JP2002164320A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents
基板処理装置および基板処理方法Info
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Abstract
可能な基板処理装置および基板処理方法を提供する。 【解決手段】ふっ酸蒸気発生容器10でふっ酸蒸気を発
生させ、これをキャリアガスにより、処理ガス供給路4
0を介して基板処理室10に供給する。処理ガス供給路
40には、圧力調整バルブ50が介装されている。この
圧力調整バルブ50の開度は、これよりも上流側の圧力
がふっ酸蒸気発生容器10における共沸条件を満たす圧
力となるように、コントローラ53によって制御され
る。ふっ酸蒸気を基板処理室20に供給する前に、バル
ブ71,81を閉じ、バイパス経路75および処理ガス
供給路40を介して、基板処理室20へとキャリアガス
が供給される。このときから、圧力調整バルブ50の開
度制御が開始される。
Description
酸、ふっ酸(HFおよび無水HFを含む)、酢酸などの
ような酸を含む蒸気を基板の表面に導いて基板の処理
(とくに、いわゆる気相エッチング処理によって基板の
表面の膜を除去するための処理)を行うための基板処理
装置および基板処理方法に関する。処理対象の基板に
は、半導体ウエハ、液晶表示装置およびプラズマディス
プレイ用ガラス基板、ならびに光、磁気および光磁気デ
ィスク用基板などの各種の基板が含まれる。また、基板
の材質としては、シリコン、ガラス、樹脂およびセラミ
ックなどの材質が含まれる。なお、基板表面の膜の除去
は、所定の膜の一部または全部の選択的除去を目的とし
ていてもよく、また、基板表面の洗浄を目的としていて
もよい。
導体ウエハ(以下「ウエハ」という。)上にメモリキャ
パシタ膜を作製する際に、BSG(Boron-Silicate Gla
ss)、PSG(Phospho-Silicate Glass)、BPSG
(Boron-doped Phospho-SilicateGlass)などの不純物
を多く含んだ酸化膜が犠牲酸化膜として用いられる。こ
れらの犠牲酸化膜は、ふっ酸蒸気を用いたエッチングに
おける熱酸化膜またはCVD(化学的気相成長)酸化膜
に対する選択比を大きくとることができ、熱酸化膜また
はCVD酸化膜をエッチングストッパ膜として用いて選
択的に除去することができる。
るエッチング選択比は温度に依存する。たとえば、熱酸
化膜は、温度上昇に伴ってエッチングレートが急激に減
少するのに対して、BPSG膜は温度変化によらずに比
較的高いエッチングレートを維持する。そこで、ウエハ
の表面に形成された熱酸化膜上のBPSG膜を選択除去
するときには、ウエハの温度を50℃〜80℃に維持し
てふっ酸蒸気による気相エッチング処理が行われる。
処理装置は、ふっ酸蒸気を発生させるためのふっ酸蒸気
発生容器と、このふっ酸蒸気発生容器で発生したふっ酸
蒸気が導かれる処理室とを備えている。ふっ酸蒸気発生
容器で発生したふっ酸蒸気は、不活性ガス(一般には窒
素ガス)からなるキャリアガスによって、処理ガス供給
路を介して、処理室に導かれる。処理室には、ウエハを
一定温度に維持して保持するためのホットプレートが設
けられている。
水溶液は、いわゆる擬似共沸組成となる濃度(たとえ
ば、1気圧、室温(20℃)のもとで、約39.6%)
に調製されている。この擬似共沸組成のふっ酸水溶液
は、水とふっ化水素との蒸発速度が等しく、そのため、
処理ガス供給路を介して処理室にふっ酸蒸気が導かれる
ことによってふっ酸蒸気発生容器内のふっ酸水溶液が減
少したとしても、処理室に導かれるふっ酸蒸気の濃度は
不変に保持される。
膜のエッチングプロセスは、極めて微妙なプロセスであ
る。このプロセスには、ウエハ上における水分の吸着が
関与している。そのため、ウエハの表面状態の影響を受
けやすく、ウエハの表面の汚染状態および水分の吸着状
態により、反応の進行速度が変化する。したがって、安
定したエッチングレートが得にくいという問題がある。
なっていると、ウエハの面内で均一なエッチング処理を
行うことができない。さらに、複数枚のウエハの表面状
態は必ずしも等しくないから、ウエハに対するエッチン
グ処理に個体差がでてしまう。すなわち、再現性が必ず
しもよくない。そこで、処理の面内均一性および再現性
を向上するために、処理室内を減圧することによって、
ウエハに吸着される水分をコントロールすることが提案
されている。
処理ガス供給路を介してふっ酸蒸気発生容器の内部も排
気されることになり、このふっ酸蒸気発生容器内の圧力
が減少する。これにより、ふっ酸蒸気発生容器における
共沸条件が崩れ、ふっ酸水溶液中のふっ酸および水の組
成と、ふっ酸蒸気中のふっ酸および水の組成が等しくな
くなってしまう。このことは、ふっ酸水溶液の減少に伴
って、処理室に供給されるふっ酸蒸気の組成が変動する
ことを意味する。したがって、ウエハに対して所期の処
理を達成することが極めて困難になる。
器についても、減圧に耐えうるだけの強固な構造とする
必要があるから、気相エッチング処理装置のコストが高
くなるという問題もある。さらには、ふっ酸蒸気発生容
器のメンテナンス時には、容器内の圧力を常圧に戻さな
ければならないから、メンテナンス作業が面倒になる。
一方、処理室には、処理前のウエハが搬入され、処理後
のウエハが搬出されることになるから、このウエハの搬
入/搬出時における処理室内の圧力の変化は避けられな
い。したがって、処理室を減圧するか否かにかかわら
ず、処理ガス供給路を介して処理室に連結されたふっ酸
蒸気発生容器内の圧力は、必ずしも安定していない。そ
のため、減圧を行わない構成の気相エッチング処理装置
においても、ウエハの表面に導かれるふっ酸蒸気中の組
成は、必ずしも安定していたわけではない。
の酸を含む蒸気による基板処理が可能な基板処理装置お
よび基板処理方法を提供することである。また、この発
明の他の目的は、基板処理槽を減圧するか否かによらず
に、安定した組成の酸を含む蒸気を基板に供給すること
ができる基板処理装置および基板処理方法を提供するこ
とである。
目的を達成するための請求項1記載の発明は、酸を含む
溶液(11)を貯留し、酸を含む蒸気を発生させる酸蒸
気発生槽(10)と、この酸蒸気発生槽にキャリアガス
を供給するキャリアガス供給手段(30,31)と、処
理対象の基板が収容される基板処理槽(20)と、酸を
含む蒸気とキャリアガスとの混合ガスである処理ガス
を、上記酸蒸気発生槽から上記基板処理槽に導く処理ガ
ス供給路(40)と、この処理ガス供給路に介装され、
開度調整の可能な圧力調整バルブ(50)と、この圧力
調整バルブの開度を調整することによって上記酸蒸気発
生槽内の圧力を所定圧力に保持する圧力制御手段(5
3)とを含むことを特徴とする基板処理装置である。な
お、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構
成要素等を表す。以下、この項において同じ。
との混合ガスである処理ガスが導かれる処理ガス供給路
には、開度調整の可能な圧力調整バルブが介装されてい
る。この圧力調整バルブの開度調整が行われることによ
って、酸蒸気発生槽内の圧力が所定圧力に保持される。
これにより、酸蒸気発生槽内における酸を含む蒸気の発
生が、安定した条件下で行われるので、組成の安定した
処理ガスを基板処理槽に導くことができる。これによ
り、再現性の良い基板処理を行うことができる。
記基板処理槽を排気することによって、この基板処理槽
内を減圧する減圧手段(90,91)をさらに含むこと
を特徴とする請求項1記載の基板処理装置である。この
発明では、基板処理槽は、基板処理中に減圧されるの
で、基板表面に吸着される水分を良好にコントロールで
きる。したがって、処理ガスによる基板表面の処理を基
板面内で均一に行うことができ、かつ複数の基板に対し
て再現性の良い表面処理を施すことができる。
においても、酸蒸気発生槽内は減圧されないから、酸蒸
気発生槽は減圧に耐えうる強固な構造を有している必要
がない。これにより、基板処理装置のコストの削減を図
ることができる。さらに、酸蒸気発生槽内の圧力を、た
とえば常圧に保持することとすれば、酸蒸気発生槽のメ
ンテナンスの際に、内部圧力を常圧に戻す操作を行う必
要がない。これにより、酸蒸気発生槽のメンテナンス作
業を簡素化できる。
ロワまたはエジェクタなどの強制排気機構を適用するこ
とができる。請求項3記載の発明は、上記所定圧力が、
上記酸蒸気発生槽に貯留された酸を含む溶液中の酸と溶
媒との共沸条件を満たす圧力に定められていることを特
徴とする請求項1または2記載の基板処理装置である。
この発明では、基板処理槽における圧力の変動によらず
に、酸蒸気発生槽において共沸条件を満足させることが
できる。これによって、酸蒸気発生槽内に貯留された酸
を含む溶液が蒸発により減少していっても、その蒸気中
における酸と溶媒との組成は一定に保持される。これに
よって、基板処理槽内において処理される基板に対する
処理の再現性を向上できる。
供給手段からのキャリアガスを、上記酸蒸気発生槽を迂
回して上記処理ガス供給路の上記圧力調整バルブよりも
上流側に導くバイパス経路(75)と、上記酸蒸気発生
槽と上記処理ガス供給路との間を遮断するための酸蒸気
供給制御バルブ(81)と、上記酸蒸気供給制御バルブ
を閉じた状態で、上記圧力制御手段により、上記圧力調
整バルブよりも上流側の圧力が上記所定圧力になるよう
に上記圧力調整バルブの開度が調整された後に、上記酸
蒸気供給制御バルブを開くバルブ開閉制御手段(53)
とをさらに含むことを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれかに記載の基板処理装置である。
力調整バルブよりも上流側の圧力が所定圧力となった後
に、酸蒸気供給制御バルブが開かれて、酸蒸気発生槽と
処理ガス供給路とが連通する。したがって、酸蒸気の供
給が開始されると、圧力調整バルブの開度は、酸蒸気発
生槽内の圧力を上記所定圧力に保持することができる開
度へと速やかに導かれる。すなわち、バイパス経路を介
するキャリアガスの供給時において、圧力調整バルブの
開度を前もって調整するトレーニングを行うことによ
り、酸を含む蒸気の供給を開始した後における圧力調整
バルブの開度調整量を少なくすることができる。これに
よって、酸を含む蒸気が基板処理槽に供給されている期
間のほぼ全部において、酸蒸気発生槽内の圧力を上記所
定圧力に保持できる。したがって、基板処理槽に導かれ
る酸を含む蒸気の組成をさらに安定化することができ
る。
機能は、共通のハードウエア(マイクロコンピュータな
ど)によって実行される異なるソフトウエア部分で実現
されてもよいし、異なるハードウエア構成によって実現
されてもよい。請求項5記載の発明は、酸を含む溶液を
貯留した酸蒸気発生槽内で酸蒸気を発生させる工程と、
上記酸蒸気発生槽から酸を含む蒸気を基板処理槽に導
き、この基板処理槽内の基板を処理するステップと、上
記基板処理槽に酸を含む蒸気が導かれて基板の処理が行
われている基板処理期間(T4)中において、上記酸蒸
気発生槽内の圧力を上記基板処理槽とは独立して所定圧
力に制御するステップとを含むことを特徴とする基板処
理方法である。
果を達成することができる。また、この方法は、具体的
には、請求項1に記載した構成によって実施することが
できる。さらに、この方法に関連して、請求項2〜4に
記載したような変形を施すことも可能である。
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を説明する
ための図解的な断面図である。この装置は、半導体ウエ
ハ(以下、単に「ウエハ」という。)Wの表面に形成さ
れた酸化膜を除去するための気相エッチング処理装置と
しての基本構成を有している。より具体的には、たとえ
ば、ウエハW上に形成された熱酸化膜上にメモリキャパ
シタ形成のために使用される犠牲酸化膜(BPSG膜な
ど)が形成されている場合に、この犠牲酸化膜を選択的
に除去するための装置である。この処理のために、この
基板処理装置では、ふっ酸の蒸気をウエハWの表面に供
給することにより、ふっ酸の気相エッチング処理によっ
て膜除去工程が行われる。
貯留し、このふっ酸水溶液の蒸気を発生させる密閉構造
のふっ酸蒸気発生容器10と、ウエハWが収容される基
板処理室20と、ふっ酸蒸気発生容器10に不活性ガス
(一般的には窒素ガス)からなるキャリアガスを供給す
るキャリアガス供給路30と、ふっ酸蒸気発生容器10
からのふっ酸蒸気とキャリアガスとの混合気である処理
ガスを基板処理室20に導く処理ガス供給路40と、こ
の処理ガス供給路40において、基板処理室20とふっ
酸蒸気発生容器10との間に介装された圧力調整バルブ
50とを備えている。キャリアガス供給路30には、キ
ャリアガスとしての不活性ガスを供給する不活性ガス供
給源31が結合されている。また、キャリアガス供給路
30の途中部には、流量制御装置(MFC)32が介装
されている。
容器10との間にはキャリアガス導入路61が形成され
ており、ふっ酸蒸気発生容器10と処理ガス供給路40
との間には、ふっ酸蒸気発生容器10からの処理ガスが
導出される処理ガス導出路62が形成されている。キャ
リアガス導入路61および処理ガス導出路62には、第
1キャリアガス供給制御バルブ71および第1処理ガス
供給制御バルブ81がそれぞれ介装されている。
リアガス供給制御バルブ71よりもキャリアガスの供給
方向上流側の位置と、処理ガス導出路62において第1
処理ガス供給制御バルブ81よりも処理ガス供給方向下
流側の位置との間には、バイパス経路75が形成されて
いる。すなわち、バイパス経路75は、ふっ酸蒸気発生
容器10を迂回して、キャリアガス供給路30と処理ガ
ス供給路40とを結合している。このバイパス経路75
には、第2キャリアガス供給制御バルブ72が介装され
ている。
て耐久性を有するエアオペレートバルブで構成されてい
る。この圧力調整バルブ50は、電空レギュレータ51
から供給される圧力調整された圧縮空気によって作動さ
れ、その開度が調整されるようになっている。電空レギ
ュレータ51には圧縮空気供給源52からの圧縮空気が
供給されていて、この電空レギュレータ51には、たと
えばPID(比例積分微分)制御を行うコントローラ5
3からの制御信号が与えられている。
0よりも処理ガス供給方向上流側において処理ガス供給
路40内の圧力を検出する圧力計54の出力信号が与え
られている。コントローラ53は、圧力計54によって
検出される圧力が所定圧力(たとえば、1気圧)となる
ように、電空レギュレータ51に制御信号を与える。こ
れによって、圧力調整バルブ50の開度は、圧力調整バ
ルブ50よりも処理ガス供給方向上流側の圧力が上記所
定圧力となる開度に制御されることになる。
ルブ50と基板処理室20との間には、基板処理室20
への処理ガスの供給を制御するための第2処理ガス供給
制御バルブ82が介装されている。なお、図示は省略し
ているが、ふっ酸蒸気発生容器10には、このふっ酸蒸
気発生容器10に対してふっ酸溶液11を供給するため
のふっ酸供給配管、ふっ酸蒸気発生容器10内のふっ酸
溶液11を排出するためのふっ酸排液配管、およびふっ
酸蒸気発生容器10内に過剰に貯留されたふっ酸溶液1
1をオーバーフローさせるオーバーフロー配管等が接続
されている。
れるホットプレート21が設けられている。このホット
プレート21は、ウエハWの温度を、たとえば40℃〜
80℃の範囲内の所定温度に制御し、ふっ酸蒸気による
酸化膜の選択エッチングに適した温度条件を与える。こ
のホットプレート21は、回転駆動機構22によって鉛
直軸線まわりに回転されるようになっていて、これによ
り、ウエハWの表面処理の面内均一性の向上が図られて
いる。
て真空ポンプ90が結合されている。排気経路91には
排気制御バルブ92が介装されていて、この排気制御バ
ルブ92を開くことによって、基板処理室20内を排気
して減圧することができる。これによって、ウエハWの
表面における水分の吸着を良好に制御して、ふっ酸蒸気
による気相エッチング処理を良好な条件で進行させるこ
とができる。基板処理室20には、不活性ガス供給源3
1からの不活性ガス(キャリアガス)が、キャリアガス
供給路100を介して供給できるようになっている。こ
のキャリアガス供給路100は、キャリアガス供給路3
0および処理ガス供給路40などとは別系統のキャリア
ガス供給路を形成していて、その途中部にはキャリアガ
ス供給制御バルブ101が介装されている。このキャリ
アガス供給制御バルブ101は、基板処理室20から処
理後のウエハWを搬出する際に、基板処理室20内を不
活性ガスをパージするために開成される。
コンピュータからなっていて、この実施形態では、電空
レギュレータ51の制御のほか、バルブ71,72,8
1,82,92,101の開閉制御をも行うようになっ
ている。ふっ酸蒸気発生容器10内に貯留されるふっ酸
水溶液11は、いわゆる擬似共沸組成となる濃度(たと
えば、1気圧、室温(20℃)のもとで、約39.6
%)に調製されている。この擬似共沸組成のふっ酸水溶
液11は、ふっ酸蒸気発生容器10内の圧力が当該擬似
共沸組成における共沸条件を満たしている限りにおい
て、すなわち、たとえばふっ酸蒸気発生容器10内の圧
力が1気圧に保持される限りにおいて、水とふっ化水素
との蒸発速度が等しい。そのため、処理ガス導出路62
および処理ガス供給路40を介してふっ酸蒸気が基板処
理室20に導かれることによってふっ酸水溶液11が減
少したとしても、処理ガス供給路40から基板処理室2
0に導かれるふっ酸蒸気の組成は不変に保持される。
圧力計54がふっ酸蒸気発生容器10における共沸条件
が満たされる圧力、すなわちたとえば1気圧を検出する
ように、電空レギュレータ51を介して圧力調整バルブ
50の開度を制御する。これにより、ふっ酸蒸気発生容
器10における水およびふっ化水素の蒸発は、基板処理
室20の圧力変化に依らずに等しい速さで進行する。す
なわち、真空ポンプ90によって基板処理室20を排気
し、これにより基板処理室20の内部圧力が減圧される
条件下で処理ガスによる気相エッチング処理が進行する
にも関わらず、ふっ酸蒸気発生容器10における共沸条
件が保持される。これによって、ウエハWを所望の組成
のふっ酸蒸気によって気相エッチング処理することがで
きるとともに、複数枚のウエハWに対する処理の再現性
も向上される。
間中においても、ふっ酸蒸気発生容器10内は減圧され
ないから、ふっ酸蒸気発生容器10は、減圧に耐えうる
強固な構造を有している必要がない。したがって、基板
処理装置のコストの削減を図ることができる。また、ふ
っ酸蒸気発生容器10内の圧力は、たとえば常圧(1気
圧)に保持すればよいので、ふっ酸蒸気発生容器10の
メンテナンスの際に、内部圧力を常圧に戻す操作を行う
必要がない。したがって、メンテナンス作業を簡素化で
きる。
るためのタイムチャートであり、コントローラ53によ
るバルブ50,71,72,81,82,92,101
に対する制御動作が表されている。図2(a)は第1キャ
リアガス供給制御バルブ71の開閉動作を表わし、図2
(b)は第1処理ガス供給制御バルブ81の開閉動作を表
わし、図2(c)は第2キャリアガス供給制御バルブ72
の開閉動作を表わし、図2(d)は第2処理ガス供給制御
バルブ82の開閉動作を表わし、図2(e)は排気制御バ
ルブ92の開閉動作を表わす。さらに、図2(f)は圧力
調整バルブ50の制御状態を表わし、図2(g)はキャリ
アガス供給制御バルブ101の開閉状態を表わす。
ットによって未処理のウエハWを搬入するウエハ搬入期
間T1においては、バルブ71,72,81,82,9
2,101は、いずれも閉成状態にあって、圧力調整バ
ルブ50の開度の調整も行われていない。ウエハWの搬
入が終了すると、基板処理室20を減圧する処理室減圧
期間T2に入る。この期間T2には、排気制御バルブ9
2のみが開成状態へと切り換えられる。これによって、
基板処理室20内は真空ポンプ90によって排気され、
その内部圧力が減少することになる。
定の圧力まで減圧されると、基板処理室20内の雰囲気
を置換するためのプリパージ期間T3に入る。このプリ
パージ期間T3では、第2キャリアガス供給制御バルブ
72および第2処理ガス供給制御バルブ82が開成状態
に切り換えられる。このとき、排気制御バルブ92は開
成状態に保持されていて、引き続き基板処理室20の減
圧が行われている。このプリパージ期間T3には、流量
制御装置32によって目的の流量に制御されたキャリア
ガスがキャリアガス供給路30、バイパス経路75、お
よび処理ガス供給路40を介して基板処理室20に導か
れる。これによって、基板処理室20内の雰囲気が、不
活性ガス雰囲気に置換される。
圧力調整バルブ50の開度制御が開始される。すなわ
ち、コントローラ53は、処理ガス供給路40において
圧力調整バルブ50よりも処理ガス供給方向上流側の圧
力がふっ酸蒸気発生容器10における共沸条件を満たす
圧力となるように、圧力調整バルブ50の開度を制御す
る。このとき、第1キャリアガス供給制御バルブ71お
よび第1処理ガス供給制御バルブ81は閉成状態にある
から、ふっ酸蒸気発生容器10は処理ガス供給路40か
ら切り離された状態となっている。プリパージ期間T3
における圧力調整バルブ50の開度制御の目的は、バル
ブ71,81を開成してふっ酸蒸気の供給を開始した当
初における圧力調整バルブ50の開度調整幅を最小限に
抑えることである。すなわち、ふっ酸蒸気の供給を開始
する以前に、バイパス経路75を用いて圧力調整バルブ
50の開度制御のトレーニングが行われることになる。
給路40を介して基板処理室20にふっ酸蒸気を供給す
る蒸気供給期間T4が開始される。この蒸気供給期間T
4においては、バイパス経路75に介装された第2キャ
リアガス供給制御バルブ72が閉成されるとともに、第
1キャリアガス供給制御バルブ71および第1処理ガス
供給制御バルブ81が開成状態に切り換えられる。バル
ブ82,92は開成状態に保持され、圧力調整バルブ5
0の開度の制御は引き続き行われる。
換えが完了すると、流量制御装置32によって流量の制
御されたキャリアガスは、キャリアガス供給路30およ
びキャリアガス導入路61を介してふっ酸蒸気発生容器
10に導かれる。そして、キャリアガスとふっ酸蒸気と
の混合ガスが、処理ガス導出路62を介して処理ガス供
給路40に導かれ、この処理ガス供給路40から基板処
理室20へと導入される。
ブ50の開度制御のトレーニングにより、圧力調整バル
ブ50の開度は、微小な調整幅で、速やかにふっ酸蒸気
発生容器10の共沸条件を満たすことができる開度へと
導かれる。これにより、ふっ酸蒸気発生容器10におい
ては、ふっ化水素と水とが等しい蒸発速度で蒸発し、安
定した組成のふっ酸蒸気を含む処理ガスが基板処理室2
0のウエハWへと導かれることになる。
行われると、ポストパージ期間T5に移り、基板処理室
20および処理ガス供給路40などの内部雰囲気を置換
するためのポストパージが行われる。すなわち、第1キ
ャリアガス供給制御バルブ71および第1処理ガス供給
制御バルブ81は閉成状態に切り換えられ、バイパス経
路75に介装された第2キャリアガス供給制御バルブ7
2が開成状態に切り換えられる。第2処理ガス供給制御
バルブ82および排気制御バルブ92は引き続き開成状
態に保持され、圧力調整バルブ50の開度制御は引き続
き行われる。
キャリアガス供給路30からのキャリアガスがバイパス
経路75および処理ガス供給路40を介して基板処理室
20へと導かれるとともに、基板処理室20内の雰囲気
が排気経路91を介して真空ポンプ90によって排気さ
れる。このようにして、ふっ酸蒸気を含む雰囲気が主に
処理ガス供給路40および基板処理室20から排除され
る。こうしてポストパージが終了すると、処理室減圧期
間T6において、第2キャリアガス供給制御バルブ72
および処理ガス供給制御バルブ82が閉成状態へと切り
換えられる。そして、排気制御バルブ92が引き続き開
成状態に保持され、これにより、基板処理室20の減圧
が行われる。この処理室減圧期間T6には、圧力調整バ
ルブ50の開度制御は行われない。
雰囲気が排除された後に、不活性ガスリーク期間T7に
おいて、排気制御バルブ92が閉成状態へと切り換えら
れる。この期間T7には、キャリアガス供給路100に
介装されたキャリアガス供給制御バルブ101が開成さ
れる。これにより、処理ガス雰囲気が排除された後の基
板処理室20に不活性ガスが満たされることになる。こ
の後には、ウエハ搬出期間T8において、図示しない基
板搬出ロボットによって、処理済のウエハWが基板処理
室20から搬出される。このウエハ搬出期間T8には、
キャリアガス供給制御バルブ101を閉成状態として、
基板処理室20への不活性ガスの供給は行わない。
したが、この発明は他の形態で実施することもできる。
たとえば、上述の実施形態では基板表面をエッチングす
るための蒸気として、ふっ酸の蒸気を用いているが、塩
酸、硝酸、硫酸、ふっ酸(HFおよび無水HFを含
む)、酢酸などのような酸を含む蒸気であれば基板の気
相エッチング処理の目的のために適用することができ
る。たとえば、上記酸を含む水溶液の蒸気を用いてエッ
チング処理を行うことができる他、上記酸を含むガス
(気相状態のもの)を水蒸気中に混合した形態の蒸気に
よっても基板表面のエッチング処理を行うことができ
る。
75を設けて、ふっ酸蒸気を基板処理室20に供給する
前に、圧力調整バルブ50の開度制御のトレーニングを
行うこととしているが、このような開度制御のトレーニ
ングは省かれてもよい。また、上記の実施形態では、基
板処理室20内を減圧雰囲気としてウエハWの表面の気
相エッチング処理が行われる例について説明したが、基
板処理室20の減圧を行わない構成、すなわち基板処理
を常圧下で行う気相エッチング処理装置に対してもこの
発明を適用することができる。この場合でも、ふっ酸蒸
気発生容器内の圧力を共沸条件を満たす圧力に確実に維
持することができるので、とくに複数枚のウエハに対す
る処理の再現性を向上することができる。
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
成を説明するための図解的な断面図である。
ートである。
Claims (5)
- 【請求項1】酸を含む溶液を貯留し、酸を含む蒸気を発
生させる酸蒸気発生槽と、 この酸蒸気発生槽にキャリアガスを供給するキャリアガ
ス供給手段と、 処理対象の基板が収容される基板処理槽と、 酸を含む蒸気とキャリアガスとの混合ガスである処理ガ
スを、上記酸蒸気発生槽から上記基板処理槽に導く処理
ガス供給路と、 この処理ガス供給路に介装され、開度調整の可能な圧力
調整バルブと、 この圧力調整バルブの開度を調整することによって上記
酸蒸気発生槽内の圧力を所定圧力に保持する圧力制御手
段とを含むことを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項2】基板処理中に、上記基板処理槽を排気する
ことによって、この基板処理槽内を減圧する減圧手段を
さらに含むことを特徴とする請求項1記載の基板処理装
置。 - 【請求項3】上記所定圧力が、上記酸蒸気発生槽に貯留
された酸を含む溶液中の酸と溶媒との共沸条件を満たす
圧力に定められていることを特徴とする請求項1または
2記載の基板処理装置。 - 【請求項4】上記キャリアガス供給手段からのキャリア
ガスを、上記酸蒸気発生槽を迂回して上記処理ガス供給
路の上記圧力調整バルブよりも上流側に導くバイパス経
路と、 上記酸蒸気発生槽と上記処理ガス供給路との間を遮断す
るための酸蒸気供給制御バルブと、 上記酸蒸気供給制御バルブを閉じた状態で、上記圧力制
御手段により、上記圧力調整バルブよりも上流側の圧力
が上記所定圧力になるように上記圧力調整バルブの開度
が調整された後に、上記酸蒸気供給制御バルブを開くバ
ルブ開閉制御手段とをさらに含むことを特徴とする請求
項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置。 - 【請求項5】酸を含む溶液を貯留した酸蒸気発生槽内で
酸蒸気を発生させる工程と、 上記酸蒸気発生槽から酸を含む蒸気を基板処理槽に導
き、この基板処理槽内の基板を処理するステップと、 上記基板処理槽に酸を含む蒸気が導かれて基板の処理が
行われている基板処理期間中において、上記酸蒸気発生
槽内の圧力を上記基板処理槽とは独立して所定圧力に制
御するステップとを含むことを特徴とする基板処理方
法。
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