JP2002107037A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2323/00—General constructional features not provided for in other groups of this subclass
- F25D2323/122—General constructional features not provided for in other groups of this subclass the refrigerator is characterised by a water tank for the water/ice dispenser
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 特定低温室のスペースを広く確保できると共
に、凍結防止用のために電気ヒータを使用する必要が無
く、しかも水気のある食品をこぼしたときにもこの水分
が給水タンクに流れ込みにくい冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷蔵室内の下部に特定低温室を設け、冷
蔵室より下方に配置した冷凍室には製氷装置を配置する
と共に、冷蔵室には給水タンクを配置した冷蔵庫におい
て、給水タンクを特定低温室の上方の冷凍室内に配置し
たので、給水タンクが冷やされにくいので、給水タンク
のそばに凍結防止用ヒータを備える必要が無く、ヒータ
を使用していないので、冷凍室内の温度を上昇させるこ
とが防止されている。しかも、給水タンクは、冷蔵室の
棚の上部に配置されているので、水気のある食品をこぼ
しても、給水タンクの中に食品の汁が流れ込んでしまう
恐れはほとんどなく、食品の汁の流れ込みも防止されて
いる。
に、凍結防止用のために電気ヒータを使用する必要が無
く、しかも水気のある食品をこぼしたときにもこの水分
が給水タンクに流れ込みにくい冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷蔵室内の下部に特定低温室を設け、冷
蔵室より下方に配置した冷凍室には製氷装置を配置する
と共に、冷蔵室には給水タンクを配置した冷蔵庫におい
て、給水タンクを特定低温室の上方の冷凍室内に配置し
たので、給水タンクが冷やされにくいので、給水タンク
のそばに凍結防止用ヒータを備える必要が無く、ヒータ
を使用していないので、冷凍室内の温度を上昇させるこ
とが防止されている。しかも、給水タンクは、冷蔵室の
棚の上部に配置されているので、水気のある食品をこぼ
しても、給水タンクの中に食品の汁が流れ込んでしまう
恐れはほとんどなく、食品の汁の流れ込みも防止されて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱箱体の上部に
冷蔵室を、下部に冷凍室を配置した冷蔵庫に関し、特に
自動製氷装置を備えたものに関する。
冷蔵室を、下部に冷凍室を配置した冷蔵庫に関し、特に
自動製氷装置を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】断熱箱体の上部に冷蔵室を、下部に冷凍
室を配置した冷蔵庫は、特開平11−101544号公
報に記載されているものがある。
室を配置した冷蔵庫は、特開平11−101544号公
報に記載されているものがある。
【0003】この公報に記載の冷蔵庫は、断熱箱体の上
部から順に冷蔵室、冷凍室とし、冷蔵室には給水タンク
を配置し、冷凍室には給水タンクから供給された水で氷
を作るための自動製氷装置を備えたものである。
部から順に冷蔵室、冷凍室とし、冷蔵室には給水タンク
を配置し、冷凍室には給水タンクから供給された水で氷
を作るための自動製氷装置を備えたものである。
【0004】そして、この公報に記載の冷蔵庫と同種の
冷蔵庫を図4に基いて説明する。51は断熱箱体で、こ
の断熱箱体を仕切りで仕切ることにより、冷蔵庫の上部
から冷蔵室52、野菜室53、製氷室54、この製氷室
の側部に配置された切替え室55、この切替え室及び製
氷室の下方に冷凍室56が形成されている。そして、冷
蔵室52の下部には、−1℃程度に制御される氷温室
(特定低温室)61が形成されていると共に、この氷温
室56の左側部には、自動製氷装置に冷水を供給するた
めの給水タンク57が配置されている。また製氷室54
には製氷皿58が配置されると共に、貯氷部59が形成
されている。60は給水タンク57内の冷水を製氷皿に
送るための給水管、62は給水タンク57と氷温室61
とを仕切る仕切りである。
冷蔵庫を図4に基いて説明する。51は断熱箱体で、こ
の断熱箱体を仕切りで仕切ることにより、冷蔵庫の上部
から冷蔵室52、野菜室53、製氷室54、この製氷室
の側部に配置された切替え室55、この切替え室及び製
氷室の下方に冷凍室56が形成されている。そして、冷
蔵室52の下部には、−1℃程度に制御される氷温室
(特定低温室)61が形成されていると共に、この氷温
室56の左側部には、自動製氷装置に冷水を供給するた
めの給水タンク57が配置されている。また製氷室54
には製氷皿58が配置されると共に、貯氷部59が形成
されている。60は給水タンク57内の冷水を製氷皿に
送るための給水管、62は給水タンク57と氷温室61
とを仕切る仕切りである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記給水タンク57
は、氷温室61の側部に配置されているため、その温度
の影響を受けやすく冷やされ易いため、タンク内の水が
凍結しないようにするため、電気ヒータ(図示せず)で
加熱するように構成されていた。電気ヒータで加熱する
と、電気代の増加につながるだけでなく、氷温室61の
温度や冷蔵室52の温度を上昇させる恐れもある。冷蔵
室と氷温室とを分離した別室の構造の冷蔵庫を用いると
共に、この冷蔵室に給水タンクを配置すると給水タンク
内の冷水が凍結する恐れがなくなり凍結防止ヒータをな
くすことができるが、冷蔵室と氷温室とを別室にすると
夫々に扉を必要とし、部品コストや組立てコストが上昇
するので、このような構造を採用したくはない。
は、氷温室61の側部に配置されているため、その温度
の影響を受けやすく冷やされ易いため、タンク内の水が
凍結しないようにするため、電気ヒータ(図示せず)で
加熱するように構成されていた。電気ヒータで加熱する
と、電気代の増加につながるだけでなく、氷温室61の
温度や冷蔵室52の温度を上昇させる恐れもある。冷蔵
室と氷温室とを分離した別室の構造の冷蔵庫を用いると
共に、この冷蔵室に給水タンクを配置すると給水タンク
内の冷水が凍結する恐れがなくなり凍結防止ヒータをな
くすことができるが、冷蔵室と氷温室とを別室にすると
夫々に扉を必要とし、部品コストや組立てコストが上昇
するので、このような構造を採用したくはない。
【0006】また、氷温室61と給水タンク57は共
に、冷蔵室52内の下部にあるために、上部の棚で水気
のある食品をこぼすと、給水タンク57の中に食品の汁
が流れ込んでしまう恐れもあるという問題もあった。
に、冷蔵室52内の下部にあるために、上部の棚で水気
のある食品をこぼすと、給水タンク57の中に食品の汁
が流れ込んでしまう恐れもあるという問題もあった。
【0007】この発明は、特定低温室のスペースを広く
確保できると共に、凍結防止用のために電気ヒータを使
用する必要が無く、しかも水気のある食品をこぼしたと
きにもこの水分が給水タンクに流れ込みにくい冷蔵庫を
提供するものである。
確保できると共に、凍結防止用のために電気ヒータを使
用する必要が無く、しかも水気のある食品をこぼしたと
きにもこの水分が給水タンクに流れ込みにくい冷蔵庫を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、断熱箱体の内
部を仕切りにより上部がわの冷凍室と下部がわの冷蔵室
とに仕切り、冷蔵室内の下部に特定低温室を設け、冷蔵
室より下方に配置した冷凍室には自動製氷のための製氷
装置を配置すると共に、冷蔵室にはこの製氷装置に水を
供給するための給水タンクを配置した冷蔵庫において、
前記給水タンクを前記特定低温室の上方の前記冷蔵室内
に配置したものである。
部を仕切りにより上部がわの冷凍室と下部がわの冷蔵室
とに仕切り、冷蔵室内の下部に特定低温室を設け、冷蔵
室より下方に配置した冷凍室には自動製氷のための製氷
装置を配置すると共に、冷蔵室にはこの製氷装置に水を
供給するための給水タンクを配置した冷蔵庫において、
前記給水タンクを前記特定低温室の上方の前記冷蔵室内
に配置したものである。
【0009】また、前記給水タンクを前記特定低温室上
方の冷蔵室内の右側壁、あるいは左側壁に沿って配置し
たものである。
方の冷蔵室内の右側壁、あるいは左側壁に沿って配置し
たものである。
【0010】また、前記給水タンクを冷蔵室の最上段に
配置したものである。
配置したものである。
【0011】更に、前記冷凍室を複数に仕切ると共に、
一方の冷凍室には前記製氷装置及び貯氷部を配置してこ
の室を製氷室とし、他方の冷凍室を貯蔵物の収納室とし
たものである。
一方の冷凍室には前記製氷装置及び貯氷部を配置してこ
の室を製氷室とし、他方の冷凍室を貯蔵物の収納室とし
たものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図1〜図3は本発明の冷蔵庫を示
している。
に基づいて詳述する。図1〜図3は本発明の冷蔵庫を示
している。
【0013】1は本発明の家庭用の冷蔵庫であり、この
冷蔵庫はその本体を構成する前面開口の断熱箱体2と、
この箱体の開口を閉塞する扉3、4、5、6、7とで構
成される。扉3は後述の冷蔵室用の回動式の扉で、扉
4、5、6及び7は引き出し式の扉である。扉4は野菜
室用であり、扉5は製氷室用であり、扉6は温度切替室
用であり、7は冷凍室用である。8はキックプレートと
呼んでいる前面下部のカバーである。
冷蔵庫はその本体を構成する前面開口の断熱箱体2と、
この箱体の開口を閉塞する扉3、4、5、6、7とで構
成される。扉3は後述の冷蔵室用の回動式の扉で、扉
4、5、6及び7は引き出し式の扉である。扉4は野菜
室用であり、扉5は製氷室用であり、扉6は温度切替室
用であり、7は冷凍室用である。8はキックプレートと
呼んでいる前面下部のカバーである。
【0014】11及び12は断熱箱体2の内部を上中下
の3段に仕切る横仕切壁であり、本実施例では仕切壁1
1の上方を、食品が凍結しない温度(例えば約3℃程
度)に冷却される冷蔵室13、この冷蔵室の下部にこの
冷蔵室の温度より若干高めの野菜の貯蔵に適した温度
(例えば約7℃程度)に冷却される野菜室14とし、仕
切壁12の上方を凍結温度(例えば約−25℃程度)に
冷却される製氷室15、仕切壁12の下方を凍結温度
(例えば約−20℃程度)に冷却される冷凍室16とし
ている。
の3段に仕切る横仕切壁であり、本実施例では仕切壁1
1の上方を、食品が凍結しない温度(例えば約3℃程
度)に冷却される冷蔵室13、この冷蔵室の下部にこの
冷蔵室の温度より若干高めの野菜の貯蔵に適した温度
(例えば約7℃程度)に冷却される野菜室14とし、仕
切壁12の上方を凍結温度(例えば約−25℃程度)に
冷却される製氷室15、仕切壁12の下方を凍結温度
(例えば約−20℃程度)に冷却される冷凍室16とし
ている。
【0015】また、扉4には野菜を収納する容器17
が、扉7には冷凍食品を収納する容器18が、それぞれ
取り付けられている。30は温度切替室31用の収納容
器、32は製氷皿、33は貯氷部(アイスボックス)で
ある。34は冷蔵室13と野菜室14とに仕切る横仕切
壁、35は冷蔵室13の下部の横幅一杯に形成された特
定低温室で、例えば−1℃に制御される氷温室として使
用されるものである。36A〜36Dは冷蔵室13を仕
切る棚である。
が、扉7には冷凍食品を収納する容器18が、それぞれ
取り付けられている。30は温度切替室31用の収納容
器、32は製氷皿、33は貯氷部(アイスボックス)で
ある。34は冷蔵室13と野菜室14とに仕切る横仕切
壁、35は冷蔵室13の下部の横幅一杯に形成された特
定低温室で、例えば−1℃に制御される氷温室として使
用されるものである。36A〜36Dは冷蔵室13を仕
切る棚である。
【0016】37は最上段の棚36Aの左側部に配置さ
れる給水タンクで、その接続部37Aが後述の給水管の
接続部(図示せず)と接続されるものである。38はこ
の給水タンクからの冷水を製氷皿32に導くための給水
管で、ステンレス製であり、断熱箱体2の断熱材内に埋
め込まれている。
れる給水タンクで、その接続部37Aが後述の給水管の
接続部(図示せず)と接続されるものである。38はこ
の給水タンクからの冷水を製氷皿32に導くための給水
管で、ステンレス製であり、断熱箱体2の断熱材内に埋
め込まれている。
【0017】45はこの製氷皿を回転させ、ねじりを加
えて氷を貯氷部33に落とすための製氷器駆動装置で、
この製氷器駆動装置45と製氷皿32とで製氷装置を構
成しており、この製氷装置は製氷室に配置され、冷凍室
16とは異る室に配置されている。
えて氷を貯氷部33に落とすための製氷器駆動装置で、
この製氷器駆動装置45と製氷皿32とで製氷装置を構
成しており、この製氷装置は製氷室に配置され、冷凍室
16とは異る室に配置されている。
【0018】冷凍室16の背部には冷却器としてのプレ
ートフィン式の蒸発器(冷却器)20が配置され、この
蒸発器の上方にはプロペラファン等の送風機21が配置
される冷却器室22が形成されている。
ートフィン式の蒸発器(冷却器)20が配置され、この
蒸発器の上方にはプロペラファン等の送風機21が配置
される冷却器室22が形成されている。
【0019】40は冷蔵用冷気ダクトであり、このダク
トは、蒸発器23で冷却された冷気を冷蔵室13に供給
するためのものである。24、25は送風ファン、26
は庫内灯である。
トは、蒸発器23で冷却された冷気を冷蔵室13に供給
するためのものである。24、25は送風ファン、26
は庫内灯である。
【0020】断熱箱体2の下部でかつ後方には、圧縮機
31を配置する機械室50が形成されている。蒸発器2
0の下方には露受皿41が配置されており、この露受皿
41と蒸発器20との間には、石英ガラス管ヒータ或る
いはバイコール管ヒータ等の除霜用ヒータ42が配置さ
れている。この除霜用ヒータのガラス管の表面には白金
系セラミック脱臭触媒を積層塗布して焼成してある。こ
の除霜用ヒータ42により、圧縮機31の運転時(即ち
冷却運転時)には蒸発器20の下方に戻ってくる臭気成
分を含んだ冷気の臭気成分を吸着し、クリーンな冷気と
して蒸発器と熱交換させることができ、また、除霜用ヒ
ータ42の通電時(即ち除霜運転時)には吸着した臭気
成分を白金系の触媒にて酸化分解して触媒層の活性化及
びクリーンな空気を生成することができるものである。
31を配置する機械室50が形成されている。蒸発器2
0の下方には露受皿41が配置されており、この露受皿
41と蒸発器20との間には、石英ガラス管ヒータ或る
いはバイコール管ヒータ等の除霜用ヒータ42が配置さ
れている。この除霜用ヒータのガラス管の表面には白金
系セラミック脱臭触媒を積層塗布して焼成してある。こ
の除霜用ヒータ42により、圧縮機31の運転時(即ち
冷却運転時)には蒸発器20の下方に戻ってくる臭気成
分を含んだ冷気の臭気成分を吸着し、クリーンな冷気と
して蒸発器と熱交換させることができ、また、除霜用ヒ
ータ42の通電時(即ち除霜運転時)には吸着した臭気
成分を白金系の触媒にて酸化分解して触媒層の活性化及
びクリーンな空気を生成することができるものである。
【0021】43は露受皿、44は蒸発器23用の除霜
用ヒータである。
用ヒータである。
【0022】また、この冷蔵庫の冷媒回路は、圧縮機3
1と、この圧縮機から吐出された高温高圧のガス冷媒を
凝縮させるための凝縮器(例えば、断熱箱体内の断熱材
内に埋込まれている。図示せず。)と、キャピラリーチ
ューブなどの減圧器(図示せず)と、蒸発器20、23
と、アキュームレータ(図示せず)とを冷媒管で環状に
接続して構成されている。そして、この冷媒回路に充填
されている冷媒としては、例えば、R−134aなどの
HFC冷媒が使用されている。
1と、この圧縮機から吐出された高温高圧のガス冷媒を
凝縮させるための凝縮器(例えば、断熱箱体内の断熱材
内に埋込まれている。図示せず。)と、キャピラリーチ
ューブなどの減圧器(図示せず)と、蒸発器20、23
と、アキュームレータ(図示せず)とを冷媒管で環状に
接続して構成されている。そして、この冷媒回路に充填
されている冷媒としては、例えば、R−134aなどの
HFC冷媒が使用されている。
【0023】このように構成された冷蔵庫では、給水タ
ンク37の配置されている位置が、特定低温室35の側
部でないため、この特定低温室35に冷却されて凍結す
る恐れが無いため、給水タンク37のそばには凍結防止
用ヒータを備えていないものである。このため、この冷
蔵庫1では凍結防止用ヒータの電気代を必要とせず、凍
結防止用ヒータを使用していないので、冷蔵室13内の
温度を上昇させるようなことも防止されている。
ンク37の配置されている位置が、特定低温室35の側
部でないため、この特定低温室35に冷却されて凍結す
る恐れが無いため、給水タンク37のそばには凍結防止
用ヒータを備えていないものである。このため、この冷
蔵庫1では凍結防止用ヒータの電気代を必要とせず、凍
結防止用ヒータを使用していないので、冷蔵室13内の
温度を上昇させるようなことも防止されている。
【0024】また、この給水タンク37は、冷蔵室13
の棚の最上部に配置されているので、水気のある食品を
こぼしても、給水タンク37の中に食品の汁が流れ込ん
でしまう恐れはほとんどないものである。
の棚の最上部に配置されているので、水気のある食品を
こぼしても、給水タンク37の中に食品の汁が流れ込ん
でしまう恐れはほとんどないものである。
【0025】更に、給水タンク37の水量は、約1日か
ら約1.5日程度で消費される量(製氷される量)のた
め、氷を消費する頻度によるが、この間隔で給水タンク
37を出し入れすることが予想される。しかし、このよ
うな1日1回程度の出し入れ程度では、使用頻度が比較
的低い(デッドスペースになり易い)と云わざるを得
ず、従来のものではこの使用頻度の低い給水タンクを比
較的使用し易い特定低温室(氷温室)の側部に配置して
いるのは問題であると考えられていた。
ら約1.5日程度で消費される量(製氷される量)のた
め、氷を消費する頻度によるが、この間隔で給水タンク
37を出し入れすることが予想される。しかし、このよ
うな1日1回程度の出し入れ程度では、使用頻度が比較
的低い(デッドスペースになり易い)と云わざるを得
ず、従来のものではこの使用頻度の低い給水タンクを比
較的使用し易い特定低温室(氷温室)の側部に配置して
いるのは問題であると考えられていた。
【0026】しかし、給水タンク37をこの特定低温室
35の側部ではなく棚の最上段に配置したので、使用頻
度の多い特定低温室35を冷蔵室13下部の横幅一杯に
広く形成でき、特定低温室の収納スペースを大幅に増や
すことができ、使い勝手を向上させることができる。し
かも、このように、給水タンク37を特定低温容器35
の上方の棚の最上段に配置すると、特定低温容器とを仕
切る仕切りを不要にでき、冷蔵室13の横幅一杯に特定
低温室35を形成することができる。更に、冷蔵室が最
上部にある冷蔵庫では、冷蔵室の最上段の棚には、貯蔵
物を出し入れしづらいため、デッドスペースになりやす
いものであるが、この部分に給水タンクを37を配置し
ているのでこのスペースを有効に利用することもでき
る。
35の側部ではなく棚の最上段に配置したので、使用頻
度の多い特定低温室35を冷蔵室13下部の横幅一杯に
広く形成でき、特定低温室の収納スペースを大幅に増や
すことができ、使い勝手を向上させることができる。し
かも、このように、給水タンク37を特定低温容器35
の上方の棚の最上段に配置すると、特定低温容器とを仕
切る仕切りを不要にでき、冷蔵室13の横幅一杯に特定
低温室35を形成することができる。更に、冷蔵室が最
上部にある冷蔵庫では、冷蔵室の最上段の棚には、貯蔵
物を出し入れしづらいため、デッドスペースになりやす
いものであるが、この部分に給水タンクを37を配置し
ているのでこのスペースを有効に利用することもでき
る。
【0027】また、製氷装置及び貯氷部33の配置され
ている製氷室15を、冷凍室16から分離し独立させて
いるので、冷凍室15内の貯蔵物からの臭い移りや、冷
凍室扉7の開閉による製氷室5の温度上昇を防止でき、
衛生面の向上と、省エネ効果を向上させることができ
る。
ている製氷室15を、冷凍室16から分離し独立させて
いるので、冷凍室15内の貯蔵物からの臭い移りや、冷
凍室扉7の開閉による製氷室5の温度上昇を防止でき、
衛生面の向上と、省エネ効果を向上させることができ
る。
【0028】尚、この実施例では、給水タンク37を最
上段の棚36Aに配置するように構成したが、中段の棚
36B、36Cに配置するように構成しても構わない。
上段の棚36Aに配置するように構成したが、中段の棚
36B、36Cに配置するように構成しても構わない。
【0029】また、この実施例では、給水タンク37を
最上段の左側部に配置するように構成したが、右側部に
沿って配置するように構成しても構わない。
最上段の左側部に配置するように構成したが、右側部に
沿って配置するように構成しても構わない。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、給水タンク
を特定低温室から離して配置しているので、従来必要と
していた凍結防止用ヒータを不要とすることができ、凍
結防止ヒータを使用するために起きていた特定低温室の
加熱や電気代の上昇を抑えることができる。しかも、給
水タンクは特定低温室の上方の冷蔵室内に配置したの
で、必然的に給水タンクは冷蔵室でも上部に位置し、水
気のある食品を冷蔵庫内でこぼしても、給水タンクの中
に食品の汁が流れ込んでしまう恐れはほとんどないよう
にすることができる。
を特定低温室から離して配置しているので、従来必要と
していた凍結防止用ヒータを不要とすることができ、凍
結防止ヒータを使用するために起きていた特定低温室の
加熱や電気代の上昇を抑えることができる。しかも、給
水タンクは特定低温室の上方の冷蔵室内に配置したの
で、必然的に給水タンクは冷蔵室でも上部に位置し、水
気のある食品を冷蔵庫内でこぼしても、給水タンクの中
に食品の汁が流れ込んでしまう恐れはほとんどないよう
にすることができる。
【0031】また、請求項2に記載の発明によれば、給
水タンクを前記特定低温室上方の冷蔵室内の右側壁、あ
るいは左側壁に沿って配置したので、使用頻度の低い給
水タンクを邪魔になりにくい使用頻度の低い部分に配置
することができる。しかも冷蔵庫の構造により、給水タ
ンク内の水が凍結する恐れのある場合においても、凍結
防止ヒータを冷蔵庫の側壁がわに配置することができ、
設計しやすい冷蔵庫とすることができると共に、この凍
結防止ヒータの熱が冷蔵室内を加熱しにくく構造とする
ことができる。
水タンクを前記特定低温室上方の冷蔵室内の右側壁、あ
るいは左側壁に沿って配置したので、使用頻度の低い給
水タンクを邪魔になりにくい使用頻度の低い部分に配置
することができる。しかも冷蔵庫の構造により、給水タ
ンク内の水が凍結する恐れのある場合においても、凍結
防止ヒータを冷蔵庫の側壁がわに配置することができ、
設計しやすい冷蔵庫とすることができると共に、この凍
結防止ヒータの熱が冷蔵室内を加熱しにくく構造とする
ことができる。
【0032】また、請求項3に記載の発明によれ冷蔵室
の最上段に配置したので、前述のように水気のある食品
を冷蔵庫内でこぼしても、給水タンクの中に食品の汁が
流れ込んでしまう恐れを極めて少なくすることができ
る。
の最上段に配置したので、前述のように水気のある食品
を冷蔵庫内でこぼしても、給水タンクの中に食品の汁が
流れ込んでしまう恐れを極めて少なくすることができ
る。
【0033】また、請求項4に記載の発明によれば、製
氷装置及び貯氷部の配置されている製氷室を、冷凍室か
ら分離し独立させているので、冷凍室内の貯蔵物からの
臭い移りや、冷蔵室扉の開閉による製氷室の温度上昇を
防止でき、衛生面の向上と、省エネ効果を向上させるこ
とができる。
氷装置及び貯氷部の配置されている製氷室を、冷凍室か
ら分離し独立させているので、冷凍室内の貯蔵物からの
臭い移りや、冷蔵室扉の開閉による製氷室の温度上昇を
防止でき、衛生面の向上と、省エネ効果を向上させるこ
とができる。
【図1】本発明の冷蔵庫の示す正面図である。
【図2】同冷蔵庫の扉を外した状態を示す正面図であ
る。
る。
【図3】同冷蔵庫の縦断面を示す説明図である。
【図4】従来の冷蔵庫の扉を外した状態を示す正面図で
ある。
ある。
1 冷蔵庫 2 断熱箱体 11,12,34 仕切り 13 冷蔵室 16 冷凍室 33 貯氷部 35 特定低温室 36A 最上段の棚 37 給水タンク
Claims (4)
- 【請求項1】 断熱箱体の内部を仕切りにより上部がわ
の冷蔵室と下部がわの冷凍室とに仕切り、前記冷蔵室内
の下部に特定低温室を設け、冷蔵室より下方に配置した
冷凍室には自動製氷のための製氷装置を配置すると共
に、冷蔵室にはこの製氷装置に水を供給するための給水
タンクを配置した冷蔵庫において、前記給水タンクを前
記特定低温室の上方の前記冷蔵室内に配置したことを特
徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】 前記給水タンクを前記特定低温室上方の
冷蔵室内の右側壁、あるいは左側壁に沿って配置したこ
とを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 前記給水タンクを冷蔵室の最上段に配置
したことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵
庫。 - 【請求項4】 前記冷凍室を複数に仕切ると共に、一方
の冷凍室には前記製氷装置及び貯氷部を配置してこの室
を製氷室とし、他方の冷凍室を貯蔵物の収納室としたこ
とを特徴とする請求項1乃至3に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000299539A JP2002107037A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000299539A JP2002107037A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002107037A true JP2002107037A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=18781328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000299539A Pending JP2002107037A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002107037A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013512412A (ja) * | 2010-04-02 | 2013-04-11 | ホーフェイ ミデア ロンシダ リフリジレイター カンパニー リミテッド | 冷蔵庫 |
US11709014B2 (en) * | 2020-07-30 | 2023-07-25 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator |
US12359868B2 (en) | 2020-07-30 | 2025-07-15 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator |
-
2000
- 2000-09-29 JP JP2000299539A patent/JP2002107037A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013512412A (ja) * | 2010-04-02 | 2013-04-11 | ホーフェイ ミデア ロンシダ リフリジレイター カンパニー リミテッド | 冷蔵庫 |
US11709014B2 (en) * | 2020-07-30 | 2023-07-25 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator |
US12359868B2 (en) | 2020-07-30 | 2025-07-15 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator |
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