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JP2002115195A - ガラス繊維シート及び積層板 - Google Patents

ガラス繊維シート及び積層板

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Publication number
JP2002115195A
JP2002115195A JP2000313448A JP2000313448A JP2002115195A JP 2002115195 A JP2002115195 A JP 2002115195A JP 2000313448 A JP2000313448 A JP 2000313448A JP 2000313448 A JP2000313448 A JP 2000313448A JP 2002115195 A JP2002115195 A JP 2002115195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
glass fiber
weight
parts
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000313448A
Other languages
English (en)
Inventor
Keihachirou Nakajima
慶八郎 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP2000313448A priority Critical patent/JP2002115195A/ja
Publication of JP2002115195A publication Critical patent/JP2002115195A/ja
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  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】後工程においても強度低下を起こさず、かつ恒
久的な一体化を施されたガラス繊維シートを提供する。 【解決手段】軟化点が高いガラス(A)からなる芯部
と、軟化点が(A)より低いガラス(B)からなる鞘部
から構成された芯鞘型ガラス繊維を含むガラス繊維シー
ト。芯鞘型ガラス繊維の鞘を加熱により相互に融着させ
た、上記ガラス繊維シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス繊維からな
る高強度のシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス繊維からなる二次元の構造体(シ
ート、フェルト、マットなど)は種々の製法が公知であ
る。即ち、ガラス繊維を適当な長さにカットし、水中に
分散させてサスペンジョンとした後、ワイヤー上にこの
サスペンジョンを供給して脱水し、得られたガラス繊維
シートを乾燥する湿式抄紙法や、同じく適当な長さにカ
ットしたガラス繊維を空気中に浮遊させた後、ワイヤー
上でシートを形成させる乾式抄紙法などが知られてい
る。
【0003】これらのいずれの方法においても、製造し
たガラス繊維構造体を一体化し、繊維の脱落を防ぐと共
に、後工程もしくは使用時に必要な強度を持たせるため
には何らかの結合材(バインダー)を使用する必要があ
る。結合材には、木材パルプの様な結合能を有し、湿式
抄紙時にガラス繊維と混合して用いるものや、各種の液
状樹脂のようにシートを形成する過程で含浸させて乾燥
させることにより結合能を発揮させるもの、あるいは固
体状樹脂をガラス繊維と混合してシートを形成し、加熱
することで樹脂を溶融させて結合能を発揮させるものな
どが提案されている。
【0004】これらのバインダーを使用する方法の問題
点は、これらの結合材の機械的、化学的、熱的性質がガ
ラス繊維と著しく異なるために、製造されたシートを後
工程もしくは最終用途において使用する際にガラス繊維
の持つ強度、耐熱性、あるいは耐薬品性などの特性を十
分に発揮できないことである。即ち、これらの従来の方
法で製造されたシートやモウルドは、結合材の持つ性能
に支配される。例えば、結合材として樹脂を使用した場
合は、後工程においてその結合材を溶解する様な液体を
含浸するとシートの強度が著しく低下してしまう。
【0005】ガラス繊維不織布は例えば、プリント配線
板用の基材として使用されている。ガラス繊維不織布の
メリットは、ガラスクロス基材とほぼ同一の電気絶縁性
を維持しながら、ドリル、打ち抜き加工性が高く、コス
トパフォーマンス性にすぐれている点である。現在のプ
リント配線板の市場動向は、軽量、薄型化指向から、高
密度の回路形成が求められている。その様な背景から、
多層プリント配線板の生産量が年々増加している。通
常、多層のプリント配線板はガラス繊維布を基材として
エポキシ樹脂ワニスを含浸し、熱圧成形して製造されて
いる。最近、ガラス繊維不織布の多層板への適用も試み
られてきているが、従来のガラス繊維不織布を単に代替
した場合には様々な問題を残していた。
【0006】即ち、不織布の溶剤中での強度が弱いこと
があげられる。絶縁層の厚さを薄くするにつれて、基材
となる不織布も低米坪化する必要がある。しかし米坪が
低下すると溶剤中での引張強度が弱いため、ワニス含浸
工程での断紙が頻発してプリプレグの製造を困難にして
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決する手
段としては、ガラス繊維から成るシートを熱処理して繊
維同士を融着させる方法が考えられるが、この方法の問
題点はガラス繊維を熱処理する際の処理温度を繊維同士
が融着し且つ、繊維形態を保つ温度に維持することが困
難であることである。本発明の課題は、後工程において
も強度低下を起こさず、かつ恒久的な一体化を施された
シートを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は以下の構成を採用する。 (1)軟化点が高いガラス(A)からなる芯部と、軟化
点が(A)より低いガラス(B)からなる鞘部から構成
された芯鞘型ガラス繊維を含むガラス繊維シート。 (2)芯鞘型ガラス繊維の鞘を加熱により相互に融着さ
せた、(1)に記載されたガラス繊維シート。 (3)ガラス(A)の軟化点が750℃から1750℃
である(1)または(2)に記載のガラス繊維シート。 (4)ガラス(B)の軟化点が700℃から900℃で
ある(1)、(2)または(3)に記載のガラス繊維シ
ート。 (5)ガラス(A)の熱膨張係数が20×10-7/℃か
ら200×10-7/℃である(1)〜(4)のいずれか
に記載のガラス繊維シート。 (6)ガラス(B)の熱膨張係数が5×10-7/℃から
150×10-7/℃である(1)〜(5)のいずれかに
記載のガラス繊維シート。 (7)(2)〜(6)記載のガラス繊維シートに樹脂を
含浸させ、加熱、加圧してなる積層板。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明では、芯鞘型(複合型)の
ガラス繊維から、シートを形成し、このシートを熱処理
して一体化させることで課題を解決する。本発明に使用
するガラス繊維は、芯部と鞘(被覆)部が異なる物性を
持ったガラス材料からなるもので、通常の均一な材料か
らなるガラス繊維とは異なる。芯鞘構造を持ったガラス
繊維の製造方法は、種類の異なるガラスを二重構造のる
つぼで溶融し、紡糸ノズルから押し出す際にこれらを一
体化させて製造する方法(米国特許2,992,51
7)や、ガラス中空パイプの中に種類の違うガラスの棒
を挿入し、共に溶融させて引き伸ばす方法(米国特許
2,980,957)などが利用できる。
【0010】本発明に使用する芯鞘構造を持つガラス繊
維においては、芯部のガラス材料より鞘(被覆)部の材
料の軟化点が低いことが必要である。これは、シートを
形成した後に、加熱して繊維同士を融着させる際、鞘部
が軟化して融着を起こし、且つ芯部は軟化しない温度で
加熱することにより、繊維形態を崩さずに繊維同士の結
合を形成させるためである。ここで言う軟化点とは、J
IS R−3104法により測定した温度をさす。芯部
のガラスの軟化点は750℃から1750℃が好適であ
り、800℃から1720℃がさらに好適である。鞘部
のガラスの軟化点は700℃から900℃が好適であ
り、750℃から825℃がさらに好適である。芯部の
軟化点は鞘部の軟化点より10℃以上高いことが望まし
く、50℃以上高いことがより望ましい。ガラスの軟化
点は組成により調整できる。シリカを主体とするガラス
ではアルカリ酸化物(Na2OやK2O)の添加量ととも
に軟化点が低下する。
【0011】芯部の熱膨張係数は鞘部の熱膨張係数と同
等もしくは、より大きいことが望ましい。鞘部の熱膨張
係数が芯部より大きいと、紡糸した繊維の鞘部に過剰な
応力が発生し、繊維の強度が低下する。ここで言う熱膨
張係数とは、JIS R−3251によって測定した熱
膨張係数を言う。本発明に適した芯部の熱膨張係数は2
0×10-7/℃から200×10-7/℃であり、30×
10-7/℃から150×10-7/℃がより好適である。
また、鞘部の熱膨張係数は5×10-7/℃から150×
10-7/℃が好適で、5×10 -7/℃から100×10
-7/℃がより好適である。芯部の熱膨張係数は鞘部の熱
膨張係数より20×10-7/℃以上大きくないことが望
ましく、10×10-7/℃以上大きくないことがさらに
望ましく、5×10-7/℃以上大きくないことが一層望
ましい。熱膨張係数も金属酸化物の添加量により調整す
る。好適な芯と鞘部のガラス材料の組み合わせの例とし
ては、表1に示す組成のガラス材料のうちで、1を鞘と
し2を芯にするもの、あるいは、1を芯とし3を鞘とす
るものなどが好適である。
【0012】
【表1】
【0013】シートの製造に好適な繊維の直径は3から
100ミクロン(マイクロメートル)である。さらに好
適な繊維の直径は5から50ミクロンであり、とくに好
適な繊維の直径は、6から20ミクロンである。繊維の
直径が3ミクロンより小さいと、繊維の製造が困難であ
るのみならず、シートを製造する際の歩留まりが低くな
る。また、繊維の直径が100ミクロンより大きいと、
均一なシートが得られにくくなる。また、シートの製造
に好適な繊維の長さは1から50mm、さらに好適な繊
維の長さは2から20mmであり、とくに好適な繊維の
長さは3から10mmである。繊維の長さが1mmより
短いと、シート製造時の歩留まりが低くなる。また、繊
維の長さが50mmより長くなると、均一なシートが得
られにくくなる。
【0014】繊維を構成する芯部と鞘部の割合は、芯部
が30重量%から95重量%であることが好適である。
芯部の割合が30重量%より小さいと、熱処理時の形態
保持性が不十分となり、芯部の割合が95重量%より大
きいと、熱処理後の繊維の結合力が不足する恐れがあ
る。製造された繊維には、後工程において繊維の取り扱
いを容易にするための適当なサイジングを施すことが望
ましい。サイジングは、繊維製造時に繊維同士の結合を
防ぐ、繊維を機械で処理する際の損傷を防ぐ、あるいは
シート製造時に繊維の分散媒への分散を良くするなどの
目的で行われる。
【0015】このような繊維を用いてシートを製造する
には、公知の方法が使用される。即ち、二次元構造体
(シート、マット)を製造する場合には、繊維を水に分
散させてスラリーとし、これをメッシュの上に流下させ
て、繊維を漉しとる湿式法や、繊維を空気中に分散浮遊
させたものをメッシュの上に補足する乾式法などが使用
される。三次元構造体を製造する場合にも、同様な公知
の方法を用いることができる。シートを製造する際に
は、上記のガラス繊維以外に、必要に応じて分散剤や結
合材その他、シート製造に使用される副資材や添加薬品
を使用することも差し支えない。
【0016】本発明では、上記の方法で製造されたシー
トに対して熱処理を行う。熱処理の温度は、芯鞘ガラス
繊維の鞘部のみが他の繊維と結合するのに必要な程度に
軟化あるいは溶融し、かつ芯部は軟化しない温度が好適
である。熱処理は、特に連続ウエブを処理する際には、
一定の温度に保った熱処理装置中にウエブを通過させる
方法が一般的であり、この際には熱処理装置の温度は必
ずしも芯部の軟化温度以下である必要はない。即ち、こ
の様な場合の好適な熱処理温度は、ウエブの速度と熱処
理装置内の滞留時間によって決定されるもので一概に言
えない。熱処理を施したシートは通常は自然に放冷され
るが、必要に応じて、繊維の鞘部を構成するガラスの除
冷温度付近でゆっくり冷却することも差し支えない。熱
処理を行ったシートに必要に応じて、サイジングを施す
ことも差し支えない。
【0017】本発明のシートを用いて、積層板を作製す
るには公知の方法が利用できる。即ち、ガラス繊維シー
トにエポキシ樹脂組成物(例えば油化シェル(株)製エピ
コート1001に対して、硬化剤としてジシアンジアミ
ドおよび硬化促進剤としてジメチルベンジルアミンを添
加したもの)等の樹脂を含浸してプリプレグを製造す
る。ついで必要枚数と銅箔を重ね、加熱加圧して積層板
とする。
【0018】
【実施例】以下に、本発明を実施例により詳説するが、
本発明は以下の実施例によって限定されるものではな
い。
【0019】実施例1 SiO2 53.5重量部、B2O3 8.5重量部、Al2O3
15.0重量部、CaO 17.5重量部、MgO 4.5重
量部、Fe2O3 0.2重量部、Na2OまたはK2O 0.4重
量部の組成をもつガラスからなる外径10mm、内径9
mm、長さ1200mmのパイプの中に、SiO2 57.
0重量部、B2O3 5.0重量部、Al2O316.0重量
部、CaO 10.0重量部、MgO 7.0重量部、BaO
6.0重量部の組成をもつガラスからなる外径8.0
mm、長さ1200mmの棒を挿入したものを、120
0℃に保った管状電気炉の中に垂直に挿入し、端部から
溶融させた。溶融したガラスを炉の底部から引き出し、
巻き取り装置により引き取って、直径が10から20ミ
クロンのフィラメントを製造した。分散剤としてポリエ
チレンオキシドを濃度50mg/リットルで溶解した水
溶液に、この繊維を束ねて3から5mmにカットしたも
のを0.5重量%になるように分散しスラリーとした。
このスラリーをTAPPIスタンダード205に記載さ
れた手抄シート作製装置を用いて、坪量30g/m2
シートとした。シートはクーチ後、105℃で乾燥し
た。このシートをオーブンに入れて、850℃で30分
間熱処理した。
【0020】実施例2 SiO2 83.5重量部、B2O3 10.0重量部、Al2O3
22.0重量部、Na2OまたはK2O 4.5重量部の組
成をもつガラスからなる外径10mm、内径9mm、長
さ1200mmのパイプの中に、SiO2 53.5重量
部、B2O3 8.5重量部、Al2O3 15.0重量部、CaO
17.5重量部、MgO 4.5重量部、Fe2O3 0.2
重量部、Na2OまたはK2O 0.4重量部の組成をもつガ
ラスからなる外径8.0mm、長さ1200mmの棒を
挿入したものを、1200℃に保った管状電気炉の中に
垂直に挿入し、端部から溶融させた。溶融したガラスを
炉の底部から引き出し、巻き取り装置により引き取っ
て、直径が10から20ミクロンのフィラメントを製造
した。この繊維を実施例1と同様にシート化し、オーブ
ンに入れて、820℃で30分間熱処理した。
【0021】比較例1 SiO2 53.5重量部、B2O3 8.5重量部、Al2O3
15.0重量部、CaO 17.5重量部、MgO 4.5重
量部、Fe2O3 0.2重量部、Na2OまたはK2O 0.4重
量部の組成をもつガラスからなる外径10.0mm、長
さ1200mmの棒を1200℃に保った管状電気炉の
中に垂直に挿入し、端部から溶融させた。溶融したガラ
スを炉の底部から引き出し、巻き取り装置により引き取
って、直径が10から20ミクロンのフィラメントを製
造した。この繊維を実施例1と同様に、シート化し、オ
ーブンに入れて、850℃で30分間熱処理した。
【0022】比較例2 SiO2 53.5重量部、B2O3 8.5重量部、Al2O3
15.0重量部、CaO 17.5重量部、MgO 4.5重
量部、Fe2O3 0.2重量部、Na2OまたはK2O 0.4重
量部の組成をもつガラスからなる外径10.0mm、長
さ1200mmの棒を1200℃に保った管状電気炉の
中に垂直に挿入し、端部から溶融させた。溶融したガラ
スを炉の底部から引き出し、巻き取り装置により引き取
って、直径が10から20ミクロンのフィラメントを製
造した。この繊維を実施例1と同様に、シート化し、オ
ーブンに入れて、820℃で30分間熱処理した。
【0023】比較例3 SiO2 53.5重量部、B2O3 8.5重量部、Al2O3
15.0重量部、CaO 17.5重量部、MgO 4.5重
量部、Fe2O3 0.2重量部、Na2OまたはK2O 0.4重
量部の組成をもつガラスからなる外径10.0mm、長
さ1200mmの棒を1200℃に保った管状電気炉の
中に垂直に挿入し、端部から溶融させた。溶融したガラ
スを炉の底部から引き出し、巻き取り装置により引き取
って、直径が10から20ミクロンのフィラメントを製
造した。この繊維を実施例1と同様にカットし、シート
化した。このシート90重量部に対してバインダーとし
てエポキシ樹脂10重量部を含浸により添加した。この
シートを150℃で2時間乾燥硬化させた。
【0024】
【発明の効果】表2に実施例1および2、比較例1から
3に示したガラス繊維構造体(シート)の物性を示す。
強度はJIS P−8113により測定した。耐溶剤性
は、シートをアセトンに10分間浸漬した後、JIS
P−8113により測定した。
【0025】
【表2】
【0026】表2から明らかなように、本発明の方法で
製造したシートは、強度、耐溶剤性共に優れているのに
対して、芯鞘構造を持たない繊維からなるシートは熱処
理時に繊維が形態を保持できないために、全体の形状が
崩れてしまい使用に耐えない(比較例1)。また、繊維
の形状を保つため低い温度で熱処理すると繊維の結合が
おこらず強度が発現しない(比較例2)。同様のシート
を樹脂系のバインダーで結合させたものは、耐溶剤性に
おいて本発明のシートに劣る(比較例3)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟化点が高いガラス(A)からなる芯部
    と、軟化点が(A)より低いガラス(B)からなる鞘部
    から構成された芯鞘型ガラス繊維を含むガラス繊維シー
    ト。
  2. 【請求項2】芯鞘型ガラス繊維の鞘を加熱により相互に
    融着させた、請求項1に記載されたガラス繊維シート。
  3. 【請求項3】ガラス(A)の軟化点が750℃から17
    50℃である請求項1または2に記載のガラス繊維シー
    ト。
  4. 【請求項4】ガラス(B)の軟化点が700℃から90
    0℃である請求項1、2または3に記載のガラス繊維シ
    ート。
  5. 【請求項5】ガラス(A)の熱膨張係数が20×10-7
    /℃から200×10-7/℃である請求項1〜4のいず
    れかに記載のガラス繊維シート。
  6. 【請求項6】ガラス(B)の熱膨張係数が5×10-7
    ℃から150×10-7/℃である請求項1〜5のいずれ
    かに記載のガラス繊維シート。
  7. 【請求項7】請求項2〜6項記載のガラス繊維シートに
    樹脂を含浸させ、加熱、加圧してなる積層板。
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