JP2002195029A - 触媒変換器の迅速な分解作用を促進する作用可能なバイパス弁を有するターボ過給機 - Google Patents
触媒変換器の迅速な分解作用を促進する作用可能なバイパス弁を有するターボ過給機Info
- Publication number
- JP2002195029A JP2002195029A JP2001336120A JP2001336120A JP2002195029A JP 2002195029 A JP2002195029 A JP 2002195029A JP 2001336120 A JP2001336120 A JP 2001336120A JP 2001336120 A JP2001336120 A JP 2001336120A JP 2002195029 A JP2002195029 A JP 2002195029A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- link member
- turbocharger assembly
- turbocharger
- moves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 title description 15
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 title description 2
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 title 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 7
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 abstract description 4
- 230000004913 activation Effects 0.000 abstract 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 31
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 5
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 4
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 102100033041 Carbonic anhydrase 13 Human genes 0.000 description 1
- 101100321669 Fagopyrum esculentum FA02 gene Proteins 0.000 description 1
- 101000867860 Homo sapiens Carbonic anhydrase 13 Proteins 0.000 description 1
- 238000004523 catalytic cracking Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 229910001026 inconel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/12—Control of the pumps
- F02B37/18—Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
- F02B37/183—Arrangements of bypass valves or actuators therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/08—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
- F01N3/10—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
- F01N3/18—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by methods of operation; Control
- F01N3/20—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by methods of operation; Control specially adapted for catalytic conversion ; Methods of operation or control of catalytic converters
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7837—Direct response valves [i.e., check valve type]
- Y10T137/7898—Pivoted valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】低温始動時の触媒の活性化時間を短縮する。
【解決手段】ターボ過給機アセンブリは、バタフライ弁
8が内部に配置されたタービン渦巻室入口管路4と、揺
動弁15を保持するバイパス管路6とが形成されたハウ
ジングを備えており、これらの弁は各管路を通る排ガス
の流れを制御するよう作用可能である。リンク部材は、
揺動弁15の回動軸線21の周りで回転可能に取り付け
られ、また、開口部を有し、作動ピンが余裕嵌めにて開
口部に係合し、揺動弁15をリンクプレートに回転しな
いように接続する。リンクプレートはまた長い通路を有
し、リンクプレートが回動軸線21の周りを回転すると
き、バタフライ弁の作動ピンが長い通路に沿って動く。
長い通路は回転軸線21に中心がある円弧に沿って伸び
る第一の部分と、その中心が軸線21から片寄った円弧
に沿って動作する第二の部分とを有している。
8が内部に配置されたタービン渦巻室入口管路4と、揺
動弁15を保持するバイパス管路6とが形成されたハウ
ジングを備えており、これらの弁は各管路を通る排ガス
の流れを制御するよう作用可能である。リンク部材は、
揺動弁15の回動軸線21の周りで回転可能に取り付け
られ、また、開口部を有し、作動ピンが余裕嵌めにて開
口部に係合し、揺動弁15をリンクプレートに回転しな
いように接続する。リンクプレートはまた長い通路を有
し、リンクプレートが回動軸線21の周りを回転すると
き、バタフライ弁の作動ピンが長い通路に沿って動く。
長い通路は回転軸線21に中心がある円弧に沿って伸び
る第一の部分と、その中心が軸線21から片寄った円弧
に沿って動作する第二の部分とを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排ガスがターボ過
給機をバイパスして流れるようにする作用可能な弁を有
するターボ過給機に関する。
給機をバイパスして流れるようにする作用可能な弁を有
するターボ過給機に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の分野において、エンジンの排
出物を少なくするため自動車業界で広く使用されている
触媒変換器は、低温始動状態及び暖機状態の間、効率が
著しく低下し、その結果、これらの時間の間、排気排出
物が通常よりも多くなることが既知である。このため、
かかるエンジンの排気系内の熱慣性力は低温始動状態の
間、最小に保ち、エンジンから触媒変換器に供給される
熱量を最大にし、これにより、触媒の分解作用(lig
ht off)を促進し、従って、排出物が許容し得な
い量にある間の時間を最小にすべきことが認識される。
出物を少なくするため自動車業界で広く使用されている
触媒変換器は、低温始動状態及び暖機状態の間、効率が
著しく低下し、その結果、これらの時間の間、排気排出
物が通常よりも多くなることが既知である。このため、
かかるエンジンの排気系内の熱慣性力は低温始動状態の
間、最小に保ち、エンジンから触媒変換器に供給される
熱量を最大にし、これにより、触媒の分解作用(lig
ht off)を促進し、従って、排出物が許容し得な
い量にある間の時間を最小にすべきことが認識される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、燃焼室に供給さ
れた吸気を圧縮するタービンを作動させるため排ガスの
廃エネルギを利用することにより、エンジンにより供給
される動力を増すためターボ過給機が一般的に使用され
ている。しかし、エンジンの排気系統内にターボ過給機
を設けることは、その系に余分な熱慣性力を付与するこ
とになり、このことは、かかるエンジンにおける触媒変
換器の分解作用を遅らせ、このため、エンジンの排出物
が許容可能なレベルな量を上廻る間の時間を長くするこ
とになる。この問題点を解消するため、排ガスをタービ
ンの渦巻室に供給する管路と、タービンの渦巻室に対す
るバイパス通路を提供するもう一方の管路という、2つ
の別個の管路をタービンの入口フランジに有するターボ
過給機が開発されている。排ガスの流れを制御するため
各管路内に弁が設けられている。通常のエンジンの作動
状態の間、タービンの渦巻室の管路内の弁は、完全に開
いており、排ガスがターボ過給機を作動させるのを許容
する一方にて、バイパス管路内の弁は、バイパス管路内
の貫流する流れを変化させ、タービン渦巻室内の圧力を
標準的な廃物入口(wastegate)制御すること
を可能にし、過圧力を防止する作用を果たす。しかし、
低温始動状態の間、タービンの渦巻室の弁は閉じられ、
バイパス弁は開いて、排ガスはタービンを迂回すなわち
バイパスし且つ最小の熱損失状態にて触媒変換器に供給
され、これにより、触媒の迅速な分解作用を促進する。
れた吸気を圧縮するタービンを作動させるため排ガスの
廃エネルギを利用することにより、エンジンにより供給
される動力を増すためターボ過給機が一般的に使用され
ている。しかし、エンジンの排気系統内にターボ過給機
を設けることは、その系に余分な熱慣性力を付与するこ
とになり、このことは、かかるエンジンにおける触媒変
換器の分解作用を遅らせ、このため、エンジンの排出物
が許容可能なレベルな量を上廻る間の時間を長くするこ
とになる。この問題点を解消するため、排ガスをタービ
ンの渦巻室に供給する管路と、タービンの渦巻室に対す
るバイパス通路を提供するもう一方の管路という、2つ
の別個の管路をタービンの入口フランジに有するターボ
過給機が開発されている。排ガスの流れを制御するため
各管路内に弁が設けられている。通常のエンジンの作動
状態の間、タービンの渦巻室の管路内の弁は、完全に開
いており、排ガスがターボ過給機を作動させるのを許容
する一方にて、バイパス管路内の弁は、バイパス管路内
の貫流する流れを変化させ、タービン渦巻室内の圧力を
標準的な廃物入口(wastegate)制御すること
を可能にし、過圧力を防止する作用を果たす。しかし、
低温始動状態の間、タービンの渦巻室の弁は閉じられ、
バイパス弁は開いて、排ガスはタービンを迂回すなわち
バイパスし且つ最小の熱損失状態にて触媒変換器に供給
され、これにより、触媒の迅速な分解作用を促進する。
【0004】しかし、かかる従来の装置は、各弁に対し
て必要とされる動作範囲及び順序が相違するため、各弁
に1つずつ2つの別個のアクチュエータを必要とし、こ
のことは、ターボ過給機の複雑さ、従ってコストを増
し、さらに、その全体寸法を増大させるという問題点が
ある。
て必要とされる動作範囲及び順序が相違するため、各弁
に1つずつ2つの別個のアクチュエータを必要とし、こ
のことは、ターボ過給機の複雑さ、従ってコストを増
し、さらに、その全体寸法を増大させるという問題点が
ある。
【0005】従って、低温始動状態の間、排ガスがター
ビンをバイパスし、その代わり、最小の熱損失状態で触
媒に供給され、既存のターボ過給機と比べて寸法及び複
雑さが少なくなる一方にて、触媒変換器の分解作用を促
進することを可能にする装置を含むターボ過給機が必要
とされている。
ビンをバイパスし、その代わり、最小の熱損失状態で触
媒に供給され、既存のターボ過給機と比べて寸法及び複
雑さが少なくなる一方にて、触媒変換器の分解作用を促
進することを可能にする装置を含むターボ過給機が必要
とされている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、内部に
配置された第一の弁を有するタービンバイパス管路と、
内部に配置された第二の弁を有するタービン供給管路と
を有するターボ過給機アセンブリであって、第一及び第
二の弁がリンク部材に接続され、第一の弁は、上記リン
ク部材に作用可能に取り付けられ、リンク部材の作用可
能な動作範囲の全体に亙ってリンク部材と共に動き得る
ように規制され、第二の弁は、リンク部材とのから動き
継手を有し、リンク部材の作用可能な動作の全範囲の一
部分のみに亙ってリンク部材と共に動き得るように規制
され、上記のリンク部材が開始位置と中間位置との間に
て動くとき、第一の弁の作用可能な動きのみが行われ、
リンク部材が上記中間位置と終端位置との間を動くと
き、第一及び第二の弁の作用可能な動きが行われること
を特徴とするターボ過給器アセンブリが提供される。
配置された第一の弁を有するタービンバイパス管路と、
内部に配置された第二の弁を有するタービン供給管路と
を有するターボ過給機アセンブリであって、第一及び第
二の弁がリンク部材に接続され、第一の弁は、上記リン
ク部材に作用可能に取り付けられ、リンク部材の作用可
能な動作範囲の全体に亙ってリンク部材と共に動き得る
ように規制され、第二の弁は、リンク部材とのから動き
継手を有し、リンク部材の作用可能な動作の全範囲の一
部分のみに亙ってリンク部材と共に動き得るように規制
され、上記のリンク部材が開始位置と中間位置との間に
て動くとき、第一の弁の作用可能な動きのみが行われ、
リンク部材が上記中間位置と終端位置との間を動くと
き、第一及び第二の弁の作用可能な動きが行われること
を特徴とするターボ過給器アセンブリが提供される。
【0007】本発明による、ターボ過給機アセンブリ
は、ターボ過給機の通常の作動状態の間、過圧力を防止
すべく廃物の入口制御作用を提供し且つ迅速な触媒変換
器の分解作用を促進し得るように低温始動状態の間、タ
ービンの排ガスをバイパスさせるため単一のアクチュエ
ータのみがあればよく、これにより、コストを削減する
という利点がある。また、本発明は、単一のアクチュエ
ータ用のスペースがあればよいから、よりコンパクトな
装置となるという利点もある。
は、ターボ過給機の通常の作動状態の間、過圧力を防止
すべく廃物の入口制御作用を提供し且つ迅速な触媒変換
器の分解作用を促進し得るように低温始動状態の間、タ
ービンの排ガスをバイパスさせるため単一のアクチュエ
ータのみがあればよく、これにより、コストを削減する
という利点がある。また、本発明は、単一のアクチュエ
ータ用のスペースがあればよいから、よりコンパクトな
装置となるという利点もある。
【0008】本発明の1つの好ましい実施の形態におい
て、第二の弁とリンク部材との間のから動き継手は、第
二の弁の作動ピンが係合する、リンク部材に形成された
長い通路によって形成される。リンク部材がその開始位
置と中間位置との間を動く間、第二の弁の作動ピンがタ
ービンの渦巻室の入口管路に対して動くことなく、その
通路に沿って動き、また、リンク部材がその中間位置か
らその終端位置まで動くとき、作動ピンは、リンク部材
と共に、通路の表面に係合することを通じて動き、作動
ピンをタービンの渦巻室の入口管路に対して動かし、こ
れにより第二の弁を閉じる。
て、第二の弁とリンク部材との間のから動き継手は、第
二の弁の作動ピンが係合する、リンク部材に形成された
長い通路によって形成される。リンク部材がその開始位
置と中間位置との間を動く間、第二の弁の作動ピンがタ
ービンの渦巻室の入口管路に対して動くことなく、その
通路に沿って動き、また、リンク部材がその中間位置か
らその終端位置まで動くとき、作動ピンは、リンク部材
と共に、通路の表面に係合することを通じて動き、作動
ピンをタービンの渦巻室の入口管路に対して動かし、こ
れにより第二の弁を閉じる。
【0009】長い通路には、2つの別個の部分、すなわ
ち、リンク部材が開始位置と中間位置との間を動くと
き、第二の弁の作動ピンが沿って動く第一の部分と、リ
ンク部材が上記の中間位置と終端位置との間を動くと
き、第二の弁の作動部材が動く際に、該作動部材に対し
カム作用を伝える第二の部分とが形成されることが好ま
しい。第一及び第二の部分の形状を適正に選ぶことによ
り、リンク部材が上記開始位置と上記中間位置との間を
動く間、第二の弁が動かないようにすることができるの
みならず、リンク部材が上記中間位置と終端位置との間
を動く間の第二の弁の動作速度及び敏感さを制御するこ
ともできる。
ち、リンク部材が開始位置と中間位置との間を動くと
き、第二の弁の作動ピンが沿って動く第一の部分と、リ
ンク部材が上記の中間位置と終端位置との間を動くと
き、第二の弁の作動部材が動く際に、該作動部材に対し
カム作用を伝える第二の部分とが形成されることが好ま
しい。第一及び第二の部分の形状を適正に選ぶことによ
り、リンク部材が上記開始位置と上記中間位置との間を
動く間、第二の弁が動かないようにすることができるの
みならず、リンク部材が上記中間位置と終端位置との間
を動く間の第二の弁の動作速度及び敏感さを制御するこ
ともできる。
【0010】本発明の1つの実施の形態において、リン
ク部材はターボ過給機アセンブリ内を回動可能に動き得
るように取り付けられ、また、第二の弁は回転弁であ
る。次に、第一の部分がリンク部材の回転軸線の上に中
心がある円弧を画定し、第二の部分がリンク部材の回転
軸線から片寄った点に中心がある円弧を画定するように
長い通路が形成され、第二の部分の円弧がリンク部材の
回転軸線から片寄る距離、及び第二の円弧の曲率半径
は、リンク部材の動き、従って、リンク部材の動作角度
範囲に対する第二の弁の敏感さを変化させ得るように利
用される。第二の弁が、弁の回転軸線から片寄った作動
ピンを有するバタフライ弁の形態であり、弁の軸線の周
りの作動部材の動作が弁を開き位置と閉じ位置の間の動
作に影響するならば、特に好ましい。バタフライ弁は基
本的に釣合った装置であるから、これらバタフライ弁
は、全範囲の動作のためのトルク量が比較的小さくて済
み、このためターボ過給機アセンブリが作動するための
動力の消費量が少なくてよい。リンク部材は、これと代
替的に、並進動作可能に取り付けてもよい。
ク部材はターボ過給機アセンブリ内を回動可能に動き得
るように取り付けられ、また、第二の弁は回転弁であ
る。次に、第一の部分がリンク部材の回転軸線の上に中
心がある円弧を画定し、第二の部分がリンク部材の回転
軸線から片寄った点に中心がある円弧を画定するように
長い通路が形成され、第二の部分の円弧がリンク部材の
回転軸線から片寄る距離、及び第二の円弧の曲率半径
は、リンク部材の動き、従って、リンク部材の動作角度
範囲に対する第二の弁の敏感さを変化させ得るように利
用される。第二の弁が、弁の回転軸線から片寄った作動
ピンを有するバタフライ弁の形態であり、弁の軸線の周
りの作動部材の動作が弁を開き位置と閉じ位置の間の動
作に影響するならば、特に好ましい。バタフライ弁は基
本的に釣合った装置であるから、これらバタフライ弁
は、全範囲の動作のためのトルク量が比較的小さくて済
み、このためターボ過給機アセンブリが作動するための
動力の消費量が少なくてよい。リンク部材は、これと代
替的に、並進動作可能に取り付けてもよい。
【0011】好ましくは、弁が空気力学的に釣合ってい
ること、すなわち、弁にて発生されたガス力が釣合い、
例えば、回転弁内の回動軸線の両側で等しく配分され、
または摺動弁の場合、摺動方向に形成される成分が存在
しないようにする。このようにして、弁の作動に必要な
力は小さく保たれ、より重要なことは、作動中、比較的
一定であり、このことは、リンク部材を作動させるため
に利用されるアクチュエータの必要動力量を少なくする
という利点がある。
ること、すなわち、弁にて発生されたガス力が釣合い、
例えば、回転弁内の回動軸線の両側で等しく配分され、
または摺動弁の場合、摺動方向に形成される成分が存在
しないようにする。このようにして、弁の作動に必要な
力は小さく保たれ、より重要なことは、作動中、比較的
一定であり、このことは、リンク部材を作動させるため
に利用されるアクチュエータの必要動力量を少なくする
という利点がある。
【0012】第一及び第二の弁は、その軸線が互いに平
行な回転弁として具体化され、第一の弁は揺動弁であ
り、第二の弁はバタフライ弁であるようにすることが好
ましい。しかし、筒形弁、ボール弁、摺動弁及びその色
々な組合わせ体のようなその他の弁も本発明の範囲に属
するものであり、リンク部材が並進可能又は回転動作可
能な形態とされるかどうかに拘わらず、リンク部材の第
一の動作範囲の間、第二の弁が全く動かないようにし、
第二の弁の作動部材に対し適当なカム動作が付与され、
リンク部材の第二の動作範囲の間、第二の弁をその開き
位置と閉じ位置との間で作用可能に動かし得るような長
い通路の形態とすればよいことになる。
行な回転弁として具体化され、第一の弁は揺動弁であ
り、第二の弁はバタフライ弁であるようにすることが好
ましい。しかし、筒形弁、ボール弁、摺動弁及びその色
々な組合わせ体のようなその他の弁も本発明の範囲に属
するものであり、リンク部材が並進可能又は回転動作可
能な形態とされるかどうかに拘わらず、リンク部材の第
一の動作範囲の間、第二の弁が全く動かないようにし、
第二の弁の作動部材に対し適当なカム動作が付与され、
リンク部材の第二の動作範囲の間、第二の弁をその開き
位置と閉じ位置との間で作用可能に動かし得るような長
い通路の形態とすればよいことになる。
【0013】好ましい実施の形態において、第一の弁
は、リンク部材が回転可能に取り付けられた回転軸線を
有する揺動弁である。該揺動弁は、次に、リンク部材の
相補的な形状の開口部に係合する回動軸線から片寄った
位置にて揺動弁に取り付けられた作動ピンにより極めて
容易にリンク部材の動きに接続することができる。この
ことは、リンク部材の設計を簡略化するという利点があ
る。これと代替的に、リンク部材の回転軸線は揺動弁の
回転軸線から片寄るようにしてもよく、この場合、リン
ク部材は、第一の弁の作動ピンが係合する第二の長い通
路を有している。更に、第二の長い通路を適正な形状と
することにより、リンク部材は、回転動作可能に取り付
けることができ、また、第一の弁を摺動弁とし、又は第
一の弁を回転弁とし、リンク部材を並進動作可能に取り
付けることができる。
は、リンク部材が回転可能に取り付けられた回転軸線を
有する揺動弁である。該揺動弁は、次に、リンク部材の
相補的な形状の開口部に係合する回動軸線から片寄った
位置にて揺動弁に取り付けられた作動ピンにより極めて
容易にリンク部材の動きに接続することができる。この
ことは、リンク部材の設計を簡略化するという利点があ
る。これと代替的に、リンク部材の回転軸線は揺動弁の
回転軸線から片寄るようにしてもよく、この場合、リン
ク部材は、第一の弁の作動ピンが係合する第二の長い通
路を有している。更に、第二の長い通路を適正な形状と
することにより、リンク部材は、回転動作可能に取り付
けることができ、また、第一の弁を摺動弁とし、又は第
一の弁を回転弁とし、リンク部材を並進動作可能に取り
付けることができる。
【0014】好ましくは、リンク部材が開始位置にある
とき、第一の弁は閉じ、第二の弁は開いている。このよ
うにして、エンジンからの全ての排ガスは、タービンを
通じて供給され、ターボ過給機のブースト圧力を最大に
する。第二の位置において、第二の弁は、完全に開いた
ままであり、第一の弁は部分的に開いて、排ガスの一部
がタービンをバイパスすることを可能にする。触媒変換
器がその通常の作動温度にある状態の間、次に、リンク
部材は、エンジン速度が増すに伴って開始位置から中間
位置に向けて動き、また、その逆にエンジン速度が遅く
なると、中間位置から開始位置に向けて動き、ターボ過
給機内の過圧力を防止する。リンク部材の終端位置にお
いて、第一の弁は、その最大開き位置にある一方、第二
の弁は閉じられ、全ての排ガスはタービンをバイパス
し、排ガス系内に且つ触媒変換器内に直接、流れる。こ
のようにして、低温始動状態の間、排ガスは、最小の熱
損失状態にて触媒変換器に達し、これにより、触媒が可
能な限り最短の時間内に作動温度に達することを保証す
る。
とき、第一の弁は閉じ、第二の弁は開いている。このよ
うにして、エンジンからの全ての排ガスは、タービンを
通じて供給され、ターボ過給機のブースト圧力を最大に
する。第二の位置において、第二の弁は、完全に開いた
ままであり、第一の弁は部分的に開いて、排ガスの一部
がタービンをバイパスすることを可能にする。触媒変換
器がその通常の作動温度にある状態の間、次に、リンク
部材は、エンジン速度が増すに伴って開始位置から中間
位置に向けて動き、また、その逆にエンジン速度が遅く
なると、中間位置から開始位置に向けて動き、ターボ過
給機内の過圧力を防止する。リンク部材の終端位置にお
いて、第一の弁は、その最大開き位置にある一方、第二
の弁は閉じられ、全ての排ガスはタービンをバイパス
し、排ガス系内に且つ触媒変換器内に直接、流れる。こ
のようにして、低温始動状態の間、排ガスは、最小の熱
損失状態にて触媒変換器に達し、これにより、触媒が可
能な限り最短の時間内に作動温度に達することを保証す
る。
【0015】好ましくは、第二の弁がその閉じた位置に
あるとき、第二の弁からタービン渦巻室へ少量の漏洩排
ガスが流れるようにする。このことは、リンク部材がそ
の終端位置にあるとき第二の弁が完全に閉じた位置にな
いようにするか、又は、貫通開口部を形成し又はプレー
トを該プレートが配置されたタービンの渦巻室の入口管
路の断面寸法よりも僅かに小さく形成すること等によ
り、第二の弁の弁プレートを少量の漏洩を許容するよう
に設計することにより、実現可能である。例えば、弁
は、弁が開いているとき、タービン渦巻室の管路の軸線
と整合されてガスが貫通して流れるのを許容する主要貫
通開口部を有し且つ弁が閉じたとき、管路の軸線と整合
されて、タービンへのガスの漏洩程度が制御されたもの
であることを許容する、主要貫通開口部と直角の貫通開
口部を有する筒形弁とすることができる。このようにし
て、リンク部材がその終端位置にあるときでさえ、ター
ビンは、低速度にもかかわらず旋回を続ける。このこと
は、タービンシールのオイルの漏洩を防止するのに役立
つ点にて好ましい。かかるオイルの漏洩は、加圧オイル
の供給分が振動環境内で回転していないターボ過給機に
供給されるときに生じ、排出物を増すことが知られてい
る。このことは、また、反復的な周期的振動の後に、回
転しないように拘束されたターボ過給機内で生じる可能
性のあるベアリングの損傷を防止するのに役立つという
利点もある。漏洩量は、例えば、タービンに対する所望
の「遊転(tickover)」を設定し得るように、
穴の寸法を変えることにより所望に応じて設定すること
もできる。
あるとき、第二の弁からタービン渦巻室へ少量の漏洩排
ガスが流れるようにする。このことは、リンク部材がそ
の終端位置にあるとき第二の弁が完全に閉じた位置にな
いようにするか、又は、貫通開口部を形成し又はプレー
トを該プレートが配置されたタービンの渦巻室の入口管
路の断面寸法よりも僅かに小さく形成すること等によ
り、第二の弁の弁プレートを少量の漏洩を許容するよう
に設計することにより、実現可能である。例えば、弁
は、弁が開いているとき、タービン渦巻室の管路の軸線
と整合されてガスが貫通して流れるのを許容する主要貫
通開口部を有し且つ弁が閉じたとき、管路の軸線と整合
されて、タービンへのガスの漏洩程度が制御されたもの
であることを許容する、主要貫通開口部と直角の貫通開
口部を有する筒形弁とすることができる。このようにし
て、リンク部材がその終端位置にあるときでさえ、ター
ビンは、低速度にもかかわらず旋回を続ける。このこと
は、タービンシールのオイルの漏洩を防止するのに役立
つ点にて好ましい。かかるオイルの漏洩は、加圧オイル
の供給分が振動環境内で回転していないターボ過給機に
供給されるときに生じ、排出物を増すことが知られてい
る。このことは、また、反復的な周期的振動の後に、回
転しないように拘束されたターボ過給機内で生じる可能
性のあるベアリングの損傷を防止するのに役立つという
利点もある。漏洩量は、例えば、タービンに対する所望
の「遊転(tickover)」を設定し得るように、
穴の寸法を変えることにより所望に応じて設定すること
もできる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明が十分に理解されるように
するため、単に一例として、添付図面を参照しつつ、以
下にその幾つかの実施の形態に関して説明する。
するため、単に一例として、添付図面を参照しつつ、以
下にその幾つかの実施の形態に関して説明する。
【0017】先ず、図1を参照すると、タービン入口フ
ランジ2を有するターボ過給機ハウジング1の端面図が
図示されており、該タービン入口フランジ2は、使用
時、内燃機関(図示せず)の排気マニホルドケーシング
に接続されている。タービン入口フランジ2には、排ガ
スをターボ過給機のタービン(図示せず)に供給するた
めのタービン渦巻室入口管路4への入口を表わすタービ
ン渦巻室入口ポート3と、排ガスをタービンを迂回すな
わちバイパスし且つ排気系(図示せず)内に直接供給
し、ターボ過給機内の過圧力を防止し又は排ガスが以下
に説明するように最小の熱損失状態で触媒変換器(図示
せず)に達することを保証するための組み合わせた廃物
入口弁及びバイパス暖機管路6への入口を表わすタービ
ンバイパスポート5という、2つの入口ポートが設けら
れている。
ランジ2を有するターボ過給機ハウジング1の端面図が
図示されており、該タービン入口フランジ2は、使用
時、内燃機関(図示せず)の排気マニホルドケーシング
に接続されている。タービン入口フランジ2には、排ガ
スをターボ過給機のタービン(図示せず)に供給するた
めのタービン渦巻室入口管路4への入口を表わすタービ
ン渦巻室入口ポート3と、排ガスをタービンを迂回すな
わちバイパスし且つ排気系(図示せず)内に直接供給
し、ターボ過給機内の過圧力を防止し又は排ガスが以下
に説明するように最小の熱損失状態で触媒変換器(図示
せず)に達することを保証するための組み合わせた廃物
入口弁及びバイパス暖機管路6への入口を表わすタービ
ンバイパスポート5という、2つの入口ポートが設けら
れている。
【0018】入口ポート3とタービンとの間にてタービ
ン渦巻室管路4内には、図4及び図5に詳細に図示した
バタフライ弁アセンブリ8が配置されている。バタフラ
イ弁8は弁プレート9を有し、該弁プレート9は、該弁
プレートが内部に配置される渦巻室管路4の内部断面と
相補的な形状及び寸法をしている。弁プレート9は、そ
の中心線10の周りで回動し得るように管路内に取り付
けられ、プレート9の面が管路4の軸線と整合され排ガ
スがタービンに流れるのを許容する、図5に仮想線で示
した第一の位置と、プレート9の面が管路4の軸線に対
して垂直であり、排ガスの流れに対して管路4を実質的
に閉じる、図5に実線で図示した第二の位置との間で回
動する。弁プレート9の動作範囲を制限するように管路
4の内部又は外部の何れかにストッパ(図示せず)を設
けることができる。
ン渦巻室管路4内には、図4及び図5に詳細に図示した
バタフライ弁アセンブリ8が配置されている。バタフラ
イ弁8は弁プレート9を有し、該弁プレート9は、該弁
プレートが内部に配置される渦巻室管路4の内部断面と
相補的な形状及び寸法をしている。弁プレート9は、そ
の中心線10の周りで回動し得るように管路内に取り付
けられ、プレート9の面が管路4の軸線と整合され排ガ
スがタービンに流れるのを許容する、図5に仮想線で示
した第一の位置と、プレート9の面が管路4の軸線に対
して垂直であり、排ガスの流れに対して管路4を実質的
に閉じる、図5に実線で図示した第二の位置との間で回
動する。弁プレート9の動作範囲を制限するように管路
4の内部又は外部の何れかにストッパ(図示せず)を設
けることができる。
【0019】バタフライ弁アセンブリ8は、中心線10
に沿って弁プレート9から伸び且つ回転子アーム12の
端部に回転しないように取り付けられた、作動軸11を
も有している。回転子アーム12は、軸11から半径方
向に伸び且つレバーアームを提供し、該レバーアームに
より弁プレート9はその開いた位置と閉じた位置との間
で回転可能である。軸11から離れた回転子アーム12
の端部には、軸11に対して平行なアーム12に対し直
角に伸び且つ弁プレート9から離れる作動ピン13があ
り、また、該作動ピンには、以下に説明するカム従動子
として作用するローラ14が保持されている。バタフラ
イ弁アセンブリ8は、単一のケーシングとして製造する
ことができ又はこれと代替的に、別個のアームに溶接さ
れた好ましくは微細なブランクとしたニモミック(ni
monic)又はインコネル(inconel)円板に
て製造してもよい。また、排ガスがタービン渦巻室管路
4から雰囲気に漏洩する程度を少なくし得るように軸1
1の周りにピストンシーリング14を設けることもでき
る。ターボ過給機装置の組み立てを容易にし得るように
バタフライ弁の中心線の高さは、可能な限り入口フラン
ジの表面から低く保つことが好ましい。
に沿って弁プレート9から伸び且つ回転子アーム12の
端部に回転しないように取り付けられた、作動軸11を
も有している。回転子アーム12は、軸11から半径方
向に伸び且つレバーアームを提供し、該レバーアームに
より弁プレート9はその開いた位置と閉じた位置との間
で回転可能である。軸11から離れた回転子アーム12
の端部には、軸11に対して平行なアーム12に対し直
角に伸び且つ弁プレート9から離れる作動ピン13があ
り、また、該作動ピンには、以下に説明するカム従動子
として作用するローラ14が保持されている。バタフラ
イ弁アセンブリ8は、単一のケーシングとして製造する
ことができ又はこれと代替的に、別個のアームに溶接さ
れた好ましくは微細なブランクとしたニモミック(ni
monic)又はインコネル(inconel)円板に
て製造してもよい。また、排ガスがタービン渦巻室管路
4から雰囲気に漏洩する程度を少なくし得るように軸1
1の周りにピストンシーリング14を設けることもでき
る。ターボ過給機装置の組み立てを容易にし得るように
バタフライ弁の中心線の高さは、可能な限り入口フラン
ジの表面から低く保つことが好ましい。
【0020】タービン渦巻室バイパス管路6は、同様
に、弁を備えており、該弁は、図示した実施の形態にお
いて、排ガスの流れを制御し得るよう揺動弁アセンブリ
の形態をしている。従来の設計である揺動弁アセンブリ
15は、バタフライ弁8の中心線10に対し平行な軸線
21の周りを回動し得るように一端17にて取り付けら
れた回転子アーム16を備えている。回転子アーム16
の他端18には、弁プレート19が保持されており、該
弁プレートは、該弁プレートが内部に取り付けられたバ
イパス管路6の部分の断面と相補的な形状及び寸法とさ
れている。揺動弁15はまた、弁プレート19に近接し
て回転アームから垂直に伸びる作動ピン20(図7乃至
図9参照)も備えており、該作動ピンによって、弁プレ
ート19は閉じた位置(図7に図示)と開き位置(図9
に図示)の間にて作用可能な動作を行うことができる。
に、弁を備えており、該弁は、図示した実施の形態にお
いて、排ガスの流れを制御し得るよう揺動弁アセンブリ
の形態をしている。従来の設計である揺動弁アセンブリ
15は、バタフライ弁8の中心線10に対し平行な軸線
21の周りを回動し得るように一端17にて取り付けら
れた回転子アーム16を備えている。回転子アーム16
の他端18には、弁プレート19が保持されており、該
弁プレートは、該弁プレートが内部に取り付けられたバ
イパス管路6の部分の断面と相補的な形状及び寸法とさ
れている。揺動弁15はまた、弁プレート19に近接し
て回転アームから垂直に伸びる作動ピン20(図7乃至
図9参照)も備えており、該作動ピンによって、弁プレ
ート19は閉じた位置(図7に図示)と開き位置(図9
に図示)の間にて作用可能な動作を行うことができる。
【0021】バタフライ弁8及び揺動弁15の作動は、
図5に図示したリンクプレート30の動作を通じて行わ
れ、該リンクプレート30は、揺動弁アセンブリ15の
回動軸線21と整合された軸線31の周りを回転し得る
形態とされている。図示した実施の形態において、リン
クプレートは、円形の開口部32を有しており、該円形
の開口部により、リンクプレートは揺動弁アセンブリの
回動軸(図示せず)に取り付けることができるが、その
他の取り付け装置も可能であることが当業者に理解され
よう。リンクプレート30には円形開口部32から片寄
って第一のリセス部33が形成されており、該第一のリ
セス部33は、図示した実施の形態において、揺動弁ア
センブリ15の作動ピン20を受け入れる穴の形態をし
ており、リンクプレート30の動作範囲の全体に亙って
リンクプレート30を回転子アーム16に回転しないよ
うに接続する。
図5に図示したリンクプレート30の動作を通じて行わ
れ、該リンクプレート30は、揺動弁アセンブリ15の
回動軸線21と整合された軸線31の周りを回転し得る
形態とされている。図示した実施の形態において、リン
クプレートは、円形の開口部32を有しており、該円形
の開口部により、リンクプレートは揺動弁アセンブリの
回動軸(図示せず)に取り付けることができるが、その
他の取り付け装置も可能であることが当業者に理解され
よう。リンクプレート30には円形開口部32から片寄
って第一のリセス部33が形成されており、該第一のリ
セス部33は、図示した実施の形態において、揺動弁ア
センブリ15の作動ピン20を受け入れる穴の形態をし
ており、リンクプレート30の動作範囲の全体に亙って
リンクプレート30を回転子アーム16に回転しないよ
うに接続する。
【0022】リンクプレート30は、長い通路34の形
態をした第二のリセス部も備えており、図7乃至図9に
図示するように、バタフライ弁アセンブリの作動ピン1
3のローラ14が該長い通路34内に受け入れられる。
通路34は、リンクプレート30の回転軸線31に中心
がある円弧を画定する第一の部分34aと、リンクプレ
ート30の軸線31から片寄った中心を有する円弧に沿
って伸びる第二の部分33bという、図6に図示した2
つの別個の部分を有し、このため、ローラ14が第一の
部分34aに沿って動くとき、バタフライ弁8のプレー
ト9に付与される動作は無いが、ローラが第二の部分3
4bに沿って動くとき、カム動作が生じ、このカム動作
によりピン14は弁8の中心線10の周りで回転して、
弁8を閉じる。
態をした第二のリセス部も備えており、図7乃至図9に
図示するように、バタフライ弁アセンブリの作動ピン1
3のローラ14が該長い通路34内に受け入れられる。
通路34は、リンクプレート30の回転軸線31に中心
がある円弧を画定する第一の部分34aと、リンクプレ
ート30の軸線31から片寄った中心を有する円弧に沿
って伸びる第二の部分33bという、図6に図示した2
つの別個の部分を有し、このため、ローラ14が第一の
部分34aに沿って動くとき、バタフライ弁8のプレー
ト9に付与される動作は無いが、ローラが第二の部分3
4bに沿って動くとき、カム動作が生じ、このカム動作
によりピン14は弁8の中心線10の周りで回転して、
弁8を閉じる。
【0023】バタフライ弁8及び揺動弁15は次のよう
に機能する。触媒変換器が作動温度にある、通常のエン
ジン作動状態の間、リンクプレート30は、図7に図示
した第一の位置と図8に図示した第二の位置との間を動
く。エンジンが低速度又は中間速度で作動するときのリ
ンクプレート30の作動位置を表わす第一の位置におい
て、バタフライ弁8は完全に開き且つ廃物仕切り弁とし
て機能する揺動弁15は完全に閉じられている。その結
果、排気マニホルドから去る全ての排ガスは、ターボ過
給機のタービンを通って流れるように供給され従って、
ターボ過給機からの最大のブースト力を保証する。
に機能する。触媒変換器が作動温度にある、通常のエン
ジン作動状態の間、リンクプレート30は、図7に図示
した第一の位置と図8に図示した第二の位置との間を動
く。エンジンが低速度又は中間速度で作動するときのリ
ンクプレート30の作動位置を表わす第一の位置におい
て、バタフライ弁8は完全に開き且つ廃物仕切り弁とし
て機能する揺動弁15は完全に閉じられている。その結
果、排気マニホルドから去る全ての排ガスは、ターボ過
給機のタービンを通って流れるように供給され従って、
ターボ過給機からの最大のブースト力を保証する。
【0024】エンジン速度が増すに伴い、ターボ過給機
の入口マニホルドに入る排気ガスの速度も増し、その結
果、ターボ過給機のブースト圧力も上昇する。エンジン
速度、タービン入口管路4内の排気ガスの圧力、燃焼室
に供給される空気の圧力等を監視することにより測定す
ることのできる、ターボ過給機により発生されたブース
ト力が所定のレベルに達すると、適当なアクチュエータ
(図示せず)を使用してリンクプレート30をその回動
軸線31の周りでその第一の位置(図7)からその第二
の位置(図8)に回動させることにより、揺動弁15は
図8に仮想線で示した中間位置に漸進的に開放する。こ
の動作範囲の全体に亙って、バタフライ弁8は、ローラ
14が沿って動く長い通路34の第一の部分34aのプ
ロフィールのため、完全に開いたままである。このよう
にして、ターボ過給機ハウジングに入る排ガスの一部分
はタービンをバイパスし、これにより、ターボ過給機に
より供給される最大のブースト力を制限し、エンジンの
燃焼室に供給される空気の過圧力を防止することができ
る。このようにして、排ガスはターボ過給機が実行可能
である標準的な廃物入口弁機能を提供する。
の入口マニホルドに入る排気ガスの速度も増し、その結
果、ターボ過給機のブースト圧力も上昇する。エンジン
速度、タービン入口管路4内の排気ガスの圧力、燃焼室
に供給される空気の圧力等を監視することにより測定す
ることのできる、ターボ過給機により発生されたブース
ト力が所定のレベルに達すると、適当なアクチュエータ
(図示せず)を使用してリンクプレート30をその回動
軸線31の周りでその第一の位置(図7)からその第二
の位置(図8)に回動させることにより、揺動弁15は
図8に仮想線で示した中間位置に漸進的に開放する。こ
の動作範囲の全体に亙って、バタフライ弁8は、ローラ
14が沿って動く長い通路34の第一の部分34aのプ
ロフィールのため、完全に開いたままである。このよう
にして、ターボ過給機ハウジングに入る排ガスの一部分
はタービンをバイパスし、これにより、ターボ過給機に
より供給される最大のブースト力を制限し、エンジンの
燃焼室に供給される空気の過圧力を防止することができ
る。このようにして、排ガスはターボ過給機が実行可能
である標準的な廃物入口弁機能を提供する。
【0025】エンジン内の低温始動状態時、すなわち、
触媒変換器がその通常の作動温度以下にあるとき、リン
クプレート30は、アクチュエータにより図8に図示し
た第二の位置を超えて図9に図示した第三の位置に移動
する。リンクプレート30が第二の位置を超えて軸線2
1の周りで回動すると、揺動弁は、その部分的に開いた
位置(図8に仮想線で図示)から最大開き位置(図9に
仮想線で図示)まで動く。これと同時に、バタフライ弁
アセンブリ8のローラ14は、長い通路34の第二の部
分34bに入り、ローラがこの通路に沿って動くとき、
円弧状の第二の部分34bの曲率中心がリンクプレート
30の回動軸線31から片寄っていることに起因して生
じるカム作用は、作動ピン13をバタフライ弁アセンブ
リ8の軸線10の周りで回転させ、これによりバタフラ
イ弁を閉じる。このようにして、排ガスがタービンに達
するのが防止され、排ガスは、バイパス管路6に沿って
向けられ且つ最小の熱損失状態で触媒変換器に供給され
る。このことは、触媒変換器の迅速な分解作用を促進し
且つ排出物が許容可能なレベルを超える期間を最小にす
る。
触媒変換器がその通常の作動温度以下にあるとき、リン
クプレート30は、アクチュエータにより図8に図示し
た第二の位置を超えて図9に図示した第三の位置に移動
する。リンクプレート30が第二の位置を超えて軸線2
1の周りで回動すると、揺動弁は、その部分的に開いた
位置(図8に仮想線で図示)から最大開き位置(図9に
仮想線で図示)まで動く。これと同時に、バタフライ弁
アセンブリ8のローラ14は、長い通路34の第二の部
分34bに入り、ローラがこの通路に沿って動くとき、
円弧状の第二の部分34bの曲率中心がリンクプレート
30の回動軸線31から片寄っていることに起因して生
じるカム作用は、作動ピン13をバタフライ弁アセンブ
リ8の軸線10の周りで回転させ、これによりバタフラ
イ弁を閉じる。このようにして、排ガスがタービンに達
するのが防止され、排ガスは、バイパス管路6に沿って
向けられ且つ最小の熱損失状態で触媒変換器に供給され
る。このことは、触媒変換器の迅速な分解作用を促進し
且つ排出物が許容可能なレベルを超える期間を最小にす
る。
【0026】勿論、長い通路34の第二の部分34bの
カムプロフィールは、アクチュエータの行程長さ及び弁
の相対的な位置の略無限の組み合わせを提供し得るよう
に変更することが可能であることが理解されよう。長い
通路34の部分により画定された円弧部分の長さは、ま
た、図6乃至図9に図示したものよりも長くし、及びア
センブリの製造許容公差に対応し得るようにすることも
できる。
カムプロフィールは、アクチュエータの行程長さ及び弁
の相対的な位置の略無限の組み合わせを提供し得るよう
に変更することが可能であることが理解されよう。長い
通路34の部分により画定された円弧部分の長さは、ま
た、図6乃至図9に図示したものよりも長くし、及びア
センブリの製造許容公差に対応し得るようにすることも
できる。
【0027】バタフライ弁は、基本的に釣合った装置で
あるから、リンクプレート30の作用可能な動作を実現
するのに必要なアクチュエータの動力は、同様の寸法の
従来のターボ過給機の廃物入口弁の作動に必要とされる
ものと同様である。アクチュエータは、コンピュータ利
用のエンジン制御装置と一体化し且つ該制御装置により
制御することができる点にて電動であることが好まし
い。しかし、その他の型式のアクチュエータも可能であ
ることが理解されよう。例えば、ステアリング又はブレ
ーキ支援装置を作動させるために既に真空ポンプが取り
付けられている車には空圧アクチュエータを使用するこ
とが好ましいであろう。
あるから、リンクプレート30の作用可能な動作を実現
するのに必要なアクチュエータの動力は、同様の寸法の
従来のターボ過給機の廃物入口弁の作動に必要とされる
ものと同様である。アクチュエータは、コンピュータ利
用のエンジン制御装置と一体化し且つ該制御装置により
制御することができる点にて電動であることが好まし
い。しかし、その他の型式のアクチュエータも可能であ
ることが理解されよう。例えば、ステアリング又はブレ
ーキ支援装置を作動させるために既に真空ポンプが取り
付けられている車には空圧アクチュエータを使用するこ
とが好ましいであろう。
【0028】図示した実施の形態の1つの変形例におい
て、バタフライ弁アセンブリ8の回転子アーム12に固
着することに代えて、作動ピン13は、回転子アーム1
2に沿って摺動し得るように取り付けることができる。
このようにして、リンクプレート30における長いスロ
ット34の第一の部分34a及び第二の部分34bは円
弧状ではなくて直線状とし、回転子アーム12に沿った
作動ピン13の動きがバタフライ弁アセンブリ8の弁プ
レート9の面に対して平行に更なるから動き継手を提供
するようにすることができる。その結果、その中心線1
0の周りの弁プレート9の必要な回動動作をリンクプレ
ート30が軸線21の周りで回動動作することを通じて
発生させることができる。
て、バタフライ弁アセンブリ8の回転子アーム12に固
着することに代えて、作動ピン13は、回転子アーム1
2に沿って摺動し得るように取り付けることができる。
このようにして、リンクプレート30における長いスロ
ット34の第一の部分34a及び第二の部分34bは円
弧状ではなくて直線状とし、回転子アーム12に沿った
作動ピン13の動きがバタフライ弁アセンブリ8の弁プ
レート9の面に対して平行に更なるから動き継手を提供
するようにすることができる。その結果、その中心線1
0の周りの弁プレート9の必要な回動動作をリンクプレ
ート30が軸線21の周りで回動動作することを通じて
発生させることができる。
【0029】上述した実施の形態におけるバタフライ弁
及び揺動弁はまた、その他の型式の弁及び弁の組み合わ
せにて置換することができる。例えば、タービン渦巻室
入口管路4及びタービンバイパス管路6の双方は、バタ
フライ弁、揺動弁、又は図9及び図10に図示するよう
にボール弁又は筒形弁(40)のような何らかのその他
の型式の回転弁とすることのできる同一型式の弁を含む
ことも可能である。
及び揺動弁はまた、その他の型式の弁及び弁の組み合わ
せにて置換することができる。例えば、タービン渦巻室
入口管路4及びタービンバイパス管路6の双方は、バタ
フライ弁、揺動弁、又は図9及び図10に図示するよう
にボール弁又は筒形弁(40)のような何らかのその他
の型式の回転弁とすることのできる同一型式の弁を含む
ことも可能である。
【0030】筒形弁40は、バタフライ弁8と同様の仕
方にて作動するが、弁プレート9は、軸線42の周りで
回転し得るように管路4内に取り付けられた弁バレル4
1にて置換されており、該弁バレルは、軸線42に対し
て直角に伸びる貫通開口部43を有している。回転アー
ム44及び作動ピン45を介して、弁バレル41は、貫
通開口部43の長手方向軸線46が入口4の軸線と整合
される開き部分と、貫通開口部の長手方向軸線46が入
口の軸線に対して垂直となる閉じた部分との間にて軸線
42の周りで回転可能である。貫通開口部43は、例え
ば、望ましくない空気力学的力の発生を防止し得るよう
に管路4の形状(テーパー)と相補的となり得るように
テーパーが付けられた形状とすることが好ましい。好ま
しくは、弁バレル41はまた、主要開口部43よりも遥
かに小さい寸法であって、弁が閉じられたとき、管路4
の軸線と整合し得るように主要貫通開口部48及び弁の
軸線42の双方に対し垂直な第二の貫通開口部48も備
えるようにする。これにより、弁が閉じられるときでも
少量の排ガスが弁を通って流れタービンに達し、暖機状
態中、タービンがゆっくりと旋回する状態を保ち得るよ
うにすることができる。勿論、少量の排ガスの漏洩分が
バレル弁の構造及びその他の弁を使用する実施の形態の
双方にて、「閉じた」タービンの渦巻室弁を経てタービ
ンに流れるのを許容し得るようその他の方法を利用する
ことが可能であることが理解されよう。
方にて作動するが、弁プレート9は、軸線42の周りで
回転し得るように管路4内に取り付けられた弁バレル4
1にて置換されており、該弁バレルは、軸線42に対し
て直角に伸びる貫通開口部43を有している。回転アー
ム44及び作動ピン45を介して、弁バレル41は、貫
通開口部43の長手方向軸線46が入口4の軸線と整合
される開き部分と、貫通開口部の長手方向軸線46が入
口の軸線に対して垂直となる閉じた部分との間にて軸線
42の周りで回転可能である。貫通開口部43は、例え
ば、望ましくない空気力学的力の発生を防止し得るよう
に管路4の形状(テーパー)と相補的となり得るように
テーパーが付けられた形状とすることが好ましい。好ま
しくは、弁バレル41はまた、主要開口部43よりも遥
かに小さい寸法であって、弁が閉じられたとき、管路4
の軸線と整合し得るように主要貫通開口部48及び弁の
軸線42の双方に対し垂直な第二の貫通開口部48も備
えるようにする。これにより、弁が閉じられるときでも
少量の排ガスが弁を通って流れタービンに達し、暖機状
態中、タービンがゆっくりと旋回する状態を保ち得るよ
うにすることができる。勿論、少量の排ガスの漏洩分が
バレル弁の構造及びその他の弁を使用する実施の形態の
双方にて、「閉じた」タービンの渦巻室弁を経てタービ
ンに流れるのを許容し得るようその他の方法を利用する
ことが可能であることが理解されよう。
【0031】図示しない別の実施の形態において、これ
らの弁は、摺動弁のような非回転弁にて置換されてい
る。この置換は、回動動作可能に取り付けられたリンク
プレートを使用して実現することができ、このリンクプ
レートには、リンクプレートがその第一、第二及び第三
の位置の間を移動するとき、リンク部材の回動動作を弁
プレートの並進摺動動作に変換し得るように選ばれたカ
ムプロフィールを有する通路が設けられている。これと
代替的に、該リンクプレートは、回転動作ではなくて、
摺動弁の作動方向に並進動作し得るよう取り付けてもよ
い。次に、バイパス管路内の摺動弁は、その移動範囲の
全体に亙って、リンクプレートの穴に係合する摺動弁の
作動ピンによってリンクプレートと共に動くように規制
される。タービン渦巻室入口管路内の摺動弁は、同様
に、リンクプレートの作用可能な移動方向に伸びる長い
スロットに係合する作動ピンを有している。リンクプレ
ートが第一の位置と第二の位置との間から移動すると
き、バイパス管路内の弁は、該リンクプレートと共に、
閉じた位置から部分的に開いた位置まで移動し、その間
に、タービン渦巻室入口管路内の弁は、作動ピンが長い
通路の端部の間を前後方向に動くとき閉じられたままで
ある。リンクプレートが第二の位置を超えて第三の位置
まで動くと、タービン渦巻室の入口管路内の摺動弁の作
動ピンには長い通路の一端が係合し、該作動ピンはリン
クプレートの作動方向に動いて弁を閉じる。これと同時
に、バイパス管路内の弁は、リンクプレートと共に動き
を続け、最大開き位置に達する。このため、図7乃至図
9に関して説明したのと同一の作動モードを実現するこ
とが可能であることが理解されよう。しかし、リンクプ
レートが第三の位置から第二の位置に動くとき、弁がそ
の完全に開いた位置に戻ることを保証するため、タービ
ン渦巻室の入口管路内の弁にはばね又はリンクのような
適当な偏倚手段が必要となるであろう。
らの弁は、摺動弁のような非回転弁にて置換されてい
る。この置換は、回動動作可能に取り付けられたリンク
プレートを使用して実現することができ、このリンクプ
レートには、リンクプレートがその第一、第二及び第三
の位置の間を移動するとき、リンク部材の回動動作を弁
プレートの並進摺動動作に変換し得るように選ばれたカ
ムプロフィールを有する通路が設けられている。これと
代替的に、該リンクプレートは、回転動作ではなくて、
摺動弁の作動方向に並進動作し得るよう取り付けてもよ
い。次に、バイパス管路内の摺動弁は、その移動範囲の
全体に亙って、リンクプレートの穴に係合する摺動弁の
作動ピンによってリンクプレートと共に動くように規制
される。タービン渦巻室入口管路内の摺動弁は、同様
に、リンクプレートの作用可能な移動方向に伸びる長い
スロットに係合する作動ピンを有している。リンクプレ
ートが第一の位置と第二の位置との間から移動すると
き、バイパス管路内の弁は、該リンクプレートと共に、
閉じた位置から部分的に開いた位置まで移動し、その間
に、タービン渦巻室入口管路内の弁は、作動ピンが長い
通路の端部の間を前後方向に動くとき閉じられたままで
ある。リンクプレートが第二の位置を超えて第三の位置
まで動くと、タービン渦巻室の入口管路内の摺動弁の作
動ピンには長い通路の一端が係合し、該作動ピンはリン
クプレートの作動方向に動いて弁を閉じる。これと同時
に、バイパス管路内の弁は、リンクプレートと共に動き
を続け、最大開き位置に達する。このため、図7乃至図
9に関して説明したのと同一の作動モードを実現するこ
とが可能であることが理解されよう。しかし、リンクプ
レートが第三の位置から第二の位置に動くとき、弁がそ
の完全に開いた位置に戻ることを保証するため、タービ
ン渦巻室の入口管路内の弁にはばね又はリンクのような
適当な偏倚手段が必要となるであろう。
【図1】本発明によるターボ過給機のハウジングの端面
図である。
図である。
【図2】別個のタービン入口ポート及びタービンバイパ
スポートを示す、図1のターボ過給機ハウジングの入口
フランジの底面図である。
スポートを示す、図1のターボ過給機ハウジングの入口
フランジの底面図である。
【図3】ターボ過給機内に配置された第一及び第二の弁
の位置を示す、図1の側面断面図である。
の位置を示す、図1の側面断面図である。
【図4】内部にバタフライ弁が配置されたターボ過給機
のタービン供給管路の一部分の概略図的な側面図であ
る。
のタービン供給管路の一部分の概略図的な側面図であ
る。
【図5】図4のバタフライ弁の端面図である。
【図6】本発明のリンクプレートの平面図である。
【図7】上記第一の弁が閉じられ且つ第二の弁が完全に
開いた第一の位置にある図6のリンク部材の概略図的な
平面図である。
開いた第一の位置にある図6のリンク部材の概略図的な
平面図である。
【図8】第一の弁が部分的に開き且つ第二の弁が完全に
開いた第二の位置におけるリンク部材の平面図である。
開いた第二の位置におけるリンク部材の平面図である。
【図9】第一の弁が更に開放した位置にあり且つ第二の
弁が完全に閉じた第三の位置におけるリンク部材の平面
図である。
弁が完全に閉じた第三の位置におけるリンク部材の平面
図である。
【図10】図4及び図5のバタフライ弁に代えて使用す
ることができる筒形弁の側面断面図である。
ることができる筒形弁の側面断面図である。
【図11】図10の弁の端面側面図である。
1 ターボ過給機ハウジング 2 タービン入口フ
ランジ 3 渦巻室入口ポート 4 タービン渦巻室
入口管路 5 タービンバイパスポート 6 バイパス暖機管
路 8 バタフライ弁アセンブリ 9 弁プレート 10 中心線 11 作動軸 12 回転子アーム 13 作動ピン 14 ローラ 15 揺動弁 16 回転子アーム 17 一端 18 回転子アームの他端 19 弁プレート 20 作動ピン 21 平行な軸線 30 リンクプレート 31 回動軸線 32 円形の開口部 33 第一のリセス
部 34a 長い通路34の第一の部分 34b 長い通路34の第二の部分 40 筒形弁 41 弁バレル 42 軸線 43 貫通開口部 44 回転アーム 45 作動ピン 46 長手方向軸線 47 貫通開口部の
長手方向軸線 48 垂直な第二の貫通開口部
ランジ 3 渦巻室入口ポート 4 タービン渦巻室
入口管路 5 タービンバイパスポート 6 バイパス暖機管
路 8 バタフライ弁アセンブリ 9 弁プレート 10 中心線 11 作動軸 12 回転子アーム 13 作動ピン 14 ローラ 15 揺動弁 16 回転子アーム 17 一端 18 回転子アームの他端 19 弁プレート 20 作動ピン 21 平行な軸線 30 リンクプレート 31 回動軸線 32 円形の開口部 33 第一のリセス
部 34a 長い通路34の第一の部分 34b 長い通路34の第二の部分 40 筒形弁 41 弁バレル 42 軸線 43 貫通開口部 44 回転アーム 45 作動ピン 46 長手方向軸線 47 貫通開口部の
長手方向軸線 48 垂直な第二の貫通開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G005 EA16 FA04 FA35 FA42 GA02 GB24 GB28 GD07 HA18 JA12 JA16 JA17 JA35 3G091 AA10 AB01 BA03 CA13 CB08 DA01 DA02 DB10 EA18 FA02 FA04 FA12 FA13 FB02 FC07 HA39 HB03 HB06
Claims (13)
- 【請求項1】 第一の弁(15)が内部に配置されたタ
ービンのバイパス管路(6)と、第二の弁(8)が内部
に配置されたタービンの供給管路(4)とを備えるター
ボ過給機アセンブリにおいて、第一の弁(15)及び第
二の弁(8)がリンク部材(30)に接続され、第一の
弁(15)がリンク部材(30)の作用可能な動作の全
範囲に亙って動くように規制され得るよう前記リンク部
材(30)に作用可能に取り付けられ、第二の弁(8)
がリンク部材(30)の作用可能な動作の全範囲の一部
に亙ってのみ動くように規制され得るようにリンク部材
(30)とのから動き継手を有し、前記リンク部材(3
0)が開始位置と中間位置との間を動くとき、第一の弁
(15)の作用可能な動作のみが行われ、リンク部材が
前記中間位置と終端位置との間を動くとき、第一の弁
(15)及び第二の弁(8)の作用可能な動作が行われ
るようにしたことを特徴とする、ターボ過給機アセンブ
リ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のターボ過給機アセンブ
リにおいて、長い通路(34)がリンク部材に形成さ
れ、第二の弁(8)の作動部材(13)が該長い通路
(34)に係合して、第二の弁(8)とリンク部材(3
0)との間にから動き継手を実現する、ターボ過給機ア
センブリ。 - 【請求項3】 請求項2に記載のターボ過給機アセンブ
リにおいて、通路(34)が第一の部分(34a)と、
第二の部分(34b)とを備え、リンク部材(30)が
前記開始位置と前記中間位置との間を動くとき、第二の
弁(8)の作動部材(13)が該第一の部分に沿って動
き、リンク部材(30)が前記中間位置と前記終端位置
との間を動くとき、第二の弁(8)の作動部材(13)
が該第二の部分(34b)に沿って動き、前記第二の部
分(34b)が、作動部材に沿って動くとき、作動部材
に対しカム作用を付与し得る形状とされる、ターボ過給
機アセンブリ。 - 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか1つの請求項に
記載のターボ過給機アセンブリにおいて、第一及び第二
の弁の少なくとも一方が空気力学的に釣合った弁であ
る、ターボ過給機アセンブリ。 - 【請求項5】 請求項3又は4に記載のターボ過給機ア
センブリにおいて、リンク部材(30)が回転動作可能
に取り付けられる、ターボ過給機アセンブリ。 - 【請求項6】 請求項5に記載のターボ過給機アセンブ
リにおいて、前記第二の弁が、弁(8)の回転軸線から
片寄った作動部材(13)がその上に保持された回転子
アーム(12)を有する回転弁(8)であり、長い通路
(34)の第一の部分(34a)が、リンク部材(3
0)の回転軸線(31)の上に中心がある円弧を画定
し、第二の部分(34b)が、リンク部材(30)の回
転軸線(31)から片寄った一点に中心がある円弧を画
定する、ターボ過給機アセンブリ。 - 【請求項7】 請求項6に記載のターボ過給機アセンブ
リにおいて、第二の弁がバタフライ弁である、ターボ過
給機アセンブリ。 - 【請求項8】 請求項5乃至7の何れか1つの請求項に
記載のターボ過給機アセンブリにおいて、第一の弁がリ
ンク部材(30)の開口部(33)に係合する作動部材
(20)を有する回転弁(15)であり、第一の弁(1
5)の動作がリンク部材(30)の動作に接続される、
ターボ過給機アセンブリ。 - 【請求項9】 請求項8に記載のターボ過給機アセンブ
リにおいて、第一の弁の軸線が第二の弁の軸線に対し平
行である、ターボ過給機アセンブリ。 - 【請求項10】 請求項8又は9に記載のターボ過給機
アセンブリにおいて、第一の弁(15)がその回転軸線
(21)がリンク部材(30)の回転軸線(31)と整
合された揺動弁である、ターボ過給機アセンブリ。 - 【請求項11】 請求項10に記載のターボ過給機アセ
ンブリにおいて、リンク部材(30)及び揺動弁(1
5)が共通の軸に回転可能に取り付けられる、ターボ過
給機アセンブリ。 - 【請求項12】 請求項1乃至11の何れか1つの請求
項に記載のターボ過給機アセンブリにおいて、リンク部
材の開始位置において、第一の弁が閉じられており、リ
ンク部材が前記開始位置と前記中間位置との間を動くと
き、第二の弁が完全に開き、第二の弁が開いたままであ
る間に第一の弁が閉じた位置と部分的に開いた位置との
間を動き、これにより、ターボ過給機に対し廃物仕切り
弁による圧力逃がし作用を可能にし、リンク部材が前記
中間位置と前記終端位置との間を動くとき、第二の弁が
開き位置と閉じた位置との間を動く間に、第一の弁が前
記部分的に開いた位置と最大開き位置との間を動くよう
にした、ターボ過給機アセンブリ。 - 【請求項13】 請求項12に記載のターボ過給機アセ
ンブリにおいて、第二の弁が、その閉じた位置にあると
き、ガスが前記弁を経て漏洩し、これにより、使用時、
ターボ過給機のタービンが、エンジンが回転中、常時旋
回するようにする形態とされる、ターボ過給機アセンブ
リ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP00309658A EP1203872A1 (en) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | Turbocharger having by-pass valve operable to promote rapid catalytic converter light off. |
EP00309658.3 | 2000-11-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002195029A true JP2002195029A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=8173358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001336120A Pending JP2002195029A (ja) | 2000-11-01 | 2001-11-01 | 触媒変換器の迅速な分解作用を促進する作用可能なバイパス弁を有するターボ過給機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6543228B2 (ja) |
EP (1) | EP1203872A1 (ja) |
JP (1) | JP2002195029A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012057546A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Denso Corp | 内燃機関の排気制御装置 |
JP2012062803A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Denso Corp | ターボチャージャ |
WO2016092939A1 (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-16 | 三菱重工業株式会社 | 弁装置及び蒸気タービン |
Families Citing this family (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2252338T3 (es) * | 2002-03-18 | 2006-05-16 | Swissauto Engineering S.A. | Sobrealimentador por ondas de presion gasodinamico. |
US6941755B2 (en) * | 2003-10-28 | 2005-09-13 | Daimlerchrysler Corporation | Integrated bypass and variable geometry configuration for an exhaust gas turbocharger |
DE102004005001A1 (de) * | 2004-01-30 | 2005-08-18 | Robert Bosch Gmbh | Betätigungselement für eine Aufladeeinrichtung an Verbrennungskraftmaschinen |
US20060137342A1 (en) | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Borgwarner Inc. | Turbine flow regulating valve system |
US20060137343A1 (en) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Borgwarner Inc. | Turbine flow regulating valve system |
US20070089413A1 (en) * | 2005-10-21 | 2007-04-26 | Edward Green | Turbo catalyst light-off device |
DE112007001400A5 (de) * | 2006-06-21 | 2009-05-20 | Daimler Ag | Abgaskrümmer |
JP5106818B2 (ja) * | 2006-10-20 | 2012-12-26 | 三菱重工業株式会社 | ウエストゲートバルブをそなえた排気ターボチャージャの構造 |
US7578129B2 (en) * | 2007-09-10 | 2009-08-25 | Honeywell International, Inc. | Multiple-turbocharger system, and exhaust gas flow control valve therefor |
BRPI0906010A2 (pt) * | 2008-02-29 | 2015-06-30 | Borgwarner Inc | Sistema de turbocompressão de estágios múltiplos |
JP2010025104A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Borgwarner Inc | 後処理装置の受動的暖機制御用熱操作バイパス弁 |
US8196403B2 (en) * | 2008-07-31 | 2012-06-12 | Caterpillar Inc. | Turbocharger having balance valve, wastegate, and common actuator |
DE102008045871A1 (de) | 2008-09-04 | 2010-03-11 | Volkswagen Ag | Turbolader |
US8499557B2 (en) * | 2008-10-01 | 2013-08-06 | Borgwarner Inc. | Variable flow wastegate |
DE102009049993A1 (de) * | 2009-10-20 | 2011-04-21 | Continental Automotive Gmbh | Turbine für einen Abgasturbolader, Abgasturbolader, Kraftfahrzeug und Verfahren zum Betreiben eines Abgasturboladers |
US9322327B2 (en) | 2009-11-03 | 2016-04-26 | Honeywell International Inc. | Turbocharger with bypass valve providing complete bypass of the turbine for improved catalyst light-off |
DE102010031500A1 (de) * | 2010-07-19 | 2012-01-19 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur Betätigung einer Klappe |
CN102400776B (zh) * | 2010-09-09 | 2014-10-08 | 株式会社电装 | 用于发动机的废气控制设备 |
US8104281B2 (en) | 2011-03-09 | 2012-01-31 | Ford Global Technologies, Llc | Nested valve and method of control |
US8978378B2 (en) * | 2011-10-20 | 2015-03-17 | Ford Global Technologies, Llc | Method and system for reducing turbocharger noise during cold start |
DE102012203849A1 (de) * | 2012-03-13 | 2013-09-19 | Continental Automotive Gmbh | Abgasturbolader mit einem Wastegateventil und einem Schubumluftventil |
KR102023463B1 (ko) * | 2012-05-17 | 2019-09-20 | 보르그워너 인코퍼레이티드 | 단열 vtg 레버 및 연결장치 |
DE102012110872A1 (de) * | 2012-11-13 | 2014-05-15 | Ihi Charging Systems International Gmbh | Regelvorrichtung für einen Abgasführungsabschnitt einer Turbine und Abgasführungsabschnitt für eine Turbine |
DE102012110873A1 (de) * | 2012-11-13 | 2014-05-15 | Firma IHI Charging Systems International GmbH | Abgasführungsabschnitt einer Turbine |
JP5828867B2 (ja) * | 2013-07-04 | 2015-12-09 | 本田技研工業株式会社 | ガスケット |
DE102014015882A1 (de) | 2014-10-27 | 2016-04-28 | Audi Ag | Abgasturbolader für eine Brennkraftmaschine sowie Verfahren zum Herstellen eines Abgasturboladers |
US10047760B2 (en) | 2014-11-26 | 2018-08-14 | Honeywell International Inc. | Turbine wastegate plug |
DE102015223740A1 (de) * | 2014-12-10 | 2016-06-16 | Borgwarner Inc. | Wastegate-Baugruppe für einen Turbolader |
DE112015005579B4 (de) * | 2014-12-12 | 2022-05-05 | Borgwarner Inc. | Turboladerturbinenstufenventile, die durch einen einzigen aktuator gesteuert werden |
US10526958B2 (en) * | 2016-03-23 | 2020-01-07 | Borgwarner Inc. | Reverse offset wastegate valve assembly for improved catalyst light-off performance |
US10590789B2 (en) * | 2017-04-26 | 2020-03-17 | Borgwarner Inc. | Turbocharger radial seal |
WO2019078881A1 (en) | 2017-10-20 | 2019-04-25 | Cummins Inc. | FUEL INJECTOR WITH FLEXIBLE ELEMENT |
JP7103098B2 (ja) * | 2018-09-13 | 2022-07-20 | トヨタ自動車株式会社 | ターボチャージャ |
US11499471B2 (en) | 2021-01-25 | 2022-11-15 | Ford Global Technologies, Llc | Method and systems for reducing heat loss to a turbocharger during cold engine starting |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1540826A (en) * | 1975-03-13 | 1979-02-14 | Holset Engineering Co | Relief valves |
US4492519A (en) * | 1979-02-15 | 1985-01-08 | Wallace Murray Corporation | Turbocharger exhaust gas by-pass valve |
US4244187A (en) * | 1979-03-30 | 1981-01-13 | Lane Jeff K | Vehicle engine with turbine bypass for exhaust treatment device warm-up |
JPS57178130U (ja) * | 1981-05-07 | 1982-11-11 | ||
JPS5848716A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-22 | Toyota Motor Corp | エンジン用タ−ボチヤ−ジヤの制御装置 |
JPS60182321A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-17 | Nissan Motor Co Ltd | タ−ボチヤ−ジヤの過給圧制御装置 |
EP0180917A3 (en) * | 1984-11-02 | 1987-09-16 | Hitachi, Ltd. | Exhaust gas turbine type supercharger |
US4893474A (en) * | 1988-07-25 | 1990-01-16 | Allied-Signal Inc. | Turbocharger with dual function actuator |
DE3941715A1 (de) * | 1989-12-18 | 1991-06-20 | Porsche Ag | Abgasturbolader fuer eine brennkraftmaschine |
DE4040760A1 (de) * | 1989-12-26 | 1991-06-27 | Aisan Ind | Abgasstromventil fuer einen verbrennungsmotor mit innerer verbrennung |
US5079921A (en) * | 1990-06-11 | 1992-01-14 | Navistar International Transporation Corp. | Exhaust back pressure control system |
DE19618160C2 (de) * | 1996-05-07 | 1999-10-21 | Daimler Chrysler Ag | Abgasturbolader für eine Brennkraftmaschine |
US6089019A (en) * | 1999-01-15 | 2000-07-18 | Borgwarner Inc. | Turbocharger and EGR system |
-
2000
- 2000-11-01 EP EP00309658A patent/EP1203872A1/en not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-10-12 US US09/976,976 patent/US6543228B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-11-01 JP JP2001336120A patent/JP2002195029A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012057546A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Denso Corp | 内燃機関の排気制御装置 |
JP2012062803A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Denso Corp | ターボチャージャ |
WO2016092939A1 (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-16 | 三菱重工業株式会社 | 弁装置及び蒸気タービン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020050138A1 (en) | 2002-05-02 |
EP1203872A1 (en) | 2002-05-08 |
US6543228B2 (en) | 2003-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002195029A (ja) | 触媒変換器の迅速な分解作用を促進する作用可能なバイパス弁を有するターボ過給機 | |
US10294856B2 (en) | VTG turbocharger with wastegate controlled by a common actuator | |
US20090094979A1 (en) | Turbocharger with adjustable turbine geometry and a vane carrier ring | |
WO2013116136A1 (en) | Mixed-flow turbocharger with variable turbine geometry | |
US20200208568A1 (en) | Compressor for a charging device of an internal combustion engine, throttle module, and charging device for an internal combustion engine | |
CN111148903A (zh) | 用于内燃发动机的增压装置的具有虹膜式隔板机构的径流式压缩机、增压装置和虹膜式隔板机构的叶片 | |
US20200208570A1 (en) | Compressor for a charging device of an internal combustion engine, and charging device for an internal combustion engine | |
EP2868893B1 (en) | Turbine wastegate | |
US6212889B1 (en) | Direct acting rotary actuator for a turbocharger variable nozzle turbine | |
US20150315964A1 (en) | Asymmetric actuator pivot shaft bushing for vtg turbocharger | |
US10385722B2 (en) | Adjustment ring damper | |
JP2013509521A (ja) | 調整可能なタービンジオメトリを備えるエグゾーストターボチャージャのガイド装置及び内燃機関のエグゾーストターボチャージャ | |
CN107683364B (zh) | 具有可调整涡轮机几何构型的排气涡轮增压器 | |
US10900497B2 (en) | Compressor for a charging device of an internal combustion engine and charging device for an internal combustion engine | |
JP4044392B2 (ja) | 可変ターボ過給機 | |
JP5050788B2 (ja) | 過給機 | |
KR101518668B1 (ko) | 밸브 구동 장치 및 이를 갖는 과급기 | |
EP1674668B1 (en) | Variable geometry turbocharger | |
JP6459632B2 (ja) | 内燃機関用吸排気装置 | |
EP3673161B1 (en) | Turbine bypass valve | |
CN105626166A (zh) | 涡轮机废气门塞 | |
WO2014150830A1 (en) | Integrated vane stops for variable-geometry turbocharger mechanism | |
JP4816481B2 (ja) | 可変容量型ターボチャージャ | |
JPH09296731A (ja) | 可変容量過給機 | |
JP2007192124A (ja) | ターボチャージャ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061102 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070403 |