JP2002180110A - 金属コロイド溶液の製造方法 - Google Patents
金属コロイド溶液の製造方法Info
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Abstract
できるとともに、粒子径の制御が容易に行うことが可能
な製造方法を提供する。 【解決手段】(a)標準水素電極電位が−0.80〜+1.
20eVの範囲にある金属の塩(A)、安定化剤、およ
び溶媒を混合して金属コロイド溶液調製用母液を調製
し、(b)金属コロイド溶液調製用母液を10〜95℃の
温度に調整し、(c)該金属コロイド溶液調製用母液に、
標準水素電極電位が−0.20〜+1.50eVの範囲に
あり、かつ前記金属の塩(A)を構成する金属よりも標
準水素電極電位が高い金属の塩(B)を添加したのち、
(d)還元剤を添加して、金属塩を還元する金属コロイド
溶液の製造方法。
Description
ドの製造方法に関する。さらに詳しくは、均一な粒子径
分布を有し、金属コロイド微粒子が単分散した溶液を容
易に製造可能な方法に関する。
果、高表面積効果、量子効果等のために触媒や電子機器
等の分野において機能性材料として用いられている。例
えばホウ化ニッケルコロイド微粒子を担体に担持して水
素化触媒として用いることが知られている(帰山ら、日
本化学会誌、1984(6)、p.1005〜101
0)。また、金属微粒子は、電子機器等の分野として、
陰極線管等の表示装置表面の帯電防止、電磁波遮蔽のた
めに用いられている。
は、奥山、瀬戸ら、ケミカルエンジニアリング、P22
〜27、(1993)には、気相プロセスによる超微粒子
の製造方法が開示されている。また本願出願人は、上記
の乾式法とは別に、特開平10−188681号公報に
て、アルコール・水混合溶媒中で金属塩を還元剤あるい
は電気的に還元する方法、および、金属微粒子または合
金微粒子の分散液に、金属微粒子または合金微粒子より
も標準水素電極電位が高い金属の微粒子またはイオンを
存在させて、金属微粒子または/および合金微粒子上に
標準水素電極電位が高い金属を析出させる方法(湿式
法)を提案している。
講演概要集(1997)70頁等には、貴金属イオン
(Ag+、Au3+、Pd2+、Pt2+、Pt4+等)を含み、必要
に応じて界面活性剤等の有機化合物を添加した溶液に、
不活性ガス雰囲気下で超音波を、例えば200kHz、
6W/cm2の条件で照射することによって金属微粒子
を調製する超音波照射直接還元法が提案されている。
子は、凝集しやすく、分散媒に分散させても安定なコロ
イドが得にくく、また金属微粒子の粒子径は調節が困難
であるとともに不均一であった。また、湿式法および超
音波照射直接還元法では、金属成分によっては粒子化が
困難なものもあり、粒子化して金属微粒子が得られたと
しても、必ずしも安定性が充分ではなく、粒子径の調節
が困難であるとともに不均一であるなどの問題があっ
た。
易に得ることができるとともに、粒子径の制御が容易に
行うことが可能な金属コロイド溶液の製造方法を提供す
ることを目的としている。
法は、(a)標準水素電極電位が−0.80〜+1.20e
Vの範囲にある金属の塩(A)、安定化剤、および溶媒
を混合して金属コロイド溶液調製用母液を調製し、(b)
該金属コロイド溶液調製用母液を10〜95℃の温度に
調整し、(c)該金属コロイド溶液調製用母液に、標準水
素電極電位が−0.20〜+1.50eVの範囲にあり、
かつ前記金属の塩(A)を構成する金属よりも標準水素
電極電位が高い金属の塩(B)を添加したのち、(d)還
元剤を添加して金属塩(A)および(B)を還元するこ
とを特徴としている。
金属コロイド溶液を、さらに50〜150℃の範囲の温
度で熟成することが望ましい。前記(a)〜(d)または(a)
〜(e)の工程は、非酸化雰囲気下で行われることが望ま
しい。標準水素電極電位が−0.80〜+1.20eVの
範囲にある金属の塩(A)が、Au、Ag、Cu、N
i、Co、Fe、Ruからなる群から選ばれる1種以上
の金属の塩であり、標準水素電極電位が−0.20〜+
1.50eVの範囲にあり、かつ前記金属の塩(A)を
構成する金属よりも標準水素電極電位が高い金属の塩
(B)が、Pt、Pd、Snからなる群から選ばれる1
種以上の金属の塩であることが好ましい。
説明する。なお、本発明でいう金属コロイド溶液とは金
属コロイド微粒子が分散した溶液である。(a)金属コロイド溶液調製用母液の調製 本発明では、まず、標準水素電極電位が−0.80〜+
1.20eVの範囲にある金属の塩(A)、安定化剤、
および溶媒を混合して金属コロイド溶液調製用母液を調
製する。
水素電極電位が−0.80〜+1.20eV、好ましくは
−0.60〜+1.11eVの範囲にある金属の塩を用
いることが好ましい。具体的には、Au、Ag、Ni、C
u、Fe、Co、Ruからなる郡から選ばれる1種以上の金
属の塩化物、硝酸塩、硫酸塩、リン酸塩、炭酸塩などの
無機酸塩、有機酸塩などが挙げられる。また、金属塩
(A)として、ヘキサアミンニッケル塩化物((Ni(NH3)
6)Cl2)、テトラアミン銅硫酸塩((Cu(NH3) 4)SO4
・H2O)、ヘキサアミンルテニウム塩化物((Ru(NH
3)6)Cl2)などの錯塩も用いることができる。これらの
塩は1種単独でも、または2種以上混合して使用され
る。
属コロイド溶液調製用母液中に0.1〜10重量%、好
ましくは0.5〜5重量%の範囲となるように用いるこ
とが好ましい。金属塩の使用量が、金属に換算して、金
属コロイド溶液調製用母液中に0.1重量%未満の場合
は、金属塩濃度が低すぎて生産効率が低く、金属化合物
の使用量が、金属に換算して、金属コロイド溶液調製用
母液中に10重量%を越えると、濃度が高すぎて得られ
る金属コロイド微粒子の単分散性が低下し、粒子径が不
均一になる傾向がある。
ル酸、リンゴ酸、マロン酸、ポリカルボン酸などの有機
酸、ゼラチン、アラビアゴム、ポリビニールアルコー
ル、ポリビニールピロリドン、ポリメチルビニールエー
テルなどの親水性ポリマー、およびドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム等の界面活
性剤、例えばデスパウント(東邦化学工業(株)商品
名)などの界面活性剤が用いられる。中でもゼラチン、
ポリビニールピロリドン、デスパウント界面活性剤が好
ましい。
イド微粒子の表面に吸着して、疎水性の金属コロイド微
粒子が、水などの分散媒中で凝集することを抑制する。
このため、分散安定性に優れた金属コロイド溶液を得る
ことができる。安定化剤は、金属コロイド溶液調製用母
液中の最終的な金属コロイド微粒子の重量(すなわち、
金属塩(A)および後述する金属塩(B)を金属に換算
した合計重量)の0.1〜10重量倍、好ましくは0.2
〜5重量倍の範囲となるように用いることが好ましい。
製用母液中の最終的な金属コロイド微粒子の重量の0.
1重量倍未満の場合は、安定化剤量が希薄すぎて金属コ
ロイド微粒子の単分散した金属コロイドが得にくく、得
られたとしても金属コロイドの安定性がなく凝集し易
い。また安定化剤の使用量が、金属コロイド溶液調製用
母液中の最終的な金属コロイド微粒子の重量の10重量
倍を越えると、安定化剤の濃度が高すぎ溶液の粘度が増
加したり、金属コロイド微粒子が安定化剤に覆われるた
め、触媒として使用する場合、触媒活性が充分発現しな
かったり、導電性が充分発現しないことがある。
準水素電極電位が−0.80〜+1.20eVの範囲にあ
る金属の塩(A)および安定化剤、後述する標準水素電
極電位が−0.20〜+1.50eVの範囲にある金属の
塩(B)および還元剤を溶解することができるものであ
れば特に制限はなく従来公知の溶媒を用いることができ
る。
ル、プロパノール、ブタノール、ジアセトンアルコー
ル、フルフリルアルコール、テトラヒドロフルフリルア
ルコール、エチレングリコール、ヘキシレングリコール
などのアルコール類;酢酸メチルエステル、酢酸エチル
エステルなどのエステル類;ジエチルエーテル、エチレ
ングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノエチルエーテルなどのエーテル
類;アセトン、メチルエチルケトン、アセチルアセト
ン、アセト酢酸エステルなどのケトン類などが挙げられ
る。これらは単独で使用してもよく、また2種以上混合
して使用してもよい。なかでも水、アルコール類などの
極性溶媒は、金属塩(A)および(B)、安定化剤およ
び還元剤を容易に溶解することができるので好ましい。
び溶媒を、公知の方法で混合する。混合方法としては、
特に制限されるものではなく、たとえば、ミキサー、ス
ターラーなどの公知の手法が挙げられる。混合して得ら
れる金属コロイド溶液調製用母液のpHは3〜10、好
ましくは4〜9のpHの範囲にあることが望ましい。金
属コロイド溶液調製用母液のpHが3未満の場合は、還
元剤の酸化反応によって水素イオン濃度が増大し、金属
塩の還元反応の速度が低下し、金属微粒子の析出が遅く
なる。
を越える場合は、金属塩の還元反応速度が増大して金属
微粒子の凝集物が生成したり、あるいは金属の水酸化物
の沈殿が生成しやくなることがある。金属コロイド溶液
調製用母液には、必要に応じてpH緩衝剤が添加されて
いてもよい。pH緩衝剤を用いると金属の還元析出速度
を一定にすることができるので金属コロイド微粒子が凝
集することもなく、また粒子径をより均一に調整するこ
とができる。
クエン酸、プロピオン酸、乳酸などの有機酸および有機
酸塩が挙げられる。中でもクエン酸ナトリウム、酢酸ナ
トリウムなどの有機酸塩は好適に用いることができる。
このときの緩衝剤の使用量は、金属塩(A)を金属に換
算した重量の0.5〜30重量%、さらには1〜20重
量%の範囲にあることが好ましい。
換算したときの重量の0.5重量%未満の場合は、緩衝
作用が小さく金属コロイド溶液調製用母液pHが変動す
ることがあり金属微粒子が凝集物したり、粒子径が不均
一になる傾向がある。また緩衝剤の添加量が、金属塩
(A)を金属に換算した重量の30重量%を越えても緩
衝効果はなんら向上しない。
整 次ぎに、金属コロイド溶液調製用母液を10〜95℃、
好ましくは30〜90℃に調整する。金属コロイド溶液
調製用母液の温度が10℃未満の場合は、温度が低すぎ
て金属の還元析出速度が遅くなることがあり、金属コロ
イド溶液調製用母液の温度が95℃を越えると金属の還
元析出速度が早すぎて、後述する標準水素電極電位が−
0.20〜+1.50eVの範囲にある金属の塩(B)を
添加する前に金属微粒子が析出し、このような金属微粒
子は凝集したり、粒子径が不均一となることがある。
50eVの範囲にある金属の塩の添加 本発明では、上記金属コロイド溶液調製用母液に、標準
水素電極電位が−0.20〜+1.50eVの範囲に金属
の塩(B)を添加する。本発明で用いる金属塩(B)と
しては、標準水素電極電位が−0.20〜+1.50e
V、好ましくは−0.14〜+1.20eVの範囲にある金
属の塩が望ましく、具体的には、Pt、Pd、Sn等の金
属の塩化物、硝酸塩、硫酸塩、リン酸塩、炭酸塩などの
無機酸塩、有機酸塩、錯塩などが挙げられる。これらの
塩は1種単独でも、または2種以上混合して使用され
る。このような金属塩(B)としては、具体的に、塩化
パラジウム、硝酸パラジウム、酢酸パラジウム、テトラ
クロロパラジウム酸ナトリウム、テトラクロロパラジウ
ム酸アンモニウムなど各種パラジュウム化合物、塩化白
金酸、塩化白金ナトリウム、ヘキサクロロ白金酸二アン
モニウム、ヘキサクロロ白金酸二ナトリウムなど各種白
金化合物、塩化スズ、スズ酸カリウム、蓚酸スズなど金
属化合物が挙げられる。
(A)を構成する金属の標準水素電極電位よりも高いた
めに容易に還元され、金属微粒子として析出しやすい。
このため、このような金属塩(B)の還元によって生成
した金属微粒子が核粒子(種粒子)として作用し、引き
続き金属塩(A)が還元されて核粒子表面上に析出して
単分散した金属コロイド微粒子か分散したコロイド溶液
が得られる。金属塩(B)と金属塩(A)とを構成する
金属の標準水素電極電位の差は、特に制限されるもので
はないが、通常0.04〜1.8eV、好ましくは0.2
5〜1.24eVの範囲あることが好ましい。
に換算したときの重量(WB)と、金属塩(A)を金属
に換算したときの重量(WA)との重量比(WB/WA)
が0.0005〜0.20、好ましくは0.001〜0.
10の範囲にあることが望ましい。WB/WAが0.00
05未満の場合は、核粒子の数が少ないために金属の析
出が遅く、すなわち粒子の生成速度が長時間を要した
り、得られる金属コロイド微粒子の粒子径が不均一にな
ったり、粒子が凝集する傾向がある。WB/WAが0.2
0を越えると、得られる金属コロイド微粒子は核粒子成
分の割合が高いために所望の金属の特性(触媒特性や導
電性等の金属特性)を発現しないことがある。
還元剤を添加して、金属塩を還元する。還元剤として
は、次亜燐酸ナトリウム、水素化ホウ素ナトリウム、ア
ルコール類、ヒドラジン、ホルムアルデヒド、ジメチル
アミンボランなどが挙げられ、特に次亜燐酸ナトリウ
ム、水素化ホウ素ナトリウム、ホルマリンが好ましい。
これらは単独で使用してもよく、また2種以上混合して
使用しても良い。
(B)が還元され、金属微粒子として析出し、生成した
金属微粒子が核粒子(種粒子)として作用し、引き続き
金属塩(A)が還元されて核金属微粒子表面上に析出し
て単分散した金属コロイド微粒子が得られる。還元剤の
添加量としては、核金属粒子の種類や還元剤の還元力な
どによっても異なるが、金属塩(A)および(B)を構
成する金属の合計1モルに対し還元剤が0.1〜5モ
ル、好ましくは0.5〜4モルの範囲にあることが好ま
しい。
さらに速くなることもなく、還元剤の量が0.1モル未
満の場合は、還元剤の量が少ないため、金属微粒子の析
出が不充分となり、収率が低下するので好ましくない。(e)熟成処理 前記還元剤を添加したのち、金属コロイド溶液は、必要
に応じて熟成してもよい。
ましくは8〜120℃の温度で行うことが望ましい。ま
た、熟成時間は、熟成温度によっても異なるが0.5〜
10時間、好ましくは1〜5時間の範囲にあることが望
ましい。このような条件で熟成を行うことにより粒子径
が均一で、安定な金属コロイド溶液を得ることができ
る。前記熟成を行った金属コロイド溶液は用途によって
はそのまま用いることもできるが、必要に応じて、洗浄
および/または濃縮することが好ましい。
定性や収率を損なうことなく前記各添加剤に起因して随
伴する不純物を除去できれば特に制限はなく、従来公知
の方法を採用することができる。例えば、限外濾過膜を
使用する方法、イオン交換樹脂を使用する方法、あるい
はこれらの方法を組み合わせて洗浄する方法も好適に採
用することができる。
使用する方法、ロータリーエバポレーターを使用する方
法等が挙げられる。また、濃縮時に、所望の溶媒に置換
することもできる。本発明における上記各工程は、少な
くとも1部の工程を、非酸化雰囲気下で行うことが好ま
しい。具体的には、窒素、アルゴン、ヘリウムなどの不
活性ガス雰囲気下で行うことが好ましい。酸化雰囲気下
(たとえば酸素存在下)で上記工程を行うと金属コロイ
ド溶液中の金属コロイド微粒子が酸化され、充分な触媒
特性や導電性等の金属特性を発現しないことがある。
れた金属コロイド溶液は、標準水素電極電位が−0.2
0〜+1.50eVの範囲にある金属からなる核微粒子
の表面に、前記核微粒子より標準水素電極電位が高く、
かつ標準水素電極電位が−0.80〜+1.20eVの範
囲にある金属が析出した複合金属微粒子が分散したコロ
イド溶液である。
イド微粒子は単分散しており平均粒子径が3〜200n
mの範囲にある。また、この金属コロイド微粒子は、平
均粒子径±20%の範囲内にある金属コロイド微粒子の
割合が80重量%以上であるので、粒径分布が狭く、大
きさが揃っている。なお、金属コロイド微粒子の平均粒
子径、粒度分布は、マイクロトラック粒度分析計(日機
装(株)製:UPA9340)を用いて測定することが
できる。
は、標準水素電極電位が高い金属の塩(B)を用いて核
粒子を形成させて、ついで標準水素電極電位が低い金属
の塩(A)を還元しての単分散金属コロイド溶液を調製
しているので、極めて安定性の高い金属コロイド溶液を
得ることができる。また得られた金属コロイド微粒子の
粒子径も均一である。
他、各種回路素子、低抗体、コンデンサー、インダクタ
ー、相互配線導体、導電体用ペーストおよびこれを用い
て得られる厚膜材料、機能素子、電磁波シールド、導電
性接着剤、導電性フイラー、導電性塗料、磁性材料、磁
気記録用材料、磁性流体材料、電極材料、電池材料など
種々の用途に適用することができる。
説明するが、本発明はこれらの実施に何ら限定されるも
のではない。
15gおよび安定化剤として濃度25重量%のゼラチン
水溶液3.0gを、容量3Lの容器に秤量した。つい
で、該容器に蒸留水500gを加え、金属塩およびゼラ
チンを溶解して金属コロイド溶液調製用母液を調製した
のち、窒素ガスを封入しながら40℃に加温した。つい
で、金属塩(B)として、Pd金属に換算したときの濃
度が8.97重量%のジクロロテトラアンミンパラジウ
ムを1.0g添加した。
フイン酸ナトリウム1水和物(化学式:NaPH2O2・
H2O)10g(0.09モル/0.06モル-生成金属
微粒子)を添加して、金属コロイド溶液を調製した。つ
いで、限外濾過膜を使用し、金属重量に対し300倍の
蒸留水で洗浄し、濃縮して濃度3.0重量%の金属コロ
イド溶液(A)を得た。
付きフラスコに入れ、80℃、2時間熟成した。その
後、金属コロイド微粒子の平均粒子径および粒子径の均
一性(平均粒子径±20重量%に含まれている粒子の
量)を測定した。なお、平均粒子径および粒子径の均一
性は、平均粒子径の±20%に含まれている微粒子の重
量%をマイクロトラック粒度分析計(日機装(株)製:
UPA9340)で測定することによって評価した。
ロイド溶液の分散安定性は、上記金属コロイド溶液調製
後室温で放置した試料を1ヶ月間目視で観察し、以下の
基準により評価した。 沈降物が全く認められず :○ 沈降物が僅かに認めらる :△ 沈降物が多量に認められる :× 結果を表1に示す。
7.5g、および安定化剤としてPVP(ポリビニール
ピロリドン)2.5gを、容量3Lの容器に秤量した。
ついで、該容器に、蒸留水500gを加え金属コロイド
溶液調製用母液を調製し、窒素ガスを封入しながら40
℃に加温した。ついで、金属塩(B)として、Pd金属
に換算したときの濃度が8.97重量%のジクロロテト
ラアンミンパラジウムを0.5g添加した。均一に攪拌
混合した後、還元剤として水素化ホウ素ナトリウム(N
aBH4)を3.0g(0.08モル/0.03モル-生成
金属微粒子)添加してコロイド溶液を調製した。つい
で、限外濾過膜を使用し、金属重量分に対し300倍の
蒸留水で洗浄し、濃縮して濃度3.5重量%の金属コロ
イド溶液(B)を得た。得られた金属コロイド溶液を還
流器付きフラスコに入れ、80℃、2時間熟成した。熟
成後、金属コロイド溶液中の金属コロイド微粒子の平均
粒子径、粒子径の均一性および分散安定性を測定した。
24gと塩化銅二水和物4g、および安定化剤としてP
VP(ポリビニールピロリドン)10.0gを、容量4L
の容器に秤量した。ついで該容器に、蒸留水560gを
加え金属コロイド溶液調製用母液を調製し、窒素ガスを
封入しながら40℃に加温した。ついで、金属塩(B)
としてPd金属に換算したときの濃度が8.97重量%
のジクロロテトラアンミンパラジウムを2.0g添加し
た。
量%の水素化ホウ素ナトリウム(NaBH4)水溶液44
0g(0.23モル/0.12モル-生成金属微粒子)
を7.3g/分の速度で添加して金属コロイド溶液を調
製した。ついで、限外濾過膜を使用し、金属重量分に対
し300倍の蒸留水で洗浄したのち、濃縮して濃度3.
0重量%の金属コロイド溶液(C)を得た。
付きフラスコに入れ、80℃、2時間熟成した。熟成
後、金属コロイド溶液中の金属コロイド微粒子の平均粒
子径、粒子径の均一性および分散安定性を測定した。結
果を表1に示す。
物5.1gと、安定化剤としてクエン酸三ナトリウム二
水和物5.0gと、PVP(ポリビニールピロリドン)3
gとを容量3Lの容器に秤量した。ついで該容器に、蒸
留水175gを加え金属コロイド溶液調製用母液を調製
し、窒素ガスを封入しながら40℃に加温した。つい
で、核形成用金属塩(B)としてPd金属に換算したと
きの濃度が8.97重量%のジクロロテトラアンミンパ
ラジウムを1.0g添加した。均一に攪拌混合した後、
還元剤として1重量%の水素化ホウ素ナトリウム(Na
BH4)水溶液225g(0.02モル/0.02モル-
生成金属微粒子)を、7.3g/分の速度で添加して金
属コロイド溶液を調製した。ついで、限外濾過膜を使用
し、金属重量分に対し300倍の蒸留水で洗浄・濃縮し
て、濃度2.8重量%の金属コロイド溶液(D)を得
た。
付きフラスコに入れ、80℃、2時間熟成した。金属コ
ロイド溶液中の金属コロイド粒子の平均粒子径、粒子径
の均一性および分散安定性を測定した。結果を表1に示
す。
15gを、容量3Lの容器に秤量した。ついで該容器
に、蒸留水500gを加え金属コロイド溶液調製用母液
を調製し、窒素ガスで封入しながら40℃に加温した。
ついで、金属塩(B)としてPd金属に換算したときの
濃度が8.97重量%のジクロロテトラアンミンパラジ
ウムを1.0g添加した。
フィン酸ナトリウム1水和物(化学式:NaPH2O2・
H2O)10g(0.09モル/0.06モル-生成金属
微粒子)を添加してニッケル金属微粒子の分散液(E)
を調製した。得られたニッケル金属微粒子(E)は還元
剤を添加した直後から凝集して沈降してしまい、平均粒
子径、均一性は評価できなっかた。
15gおよび安定化剤として濃度25重量%のゼラチン
水溶液3.0gを、容量3Lの容器に秤量した。ついで
蒸留水500gを加え金属コロイド溶液調製用母液を調
製し、窒素ガスを封入しながら40℃に加温した。均一
に攪拌混合した後、還元剤としてホスフイン酸ナトリウ
ム1水和物(化学式:NaPH2O2・H2O)10g
(0.09モル/0.06モル-生成金属微粒子)を添
加して、濃度0.7重量%のニッケル金属微粒子の分散
液(F)を調製した。ニッケル金属微粒子(F)の収率
は約40%と低く、得られたニッケル金属微粒子は凝集
して沈降してしまい、平均粒子径および均一性は評価で
きなかった。
Claims (4)
- 【請求項1】(a)標準水素電極電位が−0.80〜+1.
20eVの範囲にある金属の塩(A)、安定化剤、およ
び溶媒を混合して金属コロイド溶液調製用母液を調製
し、 (b)該金属コロイド溶液調製用母液を10〜95℃の温
度に調整し、 (c)該金属コロイド溶液調製用母液に、標準水素電極電
位が−0.20〜+1.50eVの範囲にあり、かつ前記
金属の塩(A)を構成する金属よりも標準水素電極電位
が高い金属の塩(B)を添加したのち、 (d)還元剤を添加して金属塩(A)および(B)を還元
することを特徴とする金属コロイド溶液の製造方法。 - 【請求項2】(e)得られた金属コロイド溶液を、さらに
50〜150℃の範囲の温度で熟成することを特徴とす
る請求項1に記載の金属コロイド溶液の製造方法。 - 【請求項3】前記(a)〜(d)または(a)〜(e)の工程を非酸
化雰囲気下で行うことを特徴とする請求項1または2に
記載の金属コロイド溶液の製造方法。 - 【請求項4】標準水素電極電位が−0.80〜+1.20
eVの範囲にある金属の塩(A)が、Au、Ag、C
u、Ni、Co、Fe、Ruからなる群から選ばれる1
種以上の金属の塩であり、 標準水素電極電位が−0.20〜+1.50eVの範囲に
あり、かつ前記金属の塩(A)を構成する金属よりも標
準水素電極電位が高い金属の塩(B)が、Pt、Pd、
Snからなる群から選ばれる1種以上の金属の塩である
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の金属
コロイド溶液の製造方法。
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