態で導通することで、端
子の一方に印加されている電圧Vが抵抗Rを介して端子
の他方側のグランドレベルまで降下するのを検出信号I
NT2としてシステムコントローラ33が検知する構造
となっている。
【0045】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
る。
【0046】図5は撮影モード時に液晶モニタ13の点
灯/消灯に関してシステムコントローラ33が実行する
処理内容を示すもので、その当初には、液晶モニタ13
が点灯表示されていない状態から、撮影に関する各種ボ
タン、ダイヤル等の何らかの操作があるか否か(ステッ
プS01)、セルフタイマ機能が設定されている状態か
ら撮影完了により解除されたか否か(ステップS0
3)、上記図4でも説明した液晶モニタ収納/非収納状
態検出スイッチ51からの検出信号により液晶モニタ1
3を引出したことを検出したか否か(ステップS0
4)、上記液晶モニタロック解除検出スイッチ50から
の検出信号により上記図2でも示したロック解除ボタン
26が操作されたか否か(ステップS05)、そして液
晶モニタON/OFFボタン15が操作されたか否か
(ステップS06)、を繰返し判断することで、これら
を待機する。
灯/消灯に関してシステムコントローラ33が実行する
処理内容を示すもので、その当初には、液晶モニタ13
が点灯表示されていない状態から、撮影に関する各種ボ
タン、ダイヤル等の何らかの操作があるか否か(ステッ
プS01)、セルフタイマ機能が設定されている状態か
ら撮影完了により解除されたか否か(ステップS0
3)、上記図4でも説明した液晶モニタ収納/非収納状
態検出スイッチ51からの検出信号により液晶モニタ1
3を引出したことを検出したか否か(ステップS0
4)、上記液晶モニタロック解除検出スイッチ50から
の検出信号により上記図2でも示したロック解除ボタン
26が操作されたか否か(ステップS05)、そして液
晶モニタON/OFFボタン15が操作されたか否か
(ステップS06)、を繰返し判断することで、これら
を待機する。
【0047】しかして、上記ステップS01で撮影に関
する各種ボタン、ダイヤル等の何らかの操作があると判
断した場合には、次にあらためてその時点での液晶モニ
タ収納/非収納状態検出スイッチ51からの検出信号に
より、液晶モニタ13がある程度以上引出された、非収
納状態であるか否かを判断する(ステップS02)。
する各種ボタン、ダイヤル等の何らかの操作があると判
断した場合には、次にあらためてその時点での液晶モニ
タ収納/非収納状態検出スイッチ51からの検出信号に
より、液晶モニタ13がある程度以上引出された、非収
納状態であるか否かを判断する(ステップS02)。
【0048】ここで、液晶モニタ13が非収納状態では
なく、収納されていると判断した場合には、次に上記ス
テップS03に進んで上記のように待機する状態に移行
する。
なく、収納されていると判断した場合には、次に上記ス
テップS03に進んで上記のように待機する状態に移行
する。
【0049】また、上記ステップS02で液晶モニタ1
3が非収納状態であると判断した場合、あるいは上記ス
テップS03でセルフタイマ機能が撮影完了により解除
されたと判断した場合、あるいは上記ステップS04で
液晶モニタ13を引出したことを検出したと判断した場
合、あるいは上記ステップS05でロック解除ボタン2
6が操作されたと判断した場合、あるいは上記ステップ
S06で液晶モニタON/OFFボタン15が操作され
たと判断した場合、システムコントローラ33は、予め
設定した点灯時間をカウントする内部タイマによる計時
をスタートさせると共に(ステップS07)、液晶モニ
タ13を点灯駆動してその時点で撮像素子32に結像し
ている画像をモニタ表示させる(ステップS08)。
3が非収納状態であると判断した場合、あるいは上記ス
テップS03でセルフタイマ機能が撮影完了により解除
されたと判断した場合、あるいは上記ステップS04で
液晶モニタ13を引出したことを検出したと判断した場
合、あるいは上記ステップS05でロック解除ボタン2
6が操作されたと判断した場合、あるいは上記ステップ
S06で液晶モニタON/OFFボタン15が操作され
たと判断した場合、システムコントローラ33は、予め
設定した点灯時間をカウントする内部タイマによる計時
をスタートさせると共に(ステップS07)、液晶モニ
タ13を点灯駆動してその時点で撮像素子32に結像し
ている画像をモニタ表示させる(ステップS08)。
【0050】その後、上記内部タイマの計時値が予め設
定された液晶モニタ13の点灯時間を経過したか否か
(ステップS09)、セルフタイマモードが設定されて
その撮影が開始されたか否か(ステップS10)、液晶
モニタON/OFFボタン15が操作されたか否か(ス
テップS11)、撮影モード時に液晶モニタ13を連続
して点灯させる時間を変更設定するための指定操作がな
されたか否か(ステップS12)、上記ステップS01
と同様に撮影に関する各種ボタン、ダイヤル等の何らか
の操作があるか否か(ステップS13)、を繰返し判断
することで、これらを待機する。
定された液晶モニタ13の点灯時間を経過したか否か
(ステップS09)、セルフタイマモードが設定されて
その撮影が開始されたか否か(ステップS10)、液晶
モニタON/OFFボタン15が操作されたか否か(ス
テップS11)、撮影モード時に液晶モニタ13を連続
して点灯させる時間を変更設定するための指定操作がな
されたか否か(ステップS12)、上記ステップS01
と同様に撮影に関する各種ボタン、ダイヤル等の何らか
の操作があるか否か(ステップS13)、を繰返し判断
することで、これらを待機する。
【0051】上記ステップS13で、撮影に関する各種
ボタン、ダイヤル等の何らかの操作があったと判断した
場合には、液晶モニタ13の点灯時間を更新設定するべ
くシステムコントローラ33の内部タイマの計時値をリ
セットして再びその計時を開始させて(ステップS1
4)、上記ステップS09からの処理に移行する。
ボタン、ダイヤル等の何らかの操作があったと判断した
場合には、液晶モニタ13の点灯時間を更新設定するべ
くシステムコントローラ33の内部タイマの計時値をリ
セットして再びその計時を開始させて(ステップS1
4)、上記ステップS09からの処理に移行する。
【0052】また、上記ステップS12で、液晶モニタ
13の点灯時間を変更設定する指定操作がなされと判断
した場合には、所定の操作手順に従って該点灯時間を設
定されている範囲内で短縮あるいは延長するための処理
を実行し(ステップS15)、その変更した時間に基づ
いて上記ステップS14でシステムコントローラ33の
内部タイマの計時値をリセットして再びその計時を開始
させ、再び上記ステップS09からの処理に移行する。
13の点灯時間を変更設定する指定操作がなされと判断
した場合には、所定の操作手順に従って該点灯時間を設
定されている範囲内で短縮あるいは延長するための処理
を実行し(ステップS15)、その変更した時間に基づ
いて上記ステップS14でシステムコントローラ33の
内部タイマの計時値をリセットして再びその計時を開始
させ、再び上記ステップS09からの処理に移行する。
【0053】しかして、上記ステップS09で内部タイ
マの計時値が予め設定された液晶モニタ13の点灯時間
を経過したと判断した場合、あるいは上記ステップS1
0でセルフタイマモードでの撮影が開始されたと判断し
た場合、あるいは上記ステップS11で液晶モニタON
/OFFボタン15が操作されたと判断した場合に、シ
ステムコントローラ33は液晶モニタ13の駆動を停止
してモニタ表示を消灯させ(ステップS16)、それか
ら再度上記ステップS01,03〜S06の処理に移行
して、液晶モニタ13を再び点灯駆動するタイミングと
なるのを待機する。
マの計時値が予め設定された液晶モニタ13の点灯時間
を経過したと判断した場合、あるいは上記ステップS1
0でセルフタイマモードでの撮影が開始されたと判断し
た場合、あるいは上記ステップS11で液晶モニタON
/OFFボタン15が操作されたと判断した場合に、シ
ステムコントローラ33は液晶モニタ13の駆動を停止
してモニタ表示を消灯させ(ステップS16)、それか
ら再度上記ステップS01,03〜S06の処理に移行
して、液晶モニタ13を再び点灯駆動するタイミングと
なるのを待機する。
【0054】このように、液晶モニタ13が収納状態に
ある状態でロック解除ボタン26を操作した場合、ある
いは液晶モニタ13が収納位置から引出された状態にあ
る場合に、液晶モニタを自動的に表示させるようにした
ので、特に煩雑な操作を避けて撮影チャンスを逃すこと
がないようにしたい撮影モード時に、液晶モニタの点灯
を指示するボタン操作等が不要となり、必要に操作を簡
略化して使用時の操作性を向上することができる。
ある状態でロック解除ボタン26を操作した場合、ある
いは液晶モニタ13が収納位置から引出された状態にあ
る場合に、液晶モニタを自動的に表示させるようにした
ので、特に煩雑な操作を避けて撮影チャンスを逃すこと
がないようにしたい撮影モード時に、液晶モニタの点灯
を指示するボタン操作等が不要となり、必要に操作を簡
略化して使用時の操作性を向上することができる。
【0055】また、加えて液晶モニタ13を連続して表
示する時間を制限しながら、その時間を使用者が任意に
変更可能としたため、使用者の使い勝手に対応させて、
無駄な消費を避けながら容量に限りのある電源をより有
効に使用できる。
示する時間を制限しながら、その時間を使用者が任意に
変更可能としたため、使用者の使い勝手に対応させて、
無駄な消費を避けながら容量に限りのある電源をより有
効に使用できる。
【0056】この液晶モニタ13の連続点灯時間の制御
の際、撮影操作部材が操作されれば計時途中の時間を再
び元の値に更新するようにしたため、液晶モニタ13の
点灯を使い勝手に合わせてより細かく制御しながら、無
駄な電力消費を一層回避することができる。
の際、撮影操作部材が操作されれば計時途中の時間を再
び元の値に更新するようにしたため、液晶モニタ13の
点灯を使い勝手に合わせてより細かく制御しながら、無
駄な電力消費を一層回避することができる。
【0057】加えて、可動式の液晶モニタ13自体は使
用する状態にあるものの、一時的に表示が不要となるセ
ルフタイマモードでの撮影実行時には、液晶モニタ13
での表示を一時的に停止するようにしたので、さらに無
駄な電力消費を回避することができる。
用する状態にあるものの、一時的に表示が不要となるセ
ルフタイマモードでの撮影実行時には、液晶モニタ13
での表示を一時的に停止するようにしたので、さらに無
駄な電力消費を回避することができる。
【0058】なお、上記実施の形態は可動式の液晶モニ
タ13を有する一眼レフ方式のデジタルスチルカメラに
適用したものであるが、本発明はこれに限らず、例えば
液晶モニタの他に光学ファインダを有するようなビデオ
カメラであっても適用可能であるし、また液晶モニタを
カメラ本体から取り外すことが可能なスチル/ビデオカ
メラで、液晶モニタが装着状態にある時にその制御を行
なうようにすることも考えられる。
タ13を有する一眼レフ方式のデジタルスチルカメラに
適用したものであるが、本発明はこれに限らず、例えば
液晶モニタの他に光学ファインダを有するようなビデオ
カメラであっても適用可能であるし、また液晶モニタを
カメラ本体から取り外すことが可能なスチル/ビデオカ
メラで、液晶モニタが装着状態にある時にその制御を行
なうようにすることも考えられる。
【0059】その他、本発明は上記実施の形態に限ら
ず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施す
ることが可能であるものとする。
ず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施す
ることが可能であるものとする。
【0060】さらに、上記実施の形態には種々の段階の
発明が含まれており、開示される複数の構成要件におけ
る適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの
構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題
の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得ら
れる場合には、この構成要件が削除された構成が発明と
して抽出され得る。
発明が含まれており、開示される複数の構成要件におけ
る適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの
構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題
の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得ら
れる場合には、この構成要件が削除された構成が発明と
して抽出され得る。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、液晶モニ
タのロック解除により自動的に液晶モニタの表示を開始
させるものとしたため、他に液晶モニタの点灯を指示す
るボタン操作等が不要となり、必要に操作を簡略化して
使用時の操作性を向上することができる。
タのロック解除により自動的に液晶モニタの表示を開始
させるものとしたため、他に液晶モニタの点灯を指示す
るボタン操作等が不要となり、必要に操作を簡略化して
使用時の操作性を向上することができる。
【0062】請求項2記載の発明によれば、液晶モニタ
を収納位置から引出す際に自動的に液晶モニタの表示を
開始させるものとしたため、他に液晶モニタの点灯を指
示するボタン操作等が不要となり、必要に操作を簡略化
して使用時の操作性を向上することができる。
を収納位置から引出す際に自動的に液晶モニタの表示を
開始させるものとしたため、他に液晶モニタの点灯を指
示するボタン操作等が不要となり、必要に操作を簡略化
して使用時の操作性を向上することができる。
【0063】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の効果に加えて、液晶モニタを継
続して表示する時間を制限し、且つその時間を使用者が
任意に変更可能としたため、使用者の使い勝手に対応さ
せて、無駄な消費を避けながら容量に限りのある電源を
より有効に使用することができる。
1または2記載の発明の効果に加えて、液晶モニタを継
続して表示する時間を制限し、且つその時間を使用者が
任意に変更可能としたため、使用者の使い勝手に対応さ
せて、無駄な消費を避けながら容量に限りのある電源を
より有効に使用することができる。
【0064】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1乃至3いずれか記載の発明の効果に加えて、液晶モニ
タを使用する状態の検出がなされている場合の液晶モニ
タの表示の有無を撮影操作部材の操作状態と併せて制御
することで、液晶モニタの点灯をより細かく制御するこ
とができ、無駄な電力消費を一層回避することができ
る。
1乃至3いずれか記載の発明の効果に加えて、液晶モニ
タを使用する状態の検出がなされている場合の液晶モニ
タの表示の有無を撮影操作部材の操作状態と併せて制御
することで、液晶モニタの点灯をより細かく制御するこ
とができ、無駄な電力消費を一層回避することができ
る。
【0065】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の効果に加えて、可動式の液晶モ
ニタ自体は使用する状態にあるものの、一時的に表示が
不要となるセルフタイマ機能実行時には表示を停止する
ようにしたので、さらに無駄な電力消費を回避すること
ができる。
1または2記載の発明の効果に加えて、可動式の液晶モ
ニタ自体は使用する状態にあるものの、一時的に表示が
不要となるセルフタイマ機能実行時には表示を停止する
ようにしたので、さらに無駄な電力消費を回避すること
ができる。
【図1】本発明の実施の一形態に係るデジタルカメラの
外観構成を示す正面図と背面図。
外観構成を示す正面図と背面図。
【図2】同実施の形態に係る液晶モニタの引出し状態、
可動状態を示す斜視図。
可動状態を示す斜視図。
【図3】同実施の形態に係る回路構成を示すブロック
図。
図。
【図4】図3の液晶モニタ収納/非収納状態検出スイッ
チの構造例を示す図。
チの構造例を示す図。
【図5】同実施の形態に係る撮影モード時の液晶モニタ
の点灯制御処理の内容を示すフローチャート。
の点灯制御処理の内容を示すフローチャート。
1…カメラ本体 2…ズームレンズ 3…内蔵フラッシュ 4…ホットシュー 5…モード選択ダイヤル 6…電源レバー 7…サブダイヤル 8…サブダイヤル 9…リモコン受光窓/セルフLED 10…WB(ワンプッシュオート)入力ボタン 11…光学ファインダ 12…アイピースシャッタレバー 13…液晶モニタ 14…メインダイヤル 15…液晶モニタON/OFFボタン 16…メニューボタン 17…十字ボタン 18…OKボタン 19…カード蓋ロックレバー 20…AELボタン 21…カード蓋 22…カードLED 23…INFOボタン 24…プロテクトボタン 25…1コマ消去ボタン 26…ロック解除ボタン 31…撮像レンズ 32…撮像素子 33…システムコントローラ 34…デジタルプロセス回路 35…フレームメモリ 36…メモリコントローラ 37…圧縮伸長回路 38…セレクタ 39…第1のカードインターフェース 40…第2のカードインターフェース 41…第1のスロット 42…第1のメモリカード 43…スロット装着検出手段 44…第2のスロット 45…第2のメモリカード 46…スロット装着検出手段 47…EEPROM 48…カレンダ回路 49…ファインダ内LCD 50…液晶モニタロック解除検出スイッチ(SW) 51…液晶モニタ収納/非収納状態検出スイッチ(S
W)
W)
Claims (5)
- 【請求項1】カメラ本体に対する取付角度を可変できる
液晶モニタと、 この液晶モニタをカメラ本体に収納した状態でロックす
るロック手段と、 このロック手段によるロック状態の解除を検出する検出
手段と、 検出手段の検出信号に対応して上記液晶モニタでの表示
を開始させるモニタ制御手段とを具備したことを特徴と
するデジタルカメラ。 - 【請求項2】カメラ本体に対する取付角度を可変できる
液晶モニタと、 この液晶モニタをカメラ本体の収納位置から引出した際
にこれを検出する検出手段と、 この検出手段の検出信号に対応して上記液晶モニタでの
表示を開始させるモニタ制御手段とを具備したことを特
徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項3】上記モニタ制御手段は、 上記液晶モニタを所定時間だけ表示させるための計時を
行なう計時手段と、 この計時手段が計時する所定時間を変更する時間変更手
段とを有していることを特徴とする請求項1または2記
載のデジタルカメラ。 - 【請求項4】上記モニタ制御手段は、上記カメラ本体に
設けられる複数の撮影操作部材の操作に対応し、上記検
出手段の検出結果と併せて上記液晶モニタの表示の有無
を制御することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記
載のデジタルカメラ。 - 【請求項5】上記デジタルカメラはセルフタイマ機能を
有し、 上記モニタ制御手段は、上記セルフタイマ機能実行時は
上記液晶モニタの表示を停止させることを特徴とする請
求項1または2記載のデジタルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000306354A JP2002118773A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | デジタルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000306354A JP2002118773A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | デジタルカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002118773A true JP2002118773A (ja) | 2002-04-19 |
Family
ID=18787060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000306354A Withdrawn JP2002118773A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | デジタルカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002118773A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100693106B1 (ko) | 2005-11-03 | 2007-03-12 | 성균관대학교산학협력단 | 휴대형 영상촬영장치의 소비전력 절약방법 및 그 장치 |
WO2013118501A1 (ja) | 2012-02-07 | 2013-08-15 | 株式会社ニコン | 撮像ユニットおよび撮像装置 |
WO2017081927A1 (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-18 | ソニー株式会社 | 撮像装置 |
-
2000
- 2000-10-05 JP JP2000306354A patent/JP2002118773A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100693106B1 (ko) | 2005-11-03 | 2007-03-12 | 성균관대학교산학협력단 | 휴대형 영상촬영장치의 소비전력 절약방법 및 그 장치 |
WO2013118501A1 (ja) | 2012-02-07 | 2013-08-15 | 株式会社ニコン | 撮像ユニットおよび撮像装置 |
US10304752B2 (en) | 2012-02-07 | 2019-05-28 | Nikon Corporation | Imaging unit and imaging apparatus |
EP3627553A1 (en) | 2012-02-07 | 2020-03-25 | Nikon Corporation | Imaging unit and imaging apparatus |
KR20210016640A (ko) | 2012-02-07 | 2021-02-16 | 가부시키가이샤 니콘 | 촬상 유닛 및 촬상 장치 |
US11887839B2 (en) | 2012-02-07 | 2024-01-30 | Nikon Corporation | Imaging unit and imaging apparatus |
WO2017081927A1 (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-18 | ソニー株式会社 | 撮像装置 |
JPWO2017081927A1 (ja) * | 2015-11-10 | 2018-08-30 | ソニー株式会社 | 撮像装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080108 |