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JP2002192616A - 熱可塑性樹脂管の接合方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂管の接合方法

Info

Publication number
JP2002192616A
JP2002192616A JP2000394890A JP2000394890A JP2002192616A JP 2002192616 A JP2002192616 A JP 2002192616A JP 2000394890 A JP2000394890 A JP 2000394890A JP 2000394890 A JP2000394890 A JP 2000394890A JP 2002192616 A JP2002192616 A JP 2002192616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoplastic resin
tubular joint
joined
resin pipes
joining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000394890A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kitao
幸市 北尾
Nobuo Takasu
展夫 高須
Hitoshi Ishizuka
仁司 石塚
Tadashi Morimoto
匡 森本
Hiroyuki Unishi
裕之 卯西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP2000394890A priority Critical patent/JP2002192616A/ja
Publication of JP2002192616A publication Critical patent/JP2002192616A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Landscapes

  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】回転接合を行った場合においても、融着部での
強度低下を防止し、信頼性の高い接合を施工性良く行う
ことのできる熱可塑性樹脂管の接合方法を提供する。 【解決手段】接合すべき2つの熱可塑性樹脂管の間に管
状継手を介在させて、該管状継手の両端面と前記接合す
べき2つの熱可塑性樹脂管の端面とを突き合わせ、前記
管状継手を回転させることで発生する摩擦熱によって管
状継手と前記接合すべき2つの熱可塑性樹脂管とを融着
接合する熱可塑性樹脂管の接合方法において、前記管状
継手の回転を止めた後、管状継手と接合すべき2つの熱
可塑性樹脂管との融着接合部が固化する前に、前記管状
継手を前記回転方向と反対方向に回転させる。ここで、
前記反対方向に回転させる角度は5度以上90度以下と
することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂管、
例えばポリエチレン管、ポリブテン管、ポリプロピレン
管等の熱可塑性樹脂管の接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂管の接合方法としては、従
来から所謂バット融着が一般的に用いられている。バッ
ト融着とは、接合する熱可塑性樹脂管のそれぞれの開口
端を加熱治具である熱板の加熱面に押し当てて加熱溶融
させた後、溶融した熱可塑性樹脂管同士の開口端を突き
合わせて融着接続する方法である。しかし、パッド融着
は接合面の融着代を大きくとる必要があり、また接合に
時間がかかるという問題があった。さらに、加熱治具で
ある熱板の加熱面に熱により劣化した樹脂が付着する
と、それが次に融着を行う樹脂管の融着界面に混入し、
融着強度を低下させるという問題があった。
【0003】このような問題に対し、特開平4−390
28号公報には、接合すべき2つの熱可塑性樹脂管の間
にこれらの樹脂管と同種の管状継手を同心状に介在さ
せ、この管状継手を回転させ、回転による摩擦熱で樹脂
管同士を融着接合する回転接合方法が開示されている。
この方法は、融着界面での汚染を少なくでき、さらに融
着時間を短縮することができるため配管施工効率の向上
が期待される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平4
−39028号公報に記載の方法で樹脂管の回転接合を
行った場合、融着部における強度がバット融着した場合
の接合部の強度に比べ低下するといった問題があった。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、回転接合を行った場合においても、融
着部での強度低下を防止し、信頼性の高い接合を施工性
良く行うことのできる熱可塑性樹脂管の接合方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は次の発明に
より解決される。 [1]接合すべき2つの熱可塑性樹脂管の間に管状継手
を介在させて、該管状継手の両端面と前記接合すべき2
つの熱可塑性樹脂管の端面とを突き合わせ、前記管状継
手を回転させることで発生する摩擦熱によって管状継手
と前記接合すべき2つの熱可塑性樹脂管とを融着接合す
る熱可塑性樹脂管の接合方法において、前記管状継手の
回転を止めた後、管状継手と接合すべき2つの熱可塑性
樹脂管との融着接合部が固化する前に、前記管状継手を
前記回転方向と反対方向に回転させることを特徴とする
熱可塑性樹脂管の接合方法。 [2]上記[1]において、反対方向に回転させる角度
が5度以上90度以下であることを特徴とする熱可塑性
樹脂管の接合方法。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る熱可塑性樹脂
管の接合方法の一実施形態を説明する。本発明に係る熱
可塑性樹脂管の接合方法は、接合すべき2つの熱可塑性
樹脂管の間に管状継手を介在させて、該管状継手の両端
面と前記接合すべき2つの熱可塑性樹脂管の端面とを突
き合わせ、前記管状継手を回転させることで発生する摩
擦熱によって管状継手と前記接合すべき2つの熱可塑性
樹脂管とを融着接合する熱可塑性樹脂管の接合方法にお
いて、前記管状継手の回転を止めた後、管状継手と接合
すべき2つの熱可塑性樹脂管との融着接合部が固化する
前に、前記管状継手を前記回転方向と反対方向に回転さ
せることを特徴とするものである。
【0008】樹脂管同士の端面を加圧した状態で突き合
わせ、その一方を回転させながらその摩擦熱で樹脂を溶
融し接合を行う回転接合方法では、溶融した樹脂はその
高分子鎖が回転方向に配向する。樹脂の高分子鎖が回転
方向に配向した状態のまま樹脂を固化させると、その配
向方向と直角方向の機械的特性が著しく低下し、接合部
における強度低下をもたらす。そこで本発明において
は、前記管状継手の回転を止めた後、管状継手と接合す
べき2つの熱可塑性樹脂管との融着接合部が固化する前
に、前記管状継手を前記回転方向と反対方向に回転さ
せ、接合部での配向性を乱すことによってその配向度を
低下または緩和させるものである。これにより、回転接
合を行った場合においても、融着部での強度低下を防止
することが可能となる。
【0009】ここで、反転させる角度としては、5度以
上90度以下とすることが好ましく、さらに5度以上4
5度以下とすることがより好ましい。反転させる角度が
5度未満では効果が無く、90度を超えて反転させても
それ以上の効果が得られず、かえって逆向きの配向が大
きくなり強度低下をもたらすからである。
【0010】以下に本発明方法を用いて樹脂管の接合を
行った場合の接合部での強度試験の結果を示す。
【0011】ここでは熱可塑性樹脂管として、水道用に
用いられるポリエチレン管を使用した。なお、このポリ
エチレン管は、三井化学製配水用高密度ポリエチレンHZ
7700M,MI 0.07g/10min(2.16kgf)と配水用顔料を含有し
たマスターバッチ樹脂(東洋インキ製)の混合体からな
り、呼び100(SDR=11)の管とした。
【0012】接合は、接合すべき前記ポリエチレン管と
同一材質の管状継手を接合個所に挿入し、管軸方向に加
圧(初期加圧)した状態で、管状継手を一方向に所定時
間回転させて樹脂の溶融を行い、その後、加圧力を低下
させ管状継手を逆方向に所定角度反転させてから圧着固
化させた。
【0013】接合条件は下記の通りとした。 初期加圧力:3.0kgf/cm2 管状継手の回転数:800rpm 管状継手の回転時間:80秒 管状継手の反転角:10度 反転時の加圧力:0.15kgf/cm2 圧着時の加圧力:1.0kgf/cm2 圧着時間:150秒 なお、接合部の評価は、JIS K 6775-2(1998) バット融
着部強度試験(A法)を用い、接合部での破壊モードを
評価することにより行った。管状継手の両端面2個所の
接合部から各3本を採取して評価した結果、すべて延性
破壊モードであった。
【0014】比較例として、下記の接合条件で接合を行
った場合の接合部の評価結果を以下に示す。 初期加圧力:4.0kgf/cm2 管状継手の回転数:800rpm 管状継手の回転時間:80秒 管状継手の反転角:0度(反転無し) 圧着時の加圧力:3.0kgf/cm2 圧着時間:150秒 前記と同様の評価を行った結果、2本に混合破壊モード
が認められた。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転接合を行った場合においても、融着部での強度低下を
防止し、信頼性の高い接合を施工性良く行うことのでき
る熱可塑性樹脂管の接合方法が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石塚 仁司 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 森本 匡 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 卯西 裕之 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 3H019 GA06 4F211 AA04 AA11 AA12 AD05 AD12 AG08 AH11 AH43 TA01 TC11 TD07 TN20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接合すべき2つの熱可塑性樹脂管の間に管
    状継手を介在させて、該管状継手の両端面と前記接合す
    べき2つの熱可塑性樹脂管の端面とを突き合わせ、前記
    管状継手を回転させることで発生する摩擦熱によって管
    状継手と前記接合すべき2つの熱可塑性樹脂管とを融着
    接合する熱可塑性樹脂管の接合方法において、 前記管状継手の回転を止めた後、管状継手と接合すべき
    2つの熱可塑性樹脂管との融着接合部が固化する前に、
    前記管状継手を前記回転方向と反対方向に回転させるこ
    とを特徴とする熱可塑性樹脂管の接合方法。
  2. 【請求項2】反対方向に回転させる角度が5度以上90
    度以下であることを特徴とする請求項1に記載の熱可塑
    性樹脂管の接合方法。
JP2000394890A 2000-12-26 2000-12-26 熱可塑性樹脂管の接合方法 Pending JP2002192616A (ja)

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