JP2002186039A - 入場管理装置および入場管理システム - Google Patents
入場管理装置および入場管理システムInfo
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- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
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- G07C9/28—Individual registration on entry or exit involving the use of a pass the pass enabling tracking or indicating presence
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話機の電源オフ後に、必要な情報を参
照できるようにする。 【解決手段】 ステップS1で利用者が接近したと判断
された場合、ステップS2で扉が閉じられ、ステップS
3で通信開始命令が送信され、ステップS4で応答信号
を受信したと判断された場合、ステップS5で搭乗者情
報の送出命令が送信される。ステップS6で搭乗者情報
を受信したと判断された場合、ステップS7で認証処理
が実行され、ステップS8で搭乗者情報が搭乗予定者デ
ータベースのデータと一致しなかったと判断された場
合、ステップS9で認証処理失敗のメッセージが表示さ
れる。一致した場合、ステップS10で搭乗者情報が記
録され、ステップS11で扉が開かれ、ステップS12
で搭乗者情報が印字されて発券され、ステップS13で
携帯電話機の電源をオフにする制御信号が送信される。
照できるようにする。 【解決手段】 ステップS1で利用者が接近したと判断
された場合、ステップS2で扉が閉じられ、ステップS
3で通信開始命令が送信され、ステップS4で応答信号
を受信したと判断された場合、ステップS5で搭乗者情
報の送出命令が送信される。ステップS6で搭乗者情報
を受信したと判断された場合、ステップS7で認証処理
が実行され、ステップS8で搭乗者情報が搭乗予定者デ
ータベースのデータと一致しなかったと判断された場
合、ステップS9で認証処理失敗のメッセージが表示さ
れる。一致した場合、ステップS10で搭乗者情報が記
録され、ステップS11で扉が開かれ、ステップS12
で搭乗者情報が印字されて発券され、ステップS13で
携帯電話機の電源をオフにする制御信号が送信される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入場管理装置およ
び入場管理システムに関し、特に、携帯電話機のような
携帯通信端末の使用が好ましくない場所において、携帯
通信端末の使用を制限し、更に、使用を制限した場合
に、必要とされる情報を、携帯通信端末を用いて参照す
る必要がないように、例えば、所定の用紙などの媒体に
印刷することができるようにした、入場管理装置および
入場管理システムに関する。
び入場管理システムに関し、特に、携帯電話機のような
携帯通信端末の使用が好ましくない場所において、携帯
通信端末の使用を制限し、更に、使用を制限した場合
に、必要とされる情報を、携帯通信端末を用いて参照す
る必要がないように、例えば、所定の用紙などの媒体に
印刷することができるようにした、入場管理装置および
入場管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機は多機能化され、例え
ば、携帯電話機を用いて、電車、飛行機、あるいはコン
サートなどのチケットを予約し、例えば、紙などで構成
されたチケットの代わりに、予約情報や座席情報を、携
帯電話機内に保存し、その情報を用いて、入場処理を行
ったり、座席を確認することができるようになされてい
る。
ば、携帯電話機を用いて、電車、飛行機、あるいはコン
サートなどのチケットを予約し、例えば、紙などで構成
されたチケットの代わりに、予約情報や座席情報を、携
帯電話機内に保存し、その情報を用いて、入場処理を行
ったり、座席を確認することができるようになされてい
る。
【0003】また、携帯電話機の利用者が急増してお
り、それとともに、好ましくない場所での携帯電話機の
使用が社会問題となっている。
り、それとともに、好ましくない場所での携帯電話機の
使用が社会問題となっている。
【0004】例えば、映画館や電車内などでの携帯電話
機の使用は、周囲の人に不快感を与えることとなり、ま
た、病院や旅客機内での携帯電話機の使用は、機器の誤
作動による事故を引き起こすおそれがある。
機の使用は、周囲の人に不快感を与えることとなり、ま
た、病院や旅客機内での携帯電話機の使用は、機器の誤
作動による事故を引き起こすおそれがある。
【0005】そこで、そのような携帯電話機の使用が好
ましくない場所において、携帯電話機の使用を制限する
様々なシステムが提案されている。
ましくない場所において、携帯電話機の使用を制限する
様々なシステムが提案されている。
【0006】例えば、特開2000−41282号公報
には、携帯電話機が電車やバスの中に設置された装置か
ら送信される電波を受信している間、操作不能とされ、
携帯電話機の利用者が電車などから降りることにより電
波が届かなくなったとき、操作可能の状態とされるシス
テムが開示されている。
には、携帯電話機が電車やバスの中に設置された装置か
ら送信される電波を受信している間、操作不能とされ、
携帯電話機の利用者が電車などから降りることにより電
波が届かなくなったとき、操作可能の状態とされるシス
テムが開示されている。
【0007】また、特開2000−165957号公報
には、携帯電話機の使用を制限する所定のエリアに2つ
の装置が設置されており、それぞれの装置から送信され
る電波を受信する順番に基づいて、携帯電話機の状態を
通話可能、または通話不能に切り替えるシステムが開示
されている。
には、携帯電話機の使用を制限する所定のエリアに2つ
の装置が設置されており、それぞれの装置から送信され
る電波を受信する順番に基づいて、携帯電話機の状態を
通話可能、または通話不能に切り替えるシステムが開示
されている。
【0008】更に、特開平11−127483号公報に
は、携帯電話機の使用を制限するエリアの入口に設けら
れた装置から送信されるモード切り替え信号に応じて、
受信可能、または受信不能のそれぞれのモードに切り替
えるシステムが開示されている。
は、携帯電話機の使用を制限するエリアの入口に設けら
れた装置から送信されるモード切り替え信号に応じて、
受信可能、または受信不能のそれぞれのモードに切り替
えるシステムが開示されている。
【0009】特開平7−245782号公報には、駅な
どの入場改札口から送信される制御信号を受信すること
により、携帯電話機で通話することが制限され、ページ
ャモードでの通信のみが可能とされるシステムが開示さ
れている。
どの入場改札口から送信される制御信号を受信すること
により、携帯電話機で通話することが制限され、ページ
ャモードでの通信のみが可能とされるシステムが開示さ
れている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公報に開示されているシステムにおいては、利用者が
携帯電話機の電源を制御する制御装置が設置された場所
を通過することにより、所定の場所への入場時に、携帯
電話機の電源が切断される(電源オフ状態にされる)よ
うに制御されるようになされているとしても、利用者
が、携帯電話機内に記録された、例えば、電車や飛行機
の指定席情報などを、入場後に確認するためには、携帯
電話機の電源を再度投入しなければならなかった。
た公報に開示されているシステムにおいては、利用者が
携帯電話機の電源を制御する制御装置が設置された場所
を通過することにより、所定の場所への入場時に、携帯
電話機の電源が切断される(電源オフ状態にされる)よ
うに制御されるようになされているとしても、利用者
が、携帯電話機内に記録された、例えば、電車や飛行機
の指定席情報などを、入場後に確認するためには、携帯
電話機の電源を再度投入しなければならなかった。
【0011】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、携帯電話機に代表される携帯通信端末を、
例えば、飛行場の搭乗口、鉄道などの改札口、コンサー
トホールや映画館などの入口などの入場管理に使用し、
携帯通信端末の使用が制限されるような場所で、携帯通
信端末の電源を自動的に制御することができるように
し、更に、そのような場合に、携帯通信端末の電源切断
後に必要とされる情報を、携帯通信端末を用いて参照す
る必要がないように、例えば、所定の用紙などの媒体に
印刷することができるようにするものである。
ものであり、携帯電話機に代表される携帯通信端末を、
例えば、飛行場の搭乗口、鉄道などの改札口、コンサー
トホールや映画館などの入口などの入場管理に使用し、
携帯通信端末の使用が制限されるような場所で、携帯通
信端末の電源を自動的に制御することができるように
し、更に、そのような場合に、携帯通信端末の電源切断
後に必要とされる情報を、携帯通信端末を用いて参照す
る必要がないように、例えば、所定の用紙などの媒体に
印刷することができるようにするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の入場管理
装置は、携帯通信端末に、入場者情報を示す第1の情報
の送信命令を送信する第1の送信手段と、携帯通信端末
から、第1の情報を受信する受信手段と、受信手段によ
り受信された第1の情報を基に、携帯通信端末を保有す
る利用者が入場可能か否かを判断する判断手段と、判断
手段により利用者が入場可能であると判断された場合、
受信手段により受信された第1の情報を基に、所定の媒
体に第2の情報を印刷する印刷手段と、携帯通信端末の
電源を切断させるための制御信号を携帯通信端末に送信
する第2の送信手段とを備えることを特徴とする。
装置は、携帯通信端末に、入場者情報を示す第1の情報
の送信命令を送信する第1の送信手段と、携帯通信端末
から、第1の情報を受信する受信手段と、受信手段によ
り受信された第1の情報を基に、携帯通信端末を保有す
る利用者が入場可能か否かを判断する判断手段と、判断
手段により利用者が入場可能であると判断された場合、
受信手段により受信された第1の情報を基に、所定の媒
体に第2の情報を印刷する印刷手段と、携帯通信端末の
電源を切断させるための制御信号を携帯通信端末に送信
する第2の送信手段とを備えることを特徴とする。
【0013】携帯通信端末とは、例えば、携帯電話機、
PHS(Personal Handy Phone)、PDA(Personal D
igital(Data) Assistants)など、他の装置と通信可
能な端末である。
PHS(Personal Handy Phone)、PDA(Personal D
igital(Data) Assistants)など、他の装置と通信可
能な端末である。
【0014】第1の送信手段、受信手段、および第2の
送信手段は、例えば、図2の近距離通信部11より構成
される。第1の送信手段、受信手段、および第2の送信
手段は、例えば、電磁波などを用いて、非接触により情
報を送信、もしくは受信するようにしても良いし、電気
的に接触させた状態で、情報を送信、もしくは受信する
ようにしても良い。
送信手段は、例えば、図2の近距離通信部11より構成
される。第1の送信手段、受信手段、および第2の送信
手段は、例えば、電磁波などを用いて、非接触により情
報を送信、もしくは受信するようにしても良いし、電気
的に接触させた状態で、情報を送信、もしくは受信する
ようにしても良い。
【0015】受信手段により受信される第1の情報は、
携帯通信端末を所有する人(利用者)が、入場可能か否
かを入場管理装置で判断するための情報、携帯通信端末
を識別するための情報などである。例えば、入場管理装
置が、空港の搭乗口に設置される場合、入場管理装置
は、第1の情報として、搭乗予定者の予約ID、航空会
社名、フライトナンバー、座席番号、搭乗者氏名、出発
予定時刻、到着予定時刻などの情報を受信する。
携帯通信端末を所有する人(利用者)が、入場可能か否
かを入場管理装置で判断するための情報、携帯通信端末
を識別するための情報などである。例えば、入場管理装
置が、空港の搭乗口に設置される場合、入場管理装置
は、第1の情報として、搭乗予定者の予約ID、航空会
社名、フライトナンバー、座席番号、搭乗者氏名、出発
予定時刻、到着予定時刻などの情報を受信する。
【0016】判断手段は、例えば、図2の認証部31に
より構成される。判断手段は、受信された第1の情報を
基に、例えば、携帯電話機などの携帯通信端末を保有す
る利用者が、入場管理装置が設置されている飛行場の搭
乗口などより内部に入場することが可能か否か、すなわ
ち、対応する飛行機の搭乗チケットが購入され、それに
対応する電子情報が携帯通信端末に記憶されているか否
かを判断する。
より構成される。判断手段は、受信された第1の情報を
基に、例えば、携帯電話機などの携帯通信端末を保有す
る利用者が、入場管理装置が設置されている飛行場の搭
乗口などより内部に入場することが可能か否か、すなわ
ち、対応する飛行機の搭乗チケットが購入され、それに
対応する電子情報が携帯通信端末に記憶されているか否
かを判断する。
【0017】印刷手段は、例えば、図2の発券部13に
より構成される。印刷手段は、判断手段により、入場可
能と判断された利用者に対して、所定の媒体に、第2の
情報を印刷する。所定の媒体には、例えば、所定の大き
さの用紙や、樹脂製のカードなど、情報を印刷すること
ができるあらゆる物を利用することができる。
より構成される。印刷手段は、判断手段により、入場可
能と判断された利用者に対して、所定の媒体に、第2の
情報を印刷する。所定の媒体には、例えば、所定の大き
さの用紙や、樹脂製のカードなど、情報を印刷すること
ができるあらゆる物を利用することができる。
【0018】印刷手段により印刷される第2の情報に
は、例えば、航空会社名、フライトナンバー、座席番
号、搭乗者氏名、出発予定時刻、到着予定時刻などが含
まれ、例えば、図4に示される券60が作成される。
は、例えば、航空会社名、フライトナンバー、座席番
号、搭乗者氏名、出発予定時刻、到着予定時刻などが含
まれ、例えば、図4に示される券60が作成される。
【0019】これらの手段を備える入場管理装置は、例
えば、飛行場の搭乗口、鉄道などの改札口、コンサート
ホールや映画館などの入口などに設置される。
えば、飛行場の搭乗口、鉄道などの改札口、コンサート
ホールや映画館などの入口などに設置される。
【0020】本発明の第1の入場管理装置においては、
携帯通信端末に、入場者情報を示す第1の情報の送信命
令が送信され、携帯通信端末から、第1の情報が受信さ
れ、受信された第1の情報を基に、携帯通信端末を保有
する利用者が入場可能か否かが判断され、利用者が入場
可能であると判断された場合、受信された第1の情報を
基に、所定の媒体に第2の情報が印刷され、携帯通信端
末の電源を切断させるための制御信号が携帯通信端末に
送信される。
携帯通信端末に、入場者情報を示す第1の情報の送信命
令が送信され、携帯通信端末から、第1の情報が受信さ
れ、受信された第1の情報を基に、携帯通信端末を保有
する利用者が入場可能か否かが判断され、利用者が入場
可能であると判断された場合、受信された第1の情報を
基に、所定の媒体に第2の情報が印刷され、携帯通信端
末の電源を切断させるための制御信号が携帯通信端末に
送信される。
【0021】従って、入場管理に使用し、携帯通信端末
の使用が制限されるような場所で、携帯通信端末の電源
を自動的に制御することができるので、他の利用者に与
える不快感を抑制することができたり、他の精密機械の
動作不良を引き起こす原因となる電波の出射を防ぐこと
ができる。更に、携帯通信端末の電源切断後に必要とさ
れる情報を、例えば、所定の用紙などの媒体に印刷する
ようにしたので、利用者が、携帯通信端末の電源を再度
投入して、これらの情報を参照する必要がないようにす
ることができる。
の使用が制限されるような場所で、携帯通信端末の電源
を自動的に制御することができるので、他の利用者に与
える不快感を抑制することができたり、他の精密機械の
動作不良を引き起こす原因となる電波の出射を防ぐこと
ができる。更に、携帯通信端末の電源切断後に必要とさ
れる情報を、例えば、所定の用紙などの媒体に印刷する
ようにしたので、利用者が、携帯通信端末の電源を再度
投入して、これらの情報を参照する必要がないようにす
ることができる。
【0022】また、第2の情報には、第1の情報のう
ち、携帯通信端末の電源が切断された後に必要となる情
報が含まれるようにすることができる。
ち、携帯通信端末の電源が切断された後に必要となる情
報が含まれるようにすることができる。
【0023】第1の情報には、例えば、搭乗予定者の予
約ID、航空会社名、フライトナンバー、座席番号、搭
乗者氏名、出発予定時刻、到着予定時刻などが含まれて
いる。携帯通信端末の電源が切断された後に必要となる
情報としては、機内で着席する場合に確認が必要となる
座席番号や、到着予定時刻などがある。しかしながら、
予約IDなどは、利用者が参照する必要のない情報であ
り、航空会社毎に搭乗口が異なる場合などは、搭乗口の
内部で、航空会社名を参照する必要がないことも考えら
れる。
約ID、航空会社名、フライトナンバー、座席番号、搭
乗者氏名、出発予定時刻、到着予定時刻などが含まれて
いる。携帯通信端末の電源が切断された後に必要となる
情報としては、機内で着席する場合に確認が必要となる
座席番号や、到着予定時刻などがある。しかしながら、
予約IDなどは、利用者が参照する必要のない情報であ
り、航空会社毎に搭乗口が異なる場合などは、搭乗口の
内部で、航空会社名を参照する必要がないことも考えら
れる。
【0024】従って、第2の情報に、第1の情報のう
ち、携帯通信端末の電源が切断された後に必要となる情
報が含まれるようにすることにより、受信した第1の情
報を全て印刷するのではなく、利用者が必要とする第2
の情報のみを印刷することができ、例えば、紙などで構
成された媒体を小型化することが可能となる。
ち、携帯通信端末の電源が切断された後に必要となる情
報が含まれるようにすることにより、受信した第1の情
報を全て印刷するのではなく、利用者が必要とする第2
の情報のみを印刷することができ、例えば、紙などで構
成された媒体を小型化することが可能となる。
【0025】また、第1の情報および第2の情報には、
座席番号が含まれるようにすることができる。
座席番号が含まれるようにすることができる。
【0026】搭乗口で入場処理を行うためには、機内の
座席番号は必要ではないが、利用者は、搭乗口から入場
し、機内で所定の座席に着席するときに、座席番号を参
照する必要がある。すなわち、第1の情報および第2の
情報に、座席番号が含まれるようにすることにより、印
刷される媒体(例えば、図4に示される券60)に座席
番号を記載することができるので、利用者にとって便利
なサービスを提供することができる。
座席番号は必要ではないが、利用者は、搭乗口から入場
し、機内で所定の座席に着席するときに、座席番号を参
照する必要がある。すなわち、第1の情報および第2の
情報に、座席番号が含まれるようにすることにより、印
刷される媒体(例えば、図4に示される券60)に座席
番号を記載することができるので、利用者にとって便利
なサービスを提供することができる。
【0027】所定の媒体は、紙で構成された所定の用紙
であるものとすることができる。
であるものとすることができる。
【0028】また、利用者が入場不可であることを通知
するための通知手段を更に備えることができる。
するための通知手段を更に備えることができる。
【0029】通知手段には、利用者が入場不可であるこ
とを示すメッセージを表示することにより、利用者が入
場不可であることを通知させることができる。
とを示すメッセージを表示することにより、利用者が入
場不可であることを通知させることができる。
【0030】通知手段は、例えば、図2の表示部33に
よって構成され、利用者が入場不可である場合、表示部
33に、例えば、「入場ゲートを確認してください」
「係員のいる通路にお廻りください」などといったメッ
セージを表示させることにより、利用者に、入場不可で
あることを通知することができる。
よって構成され、利用者が入場不可である場合、表示部
33に、例えば、「入場ゲートを確認してください」
「係員のいる通路にお廻りください」などといったメッ
セージを表示させることにより、利用者に、入場不可で
あることを通知することができる。
【0031】また、通知手段には、利用者が入場不可で
あることを示す音声信号を出力することにより、利用者
が入場不可であることを通知させるようにすることがで
きる。
あることを示す音声信号を出力することにより、利用者
が入場不可であることを通知させるようにすることがで
きる。
【0032】利用者が入場不可であることを通知するた
めの音声信号には、ブザーやアラームなどのほかに、例
えば、「入場ゲートを確認してください」「係員のいる
通路にお廻りください」などといった音声メッセージを
用いることができる。
めの音声信号には、ブザーやアラームなどのほかに、例
えば、「入場ゲートを確認してください」「係員のいる
通路にお廻りください」などといった音声メッセージを
用いることができる。
【0033】通知手段には、利用者が入場不可である場
合、所定のLEDの点灯もしくは消灯により、利用者が
入場不可であることを通知させるようにすることができ
る。
合、所定のLEDの点灯もしくは消灯により、利用者が
入場不可であることを通知させるようにすることができ
る。
【0034】また、所定のLEDが点灯もしくは消灯し
た場合、入場管理装置を通過しようとした利用者は、入
場不可であるものとする以外に、通過しようとした利用
者が、入場可能である場合と入場不可である場合とで、
異なる色のLEDを点灯させるようにしてもよい。
た場合、入場管理装置を通過しようとした利用者は、入
場不可であるものとする以外に、通過しようとした利用
者が、入場可能である場合と入場不可である場合とで、
異なる色のLEDを点灯させるようにしてもよい。
【0035】このような通知手段を備えることにより、
利用者もしくは入場を管理する管理者に、入場管理装置
を通過しようとした利用者は、入場可能であるか入場不
可であるかを分かりやすく通知することができる。
利用者もしくは入場を管理する管理者に、入場管理装置
を通過しようとした利用者は、入場可能であるか入場不
可であるかを分かりやすく通知することができる。
【0036】また、利用者の通行を制限するための所定
の部材の開閉を制御する制御手段を更に備えさせること
ができ、制御手段には、判断手段による判断結果に基づ
いて、所定の部材の開閉を制御させることができる。
の部材の開閉を制御する制御手段を更に備えさせること
ができ、制御手段には、判断手段による判断結果に基づ
いて、所定の部材の開閉を制御させることができる。
【0037】制御手段は、例えば、図2の扉駆動部39
によって構成することができ、利用者の通行を制限する
ための所定の部材とは、例えば、図1の扉12である。
によって構成することができ、利用者の通行を制限する
ための所定の部材とは、例えば、図1の扉12である。
【0038】入場管理装置を通過しようとした利用者が
入場不可であると判断された場合、扉駆動部39は、扉
12を閉じて、利用者が入場することができないように
し、利用者が入場可能であると判断された場合、扉駆動
部39は、扉12を開いて、利用者が入場することがで
きるようにすることができる。従って、利用者が入場可
能であるか否かの判断結果に基づいて、利用者の通行を
制限することが可能となる。
入場不可であると判断された場合、扉駆動部39は、扉
12を閉じて、利用者が入場することができないように
し、利用者が入場可能であると判断された場合、扉駆動
部39は、扉12を開いて、利用者が入場することがで
きるようにすることができる。従って、利用者が入場可
能であるか否かの判断結果に基づいて、利用者の通行を
制限することが可能となる。
【0039】また、入場可能な利用者に関する情報を記
憶する記憶手段を更に備えさせることができ、判断手段
には、記憶手段により記憶された利用者に関する情報を
参照して、携帯通信端末を保有する利用者が入場可能か
否かを判断させることができる。
憶する記憶手段を更に備えさせることができ、判断手段
には、記憶手段により記憶された利用者に関する情報を
参照して、携帯通信端末を保有する利用者が入場可能か
否かを判断させることができる。
【0040】記憶手段は、例えば、図2の搭乗予定者デ
ータベース35により構成することができる。入場可能
な利用者に関する情報とは、例えば、搭乗予定者の予約
IDなどの搭乗者情報である。認証部31は、入力され
た搭乗者情報が、図2の搭乗予定者データベース35に
登録されている情報と一致しているか否かを判断するこ
とにより、携帯通信端末を保有する利用者が入場可能か
否かを判断することができる。従って、携帯通信端末を
保有する利用者が入場可能か否かを、予め記憶された情
報を参照して判断させることができる。
ータベース35により構成することができる。入場可能
な利用者に関する情報とは、例えば、搭乗予定者の予約
IDなどの搭乗者情報である。認証部31は、入力され
た搭乗者情報が、図2の搭乗予定者データベース35に
登録されている情報と一致しているか否かを判断するこ
とにより、携帯通信端末を保有する利用者が入場可能か
否かを判断することができる。従って、携帯通信端末を
保有する利用者が入場可能か否かを、予め記憶された情
報を参照して判断させることができる。
【0041】また、判断手段により入場可能であると判
断された利用者に関する情報を記録する記録手段を更に
備えさせるようにすることができる。
断された利用者に関する情報を記録する記録手段を更に
備えさせるようにすることができる。
【0042】記録手段は、例えば、図2の入場者記録部
36により構成することができる。認証部31により認
証され、入場管理装置1の内部に入場する利用者の搭乗
者情報は、入場者記録部36に記録される。
36により構成することができる。認証部31により認
証され、入場管理装置1の内部に入場する利用者の搭乗
者情報は、入場者記録部36に記録される。
【0043】入場可能であると判断された利用者に関す
る情報が記録されることにより、入場した利用者を確認
し、例えば、全ての搭乗予定者の搭乗処理が終了したか
否かを確認することができる。
る情報が記録されることにより、入場した利用者を確認
し、例えば、全ての搭乗予定者の搭乗処理が終了したか
否かを確認することができる。
【0044】本発明の第2の入場管理装置は、携帯通信
端末に、入場者情報を示す第1の情報の送信命令を送信
する第1の送信手段と、前記携帯通信端末から、前記第
1の情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受
信された前記第1の情報を基に、前記携帯通信端末を保
有する利用者が入場可能か否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記利用者が入場可能であると判断
された場合、前記受信手段により受信された前記第1の
情報を基に、所定の媒体に第2の情報を印刷する印刷手
段と、前記携帯通信端末の通信機能の電源を切断させる
ための制御信号を前記携帯通信端末に送信する第2の送
信手段とを備えることを特徴とする。
端末に、入場者情報を示す第1の情報の送信命令を送信
する第1の送信手段と、前記携帯通信端末から、前記第
1の情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受
信された前記第1の情報を基に、前記携帯通信端末を保
有する利用者が入場可能か否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記利用者が入場可能であると判断
された場合、前記受信手段により受信された前記第1の
情報を基に、所定の媒体に第2の情報を印刷する印刷手
段と、前記携帯通信端末の通信機能の電源を切断させる
ための制御信号を前記携帯通信端末に送信する第2の送
信手段とを備えることを特徴とする。
【0045】携帯通信端末とは、例えば、携帯電話機、
PHS(Personal Handy Phone)、PDA(Personal D
igital(Data) Assistants)など、他の装置と通信可
能な端末である。
PHS(Personal Handy Phone)、PDA(Personal D
igital(Data) Assistants)など、他の装置と通信可
能な端末である。
【0046】第1の送信手段、受信手段、および第2の
送信手段は、例えば、図2の近距離通信部11より構成
される。第1の送信手段、受信手段、および第2の送信
手段は、例えば、電磁波などを用いて、非接触により情
報を送信、もしくは受信するようにしても良いし、電気
的に接触させた状態で、情報を送信、もしくは受信する
ようにしても良い。
送信手段は、例えば、図2の近距離通信部11より構成
される。第1の送信手段、受信手段、および第2の送信
手段は、例えば、電磁波などを用いて、非接触により情
報を送信、もしくは受信するようにしても良いし、電気
的に接触させた状態で、情報を送信、もしくは受信する
ようにしても良い。
【0047】受信手段により受信される第1の情報は、
携帯通信端末を所有する利用者が、入場可能か否かを入
場管理装置で判断するための情報、携帯通信端末を識別
するための情報などである。例えば、入場管理装置が、
空港の搭乗口に設置される場合、入場管理装置は、第1
の情報として、搭乗予定者の予約ID、航空会社名、フ
ライトナンバー、座席番号、搭乗者氏名、出発予定時
刻、到着予定時刻などの情報を受信する。
携帯通信端末を所有する利用者が、入場可能か否かを入
場管理装置で判断するための情報、携帯通信端末を識別
するための情報などである。例えば、入場管理装置が、
空港の搭乗口に設置される場合、入場管理装置は、第1
の情報として、搭乗予定者の予約ID、航空会社名、フ
ライトナンバー、座席番号、搭乗者氏名、出発予定時
刻、到着予定時刻などの情報を受信する。
【0048】判断手段は、例えば、図2の認証部31に
より構成される。判断手段は、受信された第1の情報を
基に、例えば、携帯電話機などの携帯通信端末を保有す
る利用者が、入場管理装置が設置されている飛行場の搭
乗口などより内部に入場することが可能か否か、すなわ
ち、対応する飛行機の搭乗チケットが購入され、それに
対応する電子情報が携帯通信端末に記憶されているか否
かを判断する。
より構成される。判断手段は、受信された第1の情報を
基に、例えば、携帯電話機などの携帯通信端末を保有す
る利用者が、入場管理装置が設置されている飛行場の搭
乗口などより内部に入場することが可能か否か、すなわ
ち、対応する飛行機の搭乗チケットが購入され、それに
対応する電子情報が携帯通信端末に記憶されているか否
かを判断する。
【0049】印刷手段は、例えば、図2の発券部13に
より構成される。印刷手段は、判断手段により、入場可
能と判断された利用者に対して、所定の媒体に、第2の
情報を印刷する。所定の媒体には、例えば、所定の大き
さの用紙や、樹脂製のカードなど、情報を印刷すること
ができるあらゆる物を利用することができる。
より構成される。印刷手段は、判断手段により、入場可
能と判断された利用者に対して、所定の媒体に、第2の
情報を印刷する。所定の媒体には、例えば、所定の大き
さの用紙や、樹脂製のカードなど、情報を印刷すること
ができるあらゆる物を利用することができる。
【0050】印刷手段により印刷される第2の情報に
は、例えば、航空会社名、フライトナンバー、座席番
号、搭乗者氏名、出発予定時刻、到着予定時刻などが含
まれ、例えば、図4に示される券60が作成される。
は、例えば、航空会社名、フライトナンバー、座席番
号、搭乗者氏名、出発予定時刻、到着予定時刻などが含
まれ、例えば、図4に示される券60が作成される。
【0051】これらの手段を備える入場管理装置は、例
えば、飛行場の搭乗口、鉄道などの改札口、コンサート
ホールや映画館などの入口などに設置される。
えば、飛行場の搭乗口、鉄道などの改札口、コンサート
ホールや映画館などの入口などに設置される。
【0052】第2の送信手段は、携帯通信端末が有する
機能のうち、通信機能の電源を切断させるための制御信
号を生成して、携帯通信端末に送信する。
機能のうち、通信機能の電源を切断させるための制御信
号を生成して、携帯通信端末に送信する。
【0053】本発明の第2の入場管理装置においては、
携帯通信端末に、入場者情報を示す第1の情報の送信命
令が送信され、携帯通信端末から、第1の情報が受信さ
れ、受信された第1の情報を基に、携帯通信端末を保有
する利用者が入場可能か否かが判断され、利用者が入場
可能であると判断された場合、受信された第1の情報を
基に、所定の媒体に第2の情報が印刷され、携帯通信端
末の通信機能の電源を切断させるための制御信号が携帯
通信端末に送信される。
携帯通信端末に、入場者情報を示す第1の情報の送信命
令が送信され、携帯通信端末から、第1の情報が受信さ
れ、受信された第1の情報を基に、携帯通信端末を保有
する利用者が入場可能か否かが判断され、利用者が入場
可能であると判断された場合、受信された第1の情報を
基に、所定の媒体に第2の情報が印刷され、携帯通信端
末の通信機能の電源を切断させるための制御信号が携帯
通信端末に送信される。
【0054】従って、入場管理に使用し、携帯通信端末
の通信機能の使用が制限されるような場所で、携帯通信
端末の通信機能の電源を自動的に制御することができる
ので、通信端末装置の、通信機能以外の機能を使用可能
としつつ、他の利用者に与える不快感を抑制することが
できたり、他の精密機械の動作不良を引き起こす原因と
なる電波の出射を防ぐことができる。更に、携帯通信端
末の電源切断後に必要とされる情報を、例えば、所定の
用紙などの媒体に印刷するようにしたので、利用者が、
携帯通信端末の電源を再度投入して、これらの情報を参
照する必要がないようにすることができる。
の通信機能の使用が制限されるような場所で、携帯通信
端末の通信機能の電源を自動的に制御することができる
ので、通信端末装置の、通信機能以外の機能を使用可能
としつつ、他の利用者に与える不快感を抑制することが
できたり、他の精密機械の動作不良を引き起こす原因と
なる電波の出射を防ぐことができる。更に、携帯通信端
末の電源切断後に必要とされる情報を、例えば、所定の
用紙などの媒体に印刷するようにしたので、利用者が、
携帯通信端末の電源を再度投入して、これらの情報を参
照する必要がないようにすることができる。
【0055】本発明の入場管理システムは、入場管理装
置が、携帯通信端末に、入場者情報を示す第1の情報の
送信命令を送信する第1の送信手段と、携帯通信端末か
ら、第1の情報を受信する第1の受信手段と、第1の受
信手段により受信された第1の情報を基に、携帯通信端
末を保有する利用者が入場可能か否かを判断する判断手
段と、判断手段により利用者が入場可能であると判断さ
れた場合、第1の受信手段により受信された第1の情報
を基に、所定の媒体に第2の情報を印刷する印刷手段
と、携帯通信端末の電源を切断させるための制御信号を
携帯通信端末に送信する第2の送信手段とを備え、携帯
通信端末が、第1の情報を記憶する記憶手段と、入場管
理装置から、記憶手段により記憶されている第1の情報
の送信命令を受信する第2の受信手段と、記憶手段によ
り記憶されている第1の情報を送信する第3の送信手段
と、入場管理装置から、電源を制御するための制御信号
を受信する第3の受信手段と、第3の受信手段により受
信された制御信号に基づいて電源を制御する制御手段と
を備えることを特徴とする。
置が、携帯通信端末に、入場者情報を示す第1の情報の
送信命令を送信する第1の送信手段と、携帯通信端末か
ら、第1の情報を受信する第1の受信手段と、第1の受
信手段により受信された第1の情報を基に、携帯通信端
末を保有する利用者が入場可能か否かを判断する判断手
段と、判断手段により利用者が入場可能であると判断さ
れた場合、第1の受信手段により受信された第1の情報
を基に、所定の媒体に第2の情報を印刷する印刷手段
と、携帯通信端末の電源を切断させるための制御信号を
携帯通信端末に送信する第2の送信手段とを備え、携帯
通信端末が、第1の情報を記憶する記憶手段と、入場管
理装置から、記憶手段により記憶されている第1の情報
の送信命令を受信する第2の受信手段と、記憶手段によ
り記憶されている第1の情報を送信する第3の送信手段
と、入場管理装置から、電源を制御するための制御信号
を受信する第3の受信手段と、第3の受信手段により受
信された制御信号に基づいて電源を制御する制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0056】携帯通信端末とは、例えば、携帯電話機、
PHS(Personal Handy Phone)、PDA(Personal D
igital(Data) Assistants)など、他の装置と通信可
能な端末である。
PHS(Personal Handy Phone)、PDA(Personal D
igital(Data) Assistants)など、他の装置と通信可
能な端末である。
【0057】第1の送信手段、第1の受信手段、および
第2の送信手段は、例えば、図2の近距離通信部11よ
り構成される。第1の送信手段、第1の受信手段、およ
び第2の送信手段は、例えば、電磁波などを用いて、非
接触により情報を送信、もしくは受信するようにしても
良いし、電気的に接触させた状態で、情報を送信、もし
くは受信するようにしても良い。
第2の送信手段は、例えば、図2の近距離通信部11よ
り構成される。第1の送信手段、第1の受信手段、およ
び第2の送信手段は、例えば、電磁波などを用いて、非
接触により情報を送信、もしくは受信するようにしても
良いし、電気的に接触させた状態で、情報を送信、もし
くは受信するようにしても良い。
【0058】第1の受信手段により受信される第1の情
報には、例えば、搭乗予定者の予約ID、航空会社名、
フライトナンバー、座席番号、搭乗者氏名、出発予定時
刻、到着予定時刻などが含まれている。
報には、例えば、搭乗予定者の予約ID、航空会社名、
フライトナンバー、座席番号、搭乗者氏名、出発予定時
刻、到着予定時刻などが含まれている。
【0059】判断手段は、例えば、図2の認証部31に
より構成される。判断手段は、受信された第1の情報を
基に、例えば、携帯電話機などの携帯通信端末を保有す
る利用者が、入場管理装置が設置されている飛行場の搭
乗口などより内部に入場することが可能か否か、すなわ
ち、対応する飛行機の搭乗チケットが購入され、それに
対応する電子情報が携帯通信端末に記憶されているか否
かを判断する。
より構成される。判断手段は、受信された第1の情報を
基に、例えば、携帯電話機などの携帯通信端末を保有す
る利用者が、入場管理装置が設置されている飛行場の搭
乗口などより内部に入場することが可能か否か、すなわ
ち、対応する飛行機の搭乗チケットが購入され、それに
対応する電子情報が携帯通信端末に記憶されているか否
かを判断する。
【0060】印刷手段は、例えば、図2の発券部13に
より構成される。印刷手段は、判断手段により、入場可
能と判断された利用者に対して、所定の媒体に、第2の
情報を印刷する。所定の媒体には、例えば、所定の大き
さの用紙や、樹脂製のカードなど、情報を印刷すること
ができるあらゆる物を利用することができる。
より構成される。印刷手段は、判断手段により、入場可
能と判断された利用者に対して、所定の媒体に、第2の
情報を印刷する。所定の媒体には、例えば、所定の大き
さの用紙や、樹脂製のカードなど、情報を印刷すること
ができるあらゆる物を利用することができる。
【0061】印刷手段により印刷される第2の情報に
は、例えば、航空会社名、フライトナンバー、座席番
号、搭乗者氏名、出発予定時刻、到着予定時刻などが含
まれ、例えば、図4に示される券60が作成される。
は、例えば、航空会社名、フライトナンバー、座席番
号、搭乗者氏名、出発予定時刻、到着予定時刻などが含
まれ、例えば、図4に示される券60が作成される。
【0062】これらの手段を備える入場管理装置は、例
えば、飛行場の搭乗口、鉄道などの改札口、コンサート
ホールや映画館などの入口などに設置される。
えば、飛行場の搭乗口、鉄道などの改札口、コンサート
ホールや映画館などの入口などに設置される。
【0063】記憶手段は、例えば、図5の記憶部81A
により構成することができる。記憶部81Aには、例え
ば、搭乗予定者の予約ID、航空会社名、フライトナン
バー、座席番号、搭乗者氏名、出発予定時刻、到着予定
時刻などが含まれている第1の情報が記憶されており、
必要に応じて、入場管理装置に送信される。
により構成することができる。記憶部81Aには、例え
ば、搭乗予定者の予約ID、航空会社名、フライトナン
バー、座席番号、搭乗者氏名、出発予定時刻、到着予定
時刻などが含まれている第1の情報が記憶されており、
必要に応じて、入場管理装置に送信される。
【0064】第2の受信手段、第3の送信手段、および
第3の受信手段は、例えば、図5の近距離通信部21B
により構成することができる。近距離通信部21Bは、
入場管理装置1から、記憶手段により記憶されている第
1の情報の送信命令を受信して、記憶手段により記憶さ
れている第1の情報を送信し、入場管理装置1から、電
源を制御するための制御信号を受信する。
第3の受信手段は、例えば、図5の近距離通信部21B
により構成することができる。近距離通信部21Bは、
入場管理装置1から、記憶手段により記憶されている第
1の情報の送信命令を受信して、記憶手段により記憶さ
れている第1の情報を送信し、入場管理装置1から、電
源を制御するための制御信号を受信する。
【0065】制御手段は、例えば、図5の電源制御部2
1Cにより構成することができる。電源制御部21C
は、近距離通信部21Bにより受信された制御信号に基
づいて、通話部21Aの電源を制御する。
1Cにより構成することができる。電源制御部21C
は、近距離通信部21Bにより受信された制御信号に基
づいて、通話部21Aの電源を制御する。
【0066】本発明の入場管理システムにおいては、入
場管理装置で、携帯通信端末に、入場者情報を示す第1
の情報の送信命令が送信され、第1の情報が受信され、
受信された第1の情報を基に、携帯通信端末を保有する
利用者が入場可能か否かが判断され、利用者が入場可能
であると判断された場合、受信された第1の情報を基
に、所定の媒体に第2の情報が印刷され、携帯通信端末
の電源を切断させるための制御信号が携帯通信端末に送
信され、携帯通信端末で、第1の情報が記憶され、記憶
されている第1の情報の送信命令が受信され、第1の情
報が送信され、入場管理装置から、電源を制御するため
の制御信号が受信され、受信された制御信号に基づいて
電源が制御される。
場管理装置で、携帯通信端末に、入場者情報を示す第1
の情報の送信命令が送信され、第1の情報が受信され、
受信された第1の情報を基に、携帯通信端末を保有する
利用者が入場可能か否かが判断され、利用者が入場可能
であると判断された場合、受信された第1の情報を基
に、所定の媒体に第2の情報が印刷され、携帯通信端末
の電源を切断させるための制御信号が携帯通信端末に送
信され、携帯通信端末で、第1の情報が記憶され、記憶
されている第1の情報の送信命令が受信され、第1の情
報が送信され、入場管理装置から、電源を制御するため
の制御信号が受信され、受信された制御信号に基づいて
電源が制御される。
【0067】従って、携帯通信端末を入場管理に使用
し、携帯通信端末の使用が制限されるような場所で、携
帯通信端末の電源を自動的に制御することができるの
で、他の利用者に与える不快感を抑制することができた
り、他の精密機械の動作不良を引き起こす原因となる電
波の出射を防ぐことができる。更に、携帯通信端末の電
源切断後に必要とされる情報を、携帯通信端末から、入
場管理装置に送信し、入場管理装置において、例えば、
所定の用紙などの媒体にそれらの情報を印刷するように
したので、利用者が携帯通信端末の電源を再度投入し
て、これらの情報を参照する必要がないようにすること
ができる。
し、携帯通信端末の使用が制限されるような場所で、携
帯通信端末の電源を自動的に制御することができるの
で、他の利用者に与える不快感を抑制することができた
り、他の精密機械の動作不良を引き起こす原因となる電
波の出射を防ぐことができる。更に、携帯通信端末の電
源切断後に必要とされる情報を、携帯通信端末から、入
場管理装置に送信し、入場管理装置において、例えば、
所定の用紙などの媒体にそれらの情報を印刷するように
したので、利用者が携帯通信端末の電源を再度投入し
て、これらの情報を参照する必要がないようにすること
ができる。
【0068】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0069】図1は、本発明を適用した入場管理システ
ムの構成例を示す図である。
ムの構成例を示す図である。
【0070】入場管理装置1は、例えば、飛行機の搭乗
口、駅の改札口、もしくは、映画館やコンサートホール
などの入口などに設置され、利用者の入場手続きを行
う。ここでは、入場管理装置1が、飛行機の搭乗口に設
置されているものとして説明する。
口、駅の改札口、もしくは、映画館やコンサートホール
などの入口などに設置され、利用者の入場手続きを行
う。ここでは、入場管理装置1が、飛行機の搭乗口に設
置されているものとして説明する。
【0071】利用者は、入場管理装置1が設置されてい
る入口から、それにより管理されているエリア内に入場
する場合、保持している携帯電話機21を入場管理装置
1の上面に設けられている近距離通信部11に近づけ、
入場管理装置1と通信させて、携帯電話機12に保存さ
れている搭乗者情報を、入場管理装置1に送信させるこ
とにより入場手続きを行う。
る入口から、それにより管理されているエリア内に入場
する場合、保持している携帯電話機21を入場管理装置
1の上面に設けられている近距離通信部11に近づけ、
入場管理装置1と通信させて、携帯電話機12に保存さ
れている搭乗者情報を、入場管理装置1に送信させるこ
とにより入場手続きを行う。
【0072】図1において、利用者が立っている場所が
通路である。扉12が開くことによって、利用者は、通
路を抜けて、所定のエリア内に入場することができる。
通路である。扉12が開くことによって、利用者は、通
路を抜けて、所定のエリア内に入場することができる。
【0073】更に、入場管理装置1は、利用者が搭乗口
から入場した後に、携帯電話機21で通話することを制
限するため、携帯電話機21の全体、もしくは、通話機
能を実行する部分の電源を制御する制御信号を送信す
る。
から入場した後に、携帯電話機21で通話することを制
限するため、携帯電話機21の全体、もしくは、通話機
能を実行する部分の電源を制御する制御信号を送信す
る。
【0074】すなわち、上述した入場手続きが終了した
とき、入場管理装置1は、近距離通信部11から携帯電
話機21の電源を切断(電源オフ)させるための制御信
号を送信する。携帯電話機21は、制御信号に応じて、
電源をオフ状態とする。
とき、入場管理装置1は、近距離通信部11から携帯電
話機21の電源を切断(電源オフ)させるための制御信
号を送信する。携帯電話機21は、制御信号に応じて、
電源をオフ状態とする。
【0075】更に、入場管理装置1は、座席番号など
の、電源をオフ状態にした後に必要となる情報を、例え
ば、カード型の用紙などに印刷して、発券部13から発
券する。
の、電源をオフ状態にした後に必要となる情報を、例え
ば、カード型の用紙などに印刷して、発券部13から発
券する。
【0076】発券部13は、入場管理装置1で形成され
る通路の奥の位置、または、通路の出口付近に設けられ
ている。また、近距離通信部11は、通路入口付近に設
けられている。利用者は、通路の手前から奥に向かって
進むため、利用者の進行に沿って、通路入口で、入場管
理装置1の近距離通信部11と携帯電話機21との通信
が実行され、その後、通路の奥の位置、または通路の出
口付近で券が発券部13から発券されるようにしたの
で、入場管理装置1で形成される通路において、利用者
の通行が滞ることがないようになされている。
る通路の奥の位置、または、通路の出口付近に設けられ
ている。また、近距離通信部11は、通路入口付近に設
けられている。利用者は、通路の手前から奥に向かって
進むため、利用者の進行に沿って、通路入口で、入場管
理装置1の近距離通信部11と携帯電話機21との通信
が実行され、その後、通路の奥の位置、または通路の出
口付近で券が発券部13から発券されるようにしたの
で、入場管理装置1で形成される通路において、利用者
の通行が滞ることがないようになされている。
【0077】このように、飛行機の機内などの、携帯電
話機21による通話が望ましくない場所の入口におい
て、携帯電話機21の電源を制御し、使用を制限するこ
とにより、機器の誤作動による事故を防いだり、他の利
用者に与える不快感が抑制され、更に、携帯電話機21
の電源切断後に必要となる、例えば、座席番号などの情
報を印刷するようにしたので、座席番号などを調べるた
めに、携帯電話機21の電源を再投入する必要がなくな
る。
話機21による通話が望ましくない場所の入口におい
て、携帯電話機21の電源を制御し、使用を制限するこ
とにより、機器の誤作動による事故を防いだり、他の利
用者に与える不快感が抑制され、更に、携帯電話機21
の電源切断後に必要となる、例えば、座席番号などの情
報を印刷するようにしたので、座席番号などを調べるた
めに、携帯電話機21の電源を再投入する必要がなくな
る。
【0078】図2は、入場管理装置1の内部構成の例を
示すブロック図である。なお、図1と対応する部分につ
いては、同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略
する。
示すブロック図である。なお、図1と対応する部分につ
いては、同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略
する。
【0079】制御部32は、入場管理装置1の各部を制
御するものである。制御部32は、例えば、携帯電話機
21に搭乗者情報を送信させるための命令を生成して、
バス34および近距離通信部11を介して、携帯電話機
21に送信させたり、近距離通信部11から入力された
搭乗者情報を、バス34を介して、認証部31に出力し
たり、認証部31から、利用者は正しい搭乗予定者であ
ることを示す認証結果の入力を受けた場合、利用者が保
有する携帯電話機21の電源をオフ状態にさせるための
制御信号を生成して、バス34および近距離通信部11
を介して、携帯電話機21に送信したり、入場者記録部
36および発券部13に、バス34を介して、入力され
た搭乗者情報を出力する。
御するものである。制御部32は、例えば、携帯電話機
21に搭乗者情報を送信させるための命令を生成して、
バス34および近距離通信部11を介して、携帯電話機
21に送信させたり、近距離通信部11から入力された
搭乗者情報を、バス34を介して、認証部31に出力し
たり、認証部31から、利用者は正しい搭乗予定者であ
ることを示す認証結果の入力を受けた場合、利用者が保
有する携帯電話機21の電源をオフ状態にさせるための
制御信号を生成して、バス34および近距離通信部11
を介して、携帯電話機21に送信したり、入場者記録部
36および発券部13に、バス34を介して、入力され
た搭乗者情報を出力する。
【0080】認証部31は、バス34を介して、制御部
32から入力された搭乗者情報を基に、搭乗予定者デー
タベース35に記録されている搭乗予定者情報を参照し
て、入場しようとしている利用者が、正しい搭乗予定者
であるか否かの認証処理を行い、認証結果を、バス34
を介して、制御部32および扉駆動部39に出力する。
32から入力された搭乗者情報を基に、搭乗予定者デー
タベース35に記録されている搭乗予定者情報を参照し
て、入場しようとしている利用者が、正しい搭乗予定者
であるか否かの認証処理を行い、認証結果を、バス34
を介して、制御部32および扉駆動部39に出力する。
【0081】表示部33は、例えば、LCD(Liquid C
rystal Display)などから構成され、図1の例におい
て、近距離通信部11と同一の面(入場管理装置1の上
面)に設けられており、バス34を介して、認証部31
から入力される認証結果に基づいて、利用者に対する各
種のメッセージ(例えば、「入場ゲートを確認してくだ
さい」「係員のいる通路にお廻りください」など)を表
示する。
rystal Display)などから構成され、図1の例におい
て、近距離通信部11と同一の面(入場管理装置1の上
面)に設けられており、バス34を介して、認証部31
から入力される認証結果に基づいて、利用者に対する各
種のメッセージ(例えば、「入場ゲートを確認してくだ
さい」「係員のいる通路にお廻りください」など)を表
示する。
【0082】近距離通信部11は、電磁波を発生し、携
帯電話機21と通信を行う。図3は、近距離通信部11
の詳細な構成例を示すブロック図である。
帯電話機21と通信を行う。図3は、近距離通信部11
の詳細な構成例を示すブロック図である。
【0083】近距離通信部11は、基本的に、コントロ
ーラ51、変調部52、復調部53、および共振回路5
4から構成されており、共振回路54は、更に、コイル
54Aおよびコンデンサ54Bから構成される。
ーラ51、変調部52、復調部53、および共振回路5
4から構成されており、共振回路54は、更に、コイル
54Aおよびコンデンサ54Bから構成される。
【0084】コントローラ51は、制御部32から、バ
ス34を介して入力された信号に基づいて、近距離通信
部11の全体の動作を制御する。また、コントローラ5
1は、復調部53から入力された情報を、バス34を介
して、制御部32に出力する。
ス34を介して入力された信号に基づいて、近距離通信
部11の全体の動作を制御する。また、コントローラ5
1は、復調部53から入力された情報を、バス34を介
して、制御部32に出力する。
【0085】変調部52は、コントローラ51から入力
された信号を変調処理し、共振回路54に供給し、コイ
ル54Aから電磁波として携帯電話機21に対して送出
させる。
された信号を変調処理し、共振回路54に供給し、コイ
ル54Aから電磁波として携帯電話機21に対して送出
させる。
【0086】復調部53は、携帯電話機21の近距離通
信部21B(後述する図5参照)から送信され、アンテ
ナとして機能するコイル54Aで受信された電磁波を復
調処理し、コントローラ51に供給する。
信部21B(後述する図5参照)から送信され、アンテ
ナとして機能するコイル54Aで受信された電磁波を復
調処理し、コントローラ51に供給する。
【0087】共振回路54は、コイル54Aとコンデン
サ54Bで規定される、所定の共振周波数で共振し、各
種の情報を、携帯電話機21の近距離通信部21Bとの
間で電磁波を用いて送受信する。
サ54Bで規定される、所定の共振周波数で共振し、各
種の情報を、携帯電話機21の近距離通信部21Bとの
間で電磁波を用いて送受信する。
【0088】図2の説明に戻る。
【0089】搭乗予定者データベース35は、例えば、
搭乗予定者の予約IDなどの搭乗者情報を記録している
データベースであり、記録されている情報は、必要に応
じて、認証部31の処理により読み出される。入場者記
録部36は、制御部32から、バス34を介して、正し
く認証がなされた利用者の搭乗者情報の入力を受け、そ
れらの搭乗者情報を記録する。なお、搭乗予定者データ
ベース35および入場者記録部36には、入場管理装置
1の外部に設けられた外部記録装置を用いるようにして
も良い。
搭乗予定者の予約IDなどの搭乗者情報を記録している
データベースであり、記録されている情報は、必要に応
じて、認証部31の処理により読み出される。入場者記
録部36は、制御部32から、バス34を介して、正し
く認証がなされた利用者の搭乗者情報の入力を受け、そ
れらの搭乗者情報を記録する。なお、搭乗予定者データ
ベース35および入場者記録部36には、入場管理装置
1の外部に設けられた外部記録装置を用いるようにして
も良い。
【0090】通行者検出部37は、センサ38からの通
知に基づいて、利用者が入場管理装置1の近傍に存在し
ているか否かを判断し、判断結果を、バス34を介し
て、扉駆動部39に出力する。
知に基づいて、利用者が入場管理装置1の近傍に存在し
ているか否かを判断し、判断結果を、バス34を介し
て、扉駆動部39に出力する。
【0091】扉駆動部39は、認証部31から入力され
る認証結果、および通行者検出部37から入力される判
断結果に基づいて、扉12の開閉を制御する。
る認証結果、および通行者検出部37から入力される判
断結果に基づいて、扉12の開閉を制御する。
【0092】発券部13は、例えば、携帯電話機21の
電源をオフ状態にした後に必要となるような、座席番号
などの情報を印刷するための所定の用紙などを入れてお
くための用紙トレイ、用紙トレイから用紙を搬送する用
紙搬送部、用紙搬送部により搬送された用紙に所定の情
報を印刷する印刷部などで構成され、制御部32から入
力される搭乗者情報を基に、携帯電話機21の電源がオ
フ状態になったあと、利用者が必要とする情報を、所定
の用紙などに印刷して排出する。発券部13から排出さ
れる券60を図4に示す。券60には、その片面、もし
くは両面に、例えば、航空会社名、フライトナンバー、
座席番号、搭乗者氏名、出発予定時刻、到着予定時刻な
どが印刷される。
電源をオフ状態にした後に必要となるような、座席番号
などの情報を印刷するための所定の用紙などを入れてお
くための用紙トレイ、用紙トレイから用紙を搬送する用
紙搬送部、用紙搬送部により搬送された用紙に所定の情
報を印刷する印刷部などで構成され、制御部32から入
力される搭乗者情報を基に、携帯電話機21の電源がオ
フ状態になったあと、利用者が必要とする情報を、所定
の用紙などに印刷して排出する。発券部13から排出さ
れる券60を図4に示す。券60には、その片面、もし
くは両面に、例えば、航空会社名、フライトナンバー、
座席番号、搭乗者氏名、出発予定時刻、到着予定時刻な
どが印刷される。
【0093】図5は、携帯電話機21の内部構成の例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【0094】携帯電話機21は、基本的に、携帯電話機
本来の通信機能を果たすための通話部21A、入場管理
装置1との通信機能を果たす近距離通信部21B、およ
び電源制御部21Cから構成されている。通信部21A
は、音声通話モード、データ通信モード時において、各
種の処理を実行する。
本来の通信機能を果たすための通話部21A、入場管理
装置1との通信機能を果たす近距離通信部21B、およ
び電源制御部21Cから構成されている。通信部21A
は、音声通話モード、データ通信モード時において、各
種の処理を実行する。
【0095】主制御部61は、CPU(Central Proces
sing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびR
AM(Random Access Memory)等で構成され、音声通話
モード時、およびデータ通信モード時などにおいて、バ
ス62を介して接続される各部の動作を制御する。
sing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびR
AM(Random Access Memory)等で構成され、音声通話
モード時、およびデータ通信モード時などにおいて、バ
ス62を介して接続される各部の動作を制御する。
【0096】記憶部63は、不揮発性のフラッシュメモ
リ等からなり、各種の情報を記憶する。例えば、携帯電
話機21の利用者が入力部70を操作することにより入
力した他の電話機の電話番号を電話帳として管理し、記
憶する。また、記憶部63は、データ通信モード時にお
いて、過去に送受信したメールなどを記憶する。
リ等からなり、各種の情報を記憶する。例えば、携帯電
話機21の利用者が入力部70を操作することにより入
力した他の電話機の電話番号を電話帳として管理し、記
憶する。また、記憶部63は、データ通信モード時にお
いて、過去に送受信したメールなどを記憶する。
【0097】音声コーデック64は、音声通話モード時
において、マイクロフォン65で集音されたアナログ音
声信号を所定の方式でエンコードし、ディジタル音声デ
ータに変換する。また、音声コーデック64は、復調部
68から供給されてきたディジタル音声データを所定の
方式でデコードし、アナログ音声信号に変換してスピー
カ66から出力する。
において、マイクロフォン65で集音されたアナログ音
声信号を所定の方式でエンコードし、ディジタル音声デ
ータに変換する。また、音声コーデック64は、復調部
68から供給されてきたディジタル音声データを所定の
方式でデコードし、アナログ音声信号に変換してスピー
カ66から出力する。
【0098】変調部67は、供給されてきたディジタル
データをスペクトラム拡散処理し、得られたディジタル
データを通信部69に供給する。例えば、変調部67
は、音声通話モード時において、音声コーデック64か
ら供給されてきた音声データをスペクトラム拡散処理
し、通信部69に供給する。また、変調部67は、デー
タ通信モード時において、入力部70等から入力された
テキストデータをスペクトラム拡散処理し、通信部69
に供給する。
データをスペクトラム拡散処理し、得られたディジタル
データを通信部69に供給する。例えば、変調部67
は、音声通話モード時において、音声コーデック64か
ら供給されてきた音声データをスペクトラム拡散処理
し、通信部69に供給する。また、変調部67は、デー
タ通信モード時において、入力部70等から入力された
テキストデータをスペクトラム拡散処理し、通信部69
に供給する。
【0099】通信部69は、変調部67から供給されて
きたディジタルデータをディジタルアナログ変換処理、
および周波数変換処理し、アンテナ69Aから図示せぬ
最寄りの基地局へ無線で送信する。
きたディジタルデータをディジタルアナログ変換処理、
および周波数変換処理し、アンテナ69Aから図示せぬ
最寄りの基地局へ無線で送信する。
【0100】また、通信部69は、アンテナ69Aで受
信された受信信号を周波数変換処理、およびアナログデ
ィジタル変換処理し、得られたディジタルデータを復調
部68に供給する。
信された受信信号を周波数変換処理、およびアナログデ
ィジタル変換処理し、得られたディジタルデータを復調
部68に供給する。
【0101】復調部68は、通信部69から供給されて
きたディジタルデータを逆スペクトラム拡散処理し、各
部に供給する。例えば、音声通話モード時において、復
調部68は、逆スペクトラム拡散処理し得られたディジ
タルデータを、音声コーデック64に供給する。データ
通信モード時において、復調部68は、取得したテキス
トデータなどを表示部71に供給する。
きたディジタルデータを逆スペクトラム拡散処理し、各
部に供給する。例えば、音声通話モード時において、復
調部68は、逆スペクトラム拡散処理し得られたディジ
タルデータを、音声コーデック64に供給する。データ
通信モード時において、復調部68は、取得したテキス
トデータなどを表示部71に供給する。
【0102】入力部70は、テンキーや、各種のスイッ
チボタンなどにより構成され、ユーザにより操作され
る。
チボタンなどにより構成され、ユーザにより操作され
る。
【0103】表示部71は、例えば、LCDなどにより
構成されており、供給されてきた各種のデータに対応す
る文字や画像を表示する。
構成されており、供給されてきた各種のデータに対応す
る文字や画像を表示する。
【0104】近距離通信部21Bは、携帯電話機21が
入場管理装置1の近距離通信部11の近傍に存在すると
き、近距離通信部11と通信を行う。
入場管理装置1の近距離通信部11の近傍に存在すると
き、近距離通信部11と通信を行う。
【0105】近距離通信部21Bは、入場管理装置1の
近距離通信部11(図3)と、基本的に同様の構成とさ
れている。すなわち、近距離通信部21Bは、コントロ
ーラ81、変調部82、復調部83、並びにコイル85
Aとコンデンサ85Bからなる共振回路85を有してい
る。これらは、近距離通信部11のコントローラ51、
変調部52、復調部53、および共振回路54と同様の
機能を有するものであり、その説明は省略する。ただ
し、コントローラ81は、フラッシュメモリ等からなる
記憶部81Aを内蔵している。
近距離通信部11(図3)と、基本的に同様の構成とさ
れている。すなわち、近距離通信部21Bは、コントロ
ーラ81、変調部82、復調部83、並びにコイル85
Aとコンデンサ85Bからなる共振回路85を有してい
る。これらは、近距離通信部11のコントローラ51、
変調部52、復調部53、および共振回路54と同様の
機能を有するものであり、その説明は省略する。ただ
し、コントローラ81は、フラッシュメモリ等からなる
記憶部81Aを内蔵している。
【0106】記憶部81Aには、例えば、航空券の予約
時に与えられた予約ID、予約した航空会社名、フライ
トナンバー、座席番号、搭乗者指名、出発予定時間、も
しくは到着予定時間などの、搭乗者情報が記憶されてい
る。これらの搭乗者情報は、携帯電話機21を用いた航
空券の予約処理時に、例えば、インターネットなどのネ
ットワークを介して、航空会社、もしくはその他のエー
ジェントが管理するウェブサイトなどから受信され、主
制御部61から入力されて、記憶されている。
時に与えられた予約ID、予約した航空会社名、フライ
トナンバー、座席番号、搭乗者指名、出発予定時間、も
しくは到着予定時間などの、搭乗者情報が記憶されてい
る。これらの搭乗者情報は、携帯電話機21を用いた航
空券の予約処理時に、例えば、インターネットなどのネ
ットワークを介して、航空会社、もしくはその他のエー
ジェントが管理するウェブサイトなどから受信され、主
制御部61から入力されて、記憶されている。
【0107】近距離通信部21Bは、更に、電源供給部
84を有している。電源供給部84は、コイル85Aが
入場管理装置1の近距離通信部11から送信されてきた
電磁波を受信することにより発生した電力を、コントロ
ーラ81、変調部82、および復調部83に供給し、コ
ントローラ81、変調部82、および復調部83が動作
可能な状態とさせる。
84を有している。電源供給部84は、コイル85Aが
入場管理装置1の近距離通信部11から送信されてきた
電磁波を受信することにより発生した電力を、コントロ
ーラ81、変調部82、および復調部83に供給し、コ
ントローラ81、変調部82、および復調部83が動作
可能な状態とさせる。
【0108】これにより、入場管理装置1は、携帯電話
機21の電源が切れている状態においても、携帯電話機
21に対して電磁波を送信することにより、コントロー
ラ81を駆動させることができる。
機21の電源が切れている状態においても、携帯電話機
21に対して電磁波を送信することにより、コントロー
ラ81を駆動させることができる。
【0109】電源制御部21Cは、携帯電話機21の利
用者の操作により、電源ボタンPWがオン状態にされる
と、内蔵するバッテリパックから電力を供給し、通話部
21Aを動作可能な状態にする。
用者の操作により、電源ボタンPWがオン状態にされる
と、内蔵するバッテリパックから電力を供給し、通話部
21Aを動作可能な状態にする。
【0110】また、電源制御部21Cは、近距離通信部
21B(コントローラ81)からの指令に基づいて、電
源ボタンPWのオン、オフを切り替えることにより通話
部21Aに対する電源の供給を制御する。例えば、入場
管理装置1の近距離通信部11から、電源を切断する
(オフする)ことを指示する制御信号が送信されてきた
場合、近距離通信部21Bのコントローラ81は、電源
制御部21Cに対して、通話部21Aへの電源の供給を
中止する(通話不可能な状態とする)ことを指令する。
21B(コントローラ81)からの指令に基づいて、電
源ボタンPWのオン、オフを切り替えることにより通話
部21Aに対する電源の供給を制御する。例えば、入場
管理装置1の近距離通信部11から、電源を切断する
(オフする)ことを指示する制御信号が送信されてきた
場合、近距離通信部21Bのコントローラ81は、電源
制御部21Cに対して、通話部21Aへの電源の供給を
中止する(通話不可能な状態とする)ことを指令する。
【0111】なお、携帯電話機21が、通信機能以外の
異なる機能(例えば、ワードプロセッサ機能や画像処理
機能などの情報処理機能)を有している場合、電源制御
部21Cは、近距離通信部21B(コントローラ81)
からの指令に基づいて、携帯電話機21全体、もしく
は、その機能の一部の電源を切断する(例えば、通話機
能を実現する通話部21Aのみの電源を切断し、他の部
分の電源は切断しない)ことができるようにしても良
い。
異なる機能(例えば、ワードプロセッサ機能や画像処理
機能などの情報処理機能)を有している場合、電源制御
部21Cは、近距離通信部21B(コントローラ81)
からの指令に基づいて、携帯電話機21全体、もしく
は、その機能の一部の電源を切断する(例えば、通話機
能を実現する通話部21Aのみの電源を切断し、他の部
分の電源は切断しない)ことができるようにしても良
い。
【0112】次に、図6のフローチャートを参照して、
入場管理装置1の処理について説明する。
入場管理装置1の処理について説明する。
【0113】ステップS1において、入場管理装置1の
制御部32は、バス34を介して、通行者検出部37か
ら入力される信号を基に、利用者が接近したか否かを判
断する。ステップS1において、利用者が接近していな
いと判断された場合、利用者が接近したと判断されるま
で、ステップS1の処理が繰り返される。
制御部32は、バス34を介して、通行者検出部37か
ら入力される信号を基に、利用者が接近したか否かを判
断する。ステップS1において、利用者が接近していな
いと判断された場合、利用者が接近したと判断されるま
で、ステップS1の処理が繰り返される。
【0114】ステップS1において、利用者が接近した
と判断された場合、ステップS2において、制御部32
は、扉12を閉じるための制御信号を生成し、バス34
を介して、扉駆動部39に出力する。扉駆動部39は、
入力された制御信号に従って、扉12を閉じる。
と判断された場合、ステップS2において、制御部32
は、扉12を閉じるための制御信号を生成し、バス34
を介して、扉駆動部39に出力する。扉駆動部39は、
入力された制御信号に従って、扉12を閉じる。
【0115】ステップS3において、制御部32は、通
信開始命令を送信させるための制御信号を生成し、近距
離通信部11に出力する。近距離通信部11のコントロ
ーラ51は、制御部32からの指令に対応して変調部5
2を制御し、共振回路54から所定の周波数の電磁波を
用いて、通信開始命令を、常時(人の動きと比較して、
充分、短い所定の間隔(例えば、数ミリ秒の間隔)で周
期的に)、送出させる。制御部32は、携帯電話機21
から応答があるまで待機する。
信開始命令を送信させるための制御信号を生成し、近距
離通信部11に出力する。近距離通信部11のコントロ
ーラ51は、制御部32からの指令に対応して変調部5
2を制御し、共振回路54から所定の周波数の電磁波を
用いて、通信開始命令を、常時(人の動きと比較して、
充分、短い所定の間隔(例えば、数ミリ秒の間隔)で周
期的に)、送出させる。制御部32は、携帯電話機21
から応答があるまで待機する。
【0116】利用者が、近距離通信部11に携帯電話機
21を近づけた場合、携帯電話機21の共振回路85が
近距離通信部11のコイル54Aからの電磁波を検出
し、その検出信号を復調部83に出力する。復調部83
は、検出信号を復調し、復調結果をコントローラ81に
出力する。このとき、コントローラ81は、変調部82
を制御し、応答信号を変調させる。この応答信号は、共
振回路85のコイル85Aから、近距離通信部11に送
信される。
21を近づけた場合、携帯電話機21の共振回路85が
近距離通信部11のコイル54Aからの電磁波を検出
し、その検出信号を復調部83に出力する。復調部83
は、検出信号を復調し、復調結果をコントローラ81に
出力する。このとき、コントローラ81は、変調部82
を制御し、応答信号を変調させる。この応答信号は、共
振回路85のコイル85Aから、近距離通信部11に送
信される。
【0117】近距離通信部11の共振回路54は、携帯
電話機21からの応答信号に対応する電磁波を受信する
と、その検出信号を復調部53に出力し、復調させる。
コントローラ51は、復調部53からの復調信号の入力
を受けると、対応する応答信号を、バス34を介して、
制御部32に出力する。
電話機21からの応答信号に対応する電磁波を受信する
と、その検出信号を復調部53に出力し、復調させる。
コントローラ51は、復調部53からの復調信号の入力
を受けると、対応する応答信号を、バス34を介して、
制御部32に出力する。
【0118】ステップS4において、制御部32は、バ
ス34を介して、近距離通信部11から入力される信号
を基に、通信開始命令に対する応答信号を受信したか否
かを判断する。ステップS4において、応答信号を受信
していないと判断された場合、処理は、ステップS3に
戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ス34を介して、近距離通信部11から入力される信号
を基に、通信開始命令に対する応答信号を受信したか否
かを判断する。ステップS4において、応答信号を受信
していないと判断された場合、処理は、ステップS3に
戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0119】ステップS4において、応答信号を受信し
たと判断された場合、ステップS5において、制御部3
2は、搭乗者情報の送出命令を生成し、バス34および
近距離通信部11を介して、携帯電話機21に送信す
る。
たと判断された場合、ステップS5において、制御部3
2は、搭乗者情報の送出命令を生成し、バス34および
近距離通信部11を介して、携帯電話機21に送信す
る。
【0120】ステップS6において、制御部32は、バ
ス34を介して、近距離通信部11から入力される信号
を基に、搭乗者情報を受信したか否かを判断する。ステ
ップS6において、搭乗者情報を受信していないと判断
された場合、処理は、ステップS3に戻り、それ以降の
処理が繰り返される。
ス34を介して、近距離通信部11から入力される信号
を基に、搭乗者情報を受信したか否かを判断する。ステ
ップS6において、搭乗者情報を受信していないと判断
された場合、処理は、ステップS3に戻り、それ以降の
処理が繰り返される。
【0121】ステップS6において、搭乗者情報を受信
したと判断された場合、ステップS7において、制御部
32は、受信した搭乗者情報を、認証部31に出力す
る。認証部31は、入力された搭乗者情報を基に、認証
処理を実行する。
したと判断された場合、ステップS7において、制御部
32は、受信した搭乗者情報を、認証部31に出力す
る。認証部31は、入力された搭乗者情報を基に、認証
処理を実行する。
【0122】ステップS8において、認証部31は、入
力された搭乗者情報は、搭乗予定者データベース35に
記録されているデータと一致したか否かを判断する。
力された搭乗者情報は、搭乗予定者データベース35に
記録されているデータと一致したか否かを判断する。
【0123】ステップS8において、入力された搭乗者
情報が、搭乗予定者データベース35に記録されている
データと一致しなかったと判断された場合、ステップS
9において、認証部31は、認証処理が失敗したことを
示す信号を、制御部32に出力する。制御部32は、認
証処理失敗を示すメッセージを表示部33に表示させる
ための制御信号を生成して、表示部33に出力する。表
示部33は、入力された制御信号に従って、認証処理失
敗を示すメッセージ(例えば、「入場ゲートを確認して
ください」「係員のいる通路にお廻りください」)を表
示し、処理が終了される。
情報が、搭乗予定者データベース35に記録されている
データと一致しなかったと判断された場合、ステップS
9において、認証部31は、認証処理が失敗したことを
示す信号を、制御部32に出力する。制御部32は、認
証処理失敗を示すメッセージを表示部33に表示させる
ための制御信号を生成して、表示部33に出力する。表
示部33は、入力された制御信号に従って、認証処理失
敗を示すメッセージ(例えば、「入場ゲートを確認して
ください」「係員のいる通路にお廻りください」)を表
示し、処理が終了される。
【0124】ここでは、表示部33に、認証処理失敗を
示すメッセージを表示させるものとして説明したが、例
えば、入場管理装置1にスピーカを更に設け、スピーカ
から、アラーム音、もしくは認証処理失敗を示す音声メ
ッセージ(例えば、「入場ゲートを確認してください」
「係員のいる通路にお廻りください」)などを出力させ
たり、入場管理装置1に、LEDを更に設け、認証処理
が失敗した場合にLEDを点灯させるようにしてもよい
し、バス34、および近距離通信部11を介して、携帯
電話機21に、エラーメッセージに対応する信号を送信
し、携帯電話機21の表示部71に、エラーメッセージ
を表示させるようにしても良い。
示すメッセージを表示させるものとして説明したが、例
えば、入場管理装置1にスピーカを更に設け、スピーカ
から、アラーム音、もしくは認証処理失敗を示す音声メ
ッセージ(例えば、「入場ゲートを確認してください」
「係員のいる通路にお廻りください」)などを出力させ
たり、入場管理装置1に、LEDを更に設け、認証処理
が失敗した場合にLEDを点灯させるようにしてもよい
し、バス34、および近距離通信部11を介して、携帯
電話機21に、エラーメッセージに対応する信号を送信
し、携帯電話機21の表示部71に、エラーメッセージ
を表示させるようにしても良い。
【0125】また、所定のLEDが点灯した場合、通過
しようとした利用者は、入場不可であるものとする以外
に、例えば、認証処理が正しく実行された場合に、所定
のLEDを点灯させ、認証処理が失敗した場合に、その
LEDを消灯するようにしたり、通過しようとした利用
者が、入場可能である場合と入場不可である場合とで、
異なる色のLEDを点灯させるようにしてもよい。
しようとした利用者は、入場不可であるものとする以外
に、例えば、認証処理が正しく実行された場合に、所定
のLEDを点灯させ、認証処理が失敗した場合に、その
LEDを消灯するようにしたり、通過しようとした利用
者が、入場可能である場合と入場不可である場合とで、
異なる色のLEDを点灯させるようにしてもよい。
【0126】ステップS8において、携帯電話機21か
ら受信した搭乗者情報が、搭乗予定者データベース35
に記録されているデータと一致したと判断された場合、
ステップS10において、認証部31は、認証処理が正
しく終了したことを示す信号を、制御部32に出力す
る。制御部32は、搭乗者情報を入場者記録部36に記
録させるための制御信号を生成して入場者記録部36に
出力する。入場者記録部36は、入力された制御信号に
したがって、搭乗者情報を記録する。
ら受信した搭乗者情報が、搭乗予定者データベース35
に記録されているデータと一致したと判断された場合、
ステップS10において、認証部31は、認証処理が正
しく終了したことを示す信号を、制御部32に出力す
る。制御部32は、搭乗者情報を入場者記録部36に記
録させるための制御信号を生成して入場者記録部36に
出力する。入場者記録部36は、入力された制御信号に
したがって、搭乗者情報を記録する。
【0127】ステップS11において、認証部31は、
認証処理が正しく行われたことを示す信号を、扉駆動部
39に出力する。扉駆動部39は、利用者を通過させる
ために扉12を開く。
認証処理が正しく行われたことを示す信号を、扉駆動部
39に出力する。扉駆動部39は、利用者を通過させる
ために扉12を開く。
【0128】ステップS12において、制御部32は、
搭乗者情報を、バス34を介して、発券部13に出力す
る。発券部13は、所定の用紙に、搭乗者情報を印字
し、図4を用いて説明した券60を発券する。
搭乗者情報を、バス34を介して、発券部13に出力す
る。発券部13は、所定の用紙に、搭乗者情報を印字
し、図4を用いて説明した券60を発券する。
【0129】ステップS13において、制御部32は、
携帯電話機21の電源をオフ状態にするための制御信号
を生成して、バス34、および近距離通信部11を介し
て、携帯電話機21に送信して、処理が終了される。
携帯電話機21の電源をオフ状態にするための制御信号
を生成して、バス34、および近距離通信部11を介し
て、携帯電話機21に送信して、処理が終了される。
【0130】なお、携帯電話機21が、通信機能以外の
異なる機能を有している場合、制御部32は、携帯電話
機21の通話機能の電源をオフ状態にするための制御信
号を生成して、バス34、および近距離通信部11を介
して、携帯電話機21に送信するようにしても良い。
異なる機能を有している場合、制御部32は、携帯電話
機21の通話機能の電源をオフ状態にするための制御信
号を生成して、バス34、および近距離通信部11を介
して、携帯電話機21に送信するようにしても良い。
【0131】次に、図7のフローチャートを参照して、
図6を用いて説明した、入場管理装置1の処理と並行し
て実行される、携帯電話機21の処理について説明す
る。
図6を用いて説明した、入場管理装置1の処理と並行し
て実行される、携帯電話機21の処理について説明す
る。
【0132】ステップS21において、コントローラ8
1は、共振回路85および復調部83を介して入力され
る信号を基に、図6のステップS3において、入場管理
装置1が送信した通信開始命令を受信したか否かを判断
する。ステップS21において、通信開始命令を受信し
ていないと判断された場合、通信開始命令を受信したと
判断されるまで、ステップS21の処理が繰り返され
る。
1は、共振回路85および復調部83を介して入力され
る信号を基に、図6のステップS3において、入場管理
装置1が送信した通信開始命令を受信したか否かを判断
する。ステップS21において、通信開始命令を受信し
ていないと判断された場合、通信開始命令を受信したと
判断されるまで、ステップS21の処理が繰り返され
る。
【0133】ステップS21において、通信開始命令を
受信したと判断された場合、ステップS22において、
コントローラ81は、変調部82および共振回路85を
介して、入場管理装置1に、通信開始命令に対する応答
信号を送信する。
受信したと判断された場合、ステップS22において、
コントローラ81は、変調部82および共振回路85を
介して、入場管理装置1に、通信開始命令に対する応答
信号を送信する。
【0134】ステップS23において、コントローラ8
1は、復調部83から入力される信号を基に、図6のス
テップS5において、入場管理装置1が送信した搭乗者
情報の送出命令を受信したか否かを判断する。ステップ
S23において、搭乗者情報の送出命令を受信していな
いと判断された場合、搭乗者情報の送出命令を受信した
と判断されるまで、ステップS23の処理が繰り返され
る。
1は、復調部83から入力される信号を基に、図6のス
テップS5において、入場管理装置1が送信した搭乗者
情報の送出命令を受信したか否かを判断する。ステップ
S23において、搭乗者情報の送出命令を受信していな
いと判断された場合、搭乗者情報の送出命令を受信した
と判断されるまで、ステップS23の処理が繰り返され
る。
【0135】ステップS23において、搭乗者情報の送
出命令を受信したと判断された場合、ステップS24に
おいて、コントローラ81は、搭乗者情報を記憶部81
Aから読み出して、変調部82および共振回路85を介
して、入場管理装置1に送信する。
出命令を受信したと判断された場合、ステップS24に
おいて、コントローラ81は、搭乗者情報を記憶部81
Aから読み出して、変調部82および共振回路85を介
して、入場管理装置1に送信する。
【0136】ステップS25において、コントローラ8
1は、復調部83から入力される信号を基に、図6のス
テップS13において、入場管理装置1が送信した、携
帯電話機21の電源をオフ状態にするための制御信号を
受信したか否かを判断する。
1は、復調部83から入力される信号を基に、図6のス
テップS13において、入場管理装置1が送信した、携
帯電話機21の電源をオフ状態にするための制御信号を
受信したか否かを判断する。
【0137】ステップS25において、電源をオフ状態
にするための制御信号を受信していないと判断された場
合、処理は終了される。ここで、入場管理装置1が、携
帯電話機21に対して、認証処理が失敗したことを示す
エラーメッセージに対応する信号を送信するようになさ
れていた場合、コントローラ81は、復調部83から入
力された、エラーメッセージに対応する信号を、主制御
部61に出力し、主制御部61は、バス62を介して、
エラーメッセージを、表示部71に出力して表示させる
ようにしても良い。
にするための制御信号を受信していないと判断された場
合、処理は終了される。ここで、入場管理装置1が、携
帯電話機21に対して、認証処理が失敗したことを示す
エラーメッセージに対応する信号を送信するようになさ
れていた場合、コントローラ81は、復調部83から入
力された、エラーメッセージに対応する信号を、主制御
部61に出力し、主制御部61は、バス62を介して、
エラーメッセージを、表示部71に出力して表示させる
ようにしても良い。
【0138】ステップS25において、電源をオフ状態
にするための制御信号を受信したと判断された場合、ス
テップS26において、コントローラ81は、受信した
制御信号に基づいて、電源制御部21Cを制御し、通話
部21Aに供給される電源をオフ状態として、処理が終
了される。
にするための制御信号を受信したと判断された場合、ス
テップS26において、コントローラ81は、受信した
制御信号に基づいて、電源制御部21Cを制御し、通話
部21Aに供給される電源をオフ状態として、処理が終
了される。
【0139】なお、携帯電話機21が、通信機能以外の
異なる機能を有し、入場管理装置1が送信する制御信号
が、携帯電話機21の通話機能の電源をオフ状態にする
ための制御信号である場合、コントローラ81は、受信
した制御信号に基づいて、電源制御部21Cを制御し、
通話部21Aに供給される電源をオフ状態とし、図示し
ない他の機能の電源を切断しないようにする。
異なる機能を有し、入場管理装置1が送信する制御信号
が、携帯電話機21の通話機能の電源をオフ状態にする
ための制御信号である場合、コントローラ81は、受信
した制御信号に基づいて、電源制御部21Cを制御し、
通話部21Aに供給される電源をオフ状態とし、図示し
ない他の機能の電源を切断しないようにする。
【0140】このように、例えば、空港の搭乗口の入場
ゲートなどに設置された入場管理装置1と携帯電話機2
1とで情報を授受することにより、入場処理を行うこと
ができる。また、入場管理装置1より内部に利用者が入
場する場合は、自動的に、携帯電話機21の電源が切断
されるようにすることができ、更に、携帯電話機21の
電源切断後にも必要とされる座席番号などの情報を、所
定の用紙などの媒体に印刷することができるようにした
ので、利用者が、それらの情報を参照するために、入場
管理装置1より内部において、携帯電話機21の電源を
再投入する必要がなくなる。
ゲートなどに設置された入場管理装置1と携帯電話機2
1とで情報を授受することにより、入場処理を行うこと
ができる。また、入場管理装置1より内部に利用者が入
場する場合は、自動的に、携帯電話機21の電源が切断
されるようにすることができ、更に、携帯電話機21の
電源切断後にも必要とされる座席番号などの情報を、所
定の用紙などの媒体に印刷することができるようにした
ので、利用者が、それらの情報を参照するために、入場
管理装置1より内部において、携帯電話機21の電源を
再投入する必要がなくなる。
【0141】なお、ここでは入場管理装置1が、空港の
搭乗口の入場ゲートなどに設置された場合について説明
したが、本発明は、例えば、鉄道などの改札口、コンサ
ート会場、映画館、病院、会議室などの入口に設置され
る入場(入室)管理装置、もしくは入退場(入退室)管
理装置にも、適応することができる。
搭乗口の入場ゲートなどに設置された場合について説明
したが、本発明は、例えば、鉄道などの改札口、コンサ
ート会場、映画館、病院、会議室などの入口に設置され
る入場(入室)管理装置、もしくは入退場(入退室)管
理装置にも、適応することができる。
【0142】また、ここでは、携帯電話機21に予め記
憶されている搭乗者情報を、券60に印刷するものとし
て説明したが、搭乗者情報は、紙で構成されている媒体
以外に、例えば、樹脂製のカードなどの、紙以外のもの
で構成された媒体に印刷されるようにしてもよい。
憶されている搭乗者情報を、券60に印刷するものとし
て説明したが、搭乗者情報は、紙で構成されている媒体
以外に、例えば、樹脂製のカードなどの、紙以外のもの
で構成された媒体に印刷されるようにしてもよい。
【0143】なお、ここでは、入場管理装置1と携帯電
話機21との情報の送受信を、電磁波を用いて、非接触
で行う場合について説明したが、入場管理装置1および
携帯電話機21に、接触して情報を送受信するための接
触端子を備えるようにして、電気的に接触させた状態
で、各種情報を授受するようにしてもよい。
話機21との情報の送受信を、電磁波を用いて、非接触
で行う場合について説明したが、入場管理装置1および
携帯電話機21に、接触して情報を送受信するための接
触端子を備えるようにして、電気的に接触させた状態
で、各種情報を授受するようにしてもよい。
【0144】また、ここでは、入場管理装置1と通信す
る装置を、携帯電話機21として説明したが、入場管理
装置1と通信する装置として、例えば、PHS(Person
al Handy Phone)、PDA(Personal Digital(Data)
Assistants)などの、他の装置と通信可能な端末を用
いることができる。
る装置を、携帯電話機21として説明したが、入場管理
装置1と通信する装置として、例えば、PHS(Person
al Handy Phone)、PDA(Personal Digital(Data)
Assistants)などの、他の装置と通信可能な端末を用
いることができる。
【0145】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0146】
【発明の効果】本発明の入場管理装置によれば、携帯通
信端末の電源切断後にも必要とされる携帯通信端末内に
記憶されている情報を、所定の媒体に印刷することがで
きるようにしたので、入場管理装置通過後に必要となる
情報を、携帯通信端末から取り出す必要がなくなる。
信端末の電源切断後にも必要とされる携帯通信端末内に
記憶されている情報を、所定の媒体に印刷することがで
きるようにしたので、入場管理装置通過後に必要となる
情報を、携帯通信端末から取り出す必要がなくなる。
【0147】本発明の入場管理システムによれば、入場
管理装置と携帯通信端末とで情報を授受することによ
り、入場処理を行うことができる。また、入場管理装置
より内部に利用者が入場する場合は、自動的に、携帯通
信端末の電源が切断されるようにすることができ、更
に、携帯通信端末の電源切断後にも必要とされる携帯通
信端末内に記憶されている情報を、所定の媒体に印刷す
ることができるようにしたので、入場管理装置通過後に
必要となる情報を、携帯通信端末から取り出す必要がな
くなる。
管理装置と携帯通信端末とで情報を授受することによ
り、入場処理を行うことができる。また、入場管理装置
より内部に利用者が入場する場合は、自動的に、携帯通
信端末の電源が切断されるようにすることができ、更
に、携帯通信端末の電源切断後にも必要とされる携帯通
信端末内に記憶されている情報を、所定の媒体に印刷す
ることができるようにしたので、入場管理装置通過後に
必要となる情報を、携帯通信端末から取り出す必要がな
くなる。
【図1】本発明を適用した入場管理システムの構成例を
示す図である。
示す図である。
【図2】図1の入場管理装置の内部の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】図2の近距離通信部の構成例を示すブロック図
である。
である。
【図4】図1の入場管理装置から発券される券を説明す
るための図である。
るための図である。
【図5】図1の携帯電話機の内部の構成例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】入場管理装置の処理を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図7】携帯電話機の処理を説明するためのフローチャ
ートである。
ートである。
1 入場管理装置 11 近距離通信部 12 扉 13 発券部 21 携帯電話機 21B 近距離通信部 21C 電源制御部 31 認証部 32 制御部 33 表示部 35 搭乗予定者データベース 36 入場者記録部 39 扉駆動部 51 コントローラ 52 変調部 53 復調部 54 共振回路 61 主制御部 81 コントローラ 82 変調部 83 復調部 84 電源供給部 85 共振回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109L (72)発明者 壱岐 天彦 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 3E027 CA06 CA07 CA08 CB02 EA10 EC01 5K067 BB04 DD27 DD51 EE02 EE12 EE35 FF02 FF23 FF24 FF25 HH12 HH23 KK05 KK15
Claims (13)
- 【請求項1】 携帯通信端末に、入場者情報を示す第1
の情報の送信命令を送信する第1の送信手段と、 前記携帯通信端末から、前記第1の情報を受信する受信
手段と、 前記受信手段により受信された前記第1の情報を基に、
前記携帯通信端末を保有する利用者が入場可能か否かを
判断する判断手段と、 前記判断手段により前記利用者が入場可能であると判断
された場合、前記受信手段により受信された前記第1の
情報を基に、所定の媒体に第2の情報を印刷する印刷手
段と、 前記携帯通信端末の電源を切断させるための制御信号を
前記携帯通信端末に送信する第2の送信手段とを備える
ことを特徴とする入場管理装置。 - 【請求項2】 前記第2の情報には、前記第1の情報の
うち、前記携帯通信端末の電源が切断された後に必要と
なる情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載の
入場管理装置。 - 【請求項3】 前記第1の情報および前記第2の情報に
は、座席番号が含まれることを特徴とする請求項1また
は2に記載の入場管理装置。 - 【請求項4】 前記所定の媒体は、紙で構成された所定
の用紙であることを特徴とする請求項1,2または3に
記載の入場管理装置。 - 【請求項5】 前記利用者が入場不可であることを通知
するための通知手段を更に備えることを特徴とする請求
項1乃至4のいずれかに記載の入場管理装置。 - 【請求項6】 前記通知手段は、前記利用者が入場不可
であることを示すメッセージを表示することにより、前
記利用者が入場不可であることを通知することを特徴と
する請求項5に記載の入場管理装置。 - 【請求項7】 前記通知手段は、前記利用者が入場不可
であることを示す音声信号を出力することにより、前記
利用者が入場不可であることを通知することを特徴とす
る請求項5に記載の入場管理装置。 - 【請求項8】 前記通知手段は、前記利用者が入場不可
である場合、所定のLEDの点灯または消灯により、前
記利用者が入場不可であることを通知することを特徴と
する請求項5に記載の入場管理装置。 - 【請求項9】 前記利用者の通行を制限するための所定
の部材の開閉を制御する制御手段を更に備え、 前記制御手段は、前記判断手段による判断結果に基づい
て、前記所定の部材の開閉を制御することを特徴とする
請求項1乃至8のいずれかに記載の入場管理装置。 - 【請求項10】 入場可能な前記利用者に関する情報を
記憶する記憶手段を更に備え、 前記判断手段は、前記記憶手段により記憶された前記利
用者に関する情報を参照して、前記携帯通信端末を保有
する前記利用者が入場可能か否かを判断することを特徴
とする請求項1乃至9のいずれかに記載の入場管理装
置。 - 【請求項11】 前記判断手段により入場可能であると
判断された前記利用者に関する情報を記録する記録手段
を更に備えることを特徴とする請求項1乃至10のいず
れかに記載の入場管理装置。 - 【請求項12】 携帯通信端末に、入場者情報を示す第
1の情報の送信命令を送信する第1の送信手段と、 前記携帯通信端末から、前記第1の情報を受信する受信
手段と、 前記受信手段により受信された前記第1の情報を基に、
前記携帯通信端末を保有する利用者が入場可能か否かを
判断する判断手段と、 前記判断手段により前記利用者が入場可能であると判断
された場合、前記受信手段により受信された前記第1の
情報を基に、所定の媒体に第2の情報を印刷する印刷手
段と、 前記携帯通信端末の通信機能の電源を切断させるための
制御信号を前記携帯通信端末に送信する第2の送信手段
とを備えることを特徴とする入場管理装置。 - 【請求項13】 所定の場所に利用者が入場するための
入場口に設置される入場管理装置、および前記利用者が
保有する携帯通信端末からなる入場管理システムにおい
て、 前記入場管理装置は、 前記携帯通信端末に、入場者情報を示す第1の情報の送
信命令を送信する第1の送信手段と、 前記携帯通信端末から、前記第1の情報を受信する第1
の受信手段と、 前記第1の受信手段により受信された前記第1の情報を
基に、前記携帯通信端末を保有する前記利用者が入場可
能か否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により前記利用者が入場可能であると判断
された場合、前記第1の受信手段により受信された前記
第1の情報を基に、所定の媒体に第2の情報を印刷する
印刷手段と、 前記携帯通信端末の電源を切断させるための制御信号を
前記携帯通信端末に送信する第2の送信手段とを備え、 前記携帯通信端末は、 前記第1の情報を記憶する記憶手段と、 前記入場管理装置から、前記記憶手段により記憶されて
いる前記第1の情報の送信命令を受信する第2の受信手
段と、 前記記憶手段により記憶されている前記第1の情報を送
信する第3の送信手段と、 前記入場管理装置から、電源を制御するための前記制御
信号を受信する第3の受信手段と、 前記第3の受信手段により受信された前記制御信号に基
づいて電源を制御する制御手段とを備えることを特徴と
する入場管理システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000379793A JP2002186039A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 入場管理装置および入場管理システム |
EP20010129260 EP1215632A3 (en) | 2000-12-14 | 2001-12-12 | Entrance administration equipment and system thereof |
US10/014,585 US20020090930A1 (en) | 2000-12-14 | 2001-12-14 | Entrance administration equipment and system thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000379793A JP2002186039A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 入場管理装置および入場管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002186039A true JP2002186039A (ja) | 2002-06-28 |
Family
ID=18848094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000379793A Pending JP2002186039A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 入場管理装置および入場管理システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020090930A1 (ja) |
EP (1) | EP1215632A3 (ja) |
JP (1) | JP2002186039A (ja) |
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