JP2002167807A - カウンタウエイト着脱装置 - Google Patents
カウンタウエイト着脱装置Info
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- JP2002167807A JP2002167807A JP2000364606A JP2000364606A JP2002167807A JP 2002167807 A JP2002167807 A JP 2002167807A JP 2000364606 A JP2000364606 A JP 2000364606A JP 2000364606 A JP2000364606 A JP 2000364606A JP 2002167807 A JP2002167807 A JP 2002167807A
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- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/18—Counterweights
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 傾斜台を必要とせずに安全に、しかも短時間
でカウンタウエイトを支持台に着脱することができるカ
ウンタウエイト着脱装置を提供する。 【解決手段】 支持台2a近傍に下端部が枢支される伸縮
アーム4と、この伸縮アーム4の可動部先端に備えられた
スプロケット11を介して垂下され、一方端が上部旋回体
側に固定され他方端がカウンタウエイト3に取外し可能
に接続されるチェーン12と、上記下端部を支点として伸
縮アーム4を揺動させることができ、カウンタウエイト
取外し時に、伸長された伸縮アーム4を略垂直姿勢から
傾斜姿勢に変位させることにより、チェーン12に吊り下
げられたカウンタウエイト3をその降下において支持台2
aと干渉しない位置に移動させる油圧シリンダ17とを備
えてなることを特徴とする。
でカウンタウエイトを支持台に着脱することができるカ
ウンタウエイト着脱装置を提供する。 【解決手段】 支持台2a近傍に下端部が枢支される伸縮
アーム4と、この伸縮アーム4の可動部先端に備えられた
スプロケット11を介して垂下され、一方端が上部旋回体
側に固定され他方端がカウンタウエイト3に取外し可能
に接続されるチェーン12と、上記下端部を支点として伸
縮アーム4を揺動させることができ、カウンタウエイト
取外し時に、伸長された伸縮アーム4を略垂直姿勢から
傾斜姿勢に変位させることにより、チェーン12に吊り下
げられたカウンタウエイト3をその降下において支持台2
aと干渉しない位置に移動させる油圧シリンダ17とを備
えてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルやク
レーン等の建設機械におけるカウンタウエイト着脱装置
に関するものである。
レーン等の建設機械におけるカウンタウエイト着脱装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建設機械のカウンタウエイトは、通常、
上部旋回体の旋回フレーム後端部から水平に突設された
支持台上に載置されており、固定ボルトを用いてその支
持台に固定されている。このカウンタウエイトは建設機
械の搬送時には取り外され、作業時に装着される。従っ
て、カウンタウエイト着脱時にはその支持台を避けるよ
うにしてカウンタウエイトを吊り上げまたは吊り下げな
ければならない。
上部旋回体の旋回フレーム後端部から水平に突設された
支持台上に載置されており、固定ボルトを用いてその支
持台に固定されている。このカウンタウエイトは建設機
械の搬送時には取り外され、作業時に装着される。従っ
て、カウンタウエイト着脱時にはその支持台を避けるよ
うにしてカウンタウエイトを吊り上げまたは吊り下げな
ければならない。
【0003】そのため、例えば特開平7−324354号公報
に記載のカウンタウエイト脱着方法では、図8(a)に
示すように、まず、建設機械80を傾斜台81に登ら
せ、建設機械の上部旋回体を傾斜させることによりその
後面上部82を後面下部83よりも突出させ、次いでブ
ーム84の上部84aとカウンタウエイト85の上面部
85aとを、マスト86の上端に設けられているシーブ
86aを介してワイヤロープ87で連結し、固定ボルト
を取り外す。固定ボルトを取り外すと、カウンタウエイ
ト85が重力によってシーブ86aから垂下するように
なるため、カウンタウエイト85を上部旋回体88の後
方に振ることができ、支持台89からカウンタウエイト
85を引き離すことができる。
に記載のカウンタウエイト脱着方法では、図8(a)に
示すように、まず、建設機械80を傾斜台81に登ら
せ、建設機械の上部旋回体を傾斜させることによりその
後面上部82を後面下部83よりも突出させ、次いでブ
ーム84の上部84aとカウンタウエイト85の上面部
85aとを、マスト86の上端に設けられているシーブ
86aを介してワイヤロープ87で連結し、固定ボルト
を取り外す。固定ボルトを取り外すと、カウンタウエイ
ト85が重力によってシーブ86aから垂下するように
なるため、カウンタウエイト85を上部旋回体88の後
方に振ることができ、支持台89からカウンタウエイト
85を引き離すことができる。
【0004】次に、図8(b)に示すように、ブーム8
4を起すとワイヤロープ87がシーブ86aから繰り出
され、カウンタウエイト85を地上に降ろすことができ
る。また、カウンタウエイト85を装着する場合は、上
記と逆の手順で作業が行われる。
4を起すとワイヤロープ87がシーブ86aから繰り出
され、カウンタウエイト85を地上に降ろすことができ
る。また、カウンタウエイト85を装着する場合は、上
記と逆の手順で作業が行われる。
【0005】また、実開平3−18089号公報に記載のカウ
ンタウエイト着脱装置では、図9に示すように、カウン
タウエイト90の前後に第一及び第二の吊下部90a,
90bを備えている。そのため、チェーン91を第一吊
下部90aに接続した場合にはカウンタウエイト90を
後傾させることができ、第二吊下部90bに接続した場
合には前傾させることができる。
ンタウエイト着脱装置では、図9に示すように、カウン
タウエイト90の前後に第一及び第二の吊下部90a,
90bを備えている。そのため、チェーン91を第一吊
下部90aに接続した場合にはカウンタウエイト90を
後傾させることができ、第二吊下部90bに接続した場
合には前傾させることができる。
【0006】一方、支持台92にはその下側に傾斜面9
2aが形成されており、カウンタウエイト吊り上げ時に
は、チェーン91を第一吊下部90aに接続して後傾状
態で傾斜面92aに沿って摺動させれば、カウンタウエ
イト90を円滑に吊り上げることができる。次いで、カ
ウンタウエイト90の被支持面90cが支持台92の受
面92bと係合した時点で吊上げを停止し、カウンタウ
エイト90を旋回フレーム93に固定ボルトを用いて固
定する。なお、図中94はカウンタウエイトを昇降させ
るための油圧シリンダであり、95はそのロッド94a
の先端部に設けられチェーン91と歯合するスプロケッ
トである。上記代表的な方法により、カウンタウエイト
の着脱が行われている。
2aが形成されており、カウンタウエイト吊り上げ時に
は、チェーン91を第一吊下部90aに接続して後傾状
態で傾斜面92aに沿って摺動させれば、カウンタウエ
イト90を円滑に吊り上げることができる。次いで、カ
ウンタウエイト90の被支持面90cが支持台92の受
面92bと係合した時点で吊上げを停止し、カウンタウ
エイト90を旋回フレーム93に固定ボルトを用いて固
定する。なお、図中94はカウンタウエイトを昇降させ
るための油圧シリンダであり、95はそのロッド94a
の先端部に設けられチェーン91と歯合するスプロケッ
トである。上記代表的な方法により、カウンタウエイト
の着脱が行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
カウンタウエイト着脱方法では、カウンタウエイト85
を着脱する度に大型の傾斜台を用意しなければならず、
しかも建設機械に不安定な姿勢が強いられるという問題
があった。また、ブーム起伏操作によってワイヤロープ
の巻き戻し、巻上げを行っているため、カウンタウエイ
ト85を支持台に位置決めすることが困難である。しか
もブームを操作するオペレータは、カウンタウエイト8
5の吊り状態が把握できないため、合図者を介して作業
を行わなければならず、作業効率が低いという問題もあ
る。
カウンタウエイト着脱方法では、カウンタウエイト85
を着脱する度に大型の傾斜台を用意しなければならず、
しかも建設機械に不安定な姿勢が強いられるという問題
があった。また、ブーム起伏操作によってワイヤロープ
の巻き戻し、巻上げを行っているため、カウンタウエイ
ト85を支持台に位置決めすることが困難である。しか
もブームを操作するオペレータは、カウンタウエイト8
5の吊り状態が把握できないため、合図者を介して作業
を行わなければならず、作業効率が低いという問題もあ
る。
【0008】一方、後者のカウンタウエイト着脱装置に
よれば、傾斜台を必要とせずに簡単な構成でカウンタウ
エイトを着脱することができる。ところが、カウンタウ
エイト着脱操作時にカウンタウエイトを前傾または後傾
させるためにカウンタウエイトが不安定になり、この方
法においてもカウンタウエイト90を支持台に位置決め
することが困難である。従って作業効率が低い。
よれば、傾斜台を必要とせずに簡単な構成でカウンタウ
エイトを着脱することができる。ところが、カウンタウ
エイト着脱操作時にカウンタウエイトを前傾または後傾
させるためにカウンタウエイトが不安定になり、この方
法においてもカウンタウエイト90を支持台に位置決め
することが困難である。従って作業効率が低い。
【0009】本発明は以上のような従来のカウンタウエ
イト着脱方法における課題を考慮してなされたものであ
り、カウンタウエイトを安全且つ簡便に着脱できるよう
にして着脱作業の効率向上を図ることのできるカウンタ
ウエイト着脱装置を提供するものである。
イト着脱方法における課題を考慮してなされたものであ
り、カウンタウエイトを安全且つ簡便に着脱できるよう
にして着脱作業の効率向上を図ることのできるカウンタ
ウエイト着脱装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、建設機械の上
部旋回体後部から突出する支持台上に搭載されるカウン
タウエイトの着脱装置において、上記支持台近傍に下端
部が枢支される伸縮アームと、この伸縮アームの可動部
先端に備えられたガイド具を介して垂下され、一方端が
上部旋回体側に固定され他方端がカウンタウエイトに取
外し可能に接続される索状体と、上記下端部を支点とし
て伸縮アームを揺動させることができ、カウンタウエイ
ト取外し時に、伸長された伸縮アームを略垂直姿勢から
傾斜姿勢に変位させることにより、上記索状体に吊り下
げられたカウンタウエイトをその降下において上記支持
台と干渉しない位置に移動させる伸縮アーム揺動手段
と、を備えてなるカウンタウエイト着脱装置である。
部旋回体後部から突出する支持台上に搭載されるカウン
タウエイトの着脱装置において、上記支持台近傍に下端
部が枢支される伸縮アームと、この伸縮アームの可動部
先端に備えられたガイド具を介して垂下され、一方端が
上部旋回体側に固定され他方端がカウンタウエイトに取
外し可能に接続される索状体と、上記下端部を支点とし
て伸縮アームを揺動させることができ、カウンタウエイ
ト取外し時に、伸長された伸縮アームを略垂直姿勢から
傾斜姿勢に変位させることにより、上記索状体に吊り下
げられたカウンタウエイトをその降下において上記支持
台と干渉しない位置に移動させる伸縮アーム揺動手段
と、を備えてなるカウンタウエイト着脱装置である。
【0011】本発明に従えば、カウンタウエイトの固定
ボルトを外し伸縮アームを伸長させると、ガイド具を介
しカウンタウエイト吊下側の索状体が引き上げられ、カ
ウンタウエイトが支持台上方に吊り上げられる。次いで
伸縮アーム揺動手段がその伸縮アームを略垂直姿勢から
傾斜姿勢に変位させると、カウンタウエイトがその降下
において支持台と干渉しない位置に移動される。次いで
伸縮アームを縮小させると、ガイド具から垂下されてい
る索状体が巻き戻され、カウンタウエイトが地上に降下
される。これら一連の動作はカウンタウエイトを吊った
まま(すなわち、一定の姿勢を保ったまま)行われるの
で、支持台へのカウンタウエイトの位置決めも容易であ
る。
ボルトを外し伸縮アームを伸長させると、ガイド具を介
しカウンタウエイト吊下側の索状体が引き上げられ、カ
ウンタウエイトが支持台上方に吊り上げられる。次いで
伸縮アーム揺動手段がその伸縮アームを略垂直姿勢から
傾斜姿勢に変位させると、カウンタウエイトがその降下
において支持台と干渉しない位置に移動される。次いで
伸縮アームを縮小させると、ガイド具から垂下されてい
る索状体が巻き戻され、カウンタウエイトが地上に降下
される。これら一連の動作はカウンタウエイトを吊った
まま(すなわち、一定の姿勢を保ったまま)行われるの
で、支持台へのカウンタウエイトの位置決めも容易であ
る。
【0012】本発明において、上記伸縮アームを機体幅
方向に一対配設すれば、カウンタウエイトを安定して吊
上げまたは吊下げることができる。
方向に一対配設すれば、カウンタウエイトを安定して吊
上げまたは吊下げることができる。
【0013】本発明において、上記索状体をチェーンで
構成し、上記ガイド具をそのチェーンと歯合するととも
に回転自在なスプロケットで構成すれば、カウンタウエ
イト着脱時において機体幅方向の振れを抑制することが
できる。
構成し、上記ガイド具をそのチェーンと歯合するととも
に回転自在なスプロケットで構成すれば、カウンタウエ
イト着脱時において機体幅方向の振れを抑制することが
できる。
【0014】本発明において、上記伸縮アーム揺動手段
を油圧シリンダで構成し、その下端部を上記伸縮アーム
の枢支部近傍に配置し、そのロッドを上記伸縮アームの
外筒に連結すれば、特別な駆動機構を用いず建設機械に
装備されている油圧ポンプを駆動源として伸縮アームを
揺動させることができる。
を油圧シリンダで構成し、その下端部を上記伸縮アーム
の枢支部近傍に配置し、そのロッドを上記伸縮アームの
外筒に連結すれば、特別な駆動機構を用いず建設機械に
装備されている油圧ポンプを駆動源として伸縮アームを
揺動させることができる。
【0015】本発明において、伸縮アーム及び油圧シリ
ンダの伸縮動作を、上部旋回体の機体外部であって上部
旋回体後部寄りに設けた操作体から操作できるように構
成すれば、カウンタウエイトの着脱操作を一人で行うこ
とができる。また、リモコン操作できるように構成すれ
ば、より安全に着脱操作を行うことができる。
ンダの伸縮動作を、上部旋回体の機体外部であって上部
旋回体後部寄りに設けた操作体から操作できるように構
成すれば、カウンタウエイトの着脱操作を一人で行うこ
とができる。また、リモコン操作できるように構成すれ
ば、より安全に着脱操作を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。
基づいて本発明を詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明に係るカウンタウエイト着
脱装置の一実施形態を示したものである。
脱装置の一実施形態を示したものである。
【0018】同図に示す建設機械は、クローラ1を装着
した下部走行体上に上部旋回体2が旋回自在に搭載され
ており、その上部旋回体2の後端部から水平方向に、カ
ウンタウエイト3を載置するための支持台2aが突設さ
れている。
した下部走行体上に上部旋回体2が旋回自在に搭載され
ており、その上部旋回体2の後端部から水平方向に、カ
ウンタウエイト3を載置するための支持台2aが突設さ
れている。
【0019】この支持台2a上に載置されるカウンタウ
エイト3は、平面から見てその中央に凹溝3aが形成さ
れており、その凹溝3a内に一対の伸縮アーム4が立設
されている(図では手前側の伸縮アーム4のみ図示)。
エイト3は、平面から見てその中央に凹溝3aが形成さ
れており、その凹溝3a内に一対の伸縮アーム4が立設
されている(図では手前側の伸縮アーム4のみ図示)。
【0020】図2はその伸縮アーム4の構成を拡大して
示したものであり、(a)は正面図、(b)はその右側
面図である。この伸縮アーム4は、外筒4aとその外筒
4a内で摺動する内筒4bとを有し、外筒4aの下端部
はフロアプレート5から平行して立設された軸受部6に
対し連結ピン7を介して連結されている。
示したものであり、(a)は正面図、(b)はその右側
面図である。この伸縮アーム4は、外筒4aとその外筒
4a内で摺動する内筒4bとを有し、外筒4aの下端部
はフロアプレート5から平行して立設された軸受部6に
対し連結ピン7を介して連結されている。
【0021】一方、内筒4b内の上端にはボックス部4
cが固定されており、このボックス部4cを水平方向に
貫通して回転軸9が挿入されている。この回転軸9の両
端にはベアリングユニット10を介してスプロケット1
1が回転自在に取り付けられている。この内筒4b内に
は油圧シリンダ8が挿入されており、この油圧シリンダ
8のチューブ下端8aは上記連結ピン7に連結され、ロ
ッド先端部8bは上記回転軸9に連結されている。従っ
て、各伸縮アーム4内に備えられている一対の油圧シリ
ンダ8が連動して伸縮すると、両ボックス部4cに保持
されている回転軸9が昇降し、それによりスプロケット
11を昇降させることができる。
cが固定されており、このボックス部4cを水平方向に
貫通して回転軸9が挿入されている。この回転軸9の両
端にはベアリングユニット10を介してスプロケット1
1が回転自在に取り付けられている。この内筒4b内に
は油圧シリンダ8が挿入されており、この油圧シリンダ
8のチューブ下端8aは上記連結ピン7に連結され、ロ
ッド先端部8bは上記回転軸9に連結されている。従っ
て、各伸縮アーム4内に備えられている一対の油圧シリ
ンダ8が連動して伸縮すると、両ボックス部4cに保持
されている回転軸9が昇降し、それによりスプロケット
11を昇降させることができる。
【0022】上記外筒4aの上端部には補強環4dが巻
き付けられており、この補強環4dに索状体としてのチ
ェーン12の一方端が固定されている。詳しくは、補強
環4dの側壁に取付金具13が固定されており、この取
付金具13上に設けられた継手14にチェーン12の一
方端が固定されている。
き付けられており、この補強環4dに索状体としてのチ
ェーン12の一方端が固定されている。詳しくは、補強
環4dの側壁に取付金具13が固定されており、この取
付金具13上に設けられた継手14にチェーン12の一
方端が固定されている。
【0023】このチェーン12はスプロケット11を折
り返して垂下され、他方端がカウンタウエイト3の上部
に連結される。なお、チェーン12の全長は、支持台2
aから取り外したカウンタウエイト3を地上に降下させ
るのに十分足りる長さとする。
り返して垂下され、他方端がカウンタウエイト3の上部
に連結される。なお、チェーン12の全長は、支持台2
aから取り外したカウンタウエイト3を地上に降下させ
るのに十分足りる長さとする。
【0024】また、図3の拡大図に示すように、上記取
付金具13は若干後方にずらして固定しており、それに
より、スプロケット11に対するチェーン12の掛かり
量を多くしている。そうすることにより、カウンタウエ
イト3が取り外されチェーン12がテンションを失った
状態で伸縮アーム4を縮小させても、掛かり量を多くし
ていることにより、チェーン12が外れにくいようにな
っている。
付金具13は若干後方にずらして固定しており、それに
より、スプロケット11に対するチェーン12の掛かり
量を多くしている。そうすることにより、カウンタウエ
イト3が取り外されチェーン12がテンションを失った
状態で伸縮アーム4を縮小させても、掛かり量を多くし
ていることにより、チェーン12が外れにくいようにな
っている。
【0025】図4は図2のA−A断面を示したものであ
る。断面長方形からなる外筒4a内に断面正方形からな
る内筒4bが収容されており、この内筒4bは、外筒4
aにボルト15で固定されている一対のスライダ15a
によって支持されており、そのスライダ15aをガイド
として円滑に摺動するようになっている。
る。断面長方形からなる外筒4a内に断面正方形からな
る内筒4bが収容されており、この内筒4bは、外筒4
aにボルト15で固定されている一対のスライダ15a
によって支持されており、そのスライダ15aをガイド
として円滑に摺動するようになっている。
【0026】図5は図2のB−B断面を示したものであ
る。両外筒4aの機体側側壁は接続板15によって接続
されており、両外筒4aの間にはその接続板15から平
行に突設された一対のブラケット15bが配置されてい
る。なお、16は外筒4aの横側側壁に取り付けられ、
カウンタウエイト3から取り外されたチェーン12を収
納するための収納箱である。
る。両外筒4aの機体側側壁は接続板15によって接続
されており、両外筒4aの間にはその接続板15から平
行に突設された一対のブラケット15bが配置されてい
る。なお、16は外筒4aの横側側壁に取り付けられ、
カウンタウエイト3から取り外されたチェーン12を収
納するための収納箱である。
【0027】上記ブラケット15bには、図6に示す伸
縮アーム揺動手段としての油圧シリンダ17のロッド側
端部17aが第1ピン18を介して連結されており、こ
の油圧シリンダ17のチューブ下端部17bは、フロア
プレート5上に設けられた軸受19に対し第2ピン20
を介して連結されている。従って、油圧シリンダ17を
縮小させると、伸縮アーム4を、略垂直位置(図1の実
線で示す位置)からθ°傾斜する傾斜位置(図1の二点
鎖線で示す位置)に変位させることができる。
縮アーム揺動手段としての油圧シリンダ17のロッド側
端部17aが第1ピン18を介して連結されており、こ
の油圧シリンダ17のチューブ下端部17bは、フロア
プレート5上に設けられた軸受19に対し第2ピン20
を介して連結されている。従って、油圧シリンダ17を
縮小させると、伸縮アーム4を、略垂直位置(図1の実
線で示す位置)からθ°傾斜する傾斜位置(図1の二点
鎖線で示す位置)に変位させることができる。
【0028】この角度θは、若干吊上げたカウンタウエ
イト3を降下させる際に、そのカウンタウエイト3が上
部旋回体2から突出する支持台2aと干渉しないような
角度に設定される。
イト3を降下させる際に、そのカウンタウエイト3が上
部旋回体2から突出する支持台2aと干渉しないような
角度に設定される。
【0029】また、図7はカウンタウエイトの構成を示
したものであり、同図(a)はその平面図、(b)はそ
のC−C断面図である。
したものであり、同図(a)はその平面図、(b)はそ
のC−C断面図である。
【0030】カウンタウエイト3は、同図(a)に示す
ようにコ字状をなしその中央部に凹溝3aが形成されて
いる。この凹溝3aにおいて対向する対向側壁3b,3
bには、チェーン12の他方端を接続するための吊り金
具21が溶接によってそれぞれ固定されている。また、
その側壁3b,3bと直交する後側側壁3cは、図7
(b)に示すように、上部は厚肉部3dに形成され、下
部は、揺動する上記油圧シリンダ17との干渉を避ける
ために薄肉部3eに形成されている。
ようにコ字状をなしその中央部に凹溝3aが形成されて
いる。この凹溝3aにおいて対向する対向側壁3b,3
bには、チェーン12の他方端を接続するための吊り金
具21が溶接によってそれぞれ固定されている。また、
その側壁3b,3bと直交する後側側壁3cは、図7
(b)に示すように、上部は厚肉部3dに形成され、下
部は、揺動する上記油圧シリンダ17との干渉を避ける
ために薄肉部3eに形成されている。
【0031】また、図2において、22は建設機械の搬
送時に伸縮アーム4を固定しておくための固定プレート
である。この固定プレート22は、接続板15の前面
(機体側)から先下がりに突設されており、その固定プ
レート22の先端部22aには、フロアプレート5の受
板5aと当接し得る停止板22bが備えられている。そ
してこれら受板5aと停止板22aが互いに当接する
と、伸縮アーム4が略垂直に起立するようになってい
る。
送時に伸縮アーム4を固定しておくための固定プレート
である。この固定プレート22は、接続板15の前面
(機体側)から先下がりに突設されており、その固定プ
レート22の先端部22aには、フロアプレート5の受
板5aと当接し得る停止板22bが備えられている。そ
してこれら受板5aと停止板22aが互いに当接する
と、伸縮アーム4が略垂直に起立するようになってい
る。
【0032】また、固定プレート22の先端部22aに
は長孔が形成されている一方、フロアプレート5の受板
5aにはその先端部22aと対応して一対のブラケット
23が形成されている。そしてこの一対のブラケット2
3に設けられた各貫通孔と上記長孔とに固定ピン24を
挿入することにより、起立した伸縮アーム4を固定する
ことができるようになっている。
は長孔が形成されている一方、フロアプレート5の受板
5aにはその先端部22aと対応して一対のブラケット
23が形成されている。そしてこの一対のブラケット2
3に設けられた各貫通孔と上記長孔とに固定ピン24を
挿入することにより、起立した伸縮アーム4を固定する
ことができるようになっている。
【0033】なお、図中、25はチェーン12の脱落を
防止するためのチェーンカバーである。
防止するためのチェーンカバーである。
【0034】また、上記油圧シリンダ8及び油圧シリン
ダ17に対して圧油の方向を切り換えるには手動レバー
(操作体)によって弁スプールを操作する手動切換弁を
設ければよく、この手動切換弁は、建設機械の機体外部
であって、カウンタウエイト3の昇降動作を確認できる
部位に設けることが好ましい。そうすれば、カウンタウ
エイト3の着脱操作を一人で行うことができるようにな
る。
ダ17に対して圧油の方向を切り換えるには手動レバー
(操作体)によって弁スプールを操作する手動切換弁を
設ければよく、この手動切換弁は、建設機械の機体外部
であって、カウンタウエイト3の昇降動作を確認できる
部位に設けることが好ましい。そうすれば、カウンタウ
エイト3の着脱操作を一人で行うことができるようにな
る。
【0035】また、上記手動切換弁を電磁切換弁で構成
し、弁スプールの操作をリモコン操作するように構成す
ることもできる。そうすれば、建設機械から離れた位置
でカウンタウエイト3の着脱操作を行うことができるよ
うになり、より安全に作業を行うことができるようにな
る。
し、弁スプールの操作をリモコン操作するように構成す
ることもできる。そうすれば、建設機械から離れた位置
でカウンタウエイト3の着脱操作を行うことができるよ
うになり、より安全に作業を行うことができるようにな
る。
【0036】次に、上記構成を有するカウンタウエイト
着脱装置による着脱動作について説明する。
着脱装置による着脱動作について説明する。
【0037】図1において、カウンタウエイト3を着脱
しないとき、伸縮アーム4は縮小された状態にありその
最大高さはHlowで示される。
しないとき、伸縮アーム4は縮小された状態にありその
最大高さはHlowで示される。
【0038】まず、固定プレート22とブラケット23
とを接続している固定ピン24を抜き取る。また、カウ
ンタウエイト3の底部と支持台2aとを接続しているボ
ルト(図示しないが支持台2aの下方から挿入されカウ
ンタウエイト3の底部に締め付け固定される通常4本か
らなるボルト)を取り外す。
とを接続している固定ピン24を抜き取る。また、カウ
ンタウエイト3の底部と支持台2aとを接続しているボ
ルト(図示しないが支持台2aの下方から挿入されカウ
ンタウエイト3の底部に締め付け固定される通常4本か
らなるボルト)を取り外す。
【0039】次いで、油圧シリンダ8(図2参照)を所
定量伸長させてチェーン8をチェーン収納箱16から引
き出し、その他方端をカウンタウエイト3の吊り金具2
1に接続する。
定量伸長させてチェーン8をチェーン収納箱16から引
き出し、その他方端をカウンタウエイト3の吊り金具2
1に接続する。
【0040】次に、油圧シリンダ8を最大ストロークT
まで伸長させ、カウンタウエイト3に接続されている側
のチェーン12をスプロケット11を介して引き上げ、
それにより、カウンタウエイト3を支持台2aから若干
浮上させる。
まで伸長させ、カウンタウエイト3に接続されている側
のチェーン12をスプロケット11を介して引き上げ、
それにより、カウンタウエイト3を支持台2aから若干
浮上させる。
【0041】次に、油圧シリンダ17を縮小させること
により、連結ピン7を支点として伸縮アーム4を矢印D
方向に回転させ、θ°傾斜したときに縮小動作を停止さ
せる。このとき、カウンタウエイト3は機体の後方且つ
上方に位置することになる。
により、連結ピン7を支点として伸縮アーム4を矢印D
方向に回転させ、θ°傾斜したときに縮小動作を停止さ
せる。このとき、カウンタウエイト3は機体の後方且つ
上方に位置することになる。
【0042】次に、伸長させた油圧シリンダ8を縮小動
作させることにより、チェーン12の他方端をスプロケ
ット11を介して巻き戻し、それにより、カウンタウエ
イト3を地上に降下させる。
作させることにより、チェーン12の他方端をスプロケ
ット11を介して巻き戻し、それにより、カウンタウエ
イト3を地上に降下させる。
【0043】なお、吊り金具21に対してチェーン12
の着脱が容易に行えるよう、カウンタウエイト3の吊下
げ代に余裕Sを持たせている。
の着脱が容易に行えるよう、カウンタウエイト3の吊下
げ代に余裕Sを持たせている。
【0044】次いで、チェーン12の他方端を吊り金具
21から取り外し、上記と逆の手順、すなわち、油圧シ
リンダ17を伸長させ、伸縮アーム4を略垂直姿勢に戻
し、油圧シリンダ8を縮小させることにより、伸縮アー
ム4を初期位置に復帰させる。ただし、チェーン12の
他方端はチェーン収納箱16内に収納するものとする。
21から取り外し、上記と逆の手順、すなわち、油圧シ
リンダ17を伸長させ、伸縮アーム4を略垂直姿勢に戻
し、油圧シリンダ8を縮小させることにより、伸縮アー
ム4を初期位置に復帰させる。ただし、チェーン12の
他方端はチェーン収納箱16内に収納するものとする。
【0045】次いで、固定プレート22とブラケット2
3とに固定ピン24を挿入すれば、伸縮アーム4が固定
され、搬送可能な状態となる。
3とに固定ピン24を挿入すれば、伸縮アーム4が固定
され、搬送可能な状態となる。
【0046】また、カウンタウエイト3を支持台2aに
装着する場合は、まず、油圧シリンダ8を伸長させてチ
ェーン12の他方端をチェーン収納箱16から引き出
し、油圧シリンダ17を縮小させて伸縮アーム4をθ°
傾斜させ、油圧シリンダ8を縮小してチェーン12の他
方端をカウンタウエイト3の吊り金具21上に降ろす。
装着する場合は、まず、油圧シリンダ8を伸長させてチ
ェーン12の他方端をチェーン収納箱16から引き出
し、油圧シリンダ17を縮小させて伸縮アーム4をθ°
傾斜させ、油圧シリンダ8を縮小してチェーン12の他
方端をカウンタウエイト3の吊り金具21上に降ろす。
【0047】次いでチェーン12の他方端を吊り金具1
2に接続し、油圧シリンダ8を伸長することによりカウ
ンタウエイト3を吊り上げる。このとき、伸縮アーム4
が傾斜姿勢にあるため、カウンタウエイト3吊り上げ時
において支持台2aと干渉することはない。次いで油圧
シリンダ17を伸長させて伸縮アーム4を垂直に起立さ
せ、さらに油圧シリンダ8を縮小させてカウンタウエイ
ト3を支持台2a上に降下させる。
2に接続し、油圧シリンダ8を伸長することによりカウ
ンタウエイト3を吊り上げる。このとき、伸縮アーム4
が傾斜姿勢にあるため、カウンタウエイト3吊り上げ時
において支持台2aと干渉することはない。次いで油圧
シリンダ17を伸長させて伸縮アーム4を垂直に起立さ
せ、さらに油圧シリンダ8を縮小させてカウンタウエイ
ト3を支持台2a上に降下させる。
【0048】このように、カウンタウエイト3は地上か
ら支持台2aに移動するまで、姿勢を一定にして移動す
ることができるため、極めて安全にカウンタウエイトを
装着することができる。しかも、チェーン12を用いて
カウンタウエイト3を昇降させ、且つこのチェーン12
とスプロケット11との係合によりチェーン12の幅方
向位置を抑制しているため、機体幅方向の振れを抑制す
ることができる。このようにしてカウンタウエイト3を
振れることなく支持台2aに載置すれば位置決めも簡単
に行える。
ら支持台2aに移動するまで、姿勢を一定にして移動す
ることができるため、極めて安全にカウンタウエイトを
装着することができる。しかも、チェーン12を用いて
カウンタウエイト3を昇降させ、且つこのチェーン12
とスプロケット11との係合によりチェーン12の幅方
向位置を抑制しているため、機体幅方向の振れを抑制す
ることができる。このようにしてカウンタウエイト3を
振れることなく支持台2aに載置すれば位置決めも簡単
に行える。
【0049】次いで、支持台2aの下方からボルトを挿
入し、カウンタウエイト3の底部に締め付け固定すれ
ば、カウンタウエイト3の装着が完了する。
入し、カウンタウエイト3の底部に締め付け固定すれ
ば、カウンタウエイト3の装着が完了する。
【0050】本発明における索状体は上記実施形態に示
したように機体幅方向の振れを抑制できる点でチェーン
を使用することが好ましいが、カウンタウエイトの重量
によてはワイヤロープを使用することもできる。
したように機体幅方向の振れを抑制できる点でチェーン
を使用することが好ましいが、カウンタウエイトの重量
によてはワイヤロープを使用することもできる。
【0051】また、伸縮アーム揺動手段は、上記実施形
態では油圧シリンダで構成したが、これに限らず、例え
ばウインチのワイヤロープを伸縮アーム4の外筒4aに
接続し、そのワイヤロープを巻き取りまたは巻戻すこと
により、伸縮アーム4を揺動させることもできる。
態では油圧シリンダで構成したが、これに限らず、例え
ばウインチのワイヤロープを伸縮アーム4の外筒4aに
接続し、そのワイヤロープを巻き取りまたは巻戻すこと
により、伸縮アーム4を揺動させることもできる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1の本発明によれば、伸縮アームを伸縮させる
と、ガイド具から垂下された索状体を介してカウンタウ
エイトを吊上げまたは吊下げることができ、伸縮アーム
揺動手段によって伸縮アームを略垂直姿勢から傾斜姿勢
に変位させると、支持台と干渉しない位置にカウンタウ
エイトを移動させ、または支持台と干渉せずにその上方
にカウンタウエイトを移動させることができるため、カ
ウンタウエイトを自力で安全かつ迅速に支持台に対し着
脱することができる。
請求項1の本発明によれば、伸縮アームを伸縮させる
と、ガイド具から垂下された索状体を介してカウンタウ
エイトを吊上げまたは吊下げることができ、伸縮アーム
揺動手段によって伸縮アームを略垂直姿勢から傾斜姿勢
に変位させると、支持台と干渉しない位置にカウンタウ
エイトを移動させ、または支持台と干渉せずにその上方
にカウンタウエイトを移動させることができるため、カ
ウンタウエイトを自力で安全かつ迅速に支持台に対し着
脱することができる。
【0053】請求項2の本発明によれば、上記伸縮アー
ムを機体幅方向に一対配設したため、カウンタウエイト
を安定して吊り上げまたは吊り下げることができる。
ムを機体幅方向に一対配設したため、カウンタウエイト
を安定して吊り上げまたは吊り下げることができる。
【0054】請求項3の本発明によれば、上記索状体を
チェーンで構成し、ガイド具をそのチェーンと歯合して
自由に回転するスプロケットで構成したため、カウンタ
ウエイト着脱時において機体幅方向の振れを抑制するこ
とができる。
チェーンで構成し、ガイド具をそのチェーンと歯合して
自由に回転するスプロケットで構成したため、カウンタ
ウエイト着脱時において機体幅方向の振れを抑制するこ
とができる。
【0055】請求項4の本発明によれば、上記伸縮アー
ム揺動手段を、上記伸縮アームの外筒に連結される油圧
シリンダで構成したため、特別な駆動機構を用いず建設
機械に装備されている油圧ポンプを駆動源として伸縮ア
ームを揺動させることができる。
ム揺動手段を、上記伸縮アームの外筒に連結される油圧
シリンダで構成したため、特別な駆動機構を用いず建設
機械に装備されている油圧ポンプを駆動源として伸縮ア
ームを揺動させることができる。
【0056】請求項5の本発明によれば、伸縮アーム及
び油圧シリンダの伸縮動作を、上部旋回体の機体外部で
あって上部旋回体後部寄りに設けた操作体から操作でき
るように構成すると、カウンタウエイトの着脱操作を一
人で行うことができる。また、リモコン操作できるよう
に構成すれば、より安全に着脱操作を行うことができ
る。
び油圧シリンダの伸縮動作を、上部旋回体の機体外部で
あって上部旋回体後部寄りに設けた操作体から操作でき
るように構成すると、カウンタウエイトの着脱操作を一
人で行うことができる。また、リモコン操作できるよう
に構成すれば、より安全に着脱操作を行うことができ
る。
【図1】本発明に係るカウンタウエイト着脱装置の構成
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】(a)は伸縮アームの構成を拡大して示す正面
図、(b)はその右側面図である。
図、(b)はその右側面図である。
【図3】図1に示すチェーン固定部の拡大図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【図6】図1に示す油圧シリンダ17の取付状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】(a)は図1に示すカウンタウエイト3の構成
を示す平面図、(b)はそのC−C断面図である。
を示す平面図、(b)はそのC−C断面図である。
【図8】(a)及び(b)は従来のカウンタウエイト着
脱方法を示す説明図である。
脱方法を示す説明図である。
【図9】従来の別のカウンタウエイト着脱方法を示す説
明図である。
明図である。
1 クローラ 2 上部旋回体 3 カウンタウエイト 4 伸縮アーム 4a 外筒 4b 内筒 4c ボックス部 5 フロアプレート 8 油圧シリンダ 11 スプロケット 12 チェーン 16 チェーン収納箱 17 油圧シリンダ 22 固定プレート
フロントページの続き (72)発明者 水川 智 広島市安佐南区祇園3丁目12番4号 コベ ルコ建機株式会社広島本社内 (72)発明者 藤原 省三 広島市安佐南区祇園3丁目12番25号 コベ ルコ建機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 秋山 敦郎 広島市安佐南区祇園3丁目12番25号 コベ ルコ建機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2D015 FA03 3F205 AA05 BA01 GA03
Claims (5)
- 【請求項1】 建設機械の上部旋回体後部から突出する
支持台上に搭載されるカウンタウエイトの着脱装置にお
いて、 上記支持台近傍に下端部が枢支される伸縮アームと、 この伸縮アームの可動部先端に備えられたガイド具を介
して垂下され、一方端が上部旋回体側に固定され他方端
がカウンタウエイトに取外し可能に接続される索状体
と、 上記下端部を支点として伸縮アームを揺動させることが
でき、カウンタウエイト取外し時に、伸長された伸縮ア
ームを略垂直姿勢から傾斜姿勢に変位させることによ
り、上記索状体に吊り下げられたカウンタウエイトをそ
の降下において上記支持台と干渉しない位置に移動させ
る伸縮アーム揺動手段と、を備えてなることを特徴とす
るカウンタウエイト着脱装置。 - 【請求項2】 上記伸縮アームが機体幅方向に一対配設
されている請求項1記載のカウンタウエイト着脱装置。 - 【請求項3】 上記索状体がチェーンからなり、上記ガ
イド具がそのチェーンと歯合するとともに回転自在なス
プロケットからなる請求項1または2に記載のカウンタ
ウエイト着脱装置。 - 【請求項4】 上記伸縮アーム揺動手段が油圧シリンダ
からなり、その下端部が上記伸縮アームの枢支部近傍に
配置され、そのロッドが上記伸縮アームの外筒に連結さ
れている請求項1〜3のいずれかに記載のカウンタウエ
イト着脱装置。 - 【請求項5】 上記伸縮アーム及び上記伸縮アーム揺動
手段をリモコン操作できるように構成し、または上部旋
回体の機体外部であって上部旋回体後部寄りに設けた操
作体で操作できるように構成してなる請求項1〜4のい
ずれかにカウンタウエイト着脱装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000364606A JP2002167807A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | カウンタウエイト着脱装置 |
US09/991,645 US6434866B1 (en) | 2000-11-30 | 2001-11-26 | Device for attaching and detaching a counterweight of construction machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000364606A JP2002167807A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | カウンタウエイト着脱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002167807A true JP2002167807A (ja) | 2002-06-11 |
Family
ID=18835514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000364606A Pending JP2002167807A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | カウンタウエイト着脱装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6434866B1 (ja) |
JP (1) | JP2002167807A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023100645A1 (ja) * | 2021-12-03 | 2023-06-08 | 株式会社小松製作所 | 作業機械 |
US11795657B2 (en) | 2020-03-02 | 2023-10-24 | Hd Hyundai Construction Equipment Co., Ltd. | Counterweight mounting device and working machine having the same |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE361259T1 (de) | 2001-11-05 | 2007-05-15 | Kobelco Cranes Co Ltd | Baumaschine und verfahren der selbstmontage und - demontage |
DE102010013390B3 (de) * | 2010-03-30 | 2011-10-06 | Zeppelin Baumaschinen Gmbh | Vorrichtung zum Anbringen und Absetzen eines Gegengewichts einer Baumaschine, Set umfassend eine derartige Vorrichtung und Baumaschine, insbesondere Kettenbagger, mit einer derartigen Vorrichtung oder einem derartigen Set |
US10066365B2 (en) * | 2016-01-22 | 2018-09-04 | Hpm—Hydraulic Performance Machines Srl | Public works vehicle provided with counterweight lifting system |
CN109937279B (zh) * | 2017-09-29 | 2021-08-03 | 株式会社日立建机Tierra | 工程机械 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0318089A (ja) | 1989-06-15 | 1991-01-25 | Tdk Corp | 抵抗体ペースト、厚膜抵抗体層、配線基板および配線基板の製造方法 |
JPH07324354A (ja) | 1994-05-31 | 1995-12-12 | Yutani Heavy Ind Ltd | カウンタウエイトの脱着方法 |
JPH08302746A (ja) | 1995-05-11 | 1996-11-19 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 作業機のカウンタウエイト装置 |
JPH08319637A (ja) | 1995-05-25 | 1996-12-03 | Komatsu Ltd | カウンタウェイトの着脱装置 |
JPH0978629A (ja) | 1995-07-12 | 1997-03-25 | Komatsu Ltd | カウンタウエイトの着脱装置 |
JPH10219746A (ja) | 1997-01-31 | 1998-08-18 | Yutani Heavy Ind Ltd | 油圧ショベルのカウンタウエイト脱着装置 |
JPH111940A (ja) | 1997-06-12 | 1999-01-06 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | カウンタウエイト着脱装置を備えた作業機械 |
-
2000
- 2000-11-30 JP JP2000364606A patent/JP2002167807A/ja active Pending
-
2001
- 2001-11-26 US US09/991,645 patent/US6434866B1/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11795657B2 (en) | 2020-03-02 | 2023-10-24 | Hd Hyundai Construction Equipment Co., Ltd. | Counterweight mounting device and working machine having the same |
WO2023100645A1 (ja) * | 2021-12-03 | 2023-06-08 | 株式会社小松製作所 | 作業機械 |
JP2023083170A (ja) * | 2021-12-03 | 2023-06-15 | 株式会社小松製作所 | 作業機械 |
JP7345536B2 (ja) | 2021-12-03 | 2023-09-15 | 株式会社小松製作所 | 作業機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020062586A1 (en) | 2002-05-30 |
US6434866B1 (en) | 2002-08-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040224 |