JP2002165357A - 電力変換装置およびその制御方法、および発電システム - Google Patents
電力変換装置およびその制御方法、および発電システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インバータを備える太陽光発電システムにお
いては、該インバータにおける平滑コンデンサが劣化す
るとインバータの運転は中断されるため、発電量の損失
は免れなかった。 【解決手段】 劣化判定部211においてコンデンサ2
4が劣化していると判定されると、出力抑制部212に
よってインバータ2の出力電流を抑制しつつ、インバー
タ2自体は運転を継続する。また、コンデンサの劣化が
警告部213より警告される。
いては、該インバータにおける平滑コンデンサが劣化す
るとインバータの運転は中断されるため、発電量の損失
は免れなかった。 【解決手段】 劣化判定部211においてコンデンサ2
4が劣化していると判定されると、出力抑制部212に
よってインバータ2の出力電流を抑制しつつ、インバー
タ2自体は運転を継続する。また、コンデンサの劣化が
警告部213より警告される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力変換装置および
その制御方法、および発電システムに関する。
その制御方法、および発電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、数kW〜数十kWの太陽電池と、
該太陽電池より発生した直流電力を交流電力に変換する
電力変換装置(電圧型インバータ)を組み合わせた一般
住宅用の太陽光発電システムが普及している。
該太陽電池より発生した直流電力を交流電力に変換する
電力変換装置(電圧型インバータ)を組み合わせた一般
住宅用の太陽光発電システムが普及している。
【0003】一般に、直流電力を交流電力に変換する電
圧型インバータにおいては、インバータ主回路の入力部
に平滑コンデンサを備えている。この平滑コンデンサは
その劣化に伴い、静電容量が低下することによって平滑
コンデンサの端子間電圧や直流電流のリップル成分が増
加する。そこで、特開平7−222436号に開示され
ているように、平滑コンデンサのリップル成分を検出す
ることによって、その寿命を判定する技術が知られてい
る。
圧型インバータにおいては、インバータ主回路の入力部
に平滑コンデンサを備えている。この平滑コンデンサは
その劣化に伴い、静電容量が低下することによって平滑
コンデンサの端子間電圧や直流電流のリップル成分が増
加する。そこで、特開平7−222436号に開示され
ているように、平滑コンデンサのリップル成分を検出す
ることによって、その寿命を判定する技術が知られてい
る。
【0004】これにより、従来のインバータにおいて
は、平滑コンデンサの劣化が検出されるとその運転を停
止し、劣化した平滑コンデンサが交換されるまでは運転
を再開しないように制御していた。
は、平滑コンデンサの劣化が検出されるとその運転を停
止し、劣化した平滑コンデンサが交換されるまでは運転
を再開しないように制御していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなインバ
ータを備える太陽光発電システムにおいては、該インバ
ータにおける平滑コンデンサが劣化すると、該コンデン
サが交換されるまでインバータの運転は中断されるた
め、システムにおいて発電量の損失は免れなかった。
ータを備える太陽光発電システムにおいては、該インバ
ータにおける平滑コンデンサが劣化すると、該コンデン
サが交換されるまでインバータの運転は中断されるた
め、システムにおいて発電量の損失は免れなかった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、平滑コンデンサが劣化した場合でも適切な運転
を継続する電力変換装置およびその制御方法、および発
電システムを提供することを目的とする。
であり、平滑コンデンサが劣化した場合でも適切な運転
を継続する電力変換装置およびその制御方法、および発
電システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の構成を備える。
に、本発明は以下の構成を備える。
【0008】すなわち、コンデンサを有する電力変換装
置であって、前記コンデンサの劣化を判定する劣化判定
手段と、該劣化判定手段によって前記コンデンサの劣化
が判定された場合に、該電力変換装置における最大出力
値を抑制する出力抑制手段と、を有することを特徴とす
る。
置であって、前記コンデンサの劣化を判定する劣化判定
手段と、該劣化判定手段によって前記コンデンサの劣化
が判定された場合に、該電力変換装置における最大出力
値を抑制する出力抑制手段と、を有することを特徴とす
る。
【0009】例えば、前記出力抑制手段は、前記最大出
力値が所定値以下となるまで、所定の抑制量単位で抑制
を繰り返すことを特徴とする。
力値が所定値以下となるまで、所定の抑制量単位で抑制
を繰り返すことを特徴とする。
【0010】例えば、前記出力抑制手段は、前記最大出
力値の抑制量の総和が所定値を超えると該電力変換装置
の出力を停止させることを特徴とする。
力値の抑制量の総和が所定値を超えると該電力変換装置
の出力を停止させることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】<第1実施形態> ●発明概要 本実施形態においては、太陽光発電システムを構成する
電力変換装置(インバータ)において、平滑コンデンサ
の劣化検出およびそれに伴う制御を行う。
電力変換装置(インバータ)において、平滑コンデンサ
の劣化検出およびそれに伴う制御を行う。
【0013】一般に、太陽光発電システムのインバータ
においては、快晴時に100%の出力が要求される。し
かしながら、本発明者等の研究によれば、例えば日本に
おける標準日射時間は該システムの全稼動時間の数%に
過ぎない。このような事実を考慮すると、たとえば寿命
により静電容量が減少した平滑コンデンサを、その出力
を制限した状態(リップル抑制をした状態)で使用し
て、該システムを運転したとしても、総発電量に対して
さほどの影響は与えずに済むと考えられる。
においては、快晴時に100%の出力が要求される。し
かしながら、本発明者等の研究によれば、例えば日本に
おける標準日射時間は該システムの全稼動時間の数%に
過ぎない。このような事実を考慮すると、たとえば寿命
により静電容量が減少した平滑コンデンサを、その出力
を制限した状態(リップル抑制をした状態)で使用し
て、該システムを運転したとしても、総発電量に対して
さほどの影響は与えずに済むと考えられる。
【0014】そこで本実施形態においては、太陽光発電
システムにおけるインバータが必ずしも100%出力の
状態で使用されるものでは無く、むしろ100%出力が
要求される場合は少ないという事実に鑑み、平滑コンデ
ンサの劣化時でもインバータの最大出力電流を抑制して
インバータの運転を継続することを特徴とする。なお、
平滑コンデンサの直流電流におけるリップル成分はイン
バータ出力と相関関係にあるため、本実施形態において
は該リップル成分に基づいて平滑コンデンサの劣化を判
断する。
システムにおけるインバータが必ずしも100%出力の
状態で使用されるものでは無く、むしろ100%出力が
要求される場合は少ないという事実に鑑み、平滑コンデ
ンサの劣化時でもインバータの最大出力電流を抑制して
インバータの運転を継続することを特徴とする。なお、
平滑コンデンサの直流電流におけるリップル成分はイン
バータ出力と相関関係にあるため、本実施形態において
は該リップル成分に基づいて平滑コンデンサの劣化を判
断する。
【0015】●システム構成 図1は、本実施形態の電力変換装置(インバータ)を用
いた太陽光発電システムの構成を示すブロック図であ
る。本システムは、太陽電池1、系統連系インバータ
2、負荷3、および系統4によって構成される。
いた太陽光発電システムの構成を示すブロック図であ
る。本システムは、太陽電池1、系統連系インバータ
2、負荷3、および系統4によって構成される。
【0016】太陽電池1は、アモルファスシリコン、微
結晶シリコン、多結晶シリコン、単結晶シリコン、ある
いはこれらの組み合わせ、あるいは化合物半導体などを
用いた各種太陽電池である。太陽電池1はさらに、一次
電池や二次電池、燃料電池などの各種直流電源であって
もよい。また、回転形発電機等の各種交流電源を整流し
たもの、またはこれらの組み合わせであっても何ら問題
はない。更に、これら直流電源や交流電源が電圧源であ
るか電流源であるかは問わない。太陽電池1として通常
は、複数の太陽電池モジュールを並列に組み合わせて所
望の電圧および電流が得られるようにアレイ構成を採用
するが、太陽電池1自体の構成や数量は、本実施形態に
おいては重要でない。
結晶シリコン、多結晶シリコン、単結晶シリコン、ある
いはこれらの組み合わせ、あるいは化合物半導体などを
用いた各種太陽電池である。太陽電池1はさらに、一次
電池や二次電池、燃料電池などの各種直流電源であって
もよい。また、回転形発電機等の各種交流電源を整流し
たもの、またはこれらの組み合わせであっても何ら問題
はない。更に、これら直流電源や交流電源が電圧源であ
るか電流源であるかは問わない。太陽電池1として通常
は、複数の太陽電池モジュールを並列に組み合わせて所
望の電圧および電流が得られるようにアレイ構成を採用
するが、太陽電池1自体の構成や数量は、本実施形態に
おいては重要でない。
【0017】負荷3は、電熱負荷や電動機負荷など、電
力を消費する各種負荷もしくは、該負荷と他の分散系の
系統連系発電システム群であってもよい。
力を消費する各種負荷もしくは、該負荷と他の分散系の
系統連系発電システム群であってもよい。
【0018】系統4は、200[V]60[Hz]の商
用系統であり、系統4に他の分散形の系統連系発電シス
テム郡や前記負荷群が接続されても何ら問題はない。
用系統であり、系統4に他の分散形の系統連系発電シス
テム郡や前記負荷群が接続されても何ら問題はない。
【0019】以下、系統連系インバータ2(以下、単に
「インバータ2」と称する)の詳細構成について説明す
る。
「インバータ2」と称する)の詳細構成について説明す
る。
【0020】インバータ2は主として、電流検出部2
1、電圧検出部22、コンバータ部23、コンデンサ2
4、電圧検出部26、インバータ部27、電流検出部2
8、インバータ制御部210、劣化判定部211、出力
抑制部212、警告部213、で構成される。
1、電圧検出部22、コンバータ部23、コンデンサ2
4、電圧検出部26、インバータ部27、電流検出部2
8、インバータ制御部210、劣化判定部211、出力
抑制部212、警告部213、で構成される。
【0021】電流検出部21は、インバータ2の入力直
流電流を検出し、電流信号S21をインバータ制御部2
10へ出力する。
流電流を検出し、電流信号S21をインバータ制御部2
10へ出力する。
【0022】電圧検出部22は、インバータ2の入力直
流電圧を検出し、電圧信号S22をインバータ部制御部
210へ出力する。
流電圧を検出し、電圧信号S22をインバータ部制御部
210へ出力する。
【0023】コンバータ部23は、コンデンサやインダ
クタ、ダイオード、SW素子等で構成される一般的なチ
ョッパ回路であり、入力される太陽電池の出力電圧を昇
圧し、コンデンサ24を充電する。また、太陽電池1の
最大電力点追従制御(Maximum Power Point Tracking、
以下、「MPPT」と称する)を行う。
クタ、ダイオード、SW素子等で構成される一般的なチ
ョッパ回路であり、入力される太陽電池の出力電圧を昇
圧し、コンデンサ24を充電する。また、太陽電池1の
最大電力点追従制御(Maximum Power Point Tracking、
以下、「MPPT」と称する)を行う。
【0024】コンデンサ24は、コンバータ部23の出
力とインバータ部27の入力を接続する平滑コンデンサ
である。
力とインバータ部27の入力を接続する平滑コンデンサ
である。
【0025】電圧検出部26は、コンデンサ24の端子
間電圧を検出し、電圧信号S26をインバータ制御部2
10および劣化判定部211へ出力する。
間電圧を検出し、電圧信号S26をインバータ制御部2
10および劣化判定部211へ出力する。
【0026】インバータ部27は、SW素子のフルブリ
ッジ回路、フィルタリアクトル等で構成される一般的な
インバータ回路であり、コンデンサ24の端子間電圧で
ある直流電圧をSW素子でスイッチングすることによっ
て矩形波状の交流電圧波形を出力する。なお、フィルタ
リアクトルは矩形波状の交流電流波形を正弦波状に成形
する。
ッジ回路、フィルタリアクトル等で構成される一般的な
インバータ回路であり、コンデンサ24の端子間電圧で
ある直流電圧をSW素子でスイッチングすることによっ
て矩形波状の交流電圧波形を出力する。なお、フィルタ
リアクトルは矩形波状の交流電流波形を正弦波状に成形
する。
【0027】電流検出部28は、インバータ部27の出
力電流を検出し、電流信号S28をインバータ制御部2
10および出力抑制部212へ出力する。
力電流を検出し、電流信号S28をインバータ制御部2
10および出力抑制部212へ出力する。
【0028】インバータ制御部210は、インバータ2
を統括的に制御し、電流信号S21,S28および電圧
信号S22,S26および、出力抑制部212からの最
大出力電流指令値信号S2121を入力し、コンバータ
部23およびインバータ部27の各SW素子のゲート駆
動信号を出力する。
を統括的に制御し、電流信号S21,S28および電圧
信号S22,S26および、出力抑制部212からの最
大出力電流指令値信号S2121を入力し、コンバータ
部23およびインバータ部27の各SW素子のゲート駆
動信号を出力する。
【0029】劣化判定部211は、電圧信号S26を入
力してコンデンサ24の劣化を判定し、劣化信号S21
1を出力抑制部212へ出力する。
力してコンデンサ24の劣化を判定し、劣化信号S21
1を出力抑制部212へ出力する。
【0030】出力抑制部212は、インバータ2の出力
電力の抑制を指示するために、劣化信号S211および
電流信号S28を入力し、最大出力電流指令値信号S2
121をインバータ制御部210および警告部213へ
出力する。
電力の抑制を指示するために、劣化信号S211および
電流信号S28を入力し、最大出力電流指令値信号S2
121をインバータ制御部210および警告部213へ
出力する。
【0031】警告部213は、最大出力電流指令値信号
S2121が入力された場合に劣化警告信号を発信する
ことによって、コンデンサ24の劣化を警告する。尚、
警告部213は、劣化警告信号S2121として光や音
または機械振動、あるいは電気信号や光信号等を出力す
ることによって、コンデンサ24の劣化を人や情報端末
等に伝達するが、もちろん伝達方法はこれらに限定され
ず、オペレータや情報端末等にコンデンサ24の劣化
(および/または劣化の予告)が伝達できれば、どのよ
うな方法を用いても良い。
S2121が入力された場合に劣化警告信号を発信する
ことによって、コンデンサ24の劣化を警告する。尚、
警告部213は、劣化警告信号S2121として光や音
または機械振動、あるいは電気信号や光信号等を出力す
ることによって、コンデンサ24の劣化を人や情報端末
等に伝達するが、もちろん伝達方法はこれらに限定され
ず、オペレータや情報端末等にコンデンサ24の劣化
(および/または劣化の予告)が伝達できれば、どのよ
うな方法を用いても良い。
【0032】尚、コンバータ部23やインバータ部27
のSW素子は、パワートランジスタ、MOSFET、I
GBT、GTOなど、あるいはこれらの組み合わせを含
めた各種自己消弧形SW素子等で構成されるが、素子の
種類は特に限定されない。
のSW素子は、パワートランジスタ、MOSFET、I
GBT、GTOなど、あるいはこれらの組み合わせを含
めた各種自己消弧形SW素子等で構成されるが、素子の
種類は特に限定されない。
【0033】以下、インバータ2の制御方法について、
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0034】通常、インバータ制御部210は、電圧信
号S26が一定電圧となるように、電圧信号S26を監
視して、インバータ部27の出力電流を制御するゲート
信号をインバータ部27へ出力する。更に、コンバータ
部23が太陽電池1の出力電圧を昇圧し、そして、太陽
電池1のMPPTを行うゲート信号をコンバータ部23
へ出力する。尚、これらの制御技術は周知であるため、
ここでは詳細な説明は省略する。
号S26が一定電圧となるように、電圧信号S26を監
視して、インバータ部27の出力電流を制御するゲート
信号をインバータ部27へ出力する。更に、コンバータ
部23が太陽電池1の出力電圧を昇圧し、そして、太陽
電池1のMPPTを行うゲート信号をコンバータ部23
へ出力する。尚、これらの制御技術は周知であるため、
ここでは詳細な説明は省略する。
【0035】本発明のインバータ2における特徴的な構
成要素は、劣化判定部211および出力抑制部212で
ある。以下、これらの詳細を図2および図3を参照して
説明する。
成要素は、劣化判定部211および出力抑制部212で
ある。以下、これらの詳細を図2および図3を参照して
説明する。
【0036】図2は、劣化判定部211の機能構成を示
すブロック図である。劣化判定部211は、積分演算回
路2110、判定開始電圧設定部2111、レベル比較
器2112、リップル検出部2113、積分演算回路2
114、許容リップル電圧設定部2115、レベル比較
器2116により構成される。
すブロック図である。劣化判定部211は、積分演算回
路2110、判定開始電圧設定部2111、レベル比較
器2112、リップル検出部2113、積分演算回路2
114、許容リップル電圧設定部2115、レベル比較
器2116により構成される。
【0037】積分演算器2110は、電圧検出部26で
検出された電圧信号S26を入力し、その積分結果であ
る積分結果信号S2110をレベル比較器2112へ出
力する。判定開始電圧設定部2111は、コンデンサ2
4の劣化判定の開始を判断するための電圧信号S26の
閾値として判定開始電圧値を設定し、開始電圧信号S2
111をレベル比較器2112へ出力する。そしてレベ
ル比較器2112では、積分結果信号S2110および
開始電圧信号S2111および電圧信号S26を入力
し、積分結果信号S2110が開始電圧信号S2111
を超える場合に、電圧信号S26をリップル検出部21
13へ出力する。
検出された電圧信号S26を入力し、その積分結果であ
る積分結果信号S2110をレベル比較器2112へ出
力する。判定開始電圧設定部2111は、コンデンサ2
4の劣化判定の開始を判断するための電圧信号S26の
閾値として判定開始電圧値を設定し、開始電圧信号S2
111をレベル比較器2112へ出力する。そしてレベ
ル比較器2112では、積分結果信号S2110および
開始電圧信号S2111および電圧信号S26を入力
し、積分結果信号S2110が開始電圧信号S2111
を超える場合に、電圧信号S26をリップル検出部21
13へ出力する。
【0038】リップル検出部2113は、入力された電
圧信号S26からリップル成分を抽出した結果を、リッ
プル信号S2113として積分演算回路2114へ出力
する。積分演算回路2114は、リップル信号S211
3の積分結果であるリップル積分結果信号S2114
を、レベル比較器2116へ出力する。
圧信号S26からリップル成分を抽出した結果を、リッ
プル信号S2113として積分演算回路2114へ出力
する。積分演算回路2114は、リップル信号S211
3の積分結果であるリップル積分結果信号S2114
を、レベル比較器2116へ出力する。
【0039】許容リップル電圧設定部2115は、電圧
信号S26のリップル成分の許容上限値を設定し、リッ
プル上限値信号S2115をレベル比較器2116へ出
力する。レベル比較器2116は、リップル積分結果信
号S2114およびリップル上限値信号S2115を入
力し、リップル積分結果信号S2114がリップル上限
値信号S2115を超える場合に、コンデンサ24に劣
化が生じていると判断し、劣化信号S211を出力す
る。
信号S26のリップル成分の許容上限値を設定し、リッ
プル上限値信号S2115をレベル比較器2116へ出
力する。レベル比較器2116は、リップル積分結果信
号S2114およびリップル上限値信号S2115を入
力し、リップル積分結果信号S2114がリップル上限
値信号S2115を超える場合に、コンデンサ24に劣
化が生じていると判断し、劣化信号S211を出力す
る。
【0040】なお、積分演算回路2114におけるリッ
プル信号S2113の積分は単位時間ごとに行われ、該
単位時間内で積分されたリップル積分結果信号S211
4が出力された後に、該信号は一旦クリアされ、次の単
位時間分の積分が開始される。従って、レベル比較器2
116における比較は、積分演算回路2114における
積分の単位時間間隔で行われる。
プル信号S2113の積分は単位時間ごとに行われ、該
単位時間内で積分されたリップル積分結果信号S211
4が出力された後に、該信号は一旦クリアされ、次の単
位時間分の積分が開始される。従って、レベル比較器2
116における比較は、積分演算回路2114における
積分の単位時間間隔で行われる。
【0041】図3は、出力抑制部212の機能構成を示
すブロック図である。出力抑制部212は、電流上限算
出器2121、レベル比較器2122で構成される。
すブロック図である。出力抑制部212は、電流上限算
出器2121、レベル比較器2122で構成される。
【0042】電流上限算出器2121は、劣化判定部2
11より劣化信号S211を入力すると、インバータ2
の最大出力電流について後述する図7に示す1段階分の
抑制を指示する最大出力電流指令値信号S2121を、
レベル比較器2122へ出力する。
11より劣化信号S211を入力すると、インバータ2
の最大出力電流について後述する図7に示す1段階分の
抑制を指示する最大出力電流指令値信号S2121を、
レベル比較器2122へ出力する。
【0043】レベル比較器2122は、最大出力電流指
令値信号S2121および電流信号S28を入力し、電
流信号S28が最大出力電流指令値信号S2121より
も大きい場合に、最大出力電流指令値信号S2121を
出力する。これにより、インバータ2の最大出力電流
は、最大出力電流指令値信号S2121によって抑制さ
れる。
令値信号S2121および電流信号S28を入力し、電
流信号S28が最大出力電流指令値信号S2121より
も大きい場合に、最大出力電流指令値信号S2121を
出力する。これにより、インバータ2の最大出力電流
は、最大出力電流指令値信号S2121によって抑制さ
れる。
【0044】ここで、劣化判定部211のリップル検出
部2113におけるリップル抽出方法について、図4を
参照して説明する。図4(a)は本実施形態における電
圧信号S26の実測値を示し、横軸は時間tで単位は
[sec]、縦軸は電圧信号S26で単位は[V]であ
る。また、図4の(b)は同じくリップル信号S211
3の実測値を示し、横軸は時間tで単位は[sec]、
縦軸はリップル信号S2113で単位は[V]である。
本実施形態では、図4(a)に示すように、定常運転時
の電圧信号S26からその直流成分を差し引いた部分を
リップル成分とし、すなわち図4の(b)に示す電圧成
分が電圧信号S26のリップル成分として得られる。
部2113におけるリップル抽出方法について、図4を
参照して説明する。図4(a)は本実施形態における電
圧信号S26の実測値を示し、横軸は時間tで単位は
[sec]、縦軸は電圧信号S26で単位は[V]であ
る。また、図4の(b)は同じくリップル信号S211
3の実測値を示し、横軸は時間tで単位は[sec]、
縦軸はリップル信号S2113で単位は[V]である。
本実施形態では、図4(a)に示すように、定常運転時
の電圧信号S26からその直流成分を差し引いた部分を
リップル成分とし、すなわち図4の(b)に示す電圧成
分が電圧信号S26のリップル成分として得られる。
【0045】また、一般にコンデンサ24の端子間電圧
に重畳される上記リップル成分は、インバータ部27の
スイッチングに伴って発生している。そのため、リップ
ル成分の周波数は通常、インバータ部27の交流出力の
周波数の整数倍(更に、交流出力の周波数が一定ならば
リップル成分の周波数も一定)である。従って、劣化判
定部211において周知のFFT解析等によりリップル
成分の抽出を行うことにより、リップル成分のみを的確
に抽出することが可能となり、上述した劣化判定をより
正確に行うことが可能となる。
に重畳される上記リップル成分は、インバータ部27の
スイッチングに伴って発生している。そのため、リップ
ル成分の周波数は通常、インバータ部27の交流出力の
周波数の整数倍(更に、交流出力の周波数が一定ならば
リップル成分の周波数も一定)である。従って、劣化判
定部211において周知のFFT解析等によりリップル
成分の抽出を行うことにより、リップル成分のみを的確
に抽出することが可能となり、上述した劣化判定をより
正確に行うことが可能となる。
【0046】なお、インバータ2に入力される太陽電池
1の発電電力をより多く出力するために、上述した1段
階分の最大出力電流の抑制量としては、インバータ制御
部210等の能力が許す限りより細かい設定を可能とす
ることが望ましい。例えば、後述する試験においては、
この1段階分の抑制量を、0.225[A]に設定し
た。
1の発電電力をより多く出力するために、上述した1段
階分の最大出力電流の抑制量としては、インバータ制御
部210等の能力が許す限りより細かい設定を可能とす
ることが望ましい。例えば、後述する試験においては、
この1段階分の抑制量を、0.225[A]に設定し
た。
【0047】なお、劣化判定部211や出力抑制部21
2をインバータ制御部210に内蔵することも可能であ
り、実際にはそのような構成を採用することが望まし
い。なぜなら、インバータ制御部210はほとんどの場
合、マイコンを使用したディジタル制御を行うために算
術演算ユニットやメモリを有しており、劣化判定部21
1および出力抑制部212を容易に実現可能とするため
である。
2をインバータ制御部210に内蔵することも可能であ
り、実際にはそのような構成を採用することが望まし
い。なぜなら、インバータ制御部210はほとんどの場
合、マイコンを使用したディジタル制御を行うために算
術演算ユニットやメモリを有しており、劣化判定部21
1および出力抑制部212を容易に実現可能とするため
である。
【0048】●制御フローチャート 以上説明した本実施形態における制御を、図5を参照し
て詳細に説明する。図5は、本実施形態におけるインバ
ータ2の出力電流の抑制方法を示すフローチャートであ
る。
て詳細に説明する。図5は、本実施形態におけるインバ
ータ2の出力電流の抑制方法を示すフローチャートであ
る。
【0049】まずステップST2において、インバータ
2が定常運転状態であるかが判断される。具体的には、
レベル比較器2112において電圧信号S26の積分結
果(積分結果信号S2110)が開始電圧信号S211
1を超えるか否かを判断し、超えればすなわち、コンデ
ンサ24の端子間電圧が所定の判定開始電圧を超えてい
るため、インバータ2は定常運転状態であると判断して
ステップST3へ進む。なお、該判定が否であれば処理
はステップST2に戻る。
2が定常運転状態であるかが判断される。具体的には、
レベル比較器2112において電圧信号S26の積分結
果(積分結果信号S2110)が開始電圧信号S211
1を超えるか否かを判断し、超えればすなわち、コンデ
ンサ24の端子間電圧が所定の判定開始電圧を超えてい
るため、インバータ2は定常運転状態であると判断して
ステップST3へ進む。なお、該判定が否であれば処理
はステップST2に戻る。
【0050】次にステップST3においては、レベル比
較器2116においてリップル積分結果信号S2114
がリップル上限値信号S2115を超えるか否かを判断
し、超える場合はステップST4へ進み、そうでなけれ
ばステップST2へ戻る。
較器2116においてリップル積分結果信号S2114
がリップル上限値信号S2115を超えるか否かを判断
し、超える場合はステップST4へ進み、そうでなけれ
ばステップST2へ戻る。
【0051】ステップST4では、インバータ2の最大
出力電流が後述するように1段階分だけ抑制される。
出力電流が後述するように1段階分だけ抑制される。
【0052】そしてステップST5においては、リップ
ル積分結果信号S2114がリップル上限値信号S21
15を超えるか否かを再度判断し、超える場合はステッ
プST2へ戻り、超えなければ本抑制動作を終了する。
ル積分結果信号S2114がリップル上限値信号S21
15を超えるか否かを再度判断し、超える場合はステッ
プST2へ戻り、超えなければ本抑制動作を終了する。
【0053】以上の出力電流抑制制御により、インバー
タ2はリップル積分結果信号S2114を用いてコンデ
ンサ24の劣化判定を行い、劣化が検出されると、リッ
プル積分結果信号S2114がリップル上限値信号S2
115以下となるように制御されることにより、その最
大出力電流が抑制される。
タ2はリップル積分結果信号S2114を用いてコンデ
ンサ24の劣化判定を行い、劣化が検出されると、リッ
プル積分結果信号S2114がリップル上限値信号S2
115以下となるように制御されることにより、その最
大出力電流が抑制される。
【0054】上述したような最大出力電流制御によって
得られる効果について、図6を参照して説明する。図6
は、太陽電池1の1日の発電電力に対する、コンデンサ
24の劣化に伴う損失量を表した概念図であり、(A)
は本実施形態の太陽光発電システムにおける出力電流の
抑制に伴う損失量を示し、(B)は従来の太陽光発電シ
ステムにおける運転停止に伴う損失量を表す。なお、両
図において、横軸が1日の時間経過(日の出〜日の入ま
で)、縦軸が太陽電池の発電電力を示す。
得られる効果について、図6を参照して説明する。図6
は、太陽電池1の1日の発電電力に対する、コンデンサ
24の劣化に伴う損失量を表した概念図であり、(A)
は本実施形態の太陽光発電システムにおける出力電流の
抑制に伴う損失量を示し、(B)は従来の太陽光発電シ
ステムにおける運転停止に伴う損失量を表す。なお、両
図において、横軸が1日の時間経過(日の出〜日の入ま
で)、縦軸が太陽電池の発電電力を示す。
【0055】図6(A)で示されるように、本実施形態
の出力電流の抑制に伴う電力損失は、日中の発電電力の
ピーク付近のみに限定される。一方、図6(B)に示す
ように、平滑コンデンサの劣化時にインバータの運転を
停止させた場合には、それ以降の発電電力、場合によっ
ては1日の大半の発電電力を失うことになる。
の出力電流の抑制に伴う電力損失は、日中の発電電力の
ピーク付近のみに限定される。一方、図6(B)に示す
ように、平滑コンデンサの劣化時にインバータの運転を
停止させた場合には、それ以降の発電電力、場合によっ
ては1日の大半の発電電力を失うことになる。
【0056】しかも、本実施形態においては、リップル
上限値信号S2115に対応する発電量を超える分が損
失となるため、図6(A)からも分かるように、特に曇
天時など1日を通じて発電電力が小さい場合には、全く
損失が発生しないこともある。もちろん、1年間を通じ
た発電電力においても、同様のことが言える。
上限値信号S2115に対応する発電量を超える分が損
失となるため、図6(A)からも分かるように、特に曇
天時など1日を通じて発電電力が小さい場合には、全く
損失が発生しないこともある。もちろん、1年間を通じ
た発電電力においても、同様のことが言える。
【0057】このように本実施形態においては、コンデ
ンサ24の劣化時でもインバータ2の最大出力電流を抑
制してインバータの運転を継続することにより、太陽電
池1の発電電力の損失を抑制することができる。
ンサ24の劣化時でもインバータ2の最大出力電流を抑
制してインバータの運転を継続することにより、太陽電
池1の発電電力の損失を抑制することができる。
【0058】●動作確認(試験結果) 以下、上述した本実施形態における制御を試験的に検証
した結果について説明する。すなわち、以下に示す条件
のもとで、太陽電池1が直流電力を出力し、この直流電
力をコンバータ部23で昇圧した後、インバータ部27
で商用の交流電力へ変換して負荷3や系統4へ供給する
動作(通常動作)について試験した。
した結果について説明する。すなわち、以下に示す条件
のもとで、太陽電池1が直流電力を出力し、この直流電
力をコンバータ部23で昇圧した後、インバータ部27
で商用の交流電力へ変換して負荷3や系統4へ供給する
動作(通常動作)について試験した。
【0059】[試験条件]まず、試験条件を示す。
【0060】図4に示されるように、インバータ2の定
常運転時のコンデンサ24の端子間電圧は約320
[V]であることから、劣化判定を開始するコンデンサ
24の端子間電圧、すなわち、開始電圧信号S2111
を、320[V]に20[V]のマージンを設けた30
0[V]に設定した。ただしマージンは、劣化判定に誤
差を生じない範囲で設定すれば良く、特にこの値には限
定されない。
常運転時のコンデンサ24の端子間電圧は約320
[V]であることから、劣化判定を開始するコンデンサ
24の端子間電圧、すなわち、開始電圧信号S2111
を、320[V]に20[V]のマージンを設けた30
0[V]に設定した。ただしマージンは、劣化判定に誤
差を生じない範囲で設定すれば良く、特にこの値には限
定されない。
【0061】また、一般にコンデンサ24の端子間電圧
に重畳されるリップル成分は、インバータ2の出力波形
の歪として出力されるため、リップル上限値信号S21
15はこの歪み率が負荷3の許容レベル以下に収まる範
囲に設定する必要がある。そこで本実施形態において
は、コンデンサ24を様々な静電許容量のコンデンサと
置き換え、それぞれのコンデンサにおけるリップル成分
と、インバータ2の出力波形に含まれるリップル成分を
測定し、系統連系インバータ2の認証試験で規定され
た、出力電流波形の各次歪み率3%、総合歪み率5%を
満足するリップル上限値信号S2115として、4
[V]を選択した。
に重畳されるリップル成分は、インバータ2の出力波形
の歪として出力されるため、リップル上限値信号S21
15はこの歪み率が負荷3の許容レベル以下に収まる範
囲に設定する必要がある。そこで本実施形態において
は、コンデンサ24を様々な静電許容量のコンデンサと
置き換え、それぞれのコンデンサにおけるリップル成分
と、インバータ2の出力波形に含まれるリップル成分を
測定し、系統連系インバータ2の認証試験で規定され
た、出力電流波形の各次歪み率3%、総合歪み率5%を
満足するリップル上限値信号S2115として、4
[V]を選択した。
【0062】また、通常のシステムにおいては1000
[μF]の静電容量を持つコンデンサ24を、900
[μF]の静電容量を有するコンデンサと置き換えるこ
とによって、コンデンサ24の劣化に伴う静電容量の減
少を模擬的に実現した。
[μF]の静電容量を持つコンデンサ24を、900
[μF]の静電容量を有するコンデンサと置き換えるこ
とによって、コンデンサ24の劣化に伴う静電容量の減
少を模擬的に実現した。
【0063】その他の試験条件としては、太陽電池1の
出力は4.7[kW]、インバータ2の発電電力は4.
5[kW]、出力電流(インバータ2の最大出力電流)
は22.5[A]、出力電圧は200[V](一定)と
した。また、上述した1段階分の最大出力電流の抑制量
としては、インバータ制御部210等の能力が許す限り
の細かい設定として、最大出力電流22.5[A]の1
%、すなわち0.225[A]に設定した。なお、警告
部213としては赤色のLEDを用いた。
出力は4.7[kW]、インバータ2の発電電力は4.
5[kW]、出力電流(インバータ2の最大出力電流)
は22.5[A]、出力電圧は200[V](一定)と
した。また、上述した1段階分の最大出力電流の抑制量
としては、インバータ制御部210等の能力が許す限り
の細かい設定として、最大出力電流22.5[A]の1
%、すなわち0.225[A]に設定した。なお、警告
部213としては赤色のLEDを用いた。
【0064】[試験結果]上述した条件でコンデンサ2
4の劣化した状態を模擬することにより、本実施形態に
おける出力電流抑制動作の確認試験を行った。その結果
を図7に示す。
4の劣化した状態を模擬することにより、本実施形態に
おける出力電流抑制動作の確認試験を行った。その結果
を図7に示す。
【0065】図7の上部及び下部はそれぞれ、該試験に
おける最大出力電流指令値信号S2121及びリップル
積分結果信号S2114(縦軸)の時間推移を示す図で
あり、横軸が時刻tを示す。
おける最大出力電流指令値信号S2121及びリップル
積分結果信号S2114(縦軸)の時間推移を示す図で
あり、横軸が時刻tを示す。
【0066】本試験においては、時刻t(1)で劣化判定
部211の電源を投入した。するとこれと同時に、出力
抑制部212より一回目の一段階分の抑制を指示する最
大出力電流指令値信号S2121が出力され、これによ
り、抑制前の最大出力電流値の1%(一段階分)だけ、
インバータ2の最大出力電流が抑制された。
部211の電源を投入した。するとこれと同時に、出力
抑制部212より一回目の一段階分の抑制を指示する最
大出力電流指令値信号S2121が出力され、これによ
り、抑制前の最大出力電流値の1%(一段階分)だけ、
インバータ2の最大出力電流が抑制された。
【0067】すると、時刻t(1)から時刻t(2)にかけ
て、リップル積分結果信号S2114のレベルがR0か
らR1へ減少した。
て、リップル積分結果信号S2114のレベルがR0か
らR1へ減少した。
【0068】その後更に、上記の動作が繰り返されてイ
ンバータ2の最大出力電流が1%ずつ抑制されていくこ
とにより、時刻t(Q)から時刻t(Q+1)にかけて、リップ
ル積分結果信号S2114がリップル上限値信号S21
15以下であるRQまで減少した。
ンバータ2の最大出力電流が1%ずつ抑制されていくこ
とにより、時刻t(Q)から時刻t(Q+1)にかけて、リップ
ル積分結果信号S2114がリップル上限値信号S21
15以下であるRQまで減少した。
【0069】この時点で、出力抑制に関する一連の制御
を完了し、インバータ2はそのまま運転を継続した。な
お、最大出力電流指令値信号S2121の出力と同時
に、警告部213において劣化警告信号を発信してLE
Dを点灯させ、コンデンサ24の劣化を報知した。
を完了し、インバータ2はそのまま運転を継続した。な
お、最大出力電流指令値信号S2121の出力と同時
に、警告部213において劣化警告信号を発信してLE
Dを点灯させ、コンデンサ24の劣化を報知した。
【0070】ここで、出力抑制部212より最大出力電
流指令値信号S2121が出力される周期T(=t(2)
−t(1))は、劣化判定部211および出力抑制部21
2およびインバータ制御部210等、インバータ制御系
の処理速度に依存する。一般に、本発明における出力抑
制動作は特に高速性を要しないため、周期Tは0.01
〜0.1[sec]程度で十分である。本実験において
は、出力抑制量および上記インバータ制御系の処理能力
を考慮して、T=0.1[sec]とした。
流指令値信号S2121が出力される周期T(=t(2)
−t(1))は、劣化判定部211および出力抑制部21
2およびインバータ制御部210等、インバータ制御系
の処理速度に依存する。一般に、本発明における出力抑
制動作は特に高速性を要しないため、周期Tは0.01
〜0.1[sec]程度で十分である。本実験において
は、出力抑制量および上記インバータ制御系の処理能力
を考慮して、T=0.1[sec]とした。
【0071】以上説明したように本実施形態によれば、
太陽光発電システムのインバータにおいて、平滑コンデ
ンサの劣化が検出された場合でも、その最大出力電流値
を抑制して運転を継続させることにより、太陽電池から
の入力電力を有効に活用することができる。
太陽光発電システムのインバータにおいて、平滑コンデ
ンサの劣化が検出された場合でも、その最大出力電流値
を抑制して運転を継続させることにより、太陽電池から
の入力電力を有効に活用することができる。
【0072】更に、平滑コンデンサの劣化を警告するこ
とにより、平滑コンデンサの交換作業の効率化が望め
る。
とにより、平滑コンデンサの交換作業の効率化が望め
る。
【0073】なお、本実施形態においては、コンデンサ
24の劣化判定をその端子間電圧に重畳されたリップル
成分に基づいて行ったが、コンデンサ24のリップル電
流を用いて劣化判定を行ってもよい。また、特許第29
60469号にて開示されているように、コンデンサ2
4の温度上昇に基づいて劣化判定を行うことも可能であ
る。このように、コンデンサ24の温度上昇を観測する
とその故障をも検出することができるため、より安全な
電力変換装置を提供することができる。
24の劣化判定をその端子間電圧に重畳されたリップル
成分に基づいて行ったが、コンデンサ24のリップル電
流を用いて劣化判定を行ってもよい。また、特許第29
60469号にて開示されているように、コンデンサ2
4の温度上昇に基づいて劣化判定を行うことも可能であ
る。このように、コンデンサ24の温度上昇を観測する
とその故障をも検出することができるため、より安全な
電力変換装置を提供することができる。
【0074】なお、本発明の本質は、コンデンサ24が
劣化した場合にインバータ2の最大出力(あるいは単に
出力)を抑制することにある。従って、上記構成要素群
は、この本発明の本質を歪めない範囲ならば、その位置
や構成物についていかなる変更も可能である。ただし、
本発明におけるコンデンサ24の劣化とは、コンデンサ
24の故障等、何らかの異常が発生した場合も含む。
劣化した場合にインバータ2の最大出力(あるいは単に
出力)を抑制することにある。従って、上記構成要素群
は、この本発明の本質を歪めない範囲ならば、その位置
や構成物についていかなる変更も可能である。ただし、
本発明におけるコンデンサ24の劣化とは、コンデンサ
24の故障等、何らかの異常が発生した場合も含む。
【0075】例えば、本実施形態においては系統連系シ
ステムを例として説明したが、系統連系しない独立シス
テムであっても、本発明は同様に適用可能である。
ステムを例として説明したが、系統連系しない独立シス
テムであっても、本発明は同様に適用可能である。
【0076】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
実施形態について説明する。
【0077】第2実施形態においては、コンデンサ24
の端子間電圧のリップル成分によりコンデンサ24の劣
化を判定し、劣化と判断した場合に、リップル積分結果
信号S2114がリップル上限値S2115以下となる
ように最大出力電流を抑制する点は、上述した第1実施
形態と同様である。
の端子間電圧のリップル成分によりコンデンサ24の劣
化を判定し、劣化と判断した場合に、リップル積分結果
信号S2114がリップル上限値S2115以下となる
ように最大出力電流を抑制する点は、上述した第1実施
形態と同様である。
【0078】第2実施形態においては、第1実施形態の
抑制動作を繰り返す際に、抑制量の累計が抑制前の最大
出力電流値の所定割合を超えた場合に、コンデンサ24
は既に寿命であると判断する。そしてコンデンサが寿命
である判断された場合にはインバータの運転を停止して
負荷および系統より解列し、更に、警告部213より寿
命警告信号を出力することを特徴とする。
抑制動作を繰り返す際に、抑制量の累計が抑制前の最大
出力電流値の所定割合を超えた場合に、コンデンサ24
は既に寿命であると判断する。そしてコンデンサが寿命
である判断された場合にはインバータの運転を停止して
負荷および系統より解列し、更に、警告部213より寿
命警告信号を出力することを特徴とする。
【0079】以下、第2実施形態における特に第1実施
形態と異なる点について、詳細に説明する。
形態と異なる点について、詳細に説明する。
【0080】●システム構成 図8は、第2実施形態におけるインバータ5を用いた太
陽光発電システムの構成を示す図である。同図において
上述した第1実施形態に示す図1と同様の構成には同一
番号を付し、説明を省略する。
陽光発電システムの構成を示す図である。同図において
上述した第1実施形態に示す図1と同様の構成には同一
番号を付し、説明を省略する。
【0081】出力抑制部512は、インバータ5の出力
電力の抑制を指示するために、劣化信号S211および
電流信号S28を入力し、最大出力電流指令値信号S2
121をインバータ制御部210、警告部213、およ
び遮断器駆動回路214へ出力する。
電力の抑制を指示するために、劣化信号S211および
電流信号S28を入力し、最大出力電流指令値信号S2
121をインバータ制御部210、警告部213、およ
び遮断器駆動回路214へ出力する。
【0082】警告部213は、最大出力電流指令値信号
S2121が入力された場合に劣化警告信号を発信する
ことによって、コンデンサ24の劣化を警告する。ま
た、最大出力電流をゼロとするような最大出力電流指令
値信号S2121が入力された場合には、寿命警告信号
を発信する。
S2121が入力された場合に劣化警告信号を発信する
ことによって、コンデンサ24の劣化を警告する。ま
た、最大出力電流をゼロとするような最大出力電流指令
値信号S2121が入力された場合には、寿命警告信号
を発信する。
【0083】遮断器駆動回路214は遮断器29の駆動
回路であり、最大出力電流をゼロとするような最大出力
電流指令値信号S2121が入力された場合に、遮断信
号を遮断器29へ出力する。
回路であり、最大出力電流をゼロとするような最大出力
電流指令値信号S2121が入力された場合に、遮断信
号を遮断器29へ出力する。
【0084】遮断器29は、遮断器駆動回路214によ
って駆動されるインバータ5の解列手段であり、インバ
ータ5を負荷3および系統4から解列する。なお、遮断
器29においては、機械式スイッチまたは半導体スイッ
チ等の遮断手段を問わない。
って駆動されるインバータ5の解列手段であり、インバ
ータ5を負荷3および系統4から解列する。なお、遮断
器29においては、機械式スイッチまたは半導体スイッ
チ等の遮断手段を問わない。
【0085】図9は、出力抑制部512の機能構成を示
すブロック図である。出力抑制部512は、カウンタ2
120、電流上限算出器2121、レベル比較器212
2で構成される。
すブロック図である。出力抑制部512は、カウンタ2
120、電流上限算出器2121、レベル比較器212
2で構成される。
【0086】カウンタ2120は、劣化判定部211よ
り劣化信号S211を入力して該入力回数nをカウント
し、該カウント結果をカウント信号S2120として電
流上限値算出器2121へ出力する。
り劣化信号S211を入力して該入力回数nをカウント
し、該カウント結果をカウント信号S2120として電
流上限値算出器2121へ出力する。
【0087】電流上限算出器2121は、カウント信号
S2120を入力し、1つカウントアップされる度に、
後述する図11に示す1段階分の最大出力電流の抑制を
指示する最大出力電流指令値信号S2121を、レベル
比較器2122へ出力する。また、n=31であるカウ
ント信号S2120を入力した場合には、最大出力電流
をゼロとする最大出力電流指令値信号S2121を出力
する。
S2120を入力し、1つカウントアップされる度に、
後述する図11に示す1段階分の最大出力電流の抑制を
指示する最大出力電流指令値信号S2121を、レベル
比較器2122へ出力する。また、n=31であるカウ
ント信号S2120を入力した場合には、最大出力電流
をゼロとする最大出力電流指令値信号S2121を出力
する。
【0088】レベル比較器2122は、最大出力電流指
令値信号S2121および電流信号S28を入力し、電
流信号S28が最大出力電流指令値信号S2121より
も大きい場合に、最大出力電流指令値信号S2121を
出力する。
令値信号S2121および電流信号S28を入力し、電
流信号S28が最大出力電流指令値信号S2121より
も大きい場合に、最大出力電流指令値信号S2121を
出力する。
【0089】●制御フローチャート 図10は、第2実施形態におけるインバータ5の出力電
流の抑制方法を示すフローチャートである。
流の抑制方法を示すフローチャートである。
【0090】まずステップST1において、カウンタ2
120のカウントnをゼロクリアする。そして、第1実
施形態と同様の最大出力電流制御(ST2〜ST4)を
行った後、ステップST7においてカウントnに1を加
算する。そしてステップST8において、カウントnが
31であればステップST9へ進み、31でなければス
テップST2へ戻る。
120のカウントnをゼロクリアする。そして、第1実
施形態と同様の最大出力電流制御(ST2〜ST4)を
行った後、ステップST7においてカウントnに1を加
算する。そしてステップST8において、カウントnが
31であればステップST9へ進み、31でなければス
テップST2へ戻る。
【0091】ここで図10によれば、出力抑制部512
より最大出力電流が1段階分抑制される(ST4)毎
に、カウンタ2120におけるカウントnが1加算され
る(ST7)ことが分かる。第2実施形態においてはこ
の1段階の抑制量を、第1実施形態と同様に抑制前の最
大出力電流値の1%とする。従って、ステップST8に
おいてnが31に等しいと判断された時点で、総抑制量
が抑制前の最大出力電流のn=30に相当する値、すな
わち30%を超えたと判断される。
より最大出力電流が1段階分抑制される(ST4)毎
に、カウンタ2120におけるカウントnが1加算され
る(ST7)ことが分かる。第2実施形態においてはこ
の1段階の抑制量を、第1実施形態と同様に抑制前の最
大出力電流値の1%とする。従って、ステップST8に
おいてnが31に等しいと判断された時点で、総抑制量
が抑制前の最大出力電流のn=30に相当する値、すな
わち30%を超えたと判断される。
【0092】そして30%を超えていた場合、ステップ
ST9においてインバータ5の運転を停止する。
ST9においてインバータ5の運転を停止する。
【0093】以上の処理により、インバータ5はリップ
ル積分結果信号S2114がリップル上限値信号S21
15以下となるように制御されることにより、その最大
出力電流が抑制される。そして、その後再びリップル積
分結果信号S2114がリップル上限値信号S2115
を超えた場合には同様の抑制動作が繰り返され、これま
での出力電流の抑制量の累計、すなわち総抑制量が抑制
前の最大出力電流の所定割合(この場合30%)を超え
た時点で、インバータ5の運転が停止される。
ル積分結果信号S2114がリップル上限値信号S21
15以下となるように制御されることにより、その最大
出力電流が抑制される。そして、その後再びリップル積
分結果信号S2114がリップル上限値信号S2115
を超えた場合には同様の抑制動作が繰り返され、これま
での出力電流の抑制量の累計、すなわち総抑制量が抑制
前の最大出力電流の所定割合(この場合30%)を超え
た時点で、インバータ5の運転が停止される。
【0094】なお、ここでは出力電流の抑制量の限界と
して抑制前の30%を設定したが、これはコンデンサの
寿命を考慮に入れて設定された値であれば良く、従って
抑制量の限界値は特にこの値に限定されない。
して抑制前の30%を設定したが、これはコンデンサの
寿命を考慮に入れて設定された値であれば良く、従って
抑制量の限界値は特にこの値に限定されない。
【0095】●動作確認(試験結果) 以下、第2実施形態における制御を試験的に検証した結
果について説明する。該試験は、基本的に上述した第1
実施形態における試験と同様の条件下において実行した
が、試験用のコンデンサ24の容量を500[μF]と
した点のみが異なる。
果について説明する。該試験は、基本的に上述した第1
実施形態における試験と同様の条件下において実行した
が、試験用のコンデンサ24の容量を500[μF]と
した点のみが異なる。
【0096】[試験結果]第2実施形態における出力電
流抑制動作の確認試験結果を図11に示す。第1実施形
態に示す図7と同様に、図11の上部及び下部はそれぞ
れ、該試験における最大出力電流指令値信号S2121
及びリップル積分結果信号S2114(縦軸)の時間推
移を示す図である。
流抑制動作の確認試験結果を図11に示す。第1実施形
態に示す図7と同様に、図11の上部及び下部はそれぞ
れ、該試験における最大出力電流指令値信号S2121
及びリップル積分結果信号S2114(縦軸)の時間推
移を示す図である。
【0097】本試験においても時刻t(1)で劣化判定部
211の電源を投入した。その後、出力抑制部512よ
り一段階分(抑制前の最大出力電流値の1%)の抑制を
指示する最大出力電流指令値信号S2121が出力され
ることによる抑制動作が、31回繰り返されることによ
り、時刻t(1)から時刻t(31)にかけて、リップル積分
結果信号S2114のレベルがR0からR30へ減少し
た。
211の電源を投入した。その後、出力抑制部512よ
り一段階分(抑制前の最大出力電流値の1%)の抑制を
指示する最大出力電流指令値信号S2121が出力され
ることによる抑制動作が、31回繰り返されることによ
り、時刻t(1)から時刻t(31)にかけて、リップル積分
結果信号S2114のレベルがR0からR30へ減少し
た。
【0098】ここで、リップル積分結果信号S2114
のレベルR30は、リップル上限値信号S2115よりも
高いものの、初期の最大出力電流の30%を超えた値に
相当する。従って、時刻t(31)において31回目の抑制
動作が終了した時点で、出力制御部512より最大出力
電流をゼロとする最大出力電流指令値信号S2121が
出力され、これによりインバータ5が運転を停止した。
そして更に遮断器29によって、インバータ5は負荷3
および系統4から解列された。
のレベルR30は、リップル上限値信号S2115よりも
高いものの、初期の最大出力電流の30%を超えた値に
相当する。従って、時刻t(31)において31回目の抑制
動作が終了した時点で、出力制御部512より最大出力
電流をゼロとする最大出力電流指令値信号S2121が
出力され、これによりインバータ5が運転を停止した。
そして更に遮断器29によって、インバータ5は負荷3
および系統4から解列された。
【0099】なお、本試験においても、最大出力電流指
令値信号S2121の出力と同時に、警告部213にお
いて劣化警告信号を発信してLEDを点灯させ、コンデ
ンサ24の劣化を報知した。また、最大出力電流をゼロ
とする最大出力電流指令値信号S2121の出力と同時
に、寿命警告信号を発信して前記LEDを点滅させ、コ
ンデンサ24の寿命を報知した。
令値信号S2121の出力と同時に、警告部213にお
いて劣化警告信号を発信してLEDを点灯させ、コンデ
ンサ24の劣化を報知した。また、最大出力電流をゼロ
とする最大出力電流指令値信号S2121の出力と同時
に、寿命警告信号を発信して前記LEDを点滅させ、コ
ンデンサ24の寿命を報知した。
【0100】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、太陽光発電システムのインバータにおいて、平滑コ
ンデンサの劣化が検出された場合に、その最大出力電流
値を抑制して運転を継続させるとともに、抑制量の累計
が抑制前の最大出力電流値の所定割合を超えた場合に、
該コンデンサが寿命であると判断してインバータの運転
を停止させることにより、より安全なインバータが提供
できる。
ば、太陽光発電システムのインバータにおいて、平滑コ
ンデンサの劣化が検出された場合に、その最大出力電流
値を抑制して運転を継続させるとともに、抑制量の累計
が抑制前の最大出力電流値の所定割合を超えた場合に、
該コンデンサが寿命であると判断してインバータの運転
を停止させることにより、より安全なインバータが提供
できる。
【0101】更に、平滑コンデンサの寿命を警告するこ
とにより、平滑コンデンサの交換作業の効率化が望め
る。
とにより、平滑コンデンサの交換作業の効率化が望め
る。
【0102】なお、第2実施形態におけるコンデンサ2
4の劣化判定も、第1実施形態と同様にリップル積分結
果信号S2114とリップル上限値信号S2115との
比較に基づいて行うとして説明したが、該劣化判定をリ
ップル電流の時間積算量に基づいて行うことも可能であ
る。
4の劣化判定も、第1実施形態と同様にリップル積分結
果信号S2114とリップル上限値信号S2115との
比較に基づいて行うとして説明したが、該劣化判定をリ
ップル電流の時間積算量に基づいて行うことも可能であ
る。
【0103】<第3実施形態>以下、本発明に係る第3
実施形態について説明する。
実施形態について説明する。
【0104】図12は、第3実施形態におけるインバー
タ6を用いた太陽光発電システムの構成を示す図であ
る。同図において上述した第2実施形態に示す図8と同
様の構成には同一番号を付し、説明を省略する。
タ6を用いた太陽光発電システムの構成を示す図であ
る。同図において上述した第2実施形態に示す図8と同
様の構成には同一番号を付し、説明を省略する。
【0105】以下、第3実施形態における特に第2実施
形態と異なる点について説明する。
形態と異なる点について説明する。
【0106】第3実施形態におけるインバータ6は、コ
ンバータ部23を備えない点、およびコンデンサ24の
劣化判定を電圧信号S22を用いて行う点、を特徴とす
る。
ンバータ部23を備えない点、およびコンデンサ24の
劣化判定を電圧信号S22を用いて行う点、を特徴とす
る。
【0107】電圧検出部22は、インバータ6に対する
入力直流電圧(コンデンサ24の端子間電圧)を検出
し、これを電圧信号S22としてインバータ制御部21
0および劣化判定部211へ出力する。劣化判定部21
1におけるコンデンサ24の劣化判定処理は、入力信号
を電圧信号S22とする点が異なるのみであり、その他
の制御は上述した第2実施形態と同様であるため、ここ
では詳細な説明を省略するインバータ制御部210はイ
ンバータ6すなわち、インバータ部27を制御する手段
であり、電流信号S21、電流信号S28、電圧信号S
22、電圧信号S26、および最大出力電流指令値信号
S2121を入力して、インバータ部27のSW素子に
対するゲート駆動信号を出力する。
入力直流電圧(コンデンサ24の端子間電圧)を検出
し、これを電圧信号S22としてインバータ制御部21
0および劣化判定部211へ出力する。劣化判定部21
1におけるコンデンサ24の劣化判定処理は、入力信号
を電圧信号S22とする点が異なるのみであり、その他
の制御は上述した第2実施形態と同様であるため、ここ
では詳細な説明を省略するインバータ制御部210はイ
ンバータ6すなわち、インバータ部27を制御する手段
であり、電流信号S21、電流信号S28、電圧信号S
22、電圧信号S26、および最大出力電流指令値信号
S2121を入力して、インバータ部27のSW素子に
対するゲート駆動信号を出力する。
【0108】なお、第3実施形態においてはインバータ
部27で太陽電池1のMPPTを行うが、この制御技術
は周知であるため、ここでは詳細な説明は省略する。た
だし、コンデンサ24の端子間電圧はMPPT動作によ
り変動するため、劣化判定部211におけるリップル成
分の抽出の際にFTT解析等を用いれば、より効果的な
抽出が可能となる。
部27で太陽電池1のMPPTを行うが、この制御技術
は周知であるため、ここでは詳細な説明は省略する。た
だし、コンデンサ24の端子間電圧はMPPT動作によ
り変動するため、劣化判定部211におけるリップル成
分の抽出の際にFTT解析等を用いれば、より効果的な
抽出が可能となる。
【0109】●動作確認(試験結果) 以下、第3実施形態における制御を試験的に検証した結
果について説明する。該試験は、上述した第1実施形態
における試験と同様の条件下において実行した。
果について説明する。該試験は、上述した第1実施形態
における試験と同様の条件下において実行した。
【0110】[試験結果]第3実施形態における出力電
流抑制動作の確認試験の結果、上述した第2実施形態の
場合と同様に、インバータ6の最大出力電流の抑制動作
が31回繰り返され、リップル積分結果信号、すなわち
出力電流の総抑制量が初期の最大出力電流の30%を最
初に超えた時刻t(31)において、出力抑制部512より
最大出力電流をゼロとする最大出力電流指令値信号S2
121が出力され、これによりインバータ6は運転を停
止した。そして更に遮断器29によって、インバータ6
は負荷3および系統4から解列された。
流抑制動作の確認試験の結果、上述した第2実施形態の
場合と同様に、インバータ6の最大出力電流の抑制動作
が31回繰り返され、リップル積分結果信号、すなわち
出力電流の総抑制量が初期の最大出力電流の30%を最
初に超えた時刻t(31)において、出力抑制部512より
最大出力電流をゼロとする最大出力電流指令値信号S2
121が出力され、これによりインバータ6は運転を停
止した。そして更に遮断器29によって、インバータ6
は負荷3および系統4から解列された。
【0111】なお、本試験においても、最大出力電流指
令値信号S2121の出力と同時に、警告部213にお
いて劣化警告信号を発信してLEDを点灯させ、コンデ
ンサ24の劣化を報知した。また、最大出力電流をゼロ
とする最大出力電流指令値信号S2121の出力と同時
に、寿命警告信号を発信して前記LEDを点滅させ、コ
ンデンサ24の寿命を報知した。
令値信号S2121の出力と同時に、警告部213にお
いて劣化警告信号を発信してLEDを点灯させ、コンデ
ンサ24の劣化を報知した。また、最大出力電流をゼロ
とする最大出力電流指令値信号S2121の出力と同時
に、寿命警告信号を発信して前記LEDを点滅させ、コ
ンデンサ24の寿命を報知した。
【0112】以上説明したように第3実施形態によれ
ば、インバータへの入力直流電圧に基づいてコンデンサ
の劣化判定を行った場合でも、出力電流制御を適切に行
うことを可能とし、上述した第2実施形態と同様の効果
が得られる。
ば、インバータへの入力直流電圧に基づいてコンデンサ
の劣化判定を行った場合でも、出力電流制御を適切に行
うことを可能とし、上述した第2実施形態と同様の効果
が得られる。
【0113】なお、第3実施形態においては、コンデン
サ24の劣化判定を電圧信号S22に基づいて行うとし
て説明したが、これを電流信号S21を用いて行うこと
も可能である。
サ24の劣化判定を電圧信号S22に基づいて行うとし
て説明したが、これを電流信号S21を用いて行うこと
も可能である。
【0114】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
太陽電池、インバータ装置、ホストコンピュータ、イン
タフェイス機器、その他電気機器など)から構成される
システムに適用しても、一つの機器からなる装置(例え
ば、太陽電池内蔵型装置など)に適用してもよい。
太陽電池、インバータ装置、ホストコンピュータ、イン
タフェイス機器、その他電気機器など)から構成される
システムに適用しても、一つの機器からなる装置(例え
ば、太陽電池内蔵型装置など)に適用してもよい。
【0115】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0116】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、平
滑コンデンサが劣化した場合でも適切な運転を継続する
電力変換装置およびその制御方法、および太陽光発電シ
ステムを提供することができる。
滑コンデンサが劣化した場合でも適切な運転を継続する
電力変換装置およびその制御方法、および太陽光発電シ
ステムを提供することができる。
【図1】本発明に係る第1実施形態のインバータを用い
た太陽光発電システムの構成を示すブロック図である。
た太陽光発電システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態における劣化判定部の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】本実施形態における出力抑制部の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】本実施形態において検出されるリップル成分を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図5】本実施形態における出力電流の抑制方法を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】本実施形態における発電電力の損失量を説明す
る図である。
る図である。
【図7】本実施形態における出力電流抑制動作の試験結
果を示す図である。
果を示す図である。
【図8】本発明に係る第2実施形態のインバータを用い
た太陽光発電システムの構成を示すブロック図である。
た太陽光発電システムの構成を示すブロック図である。
【図9】第2の実施形態における出力抑制部の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図10】第2実施形態における出力電流の抑制方法を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図11】第2実施形態における出力電流抑制動作の試
験結果を示す図である。
験結果を示す図である。
【図12】本発明に係る第3実施形態のインバータを用
いた太陽光発電システムの構成を示すブロック図であ
る。
いた太陽光発電システムの構成を示すブロック図であ
る。
1 太陽電池 2,5,6 系統連系インバータ 3 負荷 4 系統 21,28 電流検出部 22,26 電圧検出部 23 コンバータ部 24 コンデンサ 27 インバータ部 29 遮断器 210 インバータ制御部 211 劣化判定部 212,512 出力抑制部 213 警告部 214 遮断器駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 7/48 H01L 31/04 K (72)発明者 竹原 信善 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 真鍋 直規 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5F051 BA11 KA03 KA10 5G053 AA06 BA04 BA06 CA02 CA04 DA01 DA03 EA01 EA03 EB01 EB09 FA01 5H007 AA05 AA08 AA17 BB07 CC12 DC02 DC05 FA04 5H420 BB14 CC03 DD03 EA49 EB19 EB37 EB39 FF03 FF04 FF22 FF25 GG03 LL04
Claims (19)
- 【請求項1】 コンデンサを有する電力変換装置であっ
て、 前記コンデンサの劣化を判定する劣化判定手段と、 該劣化判定手段によって前記コンデンサの劣化が判定さ
れた場合に、該電力変換装置における最大出力値を抑制
する出力抑制手段と、を有することを特徴とする電力変
換装置。 - 【請求項2】 前記出力抑制手段は、前記最大出力値が
所定値以下となるまで、所定の抑制量単位で抑制を繰り
返すことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。 - 【請求項3】 前記出力抑制手段は、前記最大出力値の
抑制量の総和が所定値を超えると該電力変換装置の出力
を停止させることを特徴とする請求項2記載の電力変換
装置。 - 【請求項4】 前記出力抑制手段は、前記抑制量の総和
が抑制前の最大出力値の所定割合を超えると、該電力変
換装置の出力を停止させることを特徴とする請求項3記
載の電力変換装置。 - 【請求項5】 前記所定割合は、30%であることを特
徴とする請求項4記載の電力変換装置。 - 【請求項6】 前記抑制量単位は、抑制前の最大出力値
の1%であることを特徴とする請求項2記載の電力変換
装置。 - 【請求項7】 前記コンデンサは、電力変換装置の入力
部に備えられた平滑コンデンサであることを特徴とする
請求項1乃至3のいずれかに記載の電力変換装置。 - 【請求項8】 前記劣化判定手段は、前記コンデンサの
端子間電圧のリップル成分に基づいて劣化を判定するこ
とを特徴とする請求項7記載の電力変換装置。 - 【請求項9】 前記劣化判定手段は、前記コンデンサの
直流電流のリップル成分に基づいて劣化を判定すること
を特徴とする請求項7記載の電力変換装置。 - 【請求項10】 前記劣化判定手段は、前記コンデンサ
の温度上昇に基づいて劣化を判定することを特徴とする
請求項7記載の電力変換装置。 - 【請求項11】 さらに、前記劣化判定手段によって前
記コンデンサの劣化が判定された場合に、該コンデンサ
の劣化を警告する警告手段を有することを特徴とする請
求項1乃至3のいずれかに記載の電力変換装置。 - 【請求項12】 さらに、前記劣化判定手段によって前
記コンデンサの劣化が判定された場合に該コンデンサの
劣化を警告し、前記出力抑制手段における抑制量の総和
が所定値を超えると該コンデンサが寿命である旨を警告
する警告手段を有することを特徴とする請求項3記載の
電力変換装置。 - 【請求項13】 直流電源と、該直流電源から出力され
る直流電力を交流電力に変換する電力変換装置と、該交
流電力によって動作する負荷とによって構成される発電
システムであって、 前記電力変換装置が、請求項1乃至12のいずれかに記
載の電力変換装置であることを特徴とする発電システ
ム。 - 【請求項14】 前記直流電源が太陽電池であることを
特徴とする請求項13記載の発電システム。 - 【請求項15】 コンデンサを有する電力変換装置の制
御方法であって、 前記コンデンサの劣化を判定する劣化判定工程と、 該劣化判定工程において前記コンデンサの劣化が判定さ
れた場合に、該電力変換装置における最大出力値を抑制
する出力抑制工程と、を有することを特徴とする電力変
換装置の制御方法。 - 【請求項16】 前記出力抑制工程においては、前記最
大出力値が所定値以下となるまで、所定の抑制量単位で
抑制を繰り返すことを特徴とする請求項15記載の電力
変換装置の制御方法。 - 【請求項17】 前記出力抑制工程においては、前記最
大出力値の抑制量の総和が所定値を超えると該電力変換
装置の出力を停止させることを特徴とする請求項16記
載の電力変換装置の制御方法。 - 【請求項18】 コンピュータで実行されることによっ
て請求項15乃至17のいずれかに記載の電力変換装置
の制御方法を実現するプログラム。 - 【請求項19】 請求項18記載のプログラムを記録し
た記録媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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